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2015年10月19日 (月)

柏崎市新庁舎建設特別委員会(会派意見)、原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会(情報伝達問題点抽出)第3回会議

 1時、就寝。

 5時に起床し、パソコンの修理などの急ぎの仕事を行う。

 8時、大粒納豆、生卵、イカの塩辛、冷や奴でご飯2杯の朝食をとる。

Dsc_0094rr70 8時20分、市役所に移動し、8時30分から柏崎市新庁舎建設特別委員会に出席する。
 この特別委員会が調査する項目は以下の7つである。

<特別委員会が調査する7つの項目>
(1)現庁舎の現状と課題について
(2)新庁舎の規模と防災を含む機能、建設思想、市民サービスについて
(3)建設手法とその財源と課題
(4)議会機能について
(5)新庁舎建設と庁舎周辺の利活用について
(6)現庁舎跡地の利活用について
(7)その他柏崎市新庁舎に付随する課題

 まずは、(4)議会機能に関する会派意見の整理として、以下の通りとなった。

「議会機能について(議会・会派意見の整理)」(pdf形式)

 この内容で明日10月20日に市長へ提出する。
 続いて、その他の(1)~(3)、(5)~(7)については、所属会派「決断と実行」として以下のように提出した。

(1)現庁舎の現状と課題について
・現庁舎の問題点が行政側からあがっているが、市民アンケートをみる限り、マイナンバー制度への対応をする上で大きく改善されることが大半である。

(2)新庁舎の規模と防災を含む機能、建設思想、市民サービスについて
・新規に追加すべき欲しい機能と、行政に不可欠な機能の精査を行い、過大とならない規模にすべき。
・大きな一棟の庁舎という発想だけではなく、分散化、旧西山庁舎、旧高柳庁舎の活用など、緊急時の切り分け、多重化も検討を要する。
・建設コストや独自性(独創?)を考え、将来の人口の変動にも対応できる、木造で低層であることも検討して良いのではないか。それぐらいの自由な発想をもつべき。
・ランニングコストを考慮し、安易なガラス張りの建物にならないよう(アルフォーレの高額な光熱費で痛い目にあっている)にデザイン。建物を作るより、街を創造する発想が必要である。

(3)建設手法とその財源と課題
合併特例債を使うために計画を急ぐのは、本末転倒であり、人口予想に合わせた庁舎計画とすべき。
・庁舎本体には合併特例債を使えないために、市民交流スペース、防災拠点を整備することが、庁舎全体の予算を大きくしていることから、再検討を要する。

<最近の事例との比較>
新潟県燕市:人口8.1万人(職員数334人)は、約43億円。
新潟県新発田市:人口10.1万人(職員数420人)は、約57億円。

新潟県柏崎市:人口8.7万人、現在の計画では70億円~75億円!

・駅前という立地条件から、防災拠点機能を切り離すことも考慮。
・免震構造を採用するために地下ピットが必要となってしまうので、浸水が想定される箇所では、検討が必要になる。

(5)新庁舎建設と庁舎周辺の利活用について
・新庁舎建設の位置について、防災拠点として新たな懸念が発生していることから、議論を要する。
・バス利用者も含めて、徒歩による回遊性、動線確保には再検討が必要である。

(6)現庁舎跡地の利活用について
・現在の庁舎の利活用については、議論する段階にない。

(7)その他柏崎市新庁舎に付随する課題
・庁舎の建て替えはいずれ行うべきものとして理解しているが、昨今の自然災害や市民の声などから、現在の性急なスケジュールには再検討を要する。

 私自身は、建設位置も含めて現在の性急な物事の進め方には「反対」であり、所属会派としての基本的スタンスは、

 「庁舎の建て替えはいずれ行うべきものとする。
  しかし現在の計画、合併特例債を使うためのスケジュールは再検討」

である。
 他の会派から、

 「行政と歩調を合わせろ!」「建設に後ろ向きだ」

などとも批判がでたが、やはりおかしい部分には声を上げるべきと思い、反論させてもらった。

 10時に終了となり、会派室に戻って、休憩。

Dsc_0096rr72 10時30分から、部会長を務める原子力発電所に関する調査特別委員会第二部会の第3回会議に出席する。
 第二部会の目的は2つ

(1)実効性ある避難計画について
(2)放射線への正しい理解と対応について


となっており、今日は(1)のうち、議員が力を発揮すべき、情報伝達という部分での意見交換である。

・第二部会 第1回会議(避難計画、安定ヨウ素剤)

