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2016年3月

2016年3月31日 (木)

子宮頸がんワクチン健康被害、国、製薬会社を提訴

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、なめ茸おろし、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、11時と事務所に来客。複数の相談を受けたものの、まだ処理できていない案件もあるので、時間を頂戴する旨、説明させてもらった。

 13時15分、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」をとって、昼食をとる。

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 食後から事務所で年度末の事務処理。

 16時から市内某所にて、イベントに関する意見交換を有志で行う。柏崎市内ではイベントが重ねる事が多いため、比較的イベントが少ない冬季の開催ができないものか意見を出し合う。

 18時、事務所に戻り、引き続き年度末の事務処理。

Aadsc_000101 21時10分、冨山産ほたるイカ、餡かけの鯖竜田揚げ、明太子マヨネーズと水菜のスパゲティサラダ、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 スーパーの惣菜コーナーで購入したスパゲティサラダであるが、マカロニサラダと同様、名前がサラダなだけで、実際は炭水化物である。

 食後、『深夜食堂』を観つつ、4月、5月のスケジュール調整などの雑用。

 24時、週刊誌2冊をもって、風呂に入る。

 これまで議会での一般質問をはじめ 、色々な場面で子宮頸がんワクチンの問題を取り上げてきた。
 全国的にも副作用(副反応)と思われるような事例が次々と発覚し、厚生労働省も積極的接種を勧奨しない、ということになり、日本医師会も副作用(副反応)の診療の手引きを公表した。
 その後も、副作用(副反応)は無いとする医師をはじめとする推進側と、同じく医師でも接種する必要はないする立場もあり、論争が続いていた。
 そして、この度副作用(副反応)の被害を訴えている女性たちが、国と製薬会社2社を提訴するとの報道があった。
 「薬害」なのかどうか重要な裁判になるであろうことから、提訴後の議論はしっかり追っていきたい。


平成28年3月31日『産経新聞』

子宮頸がんワクチン健康被害
国・製薬会社を提訴へ
10代女性ら

 接種後に全身の痛みなどの症状が報告されている子宮頸がん(HPV)ワクチンについて、副反応被害を訴える17~21歳の女性4人が30日、都内で会見し、国と製薬企業2社に損害賠償を求める訴訟を起こすことを明らかにした。ワクチンをめぐる訴訟は初めて。
 同日、結成された全国弁護団によると、原告に加わる意向を示しているのは30日時点で4人を含む計12人。原告を募り6月にも東京、大阪、名古屋、福岡各地裁に提訴する方針。
 国は平成25年6月から接種を積極的に勧めていないが、裁判の行方は積極勧奨を再開する判断にも影響を与える可能性がある。
 HPVワクチンは国の承認を受けた21年12月、国内での販売を開始。22年に国の補助事業が開始され、多くの自治体で無料接種が受けられるようになった。25年4月から定期接種としたが、6月に積極勧奨を中止している。26年11月までに約338万人が接種。厚生労働省はこのうち健康被害報告のあった2584人を追跡調査し、昨年2月時点で未回復の患者が186人いたとしている。
 弁護団の水口真寿美共同代表は会見で、副反応被害を「薬害」とし、「国がワクチンを承認した経緯や公費助成、定期接種、接種時の説明など、それぞれ問題があった」と指摘した。具体的な損害賠償請求額などは今後、精査する。
 提訴方針を受け、厚労省と、ワクチンを製造販売するグラクソ・スミスクライン社は「詳細が分からないのでコメントは差し控えたい」。MSD社は「使用する方々の安全を最優先に考えている。提訴が行われた場合、法廷で証拠を提出する」とした。
 訴訟に関する相談は全国弁護団(電話:03-6268-9550)で受け付ける。

2016年3月30日 (水)

台湾:12歳未満を殺害した場合、死刑とする刑法改正案

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、小松菜のおひたし、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、自宅内の掃除や不用品の処分などを行う。

 12時30分、冷凍讃岐うどん2玉を茹で、生卵、牡蠣醤油で作った釜玉モドキうどんで昼食。冷凍讃岐うどんだと、麺と茹で汁の温度が十分に上がらないため、本物の釜玉のように卵が加熱されないのが難点である。

Tamagoek
*讃岐うどんの名店「山越」の釜玉

 13時過ぎ、事務所に来客。

 15時、市役所に移動し、会派室での打ち合わせや担当課への問い合わせなど諸雑務を行う。

 17時、事務所に戻り、資料の整理。

Aadsc_00154 18時40分、福島県いわき市のお土産でもらったメヒカリのから揚げ、山芋のポン酢和え、茹で卵を昭和の喫茶店風に飾り付けたサラダ、つぼ鯛の一夜干し、ビール500ml3本で夕食をとる。
 来客もあり、一緒にアニメ版『旭日の艦隊』の後半を一気に観る。昭和20年8月15日に戦争が終わらず、日本と英国が同盟復活の機運を高め、ドイツに日本が宣戦布告。日本はアメリカとも水面下で和睦を図るという、歴史、政治ファンタジーのようになっており、つい見入ってしまった。
 できれば、日本統治下の各地も描いてほしかったところ。

 24時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所の整理。

 先日、台湾の台北市において、33歳の無職の男が、面識もない4歳の女児の首をいきなり切断するという痛ましい事件が起きた。
 薬物使用の疑いもあり、親御さんの気持ちを考えると、胸が締め付けられ、犯人許すまじという怒りが湧き上がる。
 台湾社会で大きな衝撃となり、12歳未満の児童殺害を原則、死刑にする、という法案を国民党の立法委員(日本でいう国会議員)が提出したという。
 ただ、国民党は先日の選挙で再起不能なほど惨敗しており、5月から政権につくのは民進党。その民進党は、これまで死刑廃止の立場をとってきている。
 私個人としては、法治国家として仇討ちを国家が肩代わりする以上、死刑は必要とし、児童殺害もさることながら、児童虐待から餓死といった痛ましい事件も、もっと重い罪を背負うべきと考えるところである。
 政争の具にならぬような議論を望みつつ、どう決着するのか、注視したい。


平成28年3月30日『産経新聞』

通り魔、4歳女児の首切断
台湾「児童殺害は死刑」論争も

 台北市で28日、幼女が路上で通り魔に首を切断されて殺害される事件があり、台湾社会に衝撃が広がっている。立法委員(国会議員に相当)の一部からは児童殺害犯を原則、死刑とする動きも出ており、死刑をめぐる論争に一石を投じそうだ。
 事件は28日昼前、市街地の路上で発生。報道によると、母親と2人で歩いていた4歳の女児に、無職の男(33)が包丁で切りつけた。男は近くの男性らに取り押さえられたが、
女児は首を切断され死亡した。
 男は調べに「四川省の女児を殺せば血統を継げる」などと意味不明の供述をしている。薬物使用の逮捕歴があり、
過去には母親への暴力で精神科に強制入院させられたが、精神疾患とは診断されなかったという。
 中国国民党の立法委員は、12歳未満の児童を殺害した場合、原則として死刑とし、無期懲役の場合も仮釈放を認めない刑法改正案を立法院(国会)に提出。

 一方、5月に政権に就く民主進歩党は死刑廃止に賛成しており、事件は政治的論争に発展しそうだ。

2016年3月29日 (火)

ウルトラマンがニッポンを変える!「放送開始」50周年

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、燻製牡蠣のオリーブオイル漬け、若布と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、修理を依頼されたパソコンのクリーニングやWindows7の再インストール、再インストール用DVDの作成など、事務所で作業。

 12時30分、ランチパック2個(ツナマヨネ-ズ、メンチカツ)、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食をとる。

 13時、市役所に移動し、会派室での諸雑務や打ち合わせなどを行う。

Img_0490 16時、愛車に乗って、早めに本が発売されるお店に行き、『サンデー毎日』2016年4月10日増大号を購入。
 『ウルトラQ』江戸川由利子役、『ウルトラマン』科学特捜隊のフジ・アキコ隊員役であった女優・桜井浩子氏から「見てね」携帯メールがあったためである。
 表紙は、怪獣絵師・開田裕治氏によるスぺシウム光線を構えるウルトラマン。放送開始50周年として「ウルトラマンがニッポンを変える!」という特集である。

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 グラビアも連動しており、桜井浩子氏による特別寄稿「ジャミラよ、永遠に!」(視聴率38.2%)も掲載されていた。『ウルトラマン』のなかでも、名作と言われる第23話「故郷は地球」の台本で初めて泣いたそうである。
 ちなみに、視聴率の第1位は、ピグモンと酋長怪獣ジェロニモンがでてくる第37話「小さな英雄」(42.8%)。
 ルポライター・安西伸一氏(元『週刊プロレス』記者)の「ウルトラマンは平和憲法を順守する」という記事には同調できないが、面白い特集となっている。 

Aadsc_00113 18時40分、ほぐした甘塩鮭とニンニクを使ったガーリック炒飯、ニラと卵のスープ、ほうれん草のおひたし、トマトとキャベツ、きゅうり、水菜のサラダ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 食事をとりつつ、久しぶりに戦略、戦術の頭の体操として、アニメ版の『沈黙の艦隊』のシーウルフとの対決(『紫電改のタカ』のパクリ?)、同じくアニメ版『旭日の艦隊』をシリーズ半分ほど一気に観る。
 『沈黙の艦隊』の潜水艦戦での心理や相手の魚雷の読みは面白く、『旭日の艦隊』は歴史と科学技術(兵器)のファンタジーとして興味深い。

 24時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、読書。

2016年3月28日 (月)

安保法制を受け、陸上自衛隊邦人救出訓練

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、めかぶ、牛蒡入り薩摩揚げ、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中、年度末の処理に必要とのことで、急ぎで依頼されたパソコンの修理。CPUファンの軸に埃が溜まり、既に固着した状態であり、典型的な熱暴走であった。その熱暴走でコンデンサ容量もダメージを受けた様子。マザーボードを取り出して、リフローしたのち、チップコンデンサの取り換えを行う。

 12時、日清カップヌードルのシーフードヌードルのビッグサイズで昼食をとろうとしたところ、来客があり、食べる機会を逃してしまった。

 14時、コンビニに購入したレタスサンドイッチ、ブリトー(ハム&チーズ)、低脂肪乳、バナナで昼食。

 食後から事務所で輸出に関しての調査、関係機関への問い合わせ、資料等を作成する。

 17時50分、完全にふやけてしまった日清カップヌードルのシーフードヌードルをベースに、小麦粉、卵、大量の刻みキャベツ、天かす、しめじを入れて、フライパンで両面を焼いたカップヌードル焼き?、皮を剥いだ鶏胸肉のバジル焼き、ビール500ml4本で夕食。

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 薄味のシーフードお好み焼きといった感じで、意外にもビールによく合う。

 19時、来客があり、相談を受ける。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 昨年9月に成立した集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が今月29日に施行されることから、安保法制に反対する団体が活発に活動しているようである。
 戦争法案と呼び変え、「集団的自衛権=戦争」と人々の不安も煽る人もいるが、より戦争になりやすいのは個別的自衛権。
 そして、今回の安全保障関連法がなければ、自衛隊は海外で戦争やテロに巻き込まれた日本人の救出ができない。
 イラン・イラク戦争時に、テヘラン空港に取り残された日本人を救出できず、トルコ共和国に助けてもらったのが、一番分かりやすい事例であろう。

 他にも平成8年にはペルー日本大使公邸占拠事件、平成25年1月のアルジェリア人質事件、平成27年1月のイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)による殺害脅迫事件のように海外で日本人がテロなどに巻き込まれる危険性は高くなってきている。
 実際に、陸上自衛隊も実戦的な救出訓練を行ったとの報道が、昨年12月にあった。

 その反面、安保法制本来の目的である切れ目のない、グレーゾーンの対応もできるような警察力から軍事力までの移行には少し不備があり、これは今年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)での外国要人のテロからの警護に関しても、自衛隊が警護できないことからも明らか。自衛隊が警護できるのは、米軍と自衛隊の基地だけとなっている。

 世界で起こっていること、実際に被害がでていることに目を瞑り、平和と唱えていれば、平和でいられるわけではない。


平成27年12月31日『産経新聞』

陸自 極秘に法人救出訓練
安保法受け
警告射撃や強行進入

 陸上自衛隊が、海外でテロなどに巻き込まれた邦人を救出する訓練を極秘に行っていたことが30日、分かった。今年9月に成立した安全保障関連法で邦人救出に必要な武器使用が認められたことを受け、陸自「中央即応集団」(司令部・神奈川県)が11、12両月に2度実施。テロの脅威が高まる中で、部隊の実戦投入に向けて大きく踏み出した。
 安保関連法成立を受けた新たな訓練が明らかになったのは初めて。
 中央即応集団は国際平和協力活動の専門部隊で、国連平和維持活動(PKO)などで先遣隊として派遣される。
 在外邦人救出任務でも主要な役割を果たすことが期待されている。救出訓練は、11月初旬に東富士演習場(静岡県)、12月10~16日には相馬原(そうまがはら)演習場(群馬県)で行っていた。
 11月の訓練は武器の使用方法に重点を置いた。これまで自衛隊の武器使用は、正当防衛など自己保存型に限定されていたが、安保関連法で武装集団などを排除する任務遂行型も新たに認められたためだ。
 訓練は海外で救出した邦人を車両で輸送する際、群衆に進路を妨げられる事態を想定。群衆を排除するための任務遂行型の武器使用として小銃で警告射撃を行い、武器使用に至るまでの行動も検証した。
 12月の訓練は、治安が悪化した国にある日本大使館が、群衆に包囲されているとの想定で、小銃などを所持した中央即応集団の隊員が大使館内に「強行進入」して救出する任務を行った。
 この訓練では、陸自が新たに配備した耐弾性の高い輸送防護車MRAP(エムラップ)と、上空から情報を収集する小型無人機「ドローン」を投入した。

 防衛省はこの訓練に続いて17、18両日に行った従来通りの邦人輸送訓練のみを公表した。

2016年3月27日 (日)

ベルギー同時テロにみる、原子力発電所の防衛

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉の照り焼き、水菜サラダ、きゅうりと蕪の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 出張の予定であったが、何とか年度内に解決したいという相談があり、詳しい某氏にも同行してもらい、現場に向かう。

Aadsc_00086 途中、口寂しいので、放送50周年の「ウルトラマンシリーズ」と、発売65周年を迎える不二家「ミルキー」のコラボレーション商品「ウルトラマンミルキー袋」(1袋当り乳酸菌が約65億個入り)を食べる。
 思った以上に甘い。

 11時過ぎ、話し合いの方向が決まったところで帰路につく。

 12時30分、自宅に戻り、6つ切りの食パンをトーストし、マヨネーズで和えた挽き割り納豆をのせた納豆トースト、低脂肪乳、頂き物の苺、バナナで昼食。

 食後から事務所でノートパソコンの修理などの作業を行う。バックラントごと壊れた液晶画面の破損であったが、既に同じ型番の液晶パネルがないため、液晶パネルは中古品を手配し、冷陰極管(CCFL)バックライトをLEDバックライトに改造して、インバーターを入れ替え。半日仕事である。
 しかも、43歳にもなったためか、基盤のプリントパターンが読めず、先日購入したヘッドセット型の拡大ルーペを使ってしまった。

Aadsc_00051 19時、某氏の釣果として頂戴した真鯛、自家製スモークサーモン、しめじ、水菜を使った鯛&鮭しゃぶ(たれはポン酢)、小粒納豆とめかぶの和え物、ほうれん草のおひたし、ビール500ml4本で夕食。旬である真鯛は、血抜きをしてもらい、1日ほど熟成させたので、旨味が素晴らしい。シメとして、冷凍讃岐うどんを投入した。

 食事をしながら、『ルパン三世 PART IV』のDVD第4巻などを観る。緑ジャケットのファーストルパンに近い雰囲気のシナリオや絵もあり、面白い。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で資料のファイリングなど簡単な事務仕事。

 多くの被害者がでてしまった卑劣なベルギー同時テロ。ベルギー捜査当局は、以前より容疑者をマークしていたとのことで、当初は原子力発電所や核物質の強奪などを計画していたという。
 そのため、ベルギー国内のティアンジュ原子力発電所、ドール原子力発電所の警備を強化し、さらにテロ直後には運転に必要な最小限の職員だけを残して、両発電所とも職員が避難したという。
 私はこれまで原子力発電所の警備は自衛隊が行うべきと、訴え続けてきた。警察力(警察、海上保安庁)で対応可能な場合もあるが、核実験、ミサイル実験を繰り返す北朝鮮のような国が目の前にあれば、やはり実力部隊である自衛隊が必要である。
 世界で起こっていること、想定される危機があり得ることを主張し、今後も自分の考えを訴えていきたいと思う。

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平成28年3月26日『新潟日報』

原発攻撃 放射性物質散布 銃乱射
ベルギー同時テロ
周到な計画 次々ほころび

捜査先行で標的変更か
 ベルギー同時テロの容疑者らが、より大がかりなテロを計画していた可能性が浮上してきた。長期にわたり周到な準備を重ねた様子がうかがえ、
当初は原発や核物質を狙っていた形跡もある。しかし当局の捜査によって計画は少しずつほころび、実行の前倒しを迫られたようだ。
 昨年12月、ベルギー捜査当局はパリ同時多発テロの容疑者をめぐる家宅捜査で、意外なビデオを押収した。
映像に記録されていたのは、ベルギー原子力当局幹部の日常生活。放射性物質を扱う施設に出入りすることができる人物だった。
 この幹部や家族を誘拐し、放射性物質の入手を狙っていた可能性がある。入手に成功すれば、放射性物質を広範にまき散らす「汚い爆弾」を起爆させるのは容易だ。

 24日付のベルギー大衆紙デルニエール・ウールは、ビデオを撮影したのはベルギー同時テロで自爆した兄弟だと報じた。
 
テロリストが原発や核関連施設を狙っているのではないか。危機感を強めたべルギー政府は今年2月、国内のティアンジュ、ドール両原発の警備を大幅に強化。今月22日のテロ直後には最小限の要員を残して両原発の職員が避難した。メディアは容疑者らが警備の厳しい原発などではなく、地下鉄や空港に標的を変えたとの見方を伝える。
 容疑者らが直前まで潜んでいたブリュッセルの隠れ家には、過激派組織「イスラム国」(IS)の旗やくぎを仕込んだ爆弾と共に、爆薬となるTATP(過酸化アセトン)が約15キロ残されていた。TATPの別名は「悪魔の母」。簡単に作れるためISも多用するとされる。パリのテロでも自爆に使われた。
 パリのテロの爆弾製造役で、ブリュッセル国際空港で自爆したとされるナジム・ラーシュラウィ容疑者が、爆弾製造の拠点にしていた可能性が高い。
 自爆とは別に銃撃計画があったとも報じられた。バリのテロの実行犯で唯一生き残ったサラ・アブデスラム容疑者ら3人が、ブリュッセルの路上でカラシニコフ銃や散弾銃による乱射を企てていたとの見立てだ。
 ベルギー警察は今月18日、ブリュッセル首都圏のモレンベーク地底でアブデスラム容疑者らを拘束。乱射は実行に移されずに終わった。
 ベルギー民放RTLによると、テロは当初、春のイースター(復活祭)休暇に合わせて行う計画だった。アブデスラム容疑者らの拘束で、捜査の手が及ぶことを恐れたとみられる。同時テロは約30人が死亡する惨事となった。しかしRTLは「アブデスラム容疑者らの拘束によって、より多数の人の流血が避けられた」と結論付けた。

2016年3月26日 (土)

山梨県南アルプス市:新庁舎建設の住民投票で「ノー」

 1時、帰宅。シャワーを浴びたのち、就寝する。

 8時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、なめ茸おろし、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、某氏の車に乗せてもらい、新潟県内某市の倉庫に移動。

 11時、倉庫に到着し、在庫品の整理や梱包などの作業を行う。

 14時30分、差し入れで頂戴したほっともっとの弁当「しょうが焼&アジフライコンビ弁当 420円」とノンアルコールビールで昼食。

 一通りの作業を終えたのち、帰路につく。

 18時、自宅に到着し、シャワーを浴びる。

Aadsc_00044 18時30分、地元の東学校町集会所に移動し、平成28年度東学校町成年会総会に出席する。
 議題は平成27年度の活動報告、平成28年度の活動や役員人事などであり、滞りなく承認、決定した。

Aadsc_00055 総会が終わり、19時20分から懇親会。いつもの事ながら、子供の教育環境、特に集団スポーツの選択肢をどう広げてあげるか、新潟産業大学への支援で首都圏へのバスや簿記2、3級は本当に税金を出して良いことなのか、柏崎駅前にあったSL「D51-1」の意味合い等、幅広い話題で盛り上がった。

 買い物などをし、21時、事務所に戻り、事務仕事。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観ながら、資料をファイリングする。

 山梨県内の最西端である人口約7万人の南アルプス市も、我が柏崎市と同様に合併特例債の期限があることから約63億円の新庁舎を建設するという計画が持ち上がり、市長選挙、住民投票と大きく揺れた。

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 新庁舎推進の理由として、

 「期限が迫っている合併特例債をご存じですか?」

*柏崎市の場合、すでに一度、合併特例債を庁舎に使っているので、防災や市民交流の名目で使うので、事業費95%への充当ができるわけではない。

という動画まで作り、新庁舎建設を推進する市民団体の活動もあったが、市長選挙においても現庁舎改築派が勝ち、そして住民投票においても現庁舎改築派が勝利した。
 この結果を南アルプス市議会、同市長がどう受け止めるのか、注目である。


平成28年3月21日『読売新聞』山梨県

新庁舎建設に「ノー」
南アルプス市住民投票

増改築へ市長「粛々と」
投票率49・92%

 南アルプス市の庁舎整備を巡る住民投票が20日、行われ、即日開票の結果、改修増築案が新築移転案を上回った。昨年4月の市長選でも新庁舎建設の是非が争点となり、建設に反対した金丸一元市長が当選したが、住民投票の結果は改めて新庁舎計画に「ノー」を突きつけた。投票結果に法的拘束力はなく、金丸市長は昨年の市長選の投票率(60.63%)を超えることが成立要件との認識を示しており、投票率は49.92%と、これを下回った。投票結果を受け、金丸市長は「粛々と増改築を進める」と述べた。
 住民投票は、金丸市長が就任後、中込博文・前市長がまとめた新庁舎建設基本計画を撤回したことが発端。金丸市長は現庁舎の耐震化を行い、小規模な増築にとどめるとの方針を示したことから、新庁舎を求める市民団体「市民生活と庁舎を考える会(考える会)」が反発し、昨年10月、住民投票に向けて署名活動を開始。有効署名6247人分を集めて金丸市長に直接請求し、同12月の市議会で住民投票条例案が可決された。
 住民投票は、4階建ての新庁舎を建設する新築移転案(事業費63億8000万円)、現庁舎を耐震補強して継続使用する改修増築案(同10億2000万円)のどちらに賛成かを問うものだった。

 増築案を推す市民団体「南アルプス市100人会」は、増築案が新築案より市の財政負担が少ないと主張。市が昨年実施した現庁舎の老朽化調査で、耐震補強すれば、今後50年間使用できるとの結果が出たことや、増築により狭さも解消できることを挙げ、「使えるものは使わなければもったいない」と訴え、支持を集めた。
 一方、新築案を推す考える会は、現庁舎は手狭で高齢者らが使いにくく、新築でバリアフリー化を図ると主張。警察署に近く、消防本部の隣に移転するため、関係機関と連携しやすくなり、防災機能が向上すると訴えたが、浸透しなかった。
 当日有権者数は5万7237人。

2016年3月25日 (金)

平成28年柏崎市議会2月定例会(第8回会議)閉会
台湾戸籍問題、こどもの時代館のコンセプト捨てるな!

