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2017年6月

2017年6月30日 (金)

拉致問題を風化させないための工作員手口の研究

 5時に起床し、事務所で時差の関係からのネット上での会議や事務仕事を行う。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、小松菜のおひたし、沢庵、ニラと卵のスープでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は講演会で使う資料の整理とスキャニングやパソコン上でのグラフ作成などを行う。

Dsc_0003 13時、稲庭うどんを茹で、一昨日に作った五香粉入りのカレーを鰹節の出汁で割って、つけだれにしたカレーつけうどん、近所の某肉屋さんの鶏モモ焼き、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食。
 勢いよく食べたので、お約束通りにシャツにカレーのシミができてしまった。

 14時から資料のお届けなどで市内をまわったのち、新潟市に向かう。

Dsc_0005 16時、自民党新潟県連に移動し、自民党新潟県連青年部局拡大役員会に、広報委員長として出席する。
 広報委員会としては、ネット広報戦略とパネルディスカッション・Projectjが大きな事業。
 ネット広報戦略については、新潟県内の面白いお店情報を書くとともにそれを読める自民党新潟県連がリリースしたアプリ「LDP Toki News」の普及をしなければならない。広報委員会だけでは十分なコンテンツも集まらないので、他の委員会とも連動して活動していく方針を固めた。
 自民党本部の青年局と一緒に行うパネルディスカッション・Projectjにおいては、テーマの選定が重要であったが、やはり新潟県としては拉致問題を風化させないための内容にしようということになった。
 いまから8年前の平成21年に新潟市西蒲区の田ノ浦海岸で行った北朝鮮の工作員による拉致のシミュレーションのような内容を再度、自民党員、そして無料で聴講してもらう新潟県民の皆さんに共有してもらうような内容を提案させてもらった。

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<声をかけて、袋で拘束>
富山県高岡市で行った未遂事件が該当

 会議終了後、新潟市内で所用を済ませたのち、帰路につく。

Dsc_0007 20時、自宅に戻り、人参、しめじ、グリーンアスパラ、キャベツの油炒め、からしマヨネーズ入りの蟹カマ、ベビーチーズ(マスタード&チョリソー)、小粒納豆となめ茸の和え物など冷蔵庫の整理というべき内容で、ビール500ml3本を飲んで夕食。

 食後から事務所で資料を整理を行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、週刊誌を読む。

2017年6月29日 (木)

台湾選手団の呼称に関する意見書、全会一致可決の反響

 結局、徹夜となり、6時に熱めのシャワーで眠気を覚ます。

 7時30分、大粒納豆、粗挽きソーセージ、水菜の油炒め、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、市役所に移動。

 9時から会派会議に出席し、これまでの議会基本条例への取組みと課題の整理、政策検討会議に提出すべき案件などを話し合う。
 政策検討会議においては、各常任委員会の所管事項にはなっていないものの、公平な選挙環境にするため、選挙におけるビラの補助制度を次の統一地方選挙に間に合わせるよう提案させてもらった。

Bdsc_000411 10時から事務局として、議長応接室にて「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第26回常任理事会を開催する。
 今回の主な議題は、本年度の総会実施計画、原子力集約全国大会への後援について、そして昨今の原子力発電に関する新潟県知事と柏崎市長の発言についての意見交換。
 総会は8月26日となり、総会終了後に講師をお呼びしての一般の方にも参加してもらえる講演会を開催することとなった。
 また、参考図書としてワック出版の『それでも原発が必要な理由』をご紹介。

 12時過ぎ、事務所に戻り、スカイプの環境設定を行う。

 13時からチャンネル桜の番組にスカイプを通して出演し、先般の全国初となった台湾選手団の呼称に関する意見書についてお話をさせてもらった。
 普段の議論は喧喧囂囂であるが、こと今回の意見書に限っては、共産党をはじめ、他会派の議員からも「人権を守る」という意識で、全会一致の賛同を頂いたことは感謝しかない。
 そして、その反響として、多くの日本人の方から感謝のメールやお手紙を頂戴し、台湾人の政党関係者からも感謝のメッセージを頂戴した。

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*全会一致での可決の記念として頂戴した幟

 できうるならば、今後は東京オリンピック・パラリンピックで、台湾選手団のホストタウンになっている

 北海道士別市
 北海道名寄市
 青森県弘前市
 山形県山形市
 茨城県潮来市
 静岡県静岡市
 静岡県掛川市
 静岡県御殿場市
 愛媛県松山市

の各議会や、台湾国内の自治体と姉妹都市になっている各議会からも、同様の意見書を可決してもらいたいと思う。そうすることで、日本人の良識の声が主催者、IOC(国際オリンピック委員会)に届き、スポーツへの国際政治の持ち込みを制限する一歩になる。

 13時40分、昨日作った五香粉入りのカレーを乾麺の稲庭うどんを茹でたものにかけて、急いで昼食。

 食後から市内をまわり、話をしたいと連絡があった方のご自宅を数件まわる。

 17時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Bdsc_000414 19時10分、皮を剥いだ鶏胸肉を使った棒棒鶏、唐辛子を5本ほど入れた自家製豆板醤の激辛麻婆豆腐、小松菜のおひたし、小粒納豆と大根おろしの和え物、塩パン、ビール500ml3本で夕食をとる。
 棒棒鶏には、ピーナッツバターを使ったオリジナルのソース。

 食後から結婚披露宴で使うための写真の整理やスキャンニングを行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、就寝。

2017年6月28日 (水)

原子力規制委員長、やっと柏崎刈羽原子力発電所の視察

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、粗挽きソーセージ、キャベツの酢漬け、いくら醤油漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から昨日に引き続き、事務所の廃棄する書類の抽出と必要な資料の電子ファイル化を行う。

Adsc_00145 12時から気分転換のため、ホールトマトの缶詰を使い、鶏胸肉、イカゲソ、ジャガイモ、人参、玉葱、ニンニクを使った水を入れない無水カレーを作る。スパイスは、ターメリック、ナツメグ、ガラムマサラに加え、五香粉(桂皮、丁香、花椒、小茴、大茴、陳皮入り)を入れてみた。このカレーを冷凍讃岐うどんにかけたカレーうどんで昼食。

 14時、市役所に移動し、会派室での諸雑務や市民の方からの相談を受ける。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00166 20時、妻が作ったハンバーグ、グリーンサラダ、小粒納豆、カレーライス、ビール500ml3本で夕食をとる。
 今回のハンバーグは牛挽肉を使い、パン粉が少な目だったので、肉々しい感じに仕上がっていた。

 食後からも事務所で事務仕事。明日の会議の資料作成や分析・解題を頼まれていた資料作りなど、事務仕事が山盛りになっており、風呂に入る暇もない。

 原子力規制委員会の田中委員長が、初めて審査中の原子力発電所を視察するという報道があった。
 いかにも良い事のような伝え方になっているが、私に言わせれば何故、今まで立地自治体を含めて、現場をよく見に来なかったのか?という感じである(福島以外は川内、島根しか現場を見ていない)。

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 これは昨年の原子力集約全国大会でも、自民党・滝波宏文参議院議員が指摘していたことである。
 ご退任が近いとのことであるが、今更ながらも・・・じっくりと現場の声を聞いてもらいたいと思う。


平成29年6月22日『産経新聞』

柏崎刈羽原発 規制委員長 視察へ
安全審査中では初

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査をめぐり、原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の定例会合で、「現場の職員の安全意識を確認したい」と述べ、同原発を視察する意向を表明した。初代委員長で9月に退任を控える田中氏が、審査中の原発を視察するのは初めて。会合には東電の広瀬直己社長も出席し、16日に再提出した申請書の安全対策について説明した。
 規制委は23日に発足する東電の新経営陣からも話を聞く方針で、視察はその後になる見通し。田中氏は定例会見で視察の理由を「東電という会社が持っている大きな負債(福島第1原発事故)を考えたときに、私自身もそれなりの確信がなければ納得できる判断はできない」と述べた。
具体的には「プラントの視察ではなく、原子炉主任者や当直長といった現場の実務リーダーの資質、心構えなどを確認したい」とした。
 同原発をめぐっては、免震重要棟の耐震怪不足を示すデータを3年以上公表していなかったことが今年2月に発覚。規制委は広瀬社長に申請書の総点検と再提出を求めていた。広瀬社長は会合で「先行他社にも学び改善に努めた。安全文化を現場レベルに落とし込んでいきたい」と述べた。

2017年6月27日 (火)

高知県大川村、議員になりたいかアンケート?実施へ

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、小松菜のおひたし、筋子、油揚げと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所で依頼されたプレゼンテーション資料を作成。あまりに達筆な手書き文字とかなり黄ばんだ新聞の切り抜きからのデータ化なので、スキャニングにも時間がかかる。

 13時からパソコンのメンテナンス作業のため某所で作業。

 13時40分、妻とお気に入りの「したん家」に行き、「天ぷら中華 360円」を「大盛り +50円」にし、「半カレーライス 200円」で昼食をとる。
 直江津生まれとしては、「塚そば」風の天ぷら中華が身近で食べられるのは嬉しく、できれば「天玉中華」がメニューに加わる日を夢見ている。

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 買い物などをしたのち、事務所に戻り、事務所の書類の整理。会社の保存証書類も10年保存を終えたものをはじめ、一気に廃棄する。

Adsc_00134 18時30分、台湾人である妻のお料理挑戦シリーズで鶏ドラムスティックを使った唐揚げと真イカの茹でイカ、宮古島の雪塩をかけたフライドポテト、小粒納豆となめ茸の和え物、ハチミツ梅、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からも事務所の文書整理。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。お気に入りのNHK「総合診療医 ドクターG」では、「お腹が張って苦しい」という主訴からの、癌になった臓器が見つからない「原発不明がん」の診断で、見応えがあった。

 村議会を廃止して、直接民主制である総会へ移行するのではないかと、本ブログでも紹介した高知県大川村で、議員になりたいかどうかの無記名アンケートを実施することになったという。

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 本来であれば、自分のまちの事は自分たちで決めるのが基本。しかし、高齢化などあるなら、ピンチをチャンスに変える意味で、村外から選挙三か月前に移住をしてもらう(公職選挙法の積極的要件)、若い移住議員を募集することも許されるのではないかと思う。
 総会設置の件は各マスコミでも報道され、危機とともに村の名前も多くの人が知ることになった。財政破綻をした北海道夕張市に使命感をもった市長が誕生したことを考えれば、一手にはなるかと思う。


平成29年6月23日『新潟日報』

議員になりたい?
高知・大川村、全戸調査へ

 議員のなり手不足に悩む高知県大川村と、同県は22日、村内の全有権者約350人を対象に、議員になりたいかどうかを聞く異例のアンケートを行う方針を決めた。和田知士村長は議会を維持できない場合に備え、有権者が予算案などを直接審議する「村総会」の設置検討を表明しており、2019年の次回村議選で定数6を確保する方策を探るのが目的。
 村によると、アンケートは無記名方式で、近く全世帯に郵送する。ほかに村政への関心がどの程度あるかなどを聞く。村議会の維持に向け22日に同村と高知県が開いた検討会の会合で、
県が実施を提案し、村が同意した。7月の次回会合で結果を公表する予定だ。
 現在の村議6人の平均年齢は70歳を超えて掛り、一部は引退の意向。
和田村長は「議員に名乗りを上げる人が出なかった場合には、(村総会の)本格的な検討を始めていかなくてはならない」と話していた。

2017年6月26日 (月)

伊方発電所、ドローンを使ったテロ訓練

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、水菜の油炒め、キムチ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務と他会派議員との打ち合わせ。

Adsc_00021 12時50分、自宅に戻り、豚バラ肉を油通ししたのち、ピーマン、キャベツ、人参、市販の中華蒸し麺とともに炒め、お好み焼きソース、オリバー「どろソース」で味付けをした焼きそばと低脂肪乳で昼食をとる。焼きそばの仕上げには、鰹節と青海苔、そして色味としていくら醤油漬けをのせてみた。

 14時から市内某所での打ち合わせや相談を受けた現場の確認などを行う。

Adsc_00042 18時過ぎ、「越後海鮮亭 弥生」(電話:0257-47-7371)に移動し、懇親会に出席。お通しがバイ、牡蠣、サザエから選べるという面白いお店で、迷わず牡蠣を選択した。その後はふぐの白子や幻魚の一夜干しなどをつまみつつ、今後の条例作りなどについて話し合う。

 21時過ぎ、某氏の提案でフィリピンから来た方が多いお店で二次会。せっかくなので、ドゥテルテ大統領の支持について聞いてみると、真っ二つであった。支持する派は、麻薬組織の撲滅など仕事をしているという評価。もう一方は、南沙諸島(タガログ語ではカラヤーン群島)の件で中国に屈したことと、先日も本ブログでも書いたミンダナオ島での過激派との激戦にリーダーとしての顔が見えなかったのが理由という。非常に参考になるフィリピン国民の生の声である。

 24時、帰宅し、熱めのシャワーを浴びる。

 先日、愛媛県の四国電力・伊方発電所でドローンが爆発物を持ち込んだというテロを想定した訓練が全国で初めて行われたという。

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 何も核を積んだ弾道ミサイルでなくとも、爆発物を原子力発電所内に持ち込み、爆発させるだけで、マスコミは騒ぎ、周辺住民も不安となり、社会的不安を煽ることができる。
 実際、中越沖地震の際には、主変圧器の絶縁油が燃え、黒い煙がでたことに対し、あの煙には放射性物質が含まれている、これから爆発するといったガセ情報が流れたこともある。
 住民の意識を高め、情報を判断する訓練として、我が柏崎においてもあらゆる想定をしたテロ訓練を実施していくべきと思う。


平成29年6月20日『産経新聞』

原発にドローン 伊方でテロ訓練
全国初、爆発物想定

 愛媛県警と松山海上保安部は19日、四国電力伊方原発(同県伊方町)で、爆発物を取り付けた小型無人機「ドローン」が、沖合から3号機周辺に飛来、侵入したと想定し、テロ対応の合同訓練を実施した。県警によると、原発でのこうしたテロ訓練は全国初という。
 訓練は県警や松山海保、四国電から計約60人が参加。ドローンは、
3号機周辺に爆発物に見立てた黒い箱を降ろして離陸、沖合の不審ボートに帰還したとの想定で、県警の爆発物処理班などが黒い箱を処理した。ボートには、松山海保の巡視船が汽笛を鳴らしながら停止命令を出し接近。警察の船とともにボートへの立ち入りまでの手順を確認した。

2017年6月25日 (日)

新潟空港への新幹線乗り入れ、米山知事は慎重姿勢

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯵の開き、いくら醤油漬け、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから市内某所で騒音被害に関する相談に乗る。警察に相談したいとの事であったが、民事不介入であり、まずは相手や管理者との話し合いを行うことで話を進めることとした。

 11時、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0022 13時50分、大量の刻みニンニク、人参、牛挽肉、卵、冷やご飯で作ったガーリック炒飯、若布スープ、低脂肪乳で昼食をとる。
 通常の炒飯では、味をつけた叉焼やハム、豚肉を使うが、今回は牛挽肉を使ったので、深みのある脂が良い仕事をしている。

 食後、某氏の車に乗せてもらい、県内某市に移動。

 15時から某社にて打ち合わせを行う。

Bdsc_0006 18時、柏崎市内に戻ったところで、「一善」(電話:0257-21-8881)に移動し、来月16日に行われるどんGALA!祭り当日の晴天を願う天気祭りに参加する。
 料理は、前菜(海老マリネ、紅茶鴨スモーク、小鯛手綱寿司、枝豆、カワハギはらこ含め煮)、お造り、冷やし茶碗蒸し、鰆幽庵焼き、牛ロースビーフ、小鯛と大葉の練梅春巻き揚げ、寿司の握り3貫、かっぱ巻き、味噌汁といった内容。
 毎年お約束の飲み会であるが、生ビールを飲みつつ、これまでの取組、そしてまちづくりに対する各個人の熱い話も聞けるので楽しい時間である。

 20時20分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

 21時から事務所にて資料の読み込み。久々の技術系の現場資料なので、酔いが覚めるほど考えながら読む。 

 今日の打ち合わせの合間の雑談のなか、新潟空港の閑散としたあの雰囲気や沈没していく感のある地位について、今後どうすべきなのかという話題になった。
 先日の本ブログでも紹介したように、新潟空港の利用者は2年連続の100万人割れの状態

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 我が新潟県の発展のみならず、太平洋側が被災した場合のバックアップ機能として、日本海側の重要な空港となるはずが、現実は厳しい。
 私個人の考えとしては、新潟空港を世界で唯一の新幹線乗り入れ空港に、新潟県内の縦貫高速鉄道の実現、すなわち羽越新幹線構想の実現に向けることで、上越新幹線も北陸新幹線も生きる。
 問題は財源であるが、逆に何もしなかった場合には資産を失うことも考慮する必要もある(空港の位置決定に新幹線延伸を最初から入れていなかった反省は残る)。
 今後の動向が気になるところであり、次世代のために新潟県の優位性を反映した判断をしてほしいと思う。


平成29年5月31日『新潟日報』

拠点性強化どう図る
試される知事の調整力
空港へ新幹線乗り入れ 慎重姿勢

 四半世紀にわたって県政課題となってきた新潟空港への新幹線乗り入れ構想に、米山隆一知事が30日、慎重な姿勢を示した。背景には、これまで実現を阻んできた採算性や費用対効果の問題がある。ただ活性化の起爆剤になるとして経済界などの期待はなお大きい。新幹線延伸に象徴されてきた拠点性の強化をどう進めていくのか、知事の将来展望と調整力が試されることになる。