・第二部会 第2回会議(放射線教育、検討優先順位の決定)

 メンバーがそれぞれに自分の地域などで調査してきた、災害時の行政からコミュニティセンター、町内会への情報伝達の問題点等の意見は以下の通りである。

<災害時のコミュニティセンターの問題点>
・これまで大規模な被害までいかなかったので、住民には災害意識は低い。
・町内会の自主防災会との連携はとるようにしており、無線で連絡がとれる。
・要支援者の情報は消防団の情報を使うしかない。
・住民台帳を作る必要がある。
・避難所として使う場合の小学校との情報伝達に不安がある。
・防災計画は立ててるが、情報伝達の訓練はしていない。
・中央コミセンは39町内会あるので、各町内会への伝達に不安がある。各町内によって、施設の有無、パソコン環境の差があり、町内会長の個人的資質によってしまう。
・中央コミセンでは、防災屋外放送、個別無線受信機が頼り。
・中央地区では、市役所を越えて中央コミセンへ報告に行くことになっている。
・南鯖石地区コミセンまでは市役所までは容易に伝達はくるが、コミセンから区長、消防団、自主防災会への連絡体制が不十分。防災無線が聞こえない箇所がある。作業中の災害情報は聞こえない場合が多い。
・避難した場合の自主避難した方や勤務先にいる場合などの安否確認がとれない。大きな課題である。
・比角コミセン、避難計画を含め用意はあるが、まずは狭隘道路の拡幅が課題。そもそも大型バスがコミセンまで入ることができない。コミセンの周りの道路などの環境改善。
・一方通行の解除など有事の対応も、避難計画には検討が必要。
・剣野コミセン、6町内なので連絡網などは毎年の訓練で確認している。
・安否確認、要援護者は名簿があるものの、一般家庭などは難しい。
・別俣コミセンにバスが来ることになっているが、安否確認できない以上、手間がかかる。バスを発車させる権限はどこにあるのか、その最終確認の責任はどこにあるのか。
・コミセンに要介護者が集めることができない場合、各バス停に避難バスを停車させるような計画が必要ではないか。自主防災会が安否確認の最終確認。
・消防団の把握している範囲とコミセンの構成町内会が違う。
・町内会、自主防災会への連絡方法の多重化が必要。
・責任分界点の明確化、避難確認などが最大の問題点ではないか。
・1コミセンあたりの世帯数により対応が違うので、整理すべき。

 次回の開催は平成27年11月11日10時から開催。

 11時20分に終了となり、会派室に戻って、意見の整理を行う。

Dsc_0098rr74 13時40分、自宅に戻り、「明石のりラーメン」に自家製チャーシュー、市販のシナチク、葱のみじん切りをのせ、昼食。麺には人工の鹹水の代わりに広島産牡蠣殻の焼成カルシウムと未焼成カルシウムを使用しているそうで、そこに「明石のり」を練り込まれている。化学調味料を使っていない醤油ベースのスープが素晴らしいものの、個人的には海苔の感じがもっとほしかったところ。

 14時過ぎから某所にて、問題解決のための話し合い、情報提供のお願いで動く。

 18時、事務所に戻り、得た情報などを文章にまとめる。

Dsc_0100rr75 22時20分、頂き物の「紅鮭」を焼いたもの、おでん(玉子、竹輪、大根、ソーセージ揚げ)、シーザーサラダ、ビール500ml3本で夕食。紅鮭は養殖ではなく、「沖獲り」という冷たい海を回遊している途中の若い紅鮭であり、身が締まっている。

 食後、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で引き続き、事務仕事。

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