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、めかぶ、生卵、えのきと舞茸のガーリックバター炒め、とろろ昆布のすまし汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、急いで市内で所用を済ませる。

Eedsc_001010 9時30分、市役所に移動し、10時から本会議、平成28年柏崎市議会2月定例会(第8回会議)の最終日である。
 まず最初に平成27年度一般会計補正予算の採決から入り、異議なく、可決。

「議第57号 平成27年一般会計補正予算(第12号)」

 続いて今定例会のメインとも言える平成28年度一般会計の採決となった。

「議第24号 平成28年度一般会計予算」

 私自身は、先日の総務常任委員会での採決において、以下の理由をもって「反対」をした。

(1)予算編成全体において、「原発財源に過度に頼らない財政運営」と市長はスローガンだけ挙げているが、実際にはいわゆる原発財源を経常費にも充てており、その改善が見られず、実態が伴っていないこと。
(2)30億円以上の大きな予算を使うことになる防災情報通信システムの基本設計において、災害時の最後の砦となる屋外同報系の情報伝達手段にデジタル防災行政無線の検討をしないという方針であること。この計画は、新庁舎建設計画にもかかわることである。
(3)シティセールス推進事業について、その手法、予算計上のやり方が杜撰であること。1000万円の負担金を計上していながら、企画政策課が事務局を司り、柏崎市の肝いり事業であるシティセールス計画の平成28年度事業計画を平成27年度内に決めていない。1000万円の根拠も不明である。
(4)新潟産業大学への支援金のあり方が問題である。新潟産業大学は柏崎市の財産であり、支援することに反対ではない。しかし、実際に魅力向上として計上されてきた補助事業、総額2000万円の中身については、魅力向上と言えるものとは思えず、また市民の税金を投入するための説明に困るものがある。そのため、十分に再考頂きたい。

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(5)市役所新庁舎建設設計業務委託6000万円について、実施前の情報、材料が揃っていないことが挙げられる。これまで述べた防災情報通信システムの入れ替え、まだまだ時間がかかる保存文書など公文書の管理体制の構築の方向など、新庁舎の基本設計を実施するなら、もっと事前に調査しなければならないことが着手されておらず、プロポーザル方式での基本設計発注の材料が揃っていない状況である。

 反対討論は所属会派「決断と実行」、共産党が行い、賛成討論を社会クラブ・柏崎のみらい連合が行ったところで、12時20分となり、休憩。

Eedsc_001212 12時30分、自宅に戻り、乾麺の山芋つなぎの蕎麦を茹で、カツオ節ベースのつゆ、スーパーで安くなっていた竹輪の磯辺一本揚げ、青森県大間産の昆布を使ったとろろ昆布をのせた、天ぷら昆布蕎麦で昼食をとる。
 ぶっとい竹輪の磯辺揚げは頬張るのも大変である。

 12時50分、市役所に戻り、13時10分、平成28年度一般会計の討論から再開。
 市民クラブ、所属会派「決断と実行」(会派が割れたため)が賛成討論を行い、採決となったが、

 反対:三井田を含む「決断と実行」3名、共産党

だけとなり、「議第24号 平成28年度一般会計予算」は賛成多数で可決した。

 続いて、この平成28年度一般会計について、期末手当支給率アップ、給与アップ改正を受けての補正予算として提案された

 「議第47号 平成28年度一般会計予算(第1号)」

についても、根拠となる条例に対し、自動的に給与を上げるのはおかしいと「反対」したことから、同様に一人で「反対」したが、可決。

 その他の議案はすべて、賛成多数で可決した。

「議第25号 平成28年度国民健康保険事業特別会計予算」
「議第48号 平成28年度国民健康保険事業特別会計予算(第1号)」
「議第26号 平成28年度後期高齢者医療特別会計予算」
「議第27号 平成28年度介護保険特別会計予算」
「議第49号 平成28年度介護保険特別会計予算(第1号)」
「議第28号 平成28年度土地取得事業特別会計予算」
「議第29号 平成28年度墓園事業特別会計予算」
「議第30号 平成28年度ガス事業会計予算」
「議第50号 平成28年度ガス事業会計予算(第1号)」
「議第31号 平成28年度水道事業会計予算」
「議第51号 平成28年度水道事業会計予算(第1号)」
「議第32号 平成28年度工業用水道事業会計予算」
「議第33号 平成28年度下水道事業会計予算」
「議第52号 平成28年度下水道事業会計予算(第1号)」
「議第34号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第35号 「平成19年新潟県中越沖地震」に係る災害被害者に対する市民税等の減免の特例に関する条例を廃止する条例の制定について」
「議第36号 消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について」
「議第37号 火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第38号 国民健康保険税条例の一部を改正する等の条例の制定について」
「議第39号 「平成19年新潟県中越沖地震」に係る災害被害者に対する国民健康保険税の減免の特例に関する条例を廃止する条例の制定について」
「議第40号 市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第53号 指定地域密着型サービスに関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第54号 指定地域密着型介護予防サービスに関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第55号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第41号 農林漁業資料館設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」

 この議案は、昨年11月に閉館となった農林漁業資料館(こどもの時代館)に関するものであり、以下のように意見を付しての賛成討論を行った。

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「賛成の立場であるが、強く意見を付したい。
 本施設は、本来、農林漁業の振興や文化保存のために建設されたものであったが、先人の多くのご苦労や工夫により、昭和レトロ、キャラクターの展示施設『こどもの時代館』として活用されてきた。施設の老朽化により、『こどもの時代館』は閉館となったが、全国でも珍しい行政が運営する総合キャラクター館でもあった。閉館を知った方が、最終3日間で2100人を超えるほど来館された。遠くは長崎県からもお越しになっていた。『こどもの時代館』が、いかにユニークな施設であったかという証左である。こういったユニークな施設を持つことが、シティセールスにおいても『コレクションのまち・柏崎』の強みになる。
 世界ではクールジャパンとして、日本のキャラクターが人気であり、また日本国内においても昭和レトロの人気は高く、これから昭和を懐かしがる世代が世の中で実働世代になること、平成生まれの世代においても新しい感覚で昭和をとらえ、さらなる需要が見込まれる。キャラクターでも仮面ライダーやウルトラマンなどは既に親子三世代にわたっての人気である。
 施設は壊されることになるが、今後のまちづくり、シティセールスのためにも、『こどもの時代館』のようなコンセプトの施設を検討することを強く要望して賛成をする。」

「議第42号 建築審査会設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第43号 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
「議第56号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
「議第44号 柏崎市過疎地域自立促進計画について」
「議第45号 財産の譲与について(建物)」

 続いて人事案件6件が提案、承認された。

「選第1号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」
「選第2号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」
「選第3号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」
「選第4号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」
「選第5号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」
「選第6号 人権擁護委員候補者の推薦について」

 ここで、追加議案が提案され、委員会付託なしで採決。

「議第58号 平成27年度一般会計補正予算(第13号)」
「議第59号 平成28年度一般会計補正予算(第2号)」

 地方創生加速化交付金の対象事業として、3月18日に内示があり、平成27年度補正予算として編成し、平成28年度事業としていた一部が対象事業となったので減額するもの。
 交付対象となった事業は、

(1)若者「愛」と「職」支援事業
(2)中越文化・観光産業支援機構(仮称)による歴史資源を活かした観光振興
(3)水球のまち柏崎における日本水球の聖地化による地域活性化事業

となっている。
 委員会付託がないため、細かくなるが実感の質問をした。

Q.(仮称)柏崎まちカフェの運営等の委託(650万円)の委託先はどこになるのか。また、建物借上料が180万円と少し高めの感じがするが、中心市街地の空き店舗というのは実際にはどこになるのか。
A.委託先は、「愛」という人材育成の支援事業もあるので、プロポーザル方式を考えている。中心市街地ということで、空き店舗を借りられるよう、これから店舗を探したい。

Q.松雲山荘WiFi環境整備180万円、花火会場のWiFi環境整備の調査委託等500万円があるが、今回はあくまで通信環境を整えるだけで、コンテンツ作成やGS1QRコードを使ったアプリ展開などは次の段階ということでよいか。
A.今回はあくまで環境整備であり、アプリなどは次の段階となる。
Q.提案も含めて言いたいが、環境整備と同時に会場に来た方がSNSなどに投稿しやすくする、誘導するだけでも意味はある。たとえば、Facebookに柏崎の写真として投稿してもらった方のなかから、柏崎市から抽選等でプレゼント(高価じゃなくとも、絵葉書でも)をもらえるなどの企画だってできる。環境整備だけではなく、そういった事も含めて検討してもらいたい。
A.提案も含めて検討したい。

 採決では賛成をし、全会一致で可決した。

 最後に、委員会発案の採決となった。私の方で原案を作成した2つの議案

「委員会発案第2号 台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書(案)」

→ 全国で3番目(石川県、宮城県)、
    新潟県内はもとより、
      
市レベルでは全国初の可決!!

Taiwanese

「委員会発案第3号 寡婦・寡夫控除を全てのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書(案)」

は全会一致で可決し、続く文言修正などをした2つの意見書も可決。

「委員会発案第4号 奨学金制度の充実を求める意見書(案)」

「委員会発案第5号 ヘイトスピーチを規制する法整備等を求める意見書(案)」

 15時5分に終了、長い平成28年2月定例会が閉会となった。

Eedsc_001414 15時15分から議会運営委員会に出席。議題は、平成28年6月定例会の日程であり、平成28年6月6日~平成28年6月21日となった。
 いつもの事ながら、えんま市が委員会審査と重なるため、市外からの観光客をご案内する時間を作るのが大変である。
 最後に今月末で定年退職となる議会事務局長からのご挨拶があり、大きな拍手に包まれた。

Eedsc_001616 15時30分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)に出席。
 第二部会長として、平成27年度にこれまで取り組んだ事や課題、そして来年度の予定について報告をした。
 また、これまで非公開扱いされていた第二部会作成のコミュニティセンターへのアンケート結果も、情報元が分からないようにすることで、公開して良い事となった・・・「やっとか」の思いがある。

Eedsc_001717 16時15分に終了となり、10分間の休憩ののち、柏崎市新庁舎建設特別委員会に出席する。
 主な議題は、新年度における新庁舎建設計画に関する事業についての意見交換であるため、市役所新庁舎建設に反対である個人的立場は別として、特別委員会委員になっている以上、今後議論すべき点を以下のように述べた。

・防災情報通信システムの入れ替え:新庁舎にFM設備を作るのか否か。
・文書ファイリングの方針:文書保存庫や文書保存サーバなどの設計も必要。

 17時、終了し、会派室に戻って諸雑用。

 17時30分、事務所に戻ったところで来客があり、柏崎市内の就業環境について意見交換する。

Aadsc_00011 18時50分、柏崎エネルギーホールに移動し、19時から櫻井よしこ女史の講演会実行委員会に共催団体「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の事務局として出席。
 5月19日、会場のキャパシティは1000人となるため、チケットの販売が大きな課題である。この後の予定もあるため、関係のある部分だけを調整させてもらい、会場を後にした。

Aadsc_00022 20時過ぎ、「味道」(電話:0257-32-3111)に移動し、打ち上げ兼退職される市職員の送別会に出席。
 モツ焼き、カルビ、冷奴、マトンなどをつつきつつ、生ビールを飲むも、途中で脂とたれがたっぷりの肉をワン・バウンドさせる「ワンバン飯」も注文してしまった。生ビール、モツ、ご飯、生ビールというルーティンが美味い。

 23時、某店に移動し、二次会。

2016年3月24日 (木)

祝!第107回柏崎小学校卒業式
原発特別委員会第二部会第11回会議「勉強会3回目」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、コーンとほうれん草のバター炒め、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 昨日までの春らしい天気から一変、厳しい寒さとなった。

 9時過ぎ、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、校長室で懇談したのち、9時30分から第107回卒業式に来賓出席。
 今年の卒業生は「ひかり学年」75名(男子45名、女子30名、27280番~27354番)で、思い出深いのはわくわく柏小シアター2014「青い目の人形」である。
 卒業生のなかで、東日本大震災により福島県から避難してきた児童は3名おり、来月の新入生のなかにも5名いる。まだまだ復興は遠い。
 在校生の合唱「きみに会えて」(作詞・作曲:佐藤進)のあと、卒業生の合唱「地球星歌~笑顔のために~」(作詞・作曲:ミマス 編曲:富澤裕)が続いた。

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 毎年のことであるが、クラブ活動「昔の遊びクラブ」で一緒に遊んだ生徒や多くの知り合いの子も多く、気持ちが入っているだけにその成長をただただ嬉しく思う。
 また、PTA関係者も知っている方がほとんどなので、祝辞も同じに気持ちになり、思わず目から汗?がでそうになる。
 卒業生の中学校生活(柏崎市立第一中学校へは65名が進学)での益々の活躍を祈りたい。

 11時過ぎ、事務所に戻ったところで、来客があり、依頼を受ける。ただ、年度末ということもあり、時間はかかる旨、説明させてもらった。

Eedsc_000808 12時、舞茸チップ、唐辛子、玉葱、大量の刻みニンニクをオリーブオイルで炒め、干し椎茸と塩で茹でた1.8mmのスパゲティを入れ、牡蠣醤油で味付けをした和風牡蠣醤油スパゲティで昼食。
 午後から会議があるにも関わらず、口中がすっかりニンニク臭くなってしまった。

Aadsc_00206 13時、市役所に移動し、13時30分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)で部会長を務める第二部会の第11回会議を開催する。
 まずは明日開催予定の原発調査特別委員会での第二部会報告書(案)について協議し、来年度の主な事業を次のように取り決めた。

(1)実効性ある避難計画
・担当課との意見交換(年2回程度)
・講師を迎えての公開勉強会を実施
・再稼働を了承した自治体の実態調査
・情報伝達ツールの先行自治体調査
(2)放射線への正しい理解と対応について
・ヨウ素剤配布時の市民の反応など、理解度の調査
・教育関係者との意見交換会

 今日のメインは第二部会内部での第3回の勉強会(→前回の第2回勉強会 →前々回の第1回勉強会)であり、4名の議員が資料図書を読み込んできた上での発表を行った。
 主な内容と質疑は以下の通り。

1.『はんげんぱつ新聞』編集部編『避難計画の実効性を問う 再稼働なんて あり得ない!』(重野正毅議員)
<1>こんなにある避難計画の問題点

(0)事故が進展しないと出ない避難指示
・冷却材の漏えいや震度6弱以上の地震、ベントの使用の段階では「避難準備」、炉心損傷が始まった全面緊急事態になって「避難指示」が出る。
・いずれにしても線量が上がらないと指示が出ないのですから、避難中の被曝は避けられません。
(1)避難の手段
(1)バスの手配は可能か
・毎日新聞(2014年7月30日)によれば、新潟県柏崎市はバス会社の業界団体などと災害協定を結んだり、防災計画に業界団体の協力を定めていない。
(2)バス巡転手は被曝基準オーバーに
(3)自家用車両による渋滞
・福島原発事故時には、避難指示が3キロから10キロに拡大された事故翌日の早朝から大渋滞が発生し、通常約30分で行けるところまで3時間から8時間かかったとの証言があります。
(2)避難集合場所
(1)集合場所までたどり着けるか
(2)屋外に集合する避難などあり得ない
・薩摩川内市の避難計画では、バス停や公園、グラウンド、橋、郵便局前などが集合場所に指定されている自治体が約3割もありました。バスを屋外で待って、その間被曝し続けることが前提では避難計画とは言えません。
(3)避難集合場所は複合災害時に利用可能か
(4)避難集合場所でヨウ素剤は配布可能か
・事前配布されているPAZ圏以外では、事故が起こってから避難の際に配布を受ける必要があります。しかし、各地の避難計画では、ヨウ素剤配布をどこでどのように行うのか明らかではありません。
(3)避難経路
(1)寸断される道路で避難不能
・各地の防災訓練では荒天で船やヘリが使えないケースも続発しています。津波との複合災害時には港に近づくことができず、船による避難はそもそもできないでしょう。積雪で避難路が使えないことも考えられ、ます。
(4) 中継所
(1)おざなり指定の中継所で渋滞に
・福生県が指定した中継所候補地には、単々なる交差点も含まれ、駐車スペー-スがない、スクリーニング用の建物がない、除染用の水が手配できない、除染で汚染された水が排水できないなど課題は山積しています。
(1)手抜きのスクリーニングで汚染すり抜け
(5)道難先
(1)指定の避難先が汚染される可能性も
・ペットとの同行避難のためには、ガイドラインに沿って中継所・避難所や仮設住宅でのペットの受け入れ配慮、動物救護体制の整備等が必要になりますが、各地の避難計画では全く対応がされていません。
(6)避難弱者への記慮
・内閣府大臣官房原子力災害対策担当室長と消防庁特殊災害室長の連名で出されている「地域防災計画(原子力災害対策緇)作成マニュアル」では、「病院等医療機関の管理者は、県、所在市町村及び関係周辺市町村と連携し、原子力災害時における避難経路、誘導責任者、誘導方法、患者の移送に必要な資機材の確保、避難時における医療の維持方法等についての避難計画を作成するものとする」とされ、病院や社会福祉施設の管理者に計画策定が丸投げにされています。
(7)避難時間シミュレーションの問題点
・福島原発事故では、地震後43分で原発敷地境界近くにあるモニタリングポストが警報を発し津波が来る前の早い段階から放射能は漏れ出しています、また、電源喪失の15時間後には正門付近で5ミリシーベルト以上を検出し爆発前から大規模放出が始まっています。新規制基準適合性審査に各電力会社が提出した資料によれば、最悪事故では電源喪失後わずか10数分で炉心溶融開始、わずか1時間半で放射能漏えいとされています。新潟県はフイルターベント設備の検討に当たり6~25時間後の放出を想定しています。これらと避難時間シミュレーションの結果を比較すれば、大量の放射能放出前に住民避難が完了しないことは明らかです。
(8)自治体は基本的責務を果たすべき
・かつてアメリカのショーラム原発は電力会社の避難計画の不備を住民に裁判で訴えられ、一度も稼働することなく廃炉になっています。アメリカでは、避難時間シミュレーションを実施するのも電力会社で、その結果を自治体が評価します。日本では、両方を自治体が行い、国は支援するだけで評価する主体かおりません。不十分な避難計画を自画自賛して再稼働にゴーサインを出すようなことがあってはなりません。

<2>柏崎刈羽原発 放射能放出までの時間と避難に必要な時間の矛盾
・避難対象者はどれくらい居住しているか。PAZ区域の住民は、柏崎市6000世帯、人口1万7000人(うち要介護者536人)、刈羽村(全村域)1600世帯、人囗4700人、合計7600世帯、2万1700人となる。UPZ区域には、柏崎市を含む7市1町が含まれ、柏崎市で2万8000世帯、人口7万3000人(うち在宅要援護者2250人)で柏崎市を含むUPZ区域全体では44万5000人となる。PAZ区域とUPZ区域の合計(つまり30キロ圏内)では9自治体、46万7000人となる。
・新潟県は、遅れていた[避難所要時間のシミュレーション結果]を2014年8月26日に発表した。標準ケースとして、PAZ区域の民が5キロ圏外へ100%脱出に要する時聞が5時間30分、0~30キロ圏内住民の90%が30キロ圏外へ脱出するのに12時間、100%脱出に要する時開が18時間としている。
・このシミュレーションの大きな問題点は、「原発の状況とは独立して考える」として、風向き、放出放射能の核種、量など考慮していないばかりか、原発異常状況の報告(原災法第10条通報)や放出開始報告(同15条通報)などがどれくらいのタイムラグで自治体に伝達されるかなどを考慮せず、あくまで避難指示が発出された時をスタート点としていることである。
・段階的避難の条件「PAZ+UPZ内自主避難者の90%が30キロ圏外に避難した直後にUPZが避難を開始する」など現実的でないことは目に見えている。
・要援護者対策、医療機関や福祉関係入居施設の避難計画(まだ手つかず) との整合性などこのシミュレーションに実効性、実証性はない。

<メンバー所感>
・医療や福祉機関で結局、避難することで、体調が悪くなったり、亡くなったりしたことを見れば、避難しないという選択肢もでてくるし、フィルターなどの設備追加の議論になると思う。
・住民がその気になるかならないかが重要ではないか。行政だけに任せるのではなく、一体になって避難計画を立てるのが必要と思う。

Q.病院や社会福祉施設の管理者に計画策定が丸投げという部分は、結局、警察、自衛隊、消防の車両で避難させた結果、被害者を出してしまったことにもつながる。丸投げされています、という指摘までは分かるが、それに対応する組織の在り方などの示唆はあったか。
A.被害の状況の説明までで、そこまでの記述はない。容易に避難できない病院にフィルターを設置することが進んでいるが、食糧なども問題もあるという指摘はある。


Q.国の責任はどこまで求めるのか。国が指針を決めるべきであろうと言うと、地元自治体でやってくださいということになる。
A.国が指針まででもなく、事例程度をだしたとしても、地方はその事例にひっぱられてしまう現状があると思う。

2.鈴木猛康著『大災害から命を守る知恵、術、仕組み~実話に基づいて綴る避難の現状と対策』(阿部基議員)
「未曾有、想定外という言葉を使うようなことがあってはならない。」
これらの言葉を使うのは、想定における枠組み、条件が甘かった、あるいは防災研究者や自治体の防災担当者を含む防災の専門家の想定そのものが誤っていた。

(1)避難の情報伝達
早期避難情報の発令、複数の伝達手段による一斉情報発信、交通規制、避難誘導など、一つ一つが確実に行われ、かつ関係機関間の連帯が円滑に行わなければならない。
そのためには、実効的な訓練が必要。
・避難の定義
各地域で設定すべき避難判断基準を、専門家を交えて検討するべきである。
・避難情報伝達の必要条件
迅速性、正確性、確実性という3つの条件が不可欠である。
(1)今、何が起こっているのか。(2)それがどのように進展するのか。(3)どのような行動をとるべきか。「市内全域に避難勧告を発令しました」ではサイレンと変わりがない。
(見附市の例)
サイレン・防災無線・緊急メール・エリアメール・広報車・学校メール・テレビ、ラジオなど11種類の情報伝達ツールがある。見附市緊急メールは携帯キャリアとの粘り強い交渉の結果、国内初の一斉メール配信システム。
また、サイレン吹鳴も有効であるが、パターンを市民が正確に記憶していなければならない。
あらゆる手法を用いて市民に情報提供を迅速に行う必要がある。

(2)広域避難対策
要配慮者の避難、受け入れを隣接する市町村との連携が必要不可欠である。
パニック防止対策は、迅速な情報収集と正しい情報提供、そして的確な行動の指示。
広域避難では災害対策本部の組織構成が最も重要である。

(3)安否確認体制の構築
地域防災SNSを活用した安否確認を試みている。
まだまだ試験的のため、何らかのミスが発生する可能性は否定できないことを、了解して頂き、H地区の全36世帯、全住民87名から登録を行って頂いた。
SNS活用による避難訓練では、想定の災害発生時より10分後には全員の安否が確認できた。
高齢者の中には自分での報告ができずに、組長に依頼する場面があった。


→どんなに完璧に近い避難計画ができようとも、肝心の住民がその気にならなければ、安全な避難などいつまでたってもできない。

<メンバー所感>
・この見附市の情報伝達ツールは増やす方向にあるが、現在の柏崎市の防災無線の入れ替え計画は、FMピッカラの内容をそのまま防災無線の屋外スピーカーに流すという計画なので、ツール数は減る。現地に行って、調査しても良いのではないか。
・避難の警告と内容を同時に声で伝えようとしても、なかなか伝わらないというのは、良い指摘かと思う。まずはサイレンや昔の消防の半鐘のように、住民の注意を引いてから、それぞれに使いやすい情報ツールで情報を取りに行くという流れになろう。参考にしたい。

