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2017年3月17日 (金)

非公開で作業が進む地域原子力防災協議会と地元の知恵

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鮪赤身の刺身、冷奴、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、文教厚生常任委員会の審査をインターネット中継で見ながら、議会関係の過去資料と新年度予算の比較などの読み込み。

Rdsc_000115 12時30分、大量のサンドイッチを作ったために残った食パンの耳を電子レンジで水分を飛ばしてからオリーブオイルと塩をまぶしたもの、青汁で昼食。食パンの耳だけの食事を食べていると、浮かんでくる文字は「清貧」である。

Rdsc_000118 13時、市役所に移動し、13時30分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の第7回正副委員長・正副部会長会議に第二部会長として出席する。
 主な協議事項は、中間報告書(案)の内容と今後の委員会の進め方についてである。
 第二部会としては、地域原子力防災協議会で抽出されている課題の共有化、放射線教育のカリキュラム等の提案までには至らなかったため、次の2年間で取り組まなければならない。

 新潟県自体は、2014年3月に「広域避難の行動指針」を策定したが、肝心の避難計画についてはまだ策定していない。
 柏崎刈羽原子力発電所から半径30km圏の9市町村は、昨年5月までに策定を終えたものの、行動指針では決まっていない項目が複数あり、自治体の避難計画でも未定の部分がある。
 そして、地域原子力防災協議会は新潟県や市町村、自衛隊などとともに非公開で作業部会を行っているため、議会側からその課題を知ることはできない。
 これでは民間や地元の英知を結集したとは言い難く、課題だけでも議会側も共有できるよう働きかけをしたいと思う。


平成29年3月9日『新潟日報』

避難計画に不備多く
柏崎原発30キロ圏9市町村
汚染検査、除染場所が未定

 東京電力柏崎刈羽原発から半径30キロ圏にある県内9市町村は、原発の重大事故に備え避難計画を策定している。東日本大震災に伴う東電福島第1原発事故から11日で6年となるが、県内では避難者や避難車両の汚染検査(スクリーニング)、除染を行う場所が決まらないなど不備が多く、住民からは不安の声が漏れる。

 柏崎刈羽原発から2キロほどの刈羽村十日市の集会施設に「原子力災害時集合場所」という看板が立つ。村の避難計画で、車で避難できない人らがバスに乗る集合場所に指定されている。
 避難計画では、ここでバスに乗った住民は避難先の村上市などに向かう。だが、避難中に原発から放出された放射性物質で汚染された場合の汚染検査場所などについては「県が検討する」という表記にとどまる。元村議の高桑儀実さん(67)は2014年11月、県などによる原子力災害を想足した防災訓練に参加し、この集会施設からバスで避難先の村上市に移動した。訓練の中で感じた課題の一つが汚染検査だった。
 訓練では避難所へ向かう前に一時的に集まる「避難経由所」の神林総合体育館(同市)で汚染検査を受けた。村から100キロ以上の道のりを振り返り「逃げる途中で車に付いた放射性物質が飛散し、2次汚染を招く恐れがある」と感じた。
 広域的な避難計画づくりが先行する愛媛県や佐賀県では、原発から約30~60キロの範囲に検査・除染場所を設定する。
 本県は原発から30キロ圏の境界周辺を含めて、一定の広さと屋内施設がある場所を選定する方針だ。県は関係自治体などと協議を重ねるが、決定のめどは立たない。県原子力安全対策課は「検査をする人員や経費の負担をどこが受けるかなどの調整がつかない」と頭を悩ませる。
 高桑さんは、どこで検査を受けるかさえ決まらない現状に不安を吐露する。「避難先で受け入れてもらえないかもしれない。駐車を断られるかも…」
 不安を感じているのは自治体も同じだ。約6割の住民が原発から30キロ圏に暮らす見附市は毎年、原発事故に備えた防災訓練を行っているが、汚染検査を組み込めないでいる。市の防災担当者は「住民には口頭で説明するが、イメージしづらいだろう」と話す。
 米山隆一知事は17年度に有識者による「避難委員会」を設置し、安全な避難方法を検証する方針だが、未定の項目を残したまま検証できるのか。新潟日報社の取材に対し、米山知事は「今ある計画を検証して穴があるところを確認するのと、穴を埋めたと仮定して検証するのと両方を進める」と話した。


 会議終了後、会派室にて諸雑務をしたのち、市内某所での会議に出席する。

 17時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0002 19時10分、湯豆腐、鶏モモ塩焼き、打ち豆入りひじき煮、小粒納豆、布海苔入りトマトサラダの鬼胡桃ドレッシング、茹でブロッコリー、いぶりがっこ、ビール500ml3本で夕食をとる。食事をとりながら、名優・三船敏郎と淡路恵子が出演した1987年公開の映画『男はつらいよ 知床慕情』を観る。老いらくの恋の描き方が面白い。

 23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

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