平成29年自民党新潟県連青年部・青年局合同大会
青山繁晴氏講演「日本の出番、祖国は甦る」
0時過ぎ、ホテルに戻り、シャワーを浴びてから就寝。
6時に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)でメールや資料を作成する。
8時30分、コンビニで購入した納豆巻き、ブリトー(ソーセージ)、オニオンサラダ、野菜ジュースで朝食。
9時、ホテルをチェックアウトし、新潟市内の某公共施設に向かう。
9時30分から商品開発の会議に参加し、気が付いた点などをアドバイス。自分より一回り以上若いメンバーなので、理解が早く、話が早い。
12時20分、シンプルなラーメンが食べたくなり、「三吉屋」(電話:025-222-8227)に入って、「叉焼麺(肉そば) 大 800円」で昼食。
毎日でも食べ飽きない、王道のさっぱりラーメンである。
食後、腹ごなしも兼ねて、新潟市マンガの家に立ち寄り、「山上たつひこ 原画展 ~『文藝別冊 山上たつひこ』 出版記念~」や、我が柏崎市出身の漫画家・新沢基栄先生をはじめ、『パタリロ』の魔夜峰央先生など、新潟県出身者の漫画作品を楽しませてもらった。
13時、「イトーヨーカドー 丸大新潟店」(電話:025-228-1141)の「みかづき イトーヨーカドー丸大店」(電話:025-226-5035)に入り、「おこさまソフト 小さめサイズ 130円」をストロベリー味にしてもらい、食後のデザートにする。値段なりの素材、味であり、新潟の漫画家つながりで、大御所の赤塚不二夫先生に言えば、「これでいいのだ」。
13時40分、新潟グランドホテルに到着し、14時から自由民主党新潟県支部連合会平成29年青年部局合同大会に出席する。
*昨年は、ホテルイタリア軒での開催
国歌斉唱、自民党歌「われら」(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:山本直純)の1番斉唱ののち、新潟県議会議員である小林一大青年局長、青年部長の挨拶。
来賓祝辞として新潟県議会議員である柄沢正三・県連幹事長、塚田一郎参議院議員、石崎徹衆議院議員、斎藤洋明衆議院議員が登壇された。
共通しているのは、やはり新潟空港への上越新幹線の乗り入れ、日本海縦貫高速鉄道網のための羽越新幹線構想など、新潟県がやり残しているプロジェクトの実現を目指そうということであった。重要なことであり、本来であれば、我が柏崎市こそ、旗振りをしなければならないのが羽越新幹線構想であろう。今後も引き続き、柏崎市議会の場でも提案(一般質問で最初に取り上げたのは9年前の2008年)していきたいと思う。
議事は、活動方針(案)からはじまり、以下の内容で承認された。
昨年改正された選挙権年齢の引き下げを受け、我々青年部局は高校生や大学生との意見交換する場を積極的に設け、若年層や青年層に向けたわが党の政策アピール方法を模索した。日々進化する情報社会に併走するための新たな情報伝達手段、特にインターネットを介した広報活動に我々は注力し、各種SNSの発信やアプリを作成し配信するという、今までにない活動を展開した。そのことは多くの県民に注目され、今後の選挙で重要視されるであろうネット戦略への大きな足がかりを得ることができた。
また次世代のリーダー育成のため開校した地方政治学校では、新たな仲間と出会い、ともに学び、切磋琢磨することにより、見識を広げることができたとともに仲間意識を醸成した。
これらの活動は、無党派層に働きかけることが支持拡大の鍵を握るという確信のもと、本年もそれらの事業を継続して行うとともに、より一層の若年層の組織力を拡充するため、新たに学生部を創設する。
また、国内外の研修や街宣活動、親睦事業を行うことは、各地域の青年組織との連帯を図る上で必要不可欠なものであることから、本年もこれを継続し、より強固な絆をもって青年部局員の増員と拡大を図る。
さらに県連が主催するセミナーや各種事業への協同、党本部青年局が展開するパネルディスカッション「PROJECT J」への参画等、県連や党本部との連携を深め積極的に協力することによる党組織全体の強化に貢献する。
これらの活動により組織内の連携・強化・協力、そして活性化させることは、組織の拡大・拡充に大きく寄与するものと確信している。
