新潟県民の血税3億円をドブへ、日本海横断航路船舶契約問題
2時、就寝。
7時に起床するも、喉が痛く、風邪気味のため2時ほど仮眠する。
9時過ぎ、大粒納豆、生卵、筋子、もやしとキャベツの野菜炒めでご飯2杯の朝食をとる。
10時、相談を受けた市内の某宅に伺い、今後の対応方法について協議。
12時50分、自宅に戻り、二八蕎麦を茹で、長芋とろろ、小粒納豆、目玉焼きをのせてから、昆布ベースの薄口醤油つゆをかけた納豆とろろ蕎麦で昼食をとる。
午後から自民党・三富佳一県議会議員の新年会に出席予定であったが、病状があまり思わしくない親族のお見舞いのため、申し訳なくキャンセルさせてもらった。
17時、事務所に戻り、事務仕事。
18時45分、アスパラ菜(オータムポエム)と塩昆布、干し大根の和え物、長芋の黄身和え、小粒納豆、スパゲティ・ナポリタンとキャベツ、トマトを添えた豚ロースの豚カツ、ビール500ml3本で夕食をとる。
さっと茹でたオータムポエムと塩昆布は思った以上に相性が良い。
食後、自宅内の家電で壊れたものを一気に修理。ほとんどは電解コンデンサが原因である。
24時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。
これまでも本ブログでも何度も取り上げてきた日本海横断航路船舶契約問題。
先の2月3日、特別調査委員会の報告書が公開された。
県民の血税3億円をドブに捨てたお恥ずかしい事件であるが、主因は「執行体制におけるガバナンス(統治)の欠如」とし、問題がそのままに進んだ「空気」を指摘している。
泉田裕彦前知事がいなくなったから問題が解決したという意見もあるが、私から言わせれば、トップとして責任はあるものの、泉田裕彦前知事一人が悪いわけではない。新潟県の執行体制の問題であり、トップである政治家の知事は変わっても、行政側の職員は変わらない。
本当はその「空気」をそのままにしてしまうのが問題の本質。そこを変えないなら、3億円の出費は本当に意味がない。住民監査請求でもしたいぐらいである。
ちょっと価値観が違う変わった人間の登用、外部の血を入れる制度など改善策を、現職の米山隆一知事が打ち出せるかどうか、少なくとも勉強代3億円の改革をしてもらいたいと思う。
*国力に圧倒的な差があったなか、勝利した日露戦争。その要因の一つに人材登用の妙があった。
平成29年2月4日『産経新聞』
「執行体制の統治欠如」原因
中古フェリー契約問題
新潟県調査委が報告
本県と極東ロシアを結ぶ日本海横断航路計画の中古フェリー契約トラブルについて、有識者による県の特別調査委員会は3日、報告書を米山隆一知事に提出した。事業は失敗したと断じた上で「執行体制におけるガバナンス(統治)の欠如」が最大の原因と指摘。米山知事は「この事例を県庁全体で共有し、トラブルが起きればまずは対処することが優先だと私自身が示していく」と記者団に語った。
報告書は(1)無理な予算設定(2)専門家の適切な関与不足(3)希望的観測に基づく行動(4)情報伝達の齟齬や遅れ(5)執行体制の統治欠如-の5つを原因に挙げ、「風通しのいい組織風土を築いてほしい」と提言した。
その上で、事業を進めるにあたり、第三セクターなど複数の組織が関わったことで責任の所在が曖昧となり「当事者意識を薄める要因の一つとなった」と指摘。日本海横断航路を平成28年春に就航させるという泉田裕彦前知事や森邦雄前副知事が打ち出した目標を実現するため、無理をしても船舶の調達を間に合わせようという「空気」に支配されていたとした。
調査委は昨年12月に発足し、関係者33人から事情を聴いた。早川吉尚委員長は統治の欠如について「前知事や事業を牽引した前副知事に責任があったといわざるを得ない」と指摘した。
県の第三セクター、新潟国際海運(新潟市中央区)の子会社、ナフジェイ・パナマは韓国企業、セオドン・マリタイムから中古フェリーを購入する契約を27年に締結。だが、速度不足などを理由にフェリーを引き取らず、訴訟に発展。昨年12月、新潟国際海運が99万ドル(約1億1600万円)を原告のセオドンに支払うことで和解した。
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コメント
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韓国とかかわるとロクなことが無いのに
懲りない人々がいるんですね。
最初からお金を流出させるのが目的だったのでは、と
勘繰っている県民もいますよ。
県職員も人材不足でしょう。
優秀な高校生が新潟県外に流出する一因として
新潟大学への学生受け入れの欠陥もあります。
投稿: アビゲイル | 2017年3月 2日 (木) 23時43分
アビゲイルさん、コメントありがとうございます。
この件はガバナンスの問題に加え、相手の商売のやり方を熟知していなかったことに起因すると思います。
無理して関わらない方が良いと私も感じるところです。
投稿: 三井田孝欧 | 2017年3月 7日 (火) 15時10分