2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

2017年3月

2017年3月31日 (金)

新潟県糸魚川市:海洋高の魚醤、ハラール認証へ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、肉味噌、トマト、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で資料作り。

Bdsc_001919 12時、冷蔵庫のなかにあった野菜(キャベツ、人参、ピーマン、ニラ)、ニンニク一房、中華麺、ベーコンを炒め、ウスターソースとおたふくソースで味付けをし、鰹節、青海苔、煮卵をのせた野菜たっぷりソース焼きそばとインスタントの納豆汁で昼食をとる。

 13時30分、16時と事務所に来客があり、相談を受ける。すぐに解決できる案件ではなく、かつ市議会議員というよりはカウンセラーの領域の相談のため、関係機関を紹介。

Bdsc_002121 18時50分、鶏モモ肉、人参、ジャガイモ、里芋、グリーンアスパラを入れたカレーライス、鶏レバーの醤油煮、野菜餃子、シーザーサラダ、ビール500ml3本で夕食をとりつつ、エキストラ出演させてもらった映画『大怪獣モノ』のブルーレイを観る。
 既に映画として観てはいたが、ブルーレイ版が発売されたので、改めての視聴。怪獣保護を訴えるエセ環境保護者がモノに食べられるシーンが気持ち良い。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、週刊誌2誌、月刊誌1誌を読む。

Halal 敬虔なイスラム教徒は戒律を守るため、豚肉やアルコールなどはとらないず、わゆるハラール食でなければならない。
 全世界での現在の宗教別人口は、キリスト教徒が最大勢力である。これは世界人口をキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教、ユダヤ教、伝統宗教、その他宗教、無信仰の8つに分類されて集計された場合。
 しかし、2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、2100年には、イスラム教徒が最大勢力になると予測されている。
 先を見越した観光戦略、物産販売のためには、イスラム教徒もターゲットに入れるべきであり、平成27年柏崎市議会12月定例会一般質問でも取り上げた。

Gyosyou_0606 この度、糸魚川市の県立海洋高校が開発した鮭の魚醤が「ハラール認証」を、教育機関として初めて申請したという。
 「ハラール認証」は、どの機関が認証するかでグレードもあるが、そういった事に取り組んだ「先見の明」が素晴らしい。
 普段も愛用している商品「最後の一滴」だけに、イスラム圏でも売れることを願い、かつ我が柏崎市も発想を切り替えるよう、今後も提言していきたいと思う。


平成29年3月17日『新潟日報』

海洋高開発の魚醤 ハラール認証へ
教育機関製造で世界初
イスラム圏販売に前進

 糸魚川市の県立海洋高校が開発したサケの魚醤(ぎょしょう)「最後の一滴」が25日にも、イスラム教の戒律を守っている食品であることを認める「ハラール認証」を得られる見通しとなった。認証を行うマレーシアの監査機関「JAKIM」によると、教育機関の施設で製造した食品としては世界初になるという。
 
海洋高は昨年、魚醤文化を持つマレーシアで最後の一滴の試食会を開くなど、イスラム圏への売り込みに向けた準備を進めてきた。
 海洋高が開発した製品を製造する「シーフードカンパニー能水商店」が4月にハラール認証に対応した製造ラインを新設するのを前に日日、JAKIMの監査員や東京の認証コンサルタントらが同店を訪れた。同店側は久保田郁夫校長と松本将史教諭が、製造工程で他の食品と混ざらないことや衛生管理について説明した。
 認証コンサルタントによると、認証されるには豚肉やアルコールなどイスラム教ではタブーとなっている食材を使っていないことや、衛生的な施設で製造されていること、パッケージに性的な描写がないことなども求められる。
 
マレーシアは国家レベルでハラールの基準を厳格に示しており、JAKIMの認証を得られればイスラム教徒の多い他国でも高い信頼性が得られるという。日本での認証は、JAKIMが認めた日本国内の機関が監査する「相互認証」を受けるのが一般的で、JAKIMから直接認証を受ける例は少ない。
 JAKIM監査員のファイザル・イプラヒムさんは「認証へ向け、満足できる内容だ」と評価し、商品テストなどを経て25日にも認証できるとの見通しを示した。イプラヒムさんは「ハラール認証された製品作りに生徒が取り組むことで、国際理解の教育でも役立ってほしい」と期待した。

2017年3月30日 (木)

福島県視察2日目:双葉町議会議員との意見交換会

 6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールを処理する。

 8時、シャワーを浴びたのち、コンビニで購入した納豆巻き、レタスサンドイッチ、野菜ジュースで朝食をとる。

 9時、ホテルをチェックアウトしたところで、福島県警のパトカーが真の前を通った。福島県警ではウルトラ警察隊が編成されており、そのステッカーが貼ってあった。

Bdsc_001212

Bdsc_001313 9時30分、民社友愛の佐藤和典議員、相澤宗一議員と合流したのち、いわき市内の某ビルにて、双葉町議会の高萩文孝議員と意見交換。
 双葉町への柏崎市からの職員応援に関しての御礼があったのち、震災からこれまでの活動と課題となっている点をお聞きした。

・現在4期目。自宅は中間貯蔵の敷地内にあり、家族は埼玉県に住んでいる。
・3.11のときは卒業式に議員として出席しており、被災をした。4月11日から水処理対策を行った。
・原発作業員でもあるので、大熊町内住んでいる。解除準備区域なので、住んでいるものの、宅配便も郵便物もこない。
・大熊町の社宅は、イノシシ対策で夜明るくしている。
・原子力発電所誘致、当時は出稼ぎしなくて良かったというだけで満足という感じであった。
・双葉町自身も6.2mの津波しか想定していなかった。

 こちらからは、設立20年、開催10回を迎える全国原子力発電所立地議会サミットの改善点を議題とし、まずは、

・道府県に対し、原発財源の使い道を明らかにすること

ではないか、という話でまとまった。
 我が新潟県においても、いわゆる原発財源は新潟県にも多く入っており、新潟県全体で活用されている。しかし、その目途が明確にオープンになっていないので、柏崎市、刈羽村以外の自治体はまったく恩恵がない、という意見がでてきてしまうのである。

 予定を大幅にオーバーした10時50分、会場を後にし、11時20分、いわき駅にて特急ひたち12号に乗り込む。
 途中、コンビニで購入したおにぎり(筋子)、鶏モモ肉、牛乳で昼食。

 13時35分に上野駅に着き、1時間ほど待ち合わせをして、14時46分、上越新幹線「Maxとき325号」に乗る。

 16時25分、長岡駅に到着し、駐車しておいた愛車で移動。

 食材などの買い物もしてから、18時、自宅に戻る。

Bdsc_001717 事務所の掃除などをしたのち、20時、皮を剥いだ鶏胸肉を使ったチキンカツ、ほっけ焼き、小粒納豆となめ茸の和え物、べったら漬け、野沢菜、ビール500ml3本で夕食をとる。
 チキンカツにビンゴソースをたっぷりかけてしまったので、無くなってしまった。すっかり気に入ったので、また買わねばならない。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2017年3月29日 (水)

福島県視察1日目:富岡町仮設焼却施設、大熊町区域、慰霊

 2時、就寝。

 6時に起床し、シャワーを浴びたのち、長岡市まで愛車で移動する。

 愛車を長岡駅近くの駐車場に入れ、7時42分発の上越新幹線「とき306号」で上野駅まで移動する。途中、コンビニで購入した納豆巻き2本、フランクフルト、野菜ジュースで朝食。

 10時、上野駅にて、特急ひたち7号に乗り換える。

Bdsc_000101 12時7分、いわき駅に到着。しばしの間、駅周辺を徒歩で散策する。駅前広場の空間線量は0.096マイクロSv/h。
 20分ほど待ったところで、一緒に視察する同じ会派の柄沢均議員、民社友愛の佐藤和典議員、相澤宗一議員と合流できたので、車で北上する。

Bdsc_000505 12時40分、四倉地区に入り、2年前にも来た四倉地区の「お食事酒処 和」(電話:0246-32-3221)にて、ソースかつ丼にしようか迷ったあげく、「大粒かきフライ定食 1000円」を選んで昼食にする。かなり大きな牡蠣であり、できればタルタルソースがほしかったところ。

Img_4051 14時、富岡町の仮設焼却施設(富岡町対策地域内廃棄物処理)に到着し、説明を受けたのち、施設を視察させてもらう。
 この富岡町対策地域内廃棄物処理業務委託(破砕選別、減容化処理等)は東日本大震災による津波がれき、被災家屋の解体工事、家財類、除染廃棄物などの破砕選別、減容化処理を行うもので、環境省から民間に業務発注されたもの。

Img_4052

 広域処理は行っているわけではなく、富岡町で発生したものを対象として、平成26年3月12日から平成30年3月31日までの業務期間であったが、1年の延長が決定されている。実施者は、三菱重工環境・化学エンジニアリング、鹿島建設、三菱重工業の共同企業体である。
 柏崎市でも震災がれきの受け入れをしたが、その際、いわゆる原発反対派、震災がれき受け入れ反対派は、減容処理すれば放射線量が高くなり、処理できない、危険だ!と煽っていた。震災がれきの放射線量はごく微量であり、処理には何の問題がないことを確認するのが、今回の視察の目的である。
 施設は、破砕選別施設、選別物保管施設、焼却施設、灰保管施設に分かれており、順次、どうやって処理しているのかを見させてもらった。

Img_4056 破砕選別施設はテントで覆われており、内部が負圧に保たれ、粉塵が外部へ飛散しないようになっている。当然、入退場も二重扉のゲート方式であり、車ごとゲートに入ると、気分は『ウルトラセブン』のウルトラホーク1号の出撃シーン「Fourth gate open! Fourth gate open!」。床面はコンクリートで舗装されており、汚水の地下への浸水も防止されている。

Img_4064

Img_4067

Img_4068

Img_4078 焼却施設では、850度以上の高温で燃やし、バグフィルタを焼却炉1炉毎に2段設置して放射性物質を除去。破砕選別施設と同様にテントで覆われており、内部が負圧に保たれ、粉塵が外部へ飛散しないようになっている。さらに、施設の外壁に遮へい壁があり、外部への放射性の影響を抑制している。

Img_4079

Img_4080

Img_4081

 施設内の視察が終わったところで、質疑応答となったので、1点のみ質問をさせてもらった。

Q.ホットスポットがあるように、震災がれきのなかにも思った以上のレベルの放射性物質が含まれていた事例はあるか。もしあればどれくらいか。
A.焼却後に持ち出しができない放射線量になっていたことが1回だけあったが、希釈して持ち出した。これまでの運用ではその1回しかない。

 非常に参考になり、かつメカマニアとしても勉強になった視察であった。御礼を述べたのち、施設を後にした。

 16時過ぎから帰還困難区域となっている大熊町周辺を車両のなかからであったが視察。
 かつてセイタカオワダチソウで真っ黄色になっていた元・田んぼは、すすきでいっぱいになっていた。外来種との戦い?である。

Img_4091

Img_4095

 まだまだ帰還できない状況であったが、それでも町の境界あたりには、建築する場面が見受けられた。

Img_4096

 国道6号線大熊町西大和久地内の空間線量は2.876マイクロSv/h。いわき駅前広場のおよそ29倍である。

 17時、富岡町の岡内東児童公園に行き、震災の記憶を伝える遺産となった津波の避難誘導をした双葉署のパトカー(2名が殉職、うち1名はまだ遺体が見つからず)、そして慰霊碑の前で手を合わせる。

Img_4109

Img_4108

 同じ原子力発電所を抱える自治体である大熊町、双葉町、楢葉町、富岡町をはじめ、東日本大震災による被災地が完全に復興するまで、その過程をこの目で見て、そして慰霊するためにも、定期的に現地を訪れたいと思う。

 19時過ぎ、宿泊先のホテルソレイユにチェックイン。

Bdsc_000707 19時30分、いわき駅近くの復興飲食店街「夜明け市場」に行き、視察?を兼ねた夕食をとる。この「夜明け市場」自体、シャッター街であった昭和レトロな小路「白銀小路」をリノベーションし、活かしたもの。
 せっかくなので、『酒場放浪記』で人気の吉田類氏も2014年に訪れたという「情熱居酒屋 じゃじゃ馬」(電話:080-5560-6111)に入り、生ビール、金魚(焼酎に大葉、唐辛子を浮かべたもの)を飲みつつ、おでん、じゃじゃ麺、豆苗とベーコンの胡麻油炒めなどをつまむ。

Bdsc_000909

 偶然にも隣の席には、復興副大臣である公明党・長沢広明参議院議員がいらっしゃった。とにかく、柏崎駅前にもこういった飲食店街がほしい・・・。

Bdsc_001010

 23時、ホテルに戻り、熱めの風呂に入る。

 24時、就寝。

2017年3月28日 (火)

国会議員陳情(避難計画)、原子力国民会議、日本橋老舗ツアー

 5時30に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)でメールや資料を作成する。

Adsc_000201 8時20分、ホテル2階にて、小粒納豆、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ケールを中心したサラダ、豚肉と白菜の煮物、焼売、オクラと人参の和え物、シラス、辛子明太子、焼き海苔、茹で卵2個、ご飯、牛乳、グレープフルーツジュース、若布と豆腐の味噌汁で朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、チェックアウト。

Adsc_000302 9時30分、衆議院第二議員会館の入り口で、柏崎市議会・斎木議長と待ち合わせをしたのち、自民党・細田健一衆議院議員の事務所にて、陳情や意見交換を行う。
 陳情で即対応をお願いしたのが、避難計画を議論しているものの、非公開で作業部会が進む地域原子力防災協議会についてである。
 先般の総務常任委員会でも柏崎市も参加しているので、論点ぐらいは議会に教えてもらえないか、と問うたが、内閣府に聞かなければならないという答弁。
 後日、細田健一衆議院議員から内閣府に確認してもらうこととなった。

 11時すぎ、東京駅まで戻り、八重洲口地下の「ウルトラマンワールドM78東京駅店」(電話:03-3215-0707)で空き時間を過ごす。
 このお店の店長はウルトラマンタロウであるが、さすがに今回はウルトラマンゼロが飾られており、せっかくなので購入した新製品ビッグサイズ・ウルトラマレオと一緒に記念撮影。ウルトラマンレオはウルトラセブンが師匠であり、ウルトラセブンの息子ゼロの師匠はウルトラマンレオである。

Adsc_000805

 12時30分、ブラジル料理店「バルバッコア クラシコ 丸の内店」(電話:03-5224-5050)に移動し、齋木議長とともにM教授、一般社団法人・原子力国民会議関係者とランチを取りながらの会議。

Adsc_001306 ビュッフェ形式のサラダが充実しており、普段は食べられないスイスチャード(Swiss Chard:ふだんそう)、雪うるい、パルミット(Palm Heart:ヤシの新芽)、黄かぶなどを、まずはたっぷりサラダ、じゃがいものポタージュ、フランスパンで1皿を作り、前菜にする。
 メインは、「バルバッコア ステーキ 200g 1800円」。赤身のピッカーニャ(イチボ)をレアで焼いてもらった。

Adsc_001507

 最後はデザートとコーヒーを飲みつつ、決定事項、今後の検討すべき課題などを整理。
 ランチ会議終了後、日本橋に移動する。

Adsc_001910 14時40分、「日本橋 千疋屋総本店フルーツパーラー」(電話:03-3217-2018)に入り、JTBお墨付き、日本でトップに位置する観光ガイドであるKさんとインバウンド事業についての打ち合わせ。ランチが重かったので、ノンカフェインで日本橋本店限定の「桜とベリーのハーブティー 1188円」を飲む。

 15時過ぎから、日本橋界隈の老舗の扇子屋さん、骨董屋さんや「江戸切子の店 華硝」を視察。

Adsc_002211

Adsc_002412

 日本橋では若手のお店も増やそうと、お店の企画から実現までを公開するプロジェクト「BETTARA STAND 日本橋」があり、店舗となるトレーラーハウスが並んでいた。面白い取組みであり、柏崎駅近くの未利用地で実践すれば、話題ともなろう。

Adsc_002614

 東京駅に移動し、20時4分、上越新幹線「とき345号」で長岡駅に向かう。車中で、納豆巻き、魚肉ソーセージ、チーズちくわ、ビール500ml3本で夕食。

 長岡駅で乗り換え、22時32分、柏崎駅到着し、徒歩で自宅に戻る。

 熱めの風呂に入ったのち、急ぎで処理しなければならない郵便物、依頼されたハードディスクのデータ復旧の作業を行う。

2017年3月27日 (月)

中国の人権問題:大量虐殺と移植ツーリズム、デービッド・マタス氏との意見交換会

 2時、就寝。

 6時に起床し、急ぎのメールなどを処理する。

 8時、大粒納豆、湯豆腐、茹で牛モモ肉、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、資料のお届けなどで市内まわり。

 11時過ぎ、東京都内に向かって、上越新幹線「Maxとき320号」で移動。途中、駅の売店で購入した唐揚げ入りおにぎり2個セット(鮭、昆布)、牛乳で昼食をとる。

Img_3991 15時、参議院議員会館に到着し、101号室での研修会「『知られざる事実』(Hard to believe)上映会、デービッド・マタス氏との意見交換会」に出席する。
 今回の研修会の実現には、自民党・山田宏参議院議員のご協力、そして昨年10月の林英臣政経塾主催「人権に関する意見書」研修会でこの問題を知った東京都小平市議会・伊藤央議員、千葉県我孫子市議会・久野晋作議員からご尽力頂いた。

 中国内の内政問題だから・・、地方議員は選挙に関係ない・・・・という理由で関わらない方が良いと言われることがある。しかし、無辜の民から臓器を奪い取るというのは人道に反する行為であり、人権問題の以外の何物でもない。
 米議会、CIA、欧州議会、国際人権協会、国連の他、イスラエルやスペインも動き出し、お隣、台湾では地方議会でも、この問題を扱っている。
 数の問題ではないものの、イスラム国(ISIL)がキリスト教信者の25名を殺害するという人権問題は大きく報道されているが、50万~100万人の被害者がいると言われる中国の虐殺といえるチベット人、ウイグル人、そして同胞であるはずの中国人の臓器摘出は報道されていない。
 人権を大切にする、道義国家を目指す我が日本が、この問題をスルーすることはできない。国会議員、地方議員をはじめ、多くの日本国民から理解をしてもらい、人道に反する中国の臓器移植を止めるよう動く必要がある。
 選挙にはプラスにならぬとも、人権のために働く地方議員がいることも多くの方に知ってもらいたいと思う。

Img_3992

 今回は、この問題を分かりやすい映像にまとめた『HARD TO BELIEVE』日本語字幕版を見たのち、意見交換。
 そして、2017ノーベル平和賞候補になっているイーサン・ガットマン氏とともに、この問題の第一人者であるカナダの人権派弁護士・デービッド・マタス氏にお越し頂き、「中国での医療による大量虐殺に踏み込む」と題した講演をして戴いた。

Img_4001

 主な内容は以下の通り。

・『最新報告書』では、中国での移植濫用とそのグローバルなつながりを焦点とした。特に日本に的を絞ったわけではない。しかし、病院の詳細を調査していく過程で日本に関する情報は常に現れてきた。
・『最新報告書』では中国の移植業界と日本との深いつながりが示されている。日本人向け移植ツーリズムの需要に応えた大規模な移植病院が中国にはいくつか存在する。中国の移植センターは日本の機関と共同している。日本で移植技術を学んだ中国の移植外科医は数多い。中国は日本から移植関連の薬剤を輸入してきた。
日本政府が一部資金提供している中国の移植病院も一軒ある。

「中国での医療による大量虐殺に踏み込む」(pdf形式)

Img_3994

Img_4040

Img_4042

Q.私も政治家の端くれなので、政治面でお聞きしたい。これまで色々な国で、国会などでお話になってきたかと思う。支援してくれる、法律制定に動いてくれる政治家の政治的スタンスはどういったものであったか。日本では、保守系が主に動いているが、日頃、人権を叫ぶ革新系の政治家は、この問題に少ししか関わっていない。どこの国でもそうなのか。それとも政治的スタンス問わず、人権問題として応援してくれたのか。
A.政治的立場というよりは、中国に対する立場でもなく、移植ツーリズムそのものに対する批判であった。中国を対象にするわけではなかったので、はっきりした主張が多かった。例えば、アメリカの議員は共和党、民主党両方ともでてきて、全会一致。EUの議会も広く支持を得た。反対する人はいなかったが、棄権する人はいた。もっとも情熱的に応援してくれたのは社会主義者であった。多くの場合、中国に対して、鋭く対応するのは極右、極左。中道派は口を閉ざす。中国共産党は、共産主義ではなく、より資本主義的な国になった。しかし、問題は中国の政治であり、何でも否定する、批判を封じるという体制。そして、中国はプロパガンダを強力に行っている。法輪功、チベットなどは悪いことをしていると思い込まされていることもある。国と国の関係では、巨大な市場を中国が持つという経済の問題から、中国が望んでいるまま、喜ばせる方向に進んでしまうマイナスがある。法輪功という言葉を発言しただけで、中国との会議が終わってしまうこともある。実際、経済関係は、こうした事とは関係ない。人権と経済問題は別。中国の人権を批判しても、経済関係は悪化しない。台湾も民進党に政権交代しても経済関係はそのまま。カナダでもリベラルは中国を批判しない、保守は批判する。しかし国としては経済関係を続けている。色々な現状をみて戦略を考えないといけない。防止策を考えるべきなのに、防止策がない。移植ツアーに参加している人が実際にいる。とにかく中国で起こっている、この事を見逃してはいけない。台湾、インドネシア、韓国などに患者が多い。臓器移植で中国に行かせることをやっている以上、解決は難しい。台湾は最初に移植ツーリズム禁止の法案をだした。早い動きになったのは、台湾に法輪功の学習者が多いこともある。そして中国の人権問題を批判することに何の躊躇もしなかった。多くの患者がかかわっているせいか、日本や韓国はブローカーや病院が強い結びつきをもっていることもあって、なかなか中に入れない。そして、この問題を扱うなか関心深いと思ったことがある。それは、問題意識をもつのが、常に地方議会からということ。台湾も地方議会から声があがった。

 19時、「個室居酒屋 十勝 赤坂」(電話:050-3462-1678)に移動し、デービッド・マタス氏を囲んでの懇親会となった。マタス氏は日本酒と魚が大好きとのことで、熱燗とホッケ焼きにご満悦。ここで満足されては、新潟県民の名折れであり、「私の地元の新潟県は酒どころであり、また魚も非常に美味しい。是非、冬の新潟県にお越し頂きたい」と挨拶に盛り込んだ。

 2時間の飲み放題コースであったが議論は白熱し、ウイグル人の中央アジア研究所代表トゥール・ムハメット氏や中国共産党からの脱党を支援している方などと、2時間越え。

 22時40分、「スーパーホテルLohas池袋駅北口」にチェックインをし、ホテル1階の高濃度炭酸泉「福来路の湯」で汗を流す。

 24時、就寝。

2017年3月26日 (日)

平成29年自民党新潟県連青年部・青年局合同大会
青山繁晴氏講演「日本の出番、祖国は甦る」

 0時過ぎ、ホテルに戻り、シャワーを浴びてから就寝。

 6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)でメールや資料を作成する。

 8時30分、コンビニで購入した納豆巻き、ブリトー(ソーセージ)、オニオンサラダ、野菜ジュースで朝食。

 9時、ホテルをチェックアウトし、新潟市内の某公共施設に向かう。

 9時30分から商品開発の会議に参加し、気が付いた点などをアドバイス。自分より一回り以上若いメンバーなので、理解が早く、話が早い。

 12時20分、シンプルなラーメンが食べたくなり、「三吉屋」(電話:025-222-8227)に入って、「叉焼麺(肉そば) 大 800円」で昼食。
 毎日でも食べ飽きない、王道のさっぱりラーメンである。

Dsc_0003

Dsc_0004 食後、腹ごなしも兼ねて、新潟市マンガの家に立ち寄り、「山上たつひこ 原画展 ~『文藝別冊 山上たつひこ』 出版記念~」や、我が柏崎市出身の漫画家・新沢基栄先生をはじめ、『パタリロ』の魔夜峰央先生など、新潟県出身者の漫画作品を楽しませてもらった。

Dsc_0005

Dsc_0007 13時、「イトーヨーカドー 丸大新潟店」(電話:025-228-1141)の「みかづき イトーヨーカドー丸大店」(電話:025-226-5035)に入り、「おこさまソフト 小さめサイズ 130円」をストロベリー味にしてもらい、食後のデザートにする。値段なりの素材、味であり、新潟の漫画家つながりで、大御所の赤塚不二夫先生に言えば、「これでいいのだ」

Img_3975 13時40分、新潟グランドホテルに到着し、14時から自由民主党新潟県支部連合会平成29年青年部局合同大会に出席する。
*昨年は、ホテルイタリア軒での開催

 国歌斉唱、自民党歌「われら」(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:山本直純)の1番斉唱ののち、新潟県議会議員である小林一大青年局長、青年部長の挨拶。
 来賓祝辞として新潟県議会議員である柄沢正三・県連幹事長、塚田一郎参議院議員、石崎徹衆議院議員、斎藤洋明衆議院議員が登壇された。

Img_3977

 共通しているのは、やはり新潟空港への上越新幹線の乗り入れ、日本海縦貫高速鉄道網のための羽越新幹線構想など、新潟県がやり残しているプロジェクトの実現を目指そうということであった。重要なことであり、本来であれば、我が柏崎市こそ、旗振りをしなければならないのが羽越新幹線構想であろう。今後も引き続き、柏崎市議会の場でも提案(一般質問で最初に取り上げたのは9年前の2008年)していきたいと思う。

 議事は、活動方針(案)からはじまり、以下の内容で承認された。

 昨年改正された選挙権年齢の引き下げを受け、我々青年部局は高校生や大学生との意見交換する場を積極的に設け、若年層や青年層に向けたわが党の政策アピール方法を模索した。日々進化する情報社会に併走するための新たな情報伝達手段、特にインターネットを介した広報活動に我々は注力し、各種SNSの発信やアプリを作成し配信するという、今までにない活動を展開した。そのことは多くの県民に注目され、今後の選挙で重要視されるであろうネット戦略への大きな足がかりを得ることができた。
 また次世代のリーダー育成のため開校した地方政治学校では、新たな仲間と出会い、ともに学び、切磋琢磨することにより、見識を広げることができたとともに仲間意識を醸成した。
 これらの活動は、無党派層に働きかけることが支持拡大の鍵を握るという確信のもと、本年もそれらの事業を継続して行うとともに、より一層の若年層の組織力を拡充するため、新たに学生部を創設する。
 また、国内外の研修や街宣活動、親睦事業を行うことは、各地域の青年組織との連帯を図る上で必要不可欠なものであることから、本年もこれを継続し、より強固な絆をもって青年部局員の増員と拡大を図る。
 さらに県連が主催するセミナーや各種事業への協同、党本部青年局が展開するパネルディスカッション「PROJECT J」への参画等、県連や党本部との連携を深め積極的に協力することによる党組織全体の強化に貢献する。
 これらの活動により組織内の連携・強化・協力、そして活性化させることは、組織の拡大・拡充に大きく寄与するものと確信している。
 以上、我々青年部局は、責任政党の先鋭としての矜持を大切にし、この安定した政治を前進させる為、県民が安心、安全に暮らせるよう、その全員が一枚岩となり、来る衆議院総選挙必勝に向けた活動に全力を傾注することをここに宣言する。


