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2016年7月 5日 (火)

3会派合同視察:柏崎総合医療センター

 1時、就寝。

 5時に起床し、事務所で急ぎの資料作成を行う。

 8時30分、大粒納豆、甘塩鮭、たらこ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から党務のため、市内まわり。

 11時、自民党柏崎支部に移動し、拡大役員会に総務会長として出席する。議題はやはり苦戦をしている参議院議員選挙についてである。

Adsc_000905 11時40分、「ほっともっと 柏崎長浜町店」(電話:0257-32-2591)の「特撰幕の内弁当 770円」で昼食をとりつつ、意見交換。
 今回の参議院議員選挙において、柏崎市として反原発候補が大量得票してしまうような事があれば、間違ったメッセージを国に送ることになってしまう。会田市長は「原発財源に過度に頼らない」と発言しているが、実際には職員人件費にまで充当し、柏崎市の財政においても、原子力財源なし(一般会計で見えるだけでも約15%)にはやっていけない。

 12時30分、一旦、事務所に戻り、諸雑務。

 13時20分、柏崎市議会の会派、民社友愛主催による柏崎総合医療センターの視察であり、公明党とともに所属会派である「決断と実行」も参加させてもらった。
 柏崎総合医療センターにおける大型医療機器の購入、施設改修時には柏崎市民の税金も投入されており、実際の現場確認と医院長との意見交換が目的である。

 まずは、これまで各診療科をまわっていた人間ドックをコンパクトにまとめた健診センターを視察させてもらった。人気となっているものの、胃カメラの医師の対応に時間的制約があることから、1日9人程度の対応となっている。

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 続いて、核医学検査室(骨シンチグラフィ等)、放射線治療装置(リニアック)、被爆した場合の緊急処置室、化学療法センターなどを視察させてもらった。

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*リニアック

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*除染などの緊急処置

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 14時45分から藤原医院長を交えた意見交換。以下のような質問、やりとりを行った。

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Q.議員の立場として、色々な市民の方とお話しするなかに、必ず医療の話題となる。正直なところ、柏崎総合医療センターについては文句というか、クレームのようなことを多く聞く。あくまで伝聞であり、私自身は実際にこちらにお世話になっているわけではないので、事実確認はできないところであるが、そういった声が多くある。そして、今日現場を見せてもらった感じ、そして医師の先生方の対応をみれば、市民から聞く意見との乖離も正直感じたところ。
A.JAの病院ではあるが、柏崎市民、刈羽村民のための病院という意識で運営している。私は今年で8年目になるが、長岡赤十字にいた。そのときから柏崎市民の患者の1割が長岡に流れてきている。実際の病院の中に入ると、長岡で聞く噂、現場で感じる技術レベルの高さと違っていた。長岡の病院とここでの医療レベルの大きな差はない。対応できない診療科はあるが、それも小さな問題である。しかし、投書や苦情などは多く、ご理解いただいていない点が多いと思う。柏崎市民の方の医療に対する認識を改めていただければとありがたいし、誤解もあると思う。病院のホームページにも100篇以上の文章を書いている。普段、病院とご縁のない方からの苦情も多い。『柏崎日報』にも連載を書き、ご理解頂くよう努力している。投書を頂いた場合には、きちんとお答えしている。入院して初めて、この病院って結構良いと言ってくれる。医療に完全はない。長岡、新潟までわざわざ行かれて治療を受けることが、柏崎の方に多いが、やはり意識にギャップがある。

Q.先日、ある会合で倒れた方がいらっしゃったので、救急車とともに輪番であった柏崎総合医療センターに付き添いで来たが、救急車が連続しており、救急対応も大変な状態。付き添ってきた他の家族にしてみれば、早く自分の家族の処置をしてほしいという気持ちになり、怒りの形相であった。しかし、医師や看護師だって忙しいので、きちんと説明してくれれば、怒りになることもないかと思う。あと一歩の説明をしてくれれば良いのではないか。
A.おっしゃるような場面は、私も感じている。医療はコミュニケーションと医師、職員には話をしている。
A.医師不足に関して説明したい。現状では新潟大学医学部から派遣されてきているが、新潟大学自体に医師がいない。7割から8割が関東圏から入学しているので、結局は新潟県に残らない。医師は、東京を除いて西高東低となっている。

Q.現在、万が一に原子力災害が起こった際の避難計画を議会でも議論している。そういった場合の病院の対応についてはどうなっているのか。
A. 福島第一原子力発電所のような事故が起こった場合には、病院にこもることになると思う。 そこまでの想定は、まったくしていない。
A.避難計画も問題であるが、国の地方医療計画についても問題があるのでお話ししたい。いま各地域の地域医療構想の策定が進んでいる。その策定のなか、もし柏崎市民が長岡、新潟に行っている患者が多いということになると、柏崎にこの病院がある意味がなくなる。二次医療圏(長岡、見附などの含めた大きい単位)で、急性期、回復期、慢性期など医療機能を分けようという話があるため、柏崎は急性期の病院がいらないとなってしまう。そういった危険があることを理解してもらいたい。柏崎は救急治療では恵まれている方であり、それが無くなることになる。是非、地元の病院を使ってもらいたい。

 予定時間を20分ほどオーバーするほどの意見交換となり、16時過ぎに事務所に戻る。

Adsc_001006 18時30分、日清「つけ麺の達人 濃厚魚介醤油 2人前」を茹で、煮干しパウダー、干し納豆パウダー、きゅうりの浅漬け、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、小粒納豆、ビール500ml4本、今年の初物となる西瓜で夕食。

 20時、熱めのシャワーを浴びたのち、DVDなどのコレクション類の整理を行う。本と同様に収納スペースも少なくなってきており、断捨離の時期である。

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