平成29年度議会報告会1回目(南鯖石コミュニティセンター)
2時、就寝。
7時に起床し、コンビニで購入した納豆巻き、おにぎり、チキンサラダ、低脂肪乳で朝食をとる。
シャワーを浴びたのち、ホテルをチェックアウト。
9時から某事務所にて、法律相談と今後の対処の仕方について話し合う。
その他の所用や買い物なども済ませ、12時過ぎ、自宅に到着。刻んだニンニク、コンソメスープの素、醤油、熊本産の浅利、マッシュルーム、玉葱でボンゴレ風スープを作り、1.8mmのスパゲティと合わせ、最後に青海苔をかけた和風ボンゴレ風スパゲティ、レタスとトマトのサラダで昼食をとる。
食後から資料のお届けや打ち合わせのため、市内まわり。
18時、南鯖石コミュニティセンターに移動し、19時から平成29年度1回目となる議会報告会に出席する。
議員6名ほどで1グループを作り、なるべく議員の地元以外で3か所を回るようなスタイルで、今年度としては1回目の実施である。
<前回、平成28年度2回目の報告>
今回の報告は平成29年度の新年度予算審査に関するもので、先の平成29年2月定例会議がメイン。
ありがたいことに地元の方、17名にお集まり頂き、各常任委員会の予算審査の過程を報告をしたのち、それぞれにご意見、質問を頂戴し、最後にフリーな意見交換という流れで実施した。
【配布資料】
・「平成28年度第2回報告会の意見・質疑への対応」(pdf形式)
・「総務常任委員会報告」(pdf形式)
・「文教厚生常任委員会報告」(pdf形式)
・「産業建設常任委員会報告」(pdf形式)
主な質疑は以下の通り。
Q.学校教育のなか、学校指導補助員の件、部活動を専門的に指導できる人が少なくなってきている。地域の方に指導できる人がいれば手伝ってもらって、試合成績を上げるような取り組みはできないのか。先生方の労働時間の問題もあるし、専門に教えることも難しいので、その手助けをする仕組みをどう考えているか。
A.地域で部活動に関われる方がいれば参加してもらっている。ただし責任範囲の問題があり、どうしても教員がつかなければならない事例もある。今年は新潟県でガイドラインを作るので、来年度からの対応になると思う。見附市が先行している。
Q.校区外にでるような流れのなか指導した経験がある。子供たちがやりたいスポーツを応援するような体制を作ってほしい。
A.柏崎市では進学する中学校にやりたい部活動がないから別の学校に進むことも認めている。今部活動に対する状況は過渡期でもあるので、ご意見として承った。
Q.雪のなかの災害が起こった場合にはどうするのか。移動手段など、当地では十日町や上越への移動になると大変になる。周りの皆さんを連れて移動するとなると、さらに大変になると思われる。伝達手段も含めてどうなるのか。もう一つ、北朝鮮のミサイルへの対応はどうするのか。もし9分で飛んでくるような事態になったらどうするのか。
A.貴重なご意見として承る。30km以内が重点地域。豪雪で夜間で、医療施設などが大きな課題となる。豪雪地に原発がある柏崎は特異なことだから国が前面に出て対応しなければならない。これは原発に対しての賛否に関係なく共通の要求。新潟県としての防災計画が策定されていない。実効性ある防災計画を策定する努力が必要である。また防災無線がこれからはFMピッカラになる。原発事故などでは新しい情報をラジオから聞いてもらう行動してもらうようになる。
A.北朝鮮に対しては、議会として抗議決議をあげている。国民保護計画があるが、現実的な避難先などの指示や市民の皆さんにどう行動すべきか伝わっていないと思う。先日のミサイル発射でもJアラートはならなかった。今まではミサイルが飛んでくるということは絵空物語だと言われていたが、現在そんなことは無くなった。議会全体としても取り組まなければならない。Jアラートが鳴ったらどこに逃げればいいのか分からないし、決まっていないので、決めなければならない。防災訓練は今年市内一斉に行う。そこでJアラートも鳴らせば、実際に音を聞くことができて良いかと考え、提案をしたい。
Q.防災無線は今の機械がなくなって新しいものが入るのか。ラジオが入らないところ、この地域は入りずらい、情報を手に入れずらいことがないようにしてほしい。全市が一斉に聞けるようにいち早くしてほしい。
A.新しいラジオ、強制起動信号に対応した機械を入れることになる。買うのか補助を出すのか、配布するのかは検討中。全市で聞こえるように、中継機をどこにどれだけつけたらいいのかも決定していない。今年設計をして、どこにどう中継機を置くかが出てくるので、来年の防災訓練の時は一斉に今まで聞けなかったところでどれだけ聞けるのか訓練するのがいいと思う。頂いたご意見は議会で反映させたい。
