加藤武男議長辞職、新議長は丸山敏彦議員
原発特別委員長拝命、議員研修会「委員会代表質問と政策サイクルについて」
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、牛そぼろ煮、セロリの漬物、玉葱と豆腐の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
8時40分、市役所に移動し、会派室で諸雑務。
9時から議会運営委員会に委員として出席する。冒頭、矢部忠夫議員からの市長からの公文書での注意がでている庁舎内での喫煙について、自分が張本人であるとの謝罪があった。
謝罪することで問題を終わりにしようという話なので、別の機会で議論するよう提案した。
ルールがない新潟県知事選挙のSNS発信を謝罪せよ、処分せよ、私たちに迫っているなか、市長からの公印が押された文書がでている喫煙はこれで終わりにしようとしているのである。
柏崎市役所には柏崎市役所庁舎使用注意事項(昭和52年7月4日決定)というルールが厳格に定められており、罰則として「庁舎等への立ち入りを禁止し、許可を取り消し庁舎等からの退去を命じ又は物件の撤去を命ずる」ことも明記されている。
自分たちの場合は、うやむやにしようと言う連中は始末が悪い。
結果、次の機会に議論することとなった。
協議事項は以下の通り。
1.議長選挙に当たっての所信表明について
(1) 議長選挙に当たって所信表明を申し出た議員(申し出順)
丸山敏彦議員、荒城彦一議員の順で申し出があった。
2. その他
(1) 議会運営委員会の日程について
ア.10月10日(水)本会議休憩中 第一委員会室
イ.10月15日(月)午前9時~ 第一委員会室
(2) その他
10時から本会議(第19回会議)に出席する。
病院に入院していたという加藤武男議長が登壇し、冒頭のみ議事の進行を行い、議長辞職に関する議案で退席。
副議長に交代し、議長辞職の許可が諮られ、異議なしということで許可された。
ここで加藤武男議員が復席。議長選挙の一票のために入院加療中のところを出席したのであろう。
まず最初に丸山敏彦議員が所信表明を行い、続いて荒城彦一議員が市民からの怒りの声がある、との所信表明を行った。市民からの怒りがあるという本人自らが、議員定数削減に最初は賛成しながらも、革新系にすり寄ってからは反対にまわり、市民から怒りの声がでている。さらに、柏崎市役所新庁舎も議場内では賛成しておきながら、市民には反対したと喧伝、私に対する誹謗中傷の文書もばらまいており、今回も革新系に推してもらったかたちである。
2名が所信表明を行ったのち、議場が閉鎖され、投票となった。
投票が終わった瞬間に加藤武男議員が退席し、帰宅した。ただ単に選挙の数合わせのための出席であったことがこれで分かった。
加藤武男議員本人は入院加療中とのことであり、力なく、頭はボサボサ、声も震えている状態なのに、その状態を分かりながら、投票だけのために担ぎ出してくる連中は本人の病状を考えず、駒扱いしているだけである。人として扱っていないのであろう。
また、病状への配慮を別にすれば、議員としての報酬をもらっており、このあとの決算の認定などの本会議も続くなか、仕事の放棄でしかない。
投票の結果、有効投票数25票、無効票1票(白票)のなか、
丸山敏彦議員 13票
荒城彦一議員 12票
で丸山敏彦議員が当選し、議長となった。
残された6か月の任期の間、長い経験をもって、まともな議会に戻してもらいたいと思う。
ここで休憩となり、議会運営委員会に委員として出席する。新議長が誕生したことによって、委員会構成の変更(議長は委員になることができない)がでるための協議である。
1.新議長の委員会等の辞任について
2.新議長の委員辞任に伴う委員の選出について
丸山敏彦議長が文教厚生常任委員会の委員、柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の委員長なので、それぞれ辞任することの許可。
加藤武男前議長がそのまま丸山敏彦議長が所属していた文教厚生常任委員会の委員になると思いきや、加藤武男議員の所属会派「自治研究会」から「決断と実行」が産業建設常任委員会に3人いるので、そのうちの1人枠を加藤武男前議長にもらいたいとの要望があった。