Q.新潟県見附市の情報伝達テストの結果はどうであったか。
A.防災無線の声が聞こえたのが28%、聞こえなかった17%。サイレンの場合は80%以上が聞こえたという。11種類の情報伝達ツールがあるので、どれかで住民に届くようにしているという。

3.編者:関西学院大学、災害復興制度研究所、東日本大震災支援全国ネットワーク、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク『原発避難白書』(1~3章:布施学議員、4章:笠原晴彦議員)

 本書は
1 避難者とは誰か 2 避難元の状況  3 避難先の状況 4 テーマ別論考
と大きく4章に分かれている。
避難白書となっているが基本的に賠償責任とりわけ東京電力及び国の責任問題に主眼を置きなお且つ原子力政策に否定的な見解が多く記述されている。
 第1章では 避難者とは誰かということで、原発避難の発生と経過と言うことで事故発生と避難指示また避難指示の基準のあいまいさについて記述してある。
また、避難区域や避難指示の実態把握が不十分であるとしている。
 第2章では避難指示区域につき独自の7分類にわけてある

A地域 帰還困難区域  B地域居住制限区域  C地域 避難指示解除準備区域
D地域 中間的区域  E地域 自主的避難区域  F地域 半額賠償区域 
G その他の地域
第3章 避難先の状況は、各県別に避難された方のインタビュー等。
本書は避難白書とのことで当柏崎地域にも避難経路の考察や新設防災無線について記述があるのかと思い本書を選んだが前述したように賠償や避難者の声、反原発の視点に立って著述されているので避難計画の策定等にはあまり参考にならなかった。

第4章 テーマ別論考
さまざまな視点から考える 河崎 健一郎(弁護士)
 原発避難にかかわるさまざまな分野の専門家の立場からより深い洞察を加えるとして
(匿名の電話から見えてくるもの) 
・「よりそいホットライン」厚生労働省の補助金事業
3.11を機に設置 日本最大の無料電話相談ダイヤル
匿名、無料であることで幅広く、時にはより深刻な相談がある  
原発避難の現状を分析できる
・「チャイルドライン」1977年にスタートした老舗の相談ダイヤル
18歳までの子どもたちからの相談に特化した全国ネットワーク
子どもからすくい上げた声は原発避難の問題の実相をとらえるうえで貴重
(自主避難とはなんだったのか)
・社会的・心理的特性について
・子育て世代の自主避難者の4年間の生活変化の分析
・自主避難による家族の分断の問題
(きわめて不安定な避難者の住まいの確保)
・原発避難者の住まいをめぐる法制度の欠落
・「仮の町」から復興公営住宅へ
(避難者支援の現状と立法的解決の試み)
・県外避難者支援の現状と課題 埼玉県の事例から
・子ども・被災者支援法の成立と現状
・チェルノブイリ原発事故「避難者」の定義と避難者数の把握

(1)電話相談から見える複合的な問題(1)
「よりそいホットライン」の事例から
遠藤智子(一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長)
・被災者から寄せられる相談
・原発避難に関する相談内容
・広域避難者の現状とは
・相談窓口にやってくる問題は氷山の一角

(2)電話相談から見える複合的な問題(2)
「チャイルドライン」の事例から
太田久美(特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター)
・総着信に対する会話成立の割合が高い
・県内の残った子供の悩み、県外に避難した子供の悩み
・政治家への不信感、ボランティア、自衛隊員、スポーツ選手等の訪問への感謝

(3)自主避難者の社会的・心理的特性
放射線恐怖症という「誤解」 高橋征仁(山口大学)
・逃げられない災害としての原発事故  自主避難という決断の背景
・自主避難者の社会的特性  地域と家族構成
・メディアリテラシーとチェルノブイリ情報  
・自主避難者は知識不足?多くの知識を積極的に求めていた
・自主避難者のパーソナリティと不安
・「放射線恐怖症」という誤解  自主避難者への偏見

(4)避難区域外の親子の原発事故後4年間の生活変化
成 元哲(中京大学/福島子ども健康プロジェクト)
・避難をめぐる地域社会の様子  
・原発事故による生活変化  時間とともに変化するものと、変化しないもの

(5)分散避難・母子避難と家族
原口弥生(茨城大学/ふうあいねっと)
・同居率が高かった福島で、家族の分散避難が発生  世代間分離
・分散避難が家族の形態を恒常的に変える 震災を機に同居世帯から核家族へ
・新居の確保は家族の関係性を取り戻す場の確保
・自主避難者の「自己責任」感が増大する懸念
・避難区域、避難区域外での経済状況の変化  自己避難と自己責任
・絶望の社会から逃れる母子避難者たち 
・男性に多い うつ、自殺  夫婦間の認識のずれ 離婚
・自主避難に対する政府の対策の欠如

(6)原発避難者の住まいをめぐる法制度の欠落
津久井進(弁護士)
・住まいの社会的意義  原発避難者に住まいを補償する特別の制度がない
・原発避難者の置かれた状況 避難者の災害関連死
・新たに期待する施策 

(7)「仮の町」から復興公営住宅へ
          町田徳丈(毎日新聞記者)
・避難自治体の役場機能が各地に移転 仮の町を設ける
・町外コミュ二ティ
・ニュータウン型に反発したいわき市 原発避難者との賠償金の差によるあつれき
・二重の住民票 選挙権や納税について課題
・復興住宅のニーズのゆくえ 減ってきている 賠償金を元に住宅を建てることが出来る
(8)県外避難者支援の現状と課題 埼玉県の事例から
原田峻(立教大学)西城戸誠(法政大学)
・福島県外における原発避難者支援を取り巻く困難
・埼玉県における避難者支援の経緯と内容、住居空間の支援、生活支援、交流の場の支援、情報提供、訪問活動 連絡会議(福玉会議)
・支援の課題と今後の方向性 立場の分散 福玉会議

(9)子ども・被災者支援法の成立と現状
福田健治・河崎健一郎(弁護士)
・立法運動の高まりと子ども・被災者支援法の成立 原発事故被災者の生活支援 
市民立法と呼ぶにふさわしい
・子ども・被災者支援法の概要 原発事故被災者の避難を選択する権利を認めたもの
・放置された基本方針と骨抜きになる支援法 間違った基本方針策定のプロセス
・改めて問われる原発事故被害者の権利 被ばくを避ける権利 政権交代の余波

(10)チェルノブイリ原発事故「避難者」の定義と避難者数の把握
尾松亮(ロシア研究者)
・チェルノブイリ被災者保護法(チェルノブイリ法) 原発事故被災地の範囲を定めた
・チェルノブイリ法における「避難者」の定義と類型 原発事故避難者が明確に定義されている
・「避難・移住」の類型 保護の対象 強制避難、義務的移住、保証された自主的移住
・避難者の把握  避難・移住の形態を法的に定めることによる原発事故避難の定義
の明確化
・なぜ「原発事故避難者」の実態を把握する必要があるのか 出来る限り国民に一定レベル以上の被ばくをさせないため
・「子ども・被災者支援法に」引き継がれるチェルノブイリ法の思想
思想を受け継ぎながらも、未完成で政府の政策が「早期帰還」一辺倒になっている


<メンバー所感>
・原発関係者じゃないのに、原発立地自治体に避難している方の多さに驚いた。
・一自治体での避難計画ではなく、周辺自治体とも協議することが必要と感じた。
・近隣自治体との意見交換は重要ではないか。議会の中でも原子力発電に対する温度差がかなりあることを実感している。そういった機会をこの部会で作ってみてはどうか。

 15時20分過ぎに終了となり、会派室に戻って、諸雑務。

 17時、事務所に戻って、資料の整理したのち、議会資料の読み込みなどを行う。

Eedsc_000909 21時10分、酢が効き気味のシメ鯖と大葉の海苔巻き、越後もち豚のモモ肉を茹でてグリーンアスパラ、レタス、貝割れ大根の上にのせ、胡麻ドレッシングをかけた豚ごまサラダ、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml4本で夕食をとる。

 食後からインパール関係の問い合わせに答えるため、帝國陸軍高田歩兵第五十八聯隊の聯隊史、中隊史を読む。

2016年3月23日 (水)

総務常任委員協議会(新地方公会計における固定資産台帳整備と速報値)
柏崎市の事業用資産は老朽化が進行

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、スクランブルエッグ、トマトとポテトサラダ、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、月刊誌をもって1時間ほど風呂に入る。

Eedsc_000303 8時40分、市役所に移動し、9時から総務常任委員協議会に出席する。昨日の総務常任委員会の審査が18時までの長丁場であったことから、当局からの報告事項を今日、行うこととなった。
 まずは財務部所管事項として、以下の報告が行われた。

(1)平成27年度一般会計補正予算(地方創生加速化交付金に係る補正、繰越明許費の設定及び歳計剰余金の処分等)の提出について
(2)平成28年度一般会計補正予算(地方創生加速化交付金に係る補正に伴う該当事業の減額)の提出について

・地方創生加速化交付金の対象事業として、3月18日に内示があり、平成27年度補正予算として編成し、平成28年度事業としていた一部が対象事業となったので減額の議案を、議会最終日に提出。

(3)地方公会計固定資産台帳の概要について
 現在の現金主義から発生主義による減価償却、引き当て金の資産管理に移行。
*庁舎、学校、保育園等の事業用資産+道路、河川等のインフラ資産(港湾、公園除く)+物品(取得もしくは見積もりが50万円、美術品にあっては300万円以上)
*河川などは明治2年1月1日に取得したとし、備忘価額1円を設定。
<平成28年3月18日速報値>
 固定資産台帳の取得価額:4375億4800万円
 減価償却累計額:1498億7200万円
 台帳価額:2878億7600万円
 減価償却率:42.1%
 事業用資産の方が老朽化が進んでいる。
 「もう一つの決算書」上の有形固定資産+売却可能資産:1917億2900万円

(4)税条例及び都市計画税条例の一部改正(平成28年度税制改正を踏まえた地方税法等一部改正に伴う専決処分)について
・法人税改革(法人事業税の所得割の税率引き下げと外形標準課税の拡大)
・地方法人課税の偏在是正(法人住民税の交付税原資化、地方法人特別税の廃止)
・車体税(自動車取得税の廃止と環境性能割の創設、グリーン化特例の見直し・延長)
・固定資産税(遊休農地等に係る課税の強化・軽減、償却資産)
・主な税負担軽減措置等(地方創生応援税制「企業版ふるさと納税」創設、固定資産税等の特例措置、個人住民税)
・納税環境整備等(個人住民税の徴収引継特例の対象拡大、加算金の加重措置の導入)

 続いて、総合企画部所管事項として1件が報告された。

(5)柏崎市教育大綱について
・期間:平成28年度~平成31年度
・大綱の目標
 ふるさと柏崎に誇りと愛着を持つ人材を育てる
 夢と希望に向かってたくましく生き抜く子どもを育てる
・大綱の方針
 安心して子どもを産み育てられる環境づくりを推進します
 確かな学力、豊かな心、健やかな体を育む教育を推進します
 地域の自然、歴史、文化を生かした生涯学習を推進します
 スポーツの振興と市民の健康づくりを推進します

Q.「安心して子どもを産み育てられる環境」という点を教育大綱に入れたということは、昨今、話題になった「女の子は子供を二人以上産むこと」ではないが、教育のなかに子供を産むことには人間の体に時間的制限があること(卵子や精子の劣化という事実)も、きちんと教えることということで良いか。
A.子ども課が教育委員会のなかにあり、幼児から義務教育まで一貫した対応をするという意味がある。
Q.子供を育てる環境のことを言いたいというのは分かったが、不妊治療や少子化対策の国の検討会でも教育課程において、先ほど述べた子供を産むことに対して人間の体は時間的制限があることを教えるべきだ、という意見が多くある。そういった事も反映してほしい。これは意見であるため、答弁は不要だが、当局として考えてほしい。

 当局からの報告事項が終わったところで、15分間の休憩をとったのち、昨年に実施した議会報告会で市民の方から頂いた質問、要望事項に対する回答を総務委員会として、作成する。

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 11時30分に終了となり、一旦、事務所に戻る。

 12時から急ぎで依頼されたノートパソコンの修理。

 13時過ぎ、市役所に移動し、13時30分から会派室で所属会派「決断と実行」の会議に出席する。

 15時10分、カロリーメイト(チーズ味)、低脂肪乳で遅めの昼食をとったのち、16時過ぎから散髪やその他の所用で市内をまわる。

Eedsc_000606 18時30分、「カラオケ酒場 幸」(電話:0257-41-6078)に行き、第87回、二十三夜講に出席。
 生ビールを飲みながら、なぜか美味しい山菜の漬物の漬け方が話題となり、参加者の漬物名人Sさんから多くの秘訣が披露された。ただ、独活の漬物などは下ごしらえが大変なので、結局は山菜の漬物は、下ごしらえで、いかに丁寧な仕事をするか否かにあるように思う。

 21時、事務所に戻り、事務仕事。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、久々に英訳の資料を作る。

2016年3月22日 (火)

総務常任委員会審査(シティセールスが無計画!新潟産業大学への支援の妥当性)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、きゅうりの酢の物、若布と豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時30分、市役所に移動。

Dsc_0001 10時から総務常任委員会の審査に出席する。先日の消防本部、市民生活部の審査に続き、今日は平成28年度当初予算を中心にした総合企画部、財務部所管事項の審査である。
 柏崎市政の当初約500億円のうち、約430億円が経常費になっており、かなり硬直化している。「原発に過度に頼らない財政運営」とスローガンだけ掲げているが、実際には経常費に充てているのが現状。いわゆる原発反対派も、議場内ではこういった事に賛成し、議場の外では原発反対、廃炉、頼らない等とアピールをしている。

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・市職員の業務ミスとIT化について
Q.研修全体、今年に連続した職員処分をどう反映したのかという観点で確認したい。事前の説明を求めるなかで、職員研修及びコンプライアンス(法令遵守)体制推進事業において、今年に連続した職員処分をどう反映したのか、ということで質問をした。これは、例えばプリンターのジョブが入り組んだ、実際の印刷物との突合を間違ったことから、市民の個人情報を流出するに至った事件に代表されるように、誰がやってもミスをしないシステム、IT化をもう少し研究する必要があると思う。対象となる業務のルールが変わったり、法改正もあることは十分承知しているが、これはどこの自治体でも同じ。個人情報流出をしてしまった原因の印刷ジョブの優先順位などは使い方の問題でもある。CIO補佐官もいるので、改めて業務改善、従来の業務の効率化など、なるべく多くの行政業務を誰がやっても同じようにできるようにし、職員が判断・クリエイティブな業務に使う時間をいかに増やすのか、新年度でどう取り組むのか確認したい。
A.業務をやるなか、システム化をして間違いのないようにしていきたい。仕事については、情報の共有にも努めているく。業務のノウハウの伝承、機械的に処理していく部分はしっかり分け、職場のコミュニケーションも充実させていきたい。
Q.ミスの蓄積、履歴を見ることができるようなナレッジマネジメントのシステムはないのか。
A.今は構築していないが、包括アウトソーシングのなか、受託先のKASIXとの間でのサービスレベル協定評価のなかで、職員側のミスも含めて、議論・履歴を残している。システム化されていないが、PDCAをまわしている。

・職員車両のドライブレコーダーについて
Q.職員の交通事故も平成27年度は多く報告され、100対0という事故が複数ある。交通事故は起こったものは仕方ないが、対策は何か考えていないのか。少なくともドライブレコーダーの設置など、費用が安く対策できるものもある。
A.職員の交通事故については、注意するようにしており、2年に1度、全職員への交通安全の指導を行っている。少なからず事故もあり、車両を運転する部署では、自動車学校での研修も実施している。
Q.市役所の車を運転する部門の人数と同じような人数の民間企業で、これだけ100対0の事故はないであろう。交通安全の見本となるべき柏崎市役所がこれではいかがなものか。少なくともドライブレコーダーぐらいは導入して、交通安全への意識を向上させてはどうか。
A.現在の車両が委託期間内であり、委託期間の契約変更時に、費用対効果を考慮し、ドライブレコーダーの導入を検討していきたい。

・核兵器廃絶平和推進事業 310.8万円
Q.費用のほとんどが非常勤職員の賃金174万円や人夫賃金、実費弁償、旅費などであるが、事業としては実際に何をするのか。慰霊の塔の大清掃という話はあったが、それは番神の大東亜戦争慰霊塔のことか。また、先に議場でも話をした柏崎市内長崎の模擬原爆弾パンプキンのことも、本事業のなかで周知することで良いか。広島市や長崎市まで行くのが悪いとは言わないが、柏崎にも原爆が落ちていたかも知れないという歴史を知ることが大切ではないか。
A.大清掃は、満州柏崎村「白亜の塔」の清掃を行うことになる。ご指摘の模擬原爆弾パンプキンについては、第5次総合計画のなかに、地元にある戦争に関係する資料を整理していく予定になっているので、そのなかで取り組みたい。博物館とタイアップして記録を調べ、展示していく予定。

・ファイリングシステム構築計画策定業務委託(553.5万円)
Q.先般の説明では、新たな条例の制定は考えていない一方、合併による管理不全や文書保存場所の問題もあり、デジタルアーカイブも未了分も含め、まず何がどこにどれくらいあるのかの問題点の洗い出しを行うとあった。この委託では、問題点の洗い出しに加え、業務別のナンバーリング、カテゴリー分けなど、概ね自治体の標準仕様に沿ったような、そういった提案も含むということで良いか。問題点の洗い出しだけで550万円は、かなり高額と思われる。また、現在の電子ファイルのファイル名規則、フォルダの分類ルールもどうなっているか分からないが、総合的な整理を今後行われるということか。もしくは電子ファイルの保存と文書のファイリングシステムは別系統ということになるのか。
A.基本的には、今後の基本構想までが委託に含んである。文書全体の集計、分析も行い、ナンバリングなどを専門家に分けて頂く。現在のルールでは、基本的に原本は紙があり、戸籍など膨大な量の紙文書がある。職員一人あたりの文書量も調査する。3年、4年、場合によっては5年もかかるような事業になる。なお、条例化を現時点では考えていないが、調査結果をみて考慮する必要があると思う。
A(CIO補佐官).文書は紙が原則なので、電子ファイルの共有も導入しているが、現状ルールがない。今回のファイリングの検討が良い機会と思うので、業務改善の際に取り組んでいきたい。
Q.私は現在の市役所庁舎移転計画には反対ではあるが、市役所庁舎の建設時には文書保存のキャビネットの設計など大きな問題である。本当に庁舎移転するのであれば、そういった事も含めて、検討しなければならないのではないか。これは答弁不要。

・広報戦略アドバイザー報酬 369.8万円(+費用弁償88.8万円)
Q.今年は外国人インバウンド事業にも取り組むことになっているが、この広報戦略アドバイザーの業務も変わるかと思う。日本国内としてもテレビやフィルムコミッションの提案、ネット上だけのことでも柏崎市のホームページの各言語でのSEO対策(検索され易さの対策)などもある。どこまでを業務範囲とするのか。これまで通りなのか、よもや文書表現だけといったことはないと思うが。
A.広報専門官の設置要綱では、対策を行う、市民に対する情報発信の実務、SNSの対策の提案を行う、パブリシティ対策への助言を行うとある。今回はアドバイザーとなり、職員研修、マニュアルの改正などを行う。全庁的な広聴広報活動の推進、職員への指導なども行う。
A.職員の広報マインドを植え付けていく。シティセールス推進官を置き、そういった柏崎のアピールにも取り組んでいきたい。

Q.市職員内部の意識醸成も良いが、各メディアへの売り込みなど他の自治体はかなり積極的にやっている。私個人でも映画などの現場に行くが、監督やスタッフに挨拶している自治体の職員もいる。地方自治体間の競争、情報発信力の競争は激しいことを認識してもらいたい。意気込みはどうか。
A.関係個所と連絡をとり、パブリシティ活動に力を注いでいきたい。

Dsc_0002 12時、休憩となったので、一旦、自宅に戻り、キャベツ、もやし、ピーマン、人参、玉葱、合挽き肉を炒めたのち、市販の味噌ラーメンスープを入れ、中華細ちぢれ麺、バター、シナチク、コーンの水煮をのせた野菜たっぷり味噌バターラーメンを二人分作り、母と昼食をとる。

 12時40分、市役所に戻り、13時から総務常任委員会の審査の再開。

・文化会館費 1億3668.9万円
Q.管理に関して、これまで問題になっていた光熱費はどのように見込んだのか。平成27年度の運用でうまく光熱費を圧縮できたのかどうか、確認したい。また玄関の雨漏りなど、みっともない状態もあるが、修繕は平成28年度に行うということで良いか。
A.光熱費は平成24年度から平成26年度まで3年間は清算をしたが、平成27年度からは光熱費も含めて、清算はしていない。平成28年度は、指定管理の最終年度となり、状況をみながら平成29年度の管理代行料を算定する際に考慮する。玄関の修繕は、平成27年度修繕で降雪時期前に完了している。
Q.結果的に光熱費は運用で下がってきたのかどうかを確認したい。また玄関の雨だれは完全に修繕が終わったということで良いか。
A.平成27年度分の光熱費の清算は、平成28年4月にはでてくる。現時点で若干、下がっている。平成26年度は、60万円程度、光熱費の戻し入れをしてもらった。雨だれは、現状では修繕が終わっている。

・新潟産業大学魅力等向上支援事業(2000万円)
Q.先日の説明では、知名度向上、学生確保をするため、対象事業の3/4を支援。授業以外での資格取得支援(簿記検定など)、マンスリーシャトルバスで首都圏へバス運行し、知的要求を充足させる、科学研究費セミナー、ホームページリニューアル費用、留学生募集のための人件費等の支援とあったが、本当にこのような内容で公金を支出するのか。新潟産業大学の支援は必要であるが、これでは市民の理解は得られない上、仮に新潟工科大も同様の支援要請がきたら、同じように対応が必要になる。もう少し考え方を聞きたい。
A.マンスリーシャトルバスの考え方としては、大学自体の魅力向上を考える上ででてきた案であり、長岡造形大学でも毎月実施している。金曜の夜に実施して、翌日の夜に帰ってきている。柏崎の場合は目的をもってカリキュラムを考えている。学生に対して、首都圏の多様な文化に触れる機会を作りたい。簿記検定は3級及び2級レベルを対象としている。県内の大学でも実施しているので、資格取得サポートのために行う。
Q.プラグマティックな大学として魅力づくりするなら簿記検定は3級や2級ではなく、中小企業診断士などではないか。またマンスリーシャトルバスもゼミの遠征用というのであれば、名称も運行方法も違ったものにすべきものではないか。本当に生徒から魅力があると感じられる内容だと柏崎市としても考えているのか。少なくとも、私が受験生の立場だったり、親の立場なら、そういった事にでは選ばないし、魅力があるとは感じない。そもそも改革プランが理事会で承認されていないなか、個別の事業だけ説明されても困る。全体的な説明はできないのか。資料が不足していると思うがどうか。
A.新潟工科大学へは学生募集に関しては支援をしている。その他の支援要請が来ているのは新潟産業大学だけである。改革プランは各理事へは事前に示されている。各議員に提示することは大学に確認したい。まずは大学に確認したい。

 この事業に関しては、議論が沸騰し、10分間の休憩をとったのち、資料待ちで後回しとなった。

・ふるさと応縁事業 2895.9万円
Q.これまで色々な改善をされてきたと思うが、ポイント制度を取り入れている自治体もある。そういった検討はされているか。
A.ポイント制度については、まだ利用する検討には至っていない。大手のポータルサイトに登録するような流れもでてきている。

