柏崎市平成30年度施政方針
テロ対策のための自衛隊誘致を検討!
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、小松菜のおひたし、刻み生姜の醤油漬け、豆腐とえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動するも、途中で緊急の電話や相談の方がお見えになり、40分ほど屋外での話し合い。
9時40分、10分の遅参となってしまったが、議会運営委員会に委員として出席する。話題は、先の議員倫理条例による審査請求についてであり、この事が地元新聞『柏崎日報』の記事になったのは、市役所4階にあるマスコミ各社用連絡ボックスに私、三井田が提出した旨の資料を入れたから、謝罪せよ、というものであった。
事実としては、議員倫理条例による審査請求が議員3名から提出されたことを受け、そのコピーを5階の会派室からの帰りがてら、ついでに市役所4階にあるマスコミ各社用連絡ボックスに私が入れた。
マスコミ各社用連絡ボックスは、これまでも慣例的に使っており、議会報告会の周知なども含めて活用してきたこともある。
主な議論は以下の通り。
Q.議長への倫理請求など議会に係る恥ずかしいことであり、「決断と実行」会派として、説明、謝罪せよ。
A.(三井田)倫理請求はあくまで議員個人3名の申請なので、会派としての説明は筋が違う。
Q.4階の各記者用の連絡ボックスを使った経緯と謝罪文を出せ。どこのマスコミのボックスに文書を入れ、どこから後日回収したのか明確にしろ。
A.(三井田)これまで慣例として使ってきた(先般も某マスコミから頼まれた資料をここのボックスに入れた)が、もしルールがあり、それに明確に違反しているこということであれば、三井田個人として【連絡ボックスを使ったこと】を謝罪はする。しかし、それならルールを明確にしてほしい。議会報告会をはじめ、これまで慣例的に私を含め、他の議員も使っていた経緯もあり、ルールがないならここではっきりしてほしい。
配布は、柏崎日報、柏新時報など5社以上だったと思うが、回収は他の議員したので、どこからどう回収したのかは、後ほど確認して報告する。
本会議の開始時間10時を越える議論となったが、結果、会派代表者会議が開催されることになった。
10時20分から本会議に出席。
まず最初に委員会審査を行った今年度の補正予算や条例改正などが採決となり、以下の通り、すべて可決した。
「議第8号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
県人事委員会の勧告を踏まえ、職員の給与を改正するための議案。
「議第9号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
一般職の給与の改正に伴い、議員の期末手当を改正するための議案。
「議第10号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
一般職の給与の改正に伴い、特別職の期末手当を改正するための議案。
「議第11号 職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例の制定について」
国家公務員退職手当法の改正に伴う支給水準の引き下げ及び雇用保険法の改正に伴う失業等給付の拡充等国家公務員に準じた改正を行うための議案。
「議第12号 組織・機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」
平成30年度の組織・機構改革に伴い、改正が必要となる関係条例の整理を行うための議案。
「議第13号 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
新たに鯨波小学校に児童クラブを設置するための議案。
「議第14号 公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
ガス事業の譲渡及び機構改革に伴いガス水道局の名称を変更すること、農業集落排水事業の安田地区、向安田地区及び下田尻地区を公共下水道事業の柏崎処理区へ接続することに伴い、両事業の事業計画を見直す等の改正をするための議案。
「議第15号 公共下水道受益者負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
農業集落排水事業の安田地区、向安田地区及び下田尻地区を公共下水道事業の柏崎処理区へ接続し、事業計画を見直したことに伴い、受益者の負担金及び工事負担金の改正をするための議案。
「議第1号 平成29年度一般会計補正予算(第12号)」
総額10億8227.1万円の減額
・財政調整基金を12億円の取り崩し予定であったが、3億4308万円分とりやめ
・各種事業の精算
・柏崎U・Iターン情報プラザ運営事業 143.1万円
フォンジェ内に移設
・インバウンド推進事業(多言語パンフレット制作事業負担金)100万円の減額
