「中国における臓器移植を考える会」地方議員懇談会
人生初のウイグル料理
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、なめ茸おろし、板わさ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
食後、皮膜コートのやり直しのため、愛車を某氏に預けたのち、東京都内に向かって移動。
13時過ぎ、新宿の某社会議室で担当者とミックスサンドイッチの出前ランチをとりつつ、打ち合わせ。マスコミに強いパイプをもつ会社であり、地方活性化の新規事業の一つとして柏崎に注目する方法はないか、アイデアを出し合う。
15時、巣鴨駅まで移動し、「レイハン」(電話:03-5980-9266)の会議室に到着。「中国における臓器移植を考える会」地方議員懇談会に出席する。
総選挙の関係もあり、出席者が少なくなってしまったのが残念。
中国国内では政治犯扱いされた無実な人(ウイグル人、チベット人、法輪功学習者など)の臓器が【本人の同意なく】取り出され、海外から来る移植希望者に使われている。しかも、この中国の移植ツーリズムの上客は日本人も多いと言われており、他人事ではない。
この問題に対し、地方議会が関与するのはおかしいという声もあるが、台湾では20以上の各地方議会が人権問題として移植ツーリズム等に反対する決議をし、結果、台湾では2015年6月、臓器移植のビジネス化防止のための「人体臓器移植条例」の修正案を可決した。
*不法な臓器売買を禁止し、もし海外で臓器移植手術を受けた場合、台湾に戻って来た後にドナーの身分証明書を提出しなければならない。海外で購入した臓器を移植した場合、最高5年の有期懲役及び150万元(約500万円)の罰金。違反した医師は、医師免許剥奪。
移植ツーリズムに限ってのものではないものの、こういった人権問題に対し、鎌倉市議会の平成28年年6月議会では中国の人権問題全体を指摘する「中国政府に対して人権状況の改善を促し、日本政府と国会に対して必要な外交措置や人道的措置等を求める」意見書が提出され、可決している。
最初に、千葉県我孫子市議会・久野晋作議員から先の我孫子市議会9月定例会に提出された孫子市議会での
「請願第8号「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願」
について、総務企画常任委員会での審査の状況(継続審査で全員が賛成)、本会議で継続審査になったことが報告された。
その後、意見交換。
途中、ウイグル料理店の会議室を借りた関係から、日本ウイグル協会代表のイリハム・マハムティ氏からウイグルの現状もお聞きできた。
中国共産党による民族浄化が進む新彊ウイグル自治区では、今年9月1日(新学年)からウイグル語が禁止となり、もし、自分の子供が行方不明になっても、探してはならないと政府に言われているという。子供が臓器移植のためにいなくなっているとも言われ、実際に子供を探した母親が刑務所に入れられた事例もあるとのこと。
また、新疆ウイグル自治区内にあるカシュガルの空港では「特別客、人体臓器運輸のための通路」との表示がある。
かなり話も白熱し、17時に終了。
その後、せっかくなのでウイグル料理を楽しもうと会費制での懇親会となった。
人生初のウイグル料理であり、シルクロードというか中東から中国までの進化を感じることができた。
19時過ぎ、お開きとなったので東京駅に移動。上越新幹線とき349号に乗り込み、帰路につく。
23時50分、柏崎駅に到着し、自宅に戻る。
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