 新幹線の延伸案は1989年に着任した金子清知事時代に収支などの調査を行い、91年に県の計画に盛り込んだ。その後、平山征夫、泉田裕彦の両知事が構想を引き継ぎ、検討を繰り返したが具体的な進展はなかった。
 ハードルとなっているのが、財政負担と採算性だ。県が2016年に示した試算では、上越新幹線を延伸する場合、
最大422億円の公的負担がかかるとされた。採算を取るには現在の3~10倍の空港利用者が必要になる。在来線でも308億円かかるという。
 ただ、北陸新幹線が開業して金沢市などとの競争が激しくなった今、鉄道乗り入れへの期待は大きい。30日の協議会でも、経済界から「空港に駅があることは大きなインパクトがある」との意見が出された。

 一方で、必要性を疑問視する声もある。JR新潟駅南口から新潟空港まではリムジンバスが運行しており、所要時間は約25分。30日の協議会でも、空港周辺の渋滞解消など短期的な対策を求める意見も出た。
 米山知事は取材に対し、「(出席者に)いろんな観点があるので、複眼的な議論をしていきたい」と述べた。ただ、いずれにも共通しているのは危機感だ。新潟空港の利用者数は近年、伸び悩んでいる。
空港アクセスで「足踏み」を続ける間に、他県で利用者を大幅に増やした空港もある。
 会に出席した篠田昭新潟市長は取材に対し、「すぐに新幹線延伸はだめということではなく、ソフト事業を最大限やった上で成果を見て改めて検討すればいいのではないか」と話した。

2017年6月24日 (土)

メモが簡単に流出する文部科学省と尖閣諸島中国漁船衝突事件

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ジャガイモとピーマンの油炒め、野沢菜、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所にて急ぎで依頼された資料を作成。

Dsc_0018 12時30分、市販の中華麺を茹でてから冷やし、トマト、パプリカ、レタス、胡瓜、豚モモ肉の茹で豚をのせてから、胡麻だれ風のソースをかけた冷やし中華、水菜の油炒め、低脂肪乳で昼食をとる。
 ピーナッツバターに味噌、醤油、酒を入れるだけで、それなりの胡麻だれ風のソースができてしまうのが不思議である。

 食後、柏崎市社会福祉協議会に移動し、「わいわいがやがやフェスティバル2017」に「おもちゃ病院」のおもちゃドクターとして参加しようと思うも、急なパソコン修理の依頼があったため、顔だけだして、上越市に向かって移動。

 14時から上越市の某社で作業を行う。

 17時40分、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0021 19時50分、某氏のご自宅の上棟祝いで頂戴した醤油赤飯、棒棒鶏、甘塩鮭、小粒納豆とめかぶの和え物、いくら、野沢菜、ビール500ml3本で夕食をとる。
 台湾人の妻にとっては赤くて少し甘いのが日本の赤飯というイメージであり、新潟らしい醤油赤飯にはびっくりしたようである。

 食後から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 パソコンの修理作業を行っている合間の雑談で、加計学園問題が話題となった。
 私に言わせれば、「総理の意向」等の中身に入る前に、公文書としてのレベルは別として、文部科学省内部の文書やメールが野党やマスコミに簡単に流出する方が問題である。
 公益通報だというが、違法性が無いものを無暗に公開、流出させてしまうのは、義家弘介文科副大臣が答弁したように国家公務員法違反(守秘義務)の疑いもでてくる。
 この答弁に対し、旧民主党の民進党が、鬼の首をとったかのように攻めていたが、自分たちがやったことは忘れているのであろう。

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 民主党政権の2010年、国益のため、尖閣諸島で衝突してくる中国漁船のビデオを公開した一色正春氏は国家公務員法違反(守秘義務)容疑で退職に追い込まれている。
 尖閣諸島での中国漁船の横暴を隠蔽しておけないという気概をもった国家公務員と、相手先となる内閣府にも内容確認をしていないメモやメールを簡単に流出させる国家公務員は明らかに違う。
 マスコミには、過去の処分とも比較した公平な報道をしてほしい。

2017年6月23日 (金)

柏崎小学校「昔の遊びクラブ」海の漂着物アート

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鮭の粕漬け、冷や奴、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、愛車で長岡市に向かって移動。

 9時から長岡市内で所用を済ませる。

 12時30分、移動しながらコンビニで購入したレタスサンドイッチ、納豆巻き、低脂肪乳、焼き鳥で昼食。

 13時、妻と一緒にメトロポリタン松島に行き、今年8月6日に予定している結婚披露宴に関する打ち合わせを行う。

Bdsc_0007 15時、母校である柏崎市立柏崎小学校の「昔の遊びクラブ」の講師として、K氏、W氏と一緒に平成29年度の第3回目のクラブ活動を行う。
 今回は、前回の海遊びで拾った海の漂着物を使った工作、アートである。

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 ホットボンドを使って貝やシーグラスをデザインしながら、LEDライトやマグネットに貼り付けるだけであるが、毎年ながら個性がでており、指導する側も楽しい時間。

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 16時20分にクラブ活動終了となり、後片付け。

 17時、事務所に戻り、急ぎで依頼されたパソコンの修理を行う。

Dsc_0014 19時30分、東栄町会館に移動し、平成29年度第3回東訪振興協議会理事会にアドバイザーとして出席する。
 通年での議題である市役所現庁舎の跡地問題について、先日の柏崎市役所新庁舎建設特別委員会での当局からの説明や当日の質疑をまとめた資料を配布させてもらい、理事の皆さんからのご意見を多く頂戴した。
 あまりにもご意見が多かったので、次回までに防災無線のFMラジオ化や新庁舎の基本設計も含めて資料を作成し、再度、説明を行うこととなった。

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 21時30分、夏が近くなったからか暑くなってきたので、あえて逆張りの湯豆腐、豚モモ肉の葱ソース焼き、トマトとレタスのグリーンサラダ、小粒納豆となめ茸の和え物、梅干し、ビール500ml3本で夕食をとる。
 暑いときに熱いものを食べ、キンキンに冷えたビールで流し込むのも楽しい。

 食後、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

2017年6月22日 (木)

中央地区コミュニティセンター第3回避難所開設運営協定内容検討会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、水菜の油炒め、沢庵、豆腐とえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で中小企業振興条例に関する調査や案文の作成を行う。

Dsc_0002 13時10分、ニンニク、ベーコン、人参、卵、冷ご飯を使ったガーリック炒飯、皮を剥いだ鶏胸肉を茹でたもの、酢ジュース、ヨーグルトで昼食をとる。
 酢ジュースにはブルーベリー酢と炭酸。一気に飲んだらむせてしまった。

 14時から市内まわり。

Dsc_0004 15時30分、中央地区コミュニティセンターに移動し、第3回目からの出席となったが第3回避難所開設運営協定内容検討会に防災士のオブザーバーとして出席させてもらう。
 柏崎市の中央地区は39町内会で1つの中央地区コミュニティ振興協議会を構成しているが、災害時の避難場所はそれぞれに異なり、また避難所は中央地区コミュニティセンター、柏崎市立柏崎小学校、柏崎市立第一中学校の3つとなっており、全住民(5741人)が分かれて避難所に行くことになる。
 しかし、その3つの避難所の運営体制、各町内会の避難先配分、柏崎市との協定書の締結などを決める必要がある。

1.3つの避難所への振り分け方法
(1)町内会長会の案
 収容人数割合を世帯数で割り振り
(2)中央地区コミュニティ振興協議会の案
 各町内の氏子町内関係を重視

→ あくまで避難場所別に誘導すべきではないかと提案

2.避難所開設に伴う課題や問題点について
 女性消防団の方より避難所運営に関する女性の視点での指摘。

3.協定書締結に向けての準備

 避難所運営のガイドラインについては、平成28年4月に内閣府(防災担当)からも提示されており、柏崎市においては『自然災害時における職員の応急対策マニュアル 資料編』として整備されている。
 しかし、避難所運営については常にブラッシュアップが必要なものであり、とりわけ女性や子供の視点での見直しが必要である。
 議会の場では総務常任委員会が所管するため、産業建設常任委員会となった現在は委員としての意見はだせない。その分、一般質問等で見直しを求めていきたいと思う。

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*中越沖地震の際、ヘリに乗せてもらい撮影した当時の被災状況

 17時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0005 18時50分、台湾人の妻が挑戦した手作りハンバーグ、水菜の油炒め、小粒納豆と大根おろしの和え物、コールスロー、ビール500ml3本で夕食をとる。
 ハンバーグ作りも何回目かになったので、上手になってきたが、焼き加減がまだ難しいようである。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

 食後からも事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年6月21日 (水)

IOCへの要請:オリンピックへの「台湾」名での出場

 1時、就寝。

 6時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、たらこでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びて身支度をしたのち、愛車で新潟市に向かって移動。

 9時、新潟県議会の自民党県議団の事務所に行き、陳情に関する会議に出席する。

 10時過ぎ、新潟空港ビル内の東京入国管理局新潟出張所に行き、台湾人である妻の在留資格の申請を行う。

Adsc_00242 11時45分、「天下一品 新潟小針店」(電話:025-201-1439)に入り、「平日限定ランチメニュー 880円」で昼食をとる。ラーメンは「こってり」にし、ご飯ものは「高菜チャーハン」を選択。「こってり」のスープには、やはり白いご飯の方が合うような気がする。

 その他の所雑用を済ませ、15時30分、自宅に戻る。

 16時、事務所に来客があり、壊れてしまったUSBメモリやハードディスクからのデータ復元の依頼を受ける。ハードディスクと比べ、不揮発性ではあるもののUSBメモリのデータ復元は難しく、満足のいく結果になるかどうかは分からない旨を説明させてもらった。

Adsc_00263 18時、昨日に解禁となった地元で獲れたサザエの壺焼き、サザエの炊き込みご飯、豚モツと豆腐の煮物、チキンサラダ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 今年の初物となるサザエであり、少し日本酒を混ぜた薄口醤油で焼いた壺焼きは、まさに夏到来の味である。

 食後から事務所でパソコン関係の作業。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で資料を作成する。

 昨日の柏崎市議会で、全国で初めて、さらに全会一致で可決した「台湾選手団の呼称に関する意見書」に関して、チャンネル桜の番組(2分35秒~)でも紹介された。

 私自身、新潟支部長を拝命している2020東京五輪「台湾正名」推進協議会でも、IOC(国際オリンピック委員会)に対し、今年5月21日、本部に直接、要請文を手交している。
 その内容は以下の通り。何とか台湾名での出場が実現できるよう、今後も地方議員としてできることをしていきたいと思う。

170614_taiwan


要請文:
IOCは台湾に対する差別を直ちに停止を!

トーマス・バッハIOC会長殿

 まず、私たちは日本国民として、2020年東京オリンピックの成功に向けての貴殿とIOCの努力と指導力に敬意を表します。
 私たちは日本国民として、東京オリンピックを文字通り、スポーツと平和の祭典とするため、重要な提案と要請を行います。
 四年に一度のオリンピック競技大会において、自らの名を名乗ることが許されないのが台湾代表選手団です。国際社会での通称である「台湾」でも、国名たる「中華民国」でもなく、「チャイニーズ・タイペイ」、つまり「中国領台北」という名称を押し付けられています。
 1979年、台湾を自国の一部だと主張する中華人民共和国のIOC復帰が決まった際、IOCは台湾の参加維持の条件として、この偽りの名称を強要したのでした。これは明らかに、中華人民共和国への政治的配慮によるものです。
 しかしオリンピック憲章は「オリンピズムの根本原則」の一つとして、「いかなる種類の差別」の禁止を謳っており、こうした台湾に対する差別と侮辱は明らかに、同憲章に違反するものではないでしょうか。
 実際に台湾側は当時これを不服とし、IOC本部の所在地であるスイスで提訴を行い、これを受け裁判所は憲章違反との判断を示しているのです。
 また台湾代表が「チャイニーズ・タイペイ」との名称を用い続けるため、台湾は中国領土であるとの誤った認識が国際社会で広がっているとの現実もあります。つまりオリンピックが中国の領土拡張の政治宣伝の舞台と化していると事実です。
 中国は台湾を自国領土であると位置付け、そこに対する武力併呑の戦略を正当化し、実際に台湾に対する武力行使も辞さないと表明し続けています。したがって、オリンピックで「チャイニーズ・タイペイ」という呼称を使うことは、中国の台湾への武力侵略の誘引となる可能性があります。台湾を含むアジア太平洋地域の平和と安定の維持という見地からも、中国のオリンピックの政治利用をやめさせるべきです。
 昨2016年12月、台湾でシンクタンク「台湾智庫」が発表した世論調査結果によれば、「台湾が国際的な活動に参与する際に用いるべき名称」として
51%が「台湾」、34.6%が「中華民国」と回答したが、「チャイニーズ・タイペイ」との答えはわずか9.0%に過ぎませんでした。
 それは当然でしょう。自国の存在を否定するに等しいこの虚偽の名称に、多くの台湾人が強い不満を感じているのです。IOCはただちに台湾の民意を調査し、こうした状況を確認の上、適切な措置を講じる必要があります。
 そして台湾だけでなく、2020東京オリンピックの開催を控える日本においても、大勢の人々が台湾選手団を「台湾」の名で迎えたいと願っています。東京オリンピックを台湾侮辱の場にしたいと願う者は、おそらく一人もいないことでしょう。
 そこで日本人と台湾人で構成される我々「2020東京五輪『台湾正名』推進協議会」はIOCに対し、直ちに台湾に対する「チャイニーズタイペイ」の呼称の押し付けを停止し、東京オリンピックにおける台湾選手団の「台湾」の名での参加を承認するよう、ここに要請いたします。

2017年3月24日
2020東京五輪「台湾正名」推進協議会

2017年6月20日 (火)

平成29年6月定例会(第19回会議)閉会
全国初!台湾選手団の呼称に関する意見書可決

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、鶏皮とキャベツの炒め物、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から会派会議を行い、会派長の交代や今日の採決に際しての質疑の内容などを話し合う。

 9時30分から産業建設常任委員協議会に出席。今年8月末に予定している行政視察の視察先の調整やガス民営化に関する懸念事項についての確認を行った。

Dsc_0009 10時から本会議、平成29年6月定例会(第19回会議)の最終日である。
 今回は大きな問題はなく、市長提案の議案は以下の通りに原案可決となった。

「議第45号 職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
 消防防災体制の強化及び他自治体への応援体制の充実を図るために、消防の事務部局の職員定数を改正する議案。

「議第46号 西山自然体験交流施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 施設の利用の実態に合わせ、別表を改正する議案。

「議第43号 平成29年度一般会計補正予算(第3号)」

「議第44号 平成29年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」

「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
 西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。
 2億2142.1万円。

「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
 佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。
 1億4364万円。

「議第47号 財産の取得について(除雪ドーザ(11t級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪ドーザの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第48号 財産の取得について(除雪グレーダ(3.7m級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪グレーダの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第49号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
 高柳町岡野町除雪倉庫に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第50号 財産の取得について(高規格救急自動車)」
 消防署出雲崎分遣所に配置している救急自動車が老朽化したため、新たに高規格救急自動車を取得するための議案。

「議第51号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
 消防署西分署に配置している消防ポンプ自動車が老朽化したため、新たに取得するための議案。

「議第52号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車(10台))」
 消防団の小型動力ポンプ付積載車の更新計画に基づき、老朽化した積載車及び小型動力ポンプを更新するための議案。

 その後の人事案件もすべて議会で同意。

「選第8号 監査委員の選任について」

「選第9号 監査委員の選任について」

「選第10号~28号 農業委員会委員の任命について」

「選第29号 公平委員会委員の選任について」

「選第30号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」

「選第31号 人権擁護委員候補者の推薦について」

 続く私の方で起案した「東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」をはじめ、所属会派「決断と実行」として提案した意見書は、全会一致の議会運営委員会での発案となり、すべて可決した。

「委員会発案第9号 東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」
→ 
全会一致で可決。全国で初めての可決となる。

19641010_20161010

「委員会発案第10号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)」」
→ 全会一致で可決

 最後に毎年のように新潟県教職員組合柏崎刈羽支部からの請願によって提出に至っている教育関係の議員発案となった。
 少人数学級の実現については、政府与党・自民党も進めており、4年以内の実現を目標にしている。毎年、同じような意見書を同じ議会で可決するのは、受け取った国も「またか・・・」となり、議会で提出する意見書の価値を下げてしまう。本来、乱発するようなものではない。

「議員発案第3号 少人数学級の早期実現を求める意見書(案)」

Q.まずもって昨年も同趣旨の意見書が可決していることに加え、さらに昨年には私の方で提案させてもらった「議員発案第3号 教育環境の充実・強化を求める意見書(案)」も全会一致で可決している。今回は昨年の意見書が可決した状況に比べ、再度、意見書をださなければならないような状況の変化があったのか、新潟市の給与権等の移譲が主たる変化なのか、あらためて聞かせてほしい。
A.毎年同じような請願であるが、社会の情勢を反映した文章になっている。国として実現していないので今回も提出した。新潟市の給与権等の移譲もあり、同様な対応を求めるもの。

Q.新潟市の給与権等の移譲のような対応を求めるのであれば、権限の委譲に関する意見書を提出するべきと思う。この意見書が提出された背景は、新潟県教職員組合柏崎刈羽支部からの請願になっている。同じ支部に属している刈羽村議会においては、同趣旨の請願がかつて否決され、それ以降提出されていない。繰り返すようであるが、柏崎市議会では昨年、同趣旨の意見書が可決され、さらに教育環境の充実を求める意見書も可決している。否決された議会に同趣旨の請願が再度でてくるなら分かるが、なぜ可決した柏崎市議会で毎年同趣旨の請願や意見書がでてくるのか分からない。柏崎市の教育環境が刈羽村に劣っているということなのか。柏崎市議会には毎年、請願がだされ、刈羽村議会にはでてこないということは、柏崎市の教育環境をより良いものにしたいと思っている我々議員は、その背景を知っておく必要がある。どうお考えか。
A.刈羽村議会には陳情のかたち
でお願いをしている。

