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2017年6月 5日 (月)

可決!弾道ミサイルからの原子力発電所防衛決議
平成29年6月定例会(第15回会議)開会

 3時、就寝。

 6時30分に起床し、大粒納豆、目玉焼き、酢漬けのたらこ、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時、市役所に移動。

Ddsc_000201 会派室で会派会議を行ったのち、9時から議会運営委員会に出席する。
 主な議題は以下の通り。

1.追加議案について

「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
 西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。

「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
 佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。

2.議員発案の取り扱いについて
(1)少人数学級の早期実現を求める意見書(案)
 柏崎のみらい提出

→ 一致をみなかったため、議員発案となる。
(2)義務教育費国庫負担制度堅持・拡充を求める意見書(案)
柏崎のみらい提出

→ 一致をみなかったため、議員発案となる。
(3)北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)
 決断と実行提出

→ 全会一致となり、議会運営委員会(人事入れ替え後)での提出となる。
(4)東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)
 決断と実行提出

 *可決されれば、全国初!
→ 全会一致となり、議会運営委員会での提出
  平成29年6月20日、本会議にて採決

(5)国政選挙における選挙区定数等の見直しに関する意見書(案)
 決断と実行提出

→ 全会一致となり、議会運営委員会での提出
  平成29年6月20日、本会議にて採決

3.請願について
 請願件数は2件。請願者が趣旨説明を行うものは次の通りであり、文教厚生常任委員会で行う。

・少人数学級の早期実現に係る意見書の採択を求める請願
・義務教育費国庫負担制度堅持・拡充に係る意見書の採択を求める請願

4.議長・副選挙に当たっての所信表明について
(1)議長選挙に当たって所信表明を申し出た議員(順)
 加藤議員、真貝議員
(2)副議長選挙に当たって所信表明を申し出た議員(順)
 笠原議員、三井田

5.常任委員及び議会運営委員の選任予定者
 本会議を暫時休憩とし、正副委員長の互選

6.議員表彰について(全国・北信越市会長から)
 被表彰者(10年)星野議員、五位野議員
     (正副議長4年以上)斎木議員

7.元議員五十嵐直樹氏叙勲祝賀会について
(1)日 時:7月9日

8.中越地区市議会合同議員研修について
(1)日 時:8月22日14時30分
(2)会 場:道の駅「クロステン」(十日町市)

9.その他
・議席・会派室見直しの申し出(決断と実行)
 会派構成人数が増えたことにより、議席番号の変更と会派室の交換を申し出

→ 次のメンバーの議会運営委員会で議論

Ddsc_000302 9時50分から本会議場において、北信越市議会議長会、全国市議会議長会からの永年勤続議員表彰伝達式が行われ星野議員、五位野議員、斎木議長が表彰を受けた。
 10時2分から本会議、平成29年柏崎市議会6月定例会(第15回会議)の初日である。
 まず最初に現在の斎木議長が辞職をし、議長選挙となった。
 立候補したのは、自治研究会・加藤武男議員(3期)、公明党・真貝維義議員(6期)。
 投票総数26票、選挙の結果、

自治研究会・加藤武男議員 14票
公明党・真貝維義議員 11票
白票 1票

となり、加藤武男議員が議長に当選した。
 続いて、副議長選挙となり、社会クラブ・笠原晴彦議員(2期)が所信表明をし、続いて不肖・私(4期)が、大上段に構えず、即実行することを中心に以下のように所信表明を行った。
 事前の票読みで「負け」が見えているが、保守系、しかも最大会派として出馬ゼロはありえないため、いわば特攻である。

Img_0077


 議長より発言の許可がありましたので、副議長選挙に立候補するに当たり、私・三井田孝欧、議会の新たな役割に対する考えの一端を披露させていただき、皆様からのご支援を賜ればと思っております。
 さて現在、柏崎市はシティセールスに取り組んでおります。
皆さんご存知の通り、シティセールスは柏崎の何かを売る、ということだけではなく、その本質は我が柏崎市の価値を上げることにあります。
 では、議会としてできるシティセールス、議会の新たな役割とは何か。
 それは議会自らがより政策の立案能力を高め、市民のために役立つ高い実効性があり、できればこれまでの発想とは違った独自性をもった、ユニークで全国的に注目されるような政策を立案・実行することではないか、と考えるところです。それが柏崎市議会の価値を上げ、さらに柏崎市の価値を上げることになると信じております。
 その推進の力となるのが、先般、議会基本条例の改正等を行った政策検討会議であり、いわばエンジンとなります。私は、このエンジンを動かすための潤滑油として、ときには燃料となって努力する所存です。
 同時に、これまで取り組んできたように、時代の流れ、突発的な事象に対し、迅速に意見書や決議を柏崎市議会の意志として示すこと、つまり「進取」の精神も重要であると思っております。
 また、議会だからこそできるシティセールスのもう一つの面として、視察対応があります。我が柏崎市を視察先として選び、足をお運こび頂いた地方議員などの視察希望者は大変ありがたい存在です。いわば柏崎を選んでくれたお客様であります。
 この議場にいらっしゃる議員の皆さん、各部長さんも行政視察等で各地の自治体をお邪魔した際、様々なおもてなしをご経験されていると思います。