・柏崎シティセールス推進官報酬 696万円、事業負担金1000万円
Q.柏崎シティセールス推進事業について、平成28年度の事業が決まっていないということだが、そのようなやり方は良いのか。複数年でシティセールスに取り組むのは分かっているはずであり、なぜ平成27年度内に平成28年度事業計画ができていないのか。
A.シティセールスの負担金は、12の団体で構成している。事業については協議会で決めている。ある程度のシティセールス推進計画に基づき、シティセールスをどのように向かっていくのかを平成28年度に検討したい。
Q.シティセールス推進協議会の事業としてやるとは言いながらも柏崎市の肝入り事業でもあるし、事務局は企画政策課。平成28年度にシティセールスのシンボルマークの使い方を決めていくということ自体が計画性の無さが表れている。平成27年度中に平成28年度の事業計画は決めなかったのか。本来であれば、平成27年度にシティセールスのシンボルマークの投票をやっている時点で、どう活用するのかも決めておくべきではなかったか。今年の事業負担金1000万円の根拠も分からない。これまでも有楽町や、今年も秋葉原での大交流会などと企画しているが、資源エネルギー庁の予算を使って、年度末に「えい、やぁー」でやっている感がある。もっと計画的にきちんとやるべきではないか。そもそも有楽町や秋葉原でのイベントも、新橋SL前広場の酔っ払い取材と一緒にお約束の場所を選んでおり、ユニークな点がない。
A.魅力がある場所を選んで狙って考えさせてもらってきたところ。今後も新年度に実行計画を立てていく。
A.柏崎シティセールス推進官は、集客創造研究所・牧村氏に依頼する予定。
Q.先ほどのシティセールス推進官の説明があったが、イベントのプロであり、今後もシティセールスはイベント主体でいくのか。本当のシティセールスはそういったものではないと思う。
A.イベントだけではなく、日頃の数々の取り組みのなかでシティセールスを推進していきたい。
Q.シティセールスは外部に売り込むに行くのも良いが、柏崎にご縁があって来てもらった人をいかにファンにするのか、にある。先日も関西から柏崎にお越しになった方をご案内したが、米山町の聖ヶ鼻を皮切りに、面白い海岸線を見てもらい、ビールを飲みながら、磯遊びをしてもらった。他でなかなか体験できないようなものを提供することもシティセールスであり、柏崎の価値を高めていくことではないか。

A.柏崎のファンを増やしていくのはファンを獲得していく、獲得したファンを逃がさない、視察を組んでいく、特産品を求めてもらう。シティセールスのなかで実践していきたい。
Q.柏崎市シティセールスの基本理念「市民ひとりひとりがセールスパーソン」は、私に言わせれば、これは手段の問題であって、シティセールスの本来の目的ではない。平成28年度は、次のステップに行くべきではないか。例えば、映画俳優で監督もするクリント・イーストウッドがカリフォルニア州カーメル市の市長になった際には、市長が観光資源・シティセールスの種になったのではなく、花でまちづくりをし、環境を良くしつつ、多くの観光客を全米から引き寄せ、まちの価値も上がった。そのような次の段階をシティセールス推進協議会には検討してもらいたいがどうか。
A.手段なのか目的なのか、という議論もあるが、初期はそういったマインドが必要であり、それがベースであり、次の段階になると思う。いまは過渡期であり、今後の取り組みで変わっていき、全体的に変わっていくと思われる。

 ここで、新潟産業大学の支援対象事業についての資料が提出されたので、再度、議論に戻った。

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Q.webサイト構築の800万円が高額でどうしてもひっかかる。今時、どんなサイトを作るのか、という感じである。本当にこの金額がかかるのか。市民の税金から3/4補助する以上、市民にも説明しなければならない。どういったサイトを作るのか。また、やはり簿記3級、2級で学生の魅力、就職に有利になるとは思えない。『新潟産業大学改革プラン』に4年間を通じて、リベラル・アーツ教育を行うとある。アインシュタインで言えば、

 「教養とは、すべての知識を取り去ったあとに残るもの」

であり、そういった教養あふれる人材育成をするならそれで意味のあること。しかし、その一方で実用的に就職に有利になるとして、簿記の資格取得を挙げている。本当にそれが就職に有利になることなのか、
A.現行サイトで5年を経過をしており、多言語対応、高校生への案内、レスポンシブwebにする。また簿記3級、2級に関しては、それぞれ合格者が1名でており、大学側からの要請。
Q.資格に関する答弁ができたので、意見として言っておきたい。合格者がでたら、簿記3級、2級が魅力になると言えるのか。先ほども言ったが、少なくとも中小企業診断士の合格率何%を目指します!くらいのレベルでないと魅力にはならない。少なくとも私はそう考えるし、受験生を抱える親御さんもそう思うであろう。意見なので、答弁は不要

 15時5分から15分間の休憩。

・路線バス確保事業 1億2886.7万円
Q.最近もバス路線が改正されたが、相変らず新潟病院への往復をすることが困難なダイヤになっている。新潟病院へはご高齢の方のみならず、小児科に通う交通手段のない親子からも強い要望がでている。
A.今月末にネットワーク計画が決まるところであり、現実的には平成28年度に変えるところまでは行っていない。しかし、今後の駅南開発に合わせて、事業者と協議したい。
Q.鯨波線が途中8号線を通るので、赤坂山周辺のロータリーで回転するようなルートで、新潟病院への往復を確保できないのか。これは、西部方面の買い物難民対策としても重要である。病院の往復という話だけではないことを認識してもらいたい。
A.買い物難民の部分も分かっているので、事業者と随時話している。事業者の運転手のローテーションなどもあり、細かい部分も実現に向けて、協議したい。

・国際化に対応したまちづくり事業翻訳料 4万円
Q.4万円でできるような事業なのか。
A.平成27年度は9000円という実績であったため、平成28年度にパンフレット制作もあることから対応する費用。
Q.これは、英語、中文(簡体、繁体)、ハングルということで良いか。
A.4か国語に対応したい。
Q.柏崎地域国際化協会への包括委託というかたちはできないのか。
A.負担金とは別に契約するかたちになっている。

・歴史文化ボランティアガイド養成費 13.8万円
 歴史的建造物調査委託料 321.9万円

Q.歴史文化ボランティアガイドの養成、歴史的建造物調査委託、街歩きなどそれぞれがバラバラで動いてきた感があり、担当課も違ってきた。今後は、各課の連携で進むということで良いか。
A.ご指摘の点はあり、これまで文化振興課、都市政策課、観光交流課がそれぞれにやってきたが、平成27年度から3課連携でやってきた。平成28年度からはガイドコースの設定などを連携していきたい。

・新庁舎周辺等活性化方策検討事業 759.6万円
Q.新庁舎周辺等活性化方策については、現庁舎跡地も含めた平成18年に決めた中心的市街地150haを想定しているが、調査によってその対象地域を変更する場合もあるとの説明であった。中心市街地150haの範囲が変わるということで良いか。
A.まずは150haを最初に調査し、現庁舎の活用をする。まちづくりの調査も含んで実施し、そのまちづくりが150haが適当ではない場合に変更を検討する。
Q.この検討事業後には、新しい中心的市街地の定義がでてくるということで良いか。
A.ニュアンスが少し違うが、必要により150haの変更を行うということであり、あくまで調査が基本。

・選挙管理委員会について
Q.今年は市長選挙も行われるが、選挙時の公営掲示板の場所の見直しはいつ行っているのか。かなり高い位置にあったり、人家の集積度合と合致していないところもある。
A.選挙の度に選挙管理委員会で検討をしている。
Q.それは周辺の人口動向も勘案しているというとで良いか。
A.公営掲示板の総数は面積や有権者数で決まっており、それを人口や地区で割り振っている。

 17時20分から15分間の休憩となり、その後、以下の議案も審議されたが大きな質疑はなかった。

「議第47号 平成28年度一般会計予算(第1号)」
・期末手当支給率、給与改正を受けての平成28年度予算の補正
・その他、省令の改正を受けての改正、法律の制定に基づく条例制定

「議第28号 平成28年度土地取得事業特別会計予算」
・予算総額は3億2000万円

「議第29号 平成28年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は1762.3万円

「議第34号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 地方公務員災害補償法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うため。

「議第35号 「平成19年新潟県中越沖地震」に係る災害被害者に対する市民税等の減免の特例に関する条例を廃止する条例の制定について」
 新規に減免の適用対象となる納税義務者がいないことから、条例を廃止。

「議第36号 消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について」
 消費者安全法の改正により、条例制定が義務付けられた消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を定めるため。

「議第44号 柏崎市過疎地域自立促進計画について」
 過疎地域自立促進特別措置法による財政上の特別措置を受けることができる期限が延長されたことに伴い、引き続き過疎地域自立促進計画を策定する必要があるため、同計画を制定するため。

「議第45号 財産の譲与について(建物)」
 旧上条保育園を地元町内会に譲与するため。

「議第57号 平成27年一般会計補正予算(第12号)」
 臨時福祉給付金等給付費及び事務費を措置するほか、補正予算第11号の提出の後に生じたやむを得ない経費の追加を行うため。4億3385.4万円。

 17時40分から討論、採決となったので、 まずは「議第24号 平成28年度一般会計予算」に対し、以下の通りに「反対」をしたが、賛成多数で可決となった。

・「議第24号 平成28年度一般会計予算」に反対の立場で討論する。反対の理由はいくつかあるため、順次述べたい。
・まず予算編成全体において、「原発財源に過度に頼らない財政運営」と市長はスローガンだけ挙げているが、実際にはいわゆる原発財源を経常費にも充てており、その改善が見られず、実態が伴っていないこと。

<使用済み核燃料税>
 119万821kg分 5億7495.4万円
<電源立地地域対策等交付金>
*設備利用率の見直しにより、2.3%、約4340万円の減
原子力発電安全対策等交付金 1720万円
・広報調査等 1720万円
電源立地地域対策交付金 総額18億2492.9万円
・文化会館管理運営費     5000万円
・元気館管理運営費
  (子育て支援センター人件費)5000万円
・保育園運営事業(人件費)5億7000万円
・元気館管理運営費
 (元気支援課人件費)  1億3000万円
・道路等維持管理運営事業(人件費)
               2000万円
・除雪車購入市費事業     2000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
             1億9592.9万円
・河川改修電源立地地域対策交付金事業
               4000万円
・学校管理運営費(小学校)  6000万円
・学校管理運営費(中学校)  6000万円
・陸上競技場整備事業   1億2000万円
・体育施設備品購入事業    4000万円
・給食業務運営経費    2億6000万円
・給食施設管理経費      1000万円
・給食施設整備事業      1500万円
・給食施設整備事業       500万円
・コミュニティセンター整備事業
               5000万円
・母子健康診査日       5000万円
・特別支援学級介助事業    3500万円
・老人保護措置委託事業    8000万円
<県電源立地地域対策交付金>
*設備利用率の見直しにより、39.4%、約2億円の減
電源立地地域対策交付金 総額3億8588.4万円
・図書館施設管理費       500万円
・図書館管理運営費(人件費) 4500万円
・消防署管理運営費(人件費)3億3588.4万円
<原子力発電施設立地市町村振興交付金>
            総額5億1840万円
・原子力防災対策職員給与費   2200万円
・市政協力費          5000万円
・斎場施設整備事業      1億円
・ごみ処理施設整備事業     5000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
                4000万円
・柏崎駅周辺道路整備事業  1億8000万円
・防災行政無線施設整備事業   1000万円
・中学校グラウンド補修事業   2640万円
・駅前テニスコート整備事業   4000万円
<大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金>
大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金
           総額 1億5000万円
・地域コミュニティ活動推進事業 5500万円
・体育施設管理運営経費     9500万円
<諸収入>
 固定資産税などの関連収入多々あり

・2点目として、30億円以上の大きな予算を使うことになる防災情報通信システムの基本設計において、災害時の最後の砦となる屋外同報系の情報伝達手段にデジタル防災行政無線の検討をしないという方針であること。この計画は、新庁舎建設計画にもかかわることである。
・3点目として、シティセールス推進事業について、その手法、予算計上のやり方が杜撰であること。1000万円の負担金を計上していながら、企画政策課が事務局を司り、柏崎市の肝いり事業であるシティセールス計画の平成28年度事業計画を平成27年度内に決めていない。1000万円の根拠も不明である。
・4点目として、新潟産業大学への支援金のあり方を挙げたい。新潟産業大学は柏崎市の財産であり、支援することに反対ではない。しかし、実際に魅力向上として計上されてきた補助事業、総額2000万円の中身については、魅力向上と言えるものとは思えず、また市民の税金を投入するための説明に困るものがある。そのため、十分に再考頂きたいことを述べておきたい。
・最後に、市役所新庁舎建設設計業務委託6000万円について、実施前の情報、材料が揃っていないことが挙げられる。これまで述べた防災情報通信システムの入れ替え、まだまだ時間がかかる保存文書など公文書の管理体制の構築の方向など、新庁舎の基本設計を実施するなら、もっと事前に調査しなければならないことが着手されておらず、プロポーザル方式での基本設計発注への材料が揃っていない状況である。
・以上のことから、「議第24号 平成28年度一般会計予算」に反対とする。

 続く、「議第47号 平成28年度一般会計予算(第1号)」については、期末手当支給率アップ、給与アップ改正を受けての平成28年度予算の補正であり、根拠となる条例に対し、自動的に給与を上げるのはおかしいと「反対」したため、同様に「反対」したが、可決。
 その他の議案はすべて、賛成多数で可決した。

 18時15分に終了となり、会派室に戻って、諸雑務。

 18時40分、事務所に戻り、郵便物やFAXなどを処理する。

Eedsc_000101 19時20分、メロ(マジェランアイナメ)の塩焼き、枝豆豆腐、河豚のみりん干し、冨山産ほたるイカ、ビール500ml3本で夕食。
 かつてメロは、商品名「銀ムツ」として流通していたものの、違う魚であるため、現在ではJAS法により「銀ムツ」の表記は禁止されている。しかし、「銀ムツ」の横や原材料にメロと書けばOKという、訳の分からない規制になっている。

 食後から事務所で資料のファイリングを行う。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、読書。

2016年3月21日 (月)

映画『みんなの学校』上映会:学び合って、育ち合い

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯵の開き、ニラと春雨の中華スープ、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から依頼されたノートパソコンの修理。

Ttdsc_00044 9時40分、柏崎市文化会館アルフォーレに移動し、10時からの映画『みんなの学校』上映会(主催:「みんなの学校」上映実行委員会事務局)に出席する。
 「すべての子供に居場所を作りたい」という大阪市立大空小学校のお話しであり、障害があるなし関係なしに接する姿はさることながら、教員、教員のアシスタント、地域のサポーターなどが児童と一緒になって学び合って、育ち合うという姿が印象的であった。
 地域の方と学校との関係がもっと知りたくなったこともあり、是非、初代校長の講演会は聞いてみたいと思う。

Ttdsc_00055 12時に終了となり、おにぎり2個(鮭、筋子)、低脂肪乳で昼食をとりつつ。、新潟県立柏崎アクアパークに移動。第2回全日本ジュニア(U17)水球選手権大会の会場に入り、13時からの男子決勝を待つ。
 途中、呼び出しの電話があり、残念ながら冒頭しか見学できず、会場に後にする。

 13時40分から某氏宅にて、パソコンのOSリカバリー。「パソコンを修復します」といったフィッシング(引っ掛け)表示をクリックした結果、強力な広告ソフトが入ってしまったことに加え、ウイルス駆除ソフトのパターンが更新されていなかったのが原因である。

 2時間ほどで作業が終わり、食材の買い出しなどをして16時、事務所に戻る。

Ttdsc_00077 18時30分、合い挽き肉、市販の鳥ガラスープをベースに自家製豆板醤、絹ごし豆腐、茄子、ニラ、大量の花椒を入れた麻婆茄子豆腐とご飯。それに加え、冷蔵庫の中にあった野菜(キャベツ、もやし、ピーマン、人参、玉葱、ニンニク、ニラ)を合挽き肉と炒めたのち、北海道味噌ラーメンのスープを入れ、市販の中華中太麺、シナチク、コーンの水煮をのせた野菜たっぷり味噌ラーメンで夕食をとる。

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 食後から自宅の洗濯機周りのパッキンの交換など、水道元栓を閉めてから行うメンテナンスを行う。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

2016年3月20日 (日)

新潟県でも不妊治療助成を拡充

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、燻製牡蠣のオリーブオイル漬け、インスタントの赤だし味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、北陸自動車道の米山インターチェンジ近くにて、関西からお越しの某集まりの皆さんと合流し、米山町から柏崎の海岸線、磯遊びをご案内する。

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 昼食会場にご案内したのち、依頼されていた資料のお届けのため、市内まわり。

Ttdsc_00033 スーパーやコンビニなどで買い物をしたのち、15時20分、事務所に戻って、コンビニで購入した「カツ重 398円」、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで遅めの昼食をとる。
 久々にコンビニのカツ重を食べたが、衣の卵とじを食べているような感じであった。

 17時、事務所に来客。

 19時から市内某店にて、生ビールを飲みつつ、焼き鳥などとつつきながらの懇親会となる。やはり市政に関する話題になり、今年11月に行われる市長選挙について、熱い意見が飛び交った。

 22時過ぎ、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

 23時から事務所で資料の整理。未だに紙の山が片付かない。

 不妊治療について、国でも制度改正を行い、補助金額を増額をする。これに伴い、我が新潟県でも独自の上乗せで、男性の精子採取に対する補助などの増額を行うという。まずは第一歩の取り組みとして、歓迎するところであるが、実際にはこの金額でも不足するのが実際のところである。
 男性の精子が正常で、女性だけの不妊治療でも場合50万円から場合によっては150万円、それに加えて男性の不妊治療が重なる場合にはさらに高額となる。
 子供がほしいという夫婦が、経済的理由で子供をあきらめるような社会だけにはなってほしくない。無駄な海外、特にある時は経済大国、ある時は発展途上国などという国へのODAなどに費やす金があれば、子供を望む夫婦への支援に充ててほしいと思う。


平成28年3月16日『新潟日報』

不妊治療 助成を拡充
県、少子化対策で16年度から
一部の治療、助成額を倍増

 子どもができない夫婦を支援するため、県は今春から不妊治療への助成を拡充することを決めた。国の制度改正に伴い、初回の治療に対する補助の上限を20万円から30万円に増額するほか、県独自の上乗せで費用が高くなりがちな一部の治療について助成額を5万円から10万円に倍増する。
 
県によると、体外受精など高度な不妊治療は医療保険が適用されず、数十万円の負担が生じる。県の不妊治療助成の利用件数(新潟市を除く)は2014年度に1824件。制度が始まった04年度の300件から大きく増えている。
 人口減少が深刻化する中、少子化対策の一環として2月補正予算から初回治療費助成の増額などを盛り込んだ。16年度当初予算案には前年度より約6900万円多い3億1693万円を盛り、さらに助成を強化する。
 初期の治療については、合計所得が730万円未満の夫婦に対し、これまでは1回の治療につき20万円まで補助してきたが、初回のみ30万円に増やす。
男性が精子を採取する手術を受けた場合はさらに15万円を補助する。すでに受け付けを始め、1月20日以降に終了した治療が対象になる。
 県独自の上乗せは16年度に始める予定で、治療開始1年目の2回目以降の治療が対象。特に卵子を採取して体外受精し、凍結保存した後に移植する方法は費用がかさみがちとして、補助額を10万円に倍増させる。ほかの治療法はこれまで通り5万円を補助する。

 県健康対策課の堀井浮一課長は「費用の問題で治療に踏み出せないでいる方々を支援したい」としている。

2016年3月19日 (土)

韓国:古里原子力発電所、放射性物質排出量は世界最多

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、めかぶ、カニカマサラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Iidsc_001313 午前中は、先日手放した愛車・二代目プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、13歳、22万キロ超の走行距離)から取り外した電装品のチェックを行う。
 新しい愛車・四代目プリウス(ZVW55)の<HV4WD(E-Four)なので>フォウ・ミイダ(メス、1歳、まだ走行距離250キロ)の仕組みを整備マニュアルを見て勉強。

 14時、冷凍焼けしてきた業務用冷凍炒飯をレタスとともに炒めたレタス炒飯、野菜ジュース、ヨーグルトで昼食をとる。

 食後から和室の模様替え作業。妻が台湾から引っ越してこれるよう、準備である。

Ttdsc_00022 18時20分、冷凍庫のなかにあった冷凍讃岐うどん、大量のキャベツ、インスタントの鮭雑炊(これを出汁代わり)、薄力粉、長葱、市販の鶏ガラスープで作ったお好み焼き、沢庵、プロセスチーズ、ビール500ml4本で夕食をとりつつ、『ルパン三世 PART IV』のDVD第3巻、『孤独のグルメ Season5』のDVD第1、2巻を観る。
 ルパンは今回も良いシナリオで、不二子がでてこない分、幅が広がった感がある。
 『孤独のグルメ Season5』は、今回、台湾編が入っており、

宜蘭県羅東:「三星青葱文化館」で葱餡餅
      「全台小吃部」で
        三星葱炒臘肉、炒飯、蛤スープ、紅糟排骨、透抽

台北・迪化街:「永樂担仔麵」で雞肉飯便當
       「原味魯肉飯」で乾麺、下水湯
       「古早味豆花」でデザートの豆花

といったラインナップ。次回、台湾に行った際に挑戦してみようと思う。

 これまで数々の不正や、なんと雨で手動停止もしたことがある韓国の古里原子力発電所が、1990~97年の間、放射性物質であるヨード131を、他の世界の原子力発電所に比べ、最大3000万倍多く排出していたということが、「国連科学委員会(UNSCEAR)」の資料などから分かったという。
 韓国水力原子力は、「排出量が間違って(桁が多く)表記された」と弁明しているようであるが、これまでの数々の事を鑑みれば、さもありなん、という感じである。


2016年3月10日『ハンギョレ』

韓国古里原発の放射性物質排出量は世界最多
1990~97年、大気中のヨード131
他の原発に較べ最大3000万倍多く排出
韓水原「排出量が間違って表記された」弁明

 1990年代、釜山機張郡にある古里(コリ)原子力発電所が、甲状腺癌を誘発する放射性物質のヨード131を、世界の他の原子力発電所に較べ多くて3000万倍も排出していたことがわかった。
 環境運動連合とチェ・ウォンシク国会議員(国民の党)は9日、「国連科学委員会(UNSCEAR)が国連総会に提出した『2000年放射能被爆報告書』と韓国水力原子力から受け取った資料『古里原子力発電所放射性廃棄物排出放射能量』を分析したところ、
1990~1997年の8年間に古里原子力発電所1~4号機から排出された大気中のヨード131の量が、当時世界で稼動中の原発430余機のうちで最も多かったことが分かった」と明らかにした。
 この期間に古里原子力発電所1~4号機から排出されたヨーど131の量は29.6254ギガベクレる(GBq)だった。 次いで多く排出した米国のハッチ1~2号機(19.91ギガベクレル)に較べて10ギガベクレル、3番目に多く排出したウクライナのダンジネス1~2号機(13.608ギガベクレル)に較べて16ギガベクレル多かった。1ベクレル(Bq)は1秒間に一度放射性物質が崩壊することを意味し、1ギガベクレルは10億ベクレルと同じだ。
 
ヨード131が小数点以下6位まで全く排出されなかった日本の22機などに較べて2962万倍も多かった。 古里原子力発電所1~4号機を別にすれば、ヨード131を1ギガベクレル以上排出した原発は、蔚珍(ウルチン)1~2号機など58基あった。
 
年度別に見れば、1992年古里原子力発電所1~4号機のヨード131排出量は、世界で最も多い16ギガベクレルだった。 小数点以下6桁まで排出されなかったドイツの原子力発電所4機などに比べれば1600万倍多い。 同じ年に世界で1ギガベクレル以上排出した原子力発電所は21基あった。
 
