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2016年9月

2016年9月30日 (金)

2016年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞結果

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、焼きたらこ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 週刊誌をもって1時間ほどの風呂に入り、身支度。

 9時から打ち合わせや防災に関する相談を受けるため、市内まわり。

Xdsc_001206 12時40分、自宅に戻り、ベーコンの切れ端、卵、長葱のみじん切り、干し納豆パウダーで作った炒飯、市販の麻婆豆腐の素、絹ごし豆腐に加え大量のラー油を入れた麻婆豆腐、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。

 13時から市役所に移動し、会派室での諸雑務や他会派議員との意見交換。

 16時、事務所に戻ったところで来客があり、新潟県知事選挙に関する動きについて話し合う。

Xdsc_001307 18時20分、分厚い紅鮭、豚バラ肉とグリーンアスパラの炒め物、めかぶと小粒納豆の和え物、胡瓜の浅漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 オホーツク海よりさらに北のベーリング海で獲れたという紅鮭は脂の乗りが絶妙な感じである。

 食後、事務所で紙の資料の整理を行う。50cmほどの書類の山が乱立しており、電子ファイル化待ちの保存すべき文書もあるため、なかなか前に進まない。

Xdsc_003621 先日投票した2016年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞の結果を見忘れており、改めて確認。 
 結果は次の通りであり、毎年恒例のことながら?自分で投票した「西日本旅客鉄道キハ48形「花嫁のれん」」「九州旅客鉄道キロシ47形」は受賞を逃した。
 しかしながらも、2016ローレル賞を受賞した東日本旅客鉄道HB-E210系には、先の総務常任委員会での宮城県女川町への行政視察の際に乗車し、その素晴らしさを実感できたので、この結果には納得である。

Xdsc_003722

ブルーリボン賞:
 
阪神電気鉄道5700系

ローレル賞:
 
東日本旅客鉄道HB-E210系
 
四日市あすなろう鉄道 新260系

事業者名/系列・形式 票数
東日本旅客鉄道HB-E210系 434
阪神電気鉄道5700系 394
九州旅客鉄道キロシ47形 349
西日本旅客鉄道227系 316
四日市あすなろう鉄道 新260系 262
仙台市交通局2000系 235
大山観光電鉄101・102 196
西日本旅客鉄道キハ48形「花嫁のれん」 182
熊本電気鉄道01形 180
10 九州旅客鉄道305系 93
11 東日本旅客鉄道719系700番代 91
12 埼玉新都市交通2020系 80
13 札幌市交通局9000形 64
14 東京都交通局330形 60
有効投票総数 2936

2016年9月29日 (木)

平成28年新潟県知事選挙告示
原子力発電所再稼働より大きな、やるべき事

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩引き鮭、グリーンアスパラのサラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、新潟県知事選挙に新人として立候補する森民夫候補の選挙ポスターを持って、柏崎市役所までの公設掲示板に移動。
 通常であれば、8時40分ぐらいにはポスターを貼る位置についての連絡がくるところ、9時を過ぎても連絡なく、慌てる。

 9時10分、届け出順が「2番」になったという連絡をやっと受け、中央地区を中心に選挙ポスターを貼る。

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 各マスコミでの論調は、この新潟県知事選挙を柏崎刈羽原子力発電所の

 「再稼働か否か」

を問うものとしている。しかし、原子力発電所は再稼働せずとも使用済み核燃料が敷地内にあり、自然災害、テロの被害にあったときのことを考えた避難計画、インフラ整備を積極的に推進しなければならない。
 さらに言えば、4、5年では完成しない新潟県縦貫新幹線・新潟空港への新幹線乗り入れや、港湾活性化、メタンハイドレートの利用など、我が新潟県が日本海側の中心拠点になるような種まきも今からする必要がある。
 この選挙は本来、原子力発電所の再稼働の可否よりも、もっと大きな視点が問わている。

 激しい雨風の中、11時過ぎに貼り終え、自民党柏崎支部に移動。

 11時55分、「将軍寿司」(電話:0257-22-1458)で、「お得ランチ 税抜き700円」に「カレーうどん 税抜き+200円」をつけて昼食をとる。
 無料の甘海老の頭を使った味噌汁も2杯飲み、すっかり満腹。そして、白いジーパンに見事、カレーの染みを作ってしまった

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Xdsc_001004 13時30分から自民党柏崎支部の拡大役員会に出席。今日告示となった新潟県知事選挙への対応(10月14日 西山ふるさと館での個人演説会)、そして今年11月20日に投開票となる柏崎市長選挙に対する自民党柏崎支部としての動きなどについて話し合った。

 15時、一旦、事務所に戻ったのち、打ち合わせのため市内複数個所をまわる。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Xdsc_001105 19時30分、ホッケ干し焼き、キャベツとしめじの野菜炒め、2.2mmのスパゲティを使ったボロネーゼ風スパゲティ、生姜の甘酢漬け、小粒納豆、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 スパゲティのソースは、合い挽き肉、トマト、トマトピューレ、ピーマン、干し椎茸と戻し汁。

 食後、20時から来客があり、意見交換を行う。

 23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

2016年9月28日 (水)

決算特別委員会総務分科会(消防本部、市民生活部)
シティセールスの赤字、議論再燃

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、焼きたらこ、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、市役所に移動。

Ccdsc_00043 打ち合わせや他会派の議員との意見交換を行ったのち、10時から決算特別委員会総務分科会に出席する。平成27年度決算に関する審査であり、消防本部所管事項から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・平成27年度の火災出場 28件(5件減少)、救急出場 3724件(180件減少)、救助出場66件(5件減少)。
*会計では3月31日区切りであるが、消防の報告は年単位なので、報告書によって若干の数字の違いがある。
・消防団員が減少、高齢化している。
・原子力発電所への火災等の対応について、放射線の被曝限度は通常時3ミリシーベルト、災害時は10ミリシーベルトとしている。
・消防救急デジタル無線整備工事 3億2635万円
・消防救急デジタル無線整備工事管理委託料 630万円

Q.消防救急デジタル化が終わり、改めて使っていくなかでより便利になったと思うが、不具合等は運用後にはなかったか。
A.音声が明瞭になり、ネットワーク化ができたメリットが大きい。秘匿性も向上した。大きな不具合は発生していない。

Q.救急出場時の応急処置等について確認したい。柏崎市の今年8月31日までの外国人数は764人、全員が日本語に堪能なわけではない。海外から観光にお見えになる人も多く、これからシティセールスのなかで日本語ができない方が柏崎にお越しになり、救急搬送が必要になることもでてくるであろう(日本人の案内者が必ずいるとは限らない)。これまでそういった日本語ができない外国人の搬送、応急処理を行った経験はあるか。また、通訳等に電話を介してコンタクトをし、傷病者からの聞き取りができる体制はあるか。ちなみに、昨日、台湾で日本人観光客が乗ったバスが横転し多くの日本人が重軽傷を負ったものの、通訳が数人しかおらず、かけつけた台湾の救急隊が対応に困ったという話を聞いたところ。
A.外国人だけの救急搬送はこれまでの経験ではない。今後の対応については、柏崎消防ではこれからの取組、課題となっている。全国では、民間企業と契約している消防本部もある。これからも地方も考えていかなければならないと思う。

 11時10分から15分間休憩をとったのち、市民生活部所管事項から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・町内会関係経費 8603万円
・地域コミュニティ活動推進事業 1億5256万円
・(仮称)市民活動センター整備事業 3億977万円
・(仮称)市民活動センター管理事業 1065万円
・(仮称)市民活動センター職員負担金 332万円
・(仮称)市民活動センター運営事業 835万円
・コミュニティセンター管理運営事業 5800万円
・まちづくり事業企画運営委託料 50.7万円

Q.元気なまちづくり事業は推進していく事業だと思ってるが、本題はその事業の成長、育成がうまく進んでいくのか、ということにある。つまり、ステップを踏みつつ、それ相応の部門を経ていくが、開花部門のあと、本当に事業として大きく育っているかどうかが大切ではないか。そこまでいかずとも、種まき部門からチャレンジ部門あたりでの各団体の成長のトレンドはどうか。
A.種まき、チャレンジ、開花部門があるが、平成27年度までにのべ67団体(実は45団体)が利用している。段階的に進んでいくのが趣旨であり、開花までいければ良いが、3回の補助を使って事業を構築するべきであろうが、種まき、チャレンジの段階で良いのだ、という団体もある。
Q.一度補助金をもらいながらも、次のステップまでいかないという場合や、手続きなどで億劫になりチャレンジしなかったような団体に対し、行政側からフォローしているのか。
A.積極的にプッシュするまではいかないが、市民活動センター「まちから」がオープンしたので、ここでフォローしていくことになる。

・ブユ・ドクガ等対策事業 130.8万円
 貸出利用は7件。

Q.結局、ブユ(ブト)のモデル事業としてトンボの育成や草刈りをしたというが、あらためて成果をどのように評価しているのか。その後の大きな被害報告はないというが、根本的な解決につながったのか。
A.トンボが育つ環境に整備をしたが、生息調査を行った。被害を低減できたのかどうかはまだ確認できていない。大きな被害がなかったというのは、ドクガの方。今年度、事業でブユの成虫がどこにいるのか調査したが、見つけるのは難しかった。
Q.答弁はいらないが、ブユの捕食者であるトンボを増やす委託をしたなら、トンボがちゃんと増えているどうかを確認して事業終了ではないのか。気を付けてほしい。

・地球温暖化対策啓発事業 186.1万円
・斎場費 1億5863万円

 12時から休憩となり、担当課長と打ち合わせ。その後、一旦、自宅に戻り、海苔茶漬け、マコモダケとキャベツの炒め物、低脂肪乳、林檎で昼食をとる。

 12時45分、市役所に戻り、13時から決算特別委員会総務分科会が再開。午前中に引き続いて市民生活部所管事項である。

・資源物リサイクルセンター管理費 615.4万円
・し尿処理事業 1億1118.9万円

Q.し尿収集車が3.0キロリットル、3.5キロリットル、それぞれ1台の計2台ということであるが、昨年、そして今年も多くの自然災害があり、あらためて災害時のし尿処理の大切さが露呈し、し尿処理車は確実に確保しておくべきという議論になっている。我が柏崎市は、大きなイベントが多く、仮設トイレでも途中で回収しなければ不衛生、柏崎のイメージが悪くなる、ということも実感している。し尿処理車はこの2台で十分と考えているか、もしくは非常時には民間からの協力を得られる体制にあるのか聞かせてほしい。
A.県内で行政が直営でやっているのは柏崎市だけになっている。仮設トイレと直接し尿は柏崎市でやっているが、他は民間事業者2社が実施。やはり汲み取り世帯は減っている。柏崎市の2台であり、現状維持でいく。災害時などにも、県の浄化槽協会と連携し応援して頂く。イベント時などには担当課と協議打ち合わせをしているが、問題点として認識している。いざとなれば、民間事業者からの借り上げも含めて、対応していく。

 15時から15分間の休憩をとったのち、引き続きの審査。

・国民保護事業費 30.3万円

Q.『平成27年度事務報告書』には「市国民保護計画に関する情報通信手段の確保、武力攻撃原子力災害の応急対策」と書いてあるが、これは原子力発電所に対する武力攻撃についても十分議論したということか。
A.武力攻撃による原子力発電所の事故を想定している。
Q.議事録は公開されているのか。
A.柏崎市のホームページで公開されている。

*いわゆる反原発派の柏崎市議会議員も出席した反原発集会、平成28年9月3日「なくそテ原発2016 柏崎大集会」の会場では、「原子力発電所への武力攻撃を一切、議論していない」というゲストスピーカーの主張がそのまま通った。
 私も毎回、一般質問の冒頭に海上自衛隊の誘致、テロ対策を訴えている。
 議論していない、とは反原発派の「嘘」である。


平成28年9月16日『柏新時報』

原発のテロ対策は…

<前略>
「日本の原発はテロや飛行機の墜落を全く想定していない。最も怖いのは北朝鮮だ。潜水艦からミサイルを撃つことの出来る能力を持ってしまったというではありませんか。これまで、北朝鮮のミサイルは当たるはずがないから大丈夫だ、と推進派は言ってきたが、こんな甘い考え方ではだめだ
「皆さん、国防の第一は何だと思いますか。それは、相手から攻撃を受けたら原爆に変わってしまう原発をなくすこと。これが国防の第一。アメリカの片棒を担いで、どこかでバカバカしい戦争をすることではありません。自分から相手の国を攻める核兵器ではないが相手に攻撃された途端、原爆に変わる可能性のあるもの一原発一が日本には54基もあるんです。相手から見たら、その国のアキレス腱を攻めるのが軍事の鉄則、日本のアキレス腱は原発なんです」さらに、ベルギーで400人の兵士が原発を守っていた様子と比較し、「日本は脳天気な国だ」と警告する。「アメリカでも同様の原発警備が行われていると聞いた。日本で400人の警備兵がいる原発がありますか。こういうのを脳天気というんです。自分の都合の良い想定しかしない。相手は何をするか分からない国、戦争になれば必ず原発は標的になる」三上市長が指摘した「何をするかわからない国」の暴挙はさらにエスカレートし、講演から6日後の9日、5回目の核実験を強行した。

<後略>


・防災行政無線デジタル化事業調査設計業務委託料 1944万円
・自主防災組織育成事業 227.7万円

Q.自主防災会の組織率99%は良いが、実質的な中身が伴っているのかどうか、ということがある(防災学校を年1回、実技講習会年6回78人、防災研修を年間27回829人受講)。どの自主防災会が研修を実施しているのか、それともまったく活動していないのか、といった事は把握しているのか。組織を作るのが、この事業の目的ではなく、実働できる自主防災会を【育成】することが目的である。
A.まったく活動していないところはなく、小さくとも何かしらの自主防災訓練をしていると聞いている。

「承第10号 決算の認定について(平成27年度墓園事業特別会計)」
・総額1513万3000円
・2595区画、墓地設置率82%
・目的外使用料の9612円収入
 墓石相談会、電柱の占有料

Q.墓石相談会の目的外使用の料金はいくらに設定しているのか。また相手は1社かそれとも組合といった組織か。
A.3回とも柏崎石材組合に貸し出しており、料金は公園貸し出しの単価を準用。4400円ほど。

 16時5分に審査終了となり、一旦、休憩をとる。

 16時20分から昨日問題となったシティセールスにおける秋葉原でのイベント「THE★オール柏崎大交流会」の500万円の赤字について、詳細な資料の提出、担当課長に説明を求めた。

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「シティセールス費用詳細」(pdf形式)

 中身を見てみれば、会場オプション使用料で早くも239万円の増額、出演料だけでも100万円をオーバーしている。

Q.出演料の総額で100万円もオーバーしたのが分かったのは、イベントの前なのか。
A.3月の中旬になって、出演者からの回答もあり、総額でオーバーするのが分かった。

Q.100万円オーバーしても実行に踏み切ったの理由は何か。
A.イベントの集客ということで、100万円の超過はそのまま行ける、つまり全体で100万円はどこかで吸収できると見込んでいた。
A.柏崎出身、ゆかりの方にお声がけをしたところ、すべて了解を頂いたので、出演をお願いした。

Q.100万円のオーバーを吸収できるとするなら、そのコストカットはしていたのか。
A.そのつもりで準備をしていたが、会場のオプション使用料で239万円もオーバーした。一番大きな要因は電気関係。

Q.予備費から500万円を流用することについて、財務規則上の問題ではなく、そのような杜撰なやり方であったことは猛省してもらいたい。さらに言えば、声がけをした全員がOKだから100万円オーバーでも、そのまま実施する感覚が変わらない。出演者が多くなれば、オペレーションをはじめ、ステージ関係の費用があがるのは当たり前。税金を使うことを、よく考えてほしい。
A.協議会の事業とはいえ、税金を使う以上、事務局である柏崎市として甘かったといえる。もうこういった事が起こらないようにしたい。反省している。
A.柏崎ゆかりの芸能人の方には、通常のギャラよりは低くして協力もしてもらった。

 16時45分から意見集約となったので、

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」

についてだけは、

・核兵器廃絶平和推進事業
 ドナルド・キーン特別記念講演・公演会関連事業
 同名の2つの異なる事業の性質
・シティセールス「THE★オール柏崎大交流会」の500万円超の赤字

の2点に関しては猛省をしてもらうことがなければ、素直に認定できないという意見を付させてもらった。

 16時55分に総務分科会での審査が終了。

Ccdsc_00065 17時5分から総務分科会作業部会となり、今年から試行する議会による事務事業評価に取り組む。
 対象にした事業は「核兵器廃絶平和推進事業」であり、まずは担当課にも来てもらい、事実確認だけ行った。

・署名数:
 ミニミニ原爆展12筆
 被爆体験者講演会6筆
 平和展35筆

Q.戦争において民間人を狙うこと自体が戦争犯罪であることは、この事業で教えているか
A.小中学校でも教えておらず、この事業においてもそこまで触れていない。

Q.現在進行形である東トルキスタンやウイグル人の地表核実験による被曝の事実や、世界の政治は核バランスで動いているところまで展示で触れているか
A.そこまでは触れていない。ミニミニ原爆展という名称もそうであるが、資料の貸し出しを受けている関係で手を加えられないということがある。

 18時過ぎにやっと終了となり、会派室に戻って諸雑務。

 18時30分、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

Xdsc_000201 19時20分、豆板醤、唐辛子、ニンニク、花椒を多めに入れて作った激辛麻婆豆腐、水菜とニンニクの炒めもの、塩鮭のハラス焼き、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 粉を吹いたような塩鮭のハラスは、ビールにも合わなくはないが、やはり炊き立ての新米コシヒカリをガバガバと一緒に食べるべきであった。

 21時過ぎから録画しておいたテレビ番組を一気に観る。アメリカンフットボールNFLも第3週に入ってきたので、観たいゲームが溜まっていた。

2016年9月27日 (火)

決算特別委員会総務分科会(財務部、総合企画部)
秋葉原イベントで500万円の赤字の責任はどこに・・・

 3時、就寝。

 7時に起床し、事務所で郵便物の発送準備など行う。

 9時、風呂に入ったのち、大粒納豆、生卵、マコモダケとキャベツの炒め物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 親戚から天然の舞茸が大量に届いた。すっかり秋である。

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 シャワーを浴びたのち、9時40分、市役所に移動。

Bbdsc_00022 10時から決算特別委員会総務分科会に出席する。平成27年度決算に関する審査であり、財務部所管部分から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・一般会計は当初496億円、最終的には503億円。
・財政力指数(3か年平均)
 平成27年度 0.703(1を超えるほど良い)
・経常収支比率 89.7%
 (70%~80%が妥当され、低いほど良い)
・経常一般財源比率 平成27年度 95.8%
 (100%を超える度合いが高いほど、一般財源に余裕がある。柏崎市の場合は、財政面で硬直化傾向にある)
・実質公債比率(3か年平均)
 平成27年度 14.7%
 (18%以上の場合、地方債の発行に許可が必要となっており、その状態は脱した。)

Q.歳入に関して、後学のため聞きたい。平成27年度は柏崎市議会議員選挙もあったが、仮に法定得票数にいかない場合、供託金の30万円は柏崎市に入ると思うが、その際にはどの款での歳入となるのか。
*法定得票数(平成27年度柏崎市議会議員選挙の場合):有効投票数72634票÷定数26÷10%=279票以上
A.柏崎市議会議員選挙、柏崎市長選挙は柏崎市の雑収入(21款 諸収入-雑入)に入る。

・電源立地地域対策等交付金 19億4559.5万円(12.8%増)
・公共施設マネジメント推進事業 214万円

Q.公共施設等総合管理計画策定事業のなかの市民アンケート調査業務委託料38.6万円の委託先について、確認させてもらいたい。設問が恣意的ではないか、との話をアンケートに答えた方から漏れ伝えきいたが、それらも委託したのか。
A.カシックスに委託をしている。主にデータの集計をお願いしており、設問については担当課で作成した。

・土地建物測量委託料 216.5万円
 旧高柳町、旧西山町の未登記物件の調査委託

Q.毎年の質問になって恐縮だが、両町の未登記物件の進捗具合はどうか。
A.平成18年度から集中して行ってきている。平成27年度末で旧高柳町509筆、旧西山町484筆。平成28年度現在で、進捗率が旧高柳町90%、旧西山町40%、全体で66%という進捗率。

Q.関連して聞きたい。都市整備課の業務範囲になのかも知れないが、所有権の相続関係が不透明になっている土地で道路境界がはっきりせず、行政側で調査してもらえれば寄付しても良いという案件もあると伝え聞いている。そういった場合は、行政側で調査する方針か。
A.相続の絡み、基本的には地権者の同意が得られれば買収できるが、問題が解決できない。弁護士にも相談させてもらっているものの、所有者不明の場合、難しい。基本的に地権者を特定し、協力して頂くような方針。
A.相続人がはっきりしている場合は裁判で対処した事例(柏崎駅前の再開発土地取得事)があるが、個人が特定できない(子孫が分からない)場合は、土地収用法の適用も難しい事例もある。裁判ができる案件もあるが、江戸、明治から所有者が不明確な場合は法務局が受け付けてくれない。

