自民党新潟政治学校第3回政策プレゼンコンテスト
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、茹でブロッコリー、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
8時50分、中央地区コミュニティセンターに移動し、9時からのかしわっ子クラブクリスマスパーティのお手伝い。
伸縮プレートを使ったアクセサリー作り、松ぼっくりの飾りつけなどを行う。
9時40分、弔問のため中座させてもらい、自宅に戻って身支度。その後、弔問にでかける。
12時30分、自宅に戻り、佐賀県産の海苔を軽く炙ってから、小粒納豆に胡麻、再仕込み醤油を入れ、ご飯で巻いた納豆巻き、鯵フライ、ポテトサラダ、低脂肪乳で昼食。
13時過ぎ、愛車で新潟市に向かって移動。
大雨による渋滞のため、14時55分、予定時間ぎりぎりに自民党新潟県連に到着した。
15時から自民党新潟政治学校第3回政策プレゼンコンテストとなり、第1回目のグランプリ受賞者として、第2回目に続いて審査員をすることとなった。
審査項目は、(1)独創性(2)必要性・具体性(3)テーマとの整合性(4)プレゼン力の4項目であり、それぞれに5点満点計20点満点での採点。プレゼンテーションの時間は10分で、終了5分前にベル1回、終了1分前に2回、10分を超えた場合はベル3回で総得点から10点を引かれるという時間に厳しいもの。
審査員+傍聴者による審査で「グランプリ」「準グランプリ」、そして新潟県連青年局長の「特別賞」が決定される。
今回の出場者は5名で順番とタイトル、主な内容、審査員としての私のコメントは以下の通り。
「もったいない新潟 もっと良くしたい新潟 もっと変われる新潟」
・新潟を愛しています。学生時代は世界を放浪し、新潟の良さに気付いた。
・新潟はもったいない。外国人観光客を呼び込む仕組みを!
・喜んで買ってもらえ、食べ歩き、食事ができる観光地をどうか。
・他県に出回らない特産物を利用したい。
・そういったスペースを、商店街に作ってはどうか。
・空き店舗を行政で借り上げ、それを若者に貸し出すという仕組み。
・新潟米を使うお店に助成金の最大金額は300万円。
・アイデア買います!新潟県。
・福岡市の屋台のような戦略をとってはどうか。生活エリアから観光エリアへの移動。
・チャレンジ出来る新潟。
良かった点:世界の観光地を共通の楽しみから分析をはじめていた点が良い。
コメント:時限を設けることと金額の問題。愛媛県大洲市では、1事業について毎年200万円、最大6年、補助率9/10という大きな金額であるが、時間の区切りがある。また、アイデア買いますの評価、やる気をどう買うのか。インセンティブの仕組みを一歩踏み込んでほしかった。
「阿賀野バイパス開通と阿賀野道の駅開設における地方創生街づくり」
・阿賀野市のLINEスタンプや特産品の通販などを手掛けている。
・新潟の特産品が何でも買える。雪国体験ができる。
・阿賀野バイパスと道の駅の利便性がある。
・阿賀野市の主要産業に特化した街づくり(土木建設記念館、雪室体験、雪下ろし体験)
・燕三条工場の祭典(産業の観光化)、にいがた総おどり(新潟そのものの体験)
良かった点:地理的なもの、阿賀野市が持つ地政学的優位性から入ったのが良かった。特性を理解していなければ、まちづくりは成功しない。
コメント:「道の駅」の賑わいは観光客だけではなく、地元の人にも使ってもらうことが大切であり、野菜や日配品を多く取り扱う事が多い。人口増につながるのはその点。さらに公共施設を複合化させる事例もでてきているので、検討案に入れてほしかった。
「20代議員の増加に向けて」
・市議会議員の20代は0.4%。60歳以上が55%以上となっている。
・直近、政令指定都市20市での出馬者は45人でうち24人が当選。
・20代なら当選できる、ということはない。
