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2017年8月

2017年8月31日 (木)

またも不祥事!柏崎市職員10名処分
野球賭博、出張旅費の不正

 6時に起床し、急ぎで依頼された資料の印刷などを行う。

 8時、大粒納豆、秋刀魚の塩焼き、モロヘイヤのマヨネーズ和え、茄子の浅漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から資料のお届けやパソコンの修理などで市内まわり。

Dsc_0009 13時すぎ、自宅に戻り、1.8mmのスパゲティを茹で、たらこ、低脂肪乳、無塩の佐渡バター、日高根こぶ出汁、いしるで作ったソースに絡め、最後に焼き海苔、煮卵をのせたたらこスパゲティ、貝割れ大根を中心にしたサラダ、ヨーグルトで昼食をとる。

 13時40分、事務所に来客。

 愛車で上越市に移動し、15時過ぎ、上越総合病院へ入院した知人のお見舞いに向かう。

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 17時20分、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00041 18時30分、ここ数日の暑さから急に涼しくなってきことや、冷蔵庫の中の野菜を一気に整理したいことから、鶏胸肉、サーモン、椎茸、いしるをベースに水菜や長葱、白菜、キャベツ、人参、マロニーなど入れた醤油味の寄せ鍋、納豆となめ茸の和え物、茄子の漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、某弁護士から送ってもらった陳述書を参考のために読み込む。

 今月の8月9日、教育委員会の職員の不祥事を公表してから、一か月も経過しないうちに、今度は野球賭博と出張旅費の不正で職員10名の処分が発表された。

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*画像は産経新聞より

 野球賭博に話題が集中しそうであるが、もともと噂があり、問題の本質があるのが出張旅費。
 柏崎市議会では視察や政務活動での支出はすべて領収書払いであるが、柏崎市役所の出張旅費は規定の金額で(概算で)支払って、後で精算というかたちになっている。
 新幹線で東京に行くと申請し、新幹線往復の旅費をもらい、実際には高速バスで移動して、精算せずにその差額を隠し口座に入れる、しかも複数の職員・・・・そんなことも可能である。
 とりわけ、企業がらみで出張の多い部署ではそういった話がよく伝わってきていたが、水面下のこちら側の調査では詳細な実態がつかめずにいた。

 会田市政から桜井市政に変わったこともあり、今回は内部調査から処分に至っているのが、せめてもの救いである。
 根が深い問題であり、既に通告した一般質問では不祥事全般について問うことになっているので、今回のことも含めてきっちり追及したいと思う。

「職員の懲戒処分公表について」(pdf形式)

2017年8月30日 (水)

柏崎エネルギーフォーラム(KEF)創立45周年記念講演会「原発は必要か~今こそ、私たちが考えなければならないこと~」

 なかなか仕事が終わらず、5時から2時間ほど仮眠。

 7時30分、大粒納豆、目玉焼き、粗挽きソーセージ、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから昨日に放送された納豆に関する番組の問い合わせなどでメールや電話ラッシュ。

 11時、事務所に来客があり、政治に関する意見交換を行う。

 12時30分、レトルトのミートソースをご飯にかけたミートライスとグリーンサラダ、低脂肪乳、コーヒーゼリーで昼食。

 13時過ぎ、市役所に移動し、会派室で担当課との打ち合わせや他会派議員との情報交換、諸雑務を行う。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Dsc_0004 18時過ぎ、柏崎市民プラザに移動し、18時30分からの柏崎エネルギーフォーラム(KEF)創立45周年記念講演会に出席する。
 KEFは1972年8月、東京電力柏崎刈羽原発の誘致を応援する民間団体「原子力発電所建設と地域開発を推進する会」として発足。同じ1972年7月生まれの私は、同級生?である。
 今日は国際環境経済研究所理事・主席研究員の竹内純子氏を講師に「原発は必要か~今こそ、私たちが考えなければならないこと~」と題した講演会。
 主な内容は以下の通り。

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・3.11でいきなり日本のエネルギー政策が変わったが、本当にエネルギー政策が変わってしまって良いのか考えるに至った。

<国にとって原発は必要か>
・1973年以降の電源構成は2011年まで原子力は3割前後。
・再生可能エネルギーは2015年で4.7%しかない。
・現在は火力依存度が9割。
→ 石油、石炭、天然ガスなどは日本国内ではほどんど産出しない。
・震災前のエネルギー自給率は20%程度と原子力で補っていたが、2011年以降は6.3%以下。
・国内の在庫(LNG14日、石油約170日、石炭約30日、ウラン約2.7年分)
・1日当たりの輸入量(LNG24万トン/日、石油51万トン/日)
・LNGはカタールやUAEから来てるが、ボトルネックはホルムズ海峡。
・激化が予想される資源争奪戦。アジアのエネルギー消費は今後30年間で1.8倍。

→ 日本が資源争奪戦に勝ち残れるか
・メタンハイドレート(100年分の埋蔵量があると期待)は、いまだ安定的・安価に得られる技術開発には至っていない。エネルギー政策で「捕らぬ狸の皮算用」はやってはいけない。

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<経済性の観点から>
・生活弱者にこそ電気料の値上がりが痛手。日本は世帯年収300万円未満が32.7%も存在する。
・大手電力会社の電気料金は、家庭用は2014年に最大25%、産業用は最大38%高くなったが、幸い原油価格が下がって、現在の価格になっている。

→ コスト上昇の理由は、火力発電用の燃料費(1日100億円の国富に流出)。2016年は1.3兆円。加えて再生可能エネルギーの固定価格買取制度の費用(太陽光の稼働率12%、陸上風力の稼働率は20%)。再エネ発電賦課金は一般家庭で電気料の1割を超えている。
・将来のFITは2050年までには累積で約94兆円に達する見込み。
・再生可能エネルギーには系統安定化コストもかかり、廃棄コストも多くかかる。

<原発の電気は”安い”のか?>
・減価償却が終わっているような原子力発電所の電気は非常に安価な電気を供給しうる。
・2014年時点では、水力、地熱を除き、従来型電源の方が高い。
・原子力発電所の建設でいかに有利な資金調達をするか。
・安価な電力を原子力発電から得る条件。
(1)原子力事業のコスト構造に関する理解。
(2)原子力事業の経済性以外の価値が理解されるか。

<電気の自由化で安くなるのか>
・自由化で電気は下がることはなく、多く場合が燃料費を上回る。
(平成25年3月日本エネルギー政策研究所)

<地球の温暖化の観点から>
・世界の平均地上気温は1880~2012年において、0.85度上昇。
・日本でも2025年には8月の最高気温が40度になると予想されている。
・CO2排出量は2013年に過去最高となった。原発代替分を火力発電で補っている。

<2030年エネルギーミックスの基本方針>
・3E+S:自給率を25%、電力コストを引き下げる等
・2013年の9666億kWhを、徹底した省エネで2030年に9808億kWh程度。
・問題は再生可能エネルギー買い取り費用の負担増(加えて、系統安定化費用も増える)と火力発電用の燃料費。

<CO2、26%削減エネルギーミックスに関する想定シナリオ>

(1)原発再稼働、運転期間延長で実現
(2)原発再稼働・運転期間延長が進まず、再エネ・省エネでカバー
   エネルギーコストは上昇
(3)原発再稼働・運転期間延長が進まず、海外クレジットでカバー
   京都議定書の二の舞
(4)原発再稼働・運転期間延長が進まず、26%目標を断念
   日本外交が断念を言えるか
*再稼働は、新規制基準適合審査、地元合意、訴訟をクリアしなければならない。

<立地地域にとって原発は必要か>
・経済的に必要かどうか基準の採り方で結論も大きく影響を受ける。
・重要なのは、地域に住む方の満足度。
・建設期のインパクトが大きいことは事実であり、その時にどれだけ街の長期的発展を描けるかが重要ではないか。

<原子力発電所がさらに地元に役立つための案>
(1)発電量に応じた税の配分
・原子力防災が充実した地域は他の災害にも強いはず。
・避難計画は恒常的に見直しが必要。地域の見守り、コミュニティの強化に役立つのではないか。
・類似の仕組みは核燃料税がある。しかし、新潟県80%、柏崎市16.2%、刈羽村3.8%。
(2)生み出す電気を地元に安価に提供
・ドイツでも原子力100%の電気を販売する小売事業者あり。CO2排出量が少ないこと、安価であることを強みとしている。

<リスクをどう考えるか>
・安全とは何か
 危険を無くす、もしくは無視できるもの
・技術を利用する上での安全
 → 許容できないリスクがないこと
・リスクとはそもそも
 危害の発生確率及びその危害の程度の組み合わせ

Dsc_0006_2  20時40分、自宅に戻り、大量のニンニク、ニラ、長葱、絹ごし豆腐、唐辛子、花椒、絹ごし豆腐で作った激辛野菜豆腐、クーポンを使って半額で購入した冷凍ナガス鯨の赤身の刺身、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から録画しておいたテレビ番組を観ながら、資料の整理。

 24時、熱めのシャワーを浴びたのち、就寝する。

2017年8月29日 (火)

北朝鮮の暴挙、Jアラート発信
空転の新庁舎建設特別委員会

 2時、就寝。

 6時、けたたましい警報音、Jアラートが鳴り、北朝鮮がミサイルを発射したとの報が入った。こういった場合にどう行動するのか、訓練を行うべきではないか、と先の平成29年柏崎市議会6月定例会一般質問で取り上げたが、実際に事態が起こった。

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 罪もない日本国民を拉致し、ミサイルを撃ち込んでくる北朝鮮。日本にミサイルが落ちなかったから良い、という見方もあるが、このミサイル発射により、現場の安全確認のために電車など交通機関には遅れが出ており、多大な経済損失もでている。普通の国であれば、戦争になっているであろう。
 憲法9条さえあれば平和、と常々アピールされている皆さんに意見を聞きたいところである。

 7時に起床し、大粒納豆、鶏肉のトマト煮、玉子豆腐、皮鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 資料作成をしたのち、10時過ぎ、市役所に移動。

 会派室で議会資料の整理や他会派の議員との意見交換などを行う。

 12時、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、たらこ)、お茶、ヨーグルトで昼食。

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Cdsc_00085 13時30分、新庁舎建設特別委員会に出席する。
 主な協議事項は以下の通りであったが、議会図書室を1階にするのか、2階にするのかで空転。これだけで1時間を浪費し、ガタガタの委員会運営となった。

1.議会図書室について
 議場が2階から1階に変更されたことにより、議会図書室も1階になっており、管理する議会事務局の2階の執務室と離れてしまう問題が指摘されていた。
→ 各会派から意見を後日、持ち寄る

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*三井田案は、図書室を2階にし、議会事務局の管理が届く範囲でオープンスペースの開かれた図書室。1階では、議会事務局の目が届かないため。

2.議場及び委員会室の設備機器について
 議場での音響、映像システムなどを決定

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Q.議場内の映像配信はどんな方式で行うのか。市役所玄関ロビーなどにデジタルサイネージを設置して議会のライブ中継ができると考えて良いか。
A.インターネットでの配信も可能なようにし、デジタルサイネージでのライブ中継も行えるようにする。

3.「柏崎市役所新庁舎建設における電気工事の分割発注よる市内直接受注を求める請願」について
→ 設計金額が3億円いじょうの電気設備工事はJVの公募型指名競争入札の対象であるため、電気設備工事のみを細分化することはできない。
 ただし、地元経済への波及効果をいかに生み出すかは重要であり、JVが市内業者のみで構成可能か、入札参加資格要件の検討を進めたい。

 会議終了後、会派室で諸雑務。

 16時30分、事務所に戻ったところで来客があり、国政、県政に関しての意見交換などを行う。

Cdsc_00116 19時20分、ニンニクをオリーブオイルで炒め、鶏モモ肉と玉葱、ホールトマトを入れて作ったトマトチキンソースに、1.8mmのスパゲティを入れたトマトチキンスパゲティ、妻が作ったハンバーグ、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

2017年8月28日 (月)

平成29年柏崎市議会9月定例会一般質問通告
(柏崎ブランド米、市職員の不祥事に関する処分)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の漬物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから会社関係の諸雑務や依頼された資料の請求のため、市内まわり。

 12時、自宅に戻ったところで急な電話があったため、市内某所に行き、トラブルになっている問題を整理し、お互いに納得してもらう。

Cdsc_00052 14時、自宅に戻り、ニンニク、キャベツ、人参を胡麻油で炒め、そこへ市販の醤油ラーメンスープを入れて一煮立ちさせ、茹でた市販の加水率の高い中太の中華麺の上にかけ、半熟卵、近所の某肉屋さんのチャーシューをのせた、野菜チャーシューメンで昼食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 17時、事務所に来客があり、市政に対する苦情をお聞きする。

Cdsc_00063 18時30分、ハムカツをカツ丼風に卵とじにしたハムカツ煮、グリーンサラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、ところてん、胡瓜の漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 少し辛子を多めに入れたところてんを一気に啜ったので、思いっきりむせてしまった。

 食後から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、議会で使う資料を読み込む。

 平成29年9月定例会が平成29年9月5日から開会予定であり、今回の一般質問について以下のように通告。
 登壇は、

平成29年9月8日(金)16時ごろ
        (この日の一番最後)

となった。

1.柏崎らしさを生かした柏崎ブランド米について
→ 市長
 
数あるブランド米のなか、新潟県では「コシヒカリ」が長らく絶対的王者であったが、昨今ではそのブランド価値の低下が指摘され、実際、価格も高く、高収益を上げている他県の他ブランド米が多くある。
 加えて、新潟県内では混入堆肥問題など安全性を疑われるような事件が発生しており、市場における価値のさらなる低下も懸念されている。
 また種子法の廃止、農業競争力強化支援法の成立により、都道府県が自ら普及すべき優良品種(奨励品種)の指定・制限が無くなるばかりか、公的な種苗の生産に関する知見が民間事業者に提供されるようになり、混沌の時代に突入する。
 既に柏崎でも取り組んでいるブランド米について、混沌の時代でも生き残れるよう、改めて柏崎にある資源を活用した有機肥料やブランド米になるまでの物語など、新たな付加価値を検討すべきであり、市長の考えを問う。

Ricet

2.市職員の不祥事に関する処分と公開基準の見直し
→ 市長、教育長

 平成29年6月26日、長岡市内において新潟県迷惑行為等防止条例に違反する行為により、柏崎市教育委員会の職員が検挙された。
 柏崎市役所では、これまでも不祥事が続き、コンプライアンス、綱紀粛正に努めるとしてきた。今回の検挙は、第一には個人の資質の問題であるものの、公務員であることから柏崎市役所に対する市民から信用失墜はもとより、真面目に働いている市職員への悪影響は大きい。
 職場環境に起因して発生した事件なのか、あくまで個人の資質に関して発生したのか確認するとともに、これまで何度も指摘したように「柏崎市職員の懲戒処分に関する指針」(平成18年11月6日)の改正やその運用方法を含め、市長、教育長の考えを問う。

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2017年8月27日 (日)

新幹線車両所を観光地化へ、空港に乗り入れる新幹線の価値

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉の蒸し鶏、胡瓜の漬物、たらこでご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は自宅まわりの掃除や家のメンテナンス。

 12時30分、日清カップヌードルのシーフードヌードルライト、生卵、梨で昼食をとる。

 食後から事務所で一般質問に使うための資料の読み込み。

 18時15分、粗挽きソーセージ、人参、インゲン豆、玉葱を炒め、醤油、チキンスープで味を調え、片栗粉でとろみをつけた餡をパリパリに焼いた素麺の上にかけた堅焼きそうめん、サラダ、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

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 22時から本をもって、長風呂。

 日本の成熟した高速鉄道技術といえば新幹線であり、政府も輸出すべきものの一つに挙げている。
 そういった事を背景に、この度、自民党のプロジェクトチームが新幹線車両所を「新幹線のショールーム」として観光地化する提案を年内にもまとめるという。
 新幹線が並んだ新幹線車両所を見るのも魅力的であろう。しかし、私としては日本に来た海外からの観光客には、空港をでたところで即、新幹線に乗ってもらえるよう、空港に新幹線が乗り入れる方が重要と考える。

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 昨年、静岡県は静岡空港に直結の新幹線駅設置ができるかどうかの調査に10億円の予算をつけているが、肝心のJR東海はダイヤが乱れることやリニア中央新幹線の建設もあり、現時点では否定的。
 やはり、日本初の空港直結の新幹線として、新幹線の魅力を伝えることができ、首都圏第三の空港にもなれる新潟空港への上越新幹線乗り入れを、新潟県は決断すべきである。

【希望的将来展望】
 環日本海の中心的なハブ空港として民営化された新潟空港は、日本海側の主要空港となり、首都圏の空路のバックアップとしても機能するようになった。
 誘致に成功したLCCによる海外からの観光客は2016年の約3倍以上となり、新潟空港から上越新幹線で群馬方面へ、北陸新幹線で石川県方面へ向かう観光ルートも確立。北陸新幹線ルートでは、白山市の新幹線車両所の見学も好評だという・・・・・。


平成29年8月15日『新潟日報』

新幹線車両所 観光地化へ
自民検討 20年白山(石川)から順次

 自民党は、新幹線車両を点検する全国の総合車両所の恒常的な公開を推進する本格的な検討に入った。有力な観光資源で日本の高速鉄道技術を世界にアピールする拠点にもなるとして、具体的な支援策を来年度予算案で措置するよう政府に求める方針。2020年東京五輪・パラリンピックでの訪日客増を見越し、第1号として同年夏までに白山総合車両所(石川県)の公開を始めたい意向だ。関係者が14日、明らかにした。