 その後に決算、予算、役員の選任と続き、私は新役員として広報委員長に就任することとなった。今年は衆議院の解散総選挙があると言われており、街宣部隊として忙しくなりそうである。

Img_3977_2 15時15分から記念講演として青山繁晴参議院議員による講演「日本の出番、祖国は甦る」が行われた。
 主な内容は以下の通り。

・新潟港、直江津港から行けるメタンハイドレートのために何回も新潟県には来ている。いま現在は議員として、経済産業委員として新潟大学の福岡先生、妻の青山千春博士と一緒にメタンハイドレートに取り組んでいる最中。
・新潟でメタンハイドレートで走るバスを実現しようというプロジェクトもある。新潟県民の協力、やる気があれば1年、少なくとも東京オリンピック・パラリンピックまでには実現できる。
・敗戦国ではない証拠を、この新潟から始めるべき。東京オリンピック・パラリンピックの電源のすべてをメタンハイドレートで賄うことを目指す。
・新潟でとれたメタンハイドレートは、世界のトップランナー。他国がメタンハイドレートに強く興味をもっている。新潟の名前は世界にとどろく。
・横田めぐみさんは53歳になってしまう。アメリカの都心部では名前が知られている。拉致問題は解決しなければならない。PPM(ピーター・ポール&マリー)によるフォークソングにもなっている。
・北朝鮮という破たん国家に新潟県民は愚弄されている。北朝鮮は1900万人ぐらいしか人口はいない。今もなお、その北朝鮮の工作員が入り込んでいる。
・ここまでのスパイが自由に入り込んだのは自由民主党の責任もある。憲法の一文も変えることはできなかった。
・103条もある今の日本国憲法で国民は守れない。ミサイルを4発も打たれている現状。9条に武力を行使しないとあり、威嚇もできないとある。
・拉致されたら、自衛隊がかならず救出にいく、これが国家の仕事。そういう体制にないのが、今の日本である。
・アメリカ海軍の原潜よりも、日本の海上自衛隊のディーゼル艦の方が上。それが使えないというのは、冗談ではない。新潟の海に自前の資源があることは、外国は目をつけている。日本の領海そのものを狙っている。
・佐渡沖南でメタンハイドレートの24時間調査航海を行った。そこで気付くのは新潟の貴重な存在。石油も天然ガスも海外から輸入しており、かなりの日数をかけて運んでくる。それより圧倒的に近いところにエネルギーであるメタンハイドレートがある。その大切に気付くべき。初めて引き上げたときは、まさに食べるシャーベットのようなものであり、ライターの火であっという間に燃えた。純度100%。

Img_3980

・東京オリンピック・パラリンピックで走るバスを、新潟産メタンハイドレートで走らせ、その車体に「新潟の資源で走ってます」と書く。夢の話ではない。
・日本は天然ガスや原油を、原子力発電所が停止しているため、言い値で買い、4兆円を全国民で支払っている。
・横田めぐみさんが拉致されたこと、そして新潟のメタンハイドレート、実は同じことであり、外国から狙われるということである。世界は資源と食料、水を争う戦争をやっている。いま北海道の水源地は中国が買い漁ってる。長野県でも同じ佐久市で起こっている。日本には対処する法律は無い。
・新潟県は酒が美味い。それは水と米、つまり水、食料が豊かなこと。ここに資源、しかも近い海、浅いところに資源がある。だからこそ、新潟に中国も目をつけている。
・戦争の原因たる3つが新潟にある。自衛隊の観艦式を本当は日本海でやるべきではないか。
・戦争の抑止力が分からないから、戦争が起こった。それが第二次世界大戦である。軍事力で威嚇して、戦争が起こらないようにしている。
・妻の父親は帝國海軍の軍楽隊のトランぺッター。「鉄腕アトム」の主題歌でも演奏した。妻はメタンハイドレートの特許はとったが、特許使用料はなし。これは国のためであり、外国で取られないため。
・選挙のときに党本部から支援団体をつけるか提案されたが、断った。それは時代を変える、組織もいつまでも同じであることはない。命いらない、金いらない、地位いらない、虚栄はいらないという人でないと国会議員の資格はない。坂本龍馬や幕末の志士が、地位を求めたか?たった150年前の話。国会議員になってから、メタンハイドレートからは一切手を引いた。あくまで国家のためである。
・東京海洋大学にメタンハイドレートを研究する新しい学部ができ、青山千春博士が教官になることができた。還暦になってこんな事が実現することがある。人生はあきらめてはいけない。
・エネルギーは戦争の原因になるもの。戦争を起こさないためには、エネルギーの確保と武力に威嚇するしかない。
・9条には、陸海空軍以外にその他の戦力を保持しないとある。しかし、その他の戦力とは何か。意味が分からない。
・拉致被害者の家族は高齢化している。家族の本当の声が聞けるのは今しかない。ブルーリボンの色の青は、日本海の青と思ってもらいたい。白昼堂々と、地元の中学生を拉致しても反撃しないと日本は思われている。いかになめられているか。これも憲法が原因。
・優秀な海上保安庁、海上自衛隊がいても何もできない。国の交戦権もないと憲法9条に書かれているのが原因。国民を守る条文は9条しかないのに、戦うなと書いてある。どうやって国民を守るのか。
・北朝鮮の無線機が浜に埋められていても、スパイ防止法が無いため、何もできなかった。当時、警察も把握していた。しかし、根拠法がなく動けない。
・憲法の前文、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」、この諸国民は誰なのか。本当はアメリカの事ではないか。そういう話に過ぎない。米軍もそう言う。
・憲法96条に最初に着手したが、失敗した。独裁国家のように憲法を変えるなということ。GHQの憲法草案の生き残りに96条のことを聞いたら、「そんな事を聞くために来たのか」と言われた。そもそも議論していない条文だったという。沖縄、硫黄島の戦いで日本人がいかに誇り高い民族かが分かり、この精神を破壊するためであった。硫黄島で90度の洞窟に隠れ、最後まで戦ったのは誰のためか。自分のために、穴を掘ったのか。すべて、日本本土の国民を守るため、プロの軍人ではない、召集された国民も一所懸命に頑張った。
・硫黄島で少しでも生き延び、戦い続けることで、少しでも本土に残っている女、子供を守り、いつか祖国が甦るよう祈った。
・アメリカはベトナムに戦争で負けたが、アメリカがベトナムに憲法を作ってもらったか。そんな事はない。主要国は戦争で負けたことがある。しかし、変な憲法を押し付けられたことはない。
・時差もない、あっいう間に到着する距離しかないところに、100名を超える日本人が40年間も拉致されたままなのに、何にもしてこなかった。
・硫黄島でも、私たちの為に戦った先人が、滑走路のコンクリートの下に遺骨のまま埋まっている。自衛隊機が英霊を踏みつけている状態にあり、自衛官も祈ってから着陸している。500億円かかると言われる。しかも高温の土地に70年放置されたため、遺骨のかたちで残っていない。国民として考えるべきこと。
・24万人の自衛官がいて、何故に日本人同胞を救えないのか。救出するには総理大臣の決断であるが、それは国民の支持があってである。
・現行憲法が目指したのは、日本の武装解除。それは精神性を後退させることもあった。神道を国家神道として、排除した。キリスト教やイスラム教のような一神教ではない。宗教ではなく、これは習慣。強い日本が甦ることに対し、歯止めをかけたかっただけ。
・本来であれば、日本が敗戦後、主権回復した際に日本語で書かれた日本国憲法を新たに制定すべきであった。
・憲法改正に国民の1/2の賛成を必要とする国はある。国会議員の2/3の賛成が必要な国もある。しかし、両方が必要な国は日本しかない。
・アメリカのように200年しか歴史がない国は変えるのも容易。しかし、日本のように深い歴史のある国はなかなか変わらない。改革のために生き、墓場に行ってから、評価されるのが本当の政治家ではないか。
・坂本龍馬は自分が地位を得る、金を得る、そんなためには動いていない。たった150年前の話である。いま日本は明治維新前のような困難な状態。いま求められている政治家は、そういった政治家である。
・森友学園問題はまったくの冤罪であり、そんな事で1日数億円のコストがかかる国会が空転している。冤罪国会、暗黒国会であると、野次っている。教育勅語を右翼と罵る事を野党がやっているが、勅語は天皇陛下のお言葉。民のことを思う天皇陛下のことを国会で罵るのは何なのか分からない。
・トランプ政権のアメリカは北朝鮮を軍事攻撃するか。金正恩斬首作戦は実際に訓練している。斬首しても、北朝鮮軍はミサイルは打つ。その際には新潟も被害はでるであろう。
・アメリカは北朝鮮攻撃した際に、中国に軍事介入しないように話しかけたが断った。今後、アメリカと中国は首脳会談をすることになるだろう。それだけ非常に危ない状態にある。

Img_3981

・新潟県のメタンハイドレートは新潟県だけでやる。アメリカやロシアなどは必ず甘い言葉で手を突っ込んでくる。甘い汁を吸うつもりである。絶対に新潟県だけでやるべき。
・メタンハイドレートは使った方が、CO2はでるものの、結果的に温室効果ガスは減る。メタンの温室効果はCO2の25倍。温室効果ガスは、単純計算で1/25になる。
・原子力発電所は必要であり、再稼働すべきであるが、それとは別の考え方をもつ必要がある。送電網にコストをかけるよりは、エネルギーの地産地消でメタンハイドレートを使うべき。EPR(Energy Profit Ratio:エネルギー収支比)を考えるべきである。太陽光は5ぐらいしかない。太平洋のメタンハイドレートで11ぐらい。日本海、新潟のメタンハイドレートはもっと高い。原子力発電所は40。


【配布されたレジュメの一部】

中国は北朝鮮をどうするつもりなのか。
(3)韓国はアメリカの同盟国か、それとも中国にすり寄っていくのか。
(4)金正男氏暗殺はなぜ起きたか。
(5)北朝鮮のミサイル乱射の真意は何か。
(6)拉致事件は解決できるか。

トランプショックは拡大か、収斂か
(1)トランプ体制はほんとうは何を狙っているのか。
(2)日米の首脳会談、ゴルフ会談を経て、日米関係はどうなる。
(3)米中関係はどうなる。
(4)ドル高円安、株高は続くか。
(5)世界はほんとうに保護主義になるのか。
(6)フランスに「極右」大統領は誕生するか。
(7)EUは存続できるのか。

安倍政権は何を目指すのか
(1)解散総選挙はいつか。結果はどうなる。
(2)アベノミクスの隘路をどうやって打開するか。
(3)通常国会は、陛下のご譲位問題でいっぱいいっぱい。国会は機能を発揮できるのか。
(4)北方領土交渉は何をもたらすか。
(5)安倍外交の根っこの目標は何か。

日本はたった今も、「戦争に負けた、資源のない国」なのか

A.日本はほんとうに資源小国か。
(1)アメリカ、中国、韓国、インドといった諸国は日本を「資源小国」とみているか。
(2)第四の埋蔵資源とは何か。
(3)毎年12月にサンフランシスコで開かれる、資源をめぐる世界最大の学会「地球物理学連合」(AGU)では、「第四の埋蔵資源」をめぐってどう議論されてきたか。
(4)日本は「第四の埋蔵資源」を具体的にどう扱ってきたか。
(5)日本海側と太平洋側の違いは何か。
(6)資源をめぐって自治体と連携する新しい試みとは何か。その目標は何か。
(7)京都府と兵庫県で目指している「舞鶴・三田間のパイプライン構想」とは何か。
(8)実用化は可能か、どれぐらいの時間が掛かるか。
(9)風力、太陽光などを主電源にするのは正しいか。
(10)福島原子力災害に死者はいたか。負傷者はいたか。地震で壊れたか。津波で壊れたか。

B.日本は、ほんとうはどんな領土を持っているか。
(1)ロシアから見た北方領土はいま、どんな土地か。
(2)韓国から見た竹島、中国から見た尖閣諸島はいま、どんな島か。

日本経済は甦るか
(1)なぜ1ドル=1円ではないのか。
(2)たとえば日本の潜水艦の技術は、どんな技術か。
(3)成長分野はもうないのか。
(4)中国、アメリカ、ドイツの経済と政治はどうなる。

日本が敗戦後、置き去りにしてきたものは何か
(1)わたしたちが60年以上、忘れていた領土はどこか。
(2)沖縄の「白梅の塔」に何を学ぶか。
(3)真の教育とは何か。


 予定時間を大幅にオーバーした17時40分に終了となり、青山繁晴参議院議員に個人的にご挨拶したのち、帰路につく。

 途中、食材などの買い出しも行い、21時に自宅に到着。

Dsc_0013 21時30分、京都産のおぼろ豆腐風の絹ごし豆腐、利尻昆布、牡蠣醤油、鰹節で作った湯豆腐、スーパーで半額になっていたネバネバ冷やし蕎麦(山芋とろろ、おくら、なめこ)、魚肉ソーセージ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、熱めの風呂に入ったのち、明日からの出張で使う資料の作成。

2017年3月25日 (土)

井村雅代講演会「人を育てる~愛があるなら叱りなさい~」

 6時に起床し、シャワーを浴びてからチェックアウト。

 7時過ぎ、東京駅に移動し、上越新幹線「Maxとき305号」に乗り込む。途中、駅売店で購入したおにぎり2個セット(鮭、昆布)、味付き卵、牛乳で朝食をとる。

 長岡駅で乗り換え、10時31分に柏崎駅に到着。

 自宅に戻り、身支度をしたあと、すぐさま新潟市に向かって移動する。

Cdsc_002113 12時40分、今までなかなか機会のなかった「バンバンバン餃子 吉田店」(電話:0256-92-7001)に入り、禁断の?「餃子カレー 600円」で昼食。かなりコストパフォーマンスの高いお店であり、定食に100円を追加すると、カップラーメンがついてくるという。「しょっぺ店」感が素晴らしい。

Cdsc_001712

 14時過ぎ、ANAクラウンプラザホテル新潟に到着し、14時30分から井村雅代講演会「人を育てる~愛があるなら叱りなさい~」(主催:経営者・スポーツ指導者セミナー実行委員会)を聴講。
 「鬼の井村」の異名があるシンクロナイズドスイミング日本代表ヘッドコーチであり、確実に指導成果をだすことで有名な方である。
 プロフィールや主な内容は以下の通り。

Img_3970

【プロフィール】
 昭和25年8月16日生。大阪府出身、天理大学体育学部卒業、元大阪市中学教諭。10年間のシンクロナイズドスイミングの選手を経て、1974年よりコーチをはじめる。1978年から日本代表コーチも務め、1985年には 井村シンクロクラブを設立。シンクロナイズドスイミングがオリンピック種目になってから、9大会連続メダル獲得を成し遂げ、立花美哉や武田美保をはじめ、多くのオリンピック選手を育てている。
 北京五輪では中国代表コーチを務め、中国シンクロ初のメダル獲得に導き、ロンドン五輪では中国初となるデュエットでのメダル獲得にも導いた。
 アメリカ、カナダ、韓国、スペイン等の国に講師として招かれ、2013年5月から7月の世界選手権までイギリスにコーチとしてわずか2か月の指導で好成績を収めた。
 2014年4月からは日本代表コーチに復帰し、2016年のリオ五輪ではデュエットが2大会ぶり、チームとしては3大会ぶりにメダルをもたらした。

<リオ五輪、環境に左右されないこと>
・リオ五輪は、私にとって通算9回目のオリンピックであったが、たまたま気が付いたら9回目になったという感じ。何度オリンピックにでても、やり残しがあった。そんななかでもリオ五輪はもっとも最悪といえる。選手村の水回りは大変であり、トイレもシャワーもまともに使えなかった。食堂のパンも割ったら、パン粉になるほど。食事も環境が悪かった。しかし、「この環境のなかでも金メダリストも生まれる!」と選手に言い続けた。プールの水も緑色であった・・・。シンクロナイズドスイミングの選手は水中で目を開けて、壁を見ながら回転数をカウントしている。壁が見えないのは最悪。緑色の水には微生物も発生しており、選手が水を飲めばお腹を壊し、病気になる。競技前でプールの水の入れ替えるような運営。でも、同じように言った。「この環境のなかでも金メダリストが生まれる!」と。そういう状況のなかでも、崩れない練習をしてきたのは、ロシアと日本であった。良い環境で良い演技ができる、のは当たり前であり、それだけしか想定していない国は崩れていった。

<文句をいうのは余力がある。>
・マーメイド・ジャパンと言われるが、人魚どころではない。私は両生類と言われるほど選手を育て、追い込んできた。
・練習や試合、もしくは仕事などで成果ができないとき、文句を言う人を見たら、まだその人は余力があると思えば良い。本当にギリギリならそこまでにならない。文句を言っても何の解決にもならないことを受け止め、その環境のなかで選手の力を引き出すのがコーチの役目。

Img_3972

<国賊、裏切り者と呼ばれて>
・代表コーチとして、アテネ五輪で銀メダルをとらせて、2004年をもって辞めた。それは、日本の若いコーチの手助けをする側にまわり、後進の育成のために譲った。まさか、自分が10年ぶりに再度、日本の代表コーチに復帰するとは思ってもいなかった。何が起こるか分からない、だから人生は面白い。
・中国に招かれ、中国の選手と五輪2大会、4年半中国にいた。中国に招聘されたときには、マスコミから何から私はボロ糞に叩かれた。国賊、裏切り者などと言われた。そこまで批判されるまでとは思っていなかった。一瞬、足が止まったが、悩んだときにいつもやる手法で、私の中のもう一人の私に問いかけた。日本の人は外国からコーチに来てもらうことは慣れている、しかし日本人コーチが海外にいくことは慣れていない。最初だから、そんなものだ、と考えた。最初に大リーグへ行った野茂だって、そうだった。日本の選手を捨てるわけじゃない、と自分で納得した。

<日本復帰後の選手との関係、豊かさと平和>
・10年ぶりに日本の選手を教えることなった。2013年にはウクライナにも日本は負け、日本は五輪にもでられないことが見えた。そのとき3人の水泳連盟の方が来て、再度のコーチをお願いされたのが経緯。
・教え始めたら、外国よりももっと外国で、日本語が通じなくなっていた。言葉は分かっても、真意が伝わらなかった。日本の若者は10年の間に変わった。価値観がすべて変わったと思う。ありがとうの気持ち、目標の持ち方が無くなっていた。平和で豊かな日本が、このような若者を作った。日本語なのに日本語が通じない。
・2、3週間は我慢したが、挨拶の仕方から話をした。しかし、話の意味が伝わらなかった。挨拶のことで質問?もされたほど。選手は、朝の挨拶でにこやかにしているとダラけていると相手に思われる、と思い込んでいた。これは日本が豊かで平和な国だから、こうなった。
・競争の場であるはずの練習も、何をやらしても横一列。何をやっても差がつかないことに驚いた。選手が一番好きなのは「みんなと一緒」「絆」、嫌いなのは「一人目立つこと」。一匹狼という言葉は死語になりつつある。

<目標設定と原因追及>
・選手に目標を聞くと、10人のうちほとんどが「ロシアに勝つこと」と答えた。つまり、彼女は大きな目標をもつことが大切だと思っている。それはそれで大切であるが、練習で達成すべき今の目標、小さな目標を設定しておらず、燃えない選手になっていた。本人が「頑張りました」と言ってしまうほどであり、目標もない。頑張ったかどうかは他人が決めること。
・一番嫌いな言葉は「自分へのご褒美」。これはおかしい。ご褒美は他人からもらいなさい。
・コーチの仕事は技術や精神力をもたせることであったが、若者につけさせた技術や精神力を出させることも大切、心のスイッチを入れるのも、大きな仕事であった。
・何故、競争をしない燃えない若者になったのか。それは3つの経験がないからではないか、その3つは(1)倒れるまで練習したことがない、(2)目標を達成できなかった、失敗をした大声で泣くほどの悔しい思い(3)本当に嬉しくて、人生最高の喜びを感じる、これらは達成感がないことである。
・毎回メダルをとろうと思ったオリンピックに行っているはずなのに結果がだせずに、「精一杯やったから良いじゃないか」と周りに言われ、それで終わっている。周りの大人も悪い。失敗には原因がある。その原因を追究しないから、また失敗する。私は「あなたのこれが悪いから失敗した」とはっきり指摘する。誰の何が悪かったか、をきちんと練習で指摘しなければ、伸びない。そうでなければ、失敗の意味はない。

<強い国より練習>
・練習で強くする以外に勝つ方法は無い。朝は7時40分から練習し、昼休みは30分休み、夕食後も練習という3部練習。世界の多くの国は、5日働いて2日休む。だったら、弱い日本は強い国より練習しなければならない。8日に1日休みにした。私もきつかったが、これをやり続けた。選手が「目標は、その日に寝ること」というほどの練習であった。
・試合直前になれば、過労になってしまうので、きちんと時間にはやめさせる。そのときに、初めて時間に関係なく、過酷な練習をしてきたことのありがたみが分かる。
・練習中、選手たちにもっとも使った言葉は、「無理をしなさい」「力をだしなさい」。・プールサイドのホワイトボートに色々な言葉を毎回書いた。「自分の可能性を信じよ」「練習は嘘はつかない」「1ミリの努力」など。
・普通にやったらできない、ちょっと無理をしたらできる課題を設定し、無理して取り組ませる。練習は嘘をつかない。努力して当たり前であり、その努力の質を上げていく。
・メダルは偶然にとれるものじゃない、勝つべき人が勝つ。奇跡は起きない。今まで何をやってきたかで決まる。

<1ミリの努力>
・目標達成の秘訣は1ミリの努力を積み重ねる事。1ミリが2ミリになり、その2ミリが1センチ、やがて1メーターにもなる。
・垂直跳びでいえば、今、40センチ跳べるとして、3か月後に50センチ跳べるように目標設定したら、ハードルが高い。しかし、明日40センチ+1ミリなら、絶対に跳べる。
・目標達成は大きなものと小さな目標の2種類がある。大きなものと日々の目標はどちらも同じ価値がある。一歩だけ進化する小さな成功体験を積み重ねることで、次へつながる。達成感の証を経験させなければ、ならない。だから毎日1ミリの努力、1ミリの進化をさせる。

<心の才能>
・一番大切な才能は、心の才能。人生いくつになっても、新しいことが起こる。必ずうまくいかなかったこともでてくる。ここで心の才能がない人は、きっと自分は適していないと言ってやめる。心の才能のある人は、自分は努力したけど、努力の仕方が足りなかった、もっと頑張ろうと思う。この努力を支えるのが、上司であり、コーチ。

<叱ること>
・日本の教育界、スポーツ界で叱る教育といえば、私ということになった・・・。無理に叱っている感覚はない。 本当のこと、ダメな物はダメと言ってるだけ。ただし、それを治す方法を言う。本人は正しいと思ってやってるつもり。一つ目の方法ですぐにピタッと直ることは少ない。直るまで次から次へと直る方法を言い続けること。
・選手の可能性を信じる。コーチも本気で勝負している。絶対に変えてやる。小さい子どもには「凄い」「びっくりした」と、思いっきり驚いてあげること。そうすると、小さい子は絶対に、その表情をもう一回見るため、もう一回驚かそうと思って頑張る。いまは大学を卒業している子にも驚いてあげなければならない・・・(苦笑)。
・叱るコツは3つ。(1)現行犯で叱ること(2)過去のこと、古い事は思い出しても言わない。現行犯は必ず反省する。反省しているところに過去の話をもちだすと、反省する気持ちから復活して反発する気持ちが生まれてくる。そして、(3)分かりやすい言葉で単刀直入に言い、しつこく叱らないこと。

<リオ五輪に向けての戦術>
・とにかくプールの中で選手を追い込んだが、コーチとしてそれ以外にできることを考えた。それは曲。体格的に恵まれている国と、同じアップテンポの曲では絶対にかなわない。起承転結のあるメロディアスな曲を作ってもらった。
・シンクロナイズドスイミングは採点競技。感動がなくては、良い評価にはならない。審判員の心にも配慮した曲にした。
・選手のため、観客の手拍子や拍手のなかで演技させたいと思い、心拍数に近いテンポも取り入れた。選手たちが「応援が力になりました」は本当の話。
・水着にもこだわった。リオ五輪のプールは屋外プールでの競技。水着は戦闘着であり、小柄の日本選手が輝いて大きく見えるデザインにした。あの水着は日本の技術の結晶で、1枚の生地で作り、さらに日本の伝統技法「手捺染(てなっせん)」で太陽光に負けない発色にしてもらった。チーム内には16cmの身長差があるため、水着が見えるように指導した。それは足の長さの差より、水着に目をいかせるため。これもテクニックのうち。

<千人針とスワロフスキー>
・水着にスワロフスキーをつけるデザインであったが、そのスワロフスキーはそれぞれの選手の母親につけてもらった。それは戦時中の千人針からの発想。戦場に赴く兵士は、命をかけて戦うが、郷土の人からの千人針に守られていた。その事を母から聞いていたので、戦場に向かう兵士のような選手のために、選手の母親からつけてもらった。たった1枚しかない、薄い水着にスワロフスキーをつけるのは大変だったようであるが、その応援の気持ちが選手にも伝わった。

Senn

<正しいことをやり続ける>
・5日間の試合のなか、初日に失敗したとして、それで失望して、ヤケになっても意味はない。自分ではできたと思っても、世の中の評価が伴わない時がある。世の中はいいことばかりではない。どんな結果が来ても、真面目に正しいことをやり続ること。きっと誰かが、一人ずつかも知れないが、こっちを向き、評価をしてくれる。

<プレッシャーは感じなさい>
・プレッシャーは、精一杯背負うこと。プレッシャーは誰にでもかけられるものではない。期待されているからかけてもらえるもの。選ばれた人にしかかけられない。思いっきりプレッシャーを感じ、追い込まれたら必ず分かる。努力するしかない、必ずそこに辿り着く。

<リオ五輪で選手にかけた言葉>
・私にとって9回目の五輪であるが、今回は一番きつい練習を選手にやらせた。そのきつい練習をしたのだから、「この場1回の演技ぐらいは、泳げるに決まっている」と声をかけた。

<丁寧はいらない>
・練習をやるだけやってきたら、本番でできないはずがない。しかし、人は失敗したくないと思ったときに、丁寧にやろうとする。
・シンクロナイズドスイミングのリフトにそれは現れる。勇気を出して、仲間を信じて、0.001秒の瞬間で上げる。自分の可能性を信じなさい。