1993年にも古里原子力発電所1~4号機は世界で最も多い13.2ギガベクレルを排出した。2位は米国のハッチ1~2号機で9.25ギガベクレルだった。3位はウクライナのダンジネス1~2号機で6ギガベクレルだった。同じ年に小数点以下6桁まで排出されなかった原子力発電所に比べて古里原子力発電所1~4号機の排出量は1320万倍も多かった。
 韓国水力原子力(韓水原)は国連科学委員会の報告書に記録された1992年の古里原子力発電所1~4号機の排出量が間違いだったと主張した。 古里1~2号機の排出量1.58ギガベクレルを15.8ギガベクレルと誤って表記し、実際より14.235ギガベクレル多く計算されたということだ。

2016年3月18日 (金)

北朝鮮、またも中距離弾道ミサイル「ノドン」発射、うち1発は失敗

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ブリの辛味醤油漬け、生卵、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、相談の方が見えられたので、状況をお聞きしたのち、公的機関での相談を行う。まだ大きな被害が発生していないものの、エスカレートすれば被害が生じる案件である。

Iidsc_004040 12時、市役所に移動し、会派室にて所属会派議員と打ち合わせ。体調を崩して欠席している某議員が注文していた「キッチンぽてと」(電話:0257-47-7080)の弁当「カレイから揚げ、ミートソース、筑前煮」を頂戴して昼食もとる。

 14時、事務所に戻り、議会関係資料の読み込み。

 16時、17時30分と事務所に来客があり、市政に関する意見交換を行う。

 20時30分、ノドグロの塩焼き、挽割り納豆を多めに入れた甘口の麻婆豆腐、ポテトサラダ、ビール500ml3本で夕食。

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 食後から1年戦争を舞台にした『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のオリジナルアニメを第3話まで観る。
 非常に面白い展開であり、傷痍軍人をメインしたリアルな戦争描写であるが、いかんせん話が短く消化不良。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のコミックスを一気に第1巻から第7巻まで読む。

 本日、北朝鮮がまた中距離弾道ミサイル2発を発射した。1発は飛距離が約800キロと推定され、「落下地点は日本の防空識別圏内」とされており、もう1発は発射直後に失敗したとみられ17キロ上空でレーダーから消えたという。

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 ミサイル自体、核弾頭を搭載できるようなレベルになってきているというが、まだまだその精度は低く、ピンポイントで目標に到達できるような代物ではないと指摘する有識者もいる。しかし、私もそうであるが、日本の一般国民にとっては、目標に確実に届かず、「どこに落ちるか分からない」北朝鮮のミサイルの方が、よほど不気味である。
 北朝鮮との対話することが重要であるとマスコミで主張する方も今だにいるが、このような軍事行動にでているような国とまともに対話ができるはずもない。
 自衛隊による日本海側の守りを充実させ、日本に対してミサイルを打っても意味がないという状況を早く構築すべきであろう。
 そして、軍事オプションも想定の上で、拉致被害者の一日も早い帰国を実現させるべく、政府には毅然とした態度で北朝鮮へ圧力をかけてもらいたい。

2016年3月17日 (木)

柏崎市内小学校事務職員による不正経理
いさざで春を実感

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖塩焼き、小松菜のおひたし、沢庵、卵スープでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びてから、事務所で事務仕事。

 10時からインターネット中継で議会の産業建設常任委員会の審査を観つつ、資料作成を続ける。

Iidsc_003838 12時35分、風邪も治りつつあることから少し刺激のある昼食にしてみようと、漫画『うる星やつら』のラムちゃんとのコラボレーション商品であるエースコック「EDGE 鬼シビ 辛みそラーメン シゲキたりてるっちゃ?」で昼食をとる。ビリビリと雷撃のように来る辛さが良い。

 14時から打ち合わせや技術的な調査のため、市内をまわる。今日から水球U17の大会があるため、立ち寄りたかったものの、打ち合わせが長引いてしまった。

Img_0474 18時、「ささ川」(電話:0257-23-2702)に移動し、某氏の送別会に出席。30年間お勤めになってきたが、思うところあって、新しい違った道へお進みになるということで、大きな決断をされたそうである。
 ちょうど、柏崎の春を告げるかのようないさざの踊り食いもあり、別れと出会いの春を実感。

Iidsc_003939 21時過ぎ、「大衆割烹 駒」(電話:0257-24-4577)にて二次会となり、芋焼酎の水割りを飲みつつ、懇談する。自家製の粗めに練ってあるえごが、いも焼酎によく合う。
 小さいときに見た時には笑えなかったのに、大人になってみると笑える芸人は?という話になり、「なぁ~んでかぁ~」の芸人・堺すすむの「なんでかフラメンコ」を挙げた・・・。

 23時、自宅に戻り、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 本日、柏崎市教育委員会より、柏崎市立大洲小学校に勤務する学校事務職員による不正経理が判明したことから、任命権者である新潟県教育委員会が本日付けで本人に対して懲戒処分(免職)を決定し、公表したとの報告があった。
 内容は以下の通りであるが、流用した金はパチンコなどに使ったという、あまりにも情けない事件である。
 ただ、新潟県の職員であるため、即、懲戒免職、氏名の公表となったことは、飲酒運転で事故を起こしても、万引きをしても懲戒免職どころか氏名も発表にならない柏崎市よりは良い。


市議会議員各位     平成28年3月16日
             柏崎市教育委員会

 学校事務職員による不正経理について

 柏崎市立学校に勤務する学校事務職員(県費負担教職員)による不正経理が判明しましたのでお知らせします。
 なお、この件に関して、任命権者である新潟県教育委員会が本日付けで本人に対して懲戒処分(免職)を決定し、公表しています。

    記

1 不正を行った者
 柏崎市立大洲小学校 主事 ●●淳一(29歳)

2 不正の概要
 平成27年5月から12月までの間に、保護者が現金で納めた学校徴収金や当該校に勤務する教職員の所属控除金(給食費・PTA会費など)、PTA廃品回収収益金等を私的に流用し、約40万円

3 教育長コメント
 保護者からの信託を受けて学校が厳正に保管・執行すべき学校徴収金等を、学校事務職員が不正に流用したことは、学校教育に対する児童生徒・保護者・地域からの信頼を大きく裏切る行為であり、深くお詫び申し上げます。
 今後は、今回の不正行為を重く受け止め、非違行為の根絶と信頼回復に向けて教職員に対する指導を徹底してまいります。

2016年3月16日 (水)

総務常任委員会審査(議論は平行線のまま、防災情報通信システム)

 1時、就寝。

 5時に起床し、ネット上の会議を行う。

 9時、熱めのシャワーを浴びたのち、大粒納豆、ベーコンエッグ、ニンニクの味噌漬け、めかぶでご飯2杯の朝食をとる。

Iidsc_002323 9時30分、市役所に移動し、10時から総務常任委員会の審査に出席する。市民生活部、消防本部所管事項について、主に平成28年度当初予算に関する議論である。

Q.町内会の合併に関する話がでているが、各町内会には独自の文化もあり、即合併というわけにはいかないであろう。その反面、自主防災会については、一つの町内会でフルスペックの防災活動ができない状況も多い。そのため、自主防災会だけ先に合併をするという事例もあり、町内会の合併はそれに伴い緩やかに進んでいくと思う。私のいる地区もそうであるが、そういった防災関係の担当課とも縦割りにならずに町内会に対応していくような体制をとってもらいたいが、予算上の配慮はあるか。
A.コミュニティの再編成に関しては、市政協力費のなかで合併に伴う補助金を用意している。防災担当課とも連携をとりながら、町内会の要望に応えていきたい。

Q.男女共同参画から男性の育児休業、育児休暇の目標値などの説明があったが、政府においてはその一方で、三世代同居を推進することで、あまり男女とも休業、休暇を少なくするといった政策もとっており、実際、国土交通省の三世代同居への補助制度をはじめ、税制へも反映され始めている。ワーク・ライフ・バランスの議論に三世代同居のことは入っているのか。

*ここで、委員外の傍聴している議員から「個人的な意見言ってるだけだぁー!」「持論言ってるだけだぃやぁー」などと、自分たちが勉強していないことを棚に上げ、勝手な意見だとレッテル貼りをする野次が多数。三世代同居は、子育て・介護支援として、「一億総活躍国民会議」でも議論されている。

A.そういった情報は入っていない。詳細を調査し、今後の審議会のなかでお話ししていきたい。

Q.無料法律相談事業がこれまでの月1回から2回に増やすということで、51.9万円計上されている。確認の意味だが、この無料相談では最初の問題の仕分けまで行って、実際の法的措置が必要になった場合には、市内の弁護士につないでいるということでよいか。法的措置をとるようになった場合、司法書士でもできる範囲が広がっているので、費用の面からいけば司法書士に依頼した方が良いパターンもあると思われる。どういったところまで、対応しているのか。
A.相談の中身としては、財産贈与、離婚などの夫婦生活、土地・建物のトラブルが主なものであり、相談の中身はすべて分かるわけではないが、方策をお話しするところまでである。話し合いが良いのか、法的措置が良いのか、といったアドバイスまでで、そのまま弁護士を紹介することは行っていない。

Iidsc_002525 12時から休憩となったので、一旦、事務所に戻り、急ぎの郵便物などを処理する。時間もないので、冷凍讃岐うどん、災害時用のレトルトカレーを一緒のお湯で温めて作ったカレーうどんで昼食。急いで食べたので、白いワイシャツに黄色いシミが点々とつく、カレーうどんの法則が発動した。

 12時55分、市役所に戻り、13時から総務常任委員会の審査を再開。

Q.未給水地域対策事業17.4万円の事業内容と、対象範囲について、教えてもらいたい。
A.北条の奥となる夏渡、五十土、米山の高瀬などの地域が未給水地域であり、この費用は夏季に北条の奥での水道立ち上がり部分を開栓するための費用。

Q.確認したい。昨年8月にも未給水地域で井戸水の枯渇が問題になった。未給水地域の水問題に関しての相談先は環境政策課で良いか。
A.環境政策課で、給水車の手配など対応する。

Q.クリーン推進課の海岸清掃委託料1258.9万円(4月~7月、9月、翌年3月に実施)について、米山、上輪など地域の皆さんが海岸清掃する時期と重なったり、タイミングが悪い場合がある。そういった清掃時期の相談については、調整させてもらえるのか。
A.シルバー人材センターとの契約書のなかで2か月、3か月単位のものを作っており、新潟県に報告している。重複しないようなかたちにしている地域もあるので、ご相談いただきたい。

Q.担当課がどこになるのか分からないが、市民生活、特に環境の点で問題なので聞きたい。柏崎市内には放置された自動車が見受けられる。公道の横や公共施設の駐車場にそのまま放置されており、錆びて朽ち果ててきている状況にある。非常に見た目は悪いうえ、環境衛生委員からも「どうにかならんのか」との声を聞く。柏崎市としての対応はできないものか。
A.あくまで所有者が処理するものであり、放置された車両は警察に電話をしてもらって追跡してもらいたい。

Q.先の一般質問でも取り上げた防災情報通信システム事業1799.2万円で確認したい。あくまで、屋外同報系はコミュニティFM方式、双方向通信はIP通信で固定ということでいくのか。屋外同報系・双方向通信だけでも、デジタル防災行政無線を導入するというオプションはないのか。音質や信頼性には雲泥の差があるではないのか。またコミュニティFMの不感地帯の解消など、問題はすべて解決するものと思っていて良いか。
A.デジタル波は聞こえなくなることがあるので、FM波との雲泥の差があるわけではない。当初はハイブリッド型で検討はしていた。しかし、これから基本設計を行うなか、フラフラするわけにはいかず、コミュニティFM方式での基本設計となる。コミュニティFM方式を全面的に取り入れたのは全国に数例あり3つの自治体、他にも大きな自治体がコミュニティFM方式で準備中。

 ここで15時となったので、15分間の休憩。

Q.コミュニティFM方式だけを採用した自治体の紹介があったが、逆を返すと、それだけ少ないということになる。私がデジタル防災行政無線にこだわる理由はいくつかある。まず、現在でも子局のスピーカが壊れていた、バッテリーがダメになっていたなどの不具合があり、その点検に費用がかかっている。アンサーバック機能付きの重要な子局にしておけば、そういった伝達ミスもなくなる。また放射線量などの通知機能だって、データ通信機能を使って将来的に付けることもできる。つまり、システム的なのりしろ(マージン)があるからである。今後の原子力防災計画によっては機能追加という話もでてくる。そういった先を見越した部分を考慮したのか。
A.ご指摘のように、親局から子局の監視、放送アンプの稼働の把握などのメリットはある。しかし、高性能のスピーカを入れても310本ほどになる子局すべてにアンサーバックをもつことになると大変になる。グルーピングも町内ごとに放送する機能があるが、そこまで細かい設定は必要がないので、メリットがない。ラジオではコミュニティエリアに分けるので、最低コミュニティ数の31ぐらいのグルーピングを考えている。
A.FMを全域に広げつつ、防災情報も伝えていこうということあり、また防災アプリなども進めていく。

Q.平行線のままなので答弁はいらないが、何も子局すべてにアンサーバック機能を入れろということは言っていない。重要な、避難所となるような場所の子局にだけつけるといったことも考えられる。子局の位置自体も、避難所の位置関係などとはリンクしていない場合が多く、位置の修正だって必要になってくると思う。また防災アプリの話もあったが、そもそもスマートフォンにアプリをダウンロードしておき、かつバッテリー(電池)も十分にあり、キャリアが正常であることが前提になる。非常に必ず使えるという保証はない。最後に住民が頼るべきは、屋外の防災放送ではないか。
A.現在のスピーカの位置は昭和60年当時、それなりに考えた位置であり、「うるさい、迷惑な施設」と言われたスピーカをやっと設置できた。すべてゼロから位置の決め直しということにはならない。

Q.防災士講座については、先日、詳細な説明をもらったところである。是非、今後はジュニア防災検定とともに推進してもらいたい。対象者や実施日などは理解したが、救急救命講習については消防もしくは赤十字のいずれかを個人で受講してもらうとの説明であった。実際にはどのようなスケジュールになるのか。通常で考えれば、受講前に救急救命講習を受講すべきと思うがどうか。
A.消防署による普通救命講習もしくは日本赤十字の救急救命講座のどちらかが必要になるが、防災士養成講座が終わったあとに、消防署から普通救命講習を行ってもらう予定。

 続いて、以下の議案の審査も行ったが、特に大きな問題もなく、審査が終了となった。

「議第47号 平成28年度一般会計予算(第1号)」

「議第29号 平成28年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は1762.3万円

「議第36号 消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について」
 消費者安全法の改正により、条例制定が義務付けられた消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を定めるため。

「議第37号 火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」
 対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する基準を定める省令が改正されたことに伴い、所要の改正を行うため。

 17時過ぎ、自宅に戻り、身支度をしたのち、愛車で新潟市に向かう。

Iidsc_002626 途中、交通渋滞もあり、18時50分、新潟グランドホテルに到着。遅刻してしまったが、某氏の古希を祝う会に出席する。
 お隣の席が、御年82歳の紳士服職人の方であり、技術的なことから戦後の苦労など楽しく、貴重なお話を聞くことができた。
 また新潟県村上市出身の演歌歌手・朝日奈ゆう嬢によるミニ歌謡ショーも行われ、会場が熱く盛り上がった。

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 会場が熱くなったからだけではなく、丁寧に作られていた口どけの良い、ベリー系たっぷりのアイスクリームが一番美味しい料理であった。

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 20時40分、会場を後にし、途中、某市のお店に立ち寄る。

 24時、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。


2016年3月15日 (火)

台湾出身者の戸籍表記問題の証拠

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉に塩焼き、冷や奴、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 まだ咳き込むことがあり、母もインフルエンザBになったことから、風邪を移したり、またインフルエンザの違う型をもらっても仕事に影響するため、今日も市役所へは行かず、事務所で作業を行う。

 10時からインターネット中継で議会の文教厚生常任委員会の審査を観つつ、資料作成を続ける。

 12時30分、玉葱、トマト、サラミ、とろけるスライスチーズを8つ切りの食パンにのせたピザ風のトースト、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで昼食。

 食後からマスクをして、市内での現場確認と資料請求などで各種窓口などをまわる。

 16時、事務所に戻ったところで来客。

Iidsc_002222 19時、東栄町会館に移動し、平成27年度第9回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席する。
 平成27年度の事業もすべて終わったので、平成28年度の事業に関するアンケート結果などを踏まえての方向付けである。
 理事会が終了したところで、ありがたいことに私の結婚祝いということで、日本酒を茶碗で1杯。

 20時30分、自宅に戻り、スーパーで安くなっていた12品目野菜のサラダとロース豚カツ弁当を食べつつ、ノンアルコールビール500ml3本を飲み、資料として読まなければならない本を読み込む。

 先日、意見書を提案し、全会一致になったことから柏崎市議会議会運営委員会の発案となった、「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書(案)」について、他の自治体の議員から、本当にそのような表記の問題があるのか、との問い合わせを受けた。
 そのため、改めて戸籍謄本をとってみたところ、やはり台湾人である妻の国籍は「中国」となっていた。

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 台湾の『聯合報』が2016年3月14日付の紙面において、台湾人の「アイデンティティ」と「台湾の将来」についての調査結果を発表した。
 「アイデンティティ」については、73%が「自分は台湾人」と認識しており、20年来の調査で過去最高の数値であった。
 特に20代の85%が「自分は台湾人」と回答している。
 台湾人は台湾人であり、中国人ではない。

2016年3月14日 (月)

台湾鉄道、日本統治時代の蒸気機関車「CK124」復活運転

 7時に起床し、大粒納豆、山芋とろろ、鯵の開き、生卵でご飯2杯の朝食をとる。

 熱は下がったものの、まだ咳き込むため、マスクが外せない。

 食後から昨年春の選挙で、街宣車として使った軽自動車ちんどん号の整備をし、上越市議会議員選挙に初挑戦する某陣営に貸し出す。

 10時からインターネット中継で議会の産業建設常任委員会の審査を観つつ、事務所で資料を作成。同じ会派の議員もインフルエンザで寝込んでおり、自分でもまだ咳き込むので、市役所には行かずに作業である。

 12時30分、乾麺のへぎ蕎麦を茹で、スーパーで購入した紅しょうがかき揚げ、竹輪磯部揚げととともに昼食にする。蕎麦を勢いよく啜ると、咳き込んでしまうので、チュルチュルとやわやわ?と食べる。

 15時過ぎ、急ぎでの相談ということで、市内の某所に行き、公的機関との調整を行う。

 17時、事務所に戻って、事務仕事。

Iidsc_002121 18時50分、大きめの豚モモ肉を生姜醤油で炒めた豚生姜焼き、キャベツ、グリーンアスパラとミニトマトのサラダ、ほうれん草のおひたし、ご飯1杯、ノンアルコールビール500ml3本で夕食をとる。
 風邪を引いているため、生姜焼きのおろし生姜は多めにし、黒砂糖も加えて、やや甘めの味に仕上げてみた。

 食後、熱めの風呂に入ったのち、読書。

 台湾の鉄路管理局は日本のJR北海道と姉妹列車協定(C11型)を締結しており、その4周年記念として、戦前、台湾においては日本統治時代の蒸気機関車CK124を復活運転させたという。
 鉄道マニアにとっても、歴史好きにとっても非常に面白い試みであり、行ってみたいと思わせる素晴らしい企画である。

我が柏崎でも、こういった他にはない面白い鉄道イベントを実施したいところであるが、日本に2台しかなかった貴重な蒸気機関車D51-1を解体処分してしまうような現在の市政。体制が変わらなければ無理なのかも知れない。

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2016年3月13日『中央社フォーカス台湾』

台湾鉄道
JR北との姉妹列車締結4周年でSL復活運転
ファン大興奮

(嘉義13日中央社)台湾鉄路管理局は12日、JR北海道との間で結ばれた姉妹列車協定4周年を記念し、CK124蒸気機関車の復活運転を行った。嘉義駅到着直前には阿里山森林鉄路のSL25蒸気機関車も並走し、詰め掛けた多くの鉄道ファンを喜ばせた。
 CK124は日本統治時代の1936(昭和11)年に日本から導入。戦後の1979年に現役を引退したが、2001年から不定期に復活運転が行われ、2012年にはJR北海道のC11型と姉妹列車協定を結んでいる。
 午前9時過ぎに多くの乗客を乗せて斗六駅(雲林県)を出発したCK124の特別列車は、同10時45分に嘉義駅の手前で一旦停止。森林鉄道の蒸気機関車を待ってから、時速5キロのゆっくりとしたスピードで駅に滑り込んだ。
 2両の蒸気機関車が一斉に汽笛を鳴らす一幕もあり、駅のホームや沿線は大興奮に包まれた。

2016年3月13日 (日)

長島忠美先生を囲む春の懇談会

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、ほやの塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 自分自身の熱が上がったり、下がったりであったが、妻にも風邪をうつしてしまったようで、夫婦して午前中寝込む。
 寝ながら、録画しておいたテレビなどを一気に観る。

 熱も下がってきたところで、妻が台湾の台北に戻るため、諸準備。

 14時25分、「盛来軒 岩上店」(電話:0257-22-2182)に行き、「チャーシューメン 890円」で遅めの昼食をとる。
 熱いスープが胃に染み込み、しみじみ美味い。

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 買い物などをしつつ、愛車で妻を長岡駅まで送る。羽田空港から台北に向かう日程であり、次に会うのは1か月後。

 18時過ぎ、柏崎市産業文化会館に移動し、柏崎・刈羽長島クラブ主催の「長島忠美先生を囲む春の懇談会」に遅刻してしまったが、出席する。
 自民党・長島忠美衆議院議員は、復興副大臣としてご活躍であり、今年1月に柏崎市議会の原発調査特別委員会として福島県双葉郡双葉町に行った際にも、伊澤町長から「長島先生にはお世話になっています」とお話しがあったほどである。

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 19時40分、大盛り上がりのなか、一本締めで終了となり、後片付け。

 20時過ぎ、自宅に戻り、溜まった台所仕事などの家事を行う。母もインフルエンザに罹ってしまったので、家の中の時間が止まってしまった。

 24時、熱めの風呂に入ったのち、就寝。

2016年3月12日 (土)

市道16-42号線拡幅工事完成を祝う会
四代目プリウス(ZVW55)納車

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、オニオンサラダ、中華玉子スープでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、身支度。

 9時50分、米山町コミュニティセンターに到着し、10時から市道16-42号線拡幅工事竣工祭に出席する。
 修祓、降神の儀、宮司一拝、献饌の儀、祝詞奏上のあと、ありがたいことに来賓の一人として、玉串奉典もさせてもらった。

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Img_0464 これまで米山町は中心部を普通車や高規格の救急車などが一周回れないという状況にあり、6年前の接続道路の開通もそうであったが 、今回の市道16-42号線拡幅工事により、やっと住民の安全・安心の環境ができたといえる。
 米山町にとっては40年来の要望事項であった。
 その後、竣工式でご挨拶もさせてもらい、祝宴に突入。

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Img_0466 祝宴は、町内会長からのご挨拶があったのち、歴代の町内会長からこの拡幅をはじめ、米山町の生活環境向上のために陳情してきた経緯などのお話があった。
 車の運転があるため、ビールを飲むことができなかったが、ウーロン茶を飲みつつ、これまでのご苦労、そして毎年問題になっている海岸清掃の件で意見交換。米山町、上輪地区の海岸は海流の関係で、かなり漂着ゴミが多い。地元の方が行う海岸清掃と、行政で委託している海岸清掃のタイミングをうまく合わせるしかない。