→ つまり、賛同してくれる紹介議員がいないため、請願ではなく陳情。陳情の場合、多くの地方議会では審議は無い。

賛成:
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
無所属(荒城彦一議員)

反対:
決断と実行(丸山敏彦議員、上森茜議員、与口善之議員、星野正仁議員、柄沢均議員、斎木裕司議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)

 共産党の賛成討論があったのち、結果、可決となった。

「議員発案第4号 義務教育費国庫負担制度堅持・拡充を求める意見書(案)」

賛成:
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
無所属(荒城彦一議員)

反対:
決断と実行(丸山敏彦議員、上森茜議員、与口善之議員、星野正仁議員、柄沢均議員、斎木裕司議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)

 こちらも可決したが、両発案とも自民党籍をもつ議員、しかも中には自民党柏崎支部の役員もいるなか、自民党の方針に逆らって賛成にまわっているのが、情けないところ。
 財源や権限がふんだんにあるなら、義務教育費を増やすことはできよう。しかし、予算には限りがあり、また権限が委譲されるならそれに応じた責任もでてくる。そういった現実を考えずに耳障りの良いタイトルにした同じ意見書を毎年だすのは、自ら議会の価値を低くしていることに気が付かないのであろうか。

 10時55分に終了となり、会派室に戻って会派室の引っ越し作業を行う。

Dsc_0011 11時40分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会第二部会に出席。
 今回から部会長を交代したので、一部員としての出席であるが、何故か次回の部会までに内閣府で検討している内容について資料を作ってきてほしいとのことになった。今回は資料を作るが、やはり同じ議員なので勉強をして、公平に業務量を調整してほしいところ。

 会議終了後、引き続き、会派室の引っ越し作業。

Dsc_0015 12時50分、議員有志で「チャイナハウス 日囍」(電話:0257-24-7219)に行き、「みそ冷やし(炸醤麺) 650円」で昼食をとる。
 テーブルの上にある世界一辛い唐辛子のブート・ジョロキアが入った「ブレアーズ サドンデスソース・ジョロキア」をたっぷりと入れて激辛にし、大量の汗をかいた。

 食後、着替えをしたのち、再度、会派室の引っ越し作業と掃除。

 17時30分、「焼肉じゃんぼ」(電話:0257-24-2277)に移動し、会派の懇親会に出席する。今月から斎木裕司前議長が所属会派「決断と実行」に加入したことのお祝いと、今日付けで会派長が星野正仁議員に交代となったことからの親睦を深める会である。
 生ビールを飲みつつ、肉をつまみ、今日閉会となった平成29年6月定例会の話題も含め、大盛り上がりとなった。

 21時過ぎ、市内の某店に移動し、有志での二次会。

 24時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

2017年6月19日 (月)

地方議員選挙でビラ配布が解禁

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ジャガイモとピーマンの油炒め、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室での資料整理や打ち合わせ。

Dsc_0005 12時40分、一旦自宅に戻り、豚バラベーコン、缶詰のコーン、ピーマン、人参、卵、冷ご飯で作ったコーン炒飯と激辛の自家製葱キムチ、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食をとる。
 葱キムチは葱を細切りにして、軽く塩もみをしたのち、大量の唐辛子のパウダー、ジョロキアのペースト、おろしニンニク、アミの塩辛を入れたもの。

 13時過ぎ、市役所に移動し、会派室での打ち合わせや過去の議案の調査を行う。

 15時、事務所に戻り、事務仕事。

 17時、18時と市内某所での打ち合わせや台湾旅行の相談を受ける。

Dsc_0007 19時30分、自宅に戻り、市販の焼き餃子、皮を剥いだ鶏胸肉を使った鶏唐揚げ、グリーンサラダ、キャベツと挽肉の炒め物、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 食事をしながら、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

15panf 先日閉会した第193回国会で公職選挙法が改正され、町村議員を除く地方議員選挙でも選挙期間中にビラを配布できることになった。
 配布できるようになったのは良いが、ビラの作る費用、金銭的理由で立候補者の環境に差がでてしまうことは避けたいところ。若い世代や女性でも立候補しやすい環境を整えるべきであり、今後、柏崎市でも条例化すべきかどうか提案したいと思う。


平成29年6月15日『新潟日報』

地方議員選挙でビラ配布可能に
改選公選法が成立

 都道府県議会や市、特別区議会の議員選挙で、選挙運動用のビラ配布を解禁する改正公選法が14日の参院本会議で全会一致により可決、成立した。2019年3月1日に施行され、これ以降に告示される選挙から実施可能となる。19年の次回統一地方選で配布が本格化しそうだ。
 既に国政や地方自治体の首長選は配布可能。都道府県を含む議員選での解禁によって配布が認められないのは町村議会の議員選だけとなった。
 改正法は都道府県議連では1万6千枚まで、政令指定都市の市議選は8千枚まで、政令市以外の市議選と特別区議選は4千枚までビラの配布を認める。
各議会が条例で定めれば、作製費用を公費で負担できる。
 ビラ配布解禁に関し、全国都道府県議会議長会などが要望していたことを踏まえ、民進党が今年3月、配布容認の公選法改正案を各党に提示。その後、民進案に自公両党が一部修正した案が衆院政治倫理・公選法改正特別委員会の委員長提案として国会提出された。

2017年6月18日 (日)

フィリピン・ミンダナオ島で軍と過激派が激戦

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、野沢菜、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は結婚披露宴の準備のための名簿整理などを行う。

Dsc_0002 11時50分、来客やお泊りした姪っ子の分も含め、バラ肉ベーコン、ほぐし鮭、長葱、ピーマン、人参、ニンニク、卵、冷ご飯を使ったガーリック炒飯を大量に作り、昼食。
 中華鍋の大きさやガスの火力から、やはり3人前が限度であり、油通しをしたものの、パラパラ感のない炒飯になってしまった。

 13時から市内某所での打ち合わせ。

 16時、事務所に戻ったところに来客があり、市政に関しての苦情やご意見を多々頂戴した。

Dsc_0004 18時50分、イカの一夜干しの天ぷら(する天)、ユキノシタの天ぷら、メヒカリのから揚げ、宮古島の雪塩をかけたフライドポテトなど、天ぷら鍋の油を新しくしたついでの油もの祭りでビール500ml3本を飲み、夕食にする。
 これまでユキノシタを食べることはなかったが、思った以上に癖がなく、ビールにもよく合う。

 食後からも事務所で事務仕事。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、資料を読む。

Fphi 日本のマスコミではほとんど報道されていないが、フィリピン南部のミンダナオ島、マラウィでイスラム過激派武装勢力とフィリピン軍が激しい戦闘をしており、これまでに軍人、過激派、そして巻き込まれた民間人を含めて300人以上が亡くなっているという。
 フィリピンは米軍基地を撤退させたが、その結果、南沙諸島を中国に奪われ、そして今回、ミンダナオ島をイスラム過激派武装勢力に占拠されている。テロ対策や軍備を怠ってはならないということが良く分かる。
 「テロ等準備罪」を「共謀罪」と言い換えをして不安を煽っていた野党には、こういった現実が目の前にあることをよく見てほしいと思う。


2017年6月18日『AFP』

フィリピン南部マラウィ、軍と過激派が激戦
死者300人以上に

 フィリピン軍は17日、同国南部ミンダナオ(Mindanao)島のマラウィ(Marawi)の一部を占拠しているイスラム過激派武装勢力に空爆と砲撃で攻撃した。1か月近くに及ぶ戦闘でこれまでに軍と過激派、民間人を合わせて300人以上が死亡している。
 現地のAFP記者によると、塹壕から攻撃してくる戦闘員の排除に手間取る地上部隊支援のため空軍がMG520攻撃ヘリとFA50戦闘機で空爆し、武装勢力が占拠する地域では火災で黒煙が上った。戦闘の激しさを物語る自動小銃の発砲音も遠くから聞こえた。
 
一方、約1週間ぶりに公の場に姿を見せたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(72)はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の外国人戦闘員の存在がマラウィでの戦闘を困難なものにしていると語った。
 マラウィの北東に位置するブトゥアン(Butuan)の軍駐屯地を訪れたドゥテルテ大統領は記者団に対し、「(マラウィには)シリア、インドネシア、マレーシア、スリランカ、そしてアラブ人のISIS(ISの別称)戦闘員が存在する」と述べ、「火あぶりや斬首など残酷な殺人法を習得した中東の戦闘員を相手にしているため、航空兵力を使う必要がある」と付け加えた。ドゥテルテ氏はしばらく公の場に姿を見せていなかったことから健康状態が不安視されていた。
 フィリピンのANCテレビは軍当局の話として、17日には同国中部から新たに軍人400人が空路でマラウィに移動したと述べた。
 外国人を含む数百人規模の武装勢力は先月23日、ISの黒い旗を掲げて、イスラム教徒が多数を占める都市マラウィを襲撃。ドゥテルテ大統領は、襲撃はISが同国内に拠点を作る作戦の一環だとして、掃討作戦のためミンダナオ島に戒厳令を布告した。専門家によるとISの拠点設立は東南アジアに「カリフ制国家」を築きたいISの野望実現のため重要だという。
 フィリピン軍はマラウィの戦闘に関し、これまでに少なくともチェチェン、イエメン、マレーシア、インドネシア出身の過激派戦闘員8人が死亡したと明らかにしている。フィリピン政府によると、マラウィではこれまで過激派戦闘員225人、軍兵士59人、民間人26人の310人が戦闘で死亡した。
 さらに戦闘とは別に、避難していた住民19人が重度の脱水症状や下痢で死亡したと同国南部のムスリム・ミンダナオ自治区(Autonomous Region in Muslim Mindanao)のムジブ・ハタマン(Mujiv Hataman)知事が明らかにした。
 
同国政府は、戦闘のためマラウィと同市周辺ではこれまで30万9000人以上が避難を強いられており、その多くは友人や親戚宅に身を寄せているが、避難所に収容されている人もいるとしている。

2017年6月17日 (土)

えんま市清掃ボランティア
柏崎・刈羽長島クラブ国政報告会と懇親会

 2時、就寝。

 4時50分に起床し、5時から毎年の恒例となったえんま市清掃のボランティアに参加する。

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 柏崎市立第一中学校柏崎市立柏崎小学校の両母校の生徒をはじめ、地元の皆さん、協力企業の皆さん、約500名が参加しての活動。
 今年のえんま市も3日間で約20万2700人の人出であったそうで、露天商のごみに加え、歩道に座り込んで酒盛りをした跡や、垣根などに隠すように捨ててある空き缶などが散見された。

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 7時、自宅に戻って、シャワーで汗を流したのち、大粒納豆、目玉焼き、ニラともやしの油炒め、もずくの酢の物、油揚げと豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所での打ち合わせ。

 11時、事務所に戻り、依頼された資料を作成する。

Tdsc_003228 13時30分、お泊りした姪っ子の分と合わせ、ピーマン、玉葱、トマトケチャップたっぷりのスパゲティ・ナポリタンを卵2個のオムレツの中に入れたオムスパを作り、低脂肪乳、ヨーグルトとともに昼食。
 中華鍋を使って作ってみたが、案の定、オムレツがうまくできず、納得のいく出来ではなかった。

 食後からも事務所で事務仕事。

 17時30分過ぎ、柏崎市産業文化会館に移動し、柏崎・刈羽長島クラブ主催の「長島忠美先生を迎えての国政報告会と懇親会」に出席する。
 自民党・長島忠美衆議院議員の選挙区(新潟5区)では無い選挙区(新潟2区)にある珍しい後援組織として、今年は10年目の年となる。
 多くの人がお集まりのなか、自民党・長島忠美衆議院議員からは現在の国会の審議の状況や農業、柏崎で大きな問題となるであろう新潟産業大学の公立法人化に対するコメント、そして先日の一般質問でも取り上げた羽越新幹線構想を含む新幹線に対する考え方などのお話があった。

Dsc_0005

Dsc_0008 18時過ぎからは柏崎市議会議長による「乾杯」のはずが、「バンザーイ」という天然ギャグで懇親会がスタート。
 ビールや日本酒などを飲みつつ、柏崎、長岡などの中越地区、新潟県全体、そして今後の国の行く末など、ざっくばらんに語り合った。

 20時にお開きとなり、その後は市内某所での意見交換会に出席。

 23時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年6月16日 (金)

柏崎市役所新庁舎建設特別委員会(規模の縮小、現庁舎の考え方)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鮭の粕漬け、昆布締めたらこ、酢葱、コーンスープでご飯2杯の朝食をとる。

Tdsc_002319 9時40分、市役所に移動し、10時から新庁舎建設特別委員会を傍聴。委員会所属が総務常任委員会から産業建設常任委員会になったことで、特別委員会の委員ではなくなったため、傍聴するのみ。
 これまで反対してきた70億円にも及ぶ巨額な市役所新庁舎建設であるが、昨年11月の中間報告以降、市長が交代した事によりコンパクト化することで、基本設計が延期された。13000平方mから10000平方mにしたことによるレイアウト変更が今回の報告である。

Tdsc_002420

・行政スペースのバックヤードを縮小。
・想定職員数を530名から500名(現庁舎は576名)。
・市民サービス機能のふれあい交流機能を周辺の既存施設と整理し、縮小。
・議場を2階から1階にし、議席の可動、フラット床に変更。別目的にも使用できるようにした。
・現庁舎の扱いについては、今年8月以降に都市整備部主導でワークショップや地元の意見を聞く機会を設ける。
 現時点の考え方は以下の通り。
 <本館>平成35年度以降に取り壊し
 <教育分館、第二分館>いずれか両方を何らかのかたち(市民サービス窓口ではない利用方法)で活用したい。

 傍聴なので本来は発言できないが、特別委員会の運営について、以下の通りに注文だけつけさせてもらった。

Q.先の説明のなか、現庁舎の扱いについて8月以降に都市整備部で検討を進めるとの説明があった。この特別委員会は議会運営委員会と総務常任委員会で構成されているが、都市整備部を所管する産業建設常任委員会も入れるべきではないか。また新庁舎本体だけではなく、周辺のまちづくりの議論も活発にしなければならない。特別委員会もしくは議会運営委員会でお諮り頂きたい。
A.当局の説明が終わり次第、本特別委員会で諮りたい。

 結果、議会運営委員会で再度の諮られることになった。

 会派室に戻り、市役所新庁舎建設に関する過去の議論の過程を調査。

Tdsc_002521 12時20分、時間がないため、非常食用として購入しておいた「カップヌードル エスニックシリーズ」の「シンガポールチリクラブ」を会派室で食べ、昼食にする。
 辛くて美味しいが、この量では食べた気がしない・・・。

 食後、自民党柏崎支部に移動し、緊急の役員会に出席。14時過ぎまで、議論が白熱した。

 14時30分、市役所に戻り、打ち合わせ2件。

Tdsc_002622 18時30分、一旦、自宅に戻り、台湾人の妻が挑戦した手作りハンバーグ、トマトと卵の炒め物、茄子のスープカレー、小粒納豆と大根おろしの和え物、ご飯1杯、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。
 食後から、再度、市内某所での打ち合わせ。

 22時20分、えんま市も終わり、静かになったところで帰宅し、熱めの風呂に入る。

 23時から週刊誌や月刊を読む。

2017年6月15日 (木)

平成29年度「未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会」第1回総会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、蕗の薹味噌、ジャガイモと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

 総務常任委員会の審査をインターネット中継で観ながら、会派室で書類整理や過去の議案の調査を行う。番神浜茶屋問題をはじめ、会田市政時代からの解決していない問題がまだ多くある。

Tdsc_000704 12時30分、「ささ川」(電話:0257-23-2702)に移動し、柏崎市議会議員有志とともに「カツ丼(鹿児島県産六白黒豚使用) 864円」で昼食。
 豚カツのカリカリとした部分と、つゆを吸って三つ葉の香りを漂わせた部分を両方楽しめるカツ丼であった。

 13時50分、未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会の活動に、柏崎小学校クラブ活動協力員として参加するため、母校である柏崎市立第一中学校に移動する。

 未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会は、

「地元を愛し、将来に夢や希望をもち、その実現のためにたくましく生きていく子どもたち」を育むため、柏崎小学校・第一中学校と家庭、地域がその理念を共有し、手を携えて一緒になって活動をともにしていく(= 協働)ことを目標とする会。

であり、今年で10周年となる。

Tdsc_001108 14時から全校一斉授業参観、1年1組は道徳「行かなかったサイクリング」、1年2組は国語で「短歌を作ろう」、2年1組は道徳「どうする?健」、2年2組も道徳で「分身さがしの旅~アンドロギュノスの神話~」、3年1組は英語でALTによる「英語でCOOKING!」、3年2組は道徳「震災を振り返り、未来へ向けての夢を描こう」、大空・真砂は「畑を作ろう」が行われた。
 すべてを見学させてもらい、それぞれに興味深い点があったが、とりわけ道徳においては意見の多様性が重要視されており、人とは違った視点をもつ子も面白い、と扱われる雰囲気が出来上がっていた。

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*生徒玄関では、給食委員会による「朝ごはん食べようキャンペーン」では先生たちの朝ごはんが写真に加え、評価も掲示されていた。面白い取り組みである。

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 15時から総会となり、柏崎市立柏崎小学校柏崎市立第一中学校両校の活動紹介が行われた。
 引き続いての協議会では、以下の6つのグループに分かれて、「学校評価に見える成果と課題~課題解決に向けた地域・家庭・学校の協働のあり方~」の議論。
 私はCグループとなり、中学校もおいてはSNSの使用、小学校では防災意識についての意見を述べた。

