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2018年8月

2018年8月31日 (金)

国連人権理事会のいい加減さ、福島第一原発にホームレス?

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷や奴、べったら漬け、茄子と茗荷の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時40分、市役所に移動。

 9時から所属会派「決断と実行」の会派会議に出席する。来年の統一地方選挙(新潟県議会議員選挙、柏崎市議会議員選挙)についての意見交換も行った。

 会派会議終了後もそのまま会派室に残り、平成30年9月定例会議の資料を読み込む。

Adsc_000201 12時40分、一旦、自宅に戻り、日高根こぶ出汁、ぬちマース、干し椎茸の戻し汁、薄口醤油で作った塩昆布スープに冷凍讃岐うどん1玉、生卵、激辛ニンニクラー油漬けをのせた塩玉うどん、低脂肪乳、ブルーベリーヨーグルトで昼食をとる。

 13時過ぎ、市役所に戻り、会派室で他会派議員との打ち合わせや市民の方からの相談を受ける。

 19時、市内某所に移動し、先日、台湾・雲林県で調整してきたソフトテニス選手・指導者の招聘事業について、柏崎ソフトテニス連盟の方と打ち合わせ。

Adsc_000602 21時、有志で市内の格安カラオケボックスに移動し、生ビールなどを飲みつつ、カラオケもせずに意見交換を行う。
 1時間半後、やはり歌わないと損ではないか、ということになり、好きだったアニメ『逆転イッパツマン』の主題歌「逆転イッパツマン」(作詞・作曲:山本正之)を歌う。「さぁ、さぁ」で合いの手が無いので、卓球の福原愛ちゃんのようになってしまった。
 某氏はいきなり童謡「ふしぎなポケット」(作曲:渡辺茂 作詞:まどみちお)を歌い、不思議な雰囲気に・・・。

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 23時過ぎ、帰宅。シャワーを浴びたのち、週刊誌を読む。

 日本では「United Nations」を国際連合と訳し、公平で平和を求める組織かのように捉えている場合が多い。しかし、実際は第二次世界大戦の戦勝国の集まりであり、また国際的な情報戦の場でもある。

Unno

 とりわけ国連人権理事会などは特別報告者なる人物が、『朝日新聞』のねつ造記事が発端となった従軍慰安婦問題を取り上げたり、

 「日本政府はメディアに圧力をかけて報道の自由を侵害している」
 「日本の女子学生13%が援助交際」(のちに撤回)

などトンデモ系の発言をし、その検証もしないまま、マスコミが取り上げ騒ぐ。
 今回は、東京電力の福島第一原子力発電所の除染作業員がホームレスや難民申請中うんぬんとまたも電波系のような話である。
 ホームレスがどうやって身分証明など厳密に行う原子力発電所の中に入れるのか?普通に考えれば、胡散臭い話だと分かる。
 今月14日の平成30年草莽全国地方議員の会夏季研修会でも報告があったように、まさに何でもありの情報戦の場であり、事実、アメリカは今年6月に離脱した。このようなところに振り回されるのであれば、日本は離脱までいかずとも、多く払わされている拠出金を少し考えるべきであろう。


平成30年8月17日『産経新聞』

【福島第1原発事故】
福島原発の除染作業員に被曝の危険
国連人権理事会、日本政府に保護策要求

 東京電力福島第1原子力発電所の事故をめぐって、国連人権理事会の特別報告者は16日に声明を発表し、除染作業員が被曝の危険にさらされているとして懸念を表明した。「日本政府は緊急に保護策をとるべきだ」と要求した。
 
声明は被曝の危険にさらされた作業員は「数万人」にのぼると明記。「作業員には、ホームレスや外国人労働者、難民申請中の人たちが含まれているとの情報がある」と指摘したうえで、搾取されている可能性があるとして「強い懸念」を表明した。
 外務省は17日、同声明に関し「一方的な申し立てに基づく声明は、いたずらに不安をあおり混乱を招く。風評被害に苦しむ被災地の人々をさらに苦しめかねず遺憾だ」とのコメントを出した。

2018年8月30日 (木)

自民党・山田宏参議院議員主催セミナー
菅・内閣官房長官、上念司氏、佐藤正久・外務副大臣

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、茄子の味噌油炒め、ニンニクの醤油漬け、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、愛車に乗り込んで東京都内に向かう。

Adsc_003828 12時、コンビニで購入した「ブルーベリー&クリームサンドイッチ 238円」や納豆巻き、牛乳、野菜ジュースで昼食。
 滅多に食べないフルーツを挟んだサンドイッチであるが、ブルーベリーの酸味が好きなので、つい購入してしまった。クリームチーズの濃厚さと酸味が良い。

Adsc_004131 13時50分、ルポール麹町に到着し、14時からの自民党・山田宏参議院議員主催のセミナーに出席する。
 このセミナーの開催は今年が第2回目であり、昨年は所用があって参加できなかった。今回は、何とか時間をやりくりし、出席することができた。
 冒頭、山田宏参議院議員からのご挨拶があり、地方が元気にならなければ国が良くなることはなく、また国の事も考えなければ地方も良くならないといった力強い内容であった。

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 挨拶ののち、最初の講義、菅義偉・内閣官房長官による「安倍政権の成果と今後の使命」となった。内容が内容だけに、情報は参加者のみでSNS等での発信は禁止。
 公開できる部分の主な内容は以下の通り。

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・地方議員出身であり、さらに秋田という地方出身だからこそ、ふるさと納税を作った。選挙区の横浜では評判は悪かった。ふるさと納税の使い勝手をよくするため、政治の力が必要であった。
・大きな利益がでている公的年金運用
・ビザの条件緩和による外国人観光客の大幅増加
・日米同盟に関するこれまでの取組、米国との信頼関係
・消費税の増税分による社会保障の安定

 講義が終わったところで名刺をもってご挨拶をさせてもらうと、

 「花角さんの選挙ではお疲れ様でした。」

こういった気遣い、一言がでるのが苦労人である菅義偉・内閣官房長官の強みである。
 続いて 15時10分から経済評論家・上念司氏による講演「地政学リスクと世界経済」が行われた。
 主な内容は以下の通り。

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・ASPの会社だけではなく、今、格闘技のジムも経営しており、実業家でもある。つまり自分でも投資している経済評論家。その面で経済予想は真剣さは全開。
・2%~4%のマイルドインフレが一番、住みやすい。
・モノとお金、ワルラスの法則。モノはだまっていても年2%ぐらい増える。お金は人工的に増やす必要がある。つまり、日銀が早くお金を刷らないと、デフレになる。これがインフレターゲット。年間80兆円しか日銀は刷っていないため、モノに負けている。
・しかし、国債の代金を買うことでしかバラまけない。年間の国債160兆円のうち、半分は保険会社などが買うため、日銀は80兆円しかまけないこと「日銀の足かせ」になる。
・日本国債より大きいのはアメリカ国債しかない。中国はハリボテ。しかし、アメリカ国債は買えない。ドル買いになるため、一気に買った瞬間に強烈な円安になってしまう。
・為替レートもインフレ、デフレに大きく関わる。
・リーマンショックの際、アメリカのFRBは4.5倍、お金を刷った。白川総裁時代の日本は1.2倍しか刷らず、円高となった。
・日銀はいま国債を買いまくって、金利を抑えている。
・アメリカが利上げをやめると、日本は増税、追加緩和できないため、大変なことになる。
・日銀がデフレを放置したのが、結果的に日本の国防費が上がらず、安全保障上の問題にもなる。
・トランプ政権は徹底的に中国を潰しにきている。
・中国はサプライ・チェーン、世界の工場として台頭してきた。WTO違反もしてきた。しかし、デマンド・チェーンは存在せず、主に買ってきたのはアメリカ。そのアメリカが買わないとしている。よって、中国のサプライ・チェーンの崩壊が見えている。中国側から報復関税もあるが、アメリカから中国に行っているものは、その逆の25%に過ぎない。中国の元安誘導もやり方はあるが、報復リスクと中国国内の資産が海外に流出する。チャイナ・ショックはあり得る。
・経済合理性ではなく、政治的な圧力で為替レート、世界経済が動く。
・北朝鮮の非核化は検証(ベリファイ)が最重要。市場も北朝鮮は弱いとみている。武力行使になった場合は短時間で終わる。問題は、その後の処理であり、米中の対立が激化する。
・大豆に中国は関税25%をかけたが、結局、国内の大豆油や飼料で使う豚肉の値段が上がり、結局、補助金をだしている。ZTEやファーウェイなど中国の安いスマートフォンなども同じようになる。
・イラン情勢がかなり厳しい。トランプ支持基盤は退役軍人、軍産複合体、そして福音派であり、イスラエルのエルサレムを守るための取組をする。イスラエルの最大の敵なイランであり、核開発もしている。イランの軍隊がシリアにいるのもおかしい。
・世界経済は波乱が予想される。

 会場に笑い渦巻く講演であり、モノの見方でも大変参考になる時間となった。

 15分間の休憩ののち、16時35分から佐藤正久・外務副大臣による講演「わが国の安全保障~外交と防衛、そして憲法」。
 防衛に関する機微な部分があるため、公開できる内容としては以下の通り。

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・西日本豪雨災害では、重機が圧倒的に少ないことで、復旧が遅れている。災害時に建設業と自衛隊しか使えない。これは公共事業を減らしてきたことも原因。今後はいかに重機とオペレータを集めるかが災害対応で重要になる。東日本大震災でも圧倒的に重機、ガソリンが無かった。
・災害対応では首長の差配で大きく復興が変わる。政治家次第である。
・西日本豪雨災害で自衛隊が初めて個人の家の泥はけをやり、また補助金をだした。
・これだけの災害を経験すれば、憲法に緊急事態条項を入れなければならないことが分かる。財産権の扱いなど、緊急事態では別の扱いをすべき。自衛隊、警察、消防、海上保安庁が動けなくなってしまう。
・普通の国は軍が憲法に明記されている。警察は治安の維持、軍は国の主権を守る。軍隊だけは憲法に書かれるもの。
・北朝鮮のミサイルの脅威がゼロになったわけではない。
・北朝鮮では、9が一番良い数字とされ、金正恩の誕生日も8月1日、米朝会談も6月12日で足せば9。
・米朝会談では対等と思わせるために中国から借りたジャンボジェットを使い、航路も撃墜されないよう中国の領空を通るようにした。さらにトイレから何から持ち込み、DNAを取られないようにしている。
・北朝鮮にはさらなる圧力が必要と考えている。ミサイル能力は思ったより、精度は高い。2017年3月6日では3発が1000km先のほぼ同じ地点に落ちている。

 質疑応答の時間があったため、先日も現地で確認してきた台湾での従軍慰安婦問題について、外務副大臣としてどうお考えになるのかだけ質問。
 また、直接ご挨拶させてもらうと、菅義偉・内閣官房長官と同じように

 「えんま通りの皆さんはお元気ですか?」

との一言があった。さすがヒゲの隊長である。

Adsc_006251 18時から会場を移しての懇親会となり、安倍晋三内閣総理大臣の実弟である元外務副大臣の岸信夫衆議院議員、そして日本歯科医師会連盟の高橋会長もお越しになり、安定した政治のもと、日本はさらなる成長をすべきとのお話があった。

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 帰りの車の運転もあるため、烏龍茶数杯と夕食程度にオードブルをつまんだのち、帰路につく。

 23時40分、自宅に到着し、熱めのシャワーを浴びる。

2018年8月29日 (水)

想定外の大雨被害は起こり得る
平成30年8月28日大雨災害対応

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、オニオンスライス、たらこ、えのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎからお見舞いや弔問のため、市内をまわる。

Adsc_002921 13時50分、自宅に戻り、粗挽きソーセージ3本、半熟の煮卵、自家製の激辛ニンニクラー油、紅生姜をのせた「サッポロ一番 塩らーめん」、青汁、西瓜で昼食。
 「サッポロ一番 塩らーめん」に付いてくる白ごまは使わず、激辛ニンニクラー油でニンニクを効かせた塩ラーメンである。

 15時から市内某所での打ち合わせ。

 16時40分、事務所に戻り、17時から事務所で市政に関する意見交換を行う。

 21時、茄子の味噌油炒め、スーパーで購入した厚切ヒレトンカツ、鰹のタタキ、ビール500ml3本で夕食をとりつつ、急ぎで依頼されたノートパソコンの修理とパワーアップを行う。
 ここ数日、雷が多いせいか、雷サージによるものとみられる電源部の不調などが多い。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 昨日、長岡市で市議会議長会研修会があったものの、さすがに柏崎市内で大雨警報がでたりしていたので、懇親会途中で帰ってきた。
 大きな被害がでない事を願い、待機していたところ、17時には警戒体制が解除となった。

 詳細な報告は以下の通りであるが、柏崎市内では

・建物被害・床上浸水:2店舗(南町のスナック)
・道路冠水:茨目(集会場の裏)、長崎新田(116号の地下道)、小島地内(旧 海堂(スーパーの前))

の被害がでている。

「8月28日大雨災害対応の概要について」(pdf形式)

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 従来では考えられないような大雨が頻繁に起こるようになっており、改めて現在の位置よりも10mも低い位置に防災拠点となる柏崎市役所を移転すべきではないと実感した。

 ポンプがあるから大丈夫です、1mかさ上げして建設するから大丈夫です、が通じない想定外も十分にあり得る・・・。

2018年8月28日 (火)

市議会議長会研修会「地方議会が地方を変える 地方から日本を変える」
産業建設常任委員協議会(料金ミス)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、茗荷の卵とじ、べったら漬け、油揚げと若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、9時過ぎ、市役所に移動。

Adsc_001005 10時から産業建設常任委員協議会に委員として出席する。
 協議事項は、上下水道局からの報告で、上下水道料金の請求誤りについてである。
 主な内容は以下の通り。


柏崎市議会議員 各位
             上下水道局 お客さまサービス課

     上下水道料金の請求誤りについて

 この度、下記のとおり上下水道料金の請求誤りが判明しました。
 関係する皆様に大変御迷惑をお掛けし、申し訳ございません。心からお詫び申し上げます。
 今後は、再びこうした誤りのないよう適正な事務処理に努めてまいります。

               記
1.概要と原因
 料金業務受託者が開発し、平成30年4月1日付けで入替えを行った料金システムのプログラムにおいて、引っ越し等に伴う精算日数が1日分増となる瑕疵が、発見されました。
 瑕疵の原因は、給水開始後、初回の定例検針日と給水停止日が同一月内に発生したお客様の料金精算において、本来、精算検針の起算日を定例検針日の翌日とすべきところ当該起算日を定例検針日と誤ったことであり、結果として、精算対象日数を1日多く計算してしまいました。
 また、システム入替えに伴い当課で実施した確認作業において、当該事案の発生を想定していなかったことによりプログラムの瑕疵を看過したため、請求誤りが、発生したものです。

2.還付・追加徴収の件数及び金額
 対象期間:平成30年4月1日から平成30年7月23日まで
 過大請求(還付) :18者 4622円
 過小請求(追加徴収):1者 6円

3.対象者への対応
 対象のお客様に対して、内容の説明と謝罪を行うとともに、還付と追徴の手続を行いました。
 なお、お客様に連絡を行った結果、苦情等は、ありませんでした。

4.再発防止策
 システム変更時等において、料金業務受託者及び当課双方で、プログラム確認の徹底を図ります。

5.報道発表
 産業建設常任委員協議会終了後、速やかに報道発表を行います。


Q.システム設計上のケアレスミステイクであり、また対応においても迅速にされたので了とするが、このプログラム変更の費用等は当然、受託者で行うことで良いか。
A.受託者の費用でプログラム変更を行う。

 11時に終了となり、会派室に戻り、諸雑務。

 12時、一旦、自宅に戻ったのち、愛車で長岡市に向かって移動する。途中、市役所の売店で購入したパン2個、「ちく太郎チーズ 140円」「照焼チキンサンド 237円」と牛乳で昼食。

Adsc_001510 13時過ぎ、長岡市のアオーレ長岡に到着し、13時30分から初めての試みとなる新潟県市議会議長会主催の「議員研修会」に出席する。
 新潟県市議会議長会の会長である長岡市議会・丸山勝総議長、地元の長岡市・磯田達伸市長からの挨拶があったのち、事例発表会となった。

 お土産として頂戴した三波春夫クリアファイルの出来が素晴らしく、是非とも東京オリンピックのレガシー商品として販売してほしい。

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Adsc_001712 事例発表は、長岡市議会・五井文雄議員から「長岡市日本酒で乾杯を推進する条例について」、上越市議会・武藤正信議長から「上越市議会の議会改革のあゆみ」の2件。
 長岡市の「日本酒で乾杯を推進する条例」は平成26年6月に制定され、その後も平成27年7月「恒久平和の日条例」、平成30年6月「スポーツ推進条例」など議員発案が活発化している。
 上越市議会の議会改革は、

1.情報発信、共有の取組
 インターネット中継、議会だよりの改革、政務活動費領収書の公開
2.議会報告会、意見交換会の取組
3.議会基本条例の検証と議会改革検討委員会の取組
4.市議を目指しやすい環境整備検討会の取組
・政治への無関心からの脱皮を(市民の理解アップ)
・議会・議員のイメージアップを(議会を変えられること)
・選挙の困難さの解決を(選挙は思ったよりトライしやすい)
・物理的課題の解決を(当選後の報酬など)
・取り巻く環境の解決を(家族・地域の理解を得る)
・女性特有の壁を打ち壊す!
5.その他の取組と今後の取組
 議員勉強会、小中学生の議会学習、タブレット端末の導入、モニター制度

と取り組んでおり、我が柏崎市議会でやっていない「市議を目指しやすい環境整備検討会」は参考になる。

 10分間の休憩をとったのち、14時40分から早稲田大学名誉教授の北川正恭氏による講演「地方議会が地方を変える 地方から日本を変える」となった。
 主な内容は以下の通り。

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1.中央集権から地方分権
 議会の役割が根底から変わってきた。それは首長の執行部と議会との関係。
 監視機能だけではなく、越えて政策提案、立法が大切になった。また執行の決定権は議会にある。25年前(1995年)に中央主権から地方分権への流れが始まった。
 知事になった時に県議会のボスがいましたから、徹底的にふたりで話をしました。「徹底的に県庁を変える覚悟がある。あなたは議会を変えたらどうだ」と言った。議会で徹底的にいじめられたが、そういう関係性が正しい二元代表制。
(1)地方分権から地方創生
 中央集権時代では、中央省庁の指示・命令で唯々諾々と選挙で選ばれた知事も従ってきた。ほとんどが国の下請け、機関委任事務であった。
 これからは、自己決定し、自己責任をとらなければいけない、創造的な力が必要な地方創生の時代である。
→ 機関委任事務の全廃
 国が総合戦略を作れというのは古いままの体制。これを破る覚悟が必要である。
(2)地方議会の役割の変化
 国と地方は対等であり、審議、調査、立法など自立した議会を目指すこと。
 毎年、議長が指名が変わるような地方議会が住民に信頼されるわけはない。

2.政務調査費と政務活動費
(1)量的削減から質的充実へ
 これままでは執行権があった自治体が有利でのため、知事・市長執行部が強く、議会がお刺身についているツマ程度の存在、しかし、「地方分権推進法」、「地方創生法」、「まち・ひと・しごと創生法」ができてから、議会の持つ力が上がった。そこで必要になったのが政務調査費。
 そして本当に自立した議員活動が必要になり、政務活動費となった。
 無駄は省なければならないが、充実させるための費用が必要。

