新元素の実験開始、和光市に因む「ワコニウム?」発見なるか
なかなか仕事が終わらず、3時に就寝。
8時に起床し、大粒納豆、生卵、鰤の照り焼き、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
食後から週刊誌2冊をもって、長風呂。
11時から依頼された資料のお届けや現場の確認のために市内をまわる。
13時過ぎ、自宅に戻り、豚コマを少量の油で炒めたところに、焼きアゴ干し、鰹節、干し椎茸、薄口醤油で作ったつゆを入れて一煮立ちし、茹でておいたニ八蕎麦にかけた肉蕎麦で昼食をとる。豚肉の脂が蕎麦によく合う。
食後、品物の発送や相談があった方のご自宅などで市内をまわる。
18時30分、自宅に戻り、花椒を効かせた麻婆豆腐、酢キャベツ、古くなった野沢菜を唐辛子と胡麻油で炒めたもの、秋刀魚の塩焼き、ご飯、青汁で夕食。
食後から事務所で事務仕事。ここ数日、相談された事の解決やパソコン関係の作業が立て込んでおり、自分の仕事がなかなか進まない。
23時30分、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。
昨年、原子番号113番の「ニホニウム」が発見となり、我が国の名称のついた初めての元素であり、話題となった。
周期表(メンデレーエフ表)には、存在はすると思われるものの未知の元素があり、軽い方から2つの原子番号119番はウンウンエンニウム、120番はウンビニリウムとそれぞれ仮名がついている。
世界で新元素発見を争っており、次の119番、120番の発見に我が国の理化学研究所(埼玉県和光市)が挑むという。
標的となる元素の関係で日米合同チームとなるが、是非ともロシアなど他国よりも先に発見してほしい。
日米チームで発見し、松本武洋市長も喜ぶ埼玉県和光市に因んだワコニウム、埼玉県のサイタニウムなどと命名されれば、地方活性化の事例としても非常に面白い!
平成29年1月29日『産経新聞』
理研、119番以降の「新元素」実験開始へ
露と再び対決 ニホニウムに続く「連勝」狙う
日本初の新元素「ニホニウム」(原子番号113番)を発見した理化学研究所のチームが、次の新元素に挑む実験を近く開始する。狙うのは未知の119番と120番。ロシア側との国際競争に再び勝利できるか注目されそうだ。
米国と共同研究
元素はあらゆる物質を構成する基本要素のこと。92番のウランまでは自然界に存在するが、より重い93番以降は加速器で人工的に合成して見つけ出す。現在は118番まで見つかっており、理研が挑戦するのは、その先の領域だ。
ニホニウムの実験では83番のビスマスを標的に、30番の亜鉛を加速器を使って超高速で衝突させ、核融合反応により113番を合成した。新たな実験では標的を96番のキュリウムに変更。23番のバナジウムをぶつけて119番、24番のクロムをぶつけて120番の合成を目指す。
113番はロシアと米国の共同チームと争ったが、新実験では米国と手を組む。放射性物質のキュリウムは国内生産が困難なためで、米オークリッジ国立研究所から提供を受けて共同研究の形をとる。
ぶつける元素が標的と比べてより軽くなるため、合成した新元素は113番よりもゆっくりと広い角度に飛び出す。これに対応するため、新元素を取り出す分離装置を新たに開発した。稼働の準備は整っており、「近日中に実験を開始する」としている。
実験の効率化も課題だ。ニホニウムは元素同士の衝突で合成される確率が100兆分の1で、9年間で400兆回衝突させて3個しか作れなかった。新実験の確率も同水準にとどまる。
効率を上げるには加速器の能力を向上させ、衝突回数を増やす必要がある。そこで約40億円かけて今夏から加速器の改修工事に着手し、能力を5倍に引き上げる計画だ。ただ工事は約2年かかる見通しで、その間は研究の中断を余儀なくされてしまう。
「やる以上は勝つ」
海外勢の動きはどうか。最大のライバルである露米チームは97番のバークリウムを標的に、22番のチタンをぶつけて119番、23番のバナジウムを衝突させて120番を作る計画だ。実験の拠点は露ドブナ合同原子核研究所で、米国は標的物質を提供。2018年ごろに実験を開始するとみられる。
理研によると、日本とロシアは現時点で加速器の性能は互角だが、分離装置は日本が勝っているという。ただ、ロシアも新しい加速器や分離装置を建設中で、19年ごろに完成の予定。理研の加速器改修も同時期に完了するため、113番を再現するような激しい先陣争いが予想される。
新元素の発見は、107番から6連続で見つけたドイツも底力がある。119番以降の計画は未定だが、将来の参入は確実視されている。
理研の森本幸司チームリーダーは「この先10年ぐらい激烈な競争が続くだろうが、やる以上は勝つつもりだ。少しでも早く実験を開始したい」と意気込む。
次の名称は
ニホニウムの実験は理研単独だったが、米国との共同研究で新元素を見つけたら、命名権はどうなるのか。
複数の新元素を発見した場合、一部の命名権を米国に譲る可能性はあるが、森本氏は「少なくとも最初の1つは日本が命名することになるだろう」とみる。実験の主体は理研で、米国は実験材料を提供するだけの立場だからだ。
新元素は場所や地域、科学者、神話などに由来する名称をつけるのが国際的なルールだ。国名は既にニホニウムがあるため、次は理研の実験施設がある埼玉県和光市にちなんだ「ワコニウム」や、日本初の加速器を理研に建設した仁科芳雄博士にちなむ「ニシナニウム」が候補になるかもしれない。
元素は原子番号が大きいほど陽子と中性子が引きつけ合う力が弱くなる。このため172番までしか存在できないとされるが、謎は多い。
理研チームを引っ張る森田浩介氏は「未知の領域に根源的な好奇心をそそられる」と期待を込める。森本氏は「探求の道のりはまだ長いが、少しでも多くを発見していきたい」と話す。
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