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 16時40分に終了となったので、自宅に戻る。えんま市が始まったため、しばらくは来客対応やごみの処理に追われる。

 19時、豚挽肉とニンニクを炒め、鰹節や中華だし、豆板醤で作った台湾ラーメン風?ソースを茹でた中華極太面にかけ、卵黄、昆布締めのたらこ、ニラの油炒め、シナチク、茹でもやし、焼き海苔、青葱、きゅうりをのせた自家製台湾ラーメンとビール500ml3本で夕食をとる。

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 食後もえんま市のついでにこられた方と雑談や市政に関する熱い話などで盛り上がる。

 23時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

2017年6月14日 (水)

日本李登輝友の会:台湾正名運動のあゆみ(~2012年)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、昆布締めのたらこ、水菜サラダでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、今日からえんま市ということもあり、自宅周辺の片づけを行う。

 10時から文教厚生常任委員会の審査をインターネット中継で見ながら、最終日に採決をとる「東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」に関して、これまでの台湾正名運動の歴史を整理。
 日本李登輝友の会でのまとめは以下の通り。

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【1952年・昭和27年】
04月28日 外国人登録令(昭和22年公布・施行)が廃止され外国人登録法が制定。台湾出身者は中華民国(中国)の国民とみなされ、国籍は「中国」と表記。
日本と中華民国が台北市で日華平和条約に署名(8月5日発効)。7時間半後の22時30分、前年9月8日に署名のサンフランシスコ講和条約が発効。

【1964年・昭和39年】
06月19日 台湾出身者も中華人民共和国出身者も戸籍の国籍を「中国」とする法務省民事局長の通達「中華民国の国籍の表示を『中国』と記載することについて」。

【2001年・平成13年】
06月11日 林建良氏(在日台湾同郷会会長)が在日台湾人の外国人登録証明書の国籍記載を中国から台湾に改めることを求めて「正名運動プロジェクトチーム」を発足。

【2002年・平成14年】
03月16日 台北市内で世界台湾人大会が開かれ、テーマが「台湾正名・国家制憲」とされ、台湾正名とは「中華民国」の国名を「台湾」に正名することと理解されたことから台湾で急速に正名運動が広がる。
04月23日 外登証問題で、西村眞悟・衆院議員が法務委員会において質疑。森山真弓法相は「外国人登録法を昭和27年に制定して以来、台湾出身者は『中国』と表記。これは昭和47年9月の日中国交正常化の前も後も変わっていない」と答弁。
05月11日 台北市内で「511台湾正名聯盟」の呼び掛けにより3万5千人がデモ行進に参加。李登輝元総統も支持を表明。台湾正名運動が本土派社会運動の主流に。

【2003年・平成15年】
06月01日 外登証問題で日本李登輝友の会が第1回総会にて「外国人登録証明書における国籍表記問題の解決」を議決。以後、台湾正名運動を展開。
09月01日 
中華民国のパスポートに「台湾(TAIWAN)」を付記。
12月12日  天皇誕生日レセプションを再開。

【2004年・平成16年】
02月28日 2・28事件記念日、李登輝前台湾総統の呼びかけにより台湾で実施の「228台湾手護運動」に日本でも呼応、「台湾正名運動アピール行進」を東京・新宿にて挙行。

【2005年・平成17年】

04月29日 台湾における叙勲が復活し蔡茂豊氏が旭日中綬章を受章。
07月30日 総統府がWebサイト上での呼称を「中華民国(台湾)総統府」に変更。
09月26日 台湾からの観光客に対するビザ免除が恒久化(韓国は18年3月1日から)。
10月31日 地図帳問題で、笠浩史・衆院議員が質問主意書を提出。

【2006年・平成18年】
09月06日 中正国際空港を「台湾桃園国際空港」に正名改称。
12月23日 外登証問題で日本李登輝友の会が「外登証と台湾表記に関する政府への要望決議」を採択(翌年3月16日、小田村会長らが自民党・日台若手議連に手交)。

【2007年・平成19年】
02月12日 台湾の中華郵政が台湾郵政に正名。同時に「中国造船」が「台湾国際造船」に、「中国石油」が「台湾中油」に正名改称。
05月09日 台湾の行政院が中正紀念堂の名称を「台湾民主紀念館」に正名改称を決定。
09月21日 運転免許証の相互承認を実施。

【2008年・平成20年】
01月09日 学研トイズ販売の地球儀が中国政府の指示により、台湾を「台湾島」に、音声案内で「中華人民共和国」としていることが発覚。翌日、抗議によって販売中止。
02月03日 地球儀問題に関連し、外務省のHPが中国の面積に台湾を含ませ、地図帳が台湾を中国領とし、地理教育でも同様のことが教えられていることから「『偽造地図を追放せよ!』緊急国民集会」を開催。
05月20日 馬英九氏の総統就任式の同日、総統府のWebサイト上の呼称「中華民国(台湾)総統府」から台湾が消され「中華民国総統府」に変更。
05月30日 住民票問題で、東京都は昭和62年の通知が現状に即しておらず、正確ではないとの判断から、住民基本台帳に「台湾」表記を認める通達を区市町村に送付。台湾政府は6月8日、「対岸と明確な区別がつき、混乱が避けられ、東京都における僑民の利益が保障される」として歓迎表明。
06月05日 台湾の外交部が「訪台」を「訪華」と書き換えるよう在外公館に指示。
06月06日 台湾・総統府が「駐台大使」という表現を「駐華大使」と改めるも、世論の反発を受け6月10日のプレスリリースで「駐台大使館」の表現に復す。
07月01日 外務省中国課の名称が「中国・モンゴル課」に改名。

【2009年・平成21年】
01月13日 台湾の立法院が台湾民主紀念館を中正紀念堂に戻すことを賛成多数で可決。
02月20日 外登証問題で日台若手議連が法務省、総務省、外務省の担当官を招いて勉強会を開催。小田村会長らも招かれ、改正理由について説明。
03月06日 内閣提出法律案として「改正入管法案」(出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案)が衆参両院に提出。
07月08日 「出入国管理及び難民認定法」改正が可決(7月15日に公布)。3年以内に実施の在留カードにおける台湾出身者の「国籍・地域」表記は「中国」から「台湾」に。
08月09日 外登証問題が解決したことで「台湾正名運動祝賀会」を開催。

【2010年・平成22年】
05月19日 地図帳問題で中津川博郷・衆院議員が外務委員会において質疑。
07月21日 地図帳問題で小田村会長が文科省に要望書を手交し、同記者クラブで記者会見。

【2011年・平成23年】
06月01日 外登証における台湾出身者の国籍表記が「中国」から「中国(台湾)」に。
07月13日 地図帳問題で、検定に合格した中学校地図帳の表記がこれまでとほとんど同じことから小田村会長は文科省、帝国書院、東京書籍に「質問と要望書」を送付。
07月25日 戸籍問題で日本李登輝友の会が署名活動を開始。
07月27日 戸籍問題で中津川博郷・衆院議員が外交委員会において質疑。
08月09日 戸籍問題で大江康弘・参院議員が質問主意書を提出。
08月19日 戸籍問題で、李元総統が「改正するのは当たり前」と表明。
11月09日 小林よしのり氏が『新日本人に訊け!』の「第二次世界大戦の敗北により、蒋介石率いる中華民国(国民党政府)に返還」記述の誤りを認めて訂正を了承。


【2012年・平成24年】
06月18日 国立天文台が玉山の標高を訂正するとともに、
所在地の国名欄を「国・地域」に変更し、「中国」から「台湾」への正名を表明。
07月09日 外登証が廃棄され、新たに在留カードが発行。
湾出身者の「国籍・地域」表記は「中国」から「台湾」に。同日、実施された外国人住民基本台帳でも台湾出身者の「国籍・地域」表記は「台湾」に。

Tdsc_000301 12時20分、日高ねこぶ出汁、低脂肪乳、粉末クリーム、無塩バター、牡蠣醤油、たらこを混ぜ、そこに茹でたての1.8ミリのスパゲティを和え、刻み海苔をかけたたらこバター・スパゲティ、グリーンサラダ、低脂肪乳で昼食をとる。
 やはり生クリームの代わりに粉末クリームを加えて、少しクリーム感がだそうと思ったが、あまり役立たず。

 13時過ぎから市役所に移動し、会派室で過去の議案調査や資料の整理を行う。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Tdsc_000402 18時40分、皮を剥いだ鶏胸肉を使ったチキンカツ、グリーンアスパラやトマト、パプリカのサラダ、市販の鶏ハツ串、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 鶏のハツだけの焼き鳥にビールが良く合う。

 食後、事務所で紙の山となっている書類の整理。

 23時過ぎ、熱めのシャワーを浴びたのち、ドラマ版「ワカコ酒 シーズン2」のDVDを観る。

2017年6月13日 (火)

産業建設常任委員会審査・協議会(シティセールス、国道8号バイパス)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、玉子焼き、粗挽きソーセージ、蕨の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Dsc_0009 10時から産業建設常任委員会に出席する。これまで総務常任委員会が長かったが、今任期の残り2年は産業建設常任委員として、産業振興部、都市整備部の審査を行うことになる。
 まず産業振興部所管事項の審査。

「議第43号 平成29年度一般会計補正予算(第3号)」
 総額5120.5万円の補正。
・中山間地域活性化対策補助金 261万円
・特認対策補助金 2273.7万円
・農業次世代人材投資資金 2550万円

「議第46号 西山自然体験交流施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 施設の利用の実態に合わせ、別表(利用料金)を改正する議案。
・平成28年度の財政援助団体等監査において、西山自然体験交流施設の一部施設の利用料金について指摘(地方自治法228条)を受けた。条例に規定のない使用料をとっていた。
 具体的には別表にバーベキュー卓、屋内運動広場及び食品加工体験施設の利用料金を追加。

Q.これまで条例に記載なかっただけで、いわゆる料金表にはもともと記載はしていたのか、バーベキュー卓はいつできたのか、2点確認したい。また利用料金の割引について後学のために教えてほしい。施設連泊の料金を500円から3000円までの範囲内に割引する、とあるが、この割引には指針はあるのか。それとも指定管理者の自由裁量なのか。
A.西山自然体験交流施設「ゆうぎ」自体は平成17年の7月に供用開始したが、その際にはバーベキュー卓はなかった。平成27年12月に現在のバーベキュー卓を職員が作り、料金をとるようになったが、条例に追加しなかった。連泊の割引は、2泊目以降1泊につき500円。連泊の割引も指定管理者の裁量で決め、市長が認めるかたち。

 10時35分から都市整備部の審査となったが大きな問題点はなく、その後に討論なく、両議案とも可決した。

 10時50分から産業建設常任委員協議会となり、以下の2点について報告。

1.シティセールス庁内行動計画について
(1)シティセールス庁内行動計画
 官民共通の指針となる「柏崎市シティセールス発展期に向けた基本方針」
を策定(平成29年3月)
 第五次総合計画前期基本計画及び柏崎市シティセールス発展期に向けた基本方針との整合性を図るため、平成29年度から平成33年度までの5年間とする

「柏崎市シティセールス行動計画の策定について」(pdf形式)

「柏崎市シティセールス行動計画全体フロー」(pdf形式)

(2)行政活動としての今後5年間の目標
・シティセールスの全庁的な取組の強化
・柏崎ブランドイメージ戦略の確立
・市外との交流の促進やU・Iターンの促進など定住に向けた施策の充実
・推進協議会を核に市民や企業が自立して活動できる仕組みづくり
(3)最重要目標
定住人口の増加に向け、
・市外から人を呼び込む
・市民の柏崎への思いを深める
(4)今年度の取組
・本市のシティセールスの基本マーケティングデータの収集・分析
・各部署による行動プログラムに対する提案の整理と実行
(すぐできるもの、翌年、3年後、5年後に整理)
・プロジェクトチームによる行動プログラムに対する提案、暮らしをテーマとした施策情報誌などの媒体作成

→ 9月定例会議で補正
・今年度の行動プログラムの作成
・5か年の行動プログラムと評価指標の作成

Q.教育長、教育部長も推進本部が入っているが、教育委員会・学校現場も協力する体制にあるということで良いか。また、議会事務局長も入っている。議会としても協力できることあると思うが、今後の活動のなかそういった考えはあるのか。先の副議長選挙の所信表明でも言ったように、議会側でも協力できることはあると私は思っている。
A.少なくとも教育課程で柏崎の事を考えてもらうことが必要なので、教育委員会との連携は不可欠。議員からも是非とも協力してもらいたい。

Q.ここから先は答弁はいらないので聞いてほしい。我々、議員が行政視察に行くと必ずそのまちの面白いもの、名物、話題になるものがテーブルの上に置いてある。それをまたフェイスブックなどのSNS、ブログ等で議員が紹介してくれることもある。これほどの宣伝効果があるものはない。我々、柏崎市は柏崎を選んで、足を運んでくれたお客様を大切にする視点がなかったのではないか。また視察申し込みをした段階でも、是非とも宿泊してほしい、食事だけでもとってほしいということを言われる。さらに、こういった視察もできます、との提案をしてくる議会事務局もある。まずはそこから変えていくべきではないか。

Q.もう1点。これは次の一般質問でやる予定であった。今回の説明はあくまで庁内行動なので、これから言うことを検討してもらいたい。まずは各課から視察してもらえるような事業、政策を提出してもらい、SEO(検索エンジン最適化)した視察受け入れサイトを作ってはどうか。それこそ自分の業務がシティセールスにつながるという意識を市職員も持つことができる。拉致問題をより知ってもらうため、拉致現場の視察も受け入れ項目に入れることも考えられる。
A.各課から新規事業に拘らず、事業について提出してもらい、全国的にみてその事業はどうなのか、もう少し努力したり、やり方を変えれば資源になりうるのか、今年に判断していきたい。

2.国道8号柏崎バイパス事業の進捗状況について
・平成元年7月28日着手
(1)事業の進捗率
・総事業費=826億円
・平成28年度末までの進捗率=約65%
(2)東原町~茨目間
・東原町~茨目間の用地買収状況
 事業地面積で約99%完了(約15.9万平方m/約16万平方m)
 (残2件+田塚緑地)
・埋蔵文化財(遺跡)調査
 宝田遺跡:平成25年度着手
(約78000平方m*完/全体面積 約120000平方m)
*平成26年度調査結果を踏まえ、調査省略と判断された面積を含む
 山崎遺跡:平成22年度着手
(約18000平方m完/全体面積 約20000平方m)
 丘江遺跡:平成26年度着手
(約30000平方m完/全体面積 約70000平方m)
(3)国道353号~剣野間
・(都)大久保剣野線(市道6-4 号線),市道6-85 号線の付替工事 H21 完成
・新鵜川橋(仮称)平成22年 上部工完成、平成24年 舗装完成
・元城地区改良促進(アンダーBOX2基完成 平成23年、平成25年)
・剣野地区開削トンネル着手(平成26年)
(4)要望活動(平成28年)
・5月19日 国土交通省
・6月22日 長岡国道事務所
・7月11日 北陸地方整備局
・7月27日 国土交通省、財務省及び地元選出国会議員
・10月12日 新潟県
(5)平成29年度事業について

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A.平成29年度予算概要
・平成28年度補正予算=2.35億円
     (うち工事費=2.30億円)
・平成29年度当初予算(改築)=9.0億円
(うち用地補償費=0.1億円、工事費=6.4億円、測量設計費等=2.5億円)
・平成29年度当初予算(トンネル)=50.0億円以上(4年間の工事国債)
 前年比(トンネル工事分除く) 平成29年/平成28年=1.13
B.東原町~茨目間
・埋蔵文化財(遺跡)調査促進
 丘江遺跡:面積 約11000平方m
C.城東~鯨波間
・剣野地区改良工事促進
 開削トンネル概成、山岳トンネル着手
D.要望活動予定(市長)
・6月29日 長岡国道事務所
・7月4日 北陸地方整備局
・7月下旬 国土交通省、財務省及び地元選出国会議員
・8月下旬 新潟県

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Dsc_0011 12時に休憩となったので、会派室に戻り、持参してきた弁当で昼食をとる。昨日と同様に、台湾人の妻が弁当作りに挑戦したもので、糸魚川市の電気化学工業「ヒスイうなぎ」、蕗の煮物、茹でグリーンアスパラ、玉子焼き、トマト、七分搗きのご飯といった内容。

Dsc_0012 13時から産業建設常任委員協議会が再開となり、先日行った議会報告会で参加された市民の皆さんから頂いたご意見や質問に関して、産業建設常任委員会所管事項について回答を作成する。
 その後は今年8月23日から25日まで行う行政視察の視察先について話し合う。

 14時に終了となり、その後は会派室にて過去の議会資料の整理、分類別ファイリング。

 17時過ぎ、自宅に戻り、郵便物やFAXなどを処理する。

Dsc_0013 18時、モクズ蟹でとったスープ、自家製豆板醤、ニンニク、唐辛子、牛挽肉、絹ごし豆腐、万能ねぎ、花椒を使った麻婆豆腐、茹でたモクズ蟹、皮を剥いだ鶏胸肉、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食。
 モクズ蟹から良い出汁がでるので、まろやかな味わいの麻婆豆腐に仕上がった。

 食後、先日シートの張り替えをした軽自動車「ちんどん号」のカーナビやドライブレコーダーなどの電装品を点検、古くなったケーブルの入れ替えを行う。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、資料を読み込む。

2017年6月12日 (月)

