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2016年10月

2016年10月31日 (月)

柏崎小学校「昔の遊びクラブ」絵馬づくり、ロープ遊び
昔の遊びでサバイバル能力も!

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、グリーンアスパラ、麩と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で出張期間中に届いていた書類やFAXの処理。日本に不在であった先週分の新聞各紙も一気に読む。

 13時、災害時の非常食として購入してあったレトルトの八宝菜が期限切れ近かったので、市販の中華麺を茹でてから八宝菜をかけ、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)を大量にふって昼食にする。

 食後、今日の「昔の遊びクラブ」の活動に必要なロープ15名分などの買い出しにでかける。

Ydsc_00483 諸準備をしたのち、15時、母校である柏崎市立柏崎小学校の「昔の遊びクラブ」の講師として、K氏、W氏と一緒に平成28年度の第8回目のクラブ活動を行う。
 今回は絵馬づくりとロープを使った遊びである。今年のカリキュラムでは、例年より1コマ少ないので、絵馬づくりは宿題として次回まで作ってきてもらうこととした。

 ロープ遊びは今年から入れた新メニューであり、本結び(スクウェア・ノット)、二結び(ツー・ハーフ・ヒッチ)、もやい結び(ボウライン・ノット)の3種類を学んだのち、ロープのブランコを作るまでをやった。
 自分自身がこの学校で3年生であった頃、中庭に回旋遊びの器具があり、ロープを結んで遊んだ覚えがあるが、いまは小学校の中に遊び道具としてのロープは無い。

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 本結びもやったことがない子もおり、それぞれに「あれっ?あれっ?」と言いながら、1つずつ学んでいった。
 本来であれば、中庭にでて、鉄棒にロープを二結びでつけ、もやい結びで作った輪っかのあるロープと本結びでつなぎ、ロープブランコにする予定であったが、時間的に厳しく、今回は教室内の手すりに結んで終了。
 ロープ遊びは、災害時、サバイバルにも有効なので、来年度にもこのクラブが存続するようなら、結ぶという行為の基本なので年度初めにやりたい。

 16時過ぎ、11月20日に投開票となる柏崎市長選挙に立候補する予定である桜井まさひろ氏の選挙事務所に移動し、諸雑務。

Ydsc_00565 母方の祖母が来たこともあり、18時、鶏モモ肉のニンニク醤油漬け唐揚げ、昨日作ったおでん(玉子、竹輪、こんにゃく、大根、薩摩揚げ)、野沢菜、福島県いわき市のお土産でもらったメヒカリのから揚げ、小粒納豆、ビール500ml3本で、久しぶりに家族一緒に食事をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2016年10月30日 (日)

「昭和基地一丁目C57」柏崎が失ったもの
第20回中央地区コミセン祭り、「がたふぇすVol.7」

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ほうれん草のおひたし、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、事務所で急ぎで依頼された資料作り。

Udsc_002501 10時過ぎ、中央地区コミュニティセンターに移動し、第20回中央地区コミセン祭りに参加させてもらう。
 昨日から行われており、お手伝いをしなければならなかったが、今回は出張や関係するイベントへの顔出しもあり、申し訳なくも30分ほどで失礼させてもらった。

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Udsc_003406 愛車に乗り込み、中越地区での所用を済ませたのち、12時30分、「お食事処 大海」(電話:0258-78-4715)にて「五目ラーメン 890円」で昼食をとる。
 このお店の五目は片栗粉でとろみがついたタイプで、海老や豚肉、白菜などが入っている。

Udsc_003707 14時過ぎ、新潟市内に入るも渋滞のため、40分以上をロス。今日は「がたふぇすVol.7」のイベントの一つとして、「ウルトラマン 放送開始50年トークステージ&サイン会」が行われることになっており、初代ウルトラマン(スーツ)とともに、『ウルトラQ』江戸川由利子役、『ウルトラマン』科学特捜隊のフジ・アキコ隊員役であった女優・桜井浩子氏『ウルトラセブン』アマギ隊員役でありウルトラマンのスーツアクターの古谷敏氏がお越しになっている。
 結局、万代シテイパークに到着したのは、トークステージ終了後であり、お二人にご挨拶するとともに、妻も入れて記念撮影させてもらった。
 古谷敏氏を見た妻は、「ウルトラマンそのまま」と驚いていた。

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Ydsc_00421 15時30分、台湾人である妻にお約束の万代バスセンター名物を食べさせるべく、浦浜ソバコーナーで「ミニカレーライス 380円」。普段であれば、醤油かソースをかけるのであるが、今回はあえてプレーンで食べてもらう。
 妻の感想は、「分からないけど、昔っぽい」であった。

 カレーライスを完食したのち、急いで愛車に乗り込み、新潟市秋葉区に向かって移動する。

Img_2696 16時40分、新潟市秋葉区の「駄菓子や 昭和基地一丁目C57(しごなな)」(電話:0250-25-3457)に到着。
 以前より関係者から一度見てほしいとのお話しがあったお店である。そして、その関係者とは、かつて我が柏崎市にあった「昭和懐物ランド こどもの時代館」の出展者。

Img_2701 柏崎市として、「昭和懐物ランド こどもの時代館」の昭和&キャラクターの観光資源、コンセプトを捨てるべきではない、と一般質問でも問うたが、結局は捨ててしまった。
 その資源(人的資源、物的資源)が、いまこのお店にある。
 そして、土日は行列が並ぶほどであり、お好み焼き用の鉄板も順番待ちになるほどの人気になっている。

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*昭和の居間

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*10円ゲーム各種

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*以前、祖母が煙草店をやっていたので、親近感。
 小さい頃、祖母からピース缶を買って、その場で封を切って(パッカン式ではなく、封を切る系?)、美味しそうにピースを吸う某ラーメン店のおじさんを思い出す。

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*スナック「チャイム」

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*アイドル写真やプラモデルも展示

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*テーブルゲームも稼働中

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*小学校の教室も再現

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*おっと、これは・・・・

 ユニークな観光資源を柏崎は捨て、掛け声ばかりシティセールスと言う現状は変えなければならない。

 お店の方にお礼を述べたのち、買い物をしつつ、帰路についた。

 19時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Ydsc_00452 21時、すりおろした玉葱に漬け込み、さらに玉葱とニンニクとともに焼いたオージービーフ(肩)のステーキ、おでん(玉子、竹輪、こんにゃく、大根、がんも)、台湾で購入してきた洛神花(ハイビスカス)の砂糖漬け、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 洛神花は熱いお湯に入れると、少し甘いハーブティーができる。

 22時、シャワーを浴びたのち、週刊誌など台湾出張中に読めなかったものを一気に読む。

2016年10月29日 (土)

2016年日本青年台湾研修7日目(帰国)
新潟県の観光アピール不足を実感

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間5時に起床し、シャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 帰国のための荷物をパッキングをし、ロビーにて他のメンバーと合流。さすがに全員荷物が多い。

 専用バスに乗り込み、現地時間7時30分、雨の台北松山空港に到着。

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Tw7dsc_000101 借りていたWifiルーターを返却し、搭乗手続きもしたのち、ご厚意で用意してくれたブレックファーストボックスと黒紅茶(ブラックとは言うも砂糖入り)で軽い朝食をとる。ボックスのなかはクリーム入りのロールパン、スライスしたパン2枚、マーマーレード、ハム2枚。色々な肉の部位、肉種?が混ざって結着された、なかなか昭和チックなプレスハムであった。

 現地時間8時20分、見送りに来て頂いた台湾・外交部亜東関係協会の皆さんとお別れの挨拶をしたのち、セキュリティゲートを通る。

 搭乗時間になるまでの間、搭乗ゲート内の書店などをチェックしてまわる。目的は、日本の観光ガイドや地図などの販売状況の調査である。
 搭乗ゲート内の待ち時間はかなり重要で、この間にガイドブックやチラシなどは手にとってもらう可能性が高い。
 案の定、北海道から東北、東京、京阪神、九州、沖縄まで取り揃えてあるものの、新潟県が紹介されているような書籍の販売は無し。北陸、日本海側でガイドブックがあったのは富山県、石川県。

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 新潟県として補助金を出しても良いので、台湾や中国、韓国など日本への観光客が多い現地の空港に【現地の言葉で面白おかしく書いた新潟県のガイドブック】(ラーメン王国としても)を置いてもらうような取り組みも必要であろう。
 今年11月から台湾のファーイースタン航空が、新潟空港と台湾・桃園国際空港を結ぶ定期チャーター便を週2往復運航するので、まずは桃園国際空港に新潟ガイドブックを置いてもらいたいと思う。

Tw7dsc_001206 現地時間9時10分、若干の遅れがあったものの、中華航空CI220便に搭乗。
 機体は、台湾に入国時と同じエアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。
 機内で映画『スター・トレック BEYOND』を観る。

Tw7dsc_001809 現地時間10時30分、機内食となり、「ポーク」か「チキン」のなか「チキン」を選択。鶏モモ肉の煮込み、茹でブロッコリー、人参、椎茸、大根がのったご飯、チキン照り焼きと南瓜のサラダ、ロールパン、バター、マンゴーゼリーといった軽いものであった。飲み物は、帰国ということでビール350ml1本(ハイネケン)を飲んだ。

 13時20分、羽田空港に到着。再入国し、荷物をピックアップして、流れ解散となった。

 このまま神奈川県横須賀市に移動する予定であったが、帰国して通常モードにした携帯電話に大量の留守番電話が入っており、緊急の案件もあったことから予定変更。

 東京モノレールからJRに乗り換え、東京駅にて上越新幹線を待つ。多少、時間があったので、八重洲地下で行われている期間限定『クレヨンしんちゃん』ショップを見学。

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 15時40分、上越新幹線「とき329号」に乗り込み、帰路につく。

 長岡駅で乗り換え、18時19分、柏崎駅に到着。荷物が多かったので、母に車でピックアップしてもらう。

Tw7dsc_002312 18時30分、台湾で買ってきたカラスミを細かく刻み、長葱のみじん切り、干し納豆パウダー、卵、冷やご飯で作ったカラスミ炒飯、野菜サラダ、ビール500ml2本で夕食。
 一週間以上、料理をしていなかったので、炒飯でフライパンをふるのはストレス発散になる。

 食後、緊急な依頼であったパソコンデータの復元作業。

 作業の見通しがついた24時、熱めの風呂に入る。

2016年10月28日 (金)

2016年日本青年台湾研修6日目(国民党、民進党訪問、故宮博物院、Gogoro視察)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間5時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Tw6dsc_00021 熱めのシャワーを浴び、現地時間8時10分、ホテル1階でビュッフェ形式の朝食。豚肉のそぼろ煮があったので魯肉飯にご飯にかけたもの2杯、スクランブルエッグ、豚肉と玉葱の炒めもの、ハッシュドポテト、トマト、レタスサラダ、オレンジをエスプレッソとマンゴージュースで流し込んだ。

 現地時間8時30分、ホテルロビーにて、研修団のメンバーと合流し、専用バスに乗り込む。

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 現地時間8時50分、国民党本部に到着し、現地時間9時から中国国民党中央委員会の文献会副主席である毛氏、台湾大学の学生である青年團・呂総團長との意見交換を行う。青年團というが、日本の政党でいう学生部。
 学生の政治に関する意識の違い、日本への留学、学生運動による立法院の占拠から若い世代の立法委員が誕生したことへの意見、東日本大震災への台湾からの多額な義援金への感謝など、幅広い話題となった。

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 私からは、昨日作成した資料「日本、台湾を護った奇跡の艦を知っていますか?~沈まなかった『駆逐艦 雪風』『丹陽』の物語」や柏崎市の観光資料などを配らせてもらったのち、以下のような質問、意見交換をさせてもらった。

Q.私は自民党所属で、新潟県柏崎市で市議会議員をしており、妻は高雄出身の台湾人。国民党と日本の歴史が埋もれている印象があるので聞きたい。新潟県の上越市、私が生まれた地では蒋介石総統が軍事訓練のため留学をした地。またお配りした「駆逐艦 雪風」、国民党軍では「丹陽」となった軍艦の話など、もっと若い世代も知ってほしい歴史が多くある(大日本帝國陸軍・根本博中将など)。学生でもある青年團総團長の世代は、日本のアニメや音楽だけではなく、こういった台湾と日本の歴史は知られているか。
A.台湾でも教科書の編成により、若い人に伝わらなくなってきている。国民党所属の若い人たちは、歴史に興味があるので調べるよう取り組んでいる。蒋介石総統の日本への留学なども知っており、日本が協力した事実も認識していると思う。若い人は、いままでのように本だけではなくゲームなどで歴史を知ることができる。三国志などはゲームで学んでいる(笑)。こういった軍隊での歴史や他の日本と台湾との関係も、色々な方法で伝えていきたいと思う。

 現地時間10時20分に終了となり、専用バスで移動。

Img_2621 民進党(民進党のシンクタンク・新境界文教基金會)に到着し、現地時間10時50分から民進党国際部主任で、立法委員でもあり外交委員長の羅致政氏からご対応頂いての意見交換会となった。
 民進党は今年でまだ結党30周年であり、国民党に比べれば若いものの、2回の政権交代を経験し、現在は蔡英文総統をトップとして与党である。

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Img_2622 日本から台湾への企業進出の窓口、民進党の若い世代のメンバーとの日本の政党職員・政治家との交流、若い国民と政党との対話など、多くの質問や意見がだされた。
 時間が限られているので、私からは「日本に在住する台湾出身者の戸籍表記問題」の資料をお渡しした上で、途中から参加した民進党青年部の若い党職員に対し、以下の1点だけ質問。

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Q.お手元にお配りしたように、日本では台湾人の戸籍表示が中国となり、中国人民共和国と中華民国が同じ扱いになっていることに対し、台湾と表記するよう議会で運動している。また、東京オリンピックにもチャイニーズ・タイペイではなく、台湾として出場できるよう働きかけているところである。しかしながら、日本に来た台湾人でも多少、意見が違う人もいる。中には、大陸から日本にきた中国人が、これらの運動を妨害する場合もある。若い世代の台湾人のアイデンティについて、改めて聞きたい。
A.多くの若い世代は、ほぼ全てが台湾人という意識でおり、台湾人でもあり、中国人でもあるという人はごく少数となっている。国民全体から言っても過半数は台湾人という認識と思ってもらって良い。

 現地時間12時10分に終了となり、専用バスで移動する。

 お昼時ということもあり、混雑のなか現地時間12時50分、小籠包で有名な「鼎泰豊 南西店」(電話:02-2511-1555)で昼食。

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*きくらげの酢の物(涼拌雲耳)

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*竹の子煮込み(油燗筍)

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*ほうれん草ゆば炒め(菠菜腐竹)

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*ピリ辛ゆでワンタン(紅油抄手・蝦肉)

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*豚肉チャーハン(肉絲蛋炒飯)

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*看板メニューの小籠包

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*鯛とセロリの魚の蒸し餃子(鮮魚蒸餃)

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*海老と豚肉入り焼売(蝦仁焼売)

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*サンラータン(酸辣湯)

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*しいたけ入り野菜餃子(ベジタリアン)(香茹素餃)

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*蟹みそ入り小籠包(蟹粉小籠包)

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*あん入り小籠包(豆沙小龍包)

 食後、専用バスで移動し、現地時間14時40分から国立故宮博物院の見学となった。

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Img_2657> 現地時間17時40分、バッテリーレンタル式のスマート電動スクーター「Gogoro」の販売店を視察。
 台湾のスマートフォンメーカーにいた方が始めた事業で、スマートフォンとの連携がスムーズになっており、10kg(40km/hで100kmの走行距離、価格約30万円)のバッテリーの残量、スクーターの状態管理も手元でできる。

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Img_2659 バッテリーのセルは日本製、駆動部のベルトは米国製、それ以外は台湾製である。個人的には、モーターからのベルト駆動というところが、ホイール・イン・モーターになり、さらに効率的な駆動系になれば、購入するような気がする。
 バッテリーレンタル方式については、非常に参考になるものであり、ある意味社会実験であろう。

Img_2669 視察終了後、専用バスで移動し、現地時間19時、「剣潭海外青年活動センター」に到着。
 ありがたいことに、先日まで日本で台北駐大阪經濟文化辦事處で代表をお勤めになっていた外交部亜東関係協会秘書長の蔡明耀氏も同席のもと、2016年日本青年台湾研修の送別パーティーを開いて頂いた。

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 料理は、伊勢海老のサンドイッチ、牛肉スープ、いりこ、海老ニンニク蒸し、『はじめ人間ギャートルズ』にでてくるような豚足揚げ、芋と鴨の揚げ物、タイ式レモン魚蒸し、シイタケと野菜炒め、山薬チキン煮スープ(韓国の参鶏湯風)、小豆たっぷりのぜんざいスープ、台湾果物合わせと、充実のラインナップ。

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 今回お手伝い頂いた地元大学生のO嬢、K嬢から、研修期間中に撮影した写真を主にした心のこもったスライドショーを作って頂き、会場内は笑い、そして感謝、感激の涙となった。
 次世代の日本と台湾との友好関係を作っていくのが、我々世代の仕事である。

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 名残惜しかったが、現地21時10分にお開きとなった。専用バスで宿泊先の「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」に戻る。

Tw6dsc_00125 現地時間22時10分、自民党所属のメンバーにて「居酒屋 文太」(電話:02-2531-1611)で、オリオンビールの生を飲みつつ、今回の台湾研修の反省、解散式?を行う。
 台湾をより深く知り、また参加した団員から他の政党・自治体の取組みを多く聞けることができた、という声が圧倒的であった。

 解散式終了後、若干の買い物などをし、現地時間23時20分、ホテルに戻る。

2016年10月27日 (木)

2016年日本青年台湾研修5日目(台南市政府での意見交換、安平古堡、台南十鼓文化村)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間5時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Tw5dsc_000202 現地時間8時40分、ホテル2階に行き、ビュッフェ形式の朝食。さすが長栄グループのホテルといった品揃えであり、ブロッコリースプラウトやサボテンの仲間である石蓮花も入れた生野菜サラダ、牡蠣のお粥、アメリカンな感じのカリカリベーコン、スクランブルエッグ、ハッシュポテト、牛乳、トマトジュース、全粒粉トースト、ソフトフランスパン、ホイップバター、ミックスサンドイッチを取る。
 台湾国内のホテルでは少数派になろう新鮮な卵もあったので、ご飯1杯と生卵で「禁断の台湾でTKG(卵かけご飯)」にしてフィニッシュ。

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 現地時間9時20分、ホテルをチェックアウトし、専用バスに乗り込む。

Img_2538 現地時間10時、台南市政府に到着し、群馬県みなかみ町から派遣されている某職員にもご案内頂く。群馬県みなかみ町は、2013年12月13日に台湾・台南市と友好都市になっている。
 台南市政府に来たのは、今年2月6日の台南地震への柏崎市議会有志からの義援金を持参して以来である。
 ありがたいことに低糖の台湾紅茶と台南市の名所ガイドをご用意いただいており、お約束で我が柏崎市の紹介パンフレットを台南市側にお渡しした。
 ちなみに台湾紅茶に尽力したのは、群馬県人の新井耕吉郎氏(現在の群馬県沼田市)である。

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Img_2547 最初に台南市の観光振興の映像を見たのち、まず劉世忠副市長から先般の地震に対する日本からの支援の感謝(柏崎市議会有志からの義援金も紹介)があり、台南市が優先的に取り組んでいる4つの項目(文化都市、グルメの提供、エコ・環境(有機栽培の農業含み)、民主政治)についての説明があった。
 世界一の自転車産業を背景にしたサイクルツーリズムで台南市内を一周できるコース設置を推進しており、農業では世界で一番多く出荷している胡蝶蘭やマンゴーの栽培も攻めの姿勢で取り組んでいる。
 各自治体から参加されている職員の皆さんも非常に興味深く感じたようで、愛媛県、宮崎県、宮城県からの質問が続いた。

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 時間の関係もあったので、私の質問は以下の一点だけにした。

Q.台南市の魅力は400年の歴史を感じる建物から近代的なビルまでを一気に見える風景、景観にあると思う。先の地震でも分かったように、古跡となっているような古い建築物や最新ビルは大きな被害は受けない。しかし、台湾の成長時代(民国60年~80年)に建てられたような近現代の建物は、耐震性もなく、民間で独自にやっていると思う。台南市政府として、景観を守るためにそういった場合に耐震のための補助金制度などは検討していないか。日本では、震災の被害拡大防止の観点から耐震補強のための補助金をだしており、近年では景観を守るための支援策も進んでいる。
A.古い建物や近現代の一つのビルを壊すと、(更地にして)新しいビルを建てるような状態であるが、保存することは大事である。オランダから鄭氏政権、清、日本統治時代と色々な歴史の建物があり、そこは保存活動を進めている。先生にご指摘頂いたように近現代の建物、景観の保存は大事な課題になっている。台南市政府と民間人と協力して、建物をなるべく壊さないで補修する方針でいる。台南市の魅力は、100年以上経過した建物に作った新しい感覚のカフェでコーヒーを飲めたり、150年経過した建物でグルメ三昧ができるところにあると考えている。この10年、30代、40代の若者が台北から帰ってきて、古い建物のなかで起業したり、外部から若者が移り住んできている。そういった人に歴史的建物を使ってもらい、古い建物のなかに新しい事業、という展開になっている。その意味では、景観を保っていけるような流れにもあると思う。

Img_2552 終了後、会議室から出たところ、庁舎の2階では鉢巻した多くの方が詰めかけており、大声をだし、署名活動も行っていた。台湾らしい政治活動であり、日本の地方自治体の庁舎ではなかなか見られない光景。正面玄関には「中國と台灣は安定して、発展して行きましょう」との横断幕がゲリラ的に結びつけられていた。

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 台湾の古都を知るために専用バスで移動し、現地時間12時、安平古堡に到着。
 個人的には何回か来ており、昨年も歴史を確認するために来ているため、台湾本土最古の安平天后宮にある斗姥元君を参拝したのち、申し訳なく少し別行動にさせてもらった。

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*斗姥元君(道教の女神、仏教では摩利支天)

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*オランダを台湾から追い出した鄭成功。母は日本人であり、日本名は福松。

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*裏手に回ると安平古堡(オランダ城、ゼーランディア城、安平城、台湾城)の歴史を十分に感じることができる。

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*米を接着剤として積み重ねた赤煉瓦と珊瑚を組み合わせたさらに古い時代との境目。

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*何かしらの力があるのではないかと感じてしまう老木

Tw5dsc_000707 10月後半とは思えぬ、あまりの日差しの強さと暑さに負けそうになり、台湾らしい屋台のルーレット・アイス(10元)を食べる。 10元をルーレットに入れて、適当なところでボタンで押せば、最低でも2つ、当たると5つのアイスをコーンの上にのっけてくれる。味はチョコレート、ストロベリー、パイナップル、タロイモ、ソーダの5種類。案の定、2つしかもらえず、チョコレートとソーダを選んだ。

Img_2581 現地時間13時15分、創業50年以上で台南名物となった「周さんの蝦巻」のレストラン「周氏蝦捲(國宴廳)」(電話:06-280-1566)にて昼食をとる。
 蝦巻と擔仔湯麵は昨年にも食べたが、コース料理としては初めてである。

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*油で揚げた海老せんべい

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*台南擔仔湯麵、さっぱり味なものの、肉燥が甘く煮込まれており、ニンニクが効いている。パクチーをたっぷりと追加した。

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*台南市将軍郷産のカラスミ(生の葱、大根)と豚挽肉と芋のミートローフ風?