 自民党はプロジェクトチーム(PT)を発足させており、中間報告を年内にもまとめる。国土交通省によると、新幹線の総合車両所は全国で石川県のほか、北海道、宮城、福岡、熊本各県にあるが、非公開か、曜日限定の団体向け見学会などを開催しているだけ。白山総合車両所の年1度の一般公開日には約6千人が集まることを踏まえ、公開を恒常化すれば、海外を含めて多くの観光客誘致が見込めると判断した。総合車両所を運営するJR側と調整しつつ、白山から他の4カ所へ順次拡大させたい考えだ。
 
安倍政権は鉄道を含むインフラ輸出を成長戦略の柱としている。党は総合車両所について「新幹線のショールーム」(岡田直樹FT事務局長)になると着目。各国の関係者に日本の技術を体験してもらう場にする狙いもある。
 総合車両所の公開では、車両整備など本来業務を優先しつつも、見学者の利便性も考慮する必要がある。政府に求める予算措置として、安全な見学通路の設置や来客者向けの案内施設「ビジターセンター」建設への支援などを想定する。

2017年8月26日 (土)

柏崎刈羽明日のエネルギーのまち研究会平成29年度総会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ジャガイモとピーマンの油炒め、野沢菜、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中、事務所で資料の作成や印刷を行う。

 12時から買い出しをしつつ、チーズフランスパン、低脂肪乳で昼食。

 13時過ぎ、柏崎市産業文化会館に移動し、「柏崎刈羽明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の理事メンバーと意見交換を行う。

Img_0615 15時30分から柏刈エネ研の平成29年総会を事務局として行う。
 多くの方からご出席頂き、委任状もあり、会則通りに総会が成立。
 以下の5つの議案がすべて承認され、16時過ぎに無事、総会を終えることができた。

<第1号議案> 平成28年度事業報告
<第2号議案> 平成28年度会計報告および会計監査報告
<第3号議案> 平成29年度活動計画(案)
<第4号議案> 平成29年度会計予算(案)
<第5号議案> 柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会役員名簿(案)

 桜井柏崎市長、品田刈羽村長にもご出席頂き、16時から意見交換懇親会。
 買い出しをしてきたビールや日本酒を飲み、仕出し弁当、持参した手作りカレーなどをつつきつつ、原子力に関する話題だけではなく、今年100周年を迎える理研の話から大河内正敏氏と田中角栄元首相との関係など、科学から政治まで幅広い話題で盛り上がった。

Img_0618

 17時30分に終了となり、後片付け。

 18時40分、妻と「カラオケ酒場 幸」(電話:0257-41-6078)に行き、有志と合流し、生ビールや焼酎を飲みつつ、昭和カラオケ大会となった。
 太田裕美の名曲「木綿のハンカチーフ」(作詞:松本隆 作曲:筒美京平)に次ぐヒット曲である「赤いハイヒール」(作詞:松本隆 作曲:筒美京平)からスタート。

 22時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

 23時から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年8月25日 (金)

産業建設常任委員会視察3日目(福井県坂井市)
大雨警報のなか、シティセールスを学ぶ

 2時、就寝。

 7時に起床し、熱めの風呂に入って、目を覚ます。

Adsc_004631 7時40分、ホテル2階の「和洋バイキング朝食 万咲」にて、小粒納豆、きんぴら、切り干し大根煮、おから、粗挽きウインナー、玉子焼き、スクランブルエッグ、シラスおろし、へしこ、ほたるいかの沖漬け、イカの塩辛黒造り、山芋とろろ、ししゃも、昆布巻きかまぼこ、胡瓜の浅漬け、沢庵、赤だしの味噌汁(麩、若布)、牛乳、野菜ジュース、ご飯3杯の朝食をとる。
 まずは小粒納豆でご飯1杯、シラスおろしに、ほたるいかの沖漬けを醤油ごろかけたものでご飯2杯、最後は好物である塩辛い鯖のへしこでご飯3杯目。充実の朝食であった。

 8時20分、ホテルをチェックアウトし、福井駅に移動したものの、石川県の大雨により、電車が運休。仕方なく、タクシーに乗り合わせをし坂井市役所に向かう。

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Img_0593 9時50分、坂井市役所に到着し、予定より30分遅れとなる10時からシティセールスに関しての視察となった。
 地元の銘菓であるピーナッツがたっぷり入った「五月瀬 名代石窯焼煎餅」(五月瀬 電話:0776-67-3500)が用意されており、ありがたく頂いた。

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Img_0594 まず坂井市議会・伊藤聖一議長から歓迎のご挨拶となり、合併までの経緯、「坂井」という名称が『古事記』にもある古い地名である事やシティセールスを任期付きの職員を採用して取り組んで3年目になったことなどのお話があった。

 シティセールスの取り組みについては、総合政策部シティセールス推進課からの説明頂いた。主な内容は以下の通り。

<シティセールス推進課・特命監>
・任期付き(3年3か月)職員として公募に応募して3年目。これまで7年ほど相模原市などの自治体でシティセールスを担当してきた。
・元日本マクドナルドの社長付をやっていた頃、全国をまわり、地方には様々な光があることを感じていた。

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<基本方針>
・今ある資源に「光」を当てる

<手法>
(1)「連携」
 色々なパートナーと組むことで、魅力をより大きくする。
(天守閣)日本一古い天守閣の丸岡城があり、現存全国12しかない。しかし中には有名な姫路城などがあるものの、他の古い天守閣がある城は知られていない。そこで現存天守閣をもつ自治体でネットワークを作り、世界にも発信している。

(2)「シビックプライド」
 自分の住んでいるまちへの誇りをもってもらい、また自らまちのために動くようになる。今年6月には、三菱UFJリサーチ&コンサルティングもシビックプライドランキングの調査結果を発表している(ただし、政令指定都市)。
→ ポジティブ・キャンペーン

<それぞれの事例>
1.越前織全国シティセールスデザインコンテスト「連携」
 京都西陣織の流れを汲む越前織、地元産業を盛り上げるために、全国自治体の職員が使うストラップを作ってもらうコンテストを企画した。

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 民間から自治体に依頼すると断られることがあるが、自治体が自治体に依頼すると何らかのアクションがある。全国1800自治体に案内を送り、デザインを募集した。
 1年目は100自治体250作品の応募があり、10自治体を表彰し、受賞した自治体にはストラップを100本を織り上げ、お届けした。
 発信したい自治体(受賞)に行って、その自治体の表彰を行って、マスコミを通して、その自治体と越前織を発信した。
 100本しかお届けしないのがポイントであり、追加の注文にあって、合計16000本の発注があった。
 2年目(昨年)は、世界に広げようと考え、国内にある大使館・領事館にも声掛けをし、7つの国とのつながりもできた。内閣府からも関心をもってもらい、内閣府にもストラップを提供した。

→ 連携ということで各自治体をはじめ、多くのネットワークを作ることができた。
  越前織だけではなく、他の提案ももらうというメリットもある。

2.全国シティプロモーションサミット「連携」
 昨年に坂井市内で実施し、シティセールスに関する担当者が一同に集まるもの。
 出席者が公務員や首長であるため、費用はそれぞれがもつ。
 また行政での発信なので、大きな企業が関心をもってくれるというメリットがある。

3.特別区全国連携プロジェクト「連携」
<坂井市アンテナショップ>
 東京23区が行っている特別区全国連携プロジェクトに応募し、品川区との連携が実現した。教育水準が高い坂井市に品川区が目をつけたかたち。
 戸越銀座商店街内に坂井市アンテナショップを開店し、営業している。
 このつながりから、品川坂井友情物語、修学旅行プログラムなど多くの市民ベースの交流が実現した。

4.えちぜん鉄道沿線ブランド化事業「シビックプライド」
 今年3月に、そのまちの良さを表す駅名に変え、デザインも変えた。
 「太郎丸駅」を「エンゼルランド駅」、「西春江駅」を「ハートピア駅」、「西長田駅」を「ゆり里駅」に変えた。
 また「大関駅」などは、大相撲の稀勢の里関(当時は大関)を横綱になるよう応援する大関プロジェクトを仕掛けた。
*かつてはワンカップ大関のCMがここで撮影され、俳優ショーケン(萩原健一)氏が来たことがある。
 坂井市に面白い駅名があるということで、坂井市の名前が知られるとともも、市民も自分たちのまちに誇りをもつようになり、自分たちで動き出した。

Q.つながりができた海外と今後のインバウンドなどの企画案はあるか。
A.具体的なものはまだ温めている最中。しかし、いくつかの国(チュジニア、バーレーン等)が実際に坂井市を訪れる予定になっている。その他、物産販売など色々な部署で、海外とのやりとりが生まれてくると思われる。

 まだまだ意見交換もしたいところであったが、帰りの時間もあり、11時20分に終了。

 申し訳ないことに坂井市議会事務局からあわら温泉駅まで送って頂いた。

 駅に到着したところで大雨のために低速運転していたサンダーバードに乗ることができ、12時30分、金沢駅に到着。
 大雨警報もでているために各路線が遅れたり、運休しているため、金沢駅構内は人でごった返し。北陸新幹線ホームに移動し、12時56分発の北陸新幹線「はくたか564号」に乗り込む。

 13時46分、糸魚川駅で降り、えちごトキめき鉄道に乗り換える。

 14時10分、直江津駅で地元の味である小竹のサンドパンなどを購入し、信越本線に乗り換え。サンドパンで昼食という昭和の小学生状態になる。

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 15時過ぎ、柏崎駅に到着し、自宅まで戻る。

 シャワーを浴びたのち、不在であった間に届いた郵便物やFAXなどを処理する。

 20時、納豆巻き、おでんで夕食をとりつつ、引き続き事務所で事務仕事。

2017年8月24日 (木)

産業建設常任委員会視察2日目(大阪府東大阪市、奈良県生駒市)
中小企業振興条例、シティセールス

 2時過ぎに就寝。

Adsc_001004 8時に起床し、シャワーを浴びたのち、ホテル2階でビュッフェ形式の朝食をとる。小粒納豆、五目炒り玉子、鯖の味噌煮、切り干し大根煮、大阪らしいたこ焼き、牛乳、スーパーホテルにしては少し寂しい品揃えの有機野菜のサラダ、マカロニサラダ、若布と油揚げの味噌汁、漬物、ご飯軽く1杯、焼き海苔、クロワッサン、パン1個、バターといった内容。いつもならご飯2杯のであるが、さすがにこの地では炭水化物はたこ焼きからとった。

 9時、ホテルをでて、地下鉄堺筋線で堺筋本町に行き、中央線に乗り換えて、9時40分、近鉄・荒本駅に到着。

 徒歩にて、東大阪市役所に移動する。東大阪市役所には、グレンデール市慰安婦像問題で4年前に訪れて以来である。

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 市役所入り口には、東大阪ブランドの地元企業の製品がディスプレイされていた。我が柏崎市では、本来、このような機能を柏崎市産業文化会館が担っていたはずである。

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 9時45分から東大阪市の中小企業振興についての視察となり、ラグビーの聖地として夏はラガーシャツで勤務する担当部局の方々からご説明頂いた。

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1.東大阪市の概要
・人口50万4822人、面積61.81平方km
(平成26年4月1日現在)
・河内平野のほぼ中心に位置し、平成17年に中核市に移行。ラグビーのまちとしても有名であるが、古代の銅剣・銅鐸を製造していた時代から連綿と続く全国有数のものづくりのまちでもあり、技術力の高い中小企業が数多く集積している。バブル崩壊後に4割ほど企業が減ったこともあった。
・平成21年1月には人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した高い中小企業のまち。
・市内には25の鉄道駅(6路線)があり、高速道路網も高度に整備されており、関西圏における一大物流拠点としての側面ももっている。
・市内全事業所数の約99%にあたる約2万6000事業所が中小企業。そのうち、製造業だけでも約6500社。全国主要都市別事業所密度においても、大阪市や大田区を抑えて圧倒的な1位となっている。

2.中小企業振興について
<条例制定までの経緯及び事業者との懇談はどのように行ったのか>
 中小企業振興条例は、市長の2期目に向けたマニュフェストに基づき、平成25年4月に施行。
 基本理念(第3条)「中小企業の振興は、中小企業者自らの創意工夫及び自主的な努力のもとに推進されなければならない」
→ 「中小企業者の努力」、「大企業者の役割」、「市民の理解及び協力」、「関係団体の理解及び協力」、さらに「市の責務」を明文化。
<担当職員と条例制定までの関わり方>
 庁内に組織された策定委員会において合同検討会議やワーキング部会など合計14回の会議を経て素案を作成。
<商工会議所など各種団体との事前調査や連携はどうのように行ったか>
 条例制定前には懇談の折に説明し、好感触であった。市内3カ所での懇談会や1カ月間のパブリックコメントを実施。しかし、パブリックコメントは1件のみであり、当時は一般市民の関心は少なかった。
<施行から今日までの成果及びその成果や不足点を踏まえたアクションについて(PDCAについて>
 理念条例であるため、直ちに経済に寄与したものではない。しかし、「中小企業振興会議」(第10条)を中小企業経営者や学識経験者、市民など25名で構成し、条例の改廃や振興施策に関する事項を審議することに現実的な対応ができている。また、会議の中でもモノづくり、地域商業、農業振興などの部会を設置している。
 「実施状況の公表等」(第11条)に定め、統一フォーマットにより各部署が実施施策の効果等に関する調査・分析結果を記入し、それを経済総務課が最終のとりまとめをし、ホームページ等での公表を行う。このことでPDCAサイクルを回し、さらなる振興施策につなげている
<産業振興における企業支援や連携について>

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・「中小企業の振興に関する施策」(第9条)
(1)産業集積の活性化とネットワーク強化
(2)操業環境の確保と住環境との調和
(3)販路の拡大
(4)経営資源の強化
(5)人材育成と事業承継の円滑化
(6)資金調達の円滑化
(7)創造的な事業活動の促進
(8)グローバル化の支援
(9)労働環境の整備
(10)情報の発信
(11)その他必要なもの

3.モノづくり支援(住工共生への取組)

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*内陸部であり、空き地がほとんど無い状態。交通インフラの整備がまだ進んでおり、その利便性により住居も増えてきており、住工共生(住工共生まちづくり条例は全国で最初)への配慮が必要になっている。

・大阪市のオフィス需要は高く、生駒山を超えると生駒市、奈良市があり、住環境が良くなっている。その良い住環境が良い奈良市から東大阪市に止まらずに大阪市内に通勤する事例もでてきている。それが東大阪市のリスクであり、都市計画の観点からも住居と産業のより良い共存を進めていく必要がある。
・住工共生のなか、実態として住居と工場が近いので、クレームなどもあり、24時間操業もできず、海外との競争に勝てない。元気な企業が、東大阪市からでていってしまうことが懸念されている。そのため、住工共生で操業に有利な環境を作り、住居側に理解してもらう必要がある。理解活動のために、補助金を出している。また同時に、工業地域に工場が移る際には、補助もだしており、住工共生と言いながらも緩やかな分離にも取り組んでいる。住宅規制エリアも一部設定。
・モノづくり企業支援に向けた4つの「方向性」

Img_0577(1)高付加価値化に向けて(産官学連携、助成金)
(2)販路開拓に向けて(モノづくりワンストップ相談窓口)
 → 特筆すべきは東大阪市が直接Web上で運営する「東大阪市技術交流プラザ」
   年間70万件をこえるアクセスがあり、多くの新規引き合いを生み出している
(3)操業環境の維持に向けて(住工共生の補助金、用途地区の指定)
(4)人材の育成に向けて
・今年から都市ブランドを「モノづくりのまち」としての事業展開を、近畿大学と連携して取り組んでいる。
ブランディング戦略は、「モノづくりをするなら東大阪」

Q.理念条例とは言え、実際には施策とPDCAサイクルにより、実効果がある条例と感じたところ。東大阪市の都市計画としての住工共生も素晴らしい取組であり、まちの持続性まで考慮されている。持続性ということで、質問したいが、どこの中小企業でも後継者の問題があると思う。後継者問題へのサポート体制はどうなっているのか。
A.東大阪市中小企業振興会議のモノづくり部門会議において、事業承継の促進を議論している。(1)相談窓口の強化(2)事業承継セミナー開催(3)フォローアップ調査と事例レポートの作成などに今年度から取り組んでおり、喫緊の課題と思ってる。これは製造業に限らず、農業も同様で東大阪市中小企業振興会議の農業振興検討部会で援農システムの構築をするよう提言されている。

 昨日の大阪府吹田市と同様、まずは民間企業を元気にすることという意識が徹底している。工場用用地が足りないという感覚は新鮮であった。

 以前も見させてもらったが、最後に議場を見学。

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 視察終了後、お礼を述べ、荒本駅に戻り、生駒駅に移動する。

Adsc_003218 12時、生駒駅に到着。生駒駅には「次世代の夢、リニア新駅を生駒へ」と書かれた生駒市リニア中央新幹線中間駅誘致推進協議会の看板が設置してあった。
 それに比べ、柏崎市には「羽越新幹線構想の実現を!」の看板は無い・・・・。