<一流とは>
・三流の人は、とにかく流行や周りに流れる。つまり、道に流される。
・二流の人は、用意された道を選ぶだけ。
・一流は、自分で道を作る。真似をせず、いつも新しい提案を世界にしていく。私はその一流でいるために努力している。

<前にでること!>
・人は人の目にさらされて、成長する。多少、力が足りなくとも、人の前に出てとにかくやってみること。人の目は痛くて辛いが、それは必ず自分を成長させてくれる。
・前に行ったら、また前がある。前を知って、さらにその次の前が見え、そこに行くことができる。前に行かない人は、前があることすら知らない。
・前へ、前へ進みなさい。

 得るものが多い素晴しい講演であり、こういった方の話を聞ける場を作ってもらった関係者の皆さんには感謝したい。

 16時過ぎ、宿泊先のホテルにチェックインし、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事。

Cdsc_002214 18時、近くのコンビニで購入したシャキシャキレタスハムサンドイッチ、海藻ミックスサラダ(ドレッシングはおろしオニオン)、ハーブサラダチキン、フランクフルト、小粒納豆で軽く夕食をとる。
 ハーブサラダチキンの味付けがちょうど良い。

 21時過ぎ、懇親会が終わった某2名と待ち合わせ、某店で懇親会。

2017年3月24日 (金)

祝!第108回柏崎小学校卒業式
東京五輪には台湾での参加を!「2020東京五輪台湾正名推進協議会」

 1時、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、野沢菜、舞茸と玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Img_3964 9時過ぎ、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、校長室で懇談したのち、9時30分から第108回卒業式に来賓出席。
 今年の卒業生は「きぼう学年」72名(男子34名、女子39名、27355番~27426番)で、思い出深いのはわくわく柏小シアター2015「柏小のトラの小さな物語」である。

Img_3965

 在校生の合唱「きみに会えて」(作詞・作曲:佐藤進)のあと、卒業生の合唱「かけがいのないこと」(作詞・作曲:若松歓)。今年は、よく知っている児童が男子の方が多いだけに、声変わりしつつあることに成長を強く感じた。昔の遊びクラブで受け持った子もおり、自分の子供ではないものの、やはり嬉しいものである。

 卒業式終了後、事務所に戻り、急ぎの事務仕事。

 七分搗きの米で作ったおにぎり2個(梅干し、おかか)、めかぶと小粒納豆の和え物、低脂肪乳で昼食をとる。

 食後、愛車で長岡市に移動したのち、新幹線で東京都内に移動する。都内で、通訳係として妻と合流。

 17時20分、永田町の星陵会館に到着し、台湾からお越しになった皆さんに対して、観光課から提供してもらった柏崎市の資料をお渡ししつつ、スポーツ合宿、観光として、是非、柏崎に来て頂けないか、とお話した。台湾南部の方が多いので、北京語よりは、台湾語の方がより伝わる感じである。妻は両方できる(当たり前?)ので、うまく通訳してもらった。
 台湾の一番南である屏東県の関係者に対しては、台湾でも人気の日本番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の目的地にもなった鵝鑾鼻(がらんぴ、オーロァンピ)の話で盛り上がった。

Cdsc_001107_2 18時30分から「2020東京五輪台湾正名推進協議会」の設立記念大会に出席。この協議会は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで台湾選手団を「台湾:Taiwan」として迎えるための活動を目的とする。
 現在、オリンピック等の国際大会では、台湾ではなく、中国が主張する「一つの中国」に配慮し、「チャイニーズタイペイ:中国領・台北」という訳の分からないチーム名で出場を余儀なくされている。

Img_3967

 領土・領海、国民、主権が存在する台湾は、れっきとした国。1964年の東京オリンピックでは、台湾として出場している。当時、中華人民共和国は当てこすりなのか、核実験を同時期に行っており、平和の祭典とは真逆のことをした。
 何とか東京では「台湾」として出場してもらえるよう署名活動も行っており、会場いっぱいに集まった方とともに実現させようと、最後はシュプレヒ・コール。
 本ブログをご覧になっている皆さんからにも、ネット署名等でご協力頂ければと思う。

Taiwan_syomei_2

 20時40分に終了。新幹線で帰れないため、急遽、ホテルを予約し、移動する。

Cdsc_001410 21時40分、東中野駅に移動し、横浜家系ラーメン「麺家 ばく」(電話:03-3366-2310)に入り、「チャーシューめん 950円」(麺固め、味濃いめ、脂多め)に無料の大盛りライスをつけ、遅めの夕食にする。
 海苔をしょっぱい濃いめのスープに漬け込み、スープを吸った海苔でご飯をくるんで食べるのが定番のお作法。

 22時30分、寝るためだけにホテルにチェックインし、シャワーを浴びる。

 24時、就寝。

2017年3月23日 (木)

平成29年2月定例会(第12回会議)閉会
新庁舎建設特別委員会(議場等の再検討)

 1時、就寝。

 6時に起床し、事務所にて急ぎのメールや文書を作成する。

 電話ラッシュなどもあり、8時40分、大粒納豆、出汁巻き玉子、レタスサラダ、ニラとかき卵の味噌汁でご飯2杯の朝食をかっこむ。

Dsc_0003 9時過ぎ、市役所に移動し、9時30分から議会運営委員会に出席。議題と協議結果は以下の通りとなった。

1.追加議案について
 「議第39号 平成28年度一般会計補正予算(第14号)」
 繰越残や新庁舎整備事業の3か月延長など10事業を繰越。

2.附帯決議(案)について
 昨日、三井田が提出し、総務常任委員会で可決した附帯決議に伴い、本会議場でも「議第15号 平成29年度柏崎市一般会計予算の執行に当たって附帯決議(案)」を提出する。

3.その他
・「共謀罪」と同趣旨の「テロ等準備罪」創設に反対する意見書(案)
→ 社会クラブ提出
 既に提出期限を過ぎたが、閣議決定してしまったことから、文言を修正したいという申し出。

Q.この意見書の2つの趣旨、提出しないでほしいという趣旨は取り下げ、もう一方の反対するはそのままという変更であるが、これまで「てにをは」の修正は許可していたが、ここまでの変更はなかった。意見書提出後に、状況が変わったということで本文、主旨の一方の取り下げは今後できるルールになるということか。
A.あくまで外部の状況変化ということでなので、今後も議会運営委員会で協議すれば可能。

・今日、午後から新庁舎建設特別委員会を開催。

Dsc_0005 議会運営委員会終了後、10時から本会議、平成29年2月定例会(第12回会議)の最終日となる本会議に出席する。今定例会で議会に付託された以下の議案が可決したが、「議第15号 平成29年度一般会計予算」だけは、昨日、私の方で提案した附帯決議と同内容の委員会発案による附帯決議が提案され、可決となった。

「議第31号 平成28年度一般会計補正予算(第12号)」
 予定外退職金、ふるさと基金、じょんのび村揚湯ポンプの修繕費1076.3万円、アクアパークの改修設計委託2200万円
 合計 5536万円の増

「議第15号 平成29年度一般会計予算」

Dsc_0008 各会派からの賛成討論などがあったため、ここで12時となり、休憩。会派室に戻り、持参してきた弁当(グリーンアスパラのベーコン巻き、鶏モモ肉唐揚げ、出汁巻き玉子、きゅうり、トマト、レタス、野沢菜、梅干し、ご飯)で昼食をとる。今日の弁当は、母と妻との合作である。

 13時から再開となり、「議第15号 平成29年度一般会計予算」に対する附帯決議

「委員会発案第5号 議第15号 平成29年度柏崎市一般会計予算の執行に当たっての附帯決議」

が総務常任委員会から提案(本文が私が提案したものと同文)され、全会一致で可決した。

「議第32号 平成29年度一般会計補正予算(第1号)」
 教育長の給与改定による増額

「議第16号 平成29年度国民健康保険事業特別会計予算」
・事業勘定予算総額は106億135.5万円
・直営診療施設勘定予算総額は4億1334.64万円

「議第17号 平成29年度後期高齢者医療特別会計予算」
・予算総額は8億6224.7万円

「議第18号 平成29年度介護保険特別会計予算」
・予算総額は90億5412.7万円。前年比で2億円以上の増。

「議第19号 平成29年度土地取得事業特別会計予算」
・予算総額は3億2000万円

「議第20号 平成29年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は781.3万円

「議第21号 平成29年度ガス事業会計予算」
・収益的収入35億3397万円、収益的支出33億74937万円
・資本的収入8億2392.9万円、資本的支出15億2671万円

「議第22号 平成29年度水道事業会計予算」
・収益的収入は31億5773.4万円、収益的支出30億2457.4万円
・資本的収入は15億576.3万円、資本的支出は26億3218.8万円

「議第23号 平成29年度工業用水道事業会計予算」
・1社の利用であり、予算総額は1346.7万円

「議第24号 平成29年度下水道事業会計予算」
・<収益的>公共下水道事業利益39億6790.5万円、農業集落排水事業収益14億547.2万円
・<収益的>公共下水道事業費用37億9223.1万円、農業集落排水事業費用14億625.6万円
・資本的収入は29億4876.6万円、資本的支出は47億7392.3万円

「議第25号 組織・機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
 平成29年度の組織・機構改革に伴い、課名が変更となる関係条例の整理を行うための議案。
 「元気支援課」→「福祉保健部」

「議第33号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 議第35号の職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正するに当たり、介護休暇等に関する規定の整合性を図るため。

「議第34号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 特別職報酬等審議会の答申を受け、教育長の給料月額を改正するため。

「議第35号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて介護休暇等に関する改正。

「議第36号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて育児休業等に関する改正。

「議第26号 妊産婦及び子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 子どもの医療費助成の入院に係る対象期間を現行の中学校卒業時までから高校卒業時にまで拡大するための議案。

「議第27号 市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成29年3月31日をもって野田保育園を閉園し、4月1日から高田保育園に統合することに伴い、所要の改正を行うための議案。

「議第28号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、省エネ基準に関する適合性判定等に係る手数料を定めるための議案。

「議第29号 簡易水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
 国が効率的な経営体制の確立を推進していることを踏まえ、簡易水道事業を廃止し、上水道事業に統合するため、関係する条例を廃止し、及び所要の改正を行うための議案。

「議第37号 ガス事業譲渡に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
 平成30年4月1日をもって本市のガス事業を北陸瓦斯株式会社に譲渡することに伴い、関係する条例について廃止及び所要の改正。

「議第30号 市道路線の認定について」
 開発行為による築造に係る2路線を認定する議案。

「議第38号 財産の処分について(ガス事業に係る財産)」
 平成30年4月1日をもって本市のガス事業を北陸瓦斯株式会社に譲渡することに伴い、ガス事業に係る財産を処分するため。

「選第4号 人権擁護委員候補者の推薦について」

「選第5号 人権擁護委員候補者の推薦について」

「選第6号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」

「選第7号 職員懲戒審査委員会委員の選任について」

 ここで追加議案が提案され、委員会付託なしでの採決で可決。

「議第39号 平成28年度一般会計補正予算(第14号)」
 財政調整基金繰り入れの減額、繰越明許費の設定(10事業)など、総額約2億3000万円。

 次に広報広聴委員会を正式な委員会に変更するための条例改正が提案された。無事に可決したため、新年度からは広報広聴委員会は条例に位置付けられた委員会となる。

「委員会発案第3号 議会委員会条例の一部を改正する条例」

「委員会発案第4号 議会会議規則の一部を改正する条例」

 2件の議員発案については、両案ともに反対し、賛成少数で否決となった。

「議員発案第1号 「共謀罪」と同趣旨の「テロ等準備罪」創設に反対する意見書(案)」

Q.先日の地元新聞『新潟日報』平成29年3月22日の社説には、この意見書に対し、「柏崎も採択される予定」と書かれていたので、まだ議場で議論もされていないなか、採択が決まっているとは、驚いたところである。少し確認をしたい。本文を読めば、本来の目的は生活費だったとしても、銀行でお金を引き出す行為の目的を捜査当局が「テロの資金調達のため」とみなせば、準備行為の容疑として成立してしまうおそれがある、と書いてある。本気でそう思っているのか。お金を引き出す行為を、捜査当局が常に国民の「普通の人」全員に対して疑い、監視しているような社会になると思うのか。あくまで組織的犯罪集団と疑義をかけられた場合とされている。本気でそう思い込んでいるのか。
A.そういった事が捜査当局によって行われることになる大変怖い法案である。

・・・多くの質疑をしようと思ったが、この時点で議論をする気が無くなり、淡々と反対した。

<賛成>
社会クラブ(笠原晴彦議員、若井洋一議員、矢部忠夫議員)
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
共産党(持田繁義議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)

<反対>
決断と実行(星野正仁議員、与口善之議員、柄沢均議員、上森茜議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
無所属(荒城彦一議員)

「議員発案第2号 原発コストの利用者への転嫁に反対する意見書(案)」

<賛成>
社会クラブ(笠原晴彦議員、若井洋一議員、矢部忠夫議員)
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員)
共産党(持田繁義議員)

<反対>
決断と実行(星野正仁議員、与口善之議員、柄沢均議員、上森茜議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
柏崎のみらい(重野正毅議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
無所属(荒城彦一議員)

 最後に、地元で工事受注することを趣旨とした請願も、無事に全会一致で可決した。あとは柏崎市役所が汗をかき、いかに地元企業で直接受注でき、地元経済が循環するかを考えた発注方法にしてもらうかにある。

「請第1号 柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注による市内直接受注を求める請願」

Dsc_0009 14時10分に終了となり、その後、議会運営委員会に出席。主な議題は以下の通り。

1.6月定例会議行程(案)について

6月5日(月)本会議
       説明・質疑・付託
       永年勤続議員表彰・祝賀会
  6日(火)産業建設・文教厚生・総務常任委員会(議案説明)
  7日(水)産業建設・文教厚生・総務各常任委員協議会(論点整理)
  8日(木)一般質問
  9日(金)一般質問
 12日(月)(本会議予備日)
 13日(火)産業建設常任委員会
 14日(水)文教厚生常任委員会
 15日(木)総務常任委員会
 16日(金)(委員会予備日)
 20日(火)委員長報告・採決

通告等の締切
一般質問:5月26日(金)正午
議員発案:6月 5日(月)午後5時

2.議会基本条例の検証について

「17_議会基本条例検証項目(検証結果)」(pdf形式)

3.その他
(1)新型インフルエザ等対策特別措置法に基づく特定接種の登録について
 市議会議員も新型インフルエザ等対策における、厚生労働大臣の定める基準に該当す特定接種の対象者となっているため、特定接種対象となる。
(2)その他
・会派室からタバコの臭いがでており、苦情がきている。ルールを守ってほしい。
・議会事務局の組織改編

 14時40分に終了となり、会派室に戻って、打ち合わせ。

Dsc_0010 15時から新庁舎特別委員会に出席する。議題は、昨日の全員協議会で市長から見直し方針の説明があった新庁舎の基本設計について、議場にかかわる部分の確認である。
 主な点は、

(1)議場の床をフラットにし、議席などは可動式にする。
(2)議場を2階から1階にし、コンパクト化

となり、(1)については了承。(2)は以下のようなコメントをつけさせてもらった。

「議場を1階にすることで建物がコンパクトになることは良いことである。瓦組合からの要望や木をふんだんに使った建物を望む声があるので、そういった声をこの議場棟で吸収し、魅力ある個性的なデザインを考えてほしい。」

 新庁舎特別委員会終了後、他会派議員との意見交換。

 16時、自宅に戻り、着替えたのち、出張関係の切符やその他の準備のため、市内をまわる。

 17時30分、事務所にて事務仕事。

Cdsc_000202 18時30分、市内某店に移動し、送別懇親会に出席する。参加者に酒飲みが多いため、飲み放題という設定。しかし、基本的にはカフェ形式のお店であるため、店主には申し訳ないほどのビールやカクテルのお代わりが続き、幹事ではないものの、気になって仕方なかった・・・。

Cdsc_000101

Cdsc_000604 21時50分、有志で二次会となり、柏崎市内の某店に移動。参加者が50代から20代までいるなかでのカラオケ大会?のため、次世代に残すべき「良い歌詞」しばりの選曲となった。それでもお約束はやりたいので、「老人と子供のポルカ」 (作詞・作曲:早川博二)から始め、村下孝蔵の「初恋」(作詞・作曲:村下孝蔵)、「また逢う日まで」(作詞:阿久悠 作曲:筒美京平)などを歌う。

2017年3月22日 (水)

総務常任委員会審査(新潟産業大学関連予算への附帯決議)
全員協議会(新庁舎基本設計の期間延長等)

 1時、就寝。

 6時に起床し、事務所で急ぎの事務仕事を行う。

 8時30分、大粒納豆、目玉焼き、豆腐とニラの煮物でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で陳情書の再確認や委員会で使う原稿作成。

Dsc_0001 10時から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)で部会長を務める第二部会の第15回会議を開催する。
 議題は、特別委員会を設置してから2年を経過することから行う中間報告の文案、そして正副部会長の互選である。中間報告の文案はそれぞれに意見をもらい、確定。なるべく1期目、2期目の議員に活躍してほしいと交代を提案した正副部会長の互選についても、無事に決まり、中間報告後に交代することになった。

 10時25分に終了し、会派室に戻って、中間報告の修正や附帯決議案の作成。

Dsc_0005 11時40分、議員有志で柏崎ショッピングモール「フォンジェ」の地下に移動し、「月味家」(電話:0257-20-0025)にて「みそチャーシューメン 600円」で昼食にする。
 食べていても、ついWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝、日本-アメリカ戦が気になり、テレビを見てしまう。

Dsc_0007 食後、市役所に戻り、13時から全員協議会に出席。主な議題は、新庁舎建設基本設計の期間の延長及び新庁舎地質調査及び模擬地震波作成業務委託の概要報告である。
 総務常任委員会で審査している平成29年度の予算のなかに、新庁舎建設実施設計予算1億3500万円が入っているものの、市長の意向や地質調査の結果がまだ分かっていない。そのため、総務常任委員会審査の新庁舎関係を残し、全員協議会終了後に審議を再開することとなった。

Rdsc_000119

1.新庁舎建設基本設計の期間の延長について
 新庁舎建設基本設計委託の期間を平成29年6月末まで3か月延長する。
 柏崎市の将来人口を見据えたうえで、将来の行政事務のあるべき姿を考慮した行政機能の在り方、市民ふれあい交流機能等の他施設との整合性などを踏まえて、新庁舎における各機能及び規模などを精査し、基本設計に反映するため。
【精査内容】
・バックヤード(書庫・倉庫)の考え方
・想定職員数の考え方 職員数530人
・ふれあい交流機能の他施設との整合性
 延べ床面積 14000平米 →13000平米
   さらに2割程度の削減が目標
   当初予定75億円から66億円程度に削減可能?
・議場は2階から1階。災害時にレイアウト変更できるよう可動式に変更
*合わせて、新庁舎基本設計コーディネーター業務についても委託期間を3か月延長。
 平成32年度中の完成を予定している。

Dsc_0008

Q.以前より市民交流、ふれあい交流機能については、周辺のアルフォーレや産業文化会館と機能が重なるということに見直しを求めていたが、今回の報告で見直しの方向が分かった。全体的な視点で聞きたいが、免震構造をどこまでするのか、議会が入る西棟を2階建てから1階になったことから、災害時にも使えるようにすべきであろう。また、原子力災害のためのフィルトリングシステム(陽圧換気システム)はどこまで導入するのか、もしくはしないのか。
A.免振の範囲は議会が入る西棟、事務棟、市民交流スペースを考えている。フィルトリングシステムは、3階の災害対策本部会議室周辺までを想定している。

Q.3階までのアクセス通路もきちんとした陽圧対応の構造してもらいたい。話は変わるが、コミュニティセンターへのフィルトリングシステム導入の場合には国からの補助金や交付金措置がある。今回の新庁舎へのフィルトリングシステム導入に際して、財源的に有利なものはあるのか。
A.ご指摘のように原子力防災に関するものであり、国の補助金を財源として予定している。

Q.災害時のことについて、これまで被災地視察のなかで気付いた点を少し提案しておきたい。災害時にはありがたいことに公的機関、民間機関など各種団体が応援に入る。そういった場合に災害対策本部との情報共有、そして作業スペースの確保が重要になり、市役所内がごった返し状態になる。中越沖地震の際には、さらに初期段階で物流やマスコミも入ったため、めちゃくちゃになったことを記憶にあると思う。そういったことを踏まえれば、議場と災害対策本部は同じ情報を共有できるようにしておけば、通常時のスペースの問題もなく、かつ災害時の対応も容易になる。是非、考慮すべきではないか。
A.十分参考にし、検討したい。

2.新庁舎地質調査及び模擬地震波作成業務委託概要報告
(1)地質調査(8箇所で調査)

 液状化の判定が必要なのは、深度20m以浅に分布する砂質土砂。深度14m、19mで調査したところ、液状化に対する考慮は必要ないと判断された。
(2)模擬地震波作成
・新庁舎の支持層は文化会館アルフォーレに比べ、全体的に浅い位置(地下30~32m)で確認された。
・特に懸念される地震(サイト波)は、長岡平野西縁断層帯(マグニチュードM8.2)の地震。全国で統一された地震の規模(告示波)赤線に対し、この地震は短周期では周期0.3~0.4秒の領域において増幅して大きな揺れとなるほか、長周期において周期1~2秒の領域で大きくなっている。

Dsc_0009 14時30分に終了となり、10分間休憩したのち、総務常任委員会の審査。審査は、市役所新庁舎関連の部分のみである。

・新庁舎建設設計業務委託料 1億3500万円

Q.この委託料の算出根拠は床面積13000平米で算定したもの。先ほどの全員協議会においては、床面積の削減が説明された。この1億3500万円はどのような執行を考えているのか。
A.見直し後の床面積で契約することになる。確かに床面積が減った場合には、この予算は過大であり、差分は残るかたちになる。(3か月延長した)基本設計ができあがってきたもので、再度の見積もりをとって、その上で契約する。

・新庁舎 土壌調査委託料 1800万円

Q.平成28年12月定例会の資料においては、建設時における土壌調査命令に伴う経費を1207万円として報告され、その金額に土壌の処理費に係る経費4億6320万円の合計が土壌改良費の最大値になって報告された。今回の1800万円との差分はどこから来ているのか。
A.1207万円は3街区の未処置残地4箇所、4街区の生石灰処理後残置の経費を計上したもの。今回は土壌汚染対策法に則り、地下10mの調査命令でた場合、19箇所、20箇所のさらに深い部分を調査することになるため、それを見込んだ。

Q.無償譲渡してもらったものの、土壌改良していない5街区は1450平米の生石灰処理後残置がある。駅前の顔という土地にもなりえる5街区を活用するとなった場合、この処理費はどれくらいかかるのか、参考までに教えてほしい。
A.土壌汚染対策法においては、3000平米以上の掘削する場合には調査命令がでる。5街区の活用方法にもよるが、掘削しなければ費用はかからない。仮に掘削して全量を場外搬出して処理する場合には、約1億円かかる。

Nsdojo

 議員間討議においては、職員数を減らすことと庁舎の大きさについて、職員数を維持すべきという意見がでたので、反対の旨、以下のような提言をした。

「市民サービスが必要な窓口、その窓口業務に必要な職員が同じ庁舎、ワンストップサービスができれば良い。何もバックオフィス機能も含めて、すべての職員が大きな一つの庁舎にいる必要はない。そういった観点をもって進めることが大切ではないか。詳しくは、新庁舎建設特別委員会で議論したい。」

 15時15分から10分間休憩をとったのち、議員間討議から再開になった。
 昨日、問題となった新潟産業大学公立法人化に関するチラシの件について、大学側から回答があった。しかし、柏崎市の当局側の説明と異なる部分があり、不信感しかない旨を議員間討議のなかで発言させてもらった。

Cdsc_00011


柏崎市議会 総務常任委員会
委員長 加藤 武男 様      新潟産業大学
                学長 北原 保雄

 平素より柏崎市議会議員の皆様には、本学の教育研究活動にご理解を賜り、またご支援を賜り、厚く御礼申し上げますとともに深く感謝申し上げます。
 この度は、「新潟産業大学の公立大学法人化の早期実現を」の意見広告チラシの件で、議員の皆様はじめ、市長、市職員の皆様の中に混乱とご迷惑おかけしたことを、お詫び申し上げます。
 平成29年3月21日総務常任委員会において、ご議論のあったご意見、ご質問等について下記のとおりお答えいたします。

        記

1.この度の意見広告は、新潟産業大学の公立大学法人化を支援しようとの思いを有する柏崎市内5名の有志の方々が出してくださったものです。

2.この意見広告は、私が、意見広告を出してくださった中のお一人の方と本学の現状等について懇談させていただいた折りに、市民の皆様の「公立大学法人化」へのご理解を深めていただきたいという思いから始まり実現したものです。連名の有志の方々には、このお方が働きかけ、お一人おひとりに、内容や表現についてのご意見等をお聞きし、それを反映し作成したものであると承知しております。お名前の無断掲載ということは、断じてありません。

3.意見広告の内容が、私が言い続けてきたこととほぼ一致していますので、「産大が書いたものではないか。」との疑義が出てくるかもしれませんが、意見広告の内容は、公立大学法人化を求める上で基本的な事柄で、5名の有志の方々のご意見であることに間違いありません。

4.意見広告を出してくださった有志の方々はもとより、私も本学教職員も、市長はじめ市議会に対して感謝こそすれ、「市長、市議会が何もしていない。」などということは、まったく考えておりません。意見広告の内容も、公立大学法人化を望む熱い思いだけを表明してくださったものであると、深く感謝している次第です。

5.意見広告の費用支出についてお答えします。5名の有志の方々と同じく本学の公立大学法人化を強く望む「新潟産業大学校友会」からお支払いいただくことになっています。
(備考)「新潟産業大学校友会」:柏崎専門学校、柏崎短期大学、新潟短期大学、新潟産業大学の卒業生約1万人を会員とする同窓会組織。

6.平成29年度の市の予算が確定し、本学に対するコンサルティング調査が決定した場合、この調査が本学の公立大学法人化を前提とするものではないことを、大きな不安の中で理解しております。

 本学は、切に新潟産業大学の公立大学法人化の早期実現をお願いするばかりです。
 今後とも何とぞご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