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*虱目魚(サバヒー)と牡蠣のお粥。さっぱりした塩味。

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*台南の新たな名物となった棺材板。揚げた食パンにシチューを詰めたもので、見た目から棺桶の名前がついている。

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*水蓮菜(タイワンガガブタ)と破布子(イヌジシャの実)のニンニク炒め

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*このお店の名物「炸蝦捲」。火燒蝦(アカエビ)、豚挽肉、セロリ、葱を味付し、豚の網脂で巻いて油で揚げている。豚の網脂があるのでコクがあり、そしてかなり熱い。

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*虱目魚(サバヒー)のつみれと蝦のつみれが入ったスープ。両方のつみれからの出汁がよく効いており、薄味でも飲みごたえ十分。

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*乾麺とイカの焼きそば。台湾らしく甘めの濃い味付け。

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*甘い小豆が入った杏仁豆腐の上にかき氷をのせたデザート

 食後、すっかり満腹になったところで専用バスで移動。

Img_2582 現地時間15時、台湾の有名な太鼓集団「十鼓撃楽団」が作り上げたテーマパーク「台南十鼓文化村」に到着した。
 かつてこの場所は、日本統治時代から続く「仁徳百年製糖工場」。閉鎖後、廃墟となっているところを2005年にリノベーションしたという、非常に興味深いもの。今年で11年目になるという。

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*現在でも雄々しく立っている、日本統治時代からの煙突

 太鼓演奏の前に、その歴史ある工場をどう残し、またリノベーションしたのか、視察させてもらった。

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*入口からして製糖工場そのまま。

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*当時の機器もそのままで、それはそれで楽しく見ることができる。

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*かなり味わいのある絵の注意喚起表記

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*演奏会場はLEDによるライトアップ&PAとの連動点滅で4D対応。

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*床は透明アクリル板になっており、工場の様子も床下に見ることができる。

 半透明のスクリーンにプロジェクターで歓迎のメッセージや演奏目録の紹介、そして演奏中の風景の映し出しなど、非常によく考えられており、勉強になった。
 新幹線の時間の関係で演奏は30分程度しか見ることができなかったが、工場などの跡地利用、文化都市としての取組みとして、我が柏崎市でも参考にすべき場所である。

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 専用バスで移動し、現地時間16時21分、高鉄台南駅から北上する台湾新幹線660号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。
 車中では、明日の国民党訪問で使うための資料「日本、台湾を護った奇跡の艦を知っていますか?~沈まなかった『駆逐艦 雪風』『丹陽』の物語」を作成する。

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 現地時間18時、台北駅に到着。荷物などを先にホテルに送り届けるため、ワゴン車への積み込みを行う。

 現地時間18時30分、台北駅構内にある上海料理店「紅豆小館 新風貌上海菜 微風台北車站」(電話:02-2370-1033)にて夕食。

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*キクラゲの炒め物

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*海老とほうれん草の炒め物

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*乾燥小海老、レタスを中心にした野菜炒め

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*揚げた豚肉とニンニクの芽、中華米せんべいの炒め物

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*唐辛子多めの麻婆豆腐

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*皮が厚めの蒸し餃子

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*ローストした鶏肉とクコの実の冷菜風

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*薄い小麦粉生地にたっぷりのチョコレートを入れて焼いたデザート

 食後、タクシーで宿泊先の「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」に移動。
 自分の荷物を受け取ったのち、コインランドリーでの洗濯や資料の印刷、急ぎの電話などでバタバタと動く。

 現地時間24時、熱めのシャワーを浴びたのち、昨日に引き続いて国立臺灣歴史博物館で購入した本を読む。

2016年10月26日 (水)

2016年日本青年台湾研修4日目(台南:烏山頭ダムと八田與一記念館、台湾歴史博物館、台江國家公園)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間5時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Tw4dsc_000202_2 現地時間7時40分、ホテル1階でビュッフェ形式の朝食。
 大陸妹と人参、玉葱の野菜炒め、スクランブルエッグ、茹で卵をのせたサラダ、蒸かしたジャガイモ、豚肉と玉葱の炒め物、マンゴージュース、味噌汁でご飯1杯を、急いで食べる。

 ホテルのロビーに集合し、専用バスで台北駅に移動。

 現地時間8時21分、台北駅発の台湾新幹線613号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。この台湾新幹線の窓から見える台南の広大な田んぼの風景こそは、次に訪れる烏山頭ダムと嘉南用水路、そして八田與一技師の功績である。

 現地時間10時6分、高鉄台南駅に到着し、専用バスで移動。

Img_2386 現地時間11時25分、烏山頭ダムに到着し、まずは2011年に復元された八田技師の旧居などを4棟の日本家屋がある八田與一紀念公園を視察させてもらう。
 これまでに烏山頭ダムには2回ほど来ており、今回が3回目となるが八田與一紀念公園は初めてである。

 かつて、嘉南平原は干ばつと水害の繰り返しで作物が獲れなかったが、1920年から10年の歳月を経て竣工された烏山頭ダムと16000kmにおよぶ網の目のような嘉南用水路によって、台湾最大の穀倉地帯に生まれ変わった。

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 この功績は、八田與一技師の名とともに、台湾では中学校の歴史教科書『認識台湾』にも掲載され、台湾で最大のヒット映画となった『KANO~1931海の向こうの甲子園~』にも登場(演じたのは、日本の俳優・大沢たかお氏)している。
 2008年には長編アニメ映画『パッテンライ!!~南の島の水ものがたり~』が制作され、台湾国内でも人気となった。

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 もちろん、この大事業は一人の人間でできるものではなく、建設途中では従業員やその家族など合わせて134名が犠牲になっている。その犠牲者の慰霊碑には八田技師の慰霊文と、その強い主張により、犠牲者名が台湾人、日本人と区別することなく刻まれている。
 こういった八田技師の人柄もあり、今でも多くの台湾人に尊敬されており、ご案内頂いた張女史からは、こんな歌も披露された。

「ああ!フォルモサ ダムの父」(mp3版)

「ああ!フォルモサ ダムの父」

故郷あとに はるか嘉南へ
烏山頭ダムの大工事
灼熱の太陽 長の年月
苦難非難も ものとせず
フォルモサ フォルモサ ダムの父
あなたの 足跡 忘れない

烏山頭ダムに 朝日が映えて
嘉南平野に 緑が萌える
生涯かけて 架け橋となった
あなたは故郷 金沢のほこり
フォルモサ フォルモサ ダムの父
あなたの足跡 永久に継ぐ 永久に継ぐ

 八田與一紀念公園内で復元された八田邸の中まで入り、視察。

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*八田邸。一戸建ての日本式建築だが洋式風の部分もある。

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*再現された応接間

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*庭にある池は「台湾」のかたちをしている。

 八田技師の話は、この功績だけではなく、15歳年下の妻・外代樹さんとの関係も強い夫婦の絆として語り継がれている。
 大東亜戦争が激化していた昭和17年(1942年)5月、八田技師は帝國陸軍の命により、綿作灌漑調査のため、フィリピンに向かったが、途中、五島列島付近にて米海軍・潜水艦グレナディアーの魚雷攻撃により、船が沈没。帰らぬ人となった。
 そして、日本が敗戦した昭和20年(1945年)9月1日、妻の外代樹さんも後を追うように、子供を親戚に預け、夫が台湾のために命をかけた烏山頭ダムの放水口に身を投げた・・・

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*2013年9月1日に八田與一記念公園内に建立された、妻・外代樹の銅像

 蒋介石時代、台湾では日本の残した建築物や顕彰碑の破壊が進んだが、八田技師の銅像は地元の有志によって守り隠され続けていた。
 現在は、その銅像の後ろに八田夫妻のお墓がある。

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 また八田技師は石川県金沢市の出身であり、同市から兼六園と同じ灯篭が贈られ、設置されている。

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 現地時間13時、烏山頭湖境渡假會館にて昼食。

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*大きな塩の結晶を使った塩蒸し海老

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*鴨肉の燻製

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*冷菜の盛り合わせ。台南らしく海老揚げ(炸蝦捲)も入っている。

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*塩味の餡がかかった白菜炒め

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*豚の腿肉の煮込み。八角とゼラチン質の皮下部分が強烈

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*揚げた鶏の炒め物

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*嘉義南、烏山頭ダム一帯に多く生息する「筍殻魚」の蒸し魚

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*えのきやエリンギなどのきのこスープ

Img_2413_2 食後、専用バスにて40分ほど移動し、現地時間14時30分から国立臺灣歴史博物館を見学させてもらう。
 台南には何度か訪れているが、ここは初めてであり、台湾400年の歴史を客観的に、当時の資料とともに展示されている。とりわけ日本統治時代の貴重な資料が多く、時間を忘れるほど見入ってしまった。

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*台湾400年の歴史

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*映画『セデック・バレ』の素材となった霧社事件

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*近代化が進む街並みも再現

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*アルコール類の専売所

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*台湾総統府認可の富山県滑川町の薬

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*日本統治時代、25歳以上の男性で税金5円以上納め、6か月以上の滞在という条件はついていたが、投票率95.9%の選挙がきちんと行われていた。

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*地方議会での台湾人立候補者は日本名ではなく、本名でも立候補していた。

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*高雄州「一粒を拝む心が国護る」。日の丸弁当で戦勝祈願。

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*台湾原住民で組織された帝國陸軍最強のジャングル部隊、高砂義勇隊。軍人ではなく、軍属。

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*高砂義勇隊と連合軍の肉弾戦が描かれたもの

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*戦時中の内乱を狙ったスパイへの注意喚起図書

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*日本統治時代の台湾ウーロン茶の広告

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*日本統治時代の台湾バナナキャラメルの包装

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*顔に入れ墨がある台湾原住民が描かれた文旦のパッケージ。

 博物館内の売店にも興味深いものが売られており、戦後の日本のアニメ導入時のパチもの系から日本語で書かれた台湾400年の歴史など、数点購入した。

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*「科学忍者ガッチャマン」?ベルク・カッツェがちょっと違うような・・・

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*「グレートマジンガー」?

 かなり勉強になったが、細部までじっくり見る時間がなく、またいずれ来たいと思う。

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 専用バスで移動し、現地時間16時30分、台江國家公園内の台江漁樂園に到着。マングローブや多くの野鳥、とりわけ顔が黒いクロツラヘラサギ保護区があり、自然エコツアーとして台南市、台南県が力を入れている。

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 ここも初めて訪問する場所で、ゴムボートに乗り、川下りやバードウォッチングなどを体験させてもらった。
 いつもこういったアクティビティを体験する度に、わが柏崎市において、こういった形式で海を体験する面白いことが何故できないのか自問自答してしまう。やはり、変らなくてはならない。

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*夕日も名物というが、これこそ我が柏崎も負けない美しさがある。

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*往年の歌手・東海林太郎ばりの直立不動。

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*鴨や鷺など多くの野鳥を見ることができる。

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*やっと撮れた美しい翡翠

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*マングローブ

Img_2513 このツアーでは、養殖している牡蠣の体験、潮干狩りなど体験型を多く提供している。今回のバードウォッチングツアーでも、なるべく生き物に触るということで、案内のおばちゃんがいきなり仕掛けておいた網を回収。獲れた生き物を参加者に触らせていた。こういった事が思い出になる旅行として大切である。

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*蟹はワタリガニが主に獲れるという

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*刺激を与えるとパンパンに膨らむハコフグ

 現地時間18時20分、宿泊先である台糖長栄酒店(台南)エバーグリーンプラザホテルにチェックイン。気温29度越えで大汗をかいたので、軽く着替えをしたのち、夕食会場に向かう。

 現地時間18時40分、「大大茶樓 台南德安店」(電話:06-602-6808)にて、香港式の飲茶で夕食会。リアル香港式ではなく、かなり台湾風にアレンジされたものであった。

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*冷菜盛り合わせ。蒸したらこのマヨネーズ&チョコスプレーかけは意外な美味さ。

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*新鮮な海老を使った蒸し海老

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*アロエやかぼちゃ、イカ、鶏肉などが入ったヘルシーな塩味の鍋

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*イカと筍、フグの皮の炒め物

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*豚肉たっぷりの中華粽。これまで食べたもので、かなり上位の味。

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*鰈の蒸し物

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*イカとんびの唐揚げ

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*なめこの醤油煮

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*名物のカスタードクリームが入った蒸したての饅頭。いきなりかぶりつくと、熱いクリーム、ブシャー攻撃がある。

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*「えっ?ちゃんと切った?」と言いたくなるほど、一切れが大きい杏仁豆腐

 食後、研修参加者で夜市に行くということであったが、何回も来ているので、今回は申し訳なく欠席させてもらった。

Tw4dsc_001010_2 現地時間20時、ホテルの部屋に一旦戻り、軽くシャワーを浴びる。その後、Tシャツや靴下を買いにホテル周辺を散策。
 地元らしいお店に入ろうと思ったものの、結局、「思夢楽(しまむら) 台南中華東路店」(電話:TEL:0985-340-957)に入り、必要なものを購入した。

 腹ごなしに2時間ほど歩き、地元のスーパーなどもチェックし、現地時間22時、ホテルに戻る。

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 再度、シャワーを浴びたのち、国立臺灣歴史博物館で購入した本を読む。

2016年10月25日 (火)

2016年日本青年台湾研修3日目(台北市内散策研修、外交学院特別講座)

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Tw3dsc_000103 現地時間8時10分、ホテル1階でビュッフェ形式の朝食。固めの玉子焼き、ハム、しめじとキャベツの炒め物、ベーコン、マンゴージュース、味噌汁でご飯2杯を食べる。
 まるでトーストかのような玉子焼きには驚いた。

Tw3dsc_000504 現地時間8時30分、ホテルロビーに集合し、5~6名のチームに分かれての台北市内散策にでかける。今回の視察団に参加している団員自らがコースを作り、地元の大学生からサポートをうけ、台湾の魅力を探り、午後にそれぞれのチームが発表会を行う。西門町チームには、元智大学3年生、若干20歳で客家の血を継ぐ張嬢についてもらった。

Tw3dsc_000605 まずはMRTで中山駅から西門駅に移動。西門町は若者やいわゆるオタクが多く訪れるまちであり、秋葉原のような感じがある。
 西門駅の構内には、大ヒット中の日本アニメ映画『君の名は。』の大きな宣伝ポスターがあり、駅出口には懐かしの『聖闘士星矢』の登場人物である射手座(サジタリアス)のアイオロス(教皇)が使う衣箱が置いてあった。

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 オタクっぽい文化なのか、ちょっと面白い系なのか「御守の神社」という自動販売機があり、販売している水のボトルにおみくじの「大吉」「小吉」が書かれ、水を飲むうちにおみくじの内容、文字が見えてくるというものがあった。発想が面白い。

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 この地区の歴史的建造物である「西門紅樓」は、1908年に建てられ、現在はリノベーションをし、若者のビジネス発信場所となっているが、工事中にため、近寄れず。建造物を飛ばして、グルメに行こうと方向転換。

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*民国9年の風景。現在民国105年のため、96年前。

 しかし、現地時間9時30分、最初のグルメ目的地である創業50年のかき氷店「楊記花生玉米冰」(電話:02-2375-2223)に到着するも、開店時間が11時からであり、再度の予定を変更となった。

 グルメより先に歴史を学ぶことにして、台北二二八和平公園に向かって歩いて移動。
 途中、台灣省城隍廟の建廟135周年を祝う祭りに遭遇したので、しばし龍の舞を観させてもらう。

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 土地の神様(城隍爺)を祀っている廟で、信心深い台湾人の一面であろうと記念撮影。
 振舞われる紅白の餅を茹でるのも豪快である。

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Tw3dsc_003420 現地時間9時40分、台北二二八和平公園のなかにある国立臺灣博物館に到着。
 建物は台湾総督府の技師・野村一郎氏による設計で1915年(大正4年)に完成した。日本統治時代には台湾総督府博物館として使われており、イタリア産の大理石が多く使われたドームを持つ古代ギリシャ風である。
 今回は特別展として、台湾における自転車工業の歴史が展示されており、台湾の世界的な自転車メーカー「Giant」が生まれる背景を知ることができた。

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 現地時間10時20分、二・二八事件(1947年におきた蒋介石一派による反対派の粛清と弾圧)について紹介する二二八紀念館に入る。
 建物は台湾総督府営繕課・栗山俊一氏による設計のスペイン風コロニアル様式で、1931(昭和6)年に竣工。日本統治時代は、ラジオ局として利用され、玉音放送もここから流された。

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 6年前に訪れた際には、日本語世代の方が多く、とりわけ帝國陸軍の第15師団(祭兵団)として、インパール作戦にも参加された蕭錦文さんなどのアツい方が案内を担当されていた。現在は時間が経ちすぎてしまい、その世代の方による案内が無くなってしまった。

 そのため、国民党が中国大陸から台湾に来た際に「歓迎」と言いつつも、青天白日旗をわざと逆にし、受け入れなかったことなど私から同じチームのメンバーに紹介させてもらった。

Tw3dsc_003621 現地時間11時10分、MRTの台大医院駅から再度、西門駅まで移動。駅から徒歩で移動し、1961年創業「楊記花生玉米冰」(電話:02-2375-2223)の人気ナンバーワンのかき氷「花生玉米加圓冰 100元」を食べることができた。
 白玉やピーナッツは分かるが、コーンの粒が甘くなってかかっているのは、日本人は無い感覚である。

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 他のメンバーが頼んだ小豆のかき氷は、まるでカレーライスのように餡がかかっていた。糖尿病まっしぐら感が凄い。

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 かき氷で満腹になったものの、昼食も地元グルメのお店に行こうということで、現地時間12時、台湾版ドラマ『孤独のグルメ』にも登場した創業50年の「鴨肉扁」(電話:02-2371-3918)に移動。
 店名は鴨となっており、創業時には鴨肉料理をだしていたが、現在はガチョウの肉となっている。かなりの人気店であり、やっと座れたところで「ガチョウの燻製 300元」、「ガチョウ麺 60元」で昼食をとる。