3.二元代表制の意義
(1)民意の反映、住民の代表機関としての議会の役割
(2)議員活動と議会活動の違い
(3)議長の役割

4.議会事務局の重要性
(1)議事進行と執行部との調整に加えて、市民との窓口、政策立案、議員提案条例の制定

→ 議会と議会事務局の在り方を考え直す時期にきている。

5.全国の先進地方議会の紹介
・東京あきる野市の議会だよりは、新聞記者出身の議長がでて変わった。とにかく情報発信がうまい。
・神奈川県横浜市会は自民党市議団が選挙にあたって8本の議員発案を約束した。結果、4年間で7本を提案、可決した。
・大津市議会の議会改革は3つの大学とともに行った。

6.善政競争
 地方議会どうしあるいは地方議員同士が互いに良い政治や政策の競争が起こる

 以前にも一度お聞きしていたが、改めて、議会改革をしなければならないことを痛感する講演であった。

Adsc_002419 長岡グランドホテルに移動し、16時過ぎから地元・長岡の酒を各種、そしてビールもそろえた議員間での懇親会となった。
 しかし、大雨により、上越市柿崎区には避難勧告、我が柏崎市でも大雨警報となっているため、アルコール類は飲まず、夕食分を食べたのち、20分ほどで退席させてもらった。

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 18時過ぎ、事務所で事務仕事。かなりの大雨になっており、被害がでないことを祈るばかり。

 22時、熱めのシャワーを浴びて、リフレッシュしたのち、『マクガイバー シーズン1』のDVDで3本を観る。

2018年8月27日 (月)

平成30年柏崎市議会9月定例会一般質問通告
(「海の柏崎」新戦略、市職員不祥事と処分)

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ピーマンの油炒め、野沢菜、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室での諸雑務や担当課への問い合わせなどを行う。

Adsc_000502 13時10分、一旦、自宅に戻り、オクラ、キャベツ、小麦粉、卵、豚バラ肉、バナメイ海老を混ぜて焼いたオクラお好み焼き、トマトときゅうりのサラダ、牛乳で昼食。
 山芋の代わりにオクラを入れることでふわふわの生地に仕上がった。

 13時40分、市内某所に行き、打ち合わせ。

 15時、事務所に戻ったところで来客があり、市政に関する意見交換を行う。

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 19時30分、東学校町集会場に移動し、今年の東訪振興協議会の防災訓練に関する内容の打ち合わせ。 震度6の地震が発生したことを想定し、避難場所に集まっての点呼、状況確認、そして避難所への移動を行い、防災に関する講義と防災食訓練をやることで決定した。
 防災食は、水で作る即席麺である。

Adsc_000904 21時10分、自宅に戻り、ニンニク1房と干した唐辛子、ハバネロ・パウダーを胡麻油で揚げた激辛ニンニク油を作り、市販の醤油スープに混ぜたつゆと、市販の中華太麺(全粒粉)を茹でて冷やしたもの、小粒納豆と梅肉の和えもの、紫蘇ジュースの焼酎割、ビール500ml2本で夕食をとる。

 食後から事務所で依頼されたノートパソコンの修理を行う。液晶割れだけではなく、液晶を押さえるフレームも破損しているため、少しやっかいである。

 24時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を観る。

 平成30年9月5日から開会となる平成30年9月定例会の一般質問について以下のように通告した。
 登壇は、

平成30年9月10日(月)14時~

となった。

1.「海の柏崎」として、自然水族館など今夏の成果と今後の観光戦略について、市長の考えを問う。
→ 市長
 
今夏は、番神の自然水族館の復活やマリンスポーツ、岬めぐりなど「海の柏崎」として、これまで以上の取り組みが行われたところであるが、それらの成果及び課題、今後の改善点についてどのように捉えているのか問う。
また、全国的にレジャーとしての海水浴客は減少の一途でありつつも、海水浴客の回復に成功し、いわゆる勝ち組になっている海水浴場もある。
 当市も柔軟な発想をもった新しい「海の柏崎」の在り方を研究すべきと考えるが、柏崎市としての認識、考えを聞きたい。

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2.市立保育園の園児を選挙活動に巻き込む、個人情報の不適正な閲覧など、柏崎市職員による「公務員としての信用失墜行為」について、今後の再発防止対策をはじめ、処分の量定や公表基準について、市長の考えを問う。
→ 市長
 先の新潟県知事選挙において、公務員である保育士が市立保育園の園児を特定候補者の応援ポスターに関わらせた行為が判明し、懲戒処分が行われた。また、公務員が守るべきことを忘れたかのように、市職員が業務目的外で柏崎市民の個人情報を閲覧している事実も確認している。
柏崎市役所として、柏崎市民からの信頼を回復することが、早急に必要である。
こういった「公務員としての信用失墜行為」について、原因の追及、再発防止対策、そして懲戒処分の量定や公開基準の見直しについて、市長の考えを確認したい。

2018年8月26日 (日)

茨城県笠間市が台湾・台北市内に交流事務所を開設

 1時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、豚肉の塩麴漬け焼き、筋子、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後からも事務所で事務仕事。

 11時過ぎ、県内某市に向かって車で移動する。

 12時10分、車中でコンビニで購入したブリトー(ハム&チーズ)、納豆巻き、牛乳で昼食。

 13時、某公共施設の会議室で打ち合わせを行う。

 15時40分、事務所に戻り、議事録の作成や資料をまとめる。

 身支度をし、18時から同じ町内会の大先輩のお通夜に出席。歌に踊りにも活躍された方であり、ご冥福を祈るばかり。

Adsc_000301 20時、自宅に戻り、豚モモ肉の麹漬けと豆苗の胡麻油炒め、小粒納豆と梅肉の和えもの、ミックスナッツ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 豆苗はエンドウ豆の若菜であり、いつも1パック買ってきて使っては、再度、水耕栽培をし、未発芽のものを発芽させて2回目を採取している。

 食後から、事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、経済に関する本を読む。

 今月、茨城県笠間市(人口7.6万人)が台湾の台北市に「笠間市台湾交流事務所」(職員1名派遣、現地職員2名)を開設した。
 笠間市は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンとして台湾が登録されており、今回の事務所開設により、さらに笠間市への来客や経済交流などを目指すという。

Taipeini

 日本の自治体が台湾に事務所に出すのは、沖縄県与那国町(2007年)、山口県美祢市(2012年)、静岡県(2013年)、高知県(2017年)に続いて、5例目となる。
 また、群馬県みなかみ町のように台南市に職員を派遣している事例もある。
 両国の自治体が双方に文化やスポーツでの交流、そして経済的な実利がでるような運用は難しいところであるが、このような事に自治体として挑戦する決断が素晴らしい。
 今後の進展に注目し、参考にしたい。

 その前に来月に予定している台湾・雲林県から招聘したソフトテニスのトッププレイヤーと柏崎市民との交流会を成功させなければならない・・・。


平成30年8月23日『産経新聞』

茨城・笠間市が台北に台湾交流事務所開設

 茨城県笠間市は23日、台湾で同市の魅力発信や現地のニーズ調査などを行う「台湾交流事務所」を台北市に開設した。同市内で行われたオープニングセレモニーには、関係者ら約140人が出席した。
 開設に先立つ22日には、笠間市の山口伸樹市長が台湾の行政院(内閣に相当)関係者を表敬訪問した。山口市長は文化政策などを担う「文化部」の丁暁菁(ディンシャオジン)政務次長(副大臣に相当)と、「中華オリンピック委員会」の宋守智(ツァンソウジ)副秘書長と面会。笠間市と台湾の相互発展に向けて意見交換を行った。
 同市は東京五輪で台湾ゴルフ選手団の事前キャンプ地誘致を目指しているほか、台湾との交流事業を推進する「ホストタウン」に認定されている。
山口市長は「交流事務所が台湾と笠間市、茨城県との懸け橋となり、さまざまな分野の交流が図られることを期待している」とのコメントを発表した。

2018年8月25日 (土)

自民党新潟県連政治学校講義「新潟の交通政策について」

 1時、就寝。

 7時に起床し、約1時間、低温ミストサウナや水風呂で目を覚ます。

 8時40分、ホテルをチェックアウト。

Cdsc_00041 9時、「いろり庵きらく 上野店」(電話:03-3847-5236)に入り、「朝食そば 380円」に単品の「かき揚げ 130円」を追加して510円の朝食をとる。
 天玉蕎麦を食べたかったための選択であったが、卵が生ではなく、温泉卵で「コレジャナイ」感があり、少し不満。そして、天玉蕎麦の値段を見れば「かき揚げ天玉 490円」・・・。

 上野駅に移動し、9時34分発のE4系の上越新幹線「Maxとき313号」に乗り込む。

 11時34分、新潟駅に到着し、タクシーで自民党新潟県連に移動。

Cdsc_00062 12時、自民党新潟県連に到着し、「とんかつ 松吉」(電話:025-285-7324)の出前「カツ丼 850円」で昼食をとる。
 新潟らしいタレカツ丼であり、4枚のカツがご飯の上にドーンとのっているタイプ。卵とじ系のカツ丼なら垂直掘削など、ベストな配分で食べ進められるが、タレカツ丼は難しい。

Cdsc_00103 12時20分から自民党新潟県連青年部局役員会となり、組織委員長として決定している事項の報告などを行う。
 来月15日に三条市においてTOSS(Teacher's Organization of Skill Sharing)との意見交換会を実施予定であり、その他には新潟2区内での街宣活動など、やるべき事がある。

Img_3650 14時から第三期LDP新潟政治学校の第2回目講義を傍聴。
 今回は新潟県土木部の中田一男部長を講師に「新潟の交通政策について」という講義である。
 主な内容は以下の通り。

・生まれは糸魚川市。小学校は上越市、それ以来は新潟市におり、花角知事と高校。土木技術者として新潟県庁に昭和57年に入庁した。
・新潟県の土木予算は(1)安全・安心のための確保、次に(2)活力ある新潟のための社会資本、そして(3)建設産業の振興という3つで構成されているが、花角知事はうち(1)(2)が既に選挙公約に入っており、今後、新潟県全体のプランが変わっていく。
・新潟都市圏の都市交通のすがた(平成17年3月に決定)がほとんど変わっていない。

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→ 郊外分散型の土地利用からコンパクトな市街地形態への転換が必要
  公共交通利用の誘導強化など新たな取り組みが必要
 <将来の都市圏構造>
  環日本海における国際交流拠点の形成を目指す
 『多角連携型の都市圏構造』の形成を目指す
・新潟市は政令市になる際に合併が目の前にあったため、ほとんど変わらず進んでいない。何十年も同じことを議論している。
・平成29年に県内7地域を分けた広域都市計画マスタープランが策定されたが、ほとんどは市町村に権限移譲されているので、新潟県としてものが言える状態ではなくなった。
 <現況と課題>
  高次都市機能と人口が集積する新潟県の中枢圏域
  日本海国土軸の中心拠点としての圏域
  田園広がる自然環境の豊かな圏域
  多様な災害リスクを有する圏域
・1997年3月時点での都市計画道路鳥屋野潟公園線では、モノレールも構想に入っていた。幅員55mの道路で、中央帯がスポーツ施設をつなぐモノレール。

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・新潟空港への空港アクセス道路は新潟県と新潟市で取り組んだが、幅員22m。滑走路を一つ無くせば、そのまま空港に乗り入れでき、軌道も作れる。
・平成28年10月、新潟県内には初めて村上市が歴史的風致維持向上計画の認定を受けた。地元が頑張ることが大切。

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・南魚沼市の牧之通りも同様であり、地元の熱意がまちづくりには必要。

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・災害対策や海外からの物流向上のため、重要物流道路制度ができた。災害が多く、5県と隣接する新潟県だからこそ、災害に強い道路が重要となる。
 <機能強化・重点支援>
  トラックの大型化に対応した道路構造の強化
  災害時の道路の啓開・復旧の迅速化(地方管理道路の災害復旧等代行制度の創設)
  民間直結スマートICに係る無利子貸付制度の創設
・新潟県の土木予算は平成8年をピークに、現在は半分近くまで減っている。国家予算でも公共事業関係費が減ってきており、社会資本整備がどうなるのか不安がある。

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 質疑応答の時間となったので、1つだけ確認の質問をさせてもらった。

Q.多くの課題があるとは思うが、やはり新潟空港までの公共交通のインフラを整備すべきであり、新幹線の延伸ができなくとも仙台空港のようにアクセスが容易にならないと、いくらLCCをもってこようが、新潟空港の宝の持ち腐れになる。民営化をすることも、ほど遠い。新潟県庁の中の雰囲気は、どのような感じなのか。
A.空港アクセスについては雰囲気が変わりつつある。米山前知事はしないと決断したが、以前よりも前向きな方向になっている。

 16時に終了となり、某氏の車に乗せてもらい、帰路につく。

Udsc_0004 18時、「CoCo壱番屋 新潟柏崎店」(電話:0257-20-6277)に入り、「シーザーサラダ プラス半熟卵 330円」、「パリパリチキンカレー+茄子 200g 10辛 961円」に「ガーリック 51円」をのせたもので夕食をとる。

 18時30分、自宅に戻り、不在であった間の郵便物やFAXなどを処理。

 22時、熱めの風呂に入ったのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2018年8月24日 (金)

2018台湾視察4日目:大雨の中の帰国

 現地時間1時(日本時間2時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間5時に起床し、シャワーを浴びたのち、荷物のパッキングを行う。大雨であり、タクシーの予約も難しい状態。

Bdsc_000101 現地時間5時55分、ホテルをチェックアウトする。
 タクシーで高雄国際空港まで移動。途中、地元の味である1954年創業「傳統早點美食 興隆居」(電話:07-261-6787)に立ち寄り、スープ入り肉まんの「湯包 18元」、無糖豆乳を購入する。あいかわらず、朝から大行列の人気店である。

Bdsc_000404 現地時間6時40分、高雄国際際空港に到着し、バニラ航空にチェックイン。
 荷物が軽くなったところで、買ってきた湯包をまだ温かい無糖豆乳とともに朝食として食べる。
 スープが飛び出る湯包は、安定の美味しさであり、口中いっぱいに幸せが広がる。

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 大雨のため、搭乗案内が30分ほど遅れたJW130便に搭乗し、現地時間8時50分に離陸。機体はシャークレットが付いたエアバスA320である。

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 約3時間20分のフライトののち、13時40分、無事に成田空港第3ターミナルに到着。

 預けた荷物をピックアップ、入国審査(自動化ゲート)、税関を通り、14時22分発のスカイライナー24号に乗り込んで京成上野駅に向かう。
 向日葵のミストが面白い。

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 15時03分、京成上野駅に到着。諸雑務を済ませたのち、「ねぎし 上野駅前店」(電話:03-5807-1588)に入り、牛たんうす切り6枚12切、とろろなどが入ったお得のランチ「がんこちゃんセット 1100円」で遅めの昼食をとる。
 かなり空腹であったため、普通盛りの麦飯のあとは、大盛り麦飯2杯ですっかり満腹となった。

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 16時過ぎ、宿泊先のホテルにチェックイン。シャワーを浴びたのち、スーツに着替え、都内某所に向かって移動する。

 17時30分からの某会議に出席。世界最大出力を誇る柏崎刈羽原子力発電所のために自衛隊を使うべきと繰り返し、主張させてもらった。

 20時過ぎ、同じ会議に参加された某氏のご自宅に伺い、奄美大島の焼酎や奥様の出身地である山形県の郷土料理をご馳走になる(携帯電話電池切れのため、撮影できず)。焼酎の水割りですっかり酩酊。

 23時40分、宿泊先のホテルに戻り、大浴場の低温ミストサウナで汗を流す。

2018年8月23日 (木)

2018台湾視察3日目:ねつ造の慰安婦像、柏崎ツアー売り込み、マンゴー六次産業化、高雄市議会議員との懇談

 現地時間6時30分(日本時間3時、時差-1時間)に起床し、シャワーを浴びる。

 現地時間8時、ホテルをチェックアウトし、借り上げた専用車で移動。

Img_3470 現地時間8時30分、今年8月14日に建立されたという台湾の従軍慰安婦像を確認する。場所は、日本人観光客多く訪れる、日本統治時代の百貨店を復元した林百貨店の対面で、中華国民党の敷地内。あくまで民間で建立されたものという事になっているが、中国共産党側ともツーカーと言われる馬英久前総統もテープカットに参列している。

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 日本語による説明文は以下の通り。

 1937年12月、対日抗戦期間中、日本軍が南京を攻落し、30万の住民が殺戮やレイプされ、世界中を震撼させ、また日本に対する強い譴責をした。日本軍がその後、アジア太平洋各地で「慰安所」を設立し、騙しや脅迫、拉致などの方式で、占領区の若い女性を「慰安婦」、として強制徴用して、日本軍の姦淫に供し、被害された女性は約20万ないし40万人に上ると言われ、台湾も少なくとも1200人が被害されているという。
 1996年1月、国連人権委員会が「慰安婦」に関する調査報告を公表し、「慰安婦」は第二次世界大戦・「日本軍の性的奴隷」だと認定し、これは戦争罪であり、日本政府は責任を負い、謝罪と賠償をしなければならないと認定された。現在までには、アメリカ・カナダ・EU・韓国・中華民国等の32カ国の国会が国連の調査報告を支持したが、日本政府は依然として責任を負うことや謝罪・賠償を拒否している。
 辛うじて生き残した「慰安婦」の正義を勝ち取る勇敢な行動は、すでに国際婦女人権運動の模範となった。本日、この銅像を安置することは、中華民国の国民は決して「慰安婦」の悲惨な歴史を忘れず、さらに彼女たちの奮闘ぶりに対する尊敬と支持の意を表す。

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 完全に嘘の歴史であり、いくら記事を撤回したとはいえ、ねつ造記事を世界に発信し続けた『朝日新聞』の罪は重い。

Adsc_001311 「修安扁擔豆花」の謝社長にご案内頂き、現地時間8時30分、地元の超人気店「永記虱目魚丸」(電話:06-222-3325)に入って、看板メニュー「肉燥飯 25元」、「綜合湯 110元」で朝食。
 いままで食べた魯肉飯、肉燥飯の中で3本指入りの味わいであり、綜合湯はサバヒーの団子や皮、腹肉や海老団子、豚ホルモンが入り、かなり好みの味である。

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 オーナーも紹介してもらい、挨拶させてもらったところ、オーナー夫妻は、スキー好きで毎年のように新潟にお越しになっているとのことであった。
 柏崎で台湾フェアをやる際、是非出店してほしいお店である。

Img_3482 現地時間9時、台南市で一番大きな物流・観光ツアー会社である遠達國際企業有限公司にお邪魔し、会社見学させてもらうとともに相談。
 昨日の台湾式バーベキューで、焼酎を一緒に飲んだ林会長に柏崎を訪問するツアーを是非行ってもらえないか、柏崎市のパンフレットなどをお渡しした反応は以下の通り。

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 外部から見る目として、柏崎へのツアーになるネタとしては

