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2017年10月

2017年10月31日 (火)

議会運営委員会視察2日目(埼玉県鶴ヶ島市、所沢市)

 1時、就寝。

 6時30分に起床し、熱めのシャワーを浴び、目を覚ます。

Bdsc_00144 7時20分、ホテル2階でビュッフェ形式の朝食をとる。小粒納豆、ミートボール、オムレツ、切り干し大根、ポテトサラダ、生卵4個、焼き海苔、牛乳、有機野菜のサラダ、麩と若布の味噌汁、漬物、梅干し、ご飯大盛り1杯、ロールパン1個といった内容。生卵4個を使った卵かけご飯に小粒納豆という豪華な1杯をかっこんだ。

 8時30分、ホテル1階に集合し、東武東上線の和光駅から若葉駅まで移動する。

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Bdsc_000303 若葉駅からタクシーで移動し、9時40分、埼玉県鶴ヶ島市役所に到着。10時から議会運営委員会での行政視察となった。
 目的は「議会改革の経過と課題」、「議会報告会」の2点。ありがたいことに、「つるが島 心ばかり」(長峰園 鶴ヶ島市紙広谷598)の煎茶を頂戴した。

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Img_1057 冒頭、ご主人が出雲崎町出身という金泉婦貴子議長からご挨拶を頂き、議会運営委員会委員長である杉田恭之議員、議会改革等プロジェクトチーム・リーダーの高橋剣二議員、図書委員会委員長・山中基充議員からもご同席頂いた。
 主な内容は以下の通り。

1.議会改革の経過と課題
・柏崎市議会と同様に、改革を進めた上で最後に議会基本条例を定めた。
 
議員定数は24人から18名に削減(鶴ヶ島市:人口約7万人)
→ 柏崎市議会は人口約8.6万人で議員定数26名。
・議会事務局の強化
 法規経験職員を配置(定数8人、現員数5人)。
・議会基本条例の制定は平成21年3月。
・災害対策支援本部設置要領の制定、平成24年6月。
・予算や決算に関して、本会議や委員会での質疑は事前通告制。

→ 柏崎市議会では自由な発言が、委員会外議員でも可能

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2.植本祭(本の寄付を募る)などの今後の日程
・議会図書室から始まる政策作り
  一般質問で使える議会図書室、議員になる為の議会図書室(主権者教育の枠を超える)
 つるがしまどこでもまちライブラリー@議会図書室
・本なら何でも寄付してもらいたいということではなく、その本についてプレゼンテーションをしてもらう。
<議会改革として>
 本を通じての市民との交流、本好きの皆さんとの交流
 中央図書館や生涯学習課との交流
 書籍の充実、図書委員会の活性化
 大学、役所、カフェ様々なところでまちライブラリーは設置されている。議会図書室では、全国初。

3.議会報告会
・2008年に埼玉県下初の議会報告会を市役所ロビーで実施。市民等の参加者は約260人。
・「市民とギインの懇談会2017」
 自己紹介(名前、ニックネーム可とし、お住まい、今日話したいこと、聞きたいことを話す)
 ルール(自分だけ話さない。頭から否定しない。楽しい雰囲気を大切にしましょう)

Q.議会事務局の強化について、法規経験職員とは実際にはどのような人材なのか。
A.市長部局を法規担当者を議会事務局に移動させた。鶴ヶ島市議会で空き家条例を作ったが、法規担当の問題というよりは、執行部側からの調整に手間がかかった。

Q.議会報告会について、どうしても市民の方からの陳情大会になってしまうのが我々の悩みのところであるが、御市議会の場合はどのような雰囲気で行われているか。
A.議会報告会を始めた当初は、陳情がほとんどであり、町内のどこどこを直してほしいというものばかりであった。現在は、開催回数も増えてきたこともあり、参加者のなかで陳情が続いた際に、他の参加者から注意が入るような雰囲気がでてきた。意識があがってきたのだと思っている。その反面、参加者が少なく、決まった方がよく参加されるということも課題になっており、特に若い世代の参加が難しい。

 質疑終了後、議場、そしてこれから大きな改革を行う議会図書室を見せてもらった。
 議場には、鶴ヶ島市のマスコットキャラクター「つるゴン」のぬいぐるみがあり、議会中もそのまま議長席に飾ってあるという。

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*各議席に鉛筆と消しゴムが用意されている伝統的な議場

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 御礼を述べたのち、再度、タクシーに乗り込み、若葉駅まで移動。東武東上線で川越市駅に行き、西武新宿線の本川越駅まで歩いて移動したところで、昼食休憩となった。

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 12時10分、「ホワイト餃子のはながさ 本川越店」(電話:049-225-2203)に入り、「ランチ 500円」で昼食。ホワイト餃子8個、ライス、スープ、漬物がセットになっており、かなりお得感のあるランチである。揚げたての餃子の熱い肉汁とカリカリの皮が絶妙であり、一緒に食べるライスがイマイチなのが残念。

 食後、西武新宿線の本川越駅から航空公園駅に向かう。航空公園駅の前には、かの名機YS-11が展示されている。

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Bdsc_001711 徒歩で埼玉県所沢市役所に移動し、14時から議会運営委員会での行政視察となった。
 目的は「事務事業評価」「ICT化推進基本計画」の2点。ありがたいことに、所沢市イメージマスコット「トコろん」が描かれた「狭山茶 所沢市」(所沢市産業建材部農業振興課)、お菓子「よいと」(紀の國屋 埼玉県所沢市松葉26-1 電話:04-2995-4022)を頂戴した。

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Bdsc_001912 冒頭、松本明信副議長からご挨拶を頂き、所沢市議会の福原浩昭議員(前議会運営委員長)、議会運営委員長・青木利幸議員、議会運営委員・大石健一議員からもご同席頂いた。
 主な内容は以下の通り。

1.主な議会改革等の取り組み
<議会運営>
1.議会基本条例の制定(平成21年3月)
2.100条の2 専門的知見の活用で調査委託(平成19年~)
3.議会審議における論点情報の形成(平成21年6月)
4.一問一答方式の導入(平成21年6月~)
5.議会事業評価・議会改革評価(平成21年6月~)
6.議会基本条例の見直し手続き(平成23年7月~)
7.閉会中の文書による質問(平成21年7月ほか)
8.自由討議(平成21年9月~)
9.議場モニターの設置(平成22年5月)
10.参考人招致
(平成22年6月以降の取組)
11.公聴会・意見提案手続(平成23年1月)
12.附属機関の設置(平成24年4月)
 常設型の審議会を設け、外部に議会の事業評価を行ってもらっている。
13.議会ICTの推進(平成28年3月)
 タブレット導入による作業部会、会議中の情報通信機器の使用基準を策定。
<広聴広報編>
 平成27年から所沢市議会のオリジナル・キャラクター「みみ丸」を作った。

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*トコろんとミミ丸(手前)

14.広聴広報委員会の設置(平成23年5月)
15.議会報告会の開催(平成22年5月)
 議員と市民との自由な意見交換のひとつ。みみ丸カフェも同様。
16.政策討論会の開催(平成24年2月)
 委員会でも実施することができる。議会報告会と違い、一つのテーマに対する議員間討議を通しての政策立案、政策提言を積極的に推進。
 所感と課題として、活発なやりとりになっているか、成果をどう反映するか、政策形成サイクルに基づき検討しているか、がある。
17.みみ丸カフェの開催(平成28年7月)
 無作為抽出により、20~50歳代までの現役世代を対象に、年代別・男女別に抽出。800通の案内をだして、20数名の参加がある。
 早稲田大学との連携協定を活用(ファシリテータを教授が、テーブルホストを学生が務めた)
 狭山茶や会場装飾による雰囲気作り

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18.ところざわ市議会だより
*柏崎市議会で取り組んでいないもの
 → 2、3、9、12、16、17

Q.附属機関の設置というのは、先ほどの説明ででた議会の外部評価をしてもらう常設型審議会のことか。また他にも附属機関は何か設置しているか。
A.定数に関する審議会を一度作ったことがあり、現在は政策研究審議会が常設で設置されている。平成28年から実施、1年に1回のタイミングで会議を行っている。設置条例に基づいている。審査会委員は、早稲田大学人間科学学術院、防衛医科大学校長、法政大学の自治専門家教授、以前の副市長の4名で構成している。
 初年度(平成28年度)の諮問事項は、

1.大学生等の消防団への入団促進策について
(総務経済常任委員会)
2.議会評価・ICT化推進について
(議会運営委員会)
3.選挙権年齢引き下げに伴う大学生による教育プログラム構築について
(広聴広報委員会)

の3つがあり、答申内容はそれぞれの委員会で反映し、議会全体で情報共有している。

 質疑終了後、議場を見せてもらったところ、30年前のバブルらしいかなり豪華な作りで驚いた。
 こういった豪華でクラシカルな議場は、フィルムコミッションでも使えるので貴重である。

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 御礼を述べたのち、徒歩で航空公園駅まで戻り、西武新宿線で所沢駅で乗り換え、池袋まで移動。池袋からは埼京線で大宮駅に向かう。

Bdsc_002113 17時6分、大宮駅で上越新幹線「とき333号」に乗り込み、長岡駅に向かう。途中、売店で購入したレタスサンドイッチ、チーズ入りちくわなどで軽い夕食をとりつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

 18時24分、長岡駅に着き、各駅停車に乗り換え、19時40分、柏崎駅に到着。

 20時過ぎ、自宅に戻り、不在だった間の郵便物などを処理する。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2017年10月30日 (月)

議会運営委員会視察1日目(東京都立川市)
立川フィルムコミッション

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、根菜入り薩摩揚げ、玉子豆腐、野沢菜でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時に自宅をでて、柏崎駅にて議会運営委員会のメンバーと合流する。
 台風による強風のため、電車が15分間遅れ、長岡駅に到着したのが、9時30分。

 9時43分の上越新幹線「とき314号」に乗り込み、大宮駅に向かう。

 11時2分、大宮駅に到着し、埼京線で武蔵浦和駅に行き、武蔵野線に乗り換え。西国分寺から中央線に乗り換え、12時過ぎに立川駅に到着した。

Adsc_002828 12時10分、「チャコールダイニング るもん」(電話:042-527-3022)に入り、「日替わりランチ 800円」、「ランチドリンク 200円」で昼食。日替わりランチのメニューは、カレイのフリット彩野菜のソースとなっており、ドリンクはクランベリージュースを選択した。
 ドレッシングがかかったサラダを口に入れた瞬間、

 「おーぉ、すっぺぇー菜っ葉だぁ」

と某議員が大声で喋ったので、周辺のテーブルからの冷たい視線が痛かった。

Adsc_003030 食後、タクシーで移動し、13時、東京都立川市役所に到着。13時15分から議会運営委員会としての行政視察を行う。
 ちなみに平成22年に竣工した立川市役所の新庁舎は総額103.1億円(用地費19.69億円、本体工事費73.09億円、別途工事費5.17億円、改修工事費0.42億円、備品・委託料等4.73億円)。立川市の人口約18万人でこの規模であり、柏崎市の人口約8.6万人を考えると現在の予算70億円はかなり多いことが分かる。

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Adsc_003232 視察項目は「政策形成・提言の体制、取組について」、「ICT化の経過と活用状況について」の2点である。
 主な内容は以下の通り。

1.議会基本条例制定後の評価及び政策形成のポイントとそのプロセスについて
 平成26年4月1日、立川市議会基本条例の施行
 平成25年2月、素案の検討開始し、幾度もの協議や市民への議会報告会などを経て、同年11月に素案完成。
 平成26年1月6日から2月5日までパブリックコメント実施。
 平成26年3月24日、全会一致で可決。
*請願及び陳情を市民による政策提案と位置づけ、誠実かつ適切な審査を行わなければならない。また、提案者の意見を聴く機会を設けるように努めなければならない。(第7条)

→ 柏崎市議会の場合は、陳情と請願は別途になっており、陳情は審査を厳密に行っていない。
*市民の多様な意見を的確に把握するため、議会及び市民が情報及び意見を交換する機会を 多様に設けることができる。(第8条)
*市長等から重要な政策等の提案を受けたときは立案及び執行における論点及び争点を明 らかにし、当該政策が適正に執行されているかを常に監視するとともに、執行後においてもその成果を評価し、必要に応じて、市長等に対し適切な措置を講ずることを求めるものとする。議会は、政策水準の向上を図るため、政策立案機能の強化に努めるとともに条例の提案及び改正並びに議案の修正、決議等により、市長に対し積極的に政策提言を行うものとする。(第10条)

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2.議会基本条例と政策提言の体制及び取組の実態、市長の対応(実施状況)について
 現在の動きとしては、市民との意見交換会で出た意見の政策へのつなげ方について、議会運営委員会(協議会)で議論が進められている。

3.政策形成・提言に至るまでの事務局の役割。外部専門家の協力を得ているか。
 上記の議運の動きに合わせたサポートを進める。今のところ、外部専門家の協力は得ていない。

4.ICTの活用とタブレット端末活用による議会運営の効率化について
・インターネット上のサーバーであるクラウドに掲載されたデータを閲覧。
・ユーザー数は100人分。議員数+PCで使う行政職員用となっている。

→ 柏崎市議会は導入しているが、当局サイドは導入していない。
・会議資料や議員への通知、情報提供など、これまで分厚い冊子で配布していたものにも導入している。
・資料掲載については、議会事務局が管理権限をもち、pdfのみで命名基準を定めて運用している。

→ 柏崎市議会の場合には、命名基準が定まっていない。

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・タブレットの使用基準を定めており、議員と行政職員が限定使用。
・会議におけるPCとの併用が今後の課題(現在、会議におけるPCの使用は認められていない)
・年間35%の紙の量が減った。

Q.陳情も請願と同じように審査しているというが、どこからの陳情でも委員会に付託して審査するのか。
A.1定例会で2、3件の陳情がある。陳情の取り扱い要綱においては、ある程度の制限(17項目)をしており、内容によっては参考配布だけで終わる陳情もある。

Q.ファイルの命名基準については、行政側の文書管理にも沿っているようなものになっているか。柏崎市議会の場合には特段決まっていないので、今後、ごみファイルが増えていく可能性がある。
A.行政側とは沿ったものではない。行政内部のファイル命名基準は各課で独自であり、フォルダの命名基準は決まっている。

 質疑終了後、議場を見させてもらったところ、市旗と国旗が掲揚されていなかった。議会運営委員会のメンバーのなか、いわゆる革新系の議員からは

 「素晴らしい!」

との感想があった・・・日本国民としては素晴らしくはない。

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 ちなみに、立川フィルムコミッションの活動もあり、2007年2月24日、ウルトラマンジャックの客演と策謀宇宙人デスレムが登場した『ウルトラマンメビウス』の第45話「デスレムのたくらみ」がサンサンロードやモノレールなど立川市内で撮影が行われた。

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 お礼を述べたのち、再度、タクシーで立川駅に移動。立川駅から中央線で西国分寺駅、武蔵野線に乗り換え、16時過ぎ、北朝霞駅に到着。
 徒歩で、東武東上線の朝霞台駅に移動し、16時50分、東武東上線の和光駅に到着した。

 16時30分、宿泊先である「スーパーホテルさいたま・和光市駅」にチェックイン。

Bdsc_00021 18時、「かまどか 和光市南口店」(電話:048-451-6094)に移動し、今日の視察の反省会を兼ねた懇親会に出席する。
 好きな料理を二品選べるシステムだったので、「つぶ貝の山葵漬け」、「鶏皮パリパリぽん酢」などを選択し、生ビールを飲む。

 21時10分、地元で美味しいと評判の「麺屋 樹真」(電話:048-466-5550)に入り、「淡麗特選しおそば 980円」でシメる。加水率の高い麺に鶏出汁のさっぱりスープ、具は焼豚、蒸し鶏、つくね、筍、味玉というもので、かなり好みのラーメン。スープをすべて飲み干してしまった。

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 スーパーで納豆などを買ったのち、22時過ぎ、ホテルに戻る。

 熱めのシャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールの処理や資料を作る。

2017年10月29日 (日)

柏崎市米山町、平成29年台風第21号被害の爪痕

 2時、就寝。

Adsc_001515 7時に起床し、シャワーを浴びたのち、ホテル2階でビュッフェ形式の朝食をとる。小粒納豆、粗挽きソーセージ、マカロニサラダ、味付け茹で卵2個、焼き海苔、新潟らしいタレかつ、牛乳、有機野菜のサラダ、若布と油揚げの味噌汁、漬物、ご飯2杯といった内容。

 8時にホテルをチェックアウトし、8時30分、朝早くて申し訳なかったが、「ロイヤルホスト 新潟駅前店」(電話:025-290-6591)で、某ローカル局の担当者と打ち合わせを行う。

 打ち合わせ終了後、高速道路で一気に柏崎市内まで戻る。

 10時20分、柏崎市米山町内に入り、先日の台風被害のその後を確認。台風被害があった直後も現地入りしたものの、夜であったため、被害の全貌が掴み切れず、写真も撮ることができなかった。
 その後、なかなか時間がなかったが、今日改めて、その後がどうなったのか確認させてもらった。

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 屋根が飛んでしまった家や小屋は外見上、修理が終わっていたが、扉が開かないままやガラスが割れたままの家屋もあり、強風が直に当たることは何かの対策が必要である。
 とりわけ、7年前にやっと開通することができた市道16-42号線と市道16-39号線との接続道路で海からの障害物が無くなったことも大きい。
 すぐに解決するものではないが、予算も含めて要望していきたい。

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 夜に来たときには気付かなかったが、桜の木も台風の風でねじ切れていた。

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 12時30分、一旦、自宅に戻り、六つ切り食パンに霧吹きで水をかけてふっくらとトーストし、トマトケチャップ、チェダーチーズをのせてから焼いた簡単ピザトースト2枚、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで昼食。

 13時から市外がお越しになった某制作会社のロケハン(ロケーション・ハンティング:Location hunting)のため、市内を案内する。

 17時、事務所に戻り、明日からの出張前にやらなければならない事務仕事を行う。

Adsc_002020 19時40分、鶏モモ肉の皮側を下にしてフライパンでじっくりとカリカリになるまで焼き、でてきた鶏油で長葱のブツ切りを炒め、そこへ干し椎茸の戻し汁と牡蠣醤油ベースのつゆを入れた鴨なんばん風の鶏なんばんつゆを作り、乾麺のへぎ蕎麦を入れた鶏なんばん蕎麦、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 22時過ぎ、電話があったので、頂きものの松茸を持って某集会所に移動。缶ビールを飲みつつ、焼いた松茸を豪快に食べ、市政に関して、かなり熱い議論となった。

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 24時、帰宅。

2017年10月28日 (土)

