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2018年1月22日 (月)

ジェトロ新潟、(公財)にいがた産業創造機構セミナー
食品輸出商談 即戦力養成講座

 2時、就寝。

 6時に起床し、大粒納豆を食べたのち、シャワーを浴びる。

 7時に自宅をでて、愛車で新潟市に向かう。

Bdsc_00072 8時25分、「すき家 116号吉田店」(電話:0120-498-007)に立ち寄り、「牛丼(並盛)しじみ汁おしんこセット 550円(フェアで30円オフ)」に「生卵 60円」で朝食をとる。
 しじみ汁に思った以上に蜆が入っており、チマチマと身を出して完食。

Bdsc_00094 9時30分、新潟ユニゾンプラザに到着し、少し遅参してしまったが、「海外ビジネス実務セミナー第5弾 イチから分かる!食品輸出商談 即戦力養成講座 ~商談に臨む前に知っておくべき大事なポイント~」(主催:ジェトロ新潟、(公財)にいがた産業創造機構 共催:新潟県、新潟商工会議所)に出席する。
 このセミナーの目的は、

(1)商談時に留意すべき点や必要となる書類、バイヤーへの対応方法等を学び、本番に即活かせる商談スキルを磨く。
(2) 事前に記入した商談会シートと実際に自社商品のパンフレットや見本等を持参し、他参加者へ自社製品をアピールすることで、効果的なプレゼンテーションを学ぶ。

ということであるが、私自身は柏崎の農産物をはじめ、加工品などを海外に輸出するための基礎を学ぶのが目的である。
 講師は、株式会社アースリンクの貿易アドバイザー・川村久美子氏。

【講師略歴】大学卒業後、電子材料商社・電子精密部品メーカーにて仕入れ管理業務を担当。取引先の海外展開拡大に伴い、輸出・輸入業務全般も兼任。以降、実務部門の責任者として、新入社員のオリエンテーション、一般社員を対象とした貿易実務に関する勉強会等、社内研修の立案・計画も含めて社内講座を開催、講師を務める。退職後、株式会社アースリンクにて、これまでの豊富な実務経験を活かし、貿易実務、外為講師及び企業の海外展開に関するアドバイザーとして本格的に活動を開始する。

 主な内容は以下の通り。

1.なぜ輸出するのか?
・販路を拡大をしたいのか。
・従業員のモチベーションをアップさせたいのか?
・ブランドイメージを向上させたいのか?
・その他(需給の安定、チャレンジしてみたい、など))
→ 自社における輸出のニーズを整理する

2.輸出パターンのいろいろ
・おおまかな輸出の流れ
・直接輸出と間接輸出
 価格や取引条件では直接、数量のまとまりでは間接輸出が有利
・バイヤーから業者指定を受けるときもある
・保険料や送料の負担は別途、契約で決める。
・見積もりの際にはマージンをどう見るかの判断が重要。

3.売れる商品を考える
・市場調査から取引成立までの流れ
→ 市場調査、取引先の発見、取引交渉、信用調査、契約成立
・輸出の市場
→ 輸入には「市場の適合化」が必要となり、輸出では相手国の市場調査が重要。
・市場調査の調査項目
 政治、経済、法制度、流通などの一般的情報に加え、商品特有の情報も調査。
・市場調査の方法
 関係者や統計資料、専門誌、大使館商務部やジェトロ、実際に相手国に行く、見本市に行くという方法がある。
・輸出戦略
(1)商品計画 Product
(2)価格設定 Price
(3)流通システム Place
(4)販売促進 Promotion
 4P「マーケティング・ミックス」
・主な海外規格
 『世界の安全規格・認証便覧』(日本規格協会編)などを参考にすること。

4.食品輸出時の日本の法規制、海外の法規制
・食品輸出時の日本の法規制
(1)家畜伝染予防法にもとづく動物検疫(農林水産省消費・安全局衛生管理課)
(2)植物防疫法にもとづく植物検疫(農林水産省消費・安全局植物防疫課)
・海外の輸入規制の例
<台湾>
 輸入禁制品 銃器、共産主義に関するもの、偽造紙幣・有価証券・切手等、ケシやコカの種、稲・米粉・落花生・茶葉、宝くじ
・輸出時に証明書等が必要となる場合
・成分分析の確認(相手国で認められていない成分は入っていないか)

