グンマー展開「柏崎の海」ポスター問題
決算特別委員会(平成29年度)産業建設分科会(産業振興部)
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、塩鯖焼き、ほうれん草のおひたし、野沢菜、ジャガイモと玉葱の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時、市役所に移動し、会派室で諸雑務。
10時から決算特別委員会産業建設分科会に委員として出席する。
今日は産業振興部、農業委員会、高柳町事務所、西山町事務所所管事項の審査である。
各事業の説明のあとに質疑応答となり、私行った主な質疑は以下の通り。
・柏崎市役所の障害者雇用率2.58%
→ 水増しなし?
Q.電気柵の設置(165kmを設置)の計画性について、実際には補助事業とはいえ、本当に効果的にするには計画的に駆除する平成28年の新潟県内のイノシシによる農作物被害のうち、柏崎市が27%を占めており、柏崎市でのイノシシ対策は喫緊の課題。明治から大正にかけて一度、新潟県内ではイノシシは絶滅しているが、1970年代から上越方面から入ってきたと長岡技術科学大学の先生から聞いている。対策は3本柱(個体管理、被害防除、生息地管理)でなければならない。話を聞いていると個体管理がメインになっている。イノシシは32倍返しなので、個体管理だけでは厳しいのではないか。
A.研修会を長岡技術科学大学の先生に来ていただいて行っている。追い込みに関して、場所を狭くするのも手であると認識している。しかし、民有地ということもあり、電気柵をどこでも設置できるわけではないという悩みもある。これからも研究しながらやっていきたい。
12時5分から休憩となったので、急いで自宅に戻り、緊急で依頼された資料を昼食をとりながら作成する。
キーボードを打ちながらなので、おにぎり2個(麹漬け納豆、おかか)、北海道から送ってもらったトウモロコシを茹でたもの、低脂肪乳といった内容。
12時50分、市役所に戻り、13時から引き続き、決算特別委員会産業建設分科会に委員として出席する。
Q.水産資源保護培養事業を一般財源で179.8万円でヒラメ19000尾、アユ91kgの稚魚を放流について、基本的には新潟県からの義務的なものというが、その他の魚種、内水面漁協が負担した稚魚などは何があったのか。この質問の背景としては、漁業関係者からここ数年、海の状態が変わっており、この時期だと鰆が大量に上がったりとしているという。そういったことから、魚種も環境に合わせ変えた方が良いのではないか、との意見をもらったからである。
A.アワビ2500個、内水面漁協の放流分は補助金が入っていないので不明である。海のなかの変化は感じており、鯛やイカの不漁と聞いている。魚種を変更するところまではいっていない。
Q.企業立地推進員経費597.9万円、2名分について、市長本人によるトップセールスの案件はどれくらいあったのか。
A.市長自ら訪問する機会はあるべきだが、平成29年度にはなかった。平成30年度に入ってからは市長本人がセールスに行った案件がいくつかある。今後、良い報告ができるかと思う。
Q.西山町観光協会への海水浴場の委託費704万円、そして石地海水浴場の市営駐車場の区画線の引き直し等、平成29年度内で問題が発覚した石地海水浴場の市営駐車場に屋号がペンキで書き込まれていた件は、すべて解決したということで良いか。
A.石地海水浴場の市営駐車場に屋号に書き込まれていたのは、過去からの観光協会の経緯もあった。市営駐車場に屋号を書いてあること自体が、何か権利を与えているようにとらえてしまうので、今年度に屋号を消すよう要請し、解決した。
*加藤武男議長が経営する見晴荘の屋号が書き込まれ、占有されている市営駐車場
Q.フィルムコミッションについて、新潟県フィルムコミッション協議会への負担金1万円の計上でしかないが、その他にフィルムコミッションへの取り組みはどんなものがあったのか。柏崎市のホームページでは2016年以降更新がなく、誘致活動をしているのかどうか見えない。