1.世界最大の柏崎刈羽原子力発電所の内部見学
2.リケンの工場見学と技術説明
3.木村茶道美術館

の3つだけであり、海も山もそこまで行く特色がないとバッサリ・・・冷静な分析である。

 お礼を述べたのち、借り上げた専用車で台南市の郊外に移動。

Img_3570 豪雨のなか、現地時間11時40分、マンゴー農園の玉井之門食品行に到着。徐瑞基社長にご対応頂き、工場のなかを見せてもらう。
 予定では農園も視察するはずであったが、豪雨による被害も台南市内で発生しているほどであり、工場のみとなった。

Img_3572 これまで集団農業で農家としてマンゴーを栽培していたが、18年前に独立。天然のドライフルーツなどで6次産業化に取り組み、直接商品として販売するようになった。天然であり、かつ安全・安心の商品にすることを目的にSOS国際認証も通過した工場で、焙煎以外の工程はすべて手作りで製造。現在は、マンゴーだけではなく、色々なフルーツを使ってドライフルーツを作り、販売している。

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*日本では食べられないマンゴーの品種・山林(8月~9月)

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*マンゴー(愛文)無糖と加糖、グァバ、赤グァバ、グリーンマンゴー、パイナップルのドライフルーツ

 単なる生産者から、加工や販売まで行う六次産業化においては、生産技術に加え、経営感覚や手法をどこで学ぶのかが重要になる。
 社長いわく自らが販売者にもなることで経営感覚が身に付き、生産部門と経営部門を切り分けて、利益も上がり、多くの地域の方を雇用することができることになったという。
 そして、

 「ここでしか食べられない、ここでしか買えない高品質、期間限定を提供する」

という経営方針が貫かれていたことに驚いた。

Img_3588 現地時間12時40分、台南市楠西區の知る人ぞ知る山の中のレストラン「二層坪梅仔雞」(電話:06-5753982)へ「玉井之門食品行」社長ご夫妻からご案内頂き、お話しを聞きながらの昼食となった。
 龍鬚菜の炒めもの、名物の梅シロップに漬け込んだ鶏唐揚げ「梅仔雞」、水蓮の炒め物、豆腐の揚げ物「黄金豆腐」(トマトケチャップ付き)、シナチクの炒めもの「脆筍」、名物のウコン鶏唐揚げ「薑黄雞」、意外にさっぱりしている梅と豚ホルモンの炒め物「酸梅大腸」、朝鮮人参のような根菜とクコの実や鶏が煮込まれたスープ「枸尾雞火鍋」。

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*龍鬚菜の炒めもの

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 日本人は滅多にこないそうで、珍しい料理を堪能した。

Img_3607 現地時間14時10分、社長ご夫妻が台南市政府から経営手腕を買われ、公共施設の建物の指定管理者となったお店を視察。アイスクリームやドライフルーツを販売しており、アイスクリームは豆乳と自前のフルーツを使ったもの。大人気とのことで、当日もほとんどのフレイバー(味)が売れ切れとなっていた。

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 台湾の政府(行政)側も六次産業化の支援はするが、それはあくまで人脈づくりや勉強の場の提供のみ。経営の工夫は民間であり、それが成功したら、今度は行政の場(指定管理者として)に協力してもらうという流れは、我が柏崎市でも多いに学ぶべき事柄であった。

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Img_3613 現地時間15時、ありがたいことにお土産まで頂戴し、お礼を述べて、専用車に乗り込む。視察させてもらったばかりか、食事までご馳走になり、かつお土産まで頂戴したので、後日、お礼の品を送らなければならない。
 当初予定してた塩田及び牡蠣養殖場については、豪雨被害のため、中止となった。

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 現地時間15時40分、高鐵「台南駅」に到着。現地時間16時13分発の台湾新幹線0833号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。

 現地時間17時、高鐵「左榮駅」に到着し、タクシーで宿泊先に向かう。

 現地時間17時40分、宿泊先で定宿にしている家和商旅にチェックイン。

 シャワーを浴びて身支度をしたのち、18時50分、タクシーで移動する。

Img_3645 現地時間19時、台湾料理店「老新台菜」(電話:07-313-3077)に入る。以前よりレトロ調の店構えが気になっていたお店であり、入り口には古いかき氷機の陳列、古い映画ポスター、1960年代ぐらいのおもちゃなど好きなタイプのお店であった。

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 台湾・高雄市議会の中華新民党・呉益政議員、中国国民党・黄柏霖議員、中国国民党・陳麗娜議員の3名の議員(全員4期目のベテラン)にお越し頂いての会食。
 柏崎にお越し頂くことや、相互に恩恵のある交流事業、そして今年12月にここ高雄市で開催される「第一回ご当地キャラExpo in 高雄」に、柏崎のえちゴンが出場することになった場合の応援団になってほしい旨のお願いなどをした。
*えちゴンのぬいぐるみを自宅に忘れてくるという失態・・・。

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Img_3628 美味しい料理も多くあったが、話に集中していたため、料理名などメモ忘れ・・・。
 お土産は柏崎市のアピールもかねて、柏崎産のコシヒカリをプレゼントしたところ、名前入りの万年筆のお返しを頂き、逆に申し訳ない限り。

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 現地時間21時20分、ホテルに戻り、台湾ビールを飲みながら同行した議員との打ち合わせ。

 現地時間23時、シャワーを浴びたのち、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事を行う。

2018年8月22日 (水)

2018台湾視察2日目:雲林県スポーツ交流、特色あるコミュニティ再生・民間経営公立一貫校

 現地時間2時(日本時間3時、時差-1時間)、就寝。

 現地時間6時30分に起床し、シャワーを浴びる。

Adsc_000202 現地時間7時、ホテル7階の食堂に行き、ビュッフェ形式の朝食。キャベツの炒め物、空心菜の炒め物、豚肉の煮込み、シナチク、魯肉(滷肉、ルーロー)飯に加え、昨日、購入した冷凍の小粒納豆で軽く済ませる。
 周辺の台湾人からは奇異な目で見られてしまった。

Img_3360 現地時間7時40分からホテル近くの戦前の建物が並ぶ太平老街を見学。この斗六市の観光名所である。斗六市の名称は、原住民である平埔族が山鹿をしとめた時に出す音「ドゥルメン」に漢字を当てたもの。
 日本統治時代の古い建物が残っており、現在の韓国の方が見たら発狂しそうな旭日旗をあしらった建物やローマ字で「CHOUHATSU」(「發財(お金が儲かる)」)と書かれたものなど、味のある建物が素晴らしい。

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*2つ並ぶ「郭」さんの建物で、愛人宅と本妻宅という。それより、「原力珈琲館」が「原子力珈琲館」と間違ってしまった。

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 周辺を歩きながら、せっかくなので好物の葱油餅(蔥抓餅)の「卵入り 30元」を立ち食い。

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Img_3365 さらに周辺を歩いていたところ、創業60年の老舗「斗六西市鄧肉圓」(電話:05-533-6072)があったので、満腹であったが「肉圓 一粒 30元」を注文。いままで食べたなかでも秀逸の肉圓(バーワン)であり、店内で自由に飲める椎茸風のスープも美味い。台湾全土に支店を出すだけのことはある。

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 すっかり満腹となってホテルに戻り、荷物のパッキング。柏崎産のコシヒカリなどのお土産がかなりの量、重さなので整理が大変である。

 現地時間9時、借上げした専用車に迎えに来てもらい、ホテルをチェックアウト。

Adsc_000404 現地時間9時20分、鎮南國民小学校に到着し、雲林県政府の方にも同席してもらい、ソフトテニスでのスポーツ交流に関する会議を行う。
 柏崎市内でも競技人口が多いソフトテニスで、柏崎刈羽地区の次世代を担う選手の技術向上はもとより、国際感覚を身に着けるきっかけとするのが目的である。また、指導者にとっては、双方の指導方法の違いなど技術、意見交換の場にもなる。
 私個人としては、ここ最近明るい話題がない柏崎であるため、少しでも夢ある事業をやりたいという想いもある。
 当然のことながら、お土産はアピールも兼ねた柏崎産コシヒカリであり、邱慧俐校長にお渡しした。

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 ちなみに邱慧俐校長も女子トッププレイヤーとして1972年の第6回名古屋世界カップに出場しており、多くの名プレイヤーを育成している指導者でもある。
 会議には、2006年アジア選手権の銀メダリストであり、現在は指導者として活躍している地元・雲林縣出身の林舜武選手が同席。現在は莿桐小学校で教鞭をとりながら、次世代のプレイヤーを育成している。

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 また、ソフトテニスの女子台湾ナショナルチームのエースで、2010年から3回連続でアジア選手権大会のメンバーに選出されている鄭竹玲選手も、今後の交流事業の可能性のため同席。今年のアジア選手権大会が直前に迫っているなか、練習時間を割き、会議にお付き合い頂いた。
 結果、今回は男子プレイヤー・指導者を柏崎に招聘するということが決定。

日時:平成30年9月22日(土)~25日(火)

招聘選手:林舜武氏、陳財源氏

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 会議終了後、関係者の皆さんにお礼を述べ、再び専用車で移動。

Img_3384 現地時間12時、雲林県虎尾鎮の地元の方が通うお店として紹介してもらった「張家小館」(電話:05-632-3429)に入り、昼食をとる。
 客家らしい脂と甘辛の味がご飯を呼ぶ「客家小炒 180元」、キャベツをしゃっきりと炒めた「清炒高麗菜 100元」、シャキシャキ葱と牛肉がよく合う「蔥爆牛肉 180元」、生姜が効いた蛤、蜊のスープ「薑絲蛤蜊湯 120元」と軽め。

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*豚バラ肉の細切りや葱、イカやアミエビが入った客家小炒

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*葱たっぷりの蔥爆牛肉

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*薑絲蛤蜊湯

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*大きめのキクラゲがポイントの清炒高麗菜

 食後、再び専用車で移動する。

Img_3414 現地時間13時、雲林県虎尾鎮北溪里の彩繪剪紙藝術村に到着。この地区の発展協会の理事長・江炳辛氏にご対応頂いた。
 そもそもこの地域は高齢化が進んでおり、特色あるコミュニティづくりのため、7年前に取り組んだのが、剪紙のデザインをまちに施すことであった。

Img_3424 登録している地域の住民は1005人、287世帯。実際は500人程度しか住んでおらず、65歳以上の高齢者がほとんどであるが、このまちづくりで活性化と若者の移住が少しであるが実現できている。実際に、インターンとして芸術を勉強している若者を迎え入れるようになったという。

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Img_3435 当初は、古典的な中国風の絵であったものの、現在はオリジナルの絵柄で地域全体を装飾している。 公の施設だけではなく、民有地、民家の壁、電柱など同意をもらって、統一感をもってまちづくりが行われており、非常に面白く、参考になる取組である。

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Img_3421 ここまで一所懸命であれば、やはり政府も支援を行い、石畳を敷き詰めるなどの事業が行われたという。
 剪紙の体験教室もやっており、柏崎市内でも趣味にされている方もいるので、今後の交流事業としても面白い。
 今後、この芸術村は剪紙だけではなく、今後は金属板のデザイン加工でまちづくりに取り組むという。

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 「やるなら徹底してやる」というまちづくりを見せてもらい、柏崎市内のまちづくりもこういった心意気が必要だと再認識した。
 お礼を述べ、また専用車で移動。

Img_3439 現地時間15時過ぎ、雲林県蔦松國中芸術学校に到着し、総務主任・呉國瑞氏、張凱瑞校長から対応頂き、視察させてもらう。
 この学校は民國61年(1972年)に中学校としてスタートしたが、少子化などにより生徒数が激減し、2014年には38名まで減ってしまったが、2015年に施設は公のまま、教員は公務員、経営主体を民間にし、(1)美術、(2)音楽、(3)古典中国舞踏に特化した中高一貫校として転換。現在は400名を超える生徒で、宿舎が不足しており、増築やリフォームが間に合わないほどとなっている。

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Img_3451_2 いわゆる田舎にある学校ながら、生徒数が爆発的に増えており、全国からの視察が絶えず、今回も40人乗りバス2台で視察にきた台湾国内の教育関係者団体が一緒となった。
 リフォームについても、各分野のプロの講師が美術スタジオ、音楽スタジオ、舞踏練習場として最適なものになるよう知見を提供している。これも民間経営、民間資金調達の部分があるからこそ、柔軟な運用。

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 生徒の男女比は女子がやや多く、男女を別にした方が学習意欲が高くなることから、男女が同じ廊下を通らないよう工夫されている。

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Img_3449 タブレットや電子機器などは禁止にしており、基本的な勉強方法に回帰。日本はもちろん海外からの留学生も多く20名ほどが宿舎に入り、勉強している。
 絵も何も描いたことがないゼロからのスタートで、高校生レベルになると写実的な油絵を仕上げられるほど、専門分野の知識の習得が早くなるようなカリキュラムであり、それが魅力で生徒が集まるとのこと。

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Img_3448 特に感じたのが、学校が民間経営であるからこそ、経営判断が早い事である。そして、学校の収入源が、政府からの補助金、市民や民間企業からの寄付・投資で成り立っているため、自由度も高い。
 学校も「特色が無ければ生き残れない」ことを念頭に、信念をもって学校経営をしている、との校長の強い言葉が印象的であった。
 通常の公立学校では、教員が長年の勤務を経て、学校経営を行う校長となるが、この部分の発想を切り替えたところにポイントがあるように思える。つまり、教員は基本的には教えることのプロであって、経営のプロではない。経営及び特色として特化した専門分野は民間のプロに任せるという切り替えが素晴らしい。

Img_3455 柏崎市内においても、新潟産業大学はもとより、既に廃校となって朽ち果てるのを待つだけの校舎、そして少子化により統合を余儀なくされる学校があるが、こういった取り組みをすることができれば、人口増も夢ではないと思われる。
 また、男女共学が当たり前という時代に男女別、しかも廊下でさえもすれ違わないようリフォームするなど、ある種の哲学も見え、民間経営ならではの思い切りの良さがでていた。これこそが我が柏崎市が参考にすべき、学校経営ではないかと感じたところである。今後の教育分野での議論の参考にしていきたい。

 お礼を述べたのち、専用車で高鐵「嘉義駅」まで移動する。

 現地時間16時過ぎ、高鐵「嘉義駅」に到着。現地時間16時34分発の台湾新幹線0841号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。

 現地時間17時、高鐵「台南駅」に到着し、タクシーで宿泊先に向かう。

 現地時間18時10分、宿泊先の「康橋商旅Kindness Hotel 台南民生館」にチェックイン。アイスクリームやフルーツ、デザートが1階で無料提供されており、さらに簡単な夕食も無料提供されている、別名「デブ製造ホテル」である。

 お土産や柏崎の紹介パンフレットなどを大量に持ち、10分後にタクシーで移動。

Img_3458 現地時間18時40分、「修安扁擔豆花」に到着し、オーナーの謝社長や台南市内の老舗企業経営者の皆さんと台湾式バーベキューを堪能する。
 経営者の皆さんには柏崎市産のコシヒカリなどをお土産としてお渡し、とにかく一度柏崎に遊びに来てもらえないかと猛アピール。

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 美味しい牡蠣焼きや地元で獲れたばかりの蟹など、台湾ビールで楽しんだ。

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 現地時間21時過ぎ、一次会?がお開きとなったので、タクシーでホテルまで戻る。

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*入ってみたかった日本式喫茶店「侘び茶」

 ホテルに戻り、シャワーを浴びたのち、1階レストランで無料の小籠包などをつまみながら、同行した議員と今日の反省会と明日の打ち合わせを行う。

 現地時間24時、就寝。

2018年8月21日 (火)

2018台湾視察1日目:雨の雲林県斗六市
台湾で市販納豆調査

 2時、就寝。

 6時30分に起床し、熱めのシャワーを浴びて目を覚ます。

Tdsc_001105 7時、ホテル1階にて、小粒納豆、塩鯖焼き、鶏のすき焼き風煮込み、有機野菜サラダ、玉子焼き、ソーセージ、生卵2個、梅干し、焼き海苔、麩と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
 生卵をご飯にかけたのち、焼き海苔を手でちぎってちらした卵かけご飯にしたが、近くにいた外国人らしき方が食い入るように見ていた。

 7時40分、ホテルをチェックアウトし、徒歩で京成上野駅に向かう。かなりの重量の荷物なので、汗だくとなった。

Tdsc_001306 8時25分発のスカイライナー15号に乗り込み、成田空港に向かう。今年5月31日、京成電鉄と台湾の桃園メトロが相互連携に関する合意書を締結したため、スカイライナーの車体には台湾関係のものが多くラッピングされていた。

Tdsc_001407 9時9分、成田空港第二ターミナルに到着し、スクート航空のカウンターでチェックインをし、荷物を預ける。柏崎産コシヒカリなど大量の荷物だったので、同行者で制限重量以内になるようスーツケースを分けて、預けることができた。その後、ボーディングの時間まで余裕があったので、以前より気になっていた入出国の自動化ゲートの登録を行った。これで、長い列に並ばず、日本での出国と再入国ができる。

 セキュリティーを通り、早速、自動化ゲートで出国。

 11時45分過ぎ、TR899便に乗り込む。機体はボーイング787である。

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 予定離陸時間は12時であったが、滑走路が混雑しているとのことで40分の遅れでテイクオフとなった。

Tdsc_002313 2時間30分のフライト中は、5シンガポールドル(約400円)というナッチョ・チップス&チェダーチップソース(気圧の関係でパンパン)、同じく5シンガポールドルのコカ・コーラゼロでジャンクな昼食とりつつ、電子書籍で『高熱隧道』を読む。
 泡雪崩など知らない事象もあって勉強になり、かつ隧道を通すことに冷酷なまでに真剣な男たちの物語で一気に読破した。

 現地時間14時50分(日本時間15時50分、時差-1時間)、台湾・桃園空港に到着し、入国したあと、荷物をピックアップ。気温33度でかなり暑いなか、タクシーで高鐵「桃園駅」に移動する。

Tdsc_002514 現地時間15時30分、高鐵「桃園駅」に到着。今日の目的地である雲林駅に停まる各駅停車の台湾新幹線が来るまで約1時間待つ。
 台湾新幹線は行き先としては、台北方面に向かう「北上」と高雄・左榮方面に向かう「南下」しかない。

 いつも思うことであるが、「南下」の表示に、柏崎に住む者としては

 「南下〔のうげ〕」

と言いたくなってしまう・・・。

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 現地時間16時10分発の台湾新幹線0841号(台灣高鐵700T型電聯車)に乗り込む。

 現地時間17時39分、高鐵「雲林駅」に到着。あいにくの雨である。

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 タクシーに乗り込み、雲林縣庁所在地である雲林縣斗六市に向かう。途中、いつもながらほのぼのとした気持ちになる、某ねずみ系キャラに似せたイラストが描かれた観光バスにも出会った。

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 現地時間18時25分、雲林縣斗六市の中心地であるロータリーに到着。宿泊先の微旅時尚旅店にチェックインする。

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 部屋で荷物の整理を行ったのち、現地時間19時、地元で評判の豚足煮込みご飯のお店「阿賜猪脚飯」(電話:05-533-5899)に入る。
 干した梅の葉っぱを煮たもの、豚足の煮込み、パクチーがご飯にのっている「梅干猪脚飯 80元」(約320円)。ご飯の味が・・・であるが、具が抜群であり、これだけでビールを飲みたいほどである。

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 副菜というよりは、炭水化物祭りのためにニンニクが効いた「乾麺 40元」(約160円)も追加。

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 スープは、「金針排骨 40元」(約160円)を頼んでみた。金針はワスレグサ(ワスレナグサとは違う)で、日本であまり食べることがない食材。口中を一気にリフレッシュしてくれる味に驚いた。