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*「ガチョウの燻製 300元」

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*「ガチョウ麺 60元」

 野趣あふれるガチョウの肉は噛むほどに旨味がり、麺のスープも骨の出汁もでて滋味深い。『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎風に言えば、

「悪くない・・・
 悪くないどころか、ドンドンいけちゃうぞ」

「この骨、いぃ~仕事してる・・・」

といった感じである。

Tw3dsc_004829 食後、再度MRTで移動しようと思うも、富士宮やきそばを発見。静岡県から来ている文化・観光部観光交流局観光振興課のS氏が早速、購入して確認を行う。一口食べさせてもらったが、その甘さから「似て非なるもの」。スイスから来た男性が、購入して食べており、S氏と記念撮影。台湾の地で、日本人がスイス人と富士宮やきそばについて語るという、訳の分からないシーンになった。

 日本国内に間違った英語表記が多いように、台湾国内でも間違った日本語表現も多くあり、西門駅近くでは「麺の大盛り、スープの追加」が無料というお店にも関わらず、麺もスープも無料放題!で、「何にお金払うの?」風の看板があった。

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Tw3dsc_005734  現地時間13時30分、外交及国際事務学院に到着。急いで午前中の視察の写真をパワーポイントによるプレゼンテーション資料としてまとめる。
 午前中に視察した内容から、歴史を通してみる台湾人のアイデンテイティ、食を通じた日本人との感覚の違いなどから写真を並び替え、現地時間14時30分からプレゼンテーションを行った。

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Img_2347 ティーブレイクで、軽いミックスサンドイッチやクロワッサン、チーズケーキを紅茶で流し込んだのち、現地時間16時から特別講座。淡江大学ASEAN研究センター・林若雩所長を講師として、「蔡英文政権下における外交、新南向政策」について、ご講義頂いた。
 林所長はサンリオのキャラクターがお好きならしく、真面目なプレゼンテーション資料にも関わらず、キティちゃんやシナモロールの背景を使用している・・。
 主な内容は以下の通り。

1.三部曲-台湾政府の東、南アジア外交政策
(1)南向政策の過去、現在と三荒
 過去:1993/4~1998/5貿易興投資
    李登輝時期で台湾の奇跡
    シンガポール、インドネシア、フィリピン
(2)2000~2008 陳水扁時期の南向
 インドネシア
(3)2008/5~2016/5馬英久時期
 西向>南向
  ASEAN-台湾は多数貿易
  AEC-2015年設立
  TPP&RCEP

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(4)未来世4或8年(2016/5~2024/5)
 蔡英文:新南向政策
・国家レベル(ASEANセンター)組織
 ASEAN、ニュージーランド、オーストラリア、インドまで拡大。
→ アジアの指導者は変わりつつあり、今後、安定化していく。
・パブリック・ディプロマシー(Public diplomacy)を強化

<ASEAN経済共同体(AEC)>
 2015年12月31日、正式に設立。
4つの目標:

(1)単一市場と生産基地を設立する
(2)競争力高度化の経済区域
(3)バランスのいい経済機構を発展
(4)世界経済体系に加入できる区域経済体

2.新南向政策推進計画
・政府は「長期的な取り組み、多元的な展開、互利互恵」の核心的理念を堅持して、中央政府、地方自治体、民間企業と団体、台湾を支持する第三国のリソースと力を結合し、ASEAN、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの国々と協力し、「経済貿易協力」「人材交流」「資源の共有」「地域の連携」4つの方向から地域の発展と繁栄を共同で創出する。

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3.多元化、多角化、共勝ちの戦略政策
・ソフトパワー、両方の民間交流、文化、教育、文創、研究などの面に連結
・台湾優勢、東南アジア外国籍配偶者15万~18万人、東南アジア外国籍配偶者50~60万人
・お互いにより深く分かち合い、文化的ショービニズムを持たない。

4.新南向と旧南向の違い
・片面投資から両方交流へ
・貿易面から多元化、多角化まで
・「以人為本」を中心
・民国105年8月16日、大統領による開催される対外貿易戦略会議にて「新南政策」政策綱領を可決し、計画に進む。

5.東南アジアとの関係で台湾が優位な点
・民進党はASEAN各国民主政権とよく連絡
・台湾娯楽文化(文創産業、歌手)
・台商は、約1000億ドルの投資をもっている。
・ASEANに数多い華僑がいる。台湾にも帰国子女政策がある。
・出稼ぎ労働者と外国籍花嫁の力が強い。
・「新台湾之子」的感情繋がり。言語教育と外国籍花嫁第二世代を育てる。

6.世界と地域政治経済連合
 アメリカ:アジアへ引き返す
      中国とアジアにての競争

(1)FTA AP
(2)TPP(アジア)
(3)RCEP(東亜)

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7.台湾の戦略
(1)アメリカ、インド、EU、日本、韓国のASEAN政策を深く了解する。
(2)多元化、多方向、共勝ちの戦略
   ソフトパワーの活用
(3)イスラム教世界の理解を強化、相互交流

8.台湾と日本との協力でできること
(1)昔の戦略「南進、西和、北進」を変え、「新南政策」
(2)多元化、多角度経営(多国籍企業からの投資を目指す)
(3)台湾新幹線と日本の新幹線は合作して東南アジアに競争入札で勝ち取りに行く。
(4)台湾は明らかに中国と違う南シナ海政策をとる
(5)地方、中央政府は台商のバックアップし、サービスを提供
(6)教育:交換留学生や言語教育など、有効に新しい世代での関係を強化する
(7)有効にソフトパワーを利用
 文化・宗教の認識を強化、人道援助、災害救助のノウハウ、NGOなど国際センターの設立、娯楽産業の輸出
(8)産業チェーンの協力強化
(9)ASEAN各国との「産業の橋」を作る
(10)貿易協力を強化し続ける。
 経済合作協定(ECA)、実質的な貿易関係を改善

 質疑応答については、以下の2点の質問させてもらった。

Q.貴重なお話に感謝したい。2つの質問をする。まずは先ほどのご講演のなかで、アジア諸国はリーダーの交代により安定化していくとのお話があった。しかし、私は少し認識が異なる点がある。一番分かりやすい事例は、タイ王国。プミポン国王が崩御されたことで、国民間の内紛、色でいえば黄色と赤色の対立にピリオドを打てることが難しくなったと思う。誰が次の国王になるのか分からないが、長男が継承したとすればカリスマ性はなく、国内の内紛に対して、プミポン国王のように平定することはできないであろう。タイ王国の事例であるが、同様に国内内紛が激化する火種がアジア各国にもあり、その背景には中国共産党の影響もある。本当にアジアはこれから安定していくと考えてよいか。もう一つは新幹線の日本との合作である。こういった大きなプロジェクトではなく、台湾の工業界が本来持っているもの、そして日本が独自にユニークな研究をしているものの融合、すなわちIOTで両国が協力していく方が良いのではないか。東南アジアでのマーケットもその方が大きいと思うがどうか。
A.タイ王国に関しては、王位継承者がどうなるかにもよるが、いずれは安定するものと考えている(質問の含意が伝わらず・・・問題は国民を分断する勢力とそれを抑える力)。新幹線など日本との技術協力においては、大きな事業の事例として挙げたものであり、東南アジア諸国でのマーケットをよく注視していく必要があると思う。

Tw3zdsc_00103 現地時間18時に終了となり、徒歩にてイタリアワインと料理のお店「Winona葡萄酒餐庁」(電話:02-8773-5556)に移動。ペール・エールのイタリアンビールを飲んだのち、ハウスワインの赤を飲みつつ、マッシュルームのニンニク炒め、モッツアレラチーズフライ、鴨肉サラダ、サーモンサラダ、ポテトフライ、チキンピザなどをつまむ。研修3日目となり、メンバー相互も会話も弾むようになってきた。

 現地時間20時40分、宿泊先である「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」に戻る。
 昼間の間に処理できなかったメールや電話があり、対処に追われる。

 現地時間24時、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

2016年10月24日 (月)

2016年日本青年台湾研修2日目(衛生福利部中央健康保険署、台湾外交部、日本交流協会台北事務所)

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)に就寝。

 現地時間6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

Tw2dsc_000202 現地時間7時、ホテル1階でビュッフェ形式の朝食。茹で卵2個、豚肉と玉葱の炒め物、こんにゃくの煮物、枝豆、サラダ、マンゴージュース、カレーライスをとったが、カレーは基本的にカレー粉をスープで溶いた感じであり、違う感が満載である。

 現地時間8時30分にホテルロビーに集合し、専用バスで移動する。

Img_2268 現地時間9時20分、日本では厚生労働省と同様の衛生福利部中央健康保険衛生福利部中央健康保険署を訪問。
 李丞華副署長から台湾の保険制度について、ご説明頂いた。前提となる日本との大きな違いは、国民一人一人のユニークな番号がついたICカード(日本では、やっと始まったマイナンバー)があること。

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Img_2271 台湾も1995年から皆保険制度を導入している(GDP5.8%が医療、医療費64.9%が公的負担、財源は90%が保険料、補助財源としてタバコや宝くじ)が、日本の保険制度と違い保険者は単一。衛生福利部中央健康保健署が一元管理している(地方自治体においては、国保などの特別会計が無い)。
 単一支払者制度であるが、加入タイプは6つある。

第一類:官民の従業員
第二類:同業者団体に加盟している個人事業主
第三類:農業及び漁業従事者
第四類:徴兵服役若しくは代替服役している者
第五類:法律で定める低所得者
第六類:栄誉国民及びその家族、上記に分類されない者

 日本で混合診療などの議論が行われているように医療保険を適用しての無駄な医療による増額、医療費不正受給も問題となっている。

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Q.私の妻は台湾人で、台湾でも日本でも保険を支払っているので、私に文句を言っている・・これはただのトピックス。保険財務状態と国民の年齢構成の比率が将来、変わることは皆保険制度を取り入れている国での共通の話題。日本でもこれまでの制度設計ではうまくいかなくなってきている。質問であるが、この医療費を抑えるためのことについて聞きたい。日本はやっとマイナンバー制度が導入され、将来的にはカルテなども単一で管理するという議論になっているが、ID制度が充実している台湾においては、先ほど健康に関する事前予防をするとの説明があったが、その周知方法や管理について、もう少し教えてほしい。
A.台湾の保険料は安くて、何百元で済むが海外で支払っても得かと思われる。予防は簡単なものであり、子供6歳以下、健康診断、妊婦審査も10~20項目も行う。女性の場合は、乳がん、子宮がんも含まれる。40歳以降は老年の定期的な検査も行われている。予防はかからないが治療に費用がかかる状態は変わらない。予防医療は保険カードのICチップに含まれている。患者の病歴も電子化されており、いくら費用がかかっているかも捕捉。各病院、クリニックの映像資料も電子化して共有している。しかし、医師のコメントや診断の共有化まではいっていない。保険署としては、ICカードに病歴、レントゲン画像等、コメント・診断、薬歴なども共有化したいと考えている。健康管理システムもICカードに入れていくべきであり、まだ足りないので、取り組みたい。100億元を使い、より良い健康システムなど作っていったら良いと考えている。今年5月からの新政権でそういった取り組みに期待している。ヨーロッパ、オーストリアだと800万人を管理しており、失敗したと言われているが、エストニアはチャレンジしており同様にしたい。

 時間の関係上、現地時間10時30分に終了となった。大人数での意見交換のため、一人の持ち時間が少なくなってしまうので、さらに突っ込んで聞けず残念。
 がん治療の最新治療薬オプジーボ(ニボルマブ)など薬価が高いものへの対処など、まだまだ聞きたかった。

Img_2276 現地時間11時、日本の国会にあたる立法院を訪問。
 台湾は、日本とは違い一院制であり、立法委員定数は113議席であり、小選挙区73議席、原住民6議席、比例代表・海外華僑代表34議席、任期4年となっている。

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Img_2285 日本の国会を含め、議会のように名札は無く、IDカードを差す。主なボタンは、「出席」「棄権」「反対」「賛成」となっており、採決はこのボタン操作により行われる。議会の中継はリアルタイムで流れている。
 台湾の立法院名物と言えば、女性議員がハイヒールで男性議員を殴るといったものがある。ここで乱闘が行われていると思うと感慨深い(?)。

 現地時間12時10分、「陶板屋 重慶南店」(電話:02-2382-6788)に移動し、和風創作料理で「陶板料理セット 568元+10%サービス料」で昼食。サラダや前菜、メインディッシュなど選べるので、和風のお店ながら台湾らしいものを選択した。最後のお茶は、干しリュウガンとナツメのローズティーで、女子力?高まった感じ。

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*エリンギ焼き

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*鴨スモーク野菜巻き

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*ニンニクと海鮮のスープ

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*ナマズの照り焼き

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*蟹と桜えびの炊き込みご飯

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*チョコミントムースロール

Img_2298 現地時間14時30分、台湾政府の外交部(日本なら外務省)を訪問。
 奥様が青森県出身の日本人という周學佑アジア太平洋副局長から台湾の外交防衛政策についてお話頂き、続いて台湾軍のレンジャー訓練に関する映像を見せてもらった。

Img_2308 どこの国の精鋭部隊を作るための訓練は厳しいものであり、不条理にも負けない精神が要求される。原住民のレンジャー訓練者もおり、大東亜戦争における台湾原住民・高砂族、そして我が新潟県佐渡出身の本間雅晴中将の活躍を思い出した。

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 ところどころで、柏崎から持参してきた柏崎市の観光案内(中文・繁体版)をぶっ込み、外交部をはじめ、台湾関係者に配布。

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Img_2313 現地時間16時10分、実質的な在台湾の日本大使館である公益財團法人・日本交流協會台北事務所を訪問し、これまた実質的な大使である沼田幹夫代表からお話を頂いた。
 韓国の事実に基づかないばかりか、「ゴールポストを動かす」戦法により過熱した慰安婦問題などは、大きな問題である。

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<日台関係(台湾要人の訪日)>
 台湾の方に叙勲ができるようになった。これは日本国民の声で動いたからである。
(1)蘇嘉全・立法院長一行の訪日
 総勢22名に及ぶ立法委員の海外訪問は近年最大規模
(2)李登輝元総統の訪日

 今年7月30日から8月3日まで李登輝元総統が石垣島を訪問。

<日台関係(諸課題等)>
(1)日本産食品・農産物に対する規制措置
(2)第一回日台海洋協力対話
(3)慰安婦問題
・台湾で現在生存する元「慰安婦」は計3名。
・昨年12月、慰安婦問題について日韓両国政府の間で合意に達したことを契機に、台湾で慰安婦問題が過熱化。今年3月8日、馬英久前総統参加の下、慰安婦記念館の看板かけの式典が行われた。

→ 日本の修学旅行で年間1.8万人

<外政>
(1)両岸関係
・蔡英文の対中国政策:「両岸の現状維持を維持する」
(2)国際機関への参加問題(ICAO総会)
(3)新南向政策
・中国経済に対する角の依存から脱却する策。
(4)南シナ海仲裁裁判判決及び閣僚の太平島訪問

<台湾におけるアンケート2016>
・「あなた方に影響のある国はどこか」断トツの1位は中国で50%。
 2位は31%でアメリカ、3位は日本で11%となっている。

→ 日本は良い国に見えるが、頼れる国ではないと思われている可能性もある。

Q.現在、日本に在住する台湾出身者の戸籍表記問題があり、是非ともご協力頂きたい。質問は、世界遺産登録についてである。台湾には澎湖島など世界遺産登録にすべきようなものが多くあり、現地の台湾の方から世界遺産登録に協力頂きたいという声を聞く。日本人として何ができるか。
A.詳しい資料が手元にないので、正確な回答はあとにしたいが、世界遺産の登録自体には疑義がある。エルサレムは条約締結国ではないが世界遺産となっている。そういった視点からできることがあると思う。

Img_2322 現地時間17時30分、台北天成大飯店に移動し、外交部主催歓迎パーティに出席する。歓迎のご挨拶を頂いたのち、天成迎賓前菜、黄金カラスミ、豚レバー焼き、魚の揚げもの、蜂蜜チャーシュー、ファッチューチョン超高級乾物スープ、台湾式エビ、チェリー鴨、野菜とエリンギ、酢魚、エビ餃子、芋タピオカデザート、台湾果物合わせをつつきながら、日本人参加者、台湾関係者と懇親を深める。

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 現地時間19時30分にお開きとなり、専用バスで宿泊先の「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」に戻る。

Tw2dsc_002222 ホテルの部屋でシャワーで汗を流し、着替えたのち、現地時間20時、自民党所属のメンバーにて「居酒屋 文太」(電話:02-2531-1611)に移動。
 オリオンビールの生を飲みつつ、自民党のこれまでの選挙のやり方など各地域の違いについて非常に参考になった。

 現地時間23時、ホテルに戻り、資料や荷物の整理。

2016年10月23日 (日)

2016年日本青年台湾研修1日目(いざ台湾へ、士林夜市)

 1時、就寝。

 6時に起床し、熱めのシャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 8時、コンビニで購入した納豆巻き、おにぎり(たらこ)、味付け茹で卵、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で朝食。

 10時、ホテルをチェックアウトし、羽田空港国際線ターミナルに向かう。

 11時、羽田空港国際線ターミナルに到着。これまでに気付かなかったが、祈祷室がきちんと設けられていた。

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Tw1dsc_000403 「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の5階ミーティングルームにて、今日から始まる2016年日本青年台湾研修の自民党所属の参加者での結団式、研修会に出席する。
 そもそも台湾との青年交流は自民党で行ってきたものであるが、現在は他党、地方自治体の職員にも参加枠を広げており、今回は全国で30名、うち自民党所属は12名。まずは自民党内部での研修会である。

Tw1dsc_000504 まず最初に、自民党・辻清人衆議院議員からご挨拶頂き、続いて今回の視察団の団長を務めていただく、鳥取県議会・福田俊史議員からご挨拶。
 参加メンバーでの自己紹介では、少々、強引な展開で申し訳なかったものの、「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」についての説明も加えてしまった。

 11時35分から公益財団法人交流協会東京本部の柿澤未知総務部長(外務省から出向)を講師に迎えての自民党訪台団研修「現下の台湾情勢と日台関係について」となった。

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(1)日台関係(我が国の基本的立場)
・台湾は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する我が国の重要なパートナーであり、大切な友人。
・台湾との関係に関する我が国の基本的立場は、1972年の日中共同声明にあるとおりであり、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持。
<法的地位>台湾の法的地位に関して独自の認定を行う立場にはない。
<尖閣諸島>解決すべき領有権の問題はそもそも存在していない。
<両岸関係>両岸当事者間の直接の対話により、平和的に解決されることを期待。こうした観点から、中台間の対話は歓迎すべきもの。今後とも状況の推移を注視。
(2)良好な日台関係
・台湾の人々の対日意識
 最も好きな国は日本56%(2016年1-2月)
 日本に親しみを感じる80%
(3)日台関係における懸案事項
・日本産食品への輸入規制(2015年5月15日から実施)
・南シナ海
・沖ノ鳥島
(4)台湾内政
・国民党から民進党による「完全執政」
・台湾アイデンティティの強まり
 『聯合報』の調査結果2016年2月15日-19日
 台湾人である73%、中国人である11%
 台湾人でもあり、中国人もある10%
 台湾人は中国人である1%
・台湾と国際的活動空間
 台湾と外交関係を有する国(22か国)2016年10月現在
 欧州1か国、アフリカ3か国、大洋州6か国、中南米12か国
 馬英久政権下の8年間に台湾と断交したのはガンビアのみ。

Tw1dsc_000906 12時15分、「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の4階「テイリウインド」にて、ドリンク、デザート付きの「日替わりエアラインランチ 1500円」で昼食をとる。
 唐揚げ定食のようなランチになっており、デザートはチョコケーキとバニラアイス、ホイップクリームがついた。

Tw1dsc_001007 12時50分、今回の2016年日本青年台湾研修に参加する全員が集合し、挨拶や記念撮影。
 全国から集まっており、鳥取県議会、三重県津市議会、宮城県亘理町議会、山梨県議会、埼玉県議会、岐阜県議会、京都府伊根町議会、鹿児島県鹿児島市議会、自民党本部職員、佐賀県鳥栖市議会、東京都昭島市議会、山口県山口市議会、民進党議員秘書、民進党本部職員、日本維新の会議員秘書、日華懇事務局に加え、行政側の地方公務員も愛知県、宮城県、埼玉県、宮崎県、香川県、愛媛県、静岡県、高知県から参加である。

Tw1dsc_001108 13時10分、中華航空のカウンターに行き、荷物を預ける。話題の爆発するスマートフォン韓国のSamsung社の新製品「Galaxy Note 7」についての注意書きがカウンターに貼ってあった。まさに前代未聞であり、この大きな損失により、Samsung社自体の経営危機も囁かれている。

