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2015年8月

2015年8月31日 (月)

新潟県:表層型メタンハイドレート研究会を発足

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、コーンのバター炒め、がんもどきの煮物、かき卵を追加した若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から、事務所で月末の処理や視察関係の領収書などの伝票処理。電話もラッシュとなり、対応に追われる。

 13時、市役所に移動し、諸雑務。

 14時30分、自宅に戻り、牛バラ肉を醤油、みりん、酒で焼いたものをご飯の上にのせ、生卵を落とした牛肉丼、布海苔や寒天を入れた海草サラダ、低脂肪乳で昼食をとる。

Cimg6451 15時、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、K氏、W氏と一緒に「昔の遊びクラブ」の講師として、平成27年度の第5回目のクラブ活動を行う。
 今回は「ぶんぶんごま」作りであり、覚えるスキルとしては、

・はさみで紙を丸く切る。はさみではなく、紙を動かす。
・中心を感覚的にうまくとる。

といったもの。昨年と同様に、軸がぶれたり、接着がゆるいといった点はあったものの、何とか全員が作ることができた。

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 16時過ぎ、柏崎市議会の議会事務局長をお勤めになり、また野球とともに人生を過ごしたNさんがお亡くなりになったとの情報を聞き、着替えもせず、急いでご自宅に伺って、線香をあげさせてもらう。私自身が議員として、また亡き父も市役所職員としてお世話になった方であり、出張続きで訃報を知らず、お見送りができなかったことが悔しい。闘病が大変だったと聞いていたが、ご自身で葬儀の下準備もしていたとのこと。Nさんらしい・・・合掌。

 18時、事務所に戻り、事務仕事。明日から台湾に行くため、何とか仕事を終わらせようとするものの、電話もかかってくるので、なかなか終わらず。

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 20時、冷蔵庫のなかの野菜室を片付けるため、豚バラ肉を炒めたのち、大量のキャベツ、もやし、玉葱、人参、ピーマンを投入し、再仕込み醤油、オイスターソースで味付けをした醤油味の焼きそば、おにぎり(辛子明太子)、ノンアルコールビールという、野菜と炭水化物多めの夕食をとる。

 食後からも、事務所でひたすら事務仕事。

 日本海の深海にあるメタンハイドレートは、太平洋側と違い表面に一部が露出したような状態になっている。そのため、いち早い利用が可能ではないかと言われており、採掘方法について、一昨年(2013年)から今年度(2015年)まで、明治大学、国の委託を受けた産業技術総合研究所などのチームが佐渡沖、能登半島沖で調査を行い、今後の表層型メタンハイドレートの試掘を実施する方針を打ち出すとしている。
 それに対し、我が新潟県でもメタンハイドレート利活用のための研究会が発足するという報道があった。
 年2~3回の会合というが、是非、もっとスピードを上げてもらい、日本海側のトップランナーを目指してほしい。


平成27年8月28日『新潟日報』

メタンハイドレート利活用
県の研究会1日発足

 県は27日、本県沖にあり次世代エネルギー資源と期待される表層型メタンハイドレートの研究会を9月1日に設立すると発表した。
 産学官の約30団体で構成し、採掘方法やガスを取り出す技術を開発するため、情報交換や課題整理を進める。
 メタンハイドレートは天然ガスの主成分メタンが水分子と結び付いたもので、低温・高圧の海底下に固体で存在する。
日本海側は海底面に一部が露出した表層型で、採掘やガス採取の技術はまだ開発されていない。
 会合は年2~3回開く。具体的な参加団体は1日に公表するが、県と県内の大学、県内に事業所のある企業などが入る。
 1日は新潟市中央区の県商工会館で初回会合を開き、資源エネルギー庁と長岡技術科学大学の専門家がメタンハイドレート開発、研究の現状などを解説。会員間の情報の共有を図る。

 メタンハイドレートの開発について考える一般向けのフォーラムも、2015年度中に開催する予定だ。
 泉田裕彦知事は27日の記者会見で「次世代エネルギーの利活用に県内企業が参画できる環境を整えたい。県として技術開発を支援することも考えていきたい」と述べた。

2015年8月30日 (日)

水源地の外資買収の防衛策、自治体間に差

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、辛子明太子、モロヘイヤのマヨネーズ和えでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 11時、事務所に来客があり、就業に関する相談を受ける。

 12時過ぎ、地元町内である東学校町成年会主催のバーベキューに参加。残念ながら雨のため、室内での開催となったが、ノンアルコールビールを飲みつつ、柏崎市役所の移転問題や教育についてなど、色々な意見を頂戴した。

Dsc_0001 ある方が昭和57年のぎおん柏崎まつりの写真を持ってきてくれた。見れば、当時はかなりの数の子供がおり、また山車もかなり作り込んでいたことが分かる。ちなみに自分の顔は子供のときと、あまり変わっていなかった。

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 また、ウルトラマン好きな子供が複数いたため、わざわざタブレット(ThinkPad Tablet2)を事務所へ取りに戻る。
 その後、強引に?ウルトラマンレオを見せ、「男は自分自身と戦うんだ!」と熱く魅力を伝える。迷惑な近所のおじさんと言われる日も近い。

 15時、一旦、自宅に戻って着替えをしたのち、市内まわり。

 15時30分、某ホテルのロビーにて、柏崎にお越しになったあるご家族とお会いし、地元のグルメのご案内をする。色々とお話した結果、ラーメンということになり、老舗である「盛来軒 駅前店」(電話:0257-22-2181)をご紹介させてもらった。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

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 お誘いの電話があり、19時10分から市内某店にて、生ビールを飲みながらの市政に関する意見交換を行う。
 やはり柏崎市役所の移転拡大に関する話題が多い。私の周りでは大方が、このままの計画なら「反対」である。今後も筋を通して活動しようと、改めて決意した。

 21時過ぎ、事務所に戻って、事務仕事。

 24時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、再び、事務所で作業を行う。

 日本の貴重な水源地が外国資本により買収されていることが明らかになり、問題として認識されたのが、約9年前の平成18年頃。
 以来、毎年のように日本国内の水源地が外国資本に買収され、確実に外国資本と思われる主なものは以下の通り(『産経新聞』調べ)。

*森林、水源地の外国資本とみられる買収(平成18~26年)
北海道 ニセコ町等11市町村 74件 1078ヘクタール
山形県 米沢市         1件 10ヘクタール
栃木県 那須塩原市       1件 1ヘクタール
群馬県、嬬恋村、長野原町    2件 44ヘクタール
神奈川県箱根町、真鶴町     7件 9ヘクタール
山梨県 富士河口湖町      1件 0.06ヘクタール
長野県 軽井沢町、白馬村    3件 4ヘクタール
兵庫県 神戸市         1件 2ヘクタール
福岡県 糸島市         1件 0.2ヘクタール
沖縄県 今帰仁村        1件 5ヘクタール

  計          92件 1153ヘクタール

 加えて、明らかな外国資本ではなく、日本国内でペーパーカンパニーを通すような複雑な事例もあり、実態は上記よりも多くの水源地が買収されていると思われる。
 全国の自治体によって、その防衛体制、つまり対策のための条例の制定、内容がバラバラとなっているのが現状。
 やはり、ここは国の仕事としてさらなる森林法の強化を含めて、関連法の改正が必要であろう。
 集団的自衛権などの軍事的な安全保障の議論が目立っているが、国民の安全で安心な生活には、貴重な水源を守ることも大事であり、忘れてはならない。


平成27年8月24日『産経新聞』

水源地の外資買収
監視条例 17道県制定
防衛体制 自治体に差

 外国資本による水源地の森林の買収が相次いでいる問題で、17道県が水源地保全を目的とした条例を制定していたことが23日、林野庁や自治体への取材で分かった。
 平成24年の5道県から3倍超に増えた。一方、18年以降、10道県で中国やシンガポールなどの外資による森林買収があったが、うち5県では条例が未制定であることも判明。自治体間に対応の開きがある現状も浮かんだ。

 人口増などを背景に世界的に水資源確保の必要性が高まる中、豊富な資源を抱える日本の森林が外資の買収対象になる例が相次いでいる。林野庁によると、外資によるとみられる森林の買収は26年に10道県で92件確認された。総面積は東京都千代田区に匹敵する115ヘクタールに上る。
 
国はこうした事態を問題視し、24年4月に森林法を改正。森林所有者に売買後の届け出を義務付けた。取引の監視強化を目的としたが、それだけでは取引情報の把握は難しい。自治体の間には自己防衛のため、事前届け出義務を課す条例を制定する動きが広がった。
 三重県は今年6月、外資の水源地取得の実態を把握しようと、契約30日前に利用目的を知事に届け出ることなどを定めた水源地保全条例を制定した。
 同県では、大台町にある250ヘクタールの森林が近く外資に買収されるとの情報が浮上している。この森林を20年7月に購入した東京都内の不動産業者は、産経新聞の取材に具体的な取引状況は明かさなかったが、ホームページ上に「商談中」とのマークを付けている。
 
大台町の担当者は「外資の進出は水面下で動く傾向があり、売買後の届け出では意味がない」などと事前把握できる規制の必要性を強調している。
 実際の買収事例はないが予防的に制定した自治体もある。秋田県は26年4月に条例を施行。担当者は
「いざ事が起きてから対処しても遅い」と語る。
 一方、買収事例があったのに条例を制定していないのは5県。栃木県の担当者は「条例を制定すると、森林法と合わせ事前と事後に届け出が求められる。相続の際にもかなりの負担をかけることになり、制定の予定はない」と説明する。兵庫県の担当者は県内の事例は一時的に外資が取得したものとした上で
「条例の実効性に疑問がある。根本的に外資の買収を規制したいならば、法改正すればよい」と話している。

2015年8月29日 (土)

やっと実現!旧満州柏崎村開拓団慰霊式典
講演会「正しく恐れる放射線」長岡市にて

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、イカ塩辛、茄子と茗荷の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎからの納品や会社関係の打ち合わせのため、柏崎市内、上越市方面をまわる。

 9時30分、着替えをするため、一旦、自宅に戻ろうとしていたところ、車のトラブルのためか、道の真ん中で停車している車があった。
 ショックのためか、思考停止しているようだったので、声をかけ、ご家族の方への連絡などを行う。

 何とか見通しをつけ、着替えをする間もなく、11時、赤坂山の博物館横にある満州柏崎村開拓団の慰霊碑「白亜双柱」に移動。

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 走って駆けつけたが、今日開催の旧満州柏崎村開拓団慰霊式典には間に合わなかった。特に案内を頂戴していたわけではなかったが、一市民として参加したかっただけに残念である。
 ただ、ありがたいことに職員の計らいもあり、白い菊での献花は行う事ができた。

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 思えば、旧満州柏崎村の慰霊の旅へ自費で行ったのが、今から9年前の平成18年(2006年)5月。
 以来、議会での一般質問や委員会での質疑、ご遺族、関係者による慰霊祭にも出席してきたおり、主なものは以下の通り。

平成18年6月議会:満州柏崎村の語り継ぎ

平成26年7月 慰霊祭

平成26年12月議会:旧満州柏崎村をはじめ慰霊祭に生徒から参加してもらうべき

平成27年3月総務常任委員会:今年こそ満州柏崎村の慰霊祭、戦後70周年として配慮すべき

 これまでの長い訴えを振り返ると感無量、といった感がある。

 感慨にふけっている時間もなく、次の予定も入っているため、再度、走って会場を後にし、上越市に向かう。

 途中、コンビニで購入したアメリカンドック、焼き鳥、低脂肪乳で昼食をとる。

 12時40分、上越市の某所へ会社関係のサンプルをお届けし、そのまま長岡市に向かう。

 14時過ぎ、長岡市内のアオーレに到着し、14時30分から「ひとづくりWAの会」にて、「正しく恐れる放射線」と題した講演を約40分行う。

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 既に東京電力・柏崎刈羽原子力発電所を見学してきたとのことだったので、放射線の基礎知識に加え、集団的自衛権とシーレーンをくる原油、LNGの輸入についてもお話した。
 質疑応答の時間では放射線に限らない活発な質問があり、こちらも良い経験をさせてもらった。

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Dsc_0010ee7 16時過ぎに終了となり、その後は主催者、長岡市議会・関貴志議員、長岡市議会・桑原望議員とともに、「新亀寿司」(電話:0258-36-0130)にて、懇親会。車の運転もあるので、ノンアルコールビールを飲みつつ、食事をとる。原子力発電に対する意見もそれぞれに違うので、興味深い意見交換ができた。

 20時、柏崎市内まで戻り、某所での懇親会に顔だけださせてもらう。

 21時、事務所に帰って、事務仕事。

 24時、熱めの風呂に入ったリフレッシュしたのち、再び事務所で作業を行う。

2015年8月28日 (金)

原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会(安定ヨウ素剤配布、避難計画の課題)第1回会議

 1時、就寝。

 6時に起床し、涼しくなってきたので、気になっていた家周りの修理を行う。朝からコーキングをするアヤシー男である。

 8時40分、大粒納豆、牛蒡入り薩摩揚げ、大根の煮物、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Dsc_0003ee3 10時から部会長を務めることなった原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会の第1回会議に出席する。
 第二部会の目的は2つ

(1)実効性ある避難計画について
(2)放射線への正しい理解と対応について

となっており、今日はまず担当課から直近の話題として、原子力発電所から5km圏内であるPAZ(Precautionary Action Zone:予防防護措置区域)内のヨウ素剤配布、そして避難計画の課題について説明をしてもらった。
 主な説明内容と質疑応答は以下の通り。

「原子力災害に備えた安定ヨウ素剤事前配布に概要(PAZ、5km)」
 かつては原子力発電所から概ね10kmからを避難計画の対象としていたが、現在では30kmまで拡がった。

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 安定ヨウ素剤はあくまで放射性ヨウ素の甲状腺取り入れに効果があるだけで万能薬ではない。
 基本的に県が配布することになるが、住民基本台帳に則っての配布となるので、柏崎市としても対応。
 対象者16000人に対し、平成27年9月17日から8会場、12日間で説明会を行う。(時間を区切らず来場者を流し続ける選挙投票所のような方式にする。地域一括方式を行っている県もあるが、医師会・薬剤師会からの協力も必要のため、拘束時間の関係で今回の方式とした。都合がつかない、また他の会場でも説明を受けられることにした)
・医師説明はDVD映像を主体とし、来場者の待ち時間を最大15分にする。その後に健康状態のチェックとなるが、判断できない者は医師による問診。
・配布は、3~13歳が1錠、13歳以上が2錠とする。年齢到達は年度単位で統一。再配布には、医師説明が必要ないため、防災・原子力課の窓口で行う。3年期限切れ薬剤は個人で処分。
・UPZの事前配布を知事は示唆しているが、医師説明が必要になる。
 PAZ内に通勤している方、旅行などをしている方への配布は緊急時の配布で対応する。

Q.小中学校は配布と聞いたが、高校などへは配布しないのか。
A.小中学校の生徒用というわけではなく、分散して配置するという意味であり、その配布分は地域の方などの分も含んでいる。2つの福祉施設、中高一貫校にも配布している。

Q.通勤している方や旅行者のことを考えれば、小中学校以外への配布も検討が必要なのではないか。
A.それぞれに分散配備は相当多くあり、保健所には15万錠もあり、1回の服用なので少なくとも7万5000人分あるため、十分に配布できると考えている。詳しくは新潟県の業務所掌となる。

Q.問題は、旅行者や一時立ち入り者への対応になると思う。ただ、私個人(三井田)の考えでは、原子力プラントの状態が悪くなってくる前提EAL(緊急事態区分)がEAL3(全面緊急避難)になるような事態まで、旅行者や一時立ち入り者がPAZ内にいるとは考えづらい。ただ想定外もあるので、一応課題として、今後に検討したい。

「広域避難計画の課題確認」
 小中学校においては、震度5以上の地震の場合には保護者に引き渡す。
 保護者が迎えに来られない場合は、学校単位での避難となる。

1.EAL及びOILに基づく批判等防護体制の具体化
・原子力規制委員会が示す事故想定
・フィルタベント設備の運用と避難計画の整合性
 → 新潟県のフィルタベント調査チームに参画
・フィルタベント設備使用時の放射性物質による周辺環境への影響
 → 新潟県のフィルタベント調査チームに参画
・プルーム通過時の希ガスによる放射線の影響予測を確認
 → 新潟県のフィルタベント調査チームに参画
・事業者が設定する原子力発電所のEAL詳細設定を本計画に反映する。
 → EALについて号機毎の詳細を設定

Q.フィルタベントをしないという設備改良、その他の改善や説明などを、市としても東京電力に求めるべきではないか。
A.基本的に事業者と国との関係であり、柏崎市としてはそれを良い悪いと判断はできない。情報は事業者から適宜もらっている。

Q.事故時に想定している時系列パターンは?
A.フィルターベントは25時間、18時間は決まっている。6時間何もしないパターン、8時間以内のパターン等の4つのケース。

Q.考えられる全てのパターンを早くやるべきではないか。
A.1パターンの分析に時間がかかり、さらに四季により風向き等が大きく変わるので、現実的に難しい部分がある。

2.住民等への情報伝達(UPZとUPZ外の両方のゾーンをもつのは柏崎だけ)
・住民に対する避難指示や事故状況等を広域的かつ迅速・確実に伝達できる仕組みや手法を検討する。
・地区コミュニティとの情報伝達が迅速・確実にできる仕組みや手法を検討する。
 → コミュニティセンターにIP無線機を整備

Q.情報伝達については、「検討中」などが色々とあるが、住民の反応はどうか。
A.柏崎市だけで解決できるものはほとんどなく、関係機関、法改正なども入るので、なかなかスピード感はでていないのが現状。少しずつではあるが進んでいる。

Q.シミュレーションは豪雪や夜間など厳しい時期での想定になっているのか。
A.立地自治体としては、そういう事態になってもらっては困る、というのが主眼。避難計画も国にも前面にでて言葉を出してもらいたいというのが、市長が国に言ってきた。厳しい時期も想定しきれるわけではなく、キリがないところであるものの、常に前に向かって進んでいく必要がある。

Q.今年度中に原子力防災ガイドブックを作成するという答弁も先の議会であったが、それで良いのか。
A.解決できた部分を入れ込んでいくということで、作り込んでいく。

Q.通信事業者が災害時に強制的に携帯端末に情報を送っているが、そういった事は対応しているのか。複合災害時には、電気が使えないこともある。そういった情報伝達はどうなっているのか。
A.あらゆる手段で情報伝達しなければならないと思うが、基本は防災無線。屋外スピーカはバッテリーで3日間ほど持ち、かつ戸別受信機も電池で動く。FMぴっからの不感地帯もあるので、そこを解決するような事も考えていく。また防災アプリなども検討していきたい。さらなる情報伝達を考えていく。

*エリアメールの区切りを民間企業に協力してもらうことで実現し、強制的にメールを送る手段もあろう。

3.広域避難体制
・国や関係機関の協力を得て、自家用車以外のあらゆる手段の具体的活用
 → 市内バス事業者と協議を実施。
・避難シミュレーションの実地結果を確認する
 → 県が平成26年8月26日に公表した避難時間推計シミュレーション結果の内容を確認し、避難計画への反省について分析
・避難する自家用車による渋滞を避けるための方法を確立する。
 → 交通渋滞を起こすボトルネック箇所等の道路状況の問題、交通規制体制の対応を検討する。
・UPZについての避難先自治体の決定

4.受入自治体との連携
 柏崎市としての避難先は村上市、湯沢町、南魚沼市、上越市、妙高市。

5.要配慮者の避難体制
 福祉施設は16施設があり、新潟県社会福祉協議会が協議を行った。

6.緊急時モニタリング

7.スクリーニング体制の整備

8.交通誘導体制との整合

9.安定ヨウ素剤の配布・服用

10.避難道路の整備
 十日町市とも連携し、協議中。

 担当課からの説明、質疑応答ののち、当部会として今後、どのようにするのかの意見交換を行い、

・この部会の提言が、きちんと計画に取り入れられるのか。部会長、副部会長には委員長ともよく相談してほしい。
・事業者、県との協議や要望活動ではなく、住民として反映させてもらいたいことを、この第二部会で議論すべき。

といった意見がでた。
 次回は、教育現場での放射線について現状を確認し、その後、第二部会での論点整理、優先順位を決めることとなった。
 平成27年9月14日に第2回会議を開催予定。

 原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会終了後、マスコミからのインタビューがあったので、

・安定ヨウ素剤の説明会、配布に都合で参加できない場合の救済措置(医師の判断が必要のため)について、検討してほしい。
・万が一の原子力発電所の事故時、安定ヨウ素剤さえ飲めば大丈夫!といった誤解が生まれないよう、よく説明すべき。あくまで放射性ヨウ素に対して有効なだけであった、場合によっては他の放射性核種が影響する場合がある。

と答えさせてもらった。

 会派室で諸雑務をしたのち、13時、自宅に戻り、フランスパン(バゲット)にチェダーチーズ、ポテトサラダを挟んだバゲットサンドイッチ、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食。

 食後から相談いただいていた方への報告や会社関係の手続きのため、市内をまわる。

Dsc_0025qq10 16時、事務所に戻り、依頼されたパソコンのパワーアップ、システム移行を行う。今回は、Lenovoの液晶ディスプレイ一体型デスクトップパソコン「Lenovo C260」である。
 一体型は開けるのが面倒であるが、この機種は背面のスタンド付け根部分と両脚のゴムに隠れたネジを外すことで、簡単に開けることができる。
 ハードディスクからSSDへの入れ替え、メモリ増強などを行った。

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 18時過ぎ、今日の原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会終了後に受けたインタビュー映像が地元テレビ局UX新潟テレビ21で流れたようで、電話やメールを数件頂戴した。激励や発言の意味の確認がほとんどであったものの、2件はとにかく再稼働反対、という感情的なお電話であった。