以上


 議員間討議終了後、討論、採決となり、まず最初の「議第15号 平成29年度一般会計予算」に対しては以下の通りの討論を行い、附帯決議を提出した。

 「議第15号 平成29年度一般会計予算」に対し、賛成の立場で討論するが、いくつか強く意見を付しての賛成としたい。
 まずは地域おこし協力隊活用事業について、柏崎全地域を対象とし、地域ニーズを掘り起こすことは基本であり、事業成功、つまり活性化や隊員の定住につなげるためには、隊員となる方の自己実現につながるようなテーマ設定、マッチングが重要である。その点を十分留意のうえ、事業を進めてもらいたい。
 次にコミュニティFMを使った新しい防災行政無線システム。NTT東日本柏崎ビルへ送信局の移設の契約、そして総務省信越総合通信局の審査を受けた場合の中継所の数や運用コストについて、まだまだ不確定な要素が多い。そういった不確定な部分が分かり次第、議会への報告をしてもらいたい。また、戸別受信機のかわりとなるFMラジオについては、地元の力を信じ、地元の力を活用することを願う。
 次に私自身は反対の立場であるが新庁舎建設に関する予算についてである。市長からは庁舎をもっとコンパクトにする旨、基本設計の3か月期間延長の話があった。土壌の問題など、しっかりと調査をすることはし、状況については随時、新庁舎建設特別委員会で報告してもらいたい。
 最後に、新潟産業大学の公立法人化調査委託と新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金については、予算審議中に柏崎市内に公立化を望むチラシが巻かれるなど、大きな問題となった。
 この問題に関連して、ここで付帯決議の案を提示したい。」


議第15号 平成29年度柏崎市一般会計予算の執行に当たっての附帯決議(案)

 総務常任委員会の所管事項として審査した大学との連携・協働事業における新潟産業大学の公立大学法人化可能性調査委託料及び新潟産業大学魅力向上支援事業補助金に関し、平成29年度柏崎市一般会計予算の執行に当たっては、下記の事項を求める。

             記

1 新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料 2,600万円
 この調査委託は、あくまで公立大学法人化の可能性調査として実施するものとし、新潟産業大学の公立大学法人化を前提としないこと。また、その調査結果については速やかに議会に報告すること。

2 新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金 1,300万円
 総務常任委員会として新潟産業大学側から説明を受ける機会がなかった。今後、大学側の出席を仰ぎ、大学の魅力等向上策について、事業目的が達せられるのか、説明を受ける機会を設けること。

平成29年3月22日
 総務常任委員会委員長 様

       提出者 総務常任委員 三井田 孝欧

理由 事業目的を明らかにし、市民への説明責任を果たすため


 ありがたいことに本予算に反対した委員以外の全員の賛同を得ることができ、附帯決議が通った。
 その他の付託議案もすべて可決し、昨日、請願者による説明を行った「柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注による市内直接受注を求める請願」については、意外にも全会一致。あとは、この請願が生きるよう、当局がどう動くかにある。

Rdsc_0010 16時45分に終了となり、その後、柄澤均議員、重野正毅議員とともに市長応接室に移動。
 要望活動終了後、会派室に戻り、明日の本会議に使うための資料を読み込む。

 17時40分、事務所に戻り、事務仕事。

Rdsc_0002 18時50分、鶏モモ肉をおろしニンニクとおろし生姜、醤油のつけダレに漬け込んだのちに揚げた鶏ニンニク唐揚げ、だし巻き玉子、野沢菜、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 揚げたての鶏ニンニク唐揚げに、キンキンに冷えたビールを良く合う。

 食後、事務所で書類の整理と名刺の整理。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年3月21日 (火)

総務常任委員会審査(紛糾!新潟産業大学公立化調査費用、補助金)

 1時、就寝。

 6時に起床し、急ぎのメールなどを処理する。

 8時、大粒納豆、牛肉コロッケ、茹でブロッコリー、玉葱と舞茸の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。今日から『機動戦士ガンダム』シャア仕様の九谷焼茶碗である。

 シャワーを浴びたのち、市役所に移動。

Dsc_0002 9時から総務常任委員会となり、請願者による請願説明と質疑応答となった。議題は、柏崎電気工事協同組合からの「柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注による市内直接受注を求める請願」である。
 内容としては、現在検討中の柏崎市役所新庁舎建設について、分割発注を行うことで直接、地元の電気工事会社で受注してもらいたいというもの。
 これまで文化会館アルフォーレ建設においても、制限付一般競争入札の3億円を上回ってしまったので、大手企業が入ってしまい、受注金額の50%以上が市外、県外に流出、地元経済の大きな活性化にはつながらなかった。
 できる限り地元で受注し、地元経済の活性化を目指すべきである。
 分割発注のためには発注者である柏崎市が、知恵を絞り、汗をかくことで地元にきちんと仕事が落ちる。

Q.確認のために聞きたい。私は現時点での新庁舎建設には反対の立場であるが、新庁舎に限らず柏崎市の公共施設の建設については、地元で直接受注すべきと考えている。とりわけ、柏崎電気工事協同組合からはえんま市をはじめ、各イベントでもご尽力頂いており、地元に奉仕せよ、仕事は渡さないということでは、地元経済は成り立たない。柏崎市さえ、分割発注のために汗をかけば良いが、その際には電気工事間の境界条件がしっかりしている必要がある。境界条件は柏崎市で努力し、正確性を求めるところであるが、それに応える技術は市内業者に十分にあるということで良いか。
A.我々としての技術は十分にあり、是非、分割発注をご検討頂きたい。

Dsc_0004 10時から総務常任委員会が再開となり、総合企画部、財務部の審査を行う。大きな問題は柏崎市役所新庁舎、そして新潟産業大学公立化などがあり、さらに細かい部分でも多くの議論を要する点がある。新庁舎に関するものは、ボーリング調査、地震波解析などの新庁舎予定地の状況を明日開催の全員協議会で報告を受けたあとに行うとことになった。議員生活も13年目となるが、この審査順序は初めてである。
 主な質疑は以下の通り。

「議第15号 平成29年度一般会計予算」

・政策補佐官 1人696万円

Q.これまで本会議場などでも話題になっているが、改めて確認したい。市長直属の政策補佐官の勤務として、情報収集は首都圏での情報収集も業務との説明があったが、どういった勤務を想定しているか。選任は公募という説明もあったが、その条件には行政経験を求めるのか否か。
A.基本的には庁舎勤務であるが、少なくとも情報政策官、シティセールス推進官などよりは庁外にいる時間が長くなると思う。今後は公募するのかどうかも含めて検討している。行政の政策補佐官ということなので、まったく行政経験のないものも困る。一定の行政経験のある方が好ましく、行政経験が無いという方の選任は現実的ではないと考えている。

Q.誤解されないように問いたいが、外部人材の登用だといわゆるプレイヤー、マネージャーの2タイプ、さらにプレイング・マネージャーというタイプがあると思う。現在の情報政策官はプレイング・マネージャーであろうが、昨年のシティセールス推進官などはマネージャー手前のアドバイザーほどであったと思っている。それで同じ金額もおかしい。今回の政策推進官はプレイング・マネージャーという認識で良いか。
A.頭脳の部分、手足となり動く部分、両方を担う人材を選びたい。

・職員健康管理事業 1443.8万円

Q.人事課に職場環境ということで聞きたい。個別のこと(自殺等)ではないことを前提に、職員の皆さんが職場環境に関する不安、とりわけ過度なストレスやメンタルに影響がでるような仕事の割り振り、これは不均衡な場合が多いのかも知れないが、そういった点での新年度への取組みはどう考えているのか。大きな観点で聞きたい。
A.時間外勤務の多さ、新しく管理職になった人間の相談対応、定期健康診断の反映、ストレスチェックについても面接相談などに取り組んでいきたい。

・ファイリングシステム構築計画策定業務委託料 399.6万円

Q.先般の説明であらかた内容は分かった。平成29年度に行うのは全課個別のヒアリング調査、その後に例規類の見直しとのこと。平成29年度中に例規類を見直すということで良いか。
A.平成29年度中に例規類の見直しをする。平成30年度はモデル課を想定し、テストしたい。平成31年度に完全にすべての課で新しい運用する。PDCAを3年間まわして取り組みたい。新庁舎完成までに間に合わせる。

・新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料 2600万円

Q.この新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料は、公立化を前提をしたものではない、ということで良いか。
A.あくまで公立化を前提にしたものではない。公立化が可能かどうか、客観的評価をしてもらうための調査委託となっている。

Q.次に中身について問いたい。私の考えは本来、こういった調査は学校法人自らが行ってから柏崎市に相談するもの。そして、この2600万円という費用も高いように感じている。先般の説明では、専門コンサルタント会社に依頼し、財務計画、施設設備の更新計画、教職員、学生募集の実態などを調査するという。これぐらいのレベルは、学校法人側から提出してもらえれば良い話。本当に知りたいのは、表にでてこない話、例えば教授陣の雇用関係などである。柏崎市の関係機関ではない、別人格の学校法人の調査を柏崎市がコンサルタント会社に依頼するのは権限も及ばない。金額についても、とてもじゃないが妥当な金額とは言えない。本当に柏崎市が血税から支出すべきなのか。
A.学校法人の要望を受けての調査なので、大学内部のそういったことを調査するために計上した。柏崎市と大学側とは全ての情報を提供してもらうという話を約束することで進めたい。調査する会社はプロポーザルで選定する。

Q.いまも言ったが、柏崎市と学校法人とコンサルタント会社間で守秘義務を含めた契約でも交わさない限り、本当の事はでてこないのではないか。
A.全てを調査をしなければ、公立化が可能かどうかの判断はでてこない。調査の協力がなければ、学校側の要望である公立化はできない。契約しなければならないという状況が分かれば、それも含めて検討する。

Q.そもそも論に戻って申し訳ない。公立化すると存続できる、というのは大学側の論理。我々、議会には毎年の補助(大学の魅力向上)があれば、存続できるとして議会でも予算を通してきた。しかし、ここに来て、公立化しなければ存続できないというのも筋が通らない。学校経営者の経営責任はこれではゼロになってしまう。事務方の横領事件もかつてあった。学校の経営責任は柏崎市としてどう考えるのか。
A.大学の経営責任は、基本的には大学自らが考えるべきものであると思っている。昨年から魅力を高める事業への補助金を出しているが、効果は様々。公立大学法人化の要望を頂いていることから、それに対する明確な答えをだすための調査を行う。公立化ができないなら、できないなりに次の手法になると思う。しかし、毎年ずっと補助し続け、存続させるということにはならない。

Cdsc_00011

Q.先般、新聞への折込、意見広告のかたちで公立化を要望するようなチラシがでた。そのなかには、審議を行う我々、柏崎市議会はもとより、新市長のことも言及し、政治的なチラシともいえる。このチラシに掲載された電話番号、そしてチラシには学校側が強くかかわっていると、チラシに名前をお載せになった方からも聞いているが、担当課としての認識はどうか。
A.3月5日の朝刊に折込のかたちで入った。大学側からは事前に聞かされていなかった。文案は大学側で作成し、名前をあげた5名の方にお願いをしたと聞いている。費用面は、印刷費、折込費は大学としては支払っていないという。さらに大学の教職員が負担することはないと確認をした。費用は、本日、現時点でまだ支払われていないと聞いてる。

Q.このチラシには柏崎文化協会会長のお名前もある。柏崎文化協会には公金での支援も入ってると思うが、違法ではないものの、こういった動きがあまり好ましいものでないと思う。柏崎市としてはどう考えるのか。
A.柏崎文化協会会長としてはではなく、あくまで個人でのお名前掲載で、柏崎文化協会総意ということではないと聞いている。しかし、こういった名前の出し方は、いかがなものかと認識している。事業費などで補助を公金から出しているので、機会をみて、先方に申し上げなければならない。このチラシがでた後、市長は柏崎文化協会の会合をキャンセルさせてもらっている。

A.(文化振興課)柏崎市から柏崎文化協会会へは、直接からの支援金ではなく、アルフォーレ文化事業を経由しての補助となっている。る

Q.チラシの中身に入りたいが、この内容はすべて正しいと認識しているのか。
A.内容については、全体として公立化をすればすべてがうまくいくとあるが、これ自体は柏崎市として疑問をもっている。

 ここで以下のような動議をださせてもらった。

「ここまでの議論のなか、このチラシの存在はハッキリしておく必要がある。文章は大学側で作成し、お金の出所は不明です、というのは怪文書でしかない。しかし、大学側の関与は明らか。大学側から文書で説明してもらわないと審議はできない。大学側に経緯の説明を含めた文書提出を求めたい。」

 総務常任委員会として全会一致となり、大学に文書提出を求めることになった。

 12時から休憩となったので、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、おかか)、茹で卵2個、いぶりがっこで昼食をとる。
 食事をとりながら、会派内で午後からの審議の内容、採決の方向についての打ち合わせを行う。

 13時から総務常任委員会が再開。

・新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金 1300万円
*平成28年度 全学年生と436名中119人が留学生。27.3%。

Nsho

Q.昨年もマンスリーシャトルバスで首都圏へバス運行、簿記3級など、そんな支援内容、低いレベルで良いのかと議論になったが、まずもって昨年度の新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金2000万円はどう活用され、成果がでたのか。
A.平成28年度事業はまだ全部終わっていないが、5月、8月、今年2月に大学側から報告をもらった。特別講師による授業は終わり、一般公開授業で毎回3回とも100人を超えている。webサイトは更新し、スマホ版を作成をリリース、1月23日よりPC版を更改した。3月末に新しい大学案内が納品される。簿記検定に関しては、春講座6名、夏講座12名、秋講座3名が申し込み、11月の簿記3級には9名受験で5名合格。2月受験で5名受験し、2名が合格。アクティブラーニングは、年6回の予定であるが、集まりの悪さで年3回だけ行った。今年の学生募集は140名を目指しているが、116名の応募と聞いている。

Q.支援事業の主な事業の経過、結果としては分かった。しかし、問題はそれが大学魅力向上にどれだけ貢献したのか、評価は別。総合的に魅力向上にどう役立ったのか。
A.学生確保にどうつながったのか、大学の経営基盤の強化につながったのか、というところが重要と思っているが、まだ1年目だったので大きな成果と言えるまではなかった。

Q.支援事業の中身に入りたい。「Webサイトの積極的運用 143.3万円」「大学紹介動画作成 81万円」などは、学校法人自ら汗をかくものではないのか。このレベルのものがでてくる段階で、大学の自己改革は程遠いと感じる。
A.昨年度に800万円の補助をもらい、大改修をしたが、課題は残った。新しい画像の取り込み、分析などでもう1年補助してもらいたいという学校側の要望。動画は、学校紹介など学生募集に使えるような品質を作りたいというもの。

Q.話を聞いていれば、余計に心配になる。800万円もかけてwebサイトの改修をするのだから、あとで誰でも運用ができ、画像追加、文書追加ができるように設計するもの。IT専門の担当者は大学にいるのか、分かっていれば教えてほしい。
A.職員に1名担当者がいるが、大学のネットワークから何からすべて精通しているわけではない。やはり専門的に行う人が必要になる。

Q.IT担当者の配置など、そもそもその時点で大学の人材管理など経営がうまくいっていないことの証左ではないか。組織と人材の問題であろう。その補てんを柏崎市民の税金から支援するというのは、なかなか納得できるものではない。もう一点聞きたい。支援事業のなかでも「留学生募集担当配置 363万円」として、入試課に内モンゴル自治区留学生募集担当を配置し、国内外で留学生募集活動を行うとあるが、内モンゴルの決め打ちになっている理由を教えてほしい。
A.内モンゴル出身者を国内外全体の募集担当として配置するもの。

Q.内モンゴル出身者ということであれば、北京語(マンダリン)はできるであろうが、あくまで留学生募集担当なのだから、もっと広い視野をもってもらいたい。内モンゴルの留学生を募集するためだけに柏崎市民の税金363万円を投入するのは理解を得られないのではないか。内モンゴルだけとなると、差別ではないが、公金を使う意味が揺らぐ。あくまで他の国も含めた募集ということなら、まだ検討の余地はある。この担当者は、英語やスペイン語、フランス語など使える、もしくはそれら言語が堪能な教授陣との連携した募集を行う、という事で良いか。
A.教授と協力してやっていくと思われる。内モンゴル自治区が先にでてしまうのは、大学設立当初に内モンゴルとの大学のチャンネルをもっていたため。

・鉄道等活性化事業 314.2万円

Q.
鉄道等活性化事業に絡めて、柏崎市としての考え方を聞きたい。新潟県では新年度から新潟空港への鉄道アクセスを議論してきた新潟空港アクセス研究会を協議会に格上げする。また山形県知事が奥羽・羽越新幹線の早期実現を求めて動きはじめ、秋田県知事、青森県知事、そして新潟県知事にも含めて運動の動きを始めるとしている。このような状況をみると、上越新幹線の利用率向上も含め、新潟県縦貫鉄道実現への声がでてくると思う。これらのキーになるのは柏崎になる。現時点での柏崎市としての考え、意気込みはどうか。
A.新潟県とともにフリーゲージの可能性を含めて検討しているが、他地域でのフリーゲージ実験で良くない結果もある。北陸から京都までのフリーゲージでの取り組みの検討もあり、日本海縦貫鉄道の意義は理解しているので、引き続き研究をしていきたい。

・情報政策官報酬1人 696万円

Q.新年度予算の事業名としては見えないが、一般質問でも取り上げた柏崎市役所職員のなかで人脈を共有化できるようなシステムについて、市長は前向きに検討したいということであった。シティセールスの観点でも、分かりやすいものであれば柏崎ファンクラブなど、人脈を共有化システムは必要である。情報政策官としては、現状あるシステムで構築なのか、もしくは別途、検討してシステムが必要と考えるのか教えてほしい。
A.導入するかどうかも含めて、検討中である。導入するとしても個人情報の管理なので、既存の名刺管理サービスでもプライバシーマーク取得業者など、選定をよく考える必要がある。

Q.答弁では名刺管理という話であったが、顧客管理というサービスで考えれば、システムとしては同じもの。仕組みは同じであり、情報を管理するシステムを作った方が良いと私は言いたいが、改めて考えを聞きたい。
A.情報は大切であるは、個人情報というところが考えるべきところ。ファンクラブはあくまで推進協議会の事業であるため、柏崎市のシステムをそのまま使わせるということにはならない。顧客管理システム自体は、今後の柏崎のために活用できると考えられる。

・次世代エネルギー活用検討事業 46.9万円

Q.質問になるように、ちょっと詳しい話をしたい。この次世代エネルギーの他の委員との議論の中、廃炉ビジネス云々の話がでてきている(特に原発反対派から。廃炉まで原発財源にたかる・・・)。福島第一原子力発電所のように通常運転中、もしくは出力調整中にいきなり事故が起こってしまえば、デブリの処理など廃炉の過程は道遠い。しかし、通常運転から手順を追って停止、廃炉(デコミッション)という流れでは、(1プラント)数年の間に廃炉作業は終わる。私はかつてアメリカのPWRプラントの廃炉などを現地で視察してきた。数年で緑地に変わっていた。廃炉ビジネスで、柏崎は生き残っていける、というのは間違いであると私は考える。しかも、福井県などは放射線環境下の解体技術を確立するための施設など、既に先をいっており、手遅れの感がある。いまから廃炉ビジネスを考えるなどという柏崎市としては、3周ぐらいの周回遅れということは認識してもらいたい。廃炉ビジネスでバラ色というものはない。柏崎市としてはどう認識しているのか。
A.そういった情報も聞いているので、廃炉だけではなく、次世代エネルギーの在り方など研究をしていきたい。

・友好交流推進事業(峨眉山市交流負担金) 290万円

Q.せっかくやるのであれば効果があるもの、「もう柏崎が忘れられない」というぐらいにしてもらいたいが、体験やホームステイなどを柏崎市民で受け入れ体制などどう考えているのか。ホームステイなどで受け入れ不足があれば、柏崎ファンクラブの方にお願いするなどの方法もあろう。
A.峨眉山市には世界遺産の峨眉山があり、観光のまち。柏崎でもぎおん祭りの花火をメインに民謡流しを体験してもらう。一昨年まで観光課が担当であったので、祭り体験は難しかったが、担当課が変わったので対応可能。昨年、中国で会った中学生同士で交流してもらいたい。また、ホームステイ先については昨年訪問した中学生の家庭で受け入れてもらうことを基本に考えている。

・国際化に対応したまちづくり翻訳料 4万円

Q.より仕事が増えていく柏崎地域国際化協会負担金601万円も本当に大丈夫なのかどうか不安であるが、もっと不安なのは翻訳料の4万円である。これで十分なのか。
A.この翻訳料は市長に来る親書の翻訳を想定している。多言語対応については、産業振興部の予算で対応する。

Q.ネイティブ・スピーカーで日本語に堪能な人に翻訳をお願いすると、概ねA4の1枚ぐらいの5000円ぐらいが普通の相場。4万円ということは市長の海外とのやりとりが、その程度(8枚?)というのも寂しい。現市長が交流を活発にする場合は、これが補正予算として増額になるということで良いか。(市長の仕事指標にする?)
A.その際には補正予算で対応したい。

Q.柏崎市内には色々な団体、ライオンズやロータリーがあり、それぞれにホームステイ受け入れなどをしているが、提供できる観光や体験にばらつきがある。これがある程度のモデルコースがあれば、より柏崎市のファンになってもらうこともできる。今後の水球などの海外からの合宿誘致をはじめ、そういった「おもてなし」の準備をしておく必要があると思うが、そういった考えはあるか。
A.文化振興課だけではできない。いまは提供できる体験コースなどをリサーチしている段階であり、平成29年度のインバウンド事業のなかで対応方法が分かり、今後対応できると思う。

・柏崎市美術展覧会会費 455万円

Q.群馬県高崎市との交流という話も事業説明であったが、歴史を考えれば非常に意味のあることで重要である。先日の一般質問でも取り上げたかったが、時間の関係で取り上げられなかった。この事業について、詳細を教えてほしい。
A.昨年、高崎市臨海学校が閉鎖されたため、何とか交流を続けようという意味合いがある。文化度の高いまちである高崎市との協議のなかで文化交流をしていこうと考えが生まれ、柏崎市の美術展が第60回、高崎市は第80回となるために、ここから交流事業をすることになった。その他にも交流の芽を広げていきたいと思っている。

・新庁舎建設関係

Q.平成26年度12月定例会の総務常任委員会において、新庁舎予定地の土壌改良費を最大4億7527.5万円と見積もった資料をもらったが、その詳しい算出根拠を改めて資料請求したい。
A.明日の全員協議会までに資料を用意する。

Dsc_0005

 14時55分から15分間の休憩をとったのち、再度の審議。

「議第31号 平成28年度一般会計補正予算(第12号)」 

 予定外退職金、ふるさと基金、じょんのび村揚湯ポンプの修繕費1076.3万円、アクアパークの改修設計委託2200万円。合計 5536万円の増。

「議第32号 平成29年度一般会計補正予算(第1号)」 
 教育長の給与改定による増額

「議第19号 平成29年度土地取得事業特別会計予算」
・予算総額は3億2000万円

「議第25号 組織・機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
 平成29年度の組織・機構改革に伴い、課名が変更となる関係条例の整理を行うための議案。
 「元気支援課」→「福祉保健部」

「議第33号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 議第35号の職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正するに当たり、介護休暇等に関する規定の整合性を図るため。

「議第34号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 特別職報酬等審議会の答申を受け、教育長の給料月額を改正するため。

「議第35号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて介護休暇等に関する改正。

「議第36号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて育児休業等に関する改正。

 16時10分から総務常任委員協議会となり、4件の報告を受けた。

<総合企画部>
(1)任期付職員制度について

・各地方公共団体の行政運営において、最適と考える任用・勤務形態の人員構成を実現するための手法
・条例で定めることによって「特定の業務等を遂行するための職員」を「一定(複数年)の任期」を定めて採用することを可能とするもの
→ 本市の導入目的 保育園調理員の確保
・理由
 (1)平成32年度以降に欠員が生じるため
 (2)食の安全・安心へ期待に応えるため
 (3)3歳未満児への給食提供は自園調理が必須であるため
 (4)偽装請負を回避するため
 (5)技能労務職の新規採用は期間の定めある者に限る

<財務部>
(1)平成28年度一般会計補正予算(第13号)

 除雪委託料追加の専決処分
(2)平成28年度一般会計補正予算(第14号)
 財政調整基金繰り入れの減額、繰越明許費の設定(10事業)など
(3)税条例及び都市計画税条例の一部改正について
・地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案を受けての改正

 17時過ぎに終了となったものの、その後も他会派議員との打ち合わせや決議文の作成など、会派室で事務仕事を行う。

 17時40分、一旦、自宅に戻って着替えたのち、郵便局など市内で所用を済ませる。

Dsc_0007 18時20分、米麹の味噌、ニンニクスライス、利尻昆布の根こぶだしで作ったスープに、海老すりおろし団子、ベビー帆立、わたり蟹、えのき、しめじ、舞茸、椎茸、白菜、人参、玉葱、ニラ、長葱を入れた味噌寄せ鍋、シメ鯖、茄子の味噌油炒め、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で議会の審査に使う資料の読み込み。

2017年3月20日 (月)

円谷プロダクション作品エキストラ出演

 6時に起床し、熱めのシャワーを浴びる。

 持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事。

 7時30分、ホステルをチェックアウトし、徒歩で移動する。

 8時、「吉野家 新大久保駅前店」(電話:03-5332-3066)に入り、「納豆牛小鉢定食 450円」で朝食をとる。

Ttdsc_005812

 愛車をピックアップし、都内某所に移動。

 11時、都内某所にて円谷プロダクションの方とエキストラとして合流し、撮影場所に向かう。
 これまでフィルムコミッションの重要性を訴えてきただけに、自分がエキストラとして実体験するのは重要である。

Ttdsc_006113 エキストラ出演者全員で主演俳優と集合記念撮影をしたのち、とりあえずのロケ弁タイムとなった。
 「サーモン&炒飯弁当」か「グリルチキン&オムライス弁当」の二種類があり、「グリルチキン&オムライス弁当」を選択。鶏モモ肉を焼いたものと、トマトケチャップたっぷりのチキンライスを包んだオムライス、厚切りハムカツ、ほうれん草の炒め物、トマト、牛蒡サラダという、かなり高カロリーな弁当である。

 食後、出番待ちをし、姪っ子、妻と怪獣から逃げる役など数テイクを収録。

 15時すぎ、記念品としてウルトラマン50周年記念クリアケース、丸大食品「ウルトラヒーローフィッシュソーセージ」を頂戴して、終了となった。
 作品名や出演者などは内密に、ということであり、また出演したシーンが使われないこともあるが、貴重な体験。姪っ子はもっと走って逃げたいと言っていた。

Ttdsc_006915

 姪っ子がレジンでのアクセサリー作りに凝っているため、大手の手芸店に寄ったのち、帰路につく。

 買い物などをしたのち、20時30分、自宅に到着。妻にとっては1か月ぶりの帰宅となる。

Ttdsc_006814 21時、利尻昆布の根こぶだし、鶏モモ肉、醤油、酒、みりんで作った鶏こぶスープに白菜、玉葱、人参、舞茸、紅生姜入り薩摩揚げ、卵、冷凍讃岐うどんを入れた鍋焼きうどんを作り、茹でブロッコリー、ひじき煮、いぶりがっこ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、急ぎのメール処理や議会関係の資料の読み込み。