Tw1dsc_001610 14時35分、搭乗ゲートに移動し、中華航空CI221便に搭乗。
 機体は、エアバスA300の後継機として開発された双発エンジンの中・長距離商業大型ジェット旅客機、エアバスA330-300である。
 機内で映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を観る。20年ぶりの続編ということで、前回の内容を思い出さないと話がうまくつながらないのが難点。

Tw1dsc_002012 16時、昼食を食べたはずなのに機内食がでてしまい、「ビーフ」と「フィッシュ」のなかで「フィッシュ」を選択。ご飯、塩鯖焼き、玉子焼き、筍や人参、ブロッコリーの温野菜、サラダ、パン、バター、フルーツ(メロン、キウイ、りんご、オレンジ)、広島県の「銘菓福もち」といった内容であった。早くも、今回の研修で太る予感。

Tw1dsc_002214 約3時間20分のフライトで現地時間17時(日本時間18時、時差-1時間)、台北松山空港に到着した。気温29度で、とにかく暑い。
 入国審査を通り、預けていた荷物を受け取って、台湾・外交部亜東関係協会の皆さんと合流することができた。

 専用バスで移動し、「剣潭海外青年活動センター」に到着。現地時間18時45分から懇親会となり、台湾・外交部亜東関係協会からの歓迎の挨拶、今回の参加者の自己紹介などを行う。
 料理は、福祿寿喜前菜合わせ、ファッチューチョン超高級乾物スープ、骨付き豚肉、鰻のおこわ、蓮の葉のエビ蒸し、イカと豚足の和え物、酢魚、干しシイタケとキャベツの苗炒め、帆立の鶏肉スープ、台湾果物。

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 台湾ビールを飲みながら、「駆逐艦 雪風」の話や、その他の日台間の秘話などで意見交換もし、あっという間の2時間であった。
 「駆逐艦 雪風」は戦後、艦名を「丹陽」として、駆逐艦ながら台湾海軍の艦隊旗艦として活躍した。あまりに整備が行き届いた「雪風」を譲り受けた台湾出身の将校たち、つまり元は日本の帝國軍人であった台湾人は最敬礼で迎え、帝國海軍の日本人幹部たちの手を取り、涙ながらに

 「兄からの最後の贈り物。
  今までの御恩は決して忘れません」

と台湾語で感謝したという。
 解体後、錨と舵輪は日本に戻ったが、「雪風」のスクリューは台湾・高雄市左営区にある海軍軍官学校に展示されている。

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Tw1dsc_003621 現地時間20時40分、徒歩で士林夜市に移動し、約1時間の自由行動。初日ということもあり、自民党所属の地方議員有志で「士林十全排骨」(電話:02-28881057)に入り、台湾ビールを飲みつつ、名物の「十全排骨 70元」、「羊肉炒麺 80元」、「炒空心菜 50元」、「牛肉麺 100元」をつつく。

 現地時間22時、再度、専用バスで移動し、22時30分、宿泊先の「福泰桔子商旅 林森店(フォルテオレンジホテル リンセン)」にチェックイン。
 熱めのシャワーを浴びたのち、荷物の整理を行う。

2016年10月22日 (土)

VR戦艦大和、ついに乗れる実物大の大和が完成

 1時、就寝。

 6時に起床し、熱めのシャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 8時、ホテルをチェックアウトし、愛車で帰路につく。

 9時過ぎ、自宅に到着し、郵便物やFAXの処理をするとともに、長期出張の準備や持参する資料などを印刷。

 12時、愛車で上越市に移動し、所用を済ませる。

Acdsc_00197 14時50分、「いなば製麺」(電話:025-530-7590)に入り、「泡立つ超濃厚スープ 超濃厚豚だく麺(中太麺) 790円」を無料の麺大盛にしてもらい、遅めの昼食。
 以前にもこのお店に来たが、ちょっと迷走している感がある・・・。

 16時、自宅に戻り、急いで台湾へ行く準備を行う。

 17時、柏崎駅に移動し、東京都内に向かって移動。

 東京駅に到着後、渋谷に移動し、20時30分、チャンネル桜に立ち寄る。

 21時30分、映画配給会社の某氏と合流し、某店で懇談。生ビール1杯とアンチョビのみで、あとは完全に仕事の話であった。

Acdsc_00218 22時30分、定番のホテルにチェックインし、シャワーを浴びたのち、ホテルの近くの某安食堂にて「ソーセージエッグ定食 550円」と生ビールで遅めの夕食をとる。
 ほぼ24時間やっている食堂であるが、食材がもう無いようでソーセージ5本をつけた定食にしてもらった。半熟卵の黄身をソーセージにからめてから、生ビールで流し込むのも楽しい。

 食後から週刊誌2冊を読む。

 少額ながら協力させてもらっている「戦艦大和バーチャルリアリティ復元計画」がいよいよ完遂されたようで、「VR戦艦大和 竣工記念式典 招待券」が届いた。

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 以前、協力特典である「戦艦大和手ぬぐい」が届き、期待に胸膨らませていたが、VRとはいえ「実物大の戦艦大和」にやっと乗れるのは嬉しい限り。ヒャッハー。
 会場は、帝國海軍の象徴的な場所でもあり、先日も訪れたばかりの神奈川県横須賀市・横須賀記念館三笠
 全長263m、幅38.9m、東京駅とほぼ同じ大きさの史上最大の戦艦を早く体験してみたい・・・本当は奇跡の艦「駆逐艦 雪風」も。
 こういったVRでまちおこしができる時代になった事を認識しておく必要があろう。

2016年10月21日 (金)

柏崎市長選:桜井まさひろ氏事務所開き
自民党新潟県連青年部局・県知事選の反省

 1時、就寝。

 6時に起床し、事務所にて事務仕事を行う。

 9時、大粒納豆、甘塩鮭、シーチキンとケールのサラダ、玉葱と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、来月の11月20日に投開票となる柏崎市長選挙に立候補する予定である桜井まさひろ氏の選挙事務所に移動。

Acdsc_00011 10時から選挙事務所開きと必勝祈願の神事に参列する。自民党の三富佳一県議会議員、柏崎市議会では議席番号順で重野正毅議員、阿部基議員、三宮直人議員、上森茜議員、柄沢均議員、春川敏浩議員、布施学議員、飯塚寿之議員、加藤武男議員、村田幸多朗議員、荒城彦一議員、若井恵子議員、真貝維義議員、与口義之議員の顔が揃った。

Acdsc_00042 祝電のメッセージは自民党・細田健一衆議院議員、会田洋・柏崎市長、池田千賀子県議会議員からあり、市議会議員で別件で欠席が星野正仁議員、丸山敏彦議員。
 厳粛な雰囲気のなか、滞りなく神事が執り行われ、柏崎市長選挙立候補予定である桜井まさひろ氏から、原子力発電所の再稼働の可否だけではなく、まちづくり全体を同じ目的のなか進めたいとの力強い決意の挨拶があった。

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 柏崎市長選挙には、現時点で柏崎刈羽原子力発電所の「再稼働反対」を第一に元柏崎市職員が立候補を宣言している。
 本当に原子力発電所への反対の意志があるなら、明確に「廃炉」を訴え、同時に柏崎刈羽原子力発電所代わる雇用と財源の確保のプランを提示すべきであろう。
 保守陣営としては先般の新潟県知事選挙の結果もあり、保守票の分裂を阻止したいという決断になった。

 12時、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉と生卵、牡蠣醤油で作った釜玉風うどんで昼食。

 食後、事務所で急ぎの事務仕事をし、14時過ぎ、新潟市に移動しようと思っていた矢先に鳥取県中部で大きな地震があったとの速報が入った。
 知人などに連絡をし、安否確認しようにもやはり電話は通じず。心配したまま、愛車で新潟市に移動する。

 16時、自民党新潟県連に到着し、自民党新潟県連青年部局役員会に出席。今後に行う北信越大会や政治塾などの協議ののち、大きな衝撃となった先日の新潟県知事選挙に対する反省や今後への課題についてが議論となった。

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 これまでの自民党の選挙は大きな施設にどれだけ多くの人を動員するか、に拘っていたこともあり、こういった風潮を青年部局で変えていくしか、今後は勝てないのではないか、との意見が複数だされた。大きな反省点である。

 17時50分、新潟駅前のホテルに一度、チェックインしたのち、タクシーで古町に移動。

Acdsc_00135 18時過ぎから「酒亭 久本」(電話:025-222-3503)にて懇親会となり、今月23日から自民党の一員として参加する、台湾政府招聘事業「2016年日本青年台湾研修」への意気込みもかねて、乾杯の挨拶をさせてもらった。
 生ビールを飲みつつ、新潟県知事選挙の反省すべき点について、さらに深く意見交換。日頃、自民党の選挙に対して感じていることは共通であった。

Acdsc_00166 20時30分にお開きとなったので、物産展のため新潟市入りしている三重県の納豆メーカー奥野食品の社長夫妻と合流。
 せっかくなので、新潟らしいものを食べようと、新潟駅前に移動し、定番となった感のある「須坂屋そば 新潟駅前店」(電話:025-241-7705)で生ビール、地酒を飲みつつ、へぎ蕎麦をたぐる。

 22時、二次会として?「山小屋 駅前店」(電話:025-241-7619)にて、「鯨の味噌漬け」などで生ビール。

 23時40分、ホテルに戻り、熱めのシャワーを浴びる。

2016年10月20日 (木)

iPS培養から卵子を大量作製成功、倫理問題も

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、野菜入りさつま揚げ、野沢菜、なめこと大根の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、1時間ほど風呂に入ったのち、事務所で事務仕事。今週末からの長期出張のため、できる仕事を前倒しする。

Abdsc_001111 13時30分、冷凍中華麺を茹で、もやし、人参、ピーマン、玉葱、切り落としベーコンとともに、オリバーどろソースで炒めた焼きそばで昼食をとる。キャベツを大量に入れたかったものの、あまりの高額に断念。お約束の紅生姜、青海苔に加え、どろソースに負けないようカロリーカットのマヨネーズを追加した。

 14時過ぎ、新潟市に向かって移動。

 16時から某社にて打ち合わせを行ったのち、即、柏崎市内まで戻る。

Abdsc_001414 19時、紅鮭、生姜漬物、長芋と若布のポン酢かけ、がごめ昆布漬け、蓮根のピリ辛炒め、レタスを中心にしたサラダ、小粒納豆、ノンアルコールビール350ml2本、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で夕食。
 長野県で母が購入してきたレタスは、濃厚な味わいでドレッシングがいらないほどであった。

 食後、事務所にて長期出張前の準備。

 24時、熱めのシャワーを浴びる。

 京都大学の山中教授が作製に成功し、ノーベル医学・生理学賞の受賞したiPS細胞(人工多能性幹細胞)。皮膚細胞に特定の4つの遺伝子を導入することで、さまざまな細胞への分化が可能になった万能細胞であり、再生医療をはじめ、色々な分野への応用が期待されている。
 その応用例として、iPS細胞から卵子を大量に作ることに、日本の大学チームが世界で初めて成功したという。
 動物の世界においては絶滅危惧の種の保存に有用であり、人間では不妊治療への適用もできるであろう。ただし、人間の卵子作りには倫理上の問題がある。
 本来、医学、科学の進歩に倫理的な議論が同時並行で進むべきであり、特に人間の生命に関するものは、メリットは十分に分かるものの、実用化段階になる前に国民的な議論も(世界視野で)行うべきと思う。


平成28年10月13日『産経新聞』

iPS培養 卵子を大量作製
人への応用、倫理的課題も
九州大チーム、マウスで初

 マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から培養だけで卵子を大量に作ることに世界で初めて成功したと、九州大や京都大などのチームが17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 この卵子と通常の精子を体外受精させることで、8匹のマウスが誕生。今回の作製方法に磨きがかかれば、数年以内に人の卵子作りが実現する可能怪もある。
 これまでの手法では、作製過程でマウスの卵巣への移植が必要で、人への応用につなげるのは難しかった。
ただ人の卵子の作製は将来、子の誕生につながり得る技術のため、倫理的な課題も浮上しそうだ。
 チームの林克彦・九州大教授は
「不妊女性のiPS細胞を使って卵子の形成を再現すれば、不妊の原因究明につながる。体外で大量の卵子を作ることができれば、絶滅危惧種の保護にも利用できるかもしれない」としている。
 チームはマウスの尻尾から作ったiPS細胞で、卵子や精子のもととなる「始原生殖細胞」を作製。その後、さまざまな試薬を用いて培養した結果、特定の条件下で計約4千個の卵子ができた。これに通常の精子を使って約1300個の受精卵を作り、経過を観察した。

2016年10月19日 (水)

チャンネル桜『真相はこうだ!桜便り』
新潟県知事選挙、台湾出身者の戸籍問題

 1時、就寝。

 6時に起床し、ホテル1階の高濃度炭酸泉「福来路の湯」に入り、目を覚ます。

Abdsc_000505 7時40分、ホテル2階にて、小粒納豆、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ケールを中心したサラダ、スパゲティサラダ、蓮根の炒めもの、オクラとなめこの和え物、シラス、辛子明太子、焼き海苔、ご飯、牛乳、グレープフルーツジュース、豚汁で朝食をとる。無料のビュッフェとは思えない内容であり、2杯目のご飯として深川飯を食べてしまった。

 食後、部屋で事務仕事をしたのち、10時にチェックアウト。

 11時から豊島区内の某所にて打ち合わせ。

 12時過ぎに終了し、そのまま渋谷区のチャンネル桜のスタジオまで移動する。

 13時過ぎからチャンネル桜の新番組『真相はこうだ!桜便り』のゲストとして出演し、先日の新潟県知事選挙の分析や本来問われるべきであったこと、我が柏崎市議会で全国初の全会一致で可決した「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」について、お話させてもらった。
 ただ、番組の尺が短かったので、全部説明し切れなかったのが悔やまれる。

<新潟県知事選挙の所感>
 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の可否という

 ワン・イシュー(単一争点)
      の住民投票のようであった。

 スタイルは劇場型

(問題点)
・複数名の議員選挙と1名を選ぶ首長選挙の違い。
・選挙に当選するための主義・主張の転換。
・これまでの県政の問題点や課題抽出の不足。

 スタジオ収録が終わったのち、14時、ファーストフードで一番好きなものの、日本での店舗展開がいまいちな「タコベル 青山骨董通り店」(電話:03-6427-623)に入り、「ファヒータ ブリトー セット 812円」で昼食をとる。

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 ブリトーの肉はビーフかポーク、辛さも三段階から選ぶことができ、ビーフで最も辛いソースを選択。温野菜、メキシカンライス、チェダーチーズ、フィエスサルサが巻かれたボリュームあるブリトーに加え、チージーポテト、ドリンクは禁断のドクターペッパーで、高カロリーのランチを堪能した。Saciedad!

 食後、打ち合わせ2件をしたのち、帰路につく。

Abdsc_000909 21時、自宅に到着し、ハチミツ酸を使った濃厚な豆腐に鰹節と長葱のみじん切り、牡蠣醤油をかけた冷奴、ビーフジャーキー、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 さすがに今日は、朝、昼とかなりの高カロリーであったため、あまりお腹が減らず、軽い夕食となった。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2016年10月18日 (火)

人権問題に関する意見書勉強会「台湾出身者の戸籍表記問題、中国共産党による臓器狩り」

 5時に起床し、愛車で長岡駅まで移動する。

 長岡駅にて、6時28分発の上越新幹線「Maxとき300号」に乗り、東京都内に向かう。途中、持参してきたおにぎり2個(たらこ、梅干し)、低脂肪乳で朝食。

 8時12分に東京駅に到着し、9時から都内某所にて観光まちづくりに関するセミナーに自費で参加する。

 11時40分、セミナー講師と会場近くの昭和レトロ風の喫茶店にてナポリタンセットで昼食。大盛りのナポリタンスパゲティにミニサラダ、アイスコーヒー付きである。

 食後、永田町に移動し、13時過ぎ、参議院議員会館に入る。別の仕事をしていた妻ともここで合流。

Img_2246 14時から林英臣政経塾主催「人権に関する意見書」研修会に出席する。東京都、千葉県、神奈川県、静岡県から地方議員が集まった。
 まずは、我が柏崎市議会で全国初の全会一致で可決した「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」について、説明および質疑応答を行った。

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 これまでに可決した議会は以下の通り。

1.平成24年10月2日 石川県議会
「台湾出身者の戸籍における国籍欄を「国籍・地域」とし、その表記を「中国」から「台湾」に是正する民事局長通達の出し直しを求める意見書」
→ 賛成多数で可決

2.平成24年10月11日 宮城県議会
「台湾出身者の国籍表記の是正を求める意見書」
日本李登輝友の会宮城県支部からの陳情あり
→ 賛成多数で可決

3.平成28年3月25日 新潟県柏崎市議会
「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」

→ 全国初の全会一致
 提案理由を「人権問題」とし、議会運営委員会にて提案し、全会派からの賛同を得たため、提案は委員会発案の「議会運営委員会」。

4.平成28年6月30日 神奈川県鎌倉市議会
「台湾出身者の戸籍表記の早期是正を求める意見書の提出について」

→ 全会一致

5.平成28年9月30日 群馬県伊勢崎市議会

「台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」
→ 賛成多数で可決

Img_2248 途中、国会でお忙しいなか会場の確保をはじめ、多くのご協力を頂いている東京都杉並区の元区長である自民党・山田宏参議院議員からご挨拶を頂戴した。
 中国共産党による臓器狩り、そしてその臓器を使った移植に対し、人道的な視点からイスラエル、スペイン、台湾は禁止にしているが、まだ日本ではその動きはないため、山田参議院議員をはじめ良識ある国会議員の動きが注目される。

Img_2256 14時40分から在英アメリカ人の中国専門のジャーナリスト、イーサン・ガットマン氏による「中国共産党による臓器狩り」に関する講演となった。
 台湾では嘉義市議会の「中国共産党の臓器狩りを停止させよう」の採択をはじめ、地方議会がこの臓器狩りを人権問題として取り上げており、我が国では神奈川県鎌倉市議会の平成28年6月定例会において、中国政府による人権問題に対する意見書

「中国政府に対して人権状況の改善を促し、日本政府と国会に対して必要な外交措置や人道的措置等を求める意見書」

が可決している。
 現在でも臓器狩りが行われているという実態は、あまりにも日本の平和社会とはかけ離れているため、ファンタジー扱いされているが、これは事実である。
 イーサン・ガットマン氏は、Wall Street Journal, Investor' s Business Daily, Weekly Standard, National Review, World Affairsnaなどに幅広く発表しており、米議会、CIA、欧州議会、国際人権協会、国連、オタワ・エルサレム・ キャンベラ・ダブリン・ロンドンの各議会で証言・報告。過去にブルッキングズ・インスティテューション国外政策研究アナリストを務めている。2006年から2013年にかけての中国から出国した関係者約120名の面接調査を基盤とする『The Slaughter』(大屠殺:中国政府による反体制派問題の対処法、強制労働所、大量虐殺、臓器狩り)を2014年に著した。

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 講演の主な内容は以下の通り。

・医療面で日本が協力して、臓器移植をしている。
→ その臓器はどこから来たものか
  本当に自分から臓器提供されたものなのか

・ウイグル・チベット弾圧、法輪功撲滅運動以来、臓器移植が増加した。
・法輪功修練者のみならず、強制労働所に入れられたキリスト教信者も臓器検査を受けさせられたという。無実の健康な人から臓器が摘出されている。
・人権問題と捉え、中国への移植ツーリズムを禁止する動きがでてきた。
・中国自体が、自主的な臓器提供が少なく、臓器が不足していると認めているものの、臓器移植の手術数は増えている(公表1万件としているが、実態は多い)。
・おそらく年間500人は血液検査や遺伝子検査をされ、いつの間にかいなくなっている。
・どの国が中国の移植ツーリズムを利用しているのか。中国の報告では日本と韓国が多いとされている。
・イスラエルは、ホロコーストは二度と犯すわけにはいかないとして、中国の移植ツーリズムには強く反対し禁止。スペイン、台湾も引き続き禁止にした

<何故か尽きない臓器供給源>
 待ち時間の短さ、臓器の質の高さ、料金の安さのため、世界中の患者が移植手術のために中国に渡航しており、臓器移植を受けるためだけに中国に行った国外患者のほとんどのケースはブローカーに連絡を入れてから臓器調達までの期間の短さ(多くの場合1ヶ月以内)と、入院期間の短さ(腎移植で1~2週間、肝移植で2~3週間)を特徴とする。
 臓器の提供源に関して病院側は語らないが、尋ねられた際には処刑された囚人から摘出されたと答えている。