パネルディスカッション「自衛隊は拉致被害者を救えるか?」
平成29年度柏崎市立柏崎小学校音楽会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、豚挽肉とキャベツの味噌炒め、鯛のあらを使った潮汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時40分、母校である柏崎市立柏崎小学校に移動し、平成29年度柏崎市立柏崎小学校音楽会「心をつなぐ ハッピーメロディー」に来賓として出席。

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 音楽会開始前に昨年と同様、「子どもが育つ、よいほめ方」というお話があり、ほめほめポイントは(1)言葉と態度(2)会話を通して(3)見てあげる、ということであった。
 太鼓クラブによる和太鼓演奏「えんま太鼓」でスタートし、1年生(スマイル)の合唱奏は「ね」(作詞・作曲:高橋あゆみ)、フランス民謡の「きらきらぼし」(編曲:宮崎進)。
 3年生(コスモス)は「友だち」(作詞・作曲:秋間ゆう子)、懐かしいというか定番になりつつあるノリノリの「Y.M.C.A.」(作曲:J.Morali 作詞:H.Belolo, V.Willis 編曲:佐藤博昭)であった。ゲイの曲とも言われているが、ノリが良い。
 先月、わくわく柏小シアター2017「ひょうたん池物語」の演劇を行った5年生(ピース)は、NHK番組「生き物地球紀行」の3代目エンディングテーマである「Believe」(作詞・作曲:杉本竜一)、同番組のオープニングテーマ・エンディングテーマの2曲。
 PTAの皆さんが練習を重ねた注目のPTA合唱は例年通りの「ふるさと」(作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一)、そして3DCGアニメ版の映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌である「ひまわりの約束」(作詞・作曲:秦基博)であった。
 続く、音楽部のマーチングは「ゴーゴーブラス フィナーレ」(作曲:水口透)、「コパカバーナ」(作曲:バリー・マニロウ、ブルース・サスマン、ジャック・フェルドマン)が2曲が元気に演奏された。

 10時10分から20分間の休憩をはさみ、校長先生の挨拶があり、大正琴クラブによる演奏となった。曲は、スペイン民謡の「蝶々」、「荒城の月」(作曲:滝廉太郎)の2曲。

平成25年10月19日「第40回帝国陸海軍軍樂隊大演奏会・軍装会」より

 2年生(あおぞら)は、夫婦で作られた「チャレンジ!」(作詞:舘内浩二 作曲:舘内聖美)、そしてビートルズの名曲「Ob-La-Di Ob-La-Da」(作詞・作曲:Jhon Lennon & Paul MacCarthney)を歯切れよく演奏していた。
 4年生(つばさ)は、「こころのうた~とんび、もみじ、冬の歌、さくらさくら」(編曲:中野義見・飯沼信義)という日本らしい合唱ののち、これまた日本らしい?『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌「宇宙戦艦ヤマト」(作曲:宮川泰 編曲:山下国俊)の力強い演奏。
 旧作ではなく、リメイクされた『宇宙戦艦ヤマト2199』の第2話「我が赴くは星の海原」において、沈没した帝國海軍「戦艦大和」に偽装された姿から

 「船体起こせ!偽装解除!! 」

 そして

 「抜錨!ヤマト、発進!!

というシーンを思い出した。


 ちなみに巨匠・阿久悠氏が書いた歌詞には、幻の3番、4番があり、とりわけ3番が素晴らしいと思う。

さらば地球よ、緑の星よ、宇宙戦艦ヤマト
花咲く丘よ 鳥鳴く森よ 魚棲む水よ 永久に永久に
愛しい人が 幸せの歌 ほほ笑みながら 歌えるように
(以下、略)

 是非とも、3番の歌詞でのオープニングを観たい。

 卒業がもう数ヶ月となった6年生は、「夢の8分休符」(作詞:渡辺なつみ 作曲:西澤健治)、そして難度の高い映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の「彼こそが海賊」(作曲:Hans Zimmer Klaus Badelt Geoffrey Zanell)、映画『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」(作曲:Alan Menken)を堂々と演奏。

 フィナーレは、創立130周年の際に作られた全員合唱で「みんなの宝物 柏小」(作詞:平成16年度卒業生 作曲:小林弘人)であり、伴奏が「柏小Teachers band」での生演奏であった。
 つながりマンの登場、感謝の言葉もあり、11時30分、平成29年度柏崎市立柏崎小学校音楽会が爽やかに終了。

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 すぐさま事務所に戻り、身支度をして、午後からの自民党新潟県連青年部局のイベント「朝鮮半島有事!自衛隊は拉致被害者を救えるか?」のため、愛車で新潟市に向かう。

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 13時過ぎ、新潟駅に到着し、講師をお願いした予備役ブルーリボンの会・特定失踪者問題調査会代表・荒木和博氏をお迎えに上がる。

Adsc_000505 14時、自民党新潟県連に到着し、会場の準備や打ち合わせを行う。
 途中、コンビニで購入した「大きなおむすび 照焼チキンマヨネーズ」、「レタスサンドイッチ」で軽い昼食。照焼チキンだけでも十分の味なのに、マヨネーズまで入ってしまうと、米の味は二の次になってしまう気がする。

Adsc_000606 15時から自民党新潟政治学校の第2講義(公開講座)でもある「朝鮮半島有事!自衛隊は拉致被害者を救えるか?」を開会。用意した会場の椅子はいっぱいとなり、約70名の方からご参加いただいた。
 今回は司会とパネルディスカッションでのコーディネーターを仰せつかったので、2時間立ちっぱなしである。
 最初に自民党新潟県連青年局を代表して、青年局長である高橋直揮県議会議員から挨拶をしたのち、先日の第48回衆議院総選挙のこともあったので、自民党・石崎徹衆議院議員からも挨拶をしてもらった。

Img_1009 15時10分から基調講演として、予備役ブルーリボンの会・特定失踪者問題調査会代表・荒木和博氏から「なぜ拉致被害者を救えないのか」と題した講演を約1時間。
 会場内には、北朝鮮による拉致の可能性が高い大澤孝司さんのお兄さん、中村三奈子さんのお母様もお見えになっていたので、これまでの経緯から解決に向けて想いをなどの言葉を頂戴した。

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 自衛隊が海外での邦人救出活動をするための法整備や集団的自衛権、諜報機関の必要性、そして北朝鮮が崩壊した際の難民問題など幅広い視点からの講演であり、とりわけ北朝鮮が武力によってではなく政権崩壊した際のシミュレーションは現実的に自治体や地方議員も考えなければならない内容であった。


201X年A月D日:北朝鮮で金正恩が側近に暗殺される。当初は死亡が極秘とされる。

D+2日:情報が外に漏れ始め、一気に世界中を駆け巡る。

D+3日:北朝鮮は金正恩の現地指導のニュースを流すが、その映像が1年前のものであることが分かり、かえって死亡説が裏付けられてしまう。

D+4日:金永南最高人民会議常任委員長の名前で金正恩の死亡が発表され、1週間後に中央追悼大会を開催することが発表される。

D+7日:各地の軍部隊の移動が偵察衛星で確認される。

D+10日:休戦ラインを警備する人民軍部隊から韓国側への投降が各地で起きる。

D+12日:政権ナンバー2で後継者の可能性が伝えられた崔竜海を人民軍が拘束したとのニュースが流れる。崔竜海の消息は以後途絶える。

D+14日:人民軍部隊の投降のニュースが北朝鮮に流れ込み、一般民衆が休戦ラインを越えて韓国に入り始める。一部は海上からの韓国行きを目指す。

D+21日:能登半島沖で12人が乗った北朝鮮船が漂流しているのが発見され、海上保安庁が保護する。船内に麻薬が発見される。その後各地で相次いで10~30人の乗った北朝鮮船の漂流が確認され、一部は青森、秋田、福井などの港に接岸する。また山形、新潟、鳥取などでは海岸で数人ずつの死体の乗った北朝鮮船が発見される。新潟西部の沖合で発見された北朝鮮船には女性や子供が載っている一方、接近した巡視船に対して軍服を着た人間が小銃を構えて威嚇した。

Nkwship

  上陸した人たちの中の多数は北朝鮮帰国者の家族ないし子孫だが、「自分は拉致された」と言う人物も混じっており、一部は特定失踪者リストで確認されるものの、特定失踪者問題調査会のリストにも警察のリストにもない人が入っている。また、帰国者の子孫と自称する人間の中にもその証言が不確かな人間が少なからず混じっているが、日本語を解さないため確認には非常に困難を来す。その後このような船の漂着が相次ぐ。九州西岸には黄海側から中国人ブローカーによると思われる難民の上陸が始まる。総数は最初の到着から3か月で1万人を超える。

D+25日:重体の男性・子供を含む8人を乗せた船が島根県美保が関の海岸に漂着。子供はまもなく死亡。男性は鳥インフルエンザの感染の可能性が確認された。同様の症状はその後富山、北海道に漂着した船にのっていた人々からも確認されるが、北海道に漂着した船で罹患していた人のうち2人は未認定ながら拉致被害者であることが確認される。

D+30日:各県がとりあえず設置した収容施設の中で待遇に不満が高まる。一部は「自分は東京○○区の出身だからそこに帰る」と言って施設から勝手に出ていきそのまま行方不明になる。


 15時10分から5分間の休憩をとったのち、パネルディスカッションパネルディスカッション「自衛隊は拉致被害者を救えるか」。パネリストは、基調講演に続いて特定失踪者問題調査会代表・荒木和博氏、航空自衛隊出身である自民党・宇都隆史参議院議員、青年局長である高橋直揮県議会議員、そして自民党新潟政治学校第2期生を代表して新潟大学3年生のT君である。

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 それぞれに自己紹介と拉致事件を知ったきっかけやこれまでの取り組みをお話ししてもらったのち、

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(1)北朝鮮の情勢が今後どのようになると考えているか?
 米朝関係の今後、開戦した場合の難民問題、工作員等による内乱の懸念等

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(2)自衛隊が拉致被害者を救出するために必要なことは何か?
 関係法規、実力部隊の編成、国民世論の情勢

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と議論が進んでいき、異論、反論などかなり熱く語り合うディスカッションとなった。

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 最後に、会場からの質問や意見などを募集したところ、政治学校の生徒をはじめ、多くの方からの質問があり、予定された時間をオーバー。
 無念ながらも会場や講師のスケジュールもあり、17時10分に終了となった。

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 新潟政治学校としては初めての取り組みであったが、こういった議論を深めていくことで政治家を目指す若い世代も育っていくはずであり、次年度も別のテーマで実施した方が良いかと思う。

Adsc_001414 18時過ぎ、居酒屋甲子園第11回(2016年度)で優勝し日本一の居酒屋に輝いた「旬海佳肴 一家」(電話:025-288-6325)に移動し、講師である特定失踪者問題調査会代表・荒木和博氏、自民党・宇都隆史参議院議員を交えた懇親会に出席する。
 今後の米朝関係、そして開戦した場合に日本はどういった行動になるのか、などかなり深い議論となった。

 21時にお開きとなったので、某公的機関の某氏と部下の方と待ち合わせをし、某しょっぺーお店にて懇談。

 23時過ぎ、宿泊先の「スーパーホテル新潟」にチェックインをし、シャワーを浴びる。

 24時、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理。

2017年10月27日 (金)

台湾チャンネルVol.205「台湾正名推進で台湾人に大歓迎された柏崎市議」

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、水菜サラダ、イカの塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから久しぶりのソフトウェア開発のためのネット上の会議。

 11時、事務所に来客があり、相談を受ける。

 12時過ぎ、相談のあった現場に行き、状況を確認し、写真などを撮影。その後、クラウンド・ファンディングのための準備や説明、資料のお届けなどで市内をまわる。

Adsc_000202 15時、自宅に戻り、冷凍しておいた猪肉を使ったカレー、冷凍讃岐うどんで作ったカレーうどん、もやしの葱醤油和え、低脂肪乳で遅めの昼食をとる。
 野趣あふれる猪肉であるが、市販のカレールーにスパイスを大量に入れたカレーの中ではおとなしい存在となっていた。

 食後から事務所で、明日のパネルディスカッションに必要な情報の整理と、来週の出張前にやらなければならない事務仕事をこなす。

Adsc_000303 19時、購入してから時間が経過し固くなってきた長葱を大量に刻んで小麦粉に入れた葱油餅風の葱お好み焼き、皮をパリパリに焼いた鶏モモ肉の塩焼き、ブロッコリーとトマトのサラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からも事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、週刊誌を読む。

 先日の台湾での正名運動に関する意見交換、記者会見の模様が台湾チャンネルで放送され、ネット上でも公開された。
 少しでもこの運動が台湾、日本両国内で広がってくれることを願う。

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2017年10月26日 (木)

『無敵超人ザンボット3』のトラウマ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ジャガイモとピーマンの油炒め、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所で打ち合わせ。

Cdsc_0001010105 12時、「ささ川」(電話:0257-23-2702)に移動し、視察にお見えになった某大学教授など関係者と「刺身定食 1500円」を食べながら、エネルギー問題(国内外の原子力発電、プラントの集中立地リスク)に関しての意見交換を行う。
 刺身定食にあん肝までついていたので、ビールでも飲みながら話をしたい感じであった。

 14時、市役所に行き、会派室で諸雑務。

 15時から資料のお届けや買い物などで市内をまわる。

 17時、事務所に戻り、事務仕事。

Cdsc_0001010106 18時、市販のニラ餃子、海老餃子を焼いたもの、トマト入りシーザーサラダ、ほうれん草のおひたし、小粒納豆と大根おろしの和え物、野沢菜の古漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 野沢菜の古漬けが酸味も塩気もちょうどよく、つい新米(新之助)のご飯を1杯食べてしまった。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、今日購入した本を読む。

 ふらりと立ち寄った本屋さんで、かつてのロボットアニメ『無敵超人ザンボット3』がカッコよく描かれたムック『グレートメカニックG』2017AUTUMNを見つけ、衝動買い。

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 45歳となった今、ロボットが書かれた本を買うのはエッチな本を買うより恥ずかしいが、40周年となる『無敵超人ザンボット3』特集とあれば、買うしかない。
 幼稚園に通っていた頃、夢中で観ていたのがこの『無敵超人ザンボット3』であり、父親に名曲堂で買ってもらった初めてのレコードも『無敵超人ザンボット3』のシングルレコードであった。
 迫害されるヒーロー、トラウマとなる人間爆弾の話、次々と特攻する神ファミリーの姿など、強烈な印象が今でも残っている。
 通っていた幼稚園でもお絵かきの時間は、いつもザンボット3を描いており、卒園の文集の表紙にもなった。

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 時間を見つけて、第1話から観ようかと思う。

 ちなみに、卒園文集の中には文章は短く、空きスペースに『ろぼっ子ビートン』のビートンを描いていた・・・アホな子供であったと思う。

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2017年10月25日 (水)

韓国:建設途中の原発再開をしつつ、新設を白紙に
損失はすべて国民負担か

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、野菜入り薩摩揚げ、赤いウインナーソーセージ、生卵でご飯2杯の朝食をとる。

 9時から市内某所でイベントに関する打ち合わせ。

Cdsc_0001010102 11時40分、自民党柏崎支部に移動し、先日の第48回衆議院総選挙において比例復活で当選できた自民党・細田健一衆議院議員をお迎えし、ランチミーティング。
 「荒木屋」(電話:0257-45-2038)の仕出し弁当を食べつつ、今回の選挙の反省、そして今後の活動、支援の方法などに話し合った。

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 14時、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

 17時、事務所に戻り、急いで資料を作成する。

Cdsc_0001010103 18時、「えんまのタン焼 呑舌」(電話:0257-41-5775)にて、クラウド・ファウンディングに関する打ち合わせをしながら、生ビールを飲む。
 突き出しの湯葉、自家製のイカ入りキムチも良かったが、焼いたパーナ貝、豚タンの塩焼きが生ビールにぴったりであった。

 21時、事務所に戻り、プレゼンテーション資料作り。

 24時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、参考資料を読み込む。

 韓国の文在寅大統領の脱原発宣言により、建設を一時中断していた新古里原子力発電所5、6号機が再開されることとなった。
 5、6号機は既に約1兆6千億ウォン(約1600億円)を投じて3割近く工事が進んでいたこともあり、現実的な選択とも言える。

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 その一方、予定していた新設の原子力発電所建設の白紙化と運転時間が長い原子力発電所の運転延長も禁止するという「脱原発ロードマップ」を公表した。
 当初2022年11月まで稼働予定だった月城原発1号機を、この年末までに廃炉とする場合、約4年分で11兆4991億ウォン(約1兆1600億円)の損失が発生するとの試算が公表されている。しかも、この月城原発1号機は2012年に30年の運転期間を終える予定であったが、2009年から2011年に7000億ウォン(約700億円)を投じて大掛かりな改修工事を行っており、これも延長されないため、ドブに捨てることになる。これらの無駄な投資は、韓国の国民が負担することになるであろう。
 韓国経済の救世主として、原子力発電所を海外に売り込むとしているなか、新設がなければ技術向上や維持ができず、外国が買うわけはない。
 韓国政府がどう舵取りをするのか、注視したい。


2017年10月25日『朝鮮日報』日本語版

韓国政府が「脱原発ロードマップ」公表
専門家らは一斉に反発

 韓国政府は24日、新規の原子力発電所建設の白紙化に加え、設計寿命が近づき老朽化した原発の運転延長禁止などを織り込んだ「脱原発ロードマップ」を公表した。政府はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領主催の国務会議(閣議)で「新古里原発5・6号機の建設再開」を改めて正式決定する一方、文大統領の公約あるいは国政課題などとして提示された脱原発政策を進めることも正式に決めた。新古里原発5・6号機の建設再開が決まったことで、政府の脱原発政策はしばらく落ち着きを示すかと思われたが、今回の発表で逆に力強く進められることが明確になった。これに対してエネルギー問題の専門家らは「政府は今回のロードマップを通じ、エネルギー政策においては脱原発という大きなくさびを打ち込んでしまった」「国内における電力需給の実態を全く考慮していない」などと厳しく批判している。
 文大統領は「今日の閣議は国民の意向を受けて国としての懸案に方向性を定める歴史的な第一歩と言えるだろう」「国民の意向を重く受け止め、公論化委員会の勧告をしっかりと受け入れるために必要な措置にも留意していきたい」などと述べた。文大統領はさらに「今回の公論化プロセスは韓国社会における民主主義を一層成熟させ、社会の問題や葛藤の解決に新たなモデルを提示するきっかけになった」と自画自賛した。
 政府は今後、慶尚北道蔚珍郡に建設予定だった新ハンウル原発1・2号機、同じく慶尚北道盈徳郡に建設予定だった天地1・2号機に加え、現時点で場所や名称が決まっていない2基の合計6基の原発については建設計画を白紙化した。設計寿命に達した古い原発は運転期間の延長を認めず、一律廃炉とすることも決めた。またすでに設計寿命が過ぎ2022年11月まで運転が延長される予定だった月城原発1号機(慶尚北道慶州市)は廃炉を前倒しする。
 韓国国内で運転中の原発は現在24基ある。2022年にはいったん28基にまで増えるものの、その後は31年に18基、38年に14基にまで減ることになる。さらに計画通り進めば、新古里原発5・6号機が寿命を迎える83年には国内の原発はぜろになる。政府は国内の電力生産で原発が占める割合を減らすと同時に、現在7%の再生可能エネルギーの割合を30年までに20%に高めるための具体的な計画についても近く発表する予定だ。
 しかしエネルギー問題の専門家らは一斉に反発している。慶煕大学原子力工学科のチョン・ボムジン教授は「新古里原発5・6号機の建設再開には、脱原発のペースの調整を求める民心が込められているはずだが、政府は自分たちの考えだけを無理に押し通そうとしている」と指摘した。

