2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 決算特別委員会(総務分科会)現地視察(模擬現爆弾投下の地)
庁舎建設特別委員会(議会ゾーンの在り方)
| トップページ | 決算特別委員会総務分科会(消防本部、市民生活部)
シティセールスの赤字、議論再燃 »

2016年9月27日 (火)

決算特別委員会総務分科会(財務部、総合企画部)
秋葉原イベントで500万円の赤字の責任はどこに・・・

 3時、就寝。

 7時に起床し、事務所で郵便物の発送準備など行う。

 9時、風呂に入ったのち、大粒納豆、生卵、マコモダケとキャベツの炒め物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 親戚から天然の舞茸が大量に届いた。すっかり秋である。

Bbdsc_00011

 シャワーを浴びたのち、9時40分、市役所に移動。

Bbdsc_00022 10時から決算特別委員会総務分科会に出席する。平成27年度決算に関する審査であり、財務部所管部分から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・一般会計は当初496億円、最終的には503億円。
・財政力指数(3か年平均)
 平成27年度 0.703(1を超えるほど良い)
・経常収支比率 89.7%
 (70%~80%が妥当され、低いほど良い)
・経常一般財源比率 平成27年度 95.8%
 (100%を超える度合いが高いほど、一般財源に余裕がある。柏崎市の場合は、財政面で硬直化傾向にある)
・実質公債比率(3か年平均)
 平成27年度 14.7%
 (18%以上の場合、地方債の発行に許可が必要となっており、その状態は脱した。)

Q.歳入に関して、後学のため聞きたい。平成27年度は柏崎市議会議員選挙もあったが、仮に法定得票数にいかない場合、供託金の30万円は柏崎市に入ると思うが、その際にはどの款での歳入となるのか。
*法定得票数(平成27年度柏崎市議会議員選挙の場合):有効投票数72634票÷定数26÷10%=279票以上
A.柏崎市議会議員選挙、柏崎市長選挙は柏崎市の雑収入(21款 諸収入-雑入)に入る。

・電源立地地域対策等交付金 19億4559.5万円(12.8%増)
・公共施設マネジメント推進事業 214万円

Q.公共施設等総合管理計画策定事業のなかの市民アンケート調査業務委託料38.6万円の委託先について、確認させてもらいたい。設問が恣意的ではないか、との話をアンケートに答えた方から漏れ伝えきいたが、それらも委託したのか。
A.カシックスに委託をしている。主にデータの集計をお願いしており、設問については担当課で作成した。

・土地建物測量委託料 216.5万円
 旧高柳町、旧西山町の未登記物件の調査委託

Q.毎年の質問になって恐縮だが、両町の未登記物件の進捗具合はどうか。
A.平成18年度から集中して行ってきている。平成27年度末で旧高柳町509筆、旧西山町484筆。平成28年度現在で、進捗率が旧高柳町90%、旧西山町40%、全体で66%という進捗率。

Q.関連して聞きたい。都市整備課の業務範囲になのかも知れないが、所有権の相続関係が不透明になっている土地で道路境界がはっきりせず、行政側で調査してもらえれば寄付しても良いという案件もあると伝え聞いている。そういった場合は、行政側で調査する方針か。
A.相続の絡み、基本的には地権者の同意が得られれば買収できるが、問題が解決できない。弁護士にも相談させてもらっているものの、所有者不明の場合、難しい。基本的に地権者を特定し、協力して頂くような方針。
A.相続人がはっきりしている場合は裁判で対処した事例(柏崎駅前の再開発土地取得事)があるが、個人が特定できない(子孫が分からない)場合は、土地収用法の適用も難しい事例もある。裁判ができる案件もあるが、江戸、明治から所有者が不明確な場合は法務局が受け付けてくれない。

Q.意見になるが、これは柏崎市だけの問題ではなく、どこの自治体でもあること。議会側もそうであるが、共通の大きな課題として取り組んでもらいたい。

・市町村たばこ税収入 6億23.2万円
・使用済核燃料税 5億7495.4万円
・不能欠損額   2502.4万円
 収入未済額 7億1837.3万円

Q.毎年の質問だが不能欠損、未済額が減っていることは好ましく、職員の皆さんの努力があったかと思う。しかし、依然として7億円超となっている。主な要因はやはり固定資産税と思うが、実態はどのようなものか。固定資産税を支払うべき世帯、人物・法人が特定できないといった場合が多いのか、とにかく支払える能力がない、そのままの滞納分を繰り越しているという状況か。
A.滞納繰越にならないように基本に業務を行っている。応じてもらえない納税者に対しては、預貯金、生命保険、出資金等の差し押さえをしている。例年より多くの滞納処分をしている。法人の固定資産税は競売にかけるものの配当は少ないので、依然、この金額が続いている。