<日本人ビジネスマンの事例「速すぎて怖かった」>
 腎不全に陥った日本人の外村ケンイチロウ氏は、4年間、移植手術の機会を待っていたが、臓器販売の噂を確認しようとインターネットで検索してみたところ、その簡易さに目を見張った。2月に中国在住の日本人ブローカーに連絡を入れてからわずか10日後、上海の病院で新しい腎臓を移植されるために手術台に横だわっていたのだ。医師はその日に診察しただけ。「あまりにも迅速で恐怖を感じました」と語る。
 価格は680万円。「安かった」と外村氏は語る。外村氏は、安価で健康な臓器と中国大陸の東側海岸の医療設備の急速な向上に惹きつけられ、中国に腎臓、肝臓、心臓の移植のため最近渡航した富裕な数百名の日本人の1人だ。いわゆる「移植ツーリズム」業界は、日増しに韓国、アメリカ、その他の国の人々を多く惹きつけている。
 彼のブローカーは2004年以来、100名以上の日本人のために中国での移植手術の斡旋をしてきた。成長産業である。
 外村氏は「中国国際臓器移植センター」の名で操業する瀋陽市に住む日本人ブローカーを通して取引交渉した。同センターの専門的なウェブサイトには、ドナーヘの業務について細かい情報が英語、日本語、韓国語、ロシア語で掲載されている(2006年4月2日にアクセス)。
ウェブサイトhttp://en.zoukiishoku.com/list/link.htmlに関して下記が記載されていた。
(現在、このURLは「このドメインを購入する」と表示されており、現在は閉鎖)
「ご自分の個人データをこのセンターにメールもしくはファクスにて送信され、適切なドナーを確保するために中国の瀋陽市で身体検査を受けることに同意された場合、肝移植はわずか1ヶ月で行われます。最高の待ち時間は2ヶ月です。腎臓移植に関しては、適切なドナーを見つけるのに1週間、最高でも1ヶ月です」。
 
しかし、臓器源は明確にされていない。
 以上が2006年4月2日、『アジア太平洋ジャーナル』誌(The Asia-Pacific Journaにl)掲載された「臓器移植のために群れをなして中国に行く日本人」(Japanese Flock to China for Organ Transplants)の特集記事。

<国家認定の民間移植センター>
(1)中日友好医院
所在地:北京
収容能力:1600病床
認定された移植のタイプ:肝臓、肺
実際に行われた移植のタイプ:腎臓、肺、肝臓
胸部外科:57病床(うち6病床は集中治療室)
 
同病院は中国と日本の政府の協力で設立され、日本政府より助成金を受けている。国外の数多くの国家や地域からの患者および中国共産党中央委員会の幹部に医療手当を提供している2001年には中国共産党中央委員会の幹部が医療手当を受ける基礎病院としてリストされた。1600病床、準上級専門医の肩書きを備えた職員500名以上、修士以上の職員1000名以上を備える。2015年、中国のトップ100病院で43位にランク付けされた。
 同病院の泌尿器外科部門が腎移植センターを運営しており、「1986年に腎移植を始めて以来、臨床での実績を積み重ねる。術後管理の手順を規準化し、移植後の長期的な生存率を高め、医療費を抑えている。中国国内で主導的な立場にあり、国内および国際的な患者から評価されている」と宣伝されている。2011年、この部門には医長7名(内3名は修士の顧問)、準医長4名、主治医3名、研修医2名が雇用されていた。北京の泌尿器専門医のための養成所にあたる。
泌尿器外科の劉乃波・主任医師は腎移植および術後の合併症の経験が豊かである。腹腔鏡下ドナー腎採取に、中国で最初に取り組んだ医師の一人。全国的および病院内での研究プログラムを数多く主導。 1989年、日本の九州大学で学んでいる。
 元泌尿器外科部長の姜永金・主任医師は、2002年に党幹部の健康を管理する専門医を務める。中華医学会臓器移植小委員会の会員。英国のアデンブルックス病院で2年間腎移植を学ぶ。国内外の学術誌に40の論文を発表。中国科学技術研究における功労賞を獲得しており、現在は政府からの特殊手当を享受している。
 同病院の胸部外科部門は全国的にも上位にランク付けされている。1970年代に中国で最初の二つの肺移植を行い、現在は単肺、両肺、大葉の移植を行えるまでに成長し、国内での影響力は比較的大きい。同部門の設備は一流で、特に技能の高い胸部外科手術の専門医(ほとんどが博士、修士)が勤務する。すべての医師は国外で研究もしくは修学した経験を持つ。教授の中には国外機関で客員教授である者もおり、長期にわたって学術交流を行ってきている。同部門は、米国、英国、日本、その他の国の教授に名誉教授の肩書きを授けている。教授5名、准教授4名、主治医7名、研修医が同部門に勤める。集中治療室6病床を含む57病床を備える。
 肝移植に関しては国際的な水準に近いと認識されている378。1995年、同病院は予備段階としての初の肝移植を行い成功している。ウェブサイトでは「肝移植能力に優れたチームを備え、統合性に長け」「肝移植手術を必要とする肝臓疾患末期の患者を歓迎し、優先的に治療します」と宣伝する。
 中国教育部が資金を提供しており、1995年、オーストラリアのメルボルンとシドニーで肝移植研究の専門医の1団を形成。1996年には米国のピッツバーグが続いた。このような肝移植外科医の養成に教育部が資金を出した初めての病院にあたる。

(2)中国医科大学付属第一病院
 (中国国際臓器移植支援センター)
 中国医科大学付属第一病院は、遼寧省瀋陽市にある。中国北東部で最大の臓器移植センターであり、肝移植および膵腎移植を最初に発展させた病院でもある。
 2003年、同病院は、中国国際臓器移植支援センター(CITNAC)。国外の患者を対象を設置とした移植機関で、
顧客は主に日本、韓国、その他の国から来ている。日本では広告キャンペーンが展開され、特定の業務活動を促進。ウェブ上には次のような説明が記載されていた。
「私どもの臓器移植センターは、日本で学業を修め、日本文化に通じている数名の医師と看護師長を備えるだけでなく、日本からの患者の方々の便宜をぽかり、ほとんどの看護師が日本語を話します。全ての患者の方は、手術後、幹部用の病棟で特別の手当てを受けます。」

<生体ドナー>
 2006年、蘇家屯病院での臓器収奪の犯罪が明るみに出たあと、中国国際臓器移植支援センターのウェブサイトから生きているドナーに関する情報が削除された。
 アーカイブに保存されている2004年9月のウェブサイトでは、同センターは下記のように強調していた。

「中国では生体ドナーによる腎移植を行います。日本の病院や透析センターで耳にする死体ドナーからの腎移植とは全く異なります……日本での死体腎移植に比べ、私どもの移植ははるかに安全で確実です。」

<政府の支援が可能にした臓器調達数>
 2006年に『アジア太平洋ジャーナル:ジャパン・フォーカス』誌で発表された報告によると、
日本移植者協議会の鈴木正矩会長が、中国のある病院では2005年の1年だけで臓器移植が2000件行われたことに言及している。法輪功迫害追跡調査国際組織の調査で、鈴木氏の挙げた移植件数は、遼寧省瀋陽市にある中国医科大学付属第一病院の中国国際臓器移植支援センターでのものであると確認された。同病院は地理的に日本に近い。同センターのウェブサイトでは下記の記述があった。
「毎年これはどの数の臓器移植手術を可能とした政府の支援に深く感謝する必要があります。特に、最高人民法院、最高人民検察院、公安制度、裁判制度、衛生部、民政部が共同で法規を公布し、臓器調達に対する政府の支援と保護を確立しました。世界でも類のないことです。」
 劉永鋒教授は、博士課程の顧問であり、中国国際臓器移植支援センターの臓器移植部門の部長である。2004年10月23日の「名医一覧」(アーカイヴ) によると、彼は米国ミネソタ大学の移植センターで肝膵移植を学び、移植片の調達、臓器移植、術後の管理における技術を習得。1992年、中国国際臓器移植支援センターに臓器移植部門を設立し 、腎移植、肝移植、腎肝同時移植、膵腎同時移植を発展させた。同センターは中国最大の包括的な臓器移植センターとなり、複数の臓器を移植するセンターとしては中国北東部最大であるとウェブサイトで明記している。劉教授は20名以上の博士課程、30名以上の修士課程の学生を育成し、腎移植手術を発展させるため多くの研究班を指導した。これらの功績が認められ中国医科大学付属第一病院の副院長に昇格したことが窺える。
アーカイヴされたウェブページによると、同センターには、2004年の時点で教授2名、准教授2名、博士4名、博士課程の学生7名、修士課程の学生2名が勤める。合計して16名が大学院終了以上であり、うち半数以上は、国外留学または国外で養成されている。同センターは当時、中国国内で、腎移植、肝移植、膵腎同時移植、腎肝同時移植など複数の臓器移植を同時にできる唯一の病院だった。同病院は、2016年4月の時点で、腎移植と肝移植を1000回以上行ったとしている。
年間平均にすると45件、週に1件弱の割合だ。同センターの職員数と患者の収容能力を考慮すると、甚だしく低い数値である(つまり、この数字は怪しく、もっと多くの件数を実施している)。

<移植片の調達と人体実験>
 2003年から2008年にかけて王立軍は、遼寧省錦州市公安局局長を務める。生体ドナーからの臓器移植を実験することを主な目的とする「現場心理研究センター」を設ける。国外の7校の大学と17の国内の大学、病院が協力提携している。中国医科大学と錦州市にある人民解放軍第205号医院もこの中に含まれていた。
 2006年9月19日、中国光華科学技術基金会による革新性における特別功労賞の授賞式で、任晋陽事務総長は次のように述べている。

「王立軍教授と研究センターは、致死注射のあと臓器が移植しにくい難題について基礎研究と臨床試験を行いました。動物実験、人工的な環境下および臨床下での適用を通して、全く新しい保存溶液の配合を開発しました。生体内でも人工的な環境下でも、この溶液を肝臓や腎臓に注射すれば、臓器を移植に用いることができるのです」
 また、賞を授かった王立軍は下記のようにコメントしている。
「私たちの技術上の功績は、数千件におよぶ現場での集中的な実験、および数多くの人々の努力なしでは・・・・」

 活発な意見交換もあり、予定をオーバーした16時50分に終了となった。
 ちなみに、日本国内では中国で臓器移植を受けた人の診療拒否をめぐって裁判にもなっている。


平成28年10月14日『新潟日報』

「診療拒否は違法」
海外で臓器移植 男性患者
浜松医大を提訴

 「海外で臓器移植した患者は受け入れない」との内規に基づき浜松医大病院(浜松市)が診療を拒んだのは、正当な理由がない限り診療を拒んではならないと定めた医師法に違反するとして、中国で腎移植を受けた静岡県掛川市の男性(66)が、大学に慰謝料など約190万円を求める訴えを静岡地裁に起こしていたことが13日、分かった。
 医療関係者によると、海外で移植を受ける患者は年間数十人に上り同様の診療拒否も相次ぐが、訴訟に至ったのは初とみられる。各地での拒否の背景には「こうした患者を診療すると罰せられる」との誤解が一部にあると指摘する専門家もいる。
 厚生労働省は国内移植を推奨するが、渡航移植患者の帰国後の治療について「関係法令はなく、各病院の判断に任せている」として明確な方針を示していない。
 男性は提訴した理由を「診療拒否された患者の不安を知ってほしい」と説明。浜松医大は取材に「係争中のためコメントできない」としている。提訴は昨年7月24日付。
 
男性の代理人弁護士によると、男性は渡航移植を仲介するNPO法人に申し込み、中国で腎移植を受けていた。
 大学側は男性に対し、診療全てを拒んではおらず検査はしたと説明。
内規は、臓器を売買の対象とすることを禁じた国際学会の「イスタンブール宣言」をきっかけに定めたとし「治療すれば宣言に抵触する」と反論したという。
 宣言は移植医らでつくる国際移植学会が2008年5月に発表し、富裕国の患者が海外で貧困層や死刑囚をドナーとする移植を受けることを批判。臓器売買を禁止するよう各国に求め、日本移植学会も準拠した指針を策定している。


Abdsc_000202 17時20分、東京都小平市議会・伊藤央議員、千葉県我孫子市議会・久野晋作議員、妻ともに「そば おでん 俺のだし 赤坂」(電話:050-5589-8786)に移動し、ちょっと早めの夕食兼懇親会を行う。生ビールを飲みつつ、出汁が染み込んだ大根に大量のパルミジャーノチーズをかけた「パルミジャーノ大根 税抜580円」などをつまむ。

 20時30分、「スーパーホテルLohas池袋駅北口」にチェックイン。熱めのシャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

2016年10月17日 (月)

柏崎市議会ファシリテーション研修
青柳勧氏講演会「スポーツを通した街づくり」

 冷や奴でビール500ml2本を飲んだのち、失意のなか2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、いきなり朝からガーリックステーキ、豆腐としめじの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時45分に市役所に移動。

Aadsc_00073 9時から柏崎市議会全体としてのファシリテーション研修に出席する。講師は、株式会社インソース・髙谷麻夕氏。
 一般会社員の生涯労働時間は10万2000時間のうち、会議は3万時間ほど費やされる。そのため、会議をうまく進めるファシリテーターは重要と言われる。
 目的は、参加者の発言を引き出し、中立的立場で進行するスキルを身につけることである。

Aadsc_00011

 議員5名のDチームとして、チーム名称を「へぇ~ダメどぉー」とし、以下のような流れで午前中の研修を行った。

Aadsc_00032

<研修ポイント>
・事前準備
・発言を引き出すコミュニケーション
・意見をまとめるヒント
・合意形成のポイント

<研修ルール>
・積極的参加
・笑顔で楽しく、ネガティブ禁止
・自分の事は棚にあげる

<内容>
(1)ファシリテーションとは

 本来の意味は「ものごとを円滑に進め、促進する」であるが、現在は会議などの集団活動を円滑に進め、成果があげられるように「段取り」「進行」「支援」することを目的とする。

(2)場のデザインスキル

(3)対人関係のスキル・・安心の場のデザイン
[意識すべきこと]
 顕在意識(5~10%:偏見や先入観・価値観)あとは潜在意識(90~95%:過去の体験、誰かから言われた言葉、生きてきた環境)がある。
 3つのNG:評価しない、否定しない、話を遮る・横取りしない
 5つのOK:笑顔、大きな相づち、アイコンタクト、反復・要約、心情理解
「傾聴」スキル:あいづち、アイコンタクト、言い換え、否定しない、話を遮らない
「介入」スキル:建設的になるようコントロール、ルールの活用
「観察」スキル:言葉と表情の食い違い、あえて沈黙
「質問」スキル:話を掘り下げる、視点を変える、答えやすい質問(限定質問)、例示による問い、6W4H(Who,When,Where,What,Whom,Why,How,How much,How many,How long)
「話す」スキル:
(説明で重要なこと)最初の段階で目的を伝える、相手に合わせた表現、一方的にならない、最後の段階で再度目的を言う。
(簡潔に話すポイント)言葉・表現は短く順序立てて、具体的な数値、話の構成に気を付ける。

NGワード:形容詞、程度を表す副詞、ザックリ数量

Aadsc_00095 12時に休憩となったので、一旦、自宅に戻り、資料などのを揃えたのち、市内まわり。
 所用が済んだのち、コンビニで爆弾おにぎり(焼きたらこ)、レタスサンドイッチ、お茶を購入し、会派室に戻って昼食をとる。

 13時5分から研修が再開。

<内容>
(4)構造化のスキル

・ものごとを論理的に整理し思考する能力
・ものごとの全体像を大局的に掴む能力 要点を見つける、関係を見つける

(5)合意形成のスキル
・合意形成:論理性だけでは解決できない、ファシリテーターは調停者ではない
・コンフリクトマネジメント:悪いことではなく、win-win、第三者一任、足して2で割る等で解決
・意思決定の支援:コンセンサス、多数決、一任、評価基準法
・合意形成支援:目的に返る、相互の共感を促す、代替案を考える

(6)ファシリテーション(会議)演習

 以下の状況にて、マンション管理組合長であるファシリテーターとして演習

 あなたが住んでいるマンションの住人たちで組織する管理組合では、管理会社の契約更新期にあたり、今の会社との契約を更新するか、それとも別の管理会社に変更するかを検討しています。今の日曜日に、その決定に向けてマンションの住人代表によるミーティングを実施することになっています。
 管理会社についての詳細は以下の通りです。

・今の管理会社A社は、このマンションディベロッパーの子会社で、マンションができて以来10年間契約をしてきた。特に大きな不満は出ていないものの、一部の住民からは、問合せや依頼に対するレスポンスが遅いという声もある。
・ある組合員(住人) が探してきた別のマンション管理会社B社は、サービス内容がほぼ今と同じで、価格が3割も安い見積もりを出してきた。ただし、独立系の新しい会社のようで、その名前はあまり知られていない。

Aadsc_00106

(7)振返り
・「生き方プロジェクト」3段階
 第1段階:評論家タイプ以外の前向きタイプで会議
 第2段階:ネガティブタイプによるチェック
 第3段階:やる気のあるタイプで進める。
・学習の4ステップ
 無知無能→有知無能→有知有能→無意識

 17時に研修が終了となり、一旦、自宅に戻り、郵便物などを整理する。

Img_2239 18時、柏崎エネルギーホールに移動し、「スポーツを通した街づくり~リオデジャネイロ五輪から東京五輪に向けて~」(主催:協同組合新潟県異業種交流センター 協力:一般社団法人柏崎青年会議所)に出席する。講師は、新潟産業大学助手でブルボンウォーターポロクラブ柏崎所属の青栁勧氏である。
 主な内容は以下の通り。

・2009年8月、岐阜県に合宿に行ったときに新潟産業大学に誘われたのが最初。
・仕事と競技を両立できる環境整備を行う
     ↓
 トッププラスの水球選手を集める
     ↓
 365日練習ができる環境
     ↓
 「日本一」や「オリンピック選手輩出」
     ↓
 さまざまは波及効果を生む
・「オリンピック行きたい!」と選手が言ったときに支援できる制度の確立
→シティセールス「水球のまちづくり」
・水球を通して、コンスタントに10名~20名が柏崎に来るようになった。
・人数が増えることによって、事務局体制ができ、観光客の誘致もできる。

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・2年では結果がでないので、企業さんには6年で契約してほしいとお願いした。

Img_2245 18時35分より、ブルボンウォーターポロクラブKZからリオデジャネイロ五輪に出場したポセイドンジャパンのメンバーである志水祐介選手、棚村克行選手、保田賢也選手、筈井翔太選手によるトークショーとなった。
 水球にかける熱い想いやこれまでの苦労のお話を興味深く聞いていたものの、緊急の電話が入り、無念の中座。

 19時10分、市内某所に行き、依頼されたパソコンの修復を行う。業務用のため、早急な復旧が必要であるものの、メンテナンス契約の会社が新潟市なので、即対応できないという。拾えるデータを拾ったのち、ハードディスクの交換。

 20時過ぎ、自宅に戻り、出張の準備を行う。

 21時過ぎ、最終の上越新幹線で東京に移動できるかと思っていたが、仕事が終わらないため、明日の早朝に変更することとした。

Dsc_0002 22時10分、柏崎市内で獲れた鮭の白子ポン酢漬け、ポーランド産馬肉の刺身、頂きもののニンニク「福地ホワイト6片種」、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 鮭の下処理が悪かったのか、白子の膜と血合い取りがうまくいかず、独りでイライラ。しかし、さすがに旬であり、美味しく食べることができた。

 24時、就寝。

2016年10月16日 (日)

平成28年新潟県知事選挙投開票「柏崎は勝ったものの」
第8回越後柏崎えんま祭り:えんま十王行列

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、赤魚の粕漬、がごめ昆布、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、市内まわり。

Dsc_0001 11時30分、えんま通りのトレーラーハウスに行き、第8回越後柏崎えんま祭りのえんま十王行列のための着替えや準備を行う。
 今年は、えんま十王のうちの重要な役割である閻魔大王(本地仏:地蔵菩薩)に扮した。

Dsc_0006 軽めの昼食としておにぎり1個(焼きたらこ)を食べたのち、12時30分からスタート。途中、子供を二人ほど泣かせてしまった。
 えんま十王行列でえんま通りの商店街を練り歩き、最後に以下のような口上を述べた。

S__40026129「人呼んで閻魔大王とは、儂のことな~り
 本地仏は閻魔堂の境内にもござらっしゃる地蔵菩薩じゃ
 皆の者恐れ入れ!ワッハッハー。
 儂は五七日の裁きとして、
 水晶の鏡に映し出された生前の罪状をもとに亡者どもの落ち着く先の六道を決めるのじゃ
 六道とは
 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上
 の六つの世界を言うのじゃー!」