、昼食のための自由時間となったので、駅周辺の百貨店やスーパーで納豆を買い込み、納豆メーカーの勢力も確認する。

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Adsc_002715 12時35分、「杵屋 生駒近鉄百貨店」(電話:0743-72-2982)に入り、「きつねうどんセット(かやくご飯) 789円」で昼食。
 かなり暑さのなか早歩きでスーパーを周って大汗をかいたので、熱くて塩気のあるつゆが染み込むように美味い。

 13時10分、生駒市役所に入り、13時30分から商工観光ビジョン、シティプロモーションに関する視察となった。
 もちろんのことながら、生駒市役所にも「次世代の夢、リニア新駅を生駒へ」の看板が最上階に掲げられていた。

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 生駒市議会企画総務委員長の成田智樹議員からご挨拶を頂いたのち、早速、商工観光ビジョン策定、シティプロモーションについてご説明頂いた。

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1.商工観光ビジョン策定業務について
・生駒市の「第5次生駒市総合計画(後期基本計画)」(平成26年度~平成30年度)のまちづくりの目標の一つに位置付けられた「5 地域の資源と知恵を活かし、にぎわいと活力のあるまち」の実現に向けて、商工業及び観光の観点から、生駒市全体の産業振興の方向性を示すため、「生駒市商工観光ビジョン」を策定。

2.商工観光ビジョン策定業務における公募型プロポーザルについて

・公募型プロポーザル方式で712万8000円。
・委託内容は基礎調査業務である、(1)商工業及び観光の現状把握(2)事業者ニーズの把握(3)起業意識や支援ニーズの把握(4)商工業及び観光の振興に係る課題の整理

3.生駒市提案型商工観光活性化事業補助金について
Img_0580・「生駒市商工観光活性化提案事業補助金交付要綱」と「生駒市商工業及び観光振興事業補助金交付要綱」の「商工観光振興事業補助金」と類似していることから、両交付要綱を整理し、平成29年度に新たな補助金制度を運用するために制定。
・地域商工観光業の活性化を図るため、市内の商工観光業者等が自由な発想で実施する事業を支援するための補助金制度。
・対象者は、(1)市内で事業を営む者もしくは市内に在住、在勤又は在学する者を含む5名以上を構成員とする組織又はグループ(2)前号に掲げる組織又はグループと協働する市民公益活動団体。
・対象経費は(1)まちの賑わいを創出し、生駒市の認知度向上を図るため、市内において市民との協働により開催するイベント(2)市内事業者等が自由な発想で事業計画を提案し、主体的に実施する事業もしくはイベント(3)その他、市長が適当と認めるもの。

4.商工・観光事業に関し地元大学との連携
・平成22年4月、帝塚山大学に観光経営コースが設置されたこともあり、生駒市、生駒市観光協会、生駒商工会議所、帝塚山大学の4者で協定を締結。
・平成29年度事業として、9講座、イコマブランチ、サロネーゼカフェの開催など。平成28年度は生駒市テレワーク&インキュベーターセンターのセミナー開催と国際交流プログラムを実施。

Q.商工業のなかでも厳しい状況にある小売業について聞きたい。住宅が急激に増えた生駒市の場合には、古くからの付き合いのある小売り店といったものが少ないのではないかと感じる。特に大阪のベッドタウンであり、大阪の中心部から20分で移動できるとなると、数円高くとも地元で買おう、という気持ちが、なかなか起きないのではないかと思う。そういった事に対する消費者のマインド醸成などはビジョン策定の際には議論があったか。
A.行政として、地元の商店街を使ってほしいという事業をするまでもなく、地元の商店街、お店を好きになってほしいという動きが民間から出てきている。商店街が自主的な事業(100円販売、バル、まちゼミ)に取り組んでおり、かなり危機感を持っているように感じている。

5.シティプロモーション
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人口ではなく、ファンの獲得を目指す~生駒市のシティプロモーション。
・生駒市は人口12万人、面積は53平方m。県外就業率全国2位、自然環境と交通アクセスの良さが魅力の住宅都市。電車で大阪都心部まで20分。
・主婦が幸せに暮らせる街ランキング関西2位
・8年連続全国トップレベルの学力
・シティプロモーションの必要性
 順調に増加していた人口が平成30年から減少に転じた。今後10年間の後期高齢者の増が率が1.6倍(全国平均1.3倍)。
→ 住宅都市として、まちの活力を維持するためのプロモーションを実施
・シネアド放送(大阪の映画館での1分間の広告)
・リーフレット「育マチ、いこま」
・PRサイト、転入促進を目的にした子育て世代向けのPRサイトをCMSで構築
・行政施策と交通アクセスがPR素材
 行政施策での差別化が難しいが、大阪市内からの転入者が全体の2割、転入時に行政サービスを調べた人28.4%、転入時に生活情報を調べた人43.3%
・行政だけ、施策頼みのプロモーションは限界がある。住む価値のあるまちを目指す。
→ 生駒市のシティプロモーションのキーワードは「まちのファンづくり」
・まちのファンづくり
 生駒を知り、生駒を好きになって、まちを推奨したり、まちに参画する人を増やす「場」と「ネットワーク」づくり。
・生駒まち宣伝部(転入者・定住者から生駒ファン・アンバサダーへ)
・市フェイスブック「まんてんこま」。全国でも珍しい市と市民が共同で運用するFBページ。毎回、定員を超える応募数があり、行政ではできないお店の紹介なども市民がやっている。

→ 市民一人一人をセールスマンにするためには、その活躍する場を用意しなければならない。
・キッズいこまち探検隊。7回連続講座。
・フォトブック「いこまの愛しい時間」を「未来に残したい生駒の魅力」をテーマに作成(2000部)
・市民活動を動画作成で応援。ショートムービーでまとめ、ファン化につなげる。
・各課のプロモーション支援(例:生駒市オリジナル婚姻届はパートナーへの手紙付き。預かった手紙は3年後にお届け。門出をまちが応援し、まちを自分ゴトに。市職員採用の場もプロモーションの場)
→ 全てのプロモーションで大切にするのは「共感」
・まちのために動く人、まちを好きになる人を増やすことは、ブームや流行にのったPRよりも着実な成果がでる。
→魅力想像の担い手づくり
・新たな活動が続々と生まれるまちへ
 こま市、参道ご縁市、プラレールひろば、イコマ・セレクトファッションショー、雪まつり。
【このまちで暮らす意義やまちづくりの楽しさを伝え、「住み続ける価値のあるまち」をいっしょにつくる。それは生駒のシティプロモーション】

 民間企業を経験された方が担当されていることもあり、感覚が民間の広告会社のようであり、柏崎市として参考にすべき点が多くあった。
 とりわけ、活躍する場を用意しなければ、市民一人一人がセールスマンにならないというr姿勢は、「市民一人一人がセールスパーソン」と言うだけの柏崎市として見習わなくてならない。

 最後に議場を見せてもらったのち、御礼を述べ、生駒駅まで戻る。

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 生駒駅から大和西大寺駅で乗り換え、16時20分、京都駅に到着。

 乗り換えの時間があるため、16時40分、「鶴屋吉信IRODORI」(電話:075-574-7627)に入り、スイーツ男子よろしく「宇治しぐれ 1080円」を食べる。
 さすが1803年創業の老舗、上品なかき氷で、さっぱりとしている。

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 17時9分、京都駅からサンダーバード33号で福井駅に移動し、18時30分、宿泊先である福井マンテンホテル駅前にチェックイン。

Adsc_004126 18時40分、「個室物語 竹取御殿 福井駅前店」(電話:0776-28-3320)に移動し、今日の反省会を兼ねた懇親会に出席する。
 かなり濃い視察内容に加え、暑い中での移動が続いたため、生ビールがぐいぐい入ってしまった。

 21時40分、ホテルに戻り、無料サービスの夜鳴き蕎麦(ラーメン)を食べる。小鉢程度のサービスかと思いきや、フルサイズの醤油ラーメンであった。サービス満点のホテルである。

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 シャワーを浴びたのち、リフレッシュしてから、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

2017年8月23日 (水)

産業建設常任委員会視察1日目(大阪府吹田市)
産業振興条例、行政と民間企業の距離感

 2時、就寝。

 6時に起床し、事務所で急ぎのメールなどを処理する。

 7時30分、大粒納豆、ベーコンエッグ、茄子の味噌油炒め、皮鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 荷物の発送などをしたあと、柏崎駅に行き、柏崎市議会の産業建設常任委員会のメンバーと合流。今日から3日間、中小企業振興とシティセールスをテーマにした視察である。

Jmyouko 8時53分、E653系のしらゆき2号で、上越妙高駅まで移動。巻き返しを図っているというものの、まだ駅周辺が寂しい上越妙高駅である。
 改めて、羽越新幹線構想を実現するため、上越(直江津、柿崎など)、長岡、そして我が柏崎市が汗をかかねばならぬことを実感。

 9時58分発の北陸新幹線「はくたか553号」で金沢駅に向かう。

 11時2分に金沢駅に到着し、11時24分発のサンダーバード20号に乗り換え。

Adsc_000301 12時過ぎ、車内にて、金沢駅で購入した「能登牛焼肉弁当 1480円」(米心石川 電話:076-249-5188)で昼食にする。
 甘めのタレで仕上げた柔らかい能登牛のバラ肉が、石川県の品種「ひゃくまん穀」のご飯の上にのっており、肉の脂身とご飯の甘みを噛みしめ口中が濃厚になったところへ、パプリカとピーマン、春雨のマリネでさっぱりするというルーティンを楽しんだ。

 14時、新大阪駅に到着。在来線で吹田駅に向かう。

 14時20分、吹田駅から吹田市役所まで徒歩で移動。吹田市役所の地下には福祉コンビニが入っている。

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Img_0568 14時30分から「商工振興ビジョン2025・産業振興条例」についての視察をさせてもらう。
 冒頭、吹田市議会・野田泰弘副議長から千里ニュータウンや太陽の塔をはじめとする吹田市の現状説明(人口37万人、面積はおよそ36平方km、大学のあるまちであり、市内に15の鉄道駅がある)を含めた歓迎のご挨拶を頂戴した。

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 続いて、都市魅力部地域経済振興室から「吹田市産業振興条例」について説明を受ける。主な内容は以下の通り。

1.吹田市における条例制定過程
 平成21年4月1日「吹田市産業振興条例」が施行

【条例制定の経緯】
平成13年~平成17年 共産党による要求
 条例の制定について研究、検討をする方向
平成18年~商業活性化に関する条例の要望
 吹田市商業団体連合会による条例を求める要望
 全大阪小売商団体連盟が要望書を自民党府議会議員に提出
平成19年~商工振興条例として検討
 吹田市商工業振興対策協議会の下部組織である「商工振興施策検討部会」において条例制定に向けての議論が始まり、のべ6回開催。吹田市案、商工会議所案、民商案を検討し、その後に中小企業家同友会からも条例案の提案
→ 最終的に事務局でまとめて提案する方向で了承
平成20年~全ての産業を対象に検討
 平成20年4月8日の吹田市商工業振興対策協議会において了承され、「(仮称)産業振興」の審議が始まる
 平成20年8月6日以降、条例検討部会で3回、競技会で1回検討
 平成20年11月~12月にパブリックコメント実施(25人から60余りの意見)
 平成21年1月に最終条例案を策定
 平成21年3月議会で議決

2.吹田市産業振興条例の概要
Img_0569 産業の振興に関する基本理念及び施策の方針を定め、市、事業者、経済団体及び市民の役割を明らかにすることにより、産業基盤の安定化及び強化並びに地域経済の循環及び活性化を図り、就労機会の増大及び安心安全な市民生活の確保に資するとともに、調和のとれた地域社会の発展に寄与することを目的としている。
 基本理念の3つは以下の通り。

(1)産業の振興は、市が市民、事業者及び経済団体等との協働の下に産業の振興のための施策を行うことにより推進しなければならない。
(2)産業の振興は、事業者の自助努力及び創意工夫による取り組みを基に推進させなければならない。
(3)産業の振興は、中小企業者の発展を基に推進させなければならない。

 施策の方針は、創業支援、事業者の定着促進、企業誘致、地域商業の魅力向上、都市型工業の推進、農業の振興、観光事業の推進、人材育成、雇用促進、中小企業者の受注確保、小規模企業者の経営支援など明記している。

3.産業施策を推進するため必要な会議の開催状況
 吹田市商工業振興対策協議会を設置し、条例制定以降平成28年までに29回を開催。

4.条例施行後の状況(成果)
(1)起業家交流会の開催
 起業家や起業を志す人などの情報交換や学びの場
(2)事業所実態調査の実施
 市内事業者の実態やニーズ把握
(3)企業誘致施策の実施
 吹田市成長産業特別集積区域における優遇税制
(4)産業振興条例に基づく補助金の創設
 地元企業等協働研究開発事業補助金、地元雇用促進補助金、地元企業発注促進補助金、企業定着型環境配慮事業補助金
(5)吹田市中小企業ホームページ作成事業補助金の創設
 ホームページの新規作成を行った中小企業者に対する補助金。

5.これからの課題
 吹田市産業振興条例の目的と理念の具体化に向けた産業振興施策の推進
 吹田市産業振興条例の理念と事業者、経済団体、市民の役割を広く市内に浸透を図る
→ 吹田市商工振興ビジョン2025を策定
  商工振興ビジョン自体は平成8年から10年間計画で策定されており、第3期のビジョンとして2025を制定。
  「地域経済の循環及び活性化による都市活力の創造」を基本理念としたビジョンを新たな指針として、限られた財源の中で、予算を効果的に配分し、商工振興施策を推進していく。

 続いて、吹田市商工振興ビジョン2025についての説明を受けた。

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1.吹田市の概要と特性
 大阪府の北部に位置し、36平方kmに37万人が住み、交通の便に恵まれた地。

2.吹田市の商工振興の現状と課題
 従業者規模1~4人の事業者が半分以上であり、100人以上は1%程度。
 そのため吹田市の経済を支えているのは中小企業。
 卸売業販売額は大阪府内では第3位。全国第36位。奈良県の約1.5倍。
 開業率が高く平成26年で、開業率9.91%で大阪で1位。廃業率は7.8%。
<大阪府との連携>
 吹田市の成長特区(大阪大学吹田キャンパス、国立循環器病研究センター、北大阪健康医療都市の一部)
 市税と府税を5年間ゼロ+5年間1/2軽減
 企業立地促進奨励金(固定資産税の1/2相当の奨励金、5年間年間上限額1億円)

3.吹田市商工振興ビジョン2025について
Suitav2025 旧ビジョン(平成18年~平成28年)の吹田市商工振興ビジョンを検証し、各事業の実施状況について偏りがあること、融資関連施策が位置づけがされていない、販路開拓の支援についても位置づけがされていなかった。
 旧ビジョンが策定され、産業振興条例が策定されたが、逆に旧ビジョンの本来の意味が薄れてしまった。
 ビジョン2025では、実質的な指針となるよう、基本理念なども定め、さらに実効性を高めるために事業内容、事業実施の報告性、成果指標及び目標値を明確化。
 吹田市商工業振興対策協議会(14名)には3つの部会

(1)商業の活性化に関する要領・要綱策定作業部会
 「地域における商業の活性化に関する要綱」「商店街等に求められる具体的な地域貢献策の例」などの策定
(2)事業所実態調査作業部会
 「全事業所実態調査」に実施にあたっての調査項目の検討、調査実施後の回答内容の分析
(3)企業誘致・企業家支援施策検討作業部会
 吹田市における企業誘致施策の方向性についての議論を行う。

を設置し、現状の産業振興施策における課題を見つけ出し、課題解決に向けた議論を行った上で、新たな事業提案、事業実績に対する施策評価について、継続的に議論を行っている。
・地域経済振興室の組織命題
 「地域産業を活性化させ、 以って、雇用促進を図る」

→ 市内の企業、住民が元気になることにより、税収が増加し、住民福祉の増進につながる。
・「市民、中小企業者だけではなく大企業者も含めた事業者、そして経済団体等と協力することで、市民にとっても市内事業者にとっても、よりよい地域社会を築いていくことが求められる」

→ 「地域経済の循環及び活性化による都市活力の創造」を基本理念としたビジョンを新たな指針として、限られた財源の中で、予算を効果的に配分し、商工振興施策を推進していく

 説明ののち、質疑応答となったので、率直な感想と一つだけ確認をさせてもらった。

Q.まず最初に感想とすれば、行政、民間の商工業者の距離感が近い(ビジネスマッチングまで橋渡しをする)というところに驚いた。質問というよりは確認したいことがある。こういった条例やビジョンを作るまでは多くの人が頑張るが、その後の継続的な取り組みがなかなか難しい。進捗管理と中間見直しをする吹田市商工業振興対策協議会の役割について、もう少し詳しく教えてほしい。
A.年4回、2時間程度の会合を持ち、意見を頂戴している。あくまで意見を頂戴し、実働するのは行政。

 まずは市内の企業を元気にし、まちを活性化させる(まずは民間企業が儲かること)という意識が我が柏崎市の行政とは大きく異なる。
 この意識は柏崎市政に反映しなければならない。

 最後に解放感ある議場を見学させてもらった。

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 16時過ぎに終了となり、お礼を述べ、吹田市役所を後にした。

 17時30分、宿泊先である「スーパーホテルなんば・日本橋」にチェックイン。

Adsc_000603 シャワーを浴びたのち、18時30分、「焼とんyaたゆたゆ 難波千日前」(電話:06-6643-8108)に移動し、委員会メンバーと今日の反省会を兼ねた懇親会に出席する。
 廃材を利用した店内の雰囲気が良く、また焼酎も色々な銘柄が取り揃えてあり、「櫻井」「鷲尾」など、どこかの政治家で聞いたような名前の焼酎を出席者で話題にしながら楽しんだ。

