柏崎市議会:議員倫理条例違反で応酬?
議会運営を乱しているのは誰か
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、粗挽きソーセージ、ミックスベジタブル入りのスクランブルエッグ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
8時過ぎから新潟市に出張予定であったが、緊急の依頼があり、提案内容を他の出席者にお願いをしてキャンセル。その後、依頼内容を処理する。
13時30分、ニンニクのみじん切り、人参、ニラ、木耳、豚バラ肉、キャベツ、ピーマン、豆鼓を胡麻油とラー油で炒めたピリ辛野菜炒め、レタスとトマトのサラダ、ニチレイフーズの冷凍食品「本格炒め炒飯」、青汁で昼食をとる。
14時、16時30分と事務所に来客があり、市政に関する意見交換などを行う。
18時40分、豚モモ肉とニラを国産キムチと一緒に炒めた豚キムチ、豚足の醤油漬けを皮がパリパリになるまで焼いた豚足焼き、絹ごし豆腐を使った湯豆腐(タレは生姜醤油)、長芋の味噌漬け、ノンアルコールビール350ml2本で夕食をとる。
19時30分から市内某所での打ち合わせ。見通しがみえてきたところで、缶チューハイなどを飲みながら、激辛柿の種、プロセスチーズなどをつまみながらの懇親会となった。
22時40分、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。
事務所で仕事に集中しようと思ったものの、TBS系テレビ番組「クレイジージャーニー」で独学で時計職人になった方の紹介をやっており、さらに好きなエルヴィス・プレスリー版の「My Way」がBGMにかかっていたので、つい見入ってしまった。
本日の『朝日新聞』紙上で議員倫理審査請求がでている件が記事となった。
この記事にでてくる「資料を配った別の議員1人」は私・三井田のことであるが、事実関係は以下の通りである。
平成30年2月20日
星野正仁議員、若井恵子議員、齋木裕司議員が加藤武男議長への倫理審査請求を笠原晴彦副議長に対し、提出。
内容は、「議長が経営する宿泊施設が市営駐車場を不正に使用している」というもの。
提出した旨の周知文書(「受理された」ではなく「提出」した報告)をマスコミ用ポストで周知。依頼を受け、ポストに投函したのは三井田。
平成30年2月21日
文言修正や資料の追加のため、倫理審査請求は保留となり、後日、修正版を提出することとなった。
→ 議会の予算審査が始まることもあり、平成30年2月定例会終了(平成30年3月22日)後を目途に修正。
加藤武男議長が記者会見を開き、事実無根であるとの発表。
平成30年2月22日
倫理審査の対象者となった加藤武男議長が、何故か審査請求の受理者である笠原晴彦副議長とともに、「事実無根」との主張で地元マスコミまわり。
平成30年2月23日
議会運営委員会で、マスコミ用のポストの使用方法について協議。
平成30年3月6日
加藤武男議員、村田幸多朗議員、布施学議員(すべて同じ会派・自治研究会)から、議員倫理条例違反として、星野正仁議員、斎木裕司議員、若井恵子議員、そして三井田に対し、倫理審査請求。
理由は以下の通り
(1)審査請求が取り下げられたにもかかわらず、その旨報道各社に連絡をしなかったこと
(2)内容が誤りの事実を対象事実として審査請求をするとともに、かかる事実を報道機関に情報提供したこと
→ 事実として「取り下げはされていない」、報道機関に情報提供しても記事にするかしないかはマスコミの取材など自由がある。「提出された」事実の報告を情報提供しただけで記事にするよう圧力をかけたわけでもない。
平成30年3月20日
議会運営委員会で倫理審査委員を「8名以内」とすることについて、議論が噴出。
本来、会派代表者を想定して会派数である8名以内を条例に書き込んでいたものの、自治研究会全員が請求者となったことから会派数が7となった。それに対し、社会クラブ、市民クラブなどが無所属議員も入れて8名にせよと要求。決断と実行、民社友愛は原則通りに会派数の7名にすることを求め、議論は持ち帰り。