Img_4405

 なかには視察受け入れの条件として、「是非とも、うちのまちで宿泊もしくは食事をして下さい」と言われる事があります。これは少しでも地元のためになろうとする気持ち、郷土愛であり、我々も見習うべきではないかと常々、感じておりました。

 私は柏崎を選んでくれたお客様から、さらに深い「柏崎のファン」になってもらうため、皆さまのお知恵も借りながら、できうる限りのことをしたいと考えております。

 以上、簡単ではありますが、議会の新たな役割に関する思いの一端を述べさせていただきました。

 もう1点だけ、小さなことかも知れませんが、開かれた議会のために改革すべきところをお話したいと思います。
 さきほど行われた議長選挙の所信表明につきましては、議会基本条例第9条2項に「その所信を表明するもの」とあります。必ず所信表明を行うということです。
 しかし、副議長選挙においては所信表明をすることが「できる」となっております。あくまで「できる」ですので、副議長選挙においては、立候補者が考えを明らかにしない場合がありえるということです。
 やはり、市民に開かれ、分かりやすい柏崎市議会となるためには、副議長選挙においても、きちんと所信表明をすべきであります。選挙公報を見ないで投票する有権者はおりません。水面下で物事が決まっているような議会は、とても開かれているとは言えません。
 私は、この議会基本条例の第9条2項を見直すべきと考えるところです。

 何やら私が「9条の見直し」と発言すると、他の別の意味(憲法?)がありそうな感じもしますが、他意はございません。

 最後になりますが、当選させていただいたならば、その職責遂行に当たり、議長を支え、議員皆様のご意見に真摯に耳を傾け、職責遂行に努めることをお約束します。

 心より、議員各位のご理解とご支援のお願いを申し上げ、私の所信表明とします。
 何卒、宜しくお願いいたします。ありがとうございました。


 投票総数26票、選挙の結果、

社会クラブ・笠原晴彦議員 15票
決断と実行・三井田孝欧 11票

となり、笠原晴彦議員が副議長に当選した。
 市長が変わろうが、議会は改選していないため、いかに革新系を取り入れるかで票数が決まってしまう。所属会派「決断と実行」の仲間は別として、私と同じ自民党籍を持っていても、議会内で役職を得るためには革新系と組んでしまうのである。
 しかも自民党柏崎支部の役員が社会党系に投票するとは・・・。

Ddsc_000504 暫時休憩となり、11時15分から今回の議会運営委員の任期としては最後の議会運営委員会が開催され、各常任委員会の配分についての確認が行われた。
 議長は常任委員会には所属しないため、人数調整である。

 11時26分、本会議が再開となり、議会運営委員会で確認した通りの各常任委員の選任が行われた。
 私は産業建設常任委員として、今任期の残り2年を活動することになる。

 11時30分から休憩となり、各常任委員会の正副委員長の互選。

 12時20分、一旦、自宅に戻り、棒棒鶏、筍と油揚げの煮物、ジャガイモの味噌汁でご飯2杯の昼食をとる。食後、そのまま市役所に移動。

Ddsc_000605 13時から本会議が再開となったものの、再度、正式な委員会に昇格した広報広聴常任委員会の正副委員長の互選のため、休憩となった。15分後から再開し、以下の通り、議案の提案・説明が行われた。

「議第45号 職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」
 消防防災体制の強化及び他自治体への応援体制の充実を図るために、消防の事務部局の職員定数を改正する議案。10人の増員。

「議第46号 西山自然体験交流施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 施設の利用の実態に合わせ、別表(利用料金)を改正する議案。