2017年3月19日 (日)

あまりの人出で東京タワー台湾祭2017入場を断念・・・

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、鰹節を多めにかけたオニオンスライス、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、姪っ子を愛車に乗せ、東京都内に向かう。連休ということもあり、都心はかなりの渋滞である。

 13時、都内某所にて台湾から帰ってきた妻と合流し、3人で電車にて東京タワーに向かう。

Ttdsc_000301 13時20分、東京タワーに到着し、東京タワー台湾祭2017のために地上階のイベントスペースに行こうとするも大行列。係員に聞けば、何と入場まで3時間待ちという。加えて、各飲食ブースにも行列ということで、1時間ほど入場待ちをしたが、さらに進みが遅くなり、途中で断念。

Img_3943 割包、花枝丸湯、香腸、珍珠奶茶、坦仔麺、肉燥飯、鹹酥雞、台灣麺線、焼小籠包、阿珠雪在燒、水餃子、鶏排、麻油雞、滷肉飯、地瓜球、担仔乾麺、手工粽などの台湾グルメに加え、今年は九份の夜市(家族旅行では2010年に訪問)を再現するということで、かなりの意気込みで作り込まれたイベントであり、是非とも実体験したかったが、残念至極である。

Img_3942

 姪っ子もいるため、童心に帰ろうと、東京ドームシティに向かって移動。

 15時15分、「つけめんTETSU ラクーア店」(電話:03-6240-0006)に入り、「つけめん 840円」に「ドリンク、肉おこわセット +280円」(ドリンクはウーロン茶を選択)、「生ビール 500円」で遅めの昼食をとる。
 麺が好みのお店であり、今回初挑戦の肉おこわも炭水化物祭り?にぴったりの味わい。

Ttdsc_001102

Ttdsc_001803 食後から3人で東京ドームシティアトラクションズをまわる。それぞれのアトラクションに30分から1時間待ちもあったが、体感スピードを一番感じられる最後尾に乗った80度で急降下の「サンダードルフィン」、地上60mまで上がる「スカイフラワー」、3Dゴーグルで楽しむ「トウキョウパニッククルーズ」、水を大量にかぶった「ワンダードロップ」、地上15mまで到達するブランコ「スーパーバイキング ソラブネ」、ドリフト運転をする「フリフリグランプリ」を満喫。

 1991年の『ルパン三世』TVスペシャル「ナポレオンの辞書を奪え!」がベースになっている宝探し「ルパン三世〜迷宮の罠〜」は、行列の長さと残り時間の関係で行けなかった。石川五ェ門の声は井上真樹夫氏、峰不二子は増山江威子氏、そして銭形警部は故・納谷悟朗氏という、もう揃わないメンバーになっている。

Ttdsc_002104

 最後は、世界初のセンターレス観覧車「ビッグ・オー」で地上80mからの夜景。

Img_3952

 21時20分、新宿の某ホステルにチェックインする。ホステルといっても、古いマンションを仕切り、せまい各個室に手作りの二段ベッドを入れたようなタイプ。DIY感満載で、こういったやり方もあるのかとある意味、感心した。

Ttdsc_005310 22時、色々と店を迷ったあげく韓国家庭料理専門店「ハンヤン 2号店」(電話:03-5272-6407)で、「ニラチヂミ 1350円」、好物の「スンデ 1050円」、「春雨 950円」、看板メニューの「ブサン豚クッパ 850円」(ライス付き)、生ビールで遅めの夕食をとる。
 現在の韓国政治は悲惨な状況であり、反日もひどいものでお付き合いは勘弁願いたいが、料理に罪はなく別の話。
 長時間煮込まれた豚クッパは、薄味になっており、ついてくるアミの塩辛やタデギ(味付け味噌)、辛味のついたニラで塩味を調整。妻も姪っ子も満足していたようだった。

Ttdsc_0051

 ホステルに戻り、シャワーを浴びたのち、24時、就寝。

2017年3月18日 (土)

平成28年度新潟産業大学部卒業式・大学院学位授与式
長島忠美衆議院議員を囲む会

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、ほうれん草のおひたし、いぶりがっこでご飯2杯の朝食をとる。

Img_3939 シャワーを浴びたのち、新潟産業大学に移動し、10時から平成28年度新潟産業大学部卒業式・大学院学位授与式に出席。
 今年は、経済学部61名(日本59名、中国1名、コスタリカ1名)が無事卒業、大学院3名(中国3名)が修了された。
 柏崎市内に残る卒業生には活躍を願うばかりであり、市外、国外で就職する皆さんには、勉学に励んだ柏崎の地を忘れないでもらいたい。
 3年前の平成25年度は学部だけでも110名の卒業生いただけに、学生の少なさを実感。学長からは式辞のなか、かなり迫ったような発言もあったが、公立化の議論は正直、厳しいものがある。

 12時過ぎ、自宅に戻ったところ、以前に注文していた『機動戦士ガンダム』のシャア仕様の九谷焼茶碗が届いていた。かなり良い出来であり、満足の買い物。

Dsc_0006

Dsc_0007 12時25分、利尻昆布、鯖節、鰹節で濃いめの出汁をとったのち、鶏モモ肉を入れてからモンゴルの岩塩、薄口醤油で味付けをした鶏スープに冷凍讃岐うどん、おろし生姜、刻み長葱をのせた鶏うどん、青汁で昼食にする。

 食後、資料のお届けで市内まわり。

 17時、同僚議員の車に乗せてもらい、長岡市に向かって移動。

Dsc_0015 18時過ぎ、ホテルニューオータニ長岡に到着し、自民党・長島忠美衆議院議員を囲む会に出席する。毎年のことであるが、会場は満杯で、歩くのもままならないほどである。
 柏崎市は長島忠美衆議院議員の選挙区である新潟5区ではないが、お世話になっていることも多いので、今年も出席させてもらった。
 新潟5区内の首長、市町議員と同じ報告で進むことで政治を動かしていくという流れは、我が柏崎市も見習うべき点である。

Dsc_0012

 ゲストは、演歌歌手・松村和子氏。お母さまの生まれの地という津軽地方にちなんだ曲のあとは、現代風にアレンジをした「イヨマンテの夜」(作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而)。昭和25年の古関メロディの傑作であり、加えて伊藤久男の豪快な歌い方が魅力の難しい曲である。
 最後は、1980年のヒット曲「帰ってこいよ」(作詞:平山忠夫 作曲:一代のぼる)で盛り上がった。

Dsc_0021

 20時30分、失礼ながら中座させてもらい、帰路につく。

 21時40分、自宅に到着し、熱めのシャワーを浴びる。

 22時過ぎから事務所で事務仕事。

2017年3月17日 (金)

非公開で作業が進む地域原子力防災協議会と地元の知恵

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鮪赤身の刺身、冷奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、文教厚生常任委員会の審査をインターネット中継で見ながら、議会関係の過去資料と新年度予算の比較などの読み込み。

Rdsc_000115 12時30分、大量のサンドイッチを作ったために残った食パンの耳を電子レンジで水分を飛ばしてからオリーブオイルと塩をまぶしたもの、青汁で昼食。食パンの耳だけの食事を食べていると、浮かんでくる文字は「清貧」である。

Rdsc_000118 13時、市役所に移動し、13時30分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の第7回正副委員長・正副部会長会議に第二部会長として出席する。
 主な協議事項は、中間報告書(案)の内容と今後の委員会の進め方についてである。
 第二部会としては、地域原子力防災協議会で抽出されている課題の共有化、放射線教育のカリキュラム等の提案までには至らなかったため、次の2年間で取り組まなければならない。

 新潟県自体は、2014年3月に「広域避難の行動指針」を策定したが、肝心の避難計画についてはまだ策定していない。
 柏崎刈羽原子力発電所から半径30km圏の9市町村は、昨年5月までに策定を終えたものの、行動指針では決まっていない項目が複数あり、自治体の避難計画でも未定の部分がある。
 そして、地域原子力防災協議会は新潟県や市町村、自衛隊などとともに非公開で作業部会を行っているため、議会側からその課題を知ることはできない。
 これでは民間や地元の英知を結集したとは言い難く、課題だけでも議会側も共有できるよう働きかけをしたいと思う。


平成29年3月9日『新潟日報』

避難計画に不備多く
柏崎原発30キロ圏9市町村
汚染検査、除染場所が未定

 東京電力柏崎刈羽原発から半径30キロ圏にある県内9市町村は、原発の重大事故に備え避難計画を策定している。東日本大震災に伴う東電福島第1原発事故から11日で6年となるが、県内では避難者や避難車両の汚染検査(スクリーニング)、除染を行う場所が決まらないなど不備が多く、住民からは不安の声が漏れる。

 柏崎刈羽原発から2キロほどの刈羽村十日市の集会施設に「原子力災害時集合場所」という看板が立つ。村の避難計画で、車で避難できない人らがバスに乗る集合場所に指定されている。
 避難計画では、ここでバスに乗った住民は避難先の村上市などに向かう。だが、避難中に原発から放出された放射性物質で汚染された場合の汚染検査場所などについては「県が検討する」という表記にとどまる。元村議の高桑儀実さん(67)は2014年11月、県などによる原子力災害を想足した防災訓練に参加し、この集会施設からバスで避難先の村上市に移動した。訓練の中で感じた課題の一つが汚染検査だった。
 訓練では避難所へ向かう前に一時的に集まる「避難経由所」の神林総合体育館(同市)で汚染検査を受けた。村から100キロ以上の道のりを振り返り「逃げる途中で車に付いた放射性物質が飛散し、2次汚染を招く恐れがある」と感じた。
 広域的な避難計画づくりが先行する愛媛県や佐賀県では、原発から約30~60キロの範囲に検査・除染場所を設定する。
 本県は原発から30キロ圏の境界周辺を含めて、一定の広さと屋内施設がある場所を選定する方針だ。県は関係自治体などと協議を重ねるが、決定のめどは立たない。県原子力安全対策課は「検査をする人員や経費の負担をどこが受けるかなどの調整がつかない」と頭を悩ませる。
 高桑さんは、どこで検査を受けるかさえ決まらない現状に不安を吐露する。「避難先で受け入れてもらえないかもしれない。駐車を断られるかも…」
 不安を感じているのは自治体も同じだ。約6割の住民が原発から30キロ圏に暮らす見附市は毎年、原発事故に備えた防災訓練を行っているが、汚染検査を組み込めないでいる。市の防災担当者は「住民には口頭で説明するが、イメージしづらいだろう」と話す。
 米山隆一知事は17年度に有識者による「避難委員会」を設置し、安全な避難方法を検証する方針だが、未定の項目を残したまま検証できるのか。新潟日報社の取材に対し、米山知事は「今ある計画を検証して穴があるところを確認するのと、穴を埋めたと仮定して検証するのと両方を進める」と話した。


 会議終了後、会派室にて諸雑務をしたのち、市内某所での会議に出席する。

 17時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0002 19時10分、湯豆腐、鶏モモ塩焼き、打ち豆入りひじき煮、小粒納豆、布海苔入りトマトサラダの鬼胡桃ドレッシング、茹でブロッコリー、いぶりがっこ、ビール500ml3本で夕食をとる。食事をとりながら、名優・三船敏郎と淡路恵子が出演した1987年公開の映画『男はつらいよ 知床慕情』を観る。老いらくの恋の描き方が面白い。

 23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年3月16日 (木)

台湾で大規模な鉄道博物館計画
柏崎市が失った鉄道資産D51-1

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、山芋とろろ、水菜サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから市役所をはじめ、議案審査に必要な資料の請求や現場確認のために市内をまわる。

 11時、事務所に戻り、産業建設常任委員会をインターネット中継で観つつ、資料作成。

 13時40分、チーズフランスパン、塩バタークロワッサン、低脂肪乳、青汁で昼食をとる。

 15時から市役所に移動し、会派室で特別委員会関係の資料作成。

Rdsc_000113 18時過ぎから市内某所での打ち合わせに出席する。軽く夕食をとりながらとはいうものの、「松屋 柏崎店」(電話:0257-20-6115)の「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし 並 400円」、「国産100%生野菜 110円」、コンビニの「オクラと山芋となめこのネバネバサラダ 230円」という思った以上のボリュームある内容。

 打ち合わせ終了後、食材の買い出しなどをしたのち、22時、自宅に戻る。

 熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

 台湾で大規模な鉄道博物館が計画されており、2026年を完成を目指しているという。当然のことながら、日本統治時代の蒸気機関車を含めた貴重な車両が展示、しかも修理用機械などは動かせるような仕掛けも考えているということで、いまから完成が楽しみである。

Kishou

 こういった近代資産はさらに価値があがってくるものであり、時間はお金で買えないため、重要な観光資源になる。
 我が柏崎市の場合は、市制施行50周年として、途方もない苦労をしてソ連から取り返してきた、日本に2台しか現存しない蒸気機関車D51-1を2011年に壊してしまった。

柏崎:樺太から帰ってきたD51-1蒸気機関車(1)

柏崎:樺太から帰ってきたD51-1蒸気機関車(2)

 他のまちには無い、ユニークなものを捨ててきた経緯を思えば、いまさらシティセールスと言い出し、ネタを探すのは笑い話でしかない・・・。

Cimg2988


平成29年2月26日『新潟日報』

大規模な「鉄博」台湾で建設計画
日本2施設が運営助言

 台湾・台北市で、鉄道の車両や機械を展示する大規模博物館の建設計画が進んでいる。日本の鉄道博物館(さいたま市)とトヨタ産業技術記念館(名古屋市)が運営面の助言をしており、国内外から観光客を集める人気施設を目指すという。
 台湾当局によると、博物館の建設予定地は台北駅から東へ約4キロの「台北機廠(きしょう)」と呼ばれる鉄道修理工場の跡地。工場は日本統治時代の1935年から稼働し、近年まで「鉄道の病院」として活躍した。日本製の蒸気機関車(SL)も保存されている。 
 計画では新旧の鉄道車両を置くほか、昔の修理用機械を動かしながら見てもらう展示も検討。総事業費は65億台湾ドル(約230億円)を見込み、2026年の完成を予定している。当局から展示物などの調査依頼を受けた台湾の大学が日本の両施設に助言を求め、昨年12月、両施設の代表が現地を訪問した。
 機織り機など工作機械の実演展示で知られるトヨタ産業技術記念館の成田年秀副館長は「保存状態の良い機械が多く、さびを取るなどすれば動かして展示できるだろう」と話す。

2017年3月15日 (水)

総務常任委員会審査、協議会(行政防災通信システム、墓園の公募)

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、グリーンアスパラのサラダ、鰊の麹漬け、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時、市役所に移動。

Cdsc_00011 会派室で諸雑務をしたのち、10時から総務常任委員会の審査に出席する。まずは消防本部、市民生活部所管の部分の審査。

「議第15号 平成29年度一般会計予算」

・柏崎フォーラム開催委託料 45万円

Q.昨年、問題になったので、あらためて確認したい。これはこの柏崎フォーラムだけのことに限らないが、講師の選定のなか、多分に政治的な方、依頼期間中に選挙に関する活動など、講師の契約については、改善するという事で良いか。
A.重々配慮し、契約の件について注意していきたい。

・人権擁護事業 214万円

Q.全体的な取り組み方針について聞きたい。先般の「人権に関する市民意識調査結果報告書」を受ければ、拉致問題など人権問題で取り組まなければならないことが明らかになってきたと思う。人権啓発・男女共同参画室としては、結果を受けてどう捉えているのか、大きな視点で聞きたい。
A.5年を経過して、色々な変化があった。これから作る計画の基礎資料として、生かしていく。人権啓発・男女共同参画室としては、非常に多岐に渡っているので、他の課と連携して横串を入れていく。予算にはでてこないが、メリハリをつけて、取り組んでいきたい。

・原子力調査情報収集事業 440.6万円

Q.この予算に絡めて聞きたい。内閣府が主導する地域原子力防災協議会での避難計画の議論が非公開で行われている。その議論では、高齢者施設の避難をどうするのか、といった指摘がされていると伝聞で聞いているものの、あくまで非公開なので我々、議員は知ることができない。その議論の内容は随時、当市の避難計画に反映するよう新年度でも取り組むということで良いのか。
A.作業部会を県庁で開催している。内容は避難に係るものになっており、徐々にまとまっていくということで、国の防災計画、県の指針、そして柏崎市の避難計画に反映することになる。

Q.確認だが、議会でも原子力発電所にかかわる調査特別委員会で実効性ある避難計画を議論しているところであり、どこまで非公開で、かつ情報機密指定があるのかどうかわからないが、課題とされている点などは、議会側にどこまで公開できると考えるか。
A.あくまで内閣府にとっての非公開の観点となっている。
→ 今後、議会として論点だけでも公開してもらうよう働きかけるべきであろう。

・消費者対策事業 1390.8万円

Q.時代の流れなのか、犯罪の質の変化なのか、消費者相談をしなければならない案件が多くなってきていると思う。また、個人的にも相談を受けて、消費者センターに紹介した案件もある。中には、詐欺未満のきわどいものもあると聞いている。実態をどう捉え、新年度で重点的に取り組むべき点などはあるかどうか確認したい。
A.色々な相談業務をやっているが、現在は出前講座をやっている。最近の被害の状況を周知するようにしており、新年度はもう少し踏み込み、講演会などにも取り組む。

Q.相談に行く前の段階、つまり騙されているのに気が付いていないケースもある。知らないうちに高額なお金が引き落とされている事例などもあるので、そういったところも周知してもらいたいと思うがどうか。
A.相談業務、詐欺まがいものも広報、チラシで周知を図っていきたい。状況をみながら、防災行政無線で周知していき、対応する。

・地域おこし協力隊活用事業 83.9万円

Q.せっかくの新年度審査なので、新しい事業について聞きたい。都市圏に暮らす外部人材を地域おこし協力隊として募集することには意味があり、やり方次第では成果もあり、それこそ定住、地域活性化につながるものも多い。新年度には、市内全域を対象にするためというが、さすがに来てもらえるようなネタがあるかないかに寄ると思う。どういった募集をするのか。
A.地域のニーズ、受け入れるというのは、これまでの高柳地区限定でやってきたやり方と一緒であり、新年度ではそれを柏崎市全域に広げる。新年度では、シーズやニーズを拾い出し、地域おこし協力隊希望者とのマッチングを行う。

Cdsc_00032 12時から休憩となったので、会派室に戻り、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、おかか)、茹で卵2個、いぶりがっこで昼食をとる。
 食事をとりながら、午後からの審議の内容や次年度の視察先についての打ち合わせを行う。

 13時から総務常任委員協議会となり、防災・原子力課から「柏崎市防災情報通信システム整備計画書」についての説明を受ける。
 当初の予定では予算審議が終わったあとに説明をうける予定であったが、事業総額で30億円以上のものであり、かつ新年度予算にもかかわることから、予算審査の途中での説明を求めたもの。

Cdsc_00043

・コミュニティFM放送を利用するシステム
・防災無線FAX、インターネット同報FAX、防災アプリケーションの開発(運用開始は平成31年度)を図る。
・一括情報配信システム(防災サーバ)を導入
・屋外拡声装置について高性能スピーカに変えることで、382箇所から272箇所。
・FM難聴地域への対策は、柏崎送信局をNTT東日本柏崎ビルへ移設、高柳・西山中継局を10wから20wへアップ、中継箇所7箇所、受信障害対策中継局9箇所を新設。
・送信所の設置は、総務省信越総合通信局の審査を経て、許可(免許)を受ける必要があるため、設置場所や設置数は変わることがある。
・演奏所(放送スタジオ)の耐震性向上として、市役所新庁舎に移設
・伝送路のVHFデジタルSTLなど二重化に取り組む。
・整備費用 総事業費 23億4411.8万円
・運用費用 整備後10年間で 3億1639.4万円
・工事発注は、
(1)一括発注(競争入札)市役所放送設備、防災情報連携システム整備
             FM放送設備、中継局構築
(2)一括発注(提案型)信号発出装置、屋外拡声装置設備、緊急告知ラジオの整備
(3)単独発注(提案型)防災アプリ

Q.この新しい防災行政無線システムの運用コストが毎年約3163万円と計算されているが、現在のアナログ防災行政無線との比較が分かりづらい。FM方式で運用コストが非常に安くなると言われるものの、これでは一目で確認できない。
A.従前の機器は、手持ち資料の範囲なら保守管理屋外が1599万円、維持管理が電気、電波料が概ね400万円弱、個別受信機も概ね3000万円、保守点検が200万円を超えるものがかかっていた。対比表については、後日提出する。

Q.一般メーカーに頼む場合は、メーカー生産終了後7年までしか保守部品はないとして、高い保守料をとられる。そういったことが無いよう地元のメーカーに発注する方法もあるのではないか。そのためにも、できればラジオの強制起動信号は、昔のビデオ戦争でいうベータ対VHSでいえば、汎用性のあるVHSを選んでほしい。
A.地元でできるものはできる限り地元にだしたい。

Q.市役所新庁舎の設計については、市長が縮小化の見直しも宣言している。留意事項にも書いてあるが、新庁舎との整合性をとるとは実際にどういった要件なのか。床面積なのか、防音性なのか、防災機能なのか。
A.新庁舎の基本設計は時間をかけて先延ばしをすると聞いている。見通せない部分もあり、事業者のFMピッカラからの協議もこれからとなる。また床面積の要件などは今後の検討になる。

Q.機器導入の意識について確認したい。わざわざラジオというローテクを選択した意味をよく考えてほしい。これまでの質疑のなか、送信側や受信側など一括発注が前提となっている。つまりシステム全体を一社という考えがみてとれる。ラジオであれば、条件さえあればメーカーはどこでも良い(受信のラジオが途中でメーカーが変わることもありうる)。もちろん送信側も代替えが聞く。これは今後の運用についてもそうであり、途中でメーカーを変えてもいいんだよ、という抑止力が、コスト削減や信頼ある運用にもつながる。そういった点から私は、なるべく汎用性のあるシステムにすべきと思う。ラジオというローテクを選んだ意味合いを考えてほしい。
A.まったく意識が同じかどうか分からないが、起動信号や要求条件さえ合えば、どこのメーカーや会社に変わっても良いという考えはある。

 13時45分から総務常任委員会の審査が再開。

・ごみ最終処分場整備事業 修繕料 527.1万円

Q.この修繕の内容と、処分場全体の状況を改めて教えてほしい。
A.オーバーホール費がメインであり、埋め立ての詳細は、来年度4月以降に容積の測定をして、発表したいと思う。平成27年時点で、44.1%の埋め立て率。

・糸魚川大火を受けての装備方針

Q.先般も委員会の場でお話したと思うが、糸魚川大火という経験からは海水を使うしかない状況があると分かった。私とすれば、海水を使うためのポンプをいきなり買うわけにはいかないが、柏崎市でもストレーナー(海水を使う際にごみなどを除去する)ぐらいは一応、持っておいた方が良いと思う。新年度に向けて、設備導入の検討はあったか。
A.海水を使用する機材は新潟消防局しか持っておらず、糸魚川大火でも新潟消防局が放水した。財源の要望はしなければならないうえ、海水を使う想定は今までしていないので、検討していきたい。

・防災行政無線保守委託料 1487.3万円
・防災行政無線戸別受信機保守管理委託料 202.2万円
・防災行政無線施設整備事業 1200万円
・(新システム)防災情報通信システム整備事業 1897.4万円

Q.改めて現行のアナログ防災行政無線の維持管理にかなりのコストがかかっている。先ほどの総務常任委員協議会でもお話したが、改めて新しい防災行政無線システムとの運用費の比較表をだしてほしい。また、聞き忘れたが、新システムでNTT東日本柏崎ビルへ送信局を移設した場合の賃借料がいま分かれば教えてほしい。
A.資料はのちほどお届けしたい。NTT東日本柏崎ビルの件は、まだ先方と具体的な話をしていないため、表にだせる金額でない。

「議第20号 平成29年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は781.3万円

Q.本会議場でも取り上げたが、墓園の水はけの悪さ等の対策はしっかりやるということで良いか。また砂利道の簡易舗装についても、費用対効果の関係から一気にやるわけにはいかないとは思うものの取り組む方向か。
A.墓石の施工の関係で溜まるたまらないがあるので、石材屋さんと施工主との相談になる。未舗装の部分はできる部分はやりたいが、基金の財源との相談になる。

Q.先般、墓園に現地調査行った際にも気付いたが、かなり返還された墓地があり、それなりの数になっているようである。市民からの希望の多い、現状で管理するのが困難な墓の移設について、ある程度の返還数があった段階で、検討してもらえないものか。もちろん、条件を厳しく設定すべきと思う。墓園事業だから収入が無くて良いわけでもないため、空きがあるなら使ってもらうべきではないか。
A.墓園の空き状況は、貸し付けは39区画あり、今年度は返還が33件、貸し付け14件だったので、貸し付け可能数が増えた。今後、ある程度の数が増えたら公募を考えたいが、真に必要かどうか判断は難しいが、条件を工夫して公募したいと思う。

 15時5分に総務常任委員会が終了し、15分間の休憩ののち、総務委員協議会となった。報告事項は以下の2点。

<消防本部>
・消防整備基本計画(第二次計画)平成29年度~平成33年度

 火災予防対策、消防力の充実・強化、原子力・大規模災害への対応を3つの基本方向として、職員や通信体制、消防団員の充実などにも取り組む。
 第五次総合計画の頼もしさを担う。

Q.住宅用火災警報器の設置状況は良い方向であるが、電池式のものが多く、さらには自己診断機能のないものも多い。小さい話になって申し訳ないが、住宅用火災警報器の電池交換などの啓蒙も必要ではないか。
A.いままでは設置促進であったが、10年経過し電池寿命があるので、維持管理をキャンペーンしていきたい。

<市民生活部>
・し尿処理場整備実施計画について

 自然環境浄化センターの敷地内に下水道投入施設を新設し、汚泥処理系に投入する。
 現有のし尿処理場を改造する場合は10~12億円。汚泥処理系への投入なら7~8億円で建設可能。

 16時10分に終了となり、会派室に戻って、資料整理を行う。

 17時過ぎから市内をまわり、資料などをお届けする。

Rdsc_000112 19時、「焼肉屋さかい 柏崎インター店」(電話:0257-20-4429)に移動し、懇親会に出席。
 牛カルビ、ハラミや牛タンなどをつつきながら、生ビールを飲み、消防団へのお誘いや柏崎市内の経済状況を話し合う。

 22時過ぎ、買い物をしたのち、自宅に戻る。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

2017年3月14日 (火)

