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2017年1月

2017年1月31日 (火)

神韻(SHEN YUN)2017日本公演・東京

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、松前キムチ漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、柏崎駅に移動し、東京都内に向かって移動。途中、何故か甘いものが食べたくなり、アーモンドチョコクレープを食べる。

Adsc_000805 東京都内に到着し、調査など諸雑務を終えたのち、文京区に移動する。13時、ラム肉と豚肉のスープで有名な創作ラーメン「メンショー トーキョー(MENSHO TOKYO)」(電話:03-3830-0842)に向かうも、あいにくの定休日。向かいにある「牛タン 一心」(電話:03-3815-7418)にて「牛タン焼き定食 とろろ付き 1500円」で昼食をとる。

 食後、文京シビックホールに移動し、14時から昨年に引き続き、お誘いのあった神韻の2017ツアーを鑑賞する。

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 パンフレットには趣旨が以下のように記載されていた。

 神韻芸術団の公演へ、ようこそお越しくださいました。神韻芸術団は純粋な伝統芸術を甦らせるとともに、新たな創意工夫により更なる生命力を吹き込んでいます。これからご覧いただくのは、私どもが丹精を込めて制作した、これまでにない舞踊と音楽の舞台です。

五千年文明が難る
 神韻公演は、中国五千年の文明と、仁義・善良さ、誠実ささなどの道徳観から創作のテーマを得ています。この燦然たる文化の宝庫は、人類共通のものとして珍重し、分かち合うべきだと確信しています。
 古代中国は「神州」と呼ばれ、深遠な神伝文化を誇りました。しかし残念なことに、この輝かしい文化は、現代になってひどく破壊されました。私ども神韻の活動は、まさにこの崩壊をせき止め、伝統文化本来の輝きを取り戻すためのものです。

ニューヨークからの風
 今から十年前、正統な中国伝統文化を復興させるため、世界トップクラスのアーティストが立ち上がり、ニューヨークで神韻芸術団を結成しました。完全に独立した非営利団体であるからこそ、神韻は自由に中国の伝統文化を表現することができるのです。

 演目は以下の通り。

世に下り、法を正す(舞踊劇)
振付:陳永佳 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 黄金に輝く天の聖境。飾り帯をはためかせて舞い踊る仙女を、神々は静かに見守ります。そこへ射し込むまばゆい光。到来した創世主が神々に、自らの誓願を果たし、神の文化を人類に授けよと号令をかけるのです。その呼びかけに応えた宇宙の神々が地上に降り立ち、壮麗な漢の時代を創り上げます。

漢の麗しき水袖(中国古典舞踊)
振付:ミシェル・レン 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 タ日に染まる漢(紀元前206~220年)の宮廷。淑女たちは薄絹の長い袖、水袖(すいしゅう)を水のようにたなびかせて舞い踊ります。渦を巻き、泉となって自在に変化する水袖。優雅さのなかに、力強さを秘めたひと時です。

赤壁の誓い(中国古典舞踊)
振付:古韻、ミシェル・レン 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 「千古の興亡は多少の事。悠々たり、長江の喨々たる流れは尽きず」。揚子江の岸辺には数知れない英雄記が刻まれています。ここは後漢末に、孫権・劉備の連合軍が曹操と「赤壁の戦い」を繰り広げた地。それから1700年後の1930年代にも、この辺りは戦乱が続いていました。 赤壁にひとり取り残された将官が、古代戦士の自己犠牲の精神と勇気に鼓舞され、岩に「重整山河」と書き下ろします。尽さない長江の流れのように、愛する放郷がいつまでも消え去らないことを願うのです。

火焔山(舞踊劇)
振付:古縁、千躍 作翻:浄弦
『西遊記』の一幕。経典を求めて天竺へ向かう三蔵法師一行の前に、火焔山が立ちふさがります。燃え盛る炎を消すため、地主神は、鉄扇公主から秘宝の芭蕉扇を借りるよう勧めます。頭には2本の角、白い衣装 の公主が手下どもと宴に興じていたところへ孫悟空と猪八戒が訪れましたが、芭蕉扇をあおぐ公主に吹き飛ばされます。そこに現れた菩薩が孫悟空に与えたのは、芭蕉扇の強風を防ぐ、秘薬・定風丹。さあ孫悟空、分身の術も駆使して、ふたたび鉄扇公主に挑みます。

イ族の美しい村(民族舞踊)
振付:陳永佳 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 春の日射しの中、丘一面面に花が咲き乱れる。そんな中国南西部・雲南省の山村に、イ族の人々がのどかに暮らしています。娘たちは色鮮やかなスカートをはためかせて戯れ、快活に舞い踊ります。

お寺を守った小僧さん(舞踊劇)
振付:古縁 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 この60数年、政権を握った中国共産党は、中国古来の信仰を根絶させようとしてきました。そのため例外なく、何万もの寺院が破壊され、数え切れないほどの僧侶が強制的に還俗させられたのです。この苦難は、舞台の寺院にも襲いかかります。寺院の取り壊しを命ずる共産党の幹部。ところが、たちまち小僧のいたずらに懲らしめられます。大智は愚のごとし。気のふれたような彼の風貌には、並外れた神通力が隠されていたのです。

傘の舞(中国古典舞踊)
振付:李金蔓、古韻 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 月の仙女が山間の湖に舞い降り、地上でしばしの時を過ごします。霧雨が降り出すと、仙女たちは色鮮やかな傘をひらき、優雅なステップを踏みます。

少女の選択(舞踊劇)
振付:古韻、古縁、アレックス・チュン 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 舞台は1990年代末の中国。朝の公園には、いつものように法輪大法(法輪功)の愛好者が集まり、緩やかな動作で練習を行っています。赤ちゃんを抱いた若い夫婦もその中にいました。友人から贈られたピンクの布には、法輪大法の教えである「真・善・忍」の刺繍が施されています。
 しかし法輪大法の人気を恐れた中国共産党の弾圧で、状況が一変。無数の家庭が引き裂かれたように、孤児となって残された赤ちゃんは、やがて少女に成長します。少女が親を亡くした秘密は、ピンクの刺繍とともに、悲劇の日を目撃した力メラマンが守っていたのです。

なぜあなたに真相を伝えるのか(バリトン:曲楽)
伴奏:新蓮 作詞・作曲:D.F.
 追害はひどく、厳しいけれども
 我々が心にかけているのは衆生のこと
 大法の徒は、どれほど苦しんでも神の路にある
 神を標榜する虚言に毒害されたのは衆生だから
 ひたすら多くの生命を救い出すため
 圧力に耐えながら、あなたに真相を伝えるのだ
 あなたが世に来たのも、
 済度の法を待ち望んだから
 罪業を消し、神の体を再び得て、天へ帰ろう
 ただ現実に目を惑わされているだけではないか
 真相を知れば、人生は、はっきりと見えるのだ

チベットの太鼓(民族舞踊)
振付:陳永佳 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 雄大なチベットの峰々に響き渡る角笛の音。この儀式の知らせに、太鼓を背負う少年たちが集まります。ゆっくりで重いステップと曲げた膝は、チベットの急斜面と薄い空気が生み出したスタイル。前かがみで祈る少年たちは、時には天を仰ぎ、神への崇敬の意を表します。そんな彼らの心に、太鼓の響きがこだまします。

蓮の仙女(中国古典舞踊)
振付:ミシェル・レン 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 天空に悠然とした旋律が響きわたり、雲海の彼方で蓮の仙女が舞い踊ります。優美で気高いその聖なる姿が、幸せの到来を感じさせます。

不思議な絵(舞踊劇)
振付:古縁 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 中国の民話をモチーフに改編した舞踊劇。婚礼を挙げる若い男女のところに、赤い悪龍が襲いかかります。花嫁は崖から身を投げてしまいますが、崖下の道士に不思議な巻物で助けられます。道士が花婿に邪悪を除く神通の術を教えたところ、すぐに悪龍が戻ってくるのです。

モンゴル娘の茶碗の舞 (民族舞踊)
振付:古旋 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 遥かなる大草原に暮らすモンゴル民族は、独特の舞踊で遠来の客をもてなします。羽ばたく鷹のように腕をうねらせ、駿馬のギャロップに合わせて肩を揺らします。芳醇なミルクティーがたっぷり入った茶碗を頭に載せて始まるのは、絶妙なバランスの茶碗の舞。どこまでも続く大空のように広い彼女たちの心が、客人の長旅の疲れを癒やします。

時空の抜け穴(中国古典舞踊)
振付:古旋 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 天上の一日が、地上では数十年。時空を超えて理想郷や仙界に迷い込む物語は、中国に数多く伝えらています。舞踊の主人公の若者もその一人。若者が落ち込んだ洞窟は、なんと現世にはない、異空間への入り口でした。そこでひと時を過ごした若者が現世に戻ると、すでに長い年月が過ぎていたのです。

黄色い花と娘たち(中国古典舞踊)
振付:古旋 作曲:D.F. 編曲:高原
 霧のかかった山村の朝。優しい春の陽射しに、黄金色のつぼみがきらきらと光ります。村の娘たちが扇子をはためかせると、そこに咲き乱れるのは無数の花。ブーケとなり、花冠となって、黄色い花が清々しい山村の朝を彩ります。

妙なる舞
二胡独奏:孫路 伴奏:新蓮 作曲:D.F.

老子、道徳経を授ける(舞踊劇)
振付:古縁 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 2500年前、中国の思想家・老子が後世に残した『道徳経』は、天道との融和や「返本帰真」の理を説いた書物で、道家思想の基盤とされています。
 舞踊は老子が『道徳経』を授ける物語を描きます。幕が上がると、竹簡に『道徳経』を書きおろす老子の姿。天上では神々が喜び、地上に降りて言祝ぎます。しかしなかには富や権力を手に入れるため、『道徳経』を独り占めしようとする強欲な人も。それを危惧した老子は、この地を去ると決め、国境の関所に向かいます。そのとき関守の尹喜(いんき)が、東の空から紫雲がたなびき近づくのに気づき、聖人の到来を予見します。老子を慇懃に迎える尹喜のふるまいは、その教えを受け継ぐにふさわしい人物であることを示すものでした。『道徳経』はこうして老子から尹喜、そして後世に伝わるのです。

空を舞うハンカチ(民間舞踊)
振付:ミシェル・レン 作曲:D.F. 編曲:談駿毅
 ヤンガー踊りは、宋代(960~1279年)から続く代表的な中国民間舞踊であり、各地で独自のスタイルを生み出しています。山東省のヤンガーもそのひとつ。キラキラと光る水面に緑の糸を垂れる柳。咲き乱れるピンクの花に囲まれて、少女たちの笑顔が美しく輝きます。空高く舞い飛ぶ絹のハンカチ、扇子を鮮やかに振るヤンガーのステップが、春の息吹を刻みます。

人生が何を求めているのか(ソプラノ独唱)
伴奏:新蓮 作詞・作曲:D.F.
 人生という大舞台は、自身が演じるもの
 名利を求め、険しさを畏れず奮闘しても
 その生涯で得たものを、誰に残すのですか
 人は裸で生まれ来て、
 何も持たずに世を去るもの
 人生に敗れて、徳を失えば
 その業を得たことによる損失は大きいのです
 救いを得て、天に帰ることこそ、真の願い
 しかし、世に来て、
 宝典を探すことを忘れたのです
 救い済度する大法は、すでに伝えられています
 渡し船は、時刻通りに出てしまうのですよ
 大法弟子は真相を伝えています
 天へ帰れるようにの時を逸してはいけません

洪恩浩蕩(舞台劇)
振付:陳永佳 作曲:D.F. 編曲:浄弦
 五千年の歴史の旅も、いよいよ現代に立ち戻ります。中国古代の精神を受け継ぐ、法輪大法の学習者が、中国共産党の迫害に遭い、彼らが珍重する指導書『転法輪』も禁書とされます。それに対し、横断幕を掲げ、説明資料を配るなどの平和的な方法によって、学習者たちは、法輪大法のすばらしさと自らが受けている残酷な迫害を世界に伝えます。そんな彼らに、怒り狂って襲いかかる警察。すべてが失われ、大惨事となるその時、眼前に聖なる光景が出現し、希望あふれる新紀元が到来するのです。

 終了後、渋谷区に移動し、チャンネル桜や政策のアドバイスを頂いている某氏の研究室、某社など新年の挨拶まわり。

Adsc_001613 18時過ぎ、上野駅に移動し、「アトレヴィ 大塚店」(電話:03-5244-4852)で購入した「ロングウインナーフランスパン ハーフ 228円」、「スパイシーベーコン ハーフ 259円」、魚肉ソーセージ、ビール500ml2本を持って、電車に乗り込む。

 21時20分、栃木県某市に到着し、タクシーで宿泊先に移動。

 ホテルにチェックインしたのち、熱めのシャワーを浴びる。

 24時、就寝。

2017年1月30日 (月)

感動の物語、門田隆将著『汝、ふたつの故国に殉ず-台湾で「英雄」となったある日本人の物語-』

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、松前漬け、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから会社の月末処理や自民党柏崎支部の党務、相談への対応などで市内まわり。

Adsc_000301 14時30分、自宅に戻り、豚モモ肉、キャベツ、もやし、人参で作った野菜炒め、オーブントースターで軽く焼いたランチパック(カルビ焼肉&マヨネーズ)、低脂肪乳、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。

 食後、事務所で今日が締め切りとなるコンテストの応募企画書の作成。

Adsc_000502 18時20分、母が作ってくれた柏崎の郷土料理「鮭のしょっから煮(大根しょっから)」、豚モモ肉のニンニク醤油焼きとレタス、小粒納豆となめ茸の和え物、ご飯1杯、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。
 鮭のしょっから煮には、頂きものの豊潤な香りがする酒粕を使ったので、上品かつ軽い仕上がりであった。

 食後、市内某所での打ち合わせを出席。

 22時、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

 23時から事務所で事務仕事。

Thng 日本人の父と台湾人の母との間に生まれ、低学歴ながら努力、信念で超難関の高等文官司法科試験(司法試験)と高等文官行政科試験(国家公務員総合職試験)の両方に合格する湯徳章(日本名:酒井徳章)の感動的な物語が描かれたのが、ノンフィクション作家として多くのファンをもつ門田隆将氏の『汝、ふたつの故国に殉ず-台湾で「英雄」となったある日本人の物語-』である。
 昨年末には、門田隆将氏ご本人から熱いその想いもお聞きした。

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 弁護士として台湾人の人権確立のため、国民党政府による2・28事件の弾圧から台南市民を救うために奔走した湯徳章。
 しかし、1947年3月13日、台南中心部の公園に設けられた処刑場において、無実の罪により、湯徳章は処刑された。 
 最後に叫んだのは、台湾語で

 「私には大和魂の血が流れている!」

そして、日本語で

 「台湾人、万歳!」

であった。
 1998年2月、台南市は処刑場となった公園を「湯徳章紀念公園」と命名し、銅像を建立。2014年3月にはその命日を「正義と勇気の日」に制定した。
 映画化されても良いような、日本と台湾の絆を体現した英雄、湯徳章の感動的な生涯を多くの人、とりわけ若い世代に読んでもらいたいと思う。

2017年1月29日 (日)

新元素の実験開始、和光市に因む「ワコニウム?」発見なるか

 なかなか仕事が終わらず、3時に就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、鰤の照り焼き、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
 食後から週刊誌2冊をもって、長風呂。

 11時から依頼された資料のお届けや現場の確認のために市内をまわる。

Dsc_0045 13時過ぎ、自宅に戻り、豚コマを少量の油で炒めたところに、焼きアゴ干し、鰹節、干し椎茸、薄口醤油で作ったつゆを入れて一煮立ちし、茹でておいたニ八蕎麦にかけた肉蕎麦で昼食をとる。豚肉の脂が蕎麦によく合う。

 食後、品物の発送や相談があった方のご自宅などで市内をまわる。

Bdsc_0001 18時30分、自宅に戻り、花椒を効かせた麻婆豆腐、酢キャベツ、古くなった野沢菜を唐辛子と胡麻油で炒めたもの、秋刀魚の塩焼き、ご飯、青汁で夕食。
 食後から事務所で事務仕事。ここ数日、相談された事の解決やパソコン関係の作業が立て込んでおり、自分の仕事がなかなか進まない。

 23時30分、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 昨年、原子番号113番の「ニホニウム」が発見となり、我が国の名称のついた初めての元素であり、話題となった。
 周期表(メンデレーエフ表)には、存在はすると思われるものの未知の元素があり、軽い方から2つの原子番号119番はウンウンエンニウム、120番はウンビニリウムとそれぞれ仮名がついている。

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 世界で新元素発見を争っており、次の119番、120番の発見に我が国の理化学研究所(埼玉県和光市)が挑むという。
 標的となる元素の関係で日米合同チームとなるが、是非ともロシアなど他国よりも先に発見してほしい。
 日米チームで発見し、松本武洋市長も喜ぶ埼玉県和光市に因んだワコニウム、埼玉県のサイタニウムなどと命名されれば、地方活性化の事例としても非常に面白い!