新潟県内各地域との作成方針の違いから実施しないこととなった。
・特定空家等解体撤去工事 7000万円
「議第2号 平成29年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」
・実績に伴う各種補正や財源更生
「議第3号 平成29年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」
・実績に伴う各種補正や財源更生
「議第4号 平成29年度介護保険特別会計補正予算(第3号)」
・実績に伴う各種補正や財源更生
「議第5号 平成29年度ガス事業会計補正予算(第2号)」
・実績に伴う各種補正。
・職員給与費145万1千円を増額。
「議第6号 平成29年度水道事業会計補正予算(第2号)」
・実績に伴う各種補正、企業債支払利息確定に伴う他会計補助金の減額。
・谷根ダム電気計装設備改良工事の変更。
・赤坂山浄水場自家用発電機設備改良工事。
「議第7号 平成29年度下水道事業会計補正予算(第4号)」
・実績に伴う各種補正や人件費の増額。
ここで市長から平成30年度施政方針となった。内容は以下の通り。
「平成30年度施政方針」(pdf形式)
柏崎市議会議員となって以来、これまで我が柏崎への海上自衛隊誘致をずっと訴えてきたが、今年の施政方針には、初めて
「テロ対策としての自衛隊配備などの可能性についても・・・」
の文言が盛り込まれた。
また何度か一般質問でも取り上げた番神の自然水族館、そして40代までも行うべきとしたひきこもり対策については、
「番神海岸では、自然の岩場を活用した自然水族館として、海の生き物観察などの自然体験事業を実施します」
「いわゆるひきこもりやひきこもり傾向にある方とその御家族に対し、様々な機関・団体が連携して包括的な支援を提供するため、『ひきこもり支援センター』も開設します」
との事業が入った。
「議第16号 平成30年度一般会計予算」
総額515億円。前年度当初比15億円(6.2%)の増。
・政策コンサルティング業務委託料 1030.4万円
・無料法律相談 64.8万円
相談枠を増加
・市内私立大学学生募集支援事業補助金 500万円
・柏崎シティセールス推進事業 3412.1万円
・新庁舎建設移転プロジェクトマネジメント業務委託料 435.8万円
・新庁舎整備事業 8億431.4万円(工事管理委託料)
うち地方債は1億4030万円
<3か年事業>総額71億2711.9万円
平成31年度 19億1416万円
平成32年度 44億1212.3万円
・地球温暖化対策推進事業 109.2万円
・人権・同和教育事業 2.9万円
→ 部落解放同盟に講師依頼?
・NTTビルへの防災情報アンテナ設置 776.3万円
・生活困窮者自立支援事業 2339.1万円
・生活保護費 8億7314.3万円
・ひきこもり支援事業 437.9万円
・県立こども自然王国費 1億5365.1万円
・柏崎産米ブランド化推進事業 964.3万円
・職人フェア支援事業 250万円
・創業支援事業 724.7万円
・モーリエ駐車場経費 5599.6万円
・廃炉産業調査研究事業 45.7万円
・旧国民休養地管理運営事業 626.5万円
→ 閉鎖するための諸準備
・道の駅風の丘米山整備事業 3000万円
・インバウンド推進事業 450万円
・海の柏崎活性化事業 873.7万円
番神自然水族館事業を含む
・海水浴場開場130周年事業 126.7万円
・道路修繕事業 3億460万円
・道路除排雪経費 1億1050.2万円
・道路新設改良事業 6億2866.3万円
・橋りょう修繕事業 2億6756万円
原子力発電所があることによる財源は、柏崎市民の福祉や教育の場で活用されており、現実問題として無くてはならないものである。
<使用済み核燃料税>
119万821kg分 5億7495.4万円
<電源立地地域対策等交付金>
原子力発電安全対策等交付金 1570万円
・広報調査等 1570万円
電源立地地域対策交付金 総額17億5403.5万円
・老人保護措置委託事業 9343.5円
・元気館管理運営費
(子育て支援センター人件費)5000万円
・保育園運営事業(保健課人件費)5億7600万円
・元気館管理運営費
(元気支援課人件費) 1億3000万円
・母子健康診査費 4500万円
・高齢者予防接種事業 5000万円
・除雪車購入市費事業 5600万円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
6300万円
・河川改修電源立地地域対策交付金事業
4000万円
・下水道事業会計繰出金 3000万円
・特別支援学級介助事業 3800万円
・学校管理運営費(小学校)4000万円
・学校管理運営費(中学校)4000万円
・小学校施設整備事業 2500万円
・中学校施設整備事業 1億4000万円
・文化会館管理運営費 5000万円
・給食業務運営経費 2億6000万円
・給食施設管理経費 1400万円
<県電源立地地域対策交付金>