公共施設を木造に、国の公共施設5割越え

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、トマトサラダ、豚肉味噌でご飯2杯の朝食をとる。

 8時40分、市役所に移動し、9時から会派室にて打ち合わせ。

 10時過ぎ、長岡市に愛車で移動し、11時から某病院での検査を受ける。

 14時に検査が終了となり、コンビニで購入したおにぎり(筋子)、やきとり(モモ肉、ハラミ)、乳酸飲料で昼食をとりつつ、帰路につく。

 15時40分、市役所に移動し、明日の総務常任委員会の審査や特別委員会の進め方などについて調整を行う。

 17時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_0005 20時40分、甘酢餡かけ五目蟹玉、生ハムとチーズを使ったシーザーサラダ、打ち豆とひじきの煮物、大根の麹漬け、ご飯、もずくの味噌汁、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。小さい頃から打ち豆をよく食べていたので、あって当たり前の感覚であったが、実は日本海側だけの食べ方であり、東京在住時に驚いた覚えがある。

 熱めの風呂に入ったのち、事務所で議会関係の資料を読み込む。

 現在、議会でも大きな事業として審議している市役所新庁舎については、木造で作って、人口が減った段階で壊していっても良いのではないか、と提案したこともあった。
 直交CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)を使えば、高層の木造建築も可能な時代である。

Clt2

 国においても、公共施設を木造にする動きが始まっており、2015年度には木造化率が5割を超えたとの発表もあった。もちろんのことながら、森林の活用にもつながる。
 人口減少が避けられないからこそ、柏崎市も木造化を積極的に進める、と発想を転換した方が、面白いまちになると思う。


平成29年3月10日『日本農業新聞』

国の公共施設
木造 初の5割超え
15年度 国材使用は6割

 農水省と国土交通省は、2015年度に国が整備した公共建築物の木造化の実施状況を公表した。木造化に適した建物のうち、実際に木造にした建物の割合(木造化率)は54.5%。前年度を22.5ポイント上回った。
 
木造の割合は年々増えており、5割を超えたのは初めて。ただ、木材の中で国産材の使用割合は6割超にとどまっており、今後はこれをいかに伸ばすかも課題となる。
 国は10年に木材利用の拡大を図る目的で「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を制定。低層で安全面に支障がない公共建築物は、原則として全て木造化を図るとした。事務所や駐車場、トイレ、公園施設などが主な対象で、消耗品や内装にも木材利用を定めている。
 15年度に国が整備した公共建築物で、木造化に適しているのは110棟。このうち実際に木造で建築されたのは60棟で、木造化率は54.5%となった。この他に内装などを木質化した公共建築物は186棟あり、前年度より8%増えた。
 近年の木造化率は前年度が32%、13年度が20%で順調に伸びている。林野庁の担当者は「木造建築に対する各省庁の意識改革が進んできた」と手応えを話す。
 だが、国産材の使用割合は、決して高い水準とは言えない。15年度に公共建築物の新築と改装で使った木材量のうち、国産材の割合(国産材使用率)は62.6%にとどまっている。省庁別に見ると、最も使用率が高かったのが会計検査院と文部科学省の100%。最も低かったのが外務省の0.5%で、農水省は85.55%だった。

2017年3月13日 (月)

シティセールス、本当に事業効果を望んでいるのか

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、ほうれん草のおひたし、焼き海苔、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時30分、市役所に移動。

 会派室で会派会議を行い、今日の産業建設常任委員会など質問項目を調整する。一晩で500万円もの赤字をだした「THE★オール柏崎大交流会」イベントなど、シティセールスに関しては、これまで総務常任委員会で所管していたので直接、質疑をやりとりできたが、新年度からは産業建設常任委員会の所管(ものづくり・元気発信課)。質問事項は他の議員に託すこととなった。
 新年度のシティセールス関係の予算は、見える部分で約1800万円。

Adsc_0001

シティセールス推進官報酬 1人 696万円
       (イベントプロデューサー)
シティセールス事業負担金 1100万円

 いつも外部人材を入れているが、本来は

 「自分のまちの事は自分たちで売り込む、価値を上げていく」

のが筋である。
 これまでのように単発イベントをやって、イベント成功しました、バンザーイではなく、本質的な新年度の動きなってもらいたいと思う。
 ちなみに、市長が変わってからは直ったものの、これまで「THE★オール柏崎大交流会」を

 「ザ・オール」

としていたので、それに倣っていた。正しくは「ジ・オール」であろう。
 以前にも、情報CIO補佐官などという名称をつけており、「Chief Information Officer」の略、最高情報責任者のCIOに、さらに「情報」をつけ、「情報最高情報責任者」というものもあった。この名称は、

 「炒飯ライスと言っているようなものだ!」

と指摘したが、言葉そのものの意味を分かっていないと思われるような名称、呼称は気を付けるべきである。

 「必ずや名を正さんか」『論語』「子路第十三」

 産業建設常任委員会のインターネット中継を観つつ、会派室で諸雑務。途中、税務の関係で税務署と自宅を行ったり、来たりする。

 13時、一旦、自宅に戻り、冷凍讃岐うどん2玉、生卵、挽き割り納豆、鰹節、牡蠣醤油で作ったぶっかけうどんで昼食をとる。

 食後から公的機関や現場の確認などで市内をまわる。

 18時過ぎ、同僚議員のご家族のお通夜に出席。

Abdsc_0001 20時、自宅に戻り、全粒粉の業務用極太中華麺を茹で、ベーコン、半熟卵、茹でキャベツ、夕顔の鶏そぼろ餡かけ、お土産で頂いた南魚沼の鰊の麴漬け、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。中華麺のつけ汁は、干し海老を大量に入れ、市販の魚介系つけ麺だれをカスタマイズしたもの。

 食後から事務所で事務仕事。

 24時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、再度、事務所で議会関係の資料を読み込む。

2017年3月12日 (日)

新潟県観光客のビッグデータ、市町村へ提供

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、ピーマンの油炒め、わさび海苔、なめこの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、事務所に来客があり、2時間ほど意見交換。

Edsc_00095 13時、キャベツ、もやし、ニンニクを胡麻油で炒め、市販の味噌ラーメンスープの素、焼きアゴ干しで出汁とったスープを入れて一煮立ちさせたのち、茹でた市販の中太中華麺と合わせ、近所の某肉屋さんのチャーシュー、茹で卵、長葱をのせた味噌野菜ラーメンで昼食をとる。

 食後から買い出しなどで市内をまわる。

Edsc_00168 自宅に戻り、19時20分、ベーコンとコーン、ほうれん草のバター炒め、夕顔の鶏そぼろ餡かけ、鯖の味噌煮、小粒納豆となめ茸の和え物、レタスサラダ、べったら漬け、ノンアルコールビール350ml2本、ご飯1杯で夕食をとる。

 熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事業計画など依頼された資料作り。

Niigatamap 先般の新潟県議会において、観光等で新潟県を訪れた外国人や日本人の携帯電話から分かるビッグデータを解析し、その結果を県内市町村に提供するとの答弁があった。
 これは朗報であり、我が柏崎市の観光の実態を知ることができ、やるべき次の一手も深く議論ができる。
 現在開会中の平成29年2月定例会にはデータが間に合わないが、次の平成29年6月定例会で議論をしたいと思う。

Datam


平成28年3月8日『新潟日報』

来県した外国人らのビッグデータ
県が分析、観光誘客に活用
県会連合委 市町村に結果提供へ

 県議会2月定例会7日、連合委員会を開いた。村松二郎(自民)、秋山三破子(民進にいがた)、小島隆(自民)、長部登(社会民主県民連合)、安沢峰子(公明)、佐藤浩雄(無所属)、佐藤久雄(同)の7氏が米山隆一知事と一問一答で議論した。知事は観光誘客のため、携帯電話の位置情報から得られた移動などに関する「ビッグデータ」の分析を進めていることを明らかにした。3月中にも市町村に結果を提供する見通しだ。
 県交流企画課によると、NTTドコモの国内契約者の7000万台分と、日本を訪れ、同社の回線を利用する外国人400万台分のデータのうち、県内へ移動してきた人の性別、年代、滞在時間、訪問地などを分析する。外国人は国籍と訪問地が分かる。季節別に2015年8月、11月と16年2月、5月の4カ月を対象とした。
 ビッグデータを活用すれば、従来のアンケート調査で分からなかった観光客の移動ルートなどが明らかになり、新たな商品開発などにつながる可能性がある。
 
米山知事は「ビッグデータを活用した観光客の動態調査、分析は観光の施策展開に非常に有用だ」と指摘。「調査結果を市町村に情報提供し、新たな広域観光連携の推進に生かしていきたい」と述べた。
 観光庁は地域主導での観光地づくりを進めるため、市町村や観光関係者などの官民一体でつくる基盤組織「DMO」の設立を促している。設立には客観的なデータとそれに基づく戦略立案が必要とされるため、提供データの活用で設立を後押しする狙いがある。

2017年3月11日 (土)

東日本大震災から6年、忘れてはならぬこと

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、板わさ、いぶりがっこでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから市内某所で打ち合わせ。途中から市政に関する意見交換になってしまい、1時間ほどの予定が3時間にもなってしまった。

 その後も資料のお届けや意見交換などで市内まわり。

Edsc_00043 15時40分、自宅に戻り、合い挽き肉、キャベツ、もやし、ニンニクを胡麻油で炒め、市販の味噌ラーメンスープの素、根こぶ出汁を入れて作ったスープと茹でた市販の中太中華麺と合わせ、佐渡バター(無塩)をのせた味噌バターラーメンで遅めの昼食をとる。

 16時過ぎから再度、打ち合わせのため、市内まわり。

 18時、自宅に戻る。

Edsc_00064 18時40分、豚バラ肉、白菜、しめじ、絹ごし豆腐、長葱をキムチの素で煮込んだキムチ湯豆腐、いんげん豆の胡麻和え、茹で豚とチーズをのせたレタスサラダ、小粒納豆とめかぶの和え物、べったら漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所でパソコン関係の仕事を行う。

 東日本大震災から今日で6年。
 まだまだ完全に復興したとはいえず、我が柏崎市内にも約700人もの方がいまだ避難生活をされている(全国では12万人余り)。
 当時、すぐにでも現地で支援活動をしたかったが、4月に柏崎市議会議員選挙もあり、現地入りしたのは6月。2か月ちょっと経過していたが、まだまだ爪痕が激しい被災現場を自分の目で見ることができた。その後、支援活動だけで6回以上は現地入りし、その間に色々な防災知識も得た。

Cimg2790

 これだけの悲劇と犠牲がでてしまった東日本大震災だからこそ、防災、減災について忘れてはならない教訓が多い。
 我が柏崎市にその教訓をどう反映すべきなのか、今日改めて考え、今後の議会活動を行っていきたいと思う。

2017年3月10日 (金)

上越市本町商店街:ミニ四駆コースで活性化!

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、生卵、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、身支度をしていたところ、突然のアクシデントがあり、医療機関に向かう。

Adsc_00052 11時、1時間の遅参で本会議、一般質問の三日目に出席。閉校した学校施設を利用した野菜工場建設についての質問もでていた。いまから4年前にも実際に工場(川内高原農産物栽培工場)を視察したが、電気料を安くし、かつ高付加価値、単価の高い農産物をLEDによる水耕栽培なら意味がある。いわゆる葉物野菜は単価が低いため、苺などの高付加価値商品でないと難しい。

Adsc_00073 12時過ぎ、休憩となったものの、議会運営委員会が開催されたので出席。議題は、職員懲戒審査委員会委員の選任と人権擁護委員の推薦についてである。人権擁護委員について、現職ではないものの、現在も教育の場で働く方が入っており、兼任の事例はこれまでにあったのかどうか、後日回答をもらうこととなった。

 議会運営委員会終了後、一旦自宅に戻る。諸雑務をしたのち、チーズフランスパン、塩バタークロワッサン、低脂肪乳、青汁で急いで昼食をとる。食後、市役所に移動。

 13時から本会議が再開となり、二名の議員が一般質問を行った。除雪に関する質問も何人かの議員が質問しているが、相手が自然であるだけに難しい問題である。またがん教育についての質疑があり、がんについて子供が考えるきっかけをいかに作るか、という話があった。良いきっかけになるのは、平成28年6月定例会の一般質問で提案したピロリ菌検査である。何でこの検査をするのか、胃がんとは何かを考えるきっかけになる上、胃がんリスクをほぼ無くすことができる。

 14時40分から15分間の休憩をとり、もう二名の議員が一般質問。

 すべての一般質問が終わったところで、追加議案が以下のとおり提案された。

「議第33号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 議第35号の職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正するに当たり、介護休暇等に関する規定の整合性を図るため。

「議第34号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 特別職報酬等審議会の答申を受け、教育長の給料月額を改正するため。

「議第35号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて介護休暇等に関する改正。

「議第36号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 平成28年の人事院勧告により国家公務員に係る仕事と育児・介護の両立支援制度が改正されたことを受け、国家公務員に準じて育児休業等に関する改正。

「議第37号 ガス事業譲渡に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
 平成30年4月1日をもって本市のガス事業を北陸瓦斯株式会社に譲渡することに伴い、関係する条例について廃止及び所要の改正。

「議第31号 平成28年度一般会計補正予算(第12号)」
 予定外退職金、ふるさと基金、じょんのび村揚湯ポンプの修繕費1076.3万円、アクアパークの改修設計委託2200万円
 合計 5536万円の増

Q.詳しいことは委員会で聞くが、温泉ではない状態のじょんのび村の修繕は早急にやらねば柏崎市の信用にかかわることである。翌年度への繰越明許に挙げられているのは分かったが、実際に復旧は次年度のいつごろなのか。4月、5月には復旧するとみて良いのか。
A.予備のポンプがあり、2月3日に入れ替えたが、そのポンプは2月16日。井戸の状況に合わせてオーダーメイド品であり、その原因追及も含めて、年度内には終わらない。何とかゴールデンウィークには間に合わせたい。

「議第32号 平成29年度一般会計補正予算(第1号)」

 教育長の給与改定による増額

「議第38号 財産の処分について(ガス事業に係る財産)」
 平成30年4月1日をもって本市のガス事業を北陸瓦斯株式会社に譲渡することに伴い、ガス事業に係る財産を処分するため。

 17時20分に終了となり、事務所に戻って事務仕事。

Edsc_00021 20時40分、刻みニンニク、おろし生姜、大量の唐辛子の粉末、浅漬けの素をベースにしたスープに白菜、キャベツ、ニラ、人参、えのき、豚モモ肉、長葱を入れた激辛唐辛子鍋、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所の書類整理。

 24時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 どこの地方都市でも同じ悩みである商店街の活性化。我が柏崎市のお隣、私の出身地でもある上越市ではミニ四駆のコースで商店街活性化に取り組んでいるという。
 こういう突き抜けた取り組みは面白い。遊び心は大切である。

Mini4


平成29年3月8日『新潟日報』

150メートル一直線 名コース認定
上越・本町商店街
ミニ四駆100選に
異例の長さ、活性化評価

 上越市本町商店街で昨年4月に開かれたミニ四駆大会で登場した150メートルの直線コースが、模型メーカータミヤ(静岡市)主催のコンテスト「日本のミニ四駆サーキット100」に選ばれた。直線コースでは異例の長さや、ミニ四駆で商店街活性化に取り組んだ点が評価された。関係者は「これからもミニ四駆で街を盛り上げたい」と喜んでいる。
 ミニ四駆は1980~90年代にブームが訪れたが、現在は子ども時代に熱中した20~30代を中心に人気が再燃、全国各地で大会が開かれている。
上越市では昨年、商店街のにぎわい創出を目指す企業「高田本町まちづくり」が、長さ日本一を狙って直線コースを手作りし、レースを開催した。
 人気再燃にタミヤは昨年末、大会主催者や愛好家にコースコンテストの応募を呼び掛け、全国のイベントで登場したり、模型店で常設されていたりするコースを選んだ。
 
タミヤは、本町商店街のコースを「これほど長い直線コースは珍しい。自作のコースで大会を開いたことは、他の商店街にとっても活性化のヒントになる」と評価。高田本町まちづくりの浅岡哲也さんは「ミニ四駆をきっかけに商店街を訪れる人が増えている。今後は店舗と連携したコースを考えたい」と話している。100選には、本県から三条市の三条ものづくり学校内にある「燕三条ミニ四駆大学」や、長岡市の模型店などの計7コースが選ばれた。

2017年3月 9日 (木)

平成29年柏崎市議会2月定例会一般質問
(学生消防団、友好交流都市、水球のまち、市役所新庁舎問題)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、切り干し大根煮、油揚げと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Adsc_00021 10時から本会議、一般質問の二日目となり、トップバッターとして登壇した。

「先日、北朝鮮がまたもや弾道ミサイルを4発同時に発射しました。相手が迎撃できない大量のミサイルを一気に打って攻撃するような方法を、飽和攻撃と言いますが、北朝鮮はその能力を持ちつつあるということです。その対応のためにも、やはり我が柏崎への海上自衛隊の誘致が必要である再認識した『決断と実行』の三井田です。」

とのお約束の枕ののち、一般質問を行った。

Img_3926

 今回も質問をしたい案件が多すぎて選ぶのが大変だったが、それでも4つに絞り、以下のようなやりとりとなった。

1.市内大学生の消防団加入を促す奨学金制度創設の提案

 消防団の経験豊かな櫻井市長に質問するのは、なかなか難しいところであるが、張り切って提案したい。
 全国的に消防団員の確保は重要な課題になっており、特に昨年末の糸魚川大火での消防団員の活躍をみれば、平日昼間の災害時に活動できる人材を確保することも重要視されてきている。
 柏崎市内には2つの大学、新潟産業大学、新潟工科大学があり、平日昼間の災害時に活動できる学生消防団の確保という意味で、
平成28年柏崎市議会6月定例会の一般質問でも取り上げた。
 あらためて述べておくと、全国的に消防団員数は人口減や高齢化で減少が続いているものの、専門学校、大学等を有する、もしくは隣接する自治体では、大学生や専門学校生の団員が増加しており、消防庁が集計を始めた平成18年の1234人から9年間で、2.4倍の3017人に増えている。
 この要因としては、平成17年に創設された「機能別団員」、つまり消防団の全ての仕事を担うのではなく、広報や啓発などに限定して負担を減らして参加しやすくした制度の活用にある。
 以前の一般質問でも紹介したが、この制度により愛媛県松山市では避難所の運営や外国人通訳の機能を担う消防団ができ、滋賀県草津市においては外国人だけの機能別団員もできた。
 ちなみに私の妻も台湾人。柏崎初?の外国人消防団員、女性消防団員の一人としてお世話になっている。今後も外国人消防団員の確保に少しでも力になれればと夫婦ともども思っているところ。
 いま紹介した機能別消防団については、消防団としての対処能力向上はもとより、まちづくりの観点でも有効な手段ともいえる。
 消防団員として活動や人とのコミュニケーションから、自分もそのまちの一員であったという意識が生まれ、仮にその土地を去ることになっても、日本国内が問わず、外部からの強力な応援団になってくれるであろう。いわばファンクラブの強力なサポーターとなる。
 我が柏崎市でも、新潟産業大学、新潟工科大学の学生へのアプローチ、機能別消防団などに積極的に関係各位から取り組んでもらっているが、学生にとってメリットが感じられないからか、大きく前進した!という感じではないと聞いている。
 学生にとってのメリットという点では、これまで各自治体で学生が就職活動で有利になるよう、地域活動の実績、防災の経験の証明書の発行などを手掛けてきた。
 ここで一つの大変参考になる事例を紹介したい。

 今年初め、岐阜県大垣市が今年4月から大学生らを対象に、返済しなくて良い給付型奨学金制度を設けることを発表した。
 その内容は、在学中に市消防団の一般団員として2年以上活動することが条件で、奨学金は月額1万円で3カ月ごとに支給。給付は最長4年間で、一般団員の年額報酬や出動時の費用弁償も通常通りに支給されるというもの。まず募集人数を10人にしてスタートとするという。直接的な予算額としては120万円になる。
 学生が授業中に出動する場合の出席の扱いなど、調整が必要な点はあるが、非常に面白い試みであると私は感じた。
 そして、この試みこそ、2つの大学を有する柏崎市でも行うべきではないかと強く思ったところである。
 ここで話を、新潟産業大学に絞ってみたい。
現在、新潟産業大学を公立化しようという動きがあり、新年度予算でもその可能性を精査するための予算2600万円が計上されている。
 先般も全市的に新聞折り込みのかたちで早期実現を求めるチラシが入っていた。
 しかし率直なところ、私が聞く範囲では、新潟産業大学の公立化についての反応は否定的なものが多い。
 その要因は、やはり大学生と市民との距離感が遠いからではないか。これが学生消防団員として、より地元に密着していれば話は違ったであろう。
 
また、柏崎市として両大学に対する調査研究や大学魅力向上の支援で、新年度予算においても調査研究も含まれるが約4500万円もの予算が計上されている。新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金1300万円、新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料2600万円。
 それだけの金額を使わずとも、学生消防団として、返済しなくともよい奨学金することで、大学としての魅力向上の一端になるうえ、市民との距離も近くなり、また消防団としての能力も上がると私が考える。
 費用も、まず10人ということであれば、年間120万円ほどに過ぎない。何も4000万円以上毎年かかるわけではない。

Q1-1.学生消防団として入団し、活動した場合に支給する返済不要の奨学金制度を検討すべきと考えるが、市長の考えを聞きたい。
A1-1.これまでも市内二つの大学にはポスター掲示やリーフレットを配布し、入団のお願いをしてきたが、今のところ入団には至っていない。今春より担当課が両大学に直接説明に行くことを調整中。給付型奨学生制度については、全国ではじめての取組事例を聞いて、大変ユニークだと感じている。現在の市の消防団員数は1425名であり、条例定数9割を満たしている。いまこの段階で、奨学金を給付してまでの募集は考えないが、大垣市の事例も注視しながら募集を進めていきたい。

 今年の消防出初式の際、市長は「酒を酌み交わす、大いに結構」との訓示をされた。酒を酌み交わし、消防団の団員と学生団員のコミュニケーションができることで、先に述べたように柏崎が好きになる、柏崎の応援団となってもらうことも考えられるうえ、柏崎での就業につながる場合も考えられる。
 学生消防団が活発な自治体の声では消防団を通じて知り合った方の会社に就職し、定住したという事例も聞いている。当然、一緒に懇親会、酒を酌み交わす機会も多いからであろう。

 そういったメリットも、この提案においては考えてほしい。
 今ほどの答弁では、条例定数の話であり、あくまで数字の話。
 少し角度を変えて、もう少しこの提案の将来性、消防団の質についてお話したい。
 消防やレスキューの技術が日進月歩であることは周知の通りであるが、とりわけ小型無人機「ドローン」の活用は大きな点である。今年4月から消防庁は小型無人機「ドローン」全国の消防学校に配備し、新人消防士が研修を行う。
 つまり、自然災害時や水難事故などのレスキュー、そして我が柏崎市では想定すべき原子力災害においても、今後、ドローンを活用するのが目に見えている。しかもドローンは、ある程度の放射線環境までは使えるメリットがあり、原子力災害時には有用。
 近い将来にはドローンを活用するのが消防署そして消防団の姿になる。ポンプ操法の競技会に加えて、ドローンの競技会が行われる日も来るであろう。

Drone3

Q1-2.そこで、ドローンを活用できる大学生を機能別消防団として入団を促すのはどうか。ドローン活用の学生消防団となれば、柏崎市は先進自治体となり、シティセールスの上でもメリットがある。市長の考えはどうか。
A1-2.三井田議員らしい提案であり、ドローンの活用は興味深く思っている。消防庁、総務省からも全国16箇所に無料でドローンを貸与することも新年度から始める予定になっており、今後はさらに活用されると思う。ドローンが学生の入団につながるかどうか、前向きに検討したい。

2.友好都市とのさらなる関係性の構築と新たな友好交流都市について

 現在、我が柏崎市は海外の自治体との交流において、中華人民共和国(以下、中国)の淮安市淮安区、四川省峨眉山市が友好交流都市となっており、中学生のホームステイなどの交流を行っている。
 新年度予算では、今度は四川省峨眉山市の子供たちをこちらが受け入れ、またインバウンド推進協議会の設立、多言語パンフレットの作成にも取り組むとして、「世界に開かれた柏崎」に繋がる事業が計上されている。
 これらはこれで事業を積極的に進めてもらいたいと思う上、ホームステイ先が不足するようなら、喜んで協力もする。

Wian

 しかし、私としては新年度の取組方針だけでは不満がある。
 それは海外の自治体はもとより、国内の自治体との新たな友好交流都市を模索する話が無いこと。これは第五次総合計画の策定の際にも意見・提案したが、これでは「縮み志向」ではないかと思う。(かつて『「縮み」志向の日本人』という韓国人の方が書いたベストセラーがあった)
 他の自治体においては、小さな事柄からでもつながりを見つけ、まちの活性化にも資するよう人的交流、経済的交流などを行っている。
 何も人まねをすべきというわけではなく、柏崎市とWin-Winの関係をもつ外国や国内の自治体と交流を拡大していき、元気な柏崎にしていくという提案でもある。
 市長はネパールへの支援をはじめ、国際化協会での尽力もあり、色々な人脈をお持ちかと思う。

Q2-1.市長ご自身の人脈でも良いし、またある種の物語やきっかけがあればと思うが、新たな友好交流都市を国内外問わず模索するような考えはないか。
A2-1.質問を聞いているなか、なるほどと思った。確かに今、(海外の)友好交流都市は中国のみ。淮安市、峨眉山市との交流は中越沖地震で一時途絶えたが、中国側からの要望を受けて交流を復活した。それ以外の国とも交流の輪を広げることも大切だと理解している。水球のホストタウンとなったセルビア、モンテネグロとの交流も進めていきたい。都市間の友好交流は長く続き、経済その他さまざまな面で双方にメリットがあることが重要であろうと思う。文化、スポーツ、経済など民間が各都市と交流を育んだものを、行政につなげていくことがよいと考える。行政が友好都市を探すという姿勢でなく、民間交流を都市間交流につなげていきたい。今の段階で、新たな友好交流都市締結の動きには至らないが、シティセールスの観点からも、外国から交流したいと言ってもらえる魅力ある柏崎にしていきたい。

 一つ、成功事例で私が実際に体験してきたことを紹介したい。
 昨年11月、全国の地方議員、地方自治体の職員と一緒に政府招聘事業として台湾で一週間、視察・研修をしてきた。
 そのなか台南市に行った際、昨年の台南地震のお見舞いにこの議場にいる議員有志からの義援金を持っていたことから話が弾んだ(ご協力いただいた議員の皆さんに感謝)が、台南市職員のなかに一人の日本人がいた。聞けば群馬県みなかみ町の職員で、顧問という立場で出向しているという。
 みなかみ町は、台南市と2013年12月13日に友好都市となっている。人口2万人の町が、人口189万人の市との友好都市、人口比では約100倍。そして、みなかみ町は台南市にある日本統治時代(1923年)の建物「旧台南州立農事試験場宿舎群」をリノベーションし、PR拠点「交流館みなかみ物語」にして、物産販売やイベントを仕掛けている。人口189万人の購買力は凄まじいものがある。

