平成30年柏崎市議会6月定例会一般質問
(災害時のプロボノ活用、9条の会、市営駐車場不正使用)
1時、就寝。
5時に起床し、一般質問の原稿や関連法規の再確認を行う。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、塩練りうに、笹かまぼこ、もやしの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
シャワーを浴びたのち、8時40分、市役所に移動し、9時からの議会運営委員会に出席。
協議事項は、私の方で提出した、本日の一般質問での「議場における資料配布の許可」願いについてである。
議場で資料を配布するためには会議規則156条に則り、議長の許可が必要となっている。
→「配布の許可をお願いした資料」(pdf形式、写真)
「配布しない」としたのは共産党・持田繁義議員、市民クラブ・春川敏浩議員、社会クラブ・矢部忠夫議員、柏崎のみらい・重野正毅議員であり、全会一致の原則から配布できないことになった。
なかには、この写真だけだと全体が見えない、一方的な意見が議場で話されるなどと、私が行う一般質問の中身にまで入ってきた意見もあった。
*全国の先進的な地方議会では、既に一般質問において、文字をリアルタイムにテロップとして表示することや、画像、パワーポイント資料の活用が行われている。
このような対応なら、今後パワーポイントや動画が使われる一般質問の資料をすべて事前に議会運営委員会で確認し、議場で使ってよいのか可否を判断することになる。
本来、この議会運営委員会で資料配布の可否を諮るのは、虚偽ではないか、公開に耐えうる資料なのかであって、いちいち資料の中身や一般質問で発言するであろう内容を事前に審議する場ではない。
加えて、最大の問題は傍聴席いる方やネット中継を見ている柏崎市民に公開されないことである。
開かれた議会になるための議会改革からは遠ざかっている・・・。
10時から本会議、一般質問の1日目である。冒頭、市長からの発言の申し出があり、先般問題となった
「柏崎市立保育園での未成年、園児・児童を選挙運動に巻き込んだ不祥事」
についてのお詫びがあった。
公の施設で、公の人間が選挙運動に巻き込んだ大問題であり、公職選挙法違反だけではなく、地方公務員法の違反も含む悪質なもの。
本議会最終日までに調査を行うという。議会としても追及しなければならない。
市長の謝罪ののち、二名の議員が一般質問を行った。
12時に休憩となり、会派室に戻り、台湾人の妻が挑戦した弁当と青汁で昼食をとる。
豚モモ肉を使った豚生姜焼き、ミニトマト、サニーレタス、あみえびの佃煮、べったら漬け、梅干し、茹で卵、ご飯といった内容。
13時から再開となり、一名の議員が一般質問を行ったのち、登壇となった。
冒頭は、
「先日、韓国から原子力発電所立地自治体協議会の皆さんが柏崎に来られたので視察対応をしました。その際、原子力発電所のセキュリティ体制を見た韓国の方から、
『軍(兵士)はどこにいるのか』
との問いがありました。核燃料を扱う施設ですので、通常は軍隊が守るものという発想であり、これが一般的な国家の感覚ではないかな、と思うところです。
この事から、やはり柏崎に海上自衛隊の誘致が必要であろうと再認識した、会派「決断と実行」の三井田です。」
とのお約束の自衛隊誘致の枕で始めた。
質問の中身と主なやり取りは、以下の通り。
1.災害時の重機ボランティアなど専門性あるボランティアの事前検討、研究について
→ 市長
この質問は問いただすというよりは、担当課を含む市職員の皆さん、議会の議員各位、市民の皆さんと考えるきっかけにしたい質問である。
いまここで、災害時の重機ボランティア、もしくは専門性があるボランティアと言ってもなかなかイメージしづらいかと思うので、私の経験も踏まえて、最初に説明したい。
我が柏崎市は中越地震、そして中越沖地震と短期間の間に大きな災害に見舞われ。災害が起こったのち、住宅などの建物については応急危険度判定、被害認定調査(全壊、半壊など)などを行う。この応急危険度判定は平成7年の兵庫県南部地震から実施されており、中越沖地震でも柏崎市内において、約2万棟近い建物に対して判定が行われたと聞いている。
