なかなか仕事が終わらず、5時から7時まで事務所の机に突っ伏して仮眠。
熱めのシャワーを浴びたのち、8時、大粒納豆、白身4個と黄身2個の目玉焼き、車麩の煮物、もやしの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
8時40分、市役所に移動し、9時から議会運営委員会に出席する。
議題は以下の通り。
1.追加議案
「議第47号 平成28年度一般会計補正予算(第1号)」ほか10件
・期末手当支給率、給与改正を受けての平成28年度予算の補正
・その他、省令の改正を受けての改正、法律の制定に基づく条例制定
2.議員発案の取り扱い
(1)台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書(案)
昨日のブログにも掲載した三井田発案の意見書。
ありがたいことに【全会一致】となったので、議会運営委員会発案の意見書となった。
(2)寡婦控除を未婚の母子世帯まで拡大することを求める意見書(案)
社会・みらい連合提出
未婚の父子世帯もあり、男女の給与格差も少なくなってきているなか、そういった観点やみなし寡婦控除も抜けているので、文言修正に応じてもらいたい旨を提出者に申し入れた。
(3)奨学金制度の充実等を求める意見書(案)
社会・みらい連合提出
奨学金の利息の引き下げ等までは国でも検討をはじめたので賛同できるが、給付型の奨学金や返還免除までは行き過ぎではないか、高校無償化でも議論になったように、進学しない自由もあり、大学であればなおさらの事。税金の使い道として、そこには賛同できないので、文言修正に応じてもらいたい旨を提出者に申し入れた。
(4)ヘイトスピーチを禁止する法律の制定等の対策強化を求める意見書(案)
社会・みらい連合提出
公明党からも同趣旨の意見書(案)があり、また原文に在日コリアンなど特定の民族名が書いてあること、日本政府が見て見ぬふりをしているのは実態とは異なるという意見から、文言修正、会派間の調整となった。
10時から本会議となり、まずは各常任委員会で審査をした議案について、順次、の委員長報告や採決が行われた。
以下の4件、
「議第9号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
「議第10号 行政不服審査会設置条例の制定について」
「議第11号 部制条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第12号 職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
は、全員異議なく可決。
特別職の国家公務員の期末手当支給率が引き上げられることに伴って議員の期末手当の引き上げ、同様の報酬、市長、市職員給与や期末手当に関する引き上げの3つの議案には、一昨日の総務常任委員会で反対した通り 、反対をした。
結果、【反対は私一人】で賛成多数で可決。
「議第13号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第14号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第15号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」
続く4つの議案の採決は全員異議なく可決した。
「議第16号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
「議第17号 職員の退職管理に関する条例の制定について」
「議第19号 空家等の適正な管理に関する条例の制定について」
「議第20号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
次に問題となる「新庁舎基本設計公募型プロポーザル選定委員会費 23万7千円」が含まれるため、総務常任委員会で修正案を提出した
「議第1号 平成27年度一般会計補正予算(第9号)」
の採決となった。
各常任委員会審査に関する報告において、総務常任委員長からは
「新庁舎整備事業の一般経費について、三井田議員から新庁舎整備事業の一般経費で計上されている237千円を削除する修正案が提出されました。これは、以前から主張している地元説明が、いまだされていない。賛成・反対は別としても、民主主義の根幹として、地元に説明を行ってから進めるべきだというのがその理由でした。
本案及び修正案に対する質疑の中では、
・三井田議員同様、地元の中央地区に対して説明がないとの声を聞く。今後の説明予定はどうか。もっと地元に飛び込んでいってほしい。
・新庁舎建設設計者選定委員会を年度内にスタートしたいという意向であるならば、地元への説明も年度内に行うべきではないか。
という質疑、意見があった一方で、
・用地取得の予算、その後の土地取得契約は既に議会として承認済みである。
・1年かけて基本構想を取りまとめてきた経過があり、ここで予算をカットすることは意味を持たない。
といった意見がありました。」
「議員間討議においては、新庁舎整備事業の一般経費に関し、