以上、我々青年部局は、責任政党の先鋭としての矜持を大切にし、この安定した政治を前進させる為、県民が安心、安全に暮らせるよう、その全員が一枚岩となり、来る衆議院総選挙必勝に向けた活動に全力を傾注することをここに宣言する。
その後に決算、予算、役員の選任と続き、私は新役員として広報委員長に就任することとなった。今年は衆議院の解散総選挙があると言われており、街宣部隊として忙しくなりそうである。
15時15分から記念講演として青山繁晴参議院議員による講演「日本の出番、祖国は甦る」が行われた。
主な内容は以下の通り。
・新潟港、直江津港から行けるメタンハイドレートのために何回も新潟県には来ている。いま現在は議員として、経済産業委員として新潟大学の福岡先生、妻の青山千春博士と一緒にメタンハイドレートに取り組んでいる最中。
・新潟でメタンハイドレートで走るバスを実現しようというプロジェクトもある。新潟県民の協力、やる気があれば1年、少なくとも東京オリンピック・パラリンピックまでには実現できる。
・敗戦国ではない証拠を、この新潟から始めるべき。東京オリンピック・パラリンピックの電源のすべてをメタンハイドレートで賄うことを目指す。
・新潟でとれたメタンハイドレートは、世界のトップランナー。他国がメタンハイドレートに強く興味をもっている。新潟の名前は世界にとどろく。
・横田めぐみさんは53歳になってしまう。アメリカの都心部では名前が知られている。拉致問題は解決しなければならない。PPM(ピーター・ポール&マリー)によるフォークソングにもなっている。
・北朝鮮という破たん国家に新潟県民は愚弄されている。北朝鮮は1900万人ぐらいしか人口はいない。今もなお、その北朝鮮の工作員が入り込んでいる。
・ここまでのスパイが自由に入り込んだのは自由民主党の責任もある。憲法の一文も変えることはできなかった。
・103条もある今の日本国憲法で国民は守れない。ミサイルを4発も打たれている現状。9条に武力を行使しないとあり、威嚇もできないとある。
・拉致されたら、自衛隊がかならず救出にいく、これが国家の仕事。そういう体制にないのが、今の日本である。
・アメリカ海軍の原潜よりも、日本の海上自衛隊のディーゼル艦の方が上。それが使えないというのは、冗談ではない。新潟の海に自前の資源があることは、外国は目をつけている。日本の領海そのものを狙っている。
・佐渡沖南でメタンハイドレートの24時間調査航海を行った。そこで気付くのは新潟の貴重な存在。石油も天然ガスも海外から輸入しており、かなりの日数をかけて運んでくる。それより圧倒的に近いところにエネルギーであるメタンハイドレートがある。その大切に気付くべき。初めて引き上げたときは、まさに食べるシャーベットのようなものであり、ライターの火であっという間に燃えた。純度100%。
・東京オリンピック・パラリンピックで走るバスを、新潟産メタンハイドレートで走らせ、その車体に「新潟の資源で走ってます」と書く。夢の話ではない。
・日本は天然ガスや原油を、原子力発電所が停止しているため、言い値で買い、4兆円を全国民で支払っている。
・横田めぐみさんが拉致されたこと、そして新潟のメタンハイドレート、実は同じことであり、外国から狙われるということである。世界は資源と食料、水を争う戦争をやっている。いま北海道の水源地は中国が買い漁ってる。長野県でも同じ佐久市で起こっている。日本には対処する法律は無い。
・新潟県は酒が美味い。それは水と米、つまり水、食料が豊かなこと。ここに資源、しかも近い海、浅いところに資源がある。だからこそ、新潟に中国も目をつけている。
・戦争の原因たる3つが新潟にある。自衛隊の観艦式を本当は日本海でやるべきではないか。
・戦争の抑止力が分からないから、戦争が起こった。それが第二次世界大戦である。軍事力で威嚇して、戦争が起こらないようにしている。
・妻の父親は帝國海軍の軍楽隊のトランぺッター。「鉄腕アトム」の主題歌でも演奏した。妻はメタンハイドレートの特許はとったが、特許使用料はなし。これは国のためであり、外国で取られないため。
・選挙のときに党本部から支援団体をつけるか提案されたが、断った。それは時代を変える、組織もいつまでも同じであることはない。命いらない、金いらない、地位いらない、虚栄はいらないという人でないと国会議員の資格はない。坂本龍馬や幕末の志士が、地位を求めたか?たった150年前の話。国会議員になってから、メタンハイドレートからは一切手を引いた。あくまで国家のためである。