応急危険度判定「赤(危険)」「黄(要注意)」となった建物への支援については、基本的に一般ボランティアは行うことができない。しかし現実問題として、応急危険度判定「赤(危険)」「黄(要注意)」となった建物への支援要望もある。
私自身、中越沖地震の際には、応急危険度判定「赤(危険)」や「黄(要注意)」の建物の中にどうしても取り出したいものがある、もしくは思い出の品を何とかできないか、という要望を頂いた。当然、ボランティアセンターから派遣される一般ボランティアが対応することはできないため、全国から集まってくれた地方議員仲間や予備自衛官などの仲間とともに「自己責任」ということで対応したのが実際のところ。
余談ながら、本当に危険な建物以外にも、隣接した建物が危険ということから応急危険度判定「黄(要注意)」判定となり、自分の家は大丈夫なのに一般ボランティアに来てもらえない、何とかならないか、という事例もあった。これも今後の課題と思われる。
また東日本大震災の復旧やボランティア活動のため、現地に何度も足を運んだが、その際には私は一般ボランティアとしての登録をした。災害現場で応急危険度判定「赤(危険)」や「黄(要注意)」の建物があり、住民の方から何とかその建物の中にある思い出の品などを取り出してほしいと言われても、立場上断らなければならず、非常に苦しい思いになったことが複数回ある。
一般ボランティアが支援できない、こういった応急危険度判定「赤(危険)」「黄(要注意)」の建物にも対応する、重機などを使いこなせるボランティア、建築の専門知識のあるボランティアなどの専門性があるボランティアがいれば、本当に被災住民に寄り添った支援活動ができる。
直近の事例では、熊本地震発生後、重機を使えるボランティアを活用することで、土嚢袋を使わずに土砂を家屋から出す、つまり短時間かつ材料を使わずに土砂の撤去を実施。また、倒壊しそうな家屋、応急危険度判定「赤(危険)」の建物を重機で支え、その間に大事な品物を取り出すといった活動がされた。
こういった重機を使えるボランティアなどが、今回取り上げる専門性あるボランティア。ここで、確認のために聞きたい。
Q1-1.柏崎市でもこういった災害時のニーズ、事例を把握しているのか、また数字として中越地震、中越沖地震で応急危険度判定「赤(危険)」「黄(要注意)」となった家屋からの要請や要望があったか聞きたい。
A1-1.(危機管理官)技術系専門ボランティアは長野県神城断層地震(平成26年)から登場し、熊本地震のときはかなり活躍した。平成19年の中越沖地震の時の状況について柏崎社会福祉協議会に確認したところ、応急危険度判定「赤」「黄」家屋からの要望はあったが、危険度が高いため安全を確保するまでボランティアは入れなかった。尚、要望数は統計をとっていないため把握していない。
次に全国の災害現場で起こっている一般ボランティアの限界の認識について確認したい。
釈迦に説法かとは思うが、災害時の一般ボランティアはあくまで社会福祉協議会によるボランティアセンターでの管理、そして安全作業が基本。
しかし、先ほどもお話ししたように、私も色々な災害現場のボランティアに行き、実際に体験したことを考えても、一般ボランティアは大変ありがたい存在ではあるものの、被災住民の要望・ニーズに一部応えることはできない。
その一方、ある県の災害現場では、被災住民から強い要望があり、あくまで善意として重機によるボランティア活動を行った方が、がれきに埋まっているものの、まだ生存している方をあやめてしまい、その方も責任を感じて自殺されたという悲劇も聞いている。
さきの東日本大震災では、550万人のボランティアが参加したと言われている。そのなかでも、専門性のあるボランティア(NPO・NGO)が来てくれたものの、コーディネーターがおらず、市職員とも連携できずに思ったような成果を出せなかったという話も聞いている。
Q1-2.私はこういったことは災害時の課題であり、平常時から考え、備えておくことが重要であろうと思っている。共通の意識をもっていただけるのか確認したい。柏崎市としてこのような課題、つまり専門性があるボランティアの活用の必要性があると認識しているかどうか聞かせてもらいたい。