 12時40分過ぎにお開きとなり、一旦、自宅に戻る。

Iidsc_001111 13時10分、山芋つなぎの乾麺の蕎麦を茹で、鯖の水煮の缶詰の汁を出汁にしたつゆ、天かす、有明産の焼き海苔で昼食をとる。
 鯖の水煮の缶詰は、その身も美味しいが、汁がうどんや蕎麦のつゆの出汁にもできるすぐれものである。

 食後、1時間ほど休憩したのち、愛車・二代目プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、13歳)に乗り、「新潟トヨペット 柏崎店」(電話:0257-23-1510)に行き、いよいよのお別れ。
 燃料タンクほぼゼロ、走行距離22万8318キロであった。

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 そして、新しい愛車・四代目プリウス(ZVW55)の<HV4WD(E-Four)なので>フォウ・ミイダ(メス、0歳)の納車となった。色は、シャア専用、ウルトラマンレオをイメージして、エモーショナルレッドである。

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 説明などが終わり、いざ乗って帰るというところで、ありがたいことに結婚祝いのお花を頂戴した。

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 17時、自宅に戻り、車載品の乗せ換えやマニュアルを見つつ、

 「こ、こいつ動くぞ!」

と、『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」のアムロ・レイのようにつぶやく。

Iidsc_001414 20時、スーパーで安くなっていたマフィンをベースに、トマトピューレ、ニンニク、玉葱、スライスチーズ、乾燥パセリで作った簡単ピザ、小松菜のおひたし、昆布巻き、鮭雑炊、ノンアルコールビール500ml2本で夕食をとる。

 食後、妻と懐かしの映画『幸福の黄色いハンカチ』を観る。冒頭、出所してきた島勇作(高倉健)が飲むビールがあまりに美味しそうなので、ついビール500mlを飲んでしまった。

 23時、風呂に入ったのち、事務所で議会関係の資料を読み込む。

2016年3月11日 (金)

東日本大震災から早や5年

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、玉子豆腐、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

Wwdsc_001313 9時過ぎ、市役所に移動し、10時から本会議、一般質問の3日目であり、2名の議員が一般質問を行った。
 先般、柏崎市内で発生したアナフィラキシーショックの問題、そして児童虐待も取り上げられた。

Iidsc_000101 11時25分から休憩となり、議会運営委員会に出席する。
 議題は人事案件の内示(職員懲戒審査委員会委員、人権擁護委員)、追加議案についてである。
 その他として、3月25日に新庁舎特別委員会、原子力発電所にかかわる調査特別委員会を開催することが決定した。
 また、議会報告会を5月10日、12日、17日、20日、21日を行うこととなった。

 12時10分、一旦、自宅に戻り、妻と一緒に「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「チャーハン 780円」で昼食。
 まだ風邪で体調が戻らないので、チャーハンでパワー補給である。

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 12時50分、市役所に戻り、13時から本会議の再開。

 14時46分、東日本大震災の犠牲者追悼のため、議会を一旦休止し、1分間の黙祷を捧げた。
 今日は議場の国旗、市旗ともに弔意を表す黒い布がかけられている。

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 あっという間に感じる5年であり、いまだ元の生活に戻れない多くの方がいると思うと心が苦しい。今年も自分でできる範囲で、東北地方の支援をしたいと思う。
 また、総務常任委員会での行政視察も東北方面を提案したい。

 15時5分から15分間の休憩をとったのち、1名の議員が一般質問を行った。その後、午前中の議会運営委員会で説明された追加議案である

「議第57号 平成27年一般会計補正予算(第12号)」
 臨時福祉給付金等給付費及び事務費を措置するほか、補正予算第11号の提出の後に生じたやむを得ない経費の追加を行うため。4億3385.4万円。

の提案と説明。

 16時過ぎに終了となり、会派室での諸雑用や他会派の議員との意見交換を行う。

Iidsc_001010 18時、自宅に戻り、子持ちししゃも(カペリン)、新鮮な鱈の白子、枝豆豆腐、シラスおろし、塩バターパン、ビール500ml3本で夕食。
 新鮮な鱈の白子には、やはりビールよりも日本酒であろうと、頂いた精米歩合40%の「八海山 大吟醸」 を開けて、鱈の白子を口中に入れたところで、冷やでコピリと飲む。

 食後、妻と久々の伊丹十三監督作品『スーパーの女』のDVDを観ながら、4月以降の予定などを打ち合わせる。

 風邪がなかなか治らないので、23時、ベッドに入り、読書。

2016年3月10日 (木)

国連の委員会が日本の皇室男系継承を批判?

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、イカサラダ、焼き海苔でご飯2杯の朝食をとる。

 9時30分、市役所に移動し、会派室で懇談。

Wwdsc_000707 10時から本会議、一般質問の2日目であり、2名の議員が一般質問を行った。
 同じ会派の議員から観光やマリンスポーツでの魅力あるまちづくりについての質問があったが、答弁はのらりくらりとしたもの。何も行政がすべてやるべき、と言っているのではない。行政が環境さえ整えれば、あとは民間がその年代にあった感覚で盛り上げていく。逆の言い方をすれば、民間が動くように行政が環境を作れば、あとは勝手に進んでいくので、行政も楽なはず・・・。

 11時35分から休憩となったので、一旦、自宅に戻り、愛車で「くいしん坊」(電話:0257-24-5371)に移動。「五目ラーメン 734円」を「中盛り(1.5倍) 54円」にし、「ギョーザ(5ケ) 378円」とともに昼食にする。

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 風邪気味のため、薬を飲み、12時40分、市役所に戻る。

 13時から本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行った。

 14時45分から15分間の休憩をとったのち、2名の議員が一般質問。

 16時50分に終了となったので、事務所に戻り、資料の整理を行う。

Wwdsc_001212 19時30分、蕗の薹の天ぷら、湯豆腐、車麩の煮つけ、ノンアルコールビール500ml2本で夕食。
 体が熱っぽくなってきたので、計ったところ38度であった。今後の日程もかなり詰まっているので、早めに治すべく、食後、ベッドに入り、読書。

 国連を日本語では「国際連合」としているが、英語ではInternationalという単語もなくUnited Nations、正確に訳すなら「連合国」、つまり第二次世界大戦の戦勝国のことである。
 国連憲章でも

 「われら連合国の人民は・・・」

とある。そして、我が国、日本は未だに敵国条項の対象となっており、運営や維持にかかる経費の大部分、世界で2番目に多く負担をしている。
 その国連の女子差別撤廃委員会が、日本に関してまとめた最終見解案に

「皇室の皇位継承権が男系男子だけにあるのは女性への差別」

という文言を入れ、皇室典範の改正を求める勧告が盛り込む予定だったという。
 幸いにも日本のジュネーブ代表部公使が説明をし、最終見解からは皇室典範に関する記述は消えた。
 この報告書の主査は中国人女性であり、中国共産党と関係のある女性団体のリーダーであったことも判明している。
 皇室は我が国独自のものであり、世界で一番深い歴史を持つ。現憲法下においても国民統合の象徴であり、そのあり方を決めるのは日本国民である。
 第二次世界大戦の戦勝国が1945年に作った団体が、主権国家である日本の、しかも皇室のあり方まで言及するのは、内政干渉以外の何物でもない。
 『世界は腹黒い』を再認識した案件である。


平成28年3月9日『産経新聞』

国連委、男系継承を批判
皇室典範改正の勧告案
日本抗議で削除

 国連女子差別撤廃委員会が日本に関してまとめた最終見解案に皇位継承権が男系男子の皇族だけにあるのは女性への差別だとして、皇室典範の改正を求める勧告を盛り込んでいたことが8日、分かった。日本側は駐ジュネーブ代表部を通じて強く抗議し、削除を要請。7日に発表された最終見解からは皇室典範に関する記述は消えていた。
 日本側に提示された最終見解案は「委員会は既存の差別的な規定に関するこれまでの勧告に対応がされていないことを遺憾に思う」と前置きし、「特に懸念を有している」として「皇室典範に男系男子の皇族のみに皇位継承権が継承されるとの規定を有している」と挙げた。その上で、母方の系統に天皇を持つ女系の女子にも「皇位継承が可能となるよう皇室典範を改正すべきだ」と勧告していた。
 日本側は4日にジュネーブ代表部公使が女子差別撤廃委副委員長と会い、皇位継承制度の歴史的背景などを説明して「女子差別を目的とするものではない」と 反論し削除を求めた。副委員長は内容に関する変更はできないが、日本側の申し入れを担当する委員と共有するなどと応じたという。7日の最終見解で皇室典範に関する記述が削除されたことについて、委員会側から日本政府への事前連絡はなかった。
 皇室典範に関しては、2月16日の対日審査だけでなく、日本政府が昨年9月に提出した報告でも触れていない。過去の最終見解でも言及されたことはない。外務省によると、2003年7月の対日審査で、皇太子ご夫妻の長女、愛子さまが女性天皇になる道を開くために「皇室典範の改正を検討したことがあったか」との質問が出たことがあっただけだという。
 ジュネーブ代表部は4日、慰安婦問題についても「日本政府の説明を全く踏まえていない内容で極めて遺憾で受け入れられない」との申し入れを行った。

2016年3月 9日 (水)

平成28年柏崎市議会2月定例会一般質問(水球のまち・柏崎、外国人観光、防災行政無線と市役所新庁舎問題)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鮭の西京漬け、枝豆豆腐の冷奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時30分、市役所に移動。

Rrdsc_00041 10時から本会議、一般質問の一日目である。
 1名の議員が一般質問を行ったのち登壇となったので、

「今年初め、北朝鮮は水爆実験と称した核実験を行い、大陸間弾道ミサイルと同じ技術を用いるロケット、つまりミサイルをも発射しました。
 今回も我が国では自衛隊が迎撃態勢をとりましたが、今後も同様の事を行ってくる可能性は高いでしょう。先日も短距離ミサイルを日本海に向けて発射したとの報道がありました。
 ますます日本海側の防衛力の向上、とりわけ我が柏崎市へ海上自衛隊を配備すべきと強く感じた、会派『決断と実行』の三井田です。」

という、お約束の枕の後、以下のように一般質問を行った。

1.「水球のまち・柏崎」として、競技の環境、今後の取り組みについて問う。
→ 市長
(要旨)「水球のまち・柏崎」を宣言しての取り組みが行われているが、今後の東京オリンピックに向けた対応、合宿等の交流人口増大への活用、そして根幹たる「競技が通年できる環境」の構築について問う。

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 「水球のまち・柏崎」として柏崎駅でのキャッチフレーズの表示はもとより、マスコミ報道においても、そう取り扱われることが多くなった。
 先日、4名の男性選手がリオ・オリンピック出場決定の報があり、喜んだところ。そして、新潟県異業種交流センターが主催する第13回NIKS地域活性化大賞においても、水球によるまちづくり「水球のまち・柏崎」が大賞を受賞した。
 「水球のまち・柏崎」が広く周知されてきていることの証左であろう。
 これらの水球に関する事は1年や2年そこらでできたものではなく 我が柏崎市における約50年もの水球の歴史があるからである。これまで積み上げられてきた水球関係者の皆さんの努力の結晶ともいえ、改めて感謝と敬意を表したい。
 そして、この水球の歴史は、いまから他の自治体がやろうとしても絶対に追いつくことができない、真似ができない柏崎の強みと言える。
 この強みを生かしていくことが、「水球のまち・柏崎」のみならず、スポーツ都市・柏崎にもつながっていくことになる。
 来る2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、柏崎市内でも市役所スポーツ振興課をはじめ、関係者の皆さんがそれぞれに準備に入っているかと思う。
 内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部が推進しているホストタウン構想に「柏崎市国際スポーツ交流事業」が登録されたことは喜ばしいことであり、担当課をはじめ関係各所の努力も素晴らしいと思う。しかし、登録されたから自動的に物事が進むというものではなく、どういった事業を推進するかで、その自治体の手腕が問われる。

Q1-1.まずはホストタウン構想における「柏崎市国際スポーツ交流事業」への取り組みについて、現時点で考えていること、検討していることについて聞きたい。
A1-1(教育長).ホストタウン構想は、地方自治体と東京オリンピック・パラリンピックに参加する国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図ること、そして地域活性化を目的である。この構想に「柏崎市国際スポーツ交流事業」として、セルビア共和国とモンテネグロを対象にしており、事前キャンプの誘致を企画している。日本モンテネグロ友好協会には市内企業であるブルボンさんの社長が代表就任。また、両国の招聘のみならず、その他の国も含めたフレンドリー大会、交流会などこれから立案していきたい。また、この3月17日から柏崎市内に行われるU17水球大会をセルビア共和国大使館からの視察を予定している。柏崎での国際交流にも取り組んでいきたい。

*「柏崎市国際スポーツ交流事業」が、ホストタウン構想に登録されたことにより、本市が今後予定する対象事業に係る一般財源の2分の1が措置されるとともに、関係省庁から各種の支援を受けることができる。

Montenegro 柏崎の子供たちが国際交流を通じて、大きな視野を持てるような事業にしてもらいたいと思う。
 いまほどモンテネグロとの関係については答弁があった。ちなみにセルビア共和国と日本の関係について紹介すると、夏に使う蚊取り線香の原料である除虫菊の原産地がセルビア。約130年前に日本に伝わった関係から蚊取り線香の金鳥本社は今、在大阪セルビア共和国名誉総領事館にもなっている。

Serbia 次の大きな2つ目の質問シティセールスにもつながるが、2006年に国家連合セルビア・モンテネグロが解体されるまでは同じ国であったセルビア共和国、モンテネグロの共通言語はセルビア語であり、お迎えするにあたってはそういった言語の配慮も担当課だけではなく、官民あげて検討するよう取り組んでもらいたい。
今回の東京オリンピック・パラリンピックを通して、セルビア共和国、モンテネグロの両国から

 「水球、日本にいくなら柏崎」

という印象をもってもらえるよう、私自身もできることを協力したい。もちろんこの議場にいる議員もそういう思いであると思う。
 水球強豪国をお迎えすること、もしくはお迎えの準備をすることによって、「水球のまち・柏崎」というブランディングがさらに全国的に通れば、当然、次は交流人口拡大のためのスポーツ合宿への取り組みという話になってくる。
 これまで本議場においても、スポーツ合宿の誘致の必要性について、多くの議員が質問をしてきた。私個人としても、アメリカンフットボールの人脈から、何とか大学の合宿を誘致できないものか取り組んだが、施設の関係で断念せざるを得なかった経験がある。
 もちろん合宿だけではなく、大会、欲をいえば先ほどの答弁にあったような国際大会まで実施することができれば、経済効果としてもかなり柏崎市にとってはプラスになる。

Q1-2.全般的なスポーツ合宿という大きな括りではなく、今回は競技として水球に特化し、合宿、大会などどう取り組むのか、またどのような課題があると考えているのか。新年度予算のスポーツ合宿関係費用は30万円しか計上されておらず、これで本当に誘致を多くできるか不安もある。
A1-2(教育長).現在、4月から9月の間に毎月3から4チームの水球合宿が県立アクアパークで行われている。海の季節ともになる夏休み等、夏の繁忙期に重なることから宿泊先などについてが課題となっており、競泳チームなどとの調整も困難である。また国際公認のプールではないため、正式な国際大会は実施できないことも課題。平成27年度補正予算において、地方創生加速化交付金対象事業として、日本水球の聖地となるよう申請をしている。事業が採択となったときには、新潟県とともに取り組みたい。

 「日本水球の聖地」を目指すなら素晴らしいこと。
 次の競技環境の話にもつながるが、是非とも合宿環境を整えることに力を注いでほしい。
 ラグビー合宿で有名な長野県の菅平高原は、「二度と来るもんか、菅平」と逆説的なキャッチフレーズで合宿先としての定番さをアピールしている。それぐらいの遊び心がほしいところ。
 県立アクアパークの50mプールで水球ができるというのは全国的にも珍しい。
 しかし、他の自治体に恵まれた競技の環境があれば、当然、そちらに引っ張られる。
 その事を含めて、競技の環境という点で確認したい。

 現在、柏崎市内のプールは通年利用できる環境になっていない。
 先ほど、「水球のまち・柏崎」は約50年もの先人の積み重ねと言ったが、次の世代の「水球のまち・柏崎」を担う子供たちの競技環境をよく考えてもらいたい。
 冬期間、吹雪や凍結など移動が困難な時期に、柏崎で水球をやっている子供たちはわざわざ長岡市にまで移動して練習している。ただ柏崎市内から長岡市へ、といっても片道1時間以上かかる地域の子供たちもいる。
 冒頭にご紹介したリオ・オリンピックに出場決定した4選手を取り上げたローカル番組が3月3日深夜に放送されたが、それは長岡のプールからの中継であった。
 これが、本当に「水球のまち・柏崎」と言えるか?
 先に述べたように、ホストタウンにも登録され、世界の水球強豪国をお招きしようとしているのに、そもそもの競技環境がこれでは、【羊頭狗肉】と言われても仕方がない。
 柏崎市内において通年で水球ができるようになれば、次世代の「水球のまち・柏崎」を担う子供だけではなく、学校の授業でも水球ができるため、体力強化にだってつながる。もちろん、大人の利用も可能となり、柏崎市民の健康増進の一役を担える。
 県立アクアパークは名前こそ県立であるが、柏崎市民の税金で運営されており、今後、大規模改修をするのかどうかの決断も迫られる。億単位の金をかけて修繕するのか、それともある種の政治的決断をし、違った手法をとるのかである。
 先の代表質問においては、県立アクアパークの設置者である新潟県とプールの通年利用する旨、協議するとの答弁もあったところであるが、手法はほかにも考えられる。そのままプールの通年利用をし、アイスリンクをやめてしまえば、氷上スポーツ、例えばアイスホッケーなどは締め出されてしまう。将来、NHL(National Hockey League:北米のプロアイスホッケーリーグ)で活躍するような選手がでる可能性、芽を摘むことになる。その点も含めて配慮することが、のちの質問でも触れるが、首長の手腕が問われることである。
 短期的には、既存のプール全体にテントを張る、ボイラー(できればペレットボイラー)を設備追加することで、水球の練習環境を作ることは現在の技術で可能。

Q1-3.通年で水球ができる環境を準備できてこそ、「水球のまち・柏崎」であり、水球のホストタウンたりえるのではないか。市長の考えを聞きたい。
A1-3(市長).通年利用については、代表質問で答えたように新潟県と協議したいと思っている。他の地域でも水球のチームなどの編成の動きがあり、水球のまちとして、ブルボン・ウォーターポロクラブから日本代表が多く輩出されるようにしていくためには、通年での練習環境を整備する必要がある。1月18日付で新潟県水球連盟からオリンピックに向けて、プール通年利用の要望がでている。課題としては、冬季の暖房費が過大になること、氷上スポーツをどうするのか、県立の施設のために県の理解、県立アクアパークそのもののも毎年2億円の維持がかかっており、大規模改修についても協議しなければならない状況。柏崎高校で今は使えないようであるが、既存プールへのテントなどもあるが、よく検討しなければならない。

 企業コンサルティングでもよく選択と集中を指導するが、それはその時点での資源(リソース)をみての決断になる。「その時点」というところに、選択と集中の戦略をとった場合の弱点がある。それは次の選択すべき、資源(リソース)の育成と言われる。
 つまり、我が柏崎はブランディングのスポーツ競技として水球を選択し、そこに集中していく戦略にある以上、次のブランディングの資源になりうるもの、今回と同様なら他のスポーツ競技への投資も同時にしなければならない。そこにリーダーの手腕が問われる。

 短期的な通年での水球の競技環境として、既存プールへのテント方式など話した。柏崎の次世代を担う子供のなかでは、色々なスポーツ競技、例えばスケートリンクで行われているアイスホッケー、バスケットなど実績を上げていることも事実。こういった子供たちの練習環境の整備、先ほどの事例でのアイスホッケーで言うなら、通年で県立アクアパークをプール使用するならその代替といった環境整備も重要である。

Q1-4.「水球のまち・柏崎」を掲げる以上、長期的な視点、次世代の資源を育てる意味からも、県立アクアパークや産業文化会館など大規模改修で数億円を使うぐらいなら、先ほどの答弁にもあったように国際公認レベルでの水球大会ができるような施設を作るべきではないか。駅前の旧サイカワ跡地も利用方法が見つかっていない。新年度の大規模改修が予定されている産業文化会館は約5.6億円を使う。ここに数億円を追加投資し、アイスリンクとの併用ができるプールを設置しての建て替えといった大きな決断ができなかったのか。
A1-4(市長).反問したいところであるが、県立アクアパークはもういらないということか(・・・なぜかキレてる)。毎年2億円の維持費がかかっている県立アクアパークであるが、これまでのように使うためには、大規模改修はまったなしであり、着実な方法で事業を進める。新たな施設の建設については、大きな決断が必要になる。貴重な意見として、伺っておく。

 県立アクアパークの前にある中越スポーツハウスのプールも、あとはボイラーが壊れれば、そこで終わりという状態。つまりスポーツをする環境はどんどん悪くなっていく方向にある。「水球のまち・柏崎」を掲げた段階で、将来を見据えた施設整備をすべきではなかったのか。ちょこちょことお金を使うのではなく、大きな政治決断をすべきであった。
 言わせてもらえば、市役所新庁舎に70億円もの大金をかけるくらいなら、「水球のまち・柏崎」への投資として国際公認のプールの設置、そして次世代への投資として、スポーツ施設を新たに建設するぐらいのダイナミックな政治決断をしてもらいたい。
 今年は市長選挙が行われる。是非とも、市民に問うてもらいたい。

2.シティセールスにおける外国人観光客誘致の戦略を問う。
→ 市長
(要旨)新年度の予算のなか、外国人観光客などインバウンドに対する取組みを行うとしている。柏崎在住の外国出身者からの協力体制、シティセールスの手法、ツールについて提案を含めて問う。

 新年度予算のなか、新規事業として外国人観光客のインバウンド推進事業75万円、そして先に可決した部制条例の変更により、地域、国際間交流に関する業務を総合企画部に移管することで、柏崎市役所全体として取り組むという姿勢が見えた。これまで外国人観光客への対応について、この議場で提案も含めて一般質問で行ったこともあり、歓迎をし、できることなら協力したいところである。
 新年度予算で提案されているインバウンド推進事業自体は、委員会審議になることから、ここでは細かいところまで議論はしないが、この事業を含めて、今後の戦略を聞きたい。

Q2-1.新年度予算のインバウンド推進事業は、あくまで下準備というか、最初の調査段階ではないかと察するところである。調査をしたのち、どういったセグメント(国や地域、求める体験や風景)の外国人を対象にし、どういったものを提供していくのかを早急に戦略として立て、それに基づいて戦術を用意するということになろう。すべての国の人に受ける観光資源はそうそうあるものではなく、絞り込む必要がある。そういった計画、いつまでにそういった段階になるのか、現在の目論見を聞きたい。
A2-1(産業振興部長).新年度は実行委員会を立ち上げ、外国人向けのモニターツアーを提案してもらい、実施。年度内で検討し、翌年度には方針を出す。

Q2-2.平成28年1月31日現在の柏崎市内の外国人住民は716人(男性230人、女性486人)となっており、一か国ではなく、色々な国の方がいる。柏崎市のシティセールのなか、それぞれがセールスパーソンになってもらうとされていることから、既に柏崎にお住まいの外国出身者に協力してもらうべきではないか。
A2-2(産業振興部長).基本的に柏崎市内に在住の外国人、もしくは今は柏崎を離れているものの関係の深い方からご協力してもらう。モニターツアー実施後は、柏崎の魅力の検証をするとともに、SNSを利用してそれぞれの母国語で柏崎のことを発信してもらう予定。