Q.意見になるが、これは柏崎市だけの問題ではなく、どこの自治体でもあること。議会側もそうであるが、共通の大きな課題として取り組んでもらいたい。

・市町村たばこ税収入 6億23.2万円
・使用済核燃料税 5億7495.4万円
・不能欠損額   2502.4万円
 収入未済額 7億1837.3万円

Q.毎年の質問だが不能欠損、未済額が減っていることは好ましく、職員の皆さんの努力があったかと思う。しかし、依然として7億円超となっている。主な要因はやはり固定資産税と思うが、実態はどのようなものか。固定資産税を支払うべき世帯、人物・法人が特定できないといった場合が多いのか、とにかく支払える能力がない、そのままの滞納分を繰り越しているという状況か。
A.滞納繰越にならないように基本に業務を行っている。応じてもらえない納税者に対しては、預貯金、生命保険、出資金等の差し押さえをしている。例年より多くの滞納処分をしている。法人の固定資産税は競売にかけるものの配当は少ないので、依然、この金額が続いている。

「承第9号 決算の認定について(平成27年度土地取得事業特別会計)」
・予算 6億9041.5万円
・土地保有高 4億1480.9万円

 11時35分、一旦、休憩となったので、議員有志で「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「みそバターチャーシューメン 870円」で昼食をとる。

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 食後、市役所に戻り、諸雑務。

 13時から再開となり、総合企画部が所管する事項から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・顧問弁護士業務委託料 180万円
・「WHITE PEACE Project」協力金 3.2万円
・ドナルド・キーン特別記念講演・公演会負担金 60万円
・ドナルド・キーン特別記念講演・公演会関連事業 149.5万円

Q.核兵器廃絶平和推進事業のなかに「WHITE PEACE Project」があるが、各地の花火大会での白菊花火をあげるものと伝えきいた。柏崎市での取り組みはあったのか。
A.平成27年度の大花火で白菊花火を上げた。新潟日報主催であり、報告を受けた。

Q.核兵器廃絶平和推進事業のなかにあるドナルド・キーン特別記念講演・公演会の負担金と事業費(委託料)の詳細をもう一度説明してほしい。実施主体はどこになるのか。
A.2つの事業であり、切り離して考えてもらいたい。実行委員会形式で負担金を出し、異なる事業として「大人の休日クラブ」の委託料として、鮮魚商組合に委託費を支出した。

・職員健康相談室相談員報酬1人 27万4500円
・職員健康管理事業研修委託料 16万円

Q.職員の皆さんのメンタル面での負担が大きくなり、しばらく静養される職員が増えてきていると漏れ聞く。事実関係と人事課としてはメンタル面での職場環境の改善はこれらの費用で十分であったと考えるのかどうか教えてほしい。
A.現在メンタルでの療養休暇2か月は平成27年は7人。概ねその前後の数字になっている。嘱託員や健康相談員の相談を受けている。

・広報専門官報酬1人 696万円

Q.改めて広報専門官の設置で得た知識、ノウハウなど、どう総括しているのか聞きたい。
A.職員研修のなかで83%が受講をした。消防職員や保育士は難しいため、ほぼ100%近い。月に8日出勤していたが、出先からの指導もして頂いていた。資質は向上したと思う。
Q.炎上商法までしろとは言わないが、SNSなどはもっとアソビ心や更新頻度など課題があったのではないのか。
A.広報マインドは向上したと思われる。広報広聴の手引きも編集してもらい、パブリシティも指導してもらった。見てもらう広報も意識するようになってきている。

・柏崎の魅力発信事業 1912万3120円
 うちシティセールス事業負担金 1515万円
           当初予算(1000万円)
(事業計画では1350万円、結果は1753万円強。負担割合は12団体あるものの、柏崎市のみが負担)

Q.一般質問でも取り上げたものの、決算審査の場として改めて問いたい。秋葉原での突発的な設備費(500万円の追加)の詳細は何か。なぜ突発的になったのか説明してほしい。
A.会場の照明オプション、施工オプション、工事費、出演料の増加などが大きく支出が増えた理由。当初から計画をきちんとやっていれば、大きな差異はでないはずであるが、準備不足が大きな理由となり当日で500万円の赤字となった。会場はアキバスクエアを使ったので、使用料、広さの問題など音響の問題、飲食の可能性など条件を考慮したものの、11月ごろに決まった。推進協議会が事業主体であり、運営委員会のメンバーが中心に企画・準備を行ったところ。しかし、それぞれが仕事をもっているため、難しい部分もあった。事務局が全体をコーディネートできなかった。出演者にも依頼をしたが、そこにも時間がかかった。会場のオプションが増えたのはレイアウトが決められなかったこともある。東京ということもあって、東京の業者での工事などになった。
Q.リサーチ不足の一言で終わり。話を聞けば聞くほどおかしい。

Kamonegi

 芸能人だからこそ、契約をしっかりするのであって、私も芸能人を呼ぶイベントを手掛けることは多くあったが、ギャランティや設えなどは法人相手の方がやりやすい。
 しかも東京だから、遠方だから大変だったとの話もあったが、それはすべて逆の話であり、回数をこなしている東京都内の業者の方が私などはやり易いし、ビジネスライクにできる。そもそも仕事のやり方として、おかしい。1日で500万円も追加で金をとられるようなら、ただのカモではないか。

A.柏崎市の出身者なので、こだわりをもったこともある。ビジネスとしてシビアにやらなければならない事も忘れてはならないと思う。結果的にお声がけをした方すべてから出演してもらった。

Q.総合企画部長からこの反省をもとに、今回できたつながりを生かして応援団を作り、オール柏崎で取り組みたいという答弁もあった。少し決算から離れるかも知れないが、言わせてほしい。少なくとも名刺の共有管理やナレッジマネジメントはできているのか。これは何もシティセールスだけの話ではない。行政内での人脈活用も視野に入っていなければ、シティセールスが大きいうねりになることは無い。そのようなシステムは構築されているのか。ツールがなければ、どうしようもない。
A.そういったシステムは無いが、会議などで全庁的に情報共有するようにしている。どういった方々がいるのか、どういった案内をするのか、取り組んでいきたい。システム的なものも研究する。

 15時から15分間の休憩をとったのち、再び審議を行う。

・大学の在り方検討事業 291万1974円

Q.『平成27年度事務報告書』には、まちづくりの性格に関することについて「柏崎学園ゾーンを適正に管理し、その活用について研究した」(P15)とだけある。実際には何を研究したのか。先般の新潟産業大学に関する全員協議会では「あの学園ゾーンでは生徒が集まらない」とまで、学校法人からも発言もあった。
A.国土庁時代からの懸案事項であり、夢の森公園、フロンティアパークとできてきた。用地がまだ買い戻しをしていなかった部分があったこともあり、活用案を検討したが、良いアイデアはでてこなかった。引き続き、検討していきたい。


・文化会館整備事業 125万2800円
 昨日、視察した「雨だれ」をしていたエキスパンションジョイント部の修繕費。

・歴史的建造物調査費(15軒:社寺10、民間3、土蔵2) 317万5200円
 中央地区にある歴史的建造物の調査。


Q.『平成27年度事務報告書』に記載がないので、改めて確認したいが、調査結果として民間の持ち家などをどう扱うのか。景観まちづくりに関する地域住民の合意形成は、これらの調査結果をもって行っていくということで良いか。
A.景観形成を進めるにあたって、共通テーマをもってもらうような材料にするため。今年度以降は、地域の目指す方向に沿った調査を行っていく。

Q.いつもは委託をし過ぎると言う私であるが、人口増を狙うならプロに任せるという手もある。シティセールスを東京で行う決断をするぐらいなら、東京都内で田舎暮らし、U、Iターンの専門家、専門NPOに任せるという手もあるのではないか。例えば、東京の有楽町にはふるさと回帰支援センターや全国各自治体の案内が一周するだけで入手できるところもある。そういった外部の力を、あまりコストをかけずに使っても良いのではないか。
A.平成27年度はパンフレットをまとめて置くような事をしなかったので、今後は検討はしたい。

 16時5分に終了となり、その後、明日の審査、事業評価のための打ち合わせを行う。

 18時、自宅に戻り、郵便物の処理。

Ccdsc_00011 18時45分、天然の舞茸の天ぷら、鶏胸肉焼きのニンニク醤油ソースかけ、かぼちゃサラダ、焼きたらこ、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 一度冷凍した鶏胸肉だったので、重曹を溶かした水にしばらく漬け込んで肉質を柔らかくしてから使用した。

Ccdsc_00022

 食後、事務所で事務仕事。

 23時30分、熱めの風呂に入ったのち、事務所で引き続き資料作成を行う。

2016年9月26日 (月)

決算特別委員会(総務分科会)現地視察(模擬現爆弾投下の地)
庁舎建設特別委員会(議会ゾーンの在り方)

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鴨肉ハム、たらこ、長葱と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時50分、市役所に移動し、決算特別委員会(総務分科会)としての現地視察のため、マイクロバスに乗り込む。

Img_2192 9時からクリーンセンターかしわざき内の資源物リサイクルセンターの視察。障碍者の雇用も積極的に行っており、リサイクル化も進んできている。
*平成27年度 来場者数14万9574人
 小型家電回収にパソコンが加わったが、そのままリサイクルにだされている。本来であれば、3年前に視察した新潟市での先進事例:就労継続支援B型事業「のんぴーりAXIS」のような取り組みを柏崎市でも取組みたいところである。

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*無造作に出されている本、雑誌のなかに貴重な藤子・F・不二雄著『21エモン』初版本も・・・柏崎市の収入にできないものか。

Img_2196 圧縮されたペットボトルがキューブ状になっているところを見学。ついでに、ガラスのリサイクルの過程で、割れたガラス瓶が雨ざらしになっているところに目がいった。色々な色のガラス破片があり、昨年、アール・ブリュットに関係する某氏がガラスアートのために求めていたことを思い出した。これをしばらく水の中に入れ、ラベル等と分離させ、1日ほどモーターで撹拌すれば、アート用のガラス片になる。額は小さいかも知れないが、柏崎市の収入となる事業にしても良いのではないかと思う。

Img_2195

Img_2197 9時55分、平成27年柏崎市議会9月定例会の一般質問でも取り上げたが、昭和20年7月26日8時55分、柏崎市長崎地内に落とされた模擬原爆弾パンプキン(ファットマン:長崎、プルトニウム型の模擬)の落下地点を視察。ここでは2名の方が尊い命を落とされている。
 民有地であるものの、地元のコミュニティセンターが案内看板を設置している。核兵器廃絶推進事業を柏崎市として行っているなら、ここの整備が先であろう。

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 お隣、長岡市には昭和20年7月20日に落とされ、現在はその歴史をきちんと伝えるよう整備されている。

Img_2200 10時30分から玄関の雨だれ問題があった文化会館アルフォーレを視察。免振構造である本体と、付属施設の接続部がエクスパンション・ジョイント(隙間が空いている)になっており、さらにその上に屋根が無く、通路となっているため、そのジョイントの隙間から雨水が入り込み、1階の玄関に雨だれしていた。雨の日のお客様は雨だれのお土産をもらうという、公共施設としては恥ずかしい状態であったが、現在は修復された(125万2800円)。
 本来であれば、設計の段階で気付いておくべき内容であろう。

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*ジョイント上部は渡り廊下になっており、屋外。受皿を125万円、市の税金で修繕工事した・・・。

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*ジョイント上部。

 11時20分、一旦、自宅に戻る。急ぎの郵便物などを処理。

Aadsc_00052 12時30分、オリープオイルで乾燥し切ってしまった古いサラミ、つぶしたニンニクを炒め、生クリーム、パルメザンチーズ、卵黄、干し椎茸と戻し汁、低脂肪乳、ブラックペッパー、岩塩で味付けをし、少し柔らかめに茹でた2.2mmのスパゲティを入れた濃厚極太カルボナーラで昼食をとる。

Aadsc_00063 12時40分、市役所に行き、13時から柏崎市庁舎建設特別委員会に出席する。
 議題は、柏崎市新庁舎建設基本設計における議会機能のゾーニング案を受けての回答に関する協議で【新庁舎を作る場合】の議会ゾーンに関して、各会派から出された意見の集約である。
 まとまった主な意見は以下の通り。

1.議場棟
(1)議場 ・議場の配置
・議長及び傍聴席から執行部、議員が相対して見えるレイアウト
・議場への出入り口は複数
・傍聴席からの見易くしつつ、低くして議場の一体化を図る
・フラット化が可能なひな壇方式。
・バリアフリー化、ユニバーサルデザイン。
・大型ディスプレイを設置。
・議席での採決ボタン、ワイアレス方式。
・議場への自然光の取り入れ
・ICT対応(電波環境等)
・傍聴席もバリアフリー化(現在:傍聴席34席、記者席11席)
 10%ほど取り外し可能席
・防音室の設置を検討

2.委員会室
・ディスプレイ設置を含むICT対応
・傍聴席の確保
・カメラ等の映像配信の常設化

3.正副議長室

4.応接室

5 議員控室
・可動式の仕切り
・議会ゾーンへのセキュリティの高度化
・控室という発想から執務スペースへの切り替え

6.図書室
・全体の部屋の位置関係が決まってからののち議論。
・運用方法は議会基本条例通り。

7.その他
・議会棟は駐車場に近い位置に変更すること
 → 現在の計画では柏崎駅に近いものの、駐車場からは一番遠い
・議会棟の位置が決まらなければ、議会ゾーンの各部屋の位置も決まらないため、また次回の検討。

 14時50分に終了となり、会派室に戻って打ち合わせを行う。

 16時30分、買い物などをしたのち、事務所に戻り、明日の決算特別委員会の審査関係の資料を読み込む。

Aadsc_00074 19時30分、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、ほっけ焼き、小粒納豆、生卵、ノンアルコールビール350ml3本、ご飯1杯で夕食をとる。
 食後からも事務所で、明日の決算特別委員会のため、平成27年度当初予算書と決算書を読み込む。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、引き続き資料を読む。

2016年9月25日 (日)

平成28年度東訪振興協議会合同防災訓練

 1時、就寝。

 6時に起床し、今日の防災訓練のための諸準備を行う。

 9時、大粒納豆、目玉焼き、茄子の浅漬け、豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時30分、諏訪町1丁目、2丁目、3丁目、東栄町、東学校町の近隣5町内会で構成する東訪振興協議会合同防災訓練のため、中部児童公園に移動し、各種準備。

Dsc_0011 10時前に地震が発生し、10時までに各町内から中部児童公園に避難してくる設定であるため、10時20分には各班、各町内からの点呼を行うことができた。
 今年度の参加者は115名。

Dsc_0010

1)【訓練参加】中部公園に移動し、訓練等に参加。
2)【在宅参加】家の郵便受けにタオル等の布を垂らし、それが外から確認できるようにする。
*タオルは、安否確認に訪れた人に、知人や親戚宅等への避難も含めて避難済みであることのサイン
3)【在宅参加】上記のどちらでもなく、在宅。安否確認のため同じ班の方が確認にいくため、無事であることを玄関先で報告

 テントの設置などを行ったのち、ポリ袋を使った非常食作り(炊飯)について説明する。昨年はスパゲティであったが、今年は一昨年前と同じく米に戻った。

 米が炊けるまでの間に、ロープを使ったもやい結びの練習。

 12時、参加者それぞれにポリ袋で炊き上がったご飯に好きなふりかけをかけてもらって昼食をとってもらう。自分自身では、納豆たらこふりかけである。
 最後に、災害時に設置する情報連絡板と個人連絡先ポストの説明をして、終了。広域避難をする際など、「自分たちはどこどこに避難してます」情報を入れてもらうポストである。

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 12時30分過ぎ、片付けをして、事務所に戻る。

 風呂に入ったのち、14時から事務所にて昨日行った「柏崎刈羽明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の平成28年総会の報告書の作成や議会資料を読み込む。

Aadsc_00031

 19時、頂きものの長崎県雲仙市・社会福祉法人南高愛隣会コロニー・エンタープライズの「雲仙の大地の恵み 十六穀うどん」を茹で、鴨肉と長葱で作った鴨南風つけ汁、鶏モモ肉の唐揚げ、ひじき煮、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食事をとったのち、遊びに来ていた姪っ子と花札。悪い伯父さんである。

 22時過ぎから政治がらみの電話がラッシュとなり、対応に追われる。

2016年9月24日 (土)

柏刈エネ研平成28年度総会、講演会「世界と日本のエネルギー事情~私達は何を目指して選択するのか~」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、鶏モモ醤油焼き、めかぶでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、月刊誌、本を持って長風呂に入る。「つまもの」を研究するために料亭通いをした結果、20kg以上太り、痛風になったという横石氏の仕事への執念が素晴らしい。

 11時から新米コシヒカリの発送や精米のため、市内をまわる。

 13時、自宅に戻り、日清「つけ麺の達人 濃厚魚介醤油 2人前」を茹で、胡瓜の浅漬け、低脂肪乳とともに昼食。

 食後、事務所で資料作成や印刷を行う。

Dsc_0007 15時過ぎ、会議に必要な資材を買ったのち、「割烹 荒木屋」(電話:0257-45-2038)に移動。
 会場準備をしたのち、16時から「柏崎刈羽明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の平成28年総会を事務局として行う。
 20名以上の方から出席頂き、委任状もあり、会則通りに総会が成立。
 以下の6つの議案がすべて承認され、16時25分、無事に総会を終えることができた。

<第1号議案> 平成27年度事業報告
<第2号議案> 平成27年度会計報告および会計監査報告
<第3号議案> 平成28年度活動計画(案)
<第4号議案> 平成28年度会計予算(案)
<第5号議案> 柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会役員名簿(案)
<第6号議案> 国への要望活動と要望書(案)について

 16時30分から講演会。昨年は戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサーとしてチャンネル桜でも活躍している佐波優子女史をお呼びしたが、今年は新潟工科大学と新潟大学で非常勤講師もされている東京電力のH氏を講師としてお越し頂き、講演会「世界と日本のエネルギー事情~私達は何を目指して選択するのか~」である。

Dsc_0006

 世界的な視野から見たエネルギーの流れなど、かなり勉強になり、これまで感覚的につかんでいなかった事柄にも気付くことができた。
 例えば、昔の地球は大気の95%が二酸化酸素であったが、それはどこにいったのか・・・。

生物:1
大気:35
海洋:2000
化石燃料:400
岩石:1400万

 他にも、仮想投入水(牛丼1杯に必要な水は1890リットル)など、いかに日本がエネルギーを必要とする国なのか、数字で感覚を掴めた。
 質疑も活発に行われ、出席者との主なやりとりは以下の通り。

Q.「もんじゅ」が廃炉になりそうであるが、日本のエネルギーは維持できると思うのか。
A.あくまで私見であるが、燃料サイクルは維持しないと日本のエネルギー、そして世界はもたないと思う。技術をもった国がやらないといけない。日本だからこそ、リスクを引き受け、技術の進歩を目指すべきと考える。中国もロシアも淡々と開発を進めている。先行している日本が捨てることはない。自分の国のことは自分たちで決められる国家でいるためには必要であろうとも考える。

Q.核のゴミ処理が進まないとならないと思うが、今後は動く可能性はあるのか。
A.再処理工程は完成している。プルトニウム単体は軍事的な問題もあり、持てない。だからこそMOX燃料になっている。問題は、高レベル放射性廃棄物のガラス固化。技術的には解決しているが、処分先が問題になっている。安定した場所に埋めるのが条件であるが、技術的な判断ができる日がくると思う。フィンランドとスウェーデンは選択をしている。

Q.ガラス固化の期間(30~50年)で止まっていることで良いか。
A.現在は自然空冷で地上保管をしている。今後、岩盤に埋めるのか、技術的に消滅させるのか(転換)の選択が行われる。

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 17時30分から懇親会となり、生ビールを飲みながら、日本のエネルギー戦略、北朝鮮の核開発やアメリカの「核兵器先制不使用」問題などの世界の政治の流れの大きな話から、新潟県知事選挙、柏崎市長選挙など幅広い話題で盛り上がった。

 22時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 23時から事務所で資料の整理などを行う。

2016年9月23日 (金)

平成28年9月定例会(第16回会議)
「北朝鮮への非難決議可決」

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、たらこ、牛蒡の味噌漬け、レタスサラダでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、市役所に移動。

Dsc_0001 10時から本会議に出席、平成28年9月定例会(第16回会議)である。
 各常任委員会で審査された議案の報告が行われ、採決の結果、私が意見を付した「議第84号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)」以外は、特になく可決した。

「議第90号 文化会館アルフォーレ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するため。

「議第91号 税条例等の一部を改正する条例の制定について」
 地方税法の改正に伴い、修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる場合における法人市民税に係る規定を改正するなどのため。

「議第92号 国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」
 関係法令の改正に伴い、国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定の算定に用いる総所得金額に反映するため。