2017年10月24日 (火)

「台湾が“Chinese Taipei”なら中国は“Chinese Beijing”」発言の余波

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、なめ茸おろし、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時、事務所に来客があり、相談を受ける。

 12時40分、コンビニで購入した納豆巻き、レタスサンドイッチ、低脂肪乳で昼食をとりつつ、移動。

 14時から長岡駅近くの某所で会社関係の打ち合わせを行う。

 17時、事務所に戻り、資料作成。

Bdsc_00177 18時30分、「飲茶中華料理 ハルビン」(電話:0257-22-4887)に行き、第106回二十三夜講に出席する。
 第48回衆議院総選挙が終わったばかりなので、選挙の話題から緊張が高まってきた北朝鮮情勢、そして柏崎で拉致問題が発覚するまでの海岸での神隠し案件、当時の朝鮮系の皆さんの事など、かなりシリアスな話となった。

 21時過ぎ、某集まりからの呼び出しがあったので、某店に移動し、途中から顔をだす。

 23時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 24時から原子力関係の資料を読む。

 先日、台湾を訪問した際

「台湾を“Chinese Taipei(中華台北)”と呼び変えるなら、
 中国大陸は“Chinese Beijing(中華北京)”とするのが
     スポーツのもとの公平ではないか」

と発言したところ、台湾国内のマスコミやネットで炎上した。

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 炎上を狙って発言したわけではなく、本当にそう思っての発言であったが、その後も中国語での応援メール?や苦情・中傷メールを多々頂戴している。
 日本のライブドア・ニュースでも紹介されたからか、親中・日本人を名乗る方からの「日本の恥」といったメールも来たが、反応してくれただけでもありがたい。
 台湾を“Chinese Taipei(中華台北)”と呼び変えるこの問題が多くの方に知られることが、何よりである。


2017年10月17日『Record China』

日本の市議「台湾が“Chinese Taipei”なら中国は“Chinese Beijing”にすべき」、台湾ネットユーザーは熱烈支持

 2017年10月16日、東京五輪に「台湾」の呼称での出場を呼び掛けている日本の市議のある発言が、台湾で注目されている。
 
台湾・自由時報の14日付の記事によると、新潟県柏崎市議会の三井田孝欧議員は13日に台湾で行われた会見で、東京五輪に参加する際の呼称はパスポートに即して「中華民国台湾」または「R.O.C」とすべきだと主張。その上で「台湾は台湾の名義で参加することを望む」とした。さらに同氏は、「野球を見るたびになぜ“中華台北(Chinese Taipei)”が使われるのか疑問だった。台湾を“Chinese Taipei”と呼ぶのであれば、中国チームは“Chinese Beijing”と呼ぶべきではないか」と主張したという。
 これに対して、台湾のネットユーザーからは「その通り!」「よくぞ言ってくれた」「同意する。中国は本当に台湾が自国の一部だと考え、台湾に『中国台北』と自称するよう求めるのなら、中国は国際社会で『中国北京』と自称してください」「そうだ!。台湾は『中華民国チーム』であるべきだ」「日本の議員さんの言うことは正しい、とても公平だ」「“Chinese Beijing”はいいな。世界に広めよう」など、支持する声が多数寄せられた。
 一方で、「日本はダブルスタンダード。そんなに支持してくれるならなぜわれわれと国交を樹立してくれない?」といった意見も見られた。

2017年10月23日 (月)

柏崎市:平成30年度予算編成及び政策に係る会派要望

 1時28分に開票がすべて終了となり、帰路につく。

 2時、自宅に到着し、ビール500ml2本を飲みつつ、所属会派「決断と実行」の各議員から意見のあった内容を反映して、「平成30年度予算編成及び政策に係る要望」を作成する。

 4時から3時間ほど事務所で仮眠。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、玉子豆腐、野沢菜、はちみつ梅でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時、市役所に移動。

 9時30分から市長室にて、市長、副市長、担当課長同席のもと、所属会派「決断と実行」として「平成30年度予算編成及び政策に係る要望」を提出し、説明を行う。

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Bdsc_00134 同時にメディア・ミックス(ニュース番組、バラエティ、CM、雑誌)でのシティプロモーションを提案してきた某大手マスコミ企業からのプレゼン資料を参考資料として提出。この企業への発注するしないではなく、他の自治体はここまでマスコミ対策をやっているという意味での参考資料である。
 また先日、台湾の立法委員・劉建國氏から市長宛てに預かってきたお土産もお渡しした。

 主な要望内容は以下の通り。


1. 総合企画部、財務部、消防本部
(1)北陸新幹線開通に繋がる高速鉄道網整備対策と柏崎駅の活性化対策
 当面の利便性維持のための引き続きのJRとの協議及び
羽越新幹線構想について
の市民理解の促進。

(2)在来線の活性化への取り組み
 刈羽村をはじめ、沿線自治体と連携しての越後線の活性化
(3)消防団員の確保
(4)職員の事務能力向上と不祥事防止のためのチェック体制
(5)地元商店との連携やオンデマンド式バスの検討
  「空気を運ぶ」と言われているバスをITの力を使って効率よく運用するよう検討を求む。
(6)粒子線、がん治療施設など、原子力発電所に代わる先進的な医療機関の誘致の調査
(7)FMピッカラの全市域カバー化を加速
   → 試験結果をもとに、早急に安価な運用コストでの中継所の設置
(8)北陸自動車道の西山ICと柏崎IC間のスマートICを設置検討(都市整備部連携)
(9)アルフォーレの改善
ユニバーサルデザイン観点での見直しや防災追加整備(災害時の通信網整備、駐車場等の明確化)
(10)従来からの友好都市との交流促進、新たな友好都市との互恵関係の確立

 → 台湾・雲林県等

2.市民生活部
(1)「防災モデル都市」となるよう防災対策の充実と市民への周知徹底、原子力災害時の手順、放射線教育の充実等
 → 町内会自主防災会への防災用具購入の補助、避難ルート確立のための支援
(2)「元気なまちづくり事業」の継続と市外への情報発信
(3)町内会組織の統合を含めた市民との合意形成への取り組み

3.産業振興部 
(1)経済・景気政策
  元気発信プロジェクト事業「柏崎史上最大の福引大会」の成果を十分精査の上、引き続き景気対策事業を行うこと。
(2)企業誘致と企業の雇用が拡大するための政策
  企業誘致についての柏崎市民へのさらなる情報提供の呼びかけ、雇用維持のための国への政策要望
(3)十分な安全性に基づいた原子力発電所の早期再稼働
(4)
主要農作物種子法の廃止及び農業競争力強化支援法に鑑みた柏崎ブランド米の政策の推進。
(5)原子力発電関連部品等、地元での生産体制の早期確立
(6)再生可能エネルギーを含む次世代エネルギー、省エネ関連事業など新たな産業集積群の構築(メタンハイドレート等)
(7)安全基準に基づき耐用年数が経過した原子炉の廃炉技術研究機関を誘致(産学連携)
(8)農業団体の1フロア化
(9)土地改良事業の拡大・促進(圃場整備率アップ)
(10)観光事業の全市的取り組み
 → まずは過去の資産がある海の魅力を向上(見る・楽しむ・食べる)
   マリンスポーツなど各種イベントや大会を推進。
 → 石地他の各海水欲場の活性化計画の策定等の推進
(11)花火大会をはじめ大きなイベントでの「おもてなし」観点の導入
(12)フィルムコミッションを活用した柏崎のPR
(13)産業と観光スポットを兼ね合わせて体験学習ができる「教育旅行プログラム」の検討と試行。(修学旅行対応)
(14)海外観光客の誘致・海外への農産物の販路の構築
(15)西山ふるさと公苑、田中角栄記念館と一体感ある観光PRの推進。

4. 福祉保健部 
(1)医療体制の充実
  a.基幹病院の技術及びケア体制の向上、医師確保(特に産婦人科医)
  b.高齢者対策と介護政策の充実、地域医療の充実強化
    介護人材、ケアマネージャーの人員確保と在宅介護への支援増強
(2)自殺対策(ゲートキーパーの養成及び、継続的施策・体制の構築)
(3)インフルエンザ等、市民を守る防疫体制の研究、市民の意識向上
(4)少子化対策(男女の不妊治療・子育て環境・窓口の拡充等) 
→ 教育委員会との連携

5. 都市整備部 
(1)生活基盤整備(津波等の災害対策観点の導入)
  道路・側溝・橋りょうの、維持・整備
(2)国・県の公共事業の増加への働きかけ
(3)8号線バイパス工事の早期実現
(4)鵜川・鯖石川・別山川・鎌田川堆積土砂の早期撤去【県】
(5)避難道路の建設促進(新薬師トンネル早期着工)【県、国】
(6)材料支給事業の拡充
(7)狭隘道路等における除雪、消雪への着手
(8)中央海岸活用のための堆積土砂の早期撤去
(9)除雪業者確保対策
  除雪事業者の担い手確保支援及び、除雪に取り組む建設事業者の年間を通じての
事業量の確保【(2)に関連】。

6. 教育委員会 
(1)犯罪の低年令化防止対策
(2)いじめ、不登校の防止と生徒の視点に立った対応
(3)学校跡地の有効利用
(4)児童生徒の学力体力の向上強化
(5)郷土・歴史・道徳教育の充実
   道徳教科化への対応
(6)通学路の安全確保
(7)学校給食での地場産品の利用率向上
(8)児童虐待防止
(9)スポーツ施設の新設・改修 【請願等への早期対応】
  → 水球の練習・公式試合の環境整備
(10)小学校6年生までの受け入れを望む地域への児童クラブ設置の検討
(11)白竜公園テニスコートの早期改修
(12)スポーツコミッションの設立(スポーツ振興・スポーツツーリズム推進)


 高速道路のスマートICについては、8号バイパスを優先したいため、要望には応えられないとの話があったが、その他、検討してもらうべきことを進めてもらいたいとして、約40分間の話し合いを終えた。

 10時過ぎ、会派室に戻って諸雑務。

Bdsc_00155 12時30分、自宅に戻り、大量のニンニクのみじん切り、乾燥昆布、鰹節、鯖節、冷やご飯、生卵、ラードを使った昆布炒飯を作り、低脂肪乳とともに昼食にする。
 海藻と魚粉で作る炒飯という初めての試みであったが、思った以上にパラパラに、旨味が強く仕上がった。

 13時30分、市内某所での意見交換に出席。

 15時過ぎ、事務所に戻り、資料を作成や紙の書類の整理を行う。

Bdsc_00166 18時30分、冷蔵庫のなかにあった野菜や食材を活用し、玉葱とピーマン、人参、生姜のかき揚げ、茄子の天ぷら、竹輪の天ぷらを作り、乾麺のへぎ蕎麦、ビール500ml3本で夕食にする。
 つゆは冷凍しておいた鯛の頭と昆布ベース。

 食事をとりつつ、サスペンスファンタジー・刑事ドラマ「グリム」シーズン5のDVD第1、2巻を観る。少しだけのつもりが、ついつい4話も観てしまった。


 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、月刊誌を読む。

2017年10月22日 (日)

第48回衆議院総選挙投開票
細田けんいち候補比例復活当選

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、鰊の昆布巻き、沢庵、大根と里芋の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で事務仕事。

 12時30分、チーズフランスパン、塩バターパン、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルト、青汁で昼食をとる。

 食後から市内をまわり、諸雑務。

 16時、事務所に戻ったところで来客があり、イベント企画に関する意見交換を行う。

Adsc_0001 18時、鶏モモ肉を皮側からパリッと焼いたあと日本を大量に入れて蒸してから、葱味噌だれをかけた鶏葱味噌焼き、トマト、サラダ、茄子のしぎ焼き、鯛の潮汁、小粒納豆と梅肉の和え物、ご飯1杯、ノンアルコールビール350ml1本で夕食をとる。

 20時過ぎ、柏崎市総合体育館に移動し、第48回衆議院総選挙投開票における比例代表、自由民主党の開票立会人として、21時15分からの開票、票の判定立ち合い。

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 柏崎市での投票状況、投票の効力決定の方針は以下の通り。

<小選挙区>
選挙当日の最終有権者数 72979人
 (男 35732人、 女 37247人)
投票者数 47445人
 (男 23689人、 女 23764人)
投票率 65.02%
 (男 66.30%、 女 63.80%)
有効投票数:46610票
無効投票数: 842票(不在者投票の不受理1票)

<比例代表>
選挙当日の最終有権者数 72979人
 (男 35732人、 女 37247人)
投票者数 47445人
 (男 23687人、 女 23758人)
投票率 65.01%
 (男 66.29%、 女 63.79%)
有効投票数:46054票
無効投票数: 1391票


投票の効力決定の方針

 投票の効力については、公職選挙法第67条、第68条及び第68条の2の規定により決定すべきものであるが、法文に明示してあるものを除く外、無効とすべきもの又は有効とすべきものは、次の区分によるものとする。ただし、特に疑義のある投票の効力は、その都度これを決定する。

   記

1 無効となるもの
(1)単に○、点、線の類のみを記載したもの
(2)白紙投票
(3)型又は版により候補者の氏名を描出したもの
(4)認印、拇印の類を押捺したもの
(5)名刺、紙片の類を貼付、差込み又は挿入したもの
(6)単に雑事を記載したもの
(7)鉄筆、爪、その他色素の付着しないもので記載したもの
(8)その他投票と認め難いもの

2 有効となるもの
(1)誤字、脱字があり、又は同音異字であっても候補者の何人であるか確認できるもの
(2)漢字とかな文字との混記又はひらがな、かたかなとの混記で候補者の氏名を記載したもの
(3)候補者の氏又は名のみであるが、何人であるか確認できるもの
(4)候補者の氏名(漢字)にふりがなを付したもの
(5)候補者の氏名及び当該候補者の政党名を併記したもの
(6)指定欄外又は裏面に記載したもの
(7)誤字を抹消し又は最初記載した氏名を抹消し更に記載したもの
(8)氏名を転倒して記載してあるもの       卜
(9)候補者の氏名のほか、点、その他墨痕の付着したものであっても故意でないと認められるもの


 開票の結果、小選挙区では、

細田けんいち 20690票
わしお英一郎 23188票
五十嵐たけひこ 2732票

と残念な結果となり、比例代表においては、

自由民主党 18851票
立憲民主党 10501票
希望の党   6955票
公明党    3722票
日本共産党  3100票
社会民主党  1551票
日本維新の会 1378票
幸福実現党   266票

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と我が自民党の圧勝であった。

 お約束の面白い投票(比例代表)は、

 「細一田」「うしお英一郎」(小選挙区との間違い?)
 「チボー」「希ボンヌ」
「失望の党」「絶望の党」

などがあり、秀逸だったのは、

 「柏崎市役所は飲酒運転OK!」

という一票。思わず、周囲からも笑いが漏れた。

 新潟二区全体での小選挙区の得票は以下の通りであり、自民党・細田健一候補は何とか比例復活での当選となった。
 台湾・十份でのランタンの願掛け効果あり?