5.輸出実務の流れと関係機関
・輸出実務の流れ<四大船積み書類>
 商業送り状(出から入への請求書であり、税関手続きに必要)出が作成
 梱包説明書(
税関手続きに必要)出が作成
 輸送手段の証券・船荷証券(船積みしたら、船会社が発行)
  
→ これは有価証券となっている。貨物の引換券でもある。
    引き取り時には提示が必要。

 保険証券(貨物に保険を付保したら保険会社が発行)
などが必要になる。その際、為替反動リスクも勘案する必要がある。
・関係機関

6.価格を見積もる(価格表の作成)

Bdsc_00083

・為替変動リスクに対して
(1)円建てへの切り替え
(2)決済時期の変動(リーズ&ラグス)
(3)為替先物予約
があり、(3)が一般的。
・為替先物予約
 直物(じきもの Spot)相場ではなく、先物(Forward)予約することで、リスクを回避。売り予約となる。

→ 銀行から見ると
   外貨を買う 買相場 FFB(輸出者が使う相場)
   外貨を売る 売相場 FFS(輸入者が使う相場)

 予約スリップを記入し、外国為替を扱う銀行に申し込む。
 受け渡し時期の決め方3種類(順月確定日渡し、確定日渡し、歴月オプション渡し、順月オプション渡し)
・貿易条件(インコタームズ)
 国際商業会議所が貿易条件の解釈に関する国際規則として制定した解釈基準。
 しかし改定も多いので、何年版のインコタームズの条件かは明記する必要がある。
 インターコムズ2010は11条件。
 貿易条件は11条件あるが最もよく利用するのがFOB、CFR(C&F)、CIFの3種類

FOB(Free on Board)輸出港本船甲板渡価格:Costにあたる
 → 運賃・保険料は輸入者負担になる(Freight Collect)
CFR(C&F Cost+Freight:運賃)FOBに運賃を足したもの
 → 運賃・保険料は輸出者負担になる(Freight Prepaid)
CIF(Cost+Insurance Premium+Freight)CFRに保険料(Insurance Premium)を加えたもの
 → 運賃・保険料は輸出者負担になる(Freight Prepaid)

*上記3つの貨物の危険負担の範囲は一緒で、船に積み込んだ段階で輸入者の範囲

・在来船とコンテナ船
 これまでの手作業で貨物を積み込む在来船と違い、コンテナ船は天候に関係なく作業効率が高い(40フィート、20フィートコンテナなどが使われる)。
 現在は9割近くがコンテナ船になっている。
・コンテナや飛行機での取引(在来船とはリスクの分岐点が違う)
FCA(Free Carrier)運送人渡し。FOBと同様であるが、責任は貨物を引き渡した時点。
CPT(Carriage paid to)輸送費込み。CFRと同様であるが、責任は貨物を引き渡した時点。
CIP(Carriage and Insurance paid to)輸送費保険料込み。CIFと同様であるが、責任は貨物を引き渡した時点。

7.納期のイメージをつかむ
・海外では納期に時間がかかる
・賞味期限の重要性
・各種証明の取得にかかる時間

 12時30分、午前中の講義が終わったところで、地元でトラブルがあったとの留守電があったことから、午後のプレゼンテーション研修はキャンセルさせてもらう。

 13時10分、「元祖支那そば おもだかや 女池店」(電話:025-283-7711)に入り、野菜たっぷりの「おもだかちゃーしゅう 950円」で昼食をとる。

Dsc_0005

 食後、急いで柏崎市内に戻り、トラブル対応。

 17時過ぎ、出張のため東京都内に向かうも大雪とのことで、帰路の事を考え、長岡駅まで愛車で移動する。

 長岡駅近くの駐車場に愛車を入れ、19時19分、上越新幹線「とき344号」に乗り込む。

 21時、東京駅に到着するも、案の定、大雪でパニック状態。積雪10数cmでこのパニックというのは新潟県人としては微妙な感じ。

 21時40分、宿泊先の「スーパーホテル品川・新馬場」にチェックイン。

Dsc_0008 大雪で近くの飲食店も閉まっているお店が多いので、22時、ホテル近くのスーパーで購入した「Pne-12乳酸菌入り すりおろし人参ドレッシング 1日分の緑黄色野菜サラダ」、「伊藤ハム サラダチキンプレーン」、「おいしいピリ辛らっきょう」、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から今日のセミナーの資料を再読。

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