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 食べている最中もお客さんがひっきりなしに訪れる、まさに地元の人気店であった。

 同様に、地元に愛されているお店があるとのことで、現地時間19時40分、「阿国獅魷魚羹」(電話:05-535-4010)に入る。このお店は、日本のように食品サンプルが店頭にあり、非常に面白い。

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 創業60年、お店の名物であるイカの耳が入ったスープ「魷魚羹 40元」(約160円)をビールとともに楽しむ。やや甘めの味付けで、台湾らしい味であるが、個人的にはもう少しイカ臭さ?がほしかったところ。

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 すっかり満腹となったので、腹ごなしに24時間営業のスーパーマーケットなどで市販納豆の調査。
 近年では台湾でも日本から輸出された納豆を買い求める方が多いとのことでチェックしてみたところ、3パックで89元(約350円)でタカノフーズ「おかめ納豆」のシリーズが冷凍されて販売されていた。
 台湾向けの繁体字で文字が追加されたラベルであり、全種類を購入。1000円以上の出費である。

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 現地時間20時30分、ホテルに戻り、シャワーを浴びる。その後、荷物の整理や資料の読み込みなどを行う。

2018年8月20日 (月)

柏崎市役所新庁舎工事契約、約64億円
採決の退席、再び

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、めかぶ、豚肉味噌、豆腐と若布の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Dsc_0002 8時40分、市役所に移動し、9時から議会運営委員会に委員として出席する。
 主な協議事項は以下の通り。

1.9月定例会議について(既に一部決定済み)
日時:9月5日(水)10時~
予定議案:
「議第81号 平成30年度一般会計補正予算(第6号)」
「議第82号平成30年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」
「議第83号平成30年度介護保険特別会計補正予算(第1号)」
「議第84号平成30年度水道事業会計補正予算(第1号)」
「議第85号平成30年度下水道事業会計補正予算(第2号)」
「議第86号 柏崎市議会議員及び柏崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」

 公職選挙法の改正に伴い、市議会議員選挙におけるビラの頒布が平成31年3月から可能となることから、同選挙に係るビラの作成に要する経費を公費負担する改正を行うための議案。
「議第87号 手数料条例の一部を改正する条例の制定について」
 建築基準法の改正に伴い、新たに手数料を設ける等の改正を行うための議案。
「議第88号 西山町いきいき館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するための議案。
「議第89号 西山町いきいきデイサービスセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 本施設において介護予防・日常生活支援総合事業を行っていることに伴い、所要の改正を行うための議案。
「議第90号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、家庭的保育事業等における代替保育及び食事提供の特例の規定を改める等の改正を行うための議案。
「議第91号 史跡・飯塚邸設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するなどのための議案。
「議第92号 高柳産業福祉会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するための議案。
「議第93号 ワークプラザ柏崎設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づく検討結果を踏まえ、利用料金を改正するための議案。
「議第94号 産業拠点強化を促進するための市税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
 県知事の認定を受けた地方活力向上地域等業務整備計画に従って、本社機能等の移転を行う企業等の事業者に対し、固定資産税の課税免除を行う規定を追加する等のための議案。
「議第95号 柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関する協定の一部を変更する協定の締結について」
 公の施設の相互利用協定を締結している出雲崎町の施設について改正があったことを踏まえ、当該内容の改正等所要の改正をするための議案。
「議第96号 市道路線の廃止について」
 県道の道路改良に伴う2路線及びそれ以外の道路改良に伴う5路線を廃止する議案。
「議第97号 市道路線の認定について」
 県道の道路改良に伴う1路線、それ以外の道路改良により認定する6路線及び国道353号線改良工事に伴い発生する旧道部分の移管に係る1路線を認定する議案。
「議第98号 平成29年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成29年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。
「議第99号 平成29年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成29年度工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。
「議第100号 平成29年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
 平成29年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分を行うための議案。
「承第1号 決算の認定について(平成29年度ガス事業会計)」
「承第2号 決算の認定について(平成29年度水道事業会計)」
「承第3号 決算の認定について(平成29年度工業用水道事業会計)」
「承第4号 決算の認定について(平成29年度下水道事業会計)」
「承第5号 決算の認定について(平成29年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成29年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成29年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成29年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成29年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成29年度墓園事業特別会計)」
「選第9号 教育委員会教育長の任命について」
「選第10号 教育委員会委員の任命について」
「選第11号 公平委員会委員の選任について」
「報第23号 平成29年度水道事業会計継続費精算報告書」
「報第24号 平成29年度下水道事業会計継続費精算報告書」
「報第25号 平成29年度ガス事業会計に係る資金不足比率報告書」
「報第26号 平成29年度水道事業会計に係る資金不足比率報告書」
「報第27号 平成29年度工業用水道事業会計に係る資金不足比率報告書」
「報第28号 平成29年度下水道事業会計に係る資金不足比率報告書」
「報第29号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率報告書」
「報第30号 公益財団法人かしわざき振興財団経営状況報告書」
「報第31号 株式会社じょんのび村協会経営状況報告書」
「報第32号 株式会社柏崎ショッピングモール経営状況報告書」
「報第33号 株式会社カシックス経営状況報告書」
「報第34号 平成29年度柏崎市教育委員会点検・評価報告書」

2.議員定数の報告書案について
 各会派持ち帰りにし、9月5日に決定。

 「議会運営委員会:議員定数の検討結果について(案)」(pdf形式)

→ その後には議員定数削減の発案をし、議場での採決に臨みたい。

3.その他
(1)各会派の来年度予算要望について
 10月20日過ぎ、10月いっぱいに来年度予算要望を行う。
 後日、日程調整を行う。
(2)議場での呈茶について
 柏崎茶道会、柏崎市民茶会実行委員会からの要望で、アピールのために9月定例会の議場において、お茶をたて、提供したいというもの。
 9月30日に初めて柏崎市民茶会を開催するということもあり、本会議前の実施。

→ 受け入れ自体に賛成の意見を出したものの、議場では飲食禁止の項目が古い傍聴規則に残っており、またお菓子を議場で食べるのか、という意見がでた。規則は傍聴人が対象であり、議員は対象ではない。
 結果、今回は特例ということで、受け入れ許可となった。
 実施日は後日調整。

(3)次回議会運営委員会の日程について
 9月5日(水)9時~ 第一委員会室

Dsc_0004 10時から平成30年8月随時会議(第13回議会)に出席する。今回も入院中の加藤武男議長に代わって副議長が議長席に座った。入院とは言っているが、診断書もなく、病名も明かされないまま、2か月以上公務を休み、かつ議長としての報酬を得ている。他の議会からは考えられないことである。
 本日の議案は、全部で5つであり、そのうち3つは柏崎市役所新庁舎建設に関するもの。まずは、最初に提案された出向職員や林道維持管理料などの補正予算が含まれた

「議第76号 平成30年度一般会計補正予算(第5号)」
・127.9万円

については、賛成。
 その後の市役所新庁舎関連の議案

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「議第77号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(建築本体)工事)」
 市役所新庁舎の建設工事のうち建築本体工事を行うための議案。
 47億4012万円

「議第78号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(電気設備)工事)」
 市役所新庁舎の建設工事のうち電気設備工事を行うための議案。
 7億2900万円

「議第79号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(機械設備)工事)」
 市役所新庁舎の建設工事のうち機械設備工事を行うための議案。
 9億2880万円

は、この時期の、しかも建設位置が海抜11mから2mになるというリスクもある新庁舎建設には、ずっと反対をしてきたため、退席をした。
 反対の討論をしたかったが、所属会派としては賛成をしており、年度当初予算と同様の退席
 市役所新庁舎関係の3案、約64億円が一括で採決され、契約案件が可決した。
 某氏からは、建設関係の票が無くなって選挙には不利になるとのご指摘があったが、やはり柏崎市の財政状況、今後の見通しから、おかしいものにはおかしいと言わねばならない。

 ここで議場に戻り、残りの1案

「議第80号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
 藤元町除雪基地に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。

に賛成し、すべての議案が可決したところで、閉会となった。

 11時30分、一度、自宅に戻り、着替えなどをしたのち、郵便局や銀行などで諸雑務。

Dsc_0005 12時20分、自宅に戻り、残り物の焼きそばを細かく切り刻み、ご飯と混ぜてからおたくふくソースで炒めた神戸市長田区のB級グルメ「そばめし」、低脂肪乳、青汁、梨で昼食をとる。
 おたふくソースよりは、やはりオリバーどろソースを使うべきであった。

Dsc_0007 13時、柏崎産のコシヒカリやお菓子など台湾での訪問先用に用意したスーツケース2つ計40kg以上の大荷物をもって、柏崎駅に移動。
 両手にスーツケース、リュックに紙袋とフル装備である、さながらフルアーマー・ガンダム(もしくはアーマード・バルキリー)の様相である。

 13時11分発の普通電車に乗り、13時56分、長岡駅に到着。

 14時5分発のE4系の臨時列車、上越新幹線「MAXとき386号」に乗り込む。

 15時38分に上野駅に到着し、大荷物をコインロッカーに入れたのち、台東区内の某旅行企画会社に表敬訪問。
 何とか柏崎の冬を楽しんでもらう海外客用ツアーを作ってもらないか、との雑談風の交渉である。結果、検討はしてもらえるということで、後日、担当者と詳細をつめることとなった。

 17時20分、宿泊先である「スーパーホテルJR上野入谷口」にチェックイン。

Tdsc_000301 19時30分、台湾へ一緒に行く議員と待ち合わせのため、上野駅入谷口に行き、コンビニ「NewDays 上野入谷改札外店」で100円引きの「生ビール 298円」を飲む。
 かのセブンイレブンもコンビニで生ビールを提供するとしたものの中止になったが、NewDaysでは続行しているようで、他にもお店の周辺でゴクゴクと飲んでいるカップルや中年世代が多く居た。

Tdsc_000502 合流したのち、20時25分、立ち飲みの王道とも言える、「肉の大山」(電話:03-3831-9007)の立ち飲みコーナーに入り、お約束の「メンチカツ 200円」や110円の串焼き数本、生ビール、ハイボールを飲む。
 肉汁熱々のメンチカツに氷たっぷりの冷えたハイボールで英気を養った。

 21時40分、シメとして、「富士そば 上野店」に入り、「天玉そば 470円」を注文。注文時に温泉卵か生卵か聞かれたので、生卵と指定したものの、出てきたのは温泉卵入りであった。
 たまには温泉卵での天玉そばの食べ方シーケンスを研究するのも良いかと思い、そのまま完食。

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やはり、生卵の方が「いつ黄身を崩すのか問題」などもあり、面白い。

 22時過ぎ、ホテルに戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 23時から持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事を行う。

2018年8月19日 (日)

イトーヨーカドー柏崎閉店37年の歴史に幕
「小学生お仕事体験塾」子ども議会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、豆苗のバター醤油炒め、べったら漬け、しめじの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Bdsc_001809 シャワーを浴びたのち、9時、文化会館アルフォーレに移動し、「かしわざきこども大学事業 小学生お仕事体験塾」(主催:柏崎お仕事体験塾実行委員会)の準備を柏崎市議会議員とともに行う。
 今日の私の役目は、1回目の討論サポーターと2回目の進行役である。

 10時から開始となったものの、なかなか参加者が集まらず、やっと10時30分、5名の参加者があった。

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 今回の議案は、


議第1号 平成30年度特別会計予算かしわざき子ども未来貯金

 平成30年度柏崎市の特別会計かしわざき子ども未来貯金がこのほど10億円貯まった。
 柏崎市が今よりもっと元気があって楽しいまちになるため、市内に必要な施設を建設する。

A案 水族館やレジャープール、いろいろな遊びができるテーマパーク

B案 映画館を併設したショッピングモール

平成30年8月19日提出 柏崎市長


というもの。まずは、A案の討論サポーターとして理論武装。
 空き時間にホワイトボードにレアな海洋生物(リュウグウノツカイ等)のイラストを描いたのが災いしてか、採決の結果はB案となった・・・。

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 11時10分からは7名の参加のもと、2回目のこども議会を行い、こちらでも採決の結果はB案であった。

Bdsc_002415 12時過ぎ、会場をあとにし、中部児童公園に移動。地元町内会である東学校町町内会の毎年恒例のバーベキュー大会に参加する。
 牛肉や豚肉、焼きそばなどを焼きつつ、ビールなどを飲みつつ、意見交換。明るい話題がなかなか見つからない柏崎は、これからどうなるのか、といった不安の声が多く聞かれた。

 15時、一旦、自宅に戻り、シャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

 16時30分から市内某店での懇親会に出席する。

Bdsc_002516 18時過ぎ、中座させてもらい、今日、閉店となるイトーヨーカドー丸大柏崎店に入る。
 昭和56年(1981年)4月に開店したお店であり、レストラン街で飛騨高山ラーメンを初めて食べたのも、そしてジャンボパフェの大食いに挑戦したのも良い思い出である。

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 当時はゲームセンターやパソコン専門店も入っており、シャープのパソコン(X1 turbo II)を初めて購入したときの興奮など、「何もかも皆懐かしい」(『宇宙戦艦ヤマト』沖田十三艦長風に)。
 近年では、地下の食材、総菜などでしか買い物をしていなかったが、非常に思い入れのあるお店である。

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 平成20年、中越沖地震後の復興住宅を地域分散型で建設するのか、イトーヨーカドー丸大柏崎店の利便性がある駅前に建設するのかで議会では大議論となり、私は商店街への分散型、低コスト住宅を主張したものの、結局は駅前に建設された。
 その前提であったイトーヨーカドー丸大柏崎店が閉店ということになり、買い物難民がでてしまう可能性が高い。
 こうなった以上は、議会でも考えなければならないものの(特に駅前での復興住宅建設を推進した議員)、駅周辺のまちづくりを検討するはずの新庁舎建設特別委員会が今年3月から一切開催されていない
 議会内で多数を握る勢力は、何もアクションを起こさないのである。
 さらに言えば、こんな状況のなかで71億円も使って市役所新庁舎を作る意味がまったく分からない・・・。

 19時過ぎ、T店長からの感動的な挨拶で37年の歴史を幕を閉じた。

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 柏崎市内の経済状況が悪くなり、市民の利便性に影響でるのも問題であるが、最大の損失は、

 「衰退する柏崎」

という意識を市民が持ってしまうことである。
 ちなみにイトーヨーカドー丸大柏崎店で働いていた方のなかでも、直江津店に行くため、引っ越される方もおり、人口も流出。
 イトーヨーカドー丸大柏崎店はあくまで民間のことであるので、今から何かする、ということはできないが、フォンジェの存続も含めて、議会でも取り組むべきであり、申し入れをしたいと思う。

 19時40分、自宅に戻り、シャワーを浴びてリフレッシュ。

Bdsc_004534 20時30分、台湾人の妻が挑戦したオクラとバナメイ海老入りのお好み焼き、豚モモ肉と豆苗の味噌炒め、水菜サラダ、小粒納豆と梅肉の和えもの、ビール500ml1本で夕食をとる。
 さすがに今日はビールを大量に飲んでいるため、シメとしても「もも太郎」を2本。

 食後から事務所で急ぎのメールや出張の準備を行う。

2018年8月18日 (土)

中央コミセン第8回サマーフェスタ
運を使い切ってしまった感・・・

 3時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、もやしとニラ、キャベツの牡蠣醤油野菜炒め、もずくの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 午前中は、水害で破損したパソコンからのデータ救出作業。ボランティアなので、自前の設備で直せる程度のもの3台である。2度ほどエタノールで消毒、清掃しても、まだ臭いが残っている。

Bdsc_000502 12時40分、「サッポロ一番 塩らーめん」を茹で、生卵を落として半熟状態になるようにし、多めの刻み長葱、コーン缶、付属の胡麻に加えての追い胡麻を入れた塩ラーメン、ご飯のラーメンライス、ルイボスティーで昼食をとる。

 食後からも事務所で事務仕事。

Bdsc_000703 15時50分、中央地区コミュニティセンターに移動し、16時からの第8回サマーフェスタに参加する。
 母校である柏崎市立柏崎小学校の4年生による歌とダンス、柏崎市立第一中学校吹奏楽部による演奏などが行われた。

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 今回は入場者への大抽選会が初めて行われ、1等がディズニーリゾートワンデーパスポート2枚という豪華さである。抽選券での応募をしたのち、出張の準備があるため、1時間ほどで失礼させてもらった。

Bdsc_001305 17時過ぎ、自宅に戻り、サマーフェスタの会場で購入した焼きそば、鶏胸肉の塩焼きなどをつまみつつ、来週の台湾出張のためのお土産などをパッキング。
 柏崎らしいお土産と思ったものの、気温や移動時間のこともあり、今回はお菓子と柏崎産コシヒカリである。

 20時、サマーフェスタの会場にいた某氏から、何と1等に「みいだたかお」が当選との一報が入った。会場にいなかったので無効となったが、今年分の運を使い切ってしまった感がある・・・。

 22時、月刊誌をもって、長風呂に入る。

 23時過ぎ、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2018年8月17日 (金)

『HYPER HOBBY』VOL.10で紹介、映画『炎の天狐トチオンガーセブン閻魔堂!地獄の大決戦!!』

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、水菜サラダ、ニンニクの醤油漬け、えのきと油揚げの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、11時と来客。

Adsc_002814 12時45分、ピーマン、人参、玉葱、イカ一夜干しのゲソで作ったかき揚げ、茄子の天ぷら、オクラの天ぷら、茹でてからキンキンに冷やした稲庭うどん、蟹醤ベースのつゆ、ルイボスティーで昼食をとる。
 蟹醤の深みのある塩気が稲庭うどんによく合う。

 14時過ぎから銀行や郵便局など市内をまわる。

 15時20分、市役所に移動し、会派室で資料の読み込みや諸雑務を行う。

 17時、一旦、自宅に戻り、身支度をしたのち、市内某所に移動。

Bdsc_000201 20時40分、自宅に戻り、豚挽き肉、人参、ピーマン、茄子で作った麻婆茄子、清流で育った茗荷をたっぷりのせた冷や奴、某肉屋さんの鶏モモ肉焼き、小粒納豆と梅肉の和えもの、瓜の粕漬け、べったら漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、某機関から送ってもらった資料を読む。

Bdsc_001506 特撮、アニメなどその筋では、伝説の書籍『HYPER HOBBY』(ハイパーホビー)のVOL.10にて、柏崎を舞台にした映画『炎の天狐トチオンガーセブン閻魔堂!地獄の大決戦!!』が。「エンターテイメントチェイサー」のコーナーにて紹介された。

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 次号では、橋本一監督と主演である星氏との対談が掲載され、さらに柏崎を舞台にした熱いこの映画が紹介される予定である。

「子供に夢を!柏崎に活力を!」

 残るは編集、試写、劇場公開まで、まだまだ気が抜けない。

 『HYPER HOBBY』VOL.10・・・個人的には『大戦隊ゴーグルファイブ』特集にハマってしまった。

2018年8月16日 (木)

台湾に慰安婦像初設置、ねつ造の歴史が広まる

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、野沢菜、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、上越市の某社に移動し、休業で使っていないラボをお借りしての作業。

