平成30年12月定例会(第24回会議)閉会
議員定数削減案(23名)は否決・・・
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、オクラとめかぶの和えもの、野沢菜、もやしの味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
8時40分、市役所に移動し、9時から議会運営委員会に委員として出席する。
協議事項と内容は以下の通り。
1.議員辞職について
与口善之議員、三井田の辞職願の許可を本日の本会議で諮る。
2.柏崎市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例(案)について
先日らい検討をしてきた長期欠席や出産に関する報酬の減額などの条例改正。
本日の本会議で諮る。
3.市庁舎における喫煙及び議員倫理について
議会運営委員長の報告をしたのち、本人が退席し、議事の追加。
その後、本人から謝罪文の朗読。
4.諸般の報告について
市の不注意により発生した損害賠償
5.その他
(1) 次回議会運営委員会の日程について
12月20日(木)本会議終了後 第一委員会室
2月定例会議の行程について 議会基本条例の検証について等
(2) その他
10時から本会議、平成30年12月定例会最終日に出席する。柏崎市議会議員としては、最後の本会議である。
最初に議事の追加があり、自分自身の議員辞職が諮られることになり、退席。
無事に?平成31年1月31日付で、柏崎市議会議員を辞職することとなった。
執行部提案の各議案は、以下の通り、すべて原案可決。
「議第112号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
県人事委員会の勧告を踏まえ、一般職の職員の給与を改正するための議案。
勤勉手当の95/100への引き上げ等。
「議第113号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
一般職の職員の給与の改正に伴い、議員の期末手当を改正するための議案。
「議第114号 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
一般職の職員の給与の改正に伴い、特別職の期末手当を改正するための議案。
「議第104号 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整理等に関する省令により、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、放課後児童支援員の資格について改正を行うための議案。
「議第101号 平成30年度一般会計補正予算(第7号)」
予定外退職者の退職手当、教育センターを移設する経費など。
総額2憶2000万円の補正。
「議第107号 平成30年度一般会計補正予算(第8号)」
「議第115号 平成30年度一般会計補正予算(第9号)」
国の補正予算成立に伴い、市立小学校にエアコンを設置する費用を措置するための議案。
「議第102号 平成30年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」
人件費補正。
「議第108号 平成30年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」
「議第103号 平成30年度介護保険特別会計補正予算(第2号)」
人件費補正。
「議第109号 平成30年度介護保険特別会計補正予算(第3号)」
人件費補正。
「議第110号 平成30年度水道事業会計補正予算(第2号)」
人件費補正。
「議第111号 平成30年度下水道事業会計補正予算(第3号)」
人件費補正。
「議第105号 市道路線の廃止について」
県道の道路改良に伴い、2路線を廃止する議案。
「議第106号 市道路線の認定について」
開発行為に伴う1路線及び県道の道路改良に伴う2路線を認定する議案。
続いて、人事案件となり、人権擁護委員候補者の推薦が議会で承認された。
「選第12号 人権擁護委員候補者の推薦について」
「選第13号 人権擁護委員候補者の推薦について」
ここで提案者となっている柏崎市議会議員の数を現在の26人から23人に減員する議案が、共同提案者である整風会・春川敏浩議員から提案された。
「議員発案第6号 新潟県柏崎市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例」
質疑応答は私の担当であるため、
Q.9月定例会で24名を提案し、今回23名を提案してきたのは、数字だけを変えているだけではないか。
A.私はもともと22名への削減案の考えである。それを激変緩和の意味で、先の9月定例会では24名案を提案した。今回は、さらに減らした23名にすべきという春川敏浩議員が同調してくれたので、一緒に共同提案をした。
といった質問から、何で今回提案したのかというレベルまで様々な質問があったが、根本的にとにかく議員定数は減らすなという、自己保身が先にでる内容が大半・・・。
討論の段階では、
<反対討論>
共産党・持田繁義議員、無所属・阿部基議員、自治研究会・村田幸多朗議員、社会クラブ・矢部忠夫議員
<賛成討論>
決断と実行・上森茜議員、民社友愛・相澤宗一議員、公明党・真貝維義議員
が行われ、採決の結果、以下の通り11-12で「否決」となった。
賛成:
決断と実行(星野正仁議員、斎木裕司議員、与口善之議員、柄沢均議員、上森茜議員、三井田)
公明党(若井恵子議員、真貝維義議員)
民社友愛(佐藤和典議員、相澤宗一議員)
整風会(春川敏浩議員)
反対:
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員)
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(村田幸多朗議員、布施学議員)
無所属(荒城彦一議員、三宮直人議員、阿部基議員)
欠席:
加藤武男議員、丸山敏彦議長
*社会クラブ・笠原晴彦副議長、議長職代行のため、採決に参加せず。
ここでいきなり柏崎のみらい・飯塚寿之議員から
「議員発案第7号 議員定数の削減を含めた議会の活動環境の整備に取り組む決議(案)」
がだされ、議事の追加に以下の議員が賛成したため、議事に追加することが決定。
柏崎のみらい(飯塚寿之議員、佐藤正典議員、重野正毅議員)
社会クラブ(矢部忠夫議員、若井洋一議員)
共産党(持田繁義議員、五位野和夫議員)