Dsc_0006ee5 20時、刺身にできるような生秋刀魚が手に入ったので、美味いハラワタも楽しむべく、1匹そのままを8分焼きをし、余熱でハラワタに熱を通す。焼く前に、米酢を秋刀魚全体に薄く刷毛で塗っておいたため、色合いの良い焼き具合となった。秋刀魚の塩焼きのほか、芋茎の酢の物、ベーコンともやしの炒め物、ビール500ml2本で夕食にする。

 食後からも事務所で事務仕事。

 24時、熱めの風呂に入ってリフレッシュし、再び事務仕事を行う。

2015年8月27日 (木)

ウルトラマン事業!福島県須賀川市視察、きゅうりソフトクリームの落胆

 2時、就寝。

 6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Dsc_0021 7時45分、ホテル1階のレストラン「吟醸料理・酒 ゆめぜん」(電話:0248-72-1421)にて、ビュッフェ形式の朝食。「須賀川市前田川産 松川さんの家のこしひかり」とあり、小粒納豆、スクランブルエッグ、塩鮭、ミートボール、茄子の煮浸し、野菜サラダ、胡瓜の漬け物、牛乳でご飯2杯を食べる。

 8時30分、ホテルをチェックアウトし、柏崎市議会議員有志、刈羽村議会議員有志とホテルロビーで待ち合わせ、一路、須賀川市役所岩瀬支所に向かう。
 現在、須賀川市役所は庁舎の建て替えを行っており、議会事務局、議場は旧岩瀬村役場であった岩瀬支所を使っている。

*これまで須賀川市自体には何度か訪れている。
平成26年8月19日:福島県須賀川市のシティセールス:すかがわ市M78光の町
平成26年10月30日:福島県須賀川市、創業150年のラーメン、故・円谷英二監督関連
平成27年5月25日:福島県須賀川市ウルトラモニュメント

Cimg6413 9時10分、須賀川市役所岩瀬支所に到着し、ウルトラマンを使ったシティセールス・ウルトラマン事業、そして地方自治体として自由に設定できる原付ナンバープレートの取り組みについての視察。
 ありがたいことに、地元・玉木屋本舗の「くるみ幸吉餅」やウルトラマン特製ファイルを頂いた。

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 また、お忙しいなか対応していただいた須賀川市議会・市村喜雄議長から以下のようなご挨拶があった。

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「ウルトラマンのモニュメントが自宅前にあり、議長権限でもってきたと言われるのも・・・と思ったが、位置的に良かったので、あの位置になった。いま4体であるが、これからもう8体を増やす予定。いま福島空港をウルトラマン空港として売り出している。円谷プロダクションの協力を得ている。そして、ウルトラマンの生みの親・円谷英二氏の生まれ故郷として、売り出している。通常の市の予算は300億円であるが、いま除染などもあり、600億円ほどで執行。これが落ち着いたあとのまちづくりが課題だと思っている。」

 視察の主な内容は以下の通り。

シティセールスに関する調査:対応者 観光交流課
【ウルトラマン事業の取り組みについて】

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1.きっかけと背景
 平成23年10月、次年度の事業について検討していく中で、3.11の大震災以降の地震被害、東電事故による放射能被害と風評被害によって疲弊した須賀川市の観光戦略の柱として、須賀川市出身であり、生みの親である円谷プロダクションの創業者、円谷英二氏のウルトラマンのキャラクターを活用したイメージアップを図ることについて課内協議を行った。これまでも幾度か活用について協議してきた経過があったものの、著作権使用料などに関する問題などから、話が進まないまま頓挫してきた。
 東日本大震災後、円谷プロダクションにおいても震災復興支援事業として、ウルトラマン基金など被災地への援助などを行っておりウルトラヒーローによる被災地訪問や福島県警において「ウルトラ警察隊」が、結成されるなどの活動が展開されてきた。
 一方、須賀川市においては、須賀川青年会議所における活動を契機に20年以上の長きにわたり円谷英二氏の功績を讃えて、その趣旨に賛同し活動をしてきた民間団体「サークルシュワッち」が、円谷プロとの契約の元「ウルトラファミリー大集合」イベントの開催や商品化などに取り組んでいた。
 また、数年前から須賀川市に位置する福島空港がウルトラヒーローを活用してイベントや室内装飾などを行っていた。
 これらを背景として、平成24年4月から円谷プロダクションとの商品化に関する協議を担当者レベルで進めていったところ、須賀川市における取組みに関する事業提案をしてほしいとの円谷プロ側の申し入れがあり、各課照会及び協議をふまえ、いくつかの事業について提案を行った。
 それに対して、翌年に創立50周年を控え、その記念イベントの検討を進めていた円谷プロダクション側から、「光の国との姉妹都市構想」を含め様々な事業に関する提案を受け、それらの可能性に関する検討を行うこととした。
 可能性のある事業について、平成25年度における予算化に向け精力的に準備を進めていったところ、同じ時期に市が策定に取り組んでいた須賀川市総合計画のリーディングプロジェクトの一つである「イメージアップ戦略」の柱となる事業として、ウルトラマン活用事業が採用されることとなった。
 東日本大震災の震災を契機に、きっかけは須賀川市における事業選定、総合計画での取り組みと復興基金の活用であるにせよ、「サークルシュワッち」の長年の取り組み、円谷プロの震災への支援運動と創立50周年を迎えるという偶然などが背景となり、それまでの様々な障害や予算的な問題、活動してきた団体の行政に対する不信感などが少しずつ確実に好転し現在に至っており、今後もこれら事業について姉妹都市という唯一無二の存在として協働して継続的に取り組んでいくこととしている。

2.仮想都市「すかがわ市M78光の町」及び住民票発行について(平成25年5月~)
 Web上の架空都市であり、住民登録もできるウルトラの父を町長とした「すかがわ市M78光の町」HPを開設し、登録者には定期的に主にウルトラマン関連のイベントなどを紹介するメールマガジンが配信している。
 申し込みは、パソコンやスマートホンからのみとなっており、メールアドレスやニックネームで登録することができる。
 HPには、須賀川市のリアルな観光案内などが主にブログで紹介され、光の町からは架空の行事などがイラストや写真入りで紹介されている。
 また、年に1~2回を目途に写真コンテストなどの企画を開催し、須賀川の特産品やウルトラマングッズなどを賞品として、須賀川本市産品のPR等にも活用。
 住民登録の際、登録番号とともに住所と土地の坪数が表示されるなどの取り組みもしている。

*ちなみに三井田は・・・
**************************************
氏名:納豆
住民番号:290
住民登録日:地球歴2013年7月20日
続柄:世帯主
住所:すかがわ市M78光の町
ひかりたいまつ地区20丁目6番地29-373
本籍:大切な人の心の中
***************************************

 登録番号やニックネームなどから住民票を発行するが、来街者を増やすという円谷プロダクション側の配慮から、郵送やメールなどの申し込みではなく、須賀川市を訪れた方のみが受け取ることができるシステムになっている。(1通 300円)
 現在の登録者数3545人、発行枚数731枚。
 住民票発行の際にはオリジナルのクリアファイルを進呈している。

3.ウルトラの父のメッセージカード交付について(平成26年4月~)
 出生届及び転入届があった際、それぞれウルトラの父からメッセージカードを進呈している。
 この取り組みは、お金をかけずにPRできることはないかとの協議の中で、職員のアイディアを形にしたものであり、費用は、カードの印刷代のみ。
 (印刷代 1枚 約24円)こちらもオリジナルクリアファイル付く。
*出生 約500件、転入 約750件

4.その他及び今後の取り組みについて
 これらの他に

・防災無線の通信試験で流れるチャイムにウルトラマン主題曲を採用(平成26年2月)
 7時「ウルトラセブン」、17時30分「帰ってきたウルトラマン」
・職員のネームプレート(平成25年7月)
・事務用封筒やパンフレットなどへのロゴマーク等の印刷(平成25年7月)
・姉妹都市提携周知看板の設置(平成25年7月)

などの事業に取り組みPRに努めている。
 商品化についても市内観光協会加盟店を中心に説明会を開き、ウルトラマン前掛けやウルトラマントートバックなどが市内企業により商品化されたほか、郵便局においてフレーム切手や風景印の取り組みなどが行われた。観光協会でもウルトラマンピンバッチを商品化。
 また、姉妹都市提携記念モニュメントをオリジナルデザインで製作し、駅前広場に設置(平成25年7月)した。2年目となる平成26年度は、姉妹都市提携式が行われた「須賀川の牡丹園」で提携1周年記念イベントを開催し、市教育委員会所有の研修用大型バス2台へのウルトラビジュアルラッピング(平成26年8月)を行っており、年度内に市内のメイン通りに4体のモニュメント(ウルトラマン・ウルトラセブン・エレキング・ゴモラ)の製作、タペストリーの設置、ウルトラヒーローが出演する観光プロモーションビデオの製作している。(平成27年3月)
 今後の予定事業については、

・数体のモニュメント製作(3年で10体を予定)
 次は帰ってきたウルトラマン、ゾフィー、ゼットン、ベムスターを設置予定。
・イベント及び各種行事へのウルトラマン出演
・平成28年度竣工予定の新市庁舎及び敷地内におけるウルトラマンイメージ取り込みの検討
・平成29年度竣工予定の(仮)市民交流センター及び敷地内におけるウルトラマンイメージ取り込みの検討
・サークルシユワツちなど市民団体との協働事業の検討、
・民間事業者等へのさらなる商品化及びイベント開催の要請

などを積極的に行っていく。

5.事業推進の目標
 行政が、街並みにウルトラマンキャラクターや拠点となる(仮称)市民交流センターにおける取組みなどのインフラ整備を図るとともに、Web事業の充実による情報発信を行う。市民や事業者がそれらを活用した各種イベントを展開や商品化に取り組むことにより、ウルトラマン事業が外向きのイメージアップにとどまらず、市民にとっての「誇り」であり「財産」となるよう事業を推進していきたい。

「誇り」郷土の偉人である「特撮の神様」円谷英二氏の功績とM78星雲光の国との姉妹都市としての存在

「財産」他にはない須賀川オリジナルデザインの商業的な活用とモニュメントなどを活用した各種イベントの開催。

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原動機付き自転車のオリジナルナンバーについて:対応者 税務課
 
公安委員会への相談、地方独自の取り組みとしてできるものであり、平成26年3月の市制施行60周年を記念した事業。

1.目的
 平成26年3月の市制施行60周年を記念して、須賀川市出身の「特撮映画の神様・円谷英二監督」が製作したウルトラマンをデザインした原付バイクのオリジナルナンバープレートを導入し、イメージアップを図る。

*オリジナルナンバープレートにウルトラマンを採用した経緯
(1)リーディングプロジェクト

 平成25年度から実施している、須賀川市第7次総合計画のリーディングプロジェクトの一つである「イメージアップ戦略の展開」において、須賀川市出身の「特撮映画の神様・円谷英二監督」が創造したウルトラマンを積極的に活用していくことが決定された。
(2)全国へ向けた発信カ
 ウルトラの星「M78星雲光の国」と須賀川市が姉妹都市提携を結んだことを契機として、子どもから高齢者まで人気・知名度が高いウルトラマンを原動機付き自転車のナンバープレートに採用することで、全国に向けた発信力や影響力を高めることができる。
(3)復興への期待
 ウルトラマンが右拳を天に突き上げたポーズは世に親しまれている数多くのウルトラマンキャラクターのイメージの中でも突出した知名度を誇っており、須賀川市の今後力強く復興を果たしていくイメージとも重なり、多くの人に共感されることが期待できる。
(4)走る広告塔
このイラストは今後本市の地場産品として展開していく製品包装にロゴマークとして
採用する予定であり、ナンバープレートにも採用することで「走る広告塔」としての相乗効果の役割も担うことができる

2.車種及びナンバープレートの色
(1) 原付バイク50cc以下 白色
(2) 原付バイク90cc以下 薄黄色
(3) 原付バイク125cc以下 薄桃色

3.新しいナンバープレートのデザイン

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(1)「須賀川市」と「M78星雲光の国」が姉妹都市を提携し、仮想都市「すかがわ市M78光の町」が誕生した。これにより、(株)円谷プロダクションの協力のもと、宇宙からウルトラマンが飛び立ってくる姿をデザインとした。
(2)姉妹都市にちなみ、「M78★SISTER CITIES」のロゴを採用。
(3)ナンバープレートは、ウルトラマンの「U 」の形状とした。
(4)標識番号の先頭文字は、M78 星雲にちなみ「M 」とした。

4.新しいナンバーの交付開始日
 平成26年1月6日(月)

5.登録台数、ウルトラマンナンバー交付状況

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6.その他
(1)新規登録の原付バイクは、新しいナンバー(ウルトラマンナンバー)と従来型ナンバーの選択制とする。
(2)登録者の希望により、従来型ナンバーから新しいナンバー(ウルトラマンナンバー)への交換も可能とする。
(3)標識番号は対象車種それぞれに「M1」から順番に交付し、希望番号の受付はしない。「M78」の標識番号は市の広報宣伝に用いるため、登録番号から除外する。
(4)新規登録及び交換のいずれも手数料は無料とする。
(5)小型特殊自動車(薄緑色)及びミニカー(薄青色)のナンバーは従来型ナンバーとする。

 ここで司会役となり、質疑応答を行った。主なやりとりは以下の通り。

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Q.原付バイクを使う団体としては郵便局などが最大だと思うが、配布等は行ったのか。
A.郵便局には50cc15枚、90cc24枚、125cc43枚の計82枚を配布し、須賀川市内の郵便局すべてのバイクがウルトラマンのナンバーになっている。警察には、90cc10枚、125cc1枚の計11枚を配布している。

Q.円谷プロダクションへの支払う予算は概ねどれくらいか。
A.平成25年度は2600万円が事業予算であり、そのうち7割が円谷プロダクションへの支払い。平成26年、平成27年は4500万円を計上してあり、これにはモニュメントの作成料も含まれる。
A.ナンバープレートはロゴ自体が姉妹都市のロゴなので、著作権料は0。


Q.ウルトラマンのキャラクターとしての反応はどうか。
A.ウルトラマン自体、3世代にわたる認知があり、小さい子供でも怪獣の名前などを言って市役所に来る場合もある。また、市内の小学校にウルトラマンの銅像を定期的に置いているが、評判が良い。

Q.ウルトラマンのナンバープレートのナンバーが枯渇することは想定しているか。また、頭文字のMがなくなったら、次は?
A.4000枚を総額190万円で作成したが、須賀川市内の登録台数自体が3500台なので、枯渇することはないと思われる。
A.MはM78星雲との姉妹都市の意味から来ているが、次に使うとすればウルトラマンレオのL77星雲のLかと・・・


*ここで三井田、心のツッコミ
「レオの故郷・L77星雲獅子座はマグマ星人によって滅ぼされている!姉妹都市になれない!」

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Q.契約に関して自動更新か。またウルトラマン利用に関するトラブル対策(新潟市のドカベンのように)は?
A.利用計画は10年を1期としている。また姉妹都市であり、こちらは当初は1年更新であったものの、話し合いの末、10年で1期、自動更新ということになっている。そのため、ウルトラマンが利用できなくなるということは、余程のことがないとありえないと考えている。

Q.キャラクターグッズの制作は円谷プロダクションに委託しているのか。
A.すべてを円谷プロダクションに委託しているわけではなく、民間企業が作成し、5%の著作権料を支払うパターンもある。須賀川市が間に入るため、民間企業にメリットがあるうえ、須賀川市としてもアピールになる。また須賀川市オリジナルのウルトラマンデザインは無料で使える。

Q.今まで活動してきた団体の行政に対する不信感があった、という説明があった。聞きにくい事だがどういったものだったのか。
A.20年以上、青年会議所なり民間団体がウルトラマンの活用をやってきたことがあり、相談も何回あったものの、これまで行政として実現できなかった。そのことが不信感になったと思うが、今回は好転している。

 十分な説明を受け、また内容ある質疑応答をさせてもらい感謝。予定していた視察はここで終了であったが、時間に多少の余裕があったので、議場も見せてもらった。

 10時40分、お礼を述べつつ、須賀川市役所岩瀬支所を後にした。

 10時50分、須賀川駅でお約束のウルトラマン像を見学。その後、帰路につく。

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 11時10分、東北自動車道の安積パーキングエリアでトイレ休憩をし、ついでに須賀川名物?のきゅうりを入れた「きゅうりソフト 330円」を食べる。

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 メロンの味がするという前評判であったが、実際は・・・・。申し訳ないが、次回買うことはないと思われる。

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 引き続き、マイクロバスを進め、12時、磐越自動車道の磐梯山サービスエリアに立ち寄る。フードコートにて、喜多方塩川町の名物である鳥皮を甘辛く煮た「鳥もつ」がのった「塩川鳥もつねぎ塩ラーメン 780円」で昼食。
 皮なのに「もつ」とは、面白い。

 15時過ぎ、刈羽村役場、柏崎市役所とそれぞれで議員と別れ、レンタルのマイクロバスの返却、各種支払いなどを行う。

 16時、自宅に戻り、まずは不在だった間の荷物やFAX、郵便物の整理。

 あるパーティに出席予定であったが、急ぎの仕事が終わらずキャンセルさせてもらい、事務所で作業を行う。

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 20時30分、昼食にラーメンを食べたにも関わらず、なべやき屋キンレイの「お水がいらない ラーメン横綱」、小粒納豆、鶏ひき肉と夕顔の煮物、ビール500ml2本で夕食をとる。
 仕事が残っているため、ビールも少なめである。

 食後も引き続き、事務所で事務仕事。

2015年8月26日 (水)

東京電力・福島第一原子力発電所視察、環境が大きく改善された廃炉作業

 2時、就寝。

 6時に起床して、シャワーを浴び、大粒納豆、生卵で軽い食事をとる。

 7時、柏崎市役所に移動し、柏崎市議会議員の有志13名と合流して、マイクロバスに乗り込む。東京電力・福島第一原子力発電所、そして福島県須賀川市への視察であり、事務局となっているため、責任重大である。

 7時30分、刈羽村役場にて、刈羽村議会議員の有志7名もさらに合流して、一路、福島県に向かう。
 磐越自動車道では横風がひどく、マイクロバスのハンドルをとられるような感じである。

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Dsc_0012 10時30分、休憩として阿武隈高原サービスエリアに立ち寄り、東北6県の特産品でできている(青森産:長ねぎ、山形産:洗い里芋、宮城産:仙台味噌、福島産:いんげん、岩手山:愛海豚・キャベツ、秋田産:あきたこまち米粉)という緑の肉まん「みちのく六県まん 310円」を食べる。なかなかのボリュームである。

Dsc_0018 11時50分、福島県いわき市内に入り、四倉地区の「お食事酒処 和」(電話:0246-32-3221)にて、「舟盛り ソースカツ丼 1500円」の昼食。
 舟の甲板に大海老フライが2本、ヒレカツ2枚がのっており、粘性の高いソースにどっぷり漬かったタイプである。船底のご飯が若干足りず、しょっぱさが残ってしまった。

 13時、福島県双葉郡楢葉町のJヴィレッジに到着。本来はサッカーのナショナルトレーニングセンターであったが、現在は東京電力福島第一原子力発電所の事故収束のための中継基地となっている。

 早速、福島第一原子力発電所廃炉推進カンパニー運営統括部の視察センター部長から現状に関する説明を受けた。

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 廃炉作業において、これまで問題が発生していた現在については、改善が進んでおり、特に汚染水対策、作業員の作業環境は大きく前進していた。

・タンクのリプレース(漏水していた仮設のボルト締めタイプのタンクを交換)
・浸透防止工事
・堰のかさ上げ
・堰カバーの設置
・Jヴィレッジからの無駄のない出勤体制
・物揚場護岸の復旧工事
・海側のがれき撤去
・4号機燃料取り出し用カバーの設置(自立式のもので東京タワーと同じ鉄の量)
・排水路の暗渠化
・3号機上部のがれき撤去

 汚染水は、ALPS(多核種除去設備:Advanced Liquid Processing System)により62種類の放射性核種を除去できており、残るトリチウムも海洋放出できるレベルとなっている。

 説明ののち、マイクロバスで福島第一原子力発電所に向かう。セイタカアワダチソウで真っ黄色になって、ジャングルのようになっていた風景は一変し、元の田園風景に戻りつつあった。

 14時30分から福島第一原子力発電所の構内に入る。以前は、タイベック(放射性物質が付着するのを防止する白い服)や全面マスクをしていたが、現在は多くの区域の放射線量が大幅に落ち、作業服にサージカルマスク(風邪を引いたときにも使うマスク)程度となっている。
 以下のルートで、マイクロバスの中からの視察となったが、やはり4号機原子炉建屋近接は高い放射線量であった。

・多核種除去設備
 *空間線量  2.6マイクロシーベルト/h
・H4他タンク群(リプレース)
・1~4号機原子炉建屋全景(遠方からの状態確認)
 1号機のカバーは今後1年以内にすべて取り外し
・地下水バイパス揚水井
・4号機原子炉建屋
 *空間線量217.0マイクロシーベルト/h
・凍土式陸側遮水壁
 *空間線量 11.3マイクロシーベルト/h
・非常用ディーゼル発電機6B
・海側施設
 *空間線量  1.5マイクロシーベルト/h
・夜ノ森線鉄塔倒壊現場
・サブドレン浄化装置
・乾式キャスク仮保管箇所
・増設多核種除去設備
・高性能多核種除去設備
・免震重要棟

 免震重要棟内では、私が東京電力に入社したときの同期もおり、懐かしい思いになるとともに、頑張っている姿にさらなるエールを送りたくなった。
 運転中の事故による廃炉作業、しかも複数プラントを同時に行うという困難な作業であり、あと30年~40年はかかる。今後も、機会を見つけて、進捗具合を見させてもらおうと思う。