 2時間ほどしてから、残りの作業を熟知した方にお願いし、柏崎まで戻る。

Adsc_002312 12時、1.7ミリのスパゲティと低脂肪乳、佐渡バター、たらこの昆布漬けを使ったたらこスパゲティ、トマト、茄子の浅漬けで昼食をとる。
 本来であれば生クリームを使うところ、佐渡バターと低脂肪乳でこってり感をだしたかったが、やはり力不足、脂肪不足であった。

 14時、16時20分と来客があり、近況報告や今後のことなど懇談。

Adsc_002613 18時40分、サーモンの西京漬け、ニンニクのスライスを唐辛子とともに胡麻油で揚げたニンニクチップ、ブロッコリーサラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。
 北海道産の頂きもののブロッコリーは、何もつけずとも甘い一品であった。

 食後から事務所で紙資料の整理。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 嘘をつき続け、日本を貶めてきた朝日新聞が認めた「ねつ造の従軍慰安婦」問題。
 日本軍が強制連行してきたなどの嘘証言を垂れ流した結果、日本を責め、賠償金を求める格好の材料となっている。
 さすがに韓国だけかと思いきや、今度は台湾でも従軍慰安婦像が台南市に建立されたという。

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 林百貨店のすぐ近くにある国民党の敷地内であり、民地であるため台湾政府としてのものではない。
 馬英九前総統が日本に謝罪と賠償を求めると言っているようであるが、無知にも等しい。
 慰安婦はいたが、あくまで民間業者の女衒がビジネスとして連れてきたのであり、給料も支払われ、いわゆる性奴隷ではない。
 韓国も台湾も当時は日本であり、日本軍が強制連行したとするなら、自分たちの祖先がやったと言っているようなもの。
 昨日、参拝した靖國神社には、日本兵として出征し、祀られている台湾人は2万8000柱。アジア独立のため戦った台湾人日本兵のためにも、台湾での良識ある声、対応を願いたい。
 来週、台湾に行くため、現地の状態も見てきたいと思う。


平成30年8月15日『新潟日報』

台湾で慰安婦像初設置

 台湾南部、台南市内で14日午前、旧日本軍による従軍慰安婦問題を象徴する銅像の除幕式が行われた。台湾の野党、国民党の馬英九前総統が出席し「日本政府は謝罪と賠償を行うべきだが、民主進歩党(民進党)の蔡英文政権は発足以来この(謝罪と賠償の)問題で態度を表明していない」と批判した。
 台湾には元慰安婦が存命しているが、慰安婦像の設置は初めて。日台関係に影を落とす可能性もある。
 慰安婦像設置は国民党主導で行われ、像が設置されたのは台南の国民党支部の一角。台湾政府筋は「銅像に政府は一切関与していない」と強調した。
 
馬前総統は蔡政権が進める国民党独裁政権時代の不正義を正す「移行期の正義」政策を引き合いに出して 「日本に賠償を求めてこそ慰安婦の正義が実現する」と強調した。
 慰安婦問題への対応を巡っては与野党で温度差があり、国民党には11月の統一地方選挙に向けて有権者の共感を得やすい問題で与党を攻めようとの政治的な思惑もうかがえる。銅像は高さ152センチ、抵抗しえない苦悩を抱える慰安婦の少女をイメージしたという。
  一方、台北市内の日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の前で
は14日午前、女性団体などが慰安婦問題への日本政府の謝罪などを求めて抗議の座り込みを行った。

2018年8月15日 (水)

平成最後の「停戦の日」靖國神社参拝
2020東京五輪、台湾正名運動

 2時、就寝。

 7時に起床し、シャワーを浴びる。

 7時40分にホテルをチェックアウトし、市ヶ谷に向かって移動。

Adsc_000301 8時10分、市ヶ谷駅に着き、「松屋 市ヶ谷店」(電話:03-5211-6730)にて、「選べる小鉢の玉子かけごはん 290円」で納豆を選択して、朝食をとる。おかずが少ないものの、好物の紅生姜がたっぷりテーブルの上にあるので、丼ご飯の1/3を納豆で、1/3を紅生姜ご飯で、そしてラストの1/3を生卵かけご飯で食べるという学生のような朝食となった。

Adsc_000603 8時40分、靖國神社の境内に入り、毎年恒例で行っている帝國陸軍高田歩兵五十八聯隊の関係者・歩五八会が植樹した山桜「五八桜」の状態を確認する。
 しかし、例年の姿はそこになく、綺麗な庭園として整地されていた。移植したのか、どこにいったのか確認しなければない。後日、問い合わせたいと思う。

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 8時45分、草莽全国地方議員の会のメンバーと合流し、昨年と同じように今回から参加する新しいメンバーとの名刺交換や従来からのメンバーと近況報告や情報交換を行う。

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 9時から「靖国神社を参拝する全国地方議員の会」として、参拝。

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 参拝後、九段下駅近くに移動し、2020東京五輪「台湾正名」推進協議会や台湾研究ファーラムなど台湾を応援する皆さんとともに、署名活動を行う。
 約1時間ほどマイクを握りつつ、通りかかる皆さんの他にも知った顔を見つけては署名をお願いした。

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 千葉県浦安市議会の西川嘉純議長にもお願いし、快く署名を頂いた。

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Adsc_001910 12時過ぎに失礼させてもらい、12時30分、近くの喫茶店で某大学の歴史サークルの皆さんと意見交換。
 あまりの暑さでスポーツドリンクやアイスコーヒーをがぶ飲みしたので、食事をとる気分になれず、差し入れでもらった「黒糖コッペパン ミルククリーム」で昼食にする。

 東京駅に移動し、13時40分発の上越新幹線「とき323号」に乗り込む。

 15時25分、長岡駅に到着し、15分の待ち合わせののち、普通電車に乗り換え。

 16時23分、柏崎駅に到着し、自宅まで徒歩で戻る。シャワーを浴びたのち、事務所で事務仕事。

Adsc_002111 18時10分、スーパーで半額になっていたジャンボ肉餃子、グリーンサラダ、チェダーチーズ、ごま豆腐、ビール500ml3本で夕食をとる。
 昼食が軽かったのと、昼間に大汗をかいたので、シメは「サッポロ一番 塩らーめん」1袋を水を少なめにし、卵を入れてかき玉風にした塩ラーメン。

 食後からも事務所で事務仕事。

 23時から月刊誌、週刊誌などを読む。

2018年8月14日 (火)

平成30年草莽全国地方議員の会夏季研修会(国連の実態、再確認の防災知識)

 1時、就寝。

 4時に起床し、愛車で県内某市に移動する。

 5時、企業経営者の皆さんが集まりになっての早朝勉強会にボランティア講師として出席。放射線の実態と原子力発電の今後の見通しについて約30分お話ししたのち、40分ほどの意見交換を行う。

 7時、持参してきたおにぎり2個(たらこ、昆布佃煮)を食べつつ、魚沼方面に移動。

 9時過ぎ、所要を済ませたのち、帰路につく。

  一旦、自宅に戻って諸準備したのち、柏崎駅まで送ってもらい、11時14分の特急に乗り込む。

 11時38分、長岡駅に到着し、売店でミックスサンドイッチ、魚肉ソーセージ、ゆで卵2個、牛乳を購入。

 12時4分発の上越新幹線「とき360号」に乗り込み、売店で購入したもので昼食をとる。

 13時44分、東京駅に到着し、タクシーで参議院議員会館に移動。

Img_3302 地下会議室B102号室に行き、14時30分から草莽全国地方議員の会、平成30年夏季研修会に副会長として出席する。
 冒頭は、会長である東京都杉並区議会・松浦芳子議員からの挨拶。来年に統一地方選挙があることから、今年は参加者が若干少なめとなった。4年に1回は参加者が大きく減るのが地方議員の会らしいといえば、らしい。

Img_3308 14時40分から研修Aとして、元千葉市議会議員・前衆議院議員(草莽全国地方議員の会特別顧問)田沼隆志氏から「行ってわかった国連の問題」として、講演をして頂いた。
 主な内容は以下の通り。

・国連で登録している保守系団体がないことに驚かされた。
・同時通訳をしており、英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語で話さなければ相手にされない。
・発言するには、かなり費用がかかるのが実態。そんななか、物量でとにかくスピーチをする団体もあり、間違った伝わり方をする。
・人権、文化といった事柄はほとんどがジュネーヴで決められている。
・国連は政治利用の場と化している。間違った言説が世界的に流布され、とりわけ従軍慰安婦が拡散されている。

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・従軍慰安婦の件で、在外の日本人がいじめに合う事例が多い。日本人と分かった段階でお店で唾をかけられた事件もあった。
・2018年3月14日、第37回期国連人権理事会のItem4でスピーチを行った。<内容>
1.昨年6月、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が「日本政府はメディアに圧力をかけて報道の自由を侵害している」と報告したが、それは全くの間違いである。
2.SNS、特にフェイスブックは、言論の自由を侵害している。日本のユーザーが特定の国を批判する投稿すると、明確な理由提示もないまま、投稿削除やアカウント停止がなされている。
3.国連自体が言論の自由を侵している疑いがある。特定の国に関する批判的活動を国連で行うと、何の理由提示もないまま国連入館証がはく奪される事例が起きている。
・国連では、「言ったもん勝ち」となっており、検証、審査、吟味する能力がない。
・従軍慰安婦問題、クワラスワミ報告などはほとんどエログロ雑誌のレベルである。
・ねつ造ができ、それが国連の勧告として権威をもってしまうのが最大の問題。
・国連派遣団が聞きに行く相手、情報源が間違っている、一定のバイアスをもっているところに行っている。かつて「日本の女子学生13%が援助交際」と国連報告者の発言したのも同じ。
・国連の場は戦場であり、言ったもん勝ちの世界であることを認識して戦わなければならない。
・アメリカが人権理事会で戦うのは無意味とし、脱退した。
・日本の味方というよりは、正義を信じるアメリカが抜けたことにより、人権理事会では日本は中国などに歴史戦で今度、さらに厳しい立ち位置になる。
・国連幻想から脱却し、言論の戦場という認識をもつことが大切である。

 講義ののち、活発な質疑応答、というよりは国連という、一見ありがたいような名称と中身がいかに違うのか、という熱い意見交換となった。

Img_3311 意見交換が長くなったことから予定より20分遅れで、15時20分から拓殖大学大学院地方政治行政研究科特命教授・拓殖大学防災教育研究センター副センタ―長・濱口和久氏を講師に「再確認の防災知識、次世代への防災教育について」と題した講演となった。
 最近、大きな自然災害が続いている現在の日本にとってはタイムリーであり、主な内容は以下の通り。

(1)災害大国・日本
・これからも続く自然災害(地震、火災、噴火、雪害、台風、水害、熱中症、感染症)
・テロ・ミサイルも災害になることを認識すべき
・世界の自然災害都市リスクでは、東京・横浜が最大リスク710(スイスの保険会社が算出)。パリ25、ロンドン30、ロサンゼルス100。

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(2)首都直下地震と南海トラフ巨大地震
・首都圏は、首都圏整備法に基づき整備・建設された関東地方1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と山梨県を含む地域。
・国家の衰退を招く。1975年のリスボン地震で火災、津波で壊滅し、ポルトガルの衰退の原因となった。
・南海トラフ地震が起こった場合には、最大34mの津波が想定されており、太平洋ベルト地帯が壊滅的になる。世界恐慌の引き金にもなりかねない。南海トラフ地震では日本のサプライチェーンが崩壊する。
・人が30年以内に火事で死傷する確率は0.2%、癌で死亡する確率は6.8%、南海トラフ地震は70%。
・日本では、体に感じない地震は1日に300回発生している。世界各地の地震の約10%が日本と日本の近くで発生。マグニチュード6.0以上の地震は約20%を占める。

(3)火山、台風
・台風が日本を襲うのではなく、日本が台風の通り道にある。

(4)自主防災組織と防災対策
・自主防災組織の全国平均は約77.9%。組織はあっても中身が伴っていない、何をして良いか分からないといった組織が多い。
・行政がやる防災訓練で一番意味が無いのは、展示訓練で終わる防災訓練。次に無駄なのは、スケジュールとメニューをこなすだけの防災訓練。
・学校の防災訓練も見直すべき。
・防災士の養成だけでは、防災は対策にならない。防災対策=防災士養成という間違った自治体が多い。養成したは良いが、知識のブラッシュアップや被災地の社会福祉協議会との摩擦というトラブルもでてきた。一度、見直しが必要。
・結局のところ、防災士意識の定着が不可欠であり、防災、減災、知災、備災の4つが重要。
・災害対応を間違えると人災になる。

(5)公助から自助への意識改革
・自助が基本であり、公助に依存しない意識を住民にもたせることがポイント。
 大阪北部地震での高槻市の対応(ガスコンロを3000セットを行政が配った。行政依存が残る)
 西日本豪雨での総社市の対応(被災した市民に一律5万円の見舞金。行政依存になる)
*床上浸水以上の被害を受けた家庭に一律5万円の「災害支援金」。17億円の補正予算。

(6)人はなぜ避難しないのか?
・災害を自分のこととして、リアルにイメージすることが大事。
・人間はイメージできない災害やリスクには対応できない(自分は大丈夫だと思っている)。

(7)ハザードマップの落とし穴
・ハザードマップの問題点、100パーセント信用するな、あくまで目安。
a)ハザードマップは行政区単位で作成されているため、自分が住んでいる地域のハザードマップだけで災害の全体像が分からない場合がある。
b)ハザードマップの凡例は全国的に統一されていない。
c)ハザードマップはあくまでもシミュレーションによるもので予測を超える災害が発生する可能性がある。
・過去の地図、地名には意味がある。川、谷、沢、潟、丘など。

(8)教育委員会と防災教育
・平成29年8月に全国の教育委員会に防災アンケートを実施。回答率は27%。
・分かったことは、活用されていない防災テキスト、防災知識を持った教師の不足。

(9)防災と防衛は表裏一体の関係
・子供たちに対する防災教育は守る意識、将来的な国防意識にもつながる。

(10)少子化問題と自衛官募集
・災害時に出動する自衛隊も人員不足しており、自治体の協力が必要となる。

(11)シェルターを津波防災対策に活用
・シェルターは核以外にも津波対策としても使える。上にいかず、下にいく避難の発想の転換。お年寄りは地下に逃げる方が早い。
・核シェルター普及率、スイスとイスラエルは100%、アメリカは82%、シンガポール54%、日本は0.02%。韓国は公共施設にもあるので約300%もある。

(12)災害の風化を防ぐ
・大災害、大事故の失敗の記憶喪失は、個人は3年で完全に忘れる。組織は30年で消える。地域も2世代目で忘れ、10世代で歴史からも消えることが多い。

 16時15分から10分間休憩をとったのち、意見交換。全国の被災地に実際に行っている地方議員も多いことから、こちらも熱い意見交換となり、あっという間に会場の貸し出し時間の17時となってしまった。

 研修会終了後に懇親会となったものの、次の予定があるため、今年は欠席。

 京成上野駅に移動し、18時20分、フィリピンから来たP君と彼女をお迎え。荷物をコインロッカーに預け、アメ横、秋葉原とご希望のアニメ、特撮系のお店をご案内した。

 20時、「天下一品 上野アメ横店」(電話:03-6803-2647)に入り、「餃子定食(こってり) 1040円」に「チャーシューWトッピング 400円」を追加し、生ビールとともに夕食をとる。

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 せっかく日本に来たので、焼肉かしゃぶしゃぶでもどうかと思ったが、P君はコーンスープのようなドロドロの「天下一品」のこってりが食べたかったそうである。
 ご飯をスープに投入する正式マナー?も教えたところ、彼と彼女ともに完食であった。

 21時過ぎ、二人をホテルに見送ったのち、新宿に移動。

 21時40分、新宿の某ホテルにチェックインし、大浴場で汗を流す。

 23時、ビール500ml2本を飲みつつ、持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事。

2018年8月13日 (月)

柏崎市議会議員定数問題、決着せず
平成30年9月定例会での削減案提出へ

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ピーマンの油炒め、筋子、蟹醤を溶いた若布と豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、菩提寺である勝願寺に行き、お墓参り。

 9時、市役所に移動し、他会派議員との打ち合わせや会派室で諸雑務を行う。

Cdsc_00105 10時から議会運営委員会に委員として出席する。主な協議事項は以下の通り。

1.随時会議について
日時:8月20日(月)10時~
予定議案:
「議第76号 平成30年度一般会計補正予算(第5号)」
「議第77号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(建築本体)工事)」

 市役所新庁舎の建設工事のうち建築本体工事を行うための議案。
「議第78号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(電気設備)工事)」
 市役所新庁舎の建設工事のうち電気設備工事を行うための議案。
「議第79号 契約の締結について(柏崎市新庁舎建設(機械設備)工事)」
 市役所新庁舎の建設工事のうち機械設備工事を行うための議案。
「議第80号 財産の取得について(ロータリ除雪車(2.2m級))」
 藤元町除雪基地に配置しているロータリ除雪車の除雪作業能力が低下したことから、新たに取得するための議案。
委員会付託:省略

2.議員定数について
 各会派からの意見聴取を行ったものの、議員数については意見の一致を見ることはできなかった。
 来年4月の統一地方選挙(柏崎市議会議員選挙)に立候補する方の事を考え、平成30年9月定例会議である程度の報告をすることは全会一致となっていたので、次のように意見を述べた。

「今日の時点でも議員定数の意見の一致をみないので、正副委員長に素案をお願いすることになるが、議論の過程を9月の定例議会までに報告のかたちでまとめてもらいたい。」

 これ以上、議論しても平行線であり、あとは9月5日が締め切りになっている議員発案で議員定数削減の議案を出すしかない。
 いわゆる抵抗勢力は、議員の数が減ると議会の力が弱る、行政の監視ができなくなる、地域の声が届かなくなる、などの理由をつけているが、先日に視察した石川県小松市は、

 人口10.5万人 面積371.1平方km
 → 議員定数22名(現在21名)

同じ石川県内の白山市は、

 人口10.9万人 面積754.9平方km
 → 議員定数21名

である。
 これに比べて、柏崎市は、

 人口 8.6万人 面積442平方km
 → 議員定数26名

となっており、明らかに多い。
 将来の柏崎市の健全財政、議員の質の向上のためにも、議員発案を出したいと思う。

3.その他
(1)次回会議日程 :8月20日(月)9時~ 第一委員会室

 11時20分、自宅に戻り、妻と一緒にお盆のお参りで親戚まわり。

 12時20分、妻と「肉よし」(電話:0257-23-2944)に寄り、「特製チャーシューメン 730円」で昼食をとる。

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Cdsc_00158 12時50分、買い物がてら、「サーティワンアイスクリーム コモタウン柏崎店」(電話:0257-28-5056)に立ち寄り、「ミニオンダブル トロピカル 470円」を食べる。
 せっかくのミニオン祭りなので、CM通りのアイスで注文したが、やはりお気に入りのミントチョコ&ラムレーズンにすれば良かったと反省。

 13時20分、自宅に戻り、お盆のための準備を行う。

 16時、事務所に来客があり、1時間ほど懇談。

Cdsc_00179 18時50分、お盆という事で集まった親族で夕食をとる。台湾人の妻が挑戦したハンバーグ、地元で採れた新鮮な岩牡蠣のレアに揚げた牡蠣フライ、茹でオクラ、スーパーで安くなっていた刺身盛り合わせ、梅肉と小粒納豆の和え物、ビール500ml3本、焼酎の水割り2杯といった内容。

 食後からは歴史に関するテレビ番組を観ながら、資料の片付け、断捨離?を行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、某大学からもらった研究資料を読み込む。