柏崎市:弾道ミサイル想定の情報伝達訓練
柏崎小学校「昔の遊びクラブ」自然の豊かさ体験モクズ蟹

 1時、就寝。

 6時に起床し、海の出掛け、昨日に続き、今日のクラブ活動で体験してもらうためのモクズ蟹を獲る。

 7時30分、市内枇杷島地区の交差点に行き、自民党・細田健一衆議院議員の朝の挨拶運動に、柏崎市議会議員有志とともに参加。途中から天候が悪くなり、雨のなかの挨拶運動となった。

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 8時40分、自宅に戻り、大粒納豆、目玉焼き、めかぶ、ほうれん草のおひたし、油揚げと蕨の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時30分、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Dsc_0002 10時、本会議、一般質問の3日目に出席する。午前中は2名の議員が一般質問を行い、議場では普段通りの光景となったものの、柏崎市内では弾道ミサイルが発射されたことを想定した情報伝達訓練が10時から10時30分まで行われていた。
 今回は避難行動はなく、情報伝達だけの訓練であり、戸別受信機からミサイルが発射された際に流れるJアラートの音声を訓練時間内に3回放送するもの。

【第1報】ミサイル発射情報・避難の呼びかけ
「(サイレン音)訓練、訓練。ミサイル発射。ミサイル発射。ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください。」×3回(繰り返し)
「これは訓練放送です。こちらは広報かしわざきしです。」

【第2報】直ちに避難することの呼びかけ
「(サイレン音)訓練、訓練。直ちに避難。直ちに避難。直ちに頑丈な建物や地下に避難して下さい。ミサイルが落下する可能性があります。直ちに避難してください。」×3回(繰り返し)
「これは訓練放送です。こちらは広報かしわざきしです。」

【第3報】落下場所等についての情報
「(サイレン音)訓練、訓練。ミサイル落下。ミサイル落下。ミサイルが○○周辺に落下した可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難してください。」×3回(繰り返し)

 先週の一般質問でも問うたように、本来であれば避難訓練と一緒に行うべきである。

Dsc_0003 12時、休憩となったので、会派室に戻り、持参してきた弁当で昼食をとる。今日は、台湾人の妻が弁当作りに挑戦したもので、粗挽きソーセージ、茹でブロッコリー、焼売、唐揚げ、玉子焼き、きゅうりの浅漬け、たらこ、ご飯といった内容。

 13時から本会議が再開となり、同じ所属会派の上森茜議員が先の平成29年2月定例会議の一般質問で取り上げた「水球のまち・柏崎」としてのプール建設を、再度、市長に問うた。先の宮城県柴田町への視察を反映した上での質問であったが、市長の答弁は変わらず・・・。

 13時35分に終了となり、会派室で諸雑務。

Img_0114 15時、母校である柏崎市立柏崎小学校の「昔の遊びクラブ」の講師として、K氏、W氏と一緒に中央海岸に移動し、平成29年度の第2回目のクラブ活動を行う。
 今回はモクズ蟹を触って柏崎の自然の豊かさを体験してもらい、かつ次回のクラブ活動のオブジェ作りのため、貝やガラスなど海の漂着物の回収が主たる活動である。

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 蟹は海にいるときから赤いと思っている子や動く蟹を初めて触ったという子もおり、今度は自分で獲りに行きたいという声も多かった。柏崎の海は豊であるということを実感してもらうだけでも良い。

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 後片付けなどをしたのち、16時30分、一旦、自宅に戻る。その後、休校日のため遊びに来ていた姪っ子とモクズ蟹獲りにでかける。

Dsc_0008 18時30分、自宅に戻り、群馬県渋川市の名店「永井食堂」のもつ煮込み「もつっ子」を大量のキャベツ、ニンニクとともに煮込んだモツ鍋、昆布締めのたらこと無塩発酵バターを使ったたらこスパゲティ、茹でたモクズ蟹、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 22時、熱めの風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年6月11日 (日)

軽自動車「ちんどん号」のシート張り替え(PVC)に挑戦

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、水菜サラダ、鰤のあら汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、資料のお届けや意見交換のため、市内まわり。

 11時、自宅に戻り、統一地方選挙で街宣車に使った際、「チンドン屋さんが来た」と言われた事から命名した軽自動車「ちんどん号」の古くなったシートの張り替えに着手する。
 晴れている日にやろう、と思っていたところであり、今日は晴天なので、一気に作業することとした。
 ちんどん号の車体は、スバル・サンバー(TV1)。まずは後部座席の布を剥がし、ウレタンスポンジを入れ替える。

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 新しいウレタンスポンジを入れたのち、オレンジ色のPVC(Polyvinyl chloride)製合成皮革に張り替え。角の処理が甘くなってしまったが、何とか形になった。
 椅子の背面も張り替えようと思ったものの、素人には難しいと判断し、黒の布カバーで我慢。

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 14時、カロリーメイト(チーズ味)、魚肉ソーセージ、低脂肪乳で軽く昼食をとり、引き続きの作業。
 スバル・サンバー(TV1)は、後部座席を折りたたみ、完全なフラットにすることができる。

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 ついでにそのフラットになる部分もゴムカバーをすべて剥ぎ取り、3cmほどのウレタンスポンジを入れてからオレンジ色のPVC(Polyvinyl chloride)製合成皮革を張った。

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 18時、作業が終わったので、来週の柏崎市立柏崎小学校のクラブ活動で使うためのモクズ蟹を獲りに海へでかける。
 柏崎港に海上保安庁の「巡視船さど(PL76)」が寄港していたので、米山をバックに撮影。

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Adsc_001911 19時、自宅に戻り、豚しゃぶサラダ、蕨のマヨネーズ和え、ほうれん草のおひたし、茹でたモクズ蟹、小粒納豆と大根おろしの和え物、チーズ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 豚しゃぶサラダには、先日、仙台で訪れた東北初の三陸漁師が経営するオイスターバー「Ostra de ole」(電話:022-796-7579)で購入した海苔ドレッシング。豚と海苔の組み合わせがビールによく合う。

 食後、工具の片づけやモクズ蟹の飼育環境を整える。

 21時、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2017年6月10日 (土)

明治饅頭の広がり、柏崎市と長野県山ノ内町

 3時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷奴、なめ茸、油揚げとえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 今日は米山へ登山する予定であったものの、昨日の天気予報により中止となったため、午前中は事務所で溜まった紙資料の整理や電子ファイル化を行う。

 11時過ぎ、事務所に来客があり、今年10月に予定している台湾満喫旅行ツアーの内容について打ち合わせ。台湾の屏東県の台湾本島最南端の岬「鵝鑾鼻(がらんび)」はどうかとの話もあった。かつては鯨骨で作った鳥居の鵝鑾鼻神社があり、「大日本帝国最南端」の地となっていた。自分自身も行ってみたいが、2泊3日の行程では難しい。
 ちなみに台湾でも人気の日本番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の目的地が鵝鑾鼻であった。

Adsc_000302 13時30分、キャベツ、人参、ピーマン、木耳、豚挽き肉を炒めたあと、うどんを入れ、牡蠣醤油で炒めた焼きうどん、低脂肪乳で昼食をとる。
 焼きうどんには、たっぷりの鰹節と青海苔。前歯にもたっぷりの青海苔が張り付いた。

 午後からも事務所で事務仕事。

Adsc_000503 18時過ぎ、市内某所に電車と徒歩で移動し、某店での懇親会に出席する。世間話から始まったが、やはり先日の正副議長選挙の投票内容はどうだったのか、原子力発電所に対する市長の発言は何だったのか、といったかなり深い話となった。

 22時、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、週刊誌など数冊を読む。

 先日、残念なことに柏崎の老舗である明治16年創業「元祖明治饅頭」の美野屋さんが134年の歴史に幕を閉じた。明治天皇もお口にされたほどがあるだけに、とにかく残念である。
 小さい頃から食べ親しんだ白インゲン豆の白あんは忘れがたい。同じく明治4年から続く老舗である最上屋さんの「明治饅頭」は白小豆の白あんであり、また違った味わいがある。

Cimg1514 新潟(越後)三大饅頭(胎内市・乙まんじゅう、長岡市・大手まんじゅうとも言われる「明治饅頭」は柏崎だけと思いきや、柏崎市と災害時応援協定締結している長野県山ノ内町の銘菓にも影響を与えている。
 羽田甘精堂さんの「信州湯田中渋温泉 元祖温泉まんじゅう」がそれであり、先々代のご主人が柏崎の明治饅頭を参考にしたという。

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 温泉入浴法を提唱し、山ノ内町にも顕彰碑がある初代陸軍軍医総監の松本順 (旧名:良順)氏も、明治21年(1888年)に柏崎を訪れ、海水浴の効用を地元医師らに提唱しており、この関係から明治饅頭が伝わったのではないか、と勝手に妄想している。
 妄想ではあるものの、歴史ロマンを感じつつ、冷凍しておいた最後の「元祖明治饅頭」を食べ終えた。

2017年6月 9日 (金)

平成29年柏崎市議会6月定例会一般質問
(北朝鮮問題と自衛隊誘致、ビーチの日、羽越新幹線構想への柏崎の役割)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、レタスサラダ、椎茸としめじ、人参、こんにゃくを入れた納豆汁でご飯2杯の朝食をとる。
 納豆汁は、秋田県の地元農産品売り場で購入してきた納豆汁の素を使用。冷凍しておいたが、風味は落ちていなかった。

 シャワーを浴びたのち、9時、市役所に移動して会派内での会議を行う。

Adsc_00021 10時から本会議、一般質問の二日目。
 一名の議員が一般質問を行ったのち、二番手として登壇した。

「この議場にいらっしゃる議員各位、市当局の皆さんはもとより柏崎市民すべてが脅威に感じているであろう、北朝鮮による「狂った」と言うべき連発する弾道ミサイルの発射。
昨日も地対艦ミサイルが数発、発射されたという情報がありました。
 このような事が起こらないよう、14年前の議員初当選以来、抑止力として柏崎への海上自衛隊誘致を訴えてまいりました。現実の脅威は進行しつつあります。引き続き、柏崎への海上自衛隊誘致を実現にまい進しようと決意した、会派『決断と実行』の三井田です。」

とのお約束の枕ののち、一般質問を行った。
 今回も質問をしたい案件が多すぎて選ぶのが大変だったが、会派内で調整して3つに絞り、主なやりとりは以下の通り。

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1.北朝鮮による拉致問題、弾道ミサイルへの対応について

 弾道ミサイルについて議論すべきことが多くあり、すぐにでもその内容に入りたいところだが、その前に北朝鮮とは重大な人権問題がある。
 マスコミをはじめ、日本国内に弾道ミサイルの話題が多くでているなかでも、人権を大切する柏崎市、柏崎市議会としては、まず議論すべきは北朝鮮による拉致問題と考える。
 罪もない日本国民を北朝鮮に連れ去り、その方の人生を大きく狂わせた拉致問題は、いまだ解決をしていない。
 我が柏崎市においても、昭和53年拉致事件が発生し、蓮池薫さん、奥土(現蓮池)祐木子さんが拉致された。日本政府と北朝鮮間の交渉が続き、平成14年9月に北朝鮮の金正日が初めて拉致を認め、10月15日、蓮池夫妻を含む拉致被害者5名が帰国することができた。
 しかし、拉致被害者すべてが帰ってきているわけではない。

 ここで経緯を確認しておきたい。
 3年前、平成26年5月にはスウェーデンのストックホルムで開催された日朝政府間協議において、国連と連携した制裁措置はそのままながらも、日本独自の制裁措置を解除することで、拉致被害者、残留日本人等全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施することで合意がされた。
 当時は、これでやっとすべての拉致被害者が祖国・日本に帰れるのではないかとの、希望的観測が広まった。
 しかし、その後に北朝鮮は核実験を行い、弾道ミサイルの発射を強行したことから、我が国政府は独自の対北朝鮮制裁措置を実施した。これはストックホルムで協議の際、核・ミサイル開発などの挑発をやめるよう求めていたので、これは当然の措置。
 これを受け、あろうことか北朝鮮は、日朝合意に基づいた日本人に関する包括的な調査を全面的に中止、特別調査委員会を解体すると宣言し、その後、何ら報告がないまま現在に至っている。
 この北朝鮮による拉致事件の象徴的な存在であり、我が新潟県で起こった横田めぐみさんの拉致は昭和52年11月15日に起きた。

 めぐみさんが拉致される前日の11月14日は、父である横田滋さんの45歳の誕生日。(もうすぐ、父の日)お父さんが大好きなめぐみさんは、その晩、誕生日プレゼントとして、滋さんにクシをプレゼントされた。そのときめぐみさんは、こう言った。
 「これからはおしゃれに気をつけてね」
 しかし、その翌日、自宅近くでめぐみさんは北朝鮮工作員によって拉致され、家族は引き離された。以来、滋さんは、今日に至るまで、めぐみさんからもらった大切なクシをいつもポケットに入れておられる。
 拉致されためぐみさんは、40時間もの間、北朝鮮に向かう工作船の中、真っ暗で寒い船のなかで、「お母さん、お母さん」と泣き叫び、出入口や壁などあちこち引っかいたため、北朝鮮に着いたときには、すべての手の爪がはがれそうになり、血だらけだったと言われている。

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 私も今年45歳、当時の横田滋さんと同じ歳になる。残念ながら子供はいない周回遅れの人生であるが、もし自分に子供がおり、同じような事件にあったら、武器になりそうな物をもち、何が何でも全身全霊をかけて取返しにいく。
 しかし、残念ながら日本は法治国家であり、国に動いてもらうしかない。
 いまお話した横田さんご夫妻は既に80歳を超えておられる。一刻も早く、お二人がめぐみさんを抱き締める日が来ることを、同じ日本人として切に願ってやまない。
 そんななか、先の「柏崎市人権に関する市民意識調査」では関心のある人権問題で「拉致被害者」については前回調査より、7.6ポイントも低くなっていた。
 柏崎で起こった拉致問題が解決したから、柏崎市民の関心が低くなったとは思いたくない。
 拉致被害者家族の高齢化もあり、拉致問題解決には一刻の猶予もない状態。
北朝鮮で祖国・日本からの助けを、いつの日かいつの日かと待っている日本人拉致被害者がいることを、我々柏崎市民、いや日本国民は決して忘れてはならない。
改めて拉致問題を風化させず、我が柏崎市も全面解決に向けて協力する必要もある。

Q1-1.柏崎市民の拉致問題への関心を持ち続けてもらうこと、そしてこれは現在進行中の人権問題であることを意識してもらう必要があると思う。拉致問題が膠着状態にある現在、市議会議員時代から拉致問題に取り組んでこられた櫻井市長の見解を聞かせてもらいたい。

A1-1.(市長)拉致問題について思い出すので、平成14年、蓮池さんご夫妻が帰って来られたとき、当時、私は市議会議員であり、国際化協会事務局長でもあった。お二人が柏崎市役所駐車場に到着し、同級生である職員と抱き合う光景を目の当たりにした。拉致されたご本人達のみならず、ご家族や周りの方々のお気持ちを思うと、拉致問題は日本にとってはいちばん大きな人権問題のひとつと考える。5人の被害者が帰国して15年。新たな被害者の帰国はいまだない。拉致問題が解決しない中、近年の北朝鮮をめぐる状況下で、拉致問題が風化していくことを危惧している。もちろん北朝鮮のミサイル発射は暴挙であると怒りを感じている。同時に拉致に対する柏崎市民の意識低下を危惧している。拉致問題は国が主体的に解決していくべきではあるが、それには世論の高まりが必要。柏崎のあらゆる市民・世代が拉致に対する関心を持つよう、パネル展を実施、蓮池薫氏を講師にした市の若手職員を対象の研修会などを開催し、啓発活動に努めてきた。先般、佐渡市長、小浜市長とともに国へ訴えてきた。要望書は毎回同じような文言だったので、文案を変えることを提案した。最終的には私が作った文案をもとに、佐渡市長、小浜市長の意見も加え、新しい要望書を作成し、加藤勝信拉致問題担当大臣に手渡した。その要望書の文言は、今年4月に安倍首相が発言された「わが国が主体的に拉致問題に取り組んでいく」との言葉を受けた内容にした。蓮池薫氏にも見せたところ、高く評価していただいた。あらゆる手段を通じて市民の意識を薄れさせないよう、同じことを繰り返さぬよう心していきたい。

 是非とも風化防止に努めてもらいたい。
 また、拉致問題と同時に特定失踪者問題もある。昭和59年6月4日、山梨県甲府市に住む山本美保さんが失踪し、我が柏崎市内の荒浜海岸で遺留品が見つかっている。これは偽装工作なのか、はたまた本当に柏崎の海から北朝鮮に連れていかれたのか、まだ全容解明されていない。
 その意味でも、この拉致問題は柏崎においても終わっていないと言える。
 引き続き取り組んでもらいたい。

 次に弾道ミサイルへの対応について質問をしたい。
 北朝鮮の弾道ミサイル、核開発に対し、アメリカは戦争に至る最終判断基準(レッドライン)を設定し、アメリカ大陸に届くICBM(大陸間弾道ミサイル)が成功すること、そして核爆弾の小型化と言われている。
 そのレッドラインに到達するか否か、ギリギリの駆け引きをアメリカと北朝鮮でやっており、マスコミにもよく報道され、我々、日本国民の目もそちらに向いてしまう。
 しかし、よく考えれば、北朝鮮による弾道ミサイルの射程距離のなかに、既に我が国は入っており、核弾頭でなくとも、炭疽菌などの病原菌などを入れた生物兵器、オウム真理教事件で有名になった猛毒のサリンなどの化学兵器などは、ミサイルにのせる技術が確立していると言われる。
 今年4月13日の参議院・外交防衛委員会で、安倍晋三首相が

