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2018年9月 1日 (土)

生き証人「日本の原子力の50年とこれから」石川廸夫氏
「くらしをみつめる・・・柏桃の輪」主催講演会

 2時、就寝。

 7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、冷や奴、べったら漬け、茄子と茗荷の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 シャワーを浴びたのち、病院へのお見舞いや弔問などで市内をまわる。

Adsc_000904 12時30分、自宅に戻り、災害時の非常食用に買ってあった温めずとも食べられるレトルトカレーをご飯にかけ、魚介出汁に漬け込んだ半熟の煮卵をのせた煮卵カレーライス、低脂肪乳、葡萄で昼食をとる。
 非常食の期限管理が大変なので、管理し、アラームを出してくれるアプリなどがほしいところ。

Aimg_367906 13時過ぎ、柏崎市産業文化会館にに移動し、13時30分からの「くらしをみつめる・・・柏桃の輪」主催の連続講話「エネルギー・原子力の100年物語」に出席する。
 今回は第1回目であり、原子力デコミッション研究会の石川廸夫会長による「日本の原子力の50年とこれから」という講演。御年84歳、まさに日本の原子力発電の生き証人である。
 主な内容は以下の通り。

1.現状
 42基ある発電所で運転しているのは僅か9基(内2基は停止中、1基は仮処分中)廃炉を決定した発電所21基(JPDR、ふげん、もんじゅを含む)。内、福島事故後の決定は16基。こんな現状で、良いとは言えない。
(インド:JPDRと同じ型式の発電所が今も稼働をしている)
 日本はこれで良いのか?原子力とは人類の未来を担う科学技術、その一番手が原子力発電、この状況では日本は遅れる、欧米どころか、韓国、中国に置いていかれる。

2.日本の原子力の50年
 その前の20年;石油争奪をめぐっての第二次世界大戦、敗戦、原子力研究停止。
 サンフランシスコ平和条約締結で原子力研究を許される(昭和28年、中曽根予算)。世界から10年遅れて発足、原子炉を作る基礎研究;臨界実験(世界で約80回の臨界事故)、日本は無し(この段階で事故を経験しなかったことが、JCO事故の遠因)。

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3.昭和35年頃の日本の原発状況
・米、英の商用発電所制作競争時代、その他の形式の発電所も導入
・日本原子力発電株式会社(原電)の誕生(昭和31年);英国型黒鉛炉、東海発電所建設
 イギリスの軍艦が日立港訪問(当時は漁村に毛が生えた程度の港)
・日本原子力研究所;米国の軽水炉、BWR型動力試験炉建設、昭和38年10月26日初発電
 米英の原子力発電競争、最初の商用発電炉はイギリス。
 茨城県東海村のJPDRの横に富士山がある?米国の売り込み写真であった。
 初めての軽水炉Shipping port発電所は3つも格納容器があった。
 ポンプの吸い込み高さ10m(井戸ポンプ)、福島の敷地高さ10mは当時の最善
・昭和36年、米国SL-1原子炉で臨界事故発生、死者3名。安全研究始まる。
・昭和45年、冷却材喪失事故、炉心溶融防止(安全性研究開始;米日独の協力)
・昭和53年、米国の安全設計指針完成、軽水炉が世界の発電用原子炉に
(狙い;原子炉の安全確保は、正確ではない機械設備に頼る必要あり)
・昭和50年以降の変化(安全向上に、機械から人間へ、原子力ルネッサンス)
・スリーマイル島事故により、設計事故以上の過酷事故を取り入れた(安全上の人の役割)
・チェルノブイリ事故で安全文化の推進。人が慣れると失敗が始める。但し、安全と安全文化は異なる。安全は刑法、文化は修身、道徳。安全文化と同類にコンプライアンス、品質保証などがある。
・世界一安全な原子力規制(安全設計指針は世界IAEAと変化なし)

→ 重複が多く無茶苦茶である。柏崎刈羽原子力発電所の消防車の数が良い例

4.エネルギーとは何か(原子力技術の話し)
・エネルギーとは食料でもあり、エネルギーなしで健康にして幸福な生活を人はおくれない。
→ エネルギー安保は食料安保以上に重要。しかし、選挙においてはエネルギーを訴えても票にならない。