2018年8月12日 (日)

北欧の猛暑で原子力発電所出力低下
エネルギーベストミックスの必要性

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、なめ茸おろし、ニンニクの醤油漬けでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから来客対応で市内まわり。

Cdsc_00063 12時、柏崎駅までお送りしたのち、自宅に戻る。
 頂きものの揖保乃糸を茹で、玉葱とピーマン、人参、一夜干しするめのゲソで作った具沢山のかき揚げ、オクラの天ぷら、舞茸の天ぷらで昼食をとる。

 食後から事務所で事務仕事。

 14時過ぎ、来客があり、近況報告と今後の事業展開について話し合う。

Cdsc_00084 18時40分、小麦粉を卵、鰹節の出し汁で溶き、刻みキャベツ、オクラの輪切り、バナメイ海老、豚バラスライス、お昼に残った揖保乃糸をソースで炒めたものを入れた、簡易版?広島風お好み焼き、帆立の塩酒蒸し、「韓国料理 大長今(テイチャングム)」のママから頂いた自家製のキムチ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後、事務所で資料整理。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、観たかった映画『劇場版マジンガーZ/INFINITY』を追加のビールを飲みつつ、

 「マジーンーゴォォーー」

と叫びつつ?観る。

 もっと昔風で良かったのではないか、との思いとともに、今の世代に合わせるなら仕方ないと思う複雑な思いであった。ボスボロットはお約束で素晴らしい。
 個人的には、ささきいさお御大の熱唱で、『UFOロボ グレンダイザー』をリメイクで映画化してほしい。きっとフランスなどの海外でもヒットするはず・・・。

 現在の日本のエネルギー安全保障の観点から原子力発電の技術を捨てるべきではない、というのが私の考えであるが、再生可能エネルギーにすべきといったご批判を受ける。
 しかし、各発電技術にはメリット、デメリットがあり、一つの発電方法、しかも自然環境に大きく影響される発電方法に頼ってしまうのはリスクが高い。
 それはまた原子力発電でも同じであり、原子力が必要と考える私でもエネルギーのうちの大半を原子力発電に頼るべきではないと考える。

Folm 滅多にないことであるが、その事を証明する事態が北欧で起きた。
 日本と同様、これまでにない猛暑に見舞われた北欧は、原子力発電所の運転を継続できないほどの海水温の上昇があり、出力を低下させるか、一時稼働停止をしたという。
 再生可能エネルギー一辺倒でも、原子力一辺倒でもリスクは高くなる。
 エネルギーはやはり色々な発電方法からのベストミックスを目指すべきである。


2018年8月6日『ロイター』

北欧の原発を悩ませる「猛暑」の甚大影響
海水温の上昇で一時停止も

 この夏、記録的な猛暑に見舞われている北欧では、海水温の上昇によって、一部の原子力発電所が出力低下や一時稼動停止に追い込まれている。今後、他の原子力発電所でも同様の事態が発生する見込みだ。
 今夏の気温は、これまでのところ季節平均を6-10度上回る水準で推移しており、地域の水力発電所の貯水量が激減して、電力価格が記録的な水準に上昇。欧州大陸からの電力輸入が増加する一方で、消費者が支払う電気料金も上昇している。
 スウェーデンとフィンランドでは、原子力発電所はダム式水力発電に次ぐ第2の電力供給源で、計11.4ギガワットの出力がある。

冷却のために冷たい海水を利用
 原子炉は、冷却のために冷たい海水を利用しているが、気温が高くなりすぎると、安全操業に適さない温度にまで海水温が上昇することがある。その温度は、原子炉の種類や使用年数によって異なる。
 スウェーデンやフィンランドの原子炉による予定外の出力低下で、電力価格がさらに押し上げられる可能性がある、とノルウェー水資源エネルギー庁のベガルド・ウィルムセン氏は言う。
 「熱波によって北欧諸国の原子炉が停止したり出力を減らせば、電力供給を下押しして、電気料金にも圧力がかかることになる」と同氏は語る。
 北欧の原子力発電所は、加圧水型原子炉(PWR)か沸騰水型原子炉(BWR)のいずれかを使っており、両タイプとも海水温が高いと影響を受けることがある。
 一般的には、この地域にある12基の原子炉で海水温が一定の水準まで上昇すると出力が絞られ、さらに高い水準に到達すると停止する。
 BWRは、より長く稼動することが可能で、出力低下からさらに水温が数度上昇するまで停止しない。
 だがPWRは、出力低下からより短時間で停止する必要がある。
 スウェーデンで原子炉7基を操業する国有電力会社バッテンフォールは今週、海水温が25度を上回ったことを受け、リングハルス原発にある4基の原子炉のうち、900メガワットのPWR1基を停止した。
 同社のフォルスマルク原発には、BWR3基が設置されているが、バッテンフォールは7月初旬、周辺の海水温が23度を上回ったため、1基あたりの出力を30-40メガワット低下させた。

海水を取り込む取水口の深さによっても違い
 フィンランドの電力大手フォータムは先週、海水温が32度に達したため、ロビーサ原発の出力を低下させた。
 海水温が原子炉の操業に与える影響の程度は、海水を取り込む深さによっても異なる。取水口が深い位置にある方が、海水温も低い。
 また、冷却水として使われた海水を海に戻すときの温度によっても左右される。もしそれが34度を上回れば、一部の原子炉では、安全基準上の理由から、大幅な出力低下や停止を余儀なくされる。
 スウェーデン最大のオスカーシャム原発3号機(出力1.4ギガワット)の取水口は深い位置にあるため、猛暑への耐性は他の原子炉に比べて高いと、同原発を運営する独ユニパー<UN01.DE>傘下OKGの広報担当者は話した。
 海水の取り込み口は水深18メートルの位置にあり、海水温は自然に海面より低い。そでれも海水温が高くなりすぎた場合は、それに応じて出力を低下させる」と、広報担当者は述べた。
 オスカーシャム3号機は、海水温が25度を超えたら出力を低下させることになっているが、7月31日の時点では20度以下だった。
 同様に、フィンランド産業電力(TVO)が操業するオルキルオト原発の取水口も深い位置にあり、海水温は上限の27度を下回っている。
 TVOでは、追加の安全対策として非常用の放水路を設けており、一定の条件化で使用済みの温まった冷却水をオルキルオト島の反対側に放水できるようになっているという。

 北海とバルト海の毎日の海水温は、デンマーク気象研究所のホームページで確認できる。

2018年8月11日 (土)

平成最後の旧満州柏崎村開拓団慰霊碑「白亜双柱」献花

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、鯖の水煮、神楽南蛮味噌、ジャガイモと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 11時、赤坂山の博物館横にある満州柏崎村開拓団の慰霊碑「白亜双柱」に移動。今上陛下がご譲位されることから、戦後73周年、平成最後の献花となった。

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 旧満州柏崎村が開村したのは、柏崎町が柏崎市政となった昭和15年から2年後の昭和17年(1942年)。いまから76年前のことであり、私が現地に慰霊に行ったのも12年前にもなる。
 若い世代に満蒙開拓団ができた当時の状況、そして犠牲となった121人の方の事を語り継ぐことが難しくなってきているが、微力ながら自分でも伝えていきたいと思う。

 11時45分、妻と「麺の家 渚」に移動。「辛みそつけチャーシュー 990円」を無料の大盛にしてもらい、昼食をとる。追加でテーブルの上の一味唐辛子を大量にかけて、大汗をかく。

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 買い物などをしたのち、14時過ぎ、自宅に戻る。

 15時、事務所に来客があり、相談を受ける。

Cdsc_00031 19時10分、刻みニンニク、細かく切った某肉店のチャーシュー、人参、ピーマン、生卵、冷やご飯をラードを炒めて作ったガーリック炒飯、水茄子の浅漬け、もずく酢、グリーンサラダ、帆立の塩酒蒸し、小粒納豆と梅肉の和えもの、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で新規事業に関する資料の読み込み。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2018年8月10日 (金)

「台湾」名義で東京五輪へ国民投票求める署名14万人超に

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、茄子の味噌油炒め、神楽南蛮味噌、夕顔と皮鯨の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、シャワーを浴びたのち、長岡市に移動。

 9時30分、某ホテルのロビーに行き、都内からお越しになった映像関係の方と懇談させてもらう。

 11時過ぎ、事務所に戻り、急ぎで依頼された資料を作る。

Adsc_001006 13時10分、モクズ蟹の出汁と醤油で米を炊き上げ、茹でた枝豆、胡麻を混ぜた醤油枝豆ご飯、鶏モモ肉の塩だれ焼き、冷や奴、地元町内にある「韓国料理 大長今(テイチャングム)」のママから頂いた自家製のキムチで昼食。

 食後、資料のお届けや市政に関する意見交換で市内をまわる。

 16時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_001308 18時30分、豚モモ肉の薄切りの生姜焼き、生ハムと茹で卵をのせたサラダ、大量の叩いた茹でオクラと中粒納豆の和えもの、「韓国料理 大長今(テイチャングム)」のママから頂いた自家製のキムチ、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で掃除や資料の整理を行う。

 22時、熱めの風呂に入ってリフレッシュしたのち、週刊誌を2冊読む。

 平成29年6月、全国で初めて柏崎市議会で2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団を「チャイニーズ・タイペイ」ではなく、「台湾」にするよう求める意見書

「委員会発案第9号 東京オリンピック・パラリンピックでの台湾選手団の呼称に関する意見書(案)」

が可決した。

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 その後、日本国内でも2020東京五輪『台湾正名』推進協議会が署名、またネット上でも署名が進められるなか、台湾国内でも国民投票を求める署名が行われている。
 既に14万人超となっているようであるが、期限となる8月29日までに28万人を越えなければ国民投票の実施にはならない。
 中国共産党からの様々な圧力がかかってきており、先日は台中市で実施予定であった東アジアユースゲームズも中止に追い込まれている。
 しかし、この圧力は中国共産党がこの運動をいかに怖がっているかの証左ともいえ、台湾国内での国民投票を是非、実現してほしいと思う。
 仮に実現しなかったとしても、台湾とはどういう国家かを考える意味のある運動である。


2018年8月9日『フォーカス台湾』

「台湾」名義で東京五輪へ
国民投票求める署名14万人超に

 「台湾」名義での東京五輪参加申請の賛否を問う国民投票の実施に向けた署名の提出期限、29日が近づいている。活動を行う市民団体は9日、支持を表明する政党、台湾団結連盟や時代力量、社民党などの代表らと共に立法院(国会)で記者会見を開き、11、12両日、各県・市の計54か所に「署名スポット」を設けてラストスパートをかけると発表し、協力を呼び掛けた。
 
同団体によると、8日までに集まった署名は14万人分超で、国民投票の立案に必要な約28万人分に満たない。週末の活動では300人以上のボランティアを動員し、10万人分の署名獲得を目指すという。
 一方で、来年8月に中部・台中市で開催予定だった国際スポーツ大会、東アジアユースゲームズが急きょ中止に追い込まれた背景には、同活動を問題視した中国のけん制があるとされる。
 召集人の沈清楷氏は、署名活動はただ単に「名義変更の申請」を目指すもので、直接「名義を変更する」わけではないと強調。出場選手の権益に影響はなく、「最悪でも(現行の)『チャイニーズタイペイ』と呼ばれるだけ」として理解を求めた。

2018年8月 9日 (木)

群馬県みなかみ町、町長が町議会を解散

 2時30分、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ピーマンの油炒め、たらこ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所や銀行など諸雑務で市内をまわる。

Adsc_000404 12時、自宅に戻り、大量の刻みニンニク、ハバネロパウダー、玉葱、ピーマン、人参、トマトを炒め、アルデンテに茹でた1.7ミリのスパゲティを入れ、たっぷりのトマトケチャップと隠し味に魚醤を入れた激辛ナポリタン・スパゲティとグリーンサラダ、低脂肪乳で昼食をとる。

 食後から愛車で上越市に移動し、某社のラボを借りてハードディスクのデータ復元に関する作業。同型の制御基板がないので、別途手に入れてからの追加作業となった。大容量のハードディスクなので、作業として機械と部屋を2日間占有する必要があり、費用的にはかなりになってしまう・・・。

 17時30分、事務所に戻り、事務仕事。

Adsc_000605 18時50分、銀鱈の煮付け、茄子の味噌油炒め、グリーンサラダ、小粒納豆と梅肉の炒めもの、ビール500ml3本で夕食をとる。
 シメとして、頂きものの鯖寿司を食べるも、酸味と脂がちょうどよく、つい芋焼酎「伊佐美」の水割りを合わせて飲んでしまった。

 食後からも事務所で事務仕事を行う。

 23時、熱めのシャワーを浴びたのち、買っておいた月刊誌や漫画を読む。『1日外出録ハンチョウ』は面白い。

 群馬県みなかみ町といえば、台湾からのインバウンドや文化交流のため、町職員を台湾・台南市政府に1名派遣(常勤)し、台湾からの温泉旅行客の増加など、かなりの効果を上げていることで知られる。
 町職員を台湾へ常勤で派遣する決断について、みなかみ町の前町長・岸良昌氏に2017年群馬県台湾総会新年会の席でお聞きしたが、その後、若い前田町長に交代したとのことで、職員派遣が続くのかどうか気になっていた。

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 その前田町長が、セクハラ疑惑から町議会で不信任決議を提出され、可決。不信任決議を受けた前田町長は辞職せず、町議会の解散という首長としての最大の一手を打った。
 町議会が改選された最初の本会議で、再度、不信任決議が可決すれば町長は失職し、町長選挙。不信任案が否決されれば、町長続投となる。
 議会と首長との戦いとはいうものの、選挙の費用は税金、つまり血税から支出される。
 町民の理解を得られた選挙になるのか、今後に注目したい。


平成30年8月7日『上毛新聞』

前田町長がみなかみ町議会解散
セクハラ問題 町民は憤り隠さず

 群馬県みなかみ町の団体職員の女性が前田善成町長からセクハラを受けたとされる問題で、前田町長は6日、町議会で7月27日に可決された不信任決議に対抗し、町議会を解散した。町議選が40日以内に行われる。不信任決議を受けた県内自治体の首長による議会解散は、1976年の旧新里村(現桐生市)以来、42年ぶり。
 前田町長は記者会見で、前町長が推進した廃棄物固形燃料(RDF)を熱源として利用する実証実験計画の是非が町議選の争点だと強調した。「後援会や地元の声を聞き、9割が解散を求めていた」とも述べた。
 解散通知を受理した小野章一議長は「不信任を受け入れてほしかった。解散権の乱用だ」と指摘。ある町議は「前田町長はRDF事業を推進していた。何がしたいのか」と困惑した様子で話した。
 町議選は9月15日までに行われることになり、町選挙管理委員会が7日に日程を決める。
初招集の議会で不信任決議案が提出されれば過半数の賛成で可決となり、町長は失職する。
 
セクハラ問題を巡り、町議会は5月、町長の辞職勧告決議案を全会一致で可決。6月定例会で否決された不信任決議案が7月27日の臨時会に再提出され可決された。前田町長は「重く受け止める」としつつ、「職責を全うしたい」と続投する意思を示し続けた。町長の支援者の間では、「町議選で町長を支持する候補が過半数を占めるのは困難」として、解散に反対する声もあった。
 県の記録によると、県内の首長に対する不信任決議は、1975年の旧笠懸村(現みどり市)、76年の旧新里村、2003年の玉村町の3件あり、笠懸、新里両村長は議会を解散し、玉村町長は解散権を行使せず失職した。

「不信任」の13人出馬か・・40日以内に町議選

 40日以内に行われることが決まったみなかみ町議選(定数18)は、7月の臨時会で前田善成町長の不信任決議案を採決した17人のうち1人が不出馬を明言、残り16人が立候補するとみられる。内訳は、賛成した13人全員と反対した3人。
 共産党利根沼田地区委員会は、6月定例会で不信任決議案に反対し辞職した共産町議の後継は擁立しないとしており、再提出された不信任決議案に賛成した1人に候補者を絞り込む方向だ。
 前田町長は6日の会見で、「候補者を選定している最中」と説明。“町長派”の出馬人数は流動的だ。反対した3人のうち、1人は町長を支援しない方針を示している。

<以下、省略>

2018年8月 8日 (水)

議会運営委員会視察2日目(石川県小松市)
予算決算常任委員会化について

 2時、就寝。

 7時に起床し、シャワーを浴びる。

Adsc_0029 7時45分、ホテル1階の「PRONTO 小松駅前店」(電話:0761-21-8122) に行き、ビュッフェ形式の朝食。塩鮭、ソーセージ、ベーコン、茹で卵2個、サラダ、セロリのピクルス、麩と海苔の味噌汁、牛乳、ご飯2杯で、納豆が無いことに多少の不満が残った。

 9時10分、ホテルをチェックアウトし、タクシーにて移動。

Bdsc_000302 9時30分、小松市役所に到着し、予定時間より早いため、1階ロビーで開催されていた「原爆と人間展」を見学させてもらう。
 いきなりの『赤旗』の引用からはじまり、日本の侵略戦争、アジアの苦しみといった文言が並び、中には原爆投下とは関係のない反原発「さようなら原発アクション」の主張までされていた。公共の場での政治主張は良いのであろうか。

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Bdsc_000503 9時45時から行政視察をさせてもらう。ありがたいこと地元・小松市産大麦を使用した「大夢希サブレ」(山口堂 電話:0761-22-2016)今回の視察目的は議会の予算決算常任委員会化についてである。
 冒頭、小松市議会・出戸清克副議長から歓迎のご挨拶を頂戴した。小松市議会は議長、副議長は円滑な議会運営のため、会派には所属せずに無会派(議会運営規約第4条)となっている。

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 柏崎市議会からも視察受け入れへの御礼の挨拶をしたのち、早速、本題に入った。
 主な内容は以下の通り。

<小松市及び小松市議会>
・小松市は、石川県西南部に広がる豊かな加賀平野の中央に位置し、産業都市として発展し、南加賀の中核を担っている。
・海岸線7.5km、面積371.05平方kmで、人口は10万8000人。
・株式会社コマツ発祥の地であり、が市税の大きな部分を担ってきた歴史がある。
・航空自衛隊小松基地があるので、騒音対策で個人宅も含め、空調、防音サッシの費用を防衛省が担っている。
・敦賀市まで北陸新幹線が延伸されることに伴い、新幹線の停車駅にもなるため、今後の発展につなげるようまちづくりを推進。
・市議会の議員定数は22名で、現在は1名欠員で21名。常任委員会は3つに加え、予算決算常任委員会の4つ。

柏崎市議会:26人、市民人口 8.6万人
      議員報酬39.4万円
→ 柏崎市議会の議員数がいかに多いことか・・・

小松市議会:22人、市民人口10.8万人
      議員報酬49.5万円

・小松市議会国際交流推進議員連盟を作り、小松空港の国際化の推進や中華人民共和国、大韓民国、ロシア連邦、台湾及びブラジル連邦共和国との友好親善に努めている。
・小松市議会北陸新幹線建設促進議員連盟では、北陸新幹線のフル規格での全線開通の実現や平行在来線の支援などを議論している。
・採決や資料はタブレットによるデジタル化をしており、紙資料は基本的にださない。
紙は前年度比で55%減に成功した。
・平成24年度から台湾・彰化市と市議会が先行して、議会間での交流。青少年スポーツ交流などを進め、その後、平成29年10月10日、彰化市と小松市で友好交流協定を締結した。