「議第93号 新潟県立こども自然王国管理条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正する議案。

「議第84号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)」
 総額2億4880万円の補正。

総務常任委員会での意見:
 「地質調査の結果が分かり次第、速やかに結果を公表すること!」

「議第101号 平成28年度一般会計補正予算(第6号)」
 (仮称)柏崎市地域エネルギービジョンの策定に向けた委託料等を要する経費を措置。

「議第85号 平成28年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」

「議第86号 平成28年度介護保険特別会計補正予算(第2号)」

「議第87号 平成28年度ガス事業会計補正予算(第2号)」

「議第88号 平成28年度水道事業会計補正予算(第2号)」

「議第89号 平成28年度下水道事業会計補正予算(第2号)」

「議第94号 字の変更について(高田北部地区)」
 県営経営体育成基盤整備事業の実施に伴い、高田北部地区の字の区域を変更するための議案。

「議第95号 字の変更について(西山内郷地区(別山換地区))」
 県営中山間地総合整備事業の実施に伴い、西山内郷地区(別山換地区)の字の区域を変更するための議案。

「議第100号 市道路線の認定について」
 道路改良による1路線について、市道として認定する議案。

「議第96号 平成27年度ガス事業会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分について」
 平成27年度ガス事業会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分を行うための議案。

「議第97号 平成27年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

「議第98号 平成27年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

「議第99号 平成27年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

 続いて、公企業決算等特別委員会で審査された

「承第1号 決算の認定について(平成27年度ガス事業会計)」
「承第2号 決算の認定について(平成27年度水道事業会計)」
「承第3号 決算の認定について(平成27年度工業用水道事業会計)」
「承第4号 決算の認定について(平成27年度下水道事業会計)」

が一括して採択。
 人事案件である、

「選第7号 教育委員会委員の任命について」
「選第8号 人権擁護委員候補者の推薦について」

も議会承認された。
 全会一致となったことから、議会運営委員会による発案となった

「委員会発案第9号 免税軽油制度の継続を求める意見書(案)」

所属会派「決断と実行」で提案した
「委員会発案第10号 北朝鮮の核実験に対する非難決議(案)」


北朝鮮の核実験に対する非難決議(案)

 北朝鮮は、我が柏崎市においても発生した日本人拉致問題に対し、何ら解決の進展を見せないまま、またしても本年9月9日、核実験を行ったと発表した。この核実験は北朝鮮では5回目、金正恩体制になってから3回目の核実験である。さらに言えば、ミサイル発射実験も本年2月から9月5日の実験で13回21発を数え、特に、8月3日は秋田県沖、9月5日には3発が北海道奥尻島沖の排他的経済水域に落下した。
 このことは、我が国の安全保障に対する重大な脅威となるだけではなく、国連安全保障理事会決議に違反し、国際社会の平和と安全に対する重大な挑戦であり、断じて容認できない暴挙である。
 よって、本市議会は北朝鮮による核実験に対し、強い非難の意思を表明する。
 また、政府においては、国際社会との連携を図りながら、平成26年5月の日朝合意の履行、日本人拉致問題の解決も目指し、更なる制裁措置を講じる等、毅然とした対応をするよう強く要請する。

 以上、決議する。

理由:北朝鮮の核実験に強く抗議し、東アジアの平和と拉致問題解決を求めるため


も無事に可決し、その後は各会派で意見が割れた議員発案の提案、質疑、討論、採決となった。
 主な内容は以下の通り。

「議員発案第4号 学費と教育条件の公私間格差是正向けて、私立高等学校への助成の充実を求める意見書(案)」(国あて)
「議員発案第5号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への助成の充実を求める意見書(案)」(県あて)
提出者:自治研究会

*私学の教員も公立と同じような待遇という意見も盛り込んであるが、それは私学の学校経営の問題である。

Q.同様の意見書について、昨年にも憲法第89条の解釈をめぐって議論をした。今回は、教育を受ける権利および義務教育について規定している憲法第26条の「能力に応じて」をどう解釈しているのかを聞きたい。頑張って能力を上げ、公立や私学を自ら選ぶという子供の自主性、努力はどう考えるのか。
A.能力は個人によって違うのはその通りであるが、教育環境は公立、私立とも行けるように公が補助してやる必要がある。ご理解頂きたい。

<賛成>
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
社会クラブ・柏崎のみらい連合(飯塚寿之議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員、佐藤正典議員、矢部忠夫議員、重野正毅議員)
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
無所属(荒城彦一議員)

<反対>
決断と実行(丸山敏彦議員、星野正仁議員、与口善之議員、柄沢均議員、上森茜議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)

 憲法第89条、憲法第26条の「能力に応じて」の問題を含め、既に昨年に可決している意見書と同じものをまた重ねるという、地方議会としてはタブーのようなことをしている。

*反対により「可決しなかった(反対された)意見書」が状況変更などにより、翌年に再度、提案されるのなら分かるが、既に昨年に可決している。

「議員発案第6号 労働時間と解雇の規制強化を求める請願」
提出者:共産党

Q.この後の日程第33の「請第6号撤回の件」とも関係すると思うが、当初の議員への説明は同趣旨の請願に基づいて意見書を提出するということであった。元となる「請第6号 労働時間と解雇の規制強化を求める請願」が撤回になったこととの関係を改めて、説明してほしい。
A.委員会審議のなかで、請願を審査したところ、不足の部分があった。請願取り下げの理由にもなっているが、より深い理解を頂くために意見書を提出するに至った。

 所属会派「決断と実行」では反対討論を行い、賛成少数で否決。

<反対>
決断と実行(丸山敏彦議員、星野正仁議員、与口善之議員、柄沢均議員、上森茜議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
無所属(荒城彦一議員)


<賛成>
社会クラブ・柏崎のみらい連合(飯塚寿之議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員、佐藤正典議員、矢部忠夫議員、重野正毅議員)
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)


 最後に、共産党が紹介議員となった「請第6号 労働時間と解雇の規制強化を求める請願」の撤回についての説明があった。請願の取り下げは平成15年以来、13年ぶりの珍事である。

Dsc_0003 11時5分に閉会となり、引き続き11時10分から議会運営委員会に出席。議題は、平成28年12月定例会の行程であり、市長交代ということもあって12月19日に開会し、来年1月13日までの日程となる。
 副市長の人事案件などもあると思い、質問したものの、まだ未定ということであった。

Dsc_0005 11時15分から議会報告会を行うAチームでの打ち合わせ。今回は各会場19時から

10月3日(月)中央地区コミュニティセンター
    5日(水) 高柳コミュニティセンター
    7日(金) 別俣コミュニティセンター

が担当となった。

 打ち合わせ終了後、会派室に戻り、意見交換や今後の日程調整。

 12時50分、自宅に戻り、母と祖母が旅行に行ったお土産の信州産新蕎麦の半生麺を茹で、(無い方が良かったかも)海苔、鰹節ベースのつゆ、天かす、長葱のみじん切り、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)で昼食にする。二人前であったが、新蕎麦なので完食。

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 食後から新米コシヒカリの精米や昨年の統一地方選挙で街宣車に使った際、「チンドン屋さんが来た」と言われた事から命名した軽自動車「ちんどん号」のメンテナンスを行う。

 16時、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Dsc_0003 18時30分、「割烹 嘉月」(電話:0257-23-2290)に移動し、新潟県知事選挙に関する懇親会に出席する。
 前長岡市長で新潟県知事選挙に立候補を表明している森民夫氏のため、地元である長岡市議会から五井文雄議員(6期)、丸山勝総議員(4期)がお越しになり、ビールを飲みつつ、意見交換を行った。

Dsc_0001

 新潟県全体の問題は多くあるが、まず手をつけてもらいたいのが、やはり

(1)新潟駅から新潟空港への新幹線延伸、乗り入れ
(2)上越(直江津)-柏崎-長岡間の新幹線網整備
   新潟県縦貫高速鉄道の実現

である。

 21時過ぎ、お開きとなり、別の懇親会に途中から出席。

 23時30分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

2016年9月22日 (木)

『悪役レスラーのやさしい素顔』
宇宙犬「ムーンドック」ロニー・メイン

 シャワーを浴びたのち、1時過ぎに就寝。

 7時に起床し、風呂に入りながら文庫本1冊、新書1冊を読了する。

 9時30分、大粒納豆、赤魚の粕漬、たらこ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、事務所にて資料作成。

 13時20分、市販の中華麺、醤油ラーメンスープを使い、ラー油炒めのもやし、シナチクをのせた醤油ラーメン、おやき(野沢菜)で昼食をとる。

 14時から急ぎで依頼されたパソコンの現地修理や壊れたハードディスクからのデータ救出のため市内まわり。途中、食材の買い出しも行う。

 18時、事務所に戻り、仕事中に出られなかった電話のコールバックなどを行う。市政に関して、大きな動きがでてきた。

 19時、ニンニク、唐辛子、豆板醤を多めに入れて、絹こし豆腐で作り、最後に花椒をかけた激辛麻婆豆腐、旬の分厚い秋刀魚の切り身がのった秋刀魚生寿司、胡瓜の味噌漬け、小粒納豆、青汁で夕食をとる。

Bbdsc_00106

 いい加減、仕事が溜まってきたので、食後からも事務所で作業。データの再構成など、時間と手間がかかるものが多い。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 熟年プロレスファンの某氏から紹介されたミスター高橋著『悪役レスラーのやさしい素顔』文庫版を一気に読んでしまった。
 日本が高度成長期の昭和から平成になるまでに来日した悪役外国人レスラーとの逸話、人柄の紹介のみならず、外国人が日本文化をいかに経験したかも書かれている。
 小さい頃から祖母とプロレスをテレビで観ていたこともあり、新日本プロレス、全日本プロレスの各シリーズの中継で観た懐かしい名前も多くあった。

 そんな悪役外国人レスラーのなかで、いかにもプロレスラーらしく、今の時代にはいないレスラーであろうと思われるのが、宇宙犬「ムーンドック」ロニー・メイン(享年33歳)。まさに「フーテンの寅さん」である。

 帰国する羽田空港に見送りにいった私に、ポケットから最後の千円札数枚を無造作に取り出し、「子供の土産代にしてくれ」と押しつけてきたこともあった。
「アメリカに着いて無一文じゃ、困るだろう」
「なーに、カネなんかなくともなんとかなる。プロレスラーは、シューズとパンツがあればいつでも稼げるさ」
 そう言いながらZEROのジュラルミンケースをポンポンと叩いて豪快に笑い、私の手に無理やりお札を握らせると、 ゲートの中に消えた。
 残念ながら、彼の姿を見たのはそれが最後。宵越しの銭を持たない江戸っ子のような男だったが、その数年後、交通事故であっさりとこの世を去ってしまった。

2016年9月21日 (水)

スマートフォンのリチウムイオンバッテリー爆発事故

 2時、就寝。

 6時30分に起床し、ホテルに併設の天然温泉(ラジウムを含む台湾の北投石入り)や塩サウナに入る。

Bbdsc_00022 7時30分、同じくホテルに併設された「よりあい処わっしょい」(電話:025-520-8881)にて、「和定食 600円」で朝食をとる。鯖味噌煮、ハム、温泉卵、小粒納豆、切り干し大根煮、冷奴、若布の味噌汁、焼き海苔、ご飯、牛乳といった内容で、ご飯の2杯目は特製カレーをかけた。

 食後、部屋で一休みをしたのち、9時50分にチェックアウト。

Bbdsc_00033 上越市内で所用を済ませ、13時40分、自宅に戻る。さすがに空腹となったので、キャベツと玉葱を市販の白湯スープ、低脂肪乳で茹でたのち、幅広の中華乾麺を茹で入れ、最後にラー油をかけた白湯野菜ラーメンで昼食をとる。

 食後から事務所で資料作成をしたのち、市内某所で防災に関する意見交換を行う。

Bbdsc_00054 19時30分、「船栄 柏崎店」(電話:0257-22-0288)にて、柏崎市外からお越しになった2名と市内の某氏、妻と5人で懇親会。
 せっかく柏崎に来てもらったので、地元で獲れたキンキ鯛の刺身などで地酒を飲んでもらった。ちなみに金目鯛はキンメダイ科であるが、キンキ鯛は、カサゴ科の魚である。

Bbdsc_00085 21時30分、某格安カラオケボックスに移動し、二次会。お店に入ったところ、サラリーマン時代の上司とバッタリ会った。人生分からないものである。
 お約束で食べ放題のソフトクリームを肴?に生ビールを飲み、一緒に来たメンバーの世代も考えず、左卜全とひまわりキティーズによる「老人と子供のポルカ」 (作詞・作曲:早川博二)や『ウルトラマンレオ』のエンディング曲「星空のバラード」(作詞:阿久悠 作曲・編曲:川口真)を歌ってしまった。

 24時、帰宅。

 携帯電話をいわゆるガラケーからスマートフォンに変えて2年目となるが、やはりバッテリーの劣化が激しい。熱くなり、使用時間が短くなってきた。常時起動しているアプリケーションや設定を変えて、何とか長時間使えるようにしているものの、結局は外部バッテリーを持つようになっている。
 昔のリチウムバッテリーだと熱くなり、バッテリー自体が膨らんできて、いまにも破裂しそうな症状をよく見たが、さすがに最近は無かった。
 しかし、韓国のSamsung社の新製品「Galaxy Note 7」はバッテリーが爆発する事故が多発。アメリカだけで70件以上発生し、対策として60%までしか充電しないパッチも配布されているという。
 日本でも発火の危険性があるため、国土交通省から航空機への持ち込みに関して、機内での電源オフ、機内では充電禁止、手荷物として預けない、との要請がでている。

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 いまの時代になって通常使用時に爆発、発火するとは、どんな製品管理をしているのか、逆に知りたいほどである。
 やはり信頼ある国産メーカーの製品を使っていきたいと思う。

2016年9月20日 (火)

新潟県上越沖のメタンハイドレートは約6億立方メートル

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、イカ刺身、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、事務所での事務仕事。

 11時過ぎ、市役所に移動し、会派室にて議会資料の整理を行う。

 12時、「いづみや食堂」(電話:0257-22-4066)の出前「五目中華 800円」で昼食をとりつつ、会派会議を行う。
 このお店の五目中華は、椎茸、筍、こんにゃく、シナチク、キクラゲ、かまぼこ、茹で卵、ナルト、チャーシュー、そして海老天ぷらが入っており、甘めのスープが特徴的。

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 会派会議終了後、事務所に戻り、パソコン関係の作業を行う。

 17時から郵便局や買い出しなどで市内まわり。

 18時過ぎ、愛車で上越市に向かって移動する。

 21時、明日も上越市内での所用があるため、「ホテル 門前の湯」 (電話:025-520-8500)にチェックイン。

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 22時過ぎ、天然温泉(ラジウムを含む台湾の北投石入り)や塩サウナですっかりリフレッシュしたのち、併設された「よりあい処わっしょい」 (電話:025-520-8881)で、生ビールや「上越名物するてん 450円」「げんぎょの天ぷら 550円」などで夕食をとる。
 好物である幻魚の天ぷらに、つい生ビールがすすんでしまった。

 23時、部屋に戻り、持参したノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 我が新潟県内、日本海において表層型のメタンハイドレートが多くあることが分かっていたが、全体でどれほどの量があるのかは、これまでハッキリとした試算はでていなかった。
 この度、資源エネルギー庁が「日本の天然ガス消費量の2日分に相当する」と発表。
 昭和43年(1968年)、海底調査で石油や天然ガスなどの大量のエネルギーが尖閣諸島周辺にあることが分かってから、中国は「尖閣諸島は自国の領土」と主張しはじめた。
 まさか、新潟県内、上越沖が「中国の領土」などとは言い出さないとは思うが、あの国ならやりかねない・・・・。


平成28年9月17日『新潟日報』

メタンハイドレート資源量
上越沖1地点に国内使用2日分
エネ庁ガス換算

 経済産業省資源エネルギー庁は16日、日本周辺の海底にある次世代資源メタンハイドレートを巡り、日本海側に多い「表層型」の資源量の推計結果を初めて公表した。上越沖の1地点を対象に試算し、メタンガス換算で約6億立方メートルが存在するとした。日本の天然ガス消費量の2日分に相当するという。
 日本周辺のメタンハイドレートは日本海側に多い表層型と、太平洋側に多い砂層型がある。表層型で埋蔵の可能性がある特有の地形「ガスチムニー構造」を1742地点確認している。
 資源エネルギー庁は「ガスチムニー構造によってメタンハイドレートの集積度は異なる。表層型全体の資源量には幅がある」と説明している。今後、回収技術の実用化に向けて研究を進める。
 推計した上越沖の地点は面積約5万平方メートル、深さ約120メートル。サンプル調査などからメタンハイドレートの分布を推定した。
 メタンハイドレートは天然ガスの主成分メタンと水が結合した物質で「燃える氷」と呼ばれる。日本はエネルギー資源が乏しいため、将来の量産が期待されている。

2016年9月19日 (月)

平成26年の体外受精は21人に1人、晩婚化の問題

 1時、就寝。

 5時に起床し、身支度をして愛車にて東京方面に向かって移動する。途中、コンビニで購入した納豆巻き、レタスサンドイッチ、トマトジュースで朝食をとる。

 9時、東京都内の恩師O先生のご自宅に到着し、今年の新米コシヒカリをお届けする。

 愛車を駐車場に入れ、12時から銀座の某店にて会食。カジュアルな恰好で良いとのことだったので、本当に普段着で行ったところ、他の数名はジャケットを着ており、いかにも田舎のおのぼりさん風になってしまった。

Acdsc_00062 14時、会食後、沖縄県の公式アンテナショップ「わしたショップ」に立ち寄り、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)や八重山そば、三枚肉などを購入。
 ブルーシールアイスも買おうと思ったものの、会食でお腹いっぱいであったため、今回は我慢した。

 15時過ぎ、愛車に乗り込み、帰路につく。

 19時、自宅に到着し、今日買ってきた株式会社かけはしの「八重山そば生麺 袋入 あっさりかつおスープ」や三枚肉、味付け茹で卵、もやしとほうれん草の炒め物などで作った「八重山そば」、枝豆、小粒納豆、ビール500ml3本、頂きものの千葉県市川市の巨大な梨で夕食をとる。

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 八重山そばの麺も特徴的であるが、かつおだしのスープにコーレーグースをたっぷり入れて激辛にするのも魅力である。

 食後、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。パラリンピックは見ているこっちが勇気をもらう感じである。

 これまで議会をはじめ、各所において男性不妊への補助などを訴えてきていることから、多くの不妊治療の資料を読んだり、情報を集めることが多くなった。
 やはり晩婚化から不妊治療の件数自体が多くなってきており、平成26年の体外受精での出生数は、なんと新生児21人に1人で過去最多となった。しばらくはこの傾向が続く可能性が高い。
 そもそもの問題として、学校教育のなかで

 「女性の出産には時間的制限があること」
 「最近の研究では男性にも時間的制限があること」

をしっかり教えるべきであろう。


平成28年9月17日『産経新聞』

体外受精で最多
4万7322人誕生
26年、新生児21人に1人

 国内の医療機関で平成26年に実施された体外受精は39万3745件で、その結果、4万7322人の子供が生まれたとの集計を、日本産科婦人科学会が発表した。晩婚化で不妊治療は年々拡大、実施件数、出生数とも過去最多となった。
 新生児は年間約100万人であることから、21人に1人が体外受精で生まれた計算になる。国内では昭和58年に東北大で初めて誕生して以来、体外受精で生まれた子供は累計43万1626人となった。
 調査は同学会に登録している全国約600の医療機関が対象で、平成26年に574施設が体外受精を実施した。実施件数全体の4割を40歳以上が占め、出産に至った割合は30歳で20.6%、35歳で18.1%だったが、40歳で8.8%、42歳では4.4%などと、加齢とともに低下した。
 体外受精は一般的に複数の受精卵を作り、妊娠できなかった場合に備えて受精卵や卵子を凍結保存しておくが、凍結した受精卵や卵子を使って生まれた子供は4万7322人のうち3万6595人となった。夫以外の男性から提供された精子で誕生した子は100人だった。
 体外受精は取り出した精子と卵子を体外で受精させて子宮に戻す不妊治療。晩婚化などを背景に、不妊に悩む女性が増えているとみられる。

2016年9月18日 (日)

レイテ島出身フィリピン・ドゥテルテ大統領とアメリカ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、野沢菜、玉こんにゃく、茄子と茗荷の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、お届け物や米の精米などの所用で市内まわり。

 13時、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、生卵、めかぶ、小粒納豆で作ったネバネバうどんで昼食をとる。

 15時、17時と事務所に来客があり、意見交換や今後の対応方針などについて話し合う。

Acdsc_00041 19時、ブラックタイガーの海老フライ、トマト、胡瓜、ほうれん草ともやし、人参のナムル、夕顔の鶏そぼろ餡かけ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 高カロリーにはならないよう海老フライにはウスターソースだけにしようと思ったものの、やはりタルタルソースがほしくなり、1本にはたっぷりとタルタルソースをのせてしまった。

 食後、お泊りにきた姪っ子や妻と一緒に久々にUNOを楽しむ。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 麻薬売人の非情なる取り締まりで世界的な話題になっているフィリピンのドゥテルテ大統領は、レイテ島のマアシン出身である。
*帝國海軍「戦艦 武蔵」はレイテ島に向かう途中で20本以上の魚雷を受け、沈没。

