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2017年1月13日 (金)

平成28年12月定例会(第5回会議)閉会
第五次総合計画への賛成討論

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、湯豆腐、大量の長葱のみじん切りを入れた蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、メールなどを処理したあと、シャワーを浴びる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で会派会議。FMコミュニティラジオを使った行政防災無線システムを導入している秋田県大仙市への視察についての調整である。

Ydsc_000101 10時から平成28年12月定例会(第5回会議)の最終日となる本会議に出席する。今定例会で議会に付託された以下の議案が異議なく可決となった。

「議第114号 消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 減少傾向にある消防団員を確保するため、入団資格を緩和し、加入促進を図るため。
 55歳までの年齢要件や居住要件を勤務、通学まで拡大。

「議第115号 地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に必要な基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
 地理的条件や利便性、介護人材不足の実態を踏まえ、地域包括支援センターの人員配置に係る新たな基準を定めるため。

「議第116号 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 老朽化した北園体育館の供用を今年度末をもって終了するため。

「議第117号 家族旅行村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 じょんのび村の安定経営の必要性及び利用者の多様なニーズを踏まえ、繁忙期の利用及び少人数による利用の際の利用料金を、2割を超えない範囲で加算できるよう改正。

「議第118号 ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について」
 ガス小売の全面自由化及び原料ガスの購入価格が改定されることに伴い、所要の改正。

「議第112号 平成28年度一般会計補正予算(第9号)」
 補正金額:7億3449.1万円
 職員人件費の時間外勤務手当、予定外退職の退職手当11名分
 庁舎什器備品調査委託費(199.6万円)等

「議第113号 平成28年度介護保険特別会計補正予算(第4号)」
 給付金等、8400万円の増額。

 次に柏崎市の最高計画となる「第五次総合計画」に関する議案

「議第119号 柏崎市第五次総合計画基本構想及び基本計画の施策の体系の策定について」
 総合計画条例に基づき、今後10年の総合的かつ計画的な行政運営の指針として、第五次総合計画の基本方針及び基本計画の施策の体系を策定するため。

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となったので、所属会派の意見として会派長の与口善之議員から以下のような賛成討論を行った。

「議第119号 柏崎市第五次総合計画基本構想及び基本計画の体系の策定について」について、会派を代表して賛成の立場で討論をします。
 まず、大きなところでは、昨日の集中審議の中でも質疑・意見がありましたが、この総合計画には将来都市像、基本理念はあるものの、求める市民像がわかりやすく示されておりません。人口減少という現実に直面し、柏崎市においても財政的な面において縮減していかなければならない将来において、市民にどうあって欲しいのかという姿を示す必要性には大きなものがあると考えます。この点については、少なくとも今後の施策の中で明示的に示していっていただきたいと考えます。
 さらに言えば、第五次総合計画のタイトルです。将来都市像の「力強く 心地よいまち」、キャッチフレーズの「これからもずっと そしてもっと柏崎」。
 市民は計画の細かなところではなく、まず初めにタイトルを注目します。「柏崎らしさ」とは何かに通ずるところでもあると考えます。それしか見ない人が多いかもしれません。そして、そのタイトルに市長の思いを感じるはずです。桜井市長の言葉で市民に語り掛け、訴えるべきであると思います。
 以下、分野別施策について四点、意見を付したいと思います。
 一点目として、「産業・雇用」の面についてですが、起業、創業支援、企業誘致など雇用の場の確保については強い意欲を感じさせるものとなっているものの、労働力人口減少という現状への課題認識を明確に示すべきであると考えます。潜在的な労働力の掘り起こしも含め、所信表明に述べたように、柏崎での就業にインセンティブがあることを強く打ち出して、労働力不足とならないよう施策の展開を期待したいと考えます。
 二点目に、「多文化共生のまちづくり」についてです。目標指標の設定についてですが、主要施策の方向として「外国人住民との相互理解を深めていくための講座やイベントを開催して互いの文化を理解しあう多文化共生の街づくりを進める」のならば、やはり、目標指標は柏崎地域国際化協会の賛助会員登録数ではなく、施策としては成果指標ではなく中間指標かも知れませんが、それらの講座、イベントなどの参加者数を指標として設定するほうが、ふさわしい指標と考えます。
 三点目として、「平和に関する意識啓発を進める」という取組について、「核兵器の抑止力によるパワーバランス論の台頭」という時代認識にも違和感を感ぜずにはいられません。そして、「直接戦争の悲惨さを知る方々からの体験を聞く取組」は、大変大切な取組とは思いますが、それとともに、戦争に至った経緯を学ぶことも大切な平和への道であると考えます。先の大戦で言えば、日本の参戦理由の一つにはエネルギー問題があった。「主要な事務事業」にある「世界平和に関する展示、講演会等」を実施する際にはそのような視点も忘れないでいただきたい。
 最後四点目として、「人権を尊重した社会づくりを進める」取組についてです。あらゆる差別をなくす、人権を尊重した社会づくりも大切なことと理解しています。しかし、「あらゆる差別の解消を目指す同和教育を中心として、人権教育に取り組む」としている点について、「同和」とは、部落差別解消のための運動のことです。あらゆる差別の解消を意味してはいません。昨年、「部落差別の解消の推進に関する法律」が策定されていますが、「同和」という言葉は使用されていません。この立法趣旨を汲み取らなければならないのではないでしょうか。1995年から2004年の「人権教育のための国連10年」や2002年3月で特別対策としての同和対策が政府レベルで終了したのを機に、「同和教育」から「人権教育」に故障が変化してきていることに留意すべきと考えます。
 以上、昨日の集中審議の中で出された細かなところまで、会派として、この総合計画に対する留意点として述べさせていただきました。
 桜井市長には、この総合計画に基づいて、政策、施策、事務事業として取り組んでいかれる際には、以上述べたことに十分意を用いていただくことを期待し、賛成の討論といたします。