<予算決算常任委員会について>
・平成25年9月議会で議会改革調査特別委員会を設置し、平成27年5月に予算決算常任委員会を設置。
・従来の分割付託による審査方法は、各委員会での表決結果が異なる可能性がある等の矛盾が生じることから、これを解消するため。また、予算審査と決算審査を同一議員が行うことにより、総合的・一体的な審査を行う。当然、決算審査を来年度予算に反映させることにもつながる。
・予算内示会のち、予算説明会(3月)、決算説明会(9月)、総括質疑、分科会(詳細審査)を行う。その後、分科会委員会報告、締め括り総括質疑、委員会採決を行い、最終的に本会議での委員長報告を行う。

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・予定決算常任委員会への付託議案
【議案】
(1)予算、決算と関連するもの
(2)基金の設置など予算の根幹に関わるもの
(3)手数料条例に係るものなど歳入予算を伴うもの
【法定報告】
 繰越明許費等の繰越計算書及びこれまで決算特別委員会で審査していた繰越事業費等の法定報告の審査を行う。
【一般報告】
 議案と同時に審査すべき一般報告を除き、予算決算常任委員会では扱わない。
【請願・陳情】
 原則として、予算決算常任委員会では請願、陳情の審査を行わない。
・分科会の前に理事会を開始し、付託先の分科会や全体会の開催や運営方法の見直しなどを協議している。
・予算決算常任委員会設置による効果
(1)分割付託解消による円滑な議案審査
(2)同一議員が予算決算審査を行うことによるチェック機能の強化
(3)修正議案や附託決議を提出しやすくなる
・予算決算常任委員会の課題
(1)議会日程が従前に比べ、長くなった。
(2)総括質疑は全ての議会で実施する必要がるのか。
(3)締め括り総括質疑は必要なのか。
・議長も委員として、採決に加わっている。

 説明のあと活発な意見交換となったものの、私自身は

・議員定数の削減と議会事務局体制
・台湾との議会先行型の交流

が気になっていた。しかし、時間の関係上、議会事務局の体制のみ確認させてもらった。
 今月末、台湾・雲林県に行くので小松市議会と同様にうまく議会先行型の交流事業ができるように話を進めたい。

 昭和63年に完成した議場も見せてもらったところ、一般質問の際には国会の党首討論のように市長・執行部と左右に分かれての対面方式がとられていた。各議会での考え方、手法の違いが面白い。

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 11時30分、ありがたいことにマイクロバスで小松駅までお送りいただいた。

 電車の待ち時間があったため、小松駅近くのコマツの広報資料館「こまつの杜」を見学。2010年に閉鎖した小松工場後に2011年にオープンしたもので、世界最大級の超大型ダンプ「930E」が展示されており、大迫力である。

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Bdsc_001810 12時10分、普通電車に乗り、12時42分、金沢駅に到着。以前に食べに行き、気に入ったお店「寿し・地もの酒菜 高崎屋」(電話:076-231-3589)に向かうも今日はお休みということであった。
*写真はいつも買おうか迷うものの決断できない「ひゃくまんさん」のぬいぐるみ。

 駅構内に戻り、13時10分、「魚菜屋 1号店」(電話:076-233-2217)に入って、「七尾の漁師ランチ 1026円」で昼食をとる。ご飯の量は大盛が無料だったので、つい大盛にしてしまった。
 ハチメやブリを甘しょっぱく煮付けた煮魚や刺身、魚のフライ、焼き魚冷や奴などバラエティに富んだ内容で、丼に山盛りできたご飯も即無くなった。

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 14時46分、金沢駅発の北陸新幹線「はくたか568号」に乗り込む。

 15時49分、上越妙高駅に到着し、16時2分、えちごトキめき鉄道に乗り換える。いつも思うことであるが、羽越新幹線構想実現のためには、上越市内に未だ残る直江津と高田の意識、そして柏崎市までの沿線住民の新幹線への理解が必要である。

 16時20分、直江津駅に着き、5分の待ち合わせで16時25分、普通電車に乗り換える。

 17時9分、柏崎駅に到着。

 17時20分、自宅に戻り、荷物を整理したのち、事務所で緊急で依頼されたノートパソコンの修理を行う。

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 21時、頂きもののかつサンドイッチと小粒納豆と梅肉の和え物、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後からも引き続き、事務所でパソコン関係の作業。

 24時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

2018年8月 7日 (火)

議会運営委員会視察1日目(福井県坂井市)
議会BCPについて

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、ピーマンの油炒め、たらこ、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、8時30分、柏崎駅に移動し、柏崎市議会議会の議会運営委員会メンバーと合流。

 8時57分発の普通電車で直江津駅に向かって移動する。

 9時40分、直江津駅に到着し、9時44分、えちごトキめき鉄道に乗り換える。

 10時、上越妙高駅に到着し、45分の待ち合わせをして、10時45分発の北陸新幹線「はくたか555号」に乗り換える。

Cdsc_000302 11時49分、金沢駅に到着。急いで改札を一度でて、金沢駅名物の立ち食いそば「加賀白山そば」(電話: 076-260-4455)に入り、「白海老かきあげそば 570円」に「生卵(トッピング) 50円」を追加した豪華?天玉そばで昼食をとる。赤いグルグルかまぼこが北陸らしさを醸しだしており、旨味十分のつゆも美味い。汗をかいていることもあって、つゆのほとんどを飲んでしまった。

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 12時28分の普通電車に乗り、13時44分、やっと丸岡駅に到着した。

Cdsc_000704 ありがたいことに坂井市議会事務局の方から車で迎え来ていただき、13時55分、視察先である福井県坂井市役所に到着。坂井市役所には昨年、産業建設常任委員会の行政視察で訪れたので1年ぶりである。前回同様、地元の銘菓であるピーナッツがたっぷり入った「五月瀬 名代石窯焼煎餅」(五月瀬 電話:0776-67-3500)が用意されており、ありがたく頂いた。

 議会の入り口には、新聞雑誌の購読・広告掲載、協賛について一切取りやめる申し合わせ事項の張り紙があった。
 柏崎市議会でも考えるべき点である。

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Cdsc_001205 14時から行政視察、目的は議会BCP(業務継続計画)についてであり、災害時などの緊急事態があった場合の議会体制をどうするのか、というもの。坂井市議会では2年間の議論の末、今年4月に制定された。
 冒頭、坂井市議会・南川議会運営委員長からご挨拶を頂いたのち、柏崎市議会からも視察受け入れの御礼の挨拶。
 視察の主な内容は以下の通り。

・各会派から5名を選出して2年間議論を行い、他議会を参考に平成30年4月に制定した。
1.想定している災害
・地震:震度5強以上の地震、津波
・風水害:台風、暴風、豪雨、洪水、土砂災害などで局地的又は広範囲な災害が発生した場合、又はそのおそれがあるもの
・その他:自然災害のほか、大規模火災などの大規模な事故、原子力災害、新型インフルエンザなどの感染症、大規模なテロなどで、大きな被害が発生した場合、又はそのおそれがあるもの

2.議会の役割
・市議会は、災害が発生したとき、「坂井市議会災害対策会議」(以下「対策会議」という。)を設置する。また、坂井市災害対策本部(以下「市本部」という。)が迅速かつ適切な災害対応に専念できるよう、必要な協力・支援を行う。
・地域の被災状況や被災者等の意見・要望等を踏まえ、対策会議で調整を行い、市本部に対して提案、提言、要望等を行う。また、市本部と連携・協力し、国や県等に対して、要望等を行う。
・復旧・復興に向け、必要な予算を速やかに審議する。また、市民の意見、要望等
を踏まえ、市の行う復旧・復興活動が迅速に進むよう、議会として提言・提案機能を有効に発揮していく。

3.議長の役割
 議長は、災害が発生した場合には、対策会議を設置、構成員(委員)を招集する。

4.議員の役割
・災害が発生したときは、それぞれの地域において次のような活動を行う。
(ア)地域の防災組織における活動や運営など災害時の共助の取組に、協力・支援を行う。
(イ)市本部が、応急活動等を迅速に行えるよう、地域の被災状況の情報を、必要に応じて対策会議に提供する。
(ウ)対策会議を通じて把握した、地域における被災状況や救助・救援等の情報を、様々な方法により、市民に提供する。
・対策会議の構成員については、対策会議が設置されたときは、対策会議の活動に従事する。

5.議会事務局職員の役割
 市において、市本部が設置された場合には、議会事務局の職員(以下「事務局職員」という。)は、通常業務に優先して速やかに災害対応の業務(以下「非常時優先業務」という。)に当たるものとする。なお、災害が勤務時間外に発生した場合においては、災害情報を把握次第、速やかに議会事務局に参集し非常時優先業務に当たらなければならない。

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6.災害対応組織・情報伝達
・対策会議の設置
 議会は、災害時において、災害初期から議会機能を的確に維持するため市本部の設置後、速やかに対策会議を設置し、災害対応に当たるものとする。対策会議は、議長と副議長、各会派の代表者で構成し、議会としての意思決定を行うに当たっての事前調整・協議の場としての役割を担う。
・対策会議などの指揮・命令系統
 対策会議と議会事務局においては議長と局長の不在などの場合に備えて指揮・命令の順位を次のとおり定めるものとする。

 議長 → 副議長 → 第一会派の会派長 → 第二会派の会派長
*柏崎市議会の場合は、議長→副議長→総務常任委員長

・議員と市本部、対策会議等との情報伝達
 市本部が関係機関から収集・整理した災害情報は、対策会議を通じて議員に伝達する。
 議員が把握した地域の被災情報は、必要に応じて、対策会議を通じて、市本部に提供する。
 なお、救助・救命に係る情報は消防本部に緊急通報(119番)するなど、緊急性の高い情報については、関係機関へ連絡する。

7.災害発生時の対応
(1)災害が会議(本会議・委員会)中に発生した場合
 議長又は委員長は、直ちに本会議又は委員会を休憩又は散会し、事務局職員に対し、避難誘導その他安全確保のため指示をするものとする。議員は、速やかに自身の安全を確保し、自身の安全確保を行った上で被災者がある場合にはその救出・支援を行う。次に、家族の安否確認を行うとともに、今後の対応の指示があるまで議会において待機するものとする。
(2)災害が会議外に発生した場合
 議員は、速やかに自身と家族の安全確保を行った上で被災者がある場合にはその救出・支援を行う。対策会議の議員は、議会事務局への安否の報告を行うとともに、参集し対策会議の任務に当たる。その他の議員は、議会事務局に安否の報告を行い、連絡が取れる態勢を確保し、速やかに市内に戻り、自宅待機又は地域での支援活動や災害情報の収集に当たる。

<災害が会議外に発生した場合の基本的行動形態>
【初動期】~24時間
(対策会議)対策会議の設置、災害関係情報の収集、市本部等との連携
(議員の行動)自身と家族の安全確保、議会事務局に安否報告
【24時間~48時間】
(対策会議)対策会議の運営、議員の安否情報処理、情報を収集し、全議員招集の有無を協議、市本部等と情報共有、収集し、全議員招集の有無を協議
(議員の行動)対策会議から指示があるまでは地域活動、災害関係情報の収集、地域での救援、救助活動、避難所運営などへの協力
【48時間~72時間】
(対策会議)対策会議の運営、情報を収集し、全議員招集の有無を協議、市本部等と情報共有、議会運営事項の協議、市本部等と情報共有
(議員の行動)対策会議から指示があるまでは地域活動、災害関係情報の収集、地域での救援、救助活動、避難所運営などへの協力、対策会議からの指示に即応できる態勢の確保
【中期 3日~7日】
(対策会議)対策会議の運営、情報を整理し、全議員招集の有無を協議、議会運営に再開準備(開催場所、議案などの協議)、災害初動対応の進捗状況の確認
(議員の行動)対策会議からの指示を踏まえて行動、地域での災害情報、意見、要望などの収集、地域での救援、救助活動、避難所運営などへの協力、対策会議からの指示に即応できる態勢の確保
【後期 7日~1か月程度】
(対策会議)対策会議の運営、本会議、委員会の開催準備、復旧工事などの確認
(議員の行動)対策会議からの指示により、議員活動に専念、本会議、委員会の開催、議決事件の審議・議決、復旧活動に関する国・県への要望などの検討、復興計画の審議、通常の議会体制へ移行

8.災害発生時対応に向けた環境整備
(1)防災訓練
 災害の発生等を想定した、議員・事務局職員の参加する訓練等を定期的に実施し、災害対応に対する意識の醸成と対応行動の十分な習得を図る。
(2)議場等の代替施設
 災害等が発生した際、議場を含む議会事務局がある建物の全部又は一部に被害が発生した場合、代替となる候補施設(市役所周辺の公共施設等)を検討する。
 代替候補施設:
※詳細な利用方法等については、あらかじめ施設管理者と協議を進めるものとする。
(3)通信環境
 災害等が発生した場合、通信回線の途絶や規制等により、情報伝達手段が著しく制限されることを想定し、電話やFAXの代替となるようにSNS活用等の新たな情報手段を検討する。
(4)備蓄品などの確保
 災害対応にあたる議員及び事務局職員が、継続的に非常時優先業務に従事することな
どを考慮し、最低限72時間(3日間)分の水、食料、携帯トイレ、毛布、衛生用品等の備蓄品を計画的に備えることに努める。

9.計画の運用
(1)議会の防災訓練
 議会BCPの策定を踏まえ、災害時における議会と議会事務局の体制や行動基準、非常時優先業務の内容などを検証・点検し、より実効性のあるものとするため、併せて災害に対する危機意識を高める観点から、議員と事務局職員を対象とした防災訓練(机上訓練
・図上演習など含む。)を毎年1回は実施し検討する。
(2)携帯ハンドブック
 計画について常に確認し、迅速な対応に備えるため、必要となる組織体制や行動基準などをまとめた携帯ハンドブックを作成する。

10.その他
議会BCPの見直し
 議会BCPの見直しは、対策会議の構成員を中心に行うものとする。なお、必要に応じて計画策定時の議員は参加できるものとする。
 議会BCPに基づく必要資源の確保や防災訓練などの実施により得られた情報、新たに発見された課題などについては、適切に計画に反映させ、計画をレベルアップさせていく必要がある。また、検討課題に対する対策が完了した場合や実施すべき内容・手順などに変更が生じた場合においても、それらを計画に反映させる必要があることから、議会BCPはその必要の都度、適宜継続的に改正を行うものとする。

 質疑応答、意見交換の時間では、今年の全国災害ボランティア議員連盟平成30年度研修会であった福井県雪害の報告をご紹介したのち、災害時の議員による現場情報の行政へのフィードバックなどをお話させてもらった。

Q.先般の西日本豪雨災害をはじめ、色々な災害現場にボランティアとして活動しつつ、勉強もかねて行っているが、大きな災害がでた地域からでている議員こそ、情報をもっているものの、議会にはでてこられない事例を見てきた。やはり災害時には議会全体として対策にあたるという考えが大切ではないかと思う。
 聞き逃したのかも知れないが、議会全体、議員個々人の災害対策、防災の知識向上については、何か検討はされたか。各地域の被害状況などを情報収集するにも良いアンテナを育てておく必要があるのではないか。

A.そういった段階まで議論はいっていない。逆に国など統一的な知識、知見を教えてくれるような流れがほしいと考える。

 15時40分、視察項目が終わり、最後に昭和の香りが残る議場を見学。今後は耐震補強もあり、大規模なリフォームをする予定でこの姿は無くなるそうである。

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 ありがたいことに帰りも坂井市議会事務局の方から丸岡駅まで車でお送りいただいた。

 丸岡駅から16時27分発の普通電車に乗り、17時、小松駅に到着。

 駅から徒歩で移動し、公立小松大学が入っている宿泊先のホテルグランビナリオKOMATSUにチェックインし、シャワーを浴びる。

Cdsc_002209 18時30分、アパホテル小松グランドビアガーデンにて、夕食を兼ねた懇親会に出席する。
 小松市らしく航空機の爆音が聞こえるなか、生ビールやビュッフェのステーキを自分で投入したアパ社長カレーなどを楽しむ。

 20時40分にお開きとなり、その後、ジムビームハイボール・ガーデンで二次会。

Cdsc_002810 22時30分、シメとして、「横浜家系ラーメン 西村家」(電話:0761-23-7008)に入り、瓶ビールを飲みつつ、「チャーシューメン小 950円」に、なぜか勢いで「ライス 中 150円」をつけ、炭水化物祭りを行う。太らない方がおかしい。

 23時過ぎ、ホテルに戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 23時40分から持参してきたノートパソコン(ThinkPad X61,SSD,SXGA+化,LEDバックライト化)で急ぎの事務仕事を行う。

2018年8月 6日 (月)

柏崎市議会議員定数、迷走させる悪魔の証明
西日本豪雨災害、東広島市に義捐金

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、胡麻豆腐、ニンニクの醤油漬け、油揚げとえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

Bdsc_00011 9時から議会運営委員会に委員会として出席する。まずは議員定数の議論であり、前回の議会運営委員会で柏崎のみらい、社会クラブから議員定数と財政規模の関係から議論したい、などあったので、再度の議論となった。
 所属会派「決断と実行」としては、そもそも財政規模と議員定数は連動するものではなく、議員定数を削減すべきというもの。

決断と実行
「財政規模は生き物であり、景気回復のための財政出動や大型の公共施設建設、災害があった際などで伸び縮みする。結局のところは、十分な委員会審査ができる議員数か否かに帰結するため、財政規模はあくまで参考程度とすべきであり、議論は委員会での委員数に絞るべきと考える。」

 議員定数をそのままにするとしたのは、

 共産党、社会クラブ、自治研究会

定数がはっきりしていないのが、

 市民クラブ
 「定数問題は議会としての執行部への監視機能が弱体するようではいけない。」

議員定数を削減すべしとしたのは、

 決断と実行、公明党、民社友愛

である。
 柏崎のみらいからは議員定数は現状維持とし、財政規模と議員定数に関して、

「前回議員定数と財政規模には相関がないという発言もありましたが、その根拠を示してもらうこともあわせ、検討していった方がいいと思います。」

という意見。「相関がない」という発言は私の発言なので、次のように柏崎のみらいに問いかけをした。

Q.2つのことを聞きたい。議論に挑む態度や前提として、議員定数と財政規模に相関がある、とした方が材料を提示するのが当たり前であり、相手に求めるものではない。どこかの議員から聞いたではエビデンスにはならない。また、大学の一般教養でもやったと思うが、完全に『(相関が)無いことの証明』は悪魔の証明であり、普通の議論では行わない。これは議論をするお作法の根本的なこと。この2つのことはどう考えるのか。
A.財政規模と議員定数について全国の自治体の財政規模と議員定数をプロットしただけでも十分な正の関係がある。

 前回での私の発言の趣旨は、

・国会議員の場合は一票の格差、つまり人口(有権者数)でしか議員定数の根拠はなく、票の格差が違憲かどうかを問われ、議員定数は変わる。しかし、災害復旧や財政出動で財政規模の大きさが変わっても、議員定数が変わるようなことはない。それは地方議会でも一緒で、財政規模の上下で議員定数が変動する相関関係はない。