Q.中鯖石、南鯖石は避難の時は上越方面である頚城に行くことになっている。そのルートは2本あり、高柳から松代を抜けるルートと川西まで行って松代を抜けるルート。しかし、川西から松代のルートは道が狭く、ダメと市に言ったにも関わらず道路を拡幅してよくしていくからと回答。しかし今になっても拡幅していない。中鯖石は実際にコミセンのマイクロバスで行ってみた。マイクロバスで通るのが精一杯だった。危機管理監にルートを外すよう陳情したが、国道を拡幅すると要望するという話。いつできるのかわからないところをルートにするのは、議会も実際に歩いてみて、まずいところはガイドブックに載せないでほしい。議会でも検討していただき、担当部署に指導してほしい。
A.委員会でもしっかり確認し、議論したい。柏崎市の避難計画はあるが新潟県はガイドラインしかない。柏崎市としては、そうも言っていられないので、議会としては必ず反映していく。なぜ頚城でなければならないのかという理由もなく、南魚沼方面でもいいのではないかと思う。
Q.空き家について、相続を放棄してもあとの親族の方に責任があるとは言うものの、責任がとれるとは思えない。与板には壊してもらいたい家があるのだが、壊すことができないと言われた。今は網をかけたりしているが、雪、排雪が問題。前町内会長は通行止めをしたほど。市はお金が大切なのか、誰かケガをしなければして取り壊してくれないのか。そういうものはやってもらいたい。何から何まで代執行というわけではないが、その1軒だけすごいのがある。
A.他の地区でもある問題で、当局にも話している。新年度では代執行の費用が計上された。市としても代執行をやろうかという空気になってきたようだ。今日のお話は当局に強く伝えたい。中央地区もその事例がある。その町内会だけでなく、周辺も巻き込んで壊してほしいと訴えた。この問題については全市的なものでもあるので、委員会としてもその取り組みはしっかりとやっていきたい。
Q.新庁舎整備事業で「分散化のうんぬん」というのがあったがどういうことか。庁舎が、各専門の機関が独立した中で、一つの箱の中から別物の建物をつくってそこに入るとかそういうことか。
A.今の市役所は本庁舎と教育分館、第二分館などがあり、他に民営化が決まっているガス水道局の建物がある。今の庁舎もどこを壊すかが決まっていない。駅前に移すことだけが決まっている。新庁舎の大きさも少し小さいものにすると、今いる職員は全員が入りきれない。しかし、市民にとって全職員に用事あるわけではないので、窓口業務など市民と接するところだけは1か所に置いておくという議論があった。将来的な職員の数の議論のなかででてきた話。
Q.新潟産業大学が元気になれば、柏崎市ももっと元気になるのでは。市としてはこの大学に対してどんなスタンスで対応しているのか。長岡造形大学は公立化して活性化していると聞いている。産大には市内からどれだけ支援を行っているのか。地域おこし協力隊もいいが、学生が卒業してから柏崎に残ってもらえる方がより成果が大きいと思う。
A.新潟産業大学の今年の入学生は定員が140名のところ102名。留学生が39名、スポーツ特待生が37名、正規に入学したのは26名。留学生が増えれば実入りが少なくなる。議会ではこのままの金額を出すのはいかがなものかという議論になり、大学側の説明を求め、全員協議会を開いた。改善してきますということだったから、良とした。今は留学生を確保するために市民の税金を使っている。この構造はやめるようにという強い意見があった。柏崎市が2600万円を使って専門的なコンサルタントに調査を委託し、公立法人化ができるのか否か、また柏崎市にとって有効なのかどうかを、この秋に結論を出すことになっている。新潟産業大学は一般的には柏崎の財産という評価になっており、大学の活性化を目指し、柏崎市としてもこれまで年間に1800から2000万円くらいの補助、支援をしてきた。
予定した時間より早い20時20分に終了となり、後片付け、意見交換をしたのち、帰路につく。
21時20分、自宅に戻り、秋刀魚の塩焼き、レバーの醤油に、シラスの卵とじ、ほうれん草のおひたし、モクズ蟹、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
モクズ蟹はちょうどシーズンとなり、内子がたっぷりの雌は本当に美味しい。
食後、シャワーを浴びたのち、事務所で資料の読み込み。
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