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「夢と希望あふれる新潟へ~わたしが描く処方箋」審査員 »

2016年12月16日 (金)

「ケント・ギルバート講演会~だから日本は素晴らしい」@新潟県長岡市

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、昨日の豚骨味噌寄せ鍋で作った雑炊、目玉焼き、野沢菜で朝食をとる。

 9時30分、柏崎駅にお越しになっている恩師のO先生がお泊りになっているホテルにお迎えに行き、市内まわり。

 11時、事務所に戻り、事務仕事。

 12時30分、スーパーで半額になっていたヒレカツ弁当と水菜サラダで昼食をとる。

 食後から政策に関する資料の読み込み。

 16時30分過ぎ、某氏の車に乗せてもらい、長岡市に移動。

Img_3457 17時40分、ハイブ長岡に入り、18時から「ケント・ギルバート講演会~だから日本は素晴らしい」に出席する。
 会場は満席となり、追加で椅子がでるような状態。ノートパソコンを小脇に抱えていたからなのか、

 「マスコミは後ろに行ってっ!」

とマスコミに間違われたので一番後ろの席に移動・・・マスコミ=ノートパソコンのイメージなのか?
 主な内容は以下の通り。

・アメリカの下院はほとんど一票の格差はなく、トランプ新大統領誕生はここをよく見る必要がある。私はトランプが勝つと見ていた。
・アメリカでは州の中に郡があり、郡別ではトランプが2700ぐらい取って、ヒラリーは300ぐらいであった。
・トランプは昔からリアリティ番組をやっており、決断力がある、現実を見つめる人というイメージがついていた。
・トランプに入れた人は、変革をもたらすことに期待した(NBCによる出口調査)。
・ディベートでヒラリーが勝っていても支持率は上がらなかった。結局は、政治家が信じられておらず、アメリカ国民はリベラルなマスコミにも嫌気がさしていた。
・安倍総理がトランプに最初に会いにいったのは正解。

Img_3455

・歴代天皇と世界の文明を見てみれば、いかに日本が古くからそのままである。中国はコロコロ皇帝が変わるので、4000年の歴史など無い。
・世界で一番古い国はエジプトであるが、一回滅亡しているので、日本と言っても良い。
「日本は大国か」
・江戸時代、すでに日本人の識字率は世界一。清潔であった。
・鎖国でも世界情勢の情報は持っていた。アジアで独立していたのはトルコとタイ、日本だけであった。
・明治政府の「富国強兵」「殖産興業」が成功。他国の良いところを取り入れた。
・日露戦争に敗れたロシアはジリ貧。
・第一次世界大戦後、日本は「五大国」になった。有色人種の国として唯一の世界五大国。
・人種差別意識が前提であった「白人国家」は驚いた。
・日本は戦前と戦時中の反省する時代は終わった。研究すべき、反省すべきは戦後。
・マッカーサーは丸腰で日本に降り立った。
・占領政策
 民間食料品略奪禁止
 食料等物資の緊急輸入
 農地改革(共産党がネタとして狙っていた)
 公職追放(戦後、最大の間違い。20万人の優秀な人を追放した)
 教育改革(道徳を教えなくなり、自虐史観を教え込んだ)
 労働組合の推進
・GHQの公職追放によって、優秀な教員が追放され、多くの共産党員が学校の先生になった。日本教職員組合(日教組)を作り、戦後の子供たちに自虐的な教育を行った。
・ソニーの盛田昭夫氏も元海軍中尉であったため、東工大講師の公職追放となった。
・戦後、アメリカに入ってきた電化製品、バイクはほとんど日本に切り替わった。
・アメリカでどこの外国が一番好きか問えば、日本と言う。
・安保法制でも批判したのは中国と韓国だけで、他の国は日本を信頼している。
・戦勝国が敗戦国の憲法を書くのは、国際法違反。しかも専門家でもない人が一週間で作ったのが、現在の日本憲法。
・マッカーサー・ノート(マッカーサー三原則)
1.「天皇は、国家の元首の地位にある」(The Emperor is at the head of the State)
2.「国家の主権的権利としての戦争を放棄する」(War as a sovereign right of the nation is abolished)。
3.「日本の封建制度は、廃止される」(The feudal system of Japan will cease)
・日本国憲法は、服に例えると既製品。百貨店のオーダーメードのスーツではなく量販店の既製品チノパンで、さらに訳アリ製品でダメなもの。
・第一章の天皇からして、元首と書いていない。象徴と書いてあり、象徴など法律用語ではない。
・なぜ急いで憲法を作ったか?極東委員会の前に動く必要があった。
→ 象徴天皇はGHQの妥協の産物
・第9条の戦争の放棄も意味が分からない。軍隊を完全に禁止する憲法はこの世にない。どうやって国を守るか、書いていないのは非常識。
→ 憲法第9条こそが憲法違反
・前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」の「諸国民」は誰か、「平和」も法律概念でも法律用語でもない。
・前文の主語は「日本国民は」、述語は「われらの安全と生存を保持しようと決意した」となっている。途中の意味が分からない。
・憲法第9条は憲法第13条の生存権に違反している。
・例えば「9条というのはあらゆる事態にも決して武力に頼らずに、全て平和的な交渉だけで国際紛争を解決できる理想的な国家にしようと考えた規定だ」とか、「日本のやり方が世界中に広がっていくよう、世界中の憧れの的にしよう」とか、「9条を世界遺産にしよう」というのもあった。怪しい宗教のようである。
・ただ単に日本を弱い国にしたいから憲法第9条を作った。簡単にいえばペナルティー、つまり制裁。それ以外の何ものでもない。