→ 議会の慣例で無所属の1人会派は会派として扱わず、政務活動費だけは1人会派にも認めている。
今後、保留となっている加藤武男議長への倫理審査請求もでてくるので、二つの審査委員会ができることになる。
ちなみに、以下に引用した記事のなか、議員同士の「飲酒後にもみあってけがをした不祥事」を契機として議員倫理条例ができたというのは事実とは異なる。
当時、議員倫理条例(案)を起案したのは特別委員会の第一部会長であった私であり、相手の某議員はその特別委員会の委員長であった。
ちなみに、その後の民事裁判では相手側からの謝罪があり、文書による謝罪とその公表できる権利と交換に、私は賠償金を放棄した。
平成30年3月21日『朝日新聞』
対立議員同士 議員倫理条例違反で応酬
柏崎市議会困惑
柏崎市議同士が議員倫理条例違反で相手を訴える動きが表面化した。20日開かれた議会運営委員会では、すでに訴えを起こしている議員側の案件について審査の進め方を話し合った。一方、訴えられた議員側も相手を同条例違反で訴える見通し。近く設置する倫理審査会で双方の訴えをどう審議するか、議員らは前例のない事態に戸惑っている。
発端は先月下旬。保守層最大会派の星野正仁議員ら3人が別の保守系会派に属する加藤武男議長を倫理条例違反で訴えようとした。「議長が経営する宿泊施設が市営駐車場を不正に使用している」という趣旨の審査請求書を議会事務局に提出したが、最終的に記載内容の不備で不受理となった。不受理になる前に報道資料を配ったため、一部メディアが請求内容を報じた。
この直後に加藤議長は記者会見を開き、「審査帯求の内容は事実無根。不受理なのに報道資料を配布、社会的借用が傷ついた」と批判。星野議員ら3人と資料を配った別の議員1人を議員倫理条例違反で訴える審査請求書を提出し、受理された。星野議員らは今後、不受理となった審査請求書の内容を整えて再提出する方針だ。
市議会の倫理条例は、議員同士が飲酒後にもみあってけがをした不祥事をきっかけに5年前にできた。倫理基準に違反した場合の罰則規定は、厳重注意から議員辞職勧告まで4段階ある。条例に基づく審査は初めてとなる。
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正直こういうミットモナイ話題はご勘弁願いたい。聞けば議長、副議長選挙での私怨が背景にあるようだが、そんなことで議員が貴重な時間を浪費する事は柏崎市民にとって何の利益にもならないばかりか、柏崎の恥である。来年は統一地方選挙である。市民は見ている。柏崎市は今、大変な状況である。議員はもっと大局に立ち、柏崎市をリードしていってもらいたい。半世紀も昔の議会ではあるまいし、よく現状を見てもらいたい。
投稿: 春風亭 | 2018年3月26日 (月) 21時55分
春風亭さん、コメントありがとうございます。
「議長、副議長選挙での私怨が背景」とお聞きになったとのことですが、副議長選挙に出馬した私自身としては、これは事実ではありません。
(何故か、相手からは私も倫理審査請求されておりますが・・・)
現地調査、今回の倫理審査請求をした議員にも確認しましたところ、地元・西山町では住民の方からもともと苦情が上がっていた案件であり、陳述書をお出しになった住民の方は2011年からの証拠写真を添付されたそうです。
*昨年6月からは一人の議員が調査に入り、行政との話し合いもしていたとのこと。
「議員同士の私怨?からの捏造案件」とのストーリーを描く方が、事態の鎮静化、陳腐化を狙える(加えて、来年は選挙だから選挙がらみ、というオプション付き)のかも知れませんが、まずは市営駐車場の不正使用が事実かどうかが焦点かと思います。
投稿: 三井田孝欧 | 2018年3月27日 (火) 08時55分
西山も大事ですが、地元も大事にね。
投稿: 春風亭 | 2018年3月28日 (水) 00時19分
春風亭さん、コメントありがとうございます。
中央地区では買い物環境をはじめ喫緊の大きな問題があるので、そちらに力を入れていきたいと思います。
投稿: 三井田孝欧 | 2018年3月28日 (水) 12時55分