新庁舎問題:組合事務所は未契約だから執務室と表現?
1時、就寝。
5時に起床し、事務所で急ぎのメールや資料を作成する。
8時、大粒納豆、目玉焼き、もやしと豚挽肉の炒め物、ニラと卵の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時30分、市役所に移動し、会派室で諸雑務。
10時から本会議、一般質問の三日目に出席する。
二名の議員が一般質問を行ったが、原子力事故の際の避難計画(IAEA定義の第5層)について、100%被曝せずに避難できなければ実効性があるとは言えない、といった議論があった。何事もそうであるが、100%とかゼロリスクというのは机上の空論であって、科学的議論ではない。影響のない範囲、許容できるリスクといった観点での議論がほしいところ。
11時45分から休憩時間となったものの、11時50分から議会運営員会に出席。
協議内容は以下の通り。
1.人事案件の内示
・教育委員会委員1名の選任
・固定資産評価審査委員会委員1名の選任
・人権擁護委員2名の選任
→ 9月22日本会議での起立採決
2.市議会全員協の開催について
9月22日本会議終了後
協議事項予定:
新潟産業大学公立法人化可能性調査結果報告について
3 その他
(1)議会運営委員の日程について
9月20日9時~
「請第4号 柏崎市議会員定数を適正化するよう求める請願」
の請願者説明
12時、会派室に戻り、「柏崎仕出しセンター」(電話: 0257-23-3324)の弁当で昼食。
メンチカツ、エビフライ、焼売、鶏モモ肉、玉子焼き、昆布煮、佃煮、肉豆腐、デザートとして巨峰も添えらた弁当であった。
13時から再開となり、二名の議員が一般質問を行ったのち、以下の6件の決算の認定に関する提案が行われた。
「承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成28年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成28年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成28年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成28年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成28年度墓園事業特別会計)」
15時に終了となり、15時10分から決算特別委員会に出席する。主な内容は、平成28年度決算に関して財務部長から柏崎市の財政に関する包括的な説明。
監査委員からの「平成28年度柏崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見」の最後はこう結ばれている。
「本年度発覚した不適切な事務処理に鑑み、より一層内部統制及び法令遵守(コンプライアンス)の徹底と公務員倫理の厳正な保持に取り組み、市民の信頼確保を望むものである」
会計の数字も大切であるが、監査委員の指摘の通り、適正な処理を行っているという市民からの信頼感が問題である。
15時55分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会に出席。
協議事項は行政視察についてであり、第二部会から関西電力・高浜発電所及び高浜町へ平成29年11月15日、16日で視察に行くこと提案された。
調査項目としては、再稼働した自治体における避難計画、防災システム。
結果、委員会で承認され、行政視察に行くことが決定した。
16時15分から柏崎市新庁舎建設特別委員会に出席する。
主たる協議事項は、先日も問題になった議会図書室を1階にするのか、2階にするのかであり、結果、2階の議会事務局前を議会図書室にすることとなった。
Q.議会図書室の廊下側の壁をとっぱらって、オープンスペースにすることはできないのか。重要な書類は書棚の施錠管理でできると思うがどうか。
A.2階に議会図書室を持ってきた段階である程度の制限がある。壁を取り払うということまではできないが、ソフト的な観点での若干の見直しなどは考えられる。
引き続き、質疑も行って良いとのことだったので、改めて市民説明会や『広報かしわざき』で、説明図面にある「組合事務所」を「執務室」として説明した件について、問い質した。
Q.以前にも話がでたと思うが、『広報かしわざき』において組合事務所を執務室と表記したのは何故か。我々議会に提出された図面のように、素直に「組合事務所」と書けば良いではないか。FMピッカラや売店、消費生活センターは賃貸契約もされていないにもかかわらず、きちんと記載されている。
A.記載の件は、御懸念を抱かせてしまったなら申し訳ないことであり、お詫びしたい。他意があってのことではない。執務室として書いたのは、庁舎の目的外使用となるので、申請者からの申請があってからの記載になる。FMピッカラや売店については、契約はないが市民の皆さんからの基本計画で合意を得ていると思っての記載。屁理屈と言われても仕方ないが、他意があってそのようにしたわけではない。
Q.そもそも市民説明会でも執務室という説明で行っており、組合事務所とは市民に伝わっていない。目的外使用だから執務室ということであるが、逆に目的外使用をしてでも組合事務所がここになければならない理由は何か。
*現在の組合事務所で本庁舎の建屋内ではなく、付属建物内にある。
A.庁舎の中に職員団体を入れる法律の必然はない。一般的に労働基準法の面に言えば、一定の面積を目的外使用を提供しているので、これまでの提供をやめるということは難しい。
Q.組合事務所が新庁舎の1階にある理由が分からない。第二分館、教育分館しかり、そしてガス民営化に伴うガス水道局の庁舎もスぺースが空き、多くの公共施設が空く。私はあくまで新庁舎は第一に市民の利便性のため、第二に働く職員のより良い仕事環境、福利厚生のためと考えている。加えて言うなら、今年6月9日、櫻井市長に対して、組合が新庁舎基本設計案に対して申し入れした内容には、組合事務所の位置の要望は無い。
(1)新庁舎の収容職員数を見直す
(2)庁舎を分散しないで、新庁舎に集約
(3)執務室のユニバーサルデスクを見直し
(4)福利厚生スペースを確保
(5)キッズスペースや多目的トイレの充実
(6)市職員駐車場を庁舎周辺に確保
組合からは要望が無いのに、一階の新庁舎に入れるのが前提とは、おかしいのでないか。
A.法律的には新庁舎に中に入れなければならない理由はない。職員の福利厚生、県内の自治体の事例をみても庁舎にあり、庁舎外に置くことも違法ではないが、新庁舎に置く配慮をした。現在、まだ組合との協議は行わっていない。
委員会が紛糾し、暫時休憩をとって議事録をとらない場で議論沸騰。
結果、議会の意見として組合事務所の位置は受け止め、また執務室と説明したことは改めて市民に説明するという事をはじめ、市長、副市長と協議する当局側の答弁で終了となった。
終了後、会派室に戻って諸雑務。
18時30分、自宅に戻り、豚モモのブロック肉で作った黒酢多めの酢豚、アワビの昆布締め(肝醤油)、石川県産の鰤の刺身、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
アワビの昆布締めは初めてであったが、噛みしめるほどに旨味が広がり、値段以上の価値。
食後から事務所で依頼されたパソコンの修理を行う。まずは分解と掃除。
22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、決算書など議会資料を読み込む。
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