総務常任委員会審査(市役所新庁舎、新潟産業大学の説明不足)、柏崎墓園の今後
3時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、塩だれで味付けをした肉野菜炒め(豚小間切れ、キャベツ、もやし、人参、ピーマン、玉葱)、いぶりがっこでご飯2杯の朝食をとる。
シャワーを浴びたのち、資料のお届けなどで市内まわり。
9時30分、市役所に移動し、会派室で諸雑務をしたのち、10時から総務常任委員会に出席。
先日の総務常任委員協議会において、平成29年の新年度予算に関して追加説明を求めたい事業を決めていたので、まずは市民生活部、危機管理監から受ける。
<市民生活部>
(1)ごみ処理場整備実施計画策定事業委託料について
クリーン推進課
・ごみ処理場整備実施計画策定業務委託料 245.2万円
平成37年度まで現在施設を延命するか否か。
(2)地域安全対策費:ジョギングパトロール
市民活動支援課
・地域安全対策費のうち消耗品費 68万円
防犯まちづくり計画に基づき、この費用内で行う。
意識づくり事業であり、ジョギングパトロールで市民自らが防犯意識をもつ。
いわゆる「ながらパトロール」であり、事業費は主に消耗品。
<危機管理監>
(1)防災訓練費 301万円
・中越沖地震から10年ということで、3つの目的をもつ。
9月24日を予定し、地震・津波災害を想定した全市(安全行動、安否確認)・地域訓練、アルフォーレなどを利用し、災害体験、模擬訓練、地域防災交流会(講演会、事例発表)を実施する。
10時20分から総合企画部所管事項の追加説明となった。
<総合企画部>
(1)政策推進事業
政策補佐官報酬 1人 696万円
・立場は市長直属で、第五次総合計画の主要政策、政策、施策など全体的コーディネートを行う。人口減少対策などもあり、分野横断的、機動的な行政の動きができるよう、幅広い人脈をもつ方を依頼するもの。情報収集は首都圏でも行ってもらう。
選任は公募を含めて、方法は議決後に速やかに提案する。
(2)ファイリングシステム構築計画策定業務委託料 399.6万円
・平成28年度は文書の管理方法、量の全体調査、文書取り扱い状況や什器などの実態調査を行った。最終報告書は途中であるが、次のような問題が分かっている。文書の実態として文書量は他の自治体と同等か少な目(執務室に置きっぱなしが目立つ、廃棄可能や重複文書が目立つ)、法定保存義務がないものや廃棄できるものが目立つ。各部によって取り扱いがまちまちになっている。災害時の持ち出しなども整理が必要。B版も多く、保管庫や収納機器が合っておらず、デッドスペースが多い。文書そのものを20%、効率的な収納で20%、計40%の削減目標を提言として受けた。今月末に全庁的に説明会を行う。
・平成29年度は、公文書管理法に則り、全課個別にヒアリング調査を行い、例規類の見直しを行いたい。
(3)新庁舎建設移転プロジェクトマネジメント業務委託料 542.3万円
・新築移転に伴い発生する建物内の什器レイアウト、サイン、再利用計画、廃棄処分計画や電算機器の移設、配置計画などを依頼する。文書類の収納計画も策定してもらい、作業管理も委託する。
・委託先は電算機器メーカーや家具什器、運送業者などが対象となる。行政職員だけで行うには無理があり、他市の失敗事例があり、今回は委託したい。
・単年度では終わらないものであるが、契約は単年度で行う。ファイリングシステム構築委託でも一部行われる。
(4)新潟産業大学公立大学法人化可能性調査委託料 2600万円
・新潟産業大学からの要望が出されて2年が経過しており、一定の方向をだす必要があるとしたもの。公立化が良いか、このまま支援が良いのかをまとめるため、専門コンサルタント会社に依頼する。財務計画、施設設備の更新計画、教職員、学生募集の実態などを調査し、平成29年9月議会までには結果を報告したい。
・判断を柏崎市が行うことから、全額を柏崎市で負担する。
→ 本来、法人化の可能性調査は大学自らがやるのではないか。
(5)新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金 1300万円
・平成28年度に引き続き、改革プランの考えに基づき、支援する。
(A)強化指定部の募集活動 140万円
強化指定部4部(水球、卓球、サッカー、バスケ)の募集旅費と成果報酬(サッカー部)
(B)日本人学生募集担当の委嘱 120万円
県内日本人学生を増やすため、高校教員OBを入試広報主幹に委嘱し募集活動を行う
(C)留学生募集担当配置 363万円
入試課に内モンゴル自治区留学生募集担当を配置し、国内外で留学生募集活動を行う
(D)国外留学生募集業務委託 135.4万円
海外協定校からの入学者を増やすための進学指導料(出願~受験~留学までをトータルでサポートする
(E)国内留学生募集業務委託 151.2万円
国内留学生募集の成功報酬
(F)国外留学生募集旅費 250万円
海外留学生募集の旅費
(G)日本語非常勤講師の配置 136.8万円
留学生の増加に伴い日本語教諭体制を強化する
(H)Webサイトの積極的運用 143.3万円
平成28年度にリニューアルしたWebサイト、新設した受験生サイトについて、継続してブラッシュアップを行い、積極的な情報発信・学生募集活動を行う
(I)大学紹介動画作成 81万円
1年間の大学生活を動画でまとめ、ホームページ、オープンキャンパス、学校見学会などで活用する
(J)強化指定部遠征強化及びフィールドワークの充実 209.6万円
マイクロバスをリースで1台増やし、運転委託料を措置することで強化指定部の遠征(大会、合宿)を強化し、また、「ゼミナール」を中心にフィールドワーク授業でも活用する
(K)資格活動支援(簿記講座) 49.9万円
就職を目的とした付加価値づくりとして、日商簿記3級及び2級資格取得支援を行う2年間を1サイクルとして2級合格を目指す簿記資格取得支援体制を完成させる