平成29年1月29日『産経新聞』

理研、119番以降の「新元素」実験開始へ
露と再び対決 ニホニウムに続く「連勝」狙う

 日本初の新元素「ニホニウム」(原子番号113番)を発見した理化学研究所のチームが、次の新元素に挑む実験を近く開始する。狙うのは未知の119番と120番。ロシア側との国際競争に再び勝利できるか注目されそうだ。

米国と共同研究

 元素はあらゆる物質を構成する基本要素のこと。92番のウランまでは自然界に存在するが、より重い93番以降は加速器で人工的に合成して見つけ出す。現在は118番まで見つかっており、理研が挑戦するのは、その先の領域だ。
 ニホニウムの実験では83番のビスマスを標的に、30番の亜鉛を加速器を使って超高速で衝突させ、核融合反応により113番を合成した。新たな実験では標的を96番のキュリウムに変更。23番のバナジウムをぶつけて119番、24番のクロムをぶつけて120番の合成を目指す。
 113番はロシアと米国の共同チームと争ったが、新実験では米国と手を組む。放射性物質のキュリウムは国内生産が困難なためで、米オークリッジ国立研究所から提供を受けて共同研究の形をとる。
 ぶつける元素が標的と比べてより軽くなるため、合成した新元素は113番よりもゆっくりと広い角度に飛び出す。これに対応するため、新元素を取り出す分離装置を新たに開発した。稼働の準備は整っており、「近日中に実験を開始する」としている。
 実験の効率化も課題だ。ニホニウムは元素同士の衝突で合成される確率が100兆分の1で、9年間で400兆回衝突させて3個しか作れなかった。新実験の確率も同水準にとどまる。
 効率を上げるには加速器の能力を向上させ、衝突回数を増やす必要がある。そこで約40億円かけて今夏から加速器の改修工事に着手し、能力を5倍に引き上げる計画だ。ただ工事は約2年かかる見通しで、その間は研究の中断を余儀なくされてしまう。

「やる以上は勝つ」

 海外勢の動きはどうか。最大のライバルである露米チームは97番のバークリウムを標的に、22番のチタンをぶつけて119番、23番のバナジウムを衝突させて120番を作る計画だ。実験の拠点は露ドブナ合同原子核研究所で、米国は標的物質を提供。2018年ごろに実験を開始するとみられる。
 理研によると、日本とロシアは現時点で加速器の性能は互角だが、分離装置は日本が勝っているという。ただ、ロシアも新しい加速器や分離装置を建設中で、19年ごろに完成の予定。理研の加速器改修も同時期に完了するため、113番を再現するような激しい先陣争いが予想される。
 新元素の発見は、107番から6連続で見つけたドイツも底力がある。119番以降の計画は未定だが、将来の参入は確実視されている。
 理研の森本幸司チームリーダーは「この先10年ぐらい激烈な競争が続くだろうが、やる以上は勝つつもりだ。少しでも早く実験を開始したい」と意気込む。

次の名称は

 ニホニウムの実験は理研単独だったが、米国との共同研究で新元素を見つけたら、命名権はどうなるのか。
 複数の新元素を発見した場合、一部の命名権を米国に譲る可能性はあるが、森本氏は「少なくとも最初の1つは日本が命名することになるだろう」とみる。実験の主体は理研で、米国は実験材料を提供するだけの立場だからだ。
 新元素は場所や地域、科学者、神話などに由来する名称をつけるのが国際的なルールだ。国名は既にニホニウムがあるため、次は理研の実験施設がある埼玉県和光市にちなんだ「ワコニウム」や、日本初の加速器を理研に建設した仁科芳雄博士にちなむ「ニシナニウム」が候補になるかもしれない。
 元素は原子番号が大きいほど陽子と中性子が引きつけ合う力が弱くなる。このため172番までしか存在できないとされるが、謎は多い。
 理研チームを引っ張る森田浩介氏は「未知の領域に根源的な好奇心をそそられる」と期待を込める。森本氏は「探求の道のりはまだ長いが、少しでも多くを発見していきたい」と話す。

2017年1月28日 (土)

漢詩「近江八景の図に題す」、柏崎の福浦八景は何処・・・

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、野菜炒め(キャベツ、エリンギ、人参、もやし)、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。メインで使っているインクジェット複合プリンタ(EP-907F)のタッチパネルが故障し、印刷はもちろんのこと、スキャナとファックスも使えなくなってしまった。複合機は便利であるが、それが壊れると途端に複数の機能も無くしてしまう。メーカーの引き取り修理をお願いし、古いプリンターをひっぱりだして作業続行。

 12時から市内での諸雑務をしたのち、親戚の家に向かう。不要になったという昭和時代の桐たんすを頂いた。かなり年季の入ったものであるが、使えないことはない。

Dsc_0028 買い物などをしてから14時30分、自宅に戻る。昨日作った台湾の魯肉(ルーロー)と防災グッズに入れていた賞味期限が近いレトルトカレーをご飯に合いがけした魯肉カレーライスで遅めの昼食をとる。意外とカレーに良く合う。

 食後から事務所で事務仕事。

Dsc_0029 17時50分、「割烹おくい」(電話:0257-24-6486)に移動し、18時からの平成29年東学校町新年会に出席する。
 ご挨拶する機会を頂戴したので、市役所移転に関する現在の状況、そしてザックリ案としてでてきた市役所跡地の活用法?(市民農園、シビックコア等)について説明。市長も変わったことであり、地元の意見を聞いてもらう機会を作りたいとお話しし、乾杯の発声をした。
 恒例になりつつある小学校4年生のお子さんによる古典落語。今年の演目は「まんじゅうこわい」である。

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 そして御年93歳のSさんによる詩吟、昨年は「美しき柏崎を讃える」であったが、今年は「近江八景」である。
 明治から大正にかけて活躍した漢詩人、大江敬香の作品。

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堅田の落雁 比良の雪
湖上の風光 此の處に収まる
烟は歸帆を罩む 矢橋の渡
風は嵐翠を吹く 粟津の洲
夜は寒し唐崎 松間の雨
月は冷ややかなり石山 堂外の秋
三井の晩鐘 勢多の夕べ征人容易に 郷愁を惹く

 詩吟を聞いたのち、ふと思ったのは、

 「柏崎の福浦八景を知らない世代も増えているのでは・・・」

である。いつの間にか「海の柏崎」の福浦八景の存在感が薄くなってきている。どこかでテコ入れが必要である。
 踊りは、正調の「米山甚句」。

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 その後、昭和26年「高原の駅よさようなら」(作詞:佐伯孝夫 作曲:佐々木俊一)、昭和13年「旅の夜風」(作詞:西城八十 作曲:万城目正)、福笑いで盛り上がる。

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 そして、今年のどれが一番高価な食材クイズは、納豆。
 某大手メーカーのカナダ産大豆を使った小粒納豆、北海道産「とよまさり」を使った大粒納豆、北海道産の小粒黒豆「黒千石」を使った小粒納豆の3択にした。正解率は50%であり、やはり黒豆は高価というイメージが強い。

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 21時過ぎにお開きとなり、買い物をしつつ、自宅に戻る。

 22時から事務所で事務仕事。

2017年1月27日 (金)

「電子ごみ」は世界規模での問題

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、めかぶ、塩鯖焼き、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時30分過ぎから市内まわり。

Dsc_0025 9時50分、市役所に移動し、所属会派での打ち合わせを行う。主なテーマは、議会改革チェックシートへの評価や改善すべき点など。
 議員報酬と議員定数の議論はまったく進んでいないので、引き続き議員定数削減の方向で提案していきたいと思う。

Dsc_0026 12時40分、自宅に戻り、豚挽肉と生姜、台湾で買ってきた五香粉、砂糖、酢で台湾の定番料理「魯肉飯」を作り、根菜を多めに入れた豚汁とともに昼食にする。
 五香粉は5種類というわけではなく、八角、桂皮、丁香、花椒、小茴、大茴、陳皮などの混合スパイス。入れると一気に本場風になる。

 食後、市外の某福祉施設の知人からボランティアでの作業をしてくれないか、と依頼された視覚障害者用のパソコンのアップグレード作業。音声読み上げソフトが古いことに加え、OSがWindowsXPのままという代物である。慣れたものを使いたいとのことで、CPU換装、メモリの増強、HDDからSSDへの入れ替え、OSをWindows7に入れ替えを行った。ほぼ半日仕事になってしまった・・・。

 16時、17時30分と事務所に来客があり、市役所問題など市政に関する意見交換を行う。

Dsc_0027 18時、エリンギ、しめじ、えのき、舞茸、白菜、人参、長葱、油揚げ、皮を剥いだ鶏胸肉を日高ねこぶだしと塩、焼きアゴ干しで作った塩スープに入れた塩寄せ鍋、海老チリソース、からし菜のおひたし、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、事務所でネット上の会議。

 22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事を行う。

 自分で使っているパソコン(10年選手のThinkPad X61)や電子機器はなるべく長く使うようにしているが、ついつい魅力的な新製品に目がいってしまい、買い替えのサイクルは来る。
 使い終わった電子機器、いわゆる電子ごみには貴重な金属なども含まれ、また人体に有害な物質(鉛、水銀、カドミウム)も含まれていることが多い。

Densid

 日本ではリサイクルが進んできているが、まだまだ各家庭内に眠っている電子機器もあり、都市鉱山にもなっている。
 お隣、中国ではリサイクルのシステムが確立されておらず、事態はさらに深刻である。
 世界の人口が爆発的に増えているなか、IT化もあって電子ごみが減ることはないであろう。
 また電子ごみが発展途上国に輸出され、有害物資があること知らずに大人、そして小さな子供も生活のために金属の回収作業をしている場合もあり、貧困問題も関係してくる。
 昨年、日本からタイに持ち込まれた電子ごみが、国境を越えた有害廃棄物の移動を防ぐための「バーゼル条約」にある事前通告をしていないとのことで、返却された事件もあった。
 基本的には自国内で処理するのが原則。しかし、現実的には世界に広がっており、環境問題でもある。
 まずは自分の周りから、直せるものは直して長く使い、少しでも電子ごみを減らすよう心掛けたい。


平成29年1月16日『新潟日報』

電子ごみ 中国で倍増
10~15年 人体、環境に影響懸念

 古いパソコンや携帯電話などの「電子機器ごみ」の発生量が東アジアや東南アジアで急増し、中国では5年で2倍になったとする報告書を国連大と環境省が15日発表した。水銀や鉛などの有害物質も含まれるため人体や環境への影響が懸念される。
 調査した12か国のうち2015年の発生量トップは中国で668万トン。2位は日本で223万トン、3位は韓国で83万トンだった。次々に登場する新製品への買い替えペースが速まり、まだ使える機器が大量に捨てられた結果と言えそうだ。
 東アジアと東南アジア全体では1230万トン発生。国連大は「製品が短期間しか使われず、どんどんごみが増えている。適切に回収してリサイクルすべきだ」と指摘している。
 
経済成長を続ける中国は11年に米国を抜いて世界最大のパソコン市場になった。電子ごみの規制に乗り出したが回収の仕組みが確立されておらず、個人消費の伸びを背景に10~15年に発生量が倍増した。
 日本は法律による家電機器の回収が進んで13%の増加にとどまった。ただ日本は国民1人当たりの電子ごみの量が多いのが特徴。使わなくなった携帯電話が自宅などに放置されて回収できていないなど課題もある。
 有害物質を含む電子ごみを巡っては、日本などの先進国からリサイクル目的のスクラップに混入して発展途上国に輸出されるトラブルも起きている。途上国での環境汚染や健康被害が懸念され、日本は法改正で電子ごみの輸出防止を進める方針だ。

2017年1月26日 (木)

映画『タンポポ』がアメリカで30年ぶりに公開

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷や奴、白菜の浅漬け、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから市内某所に行き、相談を受けた方と関係機関をまわる。

Dsc_0022 13時20分、自宅に戻り、日高ねこぶだしと焼きアゴ干し、モンゴルの岩塩で作った塩つゆに、茹でたニ八蕎麦、長葱、天かす、生卵を入れた塩天玉蕎麦、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。
 日高ねこぶだしを使った塩つゆは、蕎麦にもよく合う。

 15時、17時と事務所で打ち合わせ。ここのところ、自分の仕事をする時間がなく、送られてきた修理するパソコンや書類などで、ごみ屋敷状態になっているので、お恥ずかしい限り。

Dsc_0024 18時40分、牡蠣フライ、ハッシュドポテト、アスパラ菜のおひたし、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 昭和の大スター俳優・松方弘樹氏が亡くなったことから、食後から好きな映画であり、松方弘樹氏も出演した『太秦ライムライト』を観ながら、事務所で書類の整理。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたNFLの試合やテレビ番組を一気に観る。
 今年の第51回スーパーボウルは、ニューイングランド・ペイトリオッツとアトランタ・ファルコンズの激突であり、ハーフタイムショーはレディー・ガガ。個人的予想はファルコンズであり、いまから楽しみである。

 故・伊丹十三監督の作品は数あれど、一番好きな作品は昭和60年の『タンポポ』。
 ラーメンの食べ方を指南する達人老人のシーンに始まり、食欲と性欲、死などが散りばめられており、何回も観ている。

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 そんな映画『タンポポ』が4Kデジタルリマスター化され、アメリカで30年ぶりに公開されるという。昭和61年でのアメリカ公開でも評判になったが、30年を経過した今のアメリカでも受けているとは面白い現象である。
 4Kデジタルリマスター版、日本でも是非、公開してほしい。


平成29年1月17日『産経新聞』

伊丹十三監督「タンポポ」
米で30年ぶり公開

 伊丹十三監督(平成9年死去)の映画「タンポポ」(昭和60年)が30年ぶりに米国で公開され、上映は約60館に広がっている。日本映画専門チャンネルは2月4日午後7時、伊丹監督の妻で、同作に出演した女優の宮本信子(71)の米国訪問に密着したドキュメンタリー番組「タンポポ、ニューヨークヘ行く」を放送する。宮本は「とてもキュートな映画。30年たっても、ちっとも色あせていない」と語る。
 「タンポポ」は、伊丹監督の長編映画第2作。カウボーイハットをかぶったトラック運転手(山崎努)が、寂れたラーメン屋の女主人、タンポポ(宮本)に協力して店を立て直す物語で、伊丹監督が「ラーメン・ウエスタン」と称したコメディーだ。
 
男女が生卵を何度も口移しするなど印象的な場面も多く、宮本は「日本より海外で評判が良かった印象がある」と振り返る。米国では1986、87年に公開され、外国映画で5位の興行成績を記録。食を通じて日本人の考え方や習慣を風刺した点が評価を集め、米国に日本のラーメン文化を広めるきっかけにもなったとされる。
 30年を経て、米国で高精細な4Kデジタルリマスター版の公開が決まり、宮本は昨年10月、舞台あいさつのため、ニューヨークを訪問。上映中、何度も笑いに包まれる観客の反応を目の当たりにして、「(伊丹監督の)女房としても女優としても素晴らしい旅だった」とかみしめる。
 第1作「お葬式」が大ヒットを記録したため、
伊丹監督は「タンポポ」制作前、「この映画は当たらないかもしれない」と宮本に漏らしたことがあったという。そんな夫に妻がかけた言葉は「当たらなくても作りたいものを作ればいいじゃない」。亡くなって20年となる伊丹監督に、宮本は「自由な発想で、いろんな所に風穴を開けてくれる人だった」と思いをはせる。
 今年は自身が館長を務める伊丹十三記念館(松山市)の開館周年も迎える。「若い人にも、こんな風通しの良いものの考え方をするおじさんがいたということを知ってほしい」と期待を込めている。

2017年1月25日 (水)

引きこもりの高年齢化問題、40代が最多

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、豚生姜焼き、ほうれん草のおひたし、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、相談を受けた某氏宅に伺う。

Dsc_0016 12時50分、自宅に戻り、ドラマ版『孤独のグルメ Season3』の第2話に登場する横浜市日ノ出町の台湾料理店「第一亭」(電話:045-231-6137)の名物料理「パタン」を模したペペロンチーノ、某肉屋さんの鶏のモモ焼き、低脂肪乳というスタミナ重視のメニューで昼食をとる。相談事が重い案件だけに、これで乗り切るために栄養補給。生ニンニクが効く。

 14時から再度、相談を受けた案件のため、市内まわりや本人との意見交換を行う。

Dsc_0018 17時40分、自宅に戻り、市販の鶏白湯スープに鮭を使った魚醤「最後の一滴」を入れたスープに、頂きものの紅鮭、鮭の白子、エリンギ、しめじ、えのき、舞茸、白菜、人参、長葱、油揚げ、豆腐、皮を剥いだ鶏胸肉を入れた鶏白湯寄せ鍋、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食事をとりつつ、台湾の鉄道番組を観る。

 20時、頂きものの大正元年創業「新正堂」の「切腹最中」をデザートに食べる。お店が、浅野内匠頭が切腹した田村屋敷跡にあることから、この名前にしたというが、面白い。

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 21時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で今日の相談内容の整理や資料作成。

 平成27年12月定例会の一般質問でも取り上げた「引きこもり」。先日の一般質問でも他の議員が取り上げた
 二年前の時点で、既に柏崎市内でも40代の「引きこもり」もしくは、近い状態の方がいるので、行政として実態を把握し、手を差し伸べるべきではないか、と当時の会田市長に問うたが、その後の展開はなかった。
*個人情報を扱い、かつ守秘義務のある公務員だからこそ取り組める。

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 「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」の今年の調査結果が先日公表されたが、やはり40代の相談が最も多く、引きこもり期間「7年以上」も前回調査の2010年より2倍となる34.7%。「長期化・高年齢化」の傾向がはっきりしてきた。
 お節介な事と言う人もいるが、同じ柏崎市民として、親御さんが健在なうちに社会復帰してもらうよう柏崎市も動かなくてならない。


平成29年1月23日『産経新聞』

引きこもりの高年齢化
自治体62%「40代の相談」

 引きこもりの相談を受け付けている全国の自治体窓口のうち、家族会が150カ所を調べたところ、40代のケースに対応した経験があるとの回答が62%に上ることが22日分かった。50代も多く、高年齢化の深刻な状況が明らかになった。

 引きこもりが長期に及び40代~50代になると、親も高齢になり、介護が必要になったり経済的に困窮したりして、親子で「共倒れ」になるリスクがある。国が昨年公表した引きこもりの実態調査では40代以上は対象外で、不登校や若者の就労など、主に青少年の問題と捉えられてきた。対策の見直しが迫られそうだ。
 調査は「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が昨年11月~今年1月に実施。2015年施行の生活困窮者自立支援法に基づく自治体の相談窓口(全国約1300カ所)のうち、地域や人口規模などに応じて選んだ215カ所に質問票を送付。150カ所から有効回答を得た。
 引きこもりへの対応経験があったのは129カ所(86%)。本人の年齢(複数回答)は40代が93カ所(62%)と最も多く、続いて30代が78カ所(52%)、20代が69カ所(46%)で、50代も67カ所(45%)あった。
 
40代以上の場合、父母から相談を受けた窓口が46%と最多で、本人は28%。課題は「就職活動や仕事への定着」「人間関係やコミュニケーション」「経済的な困窮」が目立った。支援の連携先として挙がったのはハローワークや生活保護を担当する福祉事務所、介護施設などで、高年齢の引きこもり家庭特有の多様なニーズがうかがえる。
 調査チームの川北稔愛知教育大准教授(社会学)は「本人や家族の年齢が高くなると問題は複合化する多様な支援メニューを充実させるとともに、息の長い取り組みが必要だ」と話している。

2017年1月24日 (火)

平成28年度「未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会」第2回総会
水球のまち、柏崎の信用問題

