『広辞苑』第7版のミスと台湾帰属問題
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、牛肉そぼろ煮、アスパラ菜(オータムポエム)のお浸し、油揚げと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時過ぎから打ち合わせや資料のお届けのため、市内まわり。
13時、自宅に戻り、昨日のちゃんこ鍋の残りのスープに冷凍讃岐うどん、キャベツ、、野沢菜の古漬けのみじん切り、長葱の輪切りを入れて煮込んだ煮込みうどん、低脂肪乳、青汁、ブルーベリーヨーグルトで昼食をとる。
14時、市役所に移動し、会派室で諸雑務。
17時、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する苦情をお聞きする。
18時45分、台湾人の妻が作った鶏モモ肉を使った鶏の唐揚げ、濃厚なにがりで固めた絹ごし豆腐を使った湯豆腐、小粒納豆と大根おろしの和え物、もやしとほうれん草の胡麻油和え、ビール500ml3本で夕食をとる。
鶏の唐揚げは。台湾風の味付けになったので、塩気が少なく甘め。隠れて、塩、花椒を追加してしまった。
食後から事務所で紙資料のpdf化を行う。
23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。
国民的辞書と言われる『広辞苑』第7版には、台北駐日経済文化代表処(在日大使館に相当)からの抗議があったにも関わらず、台湾が台湾省として中国の行政区に入った地図が掲載されている。
他にもミス指摘されており、「LGBT」の項目ではトランスジェンダーを性的指向と誤って説明したり、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ自動車道「しまなみ海道」の経由地である愛媛県今治市の大島を山口県周防大島町の屋代島(通称・周防大島)と間違って説明している。
発行元の岩波書店は、LGBTやしまなみ海道については、次の版で修正するとしているが、権威のためなのか、プライドなのか分からないが、台湾の帰属問題については修正しないという。
同じ『広辞苑』のなかで、中華民国の説明項目との整合がとれていない台湾省については、日本人としての良心というよりは、知的誠実さをもって早急に修正してもらいたい。
平成30年1月26日『産経新聞』
「台湾省」20年前から記載
第7版では「中華人民共和国」の地図で、台湾を「台湾省」と記載した。また、「日中共同声明」の項目では、台湾の帰属について、日本政府の「中国の立場を十分理解し、尊重し」よりも踏み込んだ記述をしている。
「日中共同声明」の項目は平成3年刊の第4版で初掲載されたが、当初は台湾の記述はなかった。問題の一節「日本は中華人民共和国を唯一の正統政府として認め、台湾がこれに帰属することを承認」は第5版(10年刊)から追加され、第6版(20年刊)にも引き継がれた。これに対し、日台交流の民間団体「日本李登輝友の会」の会員が、岩波書店に当該部分の訂正を要求。岩波書店は6版2刷から「台湾がこれに帰属することを実質的に認め」と修正し、7版もそのまま掲載した。また「台湾省」を含めた中華人民共和国の地図は5版から登場し7版まで継続している。
これらの問題について、台北駐日経済文化代表処(在日大使館に相当)は7版刊行前の昨年12月、岩波書店に表記の修正を要請。同社は「誤りとは考えていない」との見解を発表し、同代表処は「遺憾」の意を表明している。
中台関係に詳しい東大の松田康博教授は「『台湾省』表記などでは中華人民共和国の立場をそのまま採用し、『中華民国』の項目では『四九年本土を離れて台湾に移った』と中華民国の立場で書くなど、各項目の記述に論理的一貫性がない」と指摘。その上で「領土問題などは両論併記が妥当で、台湾について中華人民共和国の立場だけを記述すればどうなるかに思い至らなかっだのは、日本の代表的な辞典としては瑕疵と言わざるを得ない。それを指摘されても認めない立場を宣言したのは残念だ」と話している。
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