高知県大川村:村議会を廃止して、直接民主制へ
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、水菜サラダ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。
9時過ぎ、事務所に来客があり、近況報告や今後の活動について話し合う。
13時50分、ニチレイフーズの冷凍食品「本格炒め炒飯」、筍の煮物、もやしの中華スープを作り、昼食。
冷凍食品とは思えないほどの炒飯であるが、少し味付けが濃いめなので、冷やご飯を少し入れてみた。
食後から三度目となる『シン・ゴジラ』のDVDを観つつ、事務所の整理。
16時過ぎ、某ご家族が近くまで来たということで、市内某所でアイスコーヒーを飲みながら歓談する。
18時、事務所に戻って、事務所の整理。紙資料の山はまだまだ多い。
20時20分、獲れたての筍の穂先の刺身、中トロの刺身、パプリカを多めに入れたサラダ、小粒納豆と大根おろしの和え物、筍ご飯、ビール500ml3本で夕食。
筍の刺身は今年の初物であり、エグみもなく、柔らかい。
22時から事務所で事務仕事。
24時、熱めのシャワーを浴びたのち、『クレイジージャーニーVol.4』のDVDを観る。「リヤカーを引いて地球を歩き倒すリヤカーマン」が素晴らしい。
少子高齢化はどこの地方都市でも大きな問題であるが、全国の自治体として一番小さい高知県大川村(人口約400人)は、村議会を廃止して、村民が直接審議する「村総会」の設置を検討しているという。
地方自治法第94条、第95条において、町村においては条例で議決機関である議会を置かず、それに代えて選挙権を有する者の総会を設けることができる、とされている。
つまり、高知県大川村の検討は、間接民主制から直接民主制への移行である。
住民一人一人が勉強をし、村全体のことを考えていく合意形成ができ、本当に総会の設置になるのか、注視したいと思う。
平成29年5月2日『新潟日報』
村議会廃止を検討
高知・大川村
過疎化で総会設置案
人口約400人で離島を除く全国の自治体として最少規模の高知県大川村が、地方自治法に基づいて村議会を廃止し、有権者が予算などの議案を直接審議する「村総会」の設置を検討していることが1日、分かった。
過疎化や高齢化で議員の定数確保が難しくなったことに伴う異例の措置。和田知士村長(57)が6月議会で村総会設置の検討を提案する予定としており、「議会がなくなるとしたらどのような課題があるのか、住民に考えてもらう契機にしたい」と話している。
村は高知県北部で愛媛県と接する山間部にある。村議会事務局によると定数は立候補者の不足などで2003年の10人から現在は6人にまで削減したが、なり手不足の状態が続いていた。
公選法は、市町村の議員の欠員が6分の1を超えた場合、補選を実施するよう規定。次回19年4月の村議選で立候補者がそろわなければ再選挙となり、村政の混乱を招く恐れがあると判断した。
地方自治法は、町や村は議会の代わりに有権者による総会を設置できると規定している。総務省によると、これまでに設置されたのは1951年、東京都の離島・旧宇津木村での1件のみ。当時の八丈村(現八丈町)と55年に合併するまで約4年間続いた。
総務省の幹部は「人口減少が進む中、自治の新たな形として、将来的に町村総会の活用が各地で進む可能性もある」と指摘する。
全国に広がるのでは
早稲田大大学院の片木淳教授(地方自治諭)の話
行政に住民が直接参加するのは民主主義の本来の形であり、大川村のような小規模な自治体であればふさわしい方法だ。近年、地方議会は住民の構成を反映しておらず、多くは首長のチェック機能も果たせていない。このため総会は、議会に代わる別の解答になり得る。議員のなり手が少なくなる中、全国的に広がるのではないか。
一方で、住民一人一人は相当重い責任を背負うことになる。自ら勉強し、判断できるよう素養を積んでいくことが必要だ。
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