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、蓮根の油炒め、沢庵でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、各種支払いや手続きのため、市内をまわる。

 10時40分、自宅に戻り、頂きものの「日光人形焼 みしまや」(電話:0288-54-0488)の「三猿」と低脂肪乳でおやつにする。その後、事務所で事務仕事。

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 13時、「うれっ子」(電話:0257-22-4648)の「チャーシューメン」をとって、昼食にする。

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 13時30分、未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会の活動に、柏崎小学校クラブ活動協力員として参加するため、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動する。

Img_3615 13時35分から授業参観。インフルエンザが猛威を振るっているとのことで5年生と6年生は中止となったので、1年生から4年生までを観させてもらう。1年生は柏崎保育園らいおん組の園児との触れ合い「わくわくランドで、園児さんとなかよし」、2年生は畑の先生を講師に「冬を味わう会(前半)」、3年生は博物館の学芸員を講師に「昔の道具とくらし」、4年生はブルボンウォーターポロクラブ柏崎の青柳監督を講師に「かかわり合い~柏崎の人・人・人」。青柳監督からは水球が国技となっているハンガリー、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、そして柏崎が水球のまちとして歴史があることも説明があった。

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 「水球の聖地」、水球が国技のモンテネグロやセルビアの水球チームの東京オリンピックホストタウン登録など、会田前市長時代に柏崎市として大風呂敷を広げたはいいが、公式試合に使える公認の水球プールもないという状態。柏崎市の信用問題であり、早急に公認水球プールの建設が必要である。

Dsc_0009 14時20分から休憩となったので、図書室にある歴史や外国文化紹介の書籍をチェック。アジア太平洋戦争などと歴史的には存在しない名称で書いてある本、そして台湾を中国の一部として扱っている本もあった。
 先の大戦におけるアメリカから観た対日戦争は「太平洋戦争」(最初の太平洋戦争はチリとボリビア、ペルー連合軍が争った「太平洋戦争(Pacific War:Guerra del Pacifico)」)、日本ではGHQにより「太平洋戦争」と言い換えをさせられているが、昭和16年12月12日の閣議決定は「大東亜戦争」である。

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*小峰書店『国際理解に役立つ世界の衣食住 東アジアの食べもの』、台湾の記載は無く、中国で一括り。

Dsc_0012 15時から平成28年度「未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会」第2回総会。会長、柏崎小学校長からの挨拶があったのち、前回の第1回総会と同様に以下の3つの分科会に分かれて協議会となった。

<第1分科会>
SNSの今 子どもたちをとりまくネット社会
~ 子どもたちを守るため、地域・家庭にできること~

<第2分科会>
地域活性化計画 子どもだちとともに笑顔あふれる地域に!
~ 地域社会とのコミュニケーションの在り方~

<第3分科会>
次世代を育てる  地域社会とのよりよい繋がり方(関わり方)
~ 未来の柏崎を担う子どもたちを育てる~

 私はこれまた前回と同様に第2分科会となったので、実体験も含め、提案など書記を兼ねながら発言をさせてもらった。
 まとめた内容は以下の通り。

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 16時20分から全体会になり、第一中学校教頭からの閉会挨拶で終了となった。

 市内での諸雑務を終えたのち、18時30分、自宅に戻る。

Dsc_0015 19時、豚バラ肉を細かく切ったものと卵、長葱、冷やご飯で作った炒飯、甘塩鮭、シーザーサラダ、自家製のごま豆腐、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 食後から事務所で急ぎの資料作成。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、今後の資料作成に必要な本を読む。

2017年1月23日 (月)

面白い試み、消防団加入で返済不要の奨学金

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、湯豆腐、シナチクとキャベツの炒め物でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で防災無線に関する資料の読み込みと急ぎで依頼されたノートPCのOS再インストール。

 12時40分、湯豆腐で使った昆布と椎茸の出汁が効いたスープにご飯と生卵を入れたおじや、沢庵、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。

Bdsc_00022 13時過ぎ、自民党柏崎支部に移動し、13時30分からの拡大役員会に出席する。議題は、来月の2月11日に開催する自民党柏崎支部新春総会についてである。
 例年は柏崎産業文化会館での開催であったが、今年は大規模改修中のため、

 15時40分、自宅に戻って、必要な資料をもったのち、市内の某公的機関にて打ち合わせ。

 17時、事務所に戻って、事務仕事。

Bdsc_00044 18時30分、「カラオケ酒場 幸」(電話:0257-41-6078)に行き、第97回、二十三夜講に出席する。
 中越沖地震以降に始めた二十三夜講も97回目を迎え、今年4月に記念すべき100回になることから、100回目の出し物や規模について話し合う。伝統芸能からいわゆる宴会芸まで芸達者な人が多いので、私自身、何をやれば良いのか悩むところである。

 20時40分にお開きとなり、せっかくなのでえんま通りの「えんまのたこぼうず」で「たこ焼き 400円」と「ワッフル 100円」をお土産に購入。

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 20時50分に事務所に戻り、資料を読み込む。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、読書。

 先の糸魚川大火においては、地元消防団の活躍も大きく、人的被害がでるには至らなかった。消防団はそれだけ重要であり、各自治体において団員確保は課題になっている。

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 もちろん、我が柏崎市においても消防団員の確保は重要な課題になっており、新潟産業大学新潟工科大学の学生へのアプローチ、機能別消防団などに取り組んでいるところ。
 そんな中、地元の大学に通う学生が消防団に入り活動するなら、返済不要の奨学金を給付する取組みを岐阜県大垣市が発表した。
 非常に面白い取組みであり、二つの大学を有する柏崎市としても検討すべき内容である。
 今後、この事業がどう展開されるのか注視し、場合によっては現地に行って、調査したいと思う。


平成29年1月6日『朝日新聞』

消防団加入で奨学金、返済不要
大学生ら対象 大垣市

 少子高齢化などで減る消防団員を確保するため、岐阜県大垣市は4月、大学生らを対象に、返済しなくていい給付型奨学金制度を設けると、5日に発表した。総務省消防庁地域防災室の担当者は「奨学金は面白い試みで、初めて聞いた。市、学生、学校が連携して取り組んでほしい」と期待している。
 大垣市の消防団員は昨年4月1日時点で699人。ただ、条例定数の750人を割っているうえ、一般団員の約8割はサラリーマンで、平日の日中に発生する火事や災害には対応できない。一方、市内には大学や専門学校が計6校あり、奨学金の創設により消防団への加入を促すことにした。
 
募集人数は10人。対象は市内に在住する6校の在学生で、在学中に市消防団の一般団員として2年以上活動することが条件。奨学金は月額1万円で、活動状況を確認し、3カ月ごとに支給する。給付は最長4年間。これとは別に一般団員の年額報酬3万7500円や出動時の費用弁償1回1100円も支給される。
 市は今後、学生が授業中に出動する場合の出席の扱いなどについて、各校と協議する。

2017年1月22日 (日)

10年経っても改造、愛されるThinkPad X61

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、トマトサラダ、松前漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から郵便物やFAXの処理。

 10時過ぎ、昨日リコール対応で預けた愛車を受け取ったのち、アクセサリー作りが好きな姪っ子を連れて、某手芸店に行く。最近はレジンを使ったアクセサリー作りに凝っており、大きめのUVランプも購入。

 買い物などをしたのち、12時、自宅に戻る。

Adsc_004724 12時30分、姪っ子がいるので少しのニンニク(本当はニンニクと唐辛子多めが好み)、豚挽肉、玉葱、ピーマン、ホールトマトをオリーブオイルで炒め、塩、胡椒、バジル、トマトケチャップを入れたソースに茹でた1.8ミリのスパゲティを和えたスパゲティ・ナポリタン、ハムサラダ、青汁で昼食をとる。

 食後から事務所で急ぎで依頼されたノートPCのパスワード外し。レノボのThinkPad X230のスーパーバイザパスワードなど各種パスワードを設定したものの、本人が忘れてしまい、起動しなくなったというもの。

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 ThinkPad X230のパスワード情報はEEPROMに格納されているため、昔のようにC-MOS電池を外しただけでリセットというわけにはいかない。
 L08-EEPROMの足SDA(5番)とSCL(6番)を、グランド(GND)につないだマイナスドライバーでショートさせて、強引にパスワードをクリア。なんとか起動に成功した。

 16時過ぎから市内某所に移動し、意見交換。

Adsc_004926 18時、鶏ガラスープと牛乳、モンゴルの岩塩で作ったスープに鶏ササミ、エリンギ、しいたけ、えのき、鰯のつみれ、人参、長葱、白菜、水菜、キャベツ、豆腐を入れた牛乳鍋、猪肉の煮込み、白菜の浅漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。鍋のシメは市販のストレート中華麺。

 食後は、パソコンの在庫を整理する。

 23時30分、熱めのシャワーを浴びる。

 現在も持ち歩いているノートPCは、2007年(平成19年)に発売されたIBMの主力シリーズであったThinkPad X61。
 標準のWindowsXPからWindowsVista、Windows7、Windows10とOSをアップグレードしてきても問題なく使えるマシンであり、本当に良くできている。
 そもそもThinkPadシリーズは、保守マニュアルが公開されており、改造もしやすい。

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 愛機もメモリを8GB(公式スペックでは最大4GB)にし、HDDをSSDに乗せ換え(改造BIOSでSATA1からSATA2の速度にアップ)、液晶ディスプレイも広い視野のSXGA+(1400X1050)、さらにLEDバックライトで明るくするなど、多くの改造をしている。この画面の広さとキーボードの打ちやすさは他の機種に代え難く、今年2017年で10年選手となる。
 10年間現役で使い続けられるだけではなく、ThinkPad X61は今になっても有志の手で、最新のCPUにした入れ替え用システム・ボード(マザーボード)が作られている。ThinkPad X61の本体(筐体)をそのままにして、中身だけを入れ替えて、最新マシンに生まれ変わるというもの。
 このシステムボードを入れ替えたものをThinkPad X62と呼んで良いのか分からないが、10年経っても改造され続け、ここまで愛される機種は本当に珍しい。筐体が新しくなるなら何でもできるが、あくまでも10年前のThinkPad X61の筐体はそのまま使い続けたいというユーザーが多いのである。開発者も、まさかここまで使われるとは思っていなかったであろう。

 いずれにせよ、将来の拡張性やユーザーの使いやすさを考え抜き、10年経ってもファンがいるような、<かつてのIBM>ThinkPadの製品開発には学ぶ点が多くある。

2017年1月21日 (土)

韓国、慰安婦像をいつの間にか少女像と呼び変え?

 シャワーを浴びたのち、2時に就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、山芋とろろ、塩鯖焼き、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から最近の暴風で破損した自宅の修繕や、かなり大きくなってしまったスズメ蜂の巣を駆除する。

 13時、愛車・四代目プリウス(ZVW55)フォウ・ミイダ(メス、今年1歳)をリコール対応でディーラーに預ける。

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平成28年10月13日『新潟日報』

プリウス21万台リコール

 トヨタ自動車は12日、ハイブリッド車(HV)「プリウス」21万2490台(昨年10月~今年10月生産)のリコールを国土交通省に届けた。駐車ブレーキが設計ミスによる不具合のため利かなくなる恐れがある。
 国交省によると、駐車ブレーキは足でペダルを踏み込み、後輪にブレーキをかける仕組み。ペダルから延びたケーブルがしっかりと部品に固定されておらず、走行中に振動で外れることがあり、駐車時にブレーキが利かなくなるという。


Adsc_004019 13時10分、「松屋 柏崎店」(電話:0257-20-6115)に行き、「牛焼肉W定食特盛 豚汁付き 900円」、「生玉子 60円」で昼食をとる。
 あまり考えもせず、ご飯を特盛にしたものの、思った以上の盛りの良さ。焼肉とのバランスがおかしくなり、最後にはバーベキューのたれと生玉子でご飯をかっ込んだ。

 徒歩で事務所まで戻り、事務仕事。

 17時、18時30分と来客があり、市政に関する意見交換を行う。

Adsc_004320 20時30分、林檎をたっぷり使った自家製焼き肉のたれをベースにして合い挽き肉、ニンニク、豆板醤、唐辛子、花椒を炒め、絹ごし豆腐を入れて片栗粉でとろみをつけた林檎の甘さがある激辛麻婆豆腐、猪肉の煮込み、水菜サラダ、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食。

 食後から録画しておいたテレビ番組を一気に観つつ、週刊誌を読む。

 24時、熱めのシャワーを浴びる。

 日韓合意を守らず、我が国の大使が一時帰国するに至り、緊張状態になっている日韓関係。いわゆる慰安婦問題が発端というが、従軍慰安婦をねつ造した朝日新聞自体が謝罪をし、また「慰安婦を強制連行した」という虚偽証言をした吉田清治氏の長男が

 「父は済州島なんか行っていません。家で地図を見ながら原稿を書いていました」
*ジャーナリスト・大高未貴女史の貴重な調査結果

と証言している。
 世界に発信されてしまった以上、我が国は正しい情報を発信していく必要がある。

 最近、韓国のマスコミ(日本も追従)がいつの間にか慰安婦像から少女像と、しれっと呼び名を変えてきている。可哀そうな少女が日本軍に強制連行された、というイメージを狙っているのであろう。

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 慰安婦像と言われた少女像は何故か隣に椅子がある。当初、この少女像は慰安婦でも何でもなく、2002年に在韓米軍が軍用車両で轢いてしまった女子中学生2名(故シン・ヒョスンさん、故シム・ミソンさん)のための像であり、そのために2名分の椅子が用意されていたと言われている。
 つまり、反米のための少女像がいつの間にか、反日の慰安婦像にすり替わっているというのである。

 竹島にまで慰安婦像を設置しようという動きがある韓国に対しては、まだしばらく距離を置いた方が良いと思う。

2017年1月20日 (金)

平成29年柏崎市体育協会「新春体育懇親会」
スポーツする子供の支援体制

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンともやしの炒め物、冷奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、風呂に入ったのち、会社関係や依頼された資料の郵送などで市内をまわる。

Adsc_002506 11時50分、自宅に戻り、大量のニンニク、唐辛子、豚挽肉、玉葱、ピーマン、トマトをオリーブオイルで炒め、塩、胡椒、バジル、トマトケチャップ、醤油を入れたソースに茹でた1.8ミリのスパゲティを和えたスパゲティ・ナポリタン、低脂肪乳で昼食をとる。

Adsc_002607 13時30分、中央地区コミュニティセンターに移動し、中央地区コミュニティ振興協議会の月例役員会に顧問として出席する。
 議題は20年間ほとんど改定していない中央地区コミュニティセンターの利用及び使用料金の見直し、平成29年度事業内容の検討、避難所開設運営内容検討会の実施についてである。

 役員会終了後、蕎麦打ち会となり、つなぎに山芋と全卵を入れた二八蕎麦作り。

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 残念ながら今回はエプロンをはじめ道具を持ってきていないので、蕎麦打ちには参加せず、薬味のために皮を削った後の柚子の実の部分を調理する。

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 柚子の種を取り、適当に切ったうえで下茹でする。5分ほど茹でてから水を切り、重量の70%ほどの砂糖を入れ、約20分で柚子の甘露煮のできあがり。

 17時から打った蕎麦や天ぷら、赤飯などで新年会となった。

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Adsc_003415 17時50分、失礼ながら中座させてもらい、柏崎市市民プラザに移動。18時から平成29年柏崎市体育協会「新春体育懇親会」に出席する。
 昨年4月1日から「一般財団法人」となった柏崎市体育協会の新春懇親会であり、姉妹都市である東京都東村山市からも体育関係者がお越しになった。ありがたいことである。

 色々な競技団体の方と懇談したなかで子供たちのスポーツを支援する方法が話題となった。市外での試合はもとより、市内で子供たちが集まる交通手段(バスや支援する団体)さえあれば、様々なスポーツに挑戦、さらにレベルアップできるという話である。
 すべての競技に同じように交通手段を用意するのは現実的ではないが、支援する団体を共通化する等のやり方はあろう。関係者を含めて、研究したいと思う。

 19時30分過ぎ、中座させてもらい、某団体の新年会に顔をだせてもらう。

Adsc_003516 21時、一旦、自宅に戻ったのち、市内某店での二次会に出席。外国の方も多いので、色々な話を聞けるのが面白い。同じ中国大陸から来ても、旧満州の東北部や福建省と北京周辺はまったく文化が違う。さらに、香港の方もいるので、広東語と北京語の違いも教えてもらった。

 24時、帰宅。

2017年1月19日 (木)

柏崎市西部の観光:どう活用するのか、米山山荘跡地

 なかなか仕事が終わらず、3時過ぎに就寝。そういえば、昨年の人間ドックの日も同じであった。

 6時30分に起床し、シャワーを浴び、愛車で移動する。

 8時20分、岩室成人病検診センターに到着し、人間ドックの受付。

 身長や体重、血液検査などお約束の項目を順次こなす。
 バリウムを飲んで、胃のレントゲン撮影。撮影終了後、緩下薬であるセンノシド錠を2錠飲んで終了。

 11時45分、昼食の時間となり、「すこやか弁当 おなかの中から健康に!~食事で腸内フローラを改善しましょう~」(800キロカロリー)を食べる。

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 ヨーグルトを使った鶏味噌焼き(64キロカロリー)、野菜の炊き合わせ(56キロカロリー)、きりあえ(14キロカロリー)、酢味噌和え(27キロカロリー)、野菜サラダ~コーンドレッシング(41キロカロリー)、玉子焼き(31キロカロリー)、魚フライ(91キロカロリー)、タルタルソース(18キロカロリー)、甘酒プリン(33キロカロリー)、味噌汁(31キロカロリー)、金芽ロウカット玄米入りご飯200g(356キロカロリー)。

 せっかくの健康食なのにご飯を大盛りでお代わりをしてしまった・・・。

 食後、一休みしたのち、柏崎市内まで戻り、諸雑務をこなす。

 16時過ぎ、所用を終えたついでに取り壊しが終わった米山山荘跡に行き、現在の状況を確認する。かつて「昭和懐物ランド こどもの時代館」であった建物は、まだそのままである。

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 インドのドキュメンタリー映画でも紹介された日本で唯一と言っても良いインパール作戦に関する「日印親善の記念碑」は移設済み。

