柏崎市財政と原子力財源、桜井まさひろ候補個人演説会(西山地区)
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、生卵、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。
7時30分過ぎ、柏崎市長選挙に立候補している桜井まさひろ候補を車でピックアップし、そのまま青果市場に移動。
8時から青果市場において、桜井まさひろ候補による演説となり、より地産地消を進めること、そして柏崎のブランド化について、強い意気込みが語られた。現在の柏崎市内の米はブランド化が立ち遅れており、早急に取り組む必要がある。
また応援弁士である所属会派「決断と実行」の星野正仁議員からは、市外から多くの活動家が入ってきており、柏崎市政に対し声を上げていることが紹介された。
柏崎市のことは、柏崎市民が決めるのであって、市外の人間が決めることではない。
演説終了後、市内まわり。
色々な方と話をしているなか、市長選挙に関連して
「一般の柏崎市民は原子力発電所の恩恵は一切受けていない」
という演説を聞いたとの情報があり、その内容についての事実確認をされた。
柏崎市財政では概ね13~15%が、使用済み核燃料税や電源立地地域対策等交付金などの直接的な、いわゆる原発財源。
その他にも、直接的には見えない原子力発電所関係の固定資産税などもある。
「恩恵はない」とおっしゃっる方が、かつて元気館に勤務されていたと聞いているが、市民の健康や育児を支援するその元気館も【毎年の人件費:計1億8000万円】は電源立地地域対策等交付金、いわゆる原発財源が充当されている。
問題は原子力発電に賛成、反対は別として、現在の市政において、原発財源を職員人件費をはじめ、常に固定的に支出する費用に充ててしまっていることが問題であり、ここを改善しなければならない。
米山県知事も、再稼働を反対する以上は、原子力発電所が稼働しているとみなしての原発財源などは、使わない予算編成を行うべきであろう。
柏崎市の平成28年度予算における原発財源関係は以下の通り。
<使用済み核燃料税>
119万821kg分 5億7495.4万円
<電源立地地域対策等交付金>
*設備利用率の見直しにより、2.3%、約4340万円の減
原子力発電安全対策等交付金 1720万円
・広報調査等 1720万円
電源立地地域対策交付金 総額18億2492.9万円
・文化会館管理運営費 5000万円
・元気館管理運営費
(子育て支援センター人件費)5000万円
・保育園運営事業(人件費)5億7000万円
・元気館管理運営費
(元気支援課人件費) 1億3000万円
・道路等維持管理運営事業(人件費)
2000万円
・除雪車購入市費事業 2000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
1億9592.9万円
・河川改修電源立地地域対策交付金事業
4000万円
・学校管理運営費(小学校) 6000万円
・学校管理運営費(中学校) 6000万円
・陸上競技場整備事業 1億2000万円
・体育施設備品購入事業 4000万円
・給食業務運営経費 2億6000万円
・給食施設管理経費 1000万円
・給食施設整備事業 1500万円
・給食施設整備事業 500万円
・コミュニティセンター整備事業
5000万円
・母子健康診査日 5000万円
・特別支援学級介助事業 3500万円
・老人保護措置委託事業 8000万円
<県電源立地地域対策交付金>
*設備利用率の見直しにより、39.4%、約2億円の減
電源立地地域対策交付金 総額3億8588.4万円
・図書館施設管理費 500万円
・図書館管理運営費(人件費) 4500万円
・消防署管理運営費(人件費)3億3588.4万円
<原子力発電施設立地市町村振興交付金>
総額5億1840万円
・原子力防災対策職員給与費 2200万円
・市政協力費 5000万円
・斎場施設整備事業 1億円
・ごみ処理施設整備事業 5000万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
4000万円
・柏崎駅周辺道路整備事業 1億8000万円
・防災行政無線施設整備事業 1000万円
・中学校グラウンド補修事業 2640万円
・駅前テニスコート整備事業 4000万円
<大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金>
大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金
総額 1億5000万円
・地域コミュニティ活動推進事業 5500万円
・体育施設管理運営経費 9500万円
<諸収入>
固定資産税などの関連収入多々あり
12時、一旦自宅に戻り、6つ切りの食パンにバターとマスタードを塗り、レタスを敷き、たまごソース(茹で卵をつぶしてから低カロリーマヨネーズ、粗挽き胡椒、塩で味付け)を挟んだもの、鮭サラダ(ほぐした鮭、胡瓜、サウザンアイランドで味付け)を挟んだ2種類のサンドイッチを作り、低脂肪乳とともに昼食にする。
13時過ぎから再度の市内まわり。
16時から市内某所でお集まり頂いた皆さんと市政に関する意見交換を行う。
18時、妻や知人を誘って、西山町に向かって移動。
18時40分、西山ふるさと館に到着し、19時からの桜井まさひろ候補個人演説会(西山地区)に出席する。
非常に寒い日であり、出にくい中、多くの方がお集まりになり、会場は熱気ムンムン。地元の自民党・三富佳一県議会議員、桜井まさひろ候補の友人代表、地元の斎木裕司議長、加藤武男議員からの応援演説ののち、候補本人の登壇となった。
桜井まさひろ候補からは、これまでの2回の市長選挙経験から、相手候補が絶対真似できない、柏崎市内の細い道、大きい道、離れた集落などすべて歩いてまわり、意見を聞いた事が強み!という話があった。
柏崎市内を知り尽くしたという実体験に基づいた自負であり、確かに相手候補にはそれがない。
その後、地元の3名の若者からの応援メッセージとなり、地元の若手経営者であるA氏はつい気持ちが入り過ぎ、たどたどしくも、涙ぐみながらの訴え。会場にいる人の心を打った。
また地元出身の女性からは、原発財源の実態と紹介とともに柏崎の良さ、西山の良さをもっと多くの市外、いや海外の方にも知ってもらいたい、そのために桜井まさひろ候補に頑張ってもらいたいとの激励。
最後のガンバローコールの前に、会場に来ていた柏崎市議会議員が紹介されたが、そんな場面があるとはつゆ知らず、カジュアルな服装で行ってしまい、大恥をかいてしまった・・・。
会場が一体となったガンバローコールで、個人演説会終了。
旧西山町ということからか、非常に会場全体、お互いの距離感が近い感じでのアットホームな雰囲気であった。
片づけを手伝ったのち、買い物をしつつ、21時過ぎに帰宅。
22時、非常に寒い日ということもあり、辛いものを食べて気合を入れようと、掌いっぱいの唐辛子、ニンニク1房、豆板醤、甜面醤、花椒を使ったニラ入りの激辛麻婆豆腐、オーストラリアビーフの赤身の蒸し焼き、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。
« 柏崎市主催「柏崎フォーラム」の講師と政治的中立性 | トップページ | 平成28年柏崎市長選挙、何でもありになってきた? »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 台湾スイーツ「豆花」台湾カフェ「騒豆花」視察(2019.04.18)
- 2019_柏崎市議会議員選挙応援演説(佐藤ひろたか候補@勝願寺)(2019.04.19)
- 追悼『ルパン三世』作者モンキー・パンチ氏(2019.04.20)
- 三井田たかお総決起大会~元気がでる大講演会(2019.03.08)
- 2019三井田たかお政策動画(地域経済の活性化、交流人口増大について)(2019.03.09)
« 柏崎市主催「柏崎フォーラム」の講師と政治的中立性 | トップページ | 平成28年柏崎市長選挙、何でもありになってきた? »
コメント