A1-2.(市長)災害時の一般ボランティアの限界と、技術系専門ボランティアの必要性について、またいざという時、専門ボランティアはどこまでやればよいのかという問題意識は、三井田議員同様に持っている。中越沖地震では私自身は消防団員として活動し、西本町で家屋の下敷きになった2名の救出活動に関わった。一人は亡くなり、もう一人は救出された。消防団員はどこまで活動すればよいのかは難しい問題。東日本でも水門を閉めに行き、亡くなった消防団員がいた。応急危険度判定は人命に関わる被害の大きさに応じて色分けしているが、技術系ボランティアが一概に関わることが適しているとは言い難い。活動の可否を誰が判断するかという問題、そして災害救助法に基づく役割、ボランティア保険、被災者とのマッチングなど、多くの課題があるが、技術系専門ボランティアの活用、研究進めることは重要と考える。
ここで私が主張したいことは、専門性があるボランティアの管理を、すべて行政で考えておく、あるいは手配するという意味ではない。
実際、近年に大きな被害に見舞われた広島県広島市や熊本市では一般ボランティアを扱うボランティアセンターだけではなく、専門性があるボランティア団体と行政との連絡会議を設けて情報共有することで、専門性があるボランティアが独立的に活躍できている。市長の答弁にあった判断も含めて、専門性がある団体にお願いすることができるようになるということ。
平時から専門性があるボランティアが行政の存在なしでも活躍できる体制を検討、準備しておくことは、大きな災害があった場合、行政に関わる職員の負担を減らし、行政職員が本来業務にいち早く戻ることで、行政の機能が回復し、復旧・復興も結果的に早くなる。
いま災害支援のあり方の検討のなか、プロボノ(Pro bono、ラテン語で本来はpro bono publicoという公益のための法律家ボランティア意味)という言葉がでてくるようになった。
プロボノとは、各分野の専門家が、職業上もっている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般のことを指す。
つまり、これまで「専門性あるボランティア」と話してきたが、同じようなものと考えてもらってよいと思う。
技術系プロボノは、建築、土木工事、上下水道、電気工事、林業、造園、自動車整備、内装工事などがあり、行政の介在なしでも災害時に活躍してもらうことが、早い復旧・復興につながる・・・とは言え、こういった技術系プロボノと地元の民間業者との住み分けも事前に考えておかねばならず、長野県神城断層地震(2014年11月22日)では、その事が問題になった。倒壊家屋の解体を重機が使えるプロボノが行ったものの、それでは地元の民間業者への民業圧迫との指摘を受けた。その一方、早く解体撤去を望む被災住民の要望を満たすことができない。民間業者とのすみ分け、ボランティアセンターとの話し合いを行った結果、解体工事をプロボノが絶対に行わないというルールになった。
また、技術系プロボノが来てくれる可能性が低い場合にはどうするのか、という課題もある。
福岡県福岡市では、技術系プロボノが少ない場合、誰が応急危険度判定「赤(危険)」「黄(要注意)」となった建物内の財産を救ってあげるのかが議論になり、それはやはり消防であろうということから、日頃の訓練に小型重機を取り入れ、熊本地震の現場に派遣された際にその成果を十分に発揮したという。
これは、災害先への支援になるとともに、実践経験を積むことで自分の自治体の対応能力も上がっていくことにもなる。
自治体としての規模が違うということもあるが、この考え方は取り入れるべきではないかと考える。
Q1-3.技術系プロボノと民間業者とのすみ分けについて、災害が起こる前に十分研究しておく必要があるのではないか。そして災害時の大事な人材、我々市民の生命と財産を守る最前線の消防士の負担は増やしたくはないが、レスキューの技術向上という観点でも、消防士の訓練に災害対応の小型重機の操作を導入してはどうか。柏崎市の考えを聞きたい。
