台湾:2025年に実現、脱原発法可決
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、白菜漬け、焼き海苔、えのきと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
大雪のため、外出をせず、やろうと思っていた自宅内の電気器具の修理や壁紙の補修などを行う。中越沖地震の際にひび割れた壁を全部直すには、まだまだ時間がかかる。
13時30分、小麦粉をまぶした豚モモ肉、筍の薄切り、人参、もやし、キャベツ、ニンニクをビンゴソースで炒めた野菜炒め、おかゆ、ヨーグルトで昼食をとる。
創業50年仕出し屋の特製調味料「ビンゴソース」は炒めものにしても、バランスの良い味になる。
食後から事務所で資料づくり。
16時、事務所に来客があり、就業に関する相談を受ける。
18時、鶏手羽先と焼きアゴ干し、日高ねこぶだし、ニンニク、モンゴルの岩塩で味付けしたスープに、頂きものの鹿児島の黒豚、白菜、人参、白滝、長葱、豆腐を入れた塩寄せ鍋、ビール500ml3本で夕食をとる。
さすが鹿児島の黒豚は臭みもなく、脂が甘い。
20時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で会社関係の資料整理を行う。
23時から録画しておいたNFLの試合やテレビ番組を一気に観る。
昨年に本ブログで書いたように、台湾で2025年までに原子力発電をゼロする改正法案が可決した。アジアでは初めてとなる。
台湾には、6年前にも視察に行った台湾電力第一、そして第二(新北市)、第三(屏東県)があり、それぞれ2基の原子炉がある。このうち2基はトラブルのため稼働を停止。1基は点検中となっている。
ちなみに、日本製の原子炉が導入される予定だった第四(新北市)は2014年に工事が凍結された。
2015年時点での台湾の電力事情は、
石炭 35.7%、
天然ガス 35.1%
再生エネ 4.2%
原子力 16.0%
となっており、原子力は約16%のベース電源。これを2025年までに
石炭 30.0%、
天然ガス 50.0%
再生エネ 20.0%
原子力 0.0%
とする改正内容。
ドイツでも失敗しているように、再生可能エネルギーを16%も増やすのは、産業や雇用の面、そして技術的にも難しく、さらには天然ガスを15%以上を増やすとなると台湾のエネルギー安全保障はより海外に依存することになる。こればかりは、国民党が主張した見直し条項を入れておくべきであったかと思う。
平成29年1月12日『新潟日報』
台湾 脱原発法可決
福島事故で世論高まり
台湾が脱原発に動いたのは、2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受けて、同じ地震多発地域として原発事故への不安が広かったことが大きい。ただ25年の目標は拙速で混乱を招くとの懸念は強い。
与党の民主進歩党(民進党)は福島の事故当時、野党だったが、事故直後から脱原発への姿勢を明確化、「非核家園(原発のない郷土)」の実現を訴えてきた。
世論の関心も一気に高まり、事故直後の11年4月に1万人規模の脱原発デモが起きた。その後も関心は衰えず、13年3月に行われたデモは台湾各地で参加者が計22万人に上った。こうした世論の高まりを背景に当時の国民党の馬英九政権も原発依存度を徐々に下げていく姿勢を表明した。
1998年に着工した第4原発も建設中止を求める声が強く、政府は14年に建設凍結を決定。昨年1月の総統選では、国民党侯補の朱立倫氏も民進党候補の蔡英文氏と基本的に同じ「25年までの非核家園実現」を主張。与野党の足並みがそろっていた。
ただし、馬前総統は「25年目標は急ぎすぎで電力需給の逼迫を招く」と一貫して批判的。法改正のけん引役の林全行政院長(首相)も電力危機への不安を漏らしたことがある。法案審議の過程でも、国民党は再生エネルギーによる代替が困難な場合の見直し条項を入れるべきだと主張したが、民進党が押し切った。
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