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 この地は、柏崎市西部の要で高速道路から一番近い観光地として開発されてきた。
 道の駅としての登録もあったが、「えっ、これが道の駅?」と言われる始末。取り壊したものの、その後に計画としてあがったのは、ドッグランなど目新しさもなければ、集客力もない案。
 非難も多く、結局いまはノープランである。
 これなら「昭和懐物ランド こどもの時代館」を建て替えて作った方が良いと思うほど・・・『ウルトラQ』江戸川由利子役、『ウルトラマン』科学特捜隊のフジ・アキコ隊員役であった女優・桜井浩子氏にして

 「アタシの第二のふるさとは
         柏崎市っ!!」

と言わせしめた施設である。

 土地の権利関係を整理しつつ、コレクション3館(郷土玩具の「痴娯の家」、ペリー来航に関する「黒船館」、アジア民芸の「藍民芸館」)を活かしつつ、ロケーションをうまく使った活用案を考えなければならない。
 個人的に練っているプランもあり、今後議会の場で提案、議論していきたい。

 16時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_002004 18時、おろしニンニクと長葱、おろし生姜に漬け込んでから揚げた北海道のザンギ風鶏モモ肉の唐揚げ、レタスと水菜のサラダ、おでん(大根、人参、こんにゃく)、ビール500ml3本で夕食をとる。
 北海道のように部屋の温度を上げておいて、熱々のザンギに冷たいビールである。

 食後から企画書作成に必要な資料の読み込み。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年1月18日 (水)

新潟空港:ファーイースタン航空(遠東航空)台湾線の通年化発表

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒め、白菜の浅漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後、本をもって1時間ほど風呂に入る。

 9時過ぎから事務所で相談された製品のサンプルを作るための問い合わせや、補助金制度の調査を行う。

Dsc_0022 13時20分、日高ねこぶだし、干しアゴパウダー、干し椎茸、モンゴルの岩塩で作ったつゆに、冷凍讃岐うどん1玉、揚げ玉、つゆで煮込んだ竹輪、大量の水菜、長葱のみじん切りをのせた水菜塩うどんで昼食をとる。惜しまれながら閉店した老舗店「たじりや」の「水菜ラーメン」をイメージしたうどんである。

 食後から食材の買い出しや修理したパソコンの郵送などで市内まわり。

 16時、事務所に戻り、資料づくり。

Dsc_0025 18時過ぎ、地元町内にある 「韓国料理 大長今(テイチャングム)」に鍋を持って行き、お願いしておいた参鶏湯、スンデ(豚の腸詰め)を受け取り、自宅に戻る。小粒納豆、参鶏湯、スンデ、牛肩ロース味噌ニンニク焼きのレタス巻き、ご飯で夕食。これだけの料理があるなか、明日の人間ドックのため、ビールが飲めないのがつらい。

 食後から事務所で事務仕事。

Fedc 昨年11月からファーイースタン航空(遠東航空)が、新潟空港と台湾の桃園空港を結ぶ便を試験的に運航していたが、好調とのことで定期便化も視野に入ってきたという。
 かつてはエバー航空が運航したこともあったが、撤退の憂き目にあっている。今回は、自分でも機会があれば使って応援したいと思う・・・とは言うものの、成田空港までの移動費を入れてもLCCを使った方が安いのも現実。
 台湾で新潟空港までの往復チケットを購入する場合、現在は5800元(約19000円)。台湾からの観光客を増やすには勝負できる金額と言える。あとはいかに我が新潟県が台湾人にとって魅力的なツアー内容を用意できるのかにある。
 是非とも台湾からの観光客が爆発的に増え?、新潟空港への鉄道乗り入れの機運が高まることを願う。


平成29年1月14日『新潟日報』

台湾線の通年化発表
航空会社と県
定期便化も視野

 新潟-台湾・台北間で定期チャーター便を運航するファーイースタン航空(台湾)と県は13日、3月末以降も運航を継続すると正式に発表した。利用が好調なためで、新潟空港の台湾線として初の通年運航となる。

 新潟-台湾・台北線は、同社初の日本路線として昨年11月に就航。新潟と台北近郊の桃園空港を結び、3月27日まで運航する予定だった。
 3月31日~10月28日は従来と同様、月、金曜に1往復ずつ運航する。月曜と金曜で異なっていた発着時間を一本化し、台北発午前8時半、新潟着午後1時の便と、新潟発午後2時、台北着午後5時の便となる(いずれも現地時間)。機体はこれまでと同じ154人乗り。
 ファーイースタン航空日本地区総代理店のケイエムプランニング(東京)は「年末年始から好調が続いており、通年運航を決めた」と説明した。7月からの定期便化を目指して手続きを進めているという。
 
県空港課は「台湾は新潟からも人気の旅行先で、台湾からの観光客も期待できる。県内や隣接県の自治体、観光協会などと連携し、誘客促進に取り組んでいきたい」としている。

2017年1月17日 (火)

17柏崎JC新年祝賀会、今年は設立60周年

 なかなか仕事が終わらず、4時に就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、焼き海苔、酢味噌豆腐、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。公的機関への問い合わせなど、事業化のための法的ハードルの確認をする。

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 15時、日高ねこぶだし、焼きアゴ干し、浅漬けの素、薄口醤油で作ったつゆに、冷凍讃岐うどん1玉、餅1個、ジャガイモ、豚モモ肉、玉葱、人参、長葱、揚げ玉、生卵を入れて煮込んだ鍋焼きうどん、青汁、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食。温度管理をしっかりして作ったヨーグルトなので、今回は出来が良い。

 16時、事務所に来客があり、液晶バックライト交換の手順をコーチング。

Dsc_0018 18時30分過ぎ、「岬ひとひら」に移動し、19時から柏崎青年会議所の2017年度最初の事業である新年祝賀会に柏崎JCシニアクラブ会員として出席する。
 柏崎青年会議所は昭和32年(1957年)7月20日、全国で118番目に設立され、今年は60周年にあたる(原子力発電所建設推進決議は1971年)。その記念すべき60周年事業を行う第61代理事長に就任したのは田辺君。今年のスローガンは「継往開来~60年の誇りを胸に、未来に向かい妥協なき挑戦を!」である。

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 精神的にもかなりプレッシャーのかかる事業が目白押しと思うが、新生柏崎に向け、頑張ってもらいたいと思う。

 22時、一旦、事務所に戻り、急ぎのメールなどを処理したのち、市内某所での二次会。

 24時、自宅に戻る。

2017年1月16日 (月)

長岡技科大が燃料デブリなど廃炉技術開発へ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒め、沢庵でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから自宅周辺の雪かき。屋根に積もりに積もった雪のせいで、自宅内の障子戸も開けづらくなってきた。

 雪かきで一汗かいたのち、次の議会で大きな議題となる防災行政無線に関する資料を読み込む。

 13時、頂きもののフランスパン(バゲット)、クリームチーズ、ベーコン、低脂肪乳で昼食。

 14時過ぎから車検にだしていた「チンドン屋さんが来た」と言われた事から命名した軽自動車「ちんどん号」を取りに行き、会社関係や依頼された仕事に必要な資材の買い出しなどを行う。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00192 18時、牛肉のニンニク醤油焼き、豚モモ肉とジャガイモのキタアカリを使った肉じゃが、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、水菜サラダ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 安い牛肉を柔らかくするため、おろし玉葱に少し漬け込んだのち、小麦粉をまぶしてから焼いてみたところ、かなり良い結果となった。

 食後から事務所で大量の印刷や住所録の整理を行う。

Nenp 多くの核施設を抱える福井県は先に本ブログで紹介したように、既に廃炉ビジネスに向けての環境整備を進めている。
 また、柏崎市のお隣、長岡市にある長岡技術科学大学では、燃料デブリの保管技術などの官民共同で研究を進めるという。
 我が柏崎市には二つの大学があり、世界最大の原子力発電所もある。そして現在のプラントも未来永劫あるわけではない。早く次の一手が必要である。


平成29年1月11日『新潟日報』

燃料デブリの安全な保管
技術実用化へ共同研究
長岡技科大など「福島」廃炉貢献も

 長岡技術科学大学(長岡市)は10日、放射性廃棄物を保管する際の燃焼・爆発を防ぐため、保管容器内で発生する可燃性ガス(水素)の濃度を低減する技術の研究開発に取り組むと発表した。東京電力福島第工原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の安全な長期保管につなげる。技科大が研究代表を務め、日本原子力研究開発機構やダイハツエ業などと共同で研究を進める。

 技科大によると、デブリは多くの水分を含んでいる可能性が高く、通常の保管方法では水素が発生する恐れがある。福島第1原発の廃炉作業を巡ってはデブリの取り出しとともに、デブリの安全な保管が課題となっている。今回の技術の実用化に向けた研究開発は世界で初めてという。
 今回の技術では水分を含んでいても保存容器の中に水素再結合触媒を入れて密閉、発生した水素を容器内の酸素と結合させて水に変換し、水素濃度を下げる。福島第1原発のほか、
今後寿命を迎える別の原発の廃炉作業への応用も目指す。
 2016~18年度の文部科学省の事業に採択された。初年度の補助金は2千万円。18年度までに小型容器での実証実験を終える予定。その後、福島第1原発の廃炉作業で使われる保管容器で実験する予定で、20年度以降の実用化を目指している。
 同大大学院の高瀬和之教授(61)=原子力工学=は「水素の容器内での動きなど、まずは基礎データを取って、その後の応用につなけたい。福島の廃炉などに貢献したい」と語った。
 また、長岡技術科学大学は10日、オーストラリア原子力科学技術機構と教育研究連携協定を結んだと発表した。人材育成や相互の研究促進などが目的。昨年12月から、同機構の博士が客員教授として大学院生の指導に当たっている。

2017年1月15日 (日)

台湾:2025年に実現、脱原発法可決

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、白菜漬け、焼き海苔、えのきと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 大雪のため、外出をせず、やろうと思っていた自宅内の電気器具の修理や壁紙の補修などを行う。中越沖地震の際にひび割れた壁を全部直すには、まだまだ時間がかかる。

Ydsc_001812 13時30分、小麦粉をまぶした豚モモ肉、筍の薄切り、人参、もやし、キャベツ、ニンニクをビンゴソースで炒めた野菜炒め、おかゆ、ヨーグルトで昼食をとる。
 創業50年仕出し屋の特製調味料「ビンゴソース」は炒めものにしても、バランスの良い味になる。

 食後から事務所で資料づくり。

 16時、事務所に来客があり、就業に関する相談を受ける。

Adsc_00181 18時、鶏手羽先と焼きアゴ干し、日高ねこぶだし、ニンニク、モンゴルの岩塩で味付けしたスープに、頂きものの鹿児島の黒豚、白菜、人参、白滝、長葱、豆腐を入れた塩寄せ鍋、ビール500ml3本で夕食をとる。
 さすが鹿児島の黒豚は臭みもなく、脂が甘い。

 20時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で会社関係の資料整理を行う。

 23時から録画しておいたNFLの試合やテレビ番組を一気に観る。

 昨年に本ブログで書いたように、台湾で2025年までに原子力発電をゼロする改正法案が可決した。アジアでは初めてとなる。
 台湾には、6年前にも視察に行った台湾電力第一、そして第二(新北市)、第三(屏東県)があり、それぞれ2基の原子炉がある。このうち2基はトラブルのため稼働を停止。1基は点検中となっている。
 ちなみに、日本製の原子炉が導入される予定だった第四(新北市)は2014年に工事が凍結された。

Daiichi

 2015年時点での台湾の電力事情は、

石炭   35.7%、
天然ガス 35.1%
再生エネ  4.2%
原子力  16.0%

となっており、原子力は約16%のベース電源。これを2025年までに

石炭   30.0%、
天然ガス 50.0%
再生エネ 20.0%
原子力   0.0%

とする改正内容。
 ドイツでも失敗しているように、再生可能エネルギーを16%も増やすのは、産業や雇用の面、そして技術的にも難しく、さらには天然ガスを15%以上を増やすとなると台湾のエネルギー安全保障はより海外に依存することになる。こればかりは、国民党が主張した見直し条項を入れておくべきであったかと思う。


平成29年1月12日『新潟日報』

台湾 脱原発法可決
福島事故で世論高まり

 台湾が脱原発に動いたのは、2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受けて、同じ地震多発地域として原発事故への不安が広かったことが大きい。ただ25年の目標は拙速で混乱を招くとの懸念は強い。
 与党の民主進歩党(民進党)は福島の事故当時、野党だったが、事故直後から脱原発への姿勢を明確化、「非核家園(原発のない郷土)」の実現を訴えてきた。
 世論の関心も一気に高まり、事故直後の11年4月に1万人規模の脱原発デモが起きた。その後も関心は衰えず、13年3月に行われたデモは台湾各地で参加者が計22万人に上った。こうした世論の高まりを背景に当時の国民党の馬英九政権も原発依存度を徐々に下げていく姿勢を表明した。
 1998年に着工した第4原発も建設中止を求める声が強く、政府は14年に建設凍結を決定。昨年1月の総統選では、国民党侯補の朱立倫氏も民進党候補の蔡英文氏と基本的に同じ「25年までの非核家園実現」を主張。与野党の足並みがそろっていた。
 ただし、馬前総統は「25年目標は急ぎすぎで電力需給の逼迫を招く」と一貫して批判的。法改正のけん引役の
林全行政院長(首相)も電力危機への不安を漏らしたことがある。法案審議の過程でも、国民党は再生エネルギーによる代替が困難な場合の見直し条項を入れるべきだと主張したが、民進党が押し切った。

2017年1月14日 (土)

おもてなし減税が景気浮揚、サービスアップにつながるか

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、山芋とろろ、マカロニサラダ、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 今季最強の寒波と言われた通り、大雪となったので、自宅周辺の雪を片づける。

 10時過ぎから事務所で事務仕事。

Ydsc_000907 12時40分、正月用に購入した酢漬けの蛸が余っているため、小麦粉、重曹、鰹だしで溶いたタネを使って、酢漬けの蛸、紅生姜、長葱のみじん切り、揚げ玉を入れたたこ焼きを作り、昼食。酢漬けの蛸のあとは、エメンタールチーズとチェダーチーズを入れたチーズ焼き。

 食後から事務所でパソコン関係の作業を行う。マザーボード上のUSB端子の破損があり、ジャンク品から剥がしてきた端子を半田付け。その他、CPUファンの交換やスーパーバイザのパスワードロック解除などを行う。

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 15時過ぎから作業が終わったパソコンの発送などで市内まわり。さすがに大雪なので、出歩いている人が少なく、道がすいている。

Ydsc_001210 18時30分、地元町内にある 「韓国料理 大長今(テイチャングム)」に移動し、東学校町成年会の新年会に出席する。カルビチムや海鮮チヂミ、チャプチェなどをつまみながら、生ビールを飲む。好物のスンデ(豚の腸詰め)を食べたかったが、事前に連絡していなかったため、在庫なし。どうしても食べたくなったので、来週に予約を入れた。

 21時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 22時から事務所で事務仕事を行う。

 昨年8月、2020年の東京五輪を視野に入れ、おもてなし向上のために品質評価制度「おもてなし規格認証」が導入された。

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 今年はさらに認証レベルを追加し、おもてなしの高度化のために新規導入した設備の固定資産税を軽減する方針を経済産業省が打ち出したという。
 銀行からの融資保証が付けば、企業も設備導入を検討する可能性はあるものの、これらがおもてなしのさらなるサービスアップで、景気浮揚、日本再興につながるか、正直、その流れが想像できない(認証社数も目標の30万社にはまだまだ程遠い、2300社ほど)。おもてなし高度化のための設備導入というのも、IT機器など一部に限られるような気がする。
 日本再興戦略にどう盛り込まれるのか、どういったものを想定しているのか、今後の検討を注視したい。


平成29年1月1日『産経新聞』

おもてなし 減税で支援
29年の再興戦略に盛り込みそ

 良質な接客など、高度な「おもてなし」を実践するサービス事業者に対し、政府が税の軽減措置を導入する方向で検討していることが31日分かった。サービス業に対する経済産業省の品質評価制度「おもてなし規格認証」の取得企業を対象に、新規導入した設備の固定資産税を軽減する。平成29年夏以降の実施を目指しており、29年の日本再興戦略にも盛り込む考えだ。
 
同認証を取得した事業者が、ITを利用した顧客情報の管理システムなど生産性向上につながる設備を導入した場合、設備にかかる固定資産税を3年間半減する。中小企業等経営強化法に基づく支援措置で、減税に必要な政府認定を優先的に受けられるようにする方針だ。
 併せて、認証を取得した事業者が銀行から融資を受ける際に政府保証を付けるなど、資金繰り支援も検討する。

経産省検討 新規設備の固定資産税軽減

 おもてなし規格認証は、2020年の東京五輪を視野に、サービス産業の活性化や生産性の向上を図ろうと経産省が平成28年8月に導入した。現在は、外国人を接客するために英語表記のメニューを用意するなど、必要な一定の項目を満たせば「紅」認証を取得できる仕組み。
 28年末時点では、約2300社が「紅」認証を受けている。29年1月下旬からは、審査の結果を踏まえ、三つ星に当たる「紫」から「紺」(二つ星)、「金」(一つ星)を加え、4段階で評価する認証制度となる。
 政府は28年版の日本再興戦略で、32年までに30万社の認証取得を掲げた。同認証を受けた事業者の業績向上に加え、減税などの政策支援が進むことで「制度の普及が加速する」(経産省幹部)と期待している。

2017年1月13日 (金)

平成28年12月定例会(第5回会議)閉会
第五次総合計画への賛成討論

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、湯豆腐、大量の長葱のみじん切りを入れた蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、メールなどを処理したあと、シャワーを浴びる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で会派会議。FMコミュニティラジオを使った行政防災無線システムを導入している秋田県大仙市への視察についての調整である。

Ydsc_000101 10時から平成28年12月定例会(第5回会議)の最終日となる本会議に出席する。今定例会で議会に付託された以下の議案が異議なく可決となった。

「議第114号 消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 減少傾向にある消防団員を確保するため、入団資格を緩和し、加入促進を図るため。
 55歳までの年齢要件や居住要件を勤務、通学まで拡大。

「議第115号 地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に必要な基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
 地理的条件や利便性、介護人材不足の実態を踏まえ、地域包括支援センターの人員配置に係る新たな基準を定めるため。

「議第116号 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 老朽化した北園体育館の供用を今年度末をもって終了するため。