というもの。私としては、人口がこれだけ減っているなか、議員定数がこのままということはなく、削減すべきという意見である。

 9時50分、10時からの本会議があるので、議員定数の議論はここで打ち切りとなった。
 そのあと、西日本豪雨災害に関する義捐金の取り扱いが協議された。先般、現地に行ってきた広島県東広島市には中越沖地震の際に6万円の義捐金を頂戴していたが、被害の大きさの事を考え、10万円にして義捐金を送るべきと提案。ありがたいことに全会一致となり、10万円を送ることが決まった。
 また、全国市議会議長会経由での義捐金は議員一人あたり1万円の徴収で決定。

Bdsc_00032 10時から本会議(第12回会議)となり、入院中の加藤武男議長に代わって副議長が議長席に座った。
 議案は1件のみで、決算特別委員会を設置するための決議のみ。

「委員会発案第4号 決算特別委員会設置についての決議(案)」

 10時15分から本会議で設置されたばかりの決算特別委員会が開催され、まず正副委員長の互選となり、こちら側は民社友愛の相澤宗一議員を推薦したが、結果、

 荒城彦一議員 13票
 相澤宗一議員 11票

となった。
 数で勝っている向こう陣営は、次の世代、若い期数の議員に経験させるなど考えていないのであろうか。
 副委員長は選挙もなく、そのまま向こう陣営提案の議員が就任。

 ここで一回、休憩となり、決算特別委員会の各分科会に分かれての分科会の正副分科会長の選出となった。私は産業建設分科会なので、そちらに出席したが、慣例で産業建設常任委員会の正副委員長が分科会の正副委員長になるので、そのまま決定。これは無駄な議会の運営とも思えるので、予算決算特別委員会常任委員会化を行うべきである。
 先行実施している石川県小松市

 10時45分、決算特別委員会に戻り、各分科会の正副分科会長が報告され、委員会が閉じられた。

 10時50分、再度、決算特別委員会産業建設分科会となり、平成29年度決算における事業について当局から追加説明を受ける事業の選定を行う。

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 11時30分、終了となり、会派室に戻って諸雑務。

Bdsc_00084 12時、自宅に戻り、冷凍しておいた魯肉(滷肉、ルーロー)を温めてご飯にかけ、卵黄をのせた日本式魯肉(滷肉、ルーロー)飯、冷凍食品の焼売「ザ☆シュウマイ」、トマトとレタスのサラダ、低脂肪乳で昼食をとる。
 冷凍してある食品の冷凍焼け前の処分である。

 食後から病院の付き添い。今日は懇親会ありの中越地区市議会合同議員研修会に出席予定であったが、予定外のことだったので、急遽欠席させてもらった。

 17時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。

Bdsc_00125 19時、台湾人の妻が挑戦したオクラ入りのお好み焼き、ジンギスカン、コールスロー、小粒納豆と梅肉の和えもの、ビール500ml3本で夕食をとる。
 妻としては先日、広島市で食べたお好み焼きをイメージしたようであるが、キャベツがザク切り過ぎて、別の料理に・・・。

 食後から事務所でパソコン関係のパーツの棚卸。

 23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、月刊誌を読む。

2018年8月 5日 (日)

IHI「黒潮発電」日本船舶海洋工学会の海洋構造物・機器部門賞受賞

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、辛子明太子、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、柏崎にお越しになった某ご家族をホテルまでお迎えに上がり、海岸線を中心にご案内。

 12時40分過ぎ、長岡駅までお送りしたのち、帰路につく。

 あまりの暑さに生姜醤油ラーメンが食べたくなり、13時30分、「青島食堂 宮内駅前店」(電話:0258-34-1186)で「青島チャーシューメン 900円」に「薬味刻みねぎ50円増し」で昼食をとる。汗をかいた体に生姜醤油のスープが染み込む。

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 15時、柏崎市内に戻り、某所での市政に関しての意見交換を行う。

Adsc_002110 スーパーなどで買い物をしたのち、18時50分、自宅に戻る。スーパーで購入したレモンと塩で食べる寿司(鮪、海老、サーモン、ハマチ、カニ、蛸)、オーストラリアビーフのヒレ肉を茹でたものをのせたサラダ、小粒納豆と梅肉の和えもの、目玉焼き、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で資料の整理。

 23時過ぎ、熱めのシャワーを浴びたのち、漫画や本を一気に読む。『空母いぶき』の映画化が楽しみである。

 昨年、本ブログでも紹介したIHIの黒潮発電システムが100キロワットの発電試験を終え、今年7月に日本船舶海洋工学会「シップ・オブ・ザ・イヤー」海洋構造物・機器部門賞を受賞したという。

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NEDO資料より

 黒潮の最適地はアメリカのフロリダ半島沖と日本東岸と言われており、排他的経済水域面積世界第6位の海洋国家・日本の利がでた形である。
 問題は機材のコストであり、数百機を作れるまでには多少時間がかかると思われる。
 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は今年度から2020年まで22億円の助成金を出し、IHIも11億円を負担して次の開発段階に移るというので、今後の開発が成功することを願うばかり。


『AERA』2018年7月30日号

原発に代わる巨大エネルギー源、
「黒潮発電」が実用化へ

 黒潮は台湾東方沖の太平洋から琉球諸島の西を通り、日本列島東岸をかすめて北上、房総半島沖で東に向かう濃紺の大海流だ。その流量は地球上の全河川の合計の30~50倍といわれ、幅約50キロから100キロ。日本の沖では秒速1.5~2メートルの巨大な川のような流れとなり、江戸時代の船乗りは「黒瀬川」と呼んでいた。
 日本の目の前にあるこの巨大なエネルギー源を発電に活用すれば、原子力発電に代わる安定的で二酸化炭素を出さない電源になる可能性を持つ。そんな「黒潮発電」の実験が成功し、実用化に向け進み始めた。
 重工大手のIHIは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金約27億円と自社の約13億円を投じ、浮遊式の黒潮発電システム「かいりゅう」を開発。昨年8月から鹿児島県の口之島沖で発電実験に成功した。
今月13日には、日本船舶海洋工学会の「シップ・オブ・ザ・イヤー」海洋構造物・機器部門賞を受賞した。
 「かいりゅう」は全長19メートルの円筒を3本横に並べた筏のような形だ。左右の円筒の後部にある直径11メートルの回転翼で発電する。海底の重りと合成繊維のロープでつなぎ、水面下約50メートルの海中に沈める。一見簡単な仕組みにも思えるが、自動的に深度や方向、傾斜などの姿勢を制御する。
 
実験では秒速1.5メートルの流速で100キロワットを発電した。実用段階では回転翼の直径が約4倍の直径40メートルとなり、2千キロワットを発電する計画。約30キロ四方の海に600機設置すれば、新型の原子炉1基分の出力(120万キロワット)に匹敵する。
 IHIはまず離島用の電源として実用化する計画。将来は九州、四国、紀伊半島、房総半島などの沖にそれぞれ設置すれば、原発の代替電源になる可能性もある。黒潮は静岡県沖では蛇行するが、紀伊半島沖と房総半島沖ではほぼ決まった海域を通る。設置する海域は海岸から約40キロ、水深400メートルほどの場所を考えており、海底ケーブルで送電する。排他的経済水域内なので他国との摩擦の懸念はなく、原発や水力発電より大都市の近くで発電しやすい。送電に鉄塔が不要なのも利点だ。
 原発は放射性廃棄物の処理が困難という本質的な問題を抱える。火力発電は電力需要の変動に合わせ発電量を調節できる長所があるが、その燃料輸入には年間4兆円かかり、二酸化炭素の排出も問題だ。再生可能エネルギーでは太陽光や風力が普及しているが、発電は不安定だ。

<後略>

2018年8月 4日 (土)

新潟県立歴史博物館夏季企画展「戊辰戦争150年」

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、神楽南蛮味噌、塩らっきょう、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 食後、週刊誌2冊をもって長風呂。

 10時、市内某所で市政に関しての意見交換を行う。

Adsc_000603 12時、自宅に戻り、ニンニクのみじん切り、豚小間、ピーマン、人参、大量の長葱の輪切りを炒め、市販の焼きそば麺を入れ、オタフクソースで味付けをしたソース焼きそば、紅しょうが、低脂肪乳で昼食をとる。
デザートは、頂頂きものの福島県田村市都路町「みやこじスイーツゆい」の小瓶詰めの「チーズケーキ 324円」。滝根町産の山葡萄・苺を使った2種類があり、さっぱりした味わいで、個人的にはすっきり酸味の山葡萄の方が好み。

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 食後、愛車で長岡市に向かう。

 長岡駅で都内からお越しになった某氏をお迎えにあがり、15時、新潟県立歴史博物館にご案内する。夏季企画展「戊辰戦争150年」(福島県立博物館、仙台市博物館との共同開催)は自分でも見たかったので、ちょうど良いタイミングとなった。

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 先週は鹿児島市で新政府軍側の視点で戊辰戦争、明治維新を見たが、今日は地元・奥羽越列藩同盟での視点である。
 柏崎での激戦は鯨波で行われており(鯨波戦争)、火力・兵力に勝る新政府軍に桑名藩が押し勝っている。その際の絵図があり、地名から位置関係からかなり正確に描かれていた。
 柏崎が激闘の地であったこと、長岡藩の再興を監視することなどから、戊辰戦争後に柏崎県の設置につながったのではないかと想像してしまう。
 我が柏崎市でも戊辰戦争、とりわけ柏崎での激戦、偉人・星野藤兵衛の事をもう少し掘り下げ、郷土愛の醸成、観光につなげた取り組みがほしかったところ。

 18時、自宅に戻るも、緊急の呼び出しがあり、市内某所で話し合い。

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 20時50分、自宅に戻り、辛子明太子が詰まった秋刀魚、冷や奴、グリーンサラダ、小粒納豆と梅肉の和え物、チェダーチーズ、べったら漬け、ビール500ml3本で夕食をとる。
 シメは頂きもののます寿司。

 食後から事務所で急ぎで依頼されたノートパソコンの修理を行う。

 23時、熱めの風呂に入ったのち、書庫から戊辰戦争関係の本を出し、再読。

2018年8月 3日 (金)

中国の圧力を知恵でかわしたJAL、ANA「中国台湾」表記

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、神楽南蛮味噌、塩らっきょう、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、公的機関での資料請求や打ち合わせなどで市内をまわる。

Adsc_000201 13時40分、自宅に戻り、以前に作って冷凍しておいた激辛のチキンドラムスティック入りのチキンカレーに黒豆を入れ、さらにガラムマサラやチリパウダーをかけた激辛黒豆カレーライス、グリーンサラダ、低脂肪乳で昼食をとる。

 午後からは事務所で事務仕事。

 16時から買い出しや資料のお届けで市内をまわる。

Adsc_000402 18時40分、自宅に戻り、地元で採れた頂きものの岩牡蠣をややレアに揚げた岩牡蠣フライ、鶏挽肉と夕顔の煮物、小粒納豆と梅肉の和えもの、チェダーチーズ、ビール500ml3本で夕食をとる。
 岩牡蠣フライはタルタルソースで半分、残りはビンゴソースで楽しんだ。

 食後、事務所で資料の整理。

 22時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

 先に本ブログでも紹介したが、今年4月、中国の航空行政を管轄する中国民用航空局(民航局)による世界の航空会社44社に対する、台湾を中国の一部とする表記の変更通達があり、7月25日までに表記変更を行わなければ、中国市場へのアクセスを規制するなどと圧力をかけた。

 それに対し、我が国の代表キャリアである日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)が「中国台湾」に表記変更をした。

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 これに対し、何を圧力に屈しているのか、と個人的に両キャリアは使わず、鉄道での移動にする(過日の鹿児島市への行政視察も鉄道で移動)とともに、抗議のメールなどを両社のサイトに送った。
 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会(2020東京奧運「台湾正名」推動協議會)をはじめ、日本全国から良識ある多くの方からも抗議があり、その対応の行く末がどうなるのか注目されていた。

 両キャリアの対応は、「中国台湾」表記をやめ、東アジア地区のカテゴリーのなかに、直接、台湾国内の都市名である台北、高雄などを入れるという、知恵で乗り切った。

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*ANAの予約サイトより

 中国の圧力を完全に跳ね返すという100点ではないものの、うまく間をとった感じといえよう。
 このまま圧力に屈するだけではなかったことは素晴らしく、また両キャリアも利用していきたいと思う。

2018年8月 2日 (木)

福井県敦賀市の原子力発電に次ぐ水素エネルギー戦略

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、甘塩鮭、茄子の味噌油炒め、蟹醤、若布スープでご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎから会社の関係や出張の準備のため、銀行や駅、郵便局など市内をまわる。

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 13時、自宅に戻り、茹でてから冷水で締めた氷見うどん、シソの天ぷら、新玉葱と紅生姜のかき揚げ、かぼちゃの天ぷらで昼食。
 食べられないわけではないが、かぼちゃの天ぷらは食事よりもお菓子のような感じがするため私は食べず、母と妻のみが食べた。

 食後から事務所で事務仕事。

 16時、事務所に来客があり、相談を受ける。

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 20時、旬であり、地元で採れた岩牡蠣、しかも剥いてもらって大量に頂いたので、生で3つ、軽くあぶったもの2つ、ビール500ml3本、小粒納豆と梅肉の和えもの、押し鯖寿司で夕食をとる。
 地元の岩牡蠣は今年初。噛んだ瞬間に口中に広がる海のミルクは最高である。

 食後からも事務所で事務仕事。

 22時、熱めのシャワーを浴びたのち、ビールを飲みつつ、DVDでタツノコプロ55周年記念作品『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』、『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』を観る。
 両作品とも思っていたものと違っており、少し消化不良。

Enevi 我が柏崎市でも今年、「新たなエネルギーのまち柏崎」に向けて、「柏崎市地域エネルギービジョン」が策定された。
 再生可能エネルギーの導入可能性や次世代エネルギーと言われるメタンハイドレート、水素エネルギーなどの課題などが整理され、「石油産業のまち」(1.0)、「原子力産業のまち」(2.0)から、脱炭素社会「エネルギーのまち柏崎3.0」を将来像としている。
 柏崎市と同じ原子力発電所の立地自治体である福井県敦賀市は、もう少し踏み込み、水素エネルギーへの取り組みにインフラ整備も行う計画をまとめるという。
 北陸新幹線の延伸も決め、常に先手を打ってきた敦賀市の計画。どのようなものになるのか注視したい。


平成30年8月2日『福井新聞』

論説 敦賀・水素エネ産業化
優位性生かし拠点目指せ

【論説】広域的な水素エネルギーの関連産業や活用社会の拠点化を目指す敦賀市は本年度、水素社会実現に向けた「調和型水素社会形成計画」をまとめる。民間の水素ステーション設置計画や新庁舎への水素エネルギー供給装置の設置検討など、具体的取り組みも見え始めてきた。水素社会実現には課題が山積するが、同市が基幹産業と位置づけてきた原子力分野の先行きが不透明な中、他の自治体に先んじた取り組みとなるか注視したい。
 
水素関連事業は、県内や滋賀県北部の周辺5市町と広域経済圏を目指す「ハーモニアスポリス構想」の一環。原発に頼りすぎない産業構造の複軸化を図るのが狙いだ。
 水素は、水や化石燃料、メタノールやエタノール、下水汚泥、廃プラスチックなど、さまざまな資源から作ることができる上、発電の際に二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しない。水素が次世代エネルギーとして注目されるゆえんだ。国は昨年末、水素基本戦略を打ち出し、2030年までに水素発電の商用化や、自動車やバスなどでの利用拡大を目指していく。
 敦賀市が水素エネを推し進めるのは、同市が優位性を持つからにほかならない。水深が深く大型船舶が接岸可能な敦賀港があり、水素で発電した電気を運ぶ送電設備も既にある。関西や中京圏に比較的近い立地条件のほか、半世紀にわたる原発との共存で市民のエネルギー政策への理解は高いというのが市の考えだ。

 市の計画案では25年までの短期、30年までの中期、50年以降の長期に分け、短期的には水素ステーションや燃料電池(FC)バス2台、自立型燃料電池システム2基などの導入を進める。中長期ではこの数字を伸ばし、水素発電所や研究開発拠点の整備、大規模で安価なサプライチェーン実現などの未来像も描く。
 ただ、水素社会の実現に向けた道のりは平たんではない。割高な水素のコスト削減、水素生成時の二酸化炭素排出抑制、水素の輸送・貯蔵・発電などの技術確立、FCバスや燃料電池車(FCV)の普及、水素ステーションの拡充など課題は多く、今後、産学官で研究が進むと考えられる。既に福島で水素製造施設が着工、神戸市では発電試験設備の運用などが始まっているが、国と民間主導が大半で、自治体レベルで複層的な産業化へ向けた取り組みはまだ始まっていない。
 大地震リスクなどを考えれば日本海側にも水素拠点は必要で、太平洋側に近い敦賀は有力な候補地といえるだろう。優位性を生かしながら民間や国、県と連携を進め、一つ一つずつ着実に成果を出していくことが必要だ。

2018年8月 1日 (水)

うなれ、ジャンケル!
70年代特撮『アクマイザー3』

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、ジャガイモとピーマンの油炒め、南蛮味噌、浅利の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、会派室で諸雑務。

Dsc_0005  12時20分、自宅に戻り、ガチョウの脂で葱を揚げた鵝油金葱、刻みニンニク、コーン缶、豚モモ肉を細かく切ったもの、卵、冷やご飯、長葱のみじん切りを炒めた鵝油コーン炒飯、低脂肪乳、夕顔と塩鯨の味噌汁で昼食をとる。

 食後から市内某所に移動し、市政に関しての意見交換。

 16時、事務所に戻り、プレゼンテーション資料を作成する。

Dsc_0006 19時、某氏の車に乗せてもらい、「Kashiwazaki Dining 氣kyo」(電話:0257-21-0201)に移動して、有志での会食。
 4,000円の2時間飲み放題コースで、生ビールを飲みつつ、もち豚しゃぶしゃぶ、若鶏の香草パン粉焼きなどをつつく。

 21時過ぎ、市内某店に移動し、二次会。

 24時、自宅に戻る。 

Img_1804 小さい頃に観て大好きだった特撮『アクマイザー3』のDVDが発売されたことから、つい購入してしまった。
 悪いことばかりをするアクマ族を裏切り、正義に生きることにした主人公のザビタン。そしてその信念にほれ込み仲間となるイビル、ガブラが、ジャンケルという名のサーベル状の万能武器でアクマ族と戦うのが主なストーリーである。
 しかし、その内容は激しく第2話の時点で、アクマ族を離れ、正義に生きることを誓ったことで、目の前でいきなり人間の母(主人公のザビタンは人間とアクマ族のハーフ)を殺されるという幼児には難しい展開。
 さらに、ザビタンのみならず、アクマイザー3のメンバーであるイビルやガブラの幼馴染も登場し、そのつながりを選ぶのか、アクマ族を裏切り、正義に生きるのか選択を迫られる。
 ザビタンに恋するダルニアすら、アクマ族として生きる姉をとるのか、恋をとるのかも決断しなければならない展開もあり、とても子供向けのシナリオとは思えない内容であった。

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 特撮技術は1970年代のことであり、現代の子供が観るには不足しているが、脚本は十分であり、倫理観や物事の決断を学ぶのにも良いと思われ、是非、再制作してもらいたい作品である。
 2012年の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム』には、アクマイザーという悪役でザタン、イール、ガーラが登場したが、やはりアクマ族を捨て、正義に生きるアクマイザー3を復活させてほしい。

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