「サリンを弾頭に付けて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」

との答弁もしている。
 そして、我が柏崎にある世界最大の柏崎刈羽原子力発電所に通常弾頭のミサイルが撃ち込まれる可能性もある。
これまでの弾道ミサイルは液体燃料を注入するものが主流で、時間のかかる液体燃料注入で、ある程度は事前に弾道ミサイル発射を察知できた。
 しかし、現在は充填に時間がかかる液体燃料ではない固体燃料のエンジン、さらに「コールドローンチ」方式の弾道ミサイル「北極星2」を打ち上げており、この「北極星2」を増産するよう金正恩委員長は指示している。
 つまり、日本の安全保障の上では既にレッドラインを越えている。
 いくら日本が平和憲法、憲法9条がありますと言おうが、相手にとって関係はない。
 日本国憲法の前文にある

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」

は既に成り立っておらず、北朝鮮は毎週のように弾道ミサイルを発射し、我が国の排他的経済水域に落下させているのが現実である。

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 しかし、連続する北朝鮮の弾道ミサイル発射に対して、緊急情報ネットワークシステム(Em-Net:以下エムネット)も全国瞬時警報システム(J-ALERT:以下Jアラート)は使われることはなかった。
 自然災害に対する防災意識の上では、例え空振りになっても、とにかく先手で警報を出すというのが常識であるが、こと弾道ミサイルになると、国も二の足を踏んでいるように見える。
 北朝鮮から弾道ミサイルが日本に向けて発射された場合、約10分で着弾する。
 しかも金正恩委員長は、在日米軍基地への攻撃だけではなく、「日本に核の雨を浴びせる」とも発言しており、ただの脅しととったとしても、それ相応の準備・訓練は必要となる。
 短時間で着弾するなら訓練など関係ない、座して死を待つだけという意見もあるが、訓練を1回でもやるのと、やらないのでは大きく違う。
 新潟県内では、燕市が弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練を新潟県と共同で6月12日に実施するとの発表があった。全国的にも原子力発電所立地の県としては初めてという。本来であれば、我が柏崎市が先に手をあげて、一番最初にやるべきであった。

Q1-2.柏崎市でもJアラート等の周知訓練を実施してはどうか。

という質問をここでする予定であったが、この一般質問の通告後、燕市と同じ6月12日、弾道ミサイルを想定した市民への情報伝達訓練を柏崎市でも行うとの発表があった。
 そのため、もう少し突っ込んだ質問をしたい。
 私としては、やはり住民避難を伴う弾道ミサイルを想定した訓練をやるべきと考える。 それは、弾道ミサイルを想定した場合の対処、

(1)速やかな避難行動
 屋外にいた場合には頑丈な建物に逃げ込むこと
 屋内であれば窓を閉め、窓から離れること
(2)正確かつ迅速な情報収集

が、あってはならないが原子力災害があった場合の対処に共通するからである。
 身の安全に対する意識を高めるためには、少しの時間でも避難する訓練は必要かと考える。

Q1-3.弾道ミサイルを想定し、より実践的な屋内退避を含めた訓練を、次年度に行う考えはないか。昨日の一般質問の答弁では、避難訓練を行う計画は現在ない、との事であった。世界最大の原子力発電所立地自治体として、複合的な避難訓練を、全国に先駆けて実施すべきと思うが、市長の考えを聞きたい。

A1-3.(市長)あくまで今回の弾道ミサイルの避難訓練は県を通じて実施しないか、との問いかけがあったもの。今回対応しなかった理由は、国防に関するものは国の専権事項と考えるからである。今回は、国から県を通して、各自治体に意向調査が行われただけ。私はこうしたことは、国がやるから自治体の協力を求めるという流れで、指示がなされるべきと思っている。だから今回は避難訓練としては対応しなかった。やるとしたら原子力災害訓練と同規模のものになるため、正直なところ時間が足りなかった。結論としては、国から原子力発電所を含む弾道ミサイルの避難訓練をやるから、自治体は協力してほしいといった指示を出してほしい。国が主となって訓練を行うべきと考える。6月12日は国と県共同で訓練を実施するが、柏崎市内ではJアラートを使った音声訓練。屋内の行政無線受信機を通して、どのような音声が流れるかを知ってもらう。屋外退避などの訓練は実施する予定はない。政府はミサイル落下した場合の対処法として、頑丈な建物の下に隠れる等を示しており、市としてホームページなどで周知はかっている。

 国が主導すべき、という点は、まったく同じ考え。昨日の朝8時から自民党政務調査会国防部会で、国民保護計画に基づく訓練が議論されていた。柏崎からも声をあげるべきであり、これは政治分野なので、議会としても働きかけていきたい。
 改めていうが、ミサイルが来たときの避難行動と原子力事故の避難の基本行動はまったく同じ。弾道ミサイルが化学兵器や細菌兵器であった場合は、すぐ外には出ずに屋内退避のまま、正しい情報を待つ。原子力災害の場合も、仮に放射性物質が漏れた場合には、放射性物質のプルームが過ぎるまで屋内退避をし、さらに避難するための情報を聞いてから動く。頑丈なコンクリート避難施設への避難することも共通点。こういった点を考えておいてもらいたい。

 原子力発電所と自衛隊ということで、もう少し触れておきたい。
 今定例議会の初日、ここいる全議員の賛同を得て、全会一致のかたちで

「北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議」

が可決し、柏崎市民に選ばれた柏崎市議会の意志として、原子力発電所の防衛を国に求めることとなった。
 櫻井市長は市長選挙の際、原子力発電への賛成、反対の一致点、細い道かも知れないが、そこに向かって努力すると力説した。
 この原子力発電所の防衛については、それこそ原子力発電への賛成、反対は関係なく、原子力発電所が存在する以上、共通することであり、細い道ではなく、太い道。
 冒頭に述べたとおり、私はこれまで14年間、一貫して原子力発電所の防衛のため、柏崎に海上自衛隊を誘致すべきと主張してきた。
 日本海側の海上自衛隊、京都の舞鶴基地は島根県・山口県県境から秋田県・青森県県境までという日本で一番広大な守備範囲。これは脅威となる国が太平洋側にあったことの名残であり、現在の脅威は日本海側にある。そして、日本海側には多くの原子力発電所が存在している。新潟市には新潟基地分遣隊があるものの、弾道ミサイルまでの即応体制にはない。

Q1-4.柏崎市議会の意志もでた以上、いまこそ柏崎市が、いや櫻井市長が先頭になって、原子力発電所の自衛隊による防衛体制、何も私のように海上自衛隊と限るわけではなく、とにかく自衛隊による防衛体制を!と国に求めるべきと思う。昨日の一般質問で、防衛は国の専権事項であるとの答弁もあったが、やはり必要なものは必要であり、強く要望すべきである。市長の考えを聞きたい。

A1-4.(市長)三井田議員と意識は共有している。実際に全原協(全国原子力発電所所在市町村協議会)での文章にも筆を入れさせてもらった。通常の原子力発電所の警護は警察・海上保安庁が行うが、自衛隊も位置付けるよう法体系に入れるべきだということを要望書に入れた。有事だけでなく平時でも、原子力発電所警護に自衛隊が行うべきとの認識を持ち、実際にアクションを起こしている。

 我々、日本国民の最後の砦が自衛隊である。
 先日、櫻井市長から原子力発電所の再稼働には廃炉計画の提出うんぬんという発言があり、本意ではないかも知れないが、いまやマスコミでは「再稼働条件=1号機~5号機のどれかを廃炉」という風潮になっている。
 原子力発電所は未来永劫使えるものではないので、いつかは廃炉、デコミッションを迎える。黙っていても、廃炉計画は原子炉の所有者である東京電力から国に提出される時期は来るであろう。
 私としては、そんな廃炉の話よりも先にやるべきことが、防衛体制と思っている。

Q1-5.改めて確認したい。再稼働の条件を櫻井市長が明示するとすれば、再稼働するなら国に対して防衛体制をどうするのか出してほしい、と求める方が先ではないか。見解を問う。

A1-5.(市長)新たな条件に加えるかどうかは今後考えて参りたい。

 弾道ミサイルをテーマにしたので、これまでの核兵器の使い方とは違った、本当に軍事的脅威となりうる核兵器の最新情報(高高度電磁パルス)についても話したかった。
 時間の関係上難しいので、これはまた次回の一般質問で、核兵器廃絶平和都市宣言に絡めて質問したいと思う。

2.『ビーチの日』制定に鑑みた「海の柏崎」のシティセールス

 海と陸の境目であるビーチ(砂浜)が通年で利用され活性化につながり、ビーチの大切さを多くの人に知らせるため、先般、NPO法人日本ビーチ文化振興協会が申請していた「ビーチの日(なみのいい日)」が正式登録された。
 ビーチの活用にも色々あるが、とりわけビーチを使ったスポーツ、ビーチフラッグス、ビーチバレー、ビーチサッカーなどが現在、大変な人気スポーツとなっている。
 ビーチスポーツが活発に行われることは、綺麗なビーチを有する証拠であり、それはまさに「海の柏崎」としてのシティセールスにつながる。
さらにビーチという自然に資源に加え、我が柏崎市にはライフセービングクラブやプロビーチサッカーチームという、全国レベル、世界レベルの人的資源も豊富にあり、これこそは柏崎の強みといえる。
 強みを生かすのが、シティセールスの基本である。

Q2-1.せっかくの『ビーチの日』制定であり、「海の柏崎」としてビーチスポーツへの取り組みを強化し、「ビーチスポーツ=柏崎」のイメージ作りにつなげてはどうか。まず市長の見解を問う。

A2-1.(市長)ビーチの日に関係して、もっと海の柏崎を売り込め、との趣旨と理解している。子供の頃はふらりと浦浜に出かけて、毎日泳いでいた。その後、海岸が直接波に洗われるようになり、浦浜のビーチがなくなる状況になり、そのための防波堤などの対処が行われた。それが今は逆に砂がついてビーチが広くなってしまい、昨年は大花火大会で水上花火が打ち上げるのが難しい程だった。ビーチの日が制定されたことで、ビーチスポーツやマリンスポーツ、海辺の保全活動に寄与することを期待している。本市でもビーチサッカー、ビーチバレーなど、関係機関の協力で行われている柏崎市としては、海岸のビーチクリーナーによる環境整備や情報発信に力を入れている。海岸には非常にゴミが多く、美しい環境を保つためお金をかけて20年来努力してきた。7月は柏崎の海にとっても大事な月。ビーチの日を念頭に置きながら、それぞれの地域の特性を生かしながら、交流人口の拡大に努めていきたい。

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 この質問の背景には、せっかく全国大会まで優勝したプロビーチサッカーチームが活動拠点を東京に移すことになったり、また同様に世界レベルのライフセイバーがいるなか、肝心の柏崎市としての取り組みが少し不足しているのではないか、という思いがある。
 私はこれまで「水球のまち・柏崎」を宣言した以上、水球選手の通年での練習環境はもとより、公式試合ができるプールなども整備すべきと主張してきた。
 また同時に、今後、その水球への取り組みを昇華させ、他のスポーツの支援体制も整えていき、いずれは「スポーツのまち・柏崎」になるのが将来目標であろうとも主張してきた。
 ビーチスポーツの場合は、「スポーツのまち・柏崎」のみならず、さらに「海の柏崎」にも寄与し、シティセールスの面からも、必ず柏崎の価値を上げると信じている。
 昨日の一般質問のやりとりのなか、お隣、長岡市では期間限定ながらもビーチバレーコートを設置することから、柏崎でのビーチバレー専用コートのハード整備はどうか、という質問があった。市長の答弁は、ビーチバレーのためのハード整備はしない、ということであり、私も「ビーチバレー」に限って、というハード整備ならいらないと思う。
 しかし、私は「ビーチスポーツ」という括り、つまりビーチサッカーにもビーチバレーにも使えるマルチタイプのハード整備は行うべきと考える。
 多くの用途に使えるビーチスポーツ環境を作ることは、低コストで「海のまち・柏崎」の柱の一つになることができる。
 長岡市にビーチバレーコートが整備され、ビーチスポーツを売り出し、一つ挟んで上越市では常設のビーチバレーコートが活用されている。本来、もっとも海を売り出してきたので、柏崎ではないのか。
 知恵を絞れば、低コストで、今あるものを利活用して面白いものにできる。
 例えば、みなとまち海浜公園の「夕陽のドーム」に砂を入れ、サンドコート化するだけでも、大きな予算がかかわるわけではなく、低コストで日本初の全天候型ビーチスポーツ場になる。柏崎に根差したビーチスポーツはもとより、柏崎にないビーチスポーツもそこに競技場があれば集う。大会開催を標準化、つまりマニュアル化して、提供できるようにしておけば、各大会が開催出来、多くの来場者を集め、地元経済にも寄与できる。
 さらには、砂がつき、砂州ができるような海岸は問題ではあるものの、別の意味ではビーチが広がり、競技環境ができたとも言える。

Q2-2.ビーチスポーツのハード的な整備について、もう一度、市長の考えを聞きたい。

A2-2.(市長)基本的には、昨日の一般質問でお答えした通りで、ビーチスポーツのためのコートを整備する考えはない。お金をかけずに、という部分には惹かれるが、その根拠を見出せない。今の人工芝部分をサッカーやイベントなどで使っている現状もあり、それほど安いお金で入れ替えできるとは考え難い。いくらお金をかけずにと言われても、本市には継続した問題である水球プールの件もある。本当にお金がかからないかどうかというと根拠がわからず、今の段階では考えていない。

 アメリカンフットボールと野球で兼用する際にも、人工芝と砂の入れ替えが行われることがあり、低コストでできる技術がある。日頃ビーチクリーナーで整備していることもあり、最初からフルスペックのビーチスポーツ用コートでなくとも、まずはビーチにロープを張って活用することも可能。要はどう知恵を絞るかではないか。
 細かいことになるので、これはコスト試算も含めて、産業建設委員会の場で提案していきたい。
 ここでさらに、一つの提案をしておきたい。
 昨年ベトナムのビーチリゾートであるダナンで、第5回「アジアビーチゲームズ」(ABG)が開催され、45力国から2200人の選手が集まり、大成功だったという。
 ビーチスポーツは設営も撤収も簡単で大きなスタジアムの必要がない。しかも、我が柏崎市は海の大花火大会など、海岸を使った大きなイベントの実施についてはノウハウがある。
 アジアビーチゲームス、ワールドビーチゲームス誘致を2020年から2026年までに何とか誘致しようと、NPO法人日本ビーチ文化振興協会は目標を掲げているが、現時点で手を挙げている自治体はない。
 できれば日本最初の「ビーチオリンピック」の開催を目指したいが、まずは小さな大会でも良いので、積極的に柏崎市として、ビーチゲームの大会誘致を行う考えはないか。少し背伸びをするのも、元気な柏崎にするためには必要と思う。
 唐突な提案であったかも知れないが、我が柏崎市はこれまで背伸びをして、大きなイベントを育てた歴史もある。
 現在、柏崎で初夏のイベントをして定着している「風の陣」は、平成2年の「ウインドサーフィン(オリンピック競技名=ボードセイリング)」の「ジャパンサーキット」の開催に始まり、平成5年にはミストラル級(IMCO)世界大会を誘致したことにある。
 当時、財政が豊かだったのも事実であるが、いま財政が厳しいなら、知恵を絞ってやるるべきであろう。
 質問の時間が残り少ないので、この件は数値など詳細を添えた上で、また次回の一般質問で提案したい。

3.次世代を見据え、羽越新幹線構想を実現するための柏崎の役割

 日本海国土軸を形成する富山市から青森市に至る羽越新幹線構想に対し、日本海側の各自治体、経済人団体が推進を訴え、各方面で活動をしている。
 この羽越新幹線は、田中角栄元首相のもと、昭和48年に決定された。
 私自身、羽越新幹線構想を実現すべきと、今から9年前の平成20年9月定例会の一般質問をはじめ、折々に触れて主張してきた。
 当時は、そんな事より特急の維持、両方の上越新幹線、北陸新幹線両方にいけるから良いではないか、との風潮であった。
 10年以内の短期的な話ならそれで良い。しかし、鉄道は10年どころか50年先を見越して手を打つ必要がある。
 もう10年もすれば、車の移動にはある程度の自動運転が可能となり、公共交通もあり方も変わるであろう。しかし、国内外の観光利用、大量輸送手段としての鉄道は、環境に配慮した鉄道貨物の復権も合わせて、無くなることはない。
 北陸新幹線の開通、それに伴い用意周到に準備をしていた地域と、ただ新幹線が来ると喜んでいただけの地域の落差をみれば、まちづくりも一緒に考える良い契機になる。
 羽越新幹線構想を実現する、いわば日本海縦貫高速鉄道のためには、我が新潟県内の縦に貫ぬく高速鉄道が必要であり、その要所は上越市から長岡市を結ぶ新幹線ルート、つまり我が柏崎市が果たす役割が大きい。

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Q3.上越市から長岡市を結ぶ新幹線は柏崎市のみならず、新潟県全体、そして日本海側の経済成長のためには必要であり、次世代のためにも今から議論すべきと考える。柏崎市としての役割、やるべき事について、市長の考えを問う。

A3.(市長)基本的に新幹線があればあったに越したことがないと考えている。だが新幹線が一番なのか、という点には疑問を感じている。北陸新幹線にしても金沢と富山では開通後の効果で違いがある。羽越新幹線構想は、富山市から青森市をフル規格の新幹線で結ぶ壮大な構想であり、実現について将来を見据えて検討されてきた。本市は上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会の事務局であり、在来線との直通化、フリーゲージトレインを目指して、関係機関と一緒に調査・研究を進めてきた。将来の日本海縦貫鉄道実現は各自治体の発展にもつながるものと捉え、本市は中心となって取り組んでいる。まずは鉄道利便性向上を求め、信越本線・越後線の本数増加や接続確保の要望を、JR東日本へ毎年行うとともに、日本海縦貫高速鉄道体系の要望行っている。上越新幹線、北陸新幹線のはざまに位置する柏崎が、都市間競争に埋没することのないよう取り組んでいきたい。