電源立地地域対策交付金 総額3億8634.5万円
・消防署管理運営費(人件費)3億3634.5万円
・図書館施設管理費 500万円
・図書館管理運営費(人件費) 4500万円
<原子力発電施設立地市町村振興交付金>
総額5億2002万円
・原子力防災対策職員給与費 2000万円
・市政協力費 5000万円
・コミュニティセンター整備事業 3500万円
・斎場施設整備事業 6500万円
・ごみ処理施設整備事業 1億円
・道路新設改良電源立地地域対策交付金事業
1億円
・総合体育館整備事業 1億5002万円
<大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金>
大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金
総額 1億5000万円
・地域コミュニティ活動推進事業 6000万円
・体育施設管理運営経費 9000万円
<諸収入>
固定資産税などの関連収入多々あり
12時10分、休憩となったので、会派室に戻り、非常食用に買っておいた「カップヌードル ナイス 濃厚!クリーミーシーフード」1個で昼食をとる。
昼食後に柏崎刈羽地域障害者自立支援協議会の「手形でアートチャレンジ募集!」に協力のため、に青色のポスターカラーで手形をとった。
13時から本会議が再開。午前中、途中となってしまった平成30年度一般会計予算の提案理由の説明から始まり、その後、以下の通り、各議案が提案された。
「議第17号 平成30年度国民健康保険事業特別会計予算」
・仕組みが県単位となったので、柏崎市の予算規模としては縮小17.2%減(直営も7.2%減)。今後は保険税率の引き下げを予定。
「議第18号 平成30年度後期高齢者医療特別会計予算」
・予算総額は9億6613.6万円
「議第19号 平成30年度介護保険特別会計予算」
・予算総額は92億8763.1万円。前年比で2億円以上の増。
「議第20号 平成30年度土地取得事業特別会計予算」
・予算総額は2億680万円
「議第21号 平成30年度墓園事業特別会計予算」
・予算総額は910万円
15時から10分間の休憩をとったのち、引き続きの提案理由の説明。
「議第22号 平成30年度ガス事業清算特別会計予算」
・81億9970.4万円
「議第23号 平成30年度水道事業会計予算」
・収益的収入は31億4772.4万円、収益的支出30億3187.1万円
・資本的収入は15億7372.6万円、資本的支出は26億8651.9万円
「議第24号 平成30年度工業用水道事業会計予算」
・1社の利用であり、予算総額は1383.1万円
「議第25号 平成30年度下水道事業会計予算」
・<収益的>公共下水道事業利益40億944.7万円、農業集落排水事業収益12億9415.3万円
・<収益的>公共下水道事業費用38億7273.1万円、農業集落排水事業費用13億8160.3万円
・資本的収入は26億6144.3万円、資本的支出は46億5409万円
「議第26号 個人情報保護条例及び情報公開条例の一部を改正する条例の制定について」
行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うための議案。
「議第27号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
医師及び歯科医師に対し支給している地域手当を廃止し、新たに特殊勤務手当として医師手当を創設する等の改正を行うための議案。
「議第28号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が施行されることに伴う消防関係の手数料の改正、平成30年度から介護保険の居宅介護支援事業者の指定権限が県から市へ移譲されることに伴う事業者の指定手数料の新設、その他所要の改正を行うための議案。
「議第29号ガス事業清算金活用基金条例の制定について」
平成30年度にガス事業が民営化されることに伴い、その清算剰余金を上下水道事業の経営安定に活用するための基金を設置するための議案。
「議第30号 公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
指定管理者の候補者の選定をより公正なものとするため、選定の審査基準を見直す等の改正を行うための議案。
「議第31号 行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」
道路法施行令の一部改正により、道路占用料徴収条例が改正されることに伴い、同条例を準用して規定している使用料を改正する議案。
「議第32号 協働のまちづくり推進会議設置条例を廃止する条例の制定について」
平成30年度から市民活動センターが指定管理者による管理運営を開始することに伴い、当該会議が市の附属機関として役割を終了したため、廃止する議案。
「議第33号 介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」