 15時20分、福島第一原子力発電所の構内視察を終え、福島県双葉郡楢葉町まで戻る。ちなみに、今回の構内視察での被曝量は0.01マイクロシーベルト。おおよそ歯医者のレントゲン1回分である。

 御礼の挨拶をしたのち、17時、Jヴィレッジを後にした。

 18時40分、宿泊先の福島県須賀川市のホテルウィングインターナショナル須賀川に到着し、チェックイン。

Dsc_0019 19時から「北の酒膳」 (電話:0248-76-1292)にて懇親会となり、地元・須賀川市民であるNPO法人夢くりえいとTKBすかがわのN理事長、観光関係の仕事をされているY女史にも参加していただいた。
 須賀川の観光への取り組みに加え、東日本大震災の体験などもお聞きすることができた。以前もこのお店で飲んだが、相変わらず料理が美味しい

 21時過ぎに中締めとなり、ホテルに戻って、会計処理などを行う。

 24時、ホテル近くのコンビニでビールを購入して部屋に戻り、熱めの風呂に入ってからビールを飲む。

2015年8月25日 (火)

平成27年柏崎市議会9月定例会一般質問通告

 2時、就寝。

 6時に起床し、英文資料をコピーして風呂に持ち込んで、長風呂に入る。やはり分からない単語もあり、結局、タブレットも持ち込む。

 8時30分、大粒納豆、鯖みりん干し、モロヘイヤのマヨネーズ和え、皮鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、議会事務局に一般質問の通告や市政に関する問い合わせなどを受け、午前中は事務仕事に追われる。

 12時30分、災害時用に保存していたものの賞味期限が近いカップヌードル、レトルトのご飯、漬け物の缶詰で昼食。定期的に食べて、入れ替えである。

 食後から各種支払いや視察先へのお土産の手配などで市内まわり。

Dsc_0002 19時、東栄町会館に移動し、平成27年度第5回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席する。
 防犯講演会、平成27年9月27日に予定している合同防災訓練時に行う炊き出し訓練などの詳細について協議した。

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 21時、自宅に戻り、半熟卵のオムレツスパゲティ、ガーリックトースト、コーンサラダ、小粒納豆、ビール500ml4本で夕食。
 トマトピューレとトマトケチャップを多めに使ったナポリタンに、バターを入れた半熟卵の布団?をかけるも、フライパンからの移動中に電話にでてしまって、形が崩れてしまった・・・。

 23時、風呂に入ってリフレッシュし、明日の視察の準備を行う。

 平成27年9月7日から平成27年柏崎市議会9月定例会となるため、以下の通り、一般質問の通告を行った。
 登壇は、平成27年9月10日(木)15時20分頃からとなる。

1.核兵器廃絶に関する世界の動きと当市での推進事業のあり方について
→ 市 長、教育長

(要旨)核拡散防止条約をはじめ、世界の核兵器廃絶に関する動きについて、市長がどのように認識しているのか確認したい。また、同時に学校教育における核兵器に関する教育内容を確認した上で、柏崎で行うべき事、現実的かつ世界視点での社会の仕組みも分かる推進事業について問う。

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2.若年世代への災害ボランティアの経費支援、子ども育成基金の活用について
→ 市 長

(要旨)全国で多くの自然災害が発生しており、いち早い復旧・復興には災害ボランティアは欠かせない。しかし、昨今では若い世代が金銭的理由から被災地に行けない実態が見受けられる。本来であれば、次世代を担う若い世代にこそ、被災地でのボランティア活動を通し、防災知識の向上、人と接するあたたかさ、そして郷土を愛する気持ちを育んでもらうべきである。中越大震災、中越沖地震を経験した我が柏崎市であるからこそ、当市に住む、若年世代が災害ボランティアとして活躍できるよう経費支援等が必要と考えるところであり、子ども育成基金の活用も含めて、その実現性について問う。

3.市役所新庁舎の建設に関して、マイナンバー制度、税務署との合築をはじめ、建設時期、次世代を見越した設計思想について問う。

→ 市 長

(要旨)市民アンケートの結果をみれば、市役所を訪れる頻度は47.1%で年に1,2回程度、さらに用件の80.1%が戸籍・住民票・印鑑登録となっており、マイナンバー制度により、身近な手続きに変わるものが主であった。また、柏崎市民の利便性の点では税務署の駐車場問題もある。マイナンバー制度、神奈川県平塚市のような税務署との合築など、市役所新庁舎の建設において次世代を見越した設計を検討できないのか、建設時期を含めて問う。

2015年8月24日 (月)

またも紛糾!新庁舎建設特別委員会の設置、災害ボランティア割引制度意見書は全会一致

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、鰺の開き、麩と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客。

 10時、地元の皆さんと共に、自民党・三富佳一県議会議員の事務所に行き、港の環境に関する打ち合わせを行う。

Dsc_0027qq11 道筋がついたところで、市役所に移動し、遅参となったが議会運営委員会に出席。
 私の方で提案させてもらった「『災害ボランティア割引制度』の実現を求める意見書」については、ありがたいことに全会派から賛同してもらうことができたので、今後は若干の文言修正をし、全会一致の議会運営委員会発案となる。可決すれば、新潟県内では最初、全国でも2番目の可決。
 平成27年10月18日の柏崎市としての防災訓練(担当地区:大洲)時に議会としても、災害時の対応を訓練することも決定した。
 また、市役所の新庁舎建設に関する特別委員会の設置については委員数12名で行うのか、それとも全議員参加で行うのか決まらず、紛糾
 以前より、所属会派である決断と実行の考えは、この特別委員会で

「駅周辺のまちづくりまで入れる必要はなく、まずは庁舎の議論を少数精鋭でスピード感をもって集中的に行う。」

というもの。
 しかし、これまでの議会運営委員会で、

・駅周辺のまちづくり全体
・現庁舎の跡地利用

(本来は、跡地の事を考えずに移転の案を出してきた行政当局が先にプランを出す責任がある)

まで特別委員会で議論・調査・研究するという方向になっていた。
 それなら、まちづくりという重いテーマなりに、議員全員で3部会制にして、作業を分担し、毎週1回以上の会議をやるほどのスピードで進めるべき、という立場になっていた。
 議長と副議長による提案も全員参加という案である。
 しかし、社会・みらい連合、市民クラブ、自治研究会が再度12人で行うべき、として議論がかみ合わず、結局、今回も新庁舎建設特別委員会の設置までの合意までいかなかった。
 ダメだこりゃ、という感じである。

 議会運営委員会終了後、自民党柏崎支部に移動し、党費などの事務所処理。

 13時30分、事務所に戻ったところで来客があり、近況報告や情報交換を行う。

 15時、辛すぎるカップラーメンと言われている寿がきや食品の「花道監修 辛味噌番長ラーメン」で遅めの昼食をとる。

 15時30分、市役所に移動し、諸雑務。

 17時、事務所に戻って、緊急で依頼されたパソコンの修理を行う。

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 19時15分、おろしニンニクとおろし生姜に漬け込んでから揚げた鶏モモ肉の唐揚げ、グリーンアスパラ、トマト、芋茎の酢の物、小粒納豆とめかぶの和え物、ノンアルコールビール350ml4本で夕食。
 さすがに仕事が溜まり過ぎているので、今日はノンアルコールである。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時30分、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で次回の議会一般質問の通告を作成する。

2015年8月23日 (日)

北陸新幹線延伸、敦賀以西区間に調査費、上越・北陸新幹線直行特急の実現はいつか・・・

 1時、就寝。

 5時に起床し、急ぎのメールや紙の資料の電子ファイル化を行う。

 8時から本をもって、長風呂に入る。久々のポパー的な思考を読み込む。

 9時過ぎ、事務所に来客、続いて10時には甥っ子と姪っ子が来たため、食事の準備や学校の進路の話などで懇談。

Dsc_0018qq05 12時、甘塩の鮭をほぐしたもの、子女子、ニンニクのみじん切り、干し納豆パウダー、卵、ご飯で一気に大量の海鮮炒飯を作って、一緒に昼食にする。カルシウム補給のため、シラスを使おうと思っていたところ、スーパーで子女子が半額になっていたので、こちらを使用。意外にも、食感は悪くない。

 食後、市外からお越しになったご家族を柏崎市内から長岡方面に向かって観光案内。

 16時、事務所に戻って、視察のための資料作りや以前の報告書を作成する。

Dsc_0024qq09 19時20分、昼間に使った子女子が余っていたので、胡麻油をまぶした辛子明太子とともにご飯にのせた子女子丼、茹でたグリーンアスパラをベーコンで巻いて軽く米油で炒めたアスパラ巻き、べったら漬け、粗挽きソーセージ、ビール500ml4本で夕食。それにしても、子女子は漢字で書くと変な感じである。

 食後、気分転換のため、映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のDVDを観る。やはり、スーパー1などの昭和ライダー本人にもっと客演で出てほしい。

 24時、熱めの風呂に入る。

 先日、北陸新幹線建設・活用促進期成同盟会(会長・泉田裕彦知事)と上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会(同)が、自民党本部、公明党本部や国土交通省、JRを訪れ、合同で要望活動をした。

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 要望の内容は、北陸新幹線「かがやき」の県内駅停車や、両新幹線をつなぐ在来線特急の本数増、そして北陸新幹線金沢-敦賀間の整備促進や、フリーゲージトレインによる大阪までの早期全通である。
 北陸新幹線は、昭和48年(1973年)に閣議決定しており、その計画は昭和61年版『運輸白書』にも掲載され、前年に閣議決定した羽越新幹線構想でも新幹線は我が柏崎も通って山形県方面に向かうことになっている。

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 その経路は、平成4年版『運輸白書』でも同様になっており、柏崎を整備新幹線もしくはミニ新幹線が通る計画のまま。

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 しかし、柏崎市では現在の会田市政となり、一度ミニ新幹線構想の手を下げてしまったことが、大きな後退となった。柏崎駅周辺からもミニ新幹線実現を求める看板も撤去。
 それに対し、北陸方面は粘り強く政治要望を続け、敦賀より西側への延伸に対し、2016年度に調査費がつくという。
 日本海側の重要幹線として、新潟県縦貫高速鉄道網は不可欠であり、この遅れを早く取り戻すことが、新潟県のさらなる発展のためにも必要であろう。


平成27年8月22日『新潟日報』

敦賀以西区間に調査費
北陸新幹線国交省が要求方針


 国土交通省は21日、北陸新幹線の未着工区間となっている福井県・敦賀-大阪のルート選定に向けた調査費を、2016年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。与党が小浜(若狭)、湖西、米原の3ルートから絞り込む作業を始めたことを受け、計上する。
 調査の時期や対象とするルートなどは今後詰める。敦賀から西の地域の地質や建設コスト、経済効果などが課題となる見通し。
 北陸新幹線は金沢-敦賀が23年春ごろに開業予定。敦賀以西について、1973年に国が決定した整備計画では福井県小浜市付近を経由するとされ、福井県は「公式ルート」と位置付けている。このほか琵琶湖西側を通って京都市に出る湖西、東側を通って米原で東海道新幹線に接続する米原の各ルートも候補に挙がっている。
 与党検討委は6日に初会合を開催。小浜ルートの建設コストや経済効果を検証する作業から始め、2年以内をめどに結論を出すことにしている。

2015年8月22日 (土)

日本医師会が子宮頸がんワクチンの副作用診療に手引

 1時、就寝。

 久々にゆっくりと7時に起床し、熱めのシャワーを浴びる。

Dsc_0004qq01 8時、ホテルをチェックアウトし、千葉県に向かって移動。途中、「吉野家 西船橋店」(電話:047-410-0680)で、「納豆定食 360円」を「豚汁に変更 +100円」にして、遅めの朝食をとる。納豆、味付け海苔、生卵、漬け物、豚汁というラインナップのため、ご飯の半分に迷ったが、1/4を納豆ご飯、1/4を納豆+味付け海苔で納豆巻き風、1/2をもみ砕いた味付け+生卵でかっこんだ。

 10時から千葉県内某市で会社関係の打ち合わせ。土曜営業の会社なので、助かった。

 打ち合わせ終了後、再度、東京都内まで戻る。

 13時過ぎ、「野方ホープ 野方本店」(電話:03-3387-2886)で「チャーシューメン 1020円」を背脂「こてこて」にしてもらい、「餃子 +100円」、無料の小ライスで昼食をとる。

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 生ニンニク2片を絞り入れ、あぶらとうがらしもたっぷり・・・かなり臭い中年独身男が完成した。

 14時30分、都内某所で不妊治療に関する体験者の会にオブザーバーとして参加させてもらう。個人情報などもあり、写真撮影や内容の公開も禁止である。

 16時、色々と学ぶことができたので、主催者に御礼をしたのち、帰路につく。

Dsc_0013qq04 19時50分、柏崎市内に戻り、有志とともに格安カラオケボックスへ移動。ビールを飲み、ポテトフライ、黒焼きそばなどをつつきながら、カラオケ練習大会で気分転換である。ロシアン女子相手にロシア軍歌「ポーリュシカ・ポーレ」を歌おうと思ったものの、そのチャンスに恵まれなかったので、仲雅美版の「ポーリュシカ・ポーレ」を歌う。

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 22時30分、自宅に戻り、熱めのシャワーでリフレッシュ。

 23時から事務所で次の議会での一般質問に使う資料を整理する。

 以前より子宮頸がんワクチンの副作用問題については、議会の場でも紹介をし、かつ柏崎の今後の対応についても問うてきた。
 副作用はまったく無いという当初の認識から、厚生労働省も積極的接種を勧奨しない、ということになり、全国的にも認識が変わってきているなか、今度は日本医師会が診療の手引きを公表した。

 「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」(pdf形式) 

 これ以上の被害者が増えないことを願うばかりであり、ワクチンよりも定期検診をいう流れができればと思う。


平成27年8月20日『産経新聞』

子宮頸がんワクチン
副作用の診療に手引
日本医師会が公表

 接種後の全身の痛みなどの症例が報告されている子宮頸がんワクチンについて、日本医師会は19日、さまざまな症状に対する診療の手引を公表した。時間がたってから体調に変化が出たり、幅広い症状が出たりすることから、手引は接種後に出る症状を限定せず、治療方法についても、効果があるとされるものを幅広く紹介する内容となっている。
 手引は地域の医療機関の医師らに向けて作成された。
さまざまな症状が起きる要因が解明されるには時間がかかるため、まずは接種との関連を疑って診療することや、病名を付けることに固執しないよう呼びかけている。
 子宮頸がんワクチンは平成25年4月に定期接種化されたが、痛みや運動障害、記憶障害などさまざまな症状を訴える患者が出たため、2カ月で積極的な接種呼びかけが中止された。

2015年8月21日 (金)

昭和の中坊、ロシアン女子の前で調子に乗る・・・

 なかなか仕事が終わらず、3時、就寝。

 7時に起床し、熱めのシャワーで目を覚ましてから、大粒納豆、生卵、山芋とろろでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、愛車で東京都内に移動。今日、都内でロシア系の方をご案内するので、事前にロシア音楽を勉強しようかと、ドイツの歌姫ヘレン・フィッシャー(ロシア連邦シベリア中部 クラスノヤルスク出身)によるロシアン・メドレーなどを車中で聞く。
 ちなみに、私が生まれる1年前の昭和46年にヒットしたアイドル歌手・仲雅美による「ポーリュシカ・ポーレ」(作詞:橋本淳)は、ロシア軍歌の「ポーリュシカ・ポーレ」の歌詞を橋本マジック?で愛の詞に書き換えて、歌ったもの。

 12時過ぎ、都内某所にて会社関係の打ち合わせを短時間で行い、その後、六本木に移動する。

 13時30分、今日案内をするロシア系の女子2名と待ち合わせ、六本木界隈から散策開始。いつもの外国人案内コースは浅草からであるが、今回は先方の希望により、六本木からである。

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 彼女らにとって「ロッポンギ」は言いづらいようだったので、

 「ギロッポンでも日本では通じる!」

と若干の嘘を言ってしまった・・・。
 案内をするなか、六本木の街並み以上に、ドンキホーテの陳列商品に目がいったようで、2時間以上のショッピング。

 昼食をとっていなかったので、コンビニで購入した納豆巻き、アメリカンドッグ、魚肉ソーセージ、低脂肪乳を立ったまま食べる。六本木で魚肉ソーセージの立ち食いというのも、我ながらシブい。

 17時、新宿に行き、歌舞伎町や花園神社などを一回りしたのち、一旦、別行動。

 18時30分から某弁護士事務所で打ち合わせを行う。

 20時過ぎ、日本酒を楽しんだであろうロシアン女子と再度の待ち合わせをし、ゲームセンターでオタク人形などを入手できないのか、クレーンゲームをパトロールする。
 日本のメイド姿の人形がロシアン女子の心を掴んだようで、盛んに挑戦するも100円や200円ではゲットならず。
 さらに見回っているなか、映画「テッド」の等身大?ぬいぐるみがあったので、ロシアン女子の手前、調子に乗って「簡単に獲れるよ」と豪語。
 しかし、1500円を過ぎてもゲットできず、

 「えっ、なんで大口叩いたの?」

といった感じで雲行きが怪しくなった。結局、ムキになってやり続けること27回、計2700円で、やっとテッドをゲットした。

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 やっていることは完全に昭和の中学生、中坊である。

 二人をホテルまで送り届けたのち、夜遅くまでやっている美容室でカット。

 22時30分、ホテルにチェックインし、大浴場で汗を流す。

Dsc_0020ww12 23時、ホテルの近くの某安食堂で、「ソーセージエッグ定食 500円」と生ビール2杯で遅めの夕食をとる。安っぽく、皮がはじけてしまったソーセージは、油で多めにひいて焼いたためか、トマトケチャップすらのらず、目玉焼きも油がたっぷりで醤油をはじく。しかし、この安っぽさがまた学生時代を思い出す感じで、味はマズイが味わい深い。当時と違うのは、焼酎ではなく、生ビールを注文できる身分?になったことであろうか。

 24時、ホテルの部屋に戻り、週刊誌2冊を読む。

2015年8月20日 (木)

柏刈エネ研平成27年総会、講演会「国防女子が語る原子力発電と廃棄物問題」佐波優子女史

 3時、就寝。

 7時に起床し、週刊誌をもって1時間ほど風呂に入る。

 8時30分、大粒納豆、粗挽きソーセージ、めかぶ、キャベツの昆布漬けでご飯2杯の朝食。

 9時、事務所に来客があり、就業に関する相談を受ける。

 11時から会社関係の支払いなどで市内まわり。

 14時、自宅に戻り、スーパーで購入したアメリカンドッグ、コロッケパン、低脂肪乳、グレープフルーツジュースで昼食をとる。

 食後、事務所で資料の印刷や機材の準備。

 15時30分から議員有志での研修会を実施し、マスコミ報道との原子力発電について、その違いを学んだ。

Dsc_0006ww02 17時、柏崎市産業文化会館に移動して会場準備をしたのち、18時から「柏崎刈羽明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の平成27年総会を事務局として行う。
 約30名の方から出席頂き、委任状もあり、会則通りに総会が成立。
 以下の6つの議案がすべて承認され、18時45分、無事に総会を終えることができた。

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<第1号議案> 平成26年度事業報告

<第2号議案> 平成26年度会計報告および会計監査報告

<第3号議案> 平成27年度活動計画(案)

<第4号議案> 平成27年度会計予算(案)

<第5号議案> 柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会役員名簿(案)

<第6号議案> 「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会会則」改正案

 19時から戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサーとしてチャンネル桜でも活躍している佐波優子女史を講師にお呼びしての講演「国防女子が語る原子力発電と廃棄物問題」

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 これまでの原子力発電所や再処理工場などの取材を通して、若い女性の視点で見た原子力発電についてお話頂いた。
 特に、青森県六ヶ所村でのインタビューは当地と相通じるものがあった。

 20時から1階の「レストラン サンブン」(電話:0257-24-7662)にて懇親会。刈羽村長から乾杯の発生をして頂き、執行部以下20名で講師を囲んでの酒席となった。
 その間に会場の後片付けなどをし、21時、懇親会も終了。

 後片付けで何も食べられなかったので、21時15分、有志で「ガッツリ食堂ドカメン」(電話:0257-32-1523)に移動する。生ビール2杯ののち、「のりらぁめん 930円」を無料の大盛り、そして背脂たっぷりの鬼脂、味濃いめにして、夕食。明らかに、夜遅くの40代の体には悪い食事である。

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 22時、事務所に戻り、明日からの出張のための準備を行う。

 24時、熱めの風呂に入り、リフレッシュ。

2015年8月19日 (水)

全員協議会(柏崎市役所新庁舎問題)、配布資料を疑え!
市民の来庁案件の8割が証明書の発行

 1時、就寝。

 5時に起床し、事務局となってる会の総会資料の作成や伝票関係の処理を行う。

 8時40分、大粒納豆、鯖の水煮、オニオンスライス、べったら漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市役所に移動し、会派会議。

Dsc_0005rr 10時から本会議場での全員協議会に出席する。議題は、柏崎市役所新庁舎について、これまでの経緯とこれからの方策についてである。

 会田市長からこれまでの事業経過や今後の日程についての説明があったが、資料1として配布された

資料1
「事業経過及び今後の日程について」
(pdf形式)

が酷いもので、つい笑ってしまった。

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 平成22年からの議会における市役所庁舎に関する一般質問に関しては掲載してあるものの、これまで私が会田市長に議会で問い質してきた市役所庁舎移転拡大に反対する一般質問に関しては触れられていなかった。
 こういう事を平気でやるのが、今の市政である。反対意見も平等に扱うべきであり、市民アンケートの結果なども、意見や提案としてまとめられた中では、強い反対意見も

