弾丸!台湾視察1日目
(206台湾南部地震被災地、義援金、林百貨店)
3時過ぎに起床し、シャワーを浴びてから身支度。
5時、ホテルをチェックアウトし、京急・川崎駅に移動する。
快特に乗り、羽田空港国際線ターミナルに向かう。
6時過ぎ、中華航空のカウンターに行き、チェックイン。柏崎産米、乾麺タイプの新潟ラーメンのサンプルもあるため、18kgもの重さがあった。
6時20分、セキュリティチェック、出国審査を経て、ターミナルで離陸時間を待つ。
7時、中華航空と日本航空(JL5041)の共同運航便であるCI223便に搭乗する。
機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。
8時、機内食が提供され、オムレツかフィッシュかの選択で、あえて不人気そうなフィッシュを選択。
フィッシュと恰好よく英語では言うものの、実際には塩鯖焼きであり、ゆかりご飯、椎茸と人参の煮物、サラダ、パンとバター、ストロベリーヨーグルト、フルーツといった内容で、普段の朝食のようなもの。
映画『007 スペクター』を観ながら、厳密にはフランス人女優レア・セドゥに魅かれつつ、食事を楽しんだ。
現地時間10時20分(日本時間11時20分、時差-1時間)、台湾の台北松山空港に到着。現地ガイドと待ち合わせ、台湾高速鉄道、いわゆる台湾新幹線に乗るため、急いでタクシーで移動する。
現地時間11時36分、何とか台北駅発の台湾新幹線633号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗ることができたものの、肝心の新幹線自体が工事などにより、大幅に遅延。
現地時間12時30分、臺鐵便當「香鬆猪排 100元」(豚カツと豚肉やきそば弁当)で昼食をとる。豚カツとの表記はあったが、豚の甘醤油焼きといった感じ。薄味の焼きそば、ご飯という組み合わせは、完全に炭水化物祭りである。
現地時間14時15分、予定より50分遅れで台南駅に到着。30分以上の遅延であるため、チケット代の一部が払い戻されるとのことであるが、窓口が行列になってしまい、次の予定もあることから断念した。また、お詫びなのか、水のペットボトルとパンを頂戴した。
気温は25度あり、柏崎の雪模様からは約20度の温度差。体がおかしくなりそうである。
チャーターしておいたジャンボタクシーに乗り込み、まずは今月6日3時に発生した発生したマグニチュード6.4の台湾南部地震の被災地を視察。
すでに倒壊したビルは撤去されていたが、ガス、上下水道の復旧作業が行われていた。
地元民である運転手も含め話を聞けば、インフラの被災は仕方ないものの、倒壊したビルをはじめ、深刻な被害を受けたのは手抜き工事や勝手な改修にあったという。
実際に被災地を歩いたり、周辺をジャンボタクシーで回ってもらうと、明らかに建物の被害については差があり、人災の部分が大きいように思う。
現場を見ればよく分かり、いかに工事検査が重要であるかを再認識した。
現地時間15時40分、台南市政府に行き、柏崎市議会議員有志からお預かりした義援金2万元(約7万円強)を同行の議員(星野正仁議員、佐藤和典議員、柄澤均議員)と一緒にお届け。
今日は二・二八事件が起こった和平紀念日(日本語だと平和記念日)という台湾の休日のため、当日受付で領収書が発行できない。着服したと言われても嫌なので、後日、発行して送ってもらうことにした。
ジャンボタクシーで移動し、現地時間16時10分、昨年9月にも 訪れた林百貨店に入る。
林百貨店は、日本統治時代の昭和7年(1932年)に、台湾で初めてのエレベータ付きのデパートとして開業した。大東亜戦争を経て、国民党政府の台湾製塩総工場、塩務警察総隊の事務所として使用されたものの、1980年代には廃墟となっていた。
そして、1998年に台南市の市定古跡に認定され、税金で修復作業を行い、2013年に一部オープン。2014年、82年の時を経て、特産品販売施設「林百貨」として開業した。
当時のモダンな建築様式を残しており、これだけも貴重な観光資源である。
*建設当時、5階レストランのこの窓から海が見えたため、人気の席だったという。
*5階のレトロレストランの中には、日本統治時代の看板などのレアものが飾られている。日本酒はオーナーの趣味で新潟県の酒である。
*復元された林百貨店をテーマにしたイラストコンテスト作品。我が柏崎市でも喬柏園「まちから」で実施しても良いかと思う。
今回は、お土産として明治饅頭をお持ちし、営業部のKさんから約40分にわたってご説明頂いた。
各箇所の説明は昨年訪問時と同じであったが、今後、柏崎の物産販売につながるような交流ができたことが大きい。
17時過ぎ、御礼を述べてジャンボタクシーに乗り込む。途中、和平紀念日を祝い獅子舞のような一団に出会った。日本とは雰囲気がかなり違う。
現地時間17時30分、地元の海鮮人気店「海之味」(電話:06-391-0890)に移動し、少し早めであるが夕食をとる。
食材の蟹なども自分で水槽から選べることもあるのか、予約がとれないほどの人気店と言われており、次から次へのとお客さんが入ってきた。
台湾ビールを飲みつつ、新鮮な海鮮を楽しませてもらう。被災地・台南市への経済貢献である。
すっかり満腹となったのでタクシーで移動し、現地時間19時過ぎ、宿泊先の栄美金鬱金香酒店にチェックイン。
ウェルカム・フルーツあり、無料の清涼飲料水、水、野菜ジュースなど、かなりサービスが良く、施設も新しい。
バスタブにお湯を入れ、1時間ほど風呂に入る。
現地時間21時、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理。
現地時間24時、早めに就寝する。
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