記念艦「三笠」にてVR戦艦大和に乗艦
第55回東村山市民産業まつり
1時、就寝。
7時に起床し、熱めのシャワーを浴びてから、コンビニで購入した納豆巻き、インスタントの味噌汁(豆腐と油揚げ)、低脂肪乳、ヨーグルトで朝食をとる。
食後、週刊誌などを読んでゆっくりしたのち、8時40分にチェックアウト。せっかくの快晴であり、タクシーでの移動ではなく、徒歩での移動にした。
散策をしながら、9時40分、「日本の都市公園100選」、そして「日本の歴史公園100選」にも選ばれている三笠公園に到着。
ちなみに、我が新潟県で「日本の都市公園100選」に選ばれているのは、新発田市・五十公野公園、新潟市・白山公園、長岡市・悠久山公園の3つ。「日本の歴史公園100選」では、新潟市・白山公園、新発田市・新発田城址公園、新発田市・奉先堂公園、妙高市・斐太史跡公園、上越市・高田公園、阿賀野市・瓢湖水きん公園の6つで、「三笠公園」のように両方に選出されているのは新潟市・白山公園のみである。また新発田市がいかに公園の整備に力を入れているのかが良く分かる。
三笠公園といえば、言わずと知れた日露戦争で大活躍した帝國海軍・敷島型戦艦四番艦の連合艦隊旗艦「戦艦 三笠」が展示されている。
日本海海戦での活躍があったのち、大正12年(1925年)に記念艦「三笠」として保存されることになり、岸壁を陸地にして、現在のような形で固定された。しかし、大東亜戦争の敗戦後、艦上のすべての艤装が撤去され、アメリカ進駐軍の娯楽施設としてダンスホール、水族館が作られた時期があった。
昭和33年11月、三笠保存会が立ち上がり、復元された経緯がある。
ちなみに記念艦「三笠」は、英国海軍「ヴィクトリー」、米国海軍「コンスティテューション」と共に、世界三大記念艦になっている。
日露戦争以来の帝國海軍の象徴的な曲と言えば世界三大行進曲とも言われる「軍艦行進曲」(軍艦マーチ)であり、園内には歌碑が設置してある。
碑文は以下の通り。
行進曲「軍艦」は明治30年海軍軍楽長 瀬戸口藤吉氏によって作曲された
日本の勃興期における行進曲として親しまれ 未来への明るい希望と自信を与え勇気づけるものである
世界3大行進曲の一つとして 音楽史を彩る稀有の名曲で作曲されてから一世紀を迎える年にあたり 瀬戸口軍楽長がこよなく愛し 青春の日日を送り己が終焉の地ともなったこの横須賀の三笠公園に行進曲「軍艦」の顕彰碑を建立いたしたものである
「軍艦行進曲」は世界が認める名曲であるが、明治19年(1886年)フランス軍軍楽教官シャルル・ルルーによって作曲され、現在でも陸上自衛隊、警察でも使われている「陸軍分列行進曲」も劣らぬ名曲と思う。
また公園中央には、日本海海戦において、ロシアのバルチック艦隊を撃破し、
「皇国ノ興廃コノ一戦二アリ、各員一層奮励努力セヨ」
で有名な東郷平八郎連合艦隊司令長官の銅像も設置してある。
戦艦大和型(46センチ主砲、約2トン、射程距離40キロメートル)の主砲弾も展示。
大和型戦艦二番艦である「戦艦 武蔵」の貴重な主砲発射シーン(武蔵初代砲術長・永橋爲茂大佐の写真)。
大和型戦艦は横幅が約40メートルあるため、砲煙がケタ外れに大きく、水面にも大きな衝撃が加わっているのが良く分かる。
公園内を散策したのち、「記念艦 三笠」の中に入り、まずは目的である「VR戦艦大和 竣工記念式典」の会場となっている中甲板の士官室入口に向かう。 「戦艦大和VR復元計画」は、クラウドファウンディングで資金調達をしており、私自身も少ないながらも出資させてもらった。
早速、ゴーグルをつけ、VRで復元された「戦艦 大和」に乗艦。
外部から戦艦大和を見て、乗りつけたところで、下士官による「捧げ銃」をされたなか、艦長からもお出迎え。敬礼の仕方が、帝國海軍の脇を若干しめて縦になるのではなく、帝國陸軍式であったところが若干気になったところ。
最後には、射撃訓練として46センチ主砲を斉射し、約3分間の体験は終了。
会場が「記念艦 三笠」になっていることもあるが、聞けば若い世代だけではなく、団体客やご年配の帝國軍人だった方など多種多様な方がお見えになっているという。
正式リリースは「戦艦 大和」が竣工された12月16日。
バーチャルリアリティー(VR)は個人が楽しむものであり、あまり観光に向かず、集客効果がないという意見もあるが、私はこの体験ができることを売りにすれば十分に観光資源になりうるものと思っている。
その意味でも非常に勉強になる時間であった。
もし私がいま柏崎でVRを使った未来につながる企画をせよ、と言われたら、日本の原子力発電所のプラント(既に廃炉となったものを含め)を再現し、事故、とりわけ福島第一原子力発電所の事故やトラブルを本当に体感する(現場作業員、運転員など色々な視点で)ようなものを作り、インストラクターが常駐、世界の原子力関係者やエンジニアに来てもらう。実機の視察も含めて、柏崎でしかできない体験を提供できると思う。
乗艦後は、「記念艦 三笠」をじっくりと見学させてもらった。
*15センチ副砲の操法
11時、「よこすかポートマーケット」に移動し、「葉山牛入りメンチカツ 200円」と「横須賀ペリーサイダー 160円」で小休憩。
先日、横須賀市役所で視察対応頂いた際に、黒船、ペリーを使ったまちおこしができないものか、との話があり、我が柏崎市が誇る日本一のペリーグッズがある「黒船館」をご紹介した。今月に柏崎にお越し頂けることになっているので、次の面白い展開ができないものかと思う。
横須賀市内を散策したのち、姉妹都市である東京都東村山市に向かって移動。
14時過ぎ、東村山市役所に到着し、周辺で行われている第55回東村山市民産業まつりを見させてもらう。
柏崎市からも出店しており、朝の開会式には柏崎市長をはじめ、各議員が公務として出席した。
私は公務ではなく、個人的に来たので、「東村山音頭」(昭和36年)の勝手に飛び入りやステージ、そして昼食代わりの買い食い?(大たこ焼き、焼き鳥、肉まん)で楽しませてもらった。
色々なステージイベントもあったが、さすがに東村山市出身の志村けんバージョンの「東村山、イッチョメ、イッショメ、ワァーオォ」は無い。
16時過ぎ、帰路につく。
20時、自宅に戻り、不在であった間に溜まった郵便物やFAXなどを処理する。
熱めの風呂に入ったのち、22時、冷蔵庫のなかに残っていた野菜(白菜、水菜、人参)、椎茸、マロニー、鶏モモ肉のぶつ切りで作った野菜スープ、フランスパンに大型の魚肉ソーセージとチーズをのせて焼いたピザ風パン、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食。
食後から事務所で資料整理を行う。
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