A1-3.(市長)プロボノと行政の住み分けについて、災害時はすべての要請に行政が応えることはできないため、災害発生時から普及時まで、プロポノ活用すれば大きな力を持つ。安心して活動してもらえるよう、受援力の向上も必要となる。必要に応じて技術系ボランティアを活用すべきと考えるが、柏崎市の独自性 として原子力発電所を有する点がある。原子力災害時はボランティア活動には特に慎重さが求められる。大規模災害時、ボランティア受け入れが難しいケースに備えることは重要だが、消防士については、現時点では人命救助に関わる以外は考えていない。
冒頭にお話しした通りに今回の質問は考えるきっかけになればというもの。いまの議論ででてきた課題について、皆さんと考えていきたい。
2.新成人フェスティバル会場における政治活動の是非について
→ 教育長
私はこれまで何回も新成人フェスティバル会場において、柏崎刈羽九条の会が政治ビラを配布している実態を確認している。
実際に新成人となったお子さんをもつ親御さんから、会場で「アベ政治を許さない」「安倍改憲反対」などのチラシをお子さんがもらってきたが、これはどういうことなのか、柏崎市として配っているのか、との問い合わせを受けたこともある。
今年の新成人フェスティバル会場においても、会場となったアルフォーレの玄関口、敷地内で改憲反対などいうチラシを配布していたので、私は「こういった政治活動をこの会場でやってよいのか、主催者には許可をとったのか」と話しかけた。柏崎刈羽九条の会のメンバーという方からは、「主催者からは何も言われていない」という回答であった。
人それぞれの政治思想や信条は自由であり、それを制限する話ではない。
柏崎市という行政が主催する新成人フェスティバルの会場において、政治ビラの配布を許していたということになれば、柏崎市が柏崎刈羽九条の会の政治活動を支援していたと柏崎市民が感じても不思議ではなく、現実にさきほど紹介したように親御さんからの問い合わせもあった。
Q2-1.この事は当局として把握しているのか。をまたこういった行為が許されるのか、端的に確認したい。
A2-1.(教育長)今年度5月3日の新成人フェスティバルにおいて、敷地外の歩道上において、数人がビラを配布しているのを担当職員が目撃したが、通行の妨げや保護者からの苦情はなかったと把握している。尚、ビラの内容、配布者までは確認していない。
開催に関係のない、敷地外なら可能であろうが、私が見たのは敷地内である玄関先であった。その証拠写真もあるうえ、配っていたビラの現物ももっている。敷地内での政治ビラの配布はやめていただきたい柏崎刈羽九条の会に申し入れすべきではないのか。昨年はもっとひどく、戦争法案廃止との幟を持ち、安保法制反対や安倍政権がうんぬんなどの政治ビラを持って玄関に並んで、新成人フェスティバルの入場者に配布していた。しかも、この議場にいる複数の議員もその行為を行っており、首に緑のマフラーらしきものを巻いたうえで政治ビラを配っていた。毎年、定点的に撮影した証拠写真も私は持っている。
Q2-2.もう一度言うが、思想信条の自由であり、それを制限するという話ではない。敷地外で勝手にやるのは自由だが、新成人フェスティバルの敷地内で行うことはやめさせるべきではないか。
A2-2.(教育長)個別事案で判断すべきと考える。アルフォーレ内での行為であれば、正当な理由がなければ容認できない。私どもの確認が不十分だったかもしれない。今後は新成人フェスティバルが、一生に一度の素晴らしい機会となるよう、最新の注意をもって進めていきたい。
新成人にとって、そして親御さんにとって一生に一度のことであるからこそ、式典の前で政治的な活動を行うことなく、素直に祝ってやりたいもの。
今後、きちんとした監視、注意をお願いしたい。
3.市営駐車場の不適正な利用と駐車場管理条例の制定について
→ 市長
行政財産である市営駐車場の利用について、不適正ではないか、との指摘が複数の市民からあったことから、改めて市営駐車場の本来の在り方などについて確認したい。
また、駐車場管理条例の必要性についても柏崎市の考え方を聞きたい。