・10%セオリーという食の階層
 海の生物は弱肉強食、大きさ別に食の階層があり、階層総重量に10倍の違いがある。
 陸上では、人間が威張り過ぎて、階層が壊れている。
 人類の総重量5億トン、分類では小魚の類で食べ物は動物性プランクトン、昆虫、蛙、ミミズなどを食べる階層であるが、色々なものを食べてしまっている。
 もし、エネルギーがなくなれば、地球人口75億人が10億人に減少、激しい生存競争となる。

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・自然エネルギーは30円/kWh
 自然エネルギーは薄く、薄いものを濃くするには時間と労力がかかる。
・原子力エネルギーは日本では10円/kWh。米国、韓国では3円/kWh。
 原子力エネルギーは発生エネルギーが濃く、出力変化が自由(出力調整運転問題)であり、空母や潜水艦に使える。
 米国、韓国は規制が少なく、定期検査がないのでコストが安い。

5.原子力技術の推移、安全神話はどうして生まれたか
 原子力技術、日進月歩、軽水炉が生き残る(黒鉛炉、重水炉、油冷却炉)
 安全神話?というが、当時の研究者や従事者は鉛の褌をし、奇形児誕生の心配、放射線への恐怖をもっていた。そんな人が神話を作るか?放射能環境下で汗づくの労働をしている人間は神話など作らない。
 
作ったのは・・・反対派やマスコミの創作であり、日本独特の反対手段。
 福島に安全神話はあったか?

6.事故に学んだ教訓
 JCO事故:安全規制に違反した装置有り、臨界事故は過去の事故との驕り
 東電データ不正問題:原子炉シュラウドの傷を隠す(不必要な隠し)
 福島事故:自然大災害、10日間の全電源喪失。過酷事故を凌駕(天災)
 但し、学ぶべき事は多い。
 考証、福島原子力事故、炉心溶融、水素爆発はどう起きたか。

7.原子力のこれから
・エネルギー政策と原子力
 日本は暗い。世界は明るい。
 福島事故、米国でもスリーマイル島事故で20年低落、今米国は原発を作れない。世界は原発を見直し、特にアラブ諸国。ロシア、中国の市場となっている。英国は日本は発注した。日本の原子力発電の早期再開が今後の国力を左右する。原子力は人類の未来を担う、まだ開発中の技術。失敗は反省、技術を恐れてはならない。
・エネルギー政策と政治、マスコミ
 原子力は票にならず、マスコミは原子力嫌い。
 中越沖地震の時の発電所火災(Cクラスの変電機支持部分が破損)、プールの揺れによる水漏れ(ビール瓶6本分程のプール水)を大きく報道。
・これからの理解活動
 正しい主張を言っていくしかない。日本国民は風評被害がお好き。歴史は後戻りしない。

 15時過ぎに講演が終了となり、次の予定があるため、失礼させてもらった。貴重なお話を聞ける機会を作って頂いた「くらしをみつめる・・・柏桃の輪」の皆さんには感謝である。

 15時30分から市内某所での打ち合わせ。

 16時10過ぎ、某氏の車に乗せてもらい、長岡市に移動する。

 17時から某ホテルのロビーで、旧知の某社の営業マンだった方と会う。当時はぺーぺーの飛び込み営業マンであったが、現在は全国をまわる経営コンサルタントとなっており、応酬話法にさらに磨きがかかっていた。

Bdsc_000902 19時20分、柏崎市内まで戻り、「飲茶中華料理 ハルビン」(電話:0257-22-4887)で、柏崎を舞台にした映画『炎の天狐トチオンガーセブン閻魔堂!地獄の大決戦!!』の柏崎での試写会に関する打ち合わせを行う。
 まだアフレコが終わっていないが、何とか完全版に近いものを柏崎刈羽地区の子供たちに観てもらいたいと思う。

 22時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。

 22時30分から録画しておいたテレビ番組を一気に観る。

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