・東京海洋大学にメタンハイドレートを研究する新しい学部ができ、青山千春博士が教官になることができた。還暦になってこんな事が実現することがある。人生はあきらめてはいけない。
・エネルギーは戦争の原因になるもの。戦争を起こさないためには、エネルギーの確保と武力に威嚇するしかない。
・9条には、陸海空軍以外にその他の戦力を保持しないとある。しかし、その他の戦力とは何か。意味が分からない。
・拉致被害者の家族は高齢化している。家族の本当の声が聞けるのは今しかない。ブルーリボンの色の青は、日本海の青と思ってもらいたい。白昼堂々と、地元の中学生を拉致しても反撃しないと日本は思われている。いかになめられているか。これも憲法が原因。
・優秀な海上保安庁、海上自衛隊がいても何もできない。国の交戦権もないと憲法9条に書かれているのが原因。国民を守る条文は9条しかないのに、戦うなと書いてある。どうやって国民を守るのか。
・北朝鮮の無線機が浜に埋められていても、スパイ防止法が無いため、何もできなかった。当時、警察も把握していた。しかし、根拠法がなく動けない。
・憲法の前文、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」、この諸国民は誰なのか。本当はアメリカの事ではないか。そういう話に過ぎない。米軍もそう言う。
・憲法96条に最初に着手したが、失敗した。独裁国家のように憲法を変えるなということ。GHQの憲法草案の生き残りに96条のことを聞いたら、「そんな事を聞くために来たのか」と言われた。そもそも議論していない条文だったという。沖縄、硫黄島の戦いで日本人がいかに誇り高い民族かが分かり、この精神を破壊するためであった。硫黄島で90度の洞窟に隠れ、最後まで戦ったのは誰のためか。自分のために、穴を掘ったのか。すべて、日本本土の国民を守るため、プロの軍人ではない、召集された国民も一所懸命に頑張った。
・硫黄島で少しでも生き延び、戦い続けることで、少しでも本土に残っている女、子供を守り、いつか祖国が甦るよう祈った。
・アメリカはベトナムに戦争で負けたが、アメリカがベトナムに憲法を作ってもらったか。そんな事はない。主要国は戦争で負けたことがある。しかし、変な憲法を押し付けられたことはない。
・時差もない、あっいう間に到着する距離しかないところに、100名を超える日本人が40年間も拉致されたままなのに、何にもしてこなかった。
・硫黄島でも、私たちの為に戦った先人が、滑走路のコンクリートの下に遺骨のまま埋まっている。自衛隊機が英霊を踏みつけている状態にあり、自衛官も祈ってから着陸している。500億円かかると言われる。しかも高温の土地に70年放置されたため、遺骨のかたちで残っていない。国民として考えるべきこと。
・24万人の自衛官がいて、何故に日本人同胞を救えないのか。救出するには総理大臣の決断であるが、それは国民の支持があってである。
・現行憲法が目指したのは、日本の武装解除。それは精神性を後退させることもあった。神道を国家神道として、排除した。キリスト教やイスラム教のような一神教ではない。宗教ではなく、これは習慣。強い日本が甦ることに対し、歯止めをかけたかっただけ。
・本来であれば、日本が敗戦後、主権回復した際に日本語で書かれた日本国憲法を新たに制定すべきであった。
・憲法改正に国民の1/2の賛成を必要とする国はある。国会議員の2/3の賛成が必要な国もある。しかし、両方が必要な国は日本しかない。
・アメリカのように200年しか歴史がない国は変えるのも容易。しかし、日本のように深い歴史のある国はなかなか変わらない。改革のために生き、墓場に行ってから、評価されるのが本当の政治家ではないか。
・坂本龍馬は自分が地位を得る、金を得る、そんなためには動いていない。たった150年前の話である。いま日本は明治維新前のような困難な状態。いま求められている政治家は、そういった政治家である。
・森友学園問題はまったくの冤罪であり、そんな事で1日数億円のコストがかかる国会が空転している。冤罪国会、暗黒国会であると、野次っている。教育勅語を右翼と罵る事を野党がやっているが、勅語は天皇陛下のお言葉。民のことを思う天皇陛下のことを国会で罵るのは何なのか分からない。