 新幹線が来たから「わーい、バンザイ」で終わると私は言っているわけではない。新潟県内でも新幹線の駅ができ、新幹線が通ったものの、駅の周りはフルーツ畑という事例がでている。新幹線が来るまでには時間がかかる。開通までに対応したまちづくりをする必要があり、新幹線の議論はまちづくりとセットである。だからこそ、今から議論する必要があるので、この質問になった。
 冒頭述べたように、日本海側の自治体では羽越新幹線構想への機運が盛り上がってきており、例えば山形県をはじめ日本海側の各県ではかなり前向きになっている。さらに雰囲気的には、新潟県は何をしているのか、という感じであり、実際に「羽越本線高速化促進新潟地区同盟会」は、先日の総会において「羽越新幹線」の実現を目指すため、同会の名称を「羽越本線高速化・新幹線整備促進新潟地区同盟会」に変更した。
 この羽越新幹線構想が本当に実現できるか否かは、我が柏崎市にかかっている。
 時間がないので、また次回以降、詳細に議論したい。

 かなり詰め込み過ぎたので、残念ながら羽越新幹線構想について議論を深めることができなかった・・・猛省。

Adsc_00032 11時50分、休憩となったので、会派室に戻り、持参してきた弁当で昼食をとる。今日は、台湾人の妻が弁当作りに挑戦したもので、粗挽きソーセージ、茹でブロッコリー、焼売、唐揚げ、玉子焼き、きゅうりの浅漬け、たらこ、ご飯といった内容。

 13時から再開となり、二名の議員が質問を行った。

 14時45分から15分間の休憩をとり、もう二名の議員が一般質問。

 17時に終了し、会派室にて諸雑務を行う。

Adsc_000201 18時30分、自宅に戻り、妻が挑戦した合い挽き肉を使ったハンバーグ、昆布じめのたらこ、無塩バターを使ったたらこバタースパゲティ、小粒納豆、筍の煮物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 昆布じめのたらこは薄味なこともあり、たらこ本来の味わいが楽しめるので、スパゲティも細めのものを使用。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年6月 8日 (木)

平成28年度末現在:柏崎市内小中学校の不登校、いじめ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、昆布漬けたらこ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時、市役所に移動。

 会派室にて会派会議を行い、そのまま本会議、一般質問の一日目に出席する。

Dsc_0002 午前中は二名の議員が一般質問を行い、その答弁のなか、平成28年度末時点での柏崎市内小中学校の不登校、いじめに関する数字が発表された。
 いじめを苦にした若い命が自死を選ぶという、痛ましい報道が続いているだけに数字が怖かったが、以下の通り。

Ijime

不登校(定義:年間30日以上の欠席)
 平成23年がピークで減少してきたものの、平成27年度、平成28年度と増加傾向。
 
平成28年度末で、小学校22名、中学校71名(全国平均を超え)。
 前年比で20名増。
 友人関係、学業不振が多くがあり、生活習慣や経済状況など家庭内環境が大きい。

いじめ
 
平成28年度末で小学校16件、中学校15件。
 主な原因は陰口、悪口、無視といったもの。

 いじめ対策として、教職員のスキルを上げることが対応策の一つに挙げられていたが、個人的には生徒の間に

 「いじめは格好悪い」

という雰囲気を作り上げることが大切かと思う。

Dsc_0003 12時から休憩となったので、一旦自宅に戻り、ニンニクのみじん切り、人参、ほぐした塩引き鮭、長葱、卵、冷やご飯で作ったニンニク鮭炒飯、ニラと玉子のスープ、低脂肪乳で昼食をとる。
 思った以上に塩引き鮭の塩気が強く、久々にしょっぱい炒飯になってしまった。

 12時40分、市役所に戻り、会派室で諸雑務。

 13時から再開となり、所属会派の議員を含む二名の議員が一般質問を行った。

 15時15分から15分間の休憩をとり、もう二名の議員が一般質問。

 17時35分に終了となり、その後は会派室で事務作業や他会派議員との意見交換を行う。

 18時、自宅に戻り、郵便物やFAXなどを処理。

Dsc_0007 18時50分、皮が剥いだ鶏胸肉の唐揚げ、福島県いわき市のお土産でもらったメヒカリのから揚げ、某肉屋さんの焼売、青海苔入りこんにゃく、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。
 熱々の焼売にたっぷりの辛子と醤油をつけ、口のなかでアチチ、アチチとなっているところに、冷たいビールを流し込む。

 食後、事務所で事務仕事。

 22時、熱めのシャワーを浴び、リフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年6月 7日 (水)

新潟県内初、長岡市で学生消防団誕生
柏崎での一年前の提案は生かされず

 なかなか仕事が終わらず、4時過ぎに就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、蕗の煮物、野沢菜、豆腐とえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、市内某所にて、現場の状況の確認。

 10時40分、事務所に戻るも、11時過ぎに電話があり、某店に出掛け、意見交換を行う。

Ydsc_00021 12時50分、自宅に戻り、妻が作ったミートソース・ナポリタンとサラダ、低脂肪乳で昼食。
 ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒め、挽肉、玉葱、人参、ピーマン、市販のミートソースを混ぜたもの。

 14時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務を行う。

 17時、一旦、自宅に戻ったのち、食材の買い出しや携帯電話の修理のため市内まわり。

Ydsc_00032 18時20分、大量の刻みニンニク、唐辛子、自家製の豆板醤、大粒納豆、ニラ、長葱のみじん切り、絹ごし豆腐、花椒で作ったニラ麻婆豆腐、青海苔入りこんにゃくの刺身、茶碗蒸し、小粒納豆、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、名古屋に住む叔父や某作家と結婚披露宴に関してのお願いやお礼の電話。

 22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で議会用の資料を作成する。

 我が柏崎市には、人口8万人ちょっとながら、新潟産業大学、新潟工科大学と四年制の大学が二校がある。
 二校をもつことは柏崎の強みであり、活性化につなげることができる素材。しかし、素材もうまく使わなければ、あるだけの存在になってしまうのは自明の理であろう。

 なるべく地元住民と近い関係になり、できれば柏崎に定住してもらいたい、そういう思いから、一年前、平成28年柏崎市議会6月定例会の一般質問で機能別消防団としての学生消防団創設を認証制度とともに、当時の会田市長に問うた。

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 さらに今年、平成29年柏崎市議会2月定例会の一般質問でも学生消防団について取り上げて、二つの大学があるからこそ、柏崎市として早急に創設すべきではないか、とした。
 そんななか、お隣の長岡市では新潟県内初の学生消防団が誕生したという報道があった・・・。

 柏崎は時代の流れが読めない、とは言われないよう、もっと汗をかく必要がある。


平成29年6月6日『新潟日報』

学生消防団が誕生
市認証制度も始動

まず35人、防災広報を担う

 長岡市は、大学生や専門学校生か消防団員として防災広報を担う「学生消防隊」を県内で初めて設置した。3日には同市千歳1の市消防本部で1期生35人の入隊式を開いた。
隊での活動を就職活動に役立ててもらおうと、活動実績を証明する「認証制度」も始め、将来の地域防災の担い手確保につなげる考えだ。

 大学生らは消防団員として入隊し、非常勤特別職の地方公務員扱いとなる。消防団員は日中に別の仕事をし、火災時に現場に駆け付けるが、消防隊は現場への出動はない。活動を防災広報など安全な分野に絞ることで、入隊しやすくした。
 市消防本部によると、市内には約4千人の消防団員がいるが、そのうち30歳以下は約560人と全体の14%ほどで、若年層の入団も少ない。市は昨年から学生を集めた意見交換会や大学での説明会など、若手獲得に向けた取り組みを本格化させた。
 入隊した長岡公務員・情報ビジネス専門学校2年の五十嵐〇〇さん(19)は「消火活動と違い、広報なら『自分にもできるかも』と入隊のハードルが下がった」と話す。
 市は、1年以上の消防団での活動実績を証明する認証制度を4月に始めた。長岡技術科学大4年の〇村〇〇さん(22)は「地域貢献をしたくて入隊した。
認証制度にも背中を押された」と隊員は振り返る。隊員は研修を重ね、イベントなどでの防災広報などに取り組む。
 市消防本部総務課の栗林彰課長は「学生の柔軟な意見を活動に取り入れたい。入隊を、卒業後に地域で防災活動をするきっかけにしてほしい」と期待した。

2017年6月 6日 (火)

2017年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞結果

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、春雨炒め、ほっけ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 食後から地元新聞を読んだことからか、昨日の柏崎市議会、正副議長選挙に関する問い合わせや未だ革新系が暗躍しているのことの意味合いなどの電話が相次ぎ、午前中は同じ回答を何回もすることになってしまった。

 11時、事務所に来客があり、新規事業のアイデアが何かあればということであったが、さすがにこの経済状況のなか、すぐにアイデアなどでるものでもなく、世間話で終わった。

Ydsc_0003_2 13時、ニンニクのみじん切り、ピーマン、人参、豚挽肉、卵、冷ご飯、ニラ、長葱を炒め、牡蠣醤油と干し納豆パウダーで味付けをしたスタミナ炒飯、蕗の煮物、グレープジュースで昼食をとる。
 ニラを入れるとパラパラにはならないが、風味は良い。

 食後から事務所で、議会に関する資料の読み込みや市役所をはじめ、国の機関などに問い合わせなどを行う。

 16時から市内某所での打ち合わせ。

Dsc_0002 18時30分、自宅に戻り、ローストチキン、茹でブロッコリー、レタスサラダ、ジャガイモと玉葱の味噌汁、ノンアルコールビール350ml2本、小粒納豆、ご飯1杯で夕食をとる。
 レタスサラダにはドレッシングはかけず、付属のたれを入れた小粒納豆をかけたので、厳密には納豆サラダ。

 食後からも事務所で事務仕事を行う。

 先日投票した2017年鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞の結果が発表された。
 結果は次の通りであり、新潟県人としては嬉しいことに投票した「えちごトキめき鉄道 ET122形1000番代」がローレル賞を受賞した。

ブルーリボン賞:
 
九州旅客鉄道 BEC819系

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ローレル賞:
 東日本旅客鉄道 E235系
 
えちごトキめき鉄道 ET122形1000番代
 
静岡鉄道 A3000形

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事業者名/系列・形式 票数
九州旅客鉄道 BEC819系 419
日本貨物鉄道 EH800形 407
東日本旅客鉄道 E235系 355
えちごトキめき鉄道 ET122形1000番代 346
西日本旅客鉄道 323系 338
静岡鉄道 A3000形 318
一畑電車 7000系 273
近畿日本鉄道 16200系 230
東日本旅客鉄道 E3系700番代「現美新幹線」 189
10 山陽電気鉄道 6000系 135
11 神戸電鉄 8500系 78
12 四国旅客鉄道 7200系 71
13 大阪市交通局 200系 49
有効投票総数 3208

2017年6月 5日 (月)

可決!弾道ミサイルからの原子力発電所防衛決議
平成29年6月定例会(第15回会議)開会

 3時、就寝。

 6時30分に起床し、大粒納豆、目玉焼き、酢漬けのたらこ、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時、市役所に移動。

Ddsc_000201 会派室で会派会議を行ったのち、9時から議会運営委員会に出席する。
 主な議題は以下の通り。

1.追加議案について

「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
 西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。

「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
 佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。

2.議員発案の取り扱いについて
(1)少人数学級の早期実現を求める意見書(案)
 柏崎のみらい提出

→ 一致をみなかったため、議員発案となる。
(2)義務教育費国庫負担制度堅持・拡充を求める意見書(案)
柏崎のみらい提出

→ 一致をみなかったため、議員発案となる。
(3)北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)
 決断と実行提出

→ 全会一致となり、議会運営委員会(人事入れ替え後)での提出となる。
(4)東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)
 決断と実行提出

 *可決されれば、全国初!
→ 全会一致となり、議会運営委員会での提出
  平成29年6月20日、本会議にて採決

(5)国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)
 決断と実行提出

→ 全会一致となり、議会運営委員会での提出
  平成29年6月20日、本会議にて採決

3.請願について
 請願件数は2件。請願者が趣旨説明を行うものは次の通りであり、文教厚生常任委員会で行う。

・少人数学級の早期実現に係る意見書の採択を求める請願
・義務教育費国庫負担制度堅持・拡充に係る意見書の採択を求める請願

4.議長・副選挙に当たっての所信表明について
(1)議長選挙に当たって所信表明を申し出た議員(順)
 加藤議員、真貝議員
(2)副議長選挙に当たって所信表明を申し出た議員(順)
 笠原議員、三井田

5.常任委員及び議会運営委員の選任予定者
 本会議を暫時休憩とし、正副委員長の互選

6.議員表彰について(全国・北信越市会長から)
 被表彰者(10年)星野議員、五位野議員
     (正副議長4年以上)斎木議員

7.元議員五十嵐直樹氏叙勲祝賀会について
(1)日 時:7月9日

8.中越地区市議会合同議員研修について
(1)日 時:8月22日14時30分
(2)会 場:道の駅「クロステン」(十日町市)

9.その他
・議席・会派室見直しの申し出(決断と実行)
 会派構成人数が増えたことにより、議席番号の変更と会派室の交換を申し出

→ 次のメンバーの議会運営委員会で議論

Ddsc_000302 9時50分から本会議場において、北信越市議会議長会、全国市議会議長会からの永年勤続議員表彰伝達式が行われ星野議員、五位野議員、斎木議長が表彰を受けた。
 10時2分から本会議、平成29年柏崎市議会6月定例会(第15回会議)の初日である。
 まず最初に現在の斎木議長が辞職をし、議長選挙となった。
 立候補したのは、自治研究会・加藤武男議員(3期)、公明党・真貝維義議員(6期)。
 投票総数26票、選挙の結果、

自治研究会・加藤武男議員 14票
公明党・真貝維義議員 11票
白票 1票

となり、加藤武男議員が議長に当選した。
 続いて、副議長選挙となり、社会クラブ・笠原晴彦議員(2期)が所信表明をし、続いて不肖・私(4期)が、大上段に構えず、即実行することを中心に以下のように所信表明を行った。
 事前の票読みで「負け」が見えているが、保守系、しかも最大会派として出馬ゼロはありえないため、いわば特攻である。

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 議長より発言の許可がありましたので、副議長選挙に立候補するに当たり、私・三井田孝欧、議会の新たな役割に対する考えの一端を披露させていただき、皆様からのご支援を賜ればと思っております。
 さて現在、柏崎市はシティセールスに取り組んでおります。
皆さんご存知の通り、シティセールスは柏崎の何かを売る、ということだけではなく、その本質は我が柏崎市の価値を上げることにあります。
 では、議会としてできるシティセールス、議会の新たな役割とは何か。
 それは議会自らがより政策の立案能力を高め、市民のために役立つ高い実効性があり、できればこれまでの発想とは違った独自性をもった、ユニークで全国的に注目されるような政策を立案・実行することではないか、と考えるところです。それが柏崎市議会の価値を上げ、さらに柏崎市の価値を上げることになると信じております。
 その推進の力となるのが、先般、議会基本条例の改正等を行った政策検討会議であり、いわばエンジンとなります。私は、このエンジンを動かすための潤滑油として、ときには燃料となって努力する所存です。
 同時に、これまで取り組んできたように、時代の流れ、突発的な事象に対し、迅速に意見書や決議を柏崎市議会の意志として示すこと、つまり「進取」の精神も重要であると思っております。
 また、議会だからこそできるシティセールスのもう一つの面として、視察対応があります。我が柏崎市を視察先として選び、足をお運こび頂いた地方議員などの視察希望者は大変ありがたい存在です。いわば柏崎を選んでくれたお客様であります。
 この議場にいらっしゃる議員の皆さん、各部長さんも行政視察等で各地の自治体をお邪魔した際、様々なおもてなしをご経験されていると思います。

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 なかには視察受け入れの条件として、「是非とも、うちのまちで宿泊もしくは食事をして下さい」と言われる事があります。これは少しでも地元のためになろうとする気持ち、郷土愛であり、我々も見習うべきではないかと常々、感じておりました。

 私は柏崎を選んでくれたお客様から、さらに深い「柏崎のファン」になってもらうため、皆さまのお知恵も借りながら、できうる限りのことをしたいと考えております。

 以上、簡単ではありますが、議会の新たな役割に関する思いの一端を述べさせていただきました。

 もう1点だけ、小さなことかも知れませんが、開かれた議会のために改革すべきところをお話したいと思います。
 さきほど行われた議長選挙の所信表明につきましては、議会基本条例第9条2項に「その所信を表明するもの」とあります。必ず所信表明を行うということです。
 しかし、副議長選挙においては所信表明をすることが「できる」となっております。あくまで「できる」ですので、副議長選挙においては、立候補者が考えを明らかにしない場合がありえるということです。
 やはり、市民に開かれ、分かりやすい柏崎市議会となるためには、副議長選挙においても、きちんと所信表明をすべきであります。選挙公報を見ないで投票する有権者はおりません。水面下で物事が決まっているような議会は、とても開かれているとは言えません。
 私は、この議会基本条例の第9条2項を見直すべきと考えるところです。