 21時過ぎ、日本大学で同じ哲学専攻であった某氏と日本橋で待ち合わせ、久々の懇談。

 話が盛り上がり過ぎてしまい、24時近くにホテルに戻る。

2017年8月22日 (火)

平成28年度決算事業評価対象の選定
平成29年度中越地区市議会合同議員研修会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、めかぶ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Dsc_0001 9時40分、市役所に移動し、10時から決算特別委員会産業建設分科会に出席する。
 まずは今年の決算審査で評価対象とする施策及び事務事業の選定であり、所属会派の意見として、市民交流観光の推進について評価すべきとの意見を述べさせてもらった。
 結果、今回の決算で評価対象となったのは、以下の通り。

・活力と創造性に満ちたまちを目指して
施策:地場産業の振興
   市民交流観光の推進

  (第四次総合計画上の位置づけ:3-1-3)
事業:
(1)北陸新幹線観光誘客事業(07-01-03-079-028-001)
  <継続事業>予算額207万円 執行額194.3万円
(2)かしわざき魅力再発見・誘客推進事業(07-01-03-079-037-001)
  <新規事業>予算額339.4万円 執行額328.4万円

Dsc_0004 12時から所属会派「決断と実行」の会派会議となり、先般の水害対応の議会としての動き方(柏崎市議会災害支援本部の在り方)の整理、議会運営委員会の報告、政策検討会議への会派から1名の選出などをしながら、「やぶ」(電話:0257-22-3482)からの出前「カツ丼」で昼食をとる。

 13時30分、議員有志にて車に乗り合わせて十日町市に向かう。

Dsc_0005 14時20分、道の駅「クロステン」に到着し、14時30からの平成29年度中越地区市議会合同議員研修会に出席する。
 まずは十日町市議会の庭野政義議長、十日町市・関口芳史市長からの歓迎のご挨拶を頂戴した。

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 14時45分から新潟県立十日町病院の吉嶺文俊院長を講師とした講演「新潟から明日の医療を考える」となった。
 主な内容は以下の通り。

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1.新潟県の日本一
・新潟県の日本一は実は多い。
 石油、天然ガス、平均身長、茄子や枝豆の摂取量、土器の発掘量など
・地域から地球を変えよう、新潟から世界を変えよう
ローカル→グローバル

2.ワイングラスから独楽(妻有の医療)

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・十日町病院の半年1050症例を調査したところ、主訴の上位10項目で延焼令の約半数、上位25項目で約80%を占めた。逆を言えば、25項目の主訴に対応すれば、80%の症状に対応できる。

3.我が事・まるごと「地域包括ケア」
・具合が悪くなったら病院へ。でもなかなか良くならずに寝たきり、そして施設へ。
 ここから離れゆく、家族、若者、そして過疎へ
→ 具合が悪くなる前に早めの手当てを受け、すぐに回復、住み慣れた家に戻る
  これで甦る。家族の絆、ご近所さんの絆、故郷に住む喜び
・「集める医療」と「出向医療」(稲刈診療、集会所診療、訪問看護、薬剤師訪問)のバランスが重要
→ 連携ノート(主治医、訪問看護、デイサービス、ヘルパー)
  要介護認定を受けた人が利用する情報交換ノート
・生活の質(QOL:Quality of life)
 あなたにとって生活に最低限必要なものは何か
 あなたの理想的な暮らしは何か
→ QOLは測ることができず、分からないのが本質
・誰のための連携か
 医者の視点ではなく、患者・住民の視点からの連携へ
・病院の世紀の理論
20世紀:治療医学の時代、医学的な意味での正常を目指す、医学モデル、究極の原因はない
21世紀:QOLの時代、健やかな暮らしを目指す、生活モデル、原因は無数にある
→ 治療医学の敗北ではない、高齢化の問題ではない、コスト削減の問題ではない
・地域包括ケアシステム
 <医療・看護><介護・リハビリテーション><保険・福祉>

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・2018年が惑星直列
 診療・介護報酬同時改定(6年に一度)
 → 2025年より前の実質的に最後
 地域医療計画・介護保険事業(支援)計画
 → 今回より3年ごとに
 国民健康保険の都道府県化
 医療費適正化計画第3期スタート
 → 強力な保険者インセンティブ
・新潟県は老年医療費が最も低い都道府県の一つ
・主役は市民、専門職はサポーター、地域は舞台、行政は仕掛け人

4.健康ファイルでぴんぴんころり
・高度な対話・・・ナイトスクール
 住民と医師が直接話し合う
 地域が変わる、行政が変わる、議員が変わる、首長が変わる
→ 病気や健康に関するさまざまな情報を入れた健康ファイル
・高度な情報管理
 母子手帳の最も重要な意義は、妊娠期から乳幼児期までの健康に関する重要な情報が、一つの手帳で管理されること。
 異なる場所で、異なる時期に、異なる専門職が母子保健サービスを行う場合でも、これまでの記録を参照するなどして、継続性・一貫性のあるケアを提供できるメリットがある。
・あなたのサマリーを書いてくれる医師、それが主治医。

5.次世代医療人の養成
・都道府県の意志の偏在
 医師数は西高東低
・新潟県内の医師地域偏在
 全国平均は新潟医療圏のみ(なおかつ旧新潟市部に集中)
・総合診療専門医
 生活主治医:守る・支える、プライマリ・ケア、家庭医療、地味
 初期対応:こなす、さばく、ホスピタリスト、ER(緊急)、派手(ドラマ化)

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 会場を大ホールに移し、16時から情報交換会となった。この時間からビールを飲んで良いものは悩むものの、中越地区の同志の若世代の議員はもとより、5期、6期のベテラン議員も多くいるので、色々な経験談を聞ける貴重な機会。ビールを注ぎつ、注がれつつ、それぞれの地域の課題、新潟県全体に関係する課題などについて情報交換を行う。

 十日町市を含む魚沼地方では、飲み会の場において「天神囃子」を歌ってからでないと、席を立って、他の席にお酌にまわるのは許されないという文化がある。その「天神囃子」も地区によってそれぞれに違うという。
 今回は、十日町市議会、そして関口芳史市長による「天神囃子」が歌われた。

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 17時、事務仕事が溜まっているため、申し訳なく中座。

 18時すぎ、事務所に戻り、明日からの出張に行けるよう、溜まっていた事務仕事を片付ける。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、ビールを飲みつつ、資料を読み込む。

2017年8月21日 (月)

外国人消防団員、一度断った岐阜市が受け入れ

 6時に起床し、事務所で事務仕事。明日から出張が続くため、前倒しでできる仕事は先に片づける。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、蒸し茄子、冷奴、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから銀行や郵便局をはじめ、所用を済ませるため市内まわり。

 12時、一旦、事務所に戻って、部品を持ち、パソコンのメンテナンスで某事務所に伺う。

 13時40分、妻と「麺屋 次男坊」(電話:0257-37-1554)に行き、「チャーシューメン 920円」にトッピング無料クーポン券を使って「バラのり 150円」を追加したのりチャーシューメンで昼食。

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 14時20分、事務所に戻り、依頼された資料を作成する。

 16時、17時40分と事務所に来客があり、意見交換。

Sdsc_001111 18時50分、妻が作った鶏ドラムスティックのポン酢煮こみ、グリーンサラダ、ナチュラルチーズの盛り合わせ(チェダーチーズ、ミモレット、ブリーチーズ)、小粒納豆と梅肉の和え物、茄子の漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、引き続き、事務所で事務仕事を行う。

 岐阜県岐阜市が、これまで断っていた外国籍住民の消防団への入団を一転し、受け入れるという。
 既に外国籍、とりわけ留学生を機能別消防団員として迎えている愛媛県松山市や滋賀県草津市の事例があり、私としては地域防災力の向上はもとより、シティセールスにも資するとも捉えており、これまで認めていなかったという事に驚いた。
 機能別消防団をはじめ、制度設計さえきちんとすれば、災害時に外国人対応のサポートをお願いすることもでき、参政権(外国人参政権には絶対に反対)などとは別の考え方で良いと考える。

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 実際、私の妻は台湾国籍のままであるが、外国籍消防団員として柏崎市消防団にお世話になっている。
 日本の地方に住む外国人は多くなってきており、排除するなどという排外的な事ができない以上、外国籍消防団員が必要な時代であろうと思う。


平成29年8月22日『朝日新聞』

消防団に外国人受け入れ
いちど断った岐阜市、方針転換

 岐阜市は今年度から、それまで認めていなかった外国籍住民の消防団への入団を認めた。担い手が不足する団員の確保を図りたい考えだ。
 市消防本部によると、2009年度に設置した市消防団検討委員会で、消防団の活動が「公権力の行使」にあたる場合があるとして、日本国籍を持たない人の入団を認めない方針を決定。昨年4月、トルコ国籍の人が入団を希望したが断ったという。
 この対応を問題視した市議が昨年6月に市議会で質問。市は外国籍住民の入団は「地域の防災力向上に資する」などと答え、方針転換を検討する意向を示していた。
 市は新たに内規を設け、永住権取得などを条件に外国籍住民の入団を認めることに。今のところ入団した外国籍住民はいないという。市の担当者は「団員不足の解消につなげるとともに、多文化共生社会の中で地域の防災力を高めていきたい」と話した。

2017年8月20日 (日)

追悼・自民党・長島忠美衆議院議員(元山古志村長)

 2時、就寝。

 8時に起床し、大粒納豆、生卵、たらこ、焼き海苔でご飯をかっこんで朝食にする。

 喪服に着替え、妻とともに愛車で長岡市の旧山古志村に向かう。本来であれば、議会として「子どもお仕事体験塾」の子ども議会のお手伝いの予定であったが、弔問のため他の議員にお願いした。

 9時30分、昨日に急逝された元・山古志村長であり、自民党新潟県連会長の長島忠美衆議院議員のご自宅に伺い、ご冥福をお祈りするとともに、これまでのご指導への御礼とご恩返しができなかったことを申し訳なく思い、手を合わせた。
 ご本人の眠っているような安らかなお顔を見て、胸がいっぱいになってしまい、ご遺族にかける言葉もでず、涙があふれてしまった・・・。

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 今月6日、私ども夫婦の結婚披露宴で一番最初に、奥様と一度も喧嘩をしたことがない、という味のある来賓祝辞を頂戴したばかり。あれから、たった二週間しか経っていない。

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 これまでの市議会議員選挙でも応援弁士としても駆けつけて頂き、柏崎・刈羽長島クラブ全国災害ボランティア議員連盟でもお世話になることが多く、恩返しができなかったことが悔やまれる。
 まだまだ働き盛りであり、新潟5区だけではなく、新潟県、いや日本として必要なお方であった。奥様からは「本人がやりたいこと多くあって、一番悔しかったのではないか」ともお聞きした。
 とにかく残念であるが、心からご冥福をお祈りし、ご指導頂いたことを着実に日々実践していきたいと思う。

Sdsc_000303 12時過ぎ、自宅に戻り、豚モモ肉にハチミツを塗ったのち、小麦粉をまぶして焼き、最後におろし生姜と醤油、酒で作ったタレを入れた甘めの豚生姜焼き、ご飯1杯、茹でたグリーンアスパラ、低脂肪乳で昼食にする。
 豚の生姜焼きならご飯2杯のはずだが、あまり食欲がわかず1杯のみ。

 13時から市外からお越しになった某ご家族のご案内。福浦八景を中心に、写真映えする場所を中心にご案内させてもらった。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Sdsc_000505 18時40分、妻が作った酢豚、新製品という有機栽培の空豆の豆苗、茹でブロッコリー、オクラと小粒納豆の和え物、茄子の漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 やはり気分が晴れないので、食事をとりつつ映画版『四月は君の嘘』のDVDを観る。

 21時から本を持って、長風呂。

 24時、就寝する。

2017年8月19日 (土)

祝!柏崎青年会議所創立60周年記念式典・記念祝賀会

 2時、就寝。

 4時過ぎ、緊急の連絡が入り、昨晩に自民党・長島忠美衆議院議員がお亡くなりになったとのことであった。一気に目が覚めてしまい、メール等で関係者へ周知。その後も眠ることができず、朝まで過ごす。

 8時、大粒納豆、甘塩鮭、昆布漬けたらこ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は各方面からの電話対応やメールなどの事務仕事。

Dsc_0001 12時30分、大量に余っていた長葱の固い青い部分を刻み、おろしニンニク、玉葱、人参、豚バラ肉切り落とし、片栗粉、小麦粉、卵を煮干し出汁で溶いて焼いた葱焼き、低脂肪乳、ヨーグルト、梅干しで昼食をとる。
 葱焼きには醤油と思っていたが、ビンゴソースも悪くない。

Img_0560 身支度をしたのち、13時30分、文化会館アルフォーレに移動し、14時からの柏崎青年会議所創立60周年記念式典に来賓&OBとして出席。
 九州の大雨災害をはじめ、亡くなられた方への黙祷を行ったのち、母校である柏崎市立柏崎小学校の児童によるマーチングバンドから始まった。

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 現在では、ぎおん柏崎まつりの重要なイベントの一つとなっているマーチングバンド。これはいまから40年前、柏崎青年会議所創立20周年記念事業として取り組みが始まり、創立40周年記念事業として「第1回柏崎マーチングバンドフェスティバル」が開催されたもの。
 地域の活性化にかける思いが実った事業であった。

Img_0562 開式宣言、国歌斉唱、たぶん文化会館アルフォーレで歌うのは2回目であろうJCソング斉唱、JCI Creed唱和、JCI Mission並びにJCI Vision唱和、JC宣言文朗読、綱領唱和と進み、「前へ!~受け継がれてきた熱き想いを胸に~」をスローガンにした第61代理事長によるアツい挨拶、よく考えたら3人ともJCのOBである柏崎市長、刈羽村長、柏崎商工会議所会頭からの来賓祝辞と進んだ。

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*第37代理事長

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*第36代理事長

 スポンサーLOMである長岡青年会議所への感謝状贈呈、柏崎青年会議所のこれまでの歩みを歴代理事長とともに振り返る映像や直近の理事長への感謝状贈呈などもあり、15時50分に終了となった。

 一旦、自宅に戻り、急ぎのメールなどを処理。

Dsc_0002 16時40分、柏崎市民プラザに移動し、17時からの記念祝賀会に出席する。60周年の還暦にかけた「柏崎JC大環謝祭」と題した記念祝賀会は、会場内をえんま市のような屋台や出店を用意し、祭りの雰囲気を演出してあり、他の地域からお越し頂いた青年会議所メンバーへのおもてなしも十分であった。
 鏡割りと同時に鯛の塩釜焼きをそれぞれのテーブルで割る演出も心憎い。

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 途中には、先日の私の結婚披露宴でもお願いした日本海太鼓の力強い演奏も行われた。(すっかり演奏に夢中になったため、写真を撮り忘れ)
 また、現役時代に出向していた2008年度の新潟ブロック協議会のメンバーをはじめ、久々に会う他の地域のJCメンバーとの再会、思い出話で盛り上がった。

 18時20分、お約束の「若い我ら」で会場全体が一体化したところで、閉会。

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 現役時代は50周年事業が中越沖地震で吹っ飛んでしまい、55周年事業文化会館アルフォーレを使ったが、その時も準備は大変であった。
 記念祝賀会もここまで用意した今回の60周年は、さぞかし準備が大変であったかと思う。現役メンバーには感謝である。

 二次会などのお誘いもあったものの、相談を受けていた件もあり、18時40分、事務所に戻る。

 19時過ぎ、事務所に来客があり、相談を受ける。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、来週の行政視察に行く前に必要な知識のための資料を読み込む。

2017年8月18日 (金)

柏崎市議会議員定数を適正化するよう求める請願
番組『海幸山幸の詩』柏崎にて収録

 2時、就寝。

 6時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、愛車で長岡市に移動。

 8時過ぎから検診など長岡市内での所用を済ませる。

 急いで柏崎市内に戻り、10時20分、遅参となったが議会運営委員会に委員として出席。

Dsc_0001 主な議題は以下の通りであり、私自身は議会運営委員なので紹介議員になることはできなかったが、「柏崎市議会員定数を適正化するよう求める請願」が提出された。
 これまで何回ともなく、議員定数削減の議案を提出し、色々な理由をつけて否決され、前回の平成27年6月定例会でも否決された。
 今回は、あくまで適正な数を議論するよう求める請願であり、否決のしようもないであろう。
 平成29年9月20日の議会運営委員会での審査となる。

1.9月定例会議について
(1)日時:9月5日(火)午前10時
(2)一般質問:通告は8月23日(水)午前9時~29日(火)正午まで

2.請願について
・柏崎市議会員定数を適正化するよう求める請願
 9月20日(水)9時から請願者が趣旨説明を行う。
 その後、10時から議会運営委員会で審査。

3.議会基本条例の検証を踏まえた今後取り組みについて
・平成29年9月定例会議終了までに各会派が提案
→ 年度内に行う。

4.政策検討会議の立ち上げについて
・各会派から1名を出す(テーマはフードロス)。
・政策ビラの件は、総務省からの情報提供待ち。

5 仮題「柏崎市議会員の声」ご提案について
・FMピッカラでの番組は再度、検討を要する。
→ 新庁舎建設や防災ラジオ等で利害関係者となることも関係。


柏崎市議会議員定数を適正化するよう求める請願

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(趣旨)
 柏崎市議会議員定数を適正な数にすること。

(理由)
 平成21年2月定例会における「柏崎市議会議員定数の削減に関する請願」提出以来、8年が経過しました。この間、柏崎市議会は大きく変化を遂げていること、一市民として心強く感じております。
 平成21年9月の「議会改革に関する特別委員会」設置を皮切りに、平成22年9月議会で条例が改正され、平成23年4月に行われた統一地方選挙以降の議員定数は30名から26名になりました。その後も平成25年3月に議員倫理条例の制定、5月に通年議会の実現、6月に常任委員会の改編、平成26年6月に柏崎市議会基本条例制定、平成27年11月から市内各地での議会報告会開催、そして各種情報公開など、全国に先駆けて議会改革を進めてきたことに敬意を表します。
 議員定数26名になる前には「議員を減らせば議会の力が弱まる」との声もありましたが、柏崎市議会では議員定数削減後に議会機能が強化され、議員の役割や活動原則が明確になり、より市民に開かれた議会になっていると感じるところです。
 その一方で、現在の議員定数についての議論がまったく進んでいないことを危惧しております。
 なぜなら平成26年12月定例会議、および平成27年6月定例会議において議員定数の見直しを求める議案が提出されていますが、いずれも議論が不十分であることを理由に否決され、議会自らが検討するとの意見がだされているからです。
 そして今年3月に公表された柏崎市議会基本条例の検証結果によれば、議員定数についての評価は「C:できていない(分析と見直しが必要)」でした。理由は議員定数が適切かどうかの検証を行っていない為であり、今後は検証体制の構築や現状分析等、本質的な取り組みが必要であると明記されています。
 柏崎市の人口は年々減少しています。議員定数26名となった平成23年4月末人口は90,859人でしたが、平成29年5月末人口は85,766人で、今後も減少していくことが予測されます。 
 平成27年7月に発行された全国市議会議長会のデータによれば、人口5万人~10万人未満の自治体の平均的な議員数は21.9人だそうです。
 また柏崎市職員も、適正な数になるよう順次検討が進められていると聞いております。
 市の人口動態および全国的な情勢を鑑みても、市職員と同様に議員の数も適正化するべきと考えます。
 以上のことから、適正な市議会議員定数について速やかに検討を行い、現行人数を見直していただくことを請願いたします。


 会議終了後、会派室で諸雑務。

Dsc_0005 12時30分、東京都内から取材に来たジャーナリストで予備自衛官でもある葛城奈海さん、カメラマンと合流。
 せっかく柏崎にお越し頂いたので地元食材の料理と思ったものの、お店の休業や時間の関係でお店のチョイスが難航。昭和に戻るをコンセプトにし直し、「やぶ」(電話:0257-22-3482)に入って、定番の「五目中華 820円」(私とカメラマンは大盛りで+100円)で一緒に昼食をとる。

 食後から17時過ぎまで柏崎市内での循環農業、有機肥料についての番組『海幸山幸の詩』の取材に同行。

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 途中、日本海フィッシャーマンズケープで食材を買い込む。シイラを買いたいと思ったものの、財布と相談し、断念。

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 18時30分、自宅に戻り、シャワーを浴びる。

Dsc_0007 18時50分、今日購入したブリカマの塩焼き、シメ鯖、たらこスパゲティ、茄子の漬物、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 食事、呼び出しの電話があり、母に送ってもらい、某所に移動。

 23時、帰宅し、録画しておいた番組を一気に観る。

2017年8月17日 (木)

台湾:日本人の入境を優遇、パスポートの残存有効期間を短縮

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、カニかま入りスクランブルエッグ、たらこ、白菜と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から事務所にて、ブログや溜まりに溜まったメールの返事などを書く。

Gdsc_00011 13時、そうめん(揖保の糸)を1分30秒ほど茹で、野菜天ぷら(育ち過ぎた大きなオクラ、グリーンアスパラ、茄子)とともに昼食にする。
 つゆは、焼きアゴ干し、干し椎茸に加え、冷凍しておいた鶏骨スープのWスープにし、薄口醤油で仕上げた。

 食後からのブログやメールなどを書く。7月中旬から会社の決算や結婚披露宴の準備、各種総会の資料作りや出張、相談など、ここ数年では仕事量がかなり多い日が続いたので、やるべき事全体が遅れてしまっている。

Gdsc_00062 18時20分、某肉屋さんの鶏モモ焼き、サーモン塩焼き、カニかま、冷奴、ピーマンと人参も入れた麻婆茄子、小粒納豆と梅肉の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 昼にそうめんでかなり炭水化物を取り過ぎたので、軽めの夕食となった。

 食後からも事務所で事務仕事。

 23時、月刊誌をもって長風呂に入る。

 これまで日本人が台湾を訪問する際には、日本人のパスポートの残存有効期間が3か月以上必要であったが、先日、それを緩和し、「予定滞在日数以上」にすると台湾政府が発表した。
 このように緩和されたのは、アメリカと日本のみ。その他の国は、パスポートの残存有効期間6か月以上でなければ入国はできない。
 台湾の現政権の外交姿勢がよく分かる緩和である。

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2017年8月15日『中央通信社』

日本人の入境を優遇
台湾、旅券残存有効期間を
「予定滞在日数以上」に

 外交部は15日、日本人が中華民国(台湾)にビザ(査証)なしで入境する場合に必要なパスポートの残存有効期間を従来の「3カ月以上」から「予定滞在日数以上」に緩和すると発表した。同日施行された。外交部は日台の友好関係と平等互恵を考慮した上での措置だとしている。
 台湾と日本は滞在日数が90日以内の場合にビザを免除する措置を相互に実施している。だが、入国時に求められるパスポートの残存有効期間については、台湾側のみが「3カ月以上」の制限を設けていた。
 
台湾のビザ免除対象国は59カ国。そのうち、パスポートの残存有効期間を「予定滞在日数以上」とする優遇措置を提供しているのは米国と日本のみ。その他の国は「6カ月以上」と規定している。

2017年8月16日 (水)

新潟県など沿線6県で羽越新幹線整備PT
実現のための要所となる柏崎市

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷や奴、豚肉入り肉味噌、若布と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 先日の結婚披露宴にもご出席頂いた自民党・長島忠美衆議院議員が脳卒中で入院されたとの報が入った。新潟県のみならず、日本として必要なお方だけに大事になっていないことを祈るばかり。

 午前中は事務所でパソコンを修理するためのパーツの整理。古い部品も捨てたあと、やっぱり必要というパターンもあるので、選ぶのが一苦労である。

 11時過ぎ、親戚が来たので、懇談。

 12時30分、ピーマンと人参、玉葱で作った野菜かき揚げ、布海苔入りの乾麺のへぎ蕎麦で一緒に昼食をとる。

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 14時過ぎから資料のお届けなどで市内まわり。

 16時30分、事務所に戻り、依頼された過去の資料を探す。紙の山もまだ多くあるので、目的の文書を見つけるのが大変である。

Fdsc_0003 親戚が集まったので、18時40分、母の手作り餃子、グリーンサラダ、トマト、刺身(サーモン、鮪、イカ)、胡瓜の漬物、キムチをつつきながら、ビールや頂き物の甲州ワインの白を飲む。
 焼き餃子に冷たい白ワインも悪くない。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 山形県の呼びかけで、我が新潟県を含む沿線6県で羽越、奥羽両新幹線のフル規格での整備を目指すプロジェクトチーム(PT)が設立された。

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 本来であれば、我が新潟県が呼びかけるべきであった。既に北陸新幹線、上越新幹線が整備され、あとは上越-柏崎-長岡間さえつなげば、新潟県縦貫高速鉄道網ができ、羽越新幹線構想の実現にも一歩進む。
 これは、私の世代ではなく、次の世代のためであり、企業誘致はもとより、観光産業の発展などを願ってのこと。
 日本の新幹線などの高速鉄道網は世界有数と思っている日本人は多いが、それは既に昭和の幻想となっており、フランス、ドイツ、中国はもとより、アジアの新興国も高速鉄道網を整備し、【国土を時間的に小さくし、仕事の質を上げる】ことに国を挙げて取り組んでいる。
 兎にも角にも、羽越新幹線構想実現のためには当事者となる柏崎市が市民とともに一緒に声を上げる必要がある。
 そういった雰囲気を作るためにも、議会での一般質問や委員会質疑など活発に行っていきたいと思う。


平成29年8月10日『新潟日報』

羽越、奥羽新幹線整備
早期実現へPT設立
本県など沿線6県参加
山形で初会合

 羽越、奥羽両新幹線のフル規格での整備を目指し、本県など沿線6県でつくるプロジェクトチーム(PT)が9日、設立された。同日、山形市で初会合が開かれ、両新幹線を活用した地域の将来像づくり、費用対効果の算出や整備手法の研究に6県が共同で取り組むことを決めた。2019年度をめどに検討結果をまとめ、政府への要望や機運の盛り上げに生かす。
 1972年に国が基本計画に位置づけた北陸、北海道両新幹線は完成に一定のめどが立ったが、翌73年に基本計画に入った羽越、奥羽両新幹線は進展がないため、早期着手を期してPTを設立した。
 初会合には本県と山形、秋田、福島、富山、青森の各県から交通政策の担当課長らが出席した。
 冒頭、PT設立を呼び掛けた山形県が「両新幹線は災害時の代替機能、太平洋側と日本海側の格差是正などにつながる」と強調。「意義や必要性に関し、より説得力のある効果的な要望、提案を展開したい」と述べた。
 冒頭以外は非公開で、山形県によると、各県の現状や課題を共有し、今後の検討の進め方を議論したという。
 
本県から出席した斎藤光雄・県交通政策課長は終了後、「両新幹線は日本海国土軸の強化になる。PTの一員として、連携して取り組んでいきたい」と話した。今後は2、3カ月ごとに会合を開く方針で、次回は10月ごろ秋田県で開催する。

2017年8月15日 (火)

終戦72年目の靖國神社参拝
旧満州柏崎村開拓団慰霊碑「白亜双柱」にて献花

 6時に起床し、シャワーを浴びる。

Ddsc_004545 7時30分、ホテル1階でビュッフェ形式の朝食。小粒納豆、茹で卵2個、シューマイ、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ひじき煮、牛乳、オレンジジュース、スーパーホテルらしい充実した有機野菜のサラダ、豚汁、シラス、明太子といった内容で、ご飯2杯を食べる。

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 ホテルをチェックアウトし、8時40分、靖國神社に到着。草莽全国地方議員の会のメンバーと合流し、昨年と同じように今回から参加する新しいメンバーとの名刺交換や従来からのメンバーと近況報告や情報交換を行う。

 9時から「靖国神社を参拝する全国地方議員の会」として、参拝。

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 参拝後、沖縄のみならず、全国的に活躍している我那覇真子女史をはじめ、知った顔の皆さんにご挨拶する。

 11時過ぎ、雨脚が強くなってきたこともあり、帰路につく。途中、コンビニで購入したアメリカンドッグ、サラダチキン、牛乳で昼食。

 14時20分、自宅に到着したものの、雨や汗で服がひどい事になっているので着替え。

 14時50分、赤坂山の博物館横にある満州柏崎村開拓団の慰霊碑「白亜双柱」に移動する。一昨年、戦後70周年ということで、やっと旧満州柏崎村開拓団慰霊式典が行われた、今年はもう献花台を用意しないと思っていたが、櫻井市長の判断により献花台が用意された。
 犠牲となった121人の方の事を風化させることなく語り継ぐことを誓いつつ、花をお供えした。

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 買い物などをし、17時、自宅に戻る。

Ddsc_004848 18時、姪っ子がお泊りしているため、辛みを抑え、長葱で作った葱油を隠し味に使った麻婆豆腐、頂き物のゴーヤを使ったゴーヤチャンプルー、茄子の漬物、小粒納豆と大根おろしの和え物、キャベツ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から不在であった間に届いた郵便物やFAXなどの処理。

 22時、月刊誌をもって、長風呂に入る。

 24時、就寝。

2017年8月14日 (月)

草莽全国地方議員の会夏季研修会(いじめ対策、道徳の教科化)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、ジャガイモと玉葱の油炒め、たらこでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時過ぎ、東京都内に向かって移動する。

 12時10分、駅構内で購入したたまごサンドイッチ、味付け卵、牛乳、野菜ジュースで昼食。

Img_0504 13時30分、参議院議員会館に到着し、101号室での草莽全国地方議員の会夏季研修会に出席する。
 冒頭は、議長となり、草莽全国地方議員の会としての今後の活動方針などを話し合う。

 14時40分から前衆議院議員・田沼隆志氏を講師とした「大津市いじめ事件から考えるいじめ対策法・道徳教育のあり方」の講演。

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 主な内容は以下の通り。

1.「いじめ防止対策推進法」の問題点

(1)これまでの「通知」等の焼き直しが多く、いじめ対策の現実解決に結びつきづらい。
(法23条6項)学校は、いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認めるときは所轄警察署と連携してこれに対処するものとし、当該学校に在籍する児童等の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあるときは直ちに所轄警察署に通報し、適切に、援助を求めなければならない。
(平成18年いじめの問題への取組の徹底について(通知)18文科初第711号)
 学校教育に携わるすべての関係者一人ひとりが、改めてこの問題の重大性を認識し、いじめの兆候をいち早く把握して、迅速に対応する必要があります。また、いじめの問題が生じたときは、その問題を隠さず、学校・教育委員会と家庭・地域が連携して、対処していくべきものと考えます。
(2)いじめの早期発見には、学校の指導体制の強化(具体的には、教員定数増)が求められるが、具体的な予算措置を確保できる条文内容になっていない。
(法10条)国及び地方公共団体は、いじめの防止等のための対策を推進するために必要な財政上の措置その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。
(3)学校以外を学びの場とすることを認めていない。
 不登校などで学校に行けない児童などの対処が書かれていない。検討を行うことだけが記載されている。
(法附則)政府は、いじめにより学校における集団の生活に不安又は緊張を覚えることとなったために相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている児童等が適切な支援を受けつつ学習することができるよう、当該児童等の学習に対する支援の在り方についての検討を行うものとする。

2.地方議員のやるべきこと
 「法」の中身が十分でないため、地方議会でのいじめ対策、特に道徳教育を充実すべき。加害者側のゼロトレランスの教育も考えるべきではないか。

*平成27年、児童が「いじめ」と認識する案件数で一番少ないのは佐賀県、多いのが京都府で26倍の差

 15時10分から麗澤大学経済学部・八木秀次教授を講師とした「道徳の教科化の意義と教科書採択の課題」の講演となった。
 主な内容は以下の通り。

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1.「教育再生」とは
・衰退からの回復における教育の役割
・国家戦略として教育再生、国家経営の視点
・1980年代の米英の事例
・レーガン政権(1981~1989)、サッチャー政権(1979~1990)
・レーガノミクス、サッチャリズムを支えた教育改革

2.安倍内閣の取り組み
第一次内閣(平成18(2006)年9月~同19 (2007)年9月)
・教育再生会議、教育再生担当総理大臣補佐官の設置
   ←文部科学省の抵抗
・教育基本法の改正(平成18年12月)
・教育3法(学牧教育法・地方教育行政法・教員免許法)の改正
・全国学力テスト実施、「ゆとり教育」からの脱却
第二次・第三次内閣(平成24(2012)年12月~)
・教育再生実行会議、教育再生担当大臣(文部科学大臣を兼務)の設置
   ←文部科学省の協力
・「議論は済んだ、筆新了だ!」中教審「46答申」(学制改革を提唱した昭和46年の答申)店晒しにされた
・改正教育基本法の理念の実現に向けて
 教育の目的(第1条)「人格の先減を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」(第1条)
 教育の目標(第2条)
・「幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな清操と道徳しを培うとともに、健やかな身体を養う」
・「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし,創周生を培い、自主及び自律の精神を養うとともに,職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う」
・「正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う」
・「生命を尊び,自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養う」
・「伝統と文化を尊重し、 それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄寄与する態度を養う」

3.経済再注と教育再生は両輪
・「教育再生は経済再生と並ぶ安倍内閣の最重要課題」(教育再生実行会議第一回会合における安倍首相挨拶
・一億総活躍社会の実現
・労働人口の減少、一人ひとりの能力を向上させる、教育の機能に期待

4.100年先を見据えた教育改革
・米国の未来学者レイ・カーツワイル「2045年に、1000ドル程度の一台の人工知能が地球上の全人類の知能の総和を越え、さらに人工知能が自己進化可能となる 『シンギュラリティ(技術的特異点)』が到来する」(『シンギュラリティは近い-人類が生命を超越するとき』2005年)
・今後10~20年程度で、米国の47%の仕事が自動化される(英国オックスフォード大学のオズボーン准教授)←AI(人工知能の登場)の登場
・日本でも今、 働いている人の49%の職業が、機械や人工知能によって代替することが、可能(野村総合研究所とオズボーン准教授らとの共同研究、2015年12月)
・2011年に米国の小学校に入学した小学生の65%は大学卒業後、今は存在しない職業に就く(米国デューク大学の研究者・キャシー・デビッドソン氏、米紙『ニューヨーク・タイムズ』(2011年8月)のインタビュー)