行政財産として柏崎市は無料市営駐車場を「公の施設」として、市内に何か所か設置をしている。「公の施設」という考え方が一致してからの議論になるので、確認したい。「公の施設」は市民全体のものであり、市有財産は市民全体のものであって、公序・良識の範囲内であれば当然、「誰でも自由に使っていい」と一般的に言われる。
しかし、「公の施設」は地方自治法第244条第1項において、「住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するための施設」で、専門分野の解釈、ものの本では次の条件を満たすものとされている。
1.住民の利用に供するためのもの
2.当該地方公共団体の住民の利用に供するためのもの
3.住民の福祉を増進する目的をもって設けるもの
4.地方公共団体が設けるもの
5.施設であること
Q3-1.(市営駐車場の本来の設置目的、適正な利用の確認)こういった認識で間違いはないか。
A3-1.(市長)市営駐車場は行政財産として管理しており、公の施設に対する考え方はご指摘の通り。公の施設として条例を定めているのはモーリエ駐車場のみ。その他については、行政財産ではあるが公の施設ではないものも存在する。交通の円滑化、観光振興、観光客の利用などの目的に使用されるべきものと考えている。
Q3-2.そういった考え方をもとに、不適正な利用の実態(JA西山支店脇、石地海水浴場駐車場)、個々の事案について把握しているかを聞きたい。
柏崎市には駐車場条例が無いが、だからと言って「営業」や「占有」的な使用、公序、良識に反する使用方法は、市営駐車場の利用方法に反していると考える。
2つの事例を挙げるので、回答してほしい。
Q3-2-1.石地海水浴場駐車場の周辺にある宿泊施設が、市営駐車場に自らの宿泊施設の屋号を書き込み、恒常的に使用している実態を確認している。さらに柏崎市との借受契約または使用許可を得ることもなく、ペンキのようなもので書き込む行為は、公共施設に対する器物損壊(刑法第261条)、市の所有権侵害(民法709条)に当る行為と認識するが柏崎市として、実態を把握していたのか。また器物損壊、所有権侵害ではないのか。
A3-2-1.(市長)市営駐車場の不適正利用実態の把握は、ふたつの駐車場適正管理と認識している。長時間駐車は利用者の倫理モラル観点から好ましくない。そして、あくまで一般常識からみて好ましくないものと考える。舗装面に屋号等ペンキで書き込まれるのはさらに好ましくない。現状ではすべてではないが消去されつつある。
Q3-2-2.柏崎市として、ペンキでの書き込みをいつ認識したのか。以前に白線の引き直しの委託をしているはずであり、その委託終了後の検収時には確認できたと思う。いつ事態を把握したのか。
A3-2-2.(市長)いずれにしろ法令上、また一般常識上、好ましくないものと考える。議場で個別のことをどこまで話すのかわからないが、常識の範囲内で考えていただきたい。
(西山事務所長)昨年の白線引き直し、検収時に確認されているが、かなり色が薄かった。観光協会が区分けをわかりやすく整理するため書き込んだと考えていた。この問題が発覚してから改めて確認したところ、さらに屋号が書き直しされていたことを発見した。
恥の上塗りとは言うが、現在はその書き込みの上にさらにペンキが塗られており、二重の意味での器物損壊かと思われるほど。
モラル、倫理上の問題は議員倫理審査委員会でも議論になろうが、法的な問題、つまり公共施設に対する器物損壊(刑法第261条)、市の所有権侵害(民法709条)に対しては、毅然とした態度をとっていただきたい。
刑事訴訟法第239条の2には
「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」
ともある。繰り返すが、法的な問題にはきちんと対応してもらいたい。
Q3-2-3.柏崎市内の市営駐車場のなかには、我々の税金からお金を払って民地を借り、そして無料駐車場としている箇所がある。これは本当に必要な個所だけなのか、そのデータはあるか。
A3-2-3.(市長)市内全域であるかどうかという質問か。