自治研究会(村田幸多朗議員、布施学議員)
無所属(荒城彦一議員、三宮直人議員、阿部基議員)
議事の追加とされたものの、まったく中身が分からないものであり、休憩をとることとなった。
売店で購入したチーズパン、マルチビタミンジュース、ファームくじらなみの越後姫で昼食をとりつつ、他会派議員と意見交換。
13時、議会運営委員会が再開となったので、提案された決議案の内容を見てみると、
・柏崎市議会は2019年4月に行われる統一地方選挙後、新潟県柏崎市議会基本条例を尊重し、議員数の削減を含めた議会の活動環境の整備に取り組むこと
・2020年度末までにその結論をだすこと
などという、来年4月の柏崎市議会改選後のことが書き込まれていた。
地方自治法の基本中の基本であるが、議会が改選した場合には、前の議会との同一性は無い。つまり、自分たちで決められるのは、自分たちの任期中のことだけであり、改選後は仮にメンバーがまったく同じであっても、違う議会となる。
そんな基本的なことも分からずに、改選後に議員定数削減を決めるという決議を提出してきたのである。
議員定数削減に反対したことを隠すためなのであろう。
しかも、こんな決議案を議事録に残せば、柏崎市議会は低レベル、地方自治の基本も分かっていないことの証拠となってしまう。
任期をまたいだ決議はできないことを説明し、提案者に撤回するよう申し入れたところで、休憩。
13時45分から議会運営委員会が再開となり、地方自治法上できないことをやっと理解したようで、本人が取り下げすることとなった。
14時10分から本会議が再開となり、冒頭、柏崎のみらい・飯塚寿之議員から決議(案)の取り下げとなった。
本人の発言は書類に不備があったという理由であったが、根本的には地方自治法が分かっていなかっただけのことである。
続く、多機能バスの請願
「請第5号 地域における多機能型バス運行について議会で研究し、行政に提言することを求める請願」
には、この時期で請願を受けても任期中に回答できないことから「反対」をしたが可否同数となり、議長判断で「採択」となった。
賛成討論のなかで、次の議会に議論を申し送り、などの発言をする議員もいたが、これも地方自治法の基本が分かっていない証拠。
請願を議長が常任委員会に付託しないなら、次の改選後の議長に申し送ることはできるが、一度、常任委員会に付託し、採決されたものは改選後の議会に申し送りはできない。そういうルールになっている。
できないことを分かって請願を採択しているので、請願者へは不誠実な対応である。
議員の出産や長期欠席の場合の報酬をどうするのか定めた
「柏崎市議会議員の議員報酬等の特例に関する条例(案)」
は、全会一致で可決。
最後に「市庁舎における喫煙及び議員倫理について」が議事追加となり、矢部忠夫議員本人が退席した上で、議会運営委員長からの報告が行われた。
謝罪文の提出、議場での朗読、議員倫理審査委員会委員長の辞任勧告が本会議場でも承認され、矢部忠夫議員本人が復席。謝罪文の朗読が行われた。
謝罪文の朗読のあとは、私が議会運営委員会を辞任し、星野正仁議員に交代することも承認された。
14時50分に議会が終了し、その後、会派室で諸雑務を行う。
16時45分から柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会(原発調査特別委員会)の正副部会長会議に委員長として出席する。
半年以上、開催されていなかった部会もあるものの何とか来年1月末までに特別委員会としての報告書をまとめたいので、各部会からの進捗状況を報告してもらった。
第一部会:来年1月上旬までに部会報告を作成。
第二部会:放射線への正しい理解については、原子力広報センターの視察を先日行った。避難計画は、新潟県の避難計画策定後、来年1月半ばにその報告を受け、意見交換をしたい。
第三部会:もう少し議論を深める必要あり。研修会の講師から提案されたことを整理する必要もある。来年1月16日の週で次回の部会開催を調整している。
正直なところ、私自身が議員でいる任期、つまり委員長として取りまとめができるのは1月31日。それまでに何とか間に合わせてもらうよう、各正副部会長に再度のお願いをした。
17時30分、マイクロバスに乗り込み、17時50分、メトロポリタン松島に到着。18時からの議会と市長以下、部課長級との忘年会に出席する。
柏崎市議会議員として当局の皆さんと飲食をともにするのは、これが最後の機会となったので、各部課長と各種意見交換。
21時過ぎ、議員有志で「中華そば 幸楽苑 柏崎店」 (電話:0257-20-6021)に移動し、コストを重視した二次会を行う。
「Wギョーザ 432円」をつまみつつ、生ビールなどを飲み、今日の議会の反省点を話し合う。
23時、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びてリフレッシュ。
23時40分から事務所で事務仕事を行う。
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まずはお疲れさまでした。小学校学級会以下の
(と私は思っている)議会にほとほと呆れはているところ。そして、このありさまをほとんどの市民は諦めているのではないだろうか?そんな思いを持つ。 それでもこれが民意なのだから致し方ない。
古里と愛国が自身のキャッチフレーズだが、こんな柏崎に愛想がつき、区切りがついたら(いろいろとね)離れたいと真剣に考えるこの頃。県議会選 頑張ってほしいぞ!!
投稿: 小池広行 | 2018年12月20日 (木) 21時06分
小池さん、コメントありがとうございます。
基本的な地方自治法を理解していない決議案がでたときには、正直、
「他の自治体の議会に知られたら、恥ずかしい・・・」
と思ったところです。
気持ちを切り替え、柏崎刈羽地域のために頑張ります。
投稿: 三井田孝欧 | 2018年12月21日 (金) 22時42分
初めまして。7月に柏崎から転出した元市民です。
「柏崎のみらい」と名乗る団体が、一番柏崎の未来を考えてないように思えて笑ってしまう。。。
レベルが低い議員で、何のために議員になってるか理解していない人が多いように見受けられます。
故郷がわけのわからない人々で壊される事がなければいいのですが・・・。
投稿: まこ | 2018年12月24日 (月) 22時15分
まこさん、コメントありがとうございます。
議員を選ぶのも市民なので、市民の皆さんが賢明な選択ができるよう材料を提供し続けたいと思います。
投稿: 三井田孝欧 | 2018年12月25日 (火) 09時30分