「議第43号 平成29年度一般会計補正予算(第3号)」
 総額5120.5万円の補正。
・子育てワンストップサービスシステム導入 128.6万円
・芸術文化事業負担金 232.9万円
・県立こども自然王国管理費 126.7万円
・原子力防災対策研究会開催事業 30万円

「議第44号 平成29年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」
 296.4万円の補正。前期高齢者負担金。

「議第47号 財産の取得について(除雪ドーザ(11t級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪ドーザの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第48号 財産の取得について(除雪グレーダ(3.7m級))」
 藤元町除雪基地に配置している除雪グレーダの除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第49号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
 高柳町岡野町除雪倉庫に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

「議第50号 財産の取得について(高規格救急自動車)」
 消防署出雲崎分遣所に配置している救急自動車が老朽化したため、新たに高規格救急自動車を取得するための議案。

「議第51号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)」
 消防署西分署に配置している消防ポンプ自動車が老朽化したため、新たに取得するための議案

「議第52号 財産の取得について(小型動力ポンプ付積載車(10台))」
 消防団の小型動力ポンプ付積載車の更新計画に基づき、老朽化した積載車及び小型動力ポンプを更新するための議案。

「議第53号 契約の締結について(西山地区共同調理場改修(建築本体)工事)」
 西山地区共同調理場の増築工事及び既存部分の耐震改修等の工事を行うため。
 2億2142.1万円。

「議第54号 契約の締結について(佐藤池野球場スコアボード改修工事)」
 佐藤池野球場スコアボードの電光掲示化に伴う改修工事を行うため。
 1億4364万円。

 ここで私の方で起案し、議会運営委員会で全会一致となった「北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)」が議会運営委員会から提案され、全会一致で可決となった。

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 原子力発電所の立地自治体での弾道ミサイル防衛も含めた決議は、全国では初となる。


北朝鮮の弾道ミサイル発射に強く抗議し、さらなる制裁及び原子力発電所防衛を国に求める決議(案)

 去る3月6日、北朝鮮は四発の弾道ミサイルをほぼ同時に発射し、うち三発は日本海上の我が国の排他的経済水域内に落下した。その後、同月22日、4月5日、4月16日、4月29日と失敗したとはいえ、弾道ミサイルの発射をやめることはなかった。
 さらに、5月14日、21日、29日と毎週のように弾道ミサイルを発射し、5月29日の弾道ミサイルは、我が新潟県の佐渡ヶ島から約500kmの排他的経済水域に落下した。
 これらは、昨年11月に国際連合安全保障理事会で採択された安保理決議2321号を始めとする累次の安保理決議や日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨にも反するものであり、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて危険な行為である。
 このような行為に対し、断固として抗議するとともに、核兵器及び弾道ミサイル計画を即刻に放棄し、さらなる軍事的挑発行動を行わないよう北朝鮮に強く求める。
 国においては、周辺国はもとより国際社会と連携の上、北朝鮮に強く自制を求めるとともに、安保理決議を厳格に履行してその実効性を確保し、我が国独自の制裁措置をさらに強化することを求める。
 
また、世界最大の原子力発電所立地自治体である柏崎市にとっては、北朝鮮の弾道ミサイルは、目の前に迫った重大な脅威であり、あらゆる事態を想定した原子力発電所の防衛体制の構築を求めるものである。

 以上、決議する。

理由
 北朝鮮に強く抗議するとともに、我が国独自の制裁措置を一層強化すること、および原子力発電所の防衛を求めるため。


Ddsc_000706 13時50分、本会議が終了となり、その後は産業建設常任委員協議会が行われ、先ほど提案された議案に対するさらなる説明を当局に求めるか否か、論点整理を行うかを協議。結果、さらなる説明や論点整理で協議会を開くまでは必要ない、との結果になった。
 また、産業建設常任委員会の行政視察について、今年8月22日~29日あたりに実施することにし、柏崎市の喫緊の課題であるシティセールスや産業振興条例等の視察先の案を、次回の委員会までにそれぞれの委員が調査してくることとなった。

 協議会終了後、会派室で諸雑務。

 16時、事務所に戻り、郵便物や急ぎの資料作成などを行う。

Adsc_00011 17時30分、マイクロバスに乗り込み、「浪花屋 夕凪亭」 (電話:0257-23-3030)に移動し、18時からの永年勤続議員表彰の祝賀会に出席する。
 議員10年となる星野議員、五位野議員、議長勤続4年の斎木前議長のお祝い。

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 21時40分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、弾道ミサイル防衛に関する資料を読む。

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