所属会派「決断と実行」としての判断が迫られるので、休憩をとらしてもらい、会派室に戻って会派会議。
11時から再開し、所属会派「決断と実行」として交換条件を提示した。
・産業建設常任委員会の1人分の枠を「自治研究会」に譲っても良い。
ただし産業建設常任委員会では中小企業振興条例(案)の作業部会を行っているので、実際に出席できる人を選任してもらいたい。
としたところ、「自治研究会」としては常時出席できる議員を出せない(これも議員として問題)、ということだったので、加藤武男前議長がそのまま丸山敏彦議長が所属していた文教厚生常任委員会の委員になることとなった。
11時5分から本会議が再開となり、まずは丸山敏彦議長が所属していた文教厚生常任委員会の委員、柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の委員長の辞任が諮られ、許可。
11時15分から再度の休憩となり、11時20分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会が開催された。丸山敏彦議長が委員長だったため、委員長の選任が議題である。
指名推薦となり、ありがたい事なのか、ただ面倒な事を預けたいのか、私・三井田への指名の声が上がり、全会一致で委員長に就任することとなった。私の議員経験上、全会一致で委員長が決まるのは珍しい。
続いて、11時20分からまたも議会運営委員会が開催され、私が柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会の委員長になったことが報告された。
これまで役職すべてを断ってきたが、任期残り半年での特別委員長。半年間開催されていない特別委員会であり、今月末には第11回全国原子力発電所立地議会サミットがあるため、早急に仕事をしなければならない・・・・。
11時30分から本会議が再開となり、昨日の決算特別委員会で採決をとった以下の議案の採決が行われ、すべて認定となった。
「承第5号 決算の認定について(平成29年度一般会計)」
「承第6号 決算の認定について(平成29年度国民健康保険事業特別会計)」
「承第7号 決算の認定について(平成29年度後期高齢者医療特別会計)」
「承第8号 決算の認定について(平成29年度介護保険特別会計)」
「承第9号 決算の認定について(平成29年度土地取得事業特別会計)」
「承第10号 決算の認定について(平成29年度墓園事業特別会計)」
12時30分、終了となり、会派室に戻って、諸雑務。
議員有志で車に乗り合わせ、13時、「らぁ麺 てっぺん」(電話:0257-32-7678)に移動し、「塩ちゃあ麺 900円」に「半ライス 100円」を追加し、さらに柏崎ファンクラブ会員証の提示で「煮タマゴ」を入れてもらって昼食にする。
市役所に戻り、14時30分から平成30年度柏崎市議会議員研修会に参加する。主催は議会運営委員会であり、今回のテーマは「委員会代表質問と政策サイクルについて」であり、講師は岐阜県可児市の川上文浩議員である。
主な内容は以下の通り。
1.可児市の紹介
・人口10万人、41523世帯。
・世界一のバラ園「花フェスタ記念公園」
→ 毎年6月にバラ議会と初日に議場での音楽コンサート
・美濃桃山陶の聖地
・森蘭丸の所縁の地
2.講師紹介
・議員活動は線香花火!議会活動は打ち上げ花火!!(会津若松 目黒議員)
・1960年生まれ、診療放射線技師。
・半年1回、45分間の番組を製作し、ケーブルテレビで流している。
3.人口動態
・45年後の日本は15~64歳で4418万人、75歳以上が2336万人。
・東京23区で最近起きていること、2010年から5年で23.3万人の増
・愛知県豊田市で起きていること、2010年から5年で人口増加が止まった。
4.そもそも住民は議会に何を期待しているか?
・権力により集められた税金の使い方が正しいか?
・集められた税金がどのように使われているか?その効果は?
・不正や無駄はないか?
・市民の声は市政に反映させているか?