「議第117号 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 じょんのび村の安定経営の必要性及び利用者の多様なニーズを踏まえ、繁忙期の利用及び少人数による利用の際の利用料金を、2割を超えない範囲で加算できるよう改正。

「議第118号 ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について」
 ガス小売の全面自由化及び原料ガスの購入価格が改定されることに伴い、所要の改正。

「議第112号 平成28年度一般会計補正予算(第9号)」
 補正金額:7億3449.1万円
 職員人件費の時間外勤務手当、予定外退職の退職手当11名分
 庁舎什器備品調査委託費(199.6万円)等

「議第113号 平成28年度介護保険特別会計補正予算(第4号)」
 給付金等、8400万円の増額。

 次に柏崎市の最高計画となる「第五次総合計画」に関する議案

「議第119号 柏崎市第五次総合計画基本構想及び基本計画の施策の体系の策定について」
 総合計画条例に基づき、今後10年の総合的かつ計画的な行政運営の指針として、第五次総合計画の基本方針及び基本計画の施策の体系を策定するため。

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となったので、所属会派の意見として会派長の与口善之議員から以下のような賛成討論を行った。

「議第119号 柏崎市第五次総合計画基本構想及び基本計画の体系の策定について」について、会派を代表して賛成の立場で討論をします。
 まず、大きなところでは、昨日の集中審議の中でも質疑・意見がありましたが、この総合計画には将来都市像、基本理念はあるものの、求める市民像がわかりやすく示されておりません。人口減少という現実に直面し、柏崎市においても財政的な面において縮減していかなければならない将来において、市民にどうあって欲しいのかという姿を示す必要性には大きなものがあると考えます。この点については、少なくとも今後の施策の中で明示的に示していっていただきたいと考えます。
 さらに言えば、第五次総合計画のタイトルです。将来都市像の「力強く 心地よいまち」、キャッチフレーズの「これからもずっと そしてもっと柏崎」。
 市民は計画の細かなところではなく、まず初めにタイトルを注目します。「柏崎らしさ」とは何かに通ずるところでもあると考えます。それしか見ない人が多いかもしれません。そして、そのタイトルに市長の思いを感じるはずです。桜井市長の言葉で市民に語り掛け、訴えるべきであると思います。
 以下、分野別施策について四点、意見を付したいと思います。
 一点目として、「産業・雇用」の面についてですが、起業、創業支援、企業誘致など雇用の場の確保については強い意欲を感じさせるものとなっているものの、労働力人口減少という現状への課題認識を明確に示すべきであると考えます。潜在的な労働力の掘り起こしも含め、所信表明に述べたように、柏崎での就業にインセンティブがあることを強く打ち出して、労働力不足とならないよう施策の展開を期待したいと考えます。
 二点目に、「多文化共生のまちづくり」についてです。目標指標の設定についてですが、主要施策の方向として「外国人住民との相互理解を深めていくための講座やイベントを開催して互いの文化を理解しあう多文化共生の街づくりを進める」のならば、やはり、目標指標は柏崎地域国際化協会の賛助会員登録数ではなく、施策としては成果指標ではなく中間指標かも知れませんが、それらの講座、イベントなどの参加者数を指標として設定するほうが、ふさわしい指標と考えます。
 三点目として、「平和に関する意識啓発を進める」という取組について、「核兵器の抑止力によるパワーバランス論の台頭」という時代認識にも違和感を感ぜずにはいられません。そして、「直接戦争の悲惨さを知る方々からの体験を聞く取組」は、大変大切な取組とは思いますが、それとともに、戦争に至った経緯を学ぶことも大切な平和への道であると考えます。先の大戦で言えば、日本の参戦理由の一つにはエネルギー問題があった。「主要な事務事業」にある「世界平和に関する展示、講演会等」を実施する際にはそのような視点も忘れないでいただきたい。
 最後四点目として、「人権を尊重した社会づくりを進める」取組についてです。あらゆる差別をなくす、人権を尊重した社会づくりも大切なことと理解しています。しかし、「あらゆる差別の解消を目指す同和教育を中心として、人権教育に取り組む」としている点について、「同和」とは、部落差別解消のための運動のことです。あらゆる差別の解消を意味してはいません。昨年、「部落差別の解消の推進に関する法律」が策定されていますが、「同和」という言葉は使用されていません。この立法趣旨を汲み取らなければならないのではないでしょうか。1995年から2004年の「人権教育のための国連10年」や2002年3月で特別対策としての同和対策が政府レベルで終了したのを機に、「同和教育」から「人権教育」に故障が変化してきていることに留意すべきと考えます。
 以上、昨日の集中審議の中で出された細かなところまで、会派として、この総合計画に対する留意点として述べさせていただきました。
 桜井市長には、この総合計画に基づいて、政策、施策、事務事業として取り組んでいかれる際には、以上述べたことに十分意を用いていただくことを期待し、賛成の討論といたします。

 続いて、残りの議案が採決され可決、人権擁護委員候補者の推薦も同意。

「議第120号 公の施設の指定管理者の指定について(文化会館アルフォーレ)」
 指定管理者としてかしわざき振興財団・新潟照明技研共同事業体を指定し、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの管理を行わせるため。

「議第121号 公の施設の指定管理者の指定について(新潟県立こども自然王国)」
 指定管理者として株式会社生態計画研究所を指定し、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの管理を行わせるため。

「選第1号 人権擁護委員候補者の推薦について」
「選第2号 人権擁護委員候補者の推薦について」

 注目の副市長人事は、現在の総合企画部長を副市長にし、しばらくの間、兼任というもので議会として同意した。

「選第3号 副市長の選任について」

 最後に議会運営委員会で全会一致となった地方議員の厚生年金への加入を求める意見書が提案され、可決となった。
 議員年金がまだあると思っている市民の方も多いが、議員には退職金も年金もない。いま意見書を可決して、実際に国が動くとなっても数十年先のことであろう。次の若い世代が議員になった際に安心して活動できるため必要との考えである。

「委員会発案第1号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)」

Ydsc_000202 10時45分に終了となり、引き続き議会運営委員会が出席する。主な協議事項や報告内容は以下の通り。

1.平成29年2月定例会議の行程(案)について
2月20日(月)本会議 説明・質疑・付託
  21日(火)産業建設・文教厚生常任委員会
  22日(水)総務常任委員会
  23日(木)(委員会予備日) 一般質問締切(正午)
  24日(金)委員長報告・採決、施政方針、議案説明
  27日(月)代表質問締切(正午)
3月 2日(木)代表質問、一般会計・特別会計・他議案 質疑・付託
   3日(金)(中学校卒業式)
   6日(月)総務・文教厚生・産業建設常任委員会(議案補足説明)
   7日(火)産業建設・文教厚生・総務常任委員協議会(論点整理)
   8日(水)一般質問
   9日(木)一般質問
  10日(金)(本会議予備日)
  13日(月)産業建設常任委員会
  14日(火)文教厚生常任委員会
  15日(水)総務常任委員会
  16日(木)産業建設常任委員会
  17日(金)文教厚生常任委員会
  21日(火)総務常任委員会
  22日(水)(委員会予備日)
  23日(木)委員長報告・採決
  24日(金)(小学校卒業式)

通告等の締切
一般質問 2月17日~23日(木)正午
議員発案 3月 2日(木)午後5時

2.議会基本条例の検証について
 議会基本条例検証項目一覧表の確認を行い、全会一致で確定。

3.その他
(1) 議場設備(映像・音声)について

 議場の設備が不調により、代替手段を用意するのか(ただし職員の負担が大きく人件費も増)、新庁舎まで待つか、移設可能で新庁舎委員会で使えるものを購入(約2081万円)を選択せざるを得ない。

→ 次回の業者や当局との打ち合わせ後に再度協議。
(2)常任委員会における審査範囲ついて

 先の総務常任委員会で手順を踏んだ「会議規則第105条」のことである。
 これまで議会の慣例では、このような手順を踏まずとも付託外の案件を委員会で取り扱うことにしていた。
→ 確認し、今後もこのような運営を行う
(3) 次回議会運営委員の日程
 2月6日(月 )午前10時~

 終了後、会派室に戻り、諸雑務を行う。

Ydsc_000303 12時40分、自宅に戻り、最近お気に入りの「日清ラ王 魚介豚骨醤油」を茹で、スーパーで購入した焼き豚、正月の残りもののかまぼこ、茹で卵、長葱のみじん切りを入れたラーメン、小松菜のおひたし、青汁、ヨーグルトで昼食をとる。

 食後から事務所で依頼されたパソコンの修理(液晶入れ替え、バックライト交換)、パワーアップの作業を行う。まだ依頼されたパソコンが積んである状態であり、何とか今月中に片づけたい。

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 17時30分、市役所に移動し、マイクロバスに乗り込む。

Ydsc_000806 18時からメトロポリタン松島で議会と市長以下、部課長級との新年会に出席する。毎年、年末に忘年会として実施している懇親会であるが、市長交代により越年議会となったことから、新年会としての実施になった。そして、私自身は12年間、一切、こういった懇親会には出席していなかったので、12年ぶりの出席である。

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 20時40分過ぎに終了となり、議員有志で市内に移動。

 21時過ぎから某店にて二次会となり、昭和しばりカラオケをしつつ、今年取り組みたい事について話し合う。

 24時、自宅に戻る。

2017年1月12日 (木)

柏崎市の最上位計画「第五次総合計画(案)」へのコメント

 1時、ホテルに戻り、就寝。

 7時に起床し、熱めのシャワーを浴び、目を覚ます。

Dsc_0004 8時30分、ホテル1階にて、小粒納豆、ベビーリーフを中心にしたサラダ、牛肉と牛蒡の煮物、ソーセージ、スクランブルベーコンエッグ、セサミンとビタミンEをとれる卵のごまたまご2個、梅干し、かぼちゃと若布の味噌汁でご飯3杯の朝食をとる。石川県産特別栽培コシヒカリに、濃厚なごまたまごの卵かけご飯が美味い。

Dsc_0005 食後にチェックアウトし、中央区の某施設に移動。今日は東京に住んでいた頃にお世話になった方の「送る会」であり、人生で初めての弔辞を読むことになっているため、早めの会場入りで準備を行う。
 当初の予定で今日は議会の予備日になっていたため、この日の開催にしてもらった経緯もあり、今日の全員協議会「第五次総合計画(案)」の集中審議は申し訳なく欠席させてもらった。
 その代わりに細かい部分の指摘事項などを所属会派の議員に原稿のかたちでお願いした。
 そもそも論でいえば、「第五次総合計画(案)」のキャッチフレーズ「これからもずっと そしてもっと柏崎」はもとより、新たに市長に就任した桜井市長の政策が入っていないまま前期5年、後期5年での事業が進むことに、少し「待った」をかけたいぐらいである。

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 主なコメントの内容は以下の通り。


柏崎市第五次総合計画(案)

p137
 子どもを持つ喜びが感じられる環境を整備する
【主要政策の基本方向】
(1)出産や子育てに対する経済的不安の軽減

Q.ここに「妊娠を望む夫婦に対する不妊治療費」の助成が触れられており、【主要な事務事業】にも不妊治療助成事業が掲げられている。確認であるが、これは男性不妊の治療補助に関しても推進するという事で良いか

*<再質問用>国も男性不妊の治療補助に積極的になり、平成28年度予算でもついている。今後の流れは、不妊の理由の半分は男性に由来する。柏崎市として独自の取組みをすることとして、文言を追加すべきではないか。

p180
 世界に開かれたまちづくりを進める

Q.まず、ここで現況説明に「外国人住民の数」が掲げられているのは、少し筋違い。(世界に開かれるというのは、外国人住民数で判断するものではない。)

*よく多文化共生などというが、柏崎らしさ、日本らしさの堅持があってこその多文化との理解が進む。

Q.他国の自治体との交流については、中国2都市しか書いていないが、今後、中国以外に姉妹都市を模索するような目標は掲げられないのか。

Q.【主要な事務事業】には、国際化に対応したまちづくり事業、友好交流推進事業、水球のまち柏崎地域活性化事業が入っているが、教育部門として各小中学校での国際理解の学習を入れてみてはどうか。

p196、197
 平和に関する意識啓発を進める

Q.「核兵器の抑止力によるパワーバランス論の台頭」とあるが、台頭とは時代錯誤も甚だしい。もともと核兵器の抑止力はパワーバランス論が1970年代からあり、そのために核保有の競争をしてきた。世界の軍事バランスの認識がおかしいのではないか。

Q.「直接戦争の悲惨さを知る方々からの体験を聴く」を否定するわけではないが、本当は戦争に至った経緯を学ぶことが、平和の道である。先の大戦でいえば、日本の参戦理由の一つにはエネルギー問題もあった。【主要な事務事業】には「世界平和に関する展示・講演会等の実施」とあるが、そういった視点が含まれているのかどうか確認したい。

p199
 人権を尊重した社会づくりを進める

Q.「あらゆる差別の解消を目指す同和教育」とあるが、現在の同和研修会のなかでも水俣病問題を「病に関する人権問題」として扱っており、同和という名称自体がうまく伝わっていない。そもそも同和という名称を使うのが良いのかどうか。もっと広義の意味で人権研修で良いのではないか。


 12時過ぎに「送る会」が閉会となったので、東北地方出身の方を上野界隈の散策にご案内する。

 13時30分、「昇龍 part2」(電話:03-3831-0883)に入り、「餃子(4個) 460円」、「ライス 210円」で昼食をとる。餃子は安定の満足感があるものの、米の味が・・・。

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 お見送りをしたのち、帰路につく。

 17時、自宅に戻り、郵便物やFAXなど急ぎのものを処理。

Dsc_0010 20時、大粒納豆と辛子明太子の和え物、板わさ、絹ごし豆腐を使った湯豆腐、ビール500ml3本で夕食をとる。
 湯豆腐のたれは、鮭を使った魚醤「最後の一滴」と大量の鰹節、薄口醤油のブレンドである。

2017年1月11日 (水)

市長選挙時のマニフェストと柏崎市の最上位計画「総合計画」

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、もやしと豚肉の炒め物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Bdsc_00011 会派室で諸雑務をしたのち、10時から本会議、一般質問の三日目に出席する。
 二名の議員が一般質問を行ったが、桜井市長の市長選挙におけるマニフェストについて問うものがあった。会田前市長の時もあったが、この議場において市長の選挙に使った資料を議論すること自体がおかしい。そもそも全ての議員、議場にいる部課長級の職員が市長後援会の資料をもっているわけではない。

 策定中の柏崎市で第五次総合計画。現在の第四次総合計画は予算審議の際にその進行とともに議会でチェックしていたが、なんと会田前市長時代は自分自身のマニフェストを公の文書に書き込み、この進行状況もチェックさせていた。

 しかも、当初は柏崎市の最上位計画の第四次総合計画よりも上位に位置づけていた。

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 「なんじゃこりゃー」と『太陽にほえろ!』の故・松田優作氏演じるジーパン刑事よろしく、集中審議の場や総務常任委員会の場で指摘し、その後修正があったものの、平行して市長マニフェストを書いてくる始末。

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 政治家としての市長の約束、行政の長として提出し、議会の審査を受ける計画などがごちゃ混ぜで何でもありであった。

Bdsc_00022 12時から休憩となったので、そのまま自宅に戻る。六つ切り食パンに霧吹きで水をかけてふっくらとトーストし、トマトピューレ、おろしニンニク、エメンタールチーズをのせてから焼いた簡単ピザトースト2枚と塩鯖焼き、低脂肪乳で昼食。

 礼服など身支度をし、市内での急ぎの用事を済ませてから東京に向かって移動。

 16時過ぎ、東京都内に到着し、中央区の某施設にて明日の「送る会」の打ち合わせを行う。

 18時40分、宿泊先の「スーパーホテルJR上野入谷口」に一度、チェックイン。

 着替えをしたのち、有志で某ご夫妻のご自宅に移動し、19時30分から夕食を兼ねた懇親会に出席する。
 ビールに始まり、途中からワインに移行。

2017年1月10日 (火)

引きこもり経験者が新聞発行「全国ひきこもり当事者連合会」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、豚肉切り落としともやしのオイスターソース炒め、生卵、豆腐とエリンギの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。会派室で諸雑務や打ち合わせを行う。

Dsc_0003 10時から本会議、一般質問二日目に出席。午前中は二名の議員が一般質問を行ったが、そのなか二年前の平成27年12月定例会の一般質問でも取り上げた「引きこもり」についての質問もあった。
 行政として引きこもりを把握するのは大変であるが、実態は長期化しており、かつ40代ぐらいになると社会復帰が困難になるため、政策で対応する必要がある。

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 実際に引きこもりであった方が、その経験を基に新聞を発行している事例もあり、そういったものを参考にしながら、引き続きこの問題に取り組んでいきたい。


平成28年12月24日『茨城新聞』

引きこもり 実態知って
経験者が新聞発行
つくば出身木村編集長
誤解解消へ生の声

 当事者の声を伝えようと、引きこもり経験者が「ひきこもり新聞」を発行している。引きこもりに対する偏見や誤解を解消させるのが狙い。つくば市出身の男性が編集長を務め、「引きこもりは誰にでも起こり得る。『悪』というイメージを変えたい」と話す。
 東京都世田谷区の賃貸マンションの一室に同紙編集室がある。
 「引きこもりを正義とは思わないが、『悪』にもしたくない」。木村ナオヒロ編集長(32)は新聞への思いを語る。
 8人いる編集メンバーは全員が引きこもり経験者。記事や写真、レイアウト、ネット掲載などを分担する。木村編集長が発行費用はじめ、9月から借りたマンションの家賃も負担している。12月から、ここに住んでいる。
 自身、10年近く引きこもった。大学浪人と、大学卒業後に弁護士を目指して司法試験の勉強をしていた時の2回にわたる。友人関係が絶たれ、外出先はファミレスや図書館など自宅周辺のみだった。昨年7月に医師から指摘され、初めて引きこもりと自覚した。
 同紙を創刊するきっかけは今年3月。当事者を強引に連れ出す支援団体をテレビが取り上げていた。
 