・トランプ政権のアメリカは北朝鮮を軍事攻撃するか。金正恩斬首作戦は実際に訓練している。斬首しても、北朝鮮軍はミサイルは打つ。その際には新潟も被害はでるであろう。
・アメリカは北朝鮮攻撃した際に、中国に軍事介入しないように話しかけたが断った。今後、アメリカと中国は首脳会談をすることになるだろう。それだけ非常に危ない状態にある。
・新潟県のメタンハイドレートは新潟県だけでやる。アメリカやロシアなどは必ず甘い言葉で手を突っ込んでくる。甘い汁を吸うつもりである。絶対に新潟県だけでやるべき。
・メタンハイドレートは使った方が、CO2はでるものの、結果的に温室効果ガスは減る。メタンの温室効果はCO2の25倍。温室効果ガスは、単純計算で1/25になる。
・原子力発電所は必要であり、再稼働すべきであるが、それとは別の考え方をもつ必要がある。送電網にコストをかけるよりは、エネルギーの地産地消でメタンハイドレートを使うべき。EPR(Energy Profit Ratio:エネルギー収支比)を考えるべきである。太陽光は5ぐらいしかない。太平洋のメタンハイドレートで11ぐらい。日本海、新潟のメタンハイドレートはもっと高い。原子力発電所は40。
【配布されたレジュメの一部】
中国は北朝鮮をどうするつもりなのか。
(3)韓国はアメリカの同盟国か、それとも中国にすり寄っていくのか。
(4)金正男氏暗殺はなぜ起きたか。
(5)北朝鮮のミサイル乱射の真意は何か。
(6)拉致事件は解決できるか。
トランプショックは拡大か、収斂か
(1)トランプ体制はほんとうは何を狙っているのか。
(2)日米の首脳会談、ゴルフ会談を経て、日米関係はどうなる。
(3)米中関係はどうなる。
(4)ドル高円安、株高は続くか。
(5)世界はほんとうに保護主義になるのか。
(6)フランスに「極右」大統領は誕生するか。
(7)EUは存続できるのか。
安倍政権は何を目指すのか
(1)解散総選挙はいつか。結果はどうなる。
(2)アベノミクスの隘路をどうやって打開するか。
(3)通常国会は、陛下のご譲位問題でいっぱいいっぱい。国会は機能を発揮できるのか。
(4)北方領土交渉は何をもたらすか。
(5)安倍外交の根っこの目標は何か。
日本はたった今も、「戦争に負けた、資源のない国」なのか
A.日本はほんとうに資源小国か。
(1)アメリカ、中国、韓国、インドといった諸国は日本を「資源小国」とみているか。
(2)第四の埋蔵資源とは何か。
(3)毎年12月にサンフランシスコで開かれる、資源をめぐる世界最大の学会「地球物理学連合」(AGU)では、「第四の埋蔵資源」をめぐってどう議論されてきたか。
(4)日本は「第四の埋蔵資源」を具体的にどう扱ってきたか。
(5)日本海側と太平洋側の違いは何か。
(6)資源をめぐって自治体と連携する新しい試みとは何か。その目標は何か。
(7)京都府と兵庫県で目指している「舞鶴・三田間のパイプライン構想」とは何か。
(8)実用化は可能か、どれぐらいの時間が掛かるか。
(9)風力、太陽光などを主電源にするのは正しいか。
(10)福島原子力災害に死者はいたか。負傷者はいたか。地震で壊れたか。津波で壊れたか。
B.日本は、ほんとうはどんな領土を持っているか。
(1)ロシアから見た北方領土はいま、どんな土地か。
(2)韓国から見た竹島、中国から見た尖閣諸島はいま、どんな島か。
日本経済は甦るか
(1)なぜ1ドル=1円ではないのか。
(2)たとえば日本の潜水艦の技術は、どんな技術か。
(3)成長分野はもうないのか。
(4)中国、アメリカ、ドイツの経済と政治はどうなる。
日本が敗戦後、置き去りにしてきたものは何か
(1)わたしたちが60年以上、忘れていた領土はどこか。
(2)沖縄の「白梅の塔」に何を学ぶか。
(3)真の教育とは何か。
予定時間を大幅にオーバーした17時40分に終了となり、青山繁晴参議院議員に個人的にご挨拶したのち、帰路につく。
途中、食材などの買い出しも行い、21時に自宅に到着。
21時30分、京都産のおぼろ豆腐風の絹ごし豆腐、利尻昆布、牡蠣醤油、鰹節で作った湯豆腐、スーパーで半額になっていたネバネバ冷やし蕎麦(山芋とろろ、おくら、なめこ)、魚肉ソーセージ、ビール500ml3本で夕食をとる。
食後、熱めの風呂に入ったのち、明日からの出張で使う資料の作成。
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