Aguinaldo 1898年4月、アメリカとスペインの間で戦争が勃発し、アメリカはスペインの植民地であったフィリピンの独立に全面的に協力することを条件に、フィリピン独立運動指導者エミリオ・アギナルドに協力を要請した。
 アギナルドはアメリカ艦隊と共にフィリピンに帰国し、同年8月にマニラにあったスペイン総督府を陥落させ戦闘を終結。アメリカの勝利となったものの、同年12月10日、アメリカとスペインの間でパリ条約が締結され、スペインはアメリカにフィリピンの領有権を2000万ドルで譲渡した。これによりフィリピン独立の夢は破れ、フィリピンの統治権はアメリカとなった。
 独立の約束が守られなかった結果、1899年8月には米比戦争が勃発。米軍は反抗するフィリピン人約62万人を虐殺、しかもレイテ島においては少なくとも島民約10万人が皆殺しにされた。ドゥテルテ大統領は、そのわずかな生き残りの子孫である。
 当時の米軍の司令官は、アーサー・マッカーサー・ジュニア、のちに日本を占領したダグラス・マッカーサーの父。大東亜戦争において帝國陸軍から痛い目にあい、一度はフィリピンから逃走したものの、「I shall return.」の言葉通り、フィリピンに再上陸したダグラス・マッカーサーが選んだ地は、父が虐殺を行ったレイテ島であった。日本に協力すると、また皆殺しにするぞ!とのフィリピン人へのメッセージだったのであろう。

 先日のラオスでの東アジアサミットにおいて、ドゥテルテ大統領が用意したのは、当時に米軍がフィリピンのミンダナオ島で虐殺をした写真。
 虐殺の歴史を見せつけられたアメリカのオバマ大統領は首脳会談を拒否した・・・。

2016年9月17日 (土)

映画『シン・ゴジラ』と弾道ミサイル(飽和攻撃)対応

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、玉こんにゃく、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で会社関係の仕事や修理依頼のあったパソコンの診断。思い入れのあるパソコンということでお預かりしたものの、さすがにマザーボードの交換になると、新品を購入した方が安上がりになる。

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 午前中に以前、応募したサッポロ「極ZEROゆず」必ずもらえるキャンペーンの当選品が届いた。「極ZEROゆず」350ml4本に加え、サイン入り「三村Tシャツ」&「桐谷トートバッグ」が同梱されており、これは妻にあげることとした。

 13時過ぎ、仕事がひと段落し、愛車で上越市に移動。

 上越市内での所用を終えたところで、コンビニで購入した納豆巻き、おにぎり(牛肉そぼろ)、フランクフルト串で遅めの昼食をとる。

 15時50分、「JMAX THEATER 上越」(電話:025-524-1232)に行き、16時から上映の映画『シン・ゴジラ』を鑑賞。

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 既に観た方々の評判通り、怪獣映画というよりは、政治と自衛力(軍事力)行使までのドキュメンタリー風といった感じである。
 総理大臣が攻撃を決断するまでの時間、閣議決定、霞が関の省庁間の調整など、実際に手間と時間がかかるであろうことが表現されており、非常に楽しむことができた。

 すべてのエネルギーを放出したあと、しばらくフリーズ(動きが停止)状態になるゴジラが相手であったため、映画のなかでは決断までの時間と対応策があった。
 しかし、これが先日3発の弾道ミサイルを集中して落下させ、核実験を行った北朝鮮が相手となった場合には、こうはいかない。
 移動式の発射台、潜水艦を使った弾道ミサイル、SLBMで20発以上を同時に撃った場合(飽和攻撃)、日本への攻撃と判断し、迎撃を決断するまでの時間がなく、また海上自衛隊のイージス艦からのSM3、航空自衛隊配備のPAC3での迎撃するにしても、弾道ミサイルの数が多過ぎて、すべてを迎撃することができない。在日米軍の迎撃ミサイルも数が限られる。

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 場合によっては、迎撃できずに日本の領土へ着弾した弾道ミサイルが通常弾頭ではなく、小型核弾頭の可能性もある。
 人によって映画『シン・ゴジラ』の捉え方は色々あろうが、私自身は飽和攻撃された場合の日本の安全保障、敵基地攻撃の法的条件とその能力について、再考させられた。

 18時30分、「中華そば 煮干屋」(電話:025-520-8009)に入り、「煮干チャーシューめん 980円」を「大盛 +20円」にしてもらい、夕食にする。
 煮干しだけではなく、ゲンコツも入っているので重厚さもあり、好みのスープであるが、個人的にはもっと加水率の高い細麺がほしかったところ。

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 20時、自宅に戻り、郵便物や急ぎのFAXなどを処理する。

 22時、熱めの風呂に入ったのち、事務所で議会資料の読み込み。

2016年9月16日 (金)

総務常任委員会・協議会(庁舎予定地地質調査)、新庁舎建設特別委員会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒め、焼き海苔、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、シャワーを浴びたのち、市役所に移動。

Aadsc_002907 会派室で意見交換をし、10時から総務常任委員会に出席する。今回は消防本部の所管業務の審査はなく、総合企画部、財務部、市民生活部のみである。

「議第84号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)」
 総額2億4880万円の補正。
・特別職の給与費(長等)共済費含み 6761.5万円
・保存文書移設運搬委託料 86.4万円
  西山町事務所への移設
・文書費 庁用備品 237.6万円

Q.本会議場でも聞いたが、文書管理の全体計画は決まっているのか。新庁舎建設の話もあるが、永久保存や普段使わないものは新庁舎におく必要もないであろう。今回の西山町事務所への保存は緊急避難的なのか、全体計画のなかでの対応なのか、そういったことを含めて文書管理の全体計画について聞きたい。
A.全体的な計画、平成23年からの公文書等の管理に関する法律に基づいて管理していくが、現時点では全体計画はまだでていない。新庁舎を建設しようがしまいが、現在の書庫のキャパシティを越えている。まずはルールの洗い出しを今年度から着手している。来年度からの継続的に行っていく。

Q.電子ファイルを正式文書として認めるか否か、といった紙ベースではないルール作りも含まれるということで良いか。
A.電子化によりスペースは大幅に削減されるが、過去における文書を電子化する経費の問題がある。まずはこれから作る電子文書は現在進行形でいく。かつてはMOでの保存が国からも推奨されてきたが、現在はメディア、機械すらない。メディアでの保存は長くとも100年、過去文書はそれ以上の年限となる。

Q.歴史的な紙文書の保存の観点から聞きたい。根本的な話に戻って恐縮だが、現在の電子化したものの最古は昭和21年以前と言われるものの、柏崎町時代、つまり柏崎市制施行の昭和15年より前のものの扱いはどうなっているのか。
A.旧西山町の文書が昭和21年、旧柏崎市としては昭和40年が最古となる。柏崎町時代のものは図書館で歴史的文書としての保存。今後、そういった面も含めてルールを整理していきたい。

・新庁舎整備事業 地質調査委託料 3100万円
 文化会館アルフォーレ3本に比べ、ボーリング数が増え7本を予定。
 地震波測定210万円。

Q.確認だが、模擬地震波(地震が発生した時に地盤がどのように揺れるか、地震波の伝わり速度など)の作成・解析の費用が含まれての費用3100万円なのか。また結果はいつ公表されるのか。
A.調査と解析まで費用に含まれる。12月議会には難しく、調査に数か月かかるため、判明しだい公表したい。

Q.不勉強なもので教えてほしい。東日本大震災以降、長周期地震動の問題がでてきている。建物そのものは免振構造で被害を逃れたが、長周期地震動により建物内部、そして業務継続ができないという事例が専門誌などで紹介されていた。そういった事に鑑み、今回は免振構造そのものだけの調査なのか、それとも建物ができた場合のことも考えての調査なのか。
A.建物そのものの揺れを軽減させるための免振構造を設計するための調査となっている。

Q.整理して質問するが、今回はあくまで免振構造のための調査であり、もし建物ができあがった段階でも必要があれば調査するということか。
A.もう一度耐震調査を行うことはない。今回、採用する免振構造のなかで長期振動をはじめ、すべての地震動に対応する。

「議第101号 平成28年度一般会計補正予算(第6号)」
 (仮称)柏崎市地域エネルギービジョンの策定に向けた委託料等を要する経費を措置。
・総額1994.9万円(うちエネルギービジョン策定委託756万円)

Q.国からの補助金なので、有効に使った方が良い。電気料金の高いコミュニティセンター15施設等に適用していくということであるが、施設の統合や今後の削減は、このビジョンの中には反映しているのか。維持費は市の税金での運用になる。
A.電気使用料の多い施設は、今後も当然使っていく施設であり、今後の公共施設の在り方も考慮して決めていきたい。

「議第90号 文化会館アルフォーレ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するため。

「議第91号 税条例等の一部を改正する条例の制定について」
 地方税法の改正に伴い、修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる場合における法人市民税に係る規定を改正するため。

「議第94号 字の変更について(高田北部地区)」
 県営経営体育成基盤整備事業の実施に伴い、高田北部地区の字の区域を変更するための議案。

「議第95号 字の変更について(西山内郷地区(別山換地区))」
 県営中山間地総合整備事業の実施に伴い、西山内郷地区(別山換地区)の字の区域を変更するための議案。

「請第4号 免税軽油制度の継続を求める請願」
・紹介議員の説明なし

 11時から討論、採決となったので、新庁舎整備事業のうち地質調査委託料3100万円が入っている「議第84号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)」については、部分的に反対しようと思ったが、土地そのものの調査はいつかしなければならないため、「異議なしの賛成」ではなく、以下のように

「地質調査の結果が分かり次第、速やかに結果を公表すること!」

という意見を付しての賛成とした。その他の議案もすべて可決した。

Aadsc_003008 11時15分から総務常任委員協議会となり、まず2つの部から以下の報告があり、質疑も行った。

<市民生活部>
(1)し尿処理場の在り方について

・大規模改修が必要となり、平成28年度に柏崎市し尿処理場在り方検討委員会を設置。し尿処理場の整備方針の決定及び整備実施計画の策定した。
・1日46キロリットルが入るため、自然環境浄化センターに下水道投入施設を新設する。
・自然環境浄化センターでし尿等を処理し、ガス発電での利活用が有効。

Q.地元住民の方から議会で決まったのか?と言われたが、これまで議会での説明がなかった。良かれと思って地元の町内会長さんに説明したと思うが、そういったすれ違いは少し注意してほしい。
A.当初予算で説明するべきであったが、特段の質問がなかったので、そのまま来てしまった。今後、気をつけたい。

<財務部>
(1)平成27年度決算に基づく財政の健全化判断比率・公営企業の資金不足比率について

・一般会計等の実質収支は黒字、実質赤字比率は該当なし。
・実質公債費比率(3か年平均)
  平成27年度14.7%<県内ワースト2>
  平成26年度15.6%<県内平均12% 全国平均8%>
・将来負担比率 平成27年度50.7%

(2)平成28年度行政評価(事務事業評価)の取組状況について
・平成27年度に執行した人件費や一般経費等を除く842事業において、担当課による自己評価(簡易)を行い、財政課及び行政改革室で25事業を評価対象として選定。
<C:縮小>
「広報発行費」、「歴史的建造物調査費」、「客宣伝事業(高柳町)」、「北陸新幹線観光誘客事業」、「移動販売支援事業」
<B:拡充>
「柏崎の魅力発信事業(平成28年柏崎シティセールス推進事業)」、「ワーク・ライフ・バランス推進事業」、「産学連携支援事業」
・外部評価対象事業(9月29日、30日に評価し、公表予定)
「柏崎の魅力発信事業(平成28年シティセールス推進事業)」、「鉄道等活性化事業」、「ワーク・ライフ・バランス推進事業」、「若年者就労支援事業」
<A:現状維持>17事業

<廃止>0事業

Q.「柏崎の魅力発信事業(平成28年柏崎シティセールス推進事業)」の反省点にあるように当日に突発的な費用(いきなり500万円オーバー)など、およそ行政の仕事とは考えられないこと。外部評価に期待したい。質問であるが、外部評価対象事業に「鉄道等活性化事業」と「若年者就労支援事業」が入っている、選定理由は何か。
A.「鉄道等活性化事業」市民号が今後の鉄道活性化につながるのか、確認したいということ。「若年者就労支援事業」については、事業効果がでているのか、行政改革推進委員が調査したいという
A.「心のオアシス」など、いきなりハローワークに行けないといった方、中間での取組が必要かどうか、ということの評価がある。

Q.ここは個別の事業評価についてのコメントを言う場面ではないが、意見として聞いてほしい。我々、議員のもとには引きこもりといった相談も来る。一般質問でも取り上げたが、いきなりハローワークに行って社会復帰、というパターンは少ない。中間での支援は必要であり、廃止や縮小ということではなく、事業の方向そのものを考えてほしい。

(3)平成28年度公の施設の指定管理者の更新予定施設について
・公募による更新施設一覧(1施設)
 新潟県立こども自然王国
 → (株)生態計画研究所 平成29年4月から5年
・非公募による更新施設一覧(1施設)
 柏崎市文化会館アルフォーレ
 → (公財)かしわざき振興財団
   新潟照明技研共同事業体
        平成29年4月から5年

Q.新潟県立こども自然王国は、スタッフとして働く場合、危険物取扱者の資格が必要になっているが、同様に指定管理者に指定する場合、昨今の防災意識の高さから防災士なども求めるといった考えはあるか。宿泊や大人数を収容する施設は防災知識のある人間もしくは研修を行うことを条件に入れるべきと思う。
A.今回の指定管理は、今まで通りの考え方でいっているが、防災面に関しては検討材料にしたい。

Aadsc_003209 12時10分に終了となり、会派室に戻って、持参してきた「日の丸弁当」(自家製の大きな梅干し、ご飯、トマト・ガーリックソースの牛肉ステーキ、ピーマンの油炒め、茗荷の粕漬、胡瓜の浅漬け)、お茶で昼食をとる。
 梅干しでご飯を頬張ると、「清貧の食卓」といった感がある。

 13時から再開となり、総合企画部から1件の報告が行われた。

<総合企画部>
(1)柏崎市情報CIOマニフェスト平成27年度実績報告

・第三セクター(株)カシックスの水平展開支援
 平成27年度末までにカシックスの新規事業を2つ以上事業化できるよう支援。
>柏崎市以外の地方自治体からの情報システム構築・運用アウトソーシング事業(クラウド・コンピューティング事業)
(1)住民情報システム共同化(三条市、長岡市など。平成25年11月より継続。RKKコンピュータサービスとの協業)
(2)臨時福祉給付金システム印刷業務(魚沼市)
(3)グループウェアシステム構築業務(三条市)
 安定ヨウ素剤配布管理システム構築・運用業務(新潟県)
>Ruby事業
 人事給与システム構築業務(某ベンダー)

Q.情報化関連経費の削減、職員研修による職員の意識改革は既に完了、A評価となっているが、電子入札の導入および利用促進、そして第三セクター(株)カシックスの水平展開支援がB評価となっている。水平展開について、「期待以上になれない」あと一歩の要因は何か。
A.いくつか受注はできたものの、中長期的にみて企業の体質づくりまでいかなかった。今後、市の支援も含めて、引き続きカシックスの水平展開には力を入れていきたい。

 13時20分から新庁舎建設特別委員会に出席。

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<報告事項>
(1)柏崎市新庁舎整備事業に係る平成28年度の事業経過及び今後の予定について

・9月上旬、設計者との定例協議、各階の配置検討
・12月以降、市民説明会当の意見を参考に基本プランを策定、配置及び空間等が決まり次第、構造・電気・機械の詳細検討を開始。
・2月以降、基本設計のとりまとめ作業。

Q.設計委託の業務範囲について聞きたい。市民ワークショップでは、司会を設計業者が行っており、まちづくりの観点で違和感がある。本来は、庁舎のことであり、市職員が行うべきではないか。
A.市民ワークショップの全体進行は市職員でやっているが、検討のファシリテーターは業者にお願いしている。第2回、第3回とあるので、今後の市職員の関わり方については検討したい。

(2)柏崎市新庁舎建設基本設計等の進捗状況について

Q.市長は一人であるが、副市長は今後50年以上の柏崎市政で2名になる可能性だってある(行政担当、民間企業・政治担当)。そういった設えは想定しているのか。
A.含んで考えられるような設計も必要と考える。

Q.議場内の当局側、つまり理事者側に控室がない設計であるが、最近の新しい庁舎だと理事者控室が用意されており、説明補助者が控えていたりする。
A.現時点では、業者側の現在の作りを想定した提案なので理事者控室はない。今後、そのような検討もしたい。

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(3)柏崎市新庁舎建設基本設計における議会機能のゾーニングについて

Q.議会棟そのものは免振構造ということで良いのか。議会棟の1階部分、つまり傍聴席の下はどのようにして活用するのか。
A.免震構造を採用する。1階のスペースは、市民ワークショックで意見をもらっている。

Q.あくまで意見であるが聞いてほしい。災害時には議会などは開会されないので、議場を災害対策本部にするというのはどうか。今後の議会も大画面ディスプレイを正面に置くことがでてくる。一般質問の資料提示や審査でもディスプレイを使う可能性が高い。そうなれば、災害対策本部として使う機能と変わらない。議場を災害対策本部に使うという発想の切り替えもほしい。

<協議事項>
(1)報告を受けての今後の議会としての対応について

・9月23日までに各会派での意見集約をして頂きたい。
・会派別の集約を次回の新庁舎建設特別委員会(9月26日(月)13時~)で協議する。

Aadsc_003512 14時20分から議会運営委員会に出席する。主な内容は以下の通り。

1.議員発案の取り扱いについて
(1)学費と教育条件の公私間格差是正向けて、私立高等学校への助成の充実を求める意見書(案)(国あて)
 自治研究会:提出
(2)学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への助成の充実を求める意見書(案)(県あて)

 自治研究会:提出

→ 全会一致とならず

(3)労働時間と解雇の規制強化を求める意見書(案)
 日本共産党柏崎市議員団:提出

→ 全会一致とならず
  そもそも元となった請願が取り下げられているので、議場で採決すること自体にも違和感がある。

(4) 北朝鮮の核実験に対する非難決議(案)
 決断と実行:提出

→ 全会一致となり、議会運営委員会での発案。

2.請願の撤回について
「請第6号 労働時間と解雇の規制強化を求める」請願
 9月23日(金)の本会議において撤回承認を諮る。

3 専決処分報告について
「報第31号  専決処分報告について(新潟県市町村総合事務組規約の変更について)」

 議会運営委員会終了後、会派室に戻り、会派内での意見交換、他会派議員との意見交換などを行う。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Aadsc_003713 18時30分、たっぷりの唐辛子、花山椒、刻みニンニク、市販の豆板醤、絹ごし豆腐を使った激辛麻婆豆腐、ひじきと大豆の煮物、キャベツ半玉と市販の中華麺を使った広島焼き風のお好み焼き、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観つつ、週刊誌を読む。

2016年9月15日 (木)

蓮舫氏二重国籍問題「台湾は国ではない」中国大陸の法を適用?