木村編集長は「多くの支援団体は当事者に寄り添っているのに、暴力的団体を放送したことに疑問を持った」と言う。抗議しようとしたが、経験者や当事者の団体は見当たらず、声を上げるすべがなかった。
 4月から経験者や当事者が集まる交流会に通い、新聞製作の話題が出て、発起人となった。9月には新聞製作を活動メインとする一般社団法人「全国ひきこもり当事者連合会」を設立し、代表理事に就いた。
 同紙は11月に創刊し、2カ月に1回発行する。タブロイド判で8ページ。創刊号は、引きこもり研究の第一人者、斎藤環筑波大教授のインタビューや当事者の寄稿などを掲載した。次回1月号は女性の引きこもりを特集する。価格は500円で、当事者が100円。賛同してくれる人は応援価格で2千円。問い合わせ、購読希望はinfo@hikikomori-news.comへ。
 いじめや就職失敗、人間関係のトラブル、リストラ…。引きこもりに至る経緯はさまざまだ。木村編集長は「自分自身、引きこもるのは『弱い人』と思っていたが、一定の条件がそろえば誰にも起こり得る」と感じた。
 引きこもり長期化による当事者と親の高齢化など問題は深刻さを増す。木村編集長は力を込める。

 「声を上げることで、行政に政策を作ってもらう。当事者が沈黙する時代を終わらせる」


Dsc_0005 11時50分から休憩となったので、一旦、自宅に戻り、郵便物などの処理。先日仕込んだ鴨のガラ、首と長葱、生姜でとった出汁に醤油、酒、みりんで味付けしたつゆ、茹でた冷凍讃岐うどん1玉、刻んだ長葱の青い部分を大量にのせた鴨ねぎうどんで昼食をとる。やはり鴨の脂には葱である。

 12時40分、市役所に戻り、意見交換。13時から再開となり、二名の議員が質問を行った。所属会派「決断と実行」の柄沢均議員からの市役所新庁舎に関する質問では、市民交流スペースについては再検討、新庁舎建設の時期については合併特例債を使う前提は変えられない、という答弁。

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 15時から15分間の休憩をとり、もう3名の議員が一般質問を行った。

 18時に終了となり、自宅に戻る。

Dsc_0005_2 18時20分、鴨の出汁をベースに日高ねこぶだしを入れたつゆに、白菜、しめじ、鶏肉だんご、鶏胸肉、えのき、糸こんにゃく、鴨肉、椎茸、人参、豆苗を入れた鴨の豆苗鍋、豚カツの卵とじ、生姜の漬物、頂きものの佐渡市で一番小さい酒造メーカーである逸見酒造の「真稜 至 純米酒」4合で夕食をとる。

 食後、21作目の映画『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』のDVDを観る。昭和53年(1978年)の作品であり、メカ鉄としてはブルートレイン国鉄14系寝台特急「みずほ」の雄姿が素晴らしく感動。

 21時過ぎ、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、弔辞の原稿を書く。色々な感情も入り、何回も推敲する。

2017年1月 9日 (月)

神戸市議会:全国初、野良猫の不妊去勢推進条例可決

 6時に起床し、事務所で事務仕事。

 8時40分、大粒納豆、目玉焼き、トマト、刻みキャベツ、生姜の酢漬け、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で、頼まれた事業計画の資料づくり。

Cdsc_00084 14時、牛挽き肉、ニンニク、唐辛子、玉葱、ピーマン、椎茸をオリーブオイルで炒めたのち、トマトピューレ、ビンゴソース、トマトケチャップで味を調え、茹でた1.8ミリのスパゲティを和えたビンゴソーススパゲティ、低脂肪乳で昼食をとる。

 食後から食材やパソコンの修理に必要なパーツの買い出しで市内をまわる。

 16時、事務所に帰ってきたところで、T氏やO氏、K氏から結婚祝いの荷物届いた。ありがたいことに純米酒やロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート(私の生まれた1972年、妻の1973年の2枚)、そして1972年の札幌オリンピックを記念した当時のサントリーオールドなど多数。感謝、感激である。

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Cdsc_00156 18時40分、豚モモ肉を使った豚カツ、絹ごし豆腐と利尻昆布を使った湯豆腐、塩鯖焼き、野沢菜をつつきつつ、お祝いで頂戴した佐渡市・加藤酒造店の「金鶴 純米しぼりたて生 風和(かぜやわらか)」を4合を飲む。
 湯豆腐のつゆには大量の鰹節と再仕込み醤油と長葱のみじん切り。

 食後からテレビ番組「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」を観る。
 女性の声では好きな『スペースコブラ』でアーマロイド・レディ役をやった榊原良子氏は17位、コブラの故・野沢那智氏、そしてルパン三世の故・山田康雄氏はランクインしなかった・・・。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

170109_cat 犬・猫の殺処分をゼロにするため、世界各国、日本の各地方自治体でも各種の色々な試みが行われている。しかしながら、即効性のあるものは少なく、試行錯誤が続く。
 そんな中、全国20の政令市のなかで一番殺処分率が高い87・6%(平成26年度の処分した猫は673匹)である兵庫県神戸市議会が野良猫の殺処分をなくすことを目指し、不妊・去勢を公費で負担する「人と猫との共生に関する条例」を全会一致で可決した。
 個人的にも興味のある分野だけに、この条例によってどれだけの効果、市民の意識醸成を行うことができるのか、施行後の取組みにも注目したい。


平成28年12月6日『産経新聞』

野良猫の不妊去勢 推進条例可決
神戸市議会 全国初

 増加する野良猫対策として、不妊・去勢手術を公費で負担して推進する条例案が5日、神戸市議会の本会議で全会一致により可決、成立した。市によると、他の自治体で野良猫への餌やりを規制する条例はあるが、繁殖制限に特化した条例は全国で初めて。来年4月に施行される見通し。
 可決されたのは「神戸市大と猫との共生に関する条例」。野良猫の増加を抑え、殺処分数を減らすことが狙い。条例では、市獣医師会や地域団体などでつくる推進協議会を設置し、糞尿や鳴き声など住民からの苦情を踏まえ、野良猫が多い地域を選定。その地域の野良猫を捕獲して不妊・去勢手術をした後、再び地域に戻す。
 野良猫の捕獲は協議会を通じてNPOやボランティアに委託する。手術費は、市が全額公費で負担する方針。

2017年1月 8日 (日)

平成29年柏崎市消防団出初式
柏崎初?外国人消防団員

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、いくら醤油漬け、山芋とろろ、舞茸と玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Img_3588 シャワーを浴びたのち、8時20分、柏崎市文化会館アルフォーレに移動し、8時30分から平成29年消防団出初式(消防本部・署80人、消防団員720人、計800人)に来賓として出席。
 昨年の消防団出初式と異なるのは、今年から妻も消防団員として参加していることである。全国では機能別消防団などの導入により、外国人の消防団員が増えている。妻は台湾人なので、たぶん柏崎市では初の外国人消防団員、外国人女性団員であろう。

Img_3586 国旗への敬礼、国歌斉唱から始まった式は始まり、表彰式では日本消防協会定例表彰の功績章1名、精績章3名、勤続章(30年)20名、新潟県知事定例表彰の幹部功績章7名、30年精勤章17名、20年精勤章46名、新潟県消防協会長定例表彰の幹部功績章9名、30年永年勤続精勤章17名、20年永年勤続精勤章46名、10年永年勤続精勤章43名、新潟県消防協会柏崎刈羽地区支会長表彰53名、柏崎市消防団長表彰69名が表彰された。

 桜井市長からの訓示においては、御本人が消防団後援会を13年、消防団員として11年活動されただけに、気持ちが入っていた。

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 出初め式終了後、10時から消防本部・署、消防団による車両パレード(参加車両:消防本部・署14台、消防団19台、計33台)を観閲。

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 観閲のあと、多くの柏崎市民も見学に集まるなか、10時15分から一斉放水訓練が盛大に行われた。

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 11時、一旦自宅に戻り、着替えたのち、市内まわり。

Cdsc_00011 13時、自宅に戻り、豚レバーを使ったレバニラ炒め、ご飯、頂きもののアヒルの卵を茹でたもの、低脂肪乳で昼食をとる。豚レバーは切ったのち牛乳に漬け込んで臭みをとったのち、醤油、酒、おろし生姜、刻みニンニクのたれに浸してから片栗粉をつけてから揚げ焼き。揚げ焼きのレバーとニラ、もやしをたれとともに炒めた。
 半熟に仕上がったアヒルの茹で卵は、かなり濃厚な味わい。

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 食後から再度、資料のお届けなどで市内まわり。

 17時、自宅に戻り、頂きものの鴨肉のガラと脂身、首を長葱の青い部分と煮込み始めつつ、掃除。

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Cdsc_00073 17時40分、煮込んだ鴨のスープに醤油、みりん、酒、砂糖を入れて作ったつゆを、茹でた布海苔入り蕎麦の乾麺にかけ、長葱のみじん切り、フライパンで焼いた鴨肉をのせたさっぱりタイプの鴨南蛮へぎ蕎麦、板わさ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 咳がでてきてしまったので、20時過ぎに厚着をしてベッドに入る。

2017年1月 7日 (土)

約束を守らない韓国から大使を一時帰国、対抗措置へ

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、きんぴら牛蒡、板わさでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は製品開発のための資料の読み込みと市内まわり。

 13時、生の二八蕎麦を茹で、挽き割り納豆をいれたつゆ、玉葱と人参のかき揚げで納豆天ざるにし、昼食にする。

 食後から事務所で資料作成。

 17時過ぎ、来客があり、昨日の一般質問の背景、市役所新庁舎の問題について、話し込む。ラジオで聞いて頂いたようで、こういった反応があるのはありがたい限り。

Bdsc_0001117 19時、日高ねこぶだし、焼きアゴ干し、モンゴルの岩塩を使った塩スープを作り、事前に煮込んでおいた猪肉、白菜、えのき、椎茸、まいたけ、しめじ、人参、長葱を入れた塩猪鍋、豚タン塩焼き、筋子、ご飯、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。

 食後からも事務所で資料作成。

170107_ian 一昨年末に電撃のような発表された慰安婦問題に関する日韓合意。正直なところ、その際には何をしているのか、という思いがあり、同時に約束を守る相手ではないと思っていた。
 案の定、在韓日本大使館前の慰安婦少女像を撤去しないばかりか、さらに釜山の日本総領事館前にも同様の像が置かれた。
 この約束違反に対し、さすがに今回は日本政府としても大使の一時帰国などの対抗措置に踏み切った。
 我が国としては困ることは無いので、是非、レームダック状態の韓国がきちんと約束を守るまで、大使を韓国に戻さないでほしい。


平成29年1月7日『読売新聞』

少女像設置、4項目の対抗措置
大使一時帰国へ

 政府は6日、韓国南部・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題に関し、長嶺安政・駐韓大使の一時帰国など4項目の対応を取ることを韓国政府に通告した。
 慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認した2015年12月の日韓合意に反するとして、厳しい対抗措置に踏み切った。これに対し、韓国政府は遺憾の意を表明し、改善傾向にあった日韓関係の悪化は避けられない情勢となった。
 4項目は、長嶺氏と森本康敬・釜山日本総領事の一時帰国に加え、通貨危機の際に外貨を融通し合う「日韓通貨交換(スワップ)協定」の再締結協議の中断など。外務省幹部によると、
長嶺氏らは来週帰国し、数日間滞在して韓国に戻る見通しだ。

2017年1月 6日 (金)

平成28年柏崎市議会12月定例会一般質問
職員育成、自然水族館の実現、新庁舎問題と水球公認プール

 6時に起床し、事務所で急ぎの事務仕事。

 8時30分、大粒納豆、目玉焼き、キャベツとトマト中心のサラダ、油揚げとえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Bdsc_0001111 10時から本会議、一般質問の一日目である。昨年12月に就任した桜井市長にとっては、初めての一般質問の答弁であり、質問する側の議員にも力が入ってた。
 午前中は2名の議員が一般質問を行い、新潟産業大学から要望がでている公立大学法人化については平成29年度中に一定の方向をだすとの答弁。そして、所属会派「決断と実行」の星野正仁議員からの第6期介護保険計画に関する質問については、とにかく介護に係る人材が足りないという共通認識を持つところで終わった。介護人材の確保は、都会ではない地方自治体においては共通の課題であり、介護職に就く人の支援策を色々と試行する必要がある。

Bdsc_0001113 12時過ぎ、休憩となったので、一旦、自宅に戻る。塩引き鮭をほぐし、卵、長葱のみじん切り、冷やご飯で作った鮭チャーハン、猪肉の煮込み、ヨーグルト飲料で昼食。鮭チャーハンの味付けは塩、黒胡椒、鮭を使った魚醤「最後の一滴」である。

 12時40分、会派室に戻って、諸雑務を行う。

 13時から再開となり、2名の議員が一般質問。所属会派「決断と実行」の与口善之議員から、昨年に国土交通省まで出向き、要望活動を行った高速道路のスマートIC設置に関しての質問に関しては、「まずは幹線道路の整備を第一に考えたい。費用負担や地元理解などの課題がある。蔑ろにするわけではないので、まずは幹線道路ということを理解して頂きたい」との答弁であった。

 15時から15分間の休憩をとったのち、1名の議員が一般質問を行ったあと、登壇となった。

「これからも柏崎への海上自衛隊誘致をめげずに訴えていく、会派『決断と実行』の三井田です。
 原子力発電所という核施設を有する以上、テロ対策を含めて警察力以上の組織が必要であることを引き続き、市内外に主張、発信していきます。」

とのお約束の枕ののち、桜井市長に対しては初めての一般質問を行った。
 主なやりとりは以下の通り。

1.市職員の人材育成について

 市長が変わり、柏崎市が都市間競争に打ち勝っていくためには、改めていうまでもないが、柏崎市職員という人材はまぎれもなく柏崎市の重要なリソースであり、いかに育成するかに市長の手腕も問われる。
 先の所信表明において、桜井市長は「人材の育成」を掲げられ、

「教員や工業の分野、商業、農業、漁業、林業の分野で、福祉の分野で、観光の分野においても若い人材を応援する」

とあり、全体のことを触れたと思うが、市職員育成自体への言及が不足していたように感じた。
 また、人材育成について

「人を育てることは豊かさを生み出し、安心を創出することでもあると考え、積極的に取り組んでまいります。」

と結ばれたので、人と育てるという点では共通の認識であろうと思う。

 これから集中審議を行う柏崎市第五次総合計画(案)においては、「持続可能な行政力をはぐくむ」として

1.自治機能を強化
(4)多様なニーズに対応する職員の育成
(5)機能的な組織・機構の構築

が掲げられている。
 しかし、そこで施策の目標指標や事業として明確になっているものは、

【施策の目標指標】
 職員研修受講者延べ人数
 平成27年で2038人のところを2350人にする
【主要な事務事業】
 職員研修事業
 柏崎市人材育成計画に基づき実施する各種研修

としかない。
 研修を実施することが目的ではなく、また目標がその研修への参加人数、数だけでは本質を見誤ることになる。
 研修の内容や人事評価の褒賞制度、外部人材からの学び、部や課だけではない「柏崎市役所」としての一体化した取り組み、人脈の形成などにポイントがあると私は考える。
そこで、現時点での市長の考えを聞きたい。

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Q1-1.(市職員の研修と外部人材の活用との関係)現在、外部から講師を招いての研修会や職員が相互に講師となる研修会を主に行っている。その頻度や内容の方向性について確認したい。
 現在の市政では外部コンサルタントへの委託が多くあり、外部人材の一定期間の登用も行っている。私の考えとしては外部人材について、1年目、2年目は知識やノウハウを入れるために必要になるものの、3年目やその後には市職員がコンサルタントと同程度とは言わないものの、不要といえるまでに学び取り、成長してほしいと思う。いつまで経ってもお金を払って外部に委託だけでは、市職員はただの手続き屋さんで終わってしまう。外部コンサルタントへの依存度を低くするような意識をもって研修をやるべき。市長の考えはどうか。

A1-1.市職員の研修と外部人材について、認識は同じである。就任して1ヶ月、思っていた以上に市職員の能力は高いと感じた。組織としての総合力高めるため研修に力を入れている。外部講師によるもの、専門官を招いて年1回の研修も実施している。
 外部からの登用について、年限を区切ったらどうかというご指摘を良とし、できるだけ早い段階でスキルとして身につけさせたい。
 一方で外部講師やコンサルタントの有用性も感じている。専門的な知識を得ることができ、外から見たときの柏崎市役所はどうか、との視点も持っている。今後も場面、場面で有効な活用をはかりたい。

 (市長が)高い能力と感じた市職員なら余計、外部を力を吸収し、伸ばせると思うので、市長から雰囲気づくりをしてほしい。

Q1-2.(議会との連携)現在、議会での行政視察には 部課長級が同行することが多い。それが悪いと言うわけではない。できれば行政視察先、視察項目が決まった段階で「やる気のある若手職員」に「手挙げ方式」で募り、同行させてはどうか。予算の関係もあるので数名になると思う。議員のなかには視察先の自治体をよく知る場合や、先方の首長や議員、職員と人脈がある場合も多く、かなり深いところまで、言わば失敗点まで視察させてもらうこともある。失敗点などは、現地視察をするからこそ学べるものであり、これまでの議員生活のなか、この機会を利用しない手はない、と常々感じてきた。議員経験のある市長だからこそ、理解をしてもらえると思う。こういった方式を取り入れてはどうか。

A1-2.指摘の点はもっともだと考える。私も議員時代はそのように提案し、若手係長クラスから行政視察に同行してもらったこともある。
 若い方々を中心にとのご提案だが、現状では中堅・若手職員もあるが、往々にして部課長級が多い。先進地の取組みを責任者として確認する目的もあり、部課長級が同行することは、これはこれで有効的な場合もある。
 今後は視察の内容や目的によっては、若手職員の同行も検討したい。

 即できることなので、進めてもらいたい。

Q1-3.(やる気や専門知識のある希望者を募るプロジェクト制、背伸び)やる気のある職員や研修について触れてきた。今度はそれを実現する手法、組織の動かし方について確認したい。次の大きな質問項目でも触れる自然水族館のような大きな目玉事業ができた場合、プロジェクト制、チーム制と言うか、部課横断的に業務を遂行する仕組みを充実させてはどうか。これまでも「ふるさと納税」の返礼品の検討などで試行的にプロジェクト制が行われてきた。そのプロジェクトの進行度合いをシステム上で共有化し、市役所全体で閲覧・把握できるよう見える化があれば、次には参加したいという職員が増える可能性もある。
 シティセールスも同様で、一部の担当課と市民参加だけではなく、プロジェクト制にして市役所全体で取り組むべきと思う。
 是非、充実してもらいたいが市長の考えはどうか。