「承第9号 決算の認定について(平成27年度土地取得事業特別会計)」
・予算 6億9041.5万円
・土地保有高 4億1480.9万円

 11時35分、一旦、休憩となったので、議員有志で「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「みそバターチャーシューメン 870円」で昼食をとる。

Bbdsc_00063

 食後、市役所に戻り、諸雑務。

 13時から再開となり、総合企画部が所管する事項から審査を行った。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
・顧問弁護士業務委託料 180万円
・「WHITE PEACE Project」協力金 3.2万円
・ドナルド・キーン特別記念講演・公演会負担金 60万円
・ドナルド・キーン特別記念講演・公演会関連事業 149.5万円

Q.核兵器廃絶平和推進事業のなかに「WHITE PEACE Project」があるが、各地の花火大会での白菊花火をあげるものと伝えきいた。柏崎市での取り組みはあったのか。
A.平成27年度の大花火で白菊花火を上げた。新潟日報主催であり、報告を受けた。

Q.核兵器廃絶平和推進事業のなかにあるドナルド・キーン特別記念講演・公演会の負担金と事業費(委託料)の詳細をもう一度説明してほしい。実施主体はどこになるのか。
A.2つの事業であり、切り離して考えてもらいたい。実行委員会形式で負担金を出し、異なる事業として「大人の休日クラブ」の委託料として、鮮魚商組合に委託費を支出した。

・職員健康相談室相談員報酬1人 27万4500円
・職員健康管理事業研修委託料 16万円

Q.職員の皆さんのメンタル面での負担が大きくなり、しばらく静養される職員が増えてきていると漏れ聞く。事実関係と人事課としてはメンタル面での職場環境の改善はこれらの費用で十分であったと考えるのかどうか教えてほしい。
A.現在メンタルでの療養休暇2か月は平成27年は7人。概ねその前後の数字になっている。嘱託員や健康相談員の相談を受けている。

・広報専門官報酬1人 696万円

Q.改めて広報専門官の設置で得た知識、ノウハウなど、どう総括しているのか聞きたい。
A.職員研修のなかで83%が受講をした。消防職員や保育士は難しいため、ほぼ100%近い。月に8日出勤していたが、出先からの指導もして頂いていた。資質は向上したと思う。
Q.炎上商法までしろとは言わないが、SNSなどはもっとアソビ心や更新頻度など課題があったのではないのか。
A.広報マインドは向上したと思われる。広報広聴の手引きも編集してもらい、パブリシティも指導してもらった。見てもらう広報も意識するようになってきている。

・柏崎の魅力発信事業 1912万3120円
 うちシティセールス事業負担金 1515万円
           当初予算(1000万円)
(事業計画では1350万円、結果は1753万円強。負担割合は12団体あるものの、柏崎市のみが負担)

Q.一般質問でも取り上げたものの、決算審査の場として改めて問いたい。秋葉原での突発的な設備費(500万円の追加)の詳細は何か。なぜ突発的になったのか説明してほしい。
A.会場の照明オプション、施工オプション、工事費、出演料の増加などが大きく支出が増えた理由。当初から計画をきちんとやっていれば、大きな差異はでないはずであるが、準備不足が大きな理由となり当日で500万円の赤字となった。会場はアキバスクエアを使ったので、使用料、広さの問題など音響の問題、飲食の可能性など条件を考慮したものの、11月ごろに決まった。推進協議会が事業主体であり、運営委員会のメンバーが中心に企画・準備を行ったところ。しかし、それぞれが仕事をもっているため、難しい部分もあった。事務局が全体をコーディネートできなかった。出演者にも依頼をしたが、そこにも時間がかかった。会場のオプションが増えたのはレイアウトが決められなかったこともある。東京ということもあって、東京の業者での工事などになった。
Q.リサーチ不足の一言で終わり。話を聞けば聞くほどおかしい。