<新庁舎建設について>
・市民への説明や意見交換が必要

<建設地(位置)について>
・過去の水害エリアで、地盤が悪く安全面が心配

としてしか、まとめられていない。
 その市民アンケートの結果をみれば、市民が市役所に行く頻度で一番多いのは47.1%で年に1,2回程度となっており、さらに用件の80.1%が戸籍・住民票・印鑑登録であり、ついで国民健康保険・年金が31.9%となっている。
 つまり、市役所まで移動しなくとも、近所のコンビニ等でできる用件が市民ニーズの大半である。マイナンバー制度が進展し、システムが充実していけば、さらにこの傾向は顕著になるであろう。
 仕事関係の調査、契約、入札は7.1%であるが、これは仕事なので市役所がどこにあろうが関係がない。
 これまで何回も主張してきたように、

(1)少子高齢化、マイナンバー制度などのIT化があり、
        より大きな市役所庁舎にすることはない

(2)本来、商業地として雇用の場を創るべき駅前の一等地に
            わざわざ建設する必要はない。

というのが私の考えである。
 そして合併特例債を使いたいから、平成32年までに一気に進めるというのも、金ありきでおかしい話。中身の議論は、また今後の一般質問で行うとしても(今日、議場で資料配付されていきなり質疑もおかしい。本来は事前配布すべき)、議論のスピード感や議会の意見反映について、会田市長に確認した。

Q.これだけのスピード感でやるなら、もっと当局、そして市民で構成されている検討委員会と議会との密な連係が必要である。柏崎市議会は他の自治体と違って、市民で構成する検討委員会に議会代表を委員として送り出すようなことをしていない。他の議会では、議会の中の議論を検討委員会に報告したり、また逆に検討委員会の議論を議会に反映している。つまり、柏崎市は他の自治体と違って、議会と市民による検討委員会と乖離している状態にある。さらに言えば、当局と議会の代表で新庁舎に関して協議する定例会議をもっていた自治体もあるほど。そういった議論の乖離に加え、合併特例債ありきのスピード感になっている。こういった全員協議会でも良いが、議論を深めるため、もっと頻繁に行う必要があると思うが、市長の意気込み、考えはどうなのか。
A.これまでの通りと変わらない。スピード感でいえば、刈羽村にはかなわないと思う。

 この市長の答弁は認識が違っている。刈羽村の場合は、中越沖地震後の耐震補強をする、しないの議論から入ってきており、旧庁舎の耐震補強を行わず、新庁舎の建設を行った。それに対し、柏崎市では、お金をかけて現庁舎の耐震補強を行って、またお金をかけて新庁舎を作るという話である。
 引き続き、一般質問や特別委員会の場できちんと追及しなければならない。

 全員協議会終了後、他会派の議員との意見交換。

 午後から中越地区市議会合同議員研修会に出席予定であったが、原子力発電所に関する調査特別委員会の第二部会長としての論点整理や視察の準備も行うため、急遽、キャンセルさせてもらった。

 14時、自宅に戻り、フランスパン(バゲット)にポテトとレタス、ベーコン、チーズを入れたバゲットサンドイッチ、ヨーグルト飲料、低脂肪乳で昼食。

 食後、事務所で視察先の宿泊手配や資料作成を行う。

Dsc_0004ww01 19時、布海苔や寒天、棒々鶏、山葵の葉などを入れた海鮮粥、卵黄を入れた小粒納豆、車麩の煮付け、芋茎の酢の物、ビール500ml4本で夕食。海鮮粥は、焼きアゴ干し、摺った桜海老、ニンニクを出汁にして、生米から炊いてみた。刻んだ山葵の葉が良いアクセントになった。

 中越地区市議会合同議員研修会の懇親会費用も支払っておきながら出席できず・・・今頃は楽しく交流しているだろうな、と思いつつ、 食後からも事務所で引き続き、資料作成や印刷を行う。

2015年8月18日 (火)

議員定数の全国平均は21.9人
柏崎市議会はこのまま定数26人でいくのか?

 2時、就寝。

 6時に起床し、事務所で今後のスケジュール調整などの事務仕事を行う。

 8時30分、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、小松菜のおひたし、茄子の漬け物、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 10時から会社関係や議会の視察に必要な諸手続のために市内まわり。

 13時、自宅に戻り、梅干しを裏ごししたペーストと挽き割り納豆をメインにしたつゆと素麺、イカの天ぷらで昼食をとる。

 食後から事務所で、視察報告書やこれからの視察計画などを作成。

Dsc_0004 19時40分、鯖のみりん焼き、オーストラリアビーフのサーロインステーキ、冷や奴、小粒納豆、ビール500ml4本で夕食をとる。
 オーストラリアビーフは牛脂を使わず、テフロン加工のフライパンで、表面がカリっとなるように焼き、醤油、みりん、ニンニクで味付けをした。さっぱりと食べる予定であったが、ビールにはやはり脂がよく合うため、結局、レモンとバジルが入ったバターをのせてしまい、カロリーオーバー。

 食後から事務所で資料の整理を行う。

 23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしてから、事務所で事務仕事。

 先月、全国市議会議長会が平成26年12月31日時点での全国における市議会議員定数の調査結果を発表した。

 「市議会議員定数に関する調査結果」(pdf形式)

 813市区を対象に実施され、回答率は100%。合併特例債を適用していない810市区議会議員の定数は1万9794人、1市あたり24.4人(前年は24.7人)となっている。
 そして、我が柏崎市と同様の人口5~10万人未満の267市の平均議員数は

 21.9人

である。
 現在の柏崎市議会は26人。先の平成27年6月定例会において提案した議員定数削減案の22人に近い数字となっている。

 私が提案したこの議員数を22人に減らす案に反対し、「議員全員で検討委員会を作る必要がある」と大見得を切った議員はその後、自ら動くこともなく、働きかけもない。

 柏崎市議会はこのまま自らが血を流す改革もせず、行政の無駄にも切り込まないのであろうか・・・。

2015年8月17日 (月)

長野県山ノ内町:サバタケの残り汁カレー、ネーミングの妙

 3時、就寝。

 6時に起床し、事務所で資料作成を行う。

 8時30分、大粒納豆、牛蒡入り薩摩揚げ、辛子明太子、若布とジャガイモの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から自民党柏崎支部で打ち合わせ。

 11時、一旦、事務所に戻り、資料をコピーしてから市内をまわる。

 13時、自宅に戻り、素麺、かき卵の漬け汁、巨峰、低脂肪ヨーグルトで昼食。

 14時、16時と事務所に来客があり、相談を受ける。

Dsc_0001xx 19時30分、鶏モモ肉をクレイジーソルト、黒胡椒を多めにかけてフライパンでじっくり焼き、最後にレモン汁を大量にかけた鶏レモン焼き、キャベツ、小粒納豆、小松菜のおひたし、ビール500ml4本で夕食をとる。
 鶏レモン焼きを半分食べたところで細かく刻み、ピーマン、キャベツ、讃岐うどんと一緒に、残った油で焼いた焼きうどんでシメる。

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 22時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。今月は出張が多いため、仕事は溜まる一方である。

 我が柏崎市と災害時応援協定を締結しているのは、

・姉妹都市である東京都東村山市
・柏崎が桑名藩の飛び地だった経緯から三重県桑名市
・神奈川県秦野市
・群馬県前橋市


そして、長野県山ノ内町である。
 志賀高原や湯田中渋温泉郷などは観光地として有名であり、自主防災組織としても、個人的にも立ち寄ることが多く、根曲がり竹の旬の時期には、買って帰り、鯖の水煮の缶詰め、卵などで筍の味噌汁を作って楽しむ。

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*自分で作るときの筍の味噌汁には、野菜スープ煮の鯖缶詰めを重用。

 山ノ内町では、その根曲がり竹を名物にしようと、「サバタケ」が商品化された(pdf形式)。そして、さらに今年は、第2弾としてカレーを発売したという。その商品名が

 「サバタケの残り汁カレー」

・・・「残り汁」というところが、面白い。次回立ち寄ったときには、是非、購入してみようと思う(その前に自分で作りそうな気も)・


平成27年7月28日『産経新聞』

サバタケの残り汁カレー
長野の公社が発売

<長野>山ノ内町総合開発公社は、志賀高原で採れた「根曲がり竹」とサバを使ったタケノコ汁を入れたカレーの缶詰「サバタケの残り汁カレー」を8月1日から道の駅「北信州やまのうち」で販売する。平成23年から販売しているタケノコ汁の缶詰「サバタケ」シリーズの第2弾。
 
「サバタケの残り汁カレー」は、タケノコ汁に辛口カレーのルーを加えた商品。タケノコ汁の新しい食べ方を提案しようと商品化された。同公社は、鮮度が落ちやすく流通量が少ない根曲がり竹を広め、旬の時期に志賀高原を訪れてもらうきっかけにしようと、「サバタケ」の販売を開始。すぐに大人気商品となり、観光庁の「世界にも通用する究極のお土産」にも選定された。昨年は約1万4千缶を完売し、今年は両商品合わせて約2万缶を製造する。
 価格は「サバタケ」(420グラム)2缶と「サバタケの残り汁カレー」(420グラム)2缶のセットで4500円。カレーはセット販売のみで、「サバタケ」は1缶千円で店頭販売を行う。また、「サバタケ」の6缶セットのみ、宅配予約を7月31日まで受け付けており、価格は6千円(送料別)で1人1セットまで。
 予約は同道の駅ホームページから注文用紙をダウンロードしてファクスで送るか、専用電話080-7792-5806まで。問い合わせは同公社0169-33-3111。

2015年8月16日 (日)

不妊治療と仕事、9割「両立困難」
新生児の27人に1人が不妊治療による誕生

 2時、就寝。

 6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Dsc_0027rr23 8時、ホテルの1階ロビーに行き、ビュッフェ形式の朝食をとる。7時30分から始まったというものの、30分の間に既に主たるカレーやご飯、茹で卵などは無くなっていた。仕方なく生野菜、おにぎり2個、ミートボール、味噌汁、オレンジジュースなど、軽い食事となった。

 シャワーを浴びた後、10時にチェックアウト。

 11時から都内某所で不妊治療に関する支援団体の方、男性不妊で悩んでいたという方から話をお聞きする。

 昼食をとるタイミングも逃してしまったので、15時、「ビッグボーイ 練馬高野台店」(電話:03-5923-7001)に入る。
 何にしようか迷ったものの、標高2000mで栽培された高山にんにくがのった「夏のガーリックサーロインステーキ 150g バイキング付き 税抜き1890円」を選択。カレーやご飯、サラダ、スープが取り放題なので、朝食の分?を取り返すかのように、満腹になるまで食べた。

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 満腹のため、動きがゆっくりとなりつつも食後、帰路につく。

 19時、自宅に到着し、不在だった間の新聞や手紙、FAXなどを処理。

Dsc_0009 21時、昼食が遅かったため、卵焼き、叔父が作った烏賊の燻製、レバ刺し風味のこんにゃくの刺身、キャベツ、たらこのおにぎり、ビール500ml4本で夕食をとる。飴色に輝く自家製の烏賊の燻製は、香り良く、やはり耳の部分が美味しい。ビールがつい進んでしまう。

 23時、熱めの風呂に入って、リフレッシュ。

 24時から事務所で紙の資料を整理する。まだまだ紙の山が減らない・・・。

 不妊のご夫婦を支援するNPO法人Fimeが、仕事をしながら不妊治療を受けている方々へのアンケート結果(pdf形式)を公表した。
 結果として、やはり両立が困難であるということであり、政治側からの支援に加え、企業においても協力体制を必要であることが判明。
 現在、生まれている赤ちゃんの27人に1人が不妊治療によって生まれており、やはり社会全体の問題として取り組む必要がある。
 子供を産みやすいまち・柏崎と言われるよう、引き続き不妊治療への積極的な支援を議会の場で提案していきたいと思う。


平成27年8月5日『産経新聞』

不妊治療と仕事 9割「両立困難」
上司暴言「体外受精1回で成功させろや」

 不妊で悩む人を支援するNPO法人「Fine(ファイン)」(東京)は4日、不妊治療を受けながら仕事をした経験がある人の9割が「仕事と治療の両立は困難だと感じたことがある」とする調査結果を公表した。
 休暇や柔軟な就業形態など職場の支援態勢が整っていないことが原因とみられる。

 不妊治療には経済的負担が伴うが、仕事との両立が難しい実態が明らかになった。
 調査はFineが昨年5月から今年1月まで、不妊治療に関心がある2265人(うち95%が不妊治療経験者)を対象にインターネットで行った。
 その結果、不妊治療を経験した2152人中、仕事との両立が難しいと感じたことがあるのは1978人(91.9%)。治療内容によっては次の受診日の予定が立たず、遅刻や早退をしないといけないこともあるが、職場に有給やフレックス制度など不妊治療を支える制度があると答えたのはわずか5.9%だった。

 治療と仕事の両立が難しいため、退職(527人)や転職(121人)、休職(104人)、異動(84人)など、勤務状況を変更した経験を持つ人もいた。その理由として通院回数の多さや、通院に時間がかかること、精神的な負担などを挙げる人が多かった。
 職場で圧力を感じる人も多く、「体外受精をすると伝えたら、所属長に『さっさと1回で成功させろや』と言われた」「突然の休暇もありうると知ってほしい。責任感がある人ほど精神的につらくなる」などの声が寄せられた。
 
Fineは「新生児の27人に1人が不妊治療で誕生しており、不妊治療は特別なことではなくなった。治療には高額な費用がかかり、仕事と両立できる環境が必要だ。仕事をしながら安心して妊娠、出産、不妊治療ができるような理解と支援が必要とされている」としている。

<勤務状況を変更した理由(複数回答)>
・通院回数が多い
・診察、治療に時間がかかる
・精神的に負担が大きい
・治療をしながらでは責任ある仕事ができない
・体力的に負担が大きい
・職場で治療に対する協力や支援を得づらい
・職場で治療に対する理解を得づらい
・その他

2015年8月15日 (土)

草莽全国地方議員の会第1回全国研修会2日目(靖國神社、遊就館)

 1時、就寝。

 6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 7時、ホテルをチェックアウトし、九段下に向かう。途中、コンビニで納豆巻き2本、低脂肪乳を購入して朝食。

 7時30分過ぎ、靖國神社に到着するも、自転車用のヘルメットをかぶった韓国人らしき男が警察に拘束されていた。聞けば、いきなり自転車で突っ込んできて、韓国の国旗である太極旗を広げたそうである。
 わざわざ嫌がらせをするところが許せない。

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 8時、草莽全国地方議員の会のメンバーと合流し、今日から参加する新しいメンバーとの名刺交換や従来からのメンバーと近況報告や情報交換を行う。
 こういった交流は、すぐに生きるものではなく、後々につながる場合が多い。
 埼玉県桶川市の小野市長とも懇談する。

 記念撮影をしたのち、靖國神社を参拝。現代の我々が享受している平和の礎は、英霊のお陰である。
 韓国人の蛮行もあったが、靖國神社には当時、日本人であった台湾人2万8000人、朝鮮人2万1000人も祀られており、感謝の誠を捧げた。

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 参拝後は、少し個人的行動をさせてもらい、毎年恒例で行っている、帝國陸軍高田歩兵五十八聯隊の関係者・歩五八会が植樹した山桜「五八桜」の状態を確認する。

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 10時、境内能楽堂前にて、英霊に「ありがとう」と感謝とのべて純白の鳩を大空に放つ 「日本の声 英霊に感謝する集い」を見学。素晴らしい風景である。

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Cimg6362 あまりの暑さに冷たいものでも食べようということになり、かき氷「マスカット練乳 450円」を食べる。
 40度以上の高温と硫黄が立ちこめるなか、栗林忠道中将率いる帝國陸軍が徹底抗戦をした硫黄島の激戦に比べれば、こんな暑さは遊びにしか過ぎない。自分が情けない・・・。

 その後、遊就館を見たところで、今日の日程は終了となった。

 某氏と待ち合わせをし、神保町まで徒歩で移動。12時10分、老舗の喫茶店「さぼうる2」(電話:03-3291-8405)に入り、名物である「ナポリタン」の大盛りとドリンクのセット(1000円)で昼食をとる。

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 かなりのボリュームであり、食べていくうちに、つくづく

 「ナポリタンは、トマトケチャップを味わう料理である」

ことを実感。

 食後、都内某所に移動し、意見交換を行う。

Cimg6365 17時30分過ぎ、今日の宿泊先に向かう途中、ゲームセンターがあり、クレーンゲームのなかに豆柴の大きなぬいぐるみがあったので、つい挑戦。
 熱くなり虎の子2000円を使ってしまったが、店員の優しい協力?もあり、何とかゲットした。我ながらアホである。

 17時50分、いつものホテルが満室だったので、「東横INN 新宿歌舞伎町」にチェックイン。ロビーには中国語(マンダリン)の大声が響き、私が持っていた豆柴のぬいぐるみを指差して、言葉も発していた。中国を覚えなければダメだろうか・・・。

Dsc_0019rr15 18時10分、「しゃぶしゃぶにいむら 本店」(電話:03-3205-2200)に入り、珍しい「アロエ酢 税抜き680円」、「鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ 税抜き1800円」、生ビールで夕食をとる。
 アロエ酢は生のアロエ、玉葱、ワカメ、ワサビ、ポン酢というシンプルなもので、夏らしい一皿。

Dsc_0023rr19 満腹になったので、ホテルに帰って仕事をしようと思ったものの、案の定、シメのラーメンがほしくなり、19時30分、「どうとんぼり神座 新宿歌舞伎町店」(電話:03-3209-3790)に入る。チャーシューや煮玉子を入れたい気持ちを抑え、シンプルに「ねぎラーメン 780円」。トッピングのニラもたっぷりと入れ、野菜ラーメンよろしくヘルシーにシメた。

 20時、ホテルに戻り、1時間ほど風呂に入る。

 21時過ぎから急ぎの事務仕事。

 24時、気分転換のため、再度、風呂に入り、月刊誌2冊を読む。

2015年8月14日 (金)

草莽全国地方議員の会第1回全国研修会1日目(安全保障と憲法改正、地方議員から国会議員になって)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵で軽い食事をとったのち、出張のための準備を行う。

 8時30分、シャワーを浴びたのち、東京都内に向かって移動。途中、持参してきたおにぎり(辛子明太子)2個で朝食にする。

Dsc_0008 所用も済ませたのち、「富士そば 東中野店」(電話:03-6687-5431)で「紅生姜天そば 390円」に「生玉子 60円」で昼食。
 蒸し暑いからこそ、あえて熱いスープ、そしてピリっとした紅生姜天で蕎麦をたぐった。

 13時40分、永田町、参議院議員会館に移動し、柏崎市議会で同じ会派「決断と実行」の所属議員と合流。

Cimg6334 14時から副会長を務める「草莽全国地方議員の会」の第1回全国研修会1日目に出席する。
 会長である東京都杉並区・松浦芳子議員からの

「いま日本は大騒動になっているが、来年には憲法改正という話もあり、今日は地方議員が知っておくべき事、命がけで取り組むべきことを学ぶ日にしたい。」

という挨拶ののち、早速、研修会がスタートとなった。

 最初の研修は、日本大学教授の百地章先生による「地方議員が知っておくべき憲法の話~安全保障」
 主な内容は以下の通り。

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1.集団的自衛権の合憲性について

(1)集団的自衛権とは?
(a)集団的自衛権とは「自国と密接な関係にある国に対して武力攻撃がなされたときは、これを自国に対する攻撃とみなして対処する権利」
・・・NATO(北大西洋条約機構)条約
(b)個別的自衛権と集団的自衛権は不可分一体のもの
 刑法の「正当防衛」(36条)・・・「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむ得ずにした行為は罰しない」

(2)集団的自衛権は国連憲章第51条によって全ての国連加盟国に認められた国際法上の「固有の権利」
(a)それ故、憲法に明記されていなくとも当然に行使可能
 
憲法にわざわざ明記している国などない
(b)憲法9条は集団的自衛権の行使を「禁止」していない
 → 違憲ではない

(3)砂川事件最高裁判判決(昭和34年12月)に照らしても、合憲
(a)判決は、以下のように判示
「憲法9条は、わが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定していない」
「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然」
(b)旧安保条約は「集団的自衛権の行使として、日本国が米軍の駐留を希望」(全文)

(4)「政府見解の変更」について
(a)「憲法の条文の枠内」であれば、政府見解の変更は可能
(b)政府見解が変更された例・・・「戦力」の意味、首相の靖國神社参拝

(5)中国や北朝鮮の軍事的脅威に対抗するため、今こそ集団的自衛権の行使容認を
(a)中国の軍事的脅威の増大→南シナ海から東シナ海、さらに尖閣諸島、沖縄まで狙っている。
(b)他方、アメリカは内向き。もはや「世界の警察官ではない」→日米同盟をより強固にし、「抑止力」を高めるために、集団的自衛権の行使を

2.憲法前文の「似非平和主義」「敗北主義」

(1)現在、韓国によって不法占拠されている「竹島」が奪われたのも、憲法前文の「似非平和主義」「敗北主義」が原因

(2)昭和27年1月韓国は一方的に「李承晩ライン」を設定、竹島への立ち入りを禁止
→ 
韓国の沿岸警備艇による銃撃や拿捕に対して我が国は反撃せず

(3)昭和29年6月、韓国は沿岸警備隊を竹島に上陸
→ 我が国は韓国側からの激しい銃撃に対しても、憲法の「平和主義」を理由に実力で反撃せず


3.憲法第9条2項を改正して、自衛のための軍隊を

(1)フィリピンの失敗に学ぶ
(a)1989年、新憲法制定→事実上、米軍基地を撤廃
(b)2000年代に入ると、中国が南シナ海に進出、スカボロー礁やスプラトリー諸島の領有権を主張
→ 次第に軍事基地化
(C)2014年、アメリカと新軍事協定

(2)第9条第2項を改正して、自衛隊を「軍隊」とする
→ 「平和」を守るため!
(a)第9条第1項の「平和主義」は堅持(改正しない)
(b)「戦力の不保持」を定めた憲法第9条第2項のもとでは、自衛隊は「軍隊」ではなく「警察組織」
 「軍隊」としなければ侵略を阻止できない

*内閣府世論調査(平成27年3月)
・「日本が戦争に巻き込まれる危険あり」・・・「危険あり」(全体の75.5%)
・「戦争放棄の憲法があるから、戦争に巻き込まれる危険はない」・・・全体のわずか8.5%

(3)軍隊と警察の違いは?
(a)主権と独立を守るのが「軍隊」で、国内の治安を守るのが「警察」
(b)「軍隊」と「警察」とでは、行動原理が全く異なる(逆)
・軍隊の権限は「ネガティブ・リスト」方式で規定
→ 国際法等によって禁止されない限り、権限の行使は原則として自由
・警察の権限は「ポジティブ・リスト」方式
→ 法律に書かれていることしかできない(限定的)

(4)現行自衛隊法の下では外国から「武力攻撃」があった場合(防衛出動)しか対処できない
(a)領域警備規定の必要性
 現行自衛隊法・・・「領空侵犯」(84条)のみ
(b)中国の武装漁民(兵士)による領域侵犯(尖閣諸島上陸等)を阻止するためには、自衛隊法に「領域警備規定」を
(c)抜本的解決のためには、憲法9条第2項を改正して自衛隊を「軍隊」に

(5)護憲派の悪質なデマに騙されるな!
(a)軍隊を持ったら戦争が始まる?
→ 世界中で戦争が発生?
(b)「徴兵制」が始まる?
→ 
徴兵制は憲法違反である上、非現実的。先進国では廃止しており、軍隊はハイテク化している。

4.来年(平成28年)夏の憲法改正実現を
(a)国会による「憲法改正の発議」は恐らく時間の問題
→ 問題は「国民投票」
・改憲勢力を結集し、来年(平成28年夏)の参議院選挙で憲法改正の実現を!
(b)今こそ憲法改正国民運動を!
→ 「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(共同代表:櫻井よしこ、田久保忠衛、三好達)1千万人賛同者拡大運動を!