・若手議員を増やすためには、クォーター制で割り当てしてはどうか。しかし、それは民意に反する。
・被選挙権25歳の引き下げ、選挙を半分入れ替え制にすること。
良かった点:被選挙権の引き下げは議論されている最中であるが、2年間での半数改選の提案は良かった。4年間で人生の判断をするのは厳しいという若い世代の声があり、それを的確に反映している。また、公職選挙法の改正が必要な点も提示してあり良かった。
コメント:地方議員関係のデータについては、市議会議長会の事務局がもっているデータを調査して精度をもっと上げても良かったのではないか。また半数改選の場合の現選挙制度とのコスト比較、選挙制度の改善案まであればもっと良かった。
「オール新潟フェニックスプロジェクト」
・首都圏大災害時の新潟が取るべき姿~災害時の食糧供給システム~
・防災首都として新潟市、減災都市としての新潟県。
・避難所各地に端末とアプリを配布。
・課題は、注文と要求をまとめる端末とアプる、通信システム、輸送・配送体制の確保(これらは民間に研究開発委託が可能)、法令・条例整備と予算化
・年1回から2回の稼働テスト。そのデータを集積し、ビックデータ化を行う。
良かった点:大規模災害発生後の必要食糧数などを分析してある点が良い。また課題を整理してある点に今後の広がりがある。
コメント:良い事か悪い事なのか判断は難しいが、通信線に関しては無線、有線でも光などがあり、現在の防災計画でもどれかは使える想定になっている。避難所に避難している場合は良いが、自宅にどうしても残るという事例がが、どの災害にもある。そういった場合、避難所から要望している人までのラストワンマイルをどうするのか、避難所までの輸送であれば現時点でも自治体と民間企業の防災規定もある。そういった点での整理が必要になる。
「恋愛教育」
・人口減少の抜本的対策としての恋愛教育。
・ヒトは何のために生きるのか。生物学的には種の存続。
→ 食べるため、遺伝子を残すため(異性にモテる学習はない)。
・恋愛教育ステップ1:誰かを好きになる前に
自分を知る、自分を肯定する
・恋愛教育ステップ2:誰かを好きになる
心がひかれること、本当に好きかどうか考える
友達、家族に対する「好き」と恋愛対象の「好き」の違い。
→ 結婚、お互いに信頼関係を築いていく
自分より大切だと思える相手と一生一緒にいる。
・多様性の中で生きている。違うからこそ愛おしい。
・「こども」から周りの人の事も考える「おとな」になる。
良かった点:恋愛教育の必要性ということに着目した点は良かった。
コメント:21世紀政策研究所のデータでは有配偶者出生率は2000年には76.7%、2010年には79.4%となり、実は結婚し、産む子供の数は増えている。有配偶者率は、2000年に58.2%、2010年には56.9%で落ちているので、そういった分析まで踏み込んだもらえれば良かった。結婚できないけど、結婚したら子供を作る人が増えているのがトレンド。
16時10分から20分間の休憩をとったのち、審査員、傍聴者の集計の結果が以下の通り、発表された。
特別賞:「もったいない新潟 もっと良くしたい新潟 もっと変われる新潟」
準グランプリ:「20代議員の増加に向けて」
グランプリ:「恋愛教育」
表彰後、宿泊先の「スーパーホテル新潟」にチェックイン。
雨のなか早歩きで古町まで移動し、18時40分、「新潟古町 風薫る」(電話:025-224-4710)での懇親会に出席する。
今日で自民党新潟県連の事務局M氏が退職するということもあり、今日のプレゼンコンテストの話だけではなく、今後の活動についてもアツく語り合った。
別件があるため、一次会で失礼させてもらう。
22時過ぎ、某ホテルのラウンジで貿易会社の専務と待ち合わせ、来年の仕事について意見交換。
24時、ホテルに戻って、熱めのシャワーを浴びる。
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