A.フィルムコミッションは現状の予算化しているのは負担金のみ、問い合わせなど昨年度はなかった。推進の立場で努力は足りなかった。
Q.平成30年3月末で閉鎖となった国民休養地の「国民休養地管理運営事業 442万円」の件で確認したい。以前、閉鎖にあたっての審査の際にも確認したが、国民休養地の高速道路を渡った側に、慰霊碑なのかお墓なのか、鯨波戦争に関わるものと言われているようなものがあるが、その後に調査したのか。
A.以前、現地を調査に一回行ったが、草木が生えてしまっており、現物を発見することができなかった。
14時35分から10分間休憩をとったのち、産業建設常任委員協議会となった。議題は、群馬県で使われた海の柏崎PR観光キャラバン業務委託についてである。
これは柏崎市が99.9万円で委託をしたものの、柏崎の海として紹介したポスターの海が【柏崎の海ではなく、ネット上のフリー素材であった】ことから、嘘ではないか、と炎上した案件。
市の担当課としては、柏崎市へきてもらうためのきっかけとなるイメージ画像、まずは海をイメージしたデザインを採用したという。
Q.いまはPR素材で使われた写真が実際のものと違った、ということでは大きな問題になることが多い。ネット上でも炎上することが多い。しかも、柏崎の海でもなく、フリー素材で見つけやすいものを使っている。柏崎市は、自分の海ではなく、フリー素材で宣伝しているというのは、柏崎市の信用が無くなるのではないか。
A.柏崎市からも海の写真をいくつか提示したが、高崎市民や群馬県民に向けたものが、柏崎市のイメージに沿うものでない、という協議結果から、今回のイメージ画像を使うことに至った。
他の議員からも
・柏崎の海としてアピールしているのに柏崎のイメージデザインや写真ではない、とすると詐欺と言われて当然ではないか。柏崎の花火のポスターに、イメージ使用で長岡の花火の写真を使うようなもの。
・海を売り込むという思い入れのある櫻井市長がこのポスターと一緒になってPRしている。柏崎市民、そして市長が恥ずかしい思いをしたと担当課は考えないのか。
といった意見がでたが、答弁とは平行線のまま。
最後に3つの点だけ指摘しておいた。
Q.担当課とは見解の相違だから、あとは意見だけにしておく。通常は柏崎の海をアピールし、柏崎に来てもらいたいなら、柏崎の海の写真を使って、場所も表示しておくのが誠意ある観光ではないのか。問題点を3点だけ指摘する。
1つ目は、群馬の業者のイメージに合わせ柏崎の海を捨てたこと。
2つ目はネットで検索されやすいフリー素材を使ったリスクを考えてないこと。
最後は十分アピールできる写真素材を柏崎市が保有していなかったこと、だ。
15時10分から10分間の休憩をとり、再度、決算特別委員会産業建設分科会となり、これまでの決算審査の意見集約を行う。
意見を以下の1点だけ付しておいた。
「柏崎市としてシティセールスに取り組むなか、フィルムコミッションでの取り組みがなかったことは残念であり、平成30年度では前向きに取り組んでもらいたい」
15時45分から、決算特別委員会産業建設分科会の作業部会に出席。産業振興部長、商業観光課への事業の事実確認など行ったのち、
(1)商業活性化推進事業
(2)商工団体支援事業
(3)移動販売支援事業
についての事業評価からの施策評価を行った。
16時50分に終了し、会派室に戻って、諸雑務。
18時、妻と合流して「船栄 柏崎店」(電話:0257-22-0288)に移動し、Tご夫妻、中国大陸で働かれている息子さんとともに懇談をしつつ、夕食をとる。
刺身盛り合わせなどをつつきながら、生ビールを飲み、中国大陸のビジネスの環境などを意見交換。
22時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。
23時、某集まりの皆さんから電話があり、某店に移動。焼酎を飲みつつ、市政に関する苦情などをお聞きする。
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