 熱い質疑応答ののち、集合写真を撮って、休憩。

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 15時45分から研修会が再開となり、前衆議院議員で元千葉市議の田沼たかし氏から「地方議員から国会議員と経験して学んだこと」と題した講演。
 主な内容は以下の通り。

1.自己紹介
 企業に勤務していたが、知覧の『英霊の言の葉』を読んで30歳にして、県議選に挑戦。落選後、市議2期、衆議院1期。

2.国会議員から見た地方議会の問題点
事前調整をし過ぎている、執行部の言う通りの質問しかできない、飼い慣らされている、議員が暇、もっと活躍すべき、特に高給の自治体、給料が違うのに会期が同じなのはおかしい、意見書を一所懸命だしている人がいるがほとんと考慮されていない、不毛である。

3.地方議員から見た国会の問題点
 日程が決まっていないためとにかく場当たり的対応が多い、質問調整をしている時間が無い、政府と与党は一体のため感情的対立が多い、パフォーマンスも多い、自分の選挙も含めて関係する選挙が頻繁にあって忙しすぎる、対応する問題が多すぎて全体のほんの一部にしか関われない。

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4.地方議員から国会議員になる意義
 国会議員は忙しすぎる、勉強・大局観養えない、目の前の問題で精一杯、普通の1年生議員では大した仕事ができない、地方議員時代の積み上げがあってこそ即戦力で活躍できる、現場感覚も持っている地方議員出身者こそが国会が求められる。
 是非、皆さんも挑戦してほしい。

5.地方議員から国会議員になるには
・選挙に強くなれ!地方選で目指せトップ当選
・政党と仲良くなれ!無所属での国政挑戦は無謀
・お金を集めろ!国政選挙には数千万円かかる

6.教育にかける思い
・私の原点・・・知覧、英霊に恥ずかしくない立派な国へ
→ 教科書改善、脱自虐史観
・教科書改善のための戦い
 市議会での一般質問や意見書提出に取り組んだがなしのつぶて
 しかし、自虐史観の教科書が採択され、全国ほぼ同様
 「装丁が良いから?」改正教育基本法の精神は?

7.教育委員会制度の問題点
・責任者のはっきりしない教育委員会制度
・市長でもある程度しか関与できず、教育委員会の選任のみで解任はできない
・民意を反映しておらず、ブラックボックス
・大阪維新の会、日本維新の会
 教育行政基本条例による権限と責任を一致。教育現場に評価を導入。

8.教育委員会廃止法案提出
 維新(当時)、民で法案を共同提出し、首長に権限集中。問題があれば選挙で落とせば良い。
→ 民意反映、無責任打破、まともな議論を期待した。
 しかし、可決した与党案は、全くの踏み込み不足であり、公明党との妥協の産物。
 安倍総理、下村大臣は同志のはずだが、現場感覚がないのか・・・
 2015年4月施行
 教育改革はまだ終わらない。

 16時40分から最後の研修として、各地方議会から現状、問題点の情報交換となった。

・神奈川県議会「日本海を中心にした地図の配布」
・兵庫県議会「政務活動費問題」「平和運動における価値の押しつけ」
・千葉県議会「教科書問題」
・神奈川県川崎市議会「子宮頸がんワクチン問題」「陳情・請願はすべて審査し、毎週開催している」
・東京都中央区「東京大空襲などの歴史伝承」
・埼玉県富士見市議会「陳情の扱い」
・和歌山県橋本市議会「選挙における地区推薦の弊害」
・神奈川県大和市「厚木基地の騒音訴訟問題、自衛隊へはおかしい」
・埼玉県川越市議会「議会運営委員会を全会一致方式から多数決へ」
・神奈川県綾瀬市議会「憲法改正に向けての署名」
・新潟県柏崎市議会「原子力発電所の再稼働問題、災害ボランティア補助制度」
・東京都狛江市議会「戦後70周年に議員となっている事に感謝して活動」
・東京都杉並区「議場に国旗の掲揚がまだできていない。陳情・請願の扱いを改善したい」

 17時30分に終了となり、懇親会の会場に移動する。

Dsc_0001rr01 18時過ぎ、「北海道 赤坂見附店」(電話:03-3560-6619)で懇親会。北海道らしいお約束のラーメンサラダ、ザンギなどをつまみ、飲み放題の瓶ビールを注ぎつ、注がれつつ・・・他の飲み客と違うのは、発表になった戦後70周年の安倍談話を静かに聞き、そしてその後は議論するというところである。

 大いに盛り上がり、21時過ぎに終了。その後、ホテルに向かって移動する。

Dsc_0006rr04 そのままホテルにチェックインしようと思ったものの、やはりシメがほしくなってしまい、21時30分、「横浜家系ラーメン 鶯家」で生ビール、「醤油ほうれん草 820円」を注文。某医師からは夜の炭水化物をやめるよう、あれほど言われたのに、ダメな人間である。

 22時、ホテルに入り、大浴場、サウナで汗を流す。

 23時から読書。

2015年8月13日 (木)

脳神経が死滅する仕組みが解明?アミロイドベータ

 1時、就寝。

 6時に起床し、ネット上での会議と資料作成を行う。

 8時、お盆ということもあり、菩提寺である勝願寺に行き、お墓参り。

 9時30分、大粒納豆、白身5個と黄身2個の目玉焼き、茹でモロヘイヤのマヨネーズ和え、鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 10時、11時と来客があり、久々の近況報告などを行う。その後、市内まわり。

 14時、自宅に戻り、おろしニンニク、大量の長葱のみじん切り、豚挽肉、卵、干し納豆パウダー、冷やご飯で作った、ニンニク炒飯、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで昼食をとる。今日は一人分しか作らなかったので、家庭用のガスコンロでも火力が十分で、パラッと仕上がった。

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 食後から再度の市内まわり。

 18時、事務所に戻り、明日からの出張のための準備、荷造りを行う。この8月は、ゆっくり自宅にいる時間がない。

Dsc_0004 19時50分、生寿司(キハダ鮪、鯛、生海老)、牛焼肉、シーザーサラダ、めかぶと小粒納豆の和え物、ビール500ml4本で夕食をとる。
 いつもならフライパンで肉を焼くところであるが、今日は掃除がてら倉庫から出してきた七輪を使い、炭火で焼いてみた。

 21時、熱めのシャワーを浴びて、リフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 認知症のなかでも半分以上と言われているのがアルツハイマー病(20%が脳血管性、レビー小体型が6%)。生活習慣を見直すことで、ある程度、予防ができるとされているものの、原因となるタンパク質「アミロイドベータ」がどういったシステムで、神経細胞を死滅させるのかは、これまでいくつのかの研究結果はあったものの、明確にはなっていなかった。
 この度、アミロイドベータが球状のアミロスフェロイドとなって神経毒を持つことが判明したという。今後の予防、治療薬の開発に期待したい。


平成27年8月1日『産経新聞』

脳神経死滅の仕組み解明
先端医療振興財団や京大などチーム
アルツハイマー病治療薬の候補物質発見

 脳内に蓄積しアルツハイマー病を引き起こすとされるタンパク質「アミロイドベータ」が球状の集合体となって神経細胞を死滅させる仕組みを、先端医療振興財団(神戸市)や京都大などのチームが解明し、31日発表した。発見した化合物で、ラットの神経細胞死を防ぐことにも成功した。
 成果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。チームの星美奈子・同財団客員上席研究員は「症状が重くなるのを長期間抑える薬剤や予防薬の開発につながる」としている。
 チームによると、
アミロイドベータは脳内で約30個球状に集まり、アミロスフェロイドと呼ばれる塊になると、強い神経毒性を持つようになる。チームは、死亡した患者の脳細胞からアミロスフェロイドを取り出し、結合する分子を調べた。
 すると、神経細胞の表面にあり細胞内の物質のバランスを保つ「NAKα3」というタンパク質が結合した。結合すると、NAKα3が働かなくなり神経細胞内にカルシウムが大量に流れ込んで神経細胞が死んだ。
 
チームは、NAKα3と同じようにアミロスフェロイドに結合するアミノ酸化合物を発見。ラットの神経細胞にアミロスフェロイドとアミノ酸化合物を加えると、NAKα3の結合を邪魔し、神経細胞が死ぬのを防げた。
 今後、このアミノ酸化合物を使った治療薬の開発を進めるとともに、アミロスフェロイドがいつどのように脳内で作られるのかを調べる。

2015年8月12日 (水)

東京五輪までに国産バイオ燃料?やるべきは籾殻ではないか。

 5時に起床し、事務所で急ぎの仕事を行う。

 8時、大粒納豆、甘鮭の塩焼き、モロヘイヤのマヨネーズ和え、べったら漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、家長としての市内まわり。

 13時、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、生卵、挽き割り納豆、めかぶで作ったネバネバ冷やしうどんで昼食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。仕事が溜まりに溜まって、プライオリティーを間違えそうである。

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 18時30分、群馬県某社の納豆を大量に購入したことから、叩きオクラと袖振大豆を使った大粒納豆、生卵で作ったふわふわ納豆、激辛キムチと豚バラ肉で作った豚キムチ、きゅうりの酢の物、鯖の水煮、ビール500ml6本で夕食をとる。

 食後から、あらためて『ルパン三世 カリオストロの城』を観る。先日、台湾・澎湖島でホテルに缶詰になっていた際に台湾人の女性たちに、この映画を観せたところ、主題歌「炎のたからもの」が暗い歌との評価があった。その評価をひっくり返すため、ストーリーを全部覚え、英語か漢字で説明できるようにしようと思う。


 九州電力の川内原子力発電所が無事に再稼働となった。ベース電源については、不安定な再生可能エネルギーよりは、我が国の資源から見れば、しばらくの間はウラン核分裂型、軽水炉の原子力発電所が必要である。
 しかしながら、原子力発電以外の新エネルギーがまったく必要ない、というわけではない。バイオ燃料などの発酵技術もあり、今後の研究によっては無限の可能性があろう。
 先日、政府は国産のバイオ燃料を東京五輪まで全面的に開発し、打ち出すという方針を出した。しかし食糧として、そのまま食べられるトウモロコシやミドリムシなどが原材料として検討されており、私としては違和感がある。本質的なことを忘れているのではないだろうか、とまで思う。無駄なエネルギーを使わないためにも、「食べ物は食べ物として消費する」のが原則であろう。
 本来、捨てていたものを活用する技術を開発することが、日本の腕の見せ所。
 日本食文化の根幹である米、その副産物で廃棄されている籾殻の活用を忘れている・・・・。


平成27年7月8日『産経新聞』

国産バイオ燃料で官民検討委
東京五輪までに商用飛行

 政府は7日、国産の木材や藻類などを原料にした航空機向けバイオジェット燃料の製造、商業化に向けた官民の検討委員会を立ち上げた。2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックまでの商用フライト実現を目標に掲げる。石油系燃料からの置き換えを進め、日本が航空部門の温室効果ガス削減に率先して取り組む姿勢をアピールする狙いがある。
 検討委員会には経済産業、国土交通両省と、航空会社、石油元売り業界などが参加。今後、年2回のペースで普及策を検討する。
 国際民間航空機関(ICAO)は20年以降に航空業界でCO2の排出を増加させない目標を掲げている。バイオジェット燃料の需要は高まるとみられ、米国などでは既に商用利用が始まっている。
 
バイオ燃料については、トウモロコシなどの生物資源(バイオマス)が原料に使われるが、作物からつくれば広大な土地が必要な上、食料の供給不足を招く恐れがある。日本では原料の確保などの課題があり、まだ研究段階にある。使用例は日本航空が09年に試験飛行で用いるなどわずか3回にとどまっている。
 このため政府は、ミドリムシなどの藻類や木材からつくる技術から原料の「国産」化を目指し、検討委員会では技術開発の支援策も検討していく。検討委は同時に、実用化に向けた十分な生産量の確保や、サプライチェーン(供給網)の構築も話し合う。

2015年8月11日 (火)

妙高市倫理法人会にて講演「高田歩兵五十八聯隊とインド独立」

 眠い目をこすりながら、愛車で羽田空港から新潟県妙高市に向かって移動する。

Cimg6317 5時30分、妙高市の新井コロナに到着し、6時から妙高市倫理法人会第257回モーニングセミナーに講師として出席させてもらう。
 『万人幸福の栞』の輪読は、「第一条 今日は最良の一日、今は無二の好機 ~日々好日」

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 6時15分から「高田歩兵五十八聯隊とインド独立」と題して、以下の内容で約40分間、お話させてもらった。

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1.戦争呼称について
 2つの「太平洋戦争」

2.「大東亜戦争(Greater East Asian War)」
 事変(Incident)と戦争(War)は違う。

3.占領期間からの慣習
 GHQの規制や圧力。

4.大東亜戦争三大愚戦
(1)ミッドウェー海戦
(2)ガダルカナル作戦
(3)インパール作戦(ウ号作戦)
 蒋介石を支援する援蒋ルートの遮断、インド独立を目指し、チャンドラ・ボース率いるインド国民軍(INA:Indian National Army)とともに、ビルマからインド北東部の都市インパール攻略を目指した作戦。

5.インド独立の志士・スバス・チャンドラ・ボース

6.チャンドラ・ボースとガンジー

7.インド国民軍(INA:Indian National Army)
 F機関からINA。

8.インパール作戦(ウ号作戦)
 第31師団(烈) 師団長:佐藤幸徳
 歩兵団長:宮崎繁三郎
<宮崎支隊>
 副官:柏崎出身・浜中尉
    → 高田歩兵五十八聯隊

9.高田歩兵五十八聯隊奮戦す!
 第31師団(烈)の左突進隊:宮崎繁三郎中将率いる宮崎支隊はコヒマに進撃。コヒマでの激戦は、イギリス戦史にもその名をとどろかせ、イギリスの国立陸軍博物館(National Army Museum)が2013年に行った歴史上激烈な戦い、敵味方の命運を決した至上最高の戦いは何か?という投票でも5位に入っている。

10.『名将 宮崎繁三郎中将』「五十八連隊かく戦えり」
 柏崎出身・浜副官とのエピソード。

11.勇猛果敢な高田歩兵五十八聯隊
 元新潟県知事・君健男氏
 「堅忍持久、質実剛健の気に富み、勇猛果敢、軍紀厳正、しかも人間味に溢れた部隊で、その精鋭ぶりは戦後三十八年たった今日なお、コヒマの人々によって語りつがれているほどであります。」

12.インパール作戦が残したもの(1)
・連合軍東南アジア方面軍司令官のマウントバッテン海軍大将回想録
・チャンドラ・ボースの甥であるシシル・ボース氏

13.インパール作戦が残したもの(2)
 インド国民軍(INA)裁判とチャンドラ・ボース公園の「インド独立義勇軍(INA)と日本兵たち」の像

14.インパール作戦が残したもの(3)
 インドはインパール作戦を「インパール戦争」と呼び、「対英独立戦争」と位置づけている。
 元インド国民軍大尉で、全インドINA事務局長、S・S・ヤダバ大尉の回想。

15.インパール作戦が残したもの(4)
 マニプール州ロッパチン村のアジアで唯一の現地村民が作った日本兵の慰霊塔。

16.現地コヒマの人々と高田歩兵五十八聯隊
 昭和54年7月5日に来日したナガランド州儀典次官補のメレン氏ご夫妻、コヒマ3人娘と言われたアジャノさん(19)、メングノさん(21)、アルーさん(23)。
 柏崎市の米山山荘跡地にある「日印友好の碑」。

17.新潟県内で歓待されたコヒマ3人娘
 昭和54年7月10日『新潟日報』

18.現地コヒマでの慰霊活動
 2009年2月、現地を三井田が訪れた際の報告。

19.元英軍兵士とのインパール70周年追悼供養
 2014年10月24日、コヒマで高田歩兵第五十八聯隊と激闘を繰り広げて生還された93歳の英軍・退役軍人Roy Welland氏とご家族関係者、日本側の元帝國陸軍兵士(烈師団)、インド独立に貢献した帝國陸軍を映画化するインド人の映画ロケ隊が日本を訪れ、靖國神社で祈りを捧げた。

20.今後の活動「歴史を語り継ぐ」
 大東亜戦争の悲劇、悲惨さなどの影を強調する論調が多いが、光の部分もある。その残光を拾い出し、広い視野をもって、多面的に歴史を見るべきと活動していきたい。

Cimg6319 モーニングセミナー終了後、同会場で「りらく庵」(電話:0255-72-4785)の仕出し、めかぶ、味噌汁で朝食をとりながらの懇談。
 柏崎市の政治について、外から見られているようで、「商業地としての一等地である駅前に市役所、しかも今より大きな市役所を作る」ことについて、ご批判を頂戴した。当たり前の事である。

 食後、急いで柏崎市内まで戻る。途中、コンビニで飲み物を買うも、寝不足で頭がボケているせいか、まだ台湾にいる気分で、店員が商品を渡してくれたところに

 「シィェシィェ」

ヤバイ人間と思われたと思う。

Dsc_0054yy17 9時30分、市役所に移動。会派室で短時間の打ち合わせをしたのち、10時から議会運営委員会に出席する。
 議題は主に市役所新庁舎に関するものであり、全員協議会の開催、そして柏崎市新庁舎建設特別委員会の設置がまず議長から提案された。
 市役所新庁舎に関する全員協議会を平成27年8月19日午前に実施することが決定。 市役所新庁舎に関する市民で構成された検討委員会の次回開催が平成27年8月26日のため、この日程での開催となった。

Q.全員協議会を開催することについては了承するが、以前の全員協議会では「事前審査にあたる」などという理由で答弁すらせず、何のための全員協議会なのかと批判がでたところである。よもや今回も同じような事にならないよう議長として、運営をきちんとしてもらいたいがどうか。
A.議長の責任において采配する。


 柏崎市新庁舎建設特別委員会の設置については、12人での構成から24人に変更となり、ポイントで全員協議会を開催するという案に変更になったため、各会派に持ち帰り、次回(平成27年8月24日)の議会運営委員会で協議することに決定。
 次に議会改革の課題についての取り組みについての提案があった。

1.災害時の議会のあり方
2.委員会審査のあり方について
3.議会のICT化について
4.プロセスモデルについて
5.議会報告会について
6.広報広聴~政策形成のあり方について


 次回(平成27年8月24日)の議会運営委員会までに各会派から1名を選出することとなった。
 終了後、会派室で打ち合わせ。

 11時40分、議員有志で「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「みそバターチャーシュー 870円」で昼食をとる。いつもならチャーシューメンであるが、今日は塩気に加え、脂肪分も体が欲していたので、バター追加。

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 食後、事務所に戻り、不在だった間の郵便物やFAXなどを処理する。

 16時、事務所に来客。

Dsc_0059yy21 18時、市内の某飲食店に移動し、懇親会に出席する。
 お土産として高粱酒を持ってきたので、生ビールでの乾杯のち、水割りで一緒に飲んだところ、いきなりテンションが上がってしまった。危険な白酒、高粱酒(53度)である。しかし、旬である岩牡蠣には意外にも良く合う。

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 21時過ぎ、帰宅し、熱めのシャワーを浴びて、リフレッシュ。

 22時、さすがに40時間以上は起きているので、シーツを取り換えたばかりのベッドで横になる・・・そのまま熟睡である。

2015年8月10日 (月)