細田けんいち 81705票
       得票率43.1%
わしお英一郎 97808票
       得票率51.6%

五十嵐たけひこ 10055票
       得票率 5.3%

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 首の皮一枚がつながった比例復活当選であり、自民党柏崎支部としても今後の活動方針をしっかり決めなければならない結果である。

2017年10月21日 (土)

自民党・細田けんいち候補個人演説会
第48回衆議院総選挙

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、山芋とろろ、チーズ入りちくわ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
 さすがにここ数日の温度差(台湾南部とは10度以上)が効いたのが、喉が痛く、風邪気味になってしまった。

 9時過ぎから市内まわり。

 12時30分、一旦、自宅に戻り、日清カップヌードルのシーフードヌードルライト、ご飯1杯、生卵、ヨーグルトで昼食をとる。

 13時から市内まわり。途中、某赤い政党の街宣車に出会うも、何故か比例区の事しかアナウンスしていない。選挙区候補は捨てたのであろうか。

Img_0976 18時、柏崎市産業文化会館に移動し、18時30分からの自民党・細田けんいち候補個人演説会に出席する。
 今回の第48回衆議院総選挙に関しては、事前に決まっていた視察などがあり、十分な選挙活動ができなかったため、ただただ申し訳ない思いしかない。

 会場が満杯となり、立ち見もでるなか、選挙対策本部長である自民党・三富佳一県議会議員からの最後のお願いから、若い世代の応援者として同じ会派の柄澤均議員、女性代表としてK女史からのスピーチ。

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 奥様からは、細田けんいち候補が育児にも一所懸命であったこと、介護の実体験の話が紹介され、とにかく「細田を使って下さい」「使えるように育てて下さい」との心からのお願いがあり、会場では涙ぐむ方もいらっしゃった。

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 細田けんいち候補からは、与党だからできること、柏崎刈羽地域のために皆さんの想いを実現していきたいと強い決意の弁があった。

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 自民党は朝の勉強会など、とにかく会議が多く、行政側の役職(政務官)に就くとさらに会議が増える。地元にもっと顔を出してもらいたいという声もあるが、国政において仕事をしてもらうために票を投じるのであって、しっかりと中枢部で我々の声を反映してもらいたいと思う。
 国に直接、声を届けるパイプをここで断ち切るような事があってはならない。

 片づけを手伝ったのち、20時15分、「麺の家 渚」に移動。「塩チャーシューメン 890円」を無料の大盛にしてもらい、夕食にする。

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 21時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

2017年10月20日 (金)

原子力防災対策研修会~大規模災害発生時における原子力災害への対応~

 なかなか事務仕事が終わらず、3時過ぎに就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、小松菜のおひたし、胡瓜の味噌漬け、ジャガイモと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎから事務所にて、不在であった4日間に溜まった郵便物やFAXなどを処理。

 11時、事務所に来客があり、防災研修についての打ち合わせを行う。

 12時30分、チーズフランスパン、カレーパン、低脂肪乳、ヨーグルトで昼食。

Img_0962 13時過ぎ、柏崎市民プラザに移動し、13時30分から「原子力防災対策研修会~大規模災害発生時における原子力災害への対応~」に出席する。
 講師は、実際に東日本大震災における原子力災害を指揮した楢葉地方広域市町村圏組合消防本部浪江消防署・加勢信二消防署長である。
 「全力で その先へ」と題した講演の主な内容は以下の通り。

1.双葉地方広域市町村圏域の状況
・双葉郡の構成は6町2村、管内面積は865.12平方km(柏崎は512.68平方km)、人口は65464人(柏崎市域は96210人)。
→ 双葉郡人口は震災前に比べ全体で10.1%減少。一方で核家族化が進行、世帯数は増加
・福島第一原子力発電所から半径20km圏内が「警戒区域」に指定。
→ 現在、全町村で警戒区域再編終了、帰還困難区域は面積比で約33%、人口比で約30%
・8町村のうち2町村が郡外に機能移転を継続中
・消防団員数は、震災前と比較して405人減少し、充足率は74.0%に低下。
・消火栓は全体の約半数が使用できず。防火水槽は概ね回復。

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2.双葉消防本部の組織状況
・福島第一原子力発電所から半径20km、福島第二原子力発電所から半径10km圏内避難指示による基幹署を閉鎖
・平成25年4月に人的消防力が約20%低下。福島支援全国消防派遣隊を要請。

3.消防活動概要(平成28年度)
・火災件数は増加傾向
・救助出動、交通事故が約5割
・労働災害時事故の比率が震災前の約6倍
・福島第一原子力発電所に出動した件数は35件、労災事故が急増
 車両・重機等からの作動油等の漏洩事故が18件。労災事故が5件、急病が7件発生し、死亡事故も発生している。
・ふたば救急総合医療支援センターと双葉地方広域市町村圏組合が「ふたば救急総合医療支援センター医師等同乗の運用に関する協定」を平成28年6月1日に締結、これにより福島医大から医師1名、看護師1名、救命士1名が平日の日中に双葉消防本部に派遣され、救急車に同乗し救急活動にあたることになった。

4.平成28年度に行った訓練
・避難指示区域内における大規模火災対応訓練(新潟県も参加)
・多数傷病者対応訓練

5.災害時の使用水利の優先順位
(1)タンク車・水槽車等の積載水
(2)水路・河川等の流水(川底からの給水はしない)
 フローティングストレーナーを使用。
(3)有蓋防火水槽(震災により解放されたものを除く)

 東日本大震災発生時以降の双葉消防ドキュメントの映像が流され、状況説明を行うなか、当時を思い出した講師が涙で言葉が詰まっておられた。
 写真や映像だけでも過酷な状況であった事が見てとれるが、実際の現場はさらに凄まじい状況だったことがよく分かった。

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Adsc_00141 15時25分、休憩となったので中座させてもらい、中央地区コミュニティセンターに移動。
 遅参となったが、中央地区コミュニティ振興協議会の月例役員会に顧問として出席する。
 主な議題は避難所開設運営協定検討会が最終回を開催し、最終的な案が固まったことから、その承認。この案をもって、10月27日に開催される中央地区町内会長会で承認を受けることになる。

 16時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_00162 18時、冷蔵庫のなかにあったあるだけの野菜(白菜、長葱、キャベツ、青梗菜)、竹輪、えのき、椎茸、しめじ、皮を剥いだ鶏胸肉を牡蠣醤油ベースのつゆに入れ、稲庭うどんを入れて煮込んだ野菜鍋焼きうどん、ビール500ml3本で夕食をとる。

 19時過ぎ、呼び出しの電話があったので市内某店に移動し、生ビールを飲みつつ、懇談。台湾の立法委員である劉建國氏と雲林県に行く約束をしたので、次回は雲林県に行くツアーをやってみてはどうか、などの話がでた。

 24時、帰宅。

2017年10月19日 (木)

台湾2017縦断弾丸ツアー4日目(高雄国際空港-成田国際空港)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間5時に起床し、熱めのシャワーを浴びる。

 現地時間6時、ホテルをチェックアウトし、タクシーで高雄国際空港まで移動。地元である台湾人の妻からは、別のタクシーで地元人気店の朝食を買いに行ってもらう。
 朝食&空港移動作戦がこれで完璧と思いきや、移動中に携帯電話を部屋に置き忘れてきたことに気付いた・・・何たるイージーミステイク。
 とにかくバニラ航空にチェックインしなければならないため、そのまま移動する。

 現地時間6時40分、高雄国際空港に到着し、妻からの皆さん分の朝食を受け取ったのち、申し訳なく、ホテルまで携帯電話を取りに行ってもらう。その間に、バニラ航空にチェックイン。

 現地時間7時10分、地元で大人気の1954年創業「傳統早點美食 興隆居」(電話:07-261-6787)の「湯包」(野菜たっぷりの肉まん)、「蛋餅」(卵オムレツ)、無糖豆乳で朝食をとる。日本ではなかなか味わえないタイプの肉まんであり、卵オムレツも優しい味わい。今度はお店で食べてみたい。

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 現地時間7時30分、妻から携帯電話を受け取り、そのままセキュリティチェック、出国審査。妻はしばらくの間、台湾国内で仕事である。

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 JW104便に搭乗し、現地時間8時15分、定刻通りに離陸。機体はシャークレットが付いたエアバスA320である。

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 12時15分、無事に成田国際空港に到着し、再入国手続き。預けた荷物がなかなか出てこず、ピックアップしたのは13時50分。
 高雄との温度差は10度以上あり、思った以上に寒く感じる。

 14時10分、参加された皆さんが柏崎から乗ってきたワゴン車に乗せてもらい、帰路につく。

 17時、東北自動車道佐野サービスエリア(下)に立ち寄り、「佐野ラーメン しょうゆ カレーセット 1050円」で遅めの昼食兼夕食。さっぱりとしたスープが染み込むように美味い。

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 20時過ぎ、自宅に到着し、熱めのシャワーを浴びる。

 21時、大粒納豆を入れた栃尾揚げでビール500ml3本を飲んだのち、3時間ほど仮眠。

 24時から事務所で事務仕事を行う。

2017年10月18日 (水)

台湾2017縦断弾丸ツアー3日目(赤崁樓、安平古堡、林百貨店)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間6時に起床し、熱めのシャワーをゆっくり浴びる。

 現地時間7時30分、ホテルをチェックアウト。移動のために18名人乗りのバスを貸し切り手配していたはずが、何と45人乗りの二階建て大型観光バスが到着した。慌てて妻と旅行会社に確認するも、まだ窓口があいていないため、そのまま乗り込むこととした。
 45人乗りの二階建て大型観光バスに、10人がポツン、ポツンと座る面白い光景。

Tw3dsc_000901 現地時間7時50分、地元の有名店「阿堂鹹粥」(電話:06-213-2572
)に入り、「綜合鹹粥(魚や牡蠣などのミックス粥) 120元」と「油條(揚げパン)一本 15元」で台湾人らしい朝食をとる。
 これまで台湾で食べた朝粥のなかで、5本の指に入る味わい。

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Img_0926 現地時間8時50分、国定古跡である「赤崁樓(せきかんろう):普羅民遮城」を訪れる。まだ台湾がオランダ人に統治されていた1653年に建設されたもの。当時、現地の人々はオランダ人や外国人を「紅毛」と呼んでいたので、別名「紅毛樓」とも言う。
 1661年、鄭成功(母は日本人)が攻略し、台湾は漢民族のものとなったため、この地は民族統治開始の象徴ともされる。

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 その後、地震や反乱などがあり、オランダ建築は倒壊。
 1886年、大士殿、海神廟、蓬壷書院、文昌閣、五子祠などが赤崁楼の跡地に再建された。
 1895年、日本による統治が始まった際、「帝國陸軍衛戍医院」に変更されるとともに、1944年(昭和19年)から日本人によるオランダ城堡の修復、大士殿の解体と海海神廟、蓬壷書院、文昌閣の修繕が行われた。
 そして、1965年、赤崁樓を修復し、海神廟、文昌閣が木造から鉄筋コンクリートに改造され、現在に至る。

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*発掘された最古の煉瓦。

Img_0932 現地時間9時20分、気温30度の暑さから喉が渇いたため、地元で人気の「義豊阿川冬瓜茶」に立ち寄り、「原味冬瓜茶 中 25元」を飲むも、予想以上の甘さで一気飲みできず。
 冬瓜茶は、冬瓜に黒砂糖を加えて煮込んだものを水で薄めたもので、体を冷し、熱をさます効果があるとされる。

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 現地時間11時、台湾最古の媽祖廟である大天后宮、安平古堡(オランダ城、ゼーランディア城、安平城、台湾城)などをご案内。
 安平古堡では、「濱田彌兵衞」とタイオワン事件(ノイツ事件)について説明させてもらった。

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Tw3dsc_001506 現地時間11時50分、台南に来ると毎回立ち寄る地元の人気店「阿霞飯店」に入って昼食。約束の「炭火焼き天然からすみ」、「海老絲瓜(ヘチマと干しえびの炒め物)」、名物の「紅蟳米糕(蟹おこわ)」、「干貝豬肚湯(貝柱と豚ガツのスープ)」、「滷猪脚(豚足の醤油煮)」と台湾ビール、紹興酒を注文し、すっかり台南の味を堪能した。

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*炭火焼き天然からすみ

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*ヘチマと干しえびの炒め物

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*蟹おこわ

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*豚足の醤油煮

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*貝柱と豚ガツのスープ

Tw3dsc_001607 食後、昭和7年(1932年)に建設され、2014年、82年の時を経て、特産品販売施設「林百貨」として復活、開業した林百貨店を訪れる。
 日本からは佐賀県の工業高校選抜の団体が来ており、引率の先生や生徒さんと林百貨店で作品販売してみてはどうかと話が盛り上がった。

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 現地時間14時30分から、大正14年(1925年)に建築された台南山林事務所、大正時代に建設、昭和11年(1936年)に大幅改築し、2012年に復元された台南武徳殿、孔子廟、大正5年(1916年)に建設された旧台南州庁(現、国家台湾文学館)などを見て歩き、孔子廟ではリスと戯れる。

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 先日、元台南市長である張燦鍙氏にお会いしたこともあり、是非、湯徳章紀念公園で皆さんに湯徳章氏(日台ハーフ)についてお話したかったものの、残念ながら工事中で入ることができなかった。

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 現地時間15時、45人乗りの二階建て大型観光バスに乗り込み、高雄市に向かう。

Tw3dsc_001910 現地時間16時30分、高雄市内のスーパーに入り、お土産ものを買うとともに、日配品の品揃えなどを確認する。豆腐は確実にどこのスーパーにもあるが、当然のことながら納豆は無く、冷凍納豆が置いてあるのは高級百貨店のみである。

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*現在の台北駐日経済文化代表処駐日代表であり元行政院長である謝長廷氏(京都大学)が高雄市長時代に手掛けた橋「建國橋」。

 現地時間17時、以前にも泊まった「高雄佳適旅店系列JIA’S INN」にチェックイン。

 現地時間18時30分、タクシーに乗り込み移動。

Tw3dsc_002213 現地時間19時、「大八飯店」に到着する。以前にも来た高級ビュッフェ形式のレストラン「大八自助餐」で夕食。
 高雄市は妻の地元であり、お父さんが柏崎から来て下さった皆さんにご挨拶したいとお土産をもってきてくれたので、そのまま一緒に夕食を楽しんだ。
 前回と同じように蟹をむさぼり食ってしまった・・・。

 現地時間21時、ホテルに戻って、熱めのシャワーを浴びたのち、ノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールの処理や資料作成。

2017年10月17日 (火)

台湾2017縦断弾丸ツアー2日目(テレサ・テン、九份、十份、台南移動)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間6時に起床し、熱めのシャワーをゆっくり浴びる。

Twdsc_00196 現地時間7時、ホテル地下のレストランに移動し、台湾全土から集められた農産物を使ったビュッフェ形式の朝食をとる。
 空心菜をはじめ、とにかく野菜が多く、数回に分けて食べたてみたい食材を片っ端から試してみた。

 現地時間8時30分、ホテルをチェックアウトし、借り上げをしたマイクロバスに乗り込む。

Tw2dsc_001202 台北市から基隆市を通り、新北市の萬里区に入る。
 たった数日前にこの萬里区にある台湾電力・第二原子力発電所(第二核能發電廠)に視察のために来たばかりであり、我ながら何をやっているのか訳が分からない。

Img_0864 現地時間11時、金宝山墓園のテレサ・テン紀念墓園に到着。42歳の若さで急死したアジアの歌姫「鄧麗君1953~1995」のお墓を参拝する。
 いつの間にかテレサ・テンの年齢を自分が越えていたことにも驚く。テレサ・テンに比べれば、密度の薄い情けない人生である。
 生家は雲林県褒忠郷田にあるそうで、そちらにもいつか行ってみたいと思う。

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*大きなピアノになっている「筠園」。テレサ・テンの本名、鄧麗筠の一文字から名付けられている。

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*兄が記した墓碑

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*特殊な処理をして生前のままで埋葬されているため、大きめの墓石。台湾で生前のままに埋葬されたのは、蒋介石、蒋経国とテレサ・テンのみ。

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Tw2dsc_001403 現地時間11時40分、海鮮を求める観光客に人気のお店「望海亭海鮮餐廳」(電話:02-2492-1605)に入り、「刺身盛り合わせ」、「ナマコとブロッコリー、イカの3種炒め」、「いくら鮭炒飯」、「蛤のスープ」、台湾ビールで昼食をとる。

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*刺身盛り合わせ

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*ナマコとブロッコリー、イカの3種炒め

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*いくら鮭炒飯

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*蛤のスープ

 現地時間13時、九份に到着。先日来たときと同様に、残念ながら雨が降っており、快晴の景色を見ることはできなかったが、レトロな街並みで参加された皆さんから買い物やグルメを楽しんでもらった。

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*若い感性でリフォームされた建物も素晴らしい。

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*買い食いした「五味総合丸湯(合鮮貢丸、紅麹丸、泡菜丸、花枝丸、竹炭丸)60元」

 現地時間14時50分、平溪線というローカル電車が町中を通っている十份に到着。ここでは願い事が叶うというランタン揚げ(今回は200元の大きさを選択)が有名であり、実際に皆さんにお願い事を書いてもらい、雨の中であったが天高く飛ばした。

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*何を書くか、迷った結果、「健康第一」と第48回衆議院総選挙期間中であることから「細田必勝」と書いた。

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 現地時間16時50分、台北駅に到着し、借り上げていたマイクロバスとお別れ。

 現地時間17時21分、台湾新幹線667号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。

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 現地時間19時6分、高鉄台南駅に到着し、タクシーで台南市内に移動。新幹線の駅と中心市街地が遠いのが台南市に来る場合にはネックである。

 現地時間20時、宿泊先の林肯飯店にチェックイン。

 現地時間21時、「Bark露天茶飲酒吧 台南海安店」(電話:06-222-2438)にて、生ビールを飲みつつ、客家風の炒めもの、野菜オムレツを夜食をとる。
 正式な客家料理を食べる機会が今回無かったので、次回は以前に行った台北市の客家料理店にでも行きたい

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 B52という爆撃機の名前に似せた52度のアルコール入り飲料もあり、私は挑戦しなかったが、諸先輩は果敢にもチャレンジしていた。飲む寸前にライターで火をつけて、一気に飲む。

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 シメとして、屋台で好物である「葱油餅 30元」と台湾ビールを購入。

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 21時50分、ホテルの部屋に戻って、熱めのシャワーを浴びる。

 22時過ぎ、買ってきた葱油餅とビールを楽しみつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

2017年10月16日 (月)

1日置いて、またも台湾2017縦断弾丸ツアー1日目
(成田空港-桃園空港)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大浴場に入る。あいにくの雨模様であるものの、朝風呂は気持ちが良い。

Dsc_0007 7時50分、食堂に行き、1年振りとなる「いつもご飯を黙って大盛りにしてくれる」おばちゃんと再会。結婚したことを伝えると、離婚することも考えて財産はちゃんと管理するんだよ、と微妙なアドバイスを頂戴した。いつも通りの小粒納豆、生卵、昆布の佃煮、味付け海苔、豆腐と若布の味噌汁、胡瓜の漬物、大盛りご飯で朝食をとる。

 食後、ホテルをチェックアウトし、京成上野駅に向かう。

 8時50分、京成特急スカイライナー17号に乗り込む。
 現在も第48回衆議院総選挙の真っ最中であり、10月11日から一昨日の14日まで2017弾丸台湾視察に行ったばかりなのに、またも日本を離れるのは立候補者のみならず、自民党関係者に対し、本当に申し訳ない思い。
 選挙となる前から地元の皆さんを台湾へご案内する約束があり、キャンセルの場合は全額返金されない航空券であるため、8名分のキャンセル料を負担できる財力もなく、決行となった。
 ここ数日で台湾との二往復ということになり、自分自身もきついハードスケジュールである。

 9時31分、成田空港第二ターミナルに到着し、柏崎市内から成田空港まで移動されてきた皆さんと合流。

 スクート航空のカウンターでチェックインをし、荷物を預ける。御礼の品として、また柏崎の紹介として、有機栽培の柏崎コシヒカリを持参してきたので、20kgギリギリ。

 一緒に行く予定だった方のトラブルなど色々あったが、セキュリティチェックを通り、出国。義理の父のため、日本の煙草を購入する。台湾への無税の持ち込みは1カートンまでである。

 使う機体の到着が遅れたため、予定より15分遅れとなった12時30分、TR201便に搭乗。機体はボーイング787で、大雨の中の離陸となった。

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 読書などしつつ、約3時間ちょっとのフライト。

 現地時間14時45分(日本時間15時45分、時差-1時間)、定刻通りに台湾・桃園空港に到着。気温30度で、つい5日前に来たばかりなので、外国に来たという感覚がない。

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 入国審査はまたも大混雑しており、入国するまでに約1時間。預けておいた荷物をピックアップし、現地時間16時過ぎ、空港ロビーにて手配しておいたドライバーと合流し、桃園市から台北市内に向かう。

 現地時間17時、宿泊先である沃田旅店にチェックイン。このホテルは、農業団体の全国研修所だったところをリノベーションしたもので、農業関係者の協力のもと台湾全土からこだわりの農産物が集まっている。

