産業建設常任委員会視察3日目(福井県坂井市)
大雨警報のなか、シティセールスを学ぶ
2時、就寝。
7時に起床し、熱めの風呂に入って、目を覚ます。
7時40分、ホテル2階の「和洋バイキング朝食 万咲」にて、小粒納豆、きんぴら、切り干し大根煮、おから、粗挽きウインナー、玉子焼き、スクランブルエッグ、シラスおろし、へしこ、ほたるいかの沖漬け、イカの塩辛黒造り、山芋とろろ、ししゃも、昆布巻きかまぼこ、胡瓜の浅漬け、沢庵、赤だしの味噌汁(麩、若布)、牛乳、野菜ジュース、ご飯3杯の朝食をとる。
まずは小粒納豆でご飯1杯、シラスおろしに、ほたるいかの沖漬けを醤油ごろかけたものでご飯2杯、最後は好物である塩辛い鯖のへしこでご飯3杯目。充実の朝食であった。
8時20分、ホテルをチェックアウトし、福井駅に移動したものの、石川県の大雨により、電車が運休。仕方なく、タクシーに乗り合わせをし坂井市役所に向かう。
9時50分、坂井市役所に到着し、予定より30分遅れとなる10時からシティセールスに関しての視察となった。
地元の銘菓であるピーナッツがたっぷり入った「五月瀬 名代石窯焼煎餅」(五月瀬 電話:0776-67-3500)が用意されており、ありがたく頂いた。
まず坂井市議会・伊藤聖一議長から歓迎のご挨拶となり、合併までの経緯、「坂井」という名称が『古事記』にもある古い地名である事やシティセールスを任期付きの職員を採用して取り組んで3年目になったことなどのお話があった。
シティセールスの取り組みについては、総合政策部シティセールス推進課からの説明頂いた。主な内容は以下の通り。
<シティセールス推進課・特命監>
・任期付き(3年3か月)職員として公募に応募して3年目。これまで7年ほど相模原市などの自治体でシティセールスを担当してきた。
・元日本マクドナルドの社長付をやっていた頃、全国をまわり、地方には様々な光があることを感じていた。
<基本方針>
・今ある資源に「光」を当てる
<手法>
(1)「連携」
色々なパートナーと組むことで、魅力をより大きくする。
(天守閣)日本一古い天守閣の丸岡城があり、現存全国12しかない。しかし中には有名な姫路城などがあるものの、他の古い天守閣がある城は知られていない。そこで現存天守閣をもつ自治体でネットワークを作り、世界にも発信している。
(2)「シビックプライド」
自分の住んでいるまちへの誇りをもってもらい、また自らまちのために動くようになる。今年6月には、三菱UFJリサーチ&コンサルティングもシビックプライドランキングの調査結果を発表している(ただし、政令指定都市)。
→ ポジティブ・キャンペーン
<それぞれの事例>
1.越前織全国シティセールスデザインコンテスト「連携」
京都西陣織の流れを汲む越前織、地元産業を盛り上げるために、全国自治体の職員が使うストラップを作ってもらうコンテストを企画した。
民間から自治体に依頼すると断られることがあるが、自治体が自治体に依頼すると何らかのアクションがある。全国1800自治体に案内を送り、デザインを募集した。
1年目は100自治体250作品の応募があり、10自治体を表彰し、受賞した自治体にはストラップを100本を織り上げ、お届けした。
発信したい自治体(受賞)に行って、その自治体の表彰を行って、マスコミを通して、その自治体と越前織を発信した。
100本しかお届けしないのがポイントであり、追加の注文にあって、合計16000本の発注があった。
2年目(昨年)は、世界に広げようと考え、国内にある大使館・領事館にも声掛けをし、7つの国とのつながりもできた。内閣府からも関心をもってもらい、内閣府にもストラップを提供した。
→ 連携ということで各自治体をはじめ、多くのネットワークを作ることができた。
越前織だけではなく、他の提案ももらうというメリットもある。
2.全国シティプロモーションサミット「連携」
昨年に坂井市内で実施し、シティセールスに関する担当者が一同に集まるもの。
出席者が公務員や首長であるため、費用はそれぞれがもつ。
また行政での発信なので、大きな企業が関心をもってくれるというメリットがある。
3.特別区全国連携プロジェクト「連携」
<坂井市アンテナショップ>
東京23区が行っている特別区全国連携プロジェクトに応募し、品川区との連携が実現した。教育水準が高い坂井市に品川区が目をつけたかたち。
戸越銀座商店街内に坂井市アンテナショップを開店し、営業している。
このつながりから、品川坂井友情物語、修学旅行プログラムなど多くの市民ベースの交流が実現した。
4.えちぜん鉄道沿線ブランド化事業「シビックプライド」
今年3月に、そのまちの良さを表す駅名に変え、デザインも変えた。
「太郎丸駅」を「エンゼルランド駅」、「西春江駅」を「ハートピア駅」、「西長田駅」を「ゆり里駅」に変えた。
また「大関駅」などは、大相撲の稀勢の里関(当時は大関)を横綱になるよう応援する大関プロジェクトを仕掛けた。
*かつてはワンカップ大関のCMがここで撮影され、俳優ショーケン(萩原健一)氏が来たことがある。
坂井市に面白い駅名があるということで、坂井市の名前が知られるとともも、市民も自分たちのまちに誇りをもつようになり、自分たちで動き出した。
Q.つながりができた海外と今後のインバウンドなどの企画案はあるか。
A.具体的なものはまだ温めている最中。しかし、いくつかの国(チュジニア、バーレーン等)が実際に坂井市を訪れる予定になっている。その他、物産販売など色々な部署で、海外とのやりとりが生まれてくると思われる。
まだまだ意見交換もしたいところであったが、帰りの時間もあり、11時20分に終了。
申し訳ないことに坂井市議会事務局からあわら温泉駅まで送って頂いた。
駅に到着したところで大雨のために低速運転していたサンダーバードに乗ることができ、12時30分、金沢駅に到着。
大雨警報もでているために各路線が遅れたり、運休しているため、金沢駅構内は人でごった返し。北陸新幹線ホームに移動し、12時56分発の北陸新幹線「はくたか564号」に乗り込む。
13時46分、糸魚川駅で降り、えちごトキめき鉄道に乗り換える。
14時10分、直江津駅で地元の味である小竹のサンドパンなどを購入し、信越本線に乗り換え。サンドパンで昼食という昭和の小学生状態になる。
15時過ぎ、柏崎駅に到着し、自宅まで戻る。
シャワーを浴びたのち、不在であった間に届いた郵便物やFAXなどを処理する。
20時、納豆巻き、おでんで夕食をとりつつ、引き続き事務所で事務仕事。
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