台湾・台北市:柏崎の米販売に向けて
Why!Korean People

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現時時間5時30分に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Dsc_0006ff 現時時間7時30分、ホテル地下1階のレストランでビュッフェ形式の朝食。台湾式から洋食、和食まで揃っており、ソーセージ、ハム、スクランブルエッグ、シーザーサラダ、若布スープ、ご飯、牛乳、生グレープフルーツジュースを中心に、各種惣菜を少しずつとる。
 ご飯はバサバサで絶望的な味だが、納豆が無いこと以外は満足の朝食となった。また次回の台北訪問時にも、このSimple+HOTELを使おうと思う。

 現時時間11時30分、ホテルをチェックアウトし、MRT(南京復興-忠孝復興-市政府)で「新光三越 信義新天地A8館」に向かう。
 台北市内も台風13号の爪痕が激しく、街の木々が倒れ、看板が落ち、屋根が剥がれている家もあった。

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 待ち合わせの時間まで余裕があったので「新光三越 信義新天地A4館」の地下2階で台湾産、日本産の米の値段をチェック。日本食のみならず、色々な国の食材が売られている。通常、冷凍で販売されている納豆も探したが、見当たらず。

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 約束の時間も近づいたので、台湾料理のみならずアジア各国の料理店が出店している「新光三越 信義新天地A8館」地下2階のグルメ街に行き、今度はどんな料理が受けているのかをチェック。
 日本からは「富士そば」、「讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺」が出店しており、台湾旅行に来た外国人も多く食べていた。

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 客入りに関して「富士そば」が少し苦戦の様子だったので、富士そばファンとして、「頑張れ!」と心の中でつぶやいていたところ、後ろから

 「ハングッサーラミニカ?」(韓国人ですか)

と初老のご夫婦に声をかけられた。厳密に言うと、「ハングッ・・・ミニカ」程度が聞こえたので、あっ韓国語か、と思い、

 「タルラヨ、イルボンサラム」(違う、日本人)

と知ってる範囲の単語で返答した。何を食べたら良いのか分からなそうな様子であり、その後も早口の韓国語で問いかけが続いたので、

 「これ以上の韓国語は分からない」

と英語に切り替え、強引に「富士そば」に案内した。ここならパネルを指させば意思疎通ができる。台湾へ旅行に来た韓国人に、日本の立ち食い蕎麦を勧める私も鬼(日本鬼子?)である。
 その後も台湾のオーガニック料理のお店の前にいると、またも韓国人らしき中年男性に声をかけられ、同じように対応。
 私の顔は韓国人にも韓国人ぽく見えるのであろうか・・・アメリカ人でIT会社を経営する芸人・厚切りジェイソンのように、

 「Why!Korean People,Why!
  わざとだろー俺は日本人だぁー」

と叫びたい感じであった。

 その後、台湾の某社S社長、通訳をお願いしたK女史と香港料理のお店「添好運 台北信義店」(電話:02-2722-9358)で会食。
 「添好運」はミシュランで一つ星となったレストランながら、料理がリーズナブルなので、「世界でもっとも安い1つ星レストラン」と言われている。
 酥皮焗叉燒包(チャーシュー入りメロンパン)が有名であるが、中の餡も甘いので個人的には好きになれない味である。豚レバー入り腸粉も同様。醤油焼きそばと湯葉で海老を巻いた湯葉揚げは、日本人好みの味でビールが飲みたくなる。

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*「酥皮焗叉燒包」(チャーシュー入りメロンパン)

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*「黄沙猪潤腸」(豚レバー入り腸粉)

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*「香煎蘿萄糕」(大根もち)

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*「鮮蝦腐皮巻」(海老の湯葉巻き揚げ)

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*「豉油王炒麺」(醤油焼きそば)

 柏崎の米販売に関する基本的な意識の共有もでき、かつ満腹になったので、席を立とうとしたものの、オススメメニューとして「花枝丸」(イカ団子)を発見。
 台湾の食べ物のなかで一番好きな、澎湖島「長進餐廳」のイカ団子と食べ比べをしようと注文してみた。

 「見せてもらおうか、
  ミシュラン一つ星という
    イカ団子の性能とやらを!」

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*「花枝丸」(イカ団子)

 食べてみた結果、通訳をお願いしたK女史と顔を見合わせ、

 「あっ、やっぱり長進の方が美味い」

ということになった。

 S社長をお見送りしたのち、現地時間14時20分、台湾のスイーツ界で大人気という「ICE MONSTER 微風松高店」(電話:02-2722-9776)に入り、夏季限定メニューの「新鮮草莓綿花甜」を食べる。旬のマンゴーを食べる人が多いなか、わざわざ旬ではないため高くなっている限定の苺味を食べる逆張り。

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 ホテルに預けていた荷物を受け取りに、MRT(市政府-忠孝復興-南京復興)で移動。ホテルは日本語、英語、韓国語にも対応しており、タクシーが来るまでの間、カウンターの台湾人女性とふなっしーや日本からのお客さんの動向について、色々とお話した。

 現地時間16時30分、タクシーで松山空港に移動し、中華航空のカウンターでチェックイン。空港内のお土産屋さんで新商品や日本語表記が間違っている商品を買い込んだ。

 セキュリティチェック及び出国審査を通り、現地時間18時15分、CI222便に搭乗する。機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。

 現地時間19時、機内食が提供され、ビーフライスかチキンライスかの選択でビーフライスを選択。思った以上に柔らかく、生姜がたっぷり効いた美味しいビーフがご飯に添えられており、かつ紅生姜というチープな味わいもあって良い。

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 また、アイスサンドイッチのサービスもあり、映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』を観ながら、独り楽しい帰り道になった。

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 約2時間40分のフライトで日本時間21時55分、羽田空港に到着。夏休みの時期で人が多いためか、入国審査ののち、荷物をピックアップするまで、何と1時間半もかかり、羽田空港を後にしたのは23時30分過ぎであった。

2015年8月 9日 (日)

台湾・澎湖島:台風13号の爪痕、馬公空港に6時間拘束

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現時時間5時30分に起床し、多少含む澎湖島らしい水で入れたバスタブで熱めの風呂に入る。

 現地時間8時、雨も弱くなったので、徒歩にて朝食街の文康商圏にある老舗人気店「北新橋」(電話:06-927-0549)で朝食。前回、澎湖島に来た際にも訪れたお店である。
 漢民族、大陸料理であり、牛の第二胃、ハチノスが入った生姜の効いたスープ「牛雑湯 大 130元」、ボリュームあり過ぎの焼き餃子「煎餃 3個1份 30元」というラインナップにした。

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*大きいだけではなく、モチモチの皮にも味がついている餃子。

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*現地の方も通いつめる絶品の牛雑湯。

 加えて、前回の反省点、

 「このスープに合うのは、絶対、米粒!

を活かすため、コンビニで購入した「おにぎり(シーチキン) 39元」を持ち込み。

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 スープを一啜りし、煮込まれて柔らかくなったハチノス(牛の第二胃)を口中でゆっくりと咀嚼しながら、そこへパリッとした海苔がついたおにぎりを放り込む・・・間違いない味わい。至高の時間である。

*このご飯が、我が柏崎のコシヒカリの炊きたてご飯であったなら、さらに美味しかったであろう。

 台風により、予定していた仕事がすべて吹っ飛んだため、少しテンションが落ちていたが、この美味しい朝食で少し回復することができた。

 現地時間9時、ホテルのロビーで林さんと再会。御年82歳の林さんは、日本語はエネルギッシュに澎湖島の現状、歴史をお話頂いた。
 生き証人である日本語世代として、とにかくお元気でいてほしい。

 荷物をパッキングし、現地時間10時50分、車に乗せてもらい馬公空港に向かう。

 馬公空港に着いたものの、案の定、搭乗予定であった飛行機は台風13号の影響ですべて中止。18時ぐらいには飛ぶことができるのではないか、との予想から、キャンセル待ち名簿に記入して、空港で待つこととした。

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Dsc_0011 現地時間12時50分、空港内コンビニでインスタントラーメン「味味一品 原汁珍味牛肉麺」、煮卵2個、日本式の無糖お茶を購入して昼食。
 中華、韓国系の方が、空港をはじめ色々な場所でカップラーメンをズルズルやっているところをよく見たことがあったが、よもや自分が空港の待合イスでラーメンを啜るとは思わなかった。これも良い経験だと割り切る。

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 天候が良くなることを願い、待つこと4時間。やっとフライトの再開の目途が立ったということで、現地時間17時30分、立栄航空のB7-610便にて台湾本島の松山空港に向かう。
 機体はフランスとイタリアの合弁航空機事業社ATRのターボプロップ双発機ATR72-600である。

 現地時間18時30分、無事に松山空港に到着。他の地域からの飛行機も遅延していたためか、タクシー乗り場は大渋滞であった。会食の時間もあるため、タクシーをやめる決断をし、MRT(松山機場-南京復興)と徒歩で移動し、宿泊先のSimple+HOTELにチェックインする。

 現地時間20時、「犂園湯包館 南京店」(電話:02-2721-5532)にて、マーケティング専門の台湾人S氏と会食。日本、いや柏崎市内のものを輸出できるか否かも含めて、意見交換をしつつ、お互い美味しいものが好きなのでグルメ談義もしながらの楽しい時間となった。ビールとともに、「酸辣湯」(酸っぱくて辛い胡椒汁、日本だと胡椒ではなく辣油の場合が多い)、「大餅捲牛肉」(牛肉と生の葱のロール焼餅)、「蔥油餅」(葱だけのシンプルな焼餅)、「鮮蚵包」(生牡蠣と台湾バジルの小籠包)、「白灼地瓜葉炒」(サツマイモの葉っぱの炒め物)をつまんで、満腹となった。

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*酸辣湯

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*白灼地瓜葉炒

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*鮮蚵包

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*蔥油餅

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*大餅捲牛肉

 食後、コンビニでビールなどを購入。コンビニで売れ筋商品の紹介棚を見たところ、ブルボン製品が売れ筋商品として陳列されていた。ちなみに、アイス部門では「ブラックサンダーアイス」と「ガリガリ君ソーダ味」が人気のようであった。

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 現地時間21時40分、ホテルに戻り、ランドリーコーナーで洗濯。

 部屋に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、冷たいビールをまず1本飲む。その後、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で政策コンペのためのプレゼンテーション資料を作成する。
 ビール1本で足りなかったので、いままで挑戦できなかった「グリーンアスパラ飲料 20元」をチェイサーに、アルコール度数53%の高粱酒を飲む・・・挑戦は失敗に終わった。

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2015年8月 8日 (土)

台湾・澎湖島:ブーフーウー?暴風雨・台風13号ですべて中止、ホテルで船酔い

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)、就寝しようとベッドに入るものの、ホテル自体が台風13号による強風で揺れに揺れ、ある種の船酔い状態。
 9階の部屋なので、ゆらーり、ゆらーりと部屋が揺れる。

 現地時間6時に起床し、あまり眠れなかったので、目覚ましに熱めのシャワーを浴びる。
 この台風13号は、最大風速50mというもので、すでに台湾本島では4人の死亡者がでているとニュースも流れている。
 部屋の揺れもさらに激しくなり、出窓周辺には雨が滲んできている状態である。

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 現地時間7時、ホテル2階のレストランに行き、ビュッフェ形式の朝食。おかゆ、蒸し卵、生野菜、キャベツの炒め物、大根と人参の炒め物など、野菜中心の内容で腹一杯となる。澎湖島での食事は、ほとんど海鮮なので野菜をここぞとばかりに食べる。
 味付けが足りず、つい醤油をもらって、塩分追加。本当は、塩分が少ないこういった食事で満足すべきであろうが、まだ舌が慣れていない。

 最大級の台風により、今日予定していた視察や打ち合わせなどはすべてキャンセルとなり、ホテルに缶詰状態。同行をお願いした通訳のK女史には、自室で1日待機してもらっており、申し訳ない限りである。
 ただ、インターネットへの接続環境があるのが、せめてもの救いとなっており、この機会に愛機であるThinkPad X61(SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)のOSをWindows7からWindows10にアップグレード。

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 作業中もホテル自体が強風で揺れるので、またも船酔い、地震酔い状態である。
 思えば、このThinkPad X61は、標準搭載であったWindowsXPからWindowsVista、Windows7とOSをアップグレードしてきており、2007年(平成19年)に発売された機種として、もう8年選手。本当によくできたマシンであり、Windows10に問題なくアップグレードできた以上、あと2年は使って、10年選手にしたい。

 現地時間12時40分、さすがに空腹になったので、豪雨の中、コンビニまで走って買い出しに行く。ホテルは玄関が水上がり状態。

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Dsc_0005 全身雨でグチャグチャになったものの、コンビニでインスタントラーメン「味味一品 極道豚骨麺」(極めという意味で「極道」という言葉が使われているのが面白い)、熟成させたアヒルの卵、鶏肉と卵のおにぎり(弁當にぎり)、ドリトス(チーズ味)、ビール(アメリカ)、台湾フルーツビールで昼食をとる。

 食後から政策コンペに提出する資料を作成。雨や風の音がひどく、集中できない。途中、気分転換のため、英語チャンネルでCNNニュース、アニメチャンネルで中国語版の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』を観る。

 現地時間19時、雨具で完全防護をして、「長進餐廳」(電話:06-9271686)に移動。道路には倒木、色々なお店の看板が宙を舞っている状況であるが、何とかお店に着くことができた。

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*TVニュースでも「澎湖島ヤバイよ」系

 「おばちゃーん、また来たよー、台風のなかでっ!」

ということで、またもビール1本をサービスしてもらい、お気に入りのイカ団子をはじめ、雲丹と卵の炒め物、お約束の蟹雑炊を堪能した。

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*雲丹と卵の炒め物

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*蟹雑炊

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*最高!のイカ団子

 今回、目的としていた、

・姉妹都市締結に関する情報交換
・観光戦略についての打ち合わせ
・米の販売、紹介ルートの確保

という本来の仕事がすべてすっ飛んでしまい、少しテンションが落ちていたので、美味しい食事でテンションが回復した。

 食後、少し風が弱まったので、何とかコンビニまで辿り着き、ビールを買うことができた。台湾のコンビニに来ると、いつも不思議に思いつつも、買う勇気がでないグリーンアスパラ飲料を横目で見る。

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 現地時間20時30分、ホテルの部屋に戻り、塩分を多少含む澎湖島らしい水で入れたバスタブでリラックス。意外に温まり、汗が止まらなくなる。
 その後、缶ビール3本を飲みつつ、日本から持参してきた本を読む。飛行機のなかでの読むために持ってきた本を、ホテルの部屋で読むことになろうとは・・・。

2015年8月 7日 (金)

台風とともに台湾、澎湖島(馬公市)へ
ふなっしーバッグのアヤシー男

 週刊誌などを読んだ後、1時に就寝する。

 5時30分に起床し、身支度をしたのち、ホテルをチェックアウト。

 無料シャトルバスで、羽田空港第一ターミナルから国際線ターミナルまで移動する。

 中華航空のカウンターに行き、荷物を預ける。規定の23kgを若干上回る重量ながら、「このままお預かりします」という、ありがたい処理をしてくれる橋本マナミ似(実物は違ったと思うが、感謝の心の目で脳内変換)のお姉さんにお礼を述べて、出国審査に向かう。

 出国審査もこの時間のためか、まったく並んで待つことなく、1分もかからず通り抜け、6時、アイスコーヒーを飲みつつ、WiFiフリーのパソコンコーナーで急ぎのメールを処理。アイスコーヒーを買う際に、「ふなっしーキラキラ・ラムネ缶 羽田空港 470円」が売っていたので、つい買ってしまった。黒のスーツ姿で、ふなっしーバッグを片手に台湾へ向かう40代独身のアヤシー男は、さらにアヤしさを増した。

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 6時40分、搭乗ゲートに移動し、中華航空CI0223便に搭乗。
 いつもはエバー航空の「キティちゃんジェット」で台湾入りするが、今回は初めての中華航空である。機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300。

Xxdsc_000202  機内食が「和食」と「洋食」を選べ、「和食」を選んだところ、ご飯、塩鯖焼き、玉子焼き、菜っ葉の油炒め、サラダ、パン、バター、フルーツ(パイナップル、チェリー、みかん)、ブルーベリーヨーグルトといった内容であった。塩鯖にご飯、ブルーベリーヨーグルトとは、いつも自分で食べているメニューで、機内食の感じがしない。

 約3時間20分のフライトで現地時間10時(日本時間11時、時差-1時間)、台北松山空港に到着。
 入国審査を通り、預けていた荷物を受け取って、今回通訳をお願いしている台湾人のK女史と合流する。

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 乗り換え待ちの時間を利用して、我が柏崎を知ってもらうためにも持参したコシヒカリを、お世話になっている老台北・蔡焜燦先生に送付。
 また、空港内をふらふらしていたところ、「大心 黒火山ソフトクリーム 49元」なるものを発見した。暑いということもあって、迷わず購入して食べたところ、黒胡麻を多用したソフトクリームであった。

 K女史とともに現地時間12時20分、遠東航空のFE-1017便にて松山空港を離陸し、澎湖島に向かって移動する。台風が近づいているためか、離陸直後から揺れが激しい。
 機体はマクドネル・ダグラスMD-80(McDonnell Douglas MD-80)、リアエンジン方式の小型短距離向けナローボディ機、双発ジェット旅客機である。1980年代に開発された。

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 現地時間13時10分、澎湖島の馬公空港(澎湖県馬公市)に到着。いつもお世話になっており、前回の訪問時には観光地に置いてけぼりにしてしまった、元気の良い王社長にお迎え頂き、車で移動する。

 現地時間13時40分、以前にも一度訪れた馬公市街地の有名店である「来福海鮮餐廳」(電話:06-926-2249)に入って遅めの昼食をとる。

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*茹でた巻き貝。サザエの肝のようで濃厚な味わい。

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*牡蠣の炒め物。歯応えある胡瓜が良い。

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*雲丹の炒め物

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*白身魚とヘチマのスープ

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*このお店名物であり、絶品の海老焼き。これも欠かせない。

 食後、一旦、宿泊先である長春大飯店にチェックイン。

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 身支度をしたのち、現地時間15時30分、本日程の最初の目的、澎湖県庁舎を訪れる。今回で3回目であり、知事にあたる県長も国民党から民進党へ変わった。
 建物自体は、日本統治時代の昭和10年(1935年)に建設されたコロニアル建築の庁舎で現在でも使用されている。

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 目的が済んだのち、これまたお約束の澎湖開拓館で休憩。昭和12年(1937年)に澎湖長官舎として建設されたもので、大正から昭和に多く見られた和洋折衷の建築方式となっており、日本人として懐かしさを感じる雰囲気である。

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 その後も本来であれば予定が入っていたが、今年最大級の台風の接近中ということで、移動手段が確保できず、キャンセル。

 仕方なく馬公市街地をそぞろ歩きをする。日程が決まっていたなか、まさか台風が来るとは・・・思わぬ誤算。

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*馬公市街、澎湖島内でも人気の100円ショップのダイソー

 現地時間19時、名物おばちゃんのいる、お気に入りのお店「長進餐廳」(電話:06-9271686)で夕食をとる。
 名物おばちゃんには、すっかり顔を覚えてもらっており、

 「おおー、また来たか、来たか」

状態、さらに前回に来た際に一緒に撮った写真をだしてきて、「痩せたねー」。そして、柏崎らしい御菓子のお土産をおばちゃん渡したところ、喜んでもらえたようで料理2品とビール1本をサービスしてもらった。ありがたい限りである。

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*ご挨拶がわりの雲丹の刺身

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*サービスでもらった新鮮な茹で海老

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*サービスでもらった卵が入った旬の茹でイカ

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*小さな牡蠣の酢牡蠣

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*このためだけに澎湖島に来ても良い、最高のイカ団子!