 13時40分に終了となり、急いで着替えをして、市内某所での打ち合わせに顔だけ出す。

Dsc_0012 14時10分、「ポップボウル柏崎」に妻とともに移動し、遅刻してしまったが、ボウリング大会に参加。
 諏訪町1丁目、2丁目、3丁目、東栄町、東学校町の近隣5町内会で行うもので、いきなりのゲームだったので、1ゲーム目は100点に届かず、2ゲーム目にやっと130点をとることができた。

 15時40分、「ラーメンあおきや 柏崎店」(電話:0257-21-2552)に入り、「チャーシューメン 大盛り 800円」で遅めの昼食をとる。

Dsc_0015

 16時過ぎから市内まわり。

 19時、一旦、事務所に戻り、急ぎのメールなどを処理する。

 20時過ぎ、柏崎市総合体育館に移動。平成28年新潟県知事選挙における森民夫候補の開票立会人として、21時15分からの開票、票の判定立ち合い。

Img_2237

 投票の状況は、

有権者数
男性:35972 女性:37528
合計:73500

投票数、投票率<柏崎市>
男性:21621、60.11%
女性:22068、58.8%
合計:43689、59.44%

*直近の参議院議員選挙では53.75%
 今回は期日前投票が6%アップ

 投票のなかには「泉田裕彦」との記載が60票ほど、「田中角栄」も5票ほどあった。


投票の効力決定の方針

 投票の効力については、公職選挙法第67条、第68条及び第68条の2の規定により決定すべきものであるが、法文に明示してあるものを除く外、無効とすべきもの又は有効とすべきものは、次の区分によるものとする。ただし、特に疑義のある投票の効力は、その都度これを決定する。

   記

1 無効となるもの
(1)単に○、点、線の類のみを記載したもの
(2)白紙投票
(3)型又は版により候補者の氏名を描出したもの
(4)認印、拇印の類を押捺したもの
(5)名刺、紙片の類を貼付、差込み又は挿入したもの
(6)単に雑事を記載したもの
(7)鉄筆、爪、その他色素の付着しないもので記載したもの
(8)その他投票と認め難いもの

2 有効となるもの
(1)誤字、脱字があり、又は同音異字であっても候補者の何人であるか確認できるもの
(2)漢字とかな文字との混記又はひらがな、かたかなとの混記で候補者の氏名を記載したもの
(3)候補者の氏又は名のみであるが、何人であるか確認できるもの
(4)候補者の氏名(漢字)にふりがなを付したもの
(5)候補者の氏名及び当該候補者の政党名を併記したもの
(6)指定欄外又は裏面に記載したもの
(7)誤字を抹消し又は最初記載した氏名を抹消し更に記載したもの
(8)氏名を転倒して記載してあるもの       卜
(9)候補者の氏名のほか、点、その他墨痕の付着したものであっても故意でないと認められるもの


 開票中に米山隆一候補の当選確実の報があり、最終の柏崎市の確定票は以下の通り。

 三村誉一  236票
 森 民夫 23078票

当選:米山隆一  19481票
 後藤浩昌  333票

*無効投票数560票、うち白票は277票
 柏崎市のトップは森民夫候補となり、約4000票近く次点と離したものの、新潟県全体では圧倒的に米山隆一候補であった。

 23時過ぎに終了となり、買い物をしたのち、自宅に戻る。

2016年10月15日 (土)

講演会「中国の原子力発電事情-福島原子力事故対応の軌跡とその後」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、鯛のアラ煮、青汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、週刊誌2冊をもって長風呂。

 10時から新潟県知事選挙関係の活動を行う。

 12時、「割烹 乃佐和」(電話:0257-22-4177)に移動し、某氏の快気祝いの会に出席。南フランス産2008年の赤ワイン、ビールを飲みつつ、某氏の回復を祝った。

Dsc_0002

 14時20分、柏崎市民プラザに移動し、「くらしをみつめる・・・柏桃の輪」主催の講演会「中国の原子力発電事情-福島原子力事故対応の軌跡とその後」に途中から出席する。
 講師は、元海外電力調査会北京事務所長である渡辺遥氏。

Img_2236

 いわゆる反原発派の嘘の主張に

 「世界は原発を捨て、再生可能エネルギーにシフトしている」

というものがある。現実は、隣国である中国をはじめ、世界は原子力発電を選択し始めており、イギリスに至っては中国製の原子力発電所の導入を進めている。


2016年9月15日『ロイター』日本語版

イギリスのメイ首相
中国出資の原発新設を条件付きで承認

 英国のメイ首相は15日、フランスの電力公社EDFが主導し、中国企業が出資する原子力発電所建設計画の着工を条件付きで承認した。
 英南西部ヒンクリーポイントで新設されるこの原発は総工費240億ドル。英政府はこれを承認したが、原発の稼働前と後にEDFの権益の売却に介入できるという新たな条件を設定したことを声明で明らかにした。
 また、今後の原発建設計画について、政府が特別な権益を取得できるものとし、政府の承認なしに大規模な権益を売却できないようにする方針。


 中国の原子力発電の安全確保技術については、

<20数年前>
・トルク管理も知らない
・管理区域内の結露水、ごみ、そして暗さ
・文化革命期の紅衛兵世代の存在(空白世代)

であったが、最近では

・整理整理整頓は隔世の感、設計・建設は我が国以上の部分もある。
・とても優秀な人材が集まっている(文革の影響を乗り越えて)。
・しかし、今ひとつ・・・(経験不足、品質管理の面)

という。
 中国農業大学の教授であり、知日家、親日家の某インテリ中国人の発言も興味深い。

「日本は本気で原子力を捨てるつもりですか?
 日本が原子力エネルギーを捨てたら、
 日本の将来は無いよ!」(2011年10月)

 その他、原子力発電に関する考えは以下の通り。

<最も安価な非化石エネルギーを捨てるのか>
・電力は足りている。原発再稼働は必要ない!
→ 高い電力は足りている。安い電力はほとんど無い!給電指令に対応できない太陽光発電や風力発電は原発に代替不可能。
・太陽光発電は大量生産されればコストは下がると言われ続けた。しかし、30年待っても期待したほどの効果は生じていない。(太陽光発電を主体としてFIT法により16年度は1兆8千億円の国民負担)
・原発再稼働を進めなければ、3.5兆円の国富流出というより、仕事の消滅である。原発再稼働で国内に仕事を増やし、国富の流出も無くすべき。
・地球温暖化対策の切り札として、さらに安全にした原子力利用を進めるべき。

 15時過ぎに終了となり、会場の片づけを手伝ったのち、一旦、自宅に戻る。

 着替えをし、アルコールが入っているため、徒歩でできる範囲での新潟県知事選挙関係の活動を行う。

 17時、事務所に戻ったところで来客。

Dsc_0004 19時30分、柏崎市内で獲れた雄の鮭一匹をさばき、佐渡バターを使ってムニエルにした鮭ムニエル、揚げ出し豆腐、小粒納豆とめかぶの和え物、野沢菜、ビール500ml3本で夕食をとる。
 鮭には大きな白子が入っていたので、明日の楽しみにとっておいた。

 食後から日中にあった電話へのコールバックなどでマスコミからの取材に答える。

 21時過ぎ、電話があり、市内の某店に行き、焼酎の水割りを飲みつつ、市政に関する意見交換。

 23時、自宅に戻る。

 熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2016年10月14日 (金)

平成28年度柏崎市議会・東村山市議会合同研修会2日目
新潟県知事候補・森民夫氏個人演説会@西山

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、帆立のバター焼き、野沢菜、鯛のアラ汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から会社関係の仕事や新潟県知事選挙の関係で市内まわり。

Dsc_0007 12時、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)に移動し、今回の柏崎市議会・東村山市議会合同研修会最後となる昼食会に出席する。
 午前中、東村山市議会の皆さんからは市民活動センター「まちから」ドナルド・キーン・センター柏崎をご視察頂いたそうで、昼食をとりつつ、昔の建物を大切にするまちづくり、名物食でのまちづくりなどを語り合った。

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 13時、失礼ながら中座させてもらい、刈羽村役場に移動。

Dsc_0010 13時30分から事務局として「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第24回常任理事会を開催する。
 今回の主な議題は、国(経済産業省、国土交通省)への要望事項の文言修正と、規制委員会に審査を進めてもらうための活動についての協議。

 14時35分に終了となり、その後、選挙管理委員会や市役所担当課、銀行、柏崎駅などで市内をまわる。

Dsc_0012 17時過ぎ、長葱の青い部分を大量に刻み、小麦粉、鯛のアラのスープ、岩塩を混ぜてからごま油で焼いた葱焼きを牡蠣醤油につけながら食べ、小腹を満たす。
 食後、愛車に人を乗せて、西山ふるさと館に移動。

Dsc_0018 18時から新潟県知事選挙の森民夫候補個人演説会に出席するも、席数600がすべて埋まり、立ち見がでるほどの超満員となった。急遽、スタッフジャンパーを着て、会場案内や応援弁士受け入れ、駐車場整理を行う。
 各マスコミが伝える情勢では、森民夫候補、米山隆一候補の横一線であり、しかも相手陣営は勢いを増しているという。それは、やはり原子力発電所の再稼働の可否だけのワンイシュー選挙にしているからであろう。
 知事の任期1期4年の間に「できる事柄ではない」新幹線や港湾、道路などのインフラ整備にはじまり、人口流出を食い止めるための環境整備など、もっと身近かつ長期的視点が必要な課題について、本来ならば候補者間の議論、それに沿った新潟県民の投票行動が行われてほしいと思う。

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Dsc_0021 20時50分、自宅に戻り、アゴ干しパウダー、干し椎茸、鰹節を出汁にし、薄口醤油で味付けをしたつゆに、半生の八割蕎麦、天かすなどを合わせた天かすうどん?で夕食をとる。
 大葉、海老などの天ぷらを揚げた際の天かすなので、かすかな風味を楽しむ。

 21時過ぎ、電話での呼び出しがあり、市内某店にて市政に関する意見交換を行う。

 23時30分、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を観ながら、諸雑務。

2016年10月13日 (木)

平成28年度柏崎市議会・東村山市議会合同研修会1日目、「政策提言・施策の手法」

 1時、就寝。

 6時に起床し、資料となる本をもって長風呂に入る。

 8時、大粒納豆、生卵、クリームシチュー、胡瓜の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時、10時と事務所に来客があり、意見交換。

 11時過ぎ、市役所に移動し、会派室にて打ち合わせやマスコミの取材を受ける。

Eedsc_002907 12時30分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)で部会長を務める第二部会の第14回会議を開催する。
 議題は、来年度の予算要求のための視察先の選定。部会長提案として、厳しい環境での避難計画となる伊方発電所及び自治体、コミュニティFM放送を利用した行政無線に切り替えた愛媛県宇和島市を2泊3日を示したのち、議論を行った。

・再稼働している自治体ということであるからの選択であろう。先日、伊方を視察したが、避難計画と被災計画が別になっており、あまり参考にならないのではないか。
・目的は良いが、バスでの移動は無理がある。
・高浜発電所(福井県大飯郡高浜町)にしてみてはどうか。

→ 結果、高浜発電所への視察で費用積算し、次年度予算要望する。

Eedsc_002706 会議終了後、自宅から持参してきたイカリングトーストサンドイッチ、野菜ジュースで昼食をとる。
 昨夜のイカリングフライにウスターソースを染み込ませ、バターとマスタード、マヨネーズを塗ったトーストに刻みキャベツとともに挟み込んだものサンドイッチであるが、イカが飛び出てしまうのが難点。

Eedsc_003008 13時30分から平成28年度東村山市議会議員と柏崎市議会議員の合同研修会に出席する。
 姉妹都市である東京都東村山市の議会とは平成11年から交流会を行っており、2年に1回、会場は交互。前回は東村山市議会の改選前の平成26年11月20日であった。

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 柏崎市側として議長、副市長が歓迎の挨拶をしたのち、東村山市議会議長からもご挨拶を頂いた。
 その後、研修会「議会改革について」となり、全体会一部として、双方の議会がこれまでの議会改革の歩みを紹介。

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 柏崎市議会との大きな違い、東村山市議会から学ぶべき点は以下の通り。

・定例会ごとに議会報告会・意見交換を開催(7回実施し、平均76名)
・ツイッターの活用
・これまで請願も陳情も同様に審議していたが、陳情の在り方を変更

 → 柏崎市議会は、陳情は審議せず、各自で研究のみ
・代表質問を一問一答にした。
・政策研究会のルールを作った。(実績はなし)

 → 柏崎市議会ではこれからルール作り

 14時50分から分科会方式での研修となり、第二分科会「政策提言・提案の手法」に参加させてもらった。

<東村山市議会>
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Eedsc_003711 柏崎市議会の場合は、先日の議会運営委員会でやっと提案があったように、会派を越えて政策提案するルールづくりはできていない。
 柏崎市議会としての議員発案の条例は「食の地産池消推進条例」があったが、これもすったもんだもめた。
 当時、常任委員会は4つあり、私が所属していた会派は3名なので、該当する常任委員会に委員がでておらず、議論には加わっていない。
 そのため、議論の状況、意見も反映されないまま、いきなり本会議場にでてきたということがある。
 やはり会派に寄らないような政策研究、提案のルールづくりは必要であり、柏崎市議会も取り組まなくてはならない。

 15時50分から報告のための全体会となり、3分科会それぞれが報告を行った。

 16時30分に終了となり、会派室に戻って諸雑務。

 17時、マイクロバスに乗り込み、懇親会の会場であるシーユース雷音に移動する。

Dsc_0001 17時30分から東村山市議会の皆さんとの懇親会となり、ビールや双方の地酒を酌み交わしつつ、議会改革やいかに市民の皆さんに寄り添うことができるのか等、熱く語り合った。
 ちょうど今年が東村山市との姉妹都市調印20周年にあたることもあり、東村山市からの親書も市長にあった。
 交流の発端となったのは、旧中通村(現在は刈羽村)出身の世界的なテニスプレイヤーであった太田芳郎氏(東村山市名誉市民)の存在であり、1976年の体育協会でのスポーツ交流から始まった。調印10周年から「なぎさ体験教室」で柏崎に来てもらったり、また柏崎市から東村山市の大きなイベントである産業まつりに参加などもしている。

 20時30分過ぎにお開きとなり、市内某店に一人で移動。

 21時から数名の方と市政に関する意見交換となった。

 23時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で資料整理。

2016年10月12日 (水)

がん治療薬「オプジーボ」薬価引き下げへ異例措置

 1時、就寝。

 6時に起床し、月刊誌2冊をもって風呂に入る。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、トマト、なめ茸おろし、若布とジャガイモの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Eedsc_001702 食後、上越市に移動し、所用を済ませるとともに、新潟県知事選挙のこともあるため、親戚も訪問。
 従姉妹が先日、元気な男の子を生んだばかりなので、精がつくよう?甘いものを差し入れとして持参した。

Eedsc_002003 13時、自宅に戻り、1.8mmのスパゲティを茹で、大量の刻みニンニク、輪切りの乾燥唐辛子、砕いた固形コンソメスープの素、オリーブオイルで、たっぷりニンニクの激辛ぺペロンチーノを作って昼食をとる。二人分に対し、ニンニク1房、唐辛子7本という無謀な味付け。

 14時から市内3か所での打ち合わせや相談。

 18時、事務所に戻り、急ぎで依頼されたプレゼンテーション資料を作成する。

Eedsc_002104 19時30分、がごめ昆布と人参の和え物、イカリングフライ、八丁味噌を隠し味に使ったらどうなるのか実験した麻婆豆腐、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 久々のイカリングフライであり、中濃ソース、ウスターソース、牡蠣醤油、タルタルソースの4種類で食べてみたが、ウスターソースが一番合っているようであった。

 食後から録画しておいたテレビ番組を観ながら、書類の整理を行う。

 先に本ブログでも紹介した、その高額な薬価から社会保障に与える影響が大きいオプジーボ(ニボルマブ)について、薬価の引き下げを厚生労働省が提案した。
 今後、同様の似た効果をもつ類似薬がでてもその薬価は先行のオプジーボが基準となるため、早急な薬価の改定をしてもらいたいと思う。

Opji


平成28年10月6日『産経新聞』

オプジーボ値下げ
適応拡大に備え
類似薬にも影響、異例の措置

 がん治療薬「オプジーボ」の薬価について、厚生労働省は5日、最大25%引き下げることを中央社会保険医療協議会(中医協)の専門部会に提案した。部会では委員から「スピード感をもってやってもらいたい」と引き下げをせかす声も出た。日本発の画期的な新薬として期待されながら薬価引き下げを求める声が上がるのは、オプジーボの適応が今後も広がるとみられることや、オプジーボと同じメカニズムで働く新薬が登場し、高額な薬剤費が保険財政に与える影響がさらに懸念されるためだ。
 オプジーボは体重60キロの肺がんの患者が1年間使うと年3500万円かかる。小野薬品工業は、既に承認されている悪性黒色腫、肺がん、腎がんのほか、ホジキンリンパ腫と頭頸部がんについても、国内で承認申請を行っているが、現行制度では適応が拡大されて使用患者が増えても、薬価は改定されない。
 
また、日本の薬価制度は既存の薬と似た効果を持つ類似薬の価格を既存薬に合わせるため、オプジーボの薬価は類似薬にも影響する。製薬企業、「MSD」(千代田区)は9月28日、オプジーボの類似薬となる悪性黒色腫の新薬「キイトルーダ(一般名・ペムプロリズマブ)」の製造販売承認を取得したと発表。11月中に薬価が決まるとみられるが、オプジーボの価格はこの際に参考とされる。
 厚労省は「オプジーボの価格が下がれば、類似薬の価格も下がるだろう」としており、今後も登場する可能性がある類似薬の価格を抑えるにはハオプジーボの価格を下げることが必要となる。

2016年10月11日 (火)

平成28年9月定例会(第19回会議)閉会
ミニミニ原爆展は大規模か小規模だったのか。

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、月刊誌をもって1時間ほど風呂に入ったのち、9時30分、市役所に移動。

Dsc_0008 決算特別委員会総務分科会における「核兵器廃絶平和推進事業」の事業評価コメント、

「ミニミニ原爆展という小規模な実施ではなく、十分準備したうえでの展示会を開催すべきである。」

という部分について担当課から事実と違う、つまり「大規模であった」との指摘があったため、任意で協議を行った。
 そもそも議会としての評価は以下の2点から小規模と評価した。

・物理的な規模の問題
・資料の充実度の問題

 ミニミニ原爆展という名称も被曝者に失礼であるが、この名称を使わざるを得ないのは、そもそも日本非核宣言自治体協議会(事務局:長崎市)の資料提供によるもの。長崎市の説明文にも、

「ミニミニ原爆展は、大掛かりな準備をする必要がなく、小スペースで、ヒロシマ・ナガサキ原爆展の開催ができる原爆写真ポスターを提供するものです。」

と書いてある。しかも資料は誰でもダウンロードでき、誰でも開催できる。
 担当課の評価と議会の評価は違うのは当たり前であり、小規模と捉えるのか大規模と捉えるのかは、認識の問題。それを担当課が議会に修正を申し入れるというのはおかしい。
 小規模という文言を削除しない、ということは譲らなかった。

Dsc_0007 10時から本会議、平成28年9月定例会(第19回会議)閉会である。
 議案は平成27年度決算の認定に係るもの、

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成27年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成27年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成27年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成27年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成27年度墓園事業特別会計)」

であり、先日の決算特別委員会での採決の通り、すべて認定するものと決した。

 本会議終了後、会派室で諸雑務。

Dsc_0012 12時過ぎ、議員有志とともに、「丸久食堂」(電話:0257-22-4789)に移動し、「五目中華 750円」と思った以上に肉がゴロゴロと入っている「ミニカレーライス 400円」で昼食をとる。
 自称・かしわざき五目ラーメン(中華)探検隊として、久々の調査活動である。このお店の五目中華は、塩ベースのさっぱりスープに細ちぢれ麺、茹で卵、豚肉、人参、キャベツ、もやし、分厚く切ったかまぼこが、のっかっている。

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 すっかり満腹となり、市役所に戻って、会派室にて諸雑務。

 14時、一旦、自宅に戻ったのち、現場確認や打ち合わせ、資料のお届けのため、市内まわり。

 17時過ぎ、事務所に戻り、郵便物やFAXを処理する。

Eedsc_001401 19時20分、神楽屋「信州産菊芋入り 濃生とうがらし」を大量に入れた激辛麻婆豆腐、毘沙門堂本舗の「越後むかしづくり 栃尾の油揚げ」に小粒納豆と刻み昆布を入れてから焼いたもの、塩と胡椒で味付けした野菜炒め(シメジ、人参、もやし、キャベツ)、中華スープの水餃子、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で依頼された資料の作成。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、引き続き、事務所で資料を作成する。