 先月、みなかみ町長さんと会食を共にする機会があったので、詳しく伺った。聞けば、先にご紹介したように職員を台南市に派遣していることから、よりつながりが強くなっているという。
 さらに台南市政府、行政全体の職員数は約2.2万人、いわゆる役所業務なら6400人。派遣された日本人職員が現地の職員と仲良くなり、日本を旅行するなら「わが町へ来てみて」と働きかけるだけでも、強力なインバウンド事業。そして自分の町で行政、民間協働しての受け入れをすることで、来日した職員も良い思い出ができ、お互いが良い思いをするWin-Winの関係となる。これだけでも一人の職員を派遣するメリットは計り知れない。
 いま紹介したのは、あくまで一例。私が言いたいのは、地方自治体はここまでして、生き残りをかけ取り組んでいることを理解してほしいからである。
 次に、友好都市とのさらなる関係性の構築についてお話したかったが、時間の制限もあるので、次の議会での一般質問で取り上げたい。

3.「水球のまち・柏崎」のあるべき姿とプール建設の考えについて

 我が柏崎市が「水球のまち・柏崎」を掲げ、第五次総合計画では東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて魅力を高めると目標設定をし、新年度においても水球のまち推進室のもと、事業を進めていくとしている。
 しかし、実感として柏崎市民全体のなかで「水球のまち・柏崎」がどれだけ浸透しているのか、また共有感があるのか、私自身に見えない部分もあり、「なんで柏崎が水球のまちなの」といった会話になることも少なからずある。また、正直なところ、ある種の反発のような声も聞く。
 その要因は、これまでの歴史や現在の選手の活躍などの認知度もあるかも知れないが、「水球のまち・柏崎」として、どういった未来像、ビジョンを描いているのか、分かりやすくなっていないことにあると考える。漠然と「水球のまち・柏崎です」といっても、人によってイメージするものはバラバラになるのは当然のこと。
 つまり「水球のまち・柏崎」の進む道、目的が共有化されていない。

Q3-1.(あるべき姿・全体像)東京オリンピック・パラリンピックという短期的な目標があり、直近のところから取り組んでいく事業、「水球のまち」としてこういうことをやっていきたい、というものビジョンがあるという分かりやすいものを短期、中長期区分でも良いので出すべきと思うが、まずは市長の考えを聞きたい。ビジョンの共有化ができれば、我々議会も、そして市民も協力できることが明確になる。
A3-1.本市には結成6年をむかえたブルボン・ウォーターポロクラブがあり、全国各地からメンバーが集まっている。先日報告会に参加したが、多くの市民・関係者が集まり盛り上がりを見せていた。組織も事務局体制を整え、土台づくりが進んでいると実感した。ジュニア・ウォーターポロクラブも非常に頑張っているが、「水球のまち」としての市民への浸透、認識の共有は重要課題だと考える。市としてもウォーターポロクラブを支える仕組みを構築し、大会や合宿の積極的誘致を行い、水球通じた交流を他でも広げていきたい。4月からは「水球のまち推進室」を開設する。「なぜ水球?」という人もいるが、柏崎は(水球の)歴史がある。また国内ではマイナーでも、世界ではメジャーなスポーツであることも発信していきたい。

 いまインターネットの検索で「水球のまち」と入力すると柏崎がでてくる。これは嬉しいことであり、一度、「水球のまち」と宣言した以上、一気に日本の頂点まで進むべきと思う。
「水球のまち・柏崎」のためには、競技者のみならず指導者の人材育成、そして練習・競技環境が重要になる。
 最初に人材育成について問いたい。
 競技者育成に対しては教育現場での授業や体験、選手として活躍する際には新年度予算の選手強化事業で手当されるであろうが、指導者の育成・活動支援という観点も十分含むべきであろう。ありがたいことに、現在は自分の生活を削ってまで指導にあたる方の話も聞いている。これは水球だけに限らないことであり、全てのスポーツや武道にも言えることである。まずは「水球のまち・柏崎」を掲げた以上、指導者の育成・支援を行う指針や基準などをある程度明確にし、進んでみてはどうか。現役選手が引退したら、柏崎から去るとことは避けたいと思っている。

Q3-2.競技体験の場、選手育成、指導者育成の観点でどうお考えか。
A3-2.水球競技の場、人材育成の問題についてだが、先ほど答弁したようにブルボン・ウォーターポロクラブは、新年度に向けて事務局・組織体系を整えている。水球クラブと十分協議しながら、市も支援していきたい。競技場の問題は他の競技団体とも共通課題であり、体育協会ほか関係団体とも協議しながら進めていく。指導者については、現役選手の何人かは地元に帰り、水球指導にあたると聞いている。一方で新メンバーも入ってくる。新たな人材も入っており、柏崎で培った指導能力を地元に活かす、いい意味での新陳代謝が行われていると感じる。

 新陳代謝も大切であるが、個人的にはやはり現役引退後にも柏崎に残ってもらえるような仕組みが必要ではあろうと思っている。
 次に練習・競技環境について問いたい。昨年より一般質問の場や委員会等で指摘しているように、県立アクアパークの冬季間の使用について、氷上スポーツとの関係など大きな課題が見えてきている。また「水球のまち・柏崎」として合宿はもとより、大きな公式大会を誘致、開催するには公式なプールが必要となる。
前回の一般質問でも触れたように、私にとってこれは水球の問題であるだけではなく、柏崎市の信用問題になると思っている。国に対して「水球の聖地」とまで風呂敷を広げた以上、これは取り組むべきである。水球が国技のモンテネグロやセルビアの水球チームの東京オリンピックホストタウン登録となってることもあり、国際的に恥ずかしい環境をみせるわけにもいかない。広げた風呂敷のなかに何もなかったというのは、柏崎市の信用問題。

Q3-3.あらためて、短期的な練習・競技環境、中長期的な視点での取り組みについて、現時点での市長の考えを問う。
A3-3.二代に渡る市長からの引継ぎをした課題となっている。公式練習できるプールはアクアパークしかない。ブルボン・ウォーターポロクラブはアクアパーク使っているが、満足のいく練習環境ではないと聞いている。柏崎高校プールも使っているが、雨避けスペースの屋根が壊れており、今は開いていない。県に改修工事をお願いしており、少しずつではあるが、動き始めている。新しいプールの建設は財政上、非常に厳しい。気持ちの上ではプールの必要性はわかるが、現実的に新規建設は難しい。

 即、新しいプールを建設するのが難しいことは分かる。しかし、本当に「水球のまち」で頂点を目指すなら必要なもの。練習環境、競技環境は、しっかり用意すべきと改めて求めておきたい。
 ホストタウンとして受け入れ、かつ水球が国技となっているモンテネグロの水球練習環境を調べてみたが、美しい海(アドリア海)を持つ両国は海の中で練習、競技をしていた。日本でいう網、コートサイズの網を十分な深さがある海に落とし、魚などが泳いでいるなかで水球をしている。
 海が美しい、水球、これらを結びつければ、海を使った水球大会だって考えても良いと思う。それこそ、「海のまち・柏崎」、「水球のまち・柏崎」が生きるのではないか。
 海での大きな水球大会でも実施すれば、シティセールスの観点でもプラスになる。そういった思い切った発想ももってほしい。

Montenegro_waterpolo

4.豊洲市場問題のようにならぬよう新庁舎予定地について問う

 私自身は反対票を投じたが、柏崎市役所新庁舎の予定地購入に関して、土壌の改良等は買主である柏崎市が行うことで、安価に購入できたとされた。
 昨今話題になっている東京の豊洲市場問題、そして小学校用に払い下げとなった国有地の問題など、土壌改良分を差し引いて安く購入という意味では同じ構造といえよう。
 豊洲市場では地下の汚染などが問題となり、東京都政が右往左往している。柏崎市役所新庁舎の予定地では、現在、地質調査・地震波の影響解析を行っている途中であり、その結果の議会への報告は今月22日。新庁舎の設計業務委託料(1億3500万円)が含まれる新年度予算審議のあとになっている。
 また、本質的な庁舎予定地の土壌調査、委託料 1800万円は、新年度に行われる。自然由来のヒ素が一部で確認されているのは聞いているものの、現時点で庁舎予定地が適正格な場所なのかどうか、正確な科学的材料が無い状態である。柏崎市議会において、賛成多数であの土地を購入したものの、地面の下がどうなっているのか分からず、豊洲市場問題と同様の問題になる可能性もゼロではない。
 しかも、土壌改良するのは第3、4街区の一部、新庁舎の建設部分だけであり、同街区の他部分、無償で譲渡してもらい「ワーイ、ワーイ」となった第5街区は対象としていない。この地域を使う際の多額の土壌改良費は、後世へのバックパス、ツケとなる。

Q4-1.ますは土壌調査など先行して行い、その結果、処理費用の概算も含めて市民にしっかり公開してから、次のステップに進むべきではないか。市長の考えを聞きたい。
A4-1.新庁舎の建設予定地は前所有者による自主調査が実施されている。調査の結果、ベンゼン、鉛、自然由来のヒ素が確認された。基準値超えるものは場外搬出し、基準値未満の部分は土壌改良している。自然由来のヒ素は、建設場所が確定した段階で対処する。掘削部分3000平米以上の場合は県に提出が必要となる。調査個所と基礎部分の土壌調査を実施し、平成29年度には新庁舎実施設計と兼ね合わせて費用を算出、結果は公表する。

 次にもう一つの懸念事項について聞きたい。
 豪雨災害について、国交省はこれまでに想定していた「100~200年に1度の雨」に変わり、一昨年改正された水防法で「想定される最大規模」の浸水想定を出すよう河川管理者に義務づけた。それに鑑み、国自体も管理する全国67水系(今年6月までには、国の管理する全109水系を公表予定)でシミュレーションを「1000年に一度」というレベルで新たに実施し、公表している。
 柏崎市での洪水ハザードマップは、現在の鵜川、鯖石川、別山川の整備状況で100年に1回程度の大雨(1日間雨量200ミリメートル)となっている。
 今後の新たな浸水想定により、洪水ハザードマップを見直せば(日雨量ではなく、時間雨量で評価しなおせば)、現在の新庁舎予定地の災害リスクが高くなると思われる。

Q4-2.洪水ハザードマップの見直しも含めて、市庁舎予定地の災害リスクをどう考えているのか。
A4-2.いずれにせよ、すでに議会議決された問題である。洪水ハザードマップで新たな想定は最大規模を想定した降雨量は年間に0.1%以下。地域の河川を調査し、平成30年の前には公表したいが、ハザードマップ見直しの降雨条件がまだ決まっていない。長岡市、新潟市では既にハザードマップの見直しをし、市役所の位置はかなりの水位をもって浸水地域となっている。最大クラスの大雨から施設を守り切ることを重視し、防災、減災の考え方から、命を守り壊滅的被害を防ぐ観点から取り組みたい。最大クラスの大雨に対してであれば、どの地域でも公的施設は水没することから、現実に起こるとは考え難い。


 私が言いたいのは、何も最大クラスの災害に対して、完全なものを求めているわけではない。経済的な問題、コストもある。少なくとも、浸水が見込まれるなら、改めて設計をやり直し、地下をピット構造にするなどもあるだろう。
 考え方としては、原子力発電所の防潮堤の議論と一緒。15mの津波に耐える耐えないで議論しているが、15mの津波が来たら、現在のこの市役所庁舎も水没し、行政機能を失う。そこまで最大の対応をしろと言っているわけではない。少なくとも機能喪失しないだけの見直しする必要があるという意味だ。

 茨城県常総市の水害時にボランティア活動、現地視察に行った。50年、100年に一度の水害にも安心という触れ込みで新庁舎を建設した翌年に被災。水没し、行政機能を失った。市民は、何かあれば市役所が安全という意識があり、市役所に向かったものの困ることになった。こういった事にならぬよう、私は改めて指摘するものである。
 今後も新庁舎建設特別委員会や総務常任委員会があるので、引き続きそちらで議論したい。

 約1時間ほどの議論を終えたが、柏崎市役所の新庁舎問題については、既に予定地購入の議会議決を経ており、かつ現在の市長ではなく、前市長時代の提案であるため、攻めづらい・・・。しかし、予定地の土壌改良費も問題を含めて、今後も指摘続けたいと思う。

 もう1名の議員が一般質問を行い、11時45分から休憩。

Adsc_00032 会派室に戻り、七分搗きのコシヒカリで作ったおにぎり2個(麹漬け納豆、塩鮭)、お約束のウルトラマン&東京スカイツリーの弁当箱につめてきたおかず(玉子焼き、カニかま、エリンギのバター炒め、茹でブロッコリー、粗挽きソーセージ、沢庵)で昼食をとる。

 13時から再開となり、二名の議員が一般質問を行った。利害関係者が傍聴に来る事例が多くなってきており、午後からの傍聴者も多い。

 14時50分から15分間の休憩をとり、もう二名の議員が一般質問。

 17時に終了となり、会派室で諸雑務をしたのち、自宅に戻る。

Adsc_00041 18時40分、北海道から送ってもらったホッケ、もずくの酢の物、生ハムをのせたシーザーサラダ、茹でブロッコリー入りのチーズクリームシチュー、ビール500ml3本で夕食をとる。食事をとりながら、昭和52年に公開された『トラック野郎・男一匹桃次郎』を観る。お約束のシーンが多く、次の展開が分かっているものの、これはこれで良い。

 24時、熱めのシャワーを浴びたのち、読書

2017年3月 8日 (水)

人権問題の中核は同和問題?私・三井田の人権は?

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、茹でブロッコリーのチーズ和え、玉葱とえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Dsc_0004 10時から本会議、一般質問の一日目に出席する。午前中は二名の議員が一般質問を行ったが、人権教育の中核として同和問題を取り上げる、同和問題は「寝た子を起こすな論」ではダメだ、といった確認のやりとりがあった。
 かつてあった部落差別を歴史として教えるならまだ分かるが、地域の細かいことや実例をあげてまで教えること、そして他の差別問題もあるなか同和問題を中核にする、というのは同意できない。
 人権教育として大きな括りのなかで、自分だったらどうか、差別される側の立場などを学び、人権感覚を養えばよいと考える。

 先月の早い頃に新潟県内で教職員らによる同和問題に関する会合があったらしく、その後、色々なところから私(三井田)の名前がでて、「同和教育の敵」になっているとの情報があった。
 自宅にも番号非通知で何度か電話があり、母がでたところ、私の人権感覚がおかしい旨の苦情であったという。
 その後も番号非通知の電話が頻繁にあり、今週まで続いている。

T1
T2
T3
T4

 番号の非通知設定をしたからと言って、発信元を隠せるわけではなく、調査すれば分かること。
 私も人権侵害をされている?ようなので、今後、厳正に対処したいと思う。

Dsc_0006 12時から休憩となったので、会派室に戻り、数年ぶりに母から作ってもらった弁当で昼食をとる。南高梅のハチミツ漬け、茹で卵、沢庵、甘塩鮭、粗挽きソーセージ、トマト、レタス、里芋を多めに入れたのっぺ、ご飯という内容。食事をとりつつ、会派内での意見交換も行う。

 13時から再開となり、二名の議員が一般質問。フィルムコミッションにも触れた内容があり、なかなか柏崎では進まないということであった。いままで私も一般質問で何回か取り上げ、ウルトラマンシリーズの誘致なども話も持ってきたことがあったが、関係機関の協力を得られず実現に至らなかった。

 14時55分から15分間の休憩をとったのち、もう二名の議員が一般質問。

 17時20分に終了となり、事務所に戻る。

3322 19時、スーパーで半額になっていた握り鮨セット(鮪赤身、イカ、サーモン、はまち、甘海老、蟹、イカゲソ、玉子焼き、えんがわ)、野菜焼き餃子、豚モモ肉を多めに入れた麦味噌ベースの豚汁、切り干し大根とほうれん草の塩昆布和え、めかぶ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、車に乗せてもらい、市内での買い出し。

 21時過ぎ、自宅に戻って熱めの風呂に入る。

 22時から事務所で明日の一般質問に関する資料作成。

2017年3月 7日 (火)

2017ノーベル平和賞候補、中国臓器狩り調査のジャーナリスト

 2時、就寝。

 7時に起床、大粒納豆、目玉焼き、鮪の赤身、切り干し大根煮、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は相談を頂いた方への報告や今後の対応方針を決めるため、市内まわり。昨日までは清明近しいった天候であったものの、今日は一転して雪となり、季節が戻った感がある。

Rdsc_00022

Rdsc_00011 12時40分、自宅に戻り、朝から水に漬けこんでおいた1.8mmの乾燥スパゲティを干し椎茸とともに茹で、大量のニンニク、しめじ、キャベツ、水菜、人参、玉葱とともにオリーブオイルで炒め、インスタントのバジルスープの素、牡蠣醤油で味付けした和風野菜スパゲティで昼食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 14時過ぎからあるトラブル対応のため、市内まわりや電話などで連絡をとる。勝手に私の名前を使ったり、私が何やら誹謗中傷をしているとの話。卑怯なやり口である。

3163 19時、広島産のぷっくりとした牡蠣を使った牡蠣フライ、脂は少ないものの身が引き締まった天然ブリの刺身、里芋を多めに入れたのっぺ、チーズを多めにかけた水菜サラダ、茹でブロッコリー、トマト、小粒納豆とわさび海苔の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で書類の整理。議会関係の資料が山積みとなっている。

 23時30分、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で一般質問の原稿作り。

 昨年11月、人権問題に関する意見書勉強会を地方議員の同志とともに行い、中国共産党政府による臓器狩りについて、世界的なジャーナリストであるイーサン・ガットマン氏をお呼びして、講演、意見交換などした。
 中国に行けば、何故かすぐに臓器移植のための健康な臓器が見つかるということもあり、日本国内からも利用、そして日本の資金協力で設立された病院で手術も行っている。
 臓器の提供者もしくは遺族が合意したものであれば問題はないが、しかし実際には反政府的「とされた」人々(チベット、法輪功等)から臓器が抜かれる『臓器狩り』が臓器の供給元である。

Img_2256

 世界的には禁止する動きがでており、イスラエル、スペイン、台湾(地方議会も反対の意見書を可決)は禁止措置に至っている。
 この『臓器狩り』の実態を調査、各国での周知活動を行っているのがイーサン・ガットマン氏であり、何と今年2017年のノーベル平和賞候補候補にノミネートされた。
 多分に政治的と言われるノーベル平和賞候補であるが、これは人道的立場から真っ当なノミネート。厳正なる選考を願いたい。
 また、我が柏崎市議会を含めた日本の地方議会、国会も世界の平和を願い、人権を重んじる立場から、この問題を大きく取り上げ、声をあげるべきと思う。


2017年3月2日『Epoch Times』

臓器狩り
臓器の違法摘出を調べるジャーナリスト
2017年ノーベル平和賞候補に

 中国国内の法輪功学習者ら「良心の囚人」の臓器が強制摘出されているとの問題を追求し続けている調査ジャーナリストのイーサン・ガットマン氏はこのたび、2017年ノーベル平和賞にノミネートされた。
 ガットマン氏は著書『新中国を失う』(2004年)では、中国のインターネット検閲と自由の抑制に、米企業が「共謀」していると指摘。同氏の報告により、ヤフー、マイクロソフト、グーグル、シスコ・システムズの関係者は米連邦議会での尋問を受けた。
 また、著書『スローター』(2014年)では、6年間で100人以上の中国からの移民、医師、弁護士をインタビューした結果、中国で違法な臓器摘出が行われていると明かした。ガットマン氏は、実際に強制的な臓器摘出と移植手術に関与した医療関係者からも聞き取りしている。
 同問題についての報告は、2006年、カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏と元アジア太平洋地域大臣デービッド・キルガー氏の調査『戦慄の臓器狩り』に次ぐもの。2人もまた、一連の人権活動で2010年にノーベル平和賞候補者になった。
 3人は2016年に調査報告のアップデート版を公表。報告書によると、中国では過去15年間、毎年6万〜10万回の移植手術が行われており、実際の中国衛生部が主張するデータとは​大きく異なることを指摘した。 
 
中国衛生部は2015年に死刑囚の臓器を移植用に使うことをやめたと主張しているが、調査報告書は医療冊子や関係者証言から「違法な臓器摘出はいまだに続いている」とし、中国当局の発表は信憑性が低いと主張している。
 ガットマン氏は大紀元の取材に「(2016年の調査報告で)すでに中国は弁解の余地はなくなった」と話した。

 ガットマン氏は、米連邦議会、英国議会などから証言に招かれている。3人による問題周知により、2016年6月、米下院議会で「中国当局が国家ぐるみで行っている法輪功学習者に対する強制的な臓器摘出を非難する」決議案が通過。欧州議会でも2013年、「中国で良心の囚人からの臓器強制摘出を非難する」決議案が可決した。
 
ニューヨーク・タイムズ、CNN、英タイムズ紙など有力メディアは、臓器の強制摘出についての報告を取り上げ、中国移植学会の医療改革と報告を支持していた国際的な医学業界関係者にショックを与えたと伝えた。
 ガットマン氏は、多くの調査活動の協力者、研究活動に支援した基金に、謝意を示した。特に、情報提供に貢献したというミス・カナダの女優アナスタシア・リン氏、国際キリスト教連合ベネディクト・ロジャース氏、大紀元英語版(Epoch Times)のマシュー・ロバートソン記者の名前を挙げた。
 ノミネートに際して、ガットマン氏は、情報提供者が危険を冒してまで明かした真実について、世界中の人々が耳を傾けるよう願っているとコメントしている。

2017年3月 6日 (月)

総務常任委員会審査(市役所新庁舎、新潟産業大学の説明不足)、柏崎墓園の今後

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩だれで味付けをした肉野菜炒め(豚小間切れ、キャベツ、もやし、人参、ピーマン、玉葱)、いぶりがっこでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、資料のお届けなどで市内まわり。

Jogk 9時30分、市役所に移動し、会派室で諸雑務をしたのち、10時から総務常任委員会に出席。
 先日の総務常任委員協議会において、平成29年の新年度予算に関して追加説明を求めたい事業を決めていたので、まずは市民生活部、危機管理監から受ける。

<市民生活部>
(1)ごみ処理場整備実施計画策定事業委託料について

 クリーン推進課
・ごみ処理場整備実施計画策定業務委託料 245.2万円
 平成37年度まで現在施設を延命するか否か。

(2)地域安全対策費:ジョギングパトロール
 市民活動支援課
・地域安全対策費のうち消耗品費 68万円
 防犯まちづくり計画に基づき、この費用内で行う。
 意識づくり事業であり、ジョギングパトロールで市民自らが防犯意識をもつ。
 いわゆる「ながらパトロール」であり、事業費は主に消耗品。

<危機管理監>
(1)防災訓練費 301万円
・中越沖地震から10年ということで、3つの目的をもつ。
 9月24日を予定し、地震・津波災害を想定した全市(安全行動、安否確認)・地域訓練、アルフォーレなどを利用し、災害体験、模擬訓練、地域防災交流会(講演会、事例発表)を実施する。

 10時20分から総合企画部所管事項の追加説明となった。

<総合企画部>
(1)政策推進事業

 政策補佐官報酬 1人 696万円
・立場は市長直属で、第五次総合計画の主要政策、政策、施策など全体的コーディネートを行う。人口減少対策などもあり、分野横断的、機動的な行政の動きができるよう、幅広い人脈をもつ方を依頼するもの。情報収集は首都圏でも行ってもらう。
 選任は公募を含めて、方法は議決後に速やかに提案する。

(2)ファイリングシステム構築計画策定業務委託料 399.6万円
・平成28年度は文書の管理方法、量の全体調査、文書取り扱い状況や什器などの実態調査を行った。最終報告書は途中であるが、次のような問題が分かっている。文書の実態として文書量は他の自治体と同等か少な目(執務室に置きっぱなしが目立つ、廃棄可能や重複文書が目立つ)、法定保存義務がないものや廃棄できるものが目立つ。各部によって取り扱いがまちまちになっている。災害時の持ち出しなども整理が必要。B版も多く、保管庫や収納機器が合っておらず、デッドスペースが多い。文書そのものを20%、効率的な収納で20%、計40%の削減目標を提言として受けた。今月末に全庁的に説明会を行う。
・平成29年度は、公文書管理法に則り、全課個別にヒアリング調査を行い、例規類の見直しを行いたい。

(3)新庁舎建設移転プロジェクトマネジメント業務委託料 542.3万円
・新築移転に伴い発生する建物内の什器レイアウト、サイン、再利用計画、廃棄処分計画や電算機器の移設、配置計画などを依頼する。文書類の収納計画も策定してもらい、作業管理も委託する。
・委託先は電算機器メーカーや家具什器、運送業者などが対象となる。行政職員だけで行うには無理があり、他市の失敗事例があり、今回は委託したい。
・単年度では終わらないものであるが、契約は単年度で行う。ファイリングシステム構築委託でも一部行われる。

(4)新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料 2600万円
・新潟産業大学からの要望が出されて2年が経過しており、一定の方向をだす必要があるとしたもの。公立化が良いか、このまま支援が良いのかをまとめるため、専門コンサルタント会社に依頼する。財務計画、施設設備の更新計画、教職員、学生募集の実態などを調査し、平成29年9月議会までには結果を報告したい。
・判断を柏崎市が行うことから、全額を柏崎市で負担する。

→ 本来、法人化の可能性調査は大学自らがやるのではないか。

(5)新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金 1300万円
・平成28年度に引き続き、改革プランの考えに基づき、支援する。

(A)強化指定部の募集活動 140万円
 強化指定部4部(水球、卓球、サッカー、バスケ)の募集旅費と成果報酬(サッカー部)
(B)日本人学生募集担当の委嘱 120万円
 県内日本人学生を増やすため、高校教員OBを入試広報主幹に委嘱し募集活動を行う
(C)留学生募集担当配置 363万円
 入試課に内モンゴル自治区留学生募集担当を配置し、国内外で留学生募集活動を行う
(D)国外留学生募集業務委託 135.4万円
 海外協定校からの入学者を増やすための進学指導料(出願~受験~留学までをトータルでサポートする
(E)国内留学生募集業務委託 151.2万円
 国内留学生募集の成功報酬
(F)国外留学生募集旅費 250万円
 海外留学生募集の旅費
(G)日本語非常勤講師の配置 136.8万円
 留学生の増加に伴い日本語教諭体制を強化する
(H)Webサイトの積極的運用 143.3万円
 平成28年度にリニューアルしたWebサイト、新設した受験生サイトについて、継続してブラッシュアップを行い、積極的な情報発信・学生募集活動を行う
(I)大学紹介動画作成 81万円
 1年間の大学生活を動画でまとめ、ホームページ、オープンキャンパス、学校見学会などで活用する
(J)強化指定部遠征強化及びフィールドワークの充実 209.6万円
 マイクロバスをリースで1台増やし、運転委託料を措置することで強化指定部の遠征(大会、合宿)を強化し、また、「ゼミナール」を中心にフィールドワーク授業でも活用する
(K)資格活動支援(簿記講座) 49.9万円
 就職を目的とした付加価値づくりとして、日商簿記3級及び2級資格取得支援を行う2年間を1サイクルとして2級合格を目指す簿記資格取得支援体制を完成させる
(L)科学研究費申請添削指導(教員対象) 24.3万円
 科研費の採択増に向けて研究計画調書を作成し、添削指導を受ける(2回)外部資金の獲得と教育研究の質の向上を目指す

