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« 平成28年2月定例会(第2回会議)開会、柏崎市第五次総合計画基本構想(案)素案説明2回目 | トップページ | 総務常任委員会審査<修正案を発議>、協議会(防災情報通信システム整備基本構想等) »

2016年2月23日 (火)

重要なアレルギー問題:柏崎でのアナフィラキシーショックの事例

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、コールスロー、油揚げと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で議会で使うための調査や資料の作成を行う。

Dsc_0001 12時、素麺を茹で、焼きアゴ干しで出汁をとったつゆを張り、天かす、生卵、長葱のみじん切りをのせた麺、ひじき煮、乳酸飲料で昼食。
 賞味期限が近いため、早く使おうと思っている素麺。茹で時間も短く、かつ薄味のつゆでも合うため、時間短縮、減塩には良さそうである。

 食後、市役所に移動し、会派室で議案に関する意見交換を行う。

Dsc_0002 13時から文教厚生常任委員会に傍聴出席。審査するのは、あくまで本会議場で提案された議案のみであるが、柏崎市内では大きな問題とすべき事件が起こっている。
 昨日、ニュースになっただけでも2件あり、1件は児童虐待である。

 柏崎市内の31歳の父親が5歳の長男の顔を殴り目の周りに大けがを負わせ、病院で日常的な虐待のあとも見つかったという痛ましい事件。
 これには、どこまで行政が介入できるのか、そして近隣住民をはじめ、普段接する方々からの情報をいかに集め、また限られた地域のため情報元を分からなくするか、といった問題がある。この問題を議論し、必要に応じて柏崎市だけでも上位法に抵触しないよう条例化することも必要になろう。

 そしてもう1件は、アレルギーの問題である。たかがアレルギーという認識の方もまだいる可能性もあるが、アナフィラキシーショックなどは命を落とすこともありえる。特に子供には影響が大きく、子供の教育に係る関係者をはじめ多くの方が知っておくべき事項。

Algen

 今回、柏崎市内の幼稚園でアナフィラキシーショックが起こった事に関する親御さんの悲痛な叫びが以下である。
 柏崎市としては、幼稚園などで所管が違うから・・・ではなく、柏崎市民の生命と財産を守るべき立場から、各教育機関での共通認識の形成が必要であろう。


 2月16日の午後1時近く、3歳の息子が通う幼稚園から、アレルギー症状が出たから、迎えに来いという電話がありました。
 すぐに迎えに行ったところ、息子は別人のようなくらい顔を赤く腫らせ、咳が止まらない状態でした。
 幼稚園でシチューをほんの数口食べた20分後に吐いて顔が腫れあがり、咳が続いていたそうです。
 急いで、病院に電話したところ、看護師に救急車を勧められましたが、救急車を待つよりも直接病院に行ったほうが早いことを伝え、電話から10分ほどで病院につきました。
 すぐに先生や看護師が治療にあたり、担当医から食べてどのくらいの時間が経ってから、どんな症状が出たが当時の状況を詳しく幼稚園の先生に今すぐ聞くよう言われ電話しました。
 かなり重度のアレルギーで担当医が今すぐ当時の状況を教えてほしいと言ってることを先に話し、担任の先生に代わるよう園に頼みました。
 その答えが、

「だめです。今移行学級で学校に行ってるから担任の先生に連絡できません」

でした。

「こっちは、命がかかってるんだよ!」

と思わず怒鳴りました。
 続いて今日の給食を作った方が電話にでて、

「いつも給食を作ってる先生は今日お休みで、なんの引き継ぎもないまま、牛乳とチーズさえ入れなければいいだろうとスキムミルクを入れて作りました」

と言いました・・・。
 幼稚園入園する時に、病院でアレルギー検査をして、担当医に給食で卵と乳製品全般の完全除去の書類を書いてもらい提出してあったのです。
 そして、給食を作る先生と話し合いをして、こちらからも卵と乳製品全般の完全除去のお願いをし、共通で認識したところでした。
 そのようなか、それなのに、引き継ぎもないまま違う人間に給食を作らせる事、勝手な判断で、スキムミルクを使用した事実が判明しました。
 とりあえず、何とか担任に電話させるよう強く伝えた約10分後、担任の先生から電話がきました。
 シチューを1センチくらいしかもらず、スプーンで数口食べて、嫌がったので止めさせたこと、その後普通の様子で、20分後に吐いてアレルギー症状が出た事を聞かされすぐに、担当医に報告しました。
 ベッドで寝ながら、処置を続けてる途中で、息子は大量に吐きました。
 それを見て、担当医も看護師も

「これは、明らかにスプーン数口じゃない。」

とおっしゃってました。
 今、息子は入院しています。診断名はアナフィラキシーです。
 病院の先生と看護師の方達の素早い処置と丁寧な看護、こまめな経過観察のおかげで、危機的な状況を脱し、回復に向かっています。
 担当医から、幼稚園の対応がひどいから、幼稚園の先生を病室に呼んで、担当医、幼稚園の先生、私の三者での話し合いを提案されました。
 担当医は、

「こんなことがあってはいけないし、今後このような子が出ない為にも、言わなきゃいけない」

とおっしゃってました。
 それを聞いた時、顔を見たくないと思ってた幼稚園の先生達と会わなければいけないと使命的なものを感じました。
 もう息子が苦しがらないように。

 そして、息子がどうなるかわからず、胸を締め付けられる程の苦しさ、不安。
 何もしてあけられなくて、ごめん。と謝る事しかできない無力な自分。
 こんな思い、もうしない為にそして、こんな思いをする親が減るの為にも、担当医の提案を受け入れました。

 三者間での話し合いとなり、担当医が最初に検査結果、食事によるアナフィラキシーと確定しましたと園長、副園長、担任の先生に報告しました。
 ニュースで小学生が給食を食べて、アナフィラキシーショックで亡くなった事にも触れ、決してアレルギーを軽く見てはいけない事を言っていました。
 そして、息子の病名アナフィラキシーと、その症状現在までの経過の説明を詳しく頂きました。
 その後、担当医が書類に書いたにも関わらず、食事制限を守らなかった事、吐いた量からみたシチューの摂取量の違い、情報の正確さ、園全体でアレルギーについての正しい知識を持ち、行動すること、話し合って、勉強した事を担当医と私達夫婦に書面で送る事などをわかりやすく、丁寧におっしゃってました。
 私は、引き継ぎもないまま、勝手な判断でシチューを作った危機管理能力のなさ、担任の先生から状況を聞きたいのに、

「移行学級に行ってるから、ダメです」

という人の命を軽くみる発言をした事について言いました。
 今回の件で、子供達と暮らしている1日1日がどれだけ幸せな事か涙が止まらない程、思い知らされました。
 危機を脱して、回復してるからもう終わりって、今までの私なら思っていた事でしょう。
 しかし、担当医が命に対してとても真剣で、息子の事もさることながら、今後同じような被害に合う子供達が出ない為にも幼稚園に対して行動を起こしてくれた事を間近で拝見させて頂き、幼稚園に対して勉強会もして頂ける事を知り、本当に素晴らしい担当医に恵まれたと感銘を受けました。

 今回の件を通して、私たちだけの問題ではないと強く感じました。
 これだけアレルギーを持つ子供達が存在する中で、アレルギーに対しての正しい知識と行動を身につけている教職員はどれだけいるのか?
 給食さえ気をつければ良いと思っている教育機関がどれだけ存在するのか?
 とても考えさせられました。

 今後、アレルギーを持つ子供達が安全に教育を受けられるように、またアレルギーを持つ子供達の保護者が安心して教育機関に預けられるように、そして教職員がアレルギーに対しての知識と行動が伴い、安心して子供達を預かれるような環境を作らないといけないのではないかと強く感じます。

 また、教育機関だけではなく、子供達自身にも教育の一環としてアレルギーの事を学ぶことも必要なのではないか?と感じます。

 幼稚園には全く恨みはございません。
 2人の娘を立派に教育して頂きました。逆に感謝をしております。
 しかし、今回の件は許し難い一件です。
 幼稚園に限らず、全ての教育機関にこの思いが伝わることを切に願います。


Dsc_0003 14時25分、中央地区コミュニティセンターに移動。平成28年度中央地区町内会長会の臨時総会に出席する。
 会議は改正のほか行政からのお知らせとして、防災原子力課、介護高齢課からそれぞれに説明が行われた。

(1)原子力防災に係る広域避難計画の修正内容について
・平成27年12月に修正(避難準備区域の避難先を決定、バス避難の集合場所、避難経路の見直し)された原子力災害に備えた柏崎市広域避難計画において、中央地区コミュニティの避難先は上越市。
・計画の基本として、発電所で過酷事故が発生したら、まず屋内退避。放射線量が上がってきたら、自家用車・バスで避難。避難経由所はリージョンプラザ上越であり、その後の避難は指示を受ける。
・バス避難の集合場所は、各地域で選定した。
<集合場所の選定の考え方>
1)避難するときは放射線量が上がってきたとき
2)多くの集合場所をバスで回ると広域避難が遅くなる
3)バスがすぐ到着するとは限らない
→ 広い建屋がある場所に集約する必要があり
【本町6~8、西学校町、東学校町、南町:柏崎高校】
・今後の課題は、
1)全地域の避難先決定
→原子力防災の基本が決定
2)市は原子力防災の実効性向上に引き続き取り組む
3)地域(自主防災会等)は「共助のあり方」を意識
→ 地域内の連絡体制・バス集合場所への搬送等

(2)災害時要援護者名簿、コツコツ貯筋体操について
・災害時要援護者名簿を各町内会長に手渡し。
・コツコツ貯筋体操の参加者が延べ人数で10万人を突破。
・体操参加者の悪化率(介護認定者数)を抑制
 不参加の場合19.4%、体操参加者は7.2%
・体操参加者の半数以上が肩、膝、腰の痛みが楽になったと回答

 15時45分に一旦終了となり、会場のレイアウトを変えるために休憩。

Dsc_0005 16時から懇親会となり、原子力災害時の避難計画の議会での取組状況、今日の話題となった児童虐待、アレルギーによるアナフィラキシーショックについて、ビールを飲みつつ、意見交換をさせてもらう。
 やはり避難時の最終的な人員確認、自家用車避難をした方の把握など町内会長の負担が大きくなってしまうのが大きな問題である。

Dsc_0008 18時30分から「飲茶中華料理 ハルビン」(電話:0257-22-4887)での第86回、二十三夜講に出席する。
 ありがたいことに、私の結婚に関して二十三夜の会、そしてお店からシャンペンのお祝いを頂戴し、クラッカーまで一斉にならして頂いた。感謝しかない。

Dsc_0007

 21時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びてリフレッシュ。

 22時から事務所で議会関係の資料を読み込む。

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