2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 新潟県立歴史博物館夏季企画展「戊辰戦争150年」 | トップページ | 柏崎市議会議員定数、迷走させる悪魔の証明
西日本豪雨災害、東広島市に義捐金 »

2018年8月 5日 (日)

IHI「黒潮発電」日本船舶海洋工学会の海洋構造物・機器部門賞受賞

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、辛子明太子、水菜サラダ、蜆の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 8時過ぎ、柏崎にお越しになった某ご家族をホテルまでお迎えに上がり、海岸線を中心にご案内。

 12時40分過ぎ、長岡駅までお送りしたのち、帰路につく。

 あまりの暑さに生姜醤油ラーメンが食べたくなり、13時30分、「青島食堂 宮内駅前店」(電話:0258-34-1186)で「青島チャーシューメン 900円」に「薬味刻みねぎ50円増し」で昼食をとる。汗をかいた体に生姜醤油のスープが染み込む。

Adsc_001709

 15時、柏崎市内に戻り、某所での市政に関しての意見交換を行う。

Adsc_002110 スーパーなどで買い物をしたのち、18時50分、自宅に戻る。スーパーで購入したレモンと塩で食べる寿司(鮪、海老、サーモン、ハマチ、カニ、蛸)、オーストラリアビーフのヒレ肉を茹でたものをのせたサラダ、小粒納豆と梅肉の和えもの、目玉焼き、ビール500ml3本で夕食をとる。

 食後から事務所で資料の整理。

 23時過ぎ、熱めのシャワーを浴びたのち、漫画や本を一気に読む。『空母いぶき』の映画化が楽しみである。

 昨年、本ブログでも紹介したIHIの黒潮発電システムが100キロワットの発電試験を終え、今年7月に日本船舶海洋工学会「シップ・オブ・ザ・イヤー」海洋構造物・機器部門賞を受賞したという。

180807_nedo
NEDO資料より

 黒潮の最適地はアメリカのフロリダ半島沖と日本東岸と言われており、排他的経済水域面積世界第6位の海洋国家・日本の利がでた形である。
 問題は機材のコストであり、数百機を作れるまでには多少時間がかかると思われる。
 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は今年度から2020年まで22億円の助成金を出し、IHIも11億円を負担して次の開発段階に移るというので、今後の開発が成功することを願うばかり。


『AERA』2018年7月30日号

原発に代わる巨大エネルギー源、
「黒潮発電」が実用化へ

 黒潮は台湾東方沖の太平洋から琉球諸島の西を通り、日本列島東岸をかすめて北上、房総半島沖で東に向かう濃紺の大海流だ。その流量は地球上の全河川の合計の30~50倍といわれ、幅約50キロから100キロ。日本の沖では秒速1.5~2メートルの巨大な川のような流れとなり、江戸時代の船乗りは「黒瀬川」と呼んでいた。
 日本の目の前にあるこの巨大なエネルギー源を発電に活用すれば、原子力発電に代わる安定的で二酸化炭素を出さない電源になる可能性を持つ。そんな「黒潮発電」の実験が成功し、実用化に向け進み始めた。
 重工大手のIHIは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金約27億円と自社の約13億円を投じ、浮遊式の黒潮発電システム「かいりゅう」を開発。昨年8月から鹿児島県の口之島沖で発電実験に成功した。
今月13日には、日本船舶海洋工学会の「シップ・オブ・ザ・イヤー」海洋構造物・機器部門賞を受賞した。
 「かいりゅう」は全長19メートルの円筒を3本横に並べた筏のような形だ。左右の円筒の後部にある直径11メートルの回転翼で発電する。海底の重りと合成繊維のロープでつなぎ、水面下約50メートルの海中に沈める。一見簡単な仕組みにも思えるが、自動的に深度や方向、傾斜などの姿勢を制御する。
 
実験では秒速1.5メートルの流速で100キロワットを発電した。実用段階では回転翼の直径が約4倍の直径40メートルとなり、2千キロワットを発電する計画。約30キロ四方の海に600機設置すれば、新型の原子炉1基分の出力(120万キロワット)に匹敵する。
 IHIはまず離島用の電源として実用化する計画。将来は九州、四国、紀伊半島、房総半島などの沖にそれぞれ設置すれば、原発の代替電源になる可能性もある。黒潮は静岡県沖では蛇行するが、紀伊半島沖と房総半島沖ではほぼ決まった海域を通る。設置する海域は海岸から約40キロ、水深400メートルほどの場所を考えており、海底ケーブルで送電する。排他的経済水域内なので他国との摩擦の懸念はなく、原発や水力発電より大都市の近くで発電しやすい。送電に鉄塔が不要なのも利点だ。
 原発は放射性廃棄物の処理が困難という本質的な問題を抱える。火力発電は電力需要の変動に合わせ発電量を調節できる長所があるが、その燃料輸入には年間4兆円かかり、二酸化炭素の排出も問題だ。再生可能エネルギーでは太陽光や風力が普及しているが、発電は不安定だ。

<後略>

« 新潟県立歴史博物館夏季企画展「戊辰戦争150年」 | トップページ | 柏崎市議会議員定数、迷走させる悪魔の証明
西日本豪雨災害、東広島市に義捐金 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 新潟県立歴史博物館夏季企画展「戊辰戦争150年」 | トップページ | 柏崎市議会議員定数、迷走させる悪魔の証明
西日本豪雨災害、東広島市に義捐金 »