(6)次世代エネルギー活用検討事業 46.9万円
・補助金を活用し、国との協議やヒアリングに必要な旅費や事務経費という内容。平成29年にエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金を使い、(仮称)エネルギービジョンの策定などを行う。新庁舎の地中熱応答なども行う。

(7)新庁舎建設設計業務委託料 1億3500万円
・床面積13000平方mで算定した金額であり、新庁舎の規模・機能の精査もあり、見直し後の床面積で契約することになる。基本設計を実際に施工する場合の詳細な設計を行う。

(8)新庁舎 土壌調査委託料 1800万円
・予定地には自然由来のヒ素が一部確認されている。その掘削部分の3000平方m以上の場合には県に届けが必要となる。地下10m、1mごとに1検体、200検体を調査したい。調査項目は重金属などとなる。

(9)新庁舎 地中熱利用設備導入熱応答試験業務委託料 630万円
・新庁舎では地中熱を利用する計画があり、冷暖房の活用、融雪に使う予定。それらができるか否かの判断材料とするため、100mの井戸を掘り、地中熱交換機を入れ、熱特性を調査。夏頃を予定し、導入する場合には実施設計に反映する。クローズドループ方式を考えている。財源は一般財源で計上したが、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金に採択された場合はすべてが国の負担になる。

 11時45分に総務常任委員会を閉じ、その後、委員間での今後の審議の進め方について協議を行った。                   
 まずは櫻井市長自身も事業規模の縮小化を訴え、議場の設計も再度見直しをするという市役所新庁舎建設について、当初の計画のまま新年度予算が計上されており、いつの間にか地中熱を利用することになり、防災行政無線のFMラジオへの移行するという計画にしても、FMピッカラのスタジオを庁舎内にするのか否かがどうなったのか分からず、

 「いつ、誰が、どこをどう修正するのか、どこまで決定したのか」

が不明瞭となっている。
 また、新潟産業大学についても、昨年も多額の補助金を税金から出したが、その成果報告もないまま、さらに補助の増額、加えて公立化の検討も含め計3900万円もの税金を投入する計画である。
 先日、柏崎市内での新聞折り込みのかたちで、新潟産業大学の公立化を求めるチラシが入った。新年度予算の審議という時期に、新市長、議会を名指ししているところにきな臭さもある。

Cdsc_00011

 柏崎市内には新潟工科大学もあり、公平な扱いをしなければならない観点もあるため、市役所新庁舎の件と合わせて、説明を求めるよう議長に申し入れることとなった。

Cdsc_00052 12時20分、自宅に戻り、冷凍食品とは思えない美味しさ、とマスコミで話題のニチレイフーズの冷凍食品「本格炒め炒飯」とインスタントの若布スープ、低脂肪乳で昼食をとる。
 この商品のために30億円もの設備投資をしたというだけあって、確かに冷凍食品とは思えない炒飯であり、あっという間に二人前を完食。

Cdsc_00073 食後、ジャンク品としてもらった旧式のノートパソコン(SONY VAIO Type-S VGN-SZ93HS)をCPUを在庫品にあったより高速なもの(Intel Core2Duo T7600)に換装し、メモリ追加、Windows10をインストールし、色々な作業の検証用に使うマシンとして復活させた。

Cdsc_00084 14時過ぎ、柏崎墓園に移動し、担当課職員、課長、担当部長立ち合いのもと、問題ではないか、と複数の市民の方から頂いたご意見と現場の状況を確認する。
 まず墓園の物理的な問題として挙げられているのは、

・墓の中に水が溜まってしまう
・水はけが悪いため、車いすでの墓参りができない
・砂利道であり、年寄が安心して歩けない

というものであり、費用的な面(管理料の値上げもできず、基金で運用)もあるので、今後は簡易舗装等で少しずつ取り組むということとなった。

Cdsc_00106

 また、柏崎市内に既に墓があるものの、かなりの山奥などにあり、移設をさせてもらえないか、という要望については、以下のような整理。

・市内に既に墓がある場合の移設は基本的には受け付けていない。
・しかし、現在でも墓園の返還が続いており、区割りなど場所を選ばなければ、ある程度の確保はできる。
・今年4月からも返還があるので、一定数の返還があった段階で、市内移転を考慮する公募などを検討する。ただし、公募要件の設定が難しいので、検討に時間を要する。

 柏崎市の墓園事業としても、土地を遊ばせておくわけにはいかないので、時代に合わせて利用資格などの制度も少し変えていく必要もあるかと思う。

 現地確認を終えたのち、買い物などをし、16時過ぎ、事務所に戻る。

 17時、事務所に来客があり、先日相談があった内容について、先方からの回答を含めて話し合う。

Cdsc_00158

 19時、鶏モモ肉の岩塩焼き、ブロッコリー、シーザーサラダ風水菜サラダ、切り干し大根とほうれん草の塩昆布和え、ホタルイカの酢味噌和え、味噌鰹ニンニク、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時30分、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、読みたかった人気漫画『空母いぶき』の第6巻を読む。民間人を盾として使う戦法、もちろん非人道的であり、許されるものではない。しかし、これを敵国の軍人がとった場合、日本政府は世論を押し切っても、自衛隊に攻撃命令を出せるか否か、という問いかけが現実にありそうで怖いところ。

2017年3月 5日 (日)

柏崎地元グルメになれるか、モクズ蟹飯試作(2)
魅惑のペヤング「やきそばプラス納豆」

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ハムエッグ、アスパラ菜(オータムポエム)のおひたし、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、市内某所に移動。市政に関しての要望事項などをお聞きしたので、今回の一般質問への反映することとした。

 11時、事務所に来客があり、あるトラブルについての相談を受けるも、さすがに民事事件として弁護士、少なくとも行政書士から入ってもらう案件であるため、無料法律相談をご案内。

Adsc_00162 12時40分、無性に醤油味のシンプルな醤油ラーメン、しかももやしで増量したような学生時代に食べた感じの東京醤油ラーメンが食べたくなり、1袋25円で購入したもやしを茹で、中太の中華麺、市販の醤油ラーメンスープ、近所の某肉屋さんのチャーシュー、シナチクをのせた醤油ラーメンを作って、昼食にする。もちろん、学生時代と同じにご飯を一緒に食べる王道のラーメンライスである。

 食後から事務所で事務仕事やネット上の会議。

Adsc_00184 18時、小腹がすいたので夕食前ながらも、新発売で話題のペヤング「やきそばプラス納豆」を母と分けて、試食してみる。
 茨城県出身者のみならず、納豆好きの多くがノーマルのぺヤングやきそばに納豆を投入する食べ方をしていたので、私としては違和感がない。

Adsc_00295

 実際にこの商品を食べてみると、香りと粘り気は納豆であるが、味はやはりソースが支配的である。
 納豆の個性にも負けないソース・・・侮れない。

 昨年11月に地元で獲れたモクズ蟹が名物になるか、という実験をし、いまいち納得のいかない出来だったので、再度の実験。

<モクズ蟹の下茹で:半生>
・足が外れないよう、ゆっくりと水から茹で、動かなくなるまで火を入れる。動かなくなったところで、足、ふんどしを取る。

<モクズ蟹スープ作成>
・足の端っこや真ん中をハサミで切り、出汁がでやすいようにして、モクズ蟹スープをとる。

<米の仕込みと炊き込み>
 米2合にモクズ蟹スープ350ml、薄口醤油10ml、濃口醤油30ml、岩塩ひとつかみ、酒を少々、そして蟹本体を入れて、30分ほど置いてから炊く。

Adsc_00141

<蟹味噌の混ぜ込み>
 炊きあがったところで、モクズ蟹の甲羅をとり、蟹味噌、内子を取り出し、ご飯に混ぜ込む。

Adsc_00173

Adsc_00327 今回は、オス3、メス1の割合で炊き込み、かなり良い出来となった。メスもちょうどオレンジ色の内子がたっぷり入っており、それを混ぜ込んだため、濃厚な味わい。
 さらに通年での味の安定化も含めて、研究したい。

2976 20時過ぎ、モクズ蟹のスープをベースに多めのニンニクと自家製豆板醤、ニラ、長葱、絹ごし豆腐で作った麻婆豆腐、長芋のポン酢かけ、鮪赤身と鯛の刺身、モクズ蟹ご飯、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、人気番組であり、初の海外ロケかつ映画化で台湾に行った『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』のDVDを観つつ、諸雑務。

 23時から週刊誌、月刊誌をもって、長風呂に入る。

2017年3月 4日 (土)

日本ジビエ振興協議会NPOから社団法人へ
ジビエのさらなる普及

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、水菜サラダ、いぶりがっこ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、荷物の発送などをしたのち、長岡市に移動。

 10時30分から長岡駅近くの某ホテルロビーにて、貿易関係の先輩と懇談する。やはり柏崎のものを海外に輸出し、少しでも地元の景気回復に寄与したいが、なかなか製品というかたちが柏崎では少なく、先輩からは商材としては厳しいとの話であった。

Adsc_00173 13時、自宅に戻り、大量のニンニク、唐辛子、干し納豆パウダー、牛挽肉、トマト、人参、玉葱、ピーマン、椎茸をオリーブオイルで炒め、トマトケチャップ、牡蠣醤油、黒胡椒で味付けをしてから、茹でた1.8mmのスパゲティを合わせた野菜ナポリタンスパゲティ、青汁で昼食をとる。

 食後から各種支払いや作業が終わった品物などのお届けで市内をまわる。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00224 22時20分、豚モモ肉をニンニクと長葱の塩ソースで炒めた豚塩焼き、レタスサラダ、海老と豆腐の寄せ鍋、ご飯、ビール500ml3本で夕食をとる。豚塩焼きは、ドラマ版『孤独のグルメ Season5』の第9話に登場する創業100年近いという「源氏食堂」(電話:0470-62-1048)の「いすみ豚 ブタ肉塩焼」を目指したが、そもそもの肉の質、厚みが足りなかった。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 5年ほど前から長野県をはじめ、野生鳥獣の肉(ジビエ)の勉強会への参加や関係者との交流をし、また自分でも猪肉などの加工方法を試行錯誤し、ジビエの潮流が大きくなると思っていた。

Dcf00011

 ここに来て日本ジビエ振興協議会がNPOから社団法人へ移行し、さらなる普及をはかっていくという。
 全国的に野生鳥獣の農産物への被害は深刻であり、また同時に猟師の不足、駆除した野生鳥獣の加工、販売の問題など課題は多い。
 しかし、以前に視察した佐賀県武雄市のいのしし課をはじめ、障がいをもつ方の就業先としてのジビエ販売など、可能性があることも確かである。
 猪の被害に悩む我が柏崎も、発想を変えるとき(移動式解体処理車の導入等)が来たのではないだろうか。


平成29年3月1日『日本農業新聞』

ジビエ協が一社移行
普及を加速
流通企画月内まとめ

 鹿やイノシシといった野生鳥獣の肉(ジビエ)の普及に取り組むNPO法人日本ジビエ振興協議会は1日、一般社団法人に移行する。飲食店に加え、調理学校や観光業者など幅広い業界との連携が可能になる。衛生管理基準となる独自の流通規格や部位ごとのカット方法の指標を広め、実需者の取り扱いやすさを高めていく。21日に東京都内で設立説明会を開く。
 同協議会は、ジビエの捕獲流通規格を3月末までにまとめる方向だ。これまで不十分だった金属探知機による銃弾検査なども徹底し、より安全性を担保していく。ジビエには牛肉や豚肉のような流通規格がなかったことが需要拡大の課題だった。
新たな規格に準じた肉の認証シールを作り、部位ごとの切り方指標も広める。部位によって調理法も異なることから、飲食店の使いやすさを考慮した。2017年度は試験的に始める。
 取り組みを加速するため、より自由に活動できる社団法人へ移行した。多様な業態から意見をくみ上げ、規格の運用性を高める。解体処理や衛生管理、調理などの研修会を通じ、規格を周知していく。藤木徳彦理事長は「社団化によって認証制度を確立させ、本格的なジビエ流通を後押ししたい」と意気込む。

2017年3月 3日 (金)

祝!柏崎市立柏崎第一中学校第70回卒業式
放射線と科学教育

 1時過ぎ、自宅に戻り、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、めかぶ、笹かま、豆腐とえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、母校である柏崎市立第一中学校に移動。9時20分から記念すべき第70回卒業証書授与式に来賓として出席する。
 今年は、同校卒業生でもある櫻井雅浩市長も出席。

Img_3857

Img_3860 ワーグナーの「タンホイザー行進曲」(作詞:福田三岐夫)の合唱で入場した今年の卒業生は、63名(14293号~14355号)、平成13年、14年生まれである。
 国歌斉唱で厳かに式が開会となった。
 在校生による気持ちがこもり、涙ながらに読み上げた送辞、そして卒業生の答辞。東日本大震災のあと、着の身着のままに避難されてきた少女が、目の前で中学校を卒業するという時の流れに不思議さと嬉しさを感じた。

Img_3858

 「仰げば尊し」の1、3番、「柏崎市立第一中学校校歌」(作詞:中村葉月 作曲:團伊玖磨 校閲:吉野秀雄)を出席者全員で歌い、最後は卒業生記念合唱として、合唱の課題曲にも選ばれることが多い「あなたへ-旅立ちに寄せるメッセージ」(作詞、作曲:筒井雅子)。男子も女子も涙声のなか、力強い歌声であった。
 感動の合唱のあと、卒業生を拍手で送り出した。新しい生活でも頑張ってほしい。

 11時50分、一旦、自宅に戻って着替えをしたのち、某職員と現場確認のため、市内某所に移動。

Adsc_00131 12時30分、「ささ川」(電話:0257-23-2702)に移動し、視察にお見えになった某大名誉教授など大学関係者、科学教育に関する研究者の皆さんと「おまかせ昼定食 1950円」をとりつつ、意見交換を行う。
 いまだに反原発派の科学的ではない恐怖の煽りもあり、人類にとっても有益である放射線に関する知識、加えてリスク・マネジメント(この世にゼロ・リスクの技術は無い)の概念が学校教育のなかで十分ではない、というのが共通の認識であった。

 充実した意見交換をしたのち、14時過ぎ、事務所に戻る。

 15時から市内某所で打ち合わせ。

 17時、事務所に戻り、議事録や資料を作成する。

Adsc_00142 19時過ぎ、緊急でデータ復元してほしいとの依頼があり、日清カップヌードルのシーフードヌードルライトで軽く食事をとってから、某所に移動。
 パソコン自体の故障に加え、ハードディスククラッシュという状態の中でのデータ救出であり、かなりの手間である。

 何とか重要データは救出し、代替のパソコンでの運用体制ができたので、23時20分、自宅に戻る。何故かボランティアでの作業にしてほしいと言われたが、そもそも公職選挙法の寄付行為にあたるうえ、部品も時間もかかっており、きちんと請求させてもらう旨をお話した。

 小粒納豆、鶏胸肉の塩焼きでビール500ml2本を飲んだのち、事務所で事務仕事。

2017年3月 2日 (木)

平成29年度代表質問、シティセールス推進官の仕事?墓園の水はけ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、鮪赤身のぬた、浅利の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時40分、市役所に移動。

Edsc_00131 9時から議会運営委員会に出席する。主な議題と協議結果は以下の通り。

1.議員発案の取り扱いについて
(1) 「共謀罪」と同趣旨のテロ等組織犯準備創設に反対する意見書(案)
 社会クラブ提出

→ 所属会派「決断と実行」としては、文言修正ではなく主旨が合わないため、賛同できず。
(2)原発コストの利用者へ転嫁に反対する意見書 (案)
 社会クラブ提出

→ 所属会派「決断と実行」としては、文言修正ではなく主旨が合わないため、賛同できず。

2.請願について
(1) 受理済みの請願 (1件) について

・柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注による直接受注を求める請願
(2)請願者が趣旨説明を行うものは 、次のとおり。
  総務常任委員会 (3月21日(火))
 午前9時を予定・柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注による直接受注を求める請願

3.本日の代表質問の進行予定について
 午前中に3会派、午後に5会派が行い、終了予定は17時30分。
 その後、諸会議があるため、終了は夜間となる。

4 諸般の報告について
 専決処分が1件、本日を上程。
 「報第1号 専決処分報告について(平成28年度一般会計補正予算(第11号))」

5 その他
(1)新庁舎建設特別委員会の開催について
・3月22日(水)午後1時予定大会議室
(2)次回議会運営委員の日程について
・3月10日(金)午前9時 第一委員会室
 追加議案について
・3月10日(金)本会議休憩中 第一委員会室
 人事案件の内示、採決方法について
(3)その他
・議長より「代表質問と一般質問の認識違い、に気をつけること」
 
→ 後日、議論する。
  代表質問:政策の幹の部分、主に施政方針や新年度予算全般
  一般質問:政策の詳細、施策、事業の幹
  委員会審査:事業の詳細
・議長より「新庁舎を全体縮減することから、議会棟を縮減したい」との市長提案があり、後日議会に提案される。
・議長より「某月刊誌に柏崎市の天下りに関して、現職の柏崎市議会議員のコメントが匿名で掲載されていたが注意してもらいたい」

 議会運営委員会終了後、一回、事務所に戻り、資料を持参する。

Edsc_00162 10時から本会議に出席。各会派からの代表質問となり、二つの会派が行ったのち、所属会派「決断と実行」最年長の丸山敏彦議員、会派長の与口善之議員から、大きなところから主に以下のような質問をした。

Q1.櫻井市長の市政に対する基本姿勢を問う。柏崎らしさと、思い描く柏崎市の将来像は何か。
A1.柏崎は保守であり、しかも留まらない進取のまちであってもらいたいし、目指したい。稲作を中心にした田園都市であり、風光明媚な観光都市など様々な方向から行先を探りたい。その一方で都市間競争を勝たなければならない現実もある。エネルギーと深くかかわってきた自治体でもあり、そういった歴史も生かして考えていく。もちろん、最大の課題は人口減少。

Q2.柏崎の景気動向と対応する市の経済対策について問う。新規事業は事業継承支援事業が少なく、地元の産業振興、製造業への設備投資補助という意味では減額となっている。
A2.消費マインドの向上がポイントだと思っている。現状に満足をしない、新たな展開を目指す企業のための政策誘導的な補助制度にしており、ご理解頂きたい。設備投資も促す政策にも取り組む。公共調達もできる限り、地元企業が優先で受注できるよう、金額、品質を考慮したうえでやっていきたい。

Q3.人口減少対策、U・Iターン推進の方策と雇用の確保について問う
A3.個別の相談も行っており、首都圏でも相談会を実施している。地元に戻るインセンティブについては賃貸住宅の補助や奨学金償還金の一部補助、新年度からは子育て世代に住宅補助、二世帯住宅の支援を開始する。家屋の情報提供については、連携して対応する。柏崎を選択してもらえるよう、政策を進めたい。

Edsc_00183 12時30分から休憩となったので、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、おかか)、茹で卵2個で昼食をとりつつ、平成29年度予算の資料をさらに読み込み、大まかな質問、そして委員会での細かい質問をしなければならない事業を絞る。

 13時30分から再開となり、3会派が代表質問。

 15時40分から15分の休憩をとったのち、もう二会派が代表質問を行った。いわゆる反原発派の会派なので、原子力発電に対する内容が多くの部分を占めた。

  17時20分から先の本会議で提案された平成29年度一般会計をはじめ、各議案への質疑。
 細かい質疑は各常任委員会で行われるため、大きな点で以下のような質問をした。

Q.昨年も問題になったシティセールス推進事業について、シティセールス推進官報酬696万円が計上(2款 総務費、シティセールス事業負担金は別に1100万円)を聞きたい。複数の関係者から側聞するに、運営委員会メンバーと推進官の接点が数回しかなく、意味がないのではないか、との声があった。また午前中のU・Iターン議論でも、シティーセールスによる魅力の発信が重要なキーワードに挙げられた。担当課が変わり、これまでの総務常任委員会でも連続して聞けないため、昨年度までの総括も含めて、新年度のシティセールス推進官の業務の内容・密度、求める成果について、ここで大まかなところを聞きたい。
A.これまでのシティセールス3年間は、基礎的な柏崎の知名度向上に集中してきた。新年度からはターゲットを絞って、成果を上げていく。推進官は12団体ある協議会との接点が少なかったという反省はある。新年度は詳細な実行計画をつくり、その管理・アドバイスを行ってもらう。

Q.じょんのび村関係について聞きたい。平成29年の新年度予算では7款:じょんのび村管理費 1106.8万円、エレベータのじょんのび村整備費650万円、そして揚水ポンプなど補正予算もでてくると思うが、現状、温泉供給ができず、悪い評判を聞く。これまでも各種改修などに多額の予算を割り当ててきたが、逐次投入して迷走している感がある。合併特例債で大幅に改修をした際には、まずはバリアフリーということであったが、いつの間にかペレットボイラー化が主なものになってしまった。改めて、施設の目指す理念、あるべき姿を確認したい。
A.軸が変わってきている。交流観光の拠点としていうことできているが、施設の老朽化、利用形態も変わってきており、少人数、高齢化対応もある。今回はバリアフリーという以前の目的に戻って、求められている部分を整備したい。温泉の問題についても、施設のメインであるため、早期の回復に努めたい。

Q.7款:旧石地フィッシングセンター管理費として453.6万円が計上されているが、平成29年度中もあの姿のままで、朽ち果てるのを待つというような管理を行う方針なのか。それともある程度の展開があるのか、聞かせてほしい。
A.以前にも質問、解体経費が高額になるので直近で取り組めないことから、先送りしている。県の担当部局とも相談しており、あくまで危険除去の部分だけ計上させてもらった。ご理解頂きたい。

Q.墓園事業特別会計について、質問というよりは要望になる。先般の補正予算審議の際にも質問したが、その後、墓園を利用されている複数のご家族の方から水はけの悪さが解決しておらず、結露水とは思えない、暗渠も必要ではないか、などとの話があった。実際に現場に行ってみたが、天候のタイミングもあるのか、そのときは事実確認できなかった。委員会審査までで良いので、再度、実態を調査してもらえないか。
A.今年度は雪が少ない状況もあり、水はけの悪さを確認できなかったこともある。気候的な部分も踏まえて実態を調査し、委員会の場で回答したい。

 17時45分、やっと終了となり、会派室に戻って、諸雑務。

Edsc_00204 18時過ぎ、自宅に戻り、イカゲソ、人参、ピーマン、長葱、牛蒡で作ったかき揚げ、鬼くるみドレッシングをかけたレタスサラダ、鶏胸肉の塩焼き、小粒納豆と大根おろしの和え物、ご飯1杯を急いで夕食をとる。
 食事をとりながら、大量に獲れたということでおすそ分けで頂いたモクズ蟹を茹でる。

Edsc_00225

 その後、相談を受けるため、市内某所に移動。

 22時、自宅に戻り、熱めの風呂に入る。

 23時過ぎ、電話があり、市内某店に移動し、市政に関する意見交換。

2017年3月 1日 (水)

平成29年柏崎市議会2月定例会一般質問通告
(学生消防団、友好交流都市、水球のまち、市役所新庁舎問題)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ホッケ焼き、白菜の浅漬け、玉葱と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、事務所で議会資料の読み込みや相談を受けた内容について、公的専門機関への連絡。

 12時30分、頂きもののチーズフランスパン、魚肉ソーセージ、低脂肪乳、自家製ヨーグルト(種菌は明治R1)で昼食をとる。

 食後、市役所に移動し、会派室にて所属会派の会議。

 諸雑務も行ったのち、15時過ぎ、事務所に戻り、資料づくり。

Dsc_0014  19時、牛モモ赤身肉、椎茸、えのき、豆腐、人参、水菜、春菊、白滝を入れた関東式すき焼き、生蛸刺身の炙り、小粒納豆と大根おろしの和え物、牛蒡の味噌漬け、ノンアルコールビール350ml2本、ご飯1杯で夕食をとる。

 食後、荷物の発送や資料のお届けなどで市内まわり。

 22時、風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で資料づくり。

 平成29年2月定例会が平成29年2月20日から開会されており、平成29年度の新年度予算審議もあるので、今月23日までの長丁場である。
 新年度に検討もしくは取り組むべきことを含め、今回の一般質問は以下のように通告した。
 登壇は、平成29年3月9日(木)10時からとなった。

1.市内大学生の消防団加入を促す奨学金制度創設の提案
→ 市長
(要旨)我が柏崎市においても消防団員の確保は重要な課題になっており、新潟産業大学、新潟工科大学の学生へのアプローチ、機能別消防団などに取り組んでいる。さらに学生を消防団へ加入してもらうよう、返済不要の奨学金制度を検討すべきと考えるが、市長の考えを問う。

2.友好都市とのさらなる関係性の構築と新たな友好交流都市について
→ 市長

Wian
(要旨)
海外の自治体とは中華人民共和国(以下、中国)の淮安市淮安区、四川省峨眉山が友好交流都市となっており、中学生のホームステイなどの交流を行っている。
 第五次総合計画の策定の際にも意見・提案したように、中国以外にも国内外を問わず友好交流都市を模索するような考えはないか。他の自治体においては、小さな事柄からでもつながりを見つけ、まちの活性化にも資するよう人的交流、経済的交流を行っている。「世界に開かれた柏崎」のためにも、取り組むべきと考えるが、市長の考えを問う。

3.「水球のまち・柏崎」のあるべき姿とプール建設の考えについて
→ 市長
(要旨)
新年度に向けて、「水球のまち・柏崎」に向けた事業が計画されているが、中長期のあるべき姿(人材育成、競技環境等)をどう考えているか確認したい。
 また、合宿はもとより、大きな公式大会を誘致、開催するには公式なプールが必要となるが、中長期的な視点で市長の考えを問う。

4.豊洲市場問題のようにならぬよう新庁舎予定地について問う
→ 市長

Dsc_0003yy03
(要旨)
新庁舎予定地の購入に際して、土壌改良等は買主である柏崎市が行うことで安価に購入できた。現在、地質調査などを行っている状況であり、地震波の影響解析もまだ終わっていない状態。さらには防災の観点でもリスクもまだ残る。
 これらの課題について、市長がどう認識しているのか確認したい。

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »