2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 柏崎市ガス事業民営化に伴う市内業者への影響 | トップページ | 北朝鮮、またも弾道ミサイル発射
グアムではなく、日本に向けて威嚇 »

2017年9月14日 (木)

7.3大雨災害の復旧状況
柏崎シティセールス行動計画第一次版

 持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理し、2時、就寝。

Bdsc_00011 7時に起床し、シャワーを浴びたのち、ホテル2階でビュッフェ形式の朝食をとる。小粒納豆、鱒の塩焼き、粗挽きソーセージ、マカロニサラダ、味付け茹で卵2個、焼き海苔、新潟らしいタレかつ、牛乳、有機野菜のサラダ、若布と油揚げの味噌汁、漬物、ご飯2杯、クロワッサン、ロールパン1個といった内容。

 食後、身支度をし、愛車で柏崎市内まで戻る。

Bdsc_00032 9時50分、市役所に移動し、10時から産業建設常任委員会に出席する。
 まずは都市整備部所管事項の審査から始まった。

「議第57号 平成29年度一般会計補正予算(第6号)」
・小規模急傾斜地崩壊防止事業 4100万円
 7月3日に発生した大雨により崩落した市内番神二丁目地内の市有地法面について、新潟県から小規模急傾斜地崩壊防止事業の採択を受けたことから、復旧工費を措置。
・道路橋りょう災害復旧事業 1億4610万円
 市道柏崎8-139号線ほか6路の復旧

「議第71号 市道路線の廃止について」
 ほ場整備事業に伴う2路線及び県道の道路改良に伴う1路線を廃止する議案。

「議第72号 市道路線の認定について」
 地元町内会からの申請による1路線、道路改良により認定する1路線及び国道353号線改良工事に伴い発生する旧道部分の移管に係る1路線を認定する議案。

 ここで一旦、産業建設常任委員会が一旦休会となり、産業建設常任委員協議会となり、以下の1件ついての報告があった。

「7・3大雨による被災箇所の復旧について」(pdf形式)

 10時35分から10分休憩をとったのち、10時45分から産業建設常任委員会となり、産業振興部所管事項の審査となった。

「議第57号 平成29年度一般会計補正予算(第6号)」
・柏崎シティセールス行動計画用アンケート集計委託 86.4万円
・移住ガイドブック作成業務委託 108万円

Q.柏崎市での暮らしや支援策など情報を盛り込んだ首都圏在住者向けの移住ガイドブックを作成するというが、作成するのが目的ではない。いかに移住者を増やすかの視点を忘れてはならない。そのためには、ガイドブックの内容はもとより手に取ってもらいやすい、目につきやすい場所など、競争が激しい首都圏でどこに置くのか、という戦略、戦術が重要になる。内容についても同じガイドブックの中でも、若い世代やリタイヤ世代などセグメンテーションをしっかりし、分かりやすい編集も必要になろう。現時点で、ただ作るという段階なのか、それとも置く場所や内容までかなり詰めた段階なのか。
 例えば、移住ガイドブックでも表面は若い世代の移住用の構成、裏面はリタイヤ世代の落ち着きのある雰囲気で構成し、置く場所によって見える面を表、裏を入れ替えるなど、各自治体はかなり知恵を絞っている上、また置く場所も戦略をもって、ときには場所の使用代も払って置いてもらうこともしている。そういった戦略、戦術はあるかどうか。

A.置く場所は、移住のターゲットは首都圏の若い世代、特に女性を考えている。連携協定をした都内金融機関と相談しており、効果的な配置にしたい。

Q.意見として述べたい。首都圏などは競争が激しく色々なガイドブックが並び、手にとってもらえない可能性もある。たまには「奇を衒う」ことをしても良いのではないか。例えば新潟市では「バカいいねっか」というワードを使ったりしている。考えてほしい。
もう一つ、先日視察をしてきた奈良県生駒市の事例を言えば、紹介映像を作るのは簡単であるが、どこで見せるのかにアイデアがあった。生駒市の場合には、映画館で映画が始まる前の時間に映像を流している。つまり逃げられない時間、観客に絶対見てもらえるところで移住やシティセールスを行っている。それをそのまま真似をしろというわけではない。個人的にいま狙うべき媒体は、山の手線などの首都圏の電車内のデジタルサイネージ。JRなどでは、新型車両の入れ替えが始まっており、ほとんどの車内にデジタルサイネージが設置されつつある。満員の通勤時にはスマートホンを見るか、デジタルサイネージを見るであろう。いま広告費は高いと思うが、普及するにつれ、広告費は安定すると思う。是非、横目でみるかたちでいいので、検討材料としては気にかけてほしい。

「議第69号 ふるさと体験村設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 ふるさと体験村に設置した老朽化の著しい一部施設について、指定管理者に売り払うため、用途廃止する議案。

Q.先日、本会議場で質疑での答弁された望遠鏡を外に出す際に使用するレールはいつ撤去したのか。
A.平成24年度に撤去した。

Q.つまり、平成24年からの5年間はまったく使うことなく、朽ち果てたということか。
A.反射式望遠鏡であり、レールで引き出すことができなくなった。5年間使っていない。

Q.望遠鏡本体はほとんど使っておらず、状態が悪くなった、で寄付者に返す、というのは柏崎市として誠意が無いのではないか。
A.望遠鏡の設置の経緯を説明したい。門出地区において茅葺屋根の家を中心に整備した際、星空を観察をしようと設置した。寄付者が度々きて、星空観察をしていたが、しばらく現地は来ない状態になっていた。望遠鏡自体は地元で扱い切れない部分もあり、ただ保管をしていたという状態であった。地元としては、望遠鏡を生かすと道がないので、返還することになった。寄付者の寄付先は地元の組合。

Q.少し整理したい。寄付者が地元の組合に寄付(所有権は組合)をし、その活用のために旧高柳町が公金でレールや建物を整備したということか。
A.その通りであり、所有者は地元の組合となる。

 旧高柳町時代のこととはいえ、本当に公金で負担するのが適切であったのか、また活用方法はなかったのか疑問点は多いが、所有権が地元の組合にあるということであれば、これ以上の言いようがない。
 しかし、寄付者に返すというのは、あまり良い恰好ではないと思う。

 すべての議案の質疑、議員間討議が終わったのち、討論、採決となったので、「議第57号 平成29年度一般会計補正予算(第6号)」についてだけ、以下のような意見を付した。

「予算には賛成するが、シティセールス及び移住ガイドブック作成に関して、質疑のやりとりのなかで十分な戦略、戦術が練られているとは思えかった。予算の執行にあたっては、きちんとした戦略、戦術を考えて行っていくよう、意見を付しての賛成とする。」

 すべての議案が原案可決となり、11時45分に産業建設常任委員会が終了。

Bdsc_00053 12時、会派室に戻り、持参してきた弁当で昼食をとる。今日は、台湾人の妻が弁当作りに挑戦したもので、鶏ドラムスティックの唐揚げ、玉子焼き、胡瓜、ほうれん草のおひたし、沢庵、茗荷の酢漬け、ご飯といった内容。

 13時から産業建設常任委員協議会となり、以下5件の報告が行われた。

「報第29号 株式会社じょんのび村協会経営状況報告書」
 売上額2億2262万円、前年比94.2%。
 利用客13万2588人、前年比96.3%。
 長期にわたる源泉ポンプの故障があり、冬期間の利用者が減少。
 当期純損失959万円。
 第27期(平成29年度)に向けて、売上額26億円、経常損益440万円を目指したい。
<温泉がでなくなった原因と対応>
 井戸の深さが1400mあり、揚湯ポンプが何回も焼き付くことがあった。ガスを水と一緒に吸ってしまっていた。そこで、さらに深いところから、お湯をとれるよう新潟県に申請している。また電源が離れているので、電圧にもバラつきがあった。
 平成20年にも井戸自体は洗浄しているが、それでもガスを吸ってしまうので、揚湯ポンプを井戸のより深い位置に置くことになった。

Q.固定資産の売却益154万円、未収入金が92万円ほどあるが、この内訳は何か。
A.いままで使っていたバス2台を売却したのが154万円。バス自体は、現在、柏崎市からのリースで対応している。

→税の使い道として、公平、公正を考えると柏崎市のリースに頼らないべきではないか?

A.未収入金92万円は、こども自然王国が3月時点で未払いとなっている電気料80万円、じょんのびかがやき会の事務局の手数料10万円を4月にもらうということで、計92万円を計上した。

Q.基本的にこども自然王国とは実施主体が違うので、できれば電気メーターも別でちゃんと精算した方が良いのではないか。
A.建設当時に同一地番ということから、東北電力から一つの契約にし、親契約をじょんのび村とした経緯がある。

「報第28号 公益財団法人かしわざき振興財団経営状況報告書」
 公益目的事業の全体収支約845万円の黒字。法人決算は1591万円の黒字となる。

Q.収益事業のうち、自動販売機を除いて、シーユース雷音、大崎温泉雪割草の湯、駅前ふれあい広場駐車場が3本柱。駅前ふれあい広場駐車場は今後、駅前開発が進めば収益事業ではなくなる。実質的にどれほどの収益をどの施設が担っているのか、収益事業ベースの財務諸表からは見えないところがある。大まかで良いので施設の収益はどうか。
A.駅前ふれあい広場駐車場(200台)は財源に貢献していた。駅前開発に伴い。今後は120台になるので、収益が2/3ほどになると見込んでいる。シーユース雷音(利用料収入1億7266万円、利用者5万6957人)が比較的順調であるが黒字ということまでいかない。大崎温泉雪割草の湯(利用料収入3090万円、利用者4万人)は、非常に厳しい状況にある。他、売店等についての収益は黒字になっており、収益事業全体で何とかカバーできている。今後も業務改善等を行っていく。