 何やら私が「9条の見直し」と発言すると、他の別の意味(憲法?)がありそうな感じもしますが、他意はございません。

 最後になりますが、当選させていただいたならば、その職責遂行に当たり、議長を支え、議員皆様のご意見に真摯に耳を傾け、職責遂行に努めることをお約束します。

 心より、議員各位のご理解とご支援のお願いを申し上げ、私の所信表明とします。
 何卒、宜しくお願いいたします。ありがとうございました。


 投票総数26票、選挙の結果、

社会クラブ・笠原晴彦議員 15票
決断と実行・三井田孝欧 11票

となり、笠原晴彦議員が副議長に当選した。
 市長が変わろうが、議会は改選していないため、いかに革新系を取り入れるかで票数が決まってしまう。所属会派「決断と実行」の仲間は別として、私と同じ自民党籍を持っていても、議会内で役職を得るためには革新系と組んでしまうのである。
 しかも自民党柏崎支部の役員が社会党系に投票するとは・・・。

Ddsc_000504 暫時休憩となり、11時15分から今回の議会運営委員の任期としては最後の議会運営委員会が開催され、各常任委員会の配分についての確認が行われた。
 議長は常任委員会には所属しないため、人数調整である。

 11時26分、本会議が再開となり、議会運営委員会で確認した通りの各常任委員の選任が行われた。
 私は産業建設常任委員として、今任期の残り2年を活動することになる。

 11時30分から休憩となり、各常任委員会の正副委員長の互選。

 12時20分、一旦、自宅に戻り、棒棒鶏、筍と油揚げの煮物、ジャガイモの味噌汁でご飯2杯の昼食をとる。食後、そのまま市役所に移動。

Ddsc_000605 13時から本会議が再開となったものの、再度、正式な委員会に昇格した広報広聴常任委員会の正副委員長の互選のため、休憩となった。15分後から再開し、以下の通り、議案の提案・説明が行われた。

「議第45号 職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
 消防防災体制の強化及び他自治体への応援体制の充実を図るために、消防の事務部局の職員定数を改正する議案。10人の増員。

「議第46号 西山自然体験交流施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 施設の利用の実態に合わせ、別表(利用料金)を改正する議案。

「議第43号 平成29年度一般会計補正予算(第3号)」
 総額5120.5万円の補正。
・子育てワンストップサービスシステム導入 128.6万円
・芸術文化事業負担金 232.9万円
・県立こども自然王国管理費 126.7万円
・原子力防災対策研究会開催事業 30万円

「議第44号 平成29年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」
 296.4万円の補正。前期高齢者負担金。

「議第47号 財産の取得について(除雪ドーザ(11t級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪ドーザの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第48号 財産の取得について(除雪グレーダ(3.7m級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪グレーダの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第49号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
 高柳町岡野町除雪倉庫に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第50号 財産の取得について(高規格救急自動車)」
 消防署出雲崎分遣所に配置している救急自動車が老朽化したため、新たに高規格救急自動車を取得するための議案。

「議第51号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
 消防署西分署に配置している消防ポンプ自動車が老朽化したため、新たに取得するための議案

「議第52号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車(10台))」
 消防団の小型動力ポンプ付積載車の更新計画に基づき、老朽化した積載車及び小型動力ポンプを更新するための議案。

「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
 西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。
 2億2142.1万円。

「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
 佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。
 1億4364万円。

 ここで私の方で起案し、議会運営委員会で全会一致となった「北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)」が議会運営委員会から提案され、全会一致で可決となった。

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 原子力発電所の立地自治体での弾道ミサイル防衛も含めた決議は、全国では初となる。


北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)

 去る3月6日、北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、うち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域内に落下した。その後、同月22日、4月5日、4月16日、4月29日と失敗したとはいえ、弾道ミサイルの発射をやめることはなかった。
 さらに、5月14日、21日、29日と毎週のように弾道ミサイルを発射し、5月29日の弾道ミサイルは、我が新潟県の佐渡ヶ島から約500kmの排他的経済水域に落下した。
 これらは、昨年11月に国際連合安全保障理事会で採択された安保理決議2321号を始めとする累次の安保理決議や日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて危険な行為である。
 このような行為に対し、断固として抗議するとともに、核兵器及び弾道ミサイル計画を即刻に放棄し、さらなる軍事的挑発行動を行わないよう北朝鮮に強く求める。
 国においては、周辺国はもとより国際社会と連携の上、北朝鮮に強く自制を求めるとともに、安保理決議を厳格に履行してその実効性を確保し、我が国独自の制裁措置をさらに強化することを求める。
 
また、世界最大の原子力発電所立地自治体である柏崎市にとっては、北朝鮮の弾道ミサイルは、目の前に迫った重大な脅威であり、あらゆる事態を想定した原子力発電所の防衛体制の構築を求めるものである。

 以上、決議する。

理由
 北朝鮮に強く抗議するとともに、我が国独自の制裁措置を一層強化すること、および原子力発電所の防衛を求めるため。


Ddsc_000706 13時50分、本会議が終了となり、その後は産業建設常任委員協議会が行われ、先ほど提案された議案に対するさらなる説明を当局に求めるか否か、論点整理を行うかを協議。結果、さらなる説明や論点整理で協議会を開くまでは必要ない、との結果になった。
 また、産業建設常任委員会の行政視察について、今年8月22日~29日あたりに実施することにし、柏崎市の喫緊の課題であるシティセールスや産業振興条例等の視察先の案を、次回の委員会までにそれぞれの委員が調査してくることとなった。

 協議会終了後、会派室で諸雑務。

 16時、事務所に戻り、郵便物や急ぎの資料作成などを行う。

Adsc_00011 17時30分、マイクロバスに乗り込み、「浪花屋 夕凪亭」 (電話:0257-23-3030)に移動し、18時からの永年勤続議員表彰の祝賀会に出席する。
 議員10年となる星野議員、五位野議員、議長勤続4年の斎木前議長のお祝い。

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 21時40分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、弾道ミサイル防衛に関する資料を読む。

2017年6月 4日 (日)

第1回かしわざき港おさかな祭り
桜井まさひろ後援会平成29年度総会

 なかなか仕事が終わらず、5時過ぎに就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、鯵の開き、もずく酢、モクズ蟹の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。起きてから、クリーンデーを失念していたことを反省。

Dsc_0003 自宅周辺の掃除をしたのち、9時40分、柏崎港観光交流センター「夕海」に移動し、第1回かしわざき港おさかな祭り(主催:かしわざき港おさかな祭り実行委員会)を楽しむ。
 漁船の体験乗船や鮮魚の販売、そして漁師特製の浜汁の無料配布などもあり、かなりの人出であった。
 まさに「海の柏崎」らしいイベントであり、関係者の皆さんは大変であろうが、是非とも毎年開催してほしい。

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 海に来たはずなのに、なぜか「元祖柏崎バーガー チキン竜田バーガー 500円」と「元祖柏崎バーガー カツバーガー 500円」の食べ比べ。両方とも甘めの卵焼きが良い受け止め役となっている。

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 色々な販売コーナーを見たのち、11時過ぎ、事務所に戻る。

Dsc_0007 12時30分、所属会派の議員や有志とともに「Dining and Bar DAYS」(電話:0257-22-2170)に行き、ランチメニューの「ふわふわ玉子のオムライス 1200円」で昼食をとる。税込み1200円であるが、サラダバー、ドリンクバー、スープも自由なので、多く食べる人、ゆっくりくつろぎたい人にとっては良い。

Dsc_0009 13時50分、柏崎市民プラザに移動し、14時から桜井まさひろ後援会平成29年度総会に出席する。会場には300名を超える多くの支持者の皆さんがお集まりになった。
 市長就任後、初めての後援会総会であり、来賓祝辞も自民党・細田健一衆議院議員(代理)、民進党・鷲尾英一郎衆議院議員(代理)、自民党・塚田一郎参議院議員、自由党・森裕子参議院議員、民進党・石上俊雄参議院議員、自民党・三富佳一新潟県議会議員、池田千賀子新潟県議会議員、柏崎市議会議長、柏崎商工会議所会頭、新潟県農業協同組合中央会会長、新潟漁業協同組合柏崎支所支部長と幅広く、多くの方から激励があった。
 櫻井雅浩市長からは昨年の市長選挙からの取り組みをはじめ、悲願であった米山駅から東京ディズニーランドへの観光列車の発表もあり、会場が大いに沸いた。

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 その後、懇親会となったものの、別件が入っており、申し訳なく中座させてもらった。

 16時過ぎから市内某所での意見交換に出席する。

Dsc_0015 18時30分、自宅に戻り、妻が初挑戦した豚挽肉を使ったハンバーグ、棒棒鶏、椎茸のオリーブオイル焼き、レタスサラダ、小粒納豆、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 台湾は外食が多いため、台湾人である妻もハンバーグ作りは今回が初めてである。

 食後から電話や市内某所での打ち合わせを行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

2017年6月 3日 (土)

柏崎トレインアトラクション’17
~祝!柏崎鉄道開通120周年!柏崎鉄の陣~

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、筍と油揚げの煮物、たらこ、浅利の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Idsc_001207 食後、妻とともに米山に向かう。来週登山予定なので、下見である。統一地方選挙で街宣車に使った際、「チンドン屋さんが来た」と言われた事から命名した軽自動車「ちんどん号」で林道を上るも、途中で通行止めとなっていた。来週の登山は、時間の関係から何とか8合目あたりから登りたいと思う。

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 11時40分、自宅に戻り、郵便物やFAXなどの処理。

Idsc_001611 13時、ジャガイモ、人参、皮を剥いだ鶏肉、玉葱、ニンニクを入れて、妻が初めて作ることにチャレンジしたカレーライスで昼食をとる。
 甘口であったため、申し訳なくも辛みの意味でチリペッパー、スパイス感を出したいので五香粉(桂皮、丁香、花椒、小茴、大茴、陳皮入り)を加えさせてもらった。

Idsc_001813 14時、柏崎市産業文化会館の3階に移動し、毎年恒例である柏崎トレインアクション’17(主催:「柏崎トレインアトラクション」実行委員会 参加団体:柏崎鉄道模型を楽しむ会、長岡鉄道模型クラブ、鉄道模型同好会とな会、T-Trak Network、八千代Nゲージクラブ、金沢鉄道模型倶楽部)を見させてもらう。
 小さな子供から大人まで楽しそうにしており、私自身も気に入った帝國海軍の翔鶴型航空母艦2番艦「空母 瑞鶴」のモジュールをはじめ、約1時間ほど堪能させてもらった。

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 15時20分、事務所に戻り、資料の読み込み。

 17時、事務所に来客があり、市政に関する意見交換。

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 18時50分、天気がおかしくなったかのような寒さのため季節外れの湯豆腐、ほっけ、茹でたモクズ蟹、ご飯1杯、挽き割り納豆と梅肉の和え物、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 湯豆腐には、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)と牡蠣醤油。

 食後からも事務所で資料を読み込む。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

2017年6月 2日 (金)

北朝鮮の抗議、原発防衛決議(案)
東京五輪・台湾正名運動の意見書(案)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ジャガイモとピーマンの油炒め、蕗の煮物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 朝から原子力発電に関する市長の発言について問い合わせなどが続き、午前中いっぱい対応に追われる。

 11時、事務所に来客があり、1時間ほど話し込む。

Idsc_001005 13時10分、人参、豚小間切れ、きくらげを油通ししたあと、大量のニンニクのみじん切り、卵、冷ご飯を入れて作ったガーリック炒飯、生姜味噌漬け、グレープフルーツジュースで昼食をとる。
 午後から会議があることを忘れたかのように大量のニンニクを使ってしまい、反省。

 14時過ぎ、市役所に移動し、会派室にて所属会派「決断と実行」の会派会議を行う。今日から斎木裕司議長が市民クラブから当会派に移籍したこともあり、来週から始まる平成29年6月定例会議について、対応方針などを検討。

 17時過ぎから食材の買い出しなどで市内をまわる。

Idsc_001106 18時30分、自宅に戻り、スナップえんどうのベーコン巻き、豚肉生姜焼き、筍と油揚げの煮物、ほうれん草のおひたし、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 グリーンアスパラのベーコン巻きが食材の関係からスナップえんどうになったが、これはこれで悪くない。

 食後からも電話やラインでの意見交換や打ち合わせ。

 23時、週刊誌をもって長風呂に入る。

 先日の北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、柏崎市議会でも北朝鮮への非難、そして原子力発電所の防衛を国に求める決議の案を作成し、各会派に賛同できるか否かを問いかけをさせてもらった。
 これは原子力発電に対する賛否は関係なく、柏崎市民の生命、財産を守るためにも必要なことである。


北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)

 去る3月6日、北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、うち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域内に落下した。その後、同月22日、4月5日、4月16日、4月29日と失敗したとはいえ、弾道ミサイルの発射をやめることはなかった。
 さらに、5月14日、21日、29日と毎週のように弾道ミサイルを発射し、5月29日の弾道ミサイルは、我が新潟県の佐渡ヶ島から約500kmの排他的経済水域に落下した。
 これらは、昨年11月に国際連合安全保障理事会で採択された安保理決議2321号を始めとする累次の安保理決議や日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて危険な行為である。
 このような行為に対し、断固として抗議するとともに、核兵器及び弾道ミサイル計画を即刻に放棄し、さらなる軍事的挑発行動を行わないよう北朝鮮に強く求める。

 国においては、周辺国はもとより国際社会と連携の上、北朝鮮に強く自制を求めるとともに、安保理決議を厳格に履行してその実効性を確保し、我が国独自の制裁措置をさらに強化することを求める。
 
また、世界最大の原子力発電所立地自治体である我が柏崎市にとって、北朝鮮の弾道ミサイルは、目の前に迫った重大な脅威であり、あらゆる想定をした原子力発電所の防衛体制の構築を求めるものである。

 以上、決議する。

理由
 北朝鮮に強く抗議するとともに、我が国独自の制裁措置を一層強化すること、および原子力発電所の防衛を求めるため。


 また同様に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書の案も作成した。
 もし、この意見書が可決した場合、全国で初めてとなる。

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東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)

 現在、オリンピックにおいて、台湾代表選手団は「チャイニーズタイペイ」(中国領台北の意)の名でしか参加できない。
 しかし、そのような地名は世界のどこにも存在せず、そもそも台湾を中華人民共和国(以下、中国)の領土と断じるのは、台湾を併合するための中国の政治方針に基づいており、その呼称の使用はスポーツへの政治の持ち込みに等しい。
 さらに台湾が中国領土であり、その住民は中国国民であるとの誤った印象、認識を世界に広げることは、台湾人民の尊厳と人権を著しく侵害するものであり、「政治的理由による差別」を禁じるオリンピック憲章にも違反している。
 
また、1964年に行われた東京オリンピックにおいて、台湾代表選手団は「中華民国:Taiwan」の呼称で出場していることも考慮すべき事実である。
 よって2020年東京オリンピック・パラリンピックを、世界に誇れる真の「平和の祭典」にするため、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣をはじめとする国の関係機関は、主催者である公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に働きかけ、台湾選手団を「チャイニーズタイペイ」ではなく、正しく「台湾」と呼称するよう求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

理由
 東京オリンピック・パラリンピックを真の「平和の祭典」にするため


 両案ともに平成29年6月5日の議会運営委員会で全会一致できるか否かの判断になるが、いざとなったら文言修正もし、何とか全会一致させ、柏崎市議会としての意志にしたいと思う。

2017年6月 1日 (木)

「海の柏崎」中央海岸・潮風公園パトロール

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、ベーコンエッグ、茹でブロッコリー、生姜の味噌漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから市役所や某公的機関などをまわり、依頼された案件の処理や資料請求を行う。

 11時40分、事務所に戻り、事務仕事。

Idsc_000603 12時30分、少したらこバタースパゲティを研究してみようと、昨日の昼食と同じように日高ねこぶ出汁、牛乳、無塩バター、牡蠣醤油、たらこを混ぜ、そこに茹でたての1.8ミリのスパゲティを和え、刻み海苔をかけたたらこバター・スパゲティ、トマト、低脂肪乳で昼食をとる。昨日より少し牛乳を多めにしてみたが、やはり牛乳より少量のクリームの方が良さそうである。

 13時から同じ中央地区選出の柄澤均議員、重野正毅議員とともに、中央海岸付近、潮風公園の修繕すべき箇所をチェックするためのパトロール。

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*「柏崎市建設部」は既に存在しないため、表示を変える必要あり。

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*壊れたままの柵。

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*高波が続く際にはコンクリート舗装の道を歩くよう指示されているものの、どこの道か不明。

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*かつては海を眺めるベンチであったが現在は放置状態。

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*これだけ整備されているので、公園としてももっと活用してもらうよう周知する必要あり。ローラー型滑り台はメンテナンス、遊び方の改善を検討すべき。

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*松のトンネルは魅力ある景色。

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*平成27年度に森林機能保全整備(県営)環境保全対策として行われた部分。

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*コンクリートが一部剥がれ、残りの部分も剥がれつつあり、危険な状態。

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*大花火大会のための場所取り対策。公有地のため、当然の対処。

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*同じ公有地であるため、放置されたボートも今後に対応が必要。

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*砂洲というよりは、島ができてしまっているマリンスポーツ用の海岸。

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*既に廃止されたイルカウォッチングや観光船の表示がそのまま。

 費用対効果、財源、新潟県の所管事項ということもあるが、「海の柏崎」として夏を迎える前にやるべき事項も多い。今後、タイミングをみて市当局、県振興局に依頼したいと思う。

 15時、事務所に戻ったところで来客。

Idsc_000904 18時40分、地元で獲れた新鮮な鯵を使った鯵フライ、豚モモ肉の味噌漬け、冷や奴、レタスとトマトのサラダ、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 鯵フライには醤油かソースかを迷うところであるが、半分は醤油、半分はビンゴソースにした。ビンゴソースは甘いものの、良い仕事をする。

 食後から事務所で紙資料の電子ファイル化を行う。

 23時20分、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で議会で使う資料の読み込み。

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