2016年日本青年台湾研修1日目(いざ台湾へ、士林夜市)
1時、就寝。
6時に起床し、熱めのシャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。
8時、コンビニで購入した納豆巻き、おにぎり(たらこ)、味付け茹で卵、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で朝食。
10時、ホテルをチェックアウトし、羽田空港国際線ターミナルに向かう。
11時、羽田空港国際線ターミナルに到着。これまでに気付かなかったが、祈祷室がきちんと設けられていた。
「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の5階ミーティングルームにて、今日から始まる2016年日本青年台湾研修の自民党所属の参加者での結団式、研修会に出席する。
そもそも台湾との青年交流は自民党で行ってきたものであるが、現在は他党、地方自治体の職員にも参加枠を広げており、今回は全国で30名、うち自民党所属は12名。まずは自民党内部での研修会である。
まず最初に、自民党・辻清人衆議院議員からご挨拶頂き、続いて今回の視察団の団長を務めていただく、鳥取県議会・福田俊史議員からご挨拶。
参加メンバーでの自己紹介では、少々、強引な展開で申し訳なかったものの、「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」についての説明も加えてしまった。
11時35分から公益財団法人交流協会東京本部の柿澤未知総務部長(外務省から出向)を講師に迎えての自民党訪台団研修「現下の台湾情勢と日台関係について」となった。
(1)日台関係(我が国の基本的立場)
・台湾は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する我が国の重要なパートナーであり、大切な友人。
・台湾との関係に関する我が国の基本的立場は、1972年の日中共同声明にあるとおりであり、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持。
<法的地位>台湾の法的地位に関して独自の認定を行う立場にはない。
<尖閣諸島>解決すべき領有権の問題はそもそも存在していない。
<両岸関係>両岸当事者間の直接の対話により、平和的に解決されることを期待。こうした観点から、中台間の対話は歓迎すべきもの。今後とも状況の推移を注視。
(2)良好な日台関係
・台湾の人々の対日意識
最も好きな国は日本56%(2016年1-2月)
日本に親しみを感じる80%
(3)日台関係における懸案事項
・日本産食品への輸入規制(2015年5月15日から実施)
・南シナ海
・沖ノ鳥島
(4)台湾内政
・国民党から民進党による「完全執政」
・台湾アイデンティティの強まり
『聯合報』の調査結果2016年2月15日-19日
台湾人である73%、中国人である11%
台湾人でもあり、中国人もある10%
台湾人は中国人である1%
・台湾と国際的活動空間
台湾と外交関係を有する国(22か国)2016年10月現在
欧州1か国、アフリカ3か国、大洋州6か国、中南米12か国
馬英久政権下の8年間に台湾と断交したのはガンビアのみ。
12時15分、「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の4階「テイリウインド」にて、ドリンク、デザート付きの「日替わりエアラインランチ 1500円」で昼食をとる。
唐揚げ定食のようなランチになっており、デザートはチョコケーキとバニラアイス、ホイップクリームがついた。
12時50分、今回の2016年日本青年台湾研修に参加する全員が集合し、挨拶や記念撮影。
全国から集まっており、鳥取県議会、三重県津市議会、宮城県亘理町議会、山梨県議会、埼玉県議会、岐阜県議会、京都府伊根町議会、鹿児島県鹿児島市議会、自民党本部職員、佐賀県鳥栖市議会、東京都昭島市議会、山口県山口市議会、民進党議員秘書、民進党本部職員、日本維新の会議員秘書、日華懇事務局に加え、行政側の地方公務員も愛知県、宮城県、埼玉県、宮崎県、香川県、愛媛県、静岡県、高知県から参加である。
13時10分、中華航空のカウンターに行き、荷物を預ける。話題の爆発するスマートフォン韓国のSamsung社の新製品「Galaxy Note 7」についての注意書きがカウンターに貼ってあった。まさに前代未聞であり、この大きな損失により、Samsung社自体の経営危機も囁かれている。
14時35分、搭乗ゲートに移動し、中華航空CI221便に搭乗。
機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。
機内で映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を観る。20年ぶりの続編ということで、前回の内容を思い出さないと話がうまくつながらないのが難点。
16時、昼食を食べたはずなのに機内食がでてしまい、「ビーフ」と「フィッシュ」のなかで「フィッシュ」を選択。ご飯、塩鯖焼き、玉子焼き、筍や人参、ブロッコリーの温野菜、サラダ、パン、バター、フルーツ(メロン、キウイ、りんご、オレンジ)、広島県の「銘菓福もち」といった内容であった。早くも、今回の研修で太る予感。
約3時間20分のフライトで現地時間17時(日本時間18時、時差-1時間)、台北松山空港に到着した。気温29度で、とにかく暑い。
入国審査を通り、預けていた荷物を受け取って、台湾・外交部亜東関係協会の皆さんと合流することができた。
専用バスで移動し、「剣潭海外青年活動センター」に到着。現地時間18時45分から懇親会となり、台湾・外交部亜東関係協会からの歓迎の挨拶、今回の参加者の自己紹介などを行う。
料理は、福祿寿喜前菜合わせ、ファッチューチョン超高級乾物スープ、骨付き豚肉、鰻のおこわ、蓮の葉のエビ蒸し、イカと豚足の和え物、酢魚、干しシイタケとキャベツの苗炒め、帆立の鶏肉スープ、台湾果物。
台湾ビールを飲みながら、「駆逐艦 雪風」の話や、その他の日台間の秘話などで意見交換もし、あっという間の2時間であった。
「駆逐艦 雪風」は戦後、艦名を「丹陽」として、駆逐艦ながら台湾海軍の艦隊旗艦として活躍した。あまりに整備が行き届いた「雪風」を譲り受けた台湾出身の将校たち、つまり元は日本の帝國軍人であった台湾人は最敬礼で迎え、帝國海軍の日本人幹部たちの手を取り、涙ながらに
「兄からの最後の贈り物。
今までの御恩は決して忘れません」
と台湾語で感謝したという。
解体後、錨と舵輪は日本に戻ったが、「雪風」のスクリューは台湾・高雄市左営区にある海軍軍官学校に展示されている。
現地時間20時40分、徒歩で士林夜市に移動し、約1時間の自由行動。初日ということもあり、自民党所属の地方議員有志で「士林十全排骨」(電話:02-28881057)に入り、台湾ビールを飲みつつ、名物の「十全排骨 70元」、「羊肉炒麺 80元」、「炒空心菜 50元」、「牛肉麺 100元」をつつく。
現地時間22時、再度、専用バスで移動し、22時30分、宿泊先の「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」にチェックイン。
熱めのシャワーを浴びたのち、荷物の整理を行う。
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