全国初の移動式ジビエ解体車、柏崎も導入してみては?
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、牡蠣の燻製、胡瓜の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。
9時30分、地元町内の東学校町集会所に行き、子供御輿の準備。
10時過ぎから町内まわり。今年も町内の子供が少ないため、姪っ子にも参加してもらった。
肌に突き刺さるような日差しのなか、今年も『妖怪ウォッチ』のジバニャンの御輿を引く。
11時30分、東学校町集会所に戻り、全員揃っての昼食会。
オードブル、枝豆、漬物などをつまみながら、ビールを注ぎつ注がれつつ、懇親を深める。やはり話題は、地元のことである市役所移転問題から今年11月の柏崎市長選挙はどうするのか、といった政治話になってしまった。
13時40分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。
14時過ぎから事務所で事務仕事。出張が多かったため、会社の決算が遅れている。
18時30分、「カラオケ酒場 幸」(電話:0257-41-6078)に行き、第91回、二十三夜講に出席する。
生ビールを飲みながら、鰯の刺身やイカの煮物などをつつき、昔の柏崎市での遊びについて、昭和一桁世代の大先輩から話を聞く。ザリガニ釣りやタニシはもとより、ドジョウを獲って食べた話など、柏崎市内中心部もかつては自然豊かであったことがよく分かった。
カラオケなどで盛り上がったのち、22時に帰宅。
風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。
3年ほど前からジビエでの地方活性化、地場産商品、障碍者の雇用などについて、個人的に研究している。
柏崎市内でもイノシシによる農作物の被害が多く、電気柵等での対応を行っているが、根本的な解決のためには、やはり駆除をしなければならない。その駆除したイノシシの肉をジビエとして活用することで、新しい事業を生み出すこともできる。しかし、最大のネックは解体処理であった。
この度、NPO法人日本ジビエ振興協議会などが移動式のジビエ解体車を開発し、実証実験に入るという。
実証実験の結果を待ち、是非とも柏崎でも導入して、商品開発や新たなる雇用につなげてみたいものである。
平成28年7月21日『産経新聞』
全国初の移動式解体車開発
新潟市の北村製作所が参画
鮮度保ちジビエ普及へ
(新潟)トラックの車体や荷台などを手掛ける北村製作所(新潟市江南区)は鹿やイノシシを捕獲現場の近くで解体し、鮮度を保ちながら野生鳥獣肉(ジビエ)を運搬できる全国初の「移動式解体処理車」を報道陣に公開した。NPO法人の日本ジビエ振興協議会(埼玉県二郷市)とトヨタ自動車グループが開発に当たり、厨房機器メーカーのホシザキ(愛知県豊明市)などと共同で完成させた。同協議会は長野県内で実証実験に今後取り組み、各地への普及を目指す。
2トントラックを改造した解体処理車は長さ約6.5メートル、幅約1.9メートル、高さ約2.9メートル。後部に内臓を取り除いて皮を処理できる作業室と、最大5頭分の枝肉を保管できる専用の保冷室を備える。北村製作所の本社で19日、披露した。
肉の鮮度や衛生・環境面に十分配慮した仕組みを採用。作業室内は常に低温に保たれ、500リットルのタンクにためた電解水を使うことで解体した肉を少量の水で殺菌できる。解体に使った水も車内にため、現場に垂れ流さない。枝肉は解体処理施設に運び、料理店や消費者らに届くようにする。
車を考案したのは、同協議会の理事長で長野県茅野市のレストラン「エスポワール」のオーナーシェフを務める藤木徳彦さん(44)。捕獲された鹿やイノシシは全国で14%しか食肉として使われず、山中に埋めるなど処分しているのが現状で、解体処理施設も住民の反対で建設が進まないケースが少なくない。ジビエは鮮度が落ちると硬くなったり臭くなるため、藤木さんは「この車で、捨てられていた命を有効活用できる」と意義を強調する。
同協議会によると、鹿やイノシシなどは全国で増え続け、農作物や林業に大きな被害が出ている。一方で高齢者が多い地元の猟友会メンバーは6.0キロ程度の重さがあるシカを駆除しても運べず、放置せざるを得ない状況という。車両の価格は1台当たり1600万円から1800万円程度となる見込み。長野県富士見町の猟友会会員らで作る「信州富士見高原ファーム」で8月半ばから実証実験を始め、全国各地も巡回する計画だ。
自治体や事業者からの問い合わせも相次いでいるといい、藤木さんは「鹿やイノシシが一般的な肉として食べられるようにしたい」としている。
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