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖塩焼き、冷や奴、茗荷と茄子の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時、妻を柏崎駅に送ったのち、現場確認のため、市内まわり。途中、マスコミからの問い合わせに追われる。

 12時30分、自宅に戻り、ゴーゴーカレーのレトルト、生卵、小粒納豆をご飯にかけた納豆カレー、自家製ヨーグルトで昼食。

 食後からパソコンの設置とデータ移行の作業のため、市内をまわる。

 15時、市役所に移動し、会派室や担当課での相談。

 17時、事務所に戻り、議会の決算関係資料を読み込む。決算特別委員会が近いので、事業評価も含めて、よく把握する必要がある。

 21時、愛車で長岡市まで移動し、妻をピックアップ。

 買い物などをしたのち、23時、自宅に戻る。

Aadsc_002806 23時10分、安くなっていたオーストラリアビーフのステーキ肉をおろし玉葱に20分ほど漬け込んでから赤ワインを入れて焼き、トマトピューレとウスターソースで作ったソースをかけ、佐渡バターをのせたステーキ、ピーマンの油炒め、ビール500ml3本で夕食。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、月刊誌、週刊誌を読む。

 (日本の)民進党の蓮舫参議院議員の二重国籍問題が大きくクローズアップされている。
 今日行われた本人の記者会見では、

(1)台湾籍が残っていた。記憶の不正確さで混乱を招いたことをお詫びしたい。
(2)二重国籍について違法性はないと思う。発言が一貫性を欠いたことは率直に申し訳ない。
(3)台湾当局に籍を抜く届け出をしている。この手続きが完了すれば最終的に確定する。

ということを述べていた。

 まず(1)は、9月6日の記者会見で「台湾政府の確認が取れない」と発言したものの、その後に台湾のパスポートがあったことを認めているので、記憶などの問題ではない。
 (2)については、国籍法14条(国籍選択:22歳までに国籍を選択しなければならず、日本国籍を選択したものの、台湾国籍は残しており違法)、国籍法16条(国籍離脱:努力義務とされているが、台湾は国籍離脱できる国なので違法)、そして政治家としてもっとも気をつけるべき選挙における経歴詐称、公職選挙法235条(台湾から帰化、台湾籍などと公式サイトや雑誌など説明)に違反の可能性が高い。
 (3)はいわずもがな、である。

 これら以上に国際間の問題になりそうなのが、9月11日に蓮舫氏が発言したという、中国共産党が主張する「一つの中国(ワン・チャイナ)」原則のような

 「台湾は国家ではない」

Taiwanchina

である。蓮舫氏をかばうためか、『毎日新聞』『東京新聞』が

「日本は台湾を国として承認していないため、台湾籍の人には中国(大陸)の法律が適用される」

などと報じていたが、これはであり、今日付けで法務省が

「国籍事務において、台湾出身者の人に中国の法律を適用していない。日本の国籍法が適用される」

と否定している。当たり前のことであり、台湾(中華民国)の人が日本に来たら、中国大陸の中華人民共和国の法律が適用されると考えるようなリーガルセンス、人権意識の低さに驚く。
 だからこそ、柏崎市議会でも「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」が人権に関わる問題であるとして、全会一致で可決している。

 台湾との国際的な問題、そして身近なところでは公職選挙法にも飛び火するのが、この蓮舫氏の二重国籍問題。一過性の話題に終わってもらいたくない。

2016年9月14日 (水)

故・ジャイアント馬場氏、新潟県三条市の名誉市民へ

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒め、自家製ヨーグルトでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の総会用の資料作りと会計処理。

Aadsc_001501 12時55分、冷凍讃岐うどん2玉、生卵、長葱、おぼろ昆布で作った月見うどんで昼食をとる。
 今回のつゆは、干し貝柱、昆布パウダー、干し納豆パウダー、干し椎茸を使い、薄口醤油で仕上げてみた。

 食後、市役所に移動し、会派室で諸雑務やマスコミからの取材を受ける。

Aadsc_001803 16時25分から議長応接室にて、事務局として「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第23回常任理事会を開催。
 今回の主な議題は、今日の午前中に作成した総会資料の確認や会計監査、国(経済産業省、国土交通省)への要望活動についてである。

 17時10分に終了となり、一旦、自宅に戻り、身支度。

 愛車で上越市に移動し、所用を済ませる。

 20時10分、柏崎市内まで戻り、某所にて打ち合わせ。

Aadsc_002605 食材などを買ったのち、22時、自宅に戻る。スーパーで半額になっていた焼き鳥セット(葱間、ニンニク間、ぼんぼち、レバー)、もやしとキャベツの野菜炒め、いなば「ツナとタイカレー(レッド)」をかけたタイ風カレーライス、ビール500ml3本で夕食をとる。
 やはり、いなばのタイシリーズは再現度が高い。

 食後、熱めの風呂に入る。

 24時から事務所で資料作成。

 本ブログでも以前に書いたプロレスラー・故ジャイアント馬場氏を新潟県三条市の名名誉市民にする署名活動は、1万2000筆を超える署名が集まったという。

Soh000865

 先月5日、集まった署名が三条市役所に提出され、平成28年9月三条市議会定例会の開会日、市長が関連議案を提案。採決の結果、全会一致で可決し、署名の目的である故ジャイアント馬場氏を名誉市民にすることが、見事、達成された。
 署名したプロレスファンの一人として、いや新潟県人として嬉しいことである。


平成28年9月6日『産経新聞』

ジャイアント馬場さん
三条市の名誉市民に

<新潟>得意技の「16文キック」で知られた三条市出身のプロレスラー、ジャイアント馬場さん(本名・馬場正平、昭和13年~平成11年)が5日、同市の名誉市民に決まった。同日開会した市議会に国定勇人市長が関連議案を提出し、出席した市議25人全員が同意した。10月15日に馬場さんの遺族に名誉市民の証書が授与される。
 プロレスファンでつくる市民団体「三条の英雄・世界のジャイアント馬場を名誉市民にする会」(川上真樹会長)が1万2千人を超える署名を集め、8月5日に市に提出していた。同会の副会長で同市の会社社長、中條耕太郎さん(46)は「市民の思いが形になり、大変うれしい。日本のスーパースターが三条から出たという誇りを伝え、スポーツを志す子供たちの励みになればいい」と喜んだ。
 中候さんや市行政課によると、同会の母体となる愛好会が10年ほど前に結成され、このうち約20人のメンバーが名誉市民を求める活動を2年ほど前から準備し、署名活動は今年4月ごろに始めたという。
 中條さんは「プロレスのファン層も時代も変わり、馬場さんの存在すら知らない人が出てきた。いま名前を残さないと風化する可能性がある」と説明する。
 馬場さんは旧三条実業高(現三条商)を中退し、プロ野球の巨人に投手として入団したが、けがで退団し22歳でプロレス界に転向。2メートル9センチの長身を生かし、全日本プロレスで社長兼エースとして大活躍した。

2016年9月13日 (火)

全員協議会(東京電力からの説明:反省と誓い、6・7号機の新規制基準適合性審査の状況等)

 1時、就寝。

 6時に起床し、事務所で急ぎのFAX、郵便物などを処理する。

 7時30分、大粒納豆、秋刀魚の生姜醤油煮、セロリの浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 8時、愛車で上越市に向かって移動。

 所用を済ませたのち、11時40分、自宅に戻る。

 12時30分、フランスパン(バゲット)の真ん中に切り込みを入れ、佐渡バターと粗挽きマスタードを塗り、薄切りロースハム、チェダーチーズ、レタスを入れたバゲットサンドイッチ、低脂肪乳、ヨーグルト飲料、山梨県の某氏から頂いた種なしピオーネで昼食をとる。

 食後、市役所に移動し、会派室で会派会議。

Aadsc_00142 13時30分から全員協議会(東京電力からの説明)に出席する。
 主な内容は以下の通り。

1.東京電力としての反省と誓い~第三者検証委員会の検証結果報告書を受けて~
・事故当時の社内マニュアルに則って、「炉心溶融」を判定・公表しなかったこと
→ 公表する用語の使い方を技術的に判断する責任者の設置、官庁対応や広報活動の総括責任者を明記、各種訓練の実施等
・新潟県技術委員会に事故当時の経緯を説明する中で、誤った説明を繰り返したこと
→ 社員教育、情報提供の呼びかけ、情報共有の強化

2.柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準適合性審査の状況について
・耐震設計方針の審査、さらに再現性が向上した解析モデルが妥当かどうか審査中
・原子力規制委員会による現地調査
・格納容器ベント弁の遠隔操作機構
・代替循環冷却系による格納容器ベントの回避・延伸
・高圧代替注水系
・コリウムシールド(更なる安全性向上対策)
・3号機緊急時対策所

3.柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の状況について
<福島第一原子力発電所事故の主な教訓>

・津波に対する防護が脆弱
・全ての電源を失った場合の復旧手段、原子炉への注水、その他の冷却手段が不十分
・炉心損傷後の影響緩和・放射性物質の放出への備えが不十分
・社員の対応力が不足
<自然現象への備え>
・防潮堤、防潮壁・防潮板、水密扉、排水設備
・火災時の延焼防止のため、防火帯
<電源の強化>
・ガスタービン発電機車を分散配置、電源車25台を分散配置、消防車も42台を分散配置。
<冷却手段の強化>
・高圧代替注水系、減圧手段の強化、低圧の注水設備
<重大事故への備え>
・フィルタベント設備、原子炉建屋水素処理設備、格納容器頂部水張り設備
<使用済燃料プール対策>
・水位計、スプレイ設備
<活動拠点の機能強化>
・免振重要棟の周辺に配置した放射線遮へい壁
・緊急時対策本部に設置した鉛板の遮へい材
・放射性物質の流入を防ぐ陽圧化装置
<放射性物質の拡散を防ぐ対策>
・大容量放水設備
<緊急時における対応力の強化>
・シナリオ非開示の総合訓練、個別訓練
<火災への備え>
・火災の深層防護
<ケーブルの是正>
・6,7号機は完了

4.原子力災害発生時の地域の皆さまの安全確保に関する東京電力の取組について
<原子力災害発生時の安全確保のために>

 原子力事業者として、輸送力の提供、避難時の検査・除染、資機材の配備・提供、災害対策拠点の追加設置
(1)輸送力の提供
 バス、福祉車両をできる限り提供
(2)避難時の検査・除染
 避難時の検査・除染要員を派遣。20000名以上の社員が研修を実施
(3)放射線防護資機材の配備・提供
 タイベックスーツ、GM管サーベイメータ、個人線量計、全面マスク
(4)災害対策拠点の追加設置
 出雲崎町を候補として追加設置を検討

 14時20分から質疑応答となったが、いわゆる原発反対派の議員から、説明したら揚げ足を取り、資料の提示であったら説明が足りないとの繰り返し。原子力発電への賛否は自由であり、民主主義の観点から多様な意見は大切であるが、もっと意味のある議論がほしいところ。いまさら、福島第一原子力発電所の事故は、津波ではなく、地震で全電源喪失した等のトンデモ・電波系の話も困る。

Aadsc_00153 16時10分に終了となり、16時15分から決算特別委員会総務分科会・作業部会に出席する。
 今年から試行する議会による事務事業評価についての進め方などについてであり、今回は「核兵器廃絶平和推進事業」を取り上げる。

1.事務事業評価の進め方や調査方法について
(1)9月1日(木)決算特別委員会運営会議の内容説明
(2)事務事業評価シートの内容検討

 ・選定理由(評価ポイント)を議論
 ・事業の課題や問題点の整理
 ・足りない資料の要求
→ 担当課に負担をかけないこと。(当局側と協議済み)
(既存の資料内で資料請求をする。分科会として資料請求をする。)

(3)(2)を行った上、9月26日に当局に質問を行う。
→必要に応じ、事前に質問事項の精査などが必要。

(4)当局への質疑が終わったら当局は退席し、委員のみでシート内の項目別評価とコメント欄を埋めていく。
→当日の役割分担を決める必要あり。

(5)すべての事務事業評価が終わったら、今回の評価を振り返り、改善点などを洗い出し、次年度へつなげる。
→今年は「試行」であることを念頭におき、事務事業評価を行う。

2.その他

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Aadsc_00184 19時過ぎ、東栄町会館に移動し、19時30分からの平成28年度第6回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席する。
 今日の議題は、今月末の9月25日に予定している合同防災訓練での内容や講演会企画の内容についてである。

 20時50分、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

Aadsc_00225 21時10分、頂き物の日本海産茹でズワイガニ、数の子入り蒟蒻のからしマヨネーズ漬け、小粒納豆とめかぶの和え物、茄子と茗荷の浅漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 数の子が練り込まれた蒟蒻は新しい食感で、からしマヨネーズ漬けという味付けもよく合っている。

 食後から事務所で資料の読み込み。

2016年9月12日 (月)

柏崎小学校平成28年9月学習参観(防災教育)
小学生も困惑の低地への避難

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、茄子の浅漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から修理が終わったパソコンの発送やお届けなどで市内をまわる。

 11時、事務所に来客があり、今後の対応について話し合う。

S__39886885 13時、妻と「丸亀製麺 柏崎店」(電話:0257-32-4110)に入り、「かけうどん(大) 390円」、「生玉子 60円」、「野沢菜と白ネギのかき揚げ 160円」で昼食をとる。たまに来ると面白い組み合わせのかき揚げがあり、今回は野沢菜と白ネギ。野沢菜の塩気があるので、天つゆにたっぷり漬けることもなく、そのままザクザクと食べることができた。

Img_2105 13時30分過ぎ、母校である柏崎市立柏崎小学校に行き、防災士として平成28年9月学習参観(防災教育)に参加。
 まずは学校の先生からの津波に関する防災知識の授業(津波避難の三原則)が行われた。

津波避難の三原則
(1)想定にとらわれるな
 自ら判断して、行動する。
(2)最善を尽くせ
 できるだけ早く高い所へ
(3)率先避難者たれ
 自分も助かる。周りも助かる。

Img_2109 続いて町内会単位に別れ、保護者と児童で話し合っての津波ひなんマップづくりとなったが、これが大変興味深いものであった。
 津波が来た際に危険と思われる箇所には赤いシール、安全と思われる箇所には青いシールを貼っていくスタイル。

Img_2113 柏崎小学校や柏崎市役所は海抜10mほどの位置にあるが、柏崎駅前は海抜2m~3mしかない。駅前方面に避難、移動する途中には大方が危険とした赤シールであったものの、駅前にあるアルフォーレ建物本体については赤と青で分かれた。

Img_2114

 アルフォーレは高さが約30mあるが、海抜の高い位置から低い駅前に行く途中に大きなリスクが存在する。そのため、防災士の観点からは、最初から駅前にいる場合には「青」、避難先として柏崎小学校や本町通りから駅前に向かう(海抜の低い方向)なら「赤」である。
 こういった気づきを児童にしてもらうのが重要かと思われる。

Img_2124 14時30分からは保護者の皆さんに対しての防災講演会となり、防災士としての講演経験がまだないK氏にお願いをした。
 防災士は資格取得してからが重要であり、自分自身でも知識のブラッシュアップ、被災地に行って経験をし、そして人にうまく伝えることが大切になる。

 15時過ぎ、事務所に戻って、事務仕事。

 17時過ぎ、刈羽村に移動し、打ち合わせに出席する。

Aadsc_00091 19時、自宅に戻り、カラスミを刻み、卵、長葱、冷やご飯で作ったカラスミ炒飯、獅子唐と茄子の味噌油炒め、舞茸と玉葱の味噌汁、小粒納豆とめかぶの和え物、ビール500ml3本で夕食。
 カラスミ炒飯は味付けを薄くした方が、カラスミ本来の濃厚な味を楽しめる。

 食後、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、頂いた書籍を読む。

 24時、読了したので、感想を書簡にして、散歩がてら外にでてポストに入れる。

2016年9月11日 (日)

リオデジャネイロ五輪報告会(セーリング、水球)
日本会議「美しい日本の憲法をつくる県民の集い-今こそ、憲法改正の国会発議を!-」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、紅生姜の天ぷら、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワー浴びたのち、事務所で昨日に引き続き、パソコンの修理やパワーアップの作業。大事なデータが入っていたであろうハードディスクのデータ取り出しもあり、手間取る。昔なら40GBや120GB程度の容量であったハードディスクであるが、最近では500GB、1TB以上の大容量になってきており、壊れた際にデータを取り出す場合、すべてのセクターの調査やファイル構造の復元に、かなり時間がかかるようになっている。

Dsc_0005 13時10分、「関本製麺」(電話:025-286-5251)の「あごのダシしょうゆ味 生らーめん」に、ニラとキムチの炒め物、茹でもやし、市販のシナチクをのせたラーメン、ミニトマトとレタスを添えたシェルマカロニサラダで昼食をとる。
 細麺に飛び魚の出汁のスープがよく合う。

 食後からも事務所で作業。

 15時、17時と事務所に来客があり、市政に関する相談や意見交換を行う。

 18時30分、文化会館アルフォーレに移動し、19時からのリオデジャネイロ五輪報告会(セーリング、水球)に出席する。

Img_2104

 3回目のオリンピック出場となったセーリングの富沢選手は、残念ながら15位という結果であったものの、強力なコーチを迎えての次の東京オリンピックではメダルという夢に挑戦したいという強い言葉があった。
 結果としては、全敗であったものの、世界の強豪国と互角にやりあった水球では、志水キャプテンをはじめ4選手から、次の東京オリンピックへの挑戦、そして自分を越えるような選手を育てたいという嬉しい宣言。
 先の一般質問でも取り上げたが、柏崎市として「水球の聖地」を宣言したからには、こういった選手を育て、現役が終わってからも指導者としても活躍できる、もしくは別の競技にコンバートできる環境を作るのが、政治の仕事であろう。

Dsc_0007 20時、中座させてもらい、柏崎エネルギーホールに移動。途中からとなったが、日本会議柏崎支部主催の「美しい日本の憲法をつくる県民の集い-今こそ、憲法改正の国会発議を!-」に出席する。
 国会で憲法改正に必要な2/3の勢力がある今こそ、日本人自らが日本の憲法を制定するときであろう。現在の憲法解釈にも限界があり、また私学助成などの実態とのかい離、緊急事態要項などの不足事項、何よりも原文が英語ということがおかしい。

Dsc_0008 21時40分、自宅に戻り、昼食で気に入った「関本製麺」(電話:025-286-5251)の「あごのダシしょうゆ味 生らーめん」にさらに追い出し?として焼きアゴ干しパウダーを大量に入れ、ラードを少々加えて煮込んだカスタマイズスープにし、半熟卵、市販のシナチクをのせたラーメン、茹でブロッコリー、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で議会資料を読み込む。

2016年9月10日 (土)

内閣府「地域原子力防災協議会」柏崎刈羽地域作業部会での課題

 録画しておいたテレビ番組を一気に観たのち、2時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、叩きオクラ、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、事務所でパソコンの修理やパワーアップに関する作業。液晶割れがあり、バックライトの液晶冷陰極管(CCFL)も割れていたため、作業中に指を切ってしまった。面倒でも作業用ゴム手等は忘れてはならないと再認識。

 13時、1.8mmのスパゲティを茹で、塩昆布、カラスミのみじん切りと和えたカラスミスパゲティ、コーンスープ、茹でブロッコリーで昼食をとる。

 食後からも事務所でパソコン関係の作業。午前中に2台は処置したものの、あと6台、しかもマザーボード上のヒューズ交換という細かい作業もあり、先が長い。

160910_think

Dsc_0001 20時50分、インスタントの天ぷら蕎麦にコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をたっぷり入れたもの、冷奴、小粒納豆とめかぶの和え物、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。先月に石垣島で購入してきたコーレーグース。使う量が多いのか、そろそろ追加購入が必要である。

 食後も事務所でパソコン関係の作業。

 柏崎市議会で設置した柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会のなか、私が部会長となっている第二部会では、実効性ある避難計画などの議論、研究を行っている。
 行政側においては、市独自の検討に加え、内閣府主導で避難計画策定の支援を目的にした「地域原子力防災協議会」がある。「地域原子力防災協議会」では自衛隊も一緒になっての作業部会が重ねられているものの、非公開となっているのが残念なところ。
*地域原子力防災協議会作業部会の議事などの概要は以下で公開されている。

→ 内閣府「地域防災計画・避難計画策定支援」

 国、県、自衛隊で避難計画の課題をどう整理し、解決しようとしているのか。テロ対策もあることから、議論の過程すべての公開を望むわけではないが、整理した課題は公開を求めていきたいと思う。


平成28年8月30日『新潟日報』

柏崎原発事故を想定
住民避難など課題確認
内閣府協議会 県庁で机上演習

 原子力防災を担当する内閣府は29日、東京電力柏崎刈羽原発の事故に備えて地元自治体の避難計画策定を支援する「地域原子力防災協議会」の作業部会を県庁で開いた。地震で原発に緊急事態が発生したと想定した机上演習を初めて実施。住民避難の課題や情報伝達の在り方などについて関係機関と確認し、認識を共有した。
 4回目の作業部会には県、柏崎市、刈羽村、自衛隊などに加え、オブザーバーとして原発から半径30キロ圏で避難計画の策定が義務付けられている長岡市、出雲崎町など7市町、東京電力が参加した。冒頭を除き、非公開で行われた。
 机上演習は日本海の本県沖で地震が発生、柏崎市と刈羽村で震度6強を観測し、柏崎刈羽原発の全交流電源が喪失したと想定。政府の事故対策本部が地元住民に屋内退避を指示したとの設定で、関係機関が初動対応に関して意見を出し合った。
 終了後、内閣府の山本哲也審議官は「住民への情報提供や具体的な避難手段、ヨウ素剤の緊急配布方法などが課題として上がった」と述べた。

2016年9月 9日 (金)

平成28年柏崎市議会9月定例会一般質問
会田市政の残した課題と今後の事業展開について問う

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、目玉焼き、大根の煮物、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 風呂に入ったのち、9時20分、市役所に移動。

Axdsc_00022 10時から本会議、一般質問の二日目に出席する。午前中は2名の議員が一般質問を行い、クラウド・ファンディングの話題もでた。「海のまち・柏崎」への原点回帰のため、グラスボートの導入などを提案しているが、それこそクラウド・ファンディングで資金を調達し、寄付者に対しては乗船券をお渡しするという取り組みがあっても良いと思う。

Axdsc_00033 11時50分から休憩となり、11時55分から議会運営委員会に出席する。
 議題は人事案件、教育委員会委員(委員定数4名)1名任命と人権擁護委員候補者の推薦(再推薦)の2件、そして追加議案「議第101号 平成28年度一般会計補正予算(第6号)」であった。
 11月に予定されていた市長への予算要望の件は、会田市長本人から「次の市長に対して行ってほしい」ということで、10月末までに各会派が予算要望書を提出することに変更。
 その他の事項となったので、午前中にあった北朝鮮の核実験も含めて、非難決議を提案させてもらった。共産党からも賛同の意見をもらい、所属会派「決断と実行」で原文を作成することで決定。

Axdsc_00044 12時30分、会派室に戻り、Yahoo! JAPAN「第7回最強の次世代ラーメン決定戦!」の「ガツ盛り部門」で優勝に輝いたというマルちゃん「極濃拉麺 らーめん小僧」で昼食をとる。大阪府大阪市にある「らーめん小僧」の味を「でかまる」ブランドとして再現したようで、かなり濃厚なスープ。暑さもあり、さすがにスープを飲み干すことはできなかった。

 13時から本会議が再開。1名の議員が一般質問を行い、13時50分から登壇となった。

「北朝鮮が弾道ミサイル、しかも潜水艦から発射するSLBMをも日本のEEZ(排他的経済水域)に向けて撃ち込むようになりました。また先日は、弾道ミサイル3発を北海道・奥尻島沖の同一地点に着弾させるようになり、今日午前中には核実験を行ったとの速報もありました。ますます日本海側の防衛体制の強化、そして我が柏崎への海上自衛隊誘致が欠かせないと痛感している、会派・決断と実行の三井田です。」