5.国民の質の向上は国益につながる
・全国男女15949名を対象に学歴、所得、「うそをついてはいけない」「他人に親切にする」「ルールを守る」「勉強する」「あいさつをする」「ありがとうを言う」「親の言うことをきく」 「大きな声を出す」の8つの躾の有無を調査したところ、労働市場の評価に大きな影響を与える4つの基本的モラル(「うそをついてはいけない」「他人に親切にする」「ルールを守る」「勉強する」)の躾を全て受けた者と、1つでも欠けた者では、前者の方が年収で約57万円多くの所得を得ている。4つの基本約なモラルの躾を全て受けた者と、全て受けていない者では、前者の方が86万円多く所得を得ている(西村・平田・八木・浦坂(2014)「基本的モラルと社会的成功」(RIETI Discussion Paper Series 14-J-011)、国際教育学会学会誌編集委員会編『クオリティ・エデュケーション』国際教育学会、2014年)。
・アメリカ・ミシガン州の低所得層アフリ力系アメリカ人で教育上「高リスク」(テストの点数が悪く落ちこぼれの危険性がある。社会的経済的に低い状態にある等)の3~4歳児123名について、2年間、「就学前教育」(週に5日午前は幼稚園に通い、週に2日午後は教員が家庭を訪問し、学校と家庭での子供たちの様子や発達の促進について話し合う。教員は大学院の修士課程を修了した幼児教育の専門家)を受けた者とそうでない者とでは、40歳の時点で、月収2000ドル以上が前者では29パーセント、後者では7パーセント、持ち家率は前者が36パーセント、後者が13パーセント、生活保護非受給率は前者が29パーセント、後者が14パーセント、逮捕歴5回以上は前者が36パーセント、後者が55パーセントという結果が出ている(「ペリー就学前計画」)。就学前教育への参加は、将来の所得向上や生活保護受給率の低下につながり、就学前教育は、認知能力(IQ)というよりも、非認知敵臓功(動機づけ、粘り強さ、自制心等)を高めることで長期的効果を持った可能性があることが承唆されている。〔ジェームズ・J・ヘックマン編著(古草秀子訳)『幼児教育の経済学』東洋経済新報社、 2015年〕

6.道徳の教科化
・「日本の教育に学べ!」(レーガン大統領)
→日本の戦前の修身教育にも着目
・国民の「質」の向上、「品質保証国家」(英)
・『13歳からの道徳教科書』(育鵬社、平成24(2012)年2月)発刊の意義
・道徳の教科(「特別の教科」)化は教育界・教育学界をどう変えるか?
・小学校 平成30年~、中学校 平成31年~、高校での導入も(新教科「公共」)
・「特設 道徳の時間」の設置・・昭和33年~、政治的妥協の産物=「道徳の時間は設けるが、教科にはしない」
<道徳教育の現状>
「歴史的経緯に影響され、いまだに道徳教育そのものを忌避しがちな風潮がある」「道徳教育の目指す理念が関係者に・共有されていない」「教員の指導力が十分でなく、道徳の時間に何を学んだかが印象に残るものになっていない」 「他教科に比べ軽んじられ、道徳の時間が、実際には他の教科に振り替えられていることもあるのではないか」
(文部科学省「道徳教育の充実に関する懇談会」『今後の道徳教育の改善・充実方策について(報告)~新しい時代を、人としてより良く生きる力を育てるために~』、平成25年12月)
・副教材から「教科書」へ
 『心のノート』の全面改訂(『私たちの道徳)、偉人を教える
(二宮金次郎、上杉鷹山、小林虎三郎、新渡戸稲造、杉原千畝、八田與一、等々)
検定済み教科書の発行、使用義務

「読み物資料の心情理解に偏った道徳」から「考え、議論する道徳」へ
「こんなすごい人がいた」から「自分ならどう考え、行動するか」へ
「いかに生きるべきか」を考え続ける姿勢

・学級担任が「道徳」を教える意義、学校長、道徳教育推進教師
・指導法の問題・・・優れた指導例共有や諸外国の実践(Character education等)
問題解決型学習、体験型学習の導入
「主体約・対話約で深い学び」の実現に向けた不断の授業の工夫・改善
「カリキュラム・マネジメント」=各教科等をつなぐ
優れた指導法の集約・共有・・・独立行政法人「教職員支援機構」でyoutube参照
・ロールモデルとしての偉人伝
 ユダヤの教育法・・・苦難の歴史、神から選ばれた、神の下の平等、「必ず同じように成れる」
・成績評価の問題
・教員養成課程の変化・研究者養成の課題

7.中学校学習指導要領(平成29年3月告示)の目標
 特定の価値観を生徒に押し付けたり、主体性をもたずに言われるままに行動するよう指導したりすることは、道徳教育の目指す方向の対極にあるもの。
 多様な価値観の、時に対立がある場合を含めて、自立した個人として、また、国家・社会の形成者としてよりよく生きるために道徳的価値に向かい合い、いかに生きるべきかを自ら考え続ける姿勢こそ道徳教育が求めるもの。

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8.教科書の課題
・道徳の教科化の意義と学習指導要領の含意を正確に読み取った教科書
・道徳的価値を学び、考え、実践に結び付けることができる教科書
・発達段階を踏まえたバランスの取れた教科書
・教えやすい、読みやすい教科書、父母や祖父母も学べる教科書
・小学校道徳教科書は「期待外れ」との評価も
・道徳の教科化の真価が問われる中学校の道徳教科書
・日本教科書株式会社版中学道徳教科書への期待

9.教科書採択の課題
・これから毎年、教科書採択が行われる
(2017年、小学校道徳、18年、中学校道徳、19年、小学校全教科、20年、中学校全教科)
・法令遵守を徹底させようとしている文部科学省
「教科書採択の留意事項について」(文部科学省初等中等教育局教科書課、平成27年2月)

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・議会で教育長に確認し、各教育委員に周知徹底させる
・教育委員が自らの職責と判断で行い、合議で決める
・調査員、選定委員会の意見に左右されない
・「総合教育会議」における首長の意見(教科書採択の方針についての発言や話し合いは可能)

*自己犠牲の精神を教えるような事例が実は一番多い。

 講演終了後、約1時間の意見交換会。靖國神社の賊軍合祀問題から各地方議会での取り組みなど幅広い内容での意見交換となった。

Ddsc_004242 17時50分、「京料理×個室居酒屋 ことぶき屋 赤坂本店」(電話:050-5784-2882)
移動し、講師を含めた約10名での懇親会。
 会議室のなかではなかなかでてこなかった生々しい情報や今後の柏崎市議会も行った方が良い改革など多くの情報を得ることができた。

 20時40分過ぎにお開きとなり、宿泊先のホテルに向かう。

 買い物などをし、22時、宿泊先の「スーパーホテルLohas池袋駅北口」にチェックインをし、ホテル1階の高濃度炭酸泉「福来路の湯」で汗を流す。

 24時、就寝。

2017年8月13日 (日)

祝!えちゴン、ぶっちぎりの1位
新潟キャラクター総選挙2017

 2時、就寝。

 7時に起床し、菩提寺である勝願寺に行き、お墓参り。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、エリンギのバター炒め、昆布の佃煮、油揚げと白菜の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は家長としての親戚まわり。

Ddsc_003636 12時30分、自宅に戻り、市販の中太中華麺とを茹でたのち、氷水で冷やして、自宅の庭で育てた水菜、半熟茹で卵、市販のシナチクをのせたざるラーメン、キムチ、低脂肪乳で昼食をとる。
 ざるラーメンのつゆは鯖節、昆布、干し椎茸、醤油、みりんで作った蕎麦つゆ。

 食後からも買い物も含めて、市内をまわる。

 15時過ぎ、事務所に戻り、紙の資料を整理。今後も必要なものは電子ファイル化を行う。

Ddsc_004141 18時40分、獲れたての米茄子を使った蒸し茄子、スーパーで購入した鶏の唐揚げ、赤海老の塩焼き、国産鰻のかば焼き、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 お盆ということで奮発して国産(浜名湖)の鰻を購入。さすが肉厚であり、ふんわりとした食感である。

 食後からも残しておくべき紙の資料を電子ファイルに変換。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 新潟県では初めての開催となる記念すべき新潟キャラクター総選挙2017において、何と我が柏崎市のえちゴン(一般社団法人 柏崎青年会議所)が、強烈な個性をもつキャラクターたちを押しのけ、しかも2位以下を引き離す、ぶっちぎりの1位となった。
 結果は以下の通り。

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総投票数:73935票

第1位 えちゴン(一般社団法人 柏崎青年会議所)15451票
第2位 パーシー(株式会社和光ベンディング)9733票
第3位 ササダンゴン(新潟応援団☆笹だんごの会)7018票

 個人的には上越市生まれということもあり、レルヒさん(日本元祖スキー漢)の票数が気になっていたが、さすがの第4位で5696票。ゆるさ加減が気に入っているばんにゃい(万代シティ)は第5位で5526票であった。

 素晴らしい快挙であり、えちゴンを通して、柏崎の価値も上がったことと思う。
 首都圏で税金を使ったドンチャン騒ぎをするのではなく、こういった多くの人を巻き込んでいくシティセールスや既にある交流や人脈を活用する手法を柏崎市として真剣に考えていくべきであろう。
 産業建設常任委員会での審査や一般質問のなかで提案していきたい。

2017年8月12日 (土)

新潟空港へのアクセス改善、鉄道なら11年必要?

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、赤魚の粕漬け、たらこ、茄子の漬物でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は荷物の発送やお届け物などで市内まわり。

Ddsc_002828 13時過ぎ、自宅に戻り、牛挽肉、大量の刻みニンニク、卵、ご飯をヘット(牛脂)で炒めた牛ガーリック炒飯、らっきょうの古漬け、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食をとる。
 ラードで作るガーリック炒飯も風味が良く美味しいが、ヘットもガツンとくる食感が良い。

 食後、愛車で上越市に向かって移動。夏休みの海水浴シーズンということから、県外ナンバーで道路も混んでいる。地元民としては、嬉しいことである。

 14時40分、新潟労災病院に到着し、同志である上越市議会・宮川大樹議員のお見舞い。順調に回復しているようで、何よりであった。

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 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Ddsc_003333 20時55分、ホッケ、トマトとモッツアレラチーズのサラダ、シナチクのラー油炒め、小粒納豆入りの納豆オムレツ、茄子の漬物、ビール350ml4缶で夕食をとる。
 今日のビールは、あまりの暑さから飲みたくなった沖縄オリオンビールのドラフト

 食後から気分転換で映画『本能寺ホテル』のDVDを観る。自分のやりたい事を見つける、というテーマに信長をもってくる発想が面白い。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

 これまで議会はもとより、本ブログでも講師を依頼された場でも新潟空港へのアクセスは上越新幹線の乗り入れに舵を切るべきと主張してきた。
 在来線を乗り入れるにしても、現在の試算では約308億円。上越新幹線での延伸は約422億円であり、その差は114億円となる。
 仙台空港のように電車乗り入れからの移動は大きなアドバンテージであり、新潟空港の場合は首都圏第三空港化を目指すか否かという政治決断を行うことになろう。

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 お隣の群馬県議会では、先の平成29年第2回定例会の一般質問でも

「上越新幹線の新潟空港乗り入れこそが、縦のゴールデンルートを大きく羽ばたくための必須条件であり、群馬県にとって多くのメリットにもなる」

と新潟空港への上越新幹線延伸が取り上げられている。
 また、静岡県では首都圏第三空港化を目指すとし、空港直結の新幹線駅設置の対応費用10億円を平成28度予算で措置しているほど。
 これでまた検討で数年、実現するとしても11年などという話をしているようであれば、我が新潟県が日本海側の雄として、日本国土軸のバックアップの中心になることは不可能であろう。
 もう既に他の自治体は動いており、新潟県内だけの視点ではなく、日本全体の視点からの議論をしてほしいと思う。


平成29年8月9日『新潟日報』

空港アクセス改善協
鉄道整備なら11年必要
県が提示 作業チームで議論へ

 新潟空港(新潟市東区)への新幹線、鉄道乗り入れなど利便性向上策を考える「新潟空港アクセス改善協議会」の2回目の会合が8日、県庁で開かれた。県が、鉄道の整備には事業計画策定から11年程度かかるとの想定を提示。協議会は今後はバスやタクシーも含めて何が有効か、作業チームを設けて議論を深める方針を固めた。
 協議会は米山隆一知事を会長に、県市長会や町村会、経済団体、交通事業者のトップ19人で構成する。会合は冒頭を除き非公開。県によると、(1)アクセス改善の狙い(2)改善の範囲や交通手段(3)改善策と実現可能性などについて話し合った。
 
委員からは「既存のバスやタクシーなどでやれることをやってから、鉄道を検討すべきではないか」などの意見が出たという。
 米山知事は会合終了後、報道陣に「任期中に空港アクセスの改善について何をするかに関し、一定の方向を示す」と述べた。県の試算では、空港とJR新潟駅を新幹線で直結させる場合は422億円かかり、採算を取るには現状を70万人以上上回る年間約170万人の利用者が必要とされる。知事は長年議論されてきた鉄道乗り入れに関し、県議会などで採算性への懸念を表明。「(議諭の)結論が一つにならない場合、政治決断することになるだろう」としていた。
 
次回会合は11月に開く。会合とは別に、協議会に参加する団体の次席級や学識経験者でつくる作業チームが、改善策の実現可能性などを検討。チームの報告を踏まえ、年内に県としての方針を取りまとめたい考えだ。

2017年8月11日 (金)

政治的に動き出す、山陰新幹線構想

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンと人参の油炒め、胡瓜の酢の物、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後から結婚披露宴で頂いた電報やメッセージなどへのお礼状などの事務仕事。

 14時、メトロポリタン松島での結婚披露宴の支払いをしたのち、妻が行ったことがないというので、「コメダ珈琲店 柏崎店」(電話:0257-32-0016)に行き、「みそカツサンド 820円」と「たっぷりアイスミルクコーヒー 540円」で遅めの昼食をとる。

 食後、買い出しなどで市内まわり。

 16時、事務所に戻り、「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第4回総会に向けた、案内や資料を作成する。

Ddsc_002727 19時、頂き物の枝豆と妻が挑戦した鶏ドラムスティックの唐揚げ、トマト、グリーンサラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、茄子の漬物、ノンアルコールビール350ml3本で夕食をとる。
 ドラムスティックの鶏皮の油には、冷たいビールを合わせたいところであったが、運転があるため我慢。

 20時過ぎ、市内の某ホテルのロビーに行き、柏崎にお寄りになった某家族と懇談する。

 21時、自宅に戻り、週刊誌、月刊誌をもって長風呂。

 23時から事務所で資料の印刷などを行う。

 北陸新幹線の延伸において、舞鶴ルートが落選したことから、いよいよ山陰新幹線構想の誘致に関係自治体が動き始めるという。
 山陰新幹線構想は、大阪市から鳥取市付近、松江市付近を通り、下関市までを整備新幹線で結ぶ構想で、建設費用は約4兆円とされている。

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 現在、単線もある利用者が少ない路線とはいうものの、観光面ではかなりの資源のあるルートであり、しかも安倍首相以下、地元選出国会議員に大物が多い。
 国の予算引っ張り合戦となっており、我が新潟県はいまだ新潟空港への延伸も決められないため、合戦のなかに突入もせず、立ち往生している。
 既に上越新幹線、北陸新幹線があることで安心してしまっていた、と言われても仕方あるまい。
 次の世代のために、国への政治的アプローチ、そして新潟県民の合意形成を行う必要があり、自分でも微力ながら情報発信していきたいと思う。


平成29年8月8日『新潟日報』

京都北部の自治体
山陰新幹線誘致へ
「北陸」落選受け

 北陸新幹線の敦賀以西で舞鶴ルートが落選したことを受け、京都府北部の自治体などでつくる誘致団体は7日、同府綾部市で会合を開き、今後は山陰新幹線の誘致に注力する方針を決めた。 
 山陰新幹線は大阪市から鳥取、松江両市付近を経由し山口県下関市までを結ぶとされているが、具体的な実現のめどは立っていない。
 会合にはこれまで北陸新幹線を誘致してきた舞鶴、綾部、福知山、宮津、京丹後の5市と、与謝野、伊根両町から首長や経済団体関係者ら計約45人が出席。誘致方針を転換したことに伴い、団体名を「山陰新幹線京都府北部ルート誘致・鉄道高速化整備促進同盟会」に変更した。会長は多々見良三舞鶴市長が務める。

2017年8月10日 (木)

平成29年8月随時会(第20回会議)議会運営委員に就任
議会研修会「富士市議会における『事業評価』の取り組み~」

 1時、就寝。

 3時に起床し、愛車で都内から戻ってくる妻を長岡市まで迎えに行く。

 4時30分、自宅に戻り、事務仕事。

 7時、大粒納豆、鮭の西京漬け、ほうれん草のピーナッツ和え、メロンの漬物、浅利の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時20分、市役所に移動し、8時30分から所属会派「決断と実行」の会派会議に出席する。
 先日から話題となっている柏崎市教育委員会の職員による不祥事に加え、柏崎市内で起こった学校内の傷害事件とも言える案件などについて、当局に説明を求めること、議員定数についての議論を始めることなどを協議。