Q3-2-4.この石地の市営駐車場のなかには、我々の税金からお金を払って民地を借り、そして無料駐車場としている箇所がある。市内全域での市営駐車場にそのような場所は他にあるのか、聞きたい。観光などの必要がある箇所は賃料を払っても必要になろうが、本当に必要なのかどうかも検討しなければならない。そのためのデータであり、いまここで無ければ委員会にでも提出してもらいたい。
A3-2-4.(市長)ここは一般質問の場なので大枠での答えとなるが、可能な限り調べたいと思う。
Q3-2-5.確認するが、今後もこのような使い方(宿泊者や利用客の占有使用)で使っても良いという認識なのか。もしこれが許されるなら、例えば市役所現庁舎の周辺にある飲食店なども、自前で駐車場を借りずに市役所駐車場をお客さんに使わせても問題ないことになる。もし、そういった事実を見つければ、私は市民共有の財産を監視する市議会議員として注意するであろう。本当にこういった使い方は良いのか。
A3-2-5.(市長)モラルと法令上を分けて考えても、一般常識内で判断されるべきと考える。
Q3-2-6.JA西山支店脇の市営駐車場を会社の従業員の駐車場に使用し、従業員が集合するのを待ち、会社のトラックに乗り合わせて、東京電力構内にて就業をし、帰りは市営駐車場に戻り、その後、会社のトラックは市営駐車場に駐車。土日も会社のトラックは市営駐車場に駐車をしていた。使用形態は、自社の駐車場と何ら変わりのない使用である。本当にこれが市営駐車場の使い方と言えるのか。細かいことなので、これはどなたに答弁してもらえば良いか・・・。
A3-2-6.(市長)基本的には私が答えるべきこと。ご指摘いただいたこと、議会の倫理審査委員会の中で審議されている。一般常識の中で解決すべきと考える。それ以上は言うことではなく、答弁できない。
では、質問を変える。
Q3-3.駐車場管理条例の制定の必要性について確認したい。市民の利用実態や使い勝手をよくするために、あえて条例を作らないという考えも一つの面ではある。しかし、これまで述べたような不適正な利用がされていること、そして市役所新庁舎が駅前に移転することで、無料の駐車場が大量に用意されることになり、駅南の民間駐車場の民業圧迫になる可能性がある等、一定の制限や決まり事をつくる必要があると考える。個別ではなく、全体の統一部分だけでも、条例を作るべきと思うが、その考えはないのか。
A3-3.(市長)駐車場管理条例については慎重に検討しなければならないとは考えるが、あまり細かく規定してしまうと市民の利便性を損なってしまう。条例制定して一律に管理するのがいいことかどうか。管理に関わる諸経費も発生する。駅前、駅南、石地、番神、鯨波などの地域に言えることだが、一方では有料、他方では無料の場合さまざまな問題が発生する。皆さんのご意見いただきながら慎重に検討したい。
答弁にもあるように、先に述べた石地の市営駐車場のように無料もあれば、有料の海水浴場もある。大変なことであるが、公平、公正の市政運営のために是非、条例化を検討してもらいたい。
一般質問が終わった14時45分から休憩。
15分間の休憩をとったのち、もう二名の議員が一般質問を行った。
17時過ぎに終了となったので、一旦自宅に戻り、作業服に着替える。
撮影スタッフの忘れ物を探しに旧こどもの時代館(勝手に仮称?)かしわざき撮影所に移動。もう発電機を撤収してしまったため、明かりがなく、LEDライトを片手に探すこととなった。
18時30分、忘れ物を発見したのち、食材の買い出しや観たかったDVDを借りるため、市内をまわる。
19時20分、自宅に戻り、オージービーフの赤身肉をブラックペッパーとおろしニンニク、薄口醤油、赤ワインで焼いた和風ステーキ、レタス、ポテトサラダ、小粒納豆となめ茸の和えもの、野沢菜、ビール500ml3本で夕食をとる。
食後から紙資料の整理をしながら、『グレイテスト・ショーマン』のDVDを観る。P・T・バーナムの伝記が基になっているというが、史実と違う部分もあり、賛否が分かれる感じ。その一方、豪華キャストの演技が光り、とりわけ個人的に好きなレベッカ・ファーガソンが良かった。
23時、熱めの風呂に入ったのち、事務所で事務仕事。
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