(L)科学研究費申請添削指導(教員対象) 24.3万円
科研費の採択増に向けて研究計画調書を作成し、添削指導を受ける(2回)外部資金の獲得と教育研究の質の向上を目指す
(6)次世代エネルギー活用検討事業 46.9万円
・補助金を活用し、国との協議やヒアリングに必要な旅費や事務経費という内容。平成29年にエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金を使い、(仮称)エネルギービジョンの策定などを行う。新庁舎の地中熱応答なども行う。
(7)新庁舎建設設計業務委託料 1億3500万円
・床面積13000平方mで算定した金額であり、新庁舎の規模・機能の精査もあり、見直し後の床面積で契約することになる。基本設計を実際に施工する場合の詳細な設計を行う。
(8)新庁舎 土壌調査委託料 1800万円
・予定地には自然由来のヒ素が一部確認されている。その掘削部分の3000平方m以上の場合には県に届けが必要となる。地下10m、1mごとに1検体、200検体を調査したい。調査項目は重金属などとなる。
(9)新庁舎 地中熱利用設備導入熱応答試験業務委託料 630万円
・新庁舎では地中熱を利用する計画があり、冷暖房の活用、融雪に使う予定。それらができるか否かの判断材料とするため、100mの井戸を掘り、地中熱交換機を入れ、熱特性を調査。夏頃を予定し、導入する場合には実施設計に反映する。クローズドループ方式を考えている。財源は一般財源で計上したが、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金に採択された場合はすべてが国の負担になる。
11時45分に総務常任委員会を閉じ、その後、委員間での今後の審議の進め方について協議を行った。
まずは櫻井市長自身も事業規模の縮小化を訴え、議場の設計も再度見直しをするという市役所新庁舎建設について、当初の計画のまま新年度予算が計上されており、いつの間にか地中熱を利用することになり、防災行政無線のFMラジオへの移行するという計画にしても、FMピッカラのスタジオを庁舎内にするのか否かがどうなったのか分からず、
「いつ、誰が、どこをどう修正するのか、どこまで決定したのか」
が不明瞭となっている。
また、新潟産業大学についても、昨年も多額の補助金を税金から出したが、その成果報告もないまま、さらに補助の増額、加えて公立化の検討も含め計3900万円もの税金を投入する計画である。
先日、柏崎市内での新聞折り込みのかたちで、新潟産業大学の公立化を求めるチラシが入った。新年度予算の審議という時期に、新市長、議会を名指ししているところにきな臭さもある。
柏崎市内には新潟工科大学もあり、公平な扱いをしなければならない観点もあるため、市役所新庁舎の件と合わせて、説明を求めるよう議長に申し入れることとなった。
12時20分、自宅に戻り、冷凍食品とは思えない美味しさ、とマスコミで話題のニチレイフーズの冷凍食品「本格炒め炒飯」とインスタントの若布スープ、低脂肪乳で昼食をとる。
この商品のために30億円もの設備投資をしたというだけあって、確かに冷凍食品とは思えない炒飯であり、あっという間に二人前を完食。
食後、ジャンク品としてもらった旧式のノートパソコン(SONY VAIO Type-S VGN-SZ93HS)をCPUを在庫品にあったより高速なもの(Intel Core2Duo T7600)に換装し、メモリ追加、Windows10をインストールし、色々な作業の検証用に使うマシンとして復活させた。
14時過ぎ、柏崎墓園に移動し、担当課職員、課長、担当部長立ち合いのもと、問題ではないか、と複数の市民の方から頂いたご意見と現場の状況を確認する。
まず墓園の物理的な問題として挙げられているのは、
・墓の中に水が溜まってしまう
・水はけが悪いため、車いすでの墓参りができない
・砂利道であり、年寄が安心して歩けない
というものであり、費用的な面(管理料の値上げもできず、基金で運用)もあるので、今後は簡易舗装等で少しずつ取り組むということとなった。
また、柏崎市内に既に墓があるものの、かなりの山奥などにあり、移設をさせてもらえないか、という要望については、以下のような整理。
・市内に既に墓がある場合の移設は基本的には受け付けていない。
・しかし、現在でも墓園の返還が続いており、区割りなど場所を選ばなければ、ある程度の確保はできる。
・今年4月からも返還があるので、一定数の返還があった段階で、市内移転を考慮する公募などを検討する。ただし、公募要件の設定が難しいので、検討に時間を要する。
柏崎市の墓園事業としても、土地を遊ばせておくわけにはいかないので、時代に合わせて利用資格などの制度も少し変えていく必要もあるかと思う。
現地確認を終えたのち、買い物などをし、16時過ぎ、事務所に戻る。
17時、事務所に来客があり、先日相談があった内容について、先方からの回答を含めて話し合う。
19時、鶏モモ肉の岩塩焼き、ブロッコリー、シーザーサラダ風水菜サラダ、切り干し大根とほうれん草の塩昆布和え、ホタルイカの酢味噌和え、味噌鰹ニンニク、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
食後から事務所で事務仕事。
23時30分、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、読みたかった人気漫画『空母いぶき』の第6巻を読む。民間人を盾として使う戦法、もちろん非人道的であり、許されるものではない。しかし、これを敵国の軍人がとった場合、日本政府は世論を押し切っても、自衛隊に攻撃命令を出せるか否か、という問いかけが現実にありそうで怖いところ。
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