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 現地時間18時30分、ホテル地下のレストランでの会食。支配人のM女史は日本で長く働いた経験もあり、日本語も堪能で、今回多くの配慮をしてくれた。
 ホテルこだわりの農産物を使った料理は以下の通り。

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*クラゲの酢の物

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*豚の唐揚げとニンニク芽の細切り、チリソース添え

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*肉厚イカ刺身とアルファルファ、醤油甘ダレ添え

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*味付け蒸し鶏、ニンニク醤油添え

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*マコモダケの炒めもの

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*蒸し海老の山さわび醤油添え

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*カボチャとニンニクの芽、塩漬け卵の炒めもの

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*澎湖島のイカ団子と豚肉の香菜炒め
→ やはり個人的には澎湖島「長進餐廳」のイカ団子が最高

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*魚(スズキ)の揚げ団子酢豚風

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*タロイモと海鮮のビーフン入りスープ
 台湾人にとっては懐かしい味として人気

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*シラスとひょう菜(スベリヒユ)のニンニク炒め

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*季節のフルーツ(完熟パパイヤ、完熟ドラゴンフルーツ)
 完熟ドラゴンフルーツは食べ過ぎると翌日の小便が赤くなる。

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*デザート(豆花)

 21時過ぎにお開きとなり、部屋に戻って、シャワーを浴びる。

 22時、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールの処理や資料作成。

2017年10月15日 (日)

炎の天狐トチオンガーセブン参加
第9回越後柏崎えんま祭り:えんま十王行列

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、豚モモ肉味噌炒め、大根菜入り玉子焼きでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、マスコミ取材対応のため、市内某所に移動。

 9時40分、自民党・細田健一候補の選挙事務所に行き、状況確認と諸雑務を行う。

 10時20分、市役所に移動し、第48回衆議院総選挙開票時の自民党としての比例区立会人の届け出や期日前投票、会派室での諸雑務。

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Img_0831 11時、えんま通りのトレーラーハウスに行き、第9回越後柏崎えんま祭りのえんま十王行列のための着替えや準備を行う。
 今年は、えんま十王のうちの十の王である五道転輪王(本地仏:阿弥陀仏如来)に扮した。
 そして事前告知なしのびっくりスペシャルゲストとして、炎の天狐トチオンガーセブンをお呼びしたので、その準備も行う。

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 おにぎり1個(鮭)を食べて腹ごしらえをし、閻魔堂での参拝、記念撮影ののち12時40分からえんま十王行列がスタートとなった。
 初の柏崎ロケ実現のための宣伝素材もここで撮影。

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 UXでのドラマ放送やNHKの昼番組への出演もあり、トチオンガーセブンの人気は絶大であり、小さな子供から、昔子供だった方まで多くの方が握手や記念撮影の希望があった。

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 えんま十王行列でえんま通りの商店街を練り歩き、最後に以下のような口上でシメた。

「儂は五道転輪王じゃ
 ありがたくも
 阿弥陀仏如来様を本地仏としている
 三回忌にあたって 最後の審判をする!
 なにっ!遺族はもうお前のことは知らないとぬかすのか!!
 供養もされないような奴の行く先は、
 地獄か、餓鬼道にきまってるわい!」

 また、これからトチオンガーセブン初の柏崎ロケ、実現のためのクラウドファンディングが始まることも告知。行政の税金を使ったシティセールスではなく、民間の力で今までと違ったものに取り組むことに、多くの市民の賛同者が集めってくれることを祈るばかり。

 14時に終了となり、着替えをして、しばし懇談。

 14時30分から、市内でのロケ場所探し(ロケハン)を行う。

 16時、事務所に戻って、再び台湾に行くための荷物のパッキング。

 19時過ぎ、柏崎駅に移動し、19時20分の快速電車に乗り込む。

 19時59分、長岡駅で上越新幹線とき346号に乗り換え、途中、売店で購入したレタスサンドイッチ、味付け卵2個、魚肉ソーセージ、ビール500ml2本で夕食。

 21時52分、東京駅に到着し、在来線に乗り換える。

 22時40分、久しぶりの食堂付きの某ホテルにチェックインし、まずは大浴場で汗を流す。

 23時30分、ビール500ml3本を飲みつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理。

2017年10月14日 (土)

2017弾丸台湾視察4日目(桃園空港-成田空港)帰国

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間7時に起床し、熱めのシャワーをゆっくり浴びる。

Tw4dsc_00011 現地時間7時30分、西門星辰ホテル本館地下の食堂に移動し、ビュッフェ形式の朝食をとる。ブロッコリースプラウトやサボテンの仲間である石蓮花の生野菜サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージ、プレスハム、春雨、ご飯、豆乳といった内容。そろそろ納豆禁断症がでてくるころである。

 昨日の記者会見や立法院での柏崎市議会の紹介、『自由時報』での報道を受け、問い合わせがあり、その対応に追われる。

 現地時間10時20分、ホテルをチェックアウトし、依頼したドライバーに来てもらい、桃園空港まで移動。今日も大雨であり、台風の時を除き、台湾に来てこれだけ雨に祟られるのは初めてである。

Tw4dsc_00053 現地時間11時10分、バニラ空港のカウンターでチェックイン。荷物を預けたのち、セキュリティチェックを通り、出国審査を通る。
 早めの昼食として、空港内で売っていたソーセージと煮込み卵の黄身が入った饅頭「香腸蛋黄包 60元」を購入。

 罰当たりかも知れないが、祈りを捧げる人たちの部屋の近くで食べてしまった。

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 予定時刻よりも30分遅れの現地時間13時35分、JW104便に搭乗。機体は入国時と同じシャークレットが付いたエアバスA320である。

 読書や仮眠であっという間に日本時間17時45分、成田空港に到着。

 再入国手続きをして、荷物をピックアップしたのち、19時1分、京成特急スカイライナー46号に乗り込む。

 19時42分、京成上野駅に到着し、上野駅まで徒歩で移動。

Tw4dsc_00084 20時10分、上越新幹線とき345号に乗り込み、上野駅構内で200円引きになっていた「ひとつで二度おいしい 味噌カツ・ひつまぶし風弁当 1230円」(NRE大増 電話:03-3810-7334)を購入し、ビール500ml2本とともに夕食にする。

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 味噌カツでビールを飲んで、

 「うみゃーでかんわぁ~」

とやってしまったので、味噌カツの下で残ってしまった白ご飯は漬物と合わせての清貧の味わい。

 21時34分、長岡駅に到着し、E653系のらくらくトレイン信越に乗り換え。

 22時32分、 柏崎駅に到着し、自宅に戻る。

 荷物を開けたのち、急いで洗濯や明日の夜からの台湾行きに向けての準備を行う。

2017年10月13日 (金)

2017弾丸台湾視察3日目(立法院で柏崎の紹介!2020東京五輪「台湾正名」記者会見、他)

 現地時間6時(日本時間7時、時差-1時間)に起床し、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールや資料作成を行う。

Tw3dsc_000101 現地時間7時30分、西門星辰ホテル本館地下の食堂に移動し、ビュッフェ形式の朝食をとる。ブロッコリースプラウトやサボテンの仲間である石蓮花の生野菜サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージ、青菜の炒め物、プレスハム、ご飯、豆乳といった内容。昨日と同じ内容の料理であり、もう少し変化がほしいところ。

 食後、荷物や今日の日程の整理、資料の準備。

 現地時間10時過ぎ、大雨のなか、タクシーで台北植物園に向かう。

 雨が原因なのか、かなりの渋滞であり、現地時間10時30分、やっと台北植物園に到着。
 先に本ブログでも紹介した日本統治時代の1924年に建設され、2016年から復元工事が行われた[月昔]葉館(さくようかん)を訪れた。

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*外見は当時そのままに復元されているが内部はしっかりとした新しい骨組み

 また同時に同じように復元された、我が新潟県の先人である早田文蔵氏(1874~1934年、加茂市出身)を顕彰する記念碑も確認することができた。

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 案内係の方に

 「新潟県人なので、先人の偉業を見るために来た」

とを伝えると、それならと絵葉書を頂戴した。ありがたいことであり、是非、加茂市の皆さんにも訪れてもらいたいと思う。

 現地時間12時、上海点心の老舗「高記 永康店」(電話:02-2341-9984)に移動して、昼食。お約束の「小籠包 10個 220元」で口中をビロビロの火傷状態にし、安定の味「海老チャーハン 240元」で落ち着かせ、スッキリとした味わいの「酸菜と豚胃と蛤のスープ 320元」でシメた。とりわけ、このスープが滋味深く、次回もまた注文したい。

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Tw3dsc_001511 食後のデザート?として、好物の葱抓餅を食べようと「天津葱抓餅」(電話:02-2321-376)に立ち寄る。普段は長い行列でなかなか買えないが、大雨のせいか行列が少ないため、すぐに買うことができた。卵入りの「加蛋(ジャーダン) 30元」を購入。安い上に、何度も折りたたんで練った生地の歯ごたえが良い。行列ができるのも納得の味である。

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 再びタクシーに乗り込み、現地時間13時30分、台湾独立建国聯盟本部に到着。

 14時から今年3月に柏崎市議会において全国で初めて、しかも全会一致で可決した「東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書」について、台湾正名運動に係る重鎮の皆さんとの意見交換を行う。

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 参加者は、元台南市長であった李登輝民主協會・張燦鍙理事長、民報文化事業創辦人・陳永興氏、台灣獨立建國聯盟・陳南天主席、台灣國家聯盟總召集人・吳樹民氏、台灣聯合國協進會・蔡明憲理事長、台灣團結聯盟・劉一德主席、基進黨文宣輿情部副主任・林春妙女史といったアツい独立派の皆さんである。
 意見交換がそのままマスコミ公開となってしまったので、記者会見のような感じとなった。

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 質疑の主な内容は以下の通り。

Q.この意見を提出しようと思ったのは何故か。
A.台湾選手団を存在しない名前「チャイニーズ・タイペイ」の名で呼ぶことは、台湾人の人権にかかわる問題であったこと、そしてスポーツの世界に政治が持ち込まれていることを問題視したため。この意見書の前にも、日本に来た台湾人の戸籍が「中国」となっていることへの是正を求める「委員会発案第2号 台湾出身者の戸籍表記是正を求める意見書」が全会一致で可決(平成28年2月定例会議、全国で3番目)し、国に届けている。

Q.いつごろから「チャイニーズ・タイペイ」がおかしいと感じたのか。
A.個人的に感じたものかも知れないが、ワールド・ベースボール・クラシックが始まったころ、試合前には「台湾」と呼んでいたにも関わらず、いざ試合中継では「チャイニーズ・タイペイ」と表示されていることに違和感を感じた日本人、とりわけ若い世代がいたと思う。競技に参加する一つのチームである以上、同じ地位で扱うべきであり、中華人民共和国に配慮して名称を変えるのは政治問題としか言いようがない。

Q.意見書をだすことによる議員個人のメリットはあるのか。
A.自分の選挙が有利になるとか、そういったメリットは無い。そんな事を考えてのことではなく、人権問題として、東京五輪が真の平和の祭典になってほしいこと、そして正義感からの提案。だからこそ、共産党をはじめ人権を大切にする柏崎市議会は会派、党派を超えて、全会一致となった。この場を借りて、賛同してくれた議員に改めて御礼申し上げたい。

Q.調べると柏崎市は中国大陸の縁が深い自治体とあるが、中国大陸側からの苦言や働きかけなどはなかったか。
A.ご存じのように、田中角栄元首相の出身地であり、中国大陸とは縁が深い。しかし、人権問題は別。柏崎市では北朝鮮による拉致事件もあり、人権問題に関しては意識の強い自治体である。中国側からの苦情などは現時点ではない。日本国内においては、かつて神奈川県鎌倉市議会で中国の人権問題全般を指摘する意見書が可決した際、起案者に対して中国大使館から苦情の電話があったということを聞いている。

Q.今後はどのような活動をするのか。
A.署名活動には引き続き協力していき、日本国内の各地方議会に対しても働きかけたい。またできれば、東京都議会にも広げることができればと考えている。

 現地時間15時過ぎに終了し、その後、日本の国会にあたる立法院に移動。

 立法院に到着し、与党である民進党の若手ホープ劉建國・立法委員の秘書にご案内頂き、現地時間15時40分から昨年も観た立法院や台湾の法体系に関するビデオ映像を観る。

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 現地時間16時15分、劉建國・立法委員の事務所に、元台南市長であった李登輝民主協會理事長・張燦鍙理事長とともに訪れる。

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 劉建國・立法委員は、与党である民進党の若手ホープであり、地方議員を1期経験したのち、雲林県選出で40歳にて立法委員(国会議員)に初当選、現在3期目。
 予算案への質問前の貴重な時間であったが、物産品の相互販売のみならず、人的交流を雲林県もしくは周辺自治体と柏崎市とで、どうやれば実現できるか、との話で盛り上がった。
 来月にも台湾に来る用事があるので、是非とも雲林県に立ち寄り、スポーツ交流も含めて、柏崎市とお互いにイコール・パートナーになれる自治体とマッチングできればと思う。できれば、他会派の議員もお誘いしたい。

Thng 現地時間16時40分、劉建國・立法委員が登壇する質問時間になるまでの間、張燦鍙理事長に台南市長時代のご苦労や、先に本ブログでも紹介した湯徳章氏(日台ハーフ)についてお聞きした。
 湯徳章氏は、弁護士として台湾人の人権確立のため、国民党政府による2・28事件の弾圧から台南市民を救うために奔走し、最後は国民党から銃殺で処刑されてしまう。
 その最後の言葉は、台湾語で

 「私には大和魂の血が流れている!」

そして日本語で

 「台湾人、万歳!」

であった。

 張燦鍙理事長は、実施のその場におり、湯徳章氏の最後の言葉を耳にした貴重な生き証人。だからこそ氏は、台南市長になった際、この処刑現場を公園としてすぐに保護した。
 話を聞いていると、改めて「大和魂」は戦前の日本の教えを受けた台湾人にこそ宿っている、と感じたところ。
 また、私と台湾人の妻との結婚式の祝電に、この湯徳章氏のドキュメンタリー『汝、ふたつの故国に殉ず ―台湾で「英雄」となったある日本人の物語』を書いたジャーナリスト・門田隆将氏から祝電をもらったこと、そして台南市と仙台市との友好提携をした元仙台市長である梅原克彦氏と共通の知人であることから、さらに話が盛り上がった。

Img_0812 現地時間17時10分、傍聴券を持って立法院の議場内に入る。柏崎市議会や日本の国会と違い、大型ビジョンを使った資料説明や動画紹介など、どうやって議事録をとるのか、不思議な感じであった。
 柏崎市議会ではビジョンどころか、パネルの提示なども議事録との関係があり、どこまで使えるのか整理はされていない。

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 今日の議案は、2018年度(民国107年)中央政府総予算案であり、それに対しての14番目の質問者として、民進党・劉建國・立法委員が登壇。

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 冒頭、今年3月に柏崎市議会において全国で初めて、しかも全会一致で可決した「東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書」を日本語で「イチバン」と紹介し、柏崎市について触れ、さらに傍聴席にいる斎木裕司議員、私、加えて私の妻が台湾人で高雄市出身のことまでお話しになった。
 柏崎市議会のことが台湾の立法院の議事録に掲載されるのは、夢にも思わないことであった。

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 それを受け、台南市長から転身された頼清徳行政院院長(首相)が、傍聴席にいる我々に対して手を振ってもらったのち、院内からの万雷の拍手を頂戴した。
 ありがたいことである。

 15分間の質問を終えた劉建國・立法委員と記念撮影をしたのち、御礼を述べ、また自治体間交流についても、必ず雲林県を訪れる旨の約束をした。

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Img_0827 18時、立法院内のレストラン「立法院康園餐庁」(電話:02-2358-5478)に移動し、台湾独立建国聯盟本部で意見交換をした皆さんに加え、2014年に立法院を占拠した太陽花(ひまわり)学生運動に参加した若い世代の政治活動家の皆さんと会食。
 日本の若い世代はどうして積極的に政治参加しないのか、といった質問から日本と台湾の歴史秘話まで、アルコールなしでアツく、幅広い話題となった。

 21時過ぎ、タクシーで宿泊先のホテルに戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 近所のコンビニで買ってきた台湾ビール500ml3本を飲みつつ、今日頂いた資料や日本語版の書籍を読む。

2017年10月12日 (木)

2017弾丸台湾視察2日目(第二原子力発電所:第二核能發電廠)

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間6時に起床し、熱めのシャワーをゆっくり浴びる。

Twdsc_001715 現地時間7時、西門星辰ホテル本館地下の食堂に移動し、ビュッフェ形式の朝食をとる。ブロッコリースプラウトやサボテンの仲間である石蓮花の生野菜サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージ、青菜の炒め物、プレスハム、焼きそば、煮卵、ご飯、豆乳といった内容。甘い豆乳ではなく、牛乳がほしかった・・・。

 現地時間8時30分、大雨が降る中、依頼したドライバーに来てもらい、新北市まで移動。海岸風景は、我が柏崎市と似たような感じである。

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Img_0750 交通渋滞もあり、現地時間10時、新北市萬里区にある台湾第二原子力発電所(第二核能發電廠)の北部展示館(日本でいうところのPR展示館)に到着。
 許所長以下、技術部門、広報部門の皆さんからお出迎え頂き、まずは日本からもってきたお土産(佐渡産海老煎餅、柏崎産コシヒカリ新米)と観光案内(繁体版)をお渡しし、しっかり柏崎をアピールさせてもらった。

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 台湾では今年1月11日、国内に6基ある全ての原子力発電プラントを2025年までに事実上廃炉、再生可能エネルギー拡大を促進、国営である台湾電力を解体・自由化を盛り込んだ電気事業法の改正案を可決している。
 しかし、再生可能エネルギーは不安定であり、なかなか拡大しておらず、IPP(Independent Power Producer:独立系発電事業)の参入により、電力網の不安定さが増している。
 現在の台湾では慢性的な電力不足が続いており、今年8月15日には、台湾第二の発電能力を持つ火力発電所・大潭電廠への燃料供給の操作ミスで、台湾本島全体で大規模停電が発生(誼蘭・花蓮・台東の3県を除く26の市・県)。
 原因は石油会社の台湾中油が操作ミスによるものであるが、これにより大潭電廠の発電ユニット6基すべてが停止した。
 しかも、停電当日は台北市の最高気温が37度以上という日であり、人の命にもかかわる事態であった。
*信号機が使えないため交通が混乱、ATMが使えないことでの不安、照明の代わりにした蝋燭で火災が起こり1名が死亡。

 この経験から、化石燃料が切れた場合の国民生活、産業への影響を深刻に考えるようになり、本当に原子力発電を撤廃してよいのかとの世論が沸き上がっている。
 今回の視察は、その2025年の原発ゼロ政策の影響、そして原子力発電の理解活動と地元活性化について学ぶというのが目的である。

1.The Legislature of Taiwan has decided the denuclearization policy by 2025. How are the current status and management of TPC's nuclear power stations going?