→ 私たち住民は首長・議会議員を直接選ぶことは出来るが、職員を選ぶ権利を有しない!
・総合戦略はどこの自治体でも同じようなものが作られている。
・議決前は執行部が住民説明を行うが、議決後に議会で住民説明を行うことがなかったんで、この説明責任を果たすべき。
5.実例
・ご当地ナンバー「東美濃」導入を進めた執行部に対し、可児市議会でナンバー実現協議会の脱退を議会運営委員会で決定。
・「大学との連携の取り組み」議員の資質向上のため、政務活動費を使い、毎月1回。
・「議論の充実のための取り組み」
一般質問、反問権は柏崎市議会と一緒だが、先進的に自由討議の時間、議場モニターを使っての一般質問を行っている。
・「正副議長立候補制度」
所信表明は柏崎市議会と一緒であるが、質疑が10分以内にできることになっている。
・「議会改革のためのアンケート調査」
2000人対象で無作為で送り、回収数は810件、回収率は40.6%。
市民の声が市議会に反映されていると感じているのは6.4%。
・「政策提言・提案などの取り組み」
決算審査による予算編成への提言
子どものいじめ防止に関する条例
空き家等の適正管理に関する条例(案)の提案
6.サイクル
・議会運営サイクル
・予算決算審査サイクル
・意見聴取・反映サイクル
・若い世代との交流サイクル
議会が作ったNPO「縁塾」があり、そこが主催
→ 4つのサイクルアニュアルプラン
7.一般質問からの委員会所管事務調査への追加
・可児市内への汚染土壌処理施設の建設計画
・一般質問から委員会の行政視察に反映
8.ママさん議会からの施設への提言・要望
・建設中の駅前子育て拠点施設についての提言や要望。
・ママさん議会ワークショップからママさん議会で意見書を審議、採択。
・ママさん議会で採択した内容を執行部への提言。
9.議長職における引き継ぎ事項からの実施事例
・議会BCPの策定とBCPに基づいた議会防災訓練の実施。
・議員は災害時には災害情報を携帯・タブレット端末などを活用し、災害現場の写真などを議会事務局に報告する。
10.予算決算委員会からの当初予算に対する附帯決議からの対応事例
・いじめ防止関連当初予算審議において、施策の推進体制や権限等を根拠づける条例の整備を求める。
・平成24年予算特別委員会附帯決議から条例へ。
11.委員会代表質問
・豪雨時の対応から委員会代表質問につなげ、執行部の体制整備により住民福祉向上へ。
12.若い世代のため
・地域課題懇談会(高校生議会等)
・地域課題解決型キャリア教育
・子ども議会 平成16年より毎年実施
・IPE(多種職間連携教育:Inter Professional Education)手法を活用した意見交換
・高校生の段階では、受動的にしか選挙について学んでいない
→ 「人を選ぶ」という経験がない。
投票意欲があっても、「選び方」が分からない生徒がいる。
グループディスカッションを行い、模擬投票を行う。
13.結び
・議会の力が地域の未来を創る
16時20分に終了となった。非常に参考になることが多く、柏崎市議会でもすぐ導入できることもあったので、この研修の成果を反映させていきたいと思う。
会派室に戻り、諸雑務をやったのち、17時30分から市内某所での打ち合わせに出席する。
19時過ぎ、自宅に戻り、頂き物の丸々と太った秋刀魚の塩焼き、チキンたれカツ、ブロッコリー入りのグリーンサラダ、牛バラ肉を使った肉じゃが、小粒納豆と梅肉の和えもの、ビール500ml3本で夕食をとる。
脂がのった秋刀魚のワタがビールに良く合う。
食後から事務所で、映画『炎の天狐トチオンガーセブン閻魔堂!地獄の大決戦!!』のエンドロールクレジットの最終確認を行う。
23時、熱めのシャワーを浴びたのち、録画しておいたテレビ番組を一気に観る。
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