 続いて、残りの議案が採決され可決、人権擁護委員候補者の推薦も同意。

「議第120号 公の施設の指定管理者の指定について(文化会館アルフォーレ)」
 指定管理者としてかしわざき振興財団・新潟照明技研共同事業体を指定し、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの管理を行わせるため。

「議第121号 公の施設の指定管理者の指定について(新潟県立こども自然王国)」
 指定管理者として株式会社生態計画研究所を指定し、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの管理を行わせるため。

「選第1号 人権擁護委員候補者の推薦について」
「選第2号 人権擁護委員候補者の推薦について」

 注目の副市長人事は、現在の総合企画部長を副市長にし、しばらくの間、兼任というもので議会として同意した。

「選第3号 副市長の選任について」

 最後に議会運営委員会で全会一致となった地方議員の厚生年金への加入を求める意見書が提案され、可決となった。
 議員年金がまだあると思っている市民の方も多いが、議員には退職金も年金もない。いま意見書を可決して、実際に国が動くとなっても数十年先のことであろう。次の若い世代が議員になった際に安心して活動できるため必要との考えである。

「委員会発案第1号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)」

Ydsc_000202 10時45分に終了となり、引き続き議会運営委員会が出席する。主な協議事項や報告内容は以下の通り。

1.平成29年2月定例会議の行程(案)について
2月20日(月)本会議 説明・質疑・付託
  21日(火)産業建設・文教厚生常任委員会
  22日(水)総務常任委員会
  23日(木)(委員会予備日) 一般質問締切(正午)
  24日(金)委員長報告・採決、施政方針、議案説明
  27日(月)代表質問締切(正午)
3月 2日(木)代表質問、一般会計・特別会計・他議案 質疑・付託
   3日(金)(中学校卒業式)
   6日(月)総務・文教厚生・産業建設常任委員会(議案補足説明)
   7日(火)産業建設・文教厚生・総務常任委員協議会(論点整理)
   8日(水)一般質問
   9日(木)一般質問
  10日(金)(本会議予備日)
  13日(月)産業建設常任委員会
  14日(火)文教厚生常任委員会
  15日(水)総務常任委員会
  16日(木)産業建設常任委員会
  17日(金)文教厚生常任委員会
  21日(火)総務常任委員会
  22日(水)(委員会予備日)
  23日(木)委員長報告・採決
  24日(金)(小学校卒業式)

通告等の締切
一般質問 2月17日~23日(木)正午
議員発案 3月 2日(木)午後5時

2.議会基本条例の検証について
 議会基本条例検証項目一覧表の確認を行い、全会一致で確定。

3.その他
(1) 議場設備(映像・音声)について

 議場の設備が不調により、代替手段を用意するのか(ただし職員の負担が大きく人件費も増)、新庁舎まで待つか、移設可能で新庁舎委員会で使えるものを購入(約2081万円)を選択せざるを得ない。

→ 次回の業者や当局との打ち合わせ後に再度協議。
(2)常任委員会における審査範囲ついて

 先の総務常任委員会で手順を踏んだ「会議規則第105条」のことである。
 これまで議会の慣例では、このような手順を踏まずとも付託外の案件を委員会で取り扱うことにしていた。
→ 確認し、今後もこのような運営を行う
(3) 次回議会運営委員の日程
 2月6日(月 )午前10時~

 終了後、会派室に戻り、諸雑務を行う。

Ydsc_000303 12時40分、自宅に戻り、最近お気に入りの「日清ラ王 魚介豚骨醤油」を茹で、スーパーで購入した焼き豚、正月の残りもののかまぼこ、茹で卵、長葱のみじん切りを入れたラーメン、小松菜のおひたし、青汁、ヨーグルトで昼食をとる。

 食後から事務所で依頼されたパソコンの修理(液晶入れ替え、バックライト交換)、パワーアップの作業を行う。まだ依頼されたパソコンが積んである状態であり、何とか今月中に片づけたい。

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 17時30分、市役所に移動し、マイクロバスに乗り込む。

Ydsc_000806 18時からメトロポリタン松島で議会と市長以下、部課長級との新年会に出席する。毎年、年末に忘年会として実施している懇親会であるが、市長交代により越年議会となったことから、新年会としての実施になった。そして、私自身は12年間、一切、こういった懇親会には出席していなかったので、12年ぶりの出席である。

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 20時40分過ぎに終了となり、議員有志で市内に移動。

 21時過ぎから某店にて二次会となり、昭和しばりカラオケをしつつ、今年取り組みたい事について話し合う。

 24時、自宅に戻る。

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