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*これまた、このお店の名物である蟹雑炊

 食後、ホテルに戻ったところで、台風による雨、風が強くなってきたので、夜歩きは中止。

 現地時間23時から、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で講演会のための資料作成を行う。

2015年8月 6日 (木)

平成27年8月随時会議(第16回会議)、紛糾!新庁舎建設特別委員会の設置、『災害ボランティア割引制度』の実現を求める意見書

 なかなか仕事が終わらず、3時に事務所のソファーで仮眠。

 5時に起床し、資料作成とネット上の会議を行う。

 7時、大粒納豆、挽肉とピーマンの炒め物、キャベツの浅漬け、鯛の潮汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時40分、市役所に移動し、会派会議。

Dsc_0002 9時、議会運営委員会に委員として出席する。
 議題は柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会3分科会の委員構成、柏崎市新庁舎建設特別委員会の設置についての2件である。

(1)柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会3分科会の委員構成
・分科会(協議の場、全文議事録)を部会(作業性重視)という名称に変更した。

→ 三井田は(仮称)第二部会
  テーマ:実効性ある避難計画について
      放射線への正しい理解と対応について

(2)柏崎市新庁舎建設特別委員会の設置
・目的の一部、「駅周辺の利活用」にするか、「庁舎周辺の利活用」「周辺環境の整備」にするのか。そもそも駅周辺はどこまでを指すのか。

→ 「庁舎周辺」として、必要に応じ駅周辺も議論対象とする。

 新庁舎建設特別委員会の設置については結局、どこで議会の特別委員会の意見を反映するがあるのか、9月には市民で構成された検討委員会で議論した基本コンセプトがでてきてしまうので、特別委員会を今作っても意味がなくなるのでないか、ということから議論が紛糾。
 結果、今日の随時会議で特別委員会設置の決議は見送りとなった。確かに当局とどういったペースで議論していくのかが不明である。後日、議長、副議長が当局と調整のうえ、再度の議会運営委員会が開催されることになった。

 追加として、私の方から提出した「『災害ボランティア割引制度』の実現を求める意見書」についても以下の通り、提案を行った。次回の議会運営委員会までに各会派の意見を反映し、何とか全会一致での本会議提案にし、新潟県内最初の可決事例になればと思う。


 「災害ボランティア割引制度」の実現を求める意見書

 災害列島日本と言われるように、近年は地震に津波、台風や豪雨、豪雪、竜巻、噴火などの自然災害が多発している。また近い将来に発生すると予測される南海トラフ地震や首都直下型地震、東南海・南海地震などにも備えなければならない。
このような大災害が発生した場合、被災者の支えとなり復旧・復興活動に欠かせないのがボランティア活動であり、我が柏崎市においても、大きな被害を受けた中越大震災、中越沖地震で多くの市民が実感したところである。
大災害が発生すれば被災地では直ぐに家庭の清掃や畳・家具の搬出、瓦礫の処理などが始まり、最近は発災直後からボランティアを求められるケースが多くなってきている。
しかし、東日本大震災の被災地に入ったボランティア数は、阪神・淡路大震災の同期間に比べて約40万人少なく(全国社会福祉協議会と兵庫県発表の統計より)、その最大の要因は被災地までの交通費、宿泊費が高額になるため、とされている。つまり、「行きたい気持ち」はあるが「行くことができない」。とりわけ学生をはじめ、若い世代が経済的理由から行けない実態が見受けられる。本来であれば、次世代を担う若い世代にこそ、被災地でのボランティア活動を通して、防災知識の向上、人と接するあたたかさ、そして郷土を愛する気持ちを育んでもらいたいと考えるところである。これは、ひいては日本全体の防災力を高めることにも通じる。
本来、「自己完結」すべきボランティア活動ではあるものの、現実的には各交通機関やホテル・旅館を使うことになる。しかし、交通費や宿泊費を割り引く制度がない。
 今、全国どこで大災害が発生してもおかしくはないことから、「災害ボランティア割引制度」の実現を求めるものである。

                記

 地震や津波、台風や豪雨、豪雪、竜巻、噴火などの自然災害発生時に、ボランティアに対して各公共交通機関やホテル・旅館などに交通費や宿泊費を割り引く制度を制定すること。
 以上、地方自治第99条の規定により意見書を提出する。

平成27年  月  日
柏崎市議会議長

(提出先)
内閣総理大臣、国土交通大臣、経済産業大臣


Dsc_0003 10時40から本会議、平成27年8月随時会議(第16回会議)に出席する。

 議案は以下の通り。

「議第76号 財産の取得について(災害対応特殊救急自動車)」
 災害対応特殊救急車 2149.2万円

「委員会発案第6号 柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会設置についての決議(案)」
 議長、副議長を除く、24名で構成。

 両案とも異議無く可決。報告事項は以下の1件があった。100%責任のある交通事故が多く、12万円といえども市民の税金を使って賠償するので、総務常任委員会の場で問い質さなくてはならない。

「報第21号 専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)」
 自動車事故により、看板を破損して100%負担、12万円の支出。

 10時50分に終了。

Dsc_0004 小休憩をとったのち、11時から大会議室にの柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会に出席する。
 正副委員長の互選が行われ、所属会派である「決断と実行」から指名した候補者、そして別の会派からも「決断と実行」の指名があり、選挙したところ、

 與口善之議員 13票 丸山敏彦議員 11票

となった。ただし、会派「決断と実行」としては会派長を推薦したので、與口善之議員が辞任したため、またも紛糾。
 休憩をとり、協議した結果、委員長は丸山敏彦議員となった。
 副委員長についても2名の推薦があり、

 矢部忠夫議員 15票 春川敏浩議員 9票

結果、矢部忠夫議員に決定。

 次に、暫時休憩となり、第一部会、第二部会、第三部会についての委員がそれぞれ指名され、部会長の互選が行われた。
 私は第二部会であり、同じ部会のメンバーの皆さんから推挙頂いて、(やりたくはなかったが)第二部会長に就任した。
 就任した以上は加速的に議論を進めるということで、次回日程と議題を即決させてもらった。
 第二部会は、平成27年8月28日10時から、当局との避難計画、ヨウ素剤配布に関する勉強会を実施

 その後、また柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会となり、12時20分に終了となったので、あわてて次の会議の準備を行う。

Dsc_0006 12時30分から議長応接室に移動し、事務局として、「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第12回理事会を開催した。
 協議事項は、主に平成27年8月20日に行う総会及びジャーナリストの佐波優子女史をお迎えしての講演会についてである。
 理事メンバーそれぞれに用事があるため、一気に協議を進め、13時に終了。

 会派室での諸雑務ののち、自民党・三富佳一県議会議員の事務所に伺っての調整や要望事項の処理などを行う。途中、さすがに空腹になったので、コンビニで購入した納豆巻き、アメリカンドッグ、スティック野菜、ヨーグルトドリンク、グレープフルーツジュースで昼食。

 16時過ぎ、事務所に戻り、台湾への出張のための荷物のパッキングを急いで行い、羽田空港に向かう。
 とりあえず、パスポートと現金、クレジットカードだけあれば何とかなるので、とにかく移動を優先した。
 そのため、観光交流課に行ってもらうべき、中国語(繁体字)版の柏崎市パンフレットを忘れてしまった・・・なんたるミステイク。あとで名刺交換した方にはpdfに変換し、メールで送ることとした。

Dsc_0008 21時、羽田空港第一ターミナルに到着。コンビニで夕食を買ったのち、同ターミナルのホテル「FIRST CABIN 羽田ターミナル1」 にチェックインする。
 以前も台湾に行く際に使ったカプセル形式のホテルであるが、大浴場やネット環境も充実しており、翌朝のフライトが7時と早いので便利である。

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 大浴場でサッパリし、またコイン式10分100円のマッサージ機でリフレッシュしてから、22時40分、コンビニで購入した「冷や奴セット」、「わさび風味のいかサラダ」、恵比寿「キムカツ」のカツさんどチーズ、ビール500ml4本で夕食をとる。
 食後からも持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの仕事を行う。

2015年8月 5日 (水)

総務常任委員会視察3日目:群馬県太田市 メガソーラー事業

 持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの仕事を行ったのち、3時に就寝。

 

 6時に起床し、熱めの風呂に入る。

 

 

Dsc_0001ww1_2 メールやブログなどを書いたのち、8時20分、ホテル3階のレストラン「Deja-vu」で朝食。ホテルとしても、地元食材にこだわりあるらしく、やまと豚の豚汁、やまと芋のとろろなどもあり、納豆や生卵とともに、ご飯大盛り2杯も食べてしまった。
 1杯目のご飯は納豆+生卵、2杯目はやまと芋のとろろ+生卵という充実のラインナップ。

 

 8時40分、ホテルのロビーで柏崎市議会総務常任委員会のメンバーと合流する。

 

Dsc_0002ww2 太田市議会事務局の方からバスで迎えに来て頂き、9時から太田市役所での視察となった。さすが富士重工、SUBARUの地元らしく「SUBARUサブレー」(御菓子司 新虎)を頂戴した。今日の行政視察のテーマは太陽光発電、メガソーラー事業である。

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Cimg6275 まず最初に、太田市議会・大川陽一議長からご挨拶頂いた。

 

・昨年、柏崎市では文化会館アルフォーレを視察させてもらった。
・太田市は、東京から80km程度なのでベッドタウンで人口は22万。
・基本的に天気に恵まれており、太陽光にむく。
・かつて中島飛行機製作所があり、世界に向けた技術力があるまちであり、それを継承したのがSUBARU。2兆3000億円の工業出荷額がある。農業も群馬県内2位であり、バランスがとれている。
今年は不交付団体となった
・NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助を受け、ソーラーパネルをのせた戸建て住宅553棟がある。世界一の数。
・議員定数は30名。

 

*人口1万人あたり議員は約1.4人。柏崎市に当てはめれば、柏崎市議会は議員数約10名となる。

 

 続いて、担当課であるエネルギー政策課から「太陽光発電推進のまち おおた」についての説明。
 主な内容は以下の通り。

 

・環境基本計画・新エネビジョン
 太田市環境基本計画(平成18年度、平成24年度改定)
 太田市地域新エネルギービジョン(平成18年度)
 太田市地域新エネルギービジョン「次世代エネルギーパーク構想」(平成19年度)
 太田市バイオマスタウン構想書(平成18年度)
 太田市バイオマスタウン事業化計画書(平成19年度)

 

・太田市役所の新庁舎建設の際にも太陽光パネルを採用し、多層ガラスのなかにもシースルーアモルファスを入れて、発電している。その後の公共施設建設にはNEDOの半額補助を受けながら、太陽光パネルを設置。75件の公共施設があり、800kWの出力がある。

 

・太陽光発電システム導入報奨金として、平成24年度より実施。発電出力により報奨金を区別している。太田市内で使える金券での支給。

 

・省エネルギー機器設置費補助金を支給し、エコキュートなどの省エネ給湯器を促進して、CO2削減を目指している。
→ 事業終了

 

・PalTown城西の杜:NEDOによる集中連係太陽光発電システム実証研究。777区画のうち、553戸に太陽光発電を世知し、合計出力2129kW。

 

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・メガソーラー事業は包括的リース契約による事業となっている。

 

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・おおた太陽光発電所:平成24年7月1日、発電開始し、自治体単独では初のメガソーラー。化合物太陽電池(CIS太陽電池)を採用。

 

・おおた緑町発電所:民間の物流倉庫の屋根を太田市が借りての設置。発電効率の高い単結晶シリコン太陽電池(HIT)を採用。

 

・おおた鶴生田町発電所:市街化区域内の遊休農地を太田市が借りての設置。化合物太陽電池(CIS太陽電池)を採用。古墳群を避けて施設を整備した。

 

・学校設置太陽光発電施設(教育委員会):市内小学校26校のプール再度に日よけを兼ねた10kWの太陽光パネルを設置。災害時に対応できるよう自立運転機能を備える。

 

・太陽光発電事業特別会計:平成25年度より特別会計を設置し、収益は一般会計へ繰り入れている。

 

・北部運動公園太陽光発電:26.16kW

 

・集光追尾型太陽光発電:平成24年度独立型再生可能エネルギー発電システム等対策費補助金により設置。建設費2億4150万円(うち補助は6400万円)。売電はせず、庁舎の電力に利用。

 

・太田市全体の太陽光発電の状況
 市全体で約37MWの太陽光発電
 年間発電量は約37500MWh
 世帯換算で約11400軒分の電力を発電
 → 市全体世帯数の約14%に相当

 

・「太陽光発電推進のまち おおた」都市宣言:平成24年9月の定例議会において、決議があり、その後、都市宣言を制定した。

 

Q.自然災害による太陽光パネルの被害はないのか。
A.ほとんどなく、雪害についても数年に一度あるかないか程度。

 

 会議室での質疑応答終了後に議場を見せてもらい、現物を視察。

 

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*円柱ドームのような議場であり、光をふんだんに取り入れている。

 

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*名札は、群馬県産の間伐材を使用。

 

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*傍聴席もあまり高くない位置。

 

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*おおた太陽光発電所

 

 さすが、富士重工の城下町、大きな富士重工健康保険組合太田記念病院がある。SUBARUのマークが輝いている。

 

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 ありがたいことにバスで太田駅までお送り頂いた。感謝である。

 

 東武伊勢崎線、両毛線と乗り換え、12時28分、高崎駅に到着。

 

Dsc_0014ww7 12時40分、創業大正8年(1919年)という老舗「栄寿亭」(電話:027-322-2740)に入り、「カツ丼A(玉子なし) 430円」、「ポテトサラダ 330円」で昼食をとる。醤油だれのカツ丼であり、ご飯の盛りも良く、人気老舗店であることがよく分かった。ポテトサラダには、缶詰のパイナップルとみかんの彩りとしてのせてあり、昭和チック。

 

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 すっかりと満腹になったところで、高崎駅まで戻り、13時27分発の上越新幹線「とき323号」に乗り込む。

 

 あっという間に長岡駅に到着し、E653系特急「しらゆき6号」で柏崎駅に向かう。

 

 15時過ぎ、自宅に戻る。まずは、不在期間の郵便物やFAXなどを処理。

 

 18時から講演会に出席する予定だったが、姪っ子がお泊まりする準備と、相談の電話などが続き、キャンセルさせてもらった。
 せっかくなので、横について姪っ子に料理の基礎(油炒め)を教える。

 

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Dsc_0018ww9 18時50分、沖縄風にピーマンの油炒めをのせたチキンカレーライス、もずくの味噌汁、アゴ干し出汁をたっぷり吸わせた油揚げ、蒸し茄子、きゅうりの酢の物、小粒納豆、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 カレーはお約束の和式便器風の皿。

 

 食後から明日の議会運営委員会で提案する内容の精査、「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の理事会資料を準備する。総会前の理事会なので、資料が膨大で印刷と整理に時間がかかる。

 

2015年8月 4日 (火)

総務常任委員会視察2日目:群馬県高崎市 市役所庁舎、火災時の体験

 2時、ホテルの部屋に戻って、就寝。

 6時に起床し、昨日の行政視察で頂いた資料をもって、風呂に入る。

Dsc_0001 8時30分、ホテルロビーで、無料サービスとなっている朝食。炊き込みご飯、麻婆豆腐、たまごサラダ、キャベツ、麩と玉葱の味噌汁、オレンジジュースで軽く食べる。
 スプーンが無かったため、麻婆豆腐は豆腐をすくい取るのみ。

 9時40分、ホテルのロビーで柏崎市議会総務常任委員会のメンバーと合流し、移動する。

 浅草橋駅から総武線、山手線で東京駅に行き、10時30分の長野新幹線「あさま633号」に乗る。

Dsc_0004 11時15分、群馬県の高崎駅に到着し、昼食時間を兼ねた小休憩。
 あまりの暑さに「サーティワンアイスクリーム イーサイト高崎店」(電話:027-323-2731)で限定テイスト、オレオ入りの「チョコレートミント」を食べる。少しチョコが多い感じであり、個人的にはもっとミントが効いた感じならバランスが良いように感じる。

 12時10分、「満洲屋が一番 JR高崎イーサイト店」(電話:027-395-0133)に入り、「極 味玉とんこつ 930円」で昼食。
 ご当地ラーメンのコンテストで優勝したのが売りであるが、フードコートで気軽に食べられるラーメンとしては、スープが好みで飲み干してしまった。麺は、粉落としがほしかったところ。

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Dsc_0009 13時15分、高崎市議会事務局の方から車で迎えに来て頂き、13時30分から高崎市役所での視察となった。
 ありがたいことに地元のお菓子・ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」と、そして高崎名物・だるまを頂戴した。柏崎市としても、おもてなしはこれぐらいやりたいもの。

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 まずは、田角悦恭副議長から以下のようなご挨拶を頂いた。

・平成の大合併で6町村を編入、人口37万5000人となった。面積459.41平方km。
・一番速い新幹線は止まらないが、東京都内とは十分な通勤圏内となっている。
・東口に新しい音楽施設を建設し、西口には体育館(2017年完成予定)。
・平成10年に庁舎ができて18年目となり、設備関係の一部は更新の時期にもなっている。当時は、かなり大きなものを作ったと、議会でも維持費に関する一般質問が行われていた。

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 続いて、本題である市役所庁舎の建設について、管財課から説明を受けた。主な内容は以下の通り。

・以前の昭和29年、12万5000人規模で建設された。
・昭和61年に建設準備を開始した。平成10年5月に連休を利用して、一気に移設した。
・旧庁舎跡は、中心市街地内の空き地であり、イベント広場として活用している。
・24時間必ず警備か管財の担当課(嘱託)の人間がいるようになっている。電話対応も24時間対応。
・市庁舎建設委員会は、行政と市議会で構成し、10年間議論してから建設している。
<庁舎の概要>
1)低層部1~2階は窓ロロビー
 市民の利用が多い窓口を低層部の1~2階に集中し、わかりやすい窓口を実現するための十分な広さが確保されている
2)高層部は柱のない執務スペース
 高層部にある約800mでの執務スペースは、柱がなく全体が見廻せ、フレキシブルな間取りが可能で、機構改革や人員配置の変化にも柔軟に対応できる。
3)庁議室兼災害対策本部室
 平常時は庁議室で活用し、災害発生時には迅速に災害対策本部を設置できる部屋がある。
4)行政と議会会の一体化
 議会は執務スペース等から独立したデザイン
議会棟は南側の3~5階の部分に配置し、議会玄関を含め、市民サービスや執務スペースから独立したブロックとしてデザインされている。
5)市民ロビー(1階、中2階)
 1階市民ロビーは、市民生活に役立つ催し物や公共施設情報などを閲覧できる市民情報センターを設置。統計書、調査書などの行政資料なども閲覧でき、情報はパソコンでも検索できる。1階、中2階とも、毎日朝7時30分~22時30分まで開放している。
6)展望ロビー及びレストラン
 庁舎21階は、無料の展望ロビーと展望レストランが併設されており、平日には来庁者の憩いの場として、週末には家族連れや観光客などでにぎわう。毎日8時30分~22時まで開放している。

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*低階層

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*低階層

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*低階層

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*急に「火災です、火災です」の自動アナウンスののち、乗っていたエレベータが1階まで強制移動。誰かが、間違って消火栓のボタンを押したということから、騒ぎになった。あまり経験することもないので、これまで良い視察となった。

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*21階展望室からの風景

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*21階展望室からの風景:高崎駅に対して正面になるよう建設

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*21階レストラン:アルケッチャーノ

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*21階レストラン内

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*対面式の議

Q.ワンストップサービスは行っているか?
A.現在は行っておらず、かつ検討もしていない。

Q.市庁舎ロビー、展望ロビーの利用状況は?
A.用途別に人数の集計はないものの、イベントや展示などを行っており、平成26年度の実績で1Fロビー260日/年、中2Fロビー131日/年。21Fのレストランが22時までの営業時間のため、22時30分までの利用もある。

Q.レストランの管理・委託はどうなっているか?
A.委託先、(有)ティープロダクト アートマルシェ。公募によるもので、3番目の事業者になる。アルケッチャーノの協力で、地産他消を目指している。

Q.庁舎内で指定管理制度を導入している箇所はあるか?
A.ない。

Q.展望ロビーの見学はいつできるのか。
A.朝7時30分~22時30分。

Q.新庁舎建設にあたっての市民アンケートはどうだったのか。
A.昭和63年「市庁舎を考える市民の会(仮称)」において2回意見聴取。
  来庁舎動態アンケート調査実施し、回答は1600人。
  「高崎市新庁舎土地利用計画作成調査」を日本能率協会に委託。

<設計コンセプト>
(1)「人が集う」
(2)周辺環境との連繋
 周辺の高崎公園・群馬音楽センターとの連繋
(3)周辺環境への配慮
 南北に長い計上の楕円形平面として日影に配慮。高層部は足元に植栽。
(4)コンプレックス
 高崎シティギャラリーと機能的に相互に連結され、市民が利用しやすいようにする。
(5)行政と議会の一体構成
 一体で作るものの議会の独立性を尊重し、独立した動線計画と独自性のある外観デザインとした。
(6)執務環境の充実
 低層部はアトリウムに面した開放空間、高層部は中央部に柱のない構造。間仕切りなどのモジュールは、標準的な3.2mではなく、将来の変更に細かく対応できるよう1.6mのモジュールを採用。
(7)市民スペース
 天井が高く明るい空間とし、開かれた市庁舎を表現している。窓口サービスは待ち時間、歩行距離を短くするよう計画。
(8)福祉にやさしい市庁舎
 視覚障害者、聴覚障害者のための設備対応。
(9)強固で堅牢な市庁舎
 耐震性能を重視し、震災時にも建物機能を維持。
(10)防災・避難
 機械的なバックアップ機能を備えた防災対策。屋上には緊急離着陸場を設け、救助活動・消防活動を支援。
(11)インテリジェント庁舎
 OAビルディングオートメーションと共に高度なシステムを構築。
(12)地域冷暖房の導入
 地域の熱供給システムを採用している。

Q.新庁舎竣工後の市民の声はどのようなものがあったか。
A.新庁舎の竣工後の市民の声で代表的なものは、トイレの使い勝手、レストランメニューの中身、庁舎内禁煙、新庁舎の維持管理費について等。

Q.建設工事費予算と返済財源や償還計画について教えてください。
A.総事業費285億9411万円
 <財源内訳>
  国庫補助       1億7300万円
  地方債       99億2650万円
  庁舎建設積立基金 150億2588万円
  上下水道局負担金  20億5091万円
  一般財源      14億1781万円

 15時過ぎ、ありがたいことに、またも高崎市議会事務局の方に車で高崎駅までお送り頂いた。御礼を述べてから移動。

 高崎駅から両毛線、東武伊勢崎線に乗り換え、17時過ぎ、太田駅に到着した。

 宿泊先である「パールホテル太田」にチェックイン。

 ホテル周りで買い物や散策をし、2時間ほど歩く。

Dsc_0001xx 21時、群馬県伊勢崎市の伊藤純子議員と待ち合わせ、柏崎市議会議員の有志、職員とともに、昭和回帰がコンセプトの「昭和レトロ居酒屋 かくれ道」(電話:050-5870-7066)で夕食を兼ねて懇親会。
 半額になっている生ビールを飲みつつ、挽肉辛炒めのレタス巻き、焼き鳥、地元らしいソース焼きそばなどをつまむ。

 24時、ホテルに戻り、熱めのシャワーでリフレッシュ。

2015年8月 3日 (月)

総務常任委員会視察1日目:神奈川県平塚市 市役所庁舎、税務署と同居、決定までの経緯が柏崎とは大違い

 2時、就寝。

 6時に起床し、出張のための諸準備を行う。

 7時30分、大粒納豆、鮪赤身のヅケ、辛子明太子、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 柏崎駅まで移動し、8時15分、総務常任委員会のメンバーと合流し、電車で長岡駅に向かう。

