中国の原子力スペースシャトル?事故時には放射性物質が拡散
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、ジャガイモの油炒め、野沢菜、若布と豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
食後から事務所で急ぎで依頼されたパソコンのパスワード外し。スーパーバイザパスワード忘れという致命的なものであったが、ほとんどのThinkPadなら解除できるので、短時間で終わると踏んでいた。ところが、筐体を開いたところ埃やクリップなどの混入物が多数あり、クリーニングの方に時間がかかった。
10時過ぎから愛車のタイヤ交換。
12時、東学校町集会所に移動し、平成29年度東学校町「和のつどい」バーベキューに出席する。
持ち込んだホットプレートで牛肉、豚肉、牛ホルモン(白)、豚ホルモン、とうもろこし、茄子、玉葱、ピーマンなどを焼きながら、ビールを飲み、未だ活用案がでてこない柏崎市役所の現庁舎跡地や柏崎の活性化について意見交換。
14時30分にお開きとなり、後片付けをしたのち、自宅に戻る。
シャワーを浴びたのち、事務所で紙資料をpdf化を行う。
買い出しなどをしたのち、自宅に戻り、18時20分、大量のキャベツ、スライスしたニンニク、ニラ、牛モツ(シマチョウ)を入れたモツ鍋、大根と胡瓜のサラダ、トマト、ビール500ml3本で夕食。
昼間のバーベキューも含め、今日は肉の食べ過ぎである。
食後からも事務所で紙資料のpdf化を行う。
22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、昨日に続き、『ウルトラ怪獣散歩 ~都電荒川線沿線/福岡/佐賀編』のDVDを観る。
今年は『ウルトラセブン』放送50周年であるが、宇宙ロボットキングジョーを操るペダン星人の顔がでた。暗黒星人ババルウ星人も、いちいち『ウルトラマンレオ』のネタを絡めるので面白い。
日本国内では原子力発電をはじめ、核エネルギーの利用に否定的な意見、マスコミの風潮があり、そのマスコミも海外の同様の主張(反原発)を選んで報道するので、世界全体が核エネルギーの利用をやめようとしているとイメージされている。
しかし、実際には原子力発電をはじめ、核エネルギーの利用や核技術の開発は進んでいる。
とりわけ、エネルギー問題に悩む中国は顕著であり、発電だけにとどまらず、スペースシャトルの推進力にも原子力を利用しようという。
かつて、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物をロケットなどに積み込み、宇宙で処分しようという計画もあったが、打ち上げが失敗した場合、地球全体に放射性物質が拡散する可能性もあり、頓挫した。
中国の原子力スペースシャトル・・・・いやな予感しかしない。
平成29年11月30日『産経新聞』
「宇宙強国」国家目標の中国
2040年に原子力スペースシャトル開発
小惑星資源採掘で「米露」陵駕の野望
2030年までに米国やロシアと並ぶ「宇宙強国」入りを掲げる中国の新たな宇宙計画が明らかになった。今後約20年をかけ、40年ごろまでに原子力スペースシャトルを開発するというのだ。宇宙開発の原則として「平和的な発展」をうたう中国だが、その狙いは宇宙空間の軍事力を強化し米国を凌駕することにある。中国のスペースシャトルからミサイルが発射され、米国の軍事衛星を破壊する-。こうしたSF小説のような事態が近未来に起こりうるかもしれない。
中国のロケット開発を担う中国航天科技集団ロケット技術研究院は11月中旬、「宇宙輸送システム開発ロードマップ」を発表し、主力ロケット「長征」シリーズの長期計画を示した。
計画によると、20年までに低コストの中型運搬ロケット「長征8号」を初飛行させ、全世界に向けて多様化された商業衛星打ち上げサービスを提供する。
25年前後には再利用可能な準軌道飛行運搬ロケットを開発し、準軌道飛行による宇宙旅行が可能となる。
30年ごろには大型運搬ロケットの初飛行に成功。有人月面着陸や火星でのサンプル採集と地球帰還に必要な運搬能力を提供する。
35年ごろには運搬ロケットの完全再利用化を実現する。
40年前後になると、原子力を動力源とするスペースシャトルの技術が大きく進展。小惑星での資源採掘や宇宙空間での太陽光発電が可能となる。
45年には、宇宙空間への移動と運輸方式に「革命的な変化」が生じる。静止衛星と地上をケーブルや昇降機などでつなぐ「宇宙エレベーター」を実用化。太陽系内の惑星や小惑星、彗星などへの探査が常態化し、宇宙空間の利用が高度成長期に入る。
主な内容は以上だ。中国の計画は惑星探査や宇宙旅行などロマンをかきたてるが、宇宙開発の重要な動機である軍事利用に関しては一切触れていない。ただ中国はすでに軍事作戦に利用できる中国版GPS「北斗」の整備を急速に進めているほか、衛星をミサイルで破壊する衛星攻撃兵器(ASAT)の実験に成功している。また中国による通常兵器や核兵器の宇宙配備に対しても欧米諸国は警戒感を高めているのだ。今回発表された原子力スペースシャトル計画が実は軍事利用を目的とするものであっても何ら不思議ではない。
一方、宇宙空間での原子力の利用をめぐっては課題も多い。1978年1月、原子炉を搭載した旧ソ連の偵察衛星が軌道投入失敗後にカナダに墜落、放射性物質が12万4000平方キロメートルにわたってまき散らされる事故が発生し、米ソ、ロシアでの研究が停滞した経緯もある。
北京の専門家は今回の「原子力宇宙船」計画について「安全面が最大の難問になるだろう。もし墜落すれば世界的な核災害になる」と香港紙サウス・チャイナ・モーニングポストに指摘した。また中国の別の研究者は同紙に「中国はまだ原子力空母すら持っていない。予見できる未来においては、原子力宇宙船計画は紙上の計画にとどまり続けるだろう」との見方を示している。
スペースシャトル 米航空宇宙局(NASA)が1981年から本格運用を開始した有人宇宙船。それ以前の宇宙船と違い、宇宙飛行士と貨物を搭載するオービター(軌道船)が宇宙空間での活動後に大気圏に再突入し着陸、再使用することが可能だった。1986年にチャレンジャー号爆発事故が、2003年にコロンビア号空中分解事故が発生。2011年に運用を終了した。NASAでは現在、スペースシャトルの代替として、再び使い捨て型の有人宇宙船開発が進んでいる。
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