柏崎市議会議員定数、迷走させる悪魔の証明
西日本豪雨災害、東広島市に義捐金
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、胡麻豆腐、ニンニクの醤油漬け、油揚げとえのきの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時から議会運営委員会に委員会として出席する。まずは議員定数の議論であり、前回の議会運営委員会で柏崎のみらい、社会クラブから議員定数と財政規模の関係から議論したい、などあったので、再度の議論となった。
所属会派「決断と実行」としては、そもそも財政規模と議員定数は連動するものではなく、議員定数を削減すべきというもの。
決断と実行
「財政規模は生き物であり、景気回復のための財政出動や大型の公共施設建設、災害があった際などで伸び縮みする。結局のところは、十分な委員会審査ができる議員数か否かに帰結するため、財政規模はあくまで参考程度とすべきであり、議論は委員会での委員数に絞るべきと考える。」
議員定数をそのままにするとしたのは、
共産党、社会クラブ、自治研究会
定数がはっきりしていないのが、
市民クラブ
「定数問題は議会としての執行部への監視機能が弱体するようではいけない。」
議員定数を削減すべしとしたのは、
決断と実行、公明党、民社友愛
である。
柏崎のみらいからは議員定数は現状維持とし、財政規模と議員定数に関して、
「前回議員定数と財政規模には相関がないという発言もありましたが、その根拠を示してもらうこともあわせ、検討していった方がいいと思います。」
という意見。「相関がない」という発言は私の発言なので、次のように柏崎のみらいに問いかけをした。
Q.2つのことを聞きたい。議論に挑む態度や前提として、議員定数と財政規模に相関がある、とした方が材料を提示するのが当たり前であり、相手に求めるものではない。どこかの議員から聞いたではエビデンスにはならない。また、大学の一般教養でもやったと思うが、完全に『(相関が)無いことの証明』は悪魔の証明であり、普通の議論では行わない。これは議論をするお作法の根本的なこと。この2つのことはどう考えるのか。
A.財政規模と議員定数について全国の自治体の財政規模と議員定数をプロットしただけでも十分な正の関係がある。
前回での私の発言の趣旨は、
・国会議員の場合は一票の格差、つまり人口(有権者数)でしか議員定数の根拠はなく、票の格差が違憲かどうかを問われ、議員定数は変わる。しかし、災害復旧や財政出動で財政規模の大きさが変わっても、議員定数が変わるようなことはない。それは地方議会でも一緒で、財政規模の上下で議員定数が変動する相関関係はない。
というもの。私としては、人口がこれだけ減っているなか、議員定数がこのままということはなく、削減すべきという意見である。
9時50分、10時からの本会議があるので、議員定数の議論はここで打ち切りとなった。
そのあと、西日本豪雨災害に関する義捐金の取り扱いが協議された。先般、現地に行ってきた広島県東広島市には中越沖地震の際に6万円の義捐金を頂戴していたが、被害の大きさの事を考え、10万円にして義捐金を送るべきと提案。ありがたいことに全会一致となり、10万円を送ることが決まった。
また、全国市議会議長会経由での義捐金は議員一人あたり1万円の徴収で決定。
10時から本会議(第12回会議)となり、入院中の加藤武男議長に代わって副議長が議長席に座った。
議案は1件のみで、決算特別委員会を設置するための決議のみ。
「委員会発案第4号 決算特別委員会設置についての決議(案)」
10時15分から本会議で設置されたばかりの決算特別委員会が開催され、まず正副委員長の互選となり、こちら側は民社友愛の相澤宗一議員を推薦したが、結果、
荒城彦一議員 13票
相澤宗一議員 11票
となった。
数で勝っている向こう陣営は、次の世代、若い期数の議員に経験させるなど考えていないのであろうか。
副委員長は選挙もなく、そのまま向こう陣営提案の議員が就任。
ここで一回、休憩となり、決算特別委員会の各分科会に分かれての分科会の正副分科会長の選出となった。私は産業建設分科会なので、そちらに出席したが、慣例で産業建設常任委員会の正副委員長が分科会の正副委員長になるので、そのまま決定。これは無駄な議会の運営とも思えるので、予算決算特別委員会常任委員会化を行うべきである。
→ 先行実施している石川県小松市
10時45分、決算特別委員会に戻り、各分科会の正副分科会長が報告され、委員会が閉じられた。
10時50分、再度、決算特別委員会産業建設分科会となり、平成29年度決算における事業について当局から追加説明を受ける事業の選定を行う。
11時30分、終了となり、会派室に戻って諸雑務。
12時、自宅に戻り、冷凍しておいた魯肉(滷肉、ルーロー)を温めてご飯にかけ、卵黄をのせた日本式魯肉(滷肉、ルーロー)飯、冷凍食品の焼売「ザ☆シュウマイ」、トマトとレタスのサラダ、低脂肪乳で昼食をとる。
冷凍してある食品の冷凍焼け前の処分である。
食後から病院の付き添い。今日は懇親会ありの中越地区市議会合同議員研修会に出席予定であったが、予定外のことだったので、急遽欠席させてもらった。
17時過ぎ、事務所に戻り、事務仕事。
19時、台湾人の妻が挑戦したオクラ入りのお好み焼き、ジンギスカン、コールスロー、小粒納豆と梅肉の和えもの、ビール500ml3本で夕食をとる。
妻としては先日、広島市で食べたお好み焼きをイメージしたようであるが、キャベツがザク切り過ぎて、別の料理に・・・。
食後から事務所でパソコン関係のパーツの棚卸。
23時、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュしたのち、月刊誌を読む。
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コメント
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無いことの証明を求めるとは国会の野党なみにノータリンですな。
投稿: 市内北部の男 | 2018年8月12日 (日) 13時20分
市内北部の男さん、コメントありがとうございます。
無いことを証明してほしい、と相手に求めるのがおかしいという当たり前の事を、いちいち言わなくてはならない議会。実態をお知り頂ければ幸いです。
投稿: 三井田孝欧 | 2018年8月18日 (土) 18時25分