・地元説明がないから予算計上は認められないとする考え方は理解できない。地元説明と今回の予算計上は別の議論ではないか。
・民主主義の根幹として気を付けなければならないのは、住民に対する説明責任を負うことだ。駅前への移転が決まったのであれば、そのことで一番影響を受ける町内会に説明するのが基本だったのではないか。
・説明会を開催し、参加者が少なかったということであれば再度開催すればよい。地元関係者に納得してもらってから事業を進めてもらいたい。
・地元の商店街関係者が市長と懇談をされたとのことであるが、その後の状況は承知していない。地元への説明を求めている人たちはどのような人たちなのか。
・今後どうなるのかと不安視する声が地元町内会にはある。それを取り払う努力をすることが議員の役割、行政の役割であると考える。
以上のような意見が出されました。
採決前に、もう一度議員間討議をしたいとの動議が出され、7人の委員が意見を述べましたが、その概要は、
・委員会として説明会の開催を当局に伝えてほしい。関係者への説明会を早目に開催するよう委員長から強く当局に要望してもらいたい。
・地元説明については、早目に検討したいとの意向が示された。そのことで理解してはどうか。
・地元への説明と同時進行で行うことが大事であり、多くの市民に説明会を行ってもらうよう当局に要望してもらいたい。
・(加藤委員長)委員長である私からは、市民財産である庁舎については、今後どのようなことが起ころうとも、地元の方、全市民の方が知っているということを大前提にしなければよくないと思う。議会の一員としても、また、この委員会の長としても、本会議場で委員長報告の中で強く訴えていきたい。
といった、地元への説明を当局に要望する意見が述べられました。」
とあり、私が賛成する条件としての地元説明会をはじめ、説明責任を果たすことが議事録に残る場での表明された。
この補正予算案は、会派として要望していたみなとまち海浜公園の砂州(海のなかに島のように溜まった砂)対策費用も入っているため、補正予算全部を否決するわけにもいかない。
それゆえの修正案提出であったが、私としては、この地元説明会の開催を条件に今回の23万7千円を含む補正予算を認めることになった。
1名の反対討論、2名の賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で可決。
これで地元説明会など丁寧に行わなかったら、それこそ当局は私だけではなく、議会、市民に対しても嘘をつくことになる。
新年度予算の採決までに地元説明会の実施の方針、予定がでてくることを待ちたい。
続く以下の議案もすべて全員異議なく可決した。
「議第46号 平成27年度一般会計補正予算(第10号)」
「議第2号 平成27年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」
「議第3号 平成27年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」
「議第4号 平成27年度介護保険特別会計補正予算(第2号)」
「議第5号 平成27年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)」
「議第6号 平成27年度ガス事業会計補正予算(第2号)」
「議第7号 平成27年度水道事業会計補正予算(第2号)」
「議第8号 平成27年度下水道事業会計補正予算(第2号)」
「議第21号 公の施設の指定管理者の指定について(コレクション展示館第1展示館)」
「議第22号 公の施設の指定管理者の指定について(コレクション展示館第2展示館)」
「議第23号 公の施設の指定管理者の指定について(コレクション展示館第3展示館)」
ここで市長による平成28年度の施政方針演説。ざっと聞いたなかで、気になったのは以下の通り。
「今年度は、新庁舎建設基本計画を踏まえて基本設計を行います。今後も市民の皆さまからご意見をいただきながら、平成32年度の庁舎完成に向けて、本格的な作業を進めてまいります。
また、交通の利便性が高いJR柏崎駅前の一角に新庁舎が移転することで、この本市の顔となる新たな拠点を活かしながら、新庁舎周辺地区や現庁舎跡地を含めた中心市街地全体の活性化に向けた今後のまちづくりの方向について、新庁舎の建設と並行して検討してまいります。」
→ 新庁舎周辺等活性化方策検討事業 759.6万円も計上。
昨年の平成27年度12月定例会において、中心市街地のあり方、新庁舎が移動するなら周辺の整備、そして現庁舎の事などまちづくり全体を早急に検討する必要があると一般質問を行った。その際、
「三井田議員に言われるまでもなく・・・・」
と図星でキレたのか市長が答弁し、なら早くやればよい!となった件である。
「上越新幹線と北陸新幹線とを結ぶ信越本線の利便性の維持・向上について、県や上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会などの関係機関と連携しながら、鉄道利用の促進と鉄道交通ネットワークの強化に引き続き取り組みます。」