Kamonegi

 芸能人だからこそ、契約をしっかりするのであって、私も芸能人を呼ぶイベントを手掛けることは多くあったが、ギャランティや設えなどは法人相手の方がやりやすい。
 しかも東京だから、遠方だから大変だったとの話もあったが、それはすべて逆の話であり、回数をこなしている東京都内の業者の方が私などはやり易いし、ビジネスライクにできる。そもそも仕事のやり方として、おかしい。1日で500万円も追加で金をとられるようなら、ただのカモではないか。

A.柏崎市の出身者なので、こだわりをもったこともある。ビジネスとしてシビアにやらなければならない事も忘れてはならないと思う。結果的にお声がけをした方すべてから出演してもらった。

Q.総合企画部長からこの反省をもとに、今回できたつながりを生かして応援団を作り、オール柏崎で取り組みたいという答弁もあった。少し決算から離れるかも知れないが、言わせてほしい。少なくとも名刺の共有管理やナレッジマネジメントはできているのか。これは何もシティセールスだけの話ではない。行政内での人脈活用も視野に入っていなければ、シティセールスが大きいうねりになることは無い。そのようなシステムは構築されているのか。ツールがなければ、どうしようもない。
A.そういったシステムは無いが、会議などで全庁的に情報共有するようにしている。どういった方々がいるのか、どういった案内をするのか、取り組んでいきたい。システム的なものも研究する。

 15時から15分間の休憩をとったのち、再び審議を行う。

・大学の在り方検討事業 291万1974円

Q.『平成27年度事務報告書』には、まちづくりの性格に関することについて「柏崎学園ゾーンを適正に管理し、その活用について研究した」(P15)とだけある。実際には何を研究したのか。先般の新潟産業大学に関する全員協議会では「あの学園ゾーンでは生徒が集まらない」とまで、学校法人からも発言もあった。
A.国土庁時代からの懸案事項であり、夢の森公園、フロンティアパークとできてきた。用地がまだ買い戻しをしていなかった部分があったこともあり、活用案を検討したが、良いアイデアはでてこなかった。引き続き、検討していきたい。


・文化会館整備事業 125万2800円
 昨日、視察した「雨だれ」をしていたエキスパンションジョイント部の修繕費。

・歴史的建造物調査費(15軒:社寺10、民間3、土蔵2) 317万5200円
 中央地区にある歴史的建造物の調査。


Q.『平成27年度事務報告書』に記載がないので、改めて確認したいが、調査結果として民間の持ち家などをどう扱うのか。景観まちづくりに関する地域住民の合意形成は、これらの調査結果をもって行っていくということで良いか。
A.景観形成を進めるにあたって、共通テーマをもってもらうような材料にするため。今年度以降は、地域の目指す方向に沿った調査を行っていく。

Q.いつもは委託をし過ぎると言う私であるが、人口増を狙うならプロに任せるという手もある。シティセールスを東京で行う決断をするぐらいなら、東京都内で田舎暮らし、U、Iターンの専門家、専門NPOに任せるという手もあるのではないか。例えば、東京の有楽町にはふるさと回帰支援センターや全国各自治体の案内が一周するだけで入手できるところもある。そういった外部の力を、あまりコストをかけずに使っても良いのではないか。
A.平成27年度はパンフレットをまとめて置くような事をしなかったので、今後は検討はしたい。

 16時5分に終了となり、その後、明日の審査、事業評価のための打ち合わせを行う。

 18時、自宅に戻り、郵便物の処理。

Ccdsc_00011 18時45分、天然の舞茸の天ぷら、鶏胸肉焼きのニンニク醤油ソースかけ、かぼちゃサラダ、焼きたらこ、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 一度冷凍した鶏胸肉だったので、重曹を溶かした水にしばらく漬け込んで肉質を柔らかくしてから使用した。

Ccdsc_00022

 食後、事務所で事務仕事。

 23時30分、熱めの風呂に入ったのち、事務所で引き続き資料作成を行う。

« 決算特別委員会(総務分科会)現地視察(模擬現爆弾投下の地)
庁舎建設特別委員会(議会ゾーンの在り方)
| トップページ | 決算特別委員会総務分科会(消防本部、市民生活部)
シティセールスの赤字、議論再燃 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 決算特別委員会(総務分科会)現地視察(模擬現爆弾投下の地)
庁舎建設特別委員会(議会ゾーンの在り方)
| トップページ | 決算特別委員会総務分科会(消防本部、市民生活部)
シティセールスの赤字、議論再燃 »