Ddsc_000303 10時から本会議、平成29年8月随時会(第20回会議)に出席する。
 冒頭、教育長からこの度の柏崎市教育委員会の職員不祥事についての説明と陳謝があった。この説明に対し、質疑ができるかと思っていたが、何と質疑の時間は無しでそのまま進められた。
 議会運営委員会の場では、今日はあくまで当局からの説明だけで、議会として対応は今後になったという。それでは、市民の目線とがかけ離れているであろう。
 職員の倫理という意味では総務常任委員会、所管としては文教厚生常任委員会が即、委員協議会を開催して、確認すべきである。

「議第55号 平成29年度一般会計補正予算(第5号)」
・約8836.2万円の補正
・エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金
・じょんのび村温泉 揚湯ポンプ修理 336万円(繰越)
→ 5月に調査した結果、源泉の不足、ポンプの電源のばらつき
  250mから290mに深くする。そのための据え付けポンプ位置の変更と書類申請の費用

「議第56号 財産の減額貸付について(土地)」
・平成29年7月21日に行われた柏崎市駅前地区市有地活用公募型プロポーザル選定委員会において、最優秀者として選定された同プロポーザルへの応募者「(株)植木組」に対し、駅前ふれあい広場用地の一部を減額して貸し付ける議案。
・本来の貸し付け金額は、年額1140万円。
・埋設したままの鋼材当があり、その撤去費用(3099.6万円)がかかる。その費用を1/30で均等割りにし、貸付料が本来の貸付料より控除する(毎年103.3万円)ため減額貸付。

 続いて、特別委員会の設置について、以下の2案が諮られ、可決した。

「委員会発案第11号 決算特別委員会設置についての決議(案)」
 平成28年度柏崎市一般会計歳入出決算及び5つの特別会計にかかわる歳入歳出決算議案について調査・審査を行う。24人。

「委員会発案第12号 新庁舎建設特別委員会設置についての決議(案)」
 これまでの議会運営委員会と総務常任委員会との連合委員会から、新たに特別委員会とする。
 構成は、議会運営委員会+4常任委員会(総務、文教厚生、産業建設、広報広聴委員会)の18人。
 目的は以下の通り。
(1)新庁舎の規模と防災を含む機能、市民サービスについて
(3)建設手法とその財源について
(4)議会機能について
(5)新庁舎建設と庁舎周辺の利活用について
(6)現庁舎跡地の利活用について
(7)その他柏崎市新庁舎に付随する課題

 同時に議会運営委員会の所属会派「決断と実行」配分の委員を

 <与口善之議員から三井田に変更>

も承認されたので、今日付けで私は議会運営委員会の委員となり、同時に新庁舎建設特別委員会委員となった(与口善之議員は総務常任委員会委員長として新庁舎建設特別委員会委員になるので、私が議会運営委員会に入ることで、追加の1名となることができる)。

 報告事項は以下の3件であった。

「報第17号 専決処分報告について(平成29年度一般会計補正予算(第4号))」
「報第18号 専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)」
「報第19号 専決処分報告について(企業振興条例の一部を改正する条例)」

 10時35分に閉会となり、10時40分から決算特別委員会に出席。
 主な議題は、正副委員長の互選であり、指名推薦の結果、いわゆる守旧派(革新系含む)の皆さんと手を組んだ議員が、正副委員長に選任された。柏崎市議会は、いつまでこんな事をやるのであろうか。

 10時50分から決算特別委員会の産業建設分科会に出席し、正副分科会長の互選を行い、産業建設常任委員会の正副委員長が<そのまま選任>された。
 予算審査を常任委員会で審査し、決算を特別委員会で審査するので、このような無駄な手間がある。本来は予算と決算も同じ委員が審査するのが筋なので、改善が必要。
 その他、9月28日に現地視察があるため、昨年に行った事業の視察先の提案と、評価する施策・事業を次回までに各委員が持ち寄ることが決定。

 11時5分から再度、決算特別委員会となり、各分科会の正副分科会長の決定が報告された。

Ddsc_000404 11時15分から新庁舎建設特別委員会に出席し、まずは正副委員長の互選。選挙となり、またもいわゆる守旧派(革新系含む)の皆さんと手を組んだ議員が正副委員長に選任された。
 市議会の改選を迎えない限り、この体制は変わらない。

 12時10分、議員有志で「うれっ子」(電話:0257-22-4648)に行き、「みそバターチャーシューメン 870円」で昼食をとる。

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Ddsc_001010 13時30分から議会研修会に出席。今回は、「決算委員会と事務業評価について~富士市議会における『事業評価』の取り組み~」題して、静岡県富士市議会の一般・特別会計決算委員長である小池智明議員を講師に迎えての研修である。
 主な内容は以下の通り。

1.富士市議会の構成
・人口約25万5000人、議員定数32名
・常任委員会の任期は1年(柏崎市議会は2年)。
・議会運営委員会は会派から3人に1人の割合で選出(柏崎市議会は2名)
・会派は3人以上(柏崎市議会は2人以上)

2.市議会基本条例における考え方
 (平成21~22年)

・決算重視型で行っている。
・富士市議会基本条例(平成23年4月1日施行)

(決算審査)
第10条  議会は、決算の審査に当たり、市長等が執行した事業等の評価(以下「議会の評価」といいます。)を行うため、市長等に必要な資料の提出を求めることができます。2  議会は、予算編成に生かすため、議会の評価を市長に対して明確に示すとともに、予算に反映するよう求めなければなりません。
3  議会は、審査の内容を充実させるために、学識経験者等による専門的調査等を必要に応じて活用しなければなりません。

3.「事業評価」の取り組み
a.「事業評価」の目的と年間スケジュール

「平成28年度決算 事業評価スケジュール(案)」(pdf形式)

b.「事業評価」の変遷
(1)決算特別委員会での審査 (平成23年)
・対象事業は各会派→議改革検討委員で選定 →当局に資料請求
・9月議会決算審査の中で、対象事業説明・質疑を実施
(2)決算委員会(常任委員)での審査(その1)(平成24~26年)
・決算委員会を常任委員会に位置付け(協議会で弾力的に活動)
・対象事業は各会派→4つの常任委員会で選定→当局に資料請求
・9月議会前に協を開催し説明・質疑
(3)決算委員会(常任委員)での審査(その2)(平成27~28年)
・対象事業は各会派→決算委員協議で選定当局に資料請求
・勉強会期間の延長(28年から当局の資料提供を8月上旬に前倒し)
(4)決算委員会(常任委員)での審査(その3)(平成29年)
・事業評価シートを「これまでの実績」と今後方向性2面から作成

「平成28年度決算富士市議会事業評価シート(会派用)」(pdf形式)

c.「事業評価」の成果と課題
・きちんと事業評価をした内容を反映するように反映状況を管理している。

「平成27年度決算、平成29年度予算案への反対状況個票」(pdf形式)

 研修会終了後、会派室で諸雑務。

 16時40分、事務所に戻ったところで、来客があり、先日に相談頂いた内容のその後の進捗報告と今後の対応について話し合う。

Ddsc_001919 21時、某氏から呼び出しがあり、「カラオケ酒場 幸」(電話:0257-41-6078)に行き、生ビールや焼酎を飲みつつ、市政に関する意見交換。
 せっかくなのでカラオケも歌おうということになり、暑くなったきたので飲みたい沖縄のオリオンビールを思い出し、「オジー自慢のオリオンビール」(作詞:BEGIN 作曲:BEGIN)を歌う。歌詞の「にーびちさびたん」は「結婚しました」の意味。

 23時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴び、就寝する。

2017年8月 9日 (水)

原発調査特別委員会第二部会(担当課との意見交換:SPEEDIを使うか否か)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ひじき煮、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Cdsc_000217 9時45分、市役所に移動し、10時から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)第二部会に出席する。
 前回私の方で資料作成をした原子力災害時の広域避難計画の課題について、まずは担当課である防災・原子力課が捉えている課題と共通点があるのか、また認識違いがあるのかを確認。その後に意見交換となった。

「課題等に対する取組状況」防災・原子力課(pdf形式)

<EAL及びIOL>
Q.新潟県が避難計画を検証するなどと変な動きになっており、私個人、いや一市議会議員としては県議会に対し、おかしいのではないか、と陳情していきたい。まずはこのEAL及びIOLの概念、事象の進展が分かりやすく伝わるのか、
A.新採用の職員には教えているが、現職の職員に教える機会が少ないのが実態。その一方、中途半端な知識で間違った判断をすることも避けたい。

<住民等への情報伝達>
Q.これまで何度も議論してきたが、やはり私は防災ラジオではなく、デジタル防災無線を導入すべきだったと思っている。少なくとも、東日本大震災を経験した東北地方(宮城県石巻市や亘理町など)では、デジタル無線への切り替えをし、受信側(レシーバー)のコストを下げることによって導入してる。先ほどの発電所の事象の進展が分かりやすくなるようなコミセンへのデジタルサイネージや防災アプリなど、今後の考えを改めて聞かせてほしい。

A.防災アプリを活用したいという思いはあるが、柏崎駅やアルフォーレ、小中学校の体育館や全コミュニティセンターに設置するには多額の費用もかかる。
Q.ハードウェアはかなり安くなってきており、柏崎市としてはIP電話が生きているのが前提なので、通信も楽であろう。問題はアプリ、ソフトウェアを作る方かと思う。また一般質問でやりたい。

<要配慮者の避難体制>
Q.施設に残すのか自宅に返すのか、タイミング(警戒事態なのか施設敷地緊急事態)も含めて判断基準はどうなっているのか。

A.施設の避難計画のガイドラインを島根県だと県が出しており、それをもとに各施設で判断基準を作っている。新潟県からはまだガイドラインは提示されていない。また、PAZ内にはフィルトリング装置など放射線防護対策をしてある施設があるが、UPZはまだバラバラになっている。補助金の制度もあるので、それぞれの施設とは話をしていきたい。

<拡散予想について>
Q.私は当初からSPEEDIは災害時に実用に耐えないものであり、過信すべきではないとしてきた。新潟県は避難経路の決定の際に使うと言っているが、柏崎市としてはどう考えているか。緊急時のモニタリングポストをUPZの柏崎市内に25台(18台)設置するというので良いが、実施要領はいつ頃に出来上がると聞いているか、確認したい。

Speedix


平成29年7月24日『毎日新聞』

SPEEDI、利用避難に「不確実性やリスクある」

 政府は24日、局長級職員でつくる原子力災害対策関係府省会議を開き、原発事故時に放射性物質の拡散を予測するSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)を、避難のタイミングや方向の決定に使うには不確実性やリスクがあるとする見解を改めて確認した。
 SPEEDIを巡っては、原子力規制委員会が避難に使えないとする一方で、政府は「自治体が自らの責任で使うのは妨げない」とする方針を昨年3月11日に決定した。避難に使えるかどうか明確にするよう、自治体側から求められていた政府が検討し、結局、規制委と同じ結論になった。
 ただし、自治体の裁量で使うことはこれまで通り認める。政府によると、東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県などは使う方針だという。事故時の避難を巡って規制委と自治体で判断が分かれ、混乱が起きる懸念は解消されていない。
 原発事故時に放射性物質の拡散を予測する国の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークねたところ、「活用しない」との政府の指針と異なり、福井など三県が活用に前向きな考えを示した。「分からない」との回答が七県に上り、「活用する予定がない」は石川など三道県にとどまった。政府がシステムの活用策を自治体に“丸投げ”する中、真っ先に住民の避難を担う地元が苦慮している実情を浮き彫りにした。


A.泉田前知事はSPEEDIを災害時に使うという方向であったが、米山知事からは明確なものはない。国からは訓練時には使っていいとし、災害時には自治体の判断ということになっている。今後の新潟県の検討委員会のなかで議論されると思う。また、緊急時のモニタリングポストの実施要領は、可搬型モニタリングポストの設置が終わればできる話なので、年度内と思っている。

 11時40分、会議終了後、会派室で諸雑務。

 12時過ぎ、一旦、自宅に戻ったのち、メンテナンスが終わった軽自動車「ちんどん号」を受け取りに行く。

Cdsc_000218 その後、「マクドナルド 8号線柏崎店」(電話:0257-20-4441)のドライブスルーにて、新製品という「東京ローストビーフバーガー (クーポンを使い)420円」で購入し、食べながらん市内まわり。東京ローストビーフバーガーは悪くはないが、個人的にはここにエッグがほしい。

 16時20分、事務所に戻り、事務仕事。

Ddsc_000101 18時30分、豆麹の赤味噌を使った鯖の味噌煮、ほうれん草と人参の胡麻和え、長芋と海藻のサラダ、エリンギのバター炒め、小粒納豆となめ茸の和え物、茄子の漬物、ビール500mlで夕食をとる。
 いつもなら鯖の味噌煮には、米麹の白味噌であるが、今日の気分は豆味噌。この濃さがたまに食べたくなる。

 食後からも事務所で溜まりに溜まった事務仕事。

 24時、熱めの風呂に入ったのち、月刊誌を読む。

2017年8月 8日 (火)

柏崎市教育委員会職員、検挙され書類送検

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、茄子の漬物、舞茸と玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、事務所にて急ぎで依頼されたノートパソコンの修理を行う。電源が入らないものの、大切な資料が入っているとのことで、まずはマザーボードの電源周りから調べるも電圧は異常なし。2時間ほどかけて、原因がオンボードのグラフィックチップにあることが分かったものの、修理費が高価になることから、データだけの取り出しとなった。

 13時20分、日清カップヌードルのシーフードヌードルライト、ご飯1杯、生卵、ヨーグルトで遅めの昼食。

 食後から結婚披露宴後の後処理を行う。

 16時、事務所に来客があり、相談を受ける。

Cdsc_000216 18時50分、もやしと豚肉の味噌炒め、サーモンの刺身切り落とし、小粒納豆と大根おろしの和え物、マヨネーズと味噌を合わせた味噌ネーズと胡瓜、メロンの漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 メロンの漬物にすっかりハマってしまった。

 食後からハードディスク容量の限界が近いこともあり、録画しておいたテレビ番組を一気に早送りで観る。お気に入りのNHK「総合診療医 ドクターG」では、「話が伝わらない」という主訴から、痛みが脳に伝わらないパターンの大動脈解離(実際には約10%が痛みが無いという)を扱っており、この番組だけは通常の速度で鑑賞。

 24時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事を行う。

Ihan_tousatsu_smartphone 先日から柏崎市の職員が長岡市で盗撮か何かで検挙されたとの噂が広がっていたが、 今日付けで柏崎市教育委員会の30代主事(男性)が、地方公務員法第29条第1項第3号に抵触するとして、停職3か月の懲戒処分が行われた。
 逮捕ではなく、あくまで検挙であり、刑事処分がまだ確定していないので氏名や実際の行為については、まだ発表されていない。
 これまで会田市政においては、2名の逮捕者、しかもガサ入れまでされるという失態をおかし、コンプライアンス、職員倫理の徹底に努めるとしてきたが、またしても不祥事が起こってしまった。
 会田市政最後の一般質問でも問うたように、会田市政で決めた「柏崎市職員の懲戒処分に関する指針」(平成18年11月6日)を、その公開基準も含めて、もっと厳しく改定すべきというのが私の考えである。
 市職員への信頼が失墜することで迷惑するのは、真面目に働いている市職員。いい加減、見直す時期であろう。

 

2017年8月 7日 (月)

老台北:日本は日本人だけでなく、元日本人のものでもある

 1時過ぎに帰宅し、熱めのシャワーを浴びる。

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、山芋とろろでご飯をかっこむ。さすがに二日酔い。

 8時過ぎ、母の車に乗せてもらい、昨日の披露宴に出席して頂いた恩師や俳優・真夏竜氏、そして台湾の親族のお見送りなどで午前中を過ごす。

 12時40分、メトロポリタン松島の駐車場に行き、披露宴の式場との荷物運びなどに使った軽自動車「ちんどん号」のバッテリーが完全に上がってしまったので、、某社に回収してもらう。バッテリー自体も5年を越えて使っていたので、交換するタイミングでもあった。

 12時50分、メトロポリタン松島で「鯛茶漬け(いくら入り) 870円」で昼食をとる。

Cdsc_000214

 13時過ぎ、事務所に戻り、昨日の披露宴で使ったものや書類の整理などを行う。

 15時、17時と事務所に来客があり、市政に関する意見交換。

Cdsc_000215 19時50分、ピーマン、人参、ニンニクを多めに入れた麻婆茄子、カニサラダと胡瓜のマヨネーズ和え、グリーンサラダ、大根の酢の物、メロンの漬物、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 頂きものの有機肥料を使った胡瓜は味が濃く、歯ごたえも良い。

 食後、気分転換のため、「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」を観る。昨年の総務常任委員会で視察に行った女川町の「ニューこのり」も登場。確かにあのお店は美味しかった。

 24時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 台湾の親族が日本に来ているなか、日本のテレビをはじめとするマスコミでは国会議員の不倫や重婚スキャンダルだのを報じており、妻をはじめ台湾人は日本のマスコミはおかしいと感じたそうである。そんなダメな個人の事に何の意味があるのか、次の選挙で落せば良いだけと・・・。私自身はそれより、【日本人が劣化した】と言われる方が心配であった。

 先月ご逝去された「親日家」を通り越して「愛日家」と名乗っていた「老台北」蔡焜燦先生の名著『台湾人と日本精神』で書かれたことを改めて噛みしめたい。

「これまで何度もふれてきたが、かつて半世紀もの間、歴史を共有してきた台湾で、いまだ『日本精神』(リップンチェンシン)が勤勉で正直、そして約束を守るというもろもろの善いことを表現する言葉として使われている。
 それは、日本の先人達がその叡智をふりしぼって前近代的社会であった台湾を近代化させ、愛をもって民衆の教育に務めた成果なのである」