とのお約束の枕ののち、以下のように質問。今回は、一問一答方式ではなく、クラシカルな一括質問方針を選択した。

Img_2076

「会田市政の残した課題と今後の事業展開について問う」

 まず質問の概要を説明したい。
 会田市長が就任してからの約12年間のなか、この議会の場において数多くの議論、時には激しいやりとりがあった。
 まずはこれまでのこととして、

(1)議会議決を経たあとに契約が十分に履行されたとは言えない事業について

 つまり議会で説明された内容とその後の実態が違っている事業のことを聞きたい。
 次に、

(2)中越沖地震の経験から得た外部からの支援団体との関係についての教訓について

 これは東日本大震災をはじめ、その後の自然災害の復旧・復興過程において、柏崎市が中越沖地震で経験したことと同じような自称・支援団体が起こした問題についての総括である。
 3番目として、

(3)職員の綱紀粛正について

 平成21年、公金詐欺事件、平成22年にはガス水道局収賄事件で2年連続、市職員が逮捕されたことをはじめ、万引きや盗撮、飲酒運転などの刑事事件となる不祥事があった。また行政上も議会議決を経ない予算の執行や柏崎市自らが発注した工事に柏崎市として指導を行うという笑えないものなど、行政上の過失も多くあったことから、改めて綱紀粛正、適正な業務の在り方について問う。
 最後は、会田市長の残りの任期での取り組みも含めて、

(4)今後に大きな政治的判断が必要になる事業や計画について

現時点での考え方を確認したい。
 以上が、今回の質問の概要である。


(1)議会議決を経たあとに契約が十分に履行されたとは言えない事業について

 ここでは2つの事業を取り上げる。
 まず最初は「旧柏崎トルコ文化村問題」、柏崎市が買い取った旧柏崎トルコ文化村を民間企業に売却した案件。
 トルコ共和国から寄贈された「トルコ建国の父・ケマル・アタチュルク」の銅像を売却してしまうという、国際儀礼として恥ずかしい問題があった。加えて、譲渡契約の第7条にある

 「平成20年5月30日までに売買物件をその用途に供さなければならない。」

という項目があるなか、利用計画書にあるパークゴルフ場など市民公園としての整備は結局しないまま、期限である平成20年5月30日は過ぎ、かつ現在は、民間企業の事業そのものが停止している。
 平成24年第1回定例会の一般質問で取り上げた際の会田市長の答弁では、

 「用途変更の申請について代理人(柏崎市の顧問弁護士)を通して、売却先の企業に請求しているが、回答はない。」

とあった。
 結局は、柏崎市として、そして柏崎市議会の議決も経た契約が履行されていない、守られなかったということ。
 もう一つの取り上げる事業は「番神浜茶屋恒久的土地貸付問題」。
 この問題は、柏崎の歴史にとって非常に重要であり、「海の柏崎」らしい景観として大切であった番神海岸の市有地、伝統ある「日蓮上人着岸の地」を、番神浜茶屋組合という任意の団体に恒久的に貸し出したことに端を発する。

 番神海岸の道路、カーブを曲がるときに見える柏崎らしい風景が見えなくなったものであり、景観上からも多くの柏崎市民からの反対があった。
 景観上の問題点に加え、

1)あらかじめ相手が決まっている随意契約であること
2)契約相手が、法人格をもたない任意団体であること
3)良識ある市民からの反対署名を乗り越えても、冬季でのイベントなどの通年観光を行うとして契約に踏み切ったものの、実際は通年観光になっていない。

ということが問題であるとされ、私も議会の場で何度か取り上げた。
 平成22年第1回定例会では、産業振興部長から

 「平成18年9月1日から契約したものの、11月に閉めるなどの店もあり、すべてのお店が空いていたとはいえない。当初の目的を達しているとは言えず、冬も対応できるよう協議する」

との答弁があった。当初の目的とは、通年観光。現在でも通年観光の資源になっておらず、先の「旧柏崎トルコ文化村問題」と同様に、柏崎市として求めた契約が履行されていない、守られていない事業と言える。

 以上の2つの事業の問題をどう総括するのか、改めて問う。

(2)中越沖地震の経験から得た外部からの支援団体との関係についての教訓について

 冒頭、ご説明したように、これは中越沖地震の復旧・復興過程で「NPO全国防災・災害支援ネットワーク会議(略称:NPO全防災)」という、法人格をもたない任意団体が起こした問題について、どう教訓として生かされているのか、という質問。
 このNPO全防災問題も、私は何度かこの議場で取り上げ、市長に問うてきた。
 NPOを名乗るものの法人格は無く、実態は個人の任意団体に対し、副市長や幹部職員・議員が懇親会などで酒食をともにし、婚活事業、農業支援の委託、低コスト住宅建築の斡旋などを行い、柏崎市の税金及び中越沖地震復興基金から総額で約5000万円のお金が流れた。
 しかも委託事業に従事した柏崎市民への賃金が未払い、商材を納入した業者、それも柏崎市からの紹介があったと安心して納入したものの、すべての代金を回収できなかった。同団体代表者は、別の団体名を名乗り、長野県天竜村においても、行政職員への取り込みから各種事業を行って裁判沙汰になっており、平成23年4月8日、賃金の未払いで書類送検。その後、代表者が死亡したことにより、問題が消失した。
 支援団体と称し、震災などの災害からの復旧・復興につけ込んで、不当な利益を得るという、いわゆる震災ゴロ、災害ゴロと言われるもの。
 その後の東日本大震災においても、岩手県山田町に入り込み、岩手の震災事業費横領事件として代表が逮捕・有罪となったNPO法人「大雪りばぁねっと」(約8億円の血税を使った)や、先般の熊本の震災でも同じような団体の事例がある。
 今年5月に行われた全国災害ボランティア議員連盟の勉強会に参加した際にも、こういった震災ゴロ、災害ゴロについて、全国から集まった地方議員、国会議員から問題点として挙げられた。
 復旧・復興時に「寄り添ってます」「支援します」と行政職員に近づき、行政の信用度を利用して、民間取引、補助事業などで賃金未払いや詐欺というのが典型的なパターン。
 柏崎市の場合は、さらに相手が法人格をもたない任意団体で、消費税の支払い対象でもないのに、支払ってしまった。法人格をもたない相手との契約の問題としては、先に取り上げた「番神浜茶屋恒久的土地貸付問題」と同じ。
 我が柏崎市が、いつ、また大きな災害にあうのか分からない。だからこそ、こういった震災ゴロ、災害ゴロで痛い思いをした経験を市職員で共有しておくべきと思うが、市長の総括を聞かせてもらいたい。

(3)職員の綱紀粛正について

 コンプライアンスと懲戒処分の公開基準という点から問いたい。
 会田市長との一般質問のなか、これまでこの議場で取り上げた不祥事は数多くあった。
 「平成27年度 柏崎市一般会計及び特別開会歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書」においても、

 「不適切な事務処理が散見されたことに鑑み、より一層法令遵守(コンプライアンス)と公務員倫理の厳正な保持に取り組み、市民の信頼確保を望むものである。」

と書いてある。
 これまでの主な不祥事を整理したい。

<平成19年>
 市職員の就業時間中における経済活動であるインターネットオークションをやっていた事件。実名公表はなく、民間企業のようにクビになることはなかった。

<同じく平成19年>
 市職員による住民基本台帳情報漏洩事件。これは公務員が最もやってはならない情報漏洩事件であり、本来であれば刑事告発すべきもの、を減給という甘い処分であった。

 兵庫県神戸市での同様の事件では、即、懲戒免職かつ刑事告発で実名公表。
 千葉県船橋市が地方公務員法違反で逮捕されている。
 マイナンバー制度が導入された現在、二度と起こってはならない事件。

<平成20年>
 じょんのび村改修工事の不手際。柏崎市が行った工事で、柏崎市が工事改善命令、つまり会田市長が工事発注者で、これまた会田市長自らが自分に対して工事改善命令をだすという全国でもお恥ずかしい内容であった。その修繕に2000万円以上の税金が無駄に使われ、関係者は減給処分だけ。

<平成21年>
 公金詐欺事件により市職員の逮捕が逮捕。しかも、新潟県警から市役所に家宅捜査に入られ、資料を押収されたという柏崎市政でもっとも不名誉とも言える事件であった。

<平成22年>
 先に紹介したNPO全国防災ネットワーク会議事件。

<同じく平成22年>
 ガス水道局収賄事件により、職員が逮捕。柏崎市として2年連続して逮捕者をだすに至った。
 内容としては、市職員が業者からノートパソコンなど、仕事を発注する見返りに求め、公判のなかではそういった職場環境であったこと、堂々と職場で受け取っていたことが分かったトンでもない事件。
 さらに、こういった職員を処罰すべき柏崎市役所が、逮捕後に弁護士を紹介していたことも発覚し、追及よりも身内をかばう体質が露呈した。

<さらに同じく平成22年>
 公になったのは平成23年であるものの、平成22年10月、柏崎市役所の職員が飲酒運転のうえ、事故を起こし、新潟県警上越署に検挙。平成18年9月29日に制定した「飲酒運転を行った職員の懲戒処分の基準」では、

(1)酒酔い運転をした職員は、免職とする。
(2)酒気帯び運転をした職員は、免職又は停職とする。

とあるものの、分限処分での停職という処分であり、実名も公開されなかった。


平成28年2月19日『産経新聞』

酒気帯び運転の係長を懲戒免職
南魚沼市

(新潟)南魚沼市は18日、道路交通法違反(酒気帯び運転)で罰金50万円の略式命令を1月に受けた同市商工観光課の男性係長(46)を懲戒免職処分にしたと発表した。
 係長は昨年9月、コンビニエンスストアで買った缶酎ハイを飲んで車を運転し市内で工事現場の看板に接触。通報を受けた南魚沼署員の検査で基準値を上回るアルコールが検出された。


<平成24年>
 ごみ処理施設大規模修繕工事、合計11億6655万円という議会の議決が必要な工事請負契約について、議会にかけずに予算を執行したという問題。地方自治法の第96条第1項第5号、そして「柏崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」の第2条に違反というもので、他の自治体では市長が辞職した事例もあるほどの問題であった。
 平成24年第6回定例会では、事実上の問責決議である「柏崎市長初め市職員の法令遵守を強く求める決議」が可決している。

 その後も、万引きや盗撮といった事件、また賦課のミスなどが続いている。
 柏崎市民のなかからは、

 「酒気帯び運転でも万引きでも、盗撮でもクビにならん市役所はいいのぉー」

といった声まであるほどである。

 柏崎市役所の信頼が崩壊し、真面目に勤務されている市職員の皆さんが大きな被害を受けているとも言える。

 会田市長になってから決められた「柏崎市職員の懲戒処分に関する指針」(平成18年11月6日)に沿った指針とはいえ、その公開基準も含めて、少なくともこれだけの不祥事が続いたことから、刑事事件、違法行為に関わるものは、もっと厳しく改定すべきというのが私の考えである。

 そこで、3点にわたって聞きたい。

<1>刑事事件、違法行為に関わる懲戒処分、実名の公開基準が甘いと思われることから、その改定の考えはないのか。

<2>公金詐欺事件では、市役所に家宅捜査、いわゆるガザ入れという恥ずかしいことがあった。本来、捜査機関に資料提供などできる限りの協力するべきところ、この反省点は継承されているか。

<3>これまでのケアレスミステイクも含めて、コンプライアンス研修のなか、悪い事例として情報共有しているのかどうか。

(4)今後に大きな判断が必要となる事業について

 3つの事業、考え方について聞きたい。

ア 市役所移転とまちなかのにぎわいの考え方
・現庁舎跡地を含む未利用地(5街区・ふれあい広場)の活用
 昨日の一般質問の答弁にあったように、現庁舎跡地の検討は時間がかかるが、庁舎移転のスケジュールとは別に駅に隣接する5街区は活用した方がよく、またいわゆるサイカワ跡地の活用もした方が良い。できればガス水道局の庁舎も民営化後は、売却するか、別の利用方法を検討する等、早く決断すべきというのが、私の考え。
 市役所移転とは別に土地の活用を進めることについては考えているのか
・合併特例債を使うことが前提の発言と思うが、中央地区の地域懇談会のなか、会田市長は

 「市役所に用事がない人にも集まってもらって、にぎわいを創出したい」

と話していた。ここが、まったく考えが違う。
 私の考えは、市役所が柏崎市の真ん中ではない。市役所は将来の人口減少を見越したシンプルで最低限の機能にし、あとはマイナンバー制度やコミュニティセンター等を活用し、

 「市役所まで来なくとも用事が足りる」

ようにすべきであるというもの。にぎわいは、民間企業を誘致することで実現させ、雇用の場を作り、法人・個人からの税収アップを目指すのが健全な自治体経営ではないか。
 いま一度、市役所がにぎわいを創出するという考え方について、聞きたい。

イ 「水球の聖地」宣言したからこその事業展開
 リオ五輪が終わり、我が柏崎市から出場されたセーリング、水球も健闘し、柏崎市民を元気にしてくれた。鉄は熱いうちに打つべきであり、ここで大きな決断を市長に促したい。現在のアクアパーク50mプールでの水球競技も魅力ではある。しかし、公認プールを有しない限り、今後の国際大会やより多くの合宿誘致などに支障がでることは目に見えている。
 今回のインドネシア・ジャカルタ州の男子チームが合宿に来たが、同様にドンドン誘致していくことができれば、スポーツ都市、国際都市、それこそ会田市長も掲げられていた「世界に開かれた柏崎」への道にもなる。
 国からのオリンピックがらみの補助金を建設に適用できなくとも、合併特例債を市役所新庁舎のにぎわいに適用するのではなく、それを使って水球・水泳の両公認プール、かつギャラリースペースもしっかりしているコミュニティ機能をもったプール施設を駅前(サイカワ跡地)に建設すべきではないか。
 建設に取り組めば、完成する頃には中越スポーツハウスのプールは、ボイラーの寿命となっているであろう。
 もし、新しく作る施設の2階をユースホステルのような合宿スペースにすれば、市内で課題となっている障がいを持つ方の雇用の場にもなる。
 手法によっては、土地を無償貸し付けにし、民間企業に建設してもらうことも考えられる。
 今後、各小中学校は多少の差はあれ、生徒数は少なくなっていく。
 各学校施設のプール設備が老朽化した際には改修せず、一括して駅前に建設したプール施設での授業を行い、そして講師を一流の選手にしてもらう。
 それは選手の生活を安定させることにもつながり、また柏崎に多くの選手が集まってもらえることにもなる。
 もちろん、生徒にとってもアスリートに接することでスポーツに開眼する子もでてくるであろう。
 「水球の聖地」、「水球のまち」を宣言した以上、まずは特化して取り組みつつ、他のスポーツにも支援体制を広げるということをやっていくべきではないか。改めて水球・水泳の公認プールの建設についての考え方を聞きたい。

ウ 海のまち・柏崎への原点回帰について
 昨日、同じ会派の議員からの同様の質問に対して、産業振興部長より、

 「海の資源をブラッシュアップしたい」

との答弁があったので、ここでは提案するのみにしたい。
 これまでも何回も主張してきたように、柏崎がこれまで「海のまち・柏崎」として取り組んできた資産(レガシー)は数多く、またその多くは伝承者が絶えてしまい、眠ってしまっている。
 グラスボートなどで海の中を見れば、海藻の森もある。今日の午前中の一般質問で取り上げられたクラウド・ファンディングで資金調達、寄付者に対し、乗船券を返礼としてお渡しすることも考えられる。
 せっかく複数の海水浴場がありながら、どこの海水浴場がどういった特性をもつのか、また面白い特色は何かということを、改めて拾い上げることはどうか。
 かつて米山海水浴場には、海水プールがあり、赤ちゃんの初海水浴を行っており、胎姫神社に出産のお礼詣りをしたあとに行くということもあった。
 新しいこと、これまでと違うことに取り組むことは楽しい上、注目もされやすいでしょう。しかし、先人の取り組みや足元にあるものを再発見して、新しい手法で蘇らせることも大切であろうと思う。
 「海の柏崎」として原点回帰してみてはどうか。


<市長答弁1回目・概要>

・旧柏崎トルコ文化村については、計画の変更協議書の提出を求めたが、回答がないまま7年間が過ぎた。第11条にのっとり物件買戻しの方法もあったが、変更協議書の提出を求めるにとどまっている。レストラン、ブライダル事業は行われた。
・番神の私有地貸付については、平成14年、今から14年前に浜茶屋組合から提言書が出され、浜茶屋議論がスタートした。夏以外にも誘客可能となり、番神という場所のネームバリューにも期待し、私有地貸付となった。
・中越沖地震は市民みずからが団体を立ち上げるなどして活発に活動した。一部に不適切な団体があったことは残念だが、多くの外部の支援団体の協力も得ながら復興を成し遂げた。平時から外部団体の情報をつかむことが大事ではあるが、市民が日頃の防災・減災意識を高め、地域活動の活発化を進めていくことが大切だと考える。
・懲戒処分については、平成21年、平成22年の案件は公務員としてあってはならないものとして重く受け止めており、大変遺憾である。懲戒処分は人事院の指針に準じて、柏崎市氏名等公表基準に基づき、案件の社会的影響の大きさを鑑みて判断している。基準は県内、全国に照らし合わせても緩いものではないと考える。また先程、家宅捜索が入ったのことについて、公的機関への協力しなかったかのような発言があったが、捜査に協力しなかったということはない。三井田議員の認識とは異なる。これからも職員ひとりひとりが倫理保持、能力を向上し、組織としてコンプライアンス向上に取り組むことが重要と考える。柏崎市コンプライアンス推進委員会を設置し、外部講師による職員研修・教育を全職員参加で実施したり、内部講師によるコンプライアンス責任者研修の実施、新人職員研修などを行っている。職員が公私に渡り服務規律を守り、自らの行動を律するよう、今後も強く求めていきたい。
・市役所移転とまちなかのにぎわい創出については、現庁舎跡地や日石町5街地なども含めて中心市街地として考え、活性化をはかるのが大きなポイントだと考える。条件変化にともない、現庁舎についてもしかるべき土地利用方向性を考え、にぎわいにつながるようにしたい。市役所は窓口業務だけでなく、医療、福祉、介護、教育、市民活動、土地整備など様々な業務を行っている。そうした業務の対応はもとより、単に用事があるから来るだけでなく、情報を求めたり、ふれあい機能もたせるのが新市役所のコンセプトである。来庁した市民や市外・県外の人たちに、居心地よい空間、時間を提供しながら、積極的に情報発信する場にしたい。
・水球については、ブルボン・ウォーターポロクラブの4選手が世界で闘ったことは多くの市民に感動を与え、水球の面白さを発信する機会となった。日本代表選手を輩出したブルボンのクラブチームは、柏崎の大きなシンボルである。今まで以上に同クラブチームを中心に、地域活性化を推進したい。公認プールの問題は重要であり、新たなプールをつくるのも選択肢のひとつだが、建築費、維持費など巨額の費用がかかり、慎重に検討する必要がある。引き続き練習場の確保に努力するのとあわせて、今まで以上にブルボン・ウォーターポロクラブと連携を密にとり、水球による国際交流、地元競技力向上をはかり、水球に興味をもつ市民が増えるよう各種事業に取り組みたい。
・海のまち柏崎としての原点回帰については、海の観光は海水浴以外の観光資源掘り起こし、ブラッシュアップすることが喫緊の課題である。幅広いメニューを用意し、情報発信していくことが不可欠だ。メニューにはストーリー性と歴史的背景を持たせながら、情報発信していくことが重要な課題と考える。時代の変化にあわせて、その時々の旬を取り入れ、新たなメニューとともに広く情報発信していきたい。


<再質問・概要>

・旧柏崎トルコ文化村については、レストラン、ブライダル業の云々は結局、相手方の収益事業。議会として、市民公園、パークゴルフ場を市民へ開放するという、公の目的があったから売却を議決したのである。議会でも契約段階では議論しながら、契約したあとの履行確認をしてこなかったことも問題であり、今後の課題である。
・番神浜茶屋の問題はうやむや答弁があったが、「で、結局どうするのか?」。当初の目的である通年観光がなされていないが、このままにしておくのか。
・NPO全防災の件、市民の防災、減災意識などを言っているのではない。それは当たり前のこと。市職員の信用力を利用されないよう気を付けなければならない、という意味で指摘している。彼らが市の職員に取り入り、市の信用力を利用して仕事をとっていたことが問題なのである。こういう痛い経験は、新しい職員にも伝えていくべきではないか。
・綱紀粛正については、平成22年よりコンプライアンス向上を頑張っていると言いながら、冒頭に紹介したように平成27年度になっても監査委員から指摘され続けている。もっと強力に推進すべきではないか。また、懲戒処分、公開基準が県内他市に比べても、甘いものではないということであるが、そもそも2年連続で逮捕者をだすような県内他市があるのか。もっと厳しくする必要があると思う。
・水球のまちについては、慎重な検討が必要ということなので、残りの任期で検討をして頂きたい。
・海の柏崎について私が指摘したいのは、海水浴は海開きからお盆までの時期に限定されていることであり、この期間、観光シーズンをいかに伸ばすのか?というのが質問の趣旨である。私もそうだし、議会としても協力して良いものにしていきたいと思う。