A1-3.プロジェクト制は、質問にもあったふるさと納税やシティセールスで実施してきた。各課からメンバー選出する、共通課題を持つ職員同士する等、検討テーマに応じて適切に行いたい。提案のように進行具合は庁内グループウェアで確認できるよう勧めたい。現在もトワイライトセミナーなど職員が自主的に研修する動きもある。今後も横断的に進めていきたい。
 やる気のある職員によるプロジェクトとして、昨年12月21日に各部課長に対し、二点のことを募った。一点は財政的な裏付けとともにやりたい仕事、もう一点は財政的な裏付けなしで、公務員としてやりたいことを挙げてもらった。65人部課長から集めたが、想像以上にクリエイティブな施策が持ち寄られた。なるべく早いうちに公開し、意欲ある施策を考える職員がいることを共有したい。今後は若い職員にもやってみたい仕事を募り、行政マンとしての意欲を高めてもらいたいと思っている。

 是非、早急に公開してもらいたい。
 少し、この場でシティセールスに関して、その推進体制について問題点を指摘しておきたい。シティセールスに関しては実行委員会形式になっており、実質、柏崎市のみが負担金をだし、そのなかで事業を進めている。
昨年3月に秋葉原で行ったイベント「THE★オール柏崎大交流会」では、一晩で500万円もの赤字をだした。イベント実施前の時点でも、既に100万円ほどの赤字が見えているなか実施に踏み切った。この500万円は貴重な市民の血税が原資。血税だからこそ慎重に扱うべきなのに、責任を誰もとらないという体制、そして実行委員会形式なので議会からも精査できなくなっている。これは問題であり、是非、シティセールスの推進体制は再考してもらいたい。

Q1-4.(人脈の共有化システムの導入)私自身、色々な自治体で講演の講師やらイベントの依頼を受けることがあり、その都度感じてきたことがある。先方から「以前はうちの課の誰々がお世話になりました」や「誰々議員とお知り合いとのことで・・」といった来歴や人脈を把握している場面によく出会った。柏崎市より小さな自治体との接触が多かったこともあるかも知れない。しかし、これは民間ビジネスの上では、非常に大切なことである。
 総務常任委員会でも担当課に話したところであるが、少なくとも柏崎市役所として名刺の管理システム、いわば人脈の共有化をはかる必要があるのではないか、と思う。それこそシティセールスにおいては人脈形成こそがキーとなる。名刺が職員それぞれの机の中で眠ってしまっていてはもったいない。面会した際の情報なども記載しておけるシステムは民間企業が使っている既製品もあり、それほど高額にはならない。
 是非、検討してもらいたいが市長の考えを聞きたい。

A1-4.おっしゃる通りだと思う。柏崎ファンクラブ、柏崎大使との連携を通して柏崎の魅力を発信していきたい。また情報共有化システムは、実現できるようにしたい。皆さんの持つ人脈、我々当局が持ちえた人脈を、プライバシーに配慮しながらも共有化するよう前向きに検討していきたい。

 議会のなかにも多くの人脈をもつ議員がいるので、是非、行政と議会の両輪がうまく回るようにも早急に取り組んでもらいたい。

Q1-5.(褒賞と綱紀粛正と処分の在り方)この1番目の質問の最後になる。良い話と悪い話である。まず悪い話からしたい。ここ十数年間の間に市職員の収賄事件、万引き、盗撮などの刑事事件をはじめ、億に至る金額で議会議決をえないという決定的なミスや賦課間違いなどの職務上の不祥事も連続してきた。私自身は、これらの事の一番の被害者は柏崎市民であり、そして「真面目に仕事をしている職員」と言ってきた。とりわけ市民から批判の多くがあるのは、その処分の甘さにある。会田市政で決められた「柏崎市職員の懲戒処分に関する指針」(平成18年11月6日)があるとはいえ、その公開基準も含めて、不祥事が連続したことを反映し、刑事事件、違法行為に関わるものは、もっと厳しく改定すべきというのが私の考えである。その事の認識について、確認したい。
 次に良い話である。これまで職員の育成という点で研修や実際のプロジェクトなどに触れてきたが、人材育成においては褒賞制度も重要な観点。少し事例を引きたい。関西にユニバーサルスタジオジャパンというテーマパークがあり、一時、業績悪化し勢いを失っていた。それをV字回復させた担当部長が行った人材を活かす表彰制度に「フルスイング賞」というものがある。マーケティング部員のアイデアが空振りに終わったとしても、スイングしたこと=行動を表彰するという内容。「フルスイングでバットを振っていれば、だんだんスイングが良くなってくるので、失敗を恐れずどんどんバットを振って欲しい。」という意味である。公金を預かる市職員であるため、お金を無駄にしても良いということではないが、こういった意味での褒賞制度も作り、「やる気」を伸ばしてもらいたいと思うが、市長の考えはどうか。

A1-5.懲戒処分および公表については、人事院にもとづいて報告・公表している。現在の氏名公表基準は案件の社会的影響の大きさ、被害者、関係者、当事者のことを考慮しながら決定している。他の自治体と比べて柏崎市のそれは、決して甘いものではないと考える。公務員としての服務規律を徹底していくことが必要。先の新年の訓示でも、公務員は市民に雇われている立場であることを認識するようお話しした。
 報奨制度については、これまでにあったかどうか気になっていたこと。そしてあるとしたら更に有効に活用したいと考えている。失敗を恐れずチャレンジすることは意欲向上につながる。各部門の効率化に対して見直し案、業務改善提案のようなものを職員から募り、優秀者は表彰してさらに意欲を引き出そうとしている。より一層意欲を高めるようにしていきたい。質問にあたような、分かりやすく、頑張った職員を知っていただくシステムも考えていきたい。市民の期待に応え質の高い行政サービス提供することが公務員の務めと考える。職員ひとりひとりが意識を高め、チームとしての質を向上させていくよう努力したい。

2.海を活用したまちづくり、水族館の実現について

 柏崎市の強みの一つに、先人が培ってきた「海の柏崎」がある。
 しかし、現状において十分に活用していない海の資源もあると感じており、市長の考えを聞きたい。

Q2-1.(鮭の活用)柏崎さけのふるさと公園は重要な観光資源であり、かつ教育資源でもある。そこに加え、増殖事業に供したさけの有効利用策を充実させることで、地元の特産品、味につながる可能性も秘めている。現在、遡上した鮭の多くは残念ながら廃棄されており、活用されていない。県内の他市(村上市や糸魚川市)の事例では、遡上して脂が抜けているからこそできる鮭節や鮭を使った魚醤(最後の一滴)、さらには鮭とばといった商品化を行っている。柏崎市内には二大学はもとより、総合高校という資源があり、それらを結びつけることによって新たなる活用ができるのではないか。商品化できるようであれば、障害をもった方の仕事にできる可能性もある。また、仮に商品化ができなかったとしても、単に廃棄するだけではなく、循環型農業の有機肥料の材料にするなどの手法もあろう。現時点での最善の答えはないが、是非とも研究すべき案件であり、市長の認識を聞きたい。とにかく今言えるのは「もったいない」ということ。

A2-1.谷根川の鮭は廃棄されていると私も思っていた。調べてみると 柏崎市さけ・ます増殖事業協会によって、加工されていることがわかった。平成9年から小学校で試験的に提供し、平成12年からは学校給食で遡上した鮭のミンチを使ったハンバーグが提供されている。確かに半分以上を捨てていたこともあった。しかし、今では様々な利活用を検討している。今年度からは鮭フレーク用として出荷する取り組みを行い、6100尾のうち鮭フレーク、ふるさと公園で加工されたものが89.4%、廃棄は10.6%となった。鮭の骨ふりかけなど、新たな商品化にも取り組む。さらに有効活用に取り組んでいきたい。

 それだけ有効活用されるようになっていたとは私も知らなかった。
 大量の鮭が、ぶちゃられ(捨てられ)ている光景を昨年見たことが印象的であったことから、今回の質問に至った。
 是非とも、残りの10%も活用する方向で、自然の恵みを大切にする柏崎にしてもらいたい。

Q2-2.(番神・自然水族館の復元)。これまでの一般質問で何度か取り上げてきたように、「見て、触って、食べられる」ことができた番神の自然水族館は非常にユニークで、柏崎らしい景観であり、柏崎のセールスポイントであった。桜井市長も選挙期間中に自然水族館の建設に触れられていた。私は、この水族館の復元こそが、柏崎の歴史と文化も生かすことができ、シティセールスにつながると考える。そして、柏崎がさらなる前進をはじめた事を、市民全体で共有できる、つまり見える事業としても重要であろうと捉えている。
 番神海岸の一角は、通年観光を行うとして民間業者に恒久的に土地を貸し出して浜茶屋を建てさせたものの、結局は通年観光に資するような事は何もやっていない。私に言わせれば契約違反であり、せっかくの柏崎らしい風景を壊している箇所は元に戻してもらいたいと思うほど。
 今年4月から柏崎市景観条例が施行されるが、番神海岸の道路カーブを曲がる際に見える風景こと、柏崎が守るべき景観であった。
 その番神という地名も由来する日蓮上人着岸の地という歴史的意味合いなども生かされているとは言えない。そういった情けない実態にある。
 だからこそ、番神の自然水族館を復元すべきという考えを私はもっている。

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 我が新潟県内において、同様のコンセプト、施設がないかどうか調査したところ、水族館ではないものの、海の自然体験ができるということで村上市の「海府ふれあい広場」があり、現地視察をしてきた。わざと冬場に視察してきたが、十分に活用されておらず、浜から海まで歩いていくこともできなかったのが残念であった。
 他がやっていないからこそ、チャレンジに意味がある。逆張りのまちづくりと言われるかも知れないが、取り組む価値は十分にあると考える。
 この番神の自然水族館を復元するという案に対する市長の考え、また復元するとした場合の国、県との調整、技術的に越えるべきハードルをどう捉えているのかを合わせて問う。

A2-2.まずはこの事を質問で取り上げてもらった事にお礼を申し上げる。12年前の最初の市長選出馬時から、海の自然水族館は公約の一つに入れていた。また議員時代にも検討を重ねてきた。日本海に面する地域性や冬場のこともあり、春から秋までに限定されると考える。冬場の波から保護はもとより、柏崎港の港湾区域内であるため、新潟県と水域に関する占有協議が必要になる。また、漁業権設定区域で、岩海苔畑が造成されていることから、水族館を整備したことで、生育、貝類の漁場にも影響することも考えられる。新潟漁協柏崎支部との調整も必要になってくる。公共海域での新たな観光拠点としたいが、今後さまざまな権利問題を調整していかなければならない。そして、億単位のお金をかけるようなものは考えていない。色々な調整があるため、必ず実現するとは現時点で断言できないが、柏崎のユニークな施策として、小規模でも実現させたい。

 そういったハードルがあることを知って、ますますやるべき事業と感じた。
 成功している多くの観光施設で言えることであるが、その実現までの過程が物語となり、それがまた人を呼ぶ。
 桜井市長の持前の突破力をもって、是非、事業推進してもらいたい。

3.市役所新庁舎の建設規模と周辺まちづくりについて

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 現在、市役所新庁舎建設の議論やワークショップが行われている。同時に、中心市街地の在り方、まちづくり、現庁舎跡地の利活用、防災情報通信システムの構築、文書ファイリングの見直しなど、かなり深い議論や大きな政治判断が必要な案件も同時進行している状態にある。
 そもそも論でいうが、私自身は現在の新庁舎の位置については、「反対」の立場で、土地取得においても反対票を入れた。
 先の総務常任委員協議会でも議論となった防災情報通信システムについては、市役所庁舎が現在よりも低い位置に移動するため、送信局を高い位置に作れず、市役所庁舎ではなく、民間施設を借りて送信局を設置するという計画案が進んでいる。低い位置にいくことにより、色々と余計な費用がかかるのである。
 また、現庁舎も周辺の建物のどこを壊し、またどういった撤去の仕方をするのかもこれからという状態。
 ここで改めて、これらに係る問題点、課題を整理したいと思い、市長の認識を問いたい。

Q3-1.(交流スペースと既存施設の機能重複について)現在の市役所新庁舎の計画では、市民交流スペースを作るなら合併特例債の約10億円が建設費に充てることができ、うち7割の7億円が国から来るから得である、としている。これは市役所庁舎事業に合併特例債を一度使ったため、新庁舎自体には適用できず、こういった図式になっている。先般、合併特例債を使えば柏崎市が得をするに何故三井田は反対するのか、という意味合いの事を市民の方に言われた。これは、市役所新庁舎の全体建設費約70億円全体の約7割、49億円が国の負担で、柏崎市は残りの3割の負担で新庁舎ができるという、間違った情報を基にしたご意見であった。
 実際は、全体事業費約70億円のうち、市民交流スぺースに10億円を使えば、7億円が国の負担になるというもの。合併特例債の効果は全体事業費70億円のうち7億、つまり1割が国の負担になるという図式である。東京オリンピックの影響などで全体事業費が1割上がれば、この効果は吹っ飛んでしまう。
 では、本当に10億円分の市民交流スペースが必要なのかどうか。
 市民交流や市民活動という機能の面からいけば、柏崎駅周辺には文化会館アルフォーレや、改修中の産業文化会館、民間でいえばエネルギーホールがあり、市民活動をサポートする施設として西本町の「まちから」もある。既に十分にある市民交流の機能を活用するなら話は分かるが、新庁舎にさらに同じような機能をもたせるのは意味がない。もし新庁舎に市民交流スペースや会議室を作るのであれば、産業文化会館の億単位のお金をかけた大改装はしなければ良かったとも言える。人口が減少するのは目に見えているなかの市役所新庁舎建設であり、最小限の機能におさえるべきである。市民交流スペースを市役所に作るというのは、一瞬、耳障りは良いが、その目的は合併特例債の適用であり、本当に必要なのかどうか立ち止まる必要があると考えるが、市長の考えはどうか。

A3-1.合併特例債は防災機能をもつ市民交流のために使うことを考えている。市民交流スペースについては、ワークショップを経て出た話と考えるが、アルフォーレ、産業文化会館、市民プラザ、まちからなど交流機能もつ施設多くある。市民ニーズはどこにあるのか、もう少し時間をかけながら精査していきたい。

Q3-2.(ガス民営化における土地活用について)現在、ガス民営化に伴う諸準備が進められているが、あの敷地は売却せず、市役所新庁舎に近いことから、新庁舎機能の一部として総合的に活用する方向としている。
 先の質問でも触れたように、同じような行政施設が柏崎駅周辺でその面積だけを広げるのは無駄である。現在の新庁舎予定地は、毎年固定資産税が1000万円入るところであったが、柏崎市が取得したため、もう収入源ではない。つまり毎年の1000万円の収入が無くなった。さらに民営化したガス水道局の敷地も柏崎市が保有しつづければ、そこから税収が生まれることはない。繰り返すようだか無駄であり、簡単に言えば、

 「駅前の一等地に収入、キャッシュを生まない施設を多く置く必要はない」

ということ。
私はガス水道局の敷地は民間へ売却し、柏崎市に固定資産税なりの収入が入るようにするのが、健全な財政への道のりと考えるが、市長の考えはどうか。

A3-2.ガス事業民営化以降も、上下水道含む3事業を運営するため、新庁舎の機能の一部をガス水道庁舎で使っていきたいと考えている。一番価値のある土地に行政がいることについての考えはわかるが、タイムスケジュールがタイトになっているため、三井田議員の提案には同意できない。

Q3-3.(現庁舎跡地の考え方)現庁舎の跡地について、その検討方法も含めて問題点を共有しておきたい。現庁舎を含む周辺の市役所関係施設のどれを壊すのかも決まっておらず、また取り壊す費用も地中深くに打ち込んだ杭をどうするのかによって変わってくる。さらに杭の抜き方によっても、その後の利用方法が変わる。建設に関する議論はどんどんと進めるが、その一方、不安になっている地元住民の事を考え、同時進行で議論すべき現庁舎跡地のことが、手薄になっている。今後の進め方について、市長の考えを聞きたい。

A3-3.土地利用は新庁舎周辺等活性化基礎調査により、来年度に基本的方針、活動方策、整備方法などを検討する。中心市街地の活性化のための市有地活用は、さまざまな方法があることを踏まえて進めていきたい。

Q3-4.(合併特例債の使い方)これまでの質問でもふれたように、本来、最小限の機能で良い市役所新庁舎に市民交流スペースのようなものをくっつけて、合併特例債を充当する、合併特例債が目的のような新庁舎建設計画は見直すべきと考える。合併特例債を使うのであれば、「水球のまち推進室」が組織改編で設置されるように、「水球のまち」には不可欠である水球の競技公認プール(水泳も公認になるよう工夫)が併設された市民交流施設の建設に充当すべきではないか。中越スポーツハウスのプールも現在のボイラーが壊れれば閉鎖である。これまで議会でも取り上げたように、アクアパークの氷上スポーツと水球、水泳との問題もでてくる。それらを解決するのは市民交流スペースをもった公認プールの建設計画。そういった提案があるが、市長の考えはどうか。

A3-4.合併特例債の活用は庁舎建設への使用を予定している。市民交流機能だけに考えているわけでなく、災害発生時に市民を守る拠点となるよう、防災上の機能を合併特例債の活用に充ててはどうかと考えている。防災機能の整備の充実を基本に特例債活用を考えている。プールに合併特例債を使えないかということだが、合併特例債については、平成26年策定した新市基本計画の中で位置づけられているため、規定のないプールに対して適用するのは難しい。

Q3-5.新庁舎だけに目を向けるのはあまりにも内向きではないか。柏崎市は対外的に「水球のまち」、さらには「水球の聖地」とまで風呂敷を広げてしまった。宣言した以上は、柏崎市が少なくとも公認プールは整備すべきと思うがどうか。

A3-5.公認プールは目前の問題として、オリンピックに向けて水球のまちとして手を挙げたことが根拠となっていると理解する。水球のために支援し、今ある練習環境の充実に努力したいが、合併特例債をプール建設に使うことは困難である。