第7期介護保険事業計画の策定に伴い、計画期間である平成30年度から平成32年度までの第1号被保険者の介護保険料を改定するための議案。
「議第34号 国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」
平成30年度から国民健康保険の財政運営の責任主体が県となることに伴い、国民健康保険協議会に関する規定等に所要の改正を行う議案。
「議第35号 国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」
平成30年度から国民健康保険の財政運営の責任主体が県となることに伴う条文の一部改正及び国民健康保険税の税率改正を行うための議案。
「議第36号 国民健康保険給付等準備基金条例の一部を改正する条例の制定について」
平成30年度から国民健康保険の財政運営の責任主体が県となることに伴い、保険給付に要する費用として当該基金の処分の必要性がなくなるため、国民健康保険事業に要する費用に不足が生じた場合の財源として処分できるよう目的を変更する等の改正を行うための議案。
「議第37号 後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、後期高齢者医療保険の被保険者資格に関する条文について改正を行うための議案。
「議第38号 学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例の制定について」
平成30年度に西山中学校に西山地区学校給食共同調理場を設置するための議案。
「議第39号 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定により、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な推進に関する法律が一部改正されること等に伴い、所要の改正を行うための議案。
「議第40号 国民休養地設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」
平成29年度をもって柏崎国民休養地を廃止するための議案。
「議第41号 産業拠点強化を促進するための市税の特例に関する条例の制定について」
県知事の認定を受けた地方活力向上地域業務整備計画に従って、本社機能等の移転又は拡充を行う企業等の事業者に対し、固定資産税の不均一課税を行うための議案。
「議第42号 工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について」
ものづくり産業の維持・発展及び市内企業の流出を防止するため、企業が設備投資しやすい環境整備の一つとして、工場立地法により設置が義務付けられている緑地等の面積率を緩和するための議案。
「議第43号 都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」
都市公園法及び同法施行令並びに道路法施行令の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うための議案。
「議第44号 道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」
道路法施行令の一部改正に伴い、道路占用料を改正する議案。
「議第45号 市道路線の廃止について」
一般国道8号柏崎バイパス工事に伴い発生する市道の再編を行うため、市道の廃止の議案。
「議第46号 市道路線の認定について」
一般国道8号柏崎バイパス工事に伴い発生する市道の再編を行うため、市道の認定の議案。
15時50分に終了となり、10分間の休憩をとったのち、産業建設常任委員協議会に出席。議案の追加説明を求める項目をはじめ、平成30年度の行政視察の日程(平成30年7月2日~6日の間で調整)、(仮称)中小企業振興条例の今後の進め方、そして先日、私の方で提案した企業誘致に関する産業振興部との意見交換、柏崎ショッピングモールの対応、柏崎建設業協同組合との意見交換会について協議を行った。
産業建設常任委員協議会終了後、会派室に戻って、諸雑務。
17時40分、自宅に戻り、雪が溶けてでてきた自宅周辺のゴミなどを掃除する。
18時20分、アメリカ産の牛バラ肉、エリンギ、椎茸、人参、春菊、白滝、白菜を使ったすき焼き、小粒納豆と大根おろしの和え物、長芋の梅肉和え、ビール500ml3本で夕食をとる。
すき焼きは関東風に割り下を作り、昨日の昼食で作った牛丼のつゆも投入。
食後から事務所で緊急で依頼されたノートパソコンの修理を行う。使っていて急に電源が落ちるというもので、原因究明がやっかいである。
23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。
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