 旧柏崎トルコ文化村、番神浜茶屋の通年観光、コンプライアンスについて、再度、ご答弁頂きたい。


<市長答弁2回目・概要>

・トルコ文化村は中越沖地震という不測の事態があり、契約通りにならなかった。7年時間が経過したので、これからの土地利活用は注視すべきだが、すでに売却しているという問題もある。
・番神浜茶屋は、私有地貸出の経緯は市長になる前からだが、海の柏崎として通年観光のための契約しているので、趣旨に沿ってこれからも進められるものと理解している。関係者には努力していただきたい。
・コンプライアンスについては、過去に残念なことはあり、事務上のミスも含めて今後、そういったことがないよう不断に行う必要がある。研修も含め、職員の自覚、服務規律・コンプライアンス高めることは不断に行う必要があると思う。


 やはり認識の違いは大きいままであった。
 番神浜茶屋の件で、努力してもらいたいと他人事のように答弁されているが、関係者に対し契約履行するよう強く求めていただきたい。景観を大切にしたいと言いながら、あのような事態になっているのだから、残りの任期で市長の責任において、契約履行を求めていただきたい。
 また、職員のコンプライアンスについても、市長退任後も一気に変わることはないだろう。今後、議会としても強く求めていきたい。
 会田市長と議論するのはこれで最後となる。この議場では激しい議論を重ねてきたが、それは会田市長が憎いからでなく、良かれと思ってやってきた。こういうことはやってはならない、という指摘をしてきたつもりだ。その意味では会田市長の後援会から感謝状がいつ届くか楽しみにしている・・・。
 私も今後、柏崎がより良くなるよう努力していきたいし、会田市長におかれても、ご退任後も柏崎のためにできることはご尽力いただきたいと思う。
 以上で私の一般質問を終わりたい。

 14時30分から15分間の休憩をとり、もう2名の議員が一般質問。一般質問終了後、決算の認定や追加議案について、以下のように提案された。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」

「承第6号 決算の認定について(平成27年度国民健康保険事業特別会計)」

「承第7号 決算の認定について(平成27年度後期高齢者医療特別会計)」

「承第8号 決算の認定について(平成27年度介護保険特別会計)」

「承第9号 決算の認定について(平成27年度土地取得事業特別会計)」

「承第10号 決算の認定について(平成27年度墓園事業特別会計)」

「議第101号 平成28年度一般会計補正予算(第6号)」
 (仮称)柏崎市地域エネルギービジョンの策定に向けた委託料等を要する経費を措置するため。

 17時5分に本会議が終了。

Axdsc_00055 17時10分から決算特別委員会に出席し、柏崎市監査委員による「平成27年度 柏崎市一般会計及び特別開会歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書」に基づいて、概要を財務部長から説明してもらった。
 柏崎市の財政力指数はやっと回復傾向にあり、新潟県内20市のなかで12位まで回復。実質公債費比率は、いまだ新潟県ワースト2位である。

 17時40分に終了となり、自宅に戻る。

 18時から市内某店にて懇親会。今日の議会での一般質問から、今年11月の市長選挙、そして話題の民進党・蓮舫参議院議員の二重国籍問題まで幅広い話題で、ピッチャーの生ビールもドンドンと空き、かなり盛り上がった。

 21時30分、「飲茶中華料理 ハルビン」(電話:0257-22-4887)に移動して、有志での二次会。

 23時20分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

2016年9月 8日 (木)

柏崎市役所新庁舎問題、合併特例債に見込む10億円と現庁舎跡地利用

 過去の議会議事録などの確認に時間がかかり、4時、やっと就寝。

 8時30分に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茹でブロッコリー、ミニトマト、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、宅配便が届いたので、中身を確認してみると少額ながら協力させてもらっている「戦艦大和バーチャルリアリティ復元計画」の特典「戦艦大和手ぬぐい」であった。
 昭和16年10月20日、全力予行運転中の戦艦「大和」が描かれている。

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 シャワーを浴びたのち、9時40分、市役所に移動。

Dsc_0045 10時から本会議、一般質問の一日目に出席する。午前中は2名の議員が一般質問を行ったが、なかでも柏崎市役所新庁舎問題に関する会田市長の答弁には驚かされた。
 現庁舎の跡地はどう利用するのか、という質問に対し、

・土地価格がどうなるのか、多くの杭を地中に打ち込んであるため、撤去費用がどれくらいになるのか等の前提条件?を整備する必要がある。
・建て替えが必要な公共施設を選択したのち、県や国など公共施設をまとめるシビックコア構想、民間施設との合築、市民農園や福祉広場、スポーツ広場など幅広く検討。
・調査検討をする最中でも、何か利用できるものであれば対応したい。

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というもので、現庁舎やその他の関連施設を壊す費用ですら算定しておらず、現庁舎跡地の利用方法もシビックコア構想、スポーツ広場など思いつく言葉を並べた程度。

*シビックコア構想などを言うなら、当初から私が主張しているように、税務署を市役所のなかに入れた複合庁舎で現地改修すれば良い。

 新庁舎の建設費用とは別に現庁舎を取り壊すとすれば、億単位の費用がかかるのが明白ななか、これから考える、調査するというのは無責任である。

 新庁舎の建設費用の財源は積み立て金、地域振興基金22億円、合併特例債10億円、一般財源20億円(ガス事業の売却益)で用意するというが、この合併特例債も市役所庁舎建設を目的として使えるものではなく(現庁舎の耐震補強で一度使用してしまった)、あくまで防災、市民交流施設を目的とするもの。
 そのため、市役所庁舎として最低限のシンプルな機能で良いところ、市役所庁舎の中に市民交流の場をどうするのか、市役所で「にぎわい」をどう創出するのか、という筋違いの議論になっている。

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 この有利という合併特例債10億円分(のちに国が7割を交付金として負担)も、東京オリンピックを迎えるにあたり、資材、人件費の高騰で吹っ飛ぶ可能性がある。
 市役所が柏崎市の真ん中ではない。市役所は将来の人口減少を見越したシンプルで最低限の機能にし、あとはマイナンバー制度やコミュニティセンター等を活用して、

 「市役所まで来なくとも用事が足りる」

ようにすべきであろう。「にぎわい」は、民間企業を誘致することで実現させ、雇用の場を作り、法人・個人からの税収アップを目指すのが健全な自治体経営。
 やはり現市政においては、考え方が違う・・・。

Dsc_0047_2 12時、休憩となったので、会派室にて「柏崎仕出しセンター」(電話: 0257-23-3324)の弁当で昼食。鰯の胡麻揚げ、鰤の照り焼き、豚モモ肉焼き、鶏から揚げなどが入っており、ご飯が足りないほどのおかず、そしてデザートとしてメロンとパイナップルも添えられ、充実した食事となった。

 13時から再開となり、2名の議員が一般質問。

 14時50分から15分間の休憩ののち、もう2名の議員が一般質問を行った。同じ所属会派「決断と実行」の柄沢議員による「海の柏崎」に関する質問では、産業振興部長から

 「海の柏崎として、その資源をブラッシュアップすることが課題」

との答弁があった。議会と市担当課が協力し合い、海の資源のブラッシュアップを進めるべきである。

 16時45分に終了となり、会派室に戻って諸雑務。

 17時30分、事務所に戻り、郵便物や急ぎのFAXなどを処理する。

Axdsc_00011 18時20分、酸っぱくなってきたキムチ、豚バラ肉と韮、卵で作った豚キムチ炒め、鶏ササミ肉を使った棒棒鶏、竹輪に胡瓜を入れたもの、小粒納豆とめかぶの和え物、ビール500ml2本で夕食。
 竹輪に胡瓜を入れ、マヨネーズをかけるのは昔よく食べたものの、久々である。

 19時から2時間ほど仮眠。

 シャワーを浴びて、リフレッシュしたのち、事務所で明日の一般質問で使う原稿を作成する。

2016年9月 7日 (水)

新潟県阿賀町議会:議員出席停止で報酬を減額する条例

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、おでん、茄子の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

 11時40分、一旦自宅に戻ったところ、先月に石川県能美市の九谷陶芸村色付け体験をした九谷焼ウルトラマンが届いていた。和絵具を使ったので、シブイ仕上がり。また現地に行って体験したいと思う。

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Dsc_0047 市内でのお届けものなどをしたのち、12時40分、自宅にて市販の生タイプのニ八蕎麦を茹で、鰹節ベースのつゆ、天かす、長葱のみじん切り、岩海苔で昼食をとる。
 ニ八蕎麦というものの、蕎麦の香りが少なく、蕎麦粉が2割で小麦粉が8割なのではないかという感じであった。

 食後、市政や県政に関しての陳情や現地調査のため、市内をまわる。

 15時、事務所に戻り、今議会の一般質問の下準備。会田市長への一般質問は今回で最後となるため、これまでの事や残りの任期中で決めるべきことなどを問う。

Dsc_0049 19時、妻が台湾から持ち帰ったカラスミを刻み、卵、長葱、冷やご飯で作ったカラスミ炒飯、小粒納豆とオクラ、メカブを和えたネバネバ強化納豆、豚のスジを煮こぼした後にニンニク、長葱の青い部分、おろし生姜、岩塩で味付けした豚スジスープ、ビール500ml3本で夕食。

 21時から1時間ほど仮眠したのち、事務所にて過去の議会資料を読み込む。

 阿賀町議会において、議員の出席停止等の懲罰を受けた場合、議員報酬を減額する条例案を可決したという。懲罰での減額条例は新潟県内では初である。
 議員が報酬を返還することは、公職選挙法で禁止されている寄付行為にあたるため、支給しないための条例が必要となっていた。
 また懲罰だけではなく、病気などの長期欠席の場合も同様で、これまで柏崎市議会でも病気による長期欠席でも満額の議員報酬が支給されている。
 柏崎市議会は通年議会を採用しており、ほぼ常勤化しているため、「働いても、働かなくても報酬は一緒」ということでは不公平と言えよう。
 今後、早急に議論し、条例を提案したいと思う。


平成28年8月31日『新潟日報』

議員報酬 出席停止で減額
阿賀町議会が条例制定
県内自治体初、あす施行

 阿貿町議会は30日、議会から出席停止の懲罰を受けた議員の報酬を減額する条例案を本会議で可決した。出席停止が対象の減額条例は県内自治体で初めて。9月1日に施行する。
 
出席停止の懲罰を受けた場合、停止の日数分を月単位で減額する。また、病気で本会議や委員会などに出席できず議会活動が長期間できない場合も、180日以上で3割減額するなどとした。公務災害による療養や出産などによる休暇は対象外。いずれの場合も期末手当の支給額に反映させる。
 阿貿町議会では、町民に不快な電話をしたり、議場で不規則発言を独り返したりしたなどとして、出席停止の懲罰を計6回課せられた議員がいる。
 本会議には全員が出席し、全会一致で可決した。本会議の後、猪俣誠一議長は「議会活動をしないまま議員報酬をもらっている現状があり、町民感情と相いれない。条例制定により議会活動が円滑に進むことを望んでいる」と話した。
 
県内自治体では、見附、阿賀野の両市議会が、病気で議員活動を長期間行うことができない場合、議員報酬を減額する条例を制定。県議会では、その月の本会議や委員会をすべて欠席した場合、議員報酬を半額に削減できる条例を定めている。

2016年9月 6日 (火)

またも北朝鮮が弾道ミサイル3発を発射
北海道・奥尻島西方沖に着弾

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、昆布の佃煮、トマトでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で視察報告書の作成など、事務仕事。

 新潟空港整備推進協議会からの封筒が届き、開けてみたところ新潟空港ファンクラブ会員として応募した新潟空港PRキャラクター「米るくん」グッズの数々であった。
 米るくんがもっと活躍する?には、新幹線の延伸が必要である。

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Abdsc_00432 12時、レトルトのハンバーグを崩して元の挽肉に近いかたちにしたものをニンニク、生姜、唐辛子とともに炒め、豆板醤、味噌、花椒、絹ごし豆腐を入れて作った麻婆豆腐、ご飯、茄子の味噌油炒めで昼食をとる。
 レトルトのハンバーグについていたデミグラスソースもそのまま使ったので、甘辛となった。

 食後、大量に郵送する往復はがきを作成し、郵便局や銀行、市役所などをまわって所用を済ませる。
 途中、数本の電話や実際に会った皆さんからは、自民党柏崎支部として市長選挙の候補者を早く出すよう、お叱り?や激励を頂戴した。

Abdsc_00443 買い物などをしたのち、自宅に戻り、18時、残暑厳しいなか、あえてのおでん(大根、卵、人参、こんにゃく、牛蒡巻き、竹輪、薩摩揚げ、黒はんぺん)、茄子の浅漬け、ピーマンの油炒め、子持ちししゃも(カペリン)、ビール500ml3本で夕食。

 食後、月刊誌や漫画を読んだのち、1時間ほど仮眠をとる。

 22時から事務所で事務仕事。

 北朝鮮がまたも弾道ミサイル3発を発射し、またも日本の排他的経済水域(EEZ)内、北海道・奥尻島西方沖に着弾した。
 しかも今回は3発とも同じような位置に着弾している。これは3発同時に発射された場合、仮に日本海にイージス艦一隻が展開されていたとしても対応が難しいことを意味する。

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 着実に我が国に対する軍事的脅威が増してきているが、政府としては抗議とともに「監視を強めている」といった対応に過ぎない。
 このままでは確実に漁船などで被害がでてくるであろう。
 何よりも怖いのは、こうやって弾道ミサイルが日本に向けて発射されることが当たり前になり、日本国民が

 「あ~ぁ、また北朝鮮かー」

程度の認識になってくることである。

 憲法9条さえあれば平和、話し合えば分かり合えるという絵空事は、北朝鮮の現体制には通じない・・・。


平成28年9月6日『産経新聞』

北ミサイル 日本のEEZにまた着弾
北海道西方沖 防衛省が残骸を捜査中

 防衛省は5日、北朝鮮西岸の黄州(ファンジュ)から同日午後0時13分ごろ、弾道ミサイル3発が発射されたと発表した。同省によると、ミサイルはいずれも中距離弾道ミサイル「ノドン」もしくは短距離弾道ミサイル「スカッド」で、約1000キロメートル飛行。北海道・奥尻島西方沖約200キロメートル~250キロメートルの日本海上の排他的経済水域(EEZ)に3発すべてが着弾したとみられる。
 ミサイル着弾による船舶、航空機などの被害は確認されていない。
今月3日に初めて北朝鮮の弾道ミサイル弾頭部分がEEZ内に着弾しており、今回で2回目。防衛省が確認している今年に入ってからの北朝鮮の弾道ミサイル発射は21発目となる。今回のミサイルも移動式発射台(TEL)から撃ち込まれたとみられる。
 これを受け、稲田朋美防衛相は同日午後に予定されていた陸上自衛隊練馬駐屯地の視察を中止、同省の関係幹部会議で「情報収集・警戒監視に万全を期せ」と指示した。防衛省は「わが国に対する安全保障上の重大な脅威であり、深刻な懸念を表す」とする声明を発表した。
 航空自衛隊のF2戦闘機と海上自衛隊のP3C哨戒機、P1哨戒機が着弾地域付近の海域に展開し、ミサイルの残骸を捜索している。

2016年9月 5日 (月)

平成28年9月定例会(第15回会議)開会
会田市長退職金は約6760万円

 2時30分、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷奴、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時45分、市役所に移動。

Abdsc_005609 9時から議会運営委員会に出席する。主な議題は以下の通り。

1.議員発案
(1) 免税軽油制度の継続を求める意見書(案)
 自治研究会提出

Q.前回の定例会議でも議論になったが、既に可決した同趣旨の内容について、毎年意見書を提案するのはいかがなものと思う。状況変更はあったのか。
A.以前も意見書を提案したが、期限が切れる直前になったこと、スキーだけではなく漁船にも影響がでることを勘案した。

→ 全会一致

(2)学費と教育条件の公私間格差是正に 向け て、私立高等学校への助成 の充実 を求める意見書(案) を求める意見書(案)(国あて)
 自治研究会提出
(3)学費と教育条件の公私間格差是正に 向け て、私 立高等学校への私助成 立高等学校への私助成 の充実 を求める意見書(案) を求める意見書(案)(県あて)
 自治研究会提出

Q.これも昨年に同趣旨の意見書が可決しているが、大きな状況変更があったのか。
A.まだまだ不十分なので、提出し続けたいと提出者から言われている。委員会でも説明をしたい。

→ 一致を見ず。

(4)労働時間と解雇の規制強化を求める意見書(案)
 日本共産党柏崎市議員団提出

Q.これだと農協の職員組合だけの意見書のように取れ、労使間もしくは労基署に入ってもらうべき内容と思うが、もっと大きな視点で修正はできないのか。
A.農協の組合として意見書を提出するのは初めてなので、どうしてもそうなってしまう。
Q.本市議会には労働組合に関係している議員もおり、夜勤が体調を狂わすといった文言だと柏崎市内の会社によっては困ってしまう。もっと大きな視点は持てないのか。
A.修正は応じるので、相談させてほしい。

→ 一致を見ず。

2.請願について
(1) 受理済みの請願 (3件)
・免税軽油制度の継続を求める請願
・「学費と教育条件の公私間格差是正にむけ て、私立高等学校への助 、私立高等学校への助 成の 充実 を求める 意見書」の採択に関する 請願
・労働時間と解雇の規制強化を求める請願
(2)請願者が趣旨説明を行うものは 、次のとおり。
ア)文教厚生常任委員会
・「学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、立高等校へ助成 「学費と教育条件の公私間格差是正にむけ、立高等校へ助成 の増額・拡充を求める 意見書」の採択に関する 請願
イ)産業建設常任委員会
・労働時間と解雇の規制強化を求める請願

3.決算特別委員会について
 部課長が決算特別委員会に出席し、審査となる。
 10月6日に決算特別委員長の報告を行う。
 議会での事務事業評価については、正副議長で市長に渡し、次年度予算編成への反映をしてもらう。

4.政務活動費の交付に関する条例取り扱い
 申し合わせ事項の改定とし、自家用車、タクシーの運用を取り入れ、公共交通機関を使うと時間と費用を無駄にすることを無くしたい。
 また、これまで事前払いや事後払いが混在したが、事後払いに統一。

5.東村山市議会員との合同研修・交流事業
 分科会テーマ(3分科会)3時間
・議会報告会(実施状況と課題)
・議会(議員)からの政策提言・提案の手法
・より効果的な決算審査のあり方

6.12月定例会議の行程(案)について
 本来は12月5日が初日であるが市長が交代となるので、12月19日を本会議初日とし、市長の所信表明、その後に一般質問の受付、委員会審議、年明けに一般質問。
 12月12日を初日とし、年内に議会を終了する案と2つでており、当局の予定も勘案する必要もあるため、検討中。

7.その他
(1)次回議会運営委員の日程について
 9月9日(金)本会議休憩中

Abdsc_005710 10時から本会議に出席、平成28年9月定例会(第15回会議)の開会である。
 提案された議案、行った質疑は以下の通り。

「議第90号 文化会館アルフォーレ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するため。

「議第91号 税条例等の一部を改正する条例の制定について」
 地方税法の改正に伴い、修正申告書の提出又は納付すべき税額を増加させる場合における法人市民税に係る規定を改正するなどのため。

「議第92号 国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」
 関係法令の改正に伴い、国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定の算定に用いる総所得金額に反映するため。

「議第93号 新潟県立こども自然王国管理条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正する議案。

「議第84号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)」
 総額2億4880万円の補正。
・特別職の給与費(長等)共済費含み 6761.5万円
・保存文書移設運搬委託料 86.4万円
  西山町事務所への移設
・文書費 庁用備品 237.6万円

Q.説明を聞き洩らしたのかも知れないが、この庁用備品の237万円は、保存文書用の書棚等のことか。もしそうなら現在ある書棚を移設するなど、少しでも良いからコストダウンを図る手法は考えなかったのか。
A.書架の購入1116箱分を予定している。文書保管庫1号から4号までは本館、分館などにある。本年事業等で471書架が必要になり、今年春に行った調査で既に現在ある書庫の収納可能数をオーバーしている。期限切れなどで大量の廃棄は生じているが、長期保存文書が毎年50箱ほど増えていっているため、新たな書庫が必要になった。10年を超えての文書がほとんどであり、それをそのまま新庁舎に持ち込むかどうかは今後検討する。リスク分散の意味で、西山町事務所への移設を提案させてもらった。

・新庁舎整備事業 地質調査委託料 3100万円

Q.随分と高額に感じているが、隣接するアルフォーレの建設時のデータの流用などのコストダウンはできなかったのか。丸々、新たな調査を行うということか。
A.建物の地質調査は必要であり、来年度を予定していたが、免振構造を設計することから、地震の発生時の揺れなど解析する必要があり、前倒しをした。構造計算などもあり、かなりの費用を要する。アルフォーレのデータも参考にしながら実施していきたい。