2016年10月10日 (月)

第24回柏崎空手道選手権大会、平成28年度市民武道大会空手道

 3時、就寝。

 7時30分に起床し、大粒納豆、生卵、キャベツと人参の野菜炒め、胡瓜の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

Img_2224 8時40分、柏崎市武道館に移動して、9時からの第24回柏崎空手道選手権大会、平成28年度市民武道大会空手道に来賓として出席する。
 昨年は結婚する前の妻とともに出席した。
 主催は柏崎市教育委員会、主管は一般財団法人柏崎市体育協会、柏崎空手道連盟。柏崎空手道連携は平成5年に設立された。

Img_2225 今大会の出場者は54名。全国大会レベルの選手も2名(小学校低学年)おり、2020年の東京オリンピックで空手が競技として採用されたことから、注目されることが多い。来賓として挨拶をする機会も頂戴したので、

・是非、オリンピックを目指してほしい
・怪我をしないのも技術のうち

とお話をさせてもらった。
 開会式が終わったところで競技開始の予定であったが、柏崎市出身で現在は新潟市の高校に通う宮山隼人選手が優勝トロフィー返還で来場していたこともあり、模範演武を行ってもらうことになった。宮山隼人選手は、3歳から空手を始め、昨年の山口インターハイにも出場している。

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 後輩の手本となる模範演武ののち、小学生低学年形(混合)から競技が始まった。規定の形は「平安二段」。
 低学年だと1年違うと運動能力も大きな違いがあるが、その差を埋めるような練習をしてきた選手もおり、頼もしい気持ちになった。

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 10時30分、次の予定があるため、申し訳なく中座。

 一旦、自宅に戻って身支度をしたのち、市内某所に行き、現場確認などを行う。

 12時20分、妻と「やぶ」(電話:0257-22-3482)に行き、「カツ丼 850円」で昼食をとる。
 そろそろ寒くなってきたので、鍋焼きうどんも視野に入ってきた。

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 食後も市内まわりをしたのち、13時30分、事務所に戻る。

 再度、身支度をしたのち、14時、16時と打ち合わせをのため、市内まわり。

 18時、事務所に戻り、事務所の掃除や名刺の整理を行う。

Adsc_0002 18時40分、鯖の塩焼き、ピーマンの油炒め、鶏モモ肉の南蛮揚げ、トマト、生姜の梅酢漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 葉物野菜の値段が高騰しており、それでも野菜からビタミンをとるため、大量のピーマンを購入して料理。意外にもビールによく合う。

 食後、録画しておいたテレビ番組を観ながら、紙の資料整理。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、読みたかった本を読む。

2016年10月 9日 (日)

台湾政府招聘事業「2016年日本青年台湾研修」への参加

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、オニオンスライス、モクズ蟹の蟹汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所の整理。雨のため、予定が急遽変更になったことから、午前中は溜まりに溜まった紙文書の整理である。

Img_20161009_122910 12時過ぎ、甥っ子が遊びにきたので、昨日も挑戦したピーナツバター入りの激辛麻婆を使った麻婆ライスで昼食をとる。
 合い挽き肉を炒めてから豆板醤、ラー油、花椒、絹ごし豆腐、隠し味のピーナッツバターは多めにし、一口目は甘く感じながらも、徐々に花椒で痺れ、唐辛子の辛さがでてくる感じに仕上がった。まだ中学生の甥っ子には辛すぎたようであった。

 食後から事務所でメールやブログを書く。ここ最近は電話が頻繁にあり、途中でバッテリーが無くなるほどであったため、午後は携帯電話の電源を切り、集中してとりかかった。

Img_20161009_203405 20時40分、豚肉(モモとバラ)のニンニク醤油焼き、レタスサラダ、しめじとジャガイモのチーズグラタン、紅鮭、人参とキャベツの油炒め、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 豚肉に小麦粉をまぶしてから、じっくりと弱火調理法で焼いてみた。

 食後からも事務所で資料作成。

 24時、風呂に入ったのち、引き続き、事務所で資料を作る。

Taiwarcf 平成22年から台湾政府招聘による「日本青年台湾研修」が行われている。
 日本国内の超党派での地方議員、政党関係者、地方公務員を対象にしたもので、今年の「2016日本青年台湾研修」(平成28年10月23日~29日)は全国で30名、うち自民党が12名の参加枠(秋田、山梨、新潟、岐阜、京都、鳥取、愛媛、鹿児島)であり、この度、自民党新潟県連の青年部局役員として、不肖私めが参加することとなった。

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 一週間の日程のなか、台湾政府・政党関係者との意見交換や台北市及び地方都市の視察が組まれている。
 自民党本部の青年局自体、国交のない台湾との交流を重要な事業の柱にしており、台湾からの要人来党時の応対や、青年局国会議員・地方議員による台湾訪問事業を行っている。
 今回の参加をチャンスと捉え、日台友好、自民党青年局としては勿論のこと、新潟県民、柏崎市民として今後につながるような研修、活動を現地でしてきたいと思う。

2016年10月 8日 (土)

やっと進むか、外国資本による日本の土地買収規制

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、赤魚の粕漬、トマト、胡瓜の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、週刊誌2冊をもって風呂に入る。

 9時30分、10時と事務所に来客があり、インパール作戦に関する事や新潟県内の戦争遺産についての取材を受ける。

 11時35分、大量のニンニク(2房)を刻み、ベーコンの切れ端、卵、長葱のみじん切り、冷やご飯で作ったニンニク炒飯で少し早めの昼食。かなりの量を刻んだので、食べた後の口もニンニク臭いが、指もかなり臭くなってしまった。

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 13時、15時30分と市内某所での打ち合わせやモクズ蟹の仕掛け回収、新潟県知事選挙に関する立会人届け出などで市内をまわる。

Img_20161008_191627 19時、自宅に戻り、小粒納豆と合い挽き肉を炒めてから豆板醤、ラー油、花椒、絹ごし豆腐、隠し味にピーナッツバターを少々入れた麻婆豆腐、グリーンアスパラとトマトのサラダ、秋刀魚の刺身、茹でたモクズ蟹、ビール500ml3本で夕食をとる。
 効果的なピーナッツバターの量がつかめないので、明日また作りたい。

 食後、事務所の片づけや気になっていたDVD『闇金ウシジマくんSeason3』の第1巻を観る。

 24時、熱めのシャワーでリフレッシュしたのち、事務所で書類の整理。

 現在、開会中の臨時国会の衆議院予算委員会において、安倍首相は外国人や外国資本による日本国内の森林、水源地の買収について対処が必要との答弁をした。
 我が柏崎市議会では、平成22年第7回定例会にて、全国でも最初に外国資本の土地買収制限(森林、自衛隊、原子力施設周辺土地)に関する意見書が全会一致で可決している。当時、賛同頂いた議員には感謝である。

→ 紹介記事

 その後、日本維新の会から「土地取引規制法」などの提案もあったが、まだ本格的な規制に至っていない。
 外国資本による不動産取一得を認めない国や制限を設けている国は多くあり、日本でも一応、外国人土地法があるが、規制する政令がだされておらず、実質、無意味。
 自衛隊基地周辺、そして原子力施設などもあり、関係省庁が複数になるが、一刻も早く法整備をしてもらいたい。


平成28年10月5日『産経新聞』

外資の土地買収 対処明言
首相「水源保全も検討」

 安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、外国人や外国資本により森林や水源地の買収が進められている問題について「政府としても大変重要な問題であると考えている」と述べ、対応を検討する考えを示した。日本維新の会の丸山穂高氏の質問に答えた。
 丸山氏は「北海道の水源地では外国人や外国資本による買収問題が起きている。過剰取水や水質汚濁が起きても行政指導が及びにくい状態だ」と指摘。現在、17道県は独自の水資源保全条例で水源地の絡む林地などの取引の際には事前届け出などを義務づけているが、他は森林法で事後の届け出となっているとし「安全保障や生活に必要な水の安全管理上、ゆゆしき事態になりかねない」として、対応を求めた。
 これに対して首相は、
「安全保障上、重要な国境離島や防衛施設周辺での外国人や外国資本による土地取引・取得に関しては国家安全保障に関わる重要な問題と認識している。水源の保全についても重要な観点と思っており(対応を)検討していきたい」と述べた。
 山本有二農林水産相は、事後の届け出で所有者の移転を把握していることや、林地開発許可制度、保安林制度によって森林の利用規制を行っていると説明。事前の届け出義務を課すことについては「(林地の)権利移動規制が必要かどうか、他の土地規制との均衡を失しないかどうかなどの問題をクリアしながら慎重に検討し、この危機に対応していきたい」と答えた。

2016年10月 7日 (金)

新潟県知事候補・森民夫氏の街頭演説
平成28年度議会報告会2回目(別俣コミュニティセンター)

 0時、自宅に戻る。

 熱めのシャワーを浴びたのち、1時過ぎに就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、ピーマンとジャガイモの炒め物、たらこでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから新潟県知事選挙関係の活動。

 12時30分、一旦自宅に戻り、寿がきや「カップ赤からラーメン赤5番」、ご飯1杯、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。さすがに辛い。

 13時、柏崎建設会館に移動し、自民党本部で選対委員長を務められている古屋圭司衆議院議員を囲む会に出席する。我々の不甲斐なさで申し訳ないことになった中原八一前参議院議員の元気な顔も見ることができて良かった。
 古屋議員は今日一日で新潟県内すべてを回るそうで、自民党本部の選対委員長がそこまでやる事例は数少ない。

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 今回の新潟県知事選挙においては、自民党としても負けられない戦いである!との激を飛ばされるとともに、国土強靭化における山林、林道の活用、伐採したものを利用する直交CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)と呼ばれる集成材のお話しもあった。
 握手をさせて頂く機会があったので、多くの参加された皆さんが「ともに頑張りましょう」風の挨拶をするなか、

 「古屋先生、拉致問題への取り組みを加速願います」

と不躾な発言をしてしまった。

 集会終了後、マスコミ取材を受ける。

 16時、柏崎市民プラザ前に移動し、新潟県知事候補・森民夫氏の街頭演説。演説中にもマスコミの取材が続き、問われるのは毎回

 「森候補が当選すれば、即、再稼働ですね」

といったもので辟易する。

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 まずもって、今回の新潟県知事選挙は、

 「原子力発電所の
    再稼働だけの選挙ではない」

 原子力発電所は再稼働せずとも既に使用済み核燃料が敷地内にあり、自然災害、テロの被害にあったときのことを考えた避難計画、インフラ整備を取り組まなければならない。 つまり、再稼働の可否の議論ではなく、もっと大きな視点での原子力発電所に対する対策が必要なのである。
 告示日のブログにも書いたが、インフラの事だけでも4、5年では完成しない新潟県縦貫新幹線・新潟空港への新幹線乗り入れや、港湾活性化、メタンハイドレートの利用など、我が新潟県が日本海側の中心拠点になるような、長期視点の事業に対しても今から種まきをしなければならない。

 街頭演説後もマスコミの取材が続き、その後、愛車で移動。

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 18時、別俣コミュニティセンターに移動し、19時から平成28年度2回目となる議会報告会に出席。
 議員6名ほどで1グループを作り、なるべく議員の地元以外で3か所を回るようなスタイルで、今年は2回目の実施である。

<平成28年度1回目>

西中通コミュニティセンター

荒浜コミュニティセンター

二田コミュニティセンター

Img_20161007_185812 先日からの中央地区コミュニティセンター高柳コミュニティセンターに続き第2回としては3か所目である。
 今回の報告は各常任委員会の行政視察報告であり、所属する総務常任委員会の報告を担当。
 ありがたいことに地元の方9名にお集まり頂き、各常任委員会の行政視察報告をしたのち、それぞれにご意見、質問を頂戴し、最後にフリーな意見交換という流れで実施した。

【配布資料】

「第1回報告会の意見・質疑への対応」(pdf形式)

「総務常任委員会」(pdf形式)
 茨城県常陸太田市、宮城県女川町

「文教厚生常任委員会」(pdf形式)
 茨城県つくば市、東京都千代田区、
 東京都練馬区、群馬県前橋市

「産業建設常任委員会(pdf形式)
 東京都府中市、静岡県富士市、
 静岡県静岡市、東京都大田区

 主な質疑やご意見については、以下の通り。

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Q.少子化はどこでも大変な問題になっている。現在を楽しく、健康に楽しめるか、という視点も必要ではないか。地域に目を向けて、いかに住みやすい環境にしていくのかが大切ではないか。別俣地域もやれることはやっていきたい。議会でも妙案を考えてほしい。
A.先日の高柳町でも言われたことだが、議会が積極的に前にでて意見交換をしたいとの声があった。妙案なり、相談したいことがあれば、議会としても皆さまのところに積極的に出向く体制を提案していきたい。

Q.この地区は139所帯があるが、単独ではまちおこしなどができない。地区外からも協力してもらう必要がある。観光地化する必要が出てきており、スタッフのスキルを上げる必要性を感じている。
A.各地域共通の課題かと思う。市民活動センター「まちから」ができたこともあり、ここでの研修なども含めて十分かどうか、担当課に確認し、不足しているようであれば議会としても提案をしたい。

Q.どこの市町村も悩みは同じかと思う。ただ、柏崎の場合は観光にしても核になるものがないように思う。水球、海の柏崎など柏崎のウリがしっかりしていない。シティセールスのシンボルマークをみると色々あり、それが逆にウリが無いことを意味している。ちゃんと議会でも何をウリにするのか、よく議論してほしい。
A.何をウリにするのかは、シティセールスのなかで総務常任委員会でも議論したところ。先日の決算委員会でも、秋葉原に行ってシティセールスで500万円の赤字をだしたことが問題になった。結局は、何をウリ、武器するのか、決めないままに進めている。残念なことに、シティセールスは協議会で進めているので、直接、議会が口をだせない。そういった点の改善も含み、持ち帰って議論したい。
Q.市議は指導力を出してほしい。もっと議会として提案をして良いのではないか。リーダーシップをとってもらいたい。

Q.シティセールスは外に向かうのか、内に向かうのか。若い人が出ていくのは、内側のシティセールスが無いからと思う。自分で何を協力できるのかどうか、今のままでは分からない。
A.シティセールスとは何ぞや、という点が共通認識になっていないからと思う。柏崎の物を外に売るのがシティセールスではなく、柏崎の価値を理解し、その価値を上げること。それによって市民は誇りをもち、結果的に市外から人に来てもらうような状況が生まれる。そういった視点をもつよう、協議会と話し合う場がもてるのかどうかを含めて総務常任委員会に持ち帰りたい。

 最初のうちは質問があまりでなかったが、後半のフリーな意見交換になってから活発な意見がだされた。

 20時30分に終了となり、片づけをして、自宅に戻る。

Img_20161007_172953  21時20分、スーパーで購入した生寿司セット(鮪、炙りサーモン、帆立、イカ&飛子、タコ、イカゲソ、卵、サーモン、海老)、牛肉バラ肉ともやしの炒め物、小粒納豆とめかぶの和え物、胡瓜の浅漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2016年10月 6日 (木)

決算特別委員会(平成27年度決算)、モヤモヤ感が残る認定

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、松前漬け、胡瓜の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、事務所で事務仕事。

Dsc_0053_2 10時過ぎ、市役所に移動し、11時から議会運営委員会に出席する。
 主な議題と内容は以下の通り。

1.行政視察を踏まえた今後の取り組みについて
(1)一般質問の通告等について

 一般質問の通告時に聞きたい内容が不明瞭、また同じ質問の場合があるので、事前に議長等でチェックしてはどうかの提案。
 
→ 各会派に持ち帰り検討
(2)政策形成への取り組みについて
 政策検討会議(案)
 
→ 各会派に持ち帰り検討

Seisaku

(3)水害対応総合防災訓練を踏まえた今後について
・安否確認メールへの氏名記載は実に行うこと
・各自がタブレット端末のカメラ機能を活用する等、議員のツール(デスクネッツ)で被害状況を報告できるように徹底していただきたい。

→ その他のコメント等を各会派に持ち帰り、回答のこと。

2.新年度予算要望について
 10月18日を目途に要望をまとめてもらいたい。

3.広報聴委員会について
 視察をしてきた通り、常任委員会にすべきという意見になってきており、今後に整理。

4.その他
(1)ICT推進委員長からの注意事項
 各議員でホームページがブログをもっている場合が増えているが、議会全体を貶めたり、また他の議員の個人名をだして中傷するのはやめてもらいたい。
(2)次回議会運営委員の日程について
   
→ 各会派での検討事項があるため、後日、通知
(3)その他
 議会事務局の職員体制を職員定数条例の改正、もしくは議会事務局員の定数条例を制定してはどうかの提案。

 → 各会派に持ち帰り検討

2016100612250000_2 12時に終了となり、議員有志で柏崎ショッピングモール「フォンジェ」の地下に移動し、「月味家」(電話:0257-20-0025)にて「みそチャーシューメン 600円」で昼食にする。残念ながらおにぎりが売れ切れだったため、麺のみで少し物足りず。

Dsc_0054_2 市役所に戻り、13時から決算特別委員会に出席。審議の内容は、以下の決算の承認についてである。

「承第5号 決算の認定について(平成27年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成27年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成27年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成27年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成27年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成27年度墓園事業特別会計)」

 既に各分科会での詳細な審査を終え、認定すべきものとの意見がだされているが、総務分科会でも問題になったシティセールス、秋葉原でのイベント「THE★オール柏崎大交流会」の500万円の赤字についてはどうも納得がいかない。
 付帯決議をつけようと準備をしていたが、票数では通るはずもなく、今回はモヤモヤしたまま、認定することになった。

 決算委員会が終了したのち、会派室での諸雑務や他会派議員との意見交換。

 16時、一旦、事務所に戻るものの、モヤモヤ感がとれないので、仕掛けておいたモクズ蟹の仕掛けを回収にでかける。

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 17時30分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

 18時、事務所に来客があり、柏崎市政に関する意見交換を行う。

Dsc_0061 19時過ぎ、某議員から電話があり、市内某店に移動。茹でた白菜とシラス干しの和え物、鰯の煮物、かきのもとの酢の物、玉子焼きなどをつまみながら生ビールを飲み、今日の決算特別委員会での認定の仕方をはじめ、柏崎市政全般について議論する。

Dsc_0063 21時、かなり盛り上がってしまい、某格安カラオケボックスに移動して、二次会。
 お約束で食べ放題のソフトクリームを肴?に生ビールを飲み、左卜全とひまわりキティーズによる「老人と子供のポルカ」 (作詞・作曲:早川博二)からスタートした。
 1時間の約束が結局、フリータイムに変更し、24時までの宴となった。

2016年10月 5日 (水)

わくわく柏小シアター2016「母子像の下に集まれば」
平成28年度議会報告会2回目(高柳コミュニティセンター)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、キャベツと人参の野菜炒め、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時から新潟県知事選挙に関する活動。

Xdsc_003823 自宅に戻り、12時25分、万延元年(1860年)創業の佐藤養助商店「稲庭うどん」を茹で、鶏ドラムスティックの骨を砕いて作ったチキンスープと干し椎茸で作った鶏つゆをかけた鶏うどんで昼食をとる。
 鶏骨のさっぱりとした出汁が、細い稲庭うどんによく絡む。

Dsc_0039 13時30分、文化会館アルフォーレに移動。母校である柏崎市立柏崎小学校の6年生によるお出迎えを受け、

わくわく柏小シアター2014「青い目の人形」

わくわく柏小シアター2015「柏小のトラの小さな物語」

に続き、3年目となるわくわく柏小シアター2016「母子像の下に集まれば」(主催:「つなぐ←→つながる」プロジェクト実行委員会)に来賓として出席する。
 昨年、劇団きぼうとして活躍した6年生が会場整理やおもてなし、そして今年からはピース学年の4年生がプレゼントを作成し、メインは5年生の劇団きずなによる演劇「母子像の下に集まれば」である。

 柏崎市立柏崎小学校のピロティにはブロンズの母子像「はるかなる誇り」があり、日展審査員でもあった伊藤豊氏の作品。当初は白いセメント製で、昭和42年の卒業生による寄贈である。そのため、今日は昭和42年の卒業生も来賓として招かれている。現在のブロンズになったのは、平成6年7月、同窓生である米谷満男氏、中村健一氏のご厚意によるもの。

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 今回は、母子像に込められた想いを、柏崎小学校の前校長である柳先生が脚本をお書きになり、上越市在住の俳優・今井明氏による演技指導での上演である。

Img_2207 13時40分から開会となり、開会の挨拶、校長先生の挨拶ののち、児童代表の言葉、創立150周年に開封されるタイムカプセルのカウントダウン、柏崎市立柏崎小学校創立143周年を祝う「ハッピーバースデー柏小」を参加者全員で合唱。
*柏崎小学校の創立記念日は10月2日
 赤、青、黄のつながりマンの説明があったのち、「母子像の下に集まれば」が上演された。