2.How do you care residential people who live around TPC's nuclear power plants?

 まず最初に許所長から以下のようなご挨拶を頂戴した。

 台湾と日本は密接な関係をもっている。地理的にも文化的にも近いうえ、台湾人は日本に旅行に行きたい人が多い。私自身も一年に1回は東京に行っている。家族は一年に2回以上に日本に行っている。原子力の分野では日本と台湾の交流は深い。また、原子力発電以外でも三菱、日立、東芝も台湾と縁深い。発電所のなかの機器も日本製が多い。この展示館は、日本の原子力発電所の展示館を参考にして作られた。柏崎刈羽原子力発電所とも深い交流をしている。去年もここの所員5人を連れて、柏崎刈羽原子力発電所を視察した。東京電力は福島の事故以来、安全対策をしていることを深い印象をもっている。特にABWRへの投資は一番大きいと思う。今日の二人、大歓迎します。

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 柏崎市議会代表として斎木裕司議員が挨拶をしたのち、早速、説明と意見交換となった。
 主な内容は以下の通り。

<第二核能發電廠の紹介>
 1975年に着工、98.5万kw二基。原子炉がゼネラル・エレクトリック(BWR6)、発電機がウェスティングハウス・エレクトリック。
・2016年の原子力発電量は4.8%。第二核能發電廠が重要な電源となっている。
・稼働率は2015年まで98.1%を誇ってきたが、現在は60.2%(1基停止)。・2014年、GEのなかで稼働率は世界第二位であった。
・ここ7年間に2回しか緊急停止をしていない。
・1号機は燃料ユニットからの希ガスが漏れており、補修を行った。
・燃料事故については、地元住民説明を行った。
・1号機の固定子の再配置も行い、時間がかかった。
・燃料プールへのキャスク、ラックを入れた。初めてのことなので、事前に
AEC(Atomic Energy Council:行政院原子能委員會)の許可などを得た。
・定期検査期間の短縮化に取り組んでおり、作業員の被曝線量も劇的に下がった。
・放射性廃棄物も著しく低下することに成功した。
・いつでも2号機は稼働できるようには準備している。

<台湾での1kWhあたりの発電コスト>
石油火力 3.61元
LNG  2.12元
水力   1.12元
石炭力火力1.09元

原子力発電2.34元
*反原発活動などにより、停止や点検の影響があり、コストが上昇

風力発電 2.25元
太陽光発電9.49元
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平均   1.95元

<台湾の新電力方針>
・2025年までに順次、原子炉を廃止。LNGを50%アップ、再生可能エネルギー20%アップ。

<台湾電力としてのビジネスモデル変化>
・2025年の原発ゼロに向けて、海外の原子力市場に参入するか、放射線技術を他に使えるかどうか、自分たちの技術をどう生かすか検討している。

<地元住民との関係>
・新北市の萬里区、隣接して金山区があり、補助金は2016年(民國105年)で両地区に約2万元が支払われている。

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・補助金の用途は、老人慰問金、学生補助、地域バスへの補助、建設補助などに使える。
・社員650人中、地元採用が61人。アウトソーシングの会社は664人。
・独居老人への慰問活動、小学生への貧困学生への補助制度も行っている。

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・地元学生のための奨学金制度もあり、今年は96人が対象として、318萬元。累計で3万人以上。地元の人を雇ってのメリットは多く、仕事に対する意欲が強い。アウトソーシングも地元が多い。
・金山小学校のバトミントン部を台湾電力内のプロ選手を監督して派遣。
・エネルギー科学教育のため、小中学校には台湾語で書いた教科書を作成した。また、エネルギーを題材にした絵画展も行ってる。
・発電所内のボランティアが放課後の勉強指導を行っており、週2回、2時間程度。
・両地区に緊急支援を行っており、2017年まで累計205件、52.5万元を支援した。
・地域マラソン大会や卓球、バトミントンなどの運動活動も応援。
・お寺などの宗教活動、民間の社団法人の活動にも参加するようにしている。
・環境保護活動として、社員及び住民で集まり20回程度行っている。
・土砂崩れ防止のための樹木を選んでの植樹にも取り組んでいるところ。
・稚魚放流も海洋資源のために行っている。

→ フィードバック、地方を深く理解すること、地方の就業の機会を増やす、地方の公共事業を増やすなど共存共栄を基本に考えている。

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Q.まずは高い稼働率に驚いたところ。2025年までに原発ゼロと今年1月11日に立法院が決めているが、本当に台湾の電力事情は大丈夫なのか心配があり、今回の視察にお邪魔させてもらった。産業界や台湾のエネルギー事情を考えれば、ある程度の原子力発電は維持すべきという声があると思うが、実際はどうか。
A.いまの与党の民進党は原発ゼロと言っている。2014年は14%が原子力発電であった。それをグリーンエネルギーに入れ替えるという目標になっている。発電所の立地自治体に対しては廃炉(デコミッション)での経済的影響があり、石炭火力では環境に悪く、LNG火力で代替するにしても燃料保存が一週間程度なので、よく考える必要がある。台湾人と日本人の違いとして、台湾人は感情的になる部分は大きいと思うので、原子力発電所のアレルギーが強い。冷静に考える人の声もあるにはあるが、多くの国民は専門家の声を聞くという感じではない。

Q.以前、澎湖島に行ったときには風力発電で台湾本島の電力に寄与するという話を聞いたが現状はどうか。今年8月15日の先の大停電もあり、台湾国民の声は変わってきたのではないか。
A.澎湖島はうまくいっていないので、電力制限をする可能性が高い。これから少なくとも(新しい発電設備ができるまでの)2年間、台湾電力供給は危ない橋を渡ることになる。政府のなかでも2025年まで原発ゼロができないという声もでてきている。

Q.当直員のクルーは何人で何交代、何班か?
A.1号機と2号機で25人、6班があり、三交代をしている。訓練班は1班、休憩班が1班。

Q.避難計画などはどうなっているか。
A.台湾国内の原子力発電所はアメリカ製がメインとなっているので、避難計画などはアメリカ式を採用している。福島の事故以降は、安全のために東京電力もお金を使っているが、台湾電力でも何億元を使っており、避難計画の考え方も変わった。避難計画の策定については、日本より厳しい反原発運動があり、より進んでいるように感じている。

Q.国家の根幹たるエネルギーの問題は国民党も民進党もないと思うが、この発電所の見学には政治家が来て、理解するようなことはないのか。
A.台湾の政治を見ると、政治家がそういった考え方になるのは難しいと個人的に思う。国民党は与党のときは原子力推進であったが、野党になった途端に反対となり、この発電所の閉鎖も求めたほど。

Q.日本では原子力立地自治体の議会や電力関係者、国が集まる原発サミットを2年に1回開催されているが、台湾ではそういった動きはあるか。
A.民国98年に全国的なエネルギーの会議があったが、定期的な会議はない。

Q.台湾電力と地元の議会や行政との定期的なミーティングは行われているか。
A.3か月に1回、原子力安全に関する会議をやっており、議員や原発反対派、学術関係者が参加している。この制度も日本から学んだ。

Img_0741 質問や逆に許所長からの質問、意見交換などもあって白熱し、現地時間12時を過ぎたところで、所員用食堂に移動しての会食となった。
 香魚(鮎)や旬であるモクズ蟹など地元の食材を使った料理をつつきつつ、核融合を含めた原子力技術の今後について意見交換。

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*旬で内子がたっぷり詰まったモクズ蟹を使った蟹うどん。今度は、萬里区の名物である萬里蟹を食べにまた来たい。

 現地時間13時30分、大変中身の濃い視察をできたことへの御礼、そして是非とも柏崎市にも来て頂きたいとお願いをし、台湾第二原子力発電所(第二核能發電廠)を後にした。

Img_0756 現地時間14時20分、帰り道の途中にあるということで九份に立ち寄る。しかし、あいにくの霧模様であり、景色も楽しめないため、20分程度の滞在で帰路につく。
 来週も来る予定であるが、そのときには晴れてほしいと思う。

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 現地時間16時40分、宿泊先の西門星辰ホテルA館に戻る。

 熱めのシャワーを浴びて、リフレッシュしたのち、英語版の資料を読み返す。

Twdsc_002521 現地時間19時、大雨が降る中、夕食を食べるためホテルから徒歩で移動。途中、屋台で好物の葱抓餅があったので、卵を追加してもらって食べる。35元(日本で約110円)という値段にも関わらず、ボリューム満点であり、冷たいビールがほしいところ。

Twdsc_002823 ウィンドウ・ショッピングをしながら、現地時間19時30分、昨年にも訪れた地元グルメのお店「鴨肉扁」(電話:02-2371-3918)に入る。
 台湾版ドラマ『孤独のグルメ』にも登場した創業50年のお店であり、「鴨」という店名ではあるが、現在使われているのはガチョウの肉。定番の麺、肉、野菜を注文した。

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*茹でキャベツ60元

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*ガチョウの燻製腿肉(鵞肉)300元

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*ガチョウスープの麺(鵝肉湯麺:米粉も選べる)60元

  現地時間20時40分、宿泊先のホテルに戻り、熱めのシャワーを浴びる。

 現地時間21時過ぎから、台湾ビール500ml3缶を飲みつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールや資料を作成する。

 現地時間24時、就寝。

2017年10月11日 (水)

2017弾丸台湾視察1日目(成田空港-桃園空港)いざ台湾へ

 なかなか事務仕事が終わらず、3時過ぎに就寝。

 8時に起床し、コンビニで購入した納豆巻き、レタスサンドイッチ、インスタントの豚汁、野菜ジュースで朝食をとる。

 8時40分、ホテルをチェックアウト。

 9時、京成上野駅で所属会派「決断と実行」の斎木裕司議員と合流し、9時20分の京成特急スカイライナー19号に乗り込む。
 第48回衆議院総選挙の真っ最中であり、日本を離れるのは自民党関係者には、ただただ申し訳ないところ。選挙となる前から台湾側との約束があり、先方も準備済みだったことから、今回は相談した上で視察決行となった。

 10時過ぎ、成田空港第二ターミナルに到着し、徒歩で第三ターミナルに移動。

 10時45分、バニラ航空のカウンターでチェックインをし、追加料金を支払った荷物を預ける。

11018 おにぎり(たらこ)、味付き茹で卵2個で少し早い昼食をとったのち、セキュリティチェックを通り、出国。後学のため?免税ショップにあるガンダム関係のグッズや人気の日本土産をチェックしてまわる。台湾人に人気なのは、カルビーが「ポテトファーム」のブランド名で製造している「じゃがポックル オホーツクの焼き塩味」とのこと。

 使う機体の到着が遅れたため、予定より15分遅れとなった13時5分、JW103便に搭乗。
 機体はエアバスA320で、燃費向上のための「シャークレット」(ボーイング社だとウイングレット)オプションがついている機体であった。最近のLCCが使う機体には、ほとんどついているようである。

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 読書などをしつつ、約3時間40分のフライトで現地時間15時45分(日本時間16時45分、時差-1時間)に台湾・桃園空港に到着。
 気温32度ということで、日本とは10度以上の差があり、とにかく暑い。

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 入国審査に進むも、国慶節(台湾では10月10日)で中国大陸からの観光客でごった返しており、入国するまでに約1時間かかってしまった。

 預けておいた荷物をピックアップし、現地時間17時過ぎ、空港ロビーにて手配しておいたドライバーと合流し、桃園市から台北市内に向かう。

 入国審査の遅れからちょうど台北市内の通勤ラッシュと重なってしまったため、これまた交通渋滞に巻き込まれ、宿泊先の西門星辰ホテルA館に到着したのは1時間半後。

 荷物を部屋においたのち、タクシーで移動し、現地時間19時40分、台湾料理の老舗「欣葉 台菜 本店」(電話:02-2596-3255)に入る。
 斎木裕司議員が初めての台湾ということなので、ベーシックな料理を選択。台湾ビールを飲みつつ、明日の視察内容の確認を行う。

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*焼きカラスミ、葉ニンニク、大根添え

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*活海老の塩茹で

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*茹で地鶏の葱油かけ

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*手作りイカ揚げ団子
→ やはり個人的には澎湖島「長進餐廳」が最高

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*メロの厚切り揚げ醤油味

 すっかり満腹となり、現地時間21時20分、宿泊先のホテルに戻る。

 シャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールなどを処理する。

2017年10月10日 (火)

懲戒処分の公表基準11年ぶり見直し
平成28年度決算に附帯決議

 1時過ぎ、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、生卵、山芋とろろ、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時30分、公示となった第48回衆議院総選挙のポスター貼りにでかける。いつもようにゲン担ぎのため、市役所正面のポスターを一番に最初に貼る。

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 2か所の公営掲示板のポスター貼りをしたのち、市役所に移動。

Adsc_004414 9時から決算特別委員会に出席する。主な議題は、先日の決算特別委員会で私が提案した附帯決議が審議未了となってしまった件
市職員が萎縮する?などの理由により、文言修正をしてほしいと他会派から依頼があったので、表現方法では譲ったものの、不正な旅費そのままの金額で決算をすることは残した内容となった。そもそも、そこを書かなければ、附帯決議の意味もない。
 協議の結果、提案した附帯決議(案)が全会一致となり、決算特別委員会による委員会発案となった。

Adsc_004515 10時から本会議(第26回会議)に出席。主な議題は決算特別委員会で認定するものと決した平成28年の決算、そして附帯決議である。
 決算特別委員会長が欠席というなか、副委員長からの報告があり、平成28年度の決算は認定するものをなり、また提案した附帯決議も全会一致で可決した。
 附帯決議の採決時に退席したのは、社会クラブ ・矢部忠夫議員、共産党・五位野和夫議員。

「承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成28年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成28年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成28年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成28年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成28年度墓園事業特別会計)」


「委員会発案第15号『承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)に対する附帯決議(案)」

 平成28年度柏崎市一般会計歳入歳出決算における出張旅費に関して、産業振興部所属の複数の職員が東京方面への出張時、高速バスを利用しながらも、新幹線利用で計算され、事前に受け取った旅費を精算しなかったことが、本年5月に発覚した。
 発覚後、精算するとしているが、本決算時での使用経路は新幹線のままであり、これは市職員として不適切な行為であると言わざるを得ない。
 また、監査委員の指摘にもあるように、この間、不適切な事務処理が発生しており、市民の信頼を著しく損ねていることは甚だ遺憾である。
 こうした一連の不祥事は、公務員としての責任と自覚の欠如、及び組織の管理体制の不備に起因している。
 よって、市長は市職員一人一人にその職務の重みを再認識させ、綱紀粛正に万全を期し、より一層の公務員倫理の確立を図るとともに、組織を挙げて不祥事の再発防止に全力で取り組み、一刻も早い市民の信頼回復を図るよう強く求める。
 以上、決議する。

理由
 組織を挙げて不祥事の再発防止に全力で取り組み、一刻も早い市民の信頼回復を図るよう強く求めるため。


 続いての議案は以下の通りであり、原案の通りに可決した。

「議第79号 旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 先に判明した旅費の未精算の問題を受け、特別職の職員以外の職員の宿泊料の支給について改正するため。

「議第80号 市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」
 第五中学校の改築工事が終了し、11月に現在地から宮平へ移転することに伴い、位置を変更するため。

Adsc_004616 11時10分から全員協議会となり、市当局から旅費に関する不祥事などに対する事後対応についての説明があった。
 先に認定した平成28年度決算だけでも、柏崎技術開発振興協会(柏崎市から負担金200万円)も含めて25.3万円。以前の報告では10万円程度とのことであったが、他にも見つかった。
 今後は11月から旅費の取り扱いについて、事前の概算払い(宿泊も定額支給)から領収書の添付義務付け、実費払いとなる。
*市議会議員は、領収書での実費払い。

 また、これまで何度も一般質問でも質してきた会田市政で決められた柏崎市懲戒処分等の公開基準11年振りに改定することも報告された
 飲酒運転をしても、盗撮事件を起こしても氏名は一切公表されなかったが、今回の改定で、

「社会的影響の大きな事件に係る事案で、任命権者が必要と認めたときは、被処分者の氏名も公表する」

となった。大きな前進である。

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 全員協議会終了後、会派室に戻り、諸雑務。

Adsc_004818 12時40分、自宅に戻り、「ほっともっと 柏崎錦町店」(0257-32-2370)で購入した「のり弁当 290円」で昼食をとる。
 温かいご飯の上におかか昆布と海苔が敷き詰めてあり、竹輪の天ぷらと、白身フライ(ホキ)もあって、シンプルで良い。

 食後から市内をまわり、自民党広報板などのポスターの張り替え作業。公示されたことから、証紙を貼ったポスターでなければ掲示ができない。

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 15時過ぎ、自宅に戻り、台湾に行くためのパッキング。

 17時、柏崎駅に移動し、17時9分発の信越線で長岡駅に移動する。

 18時7分、長岡駅で上越新幹線とき340号に乗り込む。途中、売店で購入したたまごサンドイッチ、魚肉ソーセージ、牛乳で軽めの夕食をとる。

 19時46分、上野駅に到着し、徒歩でホテルまで移動。

 20時過ぎ、ホテルにチェックインし、シャワーを浴びる。

 21時から生ハム、チェダーチーズ、クラッカーを肴にビールを飲みつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎのメールの処理、資料作成を行う。

2017年10月 9日 (月)

日本の原子力技術者の国外流出、技術喪失の危険性

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、野菜入り薩摩揚げ、神楽南蛮味噌、もやしの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 10時、自民党柏崎支部に移動し、拡大役員会に出席。明日公示となる第48回衆議院総選挙のポスター貼りや個人演説会の日程などを確認する。

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 11時、事務所に戻り、ポスター貼りを短時間でできるようルート作り。

 13時過ぎ、自民党・細田健一前衆議院議員の親族とともに市内まわり。

Adsc_003610 15時10分、コンビニで購入したおにぎり(焼きたらこ)と「サッポロ一番 ご当地マシマシ 辛すぎて旨い 宮崎 旨辛麺」で遅めの昼食をとる。
 大抵の辛い物は大丈夫であるが、この旨辛麺は思った以上に辛く、大汗をかいてしまった。

