高柳雪まつり2019 “YOU・悠・遊”
神田昌典氏、全国縦断『2022』in 新潟
2時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、なめ茸おろし、インスタントの豚汁でご飯2杯の朝食をとる。
9時、妻と自宅をでて、高柳町に向かう。
9時50分から高柳雪まつり2019 “YOU・悠・遊”の開会式を見学。高柳中学校の二宮金次郎像がステージ横にあり、ちょっと面白い光景である。
会場内に出店しているお店のなかに新潟県原産の天然記念物「蜀鶏(とうまる)」に「名古屋種」、「横斑プリマスロック」を交配し作出したじょんのび鶏の「カレー 500円」があった。
にいがた地鶏は、イノシン酸が多め、脂肪分が少なく、保水性が高いとされているが、く脂がほどよく乗っており、自家製らっきょうも添えられ、地元らしい感じ。
「らっきょう」なのか、「らっきょ」なのかの表記はいつも悩む・・・。
12時過ぎまで、よさこいや雪上スポーツを楽しませてもらった。
13時50分、かしわざき市民活動センターまちからに移動し、14時からの神田昌典氏による講演「全国縦断『2022』in 新潟」に参加。
主な内容は以下の通りであり、選挙戦でバタバタとしているなか、頭を柔軟にする貴重な機会となった。
「2019年、飛躍するための成功の鍵」
・2025年万博が関西で行われる。これは他人事ではなく、全国の中小企業にとってはプラスの効果がある。ただ、「いのち輝く未来社会のデザイン」のコンセプトでは失敗すると思う。キャッシュレスだけでも、中国などの方が進んでいる。
・2025年の万博は、全国すべての中小企業が未来にむけ、新成長事業をつくるための起爆剤。
・2017年にAI時代に企業キャラクターが必要になる状況を想定。リスクが少なく、大きな効果を生む。情報爆発が2020年に起こり、ほとんどが埋もれてしまう。その中で埋もれないためには、キャラクターが必要。昔は会社の社長の顔をチラシに入れ、集客していた。いまのこの原則は変わっていない。しかし、日本の社長は高齢化している。それを超えるのがキャラクター。
・会社前の自動販売機をキャラクターディスプレイにしたところ、インスタ・スポットとなり、売り上げも変わった。
・2025年問題、日本の人口が700万人減る。人類初の高齢化社会とも言える。
そのためには、誰でも稼げる圧倒的に生産性の高い仕事を大量に生み出す必要がある。介護離職の問題も深刻化してくる。働き方自体を変えなければならない。
・全く新しい政治、社会、経済体制がこれから6年かけて生まれる。国の在り方自体が変わっていく。隣の国の状況も変わっていく、例えば統一朝鮮。一億人の市場が生まれる。
・歴史は70年周期に変わる。今は第四次産業革命、AIや自動運転などの時代になっている。2019年の70年前は1949年、それは朝鮮戦争。経済を隔てる壁、言語の壁は技術によって乗り越えられる。2012年のインバウンド客800万人、2018年は3300万人で4兆円を超えるお金が日本に落ちている。残る壁が、頭の中の壁。
・2019年4月、時間外労働の上限規制が月45時間となる。これはあとで間違いだったと言われるはず。
・日本人の本当の美徳は、勤労奉仕の心。これを働き方改革で捨てようとしている。
・人が働かなくなったことで、読書会のビジネスがうまくいき、かなり良い人材が来ている。残業規制で早く社員を帰してしまう。
・早く帰ることで副業(サイトに副業の文字を入れれば集客)を行うようになってきた。特に産官学連携など、「やりがいのある副業」が人気。お金はなくともやりがいがあれば、満足感がある。やりがいの無い仕事で地元を離れた人を、やりがいのある仕事で地元に戻すという考え方もでてくる。
・大きなビジョンをもつ、小さな企業が早く動ける時代が来た。
・社長が率先して仕事の生産性UP。2019年、グーグルのスイート。音声認識し、テキストとなり、クラウドのドライブ内で共有できるので、場所に寄らない。会議も昼休みに、場所に寄らずできることになる。
・フォーチュン500の半数以上がデジタル改革の遅れで、消えた。
・ビジョンを掲げ、デジタルツールを活用していく。
・情報が爆発していく時代で生き残れるビジネス戦略の本『隠れたキーマンを探せ!』。
・コンテンツの大量生産は、悪影響。情報が爆発しているので、余計な情報は逆効果となる。
・専門家の視点も、意思決定に影響しない。
・USP(Unique Selling Proposition)で1社独占できる時代から変わり、3社相見積もりなどの3分の1になってしまうという問題がある。
・大きな取引では、5.4人が関わるという時代になったので、トップだけを落とせば良いわけではない。全員追跡・全員説得法の限界もある(利益が十分とれない、良質な契約とならない)。その5.4人は、顧客関係者の7つのタイプのうち3人。
(1)ゴー・ゲッター 時間を使うべき相手、実務者
(2)ティーチャー 時間を使う相手、社長
(3)スケプティック 時間を使うべき相手、疑い深い人
(4)ガイド *無駄:組織からは信頼されていない
(5)クライマー *無駄:自分の出世のみ、友達がいない
(6)ブロッカー *無駄:どんな変革も嫌う人
(7)フレンド *無駄:暇な友人
・3人にどうアタックするか。
→ コマーシャルインサイト:顧客に自社以外の選択肢を忘れさせるほど購買プロセスに決定的影響力ある支店。
(例)ゼロックスが小学校に売り込んだ際には、色をつけることで生徒の理解力、集中力があがる、関心が高まる子供たちが77%いるとして売り込んだ。
(例)株式会社廃油ナイスくん、美味しい油を保つだけではなく、油の廃棄、入れ替えが大変なことを解決するとして売り込んだ。
・インサイトの創出は一仕事だと感じられる。たしかに、顧客に関する下調べをし、調査を企画・実行し、インサイトを発見・検証するには数か月を要した。だが、チームの構成員はこの経験でまた次に使える。
・インサイトファインダー:
(1)今までの優位性(いま、どんな優位性を強調しているか?)
(2)批判(痛烈に批判する人は(1)に対して何という?)
(3)裏付(どんな確認作業や実績、権威が必要?)
(4)新しい優位性(これからそんな優位性を強調するか?)
<この手法で大阪万博のテーマ
「いのち輝く未来社会のデザイン」
を変えるとすれば>
→ 空からの創造、伝統の未来デザイン
・大阪万博は、各地の中小企業が成長するチャンス
→ 柏崎万博としてやっては良いのではないか。
講演会終了後、後片付けをお手伝いしたのち、一旦、自宅に戻る。
17時30分、「バル酒場PaPiCo」(電話:0257-41-6828)に行き、神田昌典氏との懇親会に妻とともに参加させてもらう。
妻の出身地である台湾でも神田昌典氏の事は知られており、すっかり意気投合し、台湾での講演会開催を実施する話までトントン拍子で話が進んだ。人の出会いというのは、面白いものである。
21時過ぎ、自宅に戻り、熱めのシャワーを浴びる。
22時から事務所で事務仕事。
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