 今後も毎回、一般質問を行うことを宣言して、約1時間ほどの議論を終えた。

 もう1名の議員が一般質問を行い、18時20分に終了。

Bdsc_0001115 一度、自宅に戻って着替えたのち、19時から市内の某割烹に移動し、所属会派の新年会に出席する。佐渡の牡蠣と鮭の味噌バター陶板焼き、アカニシ貝の黄身焼き、新潟和牛の牛筋シチューなどを食べながら、ビール、日本酒を飲み、今年の会派での活動などを話し合った。

 22時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びる。

 23時から読書。

2017年1月 5日 (木)

廃炉ビジネスで先を行く福井県、検証段階の新潟県

 1時、就寝。

 6時に起床し、製品開発に関する資料をもって、ミストサウナに1時間ほど入る。

 7時30分、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒めでご飯2杯の朝食。

 食後から事務所で明日の一般質問に使う資料を作る。

 12時40分、杵で搗いた豆餅2枚、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で昼食。

 食後から依頼された資料やノートPCの納品のため、市内まわり。

 16時、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する要望をお聞きする。

Wdsc_00042 18時20分、冷蔵庫にあった正月料理の残ったもの、野菜の切れ端などを小麦粉、卵、蜆の味噌汁と混ぜて、お好み焼き風に焼いた正月残り物焼き、豚モモ肉を使った生姜焼き、板わさ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 正月残り物焼きには、ビンゴソースと大量の鰹節。

 食後、録画しておいたテレビ番組(格闘技、NFL、ドキュメント)を一気に観る。

 熱めのシャワーを浴びたのち、24時、就寝。

170105_kknp 今日の新潟県内ニュースは、東京電力幹部と米山隆一知事との面会がトップであった。
 福島第一原子力発電所の事故をはじめ各種検証には数年かかると米山知事が主張したとの内容が主であり、いまだ柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の可否うんぬんとセットで報道。
 その検証も、事故の原因や健康に与える影響、避難計画の実効性の3点というが、

 「新潟県自体が避難計画を作っていないのに、何だこりゃ?」

という感じである。

 その一方、核施設を多く有し、もんじゅの廃炉などの話題もあった福井県は、既に廃炉ビジネスへの布石を打っている。
 廃炉なのか、新型原子炉へのリプレイスなのかの議論の前に、とにかく先を読み、イデオロギーを超えて、地元産業のため、雇用確保のため(表に裏に)動く福井県の姿勢は見習うべき点が多くある。これは何も原子力だけではなく、新幹線への取組みも同様。
 廃炉ビジネスのためにはレーザー切断技術、水中での切断などを実証・研修する施設といったものが必要であり、そういった準備にも着手している・・・。


平成29年1月5日『福井新聞』

福井県内に原発廃炉ビジネス企業群
日本原子力機構が育成乗り出す

 日本原子力研究開発機構は、福井県内民間企業に原発廃炉の技術力を蓄えてもらい、廃炉ビジネスを主導していく企業群の育成に乗り出す。文部科学省の事業採択を受けており、新年度に敦賀市に実証施設を建設する。
 福井県内には廃炉が決定したものを含め15基の原発が立地。長年にわたり原発関連産業に携わっている企業は多く、大学や若狭湾エネルギー研究センターといった教育・研究の下地も充実している。今後、原発の廃炉が本格化してくるため、
こうした福井県の強みを生かし、原子力機構が原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)の廃炉で得た知見も活用しながら、県内企業の技術を育成することにした。
 原子力機構の敦賀事業本部がある敦賀市のアトムプラザ敷地に、延べ床面積約千平方メートルの施設を新設。水を満たしたタンクを備え、企業が水中での機器切断などを実証できるようにする。仮想現実を駆使し、炉内での解体作業を体験できるスペースや、同じ敷地内のレーザー共同研究所で獲得した技術を高度化する場所も配置する。また、同市のアクアトム内に3月にオープンするプラント技術産学共同開発センターも一部機能を担う。
 ふげんの廃炉に生かせる技術だけでなく、関西電力美浜原発1、2号機や、日本原電敦賀原発1号機といった県内軽水炉の廃炉にも対応できるようにし、県内企業の参画を促す。県外企業も誘致し、最終的には、世界中での廃炉作業を担える企業群を形成する構想だ。
 
構想は文部科学省の「地域科学技術実証拠点整備事業」に応募し、先月28日に採択された。原子力機構は最大10億円の支援を受け、施設整備に当たる。
 原子力機構敦賀事業本部の田口康本部長は事業採択について、4日の年頭式典で「敦賀地区全体で廃止措置の技術開発などの産学連携活動をやっていくが、今年は新しいスタートラインに立って強化していく必要がある」と述べた。
 
今後、実証施設を利用する県内企業を勧誘し、具体的な産学官連携の在り方も探る。同事業本部敦賀連携推進センターの田中健哉センター長は「ふげんで得た廃止措置技術を最大化し、今後の大きなビジネスチャンスを県内の民間企業につかんでもらう手伝いをしたい」と話している。

2017年1月 4日 (水)

平成29年新年賀詞交換会
日本・台湾の窓口名称変更にケチつける国

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩引き鮭、筋子、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、身支度。

Dsc_0013 10時30分、柏崎市市民プラザに移動し、11時から平成29年新年賀詞交換会に出席。
 残念ながら毎年恒例であった祝舞が今年度はなく、国歌斉唱から始まった。こちらは毎年のお約束で革新系の市議会議員は歌わず。

Dsc_0014 主催者側の年頭の挨拶は、桜井市長、商工会議所会頭。国会議員は自民党・細田健一衆議院議員、民進党・鷲尾英一郎衆議院議員、自由党・森裕子参議院議員、柏崎工業高校出身である民進党・石上俊雄参議院議員が来賓として出席された。

Dsc_0015 乾杯ののち、色々な方と年始の挨拶や意見交換を行う。
 これまで会田前市長と議会でやり合っている三井田と話してところを見られると困る、という方が多くおられ、いつも会場を出るところで話しかけられていた。
 今年は市長も変わったことなので違うと思いきや、またも「人前で(三井田と)話をすると・・・」「某月刊誌に書かれるから・・・」(私が記者だと思い込んでいる)とおっしゃる方もおり、なかなか変わるものではないと実感。

 12時にお開きとなり、一度、自宅に戻って着替えたのち、「やぶ」(電話:0257-22-3482)に有志で集まり、昼食をとる。
 今年初の「五目中華 800円」。

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 13時過ぎ、事務所に戻り、依頼されたノートパソコンの修理や会社関係の雑務を行う。

 16時から買い出しや完成品のお届けで市内まわり。

Wdsc_00021 19時、蜆、越後味噌、八丁味噌を使った味噌スープに豚挽肉の団子、塩引き鮭、えのき、舞茸、しめじ、白菜、長葱、豆腐、かまぼこを入れた味噌きのこ鍋、小粒納豆と山芋とろろの和え物、ご飯、ノンアルコールビール350ml4本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、引き続き、事務所で事務仕事を行う。

Jtm_2 日本の対台湾窓口機関である「公益財団法人 交流協会」が本年1月1日から、名称を「公益財団法人 日本台湾交流協会」に変更した。
 これまでの「交流協会」という名称だと、一見して日本における台湾との窓口であることが分からなかった。
 アメリカは「米国在台湾協会」、フランスは「フランス在台協会」、イギリスも昨年、それまでの「英国貿易文化事務所」を「英国在台事務所」という名称に変更している。
 正式な国交がないとはいえ、国土、国民、主権が存在する台湾との関係においては、窓口となる組織に自国名+台湾とつけるのが普通といえる。
 しかし、この名称変更にケチをつけた国があった。「一つの中国」を主張し、台湾を吞み込もうとしている赤い国である。
 日本にケチをつけることで、世界中にニュースが配信されるのが逆効果だと分からないのであろうか。


平成28年12月28日『日経新聞』

中国「強烈な不満」
日台交流協会の名称変更

 中国外務省の華春瑩副報道局長は28日の記者会見で、日本の対台湾窓口機関が「日本台湾交流協会」に名称変更することに「強烈な不満」を表明した。華氏は「『二つの中国』のたくらみに断固反対する。台湾と国際社会に誤ったメッセージを送り、中日関係に新たな障害をつくってはいけない」と強調した。

2017年1月 3日 (火)

伊豆大島にゴジラ、上陸できず
シン・ゴジラ像設置計画を白紙撤回

 0時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、筋子、クワイの煮物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、ネット環境がおかしくなっているのに気付き、チェックしてみると落雷による雷サージで光端末の電源が落ちていた。
 雷サージ対応の電源構成にしていたので良かったが、そのままならメインのパソコンが壊れていたところである。

 9時過ぎから同様にネットがつながらないから来てほしいという電話が数本あり、対応に追われる。
 そのほとんどは雷サージのようで光端末の故障。対応は通信会社となるので、原因の切り分けだけ・・・。1件だけは、電源アダプタの交換が必要になり、在庫にあった同等品と交換。

 12時、親戚が来たので、ふのり入り蕎麦の乾麺を茹でた、ざる蕎麦で一緒に昼食をとる。

 午後から親戚まわり。柴犬がいる家で少し遊ばせてもらう。

 17時、事務所に戻り、諸雑務。

Dsc_0010 18時10分、花椒、唐辛子を大量に入れ、ニンニク、隠し味にハチミツを入れた激辛麻婆豆腐、日高ねこぶだしをベースに白菜と猪肉を入れたさっぱりタイプの塩猪鍋、筋子、小粒納豆と山芋とろろの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 日高ねこぶだしを使うと滋味深い塩スープが簡単にできる。

 食事をとりながら、伊丹十三監督最後の作品である映画『マルタイの女』を観る。視点とテーマは面白いものの、違和感のある表現も多い。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 昨年12月初旬、ゴジラ」とゆかりの深い伊豆大島(東京都大島町)が総事業費約1億7千万円(うち8千万円は国の地方創生加速化交付金)をかけ、高さ約10メートルの巨大「シン・ゴジラ」像の設置する計画でもめているという報道があった。維持費は年間600万円程度。
 「議案第98号 ゴジラモニュメント制作委託契約締結について」は12月15日の本会議にて賛成多数で原案可決となっている。

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 しかし、その費用もさることながら、計画の進め方自体に設置反対署名が町民の四分の1である2100名以上集まったそうで、案の定、白紙撤回になるという。
 個人的には見てみたかったが、やはり住民目線での優先順位(価値観の判断)や物事の進め方は少し無理があったように感じるところ。残念ながら「ゴジラ=伊豆大島」という図式も多くの人に浸透しているとは言えず、それだけで起爆剤にはならないであろう。また、「シン・ゴジラ」に頼らずとも、伊豆大島にはもっと価値ある観光資源があるのではないかとも思う。
 我が柏崎も新しいことに大胆にチャレンジしていかなければならない。一方、こういった事にならないよう、事業の立案、進め方には繊細さも必要である。


平成28年12月26日『産経新聞』

シン・ゴジラ像設置計画を白紙撤回
批判受け東京都大島町が一転、方針転換

 怪獣「ゴジラ」とゆかりの深い伊豆大島(東京都大島町)で、町の「シン・ゴジラ」像設置計画に一部の町民から反発が出ていた問題で、町が計画の撤回も視野に事業を全面的に見直す方向で検討に入ったことが25日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、町は近く、シン・ゴジラの版権を所有する東宝側と契約する予定だったが、事業の白紙撤回に向け協議に入ったとみられる。町は27日の臨時議会で、議会の承認を得られれば事業計画の白紙撤回を表明する見込みだ。
 町が議会に提出した資料によると、シン・ゴジラ像は高さ約10メートル、重さ約24トンで、伊豆大島火山博物館の敷地内に設置する計画だった。事業費は当初約9千万円だったが、その後、霧の噴出装置や照明、音響設備費などに約1億円を追加計上。11月の臨時議会で可決されたものの、事業費が当初の倍以上になったため疑問視する声が上がり、人口(約7800人)の4分の1にあたる2千人近い反対署名が集まっていた。
 東宝側の担当者はシン・ゴジラ像の設置計画の見直しについて「町として臨時議会で協議すると聞いているので、こちらからは答えられない」としている。

2017年1月 2日 (月)

三重県名張市「お菓子でおもてなし条例」可決

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、味付け蛸、鰊の昆布巻き、筋子でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は家長としての親戚まわり。

Dsc_0006 14時30分、買い物などをして自宅に戻り、「日清ラ王 魚介豚骨醤油」を茹で、スーパーで購入した焼き豚、シナチク、長葱のみじん切りを入れたラーメン、水菜サラダ、ヨーグルトで昼食をとる。
 インスタントの麺とは思えないほど、自然な感じの極太麺である。

 食後から事務所で事務仕事。他市の面白い取組の資料も送って頂いたので、読み込む。

Dsc_0008 18時50分、鰹節と昆布をベースにしたスープにしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉、豆腐、しめじ、白菜、長葱、えのき、水菜を入れた豚寄せ鍋、大根の酢の物、小粒納豆と梅肉の和え物、きんぴら牛蒡、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からシリーズ上、最高のエンディングであったと言われる25作目の映画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』のDVDを観る。昭和55年(1980年)の作品であり、これまでもバス旅行か何かで数回観ていたものの、40代になって観ると、また違った趣がある。ちなみに中国語でハイビスカスは「洛神花」。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、月刊誌などを読む。

Hekoki日本酒や焼酎でまず乾杯という「乾杯条例」が全国的にも広がっているなか、さらにユニークな「お菓子でおもてなし条例」が三重県名張市議会の平成28年12月定例会において、議員発案により全会一致で可決した。
 これは三重県菓子工業組合名張支部が昨年7月に条例制定を市と市議会に要望し、会派を超えた女性市議全6人で条例案を検討、連名で議員発案したもの。
 あくまで努力義務であるが、市民にも協力を求める条例であり、ユニークな取り組みである。
*条例の名称に方言を使うことも珍しい。
 この条例を制定したあとに「何をするか」「どう条例をうまく使うのか」にも注目したい。

<提案理由>
 市、事業者、各種団体及び市民が協働して、名張のお菓子によるおもてなしの習慣及びその魅力を広め、並びにその文化及び産業の振興に取り組むことにより、四季の移ろいを感じることができる心豊かなまちを目指すとともに、地域経済の振興及び地域文化の発展を図る条例を定めようとする。これが、この議案を提出する理由である。

「食べてだあこ」名張のお菓子でおもてなし条例

 名張市は、古くは関西方面と伊勢神宮とを結ぶ街道の宿場町として栄えた地であり、初瀬街道沿いでは、四季を通してお茶やお菓子で多くの人々をもてなしてきました。名張市において、お菓子は、おもてなしの心から、文化として、さらには産業として根付き、その過程で四季折々のお菓子が生まれ、それらは人々に深く愛されてきました。おもてなしの心を大切にしながらお菓子の文化及び産業の振興を図る取組は、次世代に引き継いでいかなければなりません。
  ここに、市、事業者、各種団体及び市民が協働して、名張のお菓子によるおもてなしの習慣及びその魅力を広め、並びにその文化及び産業の振興に取り組むことにより、四季の移ろいを感じることができる心豊かなまちを目指すとともに、地域経済の振興及び地域文化の発展を図るため、この条例を制定します。

(目的)
第1条 この条例は、お菓子の文化が茶の湯の文化とともに育まれ、おもてなしの心を涵養してきたことに鑑み、市内で製造されたお菓子(以下単に「お菓子」という。)によるおもてなしの習慣及びお菓子の魅力を広めることにより、お菓子に関する伝統と文化を守り、郷土愛を醸成させ、お菓子の生産又は販売の事業、観光業その他のお菓子に関係する事業(第3条において単に「事業」という。)の発展を図ることを目的とする。

(市の役割)
第2条 市は、お菓子によるおもてなしの習慣及びお菓子の魅力を広めるために必要な施策を講ずるよう努めるものとする。

(事業者の役割)
第3条 事業を行う者(以下単に「事業者」という。)は、お菓子によるおもてなしの習慣及びお菓子の魅力を広めるための取組を主体的に行うとともに、市、他の事業者及び各種団体と相互に協力するよう努めるものとする。

(市民の協力)
第4条 市民は、市、事業者及び各種団体が行うお菓子によるおもてなしの習慣及びお菓子の魅力を広める取組に協力するよう努めるものとする。

附 則
 この条例は、公布の日から施行する。

2017年1月 1日 (日)

皇紀2677年、謹賀新年:運根鈍を忘れず

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、餠2枚を入れた雑煮で朝食をとる。食後から届いた年賀状の整理などを行う。
 今年の円谷プロダクションからの年賀状には「ウルトラセブン放送50周年」の文字。50年前の番組主人公のウルトラセブンは、今年公開予定の映画『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』にも、モロボシ・ダン本人とともに出演する。三世代に渡ってのヒーローであり、日本の誇るべきコンテンツである。個人的には、やはりウルトラマンレオを出してほしい。

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 11時から半身浴をしながら、読書。

 13時、豆餅3枚、鶏モモ肉の照り焼き、低脂肪乳で昼食をとる。

 食後から録画しておいたテレビを観つつ、販売用の鉄瓶の手入れと錆だらけの昭和初期、中期ものの鉄瓶の再生処理を行う。

Dsc_0003 19時、甘塩鮭、刺身の切り落とし(鮪赤身、サーモン、鰤)に山芋とろろをかけた山かけ、きんぴら牛蒡、猪肉の味噌煮込み、ちょろぎの酢漬け、青梗菜の浅漬け、ビール500ml4本で夕食。青梗菜の浅漬けが思った以上に歯ごたえもよく、ビールにもよく合う。

 20時、年賀葉書が足りなくなったため、コンビニで購入。レジの隣にあった「中華まん からあげクンまん 照り焼きチキン味 194円」があまりにも愛らしい形だったので、ついでに買ってしまった。

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 22時から事務所で事務仕事。

 昨年は選挙イヤーであり、また頼まれ事をこなすのが精一杯で、結婚をしたものの披露宴をやる暇もなく、運悪くタイミングを逸したことや中途半端になってしまったため実現しなかった案件もいくつかあった。
 今年はその事を十分に反省し、運根鈍を忘れず、引き続き公のために努力していきたいと思う。
 柏崎市長の交代によって年越し議会になったこともあり、議会は1月6日の一般質問からスタートとなるので、年初めから全力でいきたい。

三井田登壇
 
平成29年1月6日(金)16時頃~

1.市職員の人材育成について
→ 市 長

2.海を活用したまちづくり、水族館の実現について
→ 市 長

3.市役所新庁舎の建設規模と周辺まちづくりについて
→ 市 長

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