→ 既成同盟会としてではなく、柏崎市としての意志を示すことからもフリーゲージの文言がほしかったところ。高速鉄道網の議論もなしに、駅周辺の再開発もない。
「外部専門家である情報CIO補佐官を今年度から情報政策官とし、行政事務の効率化や市民サービスの向上に加えて、教育や安全・安心なまちづくりにおけるICTの活用、情報産業の育成など、戦略的な地域情報化を推進します。」
→ 単なるIT関係ではなく、戦略的な案件も入れるのは良い。これまで役職名は、平成26年9月議会での一般質問で指摘したように、「CIO:Chief Information Officer」自体に「情報」が入っているなか、
「情報CIO:情報最高情報責任者」
などと、
「チャーハン・ライス」
と言っているような、言葉の意味を理解していないものだった。恥ずかしいので、早めに変更してもらいたいと思っていたが今回、やっと変わる・・・。
「財政の健全化判断比率の関係で重要な財政指標である実質公債費比率については、平成26年度の決算で15.6%と昨年度より2.1ポイント改善され、県内市の中でのワースト1位を脱することができました。」
→ いくら原発財源があるとはいえ、そんなワースト1位を脱するのを喜ぶような状態で、70億円~75億円の市役所新庁舎、防災無線の入れ替えで30億円などガンガンとお金を使ってよいのか。
施政方針が終わったところで、議案の提案、説明に入った。
まずは一番大きい
「議第24号 平成28年度一般会計予算」
であり、財務部からの説明。色々と指摘したい点はあるが、今年度は「原発に過度に依存しない」と言っていながら、原発財源が減ると騒いでいた財源をどうやりくりしたのか、に興味があった。
案の定、職員人件費など以下の通り、経常的な経費に充てられており、依存体質は変わらない。
<使用済み核燃料税>
119万821kg分 5億7495.4万円
<電源立地地域対策等交付金>
*設備利用率の見直しにより、2.3%、約4340万円の減
原子力発電安全対策等交付金 1720万円
・広報調査等 1720万円
電源立地地域対策交付金 総額18億2492.9万円
・文化会館管理運営費 5000万円
・元気館管理運営費
(子育て支援センター人件費)5000万円
・保育園運営事業(人件費)5億7000万円
・元気館管理運営費
(元気支援課人件費) 1億3000万円
・道路等維持管理運営事業(人件費)
2000万円
・除雪車購入市費事業 2000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
1億9592.9万円
・河川改修電源立地地域対策交付金事業
4000万円
・学校管理運営費(小学校) 6000万円
・学校管理運営費(中学校) 6000万円
・陸上競技場整備事業 1億2000万円
・体育施設備品購入事業 4000万円
・給食業務運営経費 2億6000万円
・給食施設管理経費 1000万円
・給食施設整備事業 1500万円
・給食施設整備事業 500万円
・コミュニティセンター整備事業
5000万円
・母子健康診査日 5000万円
・特別支援学級介助事業 3500万円
・老人保護措置委託事業 8000万円
<県電源立地地域対策交付金>
*設備利用率の見直しにより、39.4%、約2億円の減
電源立地地域対策交付金 総額3億8588.4万円
・図書館施設管理費 500万円
・図書館管理運営費(人件費) 4500万円
・消防署管理運営費(人件費)3億3588.4万円
<原子力発電施設立地市町村振興交付金>
総額5億1840万円
・原子力防災対策職員給与費 2200万円
・市政協力費 5000万円
・斎場施設整備事業 1億円
・ごみ処理施設整備事業 5000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
4000万円
・柏崎駅周辺道路整備事業 1億8000万円
・防災行政無線施設整備事業 1000万円
・中学校グラウンド補修事業 2640万円
・駅前テニスコート整備事業 4000万円
<大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金>
大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金
総額 1億5000万円
・地域コミュニティ活動推進事業 5500万円
・体育施設管理運営経費 9500万円
<諸収入>
固定資産税などの関連収入多々あり
12時10分過ぎに休憩となったので、一旦、自宅に戻り、鶏もも肉の塩焼き、ほうれん草ともやしの和え物、お粥、ヨーグルトで昼食。
食後、急ぎの案件で依頼された資料の作成や、昼休み中で申し訳なかったものの、某公的機関との調整を行う。
12時50分、市役所に戻り、 13時から再開。
「議第24号 平成28年度一般会計予算」
・市長選挙費用 2810.1万円
・大学・地域連携推進事業委託費 280万円
・市内私立大学学生募集支援事業補助金 250万円
・新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金 2000万円
・若者地元定着奨学金償還者補助金 460万円