「台湾人がもっとも尊ぶ日本統治時代の遺産は、ダムや鉄道など物質的なものではなく、『公』を顧みる道徳教育など精神的遺産なのである。こうした遺産は、台湾の発展の基礎となり、またこれからも語り継がれてゆくことだろう。それゆえに、台湾人は、他のいかなる国の人々よりも日本を愛し尊敬し続けているのだ」

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*蔡先生が靖国神社「みたま祭り」に奉納された提灯

「かつての日本人は立派だった。公職に就く者の心構えは民衆の絶大な信川を集め、人の生命を預かる者の使命感に人々は崇敬の念をいだいたものである。いま一度、故きを温ね日本人が世界に誇った『魂』を学ぶべきであろう。どうぞ心に留めていただきたい。【日本】は、あなた方現代日本人だけのものではない、我々<元日本人>のものでもあることを

2017年8月 5日 (土)

三富佳一県議会議員・地方議員在職50年を祝う会

 1時、就寝。

 5時に起床し、事務所で急ぎのメールなどの事務仕事を行う。

 8時、大粒納豆、鯖の水煮、キャベツと人参のニンニク炒め、メロンの漬物でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は明日の結婚披露宴で使う機材をメトロポリタン松島に持ち込んだり、開発協力者として私の名前が掲載されている納豆の納品など、市内をバタバタとまわる。

 12時過ぎ、明日の結婚披露宴のために市外からお越しになった方や、海に遊びに来た皆さんと合流。柏崎土産としてえちゴングッズをお渡しする。
 その後、柏崎市内のおすすめの海水浴場として、米山海水浴場までご案内。良いところだが、場所や入ってくる道が分かりづらいとの声であった。

 14時40分、自宅に戻り、急いで身支度。

Img_0393 柏崎市民プラザに移動し、15時からの三富佳一県議会議員・地方議員在職50年を祝う会に出席する。
 まずは第一部として、自民党本部から幹事長である二階俊博衆議院議員がお越しになり、共通の師である田中角栄元首相から常に言われた言葉

「政治はひとりの力ではできない。多くの人の支援があって初めてできる。従って多くの同志を得ることが大事だ」

はいつの時代でも通用すること、そして次の世代を導くべき三富先生に期待することなどをお話になった。

Img_0389

Ddsc_003434 第一部が終了したところで、続いて第二部の祝賀会になるところであったが、台湾から妻の親族が来るため、申し訳なく中座させてもらった。
 地方議員の大先輩として、そして自民党の先輩として三富先生には多くのご指導を頂戴しており、まだまだお元気でご活躍頂きたいと思う。

 15時30分、自宅に戻り、ご飯に小粒納豆、生卵をかけて、遅めの昼食をとる。

 16時、通訳としてお越し頂いたK女史、妻、母とともに車二台で長岡駅に向かう。

 17時40分、台湾から来日した妻の親族を長岡駅でお迎えし、車に荷物などを積み込む。

Bdsc_00010111 18時20分、「カルビ牧場 長岡インター店」(電話:0258-47-1135)に行き、総勢10名での会食。カルビなどの牛肉が用意されているにも関わらず、豚肉、海老などを多く食べる。
 かつて台湾では、水牛が農業に欠かせない大切な仲間であったため、伝統的に牛肉を食べない人も多く、妻の父もそういった一人である。しかも、北京語ではなく、台湾語を話す。

 20時、自宅に寄り、台湾の家族に八色西瓜を食べてもらう。

 22時、台湾の親族の宿泊先であり、明日の結婚披露宴の会場であるメトロポリタン松島に移動し、会場の最終チェックを行う。

 23時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

2017年8月 4日 (金)

柏崎市新庁舎建設特別委員会(災害時FM放送)
組合事務所は1階に必要か?

 0時、就寝。

 5時に起床し、事務所で結婚披露宴の最終的な席次表などを作成する。

 8時、大粒納豆、目玉焼き、粗挽きソーセージ、ジャガイモと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 10時から市内某所での打ち合わせに出席。メンバーではないものの、アイデアがあれば発言してほしいとのことだったので、つい話過ぎてしまい、2時間の予定が3時間の会議となっってしまった。反省。

Bdsc_00010104 13時10分、一旦、自宅に戻り、キャベツと水菜、ニンニクを胡麻油で炒めてから、市販の塩ラーメンのスープを入れ、市販の中太中華麺、刻んだ長葱、半熟茹で卵、某肉屋さんのチャーシューをのせた野菜塩ラーメンで昼食をとる。

Bdsc_00010106 13時40分、市役所に移動し、既に始まっていたが新庁舎建設特別委員会を傍聴。今年6月から委員会所属が総務常任委員会から産業建設常任委員会になったことで、特別委員会の委員ではなくなったため、傍聴するのみ。
 色々な面から検討すべき案件があるが、とりわけ災害時の対応をどうするのかを議論しておく必要があり、ポイントは以下の通り。

・議場については、原子力災害時の陽圧化は考えていない。
・自然災害時に市民が避難するため、会議室や議場を使う。
・原子力災害時にFMピッカラは災害放送を流し続けることはできるのか。
(FMピッカラのゾーンは陽圧区域になっていないため)
→ 3階の原子力防災の割り込み放送装置で職員が行う。しかし、その説明だとFMピッカラを市役所新庁舎内に作る意味が無くなる。

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 個人的にはもっと問題と思われるのが、市職員の労働組合事務所の存在である。先月に行われた市民向けの新庁舎基本設計案の説明会では、新庁舎1階で執務室と説明された部分が、実は市職員の労働組合事務所となっている。
 去る6月9日、櫻井市長に対して、新庁舎基本設計案に対し、【申し入れ】なるものを行っており、そこには

(1)新庁舎の収容職員数を見直す(増やす)
(2)庁舎を分散しないで、新庁舎に集約(大きくなる)
(3)執務室のユニバーサルデスクを見直し
(4)福利厚生スペースを確保
(5)キッズスペースや多目的トイレの充実
(6)市職員駐車場を庁舎周辺に確保

Bdsc_00010107

などと書かれている。
 柏崎市はガス事業を民営化するが、現在のガス水道局の庁舎はそのまま使うという。となれば、当然スペースも空くので、組合事務所はそちら、ガス水道局もしくは現庁舎や第二分館などの利活用スペースに持っていけばよい。
 あくまで市役所新庁舎は第一に市民のため、そして次に市職員の職場環境を良くするためであり、何も組合事務所が新庁舎の1階にある必要はない。
 先日、視察させてもらった宮城県亘理町の仮設役場の精神を見習ってほしいところ。

 今日でこの形式での柏崎市役所新庁舎建設特別委員会は終わり、今月10日以降は新たに柏崎市役所新庁舎建設特別委員会を組織しての議論となる。
 またしても委員長職などの醜い争いになろうが、本当に柏崎のためになるのかどうかの議論をしたいものである。

 16時、事務所に戻り、今日の打ち合わせの議事メモを作成して送付。

 18時過ぎ、事務所に来客があり、行政とも関係のある企業の職場環境についての相談を受ける。

Bdsc_00010108 19時30分、北海道から送られてきたとうもろこしを茹でたもの、花椒とニンニク、唐辛子を効かせた激辛麻婆豆腐、メロンの漬物、小粒納豆と大根おろしの和え物、枝豆入りの薩摩揚げ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で結婚披露宴の準備を行う。

 24時、熱めの風呂に入ったのち、気分転換のため、映画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』を観る。柳沢慎吾氏が良い味を出しているものの、ウルトラマンのデザイン、戦い方はもう少し原点に戻ってもらいたいと思う。

2017年8月 3日 (木)

ウルトラマンスクラッチ「レオ・アストラバトル編」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時から市内某所で公金の不正請求に関する案件の調査。

 12時10分、自宅に戻り、サントリーオールフリーの「こだわりのカレー&ライス 絶対もらえる!」キャンペーンに応募したことから、届いていた「こだわりのスパイス付カレールー」を使ってカレーを作る。

 12時40分、隠し味に熟し切った桃を入れたカレーライス、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食。桃の甘みは癖になる。

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 13時、刈羽村役場に向かって移動。

Bdsc_00010102 13時30分から事務局として「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第28回常任理事会を開催する。
 今回の主な議題は、今月26日に予定している総会の内容や次年度の活動についてである。

 会議終了後、そのまま市内まわり。あまりの暑さで途中、炭酸飲料をガブ飲みしてしまった。

 17時、市内某所で関東・中部・東北自治宝くじ第2424回ウルトラマンスクラッチ「レオ・アストラバトル編」1枚200円を50枚購入。
 普段、宝くじを買うことは無いが、ウルトラマン系のときは10枚から20枚ほど購入している。今回は、一番好きなウルトラマンレオなので、清水の舞台から飛び降りたつもりでの50枚の購入である。

Img_0502

Img_0503 レオが3つ並べば100万円、レオリングなら10万円、マックステーションなら1万円、マックヘルメットなら3000円、マックのマークなら1000円、マックガンなら1つでもあれば200円という設定。マックとは、『ウルトラマンレオ』に登場する地球防衛チーム「MAC(Monster Attacking Crew)」であり、この宝くじの設定をした人はかなりマニアであることが分かる。
 しかも、対戦するように描かれている怪獣は兄弟怪獣ガロンとリットル。

 結果・・・1万円が1000円に変身した。

Bdsc_00010103

 19時、台湾人の妻が作ったハンバーグ、トマト、グリーンアスパラ、もやしの鰹節ポン酢和え、若布と胡瓜の酢の物、ビール500ml3本で夕食をとる。台湾人の妻にハンバーグを理解させることはできたが、高校生時代に行った米国シアトルでのホームステイでは、ホストファミリーにドイツの都市名であるハンブルグとしか聞いてもらえない、という経験をした。あれから20数年、いまだに的確な説明方法を思いつかない。

 食後から事務所で結婚披露宴のための準備を行う。

 24時、熱めの風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を観る。

2017年8月 2日 (水)

産業建設常任委員会(東の輪町地内)被災地現地視察

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、冷奴、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 身支度をしたのち、8時50分、市役所に移動。

 9時、産業建設常任委員会での被災地視察のため、マイクロバスに乗り込む。

Img_0382 9時10分、平成29年7月3日の豪雨災害により、斜面が崩落した東の輪町地内を視察する。
 個人的には既に翌7月4日に現地に出向いているが、その後にも崩落が続いたようであり、主な被害の内容と今後の対応は以下の通り。


市道13-52号線(東の輪町地内)の被災箇所現地視察

1.被災直後の状況について
・7月3日の豪雨により、L=26.0m、H=25.0mの範囲で市道(13-52号線)を含めた斜面が崩落し、臨港道路内に推定500立方mの土砂が堆積し、通行不能な状況となった。
・電柱が転倒し、番神一丁目、番神二丁目、東の輪町、鯨波二丁目付近において432戸の停電が発生した。

Img_0379

2.被災原因について
・7月3日からの異常降雨により、斜面上の土砂が崩落した。

3.被災後の応急対応について
・新潟県(臨港道路管理者)の対応
 7月4日午前10時 全面通行止めの交通規制を開始
 7月6日~11日 迂回路設置工事
 7月11日午後3時 迂回路工事完了に伴い交通規制を解除
・柏崎市(市道管理者)の対応
 7月10日~11日 排水処理のための仮設水路工事

4.今後について
・新潟県(臨港道路管理者)の対応
 公共土木施設災害復旧事業(国負担2/3、県負担1/3)により、土砂撤去を含めた臨港道路の復旧を実施
・柏崎市(市道管理者)の対応
 公共土木施設災害復旧事業(国負担2/3、市負担1/3)により、市道の復旧を実施
*復旧工法については、今後の土質調査結果を基に検討する。
*国の災害査定は、9月以降の予定である。


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 現地での降雨量測定値は無いが、近くでは柏崎総合高校の数値で、

 7月3日夜~7月5日 163mmの雨

となっており、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の条件である最大24時間雨量80mm以上を超えている。
 今後は国の査定がでてからの補正予算での対応となるので、議会としては査定を待つしかない。

Adsc_00340167 視察終了後、10時から産業建設常任委員会に出席し、以下の内容について協議。

(1)7.3大雨災害に伴う被害状況について
→ 今後の国の査定を受けてからの補正予算など注視し、恒久的な対応が決まり次第、報告を求める。平成29年9月定例会議中。

(2)(仮)中小企業振興条例について
 今後の視察や議論しているポイントの整理を行い、今後1年間で関係団体との意見交換などスケジュールを今後に提示。

(3)行政視察について
 8月23日から25日までの日程の再確認

(4)その他
・決算特別委員会での追加説明を求める事業を提案
 マリンスポーツ交流センター管理運営費
 マリンスポーツ交流センター整備費
 松雲山荘ライトアップ事業
 北陸新幹線観光誘客事業
 排水路維持補修事業

 会議終了後、会派室で諸雑務。

 13時、妻とお気に入りの「したん家」に行き、「天ぷら中華 360円」と「半カレーライス 200円」で昼食をとる。

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Adsc_00340171 食後、駐車場で当て逃げされた愛車・四代目プリウス(ZVW55)フォウ・ミイダ(メス、1歳)の修理に預ける。
 右前方に車のバンパーが強く当たった跡があり、コーナーセンサー2個がとんでもない方向を向いている状態。ショックセンサー付きのドライブレコーダーに映像記録がないため、ゆっくりと当たって、そのまま逃げたのであろう。修理見積りは、バンパーやセンサー交換で10万円超。逃げるとは卑怯なり。

 代車を使って、資料のお届けやお見舞いなどで市内をまわる。

 16時、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00340174 19時30分、大量のニンニクを使って、牡蠣醤油を焦がした風味をつけたガーリック炒飯、胡瓜と蛸の酢の物、グリーンサラダ、牛モモ肉のしゃぶしゃぶ(ポン酢)、ビール500ml3本で夕食をとる。
 今回の炒飯の脂は、久しぶりにラードを使ったので、風味良く仕上がった。

 食後から結婚披露宴で使うビデオの編集作業などを行う。

 24時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、引き続き作業。

2017年8月 1日 (火)

ウルトラマンフェスティバル2017「ウルトラセブン放送開始50周年」

 2時、就寝。

 7時に起床し、ホテル近くのコンビニで購入した納豆巻き、低脂肪乳で軽い朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、ホテルをチェックアウトし、仙台駅に向かう。

 8時44分発の東北新幹線「やまびこ128号」に乗り込む。

 10時48分、東京駅に到着し、そのまま都内のエネルギー関係団体の事務所へ移動し、打ち合わせに途中から出席する。

 12時から近くの喫茶店の出前というランチプレートで昼食をとりつつ、引き続き、打ち合わせ。

Img_0347 14時、サンシャインシティで開催されているウルトラマンフェスティバル2017の会場に入る。
 『ウルトラQ』江戸川由利子役、『ウルトラマン』科学特捜隊のフジ・アキコ隊員役であった女優・桜井浩子氏から頂戴した特別招待券で入場させてもらい、自分でウルトラマンワールドを楽しむとともに、今年も「いつか実現したいこどもの時代館復活」への参考となるアイデア集め。毎年のことであるが、子供たちを楽しませたいということで新しい企画がでてくるので、勉強になる。
 しかも今年は「ウルトラセブン放送開始50周年」なので、ウルトラセブンの世界推しとなっており、昭和からのウルトラファン垂涎の内容である。

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*宇宙人ロード

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*『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」のメロトン星人との話し合い

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*ウルトラマンレオvsにせアストラ(ババルウ星人)

 今年のウルトラマンフェスティバルのテーマは「親子でウルフェス」ということで、ライブステージ「第1部 運命を切り開け~光と闇の戦い~」はウルトラセブンとウルトラマンゼロの親子のいざこざから話がスタート。

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 悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの息子であるウルトラマンジードの苦悩やそれにつけ込むウルトラダークヒーローという流れで進んでいくなか、効果的だったのは多色に光るLEDライトが入ったウルトラフラッシュである。ウルトラマンのピンチには赤い光となり、声援が大きくなり、会場が一体化したときに白く輝くギミックが素晴らしい。

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 結局、黒幕はメトロン星人だったということから、ウルトラセブンと往年の名シーンを再現するかのような戦いが繰り広げられた。

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 最後はウルトラの父(ケン)、ウルトラの母(マリー)も登場し、決めポーズ。会場内のちびっ子も30年前ほどのちびっ子も大喜びであった。

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 技術の進化とともにライブステージもかなり凝ったものになってきており、来年はどんな新しい仕掛けをしてくれるのか楽しみである。

 16時過ぎ、会場を後にし、東京駅に向かう。

 16時40分、東京駅発の上越新幹線「Maxとき333号」に乗り込み、18時24分、長岡駅に到着。

 駐車場に預けておいた愛車に乗り、買い物などをしつつ、20時、自宅に戻る。

Adsc_00340166 熱めのシャワーを浴びたのち、21時10分、仙台市内で購入したメロンの漬物、豚の味噌漬け、ほやの塩辛、おにぎり1個(筋子)、ビール500ml3本で夕食をとる。
 メロンの漬物にビールはぴったりであったが、好物であるほやの塩辛にはビールよりも、最初の一口は日本酒を合わせるべきであった。

 食後、不在だった間に届いた郵便物やFAXの処理。

 24時から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

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