 是非、推進してもらいたい。個人的に多くの外国人旅行者に会うことがあるが、なぜその土地を訪れたのかを聞けば、ネット上の情報、大半はトリップアドバイザーなどを見ている場合が多い。トリップアドバイザーなどへの情報提供にも協力してもらったら良いのではないか。

 次に外国人への柏崎のシティセールスの観点から聞きたい。

Q2-3.セールスには当然、宣伝材料も必要であり、ツールも必要となる。新年度予算のなかで、誘客宣伝事業として367万円が計上されているが、あくまで日本語でのパンフレット作製と思われる。少なくとも英語、簡体中文、繁体中文、ハングル、これで日本を訪れる外国人客の約7割の言語をカバーできるうえ、最初の大きな質問につながるがセルビア語での柏崎の紹介パンフレットも必要と考えるところ。柏崎市の公式サイトではGoogleの機械翻訳が行われているが、味気がない。
 何故に紙のパンフレットにこだわるかと言えば、私自身、外国人の友人に会ったり、色々な国へ行くことがあり、また日本にある外国の領事館に訪れることが多いなか、柏崎の紹介が、なかなか難しいからである。あとでネットから柏崎市の紹介を見てください、とはならない。その場で見ることができる、柏崎について分かりやすい紙のパンフレットをさっと出すことが必要である。その宣伝ツールとしては、パンフレットが最適。外国人観光客の誘客に向けて宣伝ツールについての考えを聞きたい。

A2-3(産業振興部長).3年~4年前に英語、簡体中文、繁体中文、ハングルで柏崎市を紹介するパンフレットを作成し、平成27年度は松雲山荘を紹介する英語版パンフレットを作った。今回予定している外国人モニターの結果を受けて、魅力などを再確認したうちで、取り組んでいきたい。

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 分厚い紙のパンフレットなどは必要ない。書き切れない柏崎の情報や魅力については、昨年末の議会の一般質問で提案したように、世界標準であるQRコード、GS1QRコード をパンフレットに印刷し、ネット上に用意したものを見てもらう工夫も必要。
 できれば、いまのGoogleの機械翻訳ではなく、英語や中国語など各言語空間におけるウィットが効いた表現を使った分かりやすいサイト構築が良いかと思う。そのためにも、先に取り上げた柏崎市内にいる外国人からセールスパーソンとして協力してもらうべきではないか。
 私も身内に外国人が増えたので、できる事があれば協力していきたい。

3.防災情報通信システムの方針及び市役所新庁舎構想について
→ 市長
(要旨)現在、防災情報通信システムの今後の整備方針として、コミュニティFM方式を採用する計画となっている。しかし、情報伝達手段の多重化及び子局の設置場所の見直しにより避難所となる施設との双方向通信などデジタル防災行政無線とのメリットもあり、併用の検討も含めて問う。また、いずれの方式にするにせよ、現在の市役所新庁舎構想における財源に関係するため、その方針も合わせて確認したい。

 先の代表質問のなか、所属会派「決断と実行」與口副代表が防災情報通信システムについて問うたことへの答弁もあったので、少し順序を変えて質問したい。
 まずもって、コミュニティFM方式では、今でいう各戸に配布した防災行政無線の受信機が、信号がきた段階で自動的に起動するFMラジオに代わるというものであり、私はそれを否定はしない。むしろ各戸別の受信機としては、有用だと思う。その上で質問をする。

Q3-1.防災情報通信システム整備方針の説明では、コミュニティFM方式にした場合、FMピッカラの放送設備やいわゆるスタジオも新庁舎のなかに建設する可能性もあるとのことであった。私自身、現在の新庁舎建設計画には反対であるが・・・、その財源として合併特例債を使う上、期限があるから、と地元住民への説明も行わずに事業を急ピッチで進めている。市役所新庁舎の建設時期と合わせるかたちで防災情報通信システムが整備されるため、柏崎市としては同じような時期に90~100億円近い税金を使うことになる。現在の新庁舎計画の財源構成と関係するのか否か。関係するのであれば、いつ方針がでるのか聞かせてもらいたい。
A3-1(危機管理監督).現在使用しているアナログ方式の防災行政無線については、平成34年までに入れ替える必要がある。アナログからデジタルにそのまま入れ替える場合、戸別受信機が1台5~6万円。さらにあまり聞こえない場合にはアンテナを追加設置する必要があり、その場合は9万円ほどかかる。アンテナ設置が必要なのは、2/3ほどになりそうであり、30億円を超える金額がかかる。コミュニティFM方式でのラジオでは、受信機が1台1.2万円ほどで済み、コスト面からも、また現在のアナログ方式の防災行政無線と同等の機能を有するとして採用を検討したい。スケジュール的には、今年度である平成27年度に基本構想、平成28年度に基本設計、平成29年に実施設計に入りたい。

Q3-2.財源としては、合併特例債を使えるのか。
A3-2(危機管理監督).既に西山町において、一部導入したデジタル防災行政無線に適用しているため、新庁舎はもちろん合併特例債は適用できない。

 代表質問において、コミュニティFM方式にした場合、受信機を地元での製造、調達するかどうかの質問に対し、市長から

「その調達や維持管理等を地元の事業者にお願いしていく枠組みができれば、地域内経済も活性化できると思っております」

との答弁があった。

Q3-3.受信機側を柏崎市内で製造し、メンテナンスも扱うことで、地域内経済の循環にも寄与することから、基本的に柏崎市内の企業を支援するという認識で良いか。受信専用のラジオに関しては、電波法第2条5項の制限は受けない。
A3-3(危機管理監督).市内の企業でメンテナンスも含めてやりたいという話を聞いている。それが実現するのであれば、代表質問に対して市長が答弁したように「地消地産」にもなる。ただし課題としては、独自信号であること、受信機となるラジオだけではなく、屋外子局も一括での発注になるため、そういった部分を十分に検討する必要がある。

 ポイントは、コミュニティFM方式での受信機、つまりFMラジオを強制的に起動させる自動起動信号の方式を何にするのか、そして送信側の設備をどうするかにある。
 現在のコミュニティFM放送であるFMピッカラはモノラル波用設備のため、ステレオ波に入れ替えをしなければならない。その際の機種選定にもかかわってくる。
 自動起動信号は、まず法令の規定があるEWS方式とその他の方式に大別される。
 その他の方式のなかでも、独自方式のComfis(ワキヤ技研と日本キャステムが採用、FMながおか方式)、主に防災無線に使われるMSKがある。かつてのビデオ方式でいえば、ベータとVHSのどちらかを選ぶのかで、その後の運用面なども変わってくる。できれば、VHSのように汎用性のあるMSKもしくは、それに準じたものを採用すべきと考える。是非、十分な検討をしてもらいたい。

 次に防災情報通信システム、とりわけ同報系のシステムについて問いたい。平成26年9月議会の一般質問でも取り上げたように、私は総務省が推奨するデジタル防災行政無線を導入すべきと主張してきた。
 代表質問のなか、所属会派「決断と実行」でも問うたが、改めて確認したい。
 検討の方向性として、屋外子局での一斉放送などもデジタル防災行政無線ではなく、コミュニティFM方式にするとのことであるが、デジタル防災行政無線とのハイブリッド方式も考えられるうえ、双方向通信の手段を減らす必要はない。
 総務省は防災目的のコミュニティFM利用を基本的に認めていない状態である。
 ここでいうハイブリッド方式とは、各戸の受信機はFMラジオにし、屋外の拡声放送などの子局と親局がある市役所とはデジタル防災行政無線システムにするもの。
 そして、新潟県内でも自治体全域で屋外での拡声放送をコミュニティFM方式のみにしている自治体は今は無い。

Q3-4.どのような経緯で災害時に重要となる情報伝達手段について、一方式だけの検討で構わないと判断したのか聞かせてもらいたい。
A3-4(危機管理監).コミュニティFMとデジタル防災行政無線システムの併用については、そのイニシャルコストやランニングコストの増加が考えられ、両方のシステムに同じ情報を流すことは、維持管理が困難。機材もダブルの投資となる。双方向通信に関しては、現在のIP通信で行い、また柏崎版の防災アプリも今後導入していく。

 繰り返すが、新潟県内でも自治体全域で屋外での拡声放送をコミュニティFM方式のみにしている自治体はない。
 FM放送を普段楽しむ分には良いが、春から夏にかけて昼間に多く発生するスポラディックE層や気象条件等によって起きるフェージングなどの障害リスクがある。通常のFM放送として楽しむのと、災害時に使う場合では信頼度が違う。
 そして、コミュニティFM方式では最終的な情報伝達の責任者は市長ではなく、コミュニティFMの免許者になってしまう。本来は、昨年、堤防が決壊した茨城県常総市の事例のように、防災行政無線が聞こえなかった等で責任問題になるのは市長。市民の生命と安全を守るのは市長の仕事である。
 そして、我が柏崎市には、世界最大の原子力発電所立地自治体であるからこそ、多重化し2方式で安全かつ重要な情報を周知できるようにすべきではないか。

Q3-5.日頃、「安全と安心のまちづくり」を標榜する会田市長として、市民の生命と財産を守る市長として本当にこれで良いのか。考えを聞きたい。
A3-5(市長).安全、安心は当たり前のことであり、一般論として分かる。しかし、コストの問題があり、運用コストの重要なファクターである。そのため、ご提案のハイブリッド方式というものも、先ほど危機管理監が答弁したようにダブルの投資となるため、コストの関係から取り入れられるものではない。

 もう一度言うが、我が柏崎市には、世界最大の原子力発電所立地自治体であるからこそ、多重化し2方式で安全かつ重要な情報を周知できるようにすべきではないか。
 コミュニティFM方式での子局には、別方式の双方向通信システムを搭載しなければ、子局の状態表示ができない。今でもスピーカ不良やバッテリ不良の子局があるが、デジタル防災行政無線の子局なら、アンサーバック機能、子局の状態も把握可能。
 ハイブリッド方式なら、これまでの定時チャイムもきめ細かい地区放送もできる。コミュニティFM方式とアナログの防災無線を併用している十日町市では、きめ細かい住民サービスのために、これまでのコミュニティFM方式のグルーピングでは不足することが判明。さらに32グルーピングができる設備への入れ替えを検討している。つまり、災害時より、普段づかいにおいて、多くのグルーピングができないと住民ニーズに応えられないということである。
 現在のラジオのグルーピングは16しかなく、柏崎市にはコミュニティセンターの数はそれ以上。今後、発生するであろう地域の細かいニーズには応えられない。
 そして、この議場にいる議員で福島県に視察に行った際、最後に頼るべきは屋外の防災行政無線ということは学んだはず。これからさらに実効性ある原子力災害時の避難計画を作っていくなか、わざわざ情報伝達手段、オプションを少なくする必要はない。
 ダブルの投資と言うが、ハイブリッド方式なら多くなっても約10億円。市役所の新庁舎に70億円も使うぐらいなら、市民の安全・安心のために、デジタル防災行政無線を入れるべきではないか。それが本当の投資。
 コストが気になるということであれば、原子力発電所立地自治体初のハイブリッド方式として、メーカーを巻き込んで安く(お互いのWin-Win関係の構築)調達するやり方だって考えられる。
 時間になってしまったので、ここで終わるが、この事は今後も委員会をはじめ、各所で議論していきたい。

 12時5分に終了となり、急いで事務所に戻り、資料をもって市内をまわる。

Rrdsc_00062 12時40分、自宅に戻り、昨日のすき焼きの残り汁を鰹節ベースの出汁で薄め、冷凍讃岐うどん1玉、長葱のみじん切り、生卵を入れて煮込んだ鍋焼きうどん、ご飯で昼食。
 醤油味のつゆを吸ってクタクタになった白菜とご飯が良く合う。

 食後、急いで市役所に移動。午前中の私の一般質問を聞いてくれた複数の方からメールやFacebookのメッセージをもらう。

 13時から再開となり、2名の議員が一般質問を行った。

 14時45分から15分間の休憩ののち、もう2名の議員が一般質問。

 17時に終了となり、会派室に戻り、意見交換などを行う。

Wwdsc_000101 18時、事務所に戻り、身支度をし、妻とともに「おとなや本舗」(電話:0257-24-7577)に移動。
 ありがたいことに、今日は自民党新潟県支部連合会の青年局長である小林一大県議会議員以下、青年部局、事務局の皆さんからお集まり頂いての結婚祝い。80km以上も離れた下越方面から柏崎までお越し頂き、かつウルトラマンレオをデザインしたケーキや花束、記念品も頂戴した。
 夫婦揃って

 感謝、感激、ナット汁ブシャァァー

である。

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 21時過ぎ、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

 風邪気味のため、23時、就寝。

2016年3月 8日 (火)

台湾・日本統治時代の台中市役所を活用し、地域活性化

 5時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、子持ちししゃも(カペリン)、卵焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は依頼された調査と資料の作成。

Dsc_0001 10時過ぎ、念願のパラオ共和国のペリリュー島へ行ったという某K氏からお土産に頂いた、パパイヤ、マンゴー、バナナが入ったフルーツ・クッキーと低脂肪乳でおやつにする。箱のなかには、美しいパラオの絵葉書も入っていた。
 天皇皇后両陛下が慰霊のため、パラオへ行幸啓されたように、この激戦で散華された帝國陸軍将兵の慰霊に、いつか行ってみたいと思う。

 11時30分から母、妻と墓参りで結婚の報告。

Dsc_0004 12時過ぎ、一旦、自宅に戻り、一人用の小鍋に焼いた小鯛を出汁にしたつゆを入れ、冷凍讃岐うどん、白菜、長葱、人参、玉葱、キャベツ、豆麩、ロースハム、小松菜、生卵を入れてから煮込んだ、鯛出汁の鍋焼きうどんで昼食をとる。

 食後から市内まわり。

 15時、市役所に移動し、同じ会派、他会派の議員との意見交換などを行う。

 18時30分、自宅に戻り、国産の牛モモ肉スライスを使ったすき焼き(糸こんにゃく、椎茸、白菜、人参、えのき、長葱)、麦茶で夕食。

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 咳が止まらないため、20時から2時間ほど仮眠する。

 22時過ぎから事務所で明日の一般質問のための資料の再確認などを行う。

 先日も台湾・台南市の日本統治時代の建築物を活用したまちづくり(民間の事例でいえば林百貨店)を視察してきたが、同じく日本統治時代の明治44年(1911年)に作られた台中市役所庁舎がこの度、生まれ変わって、活用されるという。
 こういった古い建物をうまく活用したまちづくりの事例を聞く度、かつて柏崎市内にあった第四銀行柏崎支店の重厚な西洋建築物を無くしてしまったことが悔やまれる・・・。


2016年3月1日『フォーカス台湾』

日本統治時代の台中市役所
カフェに変身
地域活性化に期待/台湾

(台中1日 中央社)日本統治時代の1911年に建てられた「台中市役所」(台中市中区)が先月27日、2年余りにおよぶ修復工事を経て、カフェ「CAFE 1911」として生まれ変わった。
 建物がある中区は旧市街地。歴史的建築物が多く残る一方、地域衰退の問題に面している。同日行われた開業セレモニーに出席した林佳龍市長は、台中市役所が地域再生の中心的スポットになることに期待を示した。
 さらに、同区の古い建物を再利用し、観光客の人気を集めているスイーツ店「宮原眼科」や「第四信用合作社」、建設中の高層ホテルなどを例に挙げ、「中区はすでにどん底から這い上がった。速度はますます加速するだろう」と活性化への自信をのぞかせた。建物再生のために投じた費用は1000万台湾元(約3400万円)に上るが、林市長は費用の回収を楽観視している。
 施設の運営は民間企業が手掛ける。カフェは1階を利用し、定食や丼物など和風の食事メニューのほか、かき氷やソフトクリームなどのスイーツを提供。2階はアートセンターとなる。
 台中市役所は、赤レンガと白い石を組み合わせた「辰野式」の洋館。台中初の鉄筋コンクリート造りの建物として建てられた。市役所としての使用が始められたのは1920年で、当時最も華やかな市役所として知られた。2002年に市定歴史的建築物に登録されている。

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*写真は『聯合新聞網』より

2016年3月 7日 (月)

総務常任委員会議案追加説明(シティセールス、新潟産業大学への支援)

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、めかぶ、ハムエッグ、えのきと麩の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びてから市役所に移動。

Rrdsc_004634 10時から総務常任委員会に出席。議題は、先日の総務常任委員協議会で追加説明を求めることにした案件である。
 まずは、市民生活部、消防本部所管事項。

Q.防災士講座の受講対象者数、資格取得支援の程度はどうか?
A.防災学校でさらに優秀なリーダーを養成。9月上旬土日2日間を予定している(会場は市民活動センター)。対象者は、自主防災会から推薦された者50名。市の防災士登録名簿に登録してもらえる方にお願いする。地震の仕組みや対策、避難所の運営訓練などを予定しており、全講座終了後に試験を受けてもらう。救急救命講習は、消防もしくは赤十字のいずれかを個人で受講してもらう。受講料5.3万円は市が負担し、受験料3000円、登録料の5000円は個人での負担。市が開催するフォローアップ研修や防災訓練の検討に参加してもらう予定。

Q.斎場施設整備事業火葬炉改修工事について、大規模改修の全体計画はどうか?
A.当初予定の事業費約5.9億円。平成31年度までの改革。現在では全体として925万円減額の予定。しかし、電気設備改修工事においてだけ2500万円ほど増加している(LED化、ただし状況を見て削減)。平成27年度2基の更新を実施、平成28年度2基に着手する。

Q.地域活性化支援員活動経費において、高柳町・集落支援員を新たに委嘱することの考え方。
A.門出地域において8月末までの1名の経費(先に3年を経過して退任した1名は定住に結びつかなかった)と、新規で集落支援員を追加する予算になっている。高柳地域のみならず、活性化が課題になっているので、先進事例になるよう努めたい。身分は、非常勤職員で2名の採用。

Q.非常備消防一般管理費において、消防団員の確保への取り組みは?
A.退団者に比べ、入団者が10名以上少ない状況が続いている。町内回覧やポスター、協力事業者の情報提供により、説明にも行き、お願いする。また、新年度から公共工事への入札に関して、消防団への協力を指標に入れる。

Q.消防機械器具設備事業における消防団員の安全確保は?
A.雨衣を全員に配備する。平成26年度に災害活動マニュアルを作成した。人材育成では新潟県消防学校での研修などを行っている。

Q.常備消防施設整備事業における西本町分遣所の改修工事計画の詳細は?
A.建物は鉄筋2階、のべ1200平方mで設計中。屋上には一部、訓練施設も設置予定。地下には雨水利用できる貯水槽も設置予定。研修用の30名程度の会議室、非常用電源も設置する。5月に5.7億円で入札を実施し、6月議会で議案を提案したい。平成29年度以降に現庁舎を取り壊し予定。

 10時35分から説明員の入れ替えを行い、財務部、総合企画部関係の所管事項の追加説明となった。

Q.補助金等適正化推進協議会経費の具体的な内容は?
A.公益性、効果の薄いものについて、平成18年度に外部委員会で審査を実施していた。前回から10年を経過したことから、外部委員による協議会を実施したいもの。6名をお願いしたいと思っている。5月から10回の会議を行い、10月中旬には協議結果をだしたい。予算額は謝礼が1回6400円。その他は交通費などの実費を計上している。

Q.職員研修及びコンプライアンス(法令遵守)体制推進事業において、今年に連続した職員処分をどう反映したのか。
A.ミスなく的確に業務を行うために、担当業務の知識、仕事共通の知識があり、また情報共有も重要であると考えており、階層別研修、専門分野別研修を行っている。業務の進捗の情報共有も図れるよう、定期的な職場ミーティングも行っていく。平成28年度も引き続き、行っていく。課長級職員、保育園長級には別途の研修を行い、自立しての行動が行えるよう実施。

Q.柏崎シティセールス推進事業、推進官の業務内容、役割は?
A.1000万円で12関係団体で構成する推進協議会の費用。事業内容は今後の検討による。具体的な内容は今後となる。市民参加の事業も検討したい。推進官は、事業実施に向けたものを平成28年に作成するが、大局的な助言や指導を頂く。

Q.電子市役所推進・マイナンバー対応として、住民票や印鑑登録証のコンビニ交付サービスにあたっての情報漏えい対策は?
A.8月から開始するため、通信環境、受託業者(J-LIS:地方公共団体情報システム機構)、端末(KIOSK端末)から漏れることがないことを確認している。

Q.ファイリングシステム構築計画(553.5万円)における文書管理の現状や今後の条例制定については?
A.現状は訓令の文書管理規定、文書事務の手引きで管理している。平成23年4月から法整備されており、統一のルールが提示されており、地方公共団体にも必要な施策を求められているところ。新たな条例の制定は不要と考えている。しかし、合併による管理不全や文書保存場所の問題もある。デジタルアーカイブも未了分もあり、まず何がどこにどれくらいあるのかの問題点の洗い出しを行いたい。文書管理規定を改正し、平成29年以降に試行していく予定。

Q.新庁舎周辺等活性化方策の具体的な内容は?
A.現況を把握し、現庁舎跡地も中心市街地とらえ、一定の方向性をだすための750万円。調査の範囲は、中心的市街地150haを想定しているが、調査によりその対象地域を変更する場合もある。この調査を踏まえ、中心的市街地活性化の検討を行っていく。

Q.新潟産業大学魅力等向上支援事業(2000万円)の具体的な内容は?
A.大学自らが経営安定の確保を図る、知名度向上、学生確保をするため、対象事業の3/4を支援。授業以外での資格取得支援(簿記検定など)、マンスリーシャトルバスで首都圏へバス運行し、知的要求を充足させる、科学研究費セミナー、ホームページリニューアル費用、留学生募集のための人件費等の支援を行う。

*資格取得の内容が簿記(級にもよるが高校生でも取得)であるうえ、東京への月1回のバス運行など民業圧迫と言われかねないので、本当に税金で支援する事業かどうか再考が必要。

Q.交流定住推進事業、情報誌作成業務委託料、若者定住促進住宅支援事業補助金、若者地元定着奨学金償還者補助金の内容、方向性は?
A.まち・ひと・しごと創生総合戦略の一環。UIターン向けのパンフレット作成、UIターンでの賃貸住宅費の支援(初期費用2/3、限度12万円。毎月1/3限度1.5万円24か月。事業費は新潟県からの市への補助1/2、毎月分は1/3となる。)、柏崎に戻った者を対して奨学金償還への補助(最大5年間、市民税や転勤などの1次的ではないことなどの要件がある。前年度償還額の1/2もしくは10万円の低い金額。日本学生支援機構、新潟県奨学金、柏崎市奨学金が対象となる)。

 11時15分から総務常任委員協議会となり、先ほど受けた説明でさらに説明を求めるものについて協議。
 説明した内容の文書を3つ(シティセールス、新潟産業大学、新庁舎周辺等活性化)要求し、あとは総務委員会の正式な場での質疑にすることとした。

 11時30分に終了となり、会派室に戻って諸雑務。

 12時20分、「いづみや食堂」(電話:0257-22-4066)に入り、「タンメン 700円」(ランチタイムで50円引きの650円)で昼食をとる。

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 13時、事務所や市役所などを数回往復し、特別委員会開催に関する打ち合わせや台湾南部地震への義援金の報告など配布。

 16時から現在の愛車・二代目プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、13歳、22万キロ超の走行距離)の車内品の整理を行う。

Rrdsc_005336 18時50分、小鯛のフライ、キャベツ、トマトとブロッコリーのサラダ、茄子のしぎ焼き、村上牛の醤油たれ焼き、筍の煮物、ビール500ml2本で夕食。
 スーパーで半額になっていた村上牛は霜降りだったため、ヘットを使わずにそのままフライパンで焼き、その後アルミホイルで包んでしばらく休ませた。