・シティセールス推進官報酬 696万円
・総合計画策定事業 1847.1万円
・路線バス確保事業 1億2836.7万円
・鉄道等活性化事業 294.2万円
・情報政策官報酬 696万円
・国際交流事業 195万円(中国・峨眉山市へ中学生派遣)
・綾子舞保存振興事業 286.7万円
・歴史的建造物保存活用事業 321.9万円
・新庁舎整備事業 6464.4万円
基本設計の委託料 6000万円、他
・新庁舎周辺等活性化方策検討事業 759.6万円
・無料法律相談事業 51.9万円(月1回から2回)
・市民活動センター管理費 514.7万円
・市民活動センター運営費 2264万円
・斎場施設整備事業 1億9568万円
・ごみ処理施設整備事業 1億3497.7万円
・防災士養成講座業務委託料 264.6万円
・防災情報通信システム整備事業 1799.2万円
・生活困窮者自立支援事業 2139.1万円
・介護従事者等人材確保・育成事業 1174.4万円
・介護職員就職支援事業 400万円
・病院群輪番病院日 1億284.5万円
・医療従事者確保事業 2021.1万円
・自殺予防対策事業 101.7万円
・若年者トライアル雇用促進事業 400万円
・女性活躍推進事業 700万円
・柏崎米ブランド化推進事業 110.8万円
・園芸作物出荷システムモデル事業 300万円
・農林水産業総合振興事業 600万円(製氷機器への補助)
・産業文化会館施設整備事業 5億6560万円
・モーリエ駐車場改修工事 661万円
・西山ふるさと館展示リニューアル委託経費 611.1万円
・かしわざき魅力再発見・誘客推進事業 339.4万円
・インバウンド推進事業 75万円
・空き家対策事業 1181.3万円
・住まい快適リフォーム事業 6000万円
・河川改修工事 釜蓋川(米山町地内)ほか 3200万円
・柏崎駅周辺整備事業 2億2228.3万円(南口広場整備工事)
・放課後児童健全育成事業 1億2733.3万円
・私立認定こども園等施設型給付経費 3億6321.4万円
・奨学金償還補助事業 490万円
・指導補助事業(指導補助員27名分)6370.1万円
・第五中学校改築事業 5億2105.2万円
・ソフィアセンター開館20周年記念事業委託料 396.2万円
・スポーツ合宿誘致事業 30万円
その後、以下の通り、各議案が提案された。
「議第25号 平成28年度国民健康保険事業特別会計予算」
・事業勘定予算総額は103億5060.5万円
・直営診療施設勘定予算総額は4億4485.4万円
「議第26号 平成28年度後期高齢者医療特別会計予算」
・予算総額は8億2480.7万円
「議第27号 平成28年度介護保険特別会計予算」
・予算総額は88億4199.8万円。前年比で1億円以上の増
「議第28号 平成28年度土地取得事業特別会計予算」
・予算総額は3億2000万円
「議第29号 平成28年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は1762.3万円
「議第30号 平成28年度ガス事業会計予算」
・収益的収入40億8343.2万円、収益的支出38億7554.7万円
・資本的収入8億954.5万円、資本的支出19億944.9万円
・鏡町制圧所移設工事 3億4249.5万円
「議第31号 平成28年度水道事業会計予算」
・<収益的>上水道事業利益30億6657.2万円、簡易水道事業利益1億3852.1万円
・<収益的>上水道事業支出28億8628万円、簡易水道事業支出1億9475.5万円。
・資本的収入は17億8628.4万円、資本的支出は29億3585.1万円
「議第32号 平成28年度工業用水道事業会計予算」
・1社の利用であり、予算総額は1274.2万円
「議第33号 平成28年度下水道事業会計予算」
・<収益的>公共下水道事業利益38億3426.5万円、農業集落排水事業収益14億2781.3万円
・<収益的>公共下水道事業費用36億7066.4万円、農業集落排水事業費用15億168.5万円
・資本的収入は27億5502.7万円、資本的支出は45億2354.9万円
「議第34号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
地方公務員災害補償法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うため。
「議第35号 「平成19年新潟県中越沖地震」に係る災害被害者に対する市民税等の減免の特例に関する条例を廃止する条例の制定について」
新規に減免の適用対象となる納税義務者がいないことから、条例を廃止。
「議第36号 消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について」
消費者安全法の改正により、条例制定が義務付けられた消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を定めるため。
「議第37号 火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する基準を定める省令が改正されたことに伴い、所要の改正を行うため。