 16時、選挙事務所にて、市議会議員有志と打ち合わせを行う。

 17時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_003911 18時50分、頂きものの福島県いわき市で揚がった秋刀魚の塩焼き、大根おろし、牛肉コロッケ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 秋刀魚の塩焼きの醍醐味は、やはりハラワタ。赤い寄生虫ラジノリンクスもいたが、熱を通してあるので人体には影響がないので、美味しく食べた。

 食後から政治関係の番組を観て、リフレッシュ。

 23時過ぎ、某集まりから電話があったため、某集会所に移動。ビールや日本酒を飲みながら、意見交換を行う。

 明日、公示となる第48回衆議院総選挙において、その程度の差こそあれ、原発ゼロを掲げている政党がある。
 現在世界では、約430基の原子力発電プラントが稼働しており、69基が建設中、98基が計画中である。さらに今後20年以内に170基以上の原子力発電プラントが新たに稼働する。しかも、計画中のものは福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、さらなる工夫をし、より高い安全性を確保している。

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 しかし、これは日本の話ではなく中国、韓国、ロシアなどの取り組み。かつての原子力先進国はアメリカ、フランス、日本であったが、いわゆる原発アレルギーのため、今では日本は技術後進国になりつつある。 一度、ロストした技術を取り戻すことは難しい。核弾頭を所有し、今後、原子力発電所の建設ラッシュとなる国を隣に持つ日本として、安全保障の点からも核技術を無くすことはできない。
 国政選挙では、目先の票目当てではなく、エネルギー自給率が極端に低く、電気料が高い我が国のあるべき姿を訴えてほしいと思う。


平成29年10月5日『産経新聞』

柏崎刈羽「合格」
ベストミックス達成遠く
原発比率2% 新増設解禁が不可欠

 東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が原子力規制委員会の審査に実質的に合格したことで、全国の停止中の原発の再稼働に追い風が吹きそうだ。
 ただ(電源構成に占める原発比率は足元で2%(平成28年度)にとどまり、政府が42年度の目凛に掲げた20~22%にはほど遠い。新増設を〝解禁″するなど政策の転換を図らなければ達成が不安視される。

「柏崎刈羽原発の再稼働は象徴的な案件になる」
 電力大手幹部は、こう説明する。柏崎刈羽は仝7基で計800万キロワット以上の出力を持つ世界最大規模の原発だ。何より、原発事故の当事者である東電が事故を起こした福島第1と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)の運転を再開することで、長らく続いた事故後の混乱は一つの区切りを迎える。
 とはいえ規制委の安全審査は長期化し、再稼働は遅々として進まない。全国42基で合格が出たのは柏崎刈羽を含め7原発12基のみ。
 政府が42年度時点の望ましい電源構成(ベストミックス)で示した原発比率の実現には着実な再稼働だけでなく、原則40年の運転期間を超えた高経年原発の稼働延長も必要。再稼働が加速しなければ「10%でも難しい」 (政府関係者)と悲観する声がある。 一方、世耕弘成経済産業相は原発停止の長期化により、
電気代が一般家庭で年間1万円、中小企業で600万円増え「大きな犠牲を強いている」と指摘する。
 二酸化炭素(CO2)を出さない原発は地球温暖化対策にとっても重要だ。小池百合子東京都知事が代表の新党「希望の党」は「2030(平成42)年の原発ゼロ」を掲げるが、世耕氏は「現実的で責任のある政策を」と強調する。
 しかし経産省は検討中の新たなエネルギー基本計画で原発の新増設を引き続き〝封印″する構え。「再稼働が進まない状況で提案しても理解が得られない」(幹部)との判断だが、腰が引けた印象は否めない。
 
再稼働が進まず新増設も認めなければ技術者は流出し、国内で原子力技術を維持することが難しくなる。原発を中長期的に使い続けると決めた以上、新増設にも正面から向き合うことが必要だ。

2017年10月 8日 (日)

「老台北」蔡焜燦先生を偲ぶ会

 1時、就寝。

 6時に起床し、熱めのシャワーを浴びたのち、大粒納豆、生卵、イカ塩辛でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、近所での配り物をしたのち、戻ってきた愛車で東京に向かう。

Adsc_000301 愛車を駐車場に入れたのち、12時、「ねぎし エルタワー店」(電話:03-3348-2255)にて、うす切り白たんと牛カルビ(タレ)が入った「ハーフミックスセット 1380円」、赤たんうす切り4枚のお得フェア品「39がんこちゃん 390円」で昼食をとる。麦飯がお替り自由なので、大盛り2杯。

 13時過ぎ、時間調整のため、新宿周辺のショップ巡りをしていたところ、昨年の台湾政府招聘事業「2016年日本青年台湾研修」に参加した、某党の県議会議員とバッタリ出合った。面白いタイミングである。

Adsc_000502 14時30分、京王プラザホテルに移動し、15時からの「蔡焜燦先生を偲ぶ会」(主催:蔡焜燦先生を偲ぶ会実行委員会 後援:産経新聞社、NPO法人修学院、全日本台湾連合会、台湾歌壇、東京台湾の会、日本会議、日本政策研究センター、日本文化チャンネル桜、不二歌道会、高座日台交流の会、蔡焜燦先生を慕ふ和歌の会、台湾独立建国聯盟日本本部、日本李登輝友の会)に出席する。
 まずは会場に入ったところで献花。

Adsc_001203 第一部「偲ぶ会」は、日本李登輝友の会・渡辺利夫会長の開会挨拶からはじまり、日本に初めて蔡焜燦先生を紹介した元産経新聞台北支局長の吉田信行氏、台湾独立の同志である金美齢氏、月刊『Hanada』の花田紀凱編集長、台湾関係の著作も多いノンフィクション作家の門田隆将氏、産経新聞社代表取締役会長・熊坂隆光氏、不二歌道会・三宅章文、元週刊朝日編集長の永山義高氏、元週刊朝日副編集長の池辺史生氏、そして作家の阿川佐和子氏からそれぞれに蔡焜燦先生との思い出を、涙あり、笑いありでお話しになった。

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 名著『街道をゆく(40)台湾紀行』をきっかけに蔡焜燦先生が日本と台湾の民間外交に尽力された偉業を改めて感じることができた。

 続いて、李登輝・元台湾総統からの弔辞を台湾独立建国聯盟主席であった故・黄昭堂氏のご令息・黄正澄氏が代読。
 内容は以下の通り。


追悼の辞

 本日、東京で蔡焜燦先生を慕う皆さんが集まり、偲ぶ会が行われるにあたり、追悼の言葉を述べたいと思います。
 昭和2年生まれの蔡焜燦先生は、大正12年生まれの私とは4つ違い。同じく日本時代に生まれ、日本の教育を受けて育ったいわゆる「日本語族」です。
 戦後、台湾と日本は別個の国となり、その関係も大きく変わりました。日本の皆さんを前にしてこうしたことを言うのは憚られますが、台湾が日本のことを想い続けているのに対し、日本はあたかも台湾の存在を忘れ去ってしまったかのような時代が長く続いたのです。
 こうした台湾の「片思い」ばかりが続く日台関係に風穴を開ける、大きな功績を残された方のひとりが蔡焜燦先生でした。
 特に、国民作家でもあった司馬遼太郎先生が台湾を訪れ『街道をゆく 台湾紀行』の取材をされるにあたり、蔡先生は「老台北」として水先案内人としてだけではなく、台湾の文化から風土、宗教、台湾人の気質にいたるまで、台湾に関するありとあらゆる知識を司馬先生に授けました。
 一冊の本を書くにあたって万巻の書を読むと言われた司馬先生さえも舌を巻くほどの博覧強記ぶりを見せたと聞いております。
 蔡焜燦先生がお膳立てをしたといっても過言ではない『台湾紀行』は歴史的、文明史的視点で台湾をくまなく巡り、場所や人々の行いを綴ったものでした。
 そしてこの本は、台湾が日本の統治から離れて半世紀以来、台湾のことを知らない日本人、最良の隣人である台湾に関心を持たないたくさんの日本人に、直接大きな啓蒙作用をもたらしたのです。
 さらに、半世紀前に台湾より引き揚げ、台湾を自分のふるさとと想い、台湾を愛している日本の人々に絶大な感動を与えました。そして、40数年来、強権政府のもとで育てられた台湾の子供たちに、自分の国台湾とは何か、ということを教えてくれたのです。
 1990年代前半という、台湾の民主化が胎動を終え、まさに一歩ずつ歩み始めたこの時期に著された『台湾紀行』は歴史的文書に位置づけられるべきものだと評価しており、それに大きな貢献をされたのが蔡焜燦先生だと私は信じています。
 実際、蔡焜燦先生の記憶力は常人離れしており、ある宴会の席で、昭和20年に私が基隆から日本内地へ船で向かった話をしていたら、突然蔡先生から「総統閣下!その船はもしかして『吉備津丸』ではありませんか。私もその船に乗船して内地へ行ったのです」と話され、大変驚いていたことを覚えております。
 これほどまでに共通点の多い蔡焜燦先生と私ですが、その底流にあるのは、純粋な日本教育を20歳前後まで受けて育った元日本人ともいうべき精神世界を有していること、そして日本の精神や文化を評価するとともに、日本のことがどうしようもなく気懸かりで、どうか日本人にもっと自信を持ってほしいと心から願っていることに他なりません。
 蔡焜燦先生が日本の皆さんへ必ずといっていいほど呼びかけたのが「日本人よ、胸をはりなさい」でした。日本が自信を持ち、台湾とともにアジアを引っ張っていくことを強く望まれた蔡焜燦先生の心の叫びともいえるでしょう。
 幸いにして、日本人の皆さんはここへ来て少しずつ自信を取り戻して来ているかのように見えます。これはまさに日本人に自信を取り戻させることに晩年を捧げた、民間外交官ともいえる蔡焜燦先生の功績でしょう。
 どうか日本の皆さんにはぜひとも蔡焜燦先生の思いを継いで、日本と台湾のために心を寄せ続けてくださることを願っております。
 最後になりますが、蔡焜燦先生の数々のご功績に対し、心から尊敬と感謝を捧げ、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

 2017年10月8日
        台湾元総統 李登輝


 不二歌道会代表・福永武氏が蔡先生の和歌

 「この道は
  日本台湾つなぐ道
    共に歩まう敷島の道」

を朗詠。
 その後、ご遺族を代表して帰化された蔡焜燦先生の三男・清水旭氏が挨拶された。

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 お父様の口癖である

 「スピーチとスカートは短い方が良い」

を引用され、笑いを誘った。
 最後に、ソプラノ歌手・森敬恵氏の指揮により、参加者全員で「仰げば尊し」を全員で斉唱。

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 日本李登輝友の会・田久保忠衛副会長の閉会の辞で、第一部が閉会となった。

Adsc_003008 17時からの第二部「清宴」、全日本台湾連合会・趙中正会長の開会挨拶から始まり、明石元二郎台湾総督のご令孫である明石元紹氏による献杯。
 ジャーナリスト・高山正之氏、福島香織氏、南京戦研究で有名な阿羅健一氏と同じテーブルであったため、色々なお話を聞くことができた。

 18時過ぎ、途中であったが、打ち合わせのため、お土産としての『蔡焜燦先生追悼集』を頂戴し、会場をあとにした。

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 蔡焜燦先生から日本人なら知っておくべき知識を鋭く指摘され、自分の無知を反省したり、また軍歌や戦時歌謡を一緒に歌わせてもらったのが昨日のようである。
 きっと空の上でも楽しく過ごされているかと思う。合掌。

 19時、新宿の某社にて、打ち合わせ。ブラック企業ではないが、ほとんど休みがないほど忙しい某氏なので、この時間しか空いておらず、要点を絞って話し合う。

 20時過ぎ、愛車に乗り込み、帰路につく。

2017年10月 7日 (土)

「中国における臓器移植を考える会」地方議員懇談会
人生初のウイグル料理

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、なめ茸おろし、板わさ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、皮膜コートのやり直しのため、愛車を某氏に預けたのち、東京都内に向かって移動。

 13時過ぎ、新宿の某社会議室で担当者とミックスサンドイッチの出前ランチをとりつつ、打ち合わせ。マスコミに強いパイプをもつ会社であり、地方活性化の新規事業の一つとして柏崎に注目する方法はないか、アイデアを出し合う。

Adsc_002611 15時、巣鴨駅まで移動し、「レイハン」(電話:03-5980-9266)の会議室に到着。「中国における臓器移植を考える会」地方議員懇談会に出席する。
 総選挙の関係もあり、出席者が少なくなってしまったのが残念。
 中国国内では政治犯扱いされた無実な人(ウイグル人、チベット人、法輪功学習者など)の臓器が【本人の同意なく】取り出され、海外から来る移植希望者に使われている。しかも、この中国の移植ツーリズムの上客は日本人も多いと言われており、他人事ではない。

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 この問題に対し、地方議会が関与するのはおかしいという声もあるが、台湾では20以上の各地方議会が人権問題として移植ツーリズム等に反対する決議をし、結果、台湾では2015年6月、臓器移植のビジネス化防止のための「人体臓器移植条例」の修正案を可決した。

*不法な臓器売買を禁止し、もし海外で臓器移植手術を受けた場合、台湾に戻って来た後にドナーの身分証明書を提出しなければならない。海外で購入した臓器を移植した場合、最高5年の有期懲役及び150万元(約500万円)の罰金。違反した医師は、医師免許剥奪。

 移植ツーリズムに限ってのものではないものの、こういった人権問題に対し、鎌倉市議会の平成28年年6月議会では中国の人権問題全体を指摘する「中国政府に対して人権状況の改善を促し、日本政府と国会に対して必要な外交措置や人道的措置等を求める」意見書が提出され、可決している。

 最初に、千葉県我孫子市議会・久野晋作議員から先の我孫子市議会9月定例会に提出された孫子市議会での

「請願第8号「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願」

について、総務企画常任委員会での審査の状況(継続審査で全員が賛成)、本会議で継続審査になったことが報告された。

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 その後、意見交換。

 途中、ウイグル料理店の会議室を借りた関係から、日本ウイグル協会代表のイリハム・マハムティ氏からウイグルの現状もお聞きできた。
 中国共産党による民族浄化が進む新彊ウイグル自治区では、今年9月1日(新学年)からウイグル語が禁止となり、もし、自分の子供が行方不明になっても、探してはならないと政府に言われているという。子供が臓器移植のためにいなくなっているとも言われ、実際に子供を探した母親が刑務所に入れられた事例もあるとのこと。
 また、新疆ウイグル自治区内にあるカシュガルの空港では「特別客、人体臓器運輸のための通路」との表示がある。

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 かなり話も白熱し、17時に終了。

 その後、せっかくなのでウイグル料理を楽しもうと会費制での懇親会となった。

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*ピントザハミセイ(春雨と人参のサラダ)

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*ラム肉と胡瓜のサラダ

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*トマトと卵の炒め物

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*ラシシカワプ(ラム肉)

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*トゥギレ(ニラとラムの水餃子)

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*ラグメン(うどんの元祖と言われる)

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*延ばす前、熟成中のラグメン

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*ポロ(ウイグル風ラム肉のピラフ)

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*ウイグル風ラム肉野菜炒め

 人生初のウイグル料理であり、シルクロードというか中東から中国までの進化を感じることができた。

 19時過ぎ、お開きとなったので東京駅に移動。上越新幹線とき349号に乗り込み、帰路につく。

 23時50分、柏崎駅に到着し、自宅に戻る。

2017年10月 6日 (金)

決算特別委員会(平成28年度)附帯決議を提案するも審議未了

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、さらし玉葱、筋子、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時30分、市役所に移動。

Adsc_001304 10時から決算特別員会に出席し、平成28年度決算の認定について審議を行う。まずは、各部長から補足説明の発言があったのち、総務分科会、文教厚生分科会、産業建設分科会からの報告があったのち、質疑、討論となった。

「承第5号 決算の認定について(平成28年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成28年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成28年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成28年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成28年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成28年度墓園事業特別会計)」

 共産党から認定できないとの反対討論があったのち、私から附帯決議案を提案した。
 決算は賛成多数で認定され、附帯決議についての採決になった際、柏崎のみらい・飯塚寿之議員から議論をしたい、と休憩を求める動議がだされ、20分の休憩となった。

 11時10分に再開。附帯決議については共産党・五位野和夫議員、社会クラブ・矢部忠夫議員、柏崎のみらい・飯塚寿之議員から「必要ない」との反対や「飲食費など」という文言修正の意見があり、ここで審議未了として他の案件に移った。
 再度、10月10日の朝、決算特別委員会を開催して、附帯決議について協議することとなった。

 今回、認定した決算は、旅費の未精算と言われる不祥事があり、職員が返還していない金額。
 不祥事での未精算を市当局が認めているにも関わらず、附帯決議もつけずに、決算を認めるという感覚が分からない。

Adsc_001405 11時40分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会に出席。
 各分科会からの報告があったのち、今年11月15日、16日に実施する関西電力・高浜発電所と福井県高浜町への視察日程や調査、項目についての確認が行われた。
 決定した調査項目は、以下の通り。

第一部会
(1)高浜原子力発電所と柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の比較
(2)審査を終了してから再稼働までのプロセスの確認
第二部会
(1)原子力発電所が再稼働した自治体における避難計画及び防災システムの状況
(2)避難道路の確保及び避難時の関係機関等との協力体制
第三部会
(1)原子力発電所と地域経済
(2)高浜町内での木質バイオマス発電事業化
(3)高浜町と福井県のかわり(大学が積極的に関わっている)

Adsc_001606 12時から議会運営委員会に出席。以下の内容について協議を行った。

1.追加議案について

「議第79号 旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 
先に判明した旅費の未精算の問題を受け、特別職の職員以外の職員の宿泊料の支給について改正するため。

「議第80号 市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」
 第五中学校の改築工事が終了し、11月に現在地から宮平へ移転することに伴い、位置を変更するため。

「報第34号 専決処分報告について(自動車事故による和解及び損害賠償額の決定について)」

「報第35号 専決処分報告について(平成29年度一般会計補正予算(第8号))」

2.市議会全員協の開催について
 10月10日(火)本会議終了後に実施。報告内容は一連の不祥事後対応等。

3.議会運営委員会での行政視察
10月30日(月)午後 立川市議会(東京都)
 ・政策形成提言の体制、取り組み
 ・ICT化の経過と活用状況
10月31日(火)午前 鶴ヶ島市議会(埼玉県)
 ・議会改革の経過と課題
 ・議会報告
10月31日(火)午後 所沢市議会(埼玉県) 
 ・事務業評価
 ・議会ICT化基本計画