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<劇団きずなからのメッセージ>
 柏小のピロティには、昭和42年度の卒業記念として寄贈された母子像があります。当時は真っ白なセメントの像で中庭にあったそうです。
 劇団きずなは、「演劇を通して新しい自分に出会う」という目標と「役者は花、スタッフは根っこ」というキーワードを大切にしています。学校生活で取り組んでいる「チャンス チャレンジ チェンジ」を演劇にも生かし、新しい自分に出会うために練習を重ねてきました。演劇を指導してくださった今井明さんから教えて頂いたキーワードの通り、役者が舞台の花として輝くようにスタッフみんなが根っことして支えます。
 「母子像の下に集まれば」は、母と子の絆の深さを感じさせてくれるお話です。家族のつながりや学校を大切に思う心をみなさんにお届けします。劇団きずなによる「柏小に伝わる心」をどうぞご覧ください。

Img_2213 熱演ののち、10分間の休憩をとり、15時5分から閉会式。
 演劇を見られた方へのインタビューや児童代表による言葉、そして参加者全員で校歌を歌い終了となった。
 最後に熱演をしてくれた劇団きずなに対しての感想を「納豆仮面」として下手くそな字で書いて提出し、会場をあとにした。

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 15時30分、一旦、自宅に戻ったのち、市役所に移動。

 市役所内で2時間ほど諸雑務をしたのち、急いで自宅に戻り、愛車に乗り込む。

Dsc_0043 17時50分、高柳コミュニティセンターに移動し、19時から平成28年度2回目となる議会報告会に出席。
 議員6名ほどで1グループを作り、なるべく議員の地元以外で3か所を回るようなスタイルで、今年は2回目の実施である。

<平成28年度1回目>

西中通コミュニティセンター

荒浜コミュニティセンター

二田コミュニティセンター

Dsc_0049 先日の中央地区コミュニティセンターに続き、第2回としては2か所目である。
 今回の報告は各常任委員会の行政視察報告であり、所属する総務常任委員会の報告を担当。
 ありがたいことに地元の方15名にお集まり頂き、各常任委員会の行政視察報告をしたのち、それぞれにご意見、質問を頂戴し、最後にフリーな意見交換という流れで実施した。

【配布資料】

「第1回報告会の意見・質疑への対応」(pdf形式)

「総務常任委員会」(pdf形式)
 茨城県常陸太田市、宮城県女川町

「文教厚生常任委員会」(pdf形式)
 茨城県つくば市、東京都千代田区、
 東京都練馬区、群馬県前橋市

「産業建設常任委員会(pdf形式)
 東京都府中市、静岡県富士市、
 静岡県静岡市、東京都大田区

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 主な質疑やご意見については、以下の通り。

Q.3常任委員会で視察としたが、柏崎市ではどうやるのか、どう反映するのか。ただ見てきましたでは困る。議会として柏崎市に生かしたのかを聞きたい。子育てにしても、出雲崎町での住宅提供も、問題点も多少でてきたと聞いている。
A.担当職員も同行しているものの、どう反映していくのか、議会と当局でも確認しなければならないと議会でも課題にしたい。また、成果のでている自治体の視察に行っているが、ご指摘の点はごもっともで、最初は話題になった政策・施策が問題点がでてきた、というところには視察には行っていない。その点も議会で検討したいと思う。

Q.施設の維持管理など、報告書に柏崎市の現状を書いてないと分からない。
A.視察報告に柏崎市の現状との対比がないことは確かに問題。持ち帰って議会として検討したい。

Q.市役所に色々な提案をもっていても、職員から議会対策が大変と言われる。直接、市民の意見を聞く場を、専門分野別にも委員会で聞いても良いのではないか。
A.常陸太田市の議会も直接、ママさんの声を聞いたように柏崎市議会としてもそういった対話の場を設けるべきとのご意見と承ったので、持ち帰って議会として実現できるよう検討したい。

Q.高柳町の人口は2250人から1504人になってきている。64.4平方kmの面積は変わらない。公共施設もまだ使えるものがある。地域でやりたいものがある、というものを実現してくれるような体制にしてほしい。また交通機関を含め、高齢者が暮らしづらくなり、また若者もこないようになっている。交通機関をよく考えてもらいたい。
A.交通機関の維持に関しては、総務常任委員会に持ち帰る。また、地域でやりたいものができないということについて、色々なハードルがあると思う。そういったものを越えることが政治の役割だと思うので、議会と地元の皆さんが直接話し合う場をもっと設けるよう議会内で提案したい。

Q.公共施設の管理、特に市道や公共施設の跡地などの草刈りなど、柏崎市は管理しているというが、年1回の草刈りぐらいで管理というのはおかしい。確認はしてほしい。
A.組織の風通しも含めて、持ち帰って議会内で議論したい。

 この他にもかなり活発な意見交換もあったものの、予定通りの20時30分に終了。

 片づけをしたのち、買い物などをして、22時、自宅に戻る。

Dsc_0051 22時30分、妻が挑戦して作った豚生姜焼き、人参とキャベツの野菜炒め、子持ちししゃも(カペリン)、冷や奴、ビール500ml3本で夕食をとる。
 豚生姜焼きには色々な作り方があるが、肉の両面に小麦粉をまぶしてから焼くスタイルが好みである。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、明日の議会での決算委員会で使う資料を作成。付帯決議をつけられるかどうか、票数が微妙である。

2016年10月 4日 (火)

新潟県、自衛隊OBで構成する新潟県隊友会と災害協定

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、秋刀魚の刺身、グリーンアスパラ、トマトでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動し、会派室や担当課で諸雑務。

Xdsc_003218 12時30分、一旦、自宅に戻り、豆腐とこんにゃくでできた低糖麺を茹で、市販の醤油豚骨スープ、キャベツと人参、小松菜で作った野菜炒めをのせた低糖野菜ラーメンで昼食をとる。
 よくよく考えれば、高い低糖麺を買うなら、朝のご飯を1杯にすれば良いような・・・。

 食後、市内某所に移動し、有害となっているモクズ蟹を捕獲するための網を仕掛ける。

 その後、柏崎市政や新潟県知事選挙などについて意見交換。

 16時、事務所に戻ったところで来客があり、またも柏崎市政に関する意見交換となった。

Xdsc_003520 18時20分、紅生姜、バナメイ海老、ピーマン、玉葱で作ったかき揚げ、いんげん豆や椎茸、かぼちゃの天ぷら、昨日に引き続きの鶏ドラムスティックの唐揚げという揚げ物オンパレードと、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。

 19時過ぎから市内某所にて、某自主防災会の事業に関する打ち合わせを行う。

 21時、自宅に戻ったところで来客。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、月刊誌を読む。

 災害時における自衛隊の活躍は多くの国民が知るところであるが、OBで構成される「公益社団法人 隊友会」の力も災害時に借りるべきでないか、という意見があり、多くの都道府県で自治体と隊友会の災害時の協定が締結されてきた。

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 この度、我が新潟県でも、先月25日、新潟県隊友会と災害時の協定が締結。災害時のみならず、防災のために実働できる力強いパートナーを得た。
 個人的にも会長以下、知り合いが多いため、相談先が増えたようで嬉しい限りである。


平成28年9月26日『新潟日報』

災害に備え連携強化
県、自衛隊OBの会と協定

 県は25日、自衛隊OBらでつくる県隊友会と「災害発生時等における協力に関する協定」を締結した。両者は定期的に協議したり、隊友会が県の防災訓練に参加したりし、災害への備えを強化する。
 隊友会は都道府県との協定締結を進めており、本県は23例目となる。隊友会員は全国に約7万7千人おり、これまでも災害時の救援物資の仕分けやボランティアセンターの運営などの支援要請は可能だった。
 協定には自衛隊新潟地方協力本部も参加し、隊友会の活動を支援する。
 締結式は、聖寵町の新潟東港にイベントで寄港した海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」の甲板上で実施。泉田裕彦知事と県隊友会の北條雄一会長、新潟地本の石井一将本部長が協定書に署名した。
 
北條会長は「県と中身の濃い調整を重ね、県民の安心安全に寄与できるよう頑張りたい」と話した。

2016年10月 3日 (月)

平成28年度議会報告会2回目(中央地区コミュニティセンター)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、岩海苔、ご飯1杯、グレープフルーツジュースで軽く朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、愛車で上越市に向かって移動。

 9時から上越市内での所用を済ませる。

Xdsc_002112 11時20分、「魚べい アルカディアシティ上越店」(電話:025-525-6061)に入り、アカニシ貝と石垣貝(蝦夷石陰貝)の合い盛、ポン酢ジュレのあん肝軍艦、小肌、つぶ貝などで早めの昼食をとる。
 貝が好きなため、貝の合い盛があるこのお店が気に入ってしまった。

 食後、新潟市に向かって移動。

 14時から自民党新潟県連にて、青年局長、青年局幹事長、事務局と招聘事業、政治塾、新潟県知事選挙についての打ち合わせ、意見交換を行う。

Xdsc_002413 打ち合わせ終了後、帰路につくも小腹がすいたので、15時50分、北陸自動車道「大積パーキングエリア上り」にて、「あかごま担担麺 800円」を食べる。
 麺が少し固めの茹で方であったが、逆に胡麻とラー油の香りが強いスープによく合っていた。

 17時、一旦、自宅に戻り、新潟県知事選挙の期日前投票や郵便物の処理など諸雑務。

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 17時50分、中央地区コミュニティセンターに移動し、19時から平成28年度2回目となる議会報告会に出席。
 議員6名ほどで1グループを作り、なるべく議員の地元以外で3か所を回るようなスタイルで、今年は2回目の実施である。

<平成28年度1回目>

西中通コミュニティセンター

荒浜コミュニティセンター

二田コミュニティセンター

Xdsc_003016 今回の報告は各常任委員会の行政視察報告であり、所属する総務常任委員会の報告を担当。
 ありがたいことに地元の方15名にお集まり頂き、各常任委員会の行政視察報告をしたのち、それぞれにご意見、質問を頂戴し、最後にフリーな意見交換という流れで実施した。

【配布資料】

「第1回報告会の意見・質疑への対応」(pdf形式)

「総務常任委員会」(pdf形式)
 茨城県常陸太田市、宮城県女川町

「文教厚生常任委員会」(pdf形式)
 茨城県つくば市、東京都千代田区、
 東京都練馬区、群馬県前橋市

「産業建設常任委員会(pdf形式)
 東京都府中市、静岡県富士市、
 静岡県静岡市、東京都大田区

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 主な質疑やご意見については、以下の通り。

<常陸太田市の視察報告に対する質疑応答>

Q.平成26年から始まったということで、短時間での効果は分からないと思うが、目に見えて感じたことあったのか。
A.各数値の回答をするよりは、実際に視察で目に見えたものでお答えしたい。『かしわざき子育て便利帳』はA4サイズで持ち歩く人を正直見たことはないが、常陸太田市は子育てをするママの声を反映し、バックに入れて持ち歩きやすいA5サイズでの冊子になっている。視察中に実際に持ち歩いている人を見た。小さい事かも知れないがこういった事の積み重ねが成果につながると思う。

<意見交換>
Q.行政視察の報告はホームページにアップしてもらいたい。各常任委員会がいかに柏崎市政に反映させるべきか、委員会が終わったあとの協議の場で行政と一緒になって考えてもらいたい。
A.ホームページにはアップしていく。また、市政に反映する際、委員会として、統一見解、つまり両論併記はせず、意見をまとめる。そして、当局に提案していくよう改善してきている。ご期待にそえるよう、さらに改善を進めてたい。
A.一緒に職員も同行してもらっている。

A.一部の職員だけだったが、一応、情報のシェアはできている。

Q.変われば変わるものと思った。役所のなかも経費削減で、出張旅費などが対象になっている。情報もとれないことになっている。一般質問をあとのフォローも議員もキチンとやってもらいたい。言い放し、聞き放しになっている感があるので、改善してほしい。検討してほしい
A.承り、議会に持ち帰りたい。

Q.空き家対策の先進地は視察してこなかったのか。委員会視察と政務調査費の関係はどうか。
A.空き家に関して先進地に行きたかったが、先方との都合や手続きで間に合わなかったのが本当のところ。
A.委員会視察は行政視察として、議会費のなか別の会計で1人約7万円以内。各会派でいくような政務活動費は月約4万円となっている。

Q.政務活動費は会派ではなく、個人の議員に支払って活動を活発にさせた方が良いのではないか。
A.広報広聴委員会、議会運営委員会に申し送る。

Q.柏崎市の先進事例というのは何か。
A.議会改革は進んでおり、タブレット使用や通年議会、さらには防災などで視察にこられている。

Q.一番の問題は、今後の柏崎はどうなるのか、を議論、考えてほしい。細かい事ではなく、方向性を打ち上げてほしい。柏崎の在り方を考えていくような場はないのか。新潟産業大学などは公立化しなければ立ち行かない状態になっている。高等教育を受けた者、若い者は市外に流出する。歯止めがかからない。産業構造もブルボンさん、リケンさんは大きいがこれから産業も大きく変わる。このままでは長岡と合併だろう。
A.行政は、大きなところから、政策、施策、事業の段階に分かれており、今回の報告は施策、事業レベル。報告の在り方もまた検討したい。また柏崎市全体の在り方は、現在第5次総合計画で現在議論されており、議会でも対応している。

Q.総ナメ的なものをやめて、柏崎らしいものをやって地方間の競争で勝っていくようにしてほしい。
A.議会報告会の在り方も含めて、議会側でも議論の経過が分かるようにしていきたい。

Q.第5次総合計画のなか、絵に描いた餅ではなく、柏崎をどうすればよくなるのか、を議論してほしい。話は変わるが、空き家問題について聞きたい。柏崎市の中央地区にはシャッター、空き家が多い。隣家に危険な状態、いまにも被害がでそうな物件がある。
A.他の多くの問題がでてきている。国がやっている補助事業を活用して、空き家の解体を進めている。

Q.本来は住民の声を反映して、行政と対峙するのが議員の仕事だと思う。それを言えば、当地区は柏崎市役所の跡地の問題がある。柏崎市議会として、住民との対話をしてほしい。現庁舎の跡地のことは議会内で議論は起こっていないのか。それこそ住民の声を聞いていない。住民との対話にでてきてほしい。
A.現庁舎跡地の件については、新庁舎建設特別委員会の委員長に対し、地元住民との対話の場を設定できるかどうか、新庁舎建設特別委員会の委員長に相談し、回答したい。

Q.水球の練習の場はどうなるのか。もう一つ施設を作るべきではないか。これは要望になる。質問として、生活困窮者世帯への支援について聞きたい。学習環境がよくない児童への支援をどう考えているのか。
A.柏崎市では十数人の該当者に話をしている段階。教職員退職者での支援を活動する方向にある。

Q.海の柏崎というが観光について、道の駅が全国にあるが、柏崎のものは恥ずかしい。柏崎のバイパスはできた頃には存在価値は無くなるので、集中してやった方が良いのではないか。
A.道の駅は、米山、西山、高柳にあるが、いずれも道に面していない。さらに米山の場合は計画の委託がうまくいっていない。議会でも取り上げ、議論、提案したい。

Q.介護サービス、施設の身近な問題があるので、解決するようにしてもらいたい。
A.介護報酬が下がったこともあり、議会で議論になっている。また介護施設での働き手の問題もあるので、市独自の支援策も含めて引き続き取り組みたい。

 多くのご意見、質疑があったため、予定を過ぎた20時40分に終了。片づけをしたのち、自宅に戻る。

Xdsc_003117 20時50分、秋刀魚の塩焼き、鱈の白子の煮物、鶏ドラムスティックの唐揚げ、ほうれん草のおひたし、小粒納豆と梅肉の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 いつもなら秋刀魚は頭を付けたまま焼くが、明日のモクズ蟹獲り用に生の頭をキープ。

 食後、シャワーを浴びたのち、新規事業の立案のための資料を読み込む。

2016年10月 2日 (日)

ミャンマー国防相、稲田防衛相に旧日本軍への感謝の言葉

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、松前漬け、とろろ昆布の吸い物でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、資料のお届けや調査結果の報告のため、市内をまわる。

 12時30分、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、スーパーで購入した紅生姜入りかき揚げ、干しアゴベースのつゆで、天ぷらうどんを作って昼食。

 食後から事務所で依頼されたパソコンの修理3件(電源交換、ファン交換)、破損したUSBメモリのデータ復元を行う。
 パソコンの内部にペットの毛が入り込んでファンが回らないという事例が多いので、ファンの吸入口に粗いメッシュを貼り付けた。

Xdsc_002011 18時20分、オージービーフのモモ肉とピーマン、玉葱の炒め物、蓮根の油炒め、鱈の白子の煮物、市販の銀杏入り茶碗蒸し、小粒納豆、胡瓜の味噌漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 赤身だけのオージービーフの方が、野菜との炒めものに合うような気がする。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 かつてイギリスの植民地であったミャンマー(旧ビルマ)では、大東亜戦争開戦と同時期に帝國陸軍の支援により、「ビルマ独立義勇軍」が結成され、その後に独立を勝ち取った。
 先月、ミャンマーのセイン・ウィン国防相と稲田朋美防衛相の会談では、この独立への道で日本が協力したことに感謝の言葉が述べられた。
 現在でもミャンマー軍では、帝國海軍の象徴的な曲である「軍艦マーチ」を流用した「ミャンマー・ドゥーイェ・タッマドゥ」(Myanmar Tot Ya Tatmadaw)が使われている。

Yamatocon

 また、ビルマのバー・モウ首相を救出したのも日本の憲兵であり、亡命先は我が新潟県の南魚沼市であった。

バー・モウ回顧録『ビルマの夜明け』
「歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から離脱させることに貢献した国はない。」
「真実のビルマの独立宣言は1948年の1月4日ではなく、1943年8月1日に行われたのであって、真のビルマ解放者はアトリーの英国労働党政府ではなく、東條大将と大日本帝国政府であった」


平成28年9月22日『産経新聞』

「旧日本軍の独立支援、いつも感謝」
ミャンマー国防相、稲田防衛相に

 稲田朋美防衛相は21日、ミャンマーのセイン・ウィン国防相と防衛省で会談し、中国が強引な海洋進出を続ける南シナ海での法の支配の重要性について一致した。セイン・ウィン氏は「わが国の独立の歴史において、日本と旧日本軍による軍事支援は大きな意味があった」と感謝した。稲田氏は「両国は歴史的にも大変深い絆で結ばれている」と応じた。
 英国による植民地統治時代のミャンマー(旧ビルマ)は、旧日本軍から支援を受けたアウン・サン将軍らが1941年に「ビルマ独立義勇軍」 (BIA)を設立し、英国軍と戦って43年に「ビルマ国」として独立。その後、再び英国領となったが、48年に「ビルマ連邦」として独立した経緯がある。セイン・ウィン氏は会談で
「BIAと日本軍が英国の植民地支配を打ち倒した。日本兵と日本に対し、いつも感謝している」と繰り返した。

2016年10月 1日 (土)

『正信念仏偈』覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、イカの刺身、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びて、身支度をし、長岡市に向かって移動する。

 9時過ぎに親戚の家に到着し、10時からお骨納めの法要。

Xdsc_001408 浄土真宗であるため、『正信念仏偈』(正信偈:しんしょうげ)を草四句目下で参列も一緒になって勤める。
 親鸞聖人90年間の教えのすべてが『正信念仏偈』に詰まっているとされているなか、何事も物事を成し遂げようと思ったらリサーチが重要!と感じるのが、

「覩見諸仏浄土因
 国土人天之善悪」

(諸仏浄土の因、国土・人天の善悪を調査して)

の部分。法蔵菩薩も十分なリサーチをして、人を救済するプラン、条件を整えられたのであろう。
 4年ほど前、『タモリ倶楽部』で「最新お経ヒットチャート」という面白い企画があったが、そこでは『正信念仏偈』が4位であった。

 12時からお斎となり、親戚の皆さんと故人を偲ぶ。車の運転があるため、ノンアルコール。
 父方の祖父の親戚であり、父亡き今は一世代飛んだかたちだが、なかなか聞けないような昔の事も知ることができ、勉強になった。

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 15時、自宅に戻り、着替えをしたのち、相談頂いた案件の現地確認のため、市内まわり。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

 19時、来客があり、市政に関しての意見交換を行う。

Xdsc_001810 熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、22時、鶏モモ肉のニンニク醤油焼き、トマト、小粒納豆とめかぶの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 昼のお斎で食べ過ぎてしまったので、少量の夕食となった。

 食後からも事務所で事務仕事。

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