平成29年6月定例会(第19回会議)閉会
全国初!台湾選手団の呼称に関する意見書可決
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、鶏皮とキャベツの炒め物、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時から会派会議を行い、会派長の交代や今日の採決に際しての質疑の内容などを話し合う。
9時30分から産業建設常任委員協議会に出席。今年8月末に予定している行政視察の視察先の調整やガス民営化に関する懸念事項についての確認を行った。
10時から本会議、平成29年6月定例会(第19回会議)の最終日である。
今回は大きな問題はなく、市長提案の議案は以下の通りに原案可決となった。
「議第45号 職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
消防防災体制の強化及び他自治体への応援体制の充実を図るために、消防の事務部局の職員定数を改正する議案。
「議第46号 西山自然体験交流施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
施設の利用の実態に合わせ、別表を改正する議案。
「議第43号 平成29年度一般会計補正予算(第3号)」
「議第44号 平成29年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」
「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。
2億2142.1万円。
「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。
1億4364万円。
「議第47号 財産の取得について(除雪ドーザ(11t級))」
藤元町除雪基地に配置している除雪ドーザの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。
「議第48号 財産の取得について(除雪グレーダ(3.7m級))」
藤元町除雪基地に配置している除雪グレーダの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。
「議第49号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
高柳町岡野町除雪倉庫に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。
「議第50号 財産の取得について(高規格救急自動車)」
消防署出雲崎分遣所に配置している救急自動車が老朽化したため、新たに高規格救急自動車を取得するための議案。
「議第51号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
消防署西分署に配置している消防ポンプ自動車が老朽化したため、新たに取得するための議案。
「議第52号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車(10台))」
消防団の小型動力ポンプ付積載車の更新計画に基づき、老朽化した積載車及び小型動力ポンプを更新するための議案。
その後の人事案件もすべて議会で同意。
「選第8号 監査委員の選任について」
「選第9号 監査委員の選任について」
「選第10号~28号 農業委員会委員の任命について」
「選第29号 公平委員会委員の選任について」
「選第30号 固定資産評価審査委員会委員の選任について」
「選第31号 人権擁護委員候補者の推薦について」
続く私の方で起案した「東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」をはじめ、所属会派「決断と実行」として提案した意見書は、全会一致の議会運営委員会での発案となり、すべて可決した。
「委員会発案第9号 東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」
→ 全会一致で可決。全国で初めての可決となる。
「委員会発案第10号 国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)」」
→ 全会一致で可決
最後に毎年のように新潟県教職員組合柏崎刈羽支部からの請願によって提出に至っている教育関係の議員発案となった。
少人数学級の実現については、政府与党・自民党も進めており、4年以内の実現を目標にしている。毎年、同じような意見書を同じ議会で可決するのは、受け取った国も「またか・・・」となり、議会で提出する意見書の価値を下げてしまう。本来、乱発するようなものではない。
「議員発案第3号 少人数学級の早期実現を求める意見書(案)」
Q.まずもって昨年も同趣旨の意見書が可決していることに加え、さらに昨年には私の方で提案させてもらった「議員発案第3号 教育環境の充実・強化を求める意見書(案)」も全会一致で可決している。今回は昨年の意見書が可決した状況に比べ、再度、意見書をださなければならないような状況の変化があったのか、新潟市の給与権等の移譲が主たる変化なのか、あらためて聞かせてほしい。
A.毎年同じような請願であるが、社会の情勢を反映した文章になっている。国として実現していないので今回も提出した。新潟市の給与権等の移譲もあり、同様な対応を求めるもの。
Q.新潟市の給与権等の移譲のような対応を求めるのであれば、権限の委譲に関する意見書を提出するべきと思う。この意見書が提出された背景は、新潟県教職員組合柏崎刈羽支部からの請願になっている。同じ支部に属している刈羽村議会においては、同趣旨の請願がかつて否決され、それ以降提出されていない。繰り返すようであるが、柏崎市議会では昨年、同趣旨の意見書が可決され、さらに教育環境の充実を求める意見書も可決している。否決された議会に同趣旨の請願が再度でてくるなら分かるが、なぜ可決した柏崎市議会で毎年同趣旨の請願や意見書がでてくるのか分からない。柏崎市の教育環境が刈羽村に劣っているということなのか。柏崎市議会には毎年、請願がだされ、刈羽村議会にはでてこないということは、柏崎市の教育環境をより良いものにしたいと思っている我々議員は、その背景を知っておく必要がある。どうお考えか。
A.刈羽村議会には陳情のかたちでお願いをしている。
→ つまり、賛同してくれる紹介議員がいないため、請願ではなく陳情。陳情の場合、多くの地方議会では審議は無い。
賛成:
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
無所属(荒城彦一議員)
反対:
決断と実行(丸山敏彦議員、上森茜議員、与口善之議員、星野正仁議員、柄沢均議員、斎木裕司議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
共産党の賛成討論があったのち、結果、可決となった。
「議員発案第4号 義務教育費国庫負担制度堅持・拡充を求める意見書(案)」
賛成:
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員、笠原晴彦議員
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員)
市民クラブ(春川敏浩議員、三宮直人議員、阿部基議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
無所属(荒城彦一議員)
反対:
決断と実行(丸山敏彦議員、上森茜議員、与口善之議員、星野正仁議員、柄沢均議員、斎木裕司議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
こちらも可決したが、両発案とも自民党籍をもつ議員、しかも中には自民党柏崎支部の役員もいるなか、自民党の方針に逆らって賛成にまわっているのが、情けないところ。
財源や権限がふんだんにあるなら、義務教育費を増やすことはできよう。しかし、予算には限りがあり、また権限が委譲されるならそれに応じた責任もでてくる。そういった現実を考えずに耳障りの良いタイトルにした同じ意見書を毎年だすのは、自ら議会の価値を低くしていることに気が付かないのであろうか。
10時55分に終了となり、会派室に戻って会派室の引っ越し作業を行う。
11時40分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会第二部会に出席。
今回から部会長を交代したので、一部員としての出席であるが、何故か次回の部会までに内閣府で検討している内容について資料を作ってきてほしいとのことになった。今回は資料を作るが、やはり同じ議員なので勉強をして、公平に業務量を調整してほしいところ。
会議終了後、引き続き、会派室の引っ越し作業。
12時50分、議員有志で「チャイナハウス 日囍」(電話:0257-24-7219)に行き、「みそ冷やし(炸醤麺) 650円」で昼食をとる。
テーブルの上にある世界一辛い唐辛子のブート・ジョロキアが入った「ブレアーズ サドンデスソース・ジョロキア」をたっぷりと入れて激辛にし、大量の汗をかいた。
食後、着替えをしたのち、再度、会派室の引っ越し作業と掃除。
17時30分、「焼肉じゃんぼ」(電話:0257-24-2277)に移動し、会派の懇親会に出席する。今月から斎木裕司前議長が所属会派「決断と実行」に加入したことのお祝いと、今日付けで会派長が星野正仁議員に交代となったことからの親睦を深める会である。
生ビールを飲みつつ、肉をつまみ、今日閉会となった平成29年6月定例会の話題も含め、大盛り上がりとなった。
21時過ぎ、市内の某店に移動し、有志での二次会。
24時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。
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