 21時から2時間ほど仮眠。

 23時から会社関係のメールなどを処理する。

2016年3月 6日 (日)

日本最古の遊園地「浅草花やしき」を堪能
河崎実監督の新作怪獣映画エキストラ

 1時過ぎに起床し、泊まっているサクラホステル浅草の1階ロビーで缶ビールを飲みつつ、無料となっているパソコンでニュースなどのチェック。
 酔って帰ってきたらしきイギリス人や一緒にいたアメリカ人などと世間話になり、日本の何を目的に来るか、という話になった。我が柏崎も該当する「京都などの有名都市ではない地方」へ行ってみたいと思うものの、地方での鉄道の乗り換えがよく分からない、移動の苦労・英語の案内がないなどから、新幹線で行けるトリップアドバイザーなどで詳細に紹介されているところに限られてしまう、とのことだった。
 一番感じたのは、再度、自分自身が英語を勉強しなおしが必要だということ・・・。

 3時から再び、就寝。

Rrdsc_001414 8時に起床し、近くの「吉野家 浅草中央店」(電話:03-5827-0267)に入り、「特朝定食 550円」で朝食をとる。
 場所柄というか、公営ギャンブル施設がある関係からか、ビールや日本酒を飲みつつ、朝定食や牛丼を食べ、競馬新聞を読んでいるオトーサンが多く、奇妙な感じである。

 食後、ホテルに戻り、シャワーを浴びてから、1階で懐かしのスーパーファミコンでプロレスゲーム「マッスルボマー」をプレイ。使うレスラーは「ミステリアス・ブドー」である。

 10時、ホテルをチェックアウトし、1853年(嘉永6年)開園で日本最古の遊園地という「浅草花やしき」に入る。
 外国人を案内した際に、若い人や子供がいる場合には「浅草花やしき」を紹介し、入り口まで来るものの、自分で入ったことはなかったので良いチャンスである。

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Rrdsc_002020 園内には国産初で日本最古、世界で現存する鉄製のものとしても5番目に古い1953年(昭和28年)製のローラーコースターがあり、スピードなどの恐怖感より、「壊れたらどうしよう」の恐怖感で魅力。
 また現存最古のアトラクションの「ビックリハウス」は1947年(昭和22年)製。ゲームコーナーにも、昔にハマった1995年製の戦車戦ゲーム『トーキョーウォーズ』の稼働筐体があったので、つい遊んでしまった。

 12時、浅草を後にし、移動。

 13時、東映東京撮影所に到着し、河崎実監督の新作怪獣映画のエキストラとして、怪獣の出現に驚く民衆や巨大ヒーローのピンチに応援する民衆の一人となる。

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 よく知る俳優さん、お笑い芸人、プロレスラーなど色々な方が出演されたが、まだ非公開。今から公開が楽しみである。

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Rrdsc_004030 15時30分、「ロッテリア OZ大泉店」(電話:03-5387-2547)に入り、「3段チーズミート 540円」で遅めの昼食をとる。
 肉祭りといったアピールがあったので、かなりのボリュームと思いきや、実物はそこまでのものではなかった。ポスター写真との乖離が・・・。

 食後、帰路につく。現在の愛車・二代目プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、13歳、22万キロ超の走行距離) の最後となる長距離ドライブである。

Rrdsc_004131 甥っ子、姪っ子を家に送り届けたのち、21時過ぎ、自宅に戻る。
 熱めの風呂に入ったのち、かなりの空腹になったので、浜松餃子、湯豆腐、レタスサラダ、ビール500ml3本で夕食。
 浜松餃子の餡は、キャベツ、玉葱、豚肉である。

 食後から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2016年3月 5日 (土)

インバウンド調査、年間1万人の外国人が訪れるホステル

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵で軽く食事をとったのち、急ぎの資料のお届けで市内をまわる。

 9時、自宅に戻ったところで、甥っ子、姪っ子が来たので、身支度。

 10時、妻、甥っ子、姪っ子を愛車に乗せ、東京都内に向かって移動する。甥っ子の小学校卒業・中学校入学祝いとして、姪っ子のお誕生プレゼントとしての旅行であり、かつ私自身の調査が目的。加えて、現在の愛車・二代目プリウス(NHW20型MC前)のプリちゃん(メス、13歳、22万キロ超の走行距離) の最後となる長距離ドライブである。

 おにぎり2個(鮭、シーチキン)、茹で卵で朝食をとりつつ、運転。

Rrdsc_000404 関越自動車道の上りでは最後となる三芳パーキングエリアに立ち寄ったところ、宮城県石巻市の物産展をやっていた。「ロックン・ロール」石巻の商品なら買わねば!と思い、「牡蠣燻製オリーブオイル漬け 1200円」(三養水産)「ほや一夜漬け 950円」(水月堂水産)を購入した。

 14時過ぎ、東京都内に入り、海外に輸出したい商品のあるお店などをまわる。

Rrdsc_001010 15時30分、宿泊先であるサクラホステル浅草 にチェックイン。年間一万人の外国人が泊まるそうで、宿泊者国別ではオーストラリアが1位だという。
 これまで一般質問でも提案してきたが、我が柏崎市もやっと新年度、平成28年度当初予算でインバウンド事業が計上された。その推進には、非常に参考になる宿泊施設である。施設内の表示は基本的に、簡単な英語+世界共通的なピクトグラムとなっている。

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*英語、中国語(簡体、繁体)での各種パンフレット。

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*日本体験ツアーも各種用意され、エレベータ内に掲示。

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*宿泊先から記念写真の葉書が送られてくるサービス。

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*レトロゲームも各種用意してあり、一緒に楽しむことができる。

 取り急ぎの荷物だけ置き、16時、トルコ料理「サライ 雷門店」(電話:03-3844-1370)に行き、「ケバブサンド Lサイズ 600円」のビーフ、ソースをイスケンデル(ヨーグルト&トマト)にしたもの、生ビールで遅めの昼食をとる。

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 妻は「ケバブサンド Lサイズ 600円」のチキン、ソースはマイルド(甘口トマト)。
 久々のケバブサンドで飲む生ビールが美味い。

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 食後、浅草寺を参拝したり、周辺を散策する。

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Rrdsc_000909 17時過ぎ、宿泊先に戻り、シーツなどのベッドメイキング。ベッドメイキングもさることながら、甥っ子と姪っ子にとっては二段ベッドが初めてのように大はしゃぎである。
 今回は4人部屋をそのまま借り切ったが、本来はドミトリーのような感じで出身国も違うような人との相部屋になるスタイル。そっちの方が、子供の体験学習として良かったのかも知れない。

Rrdsc_001111 休憩や仮眠をしたのち、21時、「すたみな太郎NEXT ドン・キホーテ浅草店」(電話:03-5827-7778)に移動。
 食べ盛りの甥っ子の入学祝いということで、焼き肉の食べ放題である。生ビールと赤ワインを1杯を飲み、脂身の少ない牛肉、ハヤシライス、シューパフなどで腹いっぱいとなる。

 23時、ホテルに戻り、仮眠。

2016年3月 4日 (金)

祝!柏崎市立柏崎第一中学校第69回卒業式
周回遅れの人生を反省

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、山芋とろろ、水菜サラダ、大根の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、母校である柏崎市立第一中学校に移動。昨年と同じく晴天に恵まれ、9時20分から第69回卒業証書授与式に来賓として出席する。

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Img_0381 ワーグナーの「タンホイザー行進曲」(作詞:福田三岐夫)の合唱で入場した今年の卒業生は、75名(14218号~14292号)、平成12年、13年生まれである。
 敬礼、国歌斉唱で厳かに式が開会となった。
 在校生による気持ちがこもった送辞、そして卒業生の答辞。涙ながらに答辞を述べた卒業生代表は小さい頃からよく知っており、卒業生がチャレンジ学年として小学校生活を送っていたときにクラブ活動(昔の遊びクラブ)で教えた子、地域で知っている子、同級生の子、そして長く「昭和懐物ランド こどもの時代館」を愛してながら急逝された方の子など、これまで以上に近い関係の子が多く、まるで自分の子供のように成長が嬉しく感じられた。
 そして、自分自身の周回遅れの人生を反省・・・。

Img_0383 「仰げば尊し」の1、3番、「柏崎市立第一中学校校歌」(作詞:中村葉月 作曲:團伊玖磨 校閲:吉野秀雄)を出席者全員で歌い、最後は卒業生記念合唱として、合唱の課題曲にも選ばれることが多い「あなたへ-旅立ちに寄せるメッセージ」(作詞、作曲:筒井雅子)が歌われた。
 作詞作曲した筒井雅子氏は小学校の教諭。前年まで別の小学校で音楽教諭として勤務していたところ異動で転任し、卒業式が近づいたころ、前任の小学校から卒業アルバムに寄せるメッセージを求められたことがきっかけで、この歌が生まれた。困難な時代に旅出す人へ、手をつなぎ合える人と出会って、乗り越えていってほしいという願いが込められているという。
 感動の合唱のあと、卒業生を拍手で送り出した。

 11時50分、一旦、自宅に戻って着替えをしたのち、台湾から戻ってくる妻を迎えに行く。

Rrdsc_000101 13時20分、自宅に戻る。一人用の小鍋に牡蠣醤油をベースに作ったつゆを入れ、冷凍讃岐うどん、本しめじ、舞茸、キャベツ、人参、小松菜、もやし、豆麩、ロースハム、生卵を入れてから煮込んだ、野菜入れ過ぎ?鍋焼きうどんで昼食。

 食後から事務所で議会関係の資料を読み込む。

Rrdsc_000303 17時30分、市内某店に妻と移動し、ありがたいことに結婚のお祝いをして頂ける会に出席する。
 ご出席の皆さんからお花やお祝いのメッセージも頂戴し、妻とともに

 感謝、感激、納豆汁ブシャァー

である。

 21時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーでリフレッシュ。

 22時から事務所で資料の整理や報告書などを作成する。

2016年3月 3日 (木)

寡婦に関する意見書(案)は寡婦・寡夫へ
平成28年度予算に対する代表質問

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、小松菜のおひたし、コールスローでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、8時40分、市役所に移動。

 9時からの議会運営委員会に出席する。
 主な議題は議員発案の取り扱いについての協議である。

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(1)「寡婦控除を未婚の母子世帯まで拡大することを求める意見書(案)」
 社会・みらい連合提出→ 留保

 男性についても重要な問題であるが、未婚のシングルマザーについてだけを提案したい。この事から一致できないとなったものの、議会運営委員会全体で一致できるなら、おまかせしたいという・・・。

(2)「寡婦・寡夫控除を全てのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書(案)」 
決断と実行提出→ 全会一致

 先日作成したこの意見書(案)の提案理由を説明したところ、全会一致。結局、私の方で作成した案がそのまま議会運営委員会提案となった。
 本会議場では、議会運営委員長が提案者となる。

(3)「奨学金制度の充実等を求める意見書(案)」
 社会・みらい連合提出→ 文言修正、全会一致

 無償で奨学金を高校生に渡すことを削除するなどの修正に応じてもらったので、賛成。よって全会一致となり、議会運営委員会による提案となった。

(4)ヘイトスピーチを規制する法整備等を求める意見書(案)
 社会・みらい連合及び公明党提出→ 文言修正、全会一致

 朝鮮学校などの文言削除、修正に応じてもらったので、賛成。よって、全会一致となり、議会運営委員会による提案となった。

 その他、今年10月に行われる全国原子力発電所立地議会サミットのテーマ募集、タブレットの研修会などについての報告が行われた。

Dsc_0001 10時から本会議、平成28年度予算、施政方針に対する各会派の代表質問から始まった。
 所属会派である「決断と実行」の代表質問は以下の4点での質疑を行った。

1.柏崎刈羽原子力発電所について、また環境問題について市長の所見を問う。
→ 従来通りの答弁でぱっとした回答なし。

2.原子力災害に備えた広域避難計画の実効性の確保策と防災情報通信システムについて
・中通へのスマートIC増設
→ プライオリティは低い。
・防災情報通信システムのFM化に加え、デジタル防災行政無線も必要ではないか。
→ 広域避難には全市域に係るので、細かな設定は不要との考え。原子力災害時のFM放送協定が必要になる。双方向通信はIP無線機を活用する。

3.新庁舎と駅周辺(フリーゲージトレイン対応)、中心市街地のまちづくりについて
・まちづくりに関する計画はいつまでに決めるのか。現庁舎の分館等をどうするのか。
→ 新年度に現況を把握し、その中で現庁舎跡地のことは考える。
・市役所庁舎に関する地元説明
→ 進捗状況に合わせて、広報かしわざきとともに随時行っていきたい。
・フリーゲージへの対応
→ 当面は従来の利便性向上を図る。九州などでの取り組みを注視する。期成同盟会で他自治体と一緒にやっていきたい。

4.公共施設等総合管理計画について
・公共施設の実際の統廃合はいつから議論?専門組織は?
→ 来年の固定資産台帳の整備、第5次総合計画策定後に取り組む。公共施設マネジメント推進委員会で管理していく。市役所の専門部署は今後検討。

Dsc_0002 12時40分から休憩となったので、一旦、自宅に戻る。
 豚細切れ肉、玉葱、人参、ピーマン、もやしを炒め、市販の中華麺、ウスターソース、干し納豆パウダー、隠し味にオイスターソース、青海苔、鰹節を使った野菜たっぷり焼きそばを作って昼食。

 13時10分、市役所に戻ったところで来客があり、30分ほど話し込む。

 13時40分から本会議が再開となり、2つの会派が代表質問を行った。

 15時から15分間の休憩ののち、残りの2つの会派が代表質問を行ったが、社会クラブ・柏崎のみらい連合・矢部忠夫議員の質問では、議場でのルール違反、民主主義の根幹に係る問題があった。
 議場においては、勝手に資料やパネルを持ち込んで、それを掲げたりするのはルール違反であると議会運営委員会で決められている。事前に議長の許可が必要であり、かつて私自身がパネルを持ち込んで議会がストップしたことがある。

 矢部議員はいきなり市役所新庁舎反対の声をあげた市民のチラシを掲げ、会田市長に説明が必要だ!嘘の情報が流布されているとし、かつ未だ反対をいう議員が議場にいる、などと発言した。
 それに対し、嘘の情報が流れていると答弁する会田市長。素晴らしい太鼓持ちである。

*「嘘が流れて困る」と会田市長が答弁するなら、ちゃんと地元説明会をはじめ、市民への情報公開をきちんとすれば良い。

 まず内容はもとより、勝手な資料を持ち込み掲げる段階でルール違反。かつて私に対し、「勝手な資料を持ち込むな!」と糾弾したのを忘れているようである。

 そして、民主主義の観点では、現在の市役所新庁舎移転計画に反対の気持ちを議員が持つのは自由であり、それをおかしい事であると議場で言うこと自体、言論の自由すら分かっていない。
 人への批判・糾弾はするが、自分は好き勝手にやっていいという方がおかしい。

 代表質問がすべて終わったところで、各議案への質疑となったが、委員会で詳細を行うため、特に質問をすることはなかった。

 17時15分に終了となり、その後、某新聞社記者の取材を受ける。

 19時10分、自宅に戻って身支度をしたのち、19時30分から市内某所での打ち合わせ。

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 自宅に戻り、20時20分、辛子明太子を詰めた秋刀魚の塩焼き、湯豆腐、しめじの塩麹バター炒め、水菜サラダ、野沢菜、ビール500ml3本で夕食をとる。
 湯豆腐のつゆには、おろし生姜とおろしニンニクを大量に入れ、スタミナ仕様にした。

 食後から事務所で議会関係の資料の読み込み。
 

2016年3月 2日 (水)

議場での戒告事例:独身男性市長に「未婚の市長とは議論できない」?

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、小松菜のおひたし、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから来客続き。

 11時40分、市役所に移動し、会派室で打ち合わせを行う。

 13時、自宅に戻り、冷蔵庫のなかにあった野菜(キャベツ、小松菜、人参、玉葱、長葱、大根、小松菜)を刻んで、卵、うどんとともに煮込み、最後に天かすをかけた野菜たっぷり鍋焼きうどんで昼食をとる。台湾での暴飲暴食の反省?で、野菜中心の料理である。

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 食後、急いで資料作成。

 15時、再度、市役所に行き、他会派の議員との打ち合わせや来客者との意見交換を行う。

 17時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。本来であれば、講演会に出席予定であったが、議会のための資料づくりが終わらず、申し訳なくキャンセルさせてもらった。

Eedsc_00137 20時20分、市販のコロッケ、茹でブロッコリー、シーザーサラダ、なめこと大根おろしの和え物、小粒納豆とめかぶの和え物、豚モモ肉を使った根菜多めの豚汁、ビール500ml2本で夕食。
 豚汁用の豚バラ肉を買っておいたものの、脂肪分を少なくすべく、先に母が豚モモ肉を使って豚汁を作っていた。ありがたい心遣いではあるが、コクのある豚汁を体が欲している・・・。

 食後からも議会関係の資料を読み込む。

 地方自治法には議会の懲罰も規定されており、第135条に「公開の議場における戒告」や「公開の議場における陳謝」「一定期間の出席停止」などがある。
 事例が少ないので、勉強する機会がなかったが、今回、秋田県大館市議会で適用された。
 しかも独身の男性市長に対し、社民党系の女性議員が

「未婚の市長とは議論できない。結婚を」

などと発言したという。お母さんのような立場だから、悪意はないと言い訳をしている。
 独身だろうが、男性だろうが、政治家としての仕事、評価をすべきであって、永久に議事録が残る議場で言う言葉ではない。
 これが男女逆だったら、辞職騒ぎにでもなった可能性もあろう。
 本当の男女平等とは何かを考えさせられる事案である。


平成28年3月1日『産経新聞』

独身男性市長に「早く結婚を」
社民女性市議を戒告
秋田・大館市議会

 元社民党秋田県連副代表の相馬ヱミ子大館市議(67)が市議会で、独身の福原淳嗣市長(48)に対し「未婚の市長とは議論できない。結婚を」と発言し、市議会は1日の本会議で戒告の懲罰を科した。
 相馬氏は2月29日の本会議で保育士不足について質問した際、福原市長に対し「まだ結婚もしていなし、子供もいない。これでは同じ土俵で議論できない」「市長にはぜひ、この任期4年間の間に結婚してもらいたい」と述べた。
 一部議員が懲罰動議を提出し、懲罰特別委員会が地方自治法が定める「公開の議場における戒告」を可決。本会議で保守系会派や公明、共産などの賛成多数で可決され、議長が戒告文を読み上げた。
 相馬氏は「以前の市議会で市長から『お母さん』と呼ばれたこともあり、親心で子育ての重要性を訴えた。結婚は私的なことで、誤解を招く表現だったが、悪意はなく、戒告は納得いかない」と話している。
 相馬氏は7期目。平成22年から25年まで社民党県連副代表を務めた。市議会では民主、社民系などでつくる会派「新生クラブ」に所属している。

2016年3月 1日 (火)

寡婦・寡夫控除を全てのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書(案)

 台湾の現地時間0時(日本時間1時、時差-1時間)、就寝。

 現時時間5時30分に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Eedsc_00021 現時時間6時50分、ホテル地下1階のレストランでビュッフェ形式の朝食。名前こそVIPホテルであるが、朝食の内容は少しさびしく、コーン入りのスクランブルエッグ、野菜炒め2種類、懐かしい感じの安っぽいプレスハム、豚肉そぼろ煮、きゅうりの漬物、オレンジジュース、ご飯2杯で朝食にした。

 現地時間7時20分、タクシーで松山空港に移動し、中華航空のカウンターでチェックイン。

 セキュリティチェック及び出国審査を通り、現地時間8時50分、CI220便に搭乗する。機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。

 現地時間9時30分、機内食が提供され、ビーフライスかチキンライスかの選択でチキンライスを選択。ホテルで朝食を食べてきたので食べ切る自信はなく、もったいない精神からパンやデザートなど持ち帰れるものはバックに入れた。

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 映画『クリード チャンプを継ぐ男』 を観ながらの帰り道。しかし、日本時間12時30分、羽田空港に到着したので、映画を最後まで観ることができなかった。
 到着したゲートの隣に、いつか乗ってみたい機体ボーイング787ドリームライナーがあったので、写真を撮る。

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 日本への帰国、税関を通ってからモノレールで浜松町まで移動し、乗り換えて東京駅へ向かう。

 13時10分、東京駅に到着したので、新幹線の時間まで地下街で一休み。

Eedsc_00074 14時32分、上越新幹線「とき329号」に乗り、長岡駅に向かう。将来、電車のなかでワンカップを飲むようなとっつあんになってはいけない、と思っていた30数年前。今では、すっかり北陸新幹線が描かれた吉乃川のワンカップと厚切りビーフジャーキーを買うようになってしまった・・・。

 気温25度の台南から、雪積る我が新潟県内に帰るのは不思議な感じである。

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 16時20分に長岡駅に到着。16時26分の快速に乗り換える。

 16時58分、柏崎駅に到着し、自宅に戻る。

 熱めのシャワーでリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 22時、生卵、大粒納豆でご飯2杯の夕食をとる。

 食後からも事務所で事務仕事。

 現在、開会中の平成28年2月議会に、社会クラブ・柏崎のみらい連合から寡婦制度に関する意見書

「寡婦控除を未婚の母子世帯まで拡大することを求める意見書(案)」

が提出されており、私個人としても、会派としてもシングル・ファーザーの寡夫も同様のことをしなければ平等ではない!として、先般の議会運営委員会で文言修正の申し入れをした。
 しかしその後、何故か文言修正は応じられない、との話になったため、以下の通りの親の男女の別によらない意見書(案)を作成。次回の議会運営委員会で協議されることになった。
 男女共同参画、男女平等というなら、きちんと男性にも権利が保障されるべきであろう。
 どのような判断が柏崎市議会としてでるのか、提案者としても楽しみである。


寡婦・寡夫控除を全てのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書(案)

 寡婦・寡夫控除は,配偶者と死別または離婚して、子供を養育するひとり親家庭に適用される国の税制優遇制度であるが、婚姻歴のない子供を養育するひとり親家庭には適用されていない。そのため、婚姻歴のないひとり親家庭において、所得税、住民税、公営住宅入居資格及びその使用料、保育料などの算定基準とされる課税所得が、婚姻歴のあるひとり親家庭と比較して高く設定されてしまうことになる。よって婚姻歴のないひとり親は、所得水準の低い傾向にあるひとり親世帯の中でも、さらに大きな不利益となる現状がある。
 これに対し、救済を申し立てた日本弁護士連合会は、現制度は憲法第14条第1項が禁止する「合理的理由のない差別」といえ、国際人権規約や子どもの権利条約に違反すると指摘し、早急な措置をとるよう国及び関係機関に求めている。
 自治体によっては、保育料、幼稚園就園奨励費補助金、市営住宅使用料等について、寡婦・寡夫控除のみなし適用を行い、婚姻歴のないひとり親の自立支援、子供の置かれた経済的不利益の改善を図っている。
 しかし、自治体の財政力などで対応が違ってくることも社会的な公平性にとって好ましくなく、また実際に不合理な扱いを受けながら子育てをしている婚姻歴のないひとり親家庭にとって、容認しがたい経済的な不利益といえる。
 同じひとり親家庭でありながら、親の男女の性別、婚姻歴の有無により、負担に差異が生ずるべきでなく、子供の生育環境に影響を及ぼすことがないよう制度の確立が望まれる。
 よって柏崎市議会は政府等に対し、税法上の寡婦・寡夫控除に関する規定について、親の男女区別なく、全てのひとり親に適用するよう改正することを強く求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成28年  月  日
新潟県柏崎市議会

理由:ひとり親家庭における親の性別、婚姻歴による優遇制度の差別を無くすため

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