Q.大崎温泉雪割草の湯は客単価770円ほどであり、民間の日帰り温泉施設の目標客単価1000円を目指すような工夫にも取り組んでもらいたいと思うがどうか。
A.厨房施設が小さく、物を温める程度であり、メニュー開発にも限度がある。夏は地元の海産物を使うということにも取り組んでおり、さらに方法を考え努力したい。

「報第31号 株式会社カシックス経営状況報告書」
 当期純利益1772万円。
 2017年はKASIXブランドサービスの構築、安定ヨウ素剤配布管理システムの受注拡大、パーソナルロボットのソフト開発、標的型メール対策ソリューションなどに取り組む。

Q.これまで柏崎市ガス水道局のマッピングシステムデータの更新業務をしてきていると思うが、ガス事業の民営化後、北陸ガスとの契約、現行のデータをどうするかなど決まっていれば教えてほしい。
A.北陸ガス、ガス水道局と協議している最中。データは引き渡しに関してはガス水道局の判断になる。

Q.双葉町、大熊町の受注が成功したような被災地支援システムは今後の展開も色々と考えられる。現在、内閣府中央防災会議防災対策推進実行会議で、災害対策の標準化のワーキングが行われている。そういった標準化を意識したシステム開発などはしているか。また、政府はG空間を利用した防災システムと推進している。そういった観点でのシステム開発は進められているか。
A.災害システムの標準化にはまだ対応していない。いま標的型メールの国内、国外の展開に集中している段階。当社としてGISに取り組んでいるものの、G空間は研究対象にはしているものの、実際には着手する段階にはない。

「報第30号 株式会社柏崎ショッピングモール経営状況報告書」
 当期純損失1652万円となってしまい、今期の弁済額6232万円に収益が届かず、金融機関に支払い猶予、債権者には減額弁済をしている。
 長期借入金は6億1330万円。

Q.中央地区としては、いまや無くせない施設となっているので、何とか頑張ってほしいと思っている。テナント紹介の話がでたが、テナントが入るにあたっての制限があったと思うが、改めて確認したい。
A.直火は禁止されており、過熱は電気のみとなっている。1階より上は、排水、給水の問題があるため、飲食店などは比較的可能な地下となる。

・柏崎シティセールス行動計画

Action1

「柏崎シティセールス行動計画第一次版」(pdf形式)

Q.具体的な行動プログラムのなかに、「柏崎ファンクラブ会員の拡充、市内の様々な活動への参加の促進」とある。ファンクラブの会員を増やすのも大切であるが、このファンクラブ会員をセールスパーソンとして輝いてもらう必要があるのではないか。セールスパーソンは、セールスする場所、主人公となる場を与えなければセールスパーソンにならない。
A.柏崎ファンクラブ会員は十分に詰めておらず、現時点で独自での企画を行うという計画はないが、今後に検討したい。

Q.是非とも、柏崎ファンクラブ会員が主人公になる場所を用意してあげるような仕掛けをしてもらいたい。別の質問になるが、これまで付き合いがある群馬県、長野県をもっとおターゲットにきちんと位置付けた方が良いのではないか。
A.長い付き合いがある隣県への取り組みについて、第二次版、第三次版で加えるよう検討したい。

Q.移住に関する支援、補助金などを紹介するパンフレット等の話があった。移住を考える人にとっては、どんぐりの背比べである補助制度の違いで選ぶことは少なく、多くは自分のあるべき姿を実現できるか否かが重要。ペルソナマーケティングにも取り組んでいるようであるが、本当に大変なのは設定したペルソナに対応したもの、柏崎市の資源・制度を組み合わせの情報発信。例えば、20代後半の男性で妻、子供が1人、自然を愛し、週末には海でマリンスポーツをしたいというペルソナを設定した場合には、それに対する柏崎市でのソリューション、つまり柏崎市に移住した場合に「こういった生活ができる」という紹介することが大切である。個々の制度や魅力を紹介するというだけではなく、そういった視点を持ってほしい。
A.補助金などの部分的なものだけではなく、全体像を提供できるものを考えていく。

 17時過ぎに終了となり、会派室に戻って諸雑務。

 17時40分、自宅に戻り、スカイプを使って先日、柏崎市内で収録した『海幸山幸の詩』の冒頭にビデオ出演する。

Adsc_000301 18時40分、鰤の照り焼き、豚挽肉を多めに入れた激辛麻婆豆腐、蛸と胡瓜の酢の物にカリカリベーコンをのせたもの、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 脂身が多いものの、スモーク感が強いベーコンだったので、自身の脂で揚げるようにカリカリにしたところ、ビールにぴったりであった。

 食後から事務所で紙資料の整理を行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、資料作りに必要な参考図書を読む。

« 柏崎市ガス事業民営化に伴う市内業者への影響 | トップページ | 北朝鮮、またも弾道ミサイル発射
グアムではなく、日本に向けて威嚇 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 7.3大雨災害の復旧状況
柏崎シティセールス行動計画第一次版
:

« 柏崎市ガス事業民営化に伴う市内業者への影響 | トップページ | 北朝鮮、またも弾道ミサイル発射
グアムではなく、日本に向けて威嚇 »