 長岡駅にて、9時40分、上越新幹線「Maxとき314号」に乗り込み、東京駅へ移動。プラットホームに人だかりやSPがいるので、誰が来ているかと思ってみれば、自民党・麻生太郎衆議院議員であった。スタイリッシュなマフィア風でオーラが違う。

 11時20分、東京駅に着き、東海道線の快速アクティーに乗り換える。

Dsc_0004rr04 12時35分、平塚駅に到着したので、駅近くの「東海菜館」(電話:0463-24-1677)で昼食。ご飯、スープおかわり自由のAランチのなかから「蒜苗墨魚(大蒜の芽とモンゴイカの炒め物) 1200円」、「タピオカ 100円」を選んだ。ご飯の味は新潟県人としてちょっと・・・、スープも醤油と酢で味を追加しつつも、結局、両方ともおかわりをして、すっかり満腹。

 食後、小休憩をしたのち、徒歩で平塚市役所まで移動する。すでに歩道は、自転車と歩行者がしっかり区分されている。

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Dsc_0008rr07 14時から平塚市役所にて、市役所庁舎の建設と国の機関である税務署との合築について、視察させてもらう。
 全国的には初めての事例であり、我が柏崎市が抱える問題である、

「税務署の駐車場がない」
「市役所の庁舎建て替え

への大きなヒントがある。
 加えて、工事を1期、2期工事に分け、現地改修を行っている。

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 主な内容は以下の通り。

「議会と新庁舎」説明者:議会事務局
・昨年の7月から新庁舎で議会も業務を行っている。

Cimg6241「平塚市役所新庁舎建て替えについて」
  説明者:総務部庁舎管理課建設担当

・8階が議会、4階市長室、3階、通常時は会議室で使用している災害対策本部会議室、1階、多目的ホール。

・平塚市と国土交通省と一体となって設計をし、建設・工事管理は平塚市が一括して行っている。

・平成29年3月に完成予定であり、現在は第一期工事が終わったところ。これから本格的な第二期工事が始まる。国の機関は第二期工事後から入る。市役所の分所も第二期工事後。

・将来人口20万人を予想して、旧庁舎は1964年年に建設された。耐震性、老朽化などの問題もあり、新庁舎の建設の検討が平成16年度に始まった。

・当初、国の機関との合築の話はなかったが、平成19年11月に国土交通省から申し入れがあった。市の部署と税務署が入る庁舎を一体的に整備。市庁舎と国庁舎との一体的整備は、全国に先駆けたモデルケースとなるよう計画。

・業務の関連する窓口部門は、市民サービスの向上を図るべく、市民目線に立った利用しやすい配置した。

・執務スペースは、市・国の共用スペースを介して相互のコミュニケーションが図れる配置。

・ 共用部(階段、エレベーター、トイレ、機械室など)を集約することで、効率的な庁舎としている。

<基本理念>
 自治の基本に立ったまちづくりの拠点=新庁舎

<4つの基本方針>
(1)市民に開かれ親しまれる庁舎

 市民が気軽に足を運べる身近で親しみをもてる施設として、庁舎は開放的で交流を育むつくりとし、さまざまな情報や人との交流の場を目指す。
 また、庁舎は周辺のみどり豊かな景観や沿道環境と調和したデザインとし、既存樹木に配慮した緑地広場づくりにより、敷地全体としてやすらぎのある空間づくりを目指す。
(2)人と地球環境にやさしい庁舎
 ユニバーサルデザインの理念を取り入れ、誰にでもわかりやすく、移動しやすく、利用しやすいを基本に、人にやさしい庁舎。駅やバス停などからの経路についても、案内サインや段差解消など人にやさしい周辺公共施設整備を目指す。
 また、地球環境に配慮した環境負荷の低減のため、自然エネルギーの導入を積極的に進め、省エネ・省資源対策のモデルとなる庁舎を目指す。
(3)市民の安心・安全な暮らしを支える拠点としての庁舎
 庁舎は市民の安心・安全な暮らしを支える拠点として、高度な耐震性、防火性及び災害時に対応できる機能を備えた自立性のある建物とし、災害など有事の際には危機管理の拠点として、また災害復興の拠点としての役割と機能を担う庁舎とする。
(4)市民サービス、事務効率の向上を目指した機能的な庁舎
 高度情報化社会に対応した建物構造や設備と合わせて、事務効率に配慮した機能的でフレキシブルな執務空間の形成を図り、最適な室内環境の維持と省エネ化・省力化を目指す。
 また、将来にわたる維持管理費を含めたライフサイクルコストを考慮した上で、建物の機能性とデザイン(意匠)のバランスがとれた庁舎とする。

<設計主旨>
(1)コンセプト

 4つの基本方針に基づき、「生活快適都市としてのシンボリックな庁舎」を3つのコンセプトによって実現。
<1>みどり豊かな周辺環境に調和した「公園のような庁舎」
 敷地周辺の緑豊かな八幡山公園や文化公園と連続した環境を活かし、内部と外部が連続した開放的な空間とすることで、様々な情報や交流を結ぶ場として誰もが親しみ気軽に訪れることができる公園のような庁舎を目指す。
<2>高いレベルの庁舎機能を有する「サスティナブル建築」
 将来にわたり長く使い続けることができる高い耐久性と防災拠点としての高い安全性を備え、利用変化に柔軟に対応できる自在性、維持管理の容易性など、総合的に高いレベルの庁舎機能を長く維持できるサスティナブル建築を目指す。
<3>自然と建築の共生を目指す「高いレベルのグリーン庁舎」
 建築・設備計画における平塚の自然環境と共生する工夫や省エネルギー化の工夫により、高いレベルのグリーン庁舎を目指す。
(2) コンセプトの具現化
 3つのコンセプトを次の考え方をもって計画に反映させる。
<1>周辺環境との調和
 敷地内に豊かな緑を配置して、八幡山公園から文化公園の緑を連続させる。
 外部と内部が動線的・視覚的に連続した開放的な低層部の計画を行う。
 新庁舎の空間全体が周辺環境と調和するように屋上緑化を含め豊かな緑の環境をつくる。
→ 1階には多目的スペースとして、国と市の共有。パッセージの通路を設け、敷地のなかでの道の連続性が確保される。
<2>市民に開かれた空間
 市民サービスの向上を目指し、1階を中心とした窓口部門の計画を行う。
 市民が気軽に訪れることができる開放的な場所をつくる。
<3>フレキシブルな執務空間
 執務室は、壁や柱の配置に配慮した、自由度の高い空間。
 空調・電気・情報・照明などの設備が、レイアウト変更に柔軟に対応できる計画とする。
<4>防災拠点としての高い安全性
 有事の際にも建築・設備機能が持続でき、災害対策活動を即座に開始できる庁舎。
→ (耐震構造ではなく)免震構造として、通常の1.5倍の仕様となっている。予想される南海トラフの大地震、関東大震災級にも耐えられるようにしている。
<5>高耐久な建築とコストの削減
 設計の工夫、適正な施工、維持管理により耐久性の高い建築とし、ライフサイクルの中でのコスト縮減を図る。
 合理的な建替計画や施工方法など、建設コストを抑えた無駄のない計画とする。
→ 仮設庁舎を建てずに期数を分けての工事
<6>環境負荷の低減・自然エネルギーの有効活用
 熱負荷を軽減するLow-Eペアガラスや断熱性の高い外壁や日射遮蔽効果のあるメンテナンス用バルコニーなど、外部負荷を低減する建築的な工夫。
 太陽光、風、雨水などの自然エネルギーを有効利用する工夫をし、環境に配慮。
→ トイレへの雨水利用も今後に取り組む。
<7>省エネルギー化の工夫
 エネルギーを有効に利用する省エネ型設備機器や高効率なシステムを採用する。

・庁舎棟は床面積30,747平方m(市86.63%、国13.37%)。駐車場棟は100%が市。事業費143億円。地上8階、地下2階。建物用途は、市庁舎、税務署、駐車場。

・税務所は2階と3階で工事の負担をしている。同フロアに市の税関系3課があるので、このワンフロアで税関系の手続きが終わる。

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*開放感ある低層階の窓口

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*窓口(待ち時間番号あり)

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*新庁舎モックアップ

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*1階イベントスペース。二期工事が終了するため、子供支援関係の課が仮設で業務

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*高層階の吹き抜け。

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*オープンスペースのミーティング机。予約はアナログ的にホワイトボード。

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*高層階の執務スペース。柱を極力なくし、将来的なレイアウト変更も想定。

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*階段スペースとの間をガラス張りにしたものの、女性のスカート内が見えてしまう可能性があり、仮設の段ボールで目隠し中。

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*広々とした市長応接室

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*会議室兼災害対策本部

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*旧庁舎1階で使っていた造形作家・小野ジョウ氏の作品を議会スペースの壁面で活用。旧庁舎の資産を活用するのは良い。

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*オープンスペースにある議会図書室。

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*市当局と議員席が対面になり、議長がその横というレイアウトの議場。赤ちゃん連れでも傍聴できるように、防音ガラスの傍聴席も用意。また、議会を身近に感じるよう傍聴席と議員席の高低差を少なく設計。

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*イヤホンジャック、100V電源、LANポート、操作ボタンは「賛成」、「反対」、そして何故か「棄権」?・・・棄権は議場をでるのが普通であるが「棄権」ボタンがある。

Q.工事費の抑制策については?
A.仮設庁舎を作らないよう、配置計画や建設行程を検討した。また先行解体した議事棟については、代替えを市施設(勤労会館)の大会議室として、議会を開催していた。また設計は常に機能とコストの対比をしていった。ある程度、設計がまとまった段階で設計VE(Value Engineering)を行い、機能、品質の向上とコスト縮減の両立を図っている。

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Q.コンセプトのサスティナブル建築とは?
A.総合的に高いレベルの庁舎機能を長く維持できるよう、高い耐久性、防災拠点としての高い安全性、利用の変化に柔軟に対応できる自在性、維持管理の容易性。

Q.新庁舎の建設にあたって、市民アンケートは行ったか。
A.平成18年度に「平塚市役所庁舎に関する市民アンケート調査」を実施。

・庁舎建設は早い方が良いか
  「そう思う」37.8%「どちらかというとそう思う」32.1%
  → 69.9%
・場所は現在地が良いと思うか
  「そう思う」56.4%「どちらかというとそう思う」19.1%
  → 75.5%
・新築したほうが良いと思うか
  「そう思う」46.9%「どちらかというとそう思う」28.0%
  → 74.9%

Q.新庁舎竣工後の市民の声は?
A.第1期工事完成後の「市民見学会」を2回実施した。「きれいになって良かった」等の声を多く頂いた。しかし、2期分の工事が建設中であり、最終完成となっていないので、次のような不便という意見もある

・館内サインが分かりにくい
・来庁者用駐車場が遠い(臨時駐車場を設置)
・1階にトイレがないのが不便(最終形にはある)

Q.建設工事費と返済財源や償還計画は?
A.平成22年度から平成28年度までの継続費。

【平塚市】新庁舎建設事業予算 128億6644万円
  財源 内訳
     庁舎建設基金   67億6721万円
     新庁舎建設事業債 59億9290万円
     交付金(社会資本整備総合交付金)
              1億633万円
              予定:1億7615万円
【国】 14億円

Q.一体整備の経緯は?
A.平成15年に、国・合同庁舎建設中に毒ガスが発見され工事が中止。平成19年11月に平塚市に対し、合同庁舎設備を担当する国土交通省から一体的整備について申し入れがあった。当初は、入居官署は国合同庁舎として、平塚税務署、平塚公共職業安定所、平塚労働基準監督署の3官署の予定であったが、国の施設再編方針の変更により、設計時に平塚税務署のみに変更している。

Q.3官署が入らなくなった経緯をもう少し詳しく教えてほしい。
A.平塚公共職業安定所、平塚労働基準監督署については、現庁舎の近くに国の建築物で空きがでたので、そこに入ることになった。

Q.費用負担は?
A.市占有部は平塚市、国占有部は国土交通省、共用部は占有部の区分所有比率に応じて各々が負担。工事は、平塚市と受注者とが国庁舎の部分も含めて請負契約を締結し、受注者への支払いは国庁舎の部分も含めて平塚市が行い、平塚市が国土交通省へ工事代金を請求している。敷地はすべて平塚市の所有のため、敷地面積に国占有部の区分所有比率に乗じた面積分の土地賃貸借料を東京国税局が平塚市に支払っている。

 現在の柏崎市における新庁舎建設の議論、そもそも議論と呼べるのかどうか不明であるが、庁舎を現地改修するのかどうかを市民に問い質すことから始まり、議会と市当局との議論の体制がまったく違い、平塚市は非常に時間と手間をかけている。
 そして、工期を1期、2期に分け、プロジェクト管理をしっかりすることで、せまい用地のなかで現地改修、機能の向上、市民サービスの継続、そして国の機関を合築
 学ぶべき事が多い、ありがたい視察となった。

 お礼を述べたのち、再度、徒歩で平塚駅に移動する。夕方になってきたといえども、かなり暑い。

 東海道線、京浜東北線、総武線と乗り換え、18時過ぎ、宿泊先である「東横INNアキバ浅草橋駅東口」に到着。
 チェックインしたのち、急ぎの事務仕事だけ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で行う。

Dsc_0013rr10 19時30分、映画「凜として愛」にも出演した熱い「心のアニキ」E氏と浅草で待ち合わせ。
 韓国料理のなかでは食材の新鮮さが求められるケジャンがあるという、元キムチ屋さんの「居酒屋 和(なごみ)」(電話:03-3844-4888)に入り、生ビールを飲みつつ、旬のものである谷中生姜、茄子ナムル、白ホルモン焼き、ケジャンをつつく。

Dsc_0015rr11 22時、シメということで、ホテル近くまで戻り、「らあめん花月嵐 浅草橋店」(電話:03-3865-7107)に入ったところ、券売機に英語表記もないため、迷っている外国人親子がいた。せっかくなので、つたない英語ながら説明し、餃子やビールを一緒に購入。お話をきけば、ニューカレドニアから来たお父さん、お母さん、そして小さい少女のご家族であった。日本に良い印象をもってもらいたいと思い、少女にはオレンジジュースをご馳走させてもらった。

 23時、E氏をお見送りしたのち、ホテルに戻ろうとしたところ、またも日本語表記のみのパンフレットで困っているような人がいた。「Can I help you?」と声をかけたところ、アメリカのユタ州ソルトレイクシティからお越しとのことであった。
 ソルトレイクシティといえば、最初にアメリカでホームステイした家が「モルモン教徒」であり、ソルトレイクシティからシアトルに引っ越してきた一家。NFLで好きだったQBもサンフランシスコ49ersでモルモン教徒のスティーブ・ヤングだったことから、話が弾み、そのまま一緒に飲みにいくことになった。

2015年8月 2日 (日)

カルタゴの滅亡、第三次ポエニ戦争と現・日本国憲法

 2時、就寝。

 5時に起床し、会社の伝票の整理を行う。紙の山から探し出してくる作業が多く、日頃のこまめな処理を怠っていることを反省。

 8時、大粒納豆、茄子の味噌油炒め、玉子豆腐、ジャガイモと若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから、東京都内よりお越しになったご家族を鵜川地区女谷までご案内。タニシなどを一緒に獲る。

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 12時、自宅に戻り、豚バラ肉切り落とし、キャベツ、木耳、人参、玉葱を炒め、先日漬け込み始めた岩牡蠣の漬け汁をベースにスープを作り、市販の中華太麺を入れた岩牡蠣出汁塩ラーメンを作って昼食。強烈な岩牡蠣エキスの効果で、海の香りがする塩ラーメンに仕上がった。

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 食後からひたすら視察用の資料の見直しや事務局を扱っている団体の伝票の整理、帳簿つけを行う。

 16時過ぎから所用のため、市内まわり。

Dsc_0002 18時50分、自宅に戻り、鮪の中落ちと長葱のみじん切り、干し納豆パウダーで味を調えたネギトロ丼、冷や奴、ゴマサバの香味焼き、十全茄子の浅漬け、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 ゴマサバには、おろしニンニク、バジル、チリパウダー、パン粉をつけ、オリーブオイルでじっくり焼いてみた。

 食後から事務所で事務仕事。

 ジャーナリスト・高山正之氏による『週刊新潮』の名物コラム「変見時在」に、現在のGHQに押しつけられた日本国憲法とカルタゴの滅亡について触れられた一文(2015年7月30日号)があった。
 改めて、抄訳版のリーウィウス『ローマ建国史』を読み返してみた。

 フェニキア人の植民地であるカルタゴと共和政ローマとの戦争は3回に渡っており、第二次ポエニ戦争では、ローマ本土に攻め入ったカルタゴであったが、やむなく停戦に応じる結果となった。その条件は、

(1)実効支配を失った海外領土の放棄
(2)カルタゴの農業生産の約1年分を賠償金として50年間支払うこと

(3)軍事行動の自主決定権を持たない

というもの。(1)(2)はさておき、(3)については、軍隊も軍艦もなく、自衛のための交戦権までも奪い、カルタゴは丸腰となった。
 第二次ポエニ戦争から50年後、隣国ヌミディアの度重なる侵略行為にカルタゴは、ついに自衛戦争に立ち上がった。しかし、丸腰状態の長かったカルタゴは、ヌミディアに完敗。そこに加え、ローマが上記、停戦条件(3)の違反であるとして、カルタゴに一斉攻撃をかける。領土の大半を失っても、賠償金を繰上返済するほどの経済力、復興力をもっていたカルタゴをローマは潰したかった。
 ローマによる包囲戦を仕掛けられた結果、カルタゴには戦死者、餓死者がでてしまい、停戦時に残ったカルタゴ人は約5万人。全て奴隷として売られ、カルタゴは滅亡した。

 高山氏は、大東亜戦争終結後、アメリカの中国研究者で蒋介石の私的顧問にもなっていたオーウェン・ラティモアが

 「日本の戦後処理はカルタゴ方式で」

と言ったこと、そしてその後に軍隊の不保持と交戦権の放棄、つまり上記(3)と同様のことを謳ったGHQによる日本国憲法草案がでてきたことを指摘している。非常に分かりやすい。
 ちなみに、オーウェン・ラティモアは、日本の天皇制の廃止を主張し、皇族の男子すべてを中国で抑留し、国連の監視下に置くべきだと主張していた赤い思想の人物であった。

 そもそも日本が主権を回復していないなかに発布した現在の日本国憲法。
 主権をもった日本、日本人、自分たちの手で『最初から日本語で書かれた』憲法の制定をしなければならない。

2015年8月 1日 (土)

外来種ミドリガメの制限、食べて減らす日は来るか。

 1時、就寝。

 5時に起床し、ネット上の会議や急ぎのメールを処理する。

 8時、大粒納豆、甘塩鮭、胡麻豆腐、モロヘイヤのマヨネーズ和えでご飯2杯の朝食をとる。

 8時50分、市役所に移動し、9時から会派会議。

 11時、事務所に戻り、イベント実施のための企画書や案内文書の作成を行う。

 13時、冷凍讃岐うどん2玉、挽き割り納豆、生卵2個、山芋とろろで作ったネバネバうどんで昼食。

 食後から買い出しや資料のお届けで市内をまわる。

 17時、事務所に戻り、録画しておいたテレビ番組を観ながら、紙の山となっている資料をスキャナで連続的に読み取り、電子ファイル化。

Dsc_0002 19時30分、鮭と長葱、卵だけのシンプルな炒飯、皮を剥いだ鶏胸肉、キャベツ、きゅうりに塩だれをかけた塩だれ棒々鶏、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 会社の決算もあり、まずは紙の山から各種領収書を探索せねばならず、今日はビールなし。

 耳元が赤いミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は外来種であり、これまでも購入に関して良心的なペットショップでは、買った旨の届け出をしていた。しかし、量販店や亀すくいなどでもミドリガメは容易に入手可能。そして、飼えなくなった人たちが自然に放つことで、我が国固有の生態系を脅かすようになってきた。
 この度、やっとミドリガメが規制されるとの報道があった。是非、進めてもらいたいと思う。
 また大きくなったミドリガメは、食べられない事はなく、餌を与えずに綺麗な水で2週間ほど飼ってから調理する。
 野生化したミドリガメを食べて減らす日が来るかも知れない。

 ちなみに私自身、日本固有種を守るべきという考えから、環境省レッドリスト・準絶滅危惧(NT)になっているヤリタナゴを飼って、増やしてから放流するよう、チャレンジ中である。

Dsc_0001
*ヤリタナゴよりも、同じく外来種であるホテイ草の異常増殖が悩み(これも外には流せない)


平成27年7月30日『産経新聞』

ミドリガメ 規制へ
5年後めど 輸入や飼育

 北村茂男環境副大臣は29日、「ミドリガメ」の名で知られる外来種「ミシシッピアカミミガメ」が川や池に捨てられ、日本固有の生態系を脅かしているとして、5年後をめどに特定外来生物に指定し、段階的に輸入や飼育を規制する方針を発表した。
 北村副大臣は愛知県を訪れ、捨てられたアカミミガメが繁殖して被害が出ているため池などを視察。その後、名古屋市内で記者会見し「現在飼われているカメが捨てられないよう十分周知した上で、平成32年をめどに規制を実施したい」と述べた。
 環境省によると、28年度から約3年かけて生息状況や流通を調査する。25年時点で推計180万匹が飼われていることから、特定外来生物に指定することによってペットのカメが大量に捨てられることのないよう、まず輸入を先行して規制する方針。
 その後、段階的に飼育を許可制にするといった規制を進めていく。
 アカミミガメは近年は年10万匹程度が輸入されている。

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