「議第38号 国民健康保険税条例の一部を改正する等の条例の制定について」
保険税の減免対象として新たに災害を受けた者を加え、これに伴い東日本大震災に係る被災者に対する減免の特例に関する条例を廃止するため。
「議第39号 「平成19年新潟県中越沖地震」に係る災害被害者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例を廃止する条例の制定について」
新規に減免の適用対象となる納税義務者がいないことから、条例を廃止。
「議第40号 市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について」
松波保育園を現在改築中の位置に移転させ、平成28年4月1日から保育を開始するため。
「議第41号 農林漁業資料館設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」
現在休館中の農林漁業資料館(こどもの時代館)を平成27年度末をもって廃止。
「第42号 建築審査会設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
第5次地方分権一括法の制定により建築基準法が改正され、条例に委任された建築審査会の委員の任期を定めるため。
「議第43号 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、関係する条例において所要の改正等を行うため。
「議第44号 柏崎市過疎地域自立促進計画について」
過疎地域自立促進特別措置法による財政上の特別措置を受けることができる期限が延長されたことに伴い、引き続き過疎地域自立促進計画を策定する必要があるため、同計画を制定するため。
「議第45号 財産の譲与について(建物)」
旧上条保育園を地元町内会に譲与するため。
ここで本日付で追加された議案についても議案の説明が行われた。
「議第47号 平成28年度一般会計予算(第1号)」
「議第48号 平成28年度国民健康保険事業特別会計予算(第1号)」
「議第49号 平成28年度介護保険特別会計予算(第1号)」
「議第50号 平成28年度ガス事業会計予算(第1号)」
「議第51号 平成28年度水道事業会計予算(第1号)」
「議第52号 平成28年度下水道事業会計予算(第1号)」
・すべて職員の期末手当支給率、給与改正を受けての補正。
「議第53号 指定地域密着型サービスに関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第54号 指定地域密着型介護予防サービスに関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第55号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第56号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
15時15分にやっと本会議が終了。少し休憩をとったのち、15時30分から総務常任委員協議会となり、さらに当局に追加説明を求めたい事項の協議となった。
私としては、以下の4点の追加説明を求めた。
(1)職員研修会
今年度、市職員の情報漏えいや賦課のミスなどが連続し 、研修等で再発防止をするとしていた。その事をどう反映させたのか。
(2)文書ファイリングシステム構築計画策定業務委託 553.5万円
公文書の管理の基準によるものと思うが、実際の委託内容。電子文書の保存形態と紙やフィルム保管との関係をどうシステム化するのか。できれば今後の条例化、情報担当部門も含めて答えてもらいたい。
(3)新庁舎周辺等活性化方策検討事業759万円6000円
新庁舎周辺地区や現庁舎跡地を含めた中心市街地全体のまちづくりの方向性について検討する調査業務委託料が主なものとの説明があったが、どういった委託なのか、跡地利用もどこまでの方策をだすのか。
(4)防災士養成講座業務委託料 264.6万円
良い事なので推進してもらいたいが、市内各地に防災士を誕生させるに十分な金額なのか、やり方なのか確認したい。
16時10分に終了となり、会派室に戻って諸雑務。
17時30分、事務所に戻り、資料の整理を行う。
18時過ぎ、母に揚げてもらった半生の牡蠣フライ(生食用の養殖牡蠣)、3日ほど煮込んだおでん、ピザパン、ビール500ml3本で夕食。
おでんは、蟹で出汁をとったスープが少し残っていたので、粉末で作ったチキンスープとのダブルスープで作ってみた。
食事をしつつ、販売ルート確立のために台湾へ持っていく米の仕込みをしながら、特別試写会にも言った河崎実監督の映画「アウターマン」、B級ホラー映画「アメリカン・バーガー」をDVDで観る。
23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。明日から出張なので、片づけるべき仕事が多い。
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