4.議場の貸出について
 12月2日 柏崎リーダー塾に貸し出し

Adsc_001707 12時25分に終了となったので、一旦、自宅に戻る。ジャガイモを多めに入れて作ったシチューを1.7ミリのスパゲティにかけた簡単版クリーム・スパゲティ、鶏モモ肉の塩焼き、低脂肪乳で昼食をとる。
 食後、会議のための資料を急いで印刷。

Adsc_001909 12時50分、市役所に戻り、事務局として「柏崎刈羽 明日のエネルギーのまち研究会」(略称:柏刈エネ研)の第29回常任理事会を開催する。
 今回の主な議題は、原子力国民会議の署名運動、11月12日の三橋貴明氏講演会、廃炉に関する視察についてである。

 途中、家族から急に電話が入り、「自宅に車がぶつかり、電気が消えた」と一瞬、訳の分からないことであったが、緊急ということなので、自宅に戻る。
 現場を見れば、運転の不注意で車が自宅に突っ込んで、エアコン室外機が運転中につぶれたことで漏電という状況であった。運転されていた方に怪我がなかったのは幸い。

 取り急ぎの対応だけしたのち、市役所に戻る。

 14時過ぎかた他会派議員と附帯決議についての協議。

 15時30分、自宅に戻り、外壁やエアコン関係の修理のための業者との連絡をとる。

Adsc_002410 18時30分、「飲茶中華料理 ハルビン」(電話:0257-22-4887)に行き、特撮ヒーロー好きの有志との意見交換。
 柏崎を盛り上げるため、そして子供たちに夢を与えられるような柏崎ロケの実現に向けて話し合う。

 21時過ぎ、盛り上がってしまったので、市内の某店に移動し、ヒーローもののカラオケ大会。『科学戦隊ダイナマン』のエンディング曲「夢をかなえてダイナマン」、『大戦隊ゴーグルファイブ』の主題歌「大戦隊ゴーグルV」、『仮面ライダー(スカイライダー)』のエンディング曲「はるかなる愛にかけて」などを歌う。

 23時30分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びたのち、読書。

2017年10月 5日 (木)

スペイン、第二次内戦か?カタルーニャ独立運動

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、昆布巻き、野沢菜、インスタントの赤だし若布のの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。会派室で事務仕事を行う。

Adsc_000301 12時、一旦、自宅に戻る。玉葱、牛蒡、人参、パプリカ、ニラのかき揚げを揚げたのち、揖保乃糸を固めに茹でたもので昼食をとる。つゆは、焼きアゴ干し、干し椎茸、日高根こぶ出汁、醤油、みりん、酒で薄めの味付け。

 13時、市役所に戻り、会派室で諸雑務をしつつ、他会派議員との打ち合わせや市民の方からの相談を受ける。

 18時、事務所に戻り、郵便物やFAXなどの処理。

Adsc_000702 19時、「インド料理 ガネーシャ」(電話:0257-41-4888)に移動し、有志での某女史を励ます会に出席する。
 ポテトが入ったインド風揚げ春巻きである「サモサ 320円」を皮切りに、『孤独のグルメSeason4』の第6話「東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー」にもでてくる「ラム・ミントカレー 1000円」、「チーズ・ナン 480円」などをつつきつつ、生ビールを飲む。

Adsc_000803 21時過ぎ、格安カラオケボックスに移動。お約束の食べ放題のソフトクリームを食べつつ、昭和歌謡を中心になってきたので、世良公則&ツイスト「鉄爪」(作詞・作曲:世良公則)、松山千春「旅立ち」(作詞、作曲:松山千春)を歌う。

 22時30分、自宅に戻り、熱めのシャワーでリフレッシュしたのち、事務所で事務仕事。

 スペインが、1936年7月に起こったスペイン内戦(1939年3月終結)のように、第二次内戦とも言える状態に近づきつつある。
 スペイン東部カタルーニャ自治州において、住民投票を違憲とするスペイン政府の反対を押し切り、去る10月1日にカタルーニャ独立の是非を問う住民投票を行った。

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 結果はもちろん独立であったが、この住民投票を阻止する警官隊と住民が衝突し、住民400人以上が負傷する事態。
 さらに、州首相の批判の対象は、スペイン国王にまで発展し、もはやスペイン中央政府とカタルーニャ州政府が話し合うレベルではなくなっている。
 かつてのスペイン内戦は他国も巻き込んでの戦いとなったが、EUはあくまでスペイン国内の内政問題、独立反対としているため、スペイン国内での騒動が続くであろう。
 自治権や民族意識、国王の存在などが複雑に絡み合った問題であり、情勢をよく見ていきたいと思う。


平成29年10月5日『産経新聞』

【カタルーニャ住民投票】
カタルーニャ州首相、国際仲介を改めて訴え
国王を批判「住民を失望させた」

 スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は4日、テレビ演説を行い、州独立を否定した国王フェリペ6世について「カタルーニャ人の多くを失望させた」として批判した。その上で、国際的な第3者の仲介を求めた。
 プチデモン氏は、国王は「中央政府のラホイ首相の政策を支持し、警察暴力の犠牲になったカタルーニャ人を無視した」と主張。国王が3日の演説で、独立の是非を問う住民投票を行った州政府を非難する一方、有権者に対する警察の暴力に言及しなかったことへの不満を語った。
州政府は投票日に800人以上が負傷したと発表していた。
 プチデモン氏の演説について、中央政府は4日の声明で「仲介を求める前に法を守るべきだ」として、住民投票は違憲とする立場を改めて示した。州と中央政府の亀裂は深まる一方だ。
 プチデモン氏は欧州連合(EU)に繰り返し仲介を求めてきたが、EU欧州委員会は「内政問題」として仲介を拒否している。

2017年10月 4日 (水)

わくわく柏小シアター2017「ひょうたん池物語」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、茄子の味噌油炒め、ニラと卵の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、市役所に移動し、9時から所属会派「決断と実行」の会派会議に出席。
 会派での視察や平成30年度予算要望の内容などについて話し合う。

Bdsc_00095 12時、自宅に戻り、ニンニク、唐辛子、玉葱、パプリカ、牛挽肉をオリーブオイルで炒めたのち、少し長めに茹でた1.7ミリのスパゲティ、トマトピューレ、ハチミツ、トマトケチャップ、隠し味に牡蠣醤油を入れたスパゲティ・ナポリタンと梨で昼食をとる。

Img_0707 13時30分、文化会館アルフォーレに移動。母校である柏崎市立柏崎小学校の6年生によるお出迎えを受け、

わくわく柏小シアター2014「青い目の人形」

わくわく柏小シアター2015「柏小のトラの小さな物語」

わくわく柏小シアター2016「母子像の下に集まれば」

に続き、4年目となるわくわく柏小シアター2017「ひょうたん池物語」(主催:「つなぐ←→つながる」プロジェクト実行委員会)に来賓として出席する。

 昨年、劇団きずなとして活躍した6年生が会場整理やおもてなし、そしてつばさ学年の4年生がプレゼントを作成し、メインは5年生の劇団ピースによる演劇「ひょうたん池物語」。
 柏崎市立柏崎小学校の中庭には、ひょうたん池と呼ばれる池があり、昭和51年にできたもの。私も低学年のときに落ちたことがある池である。

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 今回は、ひょうたん池を題材に、現在の柏崎小学校・中嶋校長先生が脚本をお書きになり、上越市在住の俳優・今井明氏による演技指導があっての上演である。

 13時40分から開会となり、開会の挨拶、校長先生の挨拶ののち、児童代表の言葉、柏崎市立柏崎小学校創立144周年を祝う「ハッピーバースデー柏小」を参加者全員で合唱。
*柏崎小学校の創立記念日は10月2日
 赤、青、黄のつながりマンの説明があったのち、「ひょうたん池物語」が上演された。

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<劇団ピースからのメッセージ>
 
29年度の演劇は、柏崎小学校の中庭にある「ひょうたん池」をモチーフにしたフィクションの世界を演じます。歌あり、踊りありの楽しいステージを目指しています。
 春、私たちは劇団ピースを立ち上げ、「新しい自分、より広い考え方に出会う」「みんなで力を合わせて一つの事をなしとげる」をめあてに掲げました。学校生活で取り組んでいる「チャンス チャレンジ チェンジ」の合言葉にぴったりです。本番であ、原作者の中嶋校長先生が物語に込めてくださった思いを表現し、演劇指導してくださった今井明さんのアドバイスを生かして、私たちにしかできないステージを作り上げたいと思ってます。
 みなさんは、柏小の中庭のひょうたん池を見たことがありますか?どんな生き物が住んでいるか知っていますか?私たちも何気なく見ていたので、新しく発見したことがいっぱいありました。私たちの演劇「ひょうたん池物語」を通して、自分の世界を広げる大切さや、命のつながりの尊さを感じていただけたらと思います。そして、そんな経験ができる柏崎小学校を大好きになる人がもっともっと多くなっていってほしいです。
 みなさんぜひ、おこしください。

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 熱演ののち、10分間の休憩をとり、15時5分から閉会式。
 演劇を見られた方へのインタビューや児童代表による言葉、そして参加者全員で校歌を歌い終了となった。
 劇団ピースに対し、「ファンタジー感がたっぷりの熱演に感謝」との感想を提出し、会場をあとにした。

 事務所に戻り、着替えたのち、16時から市内某所での打ち合わせ。

Bdsc_00156 18時30分、自宅に戻り、そろそろ時期かと思っての湯豆腐、台湾人の妻が挑戦した酢豚、胡瓜や大根の浅漬け、神楽南蛮味噌、小粒納豆と大根おろしの和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 神楽南蛮味噌は、胡瓜につけようと思っていたが、湯豆腐につけてもバッチリであった。

 食後から事務所で視察出張の関係の書類などの作成。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2017年10月 3日 (火)

台湾:新潟県人「植物の父」の記念碑が復元

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、焼売、茗荷の酢漬け、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、決算特別委員会文教厚生分科会の審査をインターネット中継で見ながら、事務所で事務仕事。

 13時、妻と「やぶ」(電話:0257-22-3482)に行き、「カツ丼 850円」で昼食をとる。

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 15時から市内某所で打ち合わせに出席。何とか柏崎を先進的な取り組みをしている地として売り込めないか、手法を検討する。

 17時過ぎ、事務所に戻ったところで急ぎの依頼があり、資料集めや関係者に連絡。

Bdsc_00074 20時、国産和牛のモモ肉をたっぷりのニンニクで焼き、醤油ベースのソースをかけた和風ステーキ、根菜類を多めに入れ、さらにおろし生姜を入れた豚汁、頂きものの春巻き、小粒納豆となめ茸の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、事務所にて録画しておいたテレビ番組を観つつ、紙資料のpdf化。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、福祉に関する資料の読み込み。

 台湾で「植物の父」と言われているのが、我が新潟県南蒲原郡加茂町(現在の加茂市)出身の早田文蔵(1874~1934年)。
 1900年ごろから台湾の植物を研究し、1905年には東京帝大助手をしながら台湾総督府の嘱託となり、台湾産植物の分類を研究し、約1600種を世界に向けて発表した。

Taiwansugi

 この度、台湾で初めての植物標本館として1924年に建設された[月昔]葉館(さくようかん)の復元に合わせて、記念碑も約70年ぶりに復元されたという。
 [月昔]葉館は、2008年に台北市の古跡に指定、林業試験所は植物の歴史を伝える
展示館として再利用するため、2016年から修復工事を行っていたという。
 タイワンスギ(台湾杉、Taiwania)などの台湾植物の命名者である早田氏の死後、その功績をたたえるため、1936年、[月昔]葉館の前に記念碑が建立された。しかし、大東亜戦争中に消失してしまっていた。

 新潟県人として、是非とも現地を訪れてみたいと思う。


平成29年10月1日『新潟日報』

「植物の父」功績たたえ
本県出身の学者・早田文蔵
台湾 70年ぶり記念碑復元

 台湾で日本統治時代に植物を詳細に調査した植物学者、早田文蔵(1874~1934年)=本県出身=の功績をたたえる記念碑が約70年ぶりに復元され、台北市の台北植物園で30日、親族らが出席して除幕式が行われた。
 早田の孫の大阪国際大名誉教授、谷口正子さん(75)=埼玉県在住=は
「祖父は新しい植物を見つけることだけで幸せだったのに(記念碑まで復元してもらい)感謝の気持ちしかありません」と語った。
 早田は1900年ごろから台湾の植物を研究し、05年からは台湾総督府の顧問として調査。約1600種を世界に向けて発表し、「台湾植物図譜」などを著した。台湾で「植物の父」と高く評価されている。
 死去後の36年に記念碑が建てられたが、太平洋戦争末期に消失。農業委員会(農林水産省)林業試験所が植物園を整備する過程で2013年に記念碑の復元が決まり、建立が進められていた。

2017年10月 2日 (月)

旅費不正のあった平成28年度決算への附帯決議(案)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、水菜サラダ、野沢菜、豆腐と油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は電話対応や資料作成など、事務所で事務仕事。

Dsc_0004 12時40分、ニンニクのみじん切り、鶏モモ肉の照り焼きを細かく刻んだもの、長葱のみじん切り、卵、冷やご飯を少量のラードと胡麻油で炒めたガーリック炒飯、低脂肪乳、頂きものである生で甘い珍しい黄桃で昼食をとる。

 食後から市役所に移動し、他会派議員との意見交換や会派室での事務仕事。

 17時、一旦、事務所に戻り、台湾三都市&テレサ・テンツアーの資料を印刷する。

Bdsc_00011 18時、「大衆割烹 駒」(電話:0257-24-4577)に移動し、地元の皆さんと行く台湾三都市&テレサ・テンツアーについての打ち合わせを行う。
 国慶節(10月10日)の大型連休中で活気のある台湾を、4日間で縦断するツアーであり、かなりのハードスケジュールになる。

 19時、別の会議にも顔を出したところ、某氏が何と『ウルトラマンタロウ』の第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」の本物をお持ちであった。
 この回にでてくる「うす怪獣モチロン」は、新潟の米でつくった餅が美味い事を聞きつけ、新潟へと向う。非常にユニークで明るいエピソードである。

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 21時過ぎ、市内某店に移動し、二次会。

 22時40分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。

 23時過ぎから、一部を見て気に入った漫画『1日外出録ハンチョウ』などを読む。

 現在、決算特別委員会で平成28年度決算を審査しているが、既に懲戒処分もでているように旅費の不正があり、その不正分の返還がないままの決算になっている。
 そのため、そのまますんなりと決算を認定するわけにはいかないため、附帯決議(案)を以下のように作成した。
 まさか反対する議員はいないと思うが、職員の綱紀粛正も含めて、きちんと議会として決議をしたいと思う。


平成28年度柏崎市一般会計歳入歳出決算に対する附帯決議(案)

 平成28年度柏崎市一般会計歳入歳出決算における出張旅費に関して、産業振興部所属の複数の職員が東京方面への出張時、高速バスを利用しながらも、新幹線利用で計算され事前に受け取った旅費を精算せず、飲食費などに流用していたことが本年5月に発覚した。
 発覚後、精算するとしているが、使用経路は新幹線と虚偽の報告がされており、市職員としてあるまじき行為としか言いようがない。

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 また、監査委員にも指摘されているように、不適正な事務執行といった不祥事が連続して発生しており、市民の信頼を著しく損ねていることは甚だ遺憾である。
 こうした一連の不祥事は、公務員としての責任と自覚の欠如、及び組織の管理体制の不備に起因している。
 よって、市長は市職員一人ひとりにその職務の重みを再認識させ、綱紀粛正に万全を期し、より一層の公務員倫理の確立を図るとともに、組織を挙げて不祥事の再発防止に全力で取り組み、一刻も早い市民の信頼回復を図るよう強く求める。

 以上、決議する。

2017年10月 1日 (日)

広島県尾道市と台湾・台中市が「友好交流覚書」を締結

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷奴、野沢菜、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は事務所で今月11日から行く台湾電力・第二原子力発電所(第二核能發電廠)の視察に関する各種の予約や、同じく今月に行く台湾三都市&テレサ・テンツアーの資料作成などを行う。

Adsc_00167 13時40分、キャベツ、もやし、人参、水菜、ニンニクをラードで炒め、市販の醤油ラーメンの素、たっぷりのおろし生姜、ハチミツ、鶏ガラスープを入れ、最後に細めの中華麺を茹でて入れた生姜醤油野菜ラーメン、低脂肪乳、梨で昼食をとる。

 食後から買い出しやお見舞いなどで市内まわり。

 16時、事務所に戻って事務仕事。

Dsc_0001 19時50分、すっかり気に入ってしまった冷凍食品の焼売「ザ☆シュウマイ」、シメ鯖、グリーンサラダ、小粒納豆と大根おろしの和え物、新生姜の漬物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 焼売にご飯は日本人には当たり前であるが、台湾人の妻いわく焼売は主食。餃子と同じで、ご飯のおかずでは考えられないとのこと。

 食後からも事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、月刊誌を読む。

 先月の9月29日、広島県尾道市と台湾の台中市が友好交流覚書を締結したという。
 尾道市は昨年12月22日は、台湾の嘉義市と両市の青少年健全育成を目的とした「友好交流協定」を結んでおり、台湾の都市との交流協定は台中市で2件目となる。
 台中市側も積極的に日本の自治体と都市間提携を結んでおり、大分県、青森県平川市、大分県中津市、三重県、愛媛県との交流を進めている。
 面白いのは大分県中津市との提携で、自転車旅行と観光交流促進協定というインバウンドにつながるものになっている。

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*台中市政府の庁舎は、日本統治時代の旧台中州庁を使っており、明治44年(1911年)、辰野金吾氏による設計。

 台湾と日本の地方自治体間の提携は、かなりの速度で増えてきており、日本李登輝友の会の調査では、1979年以来68件目、今年になっては12件目(昨年は14件で最大)となっている。

1月11日 熊本県と熊本市が高雄市と「友好交流協定」
1月13日 大分県竹田市と高雄市田寮区が「観光文化友好交流都市協定覚書」
2月 8日 福岡市と台北市が「起業支援交流覚書」
2月 9日 中津市と台中市が「自転車旅行と観光交流の促進に関する協定」
2月10日 三重県と台中市が「国際交流促進覚書」
2月17日 栃木県と高雄市が「経済と教育分野における友好協力覚書」
2月21日 宮崎県と新竹県が「友好都市交流協定」
5月20日 和歌山市と台北市が「交流促進覚書」
6月 1日 愛媛県と台中市が「友好交流覚書」
6月24日 富士宮市と台南市が「友好交流都市協定」
9月29日 尾道市と台中市が「友好交流覚書」

 我が柏崎市でもお互いの発展を望む関係として、台湾の自治体との提携ができないものか、引き続き取り組んでいきたい。

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