「議第85号 平成28年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」

「議第86号 平成28年度介護保険特別会計補正予算(第2号)」

「議第87号 平成28年度ガス事業会計補正予算(第2号)」

「議第88号 平成28年度水道事業会計補正予算(第2号)」

「議第89号 平成28年度下水道事業会計補正予算(第2号)」

「議第94号 字の変更について(高田北部地区)」
 県営経営体育成基盤整備事業の実施に伴い、高田北部地区の字の区域を変更するための議案。

「議第95号 字の変更について(西山内郷地区(別山換地区))」
 県営中山間地総合整備事業の実施に伴い、西山内郷地区(別山換地区)の字の区域を変更するための議案。

「議第100号 市道路線の認定について」
 道路改良による1路線について、市道として認定する議案。

「議第96号 平成27年度ガス事業会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分について」
 平成27年度ガス事業会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分を行うための議案。

「議第97号 平成27年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

「議第98号 平成27年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

「議第99号 平成27年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成27年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。

「承第1号 決算の認定について(平成27年度ガス事業会計)」
「承第2号 決算の認定について(平成27年度水道事業会計)」
「承第3号 決算の認定について(平成27年度工業用水道事業会計)」
「承第4号 決算の認定について(平成27年度下水道事業会計)」

→ 公企業決算等特別委員会を設置しての審議

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 10時55分に終了し、引き続き総務常任委員協議会の開催。追加説明を求める議案を話し合ったところ、本会議で私が説明した2件(文書保存、新庁舎建設用地の地質調査)について、答弁内容をもらうこととした。
 当局から報告してもらうのは次の5件。

<市民生活部>
(1)し尿処理場の在り方について
<総合企画部>
(1)柏崎市情報CIOマニフェスト平成27年度実績報告
<財務部>
(1)平成27年度決算に基づく財政の健全化判断比率・公営企業の資金不足比率についいて
(2)平成28年度行政評価(事務事業評価)の取組状況について
(3)平成28年度公の施設の指定管理者の更新予定施設について

 また、9月16日に新庁舎建設特別委員会を開催することも決定された。

 協議会終了後、会派室で打ち合わせ。

 11時50分、議員有志で「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「タンタンチャーシューメン 880円」で昼食をとる。

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Abdsc_006315 食後、市役所に戻り、13時から柏崎市第五次総合計画素案及び財政計画の第四回目となる意見拝聴会に出席。
 審議会、今日の市議会の意見を反映し、10月8日までのパブリックコメントを実施して、決めていくことになる。

<たたき台からの大きな変更点>
・重点戦略の視点
「子どもたちがまちへの誇りと愛着を持つ」
「若い世代や女性から選ばれる」
「高齢者がいきいきと暮らす」
(1)健康・元気・いきいき戦略
(2)産業イノベーション戦略
(3)地域の宝・育成戦略
(4)魅力あるまち形成戦略

Q.キャッチフレーズの「これからもずっと そしてもっと柏崎」は、ちょっとしつこい感じがする。もっとスッキリできないのか。これでは某弁当チェーン店のようである。また「柏崎」をどこの土地に変えても同じで、遊び心も無いように感じる。もし私だったら、

 「バカいいねっか、柏崎」

と柏崎らしいものにする。少なくとも柏崎にワンフレーズに追加するぐらいで良いのではないか。審議会ではどんな意見があったのか聞きたい。
A.3月28日の基本構想でも議論となり保留となっていた。再度の議論をしたが、審議会で「これからもずっと そしてもっと柏崎」で了承された。

・財政計画

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Q.財政計画のなか、電源立地地域対策交付金について、現行のみなし稼働でもらっている基準の見直し分に加え、30年加算、40年加算を考慮したとある。原子力発電所に関わる財源に過度に依存しないとしているなか、話が違うのではないか。低めに見積もるべきではかと思うが、審議会でも意見はでなかったのか。
A.40年経過後の判断はそのときになるので、粛々と積み上げていく。

Q.繰り入れ金のガス事業民営化に伴うガス事業清算会計繰入金を平成30年度に40億円を見込んでいるが、その根拠は何か。また平成30年度にガス事業清算会計から16億円を財調基金に繰り入れるとあるが、関係性を説明してほしい。
A.40億円で売れるかどうか、についてはプロポーザルのなかでやっている。40億円のうち、16億円を財政調整基金に積み立てる。そのため、40億円全部を一般財源として使えるわけではない。

A.最低42億円で募集をかけている。

 14時40分に終了となり、会派室に戻って意見交換。「原子力発電所に関わる財源に過度に依存しない」と言いつつ、「もらえるもんはもらう」という意識、そして依存度を低減させるための産業起こしの話、試算が無いのが、そもそもの間違いではないか、との意見で大方一致した。

 一旦、自宅に戻ったのち、市内某所で所用を済ませる。

 16時から市内某所での打ち合わせ。

Abdsc_006416 18時、自宅に戻り、厚めに切った鰤の刺身、トマトを多めに入れたサラダ、天ぷら(ピーマン、椎茸、茄子)、茄子の浅漬け、レトルトの牛肉100%ハンバーグ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 レトルトのハンバーグのデミグラスソースがいまいちだったので、トマトケチャップを多めにかけ、チープな味わいに軌道修正。

 食後、1時間ほど仮眠をしたのち、事務所で議会関係の資料を読み込む。

 本日提案された会田市長の退職金に関わる補正予算は約6760万円。
 これまで数多くの不祥事により、会田市長自らが減給して、最大時は50%減額になったこともあるが、3期分の退職金の計算時には減額前、つまり給与満額での計算をされている。2年連続で逮捕者までだし、その後も不祥事が続いたなか、本当にこれが妥当な金額なのか疑問である。

 また、柏崎市では市長が退職した際にまとめて大きな現金支出がでているが、自治体によっては現金支出を抑えるため、1期ごとに清算という手法(新潟市等)をとっている。

 柏崎市政が本当にこのままで良いのか、今年11月の市長選挙で変わらなければならない。

2016年9月 4日 (日)

北朝鮮工作員の潜入経路調査、「海のまち・柏崎」を再認識

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から自称・ビオトープ納豆池の掃除や観葉植物の世話を行う。

 9時40分、柏崎マリーナに移動し、北朝鮮工作員の潜入経路調査のため、各地を回っておられる救う会会長である東京基督教大学の西岡力教授、ジャーナリスト・早稲田大学アジア研究所客員教授であり、人気漫画『空母いぶき』の監修をされている恵谷治氏らと合流。

 北朝鮮工作員が出入りした全国108か所を調査する海岸線調査プロジェクトに取り組んでおられ、今日は柏崎での調査である。
 我が柏崎市では、崔スンチョルと戦闘員3人の4人組が夜陰に乗じて柏崎に上陸し、拉致を行っている。詳細は書けないが、船に乗り込み、午前中いっぱい調査を実施。
 目的はあくまで北朝鮮による拉致事件の調査であるものの、海上から柏崎を改めて見る機会となり、もっと海を活用すべきと再認識することもできた。

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 これだけの海の資源である。官民一体となって海の資源を活用した観光ツアー、アクティビティーなどに取り組むべきであろう。

 調査を終え、12時20分、「やぶ」(電話:0257-22-3482)に入って、定番の「五目中華 800円」で昼食。かなりの暑さで大汗をかいた分、スープが染み入るように美味い。

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 13時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びる。

 14時から事務所で事務仕事。

 17時、19時と事務所に来客があり、意見交換を行う。

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 19時30分、イカの塩辛を油で炒めたのち、卵と冷やご飯、長葱、釜揚げシラスを入れ、薄口醤油で味付けをした炒飯、トマト、冷や奴、小粒納豆、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。
 イカの塩辛の旨味があるため、薄味でも十分に食べ応えのある炒飯にすることができた。

 食後から事務所で議会資料の読み込みや調査を行う。

2016年9月 3日 (土)

長岡技術科学大学大学院に「原子力規制人材コース」新設へ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、昨日に煮込んでおいた牛筋肉のビーフシチューでご飯2杯の朝食をとる。

 8時40分、急な対応を要する相談があり、午前中は対応に追われる。今日は、母校である柏崎市立第一中学校の体育祭であったが、残念ながら参加できなかった。

Abdsc_004805 12時20分、1.8mmのスパゲティを茹で、牛筋肉のビーフシチューに絡めたもので昼食。
 ジャガイモや人参、玉葱を大きめに切ったビーフシチューだったので、スパゲティとの絡み具合がいまいちであった。

 食後から事務所で事務仕事。

 15時、18時と来客があり、市政に関する意見交換を行う。

Abdsc_005006 お泊りに来た姪っ子、妻とともに19時50分、釜揚げシラスをたっぷりとかけたサラダ、半熟の卵焼きをのせたオムスパゲティ、肉じゃが、ビール500ml3本で夕食をとる。
 煮込み料理は応用が効くというが、今回はビーフシチュー、スパゲティ、そしてオムスパゲティと三段活用である。

 食後、毎回楽しみにしている無人島生活を行うテレビ番組を観る。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

 18歳の人口が大きく減り始める「2018年問題」など少子化を受け、地方の大学が維持できず消滅すると言われて久しい。
 我が柏崎市内をみても、新潟産業大学、新潟工科大学ともに生き残りをかけての学校経営が行われている。
 いかに選ばれる大学になるのか、専攻する学部に将来性があるかどうかも判断材料になろう。
 福島第一原子力発電所の事故(2011年3月)を受け、反原発の雰囲気ができてしまい原子力工学を学ぶ学生、次世代がいなくなることを危惧していたが、やはりきちんと考えている大学もあり、長岡技術科学大学は2012年に原子力システム安全工学専攻を設置。来春からは、「原子力規制人材コース」も新設するという。
 東京都市大学においても、平成29年度から原子力安全工学科の募集定員を15名増で45名にする。
 逆張りの発想という人もいるが、世界の人口が爆発的に増えている現状から、エネルギー確保のため多くの国は原子力発電を推進している。そのため、現状の日本の原子力発電所(ウラン燃料の核分裂型のみ)の数やマスコミ・世論だけで判断するのは視野が狭い。その意味では、長岡技術科学大学は先を見越している。
 学費が安い、通いやすい、というだけでは、大学は選んでもらえない時代になった。


平成28年8月24日『新潟日報』

原子力安全 精通の人材養成
長岡技科大 来春新コース
法律、避難計画も学ぶ

 長岡技術科学大は、原子力の安全規制全般に精通した技術者の育成に乗り出す。来春、同大大学院の原子力システム安全工学専攻に「原子力規制人材コース」を新設。原子力関連施設の運転などだけでなく、安全規制法制や避難計画、サイバーテロ対策といった分野についても学び、文系・理系の枠を超えて幅広い視野で原子力の安全を担える人材を養成する。
 
原発を稼働するか廃炉にするかにかかわらず、安全分野に詳しい技術者は不可欠だとして、新コース設置に踏み切った。原子力の安全規掛に関する人材の育成と確保を目的とした原子力規制庁の補助事業に採択された。
 同大は誤操作や故障が起こりうる前提で事前にリスクを評価し、危険を回避・低減する、「システム安全」の研究・教育に力を入れてきた。
 本県は東京電力柏崎刈羽原発の立地県であることなどから、12年に原子力システム安全工学専攻を設置。原子力分野にもシステム安全の考え方を導入した。耐震や放射線モニタリング技術などを研究・教育している。
 
新コースは、原発をはじめ現場での実習に力を入れる。国内外の原子力関係機関での就業体験にも取り組む。講師陣には同大教授や原発の検査官経験者、元労働基準監督官、弁護士らが就任し、国や県、東電などにも協力を求める。
 新コースを担当する同大大学院の鈴木雅秀教授は「原発立地県の大学として、原子力の安全の推進に貢献していきたい」と話した。

2016年9月 2日 (金)

福岡県柳川市:やさしい日本語でおもてなし、台湾人客で試行

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、めかぶ、ピーマンの油炒め、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、議会での質問に必要な本2冊をもって長風呂。

 10時、事務所に来客があり、相談を受ける。

 10時40分過ぎ、市役所移動し、会派での勉強会。

 12時、自宅に戻り、昼食をとる間もなく、愛車で上越市に向かう。

Abdsc_004403 上越市内で所用を済ませたのち、15時50分、イオン上越店内の「まるたこ本舗 イオン上越店」(電話:025-521-2407)で、「ペアセット 680円」(ドリンクは禁断のメロンソーダを選択)で遅めの昼食。
 太麺の焼きそばが思った以上に好みの味であった。

 18時、事務所に戻り、事務仕事。

Abdsc_004604 21時20分、スーパーで安くなっていた紅生姜入りのかき揚げを稲庭うどんの上にのせた天ぷらうどん、キャベツと人参の温野菜ポン酢かけ、茄子の漬物、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 季節柄、色々な方から茄子を頂戴し、台所は茄子の山となったので、皮が柔らかそうなものは漬物にした。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

 海外からの観光客に対し、不慣れな英語ではなく、なるべく簡単な日本語で対応する「やさしい日本語ツーリズム」という取り組みを、福岡県柳川市が行っている。
 まずは、ある程度の日本語を理解することが多い台湾人観光客を相手に試行するという。これまでの発想とは違い、面白い。
 こういった着眼点の面白さが、地方創生交付金の対象にもなったのであろう。
 我が柏崎市でも、やさしい日本語ツーリズムを取り入れるべきであり、さらにこういった発想を変えた取り組み

 「その手があったか!」

で盛り上げたいものである。

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平成28年8月27日『西日本新聞』夕刊

やさしい日本語 心も通う
台湾客におもてなし
柳川市 [福岡県]

 外国人へのおもてなし、英語でなくていいんです-。アジアからの訪日外国人の急増に対応しようと、川下りやうなぎ飯で知られる福岡県柳川市が、広告代理店大手の電通と提携し、「やさしい日本語ツーリズム」と銘打った事業に着手した。不慣れな英語で応対するのをやめて、簡単な日本語で外国人とコミュニケーションを取ろうという、“目からうろこ”の試みだ。普及を担う「やさしい日本語リーダー」などの市民を育成。当面は日本語が話せる人が多い台湾人観光客を対象に、日本語で案内や接客に当たる。
 事業の仕掛け人は同市出身で電通シニア・マネジャーの吉開章さん(49)。吉開さんによると、やさしい日本語は敬語や複合語をなるべく使わないのがポイントだ。例えば「いつ帰られますか」は「いつ帰りますか」、「駅ビル」は「駅のビル」などと表現することで、外国人に格段に分かりやすくなる。あえて語彙を制限して簡単な言葉に言い換えるのがこつで、外国人向けの日本語教師が使う手法という。
 柳川市への昨年の外国人観光客は前年比65・4%増の約15万人に達し、
その54%を台湾人が占めた。台湾では今、日本語学習熱が高く、訪日リピーターが多い。吉開さんによると、訪日する台湾人の3人に1人は日本語を話せるという。
 これを受けて市は国内自治体で初の事業として、内閣府に1500万円の地方創生交付金を申請、認められた。今後は東京外国語大の荒川洋平教授らと連携してリーダー10~15人のほか、やさしい日本語を使う総合案内人の観光コンシェルジュ20人程度を養成する。
 10月に台湾人留学生50人と市民50人の交流会を開催。12月には台湾人ペア3組を市に招き、成果の実証実験をする。その上で日本語の会話を希望する台湾人観光客に「やさしい日本語、おねがいします」と書いたバッジを着けてもらい、コンシェルジュらが日本語で雑談や案内に応じるという。
 
金子健次市長は「海外旅行の一番の思い出は現地の人との触れ合い。日本語でいいなら、市民のだれもがおもてなしに参加できる」と狙いを語る。11月に自ら台湾を訪れ事業をPRする計画で、「外国人客誘致のモデルケースにしたい」と意気込む。

■台北駐福岡経済文化弁事処の戎処長
 やさしい日本語ツーリズム事業の発足式に出席した台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長(63)に、「世界一の親日国」とも言われる台湾の現状や、九州との関係を聞いた。発言の要旨は次の通り。
 2015年に訪日した台湾人観光客は前年比30%増の367万人に達した。うち福岡県への宿泊客は45万7千人で、九州・山口でトップだ。格安航空会社(LCC)の福岡就航に加え、14年に刊行された九州専門旅行雑誌「美好九州」が火付け役となった。
 今年5月に台湾初の女性総統となった蔡英文氏は日台関係を非常に重視しており、両国関係は一層発展、前進するだろう。台湾の若い世代は新しい歴史教科書で教育を受け、ゆがんだ反日の歴史観にとらわれず、「台湾人意識」が強い。
 
今、台湾の若者の間では急速に日本語学習熱が高まり、街には日本語塾が林立している。大学の授業では第2外国語に日本語を選択する人が圧倒的だ。日本のアニメ、タレント、ゲームなどに憧れ、日本文化に恋い焦がれる若者たちを「哈日(ハーリー)族」と呼ぶほどだ。戦前の台湾に郷愁を感じる年配の日本語世代は、自分たちの孫にこうした現象が起こるとは予想だにしなかっただろう。
 柳川市や川下りの知名度も、台湾で高まっている。これからの観光交流の深まりに期待している。

2016年9月 1日 (木)

不妊治療:「卵子の若返り」?で2人妊娠 国内で初手法

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、茗荷と茄子の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時、市役所に移動し、会派室や担当課での打ち合わせ。

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 12時30分、自宅に戻り、半熟の茹で卵、シナチク、某有名ラーメン店のバラ肉チャーシューと市販の中華麺と醤油ラーメンのたれ、煮干しと鶏ガラパウダーを出汁にしたスープで作ったラーメンで、妻とともに昼食をとる。
 カロリーが高いものの、やはりバラ肉のチャーシューは醤油ラーメンスープによく合う。

 食後、愛車で長野県某市に向かって移動。

 14時30分からジビエでの地方創生に興味のある民間企業、団体と方と合流し、イノシシと鹿の捕獲(くくり罠)から締めるまでの勉強会に参加する。
 予定では一週間前に仕掛けた複数の罠にイノシシか鹿がかかり、それを締めるところまでを実践する予定であったが、まさかの成果ゼロ。動物が相手なので仕方がない。
 資料の確認や近況報告などで1時間半ほど話し合って、解散となった。

Abdsc_004302 18時20分、自宅に戻り、牛モモ肉、ジャガイモ、糸こんにゃく、人参、玉葱で作った肉じゃが、アスパラサラダ、野沢菜、トマト、ベーコン、小粒納豆とめかぶの和え物、ビール500mlで夕食をとる。
 北海道での台風による被害で、玉葱やジャガイモなどの値段が上がるのが気になってしまう。

 食後から議会で使う資料の読み込み。

 23時、熱めのシャワーでリフレッシュしたのち、週刊誌を読む。

 高齢での出産を望む場合、妊娠率は男性の精子にも関係するが、卵子の質にも関わる。そのため、卵子の若返りができないものか、という議論がこれまでにあり、研究もされてきた。

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 この度、ミトコンドリアの自家移植(卵子に自分の卵巣から取ったミトコンドリアを注入)により、妊娠したとの報道があった。
 本当にこの自家移植が妊娠に結びついたのか、また生まれてくる子供への遺伝的な影響はでないのか、検証すべきではあるものの、安全性や効果が確認されれば、子供を望む夫婦への一筋の光明となる。続報を待ちたい。


平成28年8月29日『毎日新聞』

 

不妊治療:「卵子の若返り」?で2人妊娠
国内で初手法
ミトコンドリアの自家移植
大阪の「IVFジャパン」発表
卵巣のミトコンドリア移植

 

 高齢出産になる女性の妊娠率向上などを目指して、本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入する自家移植治療を実施し、2人が妊娠したと、大阪市の不妊治療施設が29日発表した。米国企業が中心に開発し、「卵子の若返り」と呼ばれて一部で注目されている手法で、国内での実施は初めて。一方、効果や安全性が科学的に証明されておらず、専門家から慎重な対応を求める声もある。
 
今回実施を公表した「IVFジャパン」によると、この方法は、腹腔鏡手術などで患者の卵巣にあるとされる「卵子前駆細胞」からミトコンドリアを抽出し、体外受精の時、卵子に精子とともに注入するというもの。ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作る小器官で、「良質なミトコンドリアを注入することで卵子の質を改善し、体外受精の成功率を高める」という。
 今年2月から27~46歳の女性25人を対象に卵巣の細胞を採取。うち6人でミトコンドリアを注入した受精卵を子宮に戻し、27歳と33歳の2人が妊娠した。
ミトコンドリアの移植が妊娠につながったかは不明という。患者は費用として250万円を負担する。
 森本義晴最高経営責任者(64)は「卵子の質が悪い患者にはこれまで有効な治療法がなかった。今後、日本中でこのサービスを使えるようにしたい」と語った。
 日本産科婦人科学会の倫理委員会は昨年12月、他人のミトコンドリアではないため問題は少ないとしつつ、「(効果や安全性を確かめる)臨床研究として行われることがふさわしい」と判断していた。開発した米企業によると、海外ではカナダなど3カ国で270例以上実施され、約30の出産例があるという。
 生殖補助医療に詳しい石井哲也・北海道大教授(生命倫理)は「ミトコンドリアには独自のゲノムがあり、生殖細胞への遺伝的な介入となることも考慮し、基礎研究で効果を確かめる必要がある。証拠がない医療を人体でやるのは問題だ。なし崩し的に実施されれば大きな社会問題に発展しうる」と指摘する。

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