Img_3458

・WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、GHQによる日本人の洗脳工作。「プレス・コード」が音楽のコンサートまで規制した。規制内容は30項目に及ぶ。
(1)連合国最高司令官(司令部)に対する批判
(2)極東国際軍事裁判批判
(3)連合国軍司令部が憲法を起草したことへの批判
(4)検閲制度への言及
(5)合衆国への批判
(6)ロシアに対する批判
(7)英国に対する批判
(8)朝鮮人に対する批判
(9)中国に対する批判
(10)他の連合国に対する批判
(11)連合国一般に対する批判
(12)満州における日本人取り扱いについての批判
(13)連合国の戦前の政策に対する批判
(14)第三次世界大戦への言及
(15)ソ連対西側諸国の「冷戦」に関する言及
(16)戦争擁護の宣伝
(17)神国日本の宣伝
(18)軍国主義の宣伝
(19)ナショナリズムの宣伝
(20)大東亜共栄圏の宣伝
(21)その他の宣伝
(22)戦争犯罪人の正当化および擁護
(23)占領軍兵士と日本女性との交渉
(24)闇市の状況
(25)占領軍隊に対する批判
(26)飢餓の誇張
(27)暴力と不穏の行動の扇動
(28)虚偽の報道
(29)連合軍総司令部または地方の軍政部に対する不適当な言及
(30)解禁されていない報道の公表 
・日本の愛国心がGHQによっておかしくなった。また自虐史観が根付いた。
・日本人は、個人倫理の低下、自立心の欠乏(依存症)となった。
・平和は、国境が確立していること、戦争状態ではない、国内の秩序を乱す勢力が存在しない、国内政治は安定している。経済的に安定している、戦争抑止力は十分にある、という状態。日本はこの状態に無いと思う。
・沖縄の基地反対派のプロ市民は日当をもらっており、沖縄の問題が片付いたら。今度は稼働中の原子力発電所の前で同じような活動をするであろう。
・日本国憲法は、「平和を願う憲法」「米国属国憲法」「依存憲法」。
・日本のメディアは、WGIPのお陰で世論の誘導と形成に快感を覚えた。自己検閲と恣意的な報道を続けている。全体主義体制。
・昨年、アンカーの岸井成格氏が安全保障関連法案の廃案を呼びかけたことなど、マスコミは偏向している。
・日本人はルールを守る。一方、赤信号は皆で渡れば怖くないとも考える。なら、憲法第9条の選択肢は2つしかない。ルールを再認識して改めて遵守する、現実に合わないルールを変える。結論が変わらないなら、早く決断すべきである。やるなら今。
・憲法改正を一気にやると議論がでてくる。いまやるべきは第9条だけを改正すべき。自民党は国民が支持しないと、マスコミ報道で信じている。これはトランプ現象と一緒であり、国民を信じてほしい。
・日本は超大国であり、通貨も世界三大通貨になっており、面積もG7では4位。
・大国である日本は世界から、その役割を果たすことを期待されている。日本は目を覚ますべきだ。

 19時50分、講演会終了となり、「マスコミと間違われた」会場を後にした。

Dsc_0006 20時、「らーめんヒグマ 長岡店」(電話:0258-94-6095)に入り、「塩チャーシューめん 900円」で夕食をとる。
 柏崎市内からは撤退した「らーめんヒグマ」であるが、久しぶりにおろしニンニクを大量に入れて味わった。

 21時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

 熱めのシャワーを浴びたのち、23時40分からサスペンスファンタジー・刑事ドラマ「グリム」シーズン4の最終巻DVD第11巻を観る。アメリカ国内ではシーズン5が終わり、シーズン6の第13話で終了が決まっているが、ドラマ展開が面白い。
 それより面白い?のは、主人公ニックと恋人のジュリエットを演じる両名が、本当に婚約するに至ったことであろう。

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コメント

このたびの安倍総理の日露首脳会談で領土問題に全く進展はありませんでした。
日本がロシアに防衛上の圧力をかけ、平和条約を結ばなければ相手が困るくらいに追い込んだことがありますか。
相手は平和条約なんかなくたって、困ることはまったくないのです。
考えてみれば当然のことです。だから国後・択捉はおろか、歯舞・色丹すら返ってこないのです。
領土を戻すなんてことは、血みどろになる決意がない限り、無理なんだということを日本人は理解すべきです。

 日本は普通の国家たれさん、コメントありがとうございます。
 今回の日露首脳会談については、やはり手強い相手であり、かつ世界の常識、ロシア国内の体制から考えると話し合いのみで主権を有する領土が返ってくることは無いと思ったところです。
 しかし何もしないわけにもいきませんので、政府においてはロシアのウィークポイントを理解したうえでの交渉を続けてもらいたいと思います。

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